JPS614082A - コロナ放電装置 - Google Patents
コロナ放電装置Info
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- JPS614082A JPS614082A JP59124932A JP12493284A JPS614082A JP S614082 A JPS614082 A JP S614082A JP 59124932 A JP59124932 A JP 59124932A JP 12493284 A JP12493284 A JP 12493284A JP S614082 A JPS614082 A JP S614082A
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- corona
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
- G03G15/0291—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices corona discharge devices, e.g. wires, pointed electrodes, means for cleaning the corona discharge device
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、発明のl]的
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば電子写真複写機の感光体を帯電処理或
は除電処理するコロナ放電装置に関する。更に詳しくは
コロナ放電線に直流電圧と交流電圧の重畳電圧を印加し
てコロナ放電を発生させるコロナ放電装置に関する。
は除電処理するコロナ放電装置に関する。更に詳しくは
コロナ放電線に直流電圧と交流電圧の重畳電圧を印加し
てコロナ放電を発生させるコロナ放電装置に関する。
コロナ放電線に高電圧を印加してコロナ放電を発生させ
るコロナ放電装置は印加電圧の種類からみて下記の4つ
の系のものに分散される。
るコロナ放電装置は印加電圧の種類からみて下記の4つ
の系のものに分散される。
■直流(DC)電圧を印加する系のもの。
最も一般的なもので、コロナ放電線に正極性(■)のD
C高電圧を印加することによりe放電を生じ、負極性(
θ)のDC高電圧を印加することによりe放電を生じる
。電子写真複写機では主として画像形成のために感光体
面なe帯電又はθ帯電に帯電処理する、或は除電処理す
るコロナ放電装置や、転写用のコロナ放電装置として用
いられる。
C高電圧を印加することによりe放電を生じ、負極性(
θ)のDC高電圧を印加することによりe放電を生じる
。電子写真複写機では主として画像形成のために感光体
面なe帯電又はθ帯電に帯電処理する、或は除電処理す
るコロナ放電装置や、転写用のコロナ放電装置として用
いられる。
■交流(AC)電圧を印加する系のもの。
■・θ星極性のコロナ放電を生じ、電子写真複写機では
主として感光体面の除重用のコロナ放電装置として用い
られる。
主として感光体面の除重用のコロナ放電装置として用い
られる。
■AC電圧とDC電圧の重畳電圧を印加する系のもの。
AC電圧による■−e両極性のコロナ放電が主体で、そ
の両極性のコロナ放電電荷量(電流量)の差分で被放電
体面の■帯電又はθ帯電、或は除電がなされる。DC電
圧は補助的なもので、AC電圧による■と0両極性のコ
ロナ放電電荷量の差を加減したり、その差を一定に保つ
役目をする。
の両極性のコロナ放電電荷量(電流量)の差分で被放電
体面の■帯電又はθ帯電、或は除電がなされる。DC電
圧は補助的なもので、AC電圧による■と0両極性のコ
ロナ放電電荷量の差を加減したり、その差を一定に保つ
役目をする。
電子写真複写機では主としてL記■系のものと同様に画
像形成用や転写用のコロナ放電装置として用いられる。
像形成用や転写用のコロナ放電装置として用いられる。
4 1カ。1−1、□□□−カ〜やよ、えり、脈流の
みなどの特殊波形電圧を印加する系のもの。
みなどの特殊波形電圧を印加する系のもの。
本発明は1−記のうちの特に■の系のものの改善に関す
る。
る。
■の系のコロナ放電装置は前述したように■極性とe極
性の両者のコロナ放電電荷量の差分で被放電体面の帯電
或は除電を行うものであるから効率は低い。そこで被放
電体面に十分なコロナ放電を各部実質的にムラなく安定
に作用させて所要電位の帯電処理、或は除電処理を行わ
せるためにはAC電圧分のピーク値を高くし、又放電電
流量を増大させる必要があり、そのために使用電源は高
出力・高容量の大型なものとなる問題点があった。又放
電電流線の増大に伴ないオゾン争コロナ生成物の発生量
も増大するという問題点があった。本発明はこれ等の問
題を解決するものである。
性の両者のコロナ放電電荷量の差分で被放電体面の帯電
或は除電を行うものであるから効率は低い。そこで被放
電体面に十分なコロナ放電を各部実質的にムラなく安定
に作用させて所要電位の帯電処理、或は除電処理を行わ
せるためにはAC電圧分のピーク値を高くし、又放電電
流量を増大させる必要があり、そのために使用電源は高
出力・高容量の大型なものとなる問題点があった。又放
電電流線の増大に伴ないオゾン争コロナ生成物の発生量
も増大するという問題点があった。本発明はこれ等の問
題を解決するものである。
口、発明の構成
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本発明は、高電圧をコロナ放電線に印加してコロナ
放電を発生させるコロナ放電装置において、該高電圧が
直流高電圧に交流電圧を重畳しだてのであり、かつコロ
ナ放電電流の極性が直流高電圧と同極の成分のみになる
ように直流電圧値および交流電圧値を設定したことを特
徴とするコロナ放電装置を要旨とする。
放電を発生させるコロナ放電装置において、該高電圧が
直流高電圧に交流電圧を重畳しだてのであり、かつコロ
ナ放電電流の極性が直流高電圧と同極の成分のみになる
ように直流電圧値および交流電圧値を設定したことを特
徴とするコロナ放電装置を要旨とする。
上記のように構成することにより、後述の実施例及びデ
ータに示すように実際」−1電源の出力・合線、又放電
電流線を増大させることなく、従って小型の電源で、而
もコロナ放電線長手に沿う放電分布に実質的にムラのな
い安定したコロナ放電を行うことができ、又オゾンーコ
ロナ生成物ノ発生醍も低く押えられる。
ータに示すように実際」−1電源の出力・合線、又放電
電流線を増大させることなく、従って小型の電源で、而
もコロナ放電線長手に沿う放電分布に実質的にムラのな
い安定したコロナ放電を行うことができ、又オゾンーコ
ロナ生成物ノ発生醍も低く押えられる。
第1図に於て、lは電子写真複写機のドラム型感光体(
被放電体)であり、矢示方向に所定の周速度で回転駆動
される。2はその感光体1面を画像形成するために均一
帯電処理する本発明に従うコロナ放電装置である。感光
体lの周囲及び周辺部にはその他、画像パターン露光装
置、現像装置、給紙装置、転写装置、感光体クリーニン
グ装置等の所要のプロセス実行機器が配設されて電子写
真複写機としての全体機構が構成されるが、図には省略
した。
被放電体)であり、矢示方向に所定の周速度で回転駆動
される。2はその感光体1面を画像形成するために均一
帯電処理する本発明に従うコロナ放電装置である。感光
体lの周囲及び周辺部にはその他、画像パターン露光装
置、現像装置、給紙装置、転写装置、感光体クリーニン
グ装置等の所要のプロセス実行機器が配設されて電子写
真複写機としての全体機構が構成されるが、図には省略
した。
3・4はト記コロナ放電装M2のコロナ放電線とシール
ド板である。5・6は直列に接続したAC高圧電源とD
C高圧電源であり、この直列の両電源5・6によりコロ
ナ放電l13に対してDC高電圧VDcにACC電圧P
Pを重畳した電圧V o c + V p pが印加さ
れる。シールド板4は接地しである。
ド板である。5・6は直列に接続したAC高圧電源とD
C高圧電源であり、この直列の両電源5・6によりコロ
ナ放電l13に対してDC高電圧VDcにACC電圧P
Pを重畳した電圧V o c + V p pが印加さ
れる。シールド板4は接地しである。
本例に於て、AC高圧電源5の出力VPPは周波数的4
00Hz (sin波)・電圧約6KVpp(peak
to peak)、DC電圧電源6の出力電圧VDC
は約−3,5K Vである。この電圧条件に於てコロナ
放電装置2から感光体1へeコロナ放電電流I2が流れ
、感光体1面はe帯電を受ける。
00Hz (sin波)・電圧約6KVpp(peak
to peak)、DC電圧電源6の出力電圧VDC
は約−3,5K Vである。この電圧条件に於てコロナ
放電装置2から感光体1へeコロナ放電電流I2が流れ
、感光体1面はe帯電を受ける。
第2図にコロナ放電線3に印加される−に記DC電圧V
ocl!−AC電圧VPPの重畳電圧VDC+VPPと
、感光体lに流れるθコロナ放電電流量■2の関係を示
す。Voはコロナ放電開始電圧(約−3,5K V )
である。DC電圧電源6の出力電圧vDcはそのVoに
ほぼ等しい値であり、またAC高圧電源5のsin波形
AC電圧VPpのe側のピーク値が+3.OK V、θ
側のピーク値が−3,0KVであるためにAC電圧電#
i5単独ではAC放電は開始しない(Φ側の放電開始電
圧はθ側のそれより高いので■放電も開始しない)。感
光体1面を所望の帯電電位にするドラム方向コロナ放電
電流量I2は約e501LAテあり、DC電圧vDcと
こつれに重畳したAC電圧VPPによりこの値が得られ
る。
ocl!−AC電圧VPPの重畳電圧VDC+VPPと
、感光体lに流れるθコロナ放電電流量■2の関係を示
す。Voはコロナ放電開始電圧(約−3,5K V )
である。DC電圧電源6の出力電圧vDcはそのVoに
ほぼ等しい値であり、またAC高圧電源5のsin波形
AC電圧VPpのe側のピーク値が+3.OK V、θ
側のピーク値が−3,0KVであるためにAC電圧電#
i5単独ではAC放電は開始しない(Φ側の放電開始電
圧はθ側のそれより高いので■放電も開始しない)。感
光体1面を所望の帯電電位にするドラム方向コロナ放電
電流量I2は約e501LAテあり、DC電圧vDcと
こつれに重畳したAC電圧VPPによりこの値が得られ
る。
第3図(a)はコロナ放電線3に対する印加電圧Voc
+Vppが」二記のように(DC−3,5KV)+(A
csKVpp)である場合に於ける、コロナ放電装置2
の直下で、コロナ放電線3の長手に沿う感光体1面各部
に対する放電電流分布測定グラ(7,cあ6. li’
1llN (bHよFc*@k I、zv o −J−
kN*3に対する印加電圧を−5,2K VのDC電圧
vDcのみにしてθコロナ放電を行った場合に於ける同
放電電流分布測定グラフである(D C−5,2K V
の電圧印加で、■2=θ50ILAのコロナ放電電流量
となる)。
+Vppが」二記のように(DC−3,5KV)+(A
csKVpp)である場合に於ける、コロナ放電装置2
の直下で、コロナ放電線3の長手に沿う感光体1面各部
に対する放電電流分布測定グラ(7,cあ6. li’
1llN (bHよFc*@k I、zv o −J−
kN*3に対する印加電圧を−5,2K VのDC電圧
vDcのみにしてθコロナ放電を行った場合に於ける同
放電電流分布測定グラフである(D C−5,2K V
の電圧印加で、■2=θ50ILAのコロナ放電電流量
となる)。
」−記の両者共に総電流量■、は約θ50011.Aで
あった。面して前者の放電電流分布のリップルR(すな
わちムラ)は約6%であるのに対し、後者の放電電流分
布のリップルRは約15%であった。
あった。面して前者の放電電流分布のリップルR(すな
わちムラ)は約6%であるのに対し、後者の放電電流分
布のリップルRは約15%であった。
即ちコロナ放電線3に対す印加電圧を直流電圧
□■Dcに交流電圧VPPを重畳した電圧Voc+VP
Pにした方が直流電圧vDcのみにしたときに比べて放
電電流分布が安定であることが分る。
□■Dcに交流電圧VPPを重畳した電圧Voc+VP
Pにした方が直流電圧vDcのみにしたときに比べて放
電電流分布が安定であることが分る。
なお、リップルR(%)は放電電流分布の最大値をA、
最大変動幅をBとして、 (V/A)X 100で算出
される。リフプルRが10%以下であれば画像上にムラ
を生ずることがない。
最大変動幅をBとして、 (V/A)X 100で算出
される。リフプルRが10%以下であれば画像上にムラ
を生ずることがない。
下表はコロナ放電電流を一定に保つように互いに重畳す
る直流高電圧vDcと、交流電圧VPpを種々組合せ変
化させ、それ等の各場合に於けるコロナ放電線長手に沿
う放電電流分布のリップルRと、実際に画像出してして
みたときの画像上のムラとを測定した結果を示すもので
ある。
る直流高電圧vDcと、交流電圧VPpを種々組合せ変
化させ、それ等の各場合に於けるコロナ放電線長手に沿
う放電電流分布のリップルRと、実際に画像出してして
みたときの画像上のムラとを測定した結果を示すもので
ある。
×:実用レベル以下
△;はぼ実用レベル
O;実用レベル以」二
表から明らかなように直流電圧vDcに重畳された直流
電圧VPPは約3KVから実用的な画像」二で効果が現
われ、4KV以上ではほぼ画像にムラは現われなくなる
。交流電圧VPPを必要μ上に高めるのはスパーク放電
防止上さけねばならず、本例では7KVを一応のL限と
決めて7KVVPpまで実験したが、画像上は4KVp
pから7KV p pまではほとんど差が生じなかった
、そこで前記例ではリップル、Rが少なくて最大電圧が
小さくてすむDC電圧−3,5K VとAC電圧6.0
Kvppの組合せを採用した。
電圧VPPは約3KVから実用的な画像」二で効果が現
われ、4KV以上ではほぼ画像にムラは現われなくなる
。交流電圧VPPを必要μ上に高めるのはスパーク放電
防止上さけねばならず、本例では7KVを一応のL限と
決めて7KVVPpまで実験したが、画像上は4KVp
pから7KV p pまではほとんど差が生じなかった
、そこで前記例ではリップル、Rが少なくて最大電圧が
小さくてすむDC電圧−3,5K VとAC電圧6.0
Kvppの組合せを採用した。
第4図は他の実施例であり、本例は総コロナ電流量11
を減少させる目的でコロナ放電装置2のシールド板4に
DC高圧電源6と同極のバイアス電圧VBをバイアス電
源7から印加して使用するようにしたもので、他の構成
は第1図例のものと同様である。バイアス電圧VBは線
形・非線形素子により印加してもよい。
を減少させる目的でコロナ放電装置2のシールド板4に
DC高圧電源6と同極のバイアス電圧VBをバイアス電
源7から印加して使用するようにしたもので、他の構成
は第1図例のものと同様である。バイアス電圧VBは線
形・非線形素子により印加してもよい。
コロナ放電線3に対する印加電圧は前記例と同U<Vo
c (−3,5KV)+vPP (6KVpp、約40
0Hz 、 Sin波)とし、バイアス電圧VBを−I
K Vにすると、総電流量I、はθ20oJLAまで減
少させ、しかも■2は前記例と同じθ50JLAにして
前記例と同等の感光体電位が得られる。
c (−3,5KV)+vPP (6KVpp、約40
0Hz 、 Sin波)とし、バイアス電圧VBを−I
K Vにすると、総電流量I、はθ20oJLAまで減
少させ、しかも■2は前記例と同じθ50JLAにして
前記例と同等の感光体電位が得られる。
第5図はこの例に於ける、コロナ放電線3に印加される
DC−AC重畳電圧Voc+Vppと、感光体1に流れ
るθコロナ放電電流G8 I 2の関係グラフである。
DC−AC重畳電圧Voc+Vppと、感光体1に流れ
るθコロナ放電電流G8 I 2の関係グラフである。
第6図は (a)はに記の電圧条件下に於ける、コロナ
放電装置2の直下で、コロナ放電線3の長手に沿う感光
体1面各部に対する放電電流分布測定グラフである。同
図(b)は比較例としてコロナ放電線3に対する印加電
圧を−5,2K VのDC電圧Vocのみにし、シール
ド板4には−IKVのバイアス電圧Vsを印加してθコ
ロナ放電を行わせた場合(この場合■1はθ200IL
A、I2はθ50ILA)に於ける同放電電流分布測定
グラフである。
放電装置2の直下で、コロナ放電線3の長手に沿う感光
体1面各部に対する放電電流分布測定グラフである。同
図(b)は比較例としてコロナ放電線3に対する印加電
圧を−5,2K VのDC電圧Vocのみにし、シール
ド板4には−IKVのバイアス電圧Vsを印加してθコ
ロナ放電を行わせた場合(この場合■1はθ200IL
A、I2はθ50ILA)に於ける同放電電流分布測定
グラフである。
而して前者の放電電流分布のリップルRは約9%で実用
レベル内であるに対して、後者のそれは22%で実用レ
ベル以下であった。
レベル内であるに対して、後者のそれは22%で実用レ
ベル以下であった。
以上説明した様に、例えばθコロナ放電においては所望
の感光体電位を得る場合(すなわち所望のドラム方向θ
コロナ電流を得る場合)に直流高電圧のみでコロナ放電
させるよりも、直流高電圧に交流電圧を重畳させて実効
的に直流高電圧のみイ の場合と同等のθコロナ
電流を発生させることにより、放電電流のリップルRを
低下させ、なおかつ、従来の直流高電圧のコロナ放電で
は実用に耐えがたかった低コロナ放電電流においても直
流高電圧と交流電圧の重畳放電により、安定なコロナ放
電分布が得られた。さらに、低電流コロナ放電により、
コロナ放電によって発生するオゾン量およびコロナ放電
生成物を大幅に減少し、感光体の劣化の防1トオゾン吸
収材への負担減等の効果が得られた。
の感光体電位を得る場合(すなわち所望のドラム方向θ
コロナ電流を得る場合)に直流高電圧のみでコロナ放電
させるよりも、直流高電圧に交流電圧を重畳させて実効
的に直流高電圧のみイ の場合と同等のθコロナ
電流を発生させることにより、放電電流のリップルRを
低下させ、なおかつ、従来の直流高電圧のコロナ放電で
は実用に耐えがたかった低コロナ放電電流においても直
流高電圧と交流電圧の重畳放電により、安定なコロナ放
電分布が得られた。さらに、低電流コロナ放電により、
コロナ放電によって発生するオゾン量およびコロナ放電
生成物を大幅に減少し、感光体の劣化の防1トオゾン吸
収材への負担減等の効果が得られた。
ところで、この直流高電圧と交流電圧の重畳電圧による
放電の安定化は次の様な現象であると考えることができ
る。すなわち特にθコロナ放電においてはコロナ放電分
布のムラ即ちリップルRはコロナ放電電流量に反比例す
るためである。リップルRと、ドラム方向コロナ放電電
流■2との間にはRxl2−Cなる関係がある。Cは放
電線の状態(表面性、汚れ具合、線径なと)によって変
化するが、ある放電線において決定される定数である。
放電の安定化は次の様な現象であると考えることができ
る。すなわち特にθコロナ放電においてはコロナ放電分
布のムラ即ちリップルRはコロナ放電電流量に反比例す
るためである。リップルRと、ドラム方向コロナ放電電
流■2との間にはRxl2−Cなる関係がある。Cは放
電線の状態(表面性、汚れ具合、線径なと)によって変
化するが、ある放電線において決定される定数である。
従って、I2を増大すれば、Rは減少することが分る。
なおかつ、I2は直流高電圧により得られる定常電流で
はなく、交流電圧を重畳された系のように電流最大値I
2maxで決定されるものである。この様子を第7図に
示す。即ち瞬時コ0ナ放重電流を含めたeコロナ放電電
流の最大値I2maxと放電分布のリップルRの関係は
図のような曲線になる。ここで■の曲線はきれいな放電
線のときの場合、■の曲線は汚れた放電線のときの場合
であり、■の曲線は放電線の汚れがその中間的なものの
場合である。定数Cは各放電線により決定されていてI
C11<1C21<IC31となり、 ICIの小さい
ものはどRが小、すなわち安定放電が得られる、また交
流重畳により実効的には(積分値で)直流だけの場合と
同等のコロナ電流を得るためには必然的にI2+max
を増大させることになる。これがコロナ放電を安定化す
るものと考えられる。
はなく、交流電圧を重畳された系のように電流最大値I
2maxで決定されるものである。この様子を第7図に
示す。即ち瞬時コ0ナ放重電流を含めたeコロナ放電電
流の最大値I2maxと放電分布のリップルRの関係は
図のような曲線になる。ここで■の曲線はきれいな放電
線のときの場合、■の曲線は汚れた放電線のときの場合
であり、■の曲線は放電線の汚れがその中間的なものの
場合である。定数Cは各放電線により決定されていてI
C11<1C21<IC31となり、 ICIの小さい
ものはどRが小、すなわち安定放電が得られる、また交
流重畳により実効的には(積分値で)直流だけの場合と
同等のコロナ電流を得るためには必然的にI2+max
を増大させることになる。これがコロナ放電を安定化す
るものと考えられる。
第8図(a)は直流電圧■DCのみによる放電電流■2
、同図 (b)は直流電圧Vo cP交流電圧VPPに
よる放電電流I2の様子を示す、後者のI 2 wax
は前者の場合の約3倍になることが分る。
、同図 (b)は直流電圧Vo cP交流電圧VPPに
よる放電電流I2の様子を示す、後者のI 2 wax
は前者の場合の約3倍になることが分る。
本発明は特にθ放電に基づいて述べたが、これに限定さ
れるものではない、また重畳させる交流電圧波形として
はSin波の他に、矩形波・パルス波もしくは三角波等
を選択することができるが、12+waxを維持するた
めには波形の頂部は針端状よりも平担な方がより良い。
れるものではない、また重畳させる交流電圧波形として
はSin波の他に、矩形波・パルス波もしくは三角波等
を選択することができるが、12+waxを維持するた
めには波形の頂部は針端状よりも平担な方がより良い。
またシールド板4への印加バイアス電圧VBは直流・交
流に限定されるものではなく、さらにグリッドを設けた
帯電器にも適用できるものである。
流に限定されるものではなく、さらにグリッドを設けた
帯電器にも適用できるものである。
第1図は第1実施例のコロナ放電装置の概略図第2図は
その放電装置の印加電圧−放電電流特性グラフ、第3図
(a)及び(b)は夫々その放電装置と比較例装置の放
電電流分布測定グラフ、第4図は第2実施例のコロナ放
電装置の概略図、第5図はその放電装置の印加電圧−放
電電流特性グラフ、第6図(a)及び(b)は夫々その
放電装置と比較例装置の放電電流分布測定グラフ、第7
図は放電電流分布のリップルと放電電流の最大値との関
係グラフ、第8図(a)及び(b)は夫々印加電圧がD
C電圧のみの場合と、DC電圧とAC電圧の重畳電圧の
場合とに於ける印加電圧−放重電流波形図。 lは感光体、2はコロナ放電装置、3はコロナ放電線、
4はシールド板、5はAC電源、6はDC電源。
その放電装置の印加電圧−放電電流特性グラフ、第3図
(a)及び(b)は夫々その放電装置と比較例装置の放
電電流分布測定グラフ、第4図は第2実施例のコロナ放
電装置の概略図、第5図はその放電装置の印加電圧−放
電電流特性グラフ、第6図(a)及び(b)は夫々その
放電装置と比較例装置の放電電流分布測定グラフ、第7
図は放電電流分布のリップルと放電電流の最大値との関
係グラフ、第8図(a)及び(b)は夫々印加電圧がD
C電圧のみの場合と、DC電圧とAC電圧の重畳電圧の
場合とに於ける印加電圧−放重電流波形図。 lは感光体、2はコロナ放電装置、3はコロナ放電線、
4はシールド板、5はAC電源、6はDC電源。
Claims (3)
- (1)高電圧をコロナ放電線に印加してコロナ放電を発
生させるコロナ放電装置において、 該高電圧が直流高電圧に交流電圧を重畳したものであり
、かつコロナ放電電流の極性が直流高電圧と同極の成分
のみになるように直流電圧値および交流電圧値を設定し
たことを特徴とするコロナ放電装置。 - (2)交流電圧波形が、Sin波・矩形波・パルス波の
少なくとも1つであることを特徴とする特許請求の範囲
1項に記載のコロナ放電装置。 - (3)直流高電圧値および交流電圧値を、直流高電圧の
みでの所望のコロナ放電電流量と同等のコロナ放電電流
量となるような値に設定することを特徴とする特許請求
の範囲1項に記載のコロナ放電装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59124932A JPS614082A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | コロナ放電装置 |
US06/744,149 US4672505A (en) | 1984-06-18 | 1985-06-13 | Corona discharging device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59124932A JPS614082A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | コロナ放電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS614082A true JPS614082A (ja) | 1986-01-09 |
JPH0210426B2 JPH0210426B2 (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=14897736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59124932A Granted JPS614082A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | コロナ放電装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4672505A (ja) |
JP (1) | JPS614082A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1984
- 1984-06-18 JP JP59124932A patent/JPS614082A/ja active Granted
-
1985
- 1985-06-13 US US06/744,149 patent/US4672505A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
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Also Published As
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JPH0210426B2 (ja) | 1990-03-08 |
US4672505A (en) | 1987-06-09 |
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