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JP5855141B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP5855141B2
JP5855141B2 JP2014005430A JP2014005430A JP5855141B2 JP 5855141 B2 JP5855141 B2 JP 5855141B2 JP 2014005430 A JP2014005430 A JP 2014005430A JP 2014005430 A JP2014005430 A JP 2014005430A JP 5855141 B2 JP5855141 B2 JP 5855141B2
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Description

本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、トナー像を加熱定着させる定着装置のシート搬送方向下流に、定着装置で生じるジャムや定着装置までのシートの搬送遅延を検知するセンサが設けられた画像形成装置が知られている。例えば、特許文献1には、上記センサとして光学センサが用いられると共に、揺動軸に取り付けられたシート検知部およびセンサ作動部を有する検知レバーを備えた画像形成装置が記載されている。上記検知レバーは、シート検知部がシートと当接することにより、揺動軸を中心として回動(揺動)し、センサ作動部が回動動作に応じて光学センサの受光部に入射する光をON/OFFする。
しかしながら、上記光学センサは、加熱定着時にシートから発生する水蒸気による誤作動や加熱定着時の輻射熱による故障等を引き起こすおそれがある。近年、プリント速度の高速化により、加熱定着時にシートから発生する水蒸気の単位時間当たりの量が多くなってきており、光学センサは、より加熱定着時にシートから発生する水蒸気や加熱定着時の輻射熱の影響を受け難い位置に配置したいという要望がある。
また、引用文献2には、定着装置の近傍に設けられた開閉されるドアに、上記光学センサを設け、光学センサを定着装置から離しつつ画像形成装置全体の大型化を防ぐことが記載されている。
特開平11−125983号公報 特開昭61−193150号公報
ところで、光学センサを定着装置の熱源から遠ざけるには、シート検知部のアームやセンサ作動部のアームを長くしなければならない。しかし、特許文献2のように開閉されるドアに光学センサを配置した場合、検知レバーのアームが長いとドアを開いた時のアームの突出量が大きくなってしまう。そして、このドアを開いたときの検知レバーのアームの突出量が大きいと、不用意にユーザが触れてしまうことで検知レバーを破損させるおそれが高くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、検知センサを熱源から遠ざけて配置しつつ、シートを検知する検知レバーを短く形成した画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、シートにトナー像を転写する転写部と、前記転写により転写されたトナー像をシートに加熱定着させる定着部と、トナー像が定着されたシートに押されて移動可能な第1検知レバーと、前記第1検知レバーを移動可能に支持する第1支持部材と、を有する画像形成装置本体と、前記第1検知レバーの移動に連動可能な第2検知レバーと、前記第2検知レバーを支持する第2支持部材と、前記第2検知レバーの連動動作に応じて作動する検知センサと、を有し、前記画像形成装置本体に移動可能に支持された開閉カバーと、を備え、前記開閉カバーは、前記画像形成装置本体に対して閉じられた閉じ位置において、前記第2支持部材が前記第1支持部材と当接し、前記第1検知レバーの移動に前記第2検知レバーが連動可能な位置に前記第2支持部材が位置決めされるよう構成された、ことを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、シートにトナー像を転写する転写部と、前記転写部により転写されたトナー像をシートに加熱定着させる定着部と、当接部と、を有する装置本体と、前記装置本体に設けられ、シートに押されることで前記装置本体に対して移動可能な第1の移動部材と、前記装置本体に対して開閉可能に設けられた開閉部と、前記開閉部に設けられ、前記開閉部に対して移動可能に設けられた支持部と、を有し、前記支持部は、前記第1の移動部材に連動して移動可能に設けられた第2の移動部材と、前記第2の移動部材の連動動作に応じて作動するように設けられた検知センサと、を備え、前記開閉部が前記装置本体に対して閉じられた状態において前記支持部は前記当接部と当接し、前記第2の移動部材が前記第1の移動部材に連動可能な位置に位置するように構成されたことを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によると、開閉部に検知センサを配設したことによって、熱源などから遠い位置に検知センサを配設することができる。また、これにより検知センサとシートとの間の距離が長くなったとしても、シートを検知する第1検知レバーと検知センサとの間に第2検知レバーを設け、この第2検知レバーを介して検知センサを作動させる。従って、各検知レバーは、検知センサまでの間の距離が長くなったとしても、その長さを短く形成することができる。
本発明の第1実施形態に係るプリンタの全体構造を模式的に示す断面図である。 第1実施形態に係るプリンタの開閉カバーを開いた状態を模式的に示す側面図である。 第1実施形態に係るシート検知部を示す斜視図である。 第1実施形態に係るシート検知部を示す側面図である。 図3に示すシート検知部の断面図である。 第1実施形態に係るシート検知部の第1検知レバー及び第2検知レバーを示す斜視図である。 第1実施形態に係るシート検知部によるシート検知の状態を示す断面図である。 第1実施形態に係るシート検知部及び滞留検知部を示す斜視図である。 第1実施形態に係る滞留検知部を示す斜視図である。 第1実施形態に係るシート検知部及び滞留検知部を示す断面図である。 第1実施形態に係るシート検知部及び滞留検知部を示す断面図である。 第2実施形態に係るシート検知部及び滞留検知部を示す斜視図である。 第2実施形態に係る滞留検知部を示す斜視図である。 第2実施形態に係るシート検知部及び滞留検知部を示す断面図である。 第2実施形態に係るシート検知部及び滞留検知部を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図1から図15を参照しながら説明する。本実施形態においては、画像形成装置の一例として、電子写真方式のレーザビームプリンタ(以下、「プリンタ」という)を用いて説明をするが、画像形成装置としては、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機器等でも良い。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るプリンタ1について、図1から図11を参照しながら説明する。まず、第1実施形態に係るプリンタ1の全体構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るプリンタ1の全体構造を模式的に示す断面図である。図2は、第1実施形態に係るプリンタ1の開閉カバー(開閉部)11を開いた状態を模式的に示す側面図である。
図1に示すように、プリンタ1は、画像形成装置本体としてのプリンタ本体10と、プリンタ本体10に回動可能に支持された開閉カバー11と、を備えている。図2に示すように、開閉カバー11は、プリンタ本体10の内部(画像形成装置本体内部)に設けられるシート搬送路60を開放可能に、プリンタ本体10に回転軸Aを中心に矢印B方向に回動可能に支持されている。本実施形態では、開閉カバー11を開くことで、後述するレジストレーションローラ対15から二次転写ローラ41へ向かうシート搬送路60が開放される。また、開閉カバー11は、シート搬送路側に内カバー12を備えている。内カバー12は、開閉カバー11を閉じた際の、後述する定着部43の近傍に設けられている。
プリンタ本体10は、シートを給送するシート給送部2と、シートSに画像を形成する画像形成部3と、画像が形成されたシートSを排出する排出ローラ対13と、排出されたシートを積載する排出トレイ14と、制御部6と、を備えている。
シート給送部2は、シートSを収納する給送カセット20と、給送カセット20に収納されたシートSを給送する給送ローラ21と、給送ローラ21により給送されるシートSを1枚ずつに分離する分離ローラ22と、を備えている。
画像形成部3は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色の画像を形成する4つのプロセスカートリッジ30Y,30M,30C,30Kと、後述の感光体ドラム36Y〜36Kの表面を露光する露光装置31とを備えている。なお、4つのプロセスカートリッジ30Y〜30Kは、形成する画像の色が異なること以外は同じ構成であるため、イエロー(Y)の画像を形成するプロセスカートリッジ30Yの構成を説明することで、プロセスカートリッジ30M〜30Kの説明は省略する。
プロセスカートリッジ30Yは、現像ユニット32Yと、クリーナユニット33Yと、を備えている。現像ユニット32Yは、現像ローラ34Yと、トナー塗布ローラ35Yと、不図示のトナー容器と、を備えている。クリーナユニット33Yは、像担持体である感光体ドラム36Yと、帯電ローラ37Yと、ドラムクリーニングブレード38Yと、不図示の廃トナー容器と、を備えている。
また、画像形成部3は、感光体ドラム36Y〜36K上のトナー像が一次転写される中間転写ベルト39と、感光体ドラム36Y〜36K上のトナー像を中間転写ベルト39に一次転写する一次転写ローラ40Y,40M,40C,40Kと、を備えている。更に、画像形成部3は、一次転写されたトナー像をシートSに二次転写する二次転写ローラ41と、中間転写ベルト39の残存トナーを回収するクリーニング部42と、二次転写されたトナー像を加熱定着させる定着部43と、を備えている。なお、本実施形態に係るプロセスカートリッジ30Y〜30K、露光装置31、中間転写ベルト39、一次転写ローラ40Y〜40K及び二次転写ローラ41は、トナー像形成部を構成している。
定着部43は、定着部としての定着ローラ44及び加圧ローラ45と、定着ローラ44及び加圧ローラ45の下流に配設されたシート検知部7と、後述の第1検知レバー70の下流に配設されたデカールローラ対46と、を備えている。また、定着部43は、デカールローラ対46のシート搬送方向下流に配設された滞留検知部(検知手段)8を備えている。
定着ローラ44は熱源としてのヒータを内蔵しており、加圧ローラ45は定着ローラ44に圧接している。定着ローラ44及び加圧ローラ45は、ニップでシートに転写されたトナー像を加熱及び加圧して、トナー像をシートに定着させる。シート検知部7は、定着ローラ44と加圧ローラ45とのニップから排出されたシートを検知する。なお、シート検知部7については、後に詳しく説明する。デカールローラ対46は、定着ローラ44及び加圧ローラ45の下流に配設された第1支持部材としての搬送ガイド47に回転可能に支持されており、定着ローラ44及び加圧ローラ45のニップから排出されたシートの湾曲(以下、カールという)を矯正する。滞留検知部8は、シートSがデカールローラ対46に入れずに滞留してしまうジャムを検知する。なお、滞留検知部8については、後に詳しく説明する。
次に、上述のように構成されたプリンタ1の制御部6によるプリントジョブ(画像形成ジョブ)について説明する。
不図示の画像読取装置や外部PC等から画像情報が入力されると、入力された画像情報に基づいて露光装置31が感光体ドラム36Y〜36Kに向けてレーザ光を照射する。このとき、感光体ドラム36Y〜36Kは帯電ローラ37Y〜37Kにより予め負極性の電位に帯電されており、レーザ光が照射されることで感光体ドラム36Y〜36K上に静電潜像が形成される。静電潜像は、現像ローラ34Y〜34K及びトナー塗布ローラ35Y〜35Kによって反転現像されて負性のトナーが付着され、感光体ドラム36Y〜36K上に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)のトナー像が形成される。
感光体ドラム36Y〜36K上に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ40Y〜40Kに正極性のバイアスを印加することで感光体ドラム36Y〜36Kから順次、中間転写ベルト39に重なった状態で一次転写される。中間転写ベルト39に一次転写された4色のトナー像は、中間転写ベルト39の回転駆動により重なった状態で二次転写ローラ41まで搬送される。
上述のトナー像の形成動作に並行して、給送カセット20に収納されたシートSが給送ローラ21及び分離ローラ22により、1枚ずつレジストレーションローラ対15に向けて給送される。プリンタ1は、レジストレーションローラ対15により、最終的なシートSの斜行を補正しつつ、二次転写ローラ41への画像の二次転写のシートの搬送タイミング合わせを行うようになっている。所定の搬送タイミングで二次転写ローラ41に搬送されたシートSは、二次転写ローラ41に正極性のバイアスを印加することにより、中間転写ベルト39上の4色のトナー像が二次転写される。
なお、トナー像転写後に感光体ドラム36Y〜36Kの表面に残ったトナーは、ドラムクリーニングブレード38Y,38M,38C,38Kによって除去される。また、シートSへの二次転写後に中間転写ベルト39上に残ったトナーは、クリーニング部42によって除去され、不図示の廃トナー回収容器に回収される。
トナー像が転写されたシートSは、定着部43に搬送され、定着ローラ44及び加圧ローラ45によって加熱及び加圧されることでトナー像が定着される。トナー像が定着されたシートSは、搬送ガイド47に沿ってデカールローラ対46に搬送される。このとき、シート検知部7によりシートSの通過が検知され、所定の時間経過後もシートSが検知されなかった場合は、ジャムと判断してプリントジョブを中止する。
一方、所定時間内に検知されたシートSは、デカールローラ対46でカールが矯正されることでカールが低減されつつ搬送ガイド16に沿って排出ローラ対13に搬送される。このとき、滞留検知部8によりシートSの通過が検知され、所定の時間経過後もシートSが検知されなかった場合は、デカールローラ対46でのシートの滞留と判断してプリントジョブを中止する。これは、デカールローラ対46でシートが滞留したまま次のシートが搬送されると定着ローラ44へのシートの巻き付きが発生する可能性があるため、デカールローラ対46直後の搬送路で滞留検知部8による検知が必要になるためである。
排出ローラ対13に搬送されたシートSは、排出ローラ対13により排出トレイ14に排出され、排出トレイ14上に積載される。そして、プリント継続の指示がある場合には上述を繰り返し、プリント継続の指示が無ければプリントジョブを終了する。
次に、上述したシート検知部7について、図3から図7を参照しながら更に具体的に説明する。まず、シート検知部7の構成について、図3から図6を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係るシート検知部7を示す斜視図である。図4は、第1実施形態に係るシート検知部7を示す側面図である。図5は、図4に示すシート検知部7の断面図である。図6は、第1実施形態に係るシート検知部7の第1検知レバー70及び第2検知レバー72を示す斜視図である。
図3から図5に示すようにシート検知部7は、搬送ガイド47に回転可能に支持された第1検知レバー70と、開閉カバー11を閉じた際に搬送ガイド47に当接するように内カバー12に取り付けられた第2支持部材としての位置決め部材71とを備えている。また、シート検知部7は、位置決め部材71に回転可能に支持され、第1検知レバー70と連動可能な第2検知レバー72と、位置決め部材71に取り付けられた検知センサとしての光学センサ73と、を備えている。
図6に示すように、第1検知レバー70は、搬送ガイド47に沿ってシート搬送路を移動するシートSに当接可能な当接部としての第1アーム70aと、第2検知レバー72を回動させる作動部としての第2アーム70bと、を備えている。また、第1検知レバー70は、搬送ガイド47に回転自在に支持される回転軸70cを備えている。第1アーム70aは、回転軸70cから、回転軸70cの軸方向と直交する方向に延びている。第2アーム70bは、回転軸70cから、第1アーム70aに対して所定角度オフセットされた方向に伸びている。回転軸70cは、搬送ガイド47に形成された開口部47a(図5参照)から第1アーム70aが搬送ガイド47上のシート搬送路に突出可能に搬送ガイド47に支持されている。即ち、第1検知レバー70は、第1支持部材としての搬送ガイド47に移動可能(回動自在)に支持されており、トナー像が定着されたシートに押されて移動可能となっている。
また、第1検知レバー70は、回転軸70cが搬送ガイド47に支持された際に、自重で第1アーム70aが開口部47aから突出(図2及び図4に示す状態)する重量バランスに形成されている。なお、搬送ガイド47の開口部47aは、第1アーム70aがシート搬送方向に傾動可能に形成されている(後述の図7参照)。
第2検知レバー72は、第2アーム70bが当接可能な被当接部72aと、光学センサ73の赤外線を遮光可能な遮光部72bと、位置決め部材71に回転自在に支持された回転軸72cと、を備えている。被当接部72aは、回転軸72cから、回転軸72cの軸方向と直交する方向に延びており、各部材のガタつきや公差を考慮して、第2アーム70bの幅(厚さ)よりも幅広に形成されている。なお、本実施形態とは逆に、第2アーム70bの幅を被当接部72aの幅よりも幅広にしてもよい。遮光部72bは、回転軸72cを中心とした扇状に形成されており、被当接部72aが第2アーム70bに押されて回転軸72cを中心に回動すると、光学センサ73の赤外線を遮光するように形成されている。第2検知レバー72は、回転軸72cが位置決め部材71に可動に支持された際に、遮光部72bが光学センサ73の赤外線を遮光しない状態(図4に示す状態)になる重量バランスに形成されている。
図3及び図4に示すように、位置決め部材71は、一対の係合部71a,71aを備えている。一対の係合部71a,71aは、内カバー12に設けられた一対の側板12a,12aに形成された開口部12b,12bと係合可能に形成されている。また、位置決め部材71は、位置決め部材71と内カバー12との間に配設された圧縮バネ74により内カバー12と反対側に押圧されている。そして、一対の係合部71a,71aが開口部12b,12bの押圧方向端部のストッパ部12c,12cと係合することで押圧方向の移動が規制されるようになっている。つまり、位置決め部材71は、開閉カバーに移動自在に支持されており、圧縮バネ74の押圧方向及びその逆方向における開口部12b,12bの長さ分のストロークを持っている。なお、位置決め部材71と内カバー12には、圧縮バネ74が座屈しないようにバネ座が設けられている。また、一対の係合部71a,71a、開口部12b,12b及び圧縮バネ74は、移動機構を構成している。
位置決め部材71は、搬送ガイド47の壁部(当接部)47bに突き当て可能な一対の第1突当部75,75と、搬送ガイド47の一対の被突当部47c,47cに突き当て可能な一対の第2突当部76,76と、を備えている。位置決め部材71は、開閉カバー11を閉じた際に、一対の第1突当部75,75及び一対の被突当部47c,47cが搬送ガイド47に突き当たることで、圧縮バネ74の付勢力(弾性力)に抗して内カバー12側に移動し、位置決めされる。そして、位置決め部材71が位置決めされることで、第2検知レバー72の被当接部72aが第1検知レバー70の第2アーム70bと当接する(図5参照)。つまり、開閉カバー11を閉じた際に、一対の第1突当部75,75及び一対の被突当部47c,47cが搬送ガイド47に突き当たることで、第2検知レバー72の被当接部72aが第1検知レバー70の第2アーム70bと当接する位置に位置決めされる。即ち、画像形成装置本体に対して閉じられた閉じ位置において、第2検知レバー72の被当接部72aが第1検知レバー70の第2アーム70bと当接する位置に位置決めされる。
なお、搬送ガイド47の一対の被突当部47c,47cは、位置決め部材71の一対の第2突当部76,76を所定の位置決め位置に案内可能な案内形状に形成されている。また、位置決め部材71は、上下方向のそれぞれにスペース77a,77bを設けて、内カバー12と接触しないようにしている。さらに、位置決め部材71の上部には、搬送ガイド47側に延びた突起部78が設けられている。
光学センサ73は、赤外線を送信する発光部としての送信部73aと、送信部73aから送信された赤外線を受信する受光部としての受信部73bと、を備えており、送信部73aと受信部73bとが向かい合って配置されている。また、光学センサ73は、受信部73bが受信する赤外線が第2検知レバー72の遮光部72bに遮光されると、所定の検知信号を発信するようになっている。つまり、光学センサ73は、第1検知レバーの連動動作に応じて作動するようになっている。
次に、上述のように構成されたシート検知部7によるシートSの検知について、図7を参照しながら説明する。図7は、第1実施形態に係るシート検知部7によるシート検知の状態を示す断面図である。
図7に示すように、定着ローラ44及び加圧ローラ45によってトナー像が定着されたシートSが搬送ガイド47に沿って図7に示す矢印C方向に移動すると、シートSの先端が第1検知レバー70の第1アーム70aに突き当たる。シートSが第1アーム70aに突き当たると、第1アーム70aと第2アーム70bとがシートSに押されて回転軸70cを中心に矢印D方向に一体で回動する。第2アーム70bが矢印D方向に回動すると、第2アーム70bに当接している被当接部72aが第2アーム70bに押されて第2検知レバー72が矢印E方向に回動する。これにより、光学センサ73の受信部73bが受信する赤外線が第2検知レバー72の遮光部72bに遮光される。赤外線が遮光された光学センサ73は、所定の検知信号を発信し、制御部6がこれを受信することでシートSの通過が検知される。
ところで、光学センサを定着装置から遠くに配置するために、シートと接するシート検知部と光学センサを遮光するセンサ受光部を回動軸方向で離して配置した単一の検知レバーを用いることが考えられる。しかし、この場合、検知レバーの軸に発生する曲げモーメントが大きくなって検知精度が低下するおそれがある。また、検知レバーの熱変形の影響が大きくなるため検知精度が低下するおそれがある。
これに対してプリンタ1では、上述したように、第1検知レバー70の第1アーム70aと第2アーム70bとを、回動軸70cの軸方向同じ位置において回動軸70cの周方向位置が異なるように周方向に所定角度オフセットさせて形成している。このため、シートの通過を検知する第1アーム70aから光学センサ73までの間を、回動方向(力の伝達方向)に略直線状に揃えて配置することが可能となる。即ち、第1検知レバー70の第1アーム(当接部)70a及び第2アーム(作動部)70bと、第2検知レバー72の被当接部72a及び遮光部72bとは、回動軸方向位置が略直線状に揃うように配設されている。このため、回動軸70c,72cに発生する曲げモーメントを極力抑えた構成でシートを検知することができる。
また、第1検知レバー70と光学センサ73との間に第1検知レバーとは別体に構成された第2検知レバー72を介在させたことにより、各アーム部材70a,70b,72a,72bの長さを出来るだけ短くすることができる。これにより、各アーム部材70a,70b,72a,72bの強度、加工容易性及び加工精度を向上させることができると共に、検知精度に対するアームの熱変形の影響を小さくすることができる。
加えて、上記軸方向に発生する曲げモーメントが小さいことと、アーム部材70a,70b,72a,72bの長さを出来るだけ短くすることができることとが相俟って、組み立て時やジャム処理時にアームなどが破損する可能性を低減することができる。また、アーム部材70b,72aの長さを短くすることができるので、プリンタ本体10からのアーム部材70b(および開閉カバー11からのアーム72a)の突出量を小さくできるので、アームの破損が少ない。
更に、上述したように検知レバー70,72を構成したため、光学センサ73を定着ローラ(熱源)44から離れた開閉カバー11(内カバー12)に配置することができる。また、光学センサ73が定着ローラの輻射熱により故障することを防止することができると共に、加熱定着時にシートから発生する水蒸気による光学センサ73の誤動作を防止することができる。
またプリンタ1は、開閉カバー11を閉じると、一対の第1突当部75及び一対の被突当部47cを搬送ガイド47に突き当てることで第2検知レバー72が第1検知レバー70の回動に連動可能となるように位置決め部材71が位置決めされる。本実施形態では、開閉カバー11を閉じると、第2検知レバー72が第1検知レバー70と当接する位置に位置決めされる。そのため、第2アーム70b及び光学センサ73が開閉カバー11に設けられた場合においても、位置決めが容易となると共に、第2アーム70b及び光学センサ73の位置精度を向上させることができる。
また、プリンタ1は、第1検知レバー70をプリンタ本体10に配置し、光学センサを作動する第2検知レバー72及び光学センサ73を開閉カバー11に配置している。そのため、定着部43のサービス交換時に光学センサ73等を外す必要がないのでサービス交換時のコストを低くすることができる。第2検知レバー72及び光学センサ73を開閉カバー11に配置する構成であっても、第2検知レバー72及び光学センサ73を支持する位置決め部材71が装置本体と突き当たって位置決めされるので、シートの検知精度の低下が防がれている。なお、第2検知レバー72及び光学センサ73を開閉カバー11に配置することは、光学センサ73を定着部43から離しつつも画像形成装置を大型化させないことにも寄与している。
次に、上述した滞留検知部8について、図8から図11を参照しながら更に具体的に説明する。まず、滞留検知部8の構成について、図8及び図9を参照しながら説明する。図8は、第1実施形態に係るシート検知部7及び滞留検知部8を示す斜視図である。図9は、第1実施形態に係る滞留検知部8を示す斜視図である。
図8及び図9に示すように、滞留検知部8は、開閉カバー11に取り付けられた搬送ガイド16に回転可能に支持された、回動部材としての滞留検知レバー80を備えている。また、滞留検知部8は、搬送ガイド16に取り付けられ、滞留検知レバー80によって作動される滞留検知センサ(フォトインタラプタ)81を備えている。滞留検知レバー80は、搬送ガイド16に沿ってシート搬送路を移動するシートSに当接可能なアーム部80aと、滞留検知センサ81の赤外線を遮光可能な遮光部80bと、搬送ガイド16に回動可能に支持される回動軸80cとを備えている。
アーム部80aは、シートSが当接可能な当接面80dと、位置決め部材71の上部に設けられた突起部78が押圧可能な被押圧面80eと、を備えており、回動軸80cの軸方向と直交する方向に延びている。遮光部80bは、回動軸80cを中心とした扇状に形成されており、当接面80dがシートSに押されてアーム部80aが回動すると、滞留検知センサ81の赤外線を遮光するように形成されている。回動軸80cは、搬送ガイド16に形成された開口部16aからアーム部80aの当接面80dが搬送ガイド16上のシート搬送路に突出可能に搬送ガイド16に支持されている。
滞留検知センサ81は、赤外線を送信する送信部81aと、送信部81aから送信された赤外線を受信する受信部81bと、を備えており、送信部81aと受信部81bとが向かい合って配置されている。また、滞留検知センサ81は、受信部81bが受信する赤外線が滞留検知レバー80の遮光部80bに遮光されると、所定の検知信号を発信するようになっている。
次に、上述のように構成されたシート検知部7及び滞留検知部8の、開閉カバー11を閉じた際のシート検知部7及び滞留検知レバー80の位置決め動作について、図10及び図11を参照しながら説明する。図10は、第1実施形態に係るシート検知部7及び滞留検知部8を示す断面図である。図11は、第1実施形態に係るシート検知部7及び滞留検知部8を示す断面図である。
図10に示すように、開閉カバー11を開いた状態においては、アーム部80aは、被押圧面80eが突起部78に押圧されて、当接面80dが搬送ガイド16上のシート搬送路から退避した退避位置(第2の位置)に位置している。一方、開閉カバー11を閉じると、位置決め部材71が圧縮バネ74の付勢力に抗して図11に示す矢印F方向に移動する。位置決め部材71の第1突当部75が搬送ガイド47の壁部47bに突き当り、位置決め部材71の第2突当部76が搬送ガイド47の被突当部47cに突き当るからである。位置決め部材71が矢印F方向に移動すると、図11に示すように、突起部78も矢印F方向に移動するため滞留検知レバー80が回動軸80cを中心に矢印G方向に回動する。そのため、アーム部80aは、当接面80dが搬送ガイド16上のシート搬送路に突出した検知位置(第1の位置)になる。
つまり、アーム部80aは、開閉カバー11を開くと被押圧面80eが突起部78に押圧されて当接面80dがシート搬送路から退避し、開閉カバー11を閉じると、当接面80dがシート搬送路に突出するようになっている。なお、圧縮バネ74の付勢力は、滞留検知レバー80の矢印G方向に作用する力よりも十分に大きくなるように設定されている。
次に、上述のように構成された滞留検知部8によるシートSの検知について図11を参照しながら説明する。図11に示すように、デカールローラ対46によってカールが矯正されたシートSがデカールローラ対46のニップを通過すると、シートSの先端がアーム部80aの当接面80dに突き当たる。シートSが当接面80dに突き当たると、シートSに押されて滞留検知レバー80が矢印H方向に回動する。滞留検知レバー80が矢印H方向に回動すると、滞留検知センサ81の赤外線が遮光される。赤外線が遮光された滞留検知センサ81は、所定の検知信号を発信し、制御部6がこれを受信することでシートSの通過が検知される。
以上説明したように、プリンタ1は、開閉カバー11を開くと、滞留検知レバー80の被押圧面80eが位置決め部材71の突起部78に押圧されて当接面80dがシート搬送路から退避する。そのため、開閉カバー11を開いてジャム処理を行う際に、滞留検知レバー80の破損を防止することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るプリンタ1Aについて、図1を援用すると共に、図12から図15を参照しながら説明する。第2実施形態に係るプリンタ1Aは、滞留検知部に非接触型センサを設けた点が第1実施形態と相違する。そのため、第2実施形態においては、第1実施形態と相違する点、即ち、滞留検知部の非接触型センサを中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
まず、第2実施形態に係るプリンタ1Aの全体構成について、図1、図12及び図13を参照しながら説明する。図12は、第2実施形態に係るシート検知部7及び滞留検知部8Aを示す斜視図である。図13は、第2実施形態に係る滞留検知部8Aを示す斜視図である。
図1に示すように、プリンタ1Aは、プリンタ本体10Aと、開閉カバー11と、を備えている。プリンタ本体10Aは、シート給送部2と、画像形成部3Aと、排出ローラ対13と、排出トレイ14と、制御部6と、を備えている。画像形成部3Aは、プロセスカートリッジ30Y〜30Kと、露光装置31と、中間転写ベルト39と、一次転写ローラ40Y〜40Kと、クリーニング部42と、定着部43Aと、を備えている。定着部43Aは、定着部としての定着ローラ44及び加圧ローラ45と、シート検知部7と、デカールローラ対46と、デカールローラ対46の下流に配設された滞留検知部8Aと、を備えている。
図12及び図13に示すように、滞留検知部8Aは、シートSの有無を検知可能な非接触型センサ90と、非接触型センサ90を支持するセンサホルダ91と、を備えている。非接触型センサ90は、送信部90aと受信部90bとを備えており、送信部90aから出た赤外線がシートSに反射して受信部90bで受信することでシートSの有無を検知する。
センサホルダ91は、両端部に回転軸を有しており、回動軸は搬送ガイド16に回動可能に支持されている。また、回動軸は、コイルばね92によりシート搬送方向と反対方向に付勢されており、コイルばね92はセンサホルダ91と搬送ガイド16に係合している。また、センサホルダ91は、突当部91aを備えており、突当部91aは、コイルばね92の付勢力により位置決め部材71の突起部78に突き当てられている。
次に、上述のように構成された滞留検知部8Aの、開閉カバー11を閉じた際の非接触型センサ90の位置決め動作について、図14及び図15を参照しながら説明する。図14及び図15は、第2実施形態に係るシート検知部7及び滞留検知部8Aを示す断面図である。
図14に示すように、開閉カバー11を開いた状態においては、センサホルダ91は、突当部91aが突起部78に押圧されて、非接触型センサ90の送信部90aと受信部90bとが搬送ガイド16上のシート搬送路から退避した状態になっている。具体的には、開閉カバー11を開くと、位置決め部材71が圧縮バネ74の付勢力により矢印J方向に移動する。位置決め部材71の移動は、係合部71aがストッパ部12cに係合することで止まる。このとき位置決め部材71の移動に連動して、突起部78も矢印J方向に移動する。突起部78が矢印J方向に移動すると、突当部91aが突起部78に押圧されて、センサホルダ91が回動する。センサホルダ91が回動すると、非接触型センサ90が回動し、非接触型センサ90の送信部90aと受信部90bとが搬送ガイド16の内側に退避した状態になる。
次に、開閉カバー11を閉じると、位置決め部材71が圧縮バネ74の付勢力に抗して図15に示す矢印K方向に移動する。位置決め部材71が矢印K方向に移動すると、図15に示すように、突起部78も矢印K方向に移動するため、非接触型センサ90が矢印L方向に回動し、送信部90aと受信部90bとが搬送ガイド16上のシート搬送路に突出した状態になる。つまり、非接触型センサ90は、開閉カバー11を開くと突当部91aが突起部78に押圧されて送信部90aと受信部90bとがシート搬送路から退避し、開閉カバー11を閉じると、送信部90aと受信部90bとがシート搬送路に突出するようになっている。
以上説明したように、プリンタ1Aは、開閉カバー11を開くと、非接触型センサ90の送信部90aと受信部90bとがシート搬送路から搬送ガイド16の内側に退避する。そのため、開閉カバー11を開いてジャム処理を行う際に、紙粉やごみ等から非接触型センサ90の送信部90aと受信部90bとを保護することができる。これにより、赤外線が紙粉やゴミ等により遮光されることが無くなり、非接触型センサ90の誤動作を防止することができる。また、開閉カバー11を開いてジャム処理を行う際に、非接触型センサ90やセンサホルダ91が破損することを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されない。
例えば、本実施形態においては、第1検知レバー70、第2検知レバー72及び滞留検知レバー80はそれぞれの自重でシートSの検知ポジションになるように構成したが本発明においてはこれに限定されない。コイルバネ等の付勢部を用いて検知ポジションに位置するようにしてもよい。付勢部を用いることで、第1検知レバー70、第2検知レバー72及び滞留検知レバー80のチャタリングによる誤検知を防ぐことができる。
また、搬送ガイド47への位置決め部材71の突き当て部に圧縮バネ74を用いているが、スポンジ、ゴム等の弾性部材や位置決め部材の自重を用いてもよい。
また、本実施形態においては、第2検知レバーを回動させて光学センサを遮光する構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2検知レバーをスライドさせて光学センサを遮光する構成であってもよい。
1:レーザビームプリンタ(画像形成装置)、10:プリンタ本体(画像形成装置本体)、11:開閉カバー、12b:開口部(移動機構)、30Y,30M,30C,30K:プロセスカートリッジ(トナー像形成手段)、31:露光装置(トナー像形成手段)、39:中間転写ベルト(トナー像形成手段)、40Y,40M,40C,40K:一次転写ローラ(トナー像形成手段)、41:二次転写ローラ(トナー像形成手段)、47:搬送ガイド(第1支持部材)、70:第1検知レバー、70a:第1アーム(当接部)、70b:第2アーム(作動部)、71:位置決め部材(第2支持部材)、71a,71:一対の係合部(移動機構)、72:第2検知レバー、72a:被当接部、72b:遮光部、73:光学センサ(検知センサ)、74:圧縮バネ(移動機構)、90:非接触型センサ

Claims (14)

  1. シートにトナー像を転写する転写部と、前記転写部により転写されたトナー像をシートに加熱定着させる定着部と、トナー像が定着されたシートに押されて移動可能な第1検知レバーと、前記第1検知レバーを移動可能に支持する第1支持部材と、を有する画像形成装置本体と、
    前記第1検知レバーの移動に連動可能な第2検知レバーと、前記第2検知レバーを支持する第2支持部材と、前記第2検知レバーの連動動作に応じて作動する検知センサと、を有し、前記画像形成装置本体に移動可能に支持された開閉カバーと、を備え、
    前記開閉カバーは、前記画像形成装置本体に対して閉じられた閉じ位置において、前記第2支持部材が前記第1支持部材と当接し、前記第1検知レバーの移動に前記第2検知レバーが連動可能な位置に前記第2支持部材が位置決めされるよう構成された、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検知センサは、発光部及び受光部を有し、
    前記第1検知レバーは、トナー像が定着されたシートに当接可能な当接部と、前記当接部と一体で移動して前記第2検知レバーを移動させる作動部と、を有し、
    前記第2検知レバーは、前記開閉カバーが前記閉じ位置にある際に前記作動部と当接する被当接部と、前記作動部と連動して移動する前記被当接部と一体で移動して前記発光部と前記受光部との間を遮光する遮光部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1検知レバーおよび前記第2検知レバーは回動自在であって、
    前記第1検知レバーの前記当接部及び作動部と、前記第2検知レバーの前記被当接部及び遮光部とは、回動軸方向位置が略直線状に揃うように配設されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2支持部材は前記検知センサを支持する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記開閉カバーは、
    前記開閉カバーを開くと前記第2支持部材を突出させる移動機構と、
    前記開閉カバーを閉じた状態ではシート搬送路を移動するシートを検知可能な第1の位置に位置し、前記開閉カバーを開くと前記第2支持部材に押されて前記第1の位置から退避した第2の位置に移動する検知手段と、を備えた、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記検知手段は、
    フォトインタラプタと、
    搬送されるシートに押されて前記フォトインタラプタを作動させると共に、前記第2支持部材に押されて前記第2の位置に移動する回動部材と、を有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記検知手段は、シートに光を反射させてシートの有無を検知する非接触型センサである、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. シートにトナー像を転写する転写部と、前記転写部により転写されたトナー像をシートに加熱定着させる定着部と、当接部と、を有する装置本体と、
    前記装置本体に設けられ、シートに押されることで前記装置本体に対して移動可能な第1の移動部材と、
    前記装置本体に対して開閉可能に設けられた開閉部と、
    前記開閉部に設けられ、前記開閉部に対して移動可能に設けられた支持部と、を有し、
    前記支持部は、前記第1の移動部材に連動して移動可能に設けられた第2の移動部材と、前記第2の移動部材の連動動作に応じて作動するように設けられた検知センサと、を備え
    記開閉部が前記装置本体に対して閉じられた状態において前記支持部は前記当接部と当接し、前記第2の移動部材が前記第1の移動部材に連動可能な位置に位置するように構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記当接部は、前記開閉部が前記装置本体に対して閉じられた状態において前記支持部と当接して前記支持部を位置決めする、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記支持部を前記装置本体側へ弾性的に付勢する弾性部材を備え、
    前記開閉部が前記装置本体に対して閉じられた状態において、前記支持部は前記弾性部材の弾性力に抗して前記開閉部側に移動し、かつ、前記支持部は前記当接部と当接している、
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 前記開閉部が前記装置本体に対して開かれると、前記支持部は前記弾性部材の弾性力により突出する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記開閉部を閉じた状態では搬送されるシートを検知可能な第1の位置に位置し、前記開閉部を開くと前記弾性部材の弾性力により突出させられた前記支持部に押されて前記第1の位置から退避した第2の位置に移動する検知手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記検知センサは、発光部及び受光部を有し、
    前記第1の移動部材は、シートに当接可能なシート当接部と、前記シート当接部と一体で移動して前記第2の移動部材を移動させる作動部と、を有し、
    前記第2の移動部材は、前記開閉部が閉じ位置にある際に前記作動部と当接する被当接部と、前記作動部と連動して移動する前記被当接部と一体で移動して前記発光部と前記受光部との間を遮光する遮光部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記定着部よりもシート搬送方向における下流で前記第1の移動部材がシートと接するように前記第1の移動部材を配置した、
    ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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