JPH08245074A - トラバース装置 - Google Patents
トラバース装置Info
- Publication number
- JPH08245074A JPH08245074A JP7078161A JP7816195A JPH08245074A JP H08245074 A JPH08245074 A JP H08245074A JP 7078161 A JP7078161 A JP 7078161A JP 7816195 A JP7816195 A JP 7816195A JP H08245074 A JPH08245074 A JP H08245074A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- traverse device
- cam box
- vibration
- reciprocating motion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
- B65H54/28—Traversing devices; Package-shaping arrangements
- B65H54/2818—Traversing devices driven by rod
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2601/00—Problem to be solved or advantage achieved
- B65H2601/50—Diminishing, minimizing or reducing
- B65H2601/52—Diminishing, minimizing or reducing entities relating to handling machine
- B65H2601/524—Vibration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/45—Flexibly connected rigid members
- Y10T403/455—Elastomer interposed between radially spaced members
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一斉巻取のためのトラバース装置における長
いロッドに生じる曲げ振動を抑制することができるトラ
バース装置を提供する。 【構成】 カムボックスに12接続されて往復動する長
尺ロッド13に、多数の糸ガイド5が取り付けられ、多
数のパッケージPを一斉に形成するのに用いられるトラ
バース装置である。特に、中空パイプによるロッド13
の内部に制振材15を設け、往復動の両端の衝撃によっ
てロッド13に生じる振動を急激に減衰させるようにし
た。
いロッドに生じる曲げ振動を抑制することができるトラ
バース装置を提供する。 【構成】 カムボックスに12接続されて往復動する長
尺ロッド13に、多数の糸ガイド5が取り付けられ、多
数のパッケージPを一斉に形成するのに用いられるトラ
バース装置である。特に、中空パイプによるロッド13
の内部に制振材15を設け、往復動の両端の衝撃によっ
てロッド13に生じる振動を急激に減衰させるようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カムボックスに接続さ
れて往復動するロッドに、多数の糸ガイドが取り付けら
れ、多数のパッケージを一斉に形成するのに用いられる
トラバース装置に関し、特にロッドの振動を抑制するこ
とができるものに関する。
れて往復動するロッドに、多数の糸ガイドが取り付けら
れ、多数のパッケージを一斉に形成するのに用いられる
トラバース装置に関し、特にロッドの振動を抑制するこ
とができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に繊維加工機械は、多数の加工ユニ
ットを有しており、各加工ユニット毎にパッケージを形
成するようになっている。そして、各加工ユニットの巻
取部はパッケージが転接するフリクションローラと、糸
を巻取幅で往復動させるトラバース装置とで構成され
る。この巻取部に関して、各加工ユニット毎に回転を往
復動に変換する個別の巻取のタイプと、各加工ユニット
に共通のロッドを共通のカムボックスに接続して往復動
させ、一斉巻取を行うタイプとがある。
ットを有しており、各加工ユニット毎にパッケージを形
成するようになっている。そして、各加工ユニットの巻
取部はパッケージが転接するフリクションローラと、糸
を巻取幅で往復動させるトラバース装置とで構成され
る。この巻取部に関して、各加工ユニット毎に回転を往
復動に変換する個別の巻取のタイプと、各加工ユニット
に共通のロッドを共通のカムボックスに接続して往復動
させ、一斉巻取を行うタイプとがある。
【0003】この一斉巻取のトラバース装置は、共通の
カムボックスと、このカムボックスに接続されて往復動
するロッドと、このロッドを案内するガイドと、このロ
ッドに所定間隔で取り付けられた糸ガイドとから構成さ
れる。
カムボックスと、このカムボックスに接続されて往復動
するロッドと、このロッドを案内するガイドと、このロ
ッドに所定間隔で取り付けられた糸ガイドとから構成さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、繊維加工機械の
高速化が進展しており、一斉巻取のトラバース装置にお
けるロッドの往復動速度は速くなっている。往復動の速
度が速くなると、カムボックスの往復ラセン溝のターン
部における衝撃も大きくなる。そこで、ロッドの軽量化
が図られることになる。しかし、ロッドの剛性も必要で
あるため、ロッドの肉厚を薄くして径を大きくし、軽量
化と高剛性化を達成することが考えられている。
高速化が進展しており、一斉巻取のトラバース装置にお
けるロッドの往復動速度は速くなっている。往復動の速
度が速くなると、カムボックスの往復ラセン溝のターン
部における衝撃も大きくなる。そこで、ロッドの軽量化
が図られることになる。しかし、ロッドの剛性も必要で
あるため、ロッドの肉厚を薄くして径を大きくし、軽量
化と高剛性化を達成することが考えられている。
【0005】ところが、ロッドを軽量化して剛性を上げ
ると、振動に対する減衰効果が小さくなり、ロッドが振
動し易くなる。そのため、往復動の端において発生する
衝撃がロッドに伝わり、ロッドが振動を起こす。従来は
この振動が直ちに減衰するか、又は小さい振動であって
無視できる程度のものであったが、軽量化して剛性を上
げたロッドでは、この振動が往復動の次の端に至るまで
に減衰することなく、往復動の全工程でロッドが振動す
るという現象が生じる。この振動によってパッケージ表
面が波うち状態になり、解舒時に引っ掛かり現象が生じ
やすいというよな不良パッケージ発生の原因になるとい
う問題点があった。
ると、振動に対する減衰効果が小さくなり、ロッドが振
動し易くなる。そのため、往復動の端において発生する
衝撃がロッドに伝わり、ロッドが振動を起こす。従来は
この振動が直ちに減衰するか、又は小さい振動であって
無視できる程度のものであったが、軽量化して剛性を上
げたロッドでは、この振動が往復動の次の端に至るまで
に減衰することなく、往復動の全工程でロッドが振動す
るという現象が生じる。この振動によってパッケージ表
面が波うち状態になり、解舒時に引っ掛かり現象が生じ
やすいというよな不良パッケージ発生の原因になるとい
う問題点があった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、一斉巻取の
ためのトラバース装置における長いロッドに生じる曲げ
振動を抑制することができるトラバース装置を提供しよ
うとする点にある。
れたものであり、その目的とするところは、一斉巻取の
ためのトラバース装置における長いロッドに生じる曲げ
振動を抑制することができるトラバース装置を提供しよ
うとする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のトラバース装置は、カムボックスに接続されて往復
動するロッドに、多数の糸ガイドが取り付けられ、多数
のパッケージを一斉に形成するのに用いられるトラバー
ス装置であって、前記ロッドは中空パイプで形成され、
この中空パイプ内に制振材を設けたことを要旨とする。
明のトラバース装置は、カムボックスに接続されて往復
動するロッドに、多数の糸ガイドが取り付けられ、多数
のパッケージを一斉に形成するのに用いられるトラバー
ス装置であって、前記ロッドは中空パイプで形成され、
この中空パイプ内に制振材を設けたことを要旨とする。
【0008】そして、前記制振材は、塗布等により前記
パイプ内面に設けられた粘弾性体であるものが好まし
い。また、前記カムボックスと前記ロッドとは粘弾性体
を介して接続されているものが好ましい。
パイプ内面に設けられた粘弾性体であるものが好まし
い。また、前記カムボックスと前記ロッドとは粘弾性体
を介して接続されているものが好ましい。
【0009】
【作用】ロッドが衝撃により振動しても、ロッドを構成
する中空パイプ内に設けられた制振材が、制振性能を発
揮して振動を急激に減衰させる。そして、パイプ内面に
塗布できる粘弾性体であると、細長い中空パイプ内に目
立たないように所定厚みの粘弾性層を例えば塗布の如き
簡単な施行で形成できる。また、前記カムボックスと前
記ロッドとを粘弾性体を介して接続すると、ロッドに伝
わる衝撃が少なくなる。
する中空パイプ内に設けられた制振材が、制振性能を発
揮して振動を急激に減衰させる。そして、パイプ内面に
塗布できる粘弾性体であると、細長い中空パイプ内に目
立たないように所定厚みの粘弾性層を例えば塗布の如き
簡単な施行で形成できる。また、前記カムボックスと前
記ロッドとを粘弾性体を介して接続すると、ロッドに伝
わる衝撃が少なくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明のトラバース装置が革新紡績
機に適用された場合の機器配置図を示す。この革新紡績
機は、エアジェットスピニング方式で短繊維の集合であ
るスライバーを結束糸に加工し、糸欠点を除いてパッケ
ージに形成するものである。
て説明する。図1は本発明のトラバース装置が革新紡績
機に適用された場合の機器配置図を示す。この革新紡績
機は、エアジェットスピニング方式で短繊維の集合であ
るスライバーを結束糸に加工し、糸欠点を除いてパッケ
ージに形成するものである。
【0011】図1において、革新紡績機は、ドライブエ
ンド1の横に多数の紡績ユニットU1,U2・・・を列
設してなる。列設される紡績ユニットUの総数は60錘
程度である。各紡績ユニットUは、上流から下流にかけ
て、ドラフト装置2、加撚装置7、フィードローラ3、
ヤーンクリアラー4、往復動する糸ガイド5、パッケー
ジPが転接するフリクションローラ6等を配設してな
る。そして、各紡績ユニットUにおける上記各機器2,
3,5,6はドライブエンド1内に設けられた駆動機構
で一斉に駆動される。
ンド1の横に多数の紡績ユニットU1,U2・・・を列
設してなる。列設される紡績ユニットUの総数は60錘
程度である。各紡績ユニットUは、上流から下流にかけ
て、ドラフト装置2、加撚装置7、フィードローラ3、
ヤーンクリアラー4、往復動する糸ガイド5、パッケー
ジPが転接するフリクションローラ6等を配設してな
る。そして、各紡績ユニットUにおける上記各機器2,
3,5,6はドライブエンド1内に設けられた駆動機構
で一斉に駆動される。
【0012】特に、一斉巻取りのためのトラバース装置
11は、ドライブエンド1内のカムボックス12と、ロ
ッド13と、ガイド14と、糸ガイド5とからなってい
る。すなわち、共通のカムボックス12で全部の紡績ユ
ニットU1,U2・・・の糸ガイド5を一斉に往復動さ
せる構造になっている。そのため、ロッド13の長さは
60錘の場合で18メートルに達する。
11は、ドライブエンド1内のカムボックス12と、ロ
ッド13と、ガイド14と、糸ガイド5とからなってい
る。すなわち、共通のカムボックス12で全部の紡績ユ
ニットU1,U2・・・の糸ガイド5を一斉に往復動さ
せる構造になっている。そのため、ロッド13の長さは
60錘の場合で18メートルに達する。
【0013】カムボックス11内にはカムドラム21が
回転自在に軸支され、このカムドラム21に往復ラセン
溝22が加工されている。この往復ラセン溝22に係合
するシュー23がカムドラム21の回転と共に紙面左右
方向に往復動する。シュー23の往復動は摺動自在に支
持された出力軸24に伝達され、出力軸24の先端はロ
ッド13に連結されている。また、ロッド13は往復動
可能に一対のガイド14で支持されている。このガイド
14の設置ピッチMを糸ガイド5の取付ピッチLよりも
大きくし、ガイド14の数を出来るだけ少なくする方が
コスト上有利である。
回転自在に軸支され、このカムドラム21に往復ラセン
溝22が加工されている。この往復ラセン溝22に係合
するシュー23がカムドラム21の回転と共に紙面左右
方向に往復動する。シュー23の往復動は摺動自在に支
持された出力軸24に伝達され、出力軸24の先端はロ
ッド13に連結されている。また、ロッド13は往復動
可能に一対のガイド14で支持されている。このガイド
14の設置ピッチMを糸ガイド5の取付ピッチLよりも
大きくし、ガイド14の数を出来るだけ少なくする方が
コスト上有利である。
【0014】上述した出力軸24は軽量化の為に中空の
アルミパイプが用いられ、ロッド13も軽量化のために
中空のカーボンパイプ(ロッド)13が用いられる。カ
ーボンパイプ(ロッド)13の長さは製造上の都合から
2メートル弱が普通であるため、図示されないスリーブ
で継ぎながら全長18メートルのカーボンパイプ(ロッ
ド)13としている。そして、カーボンパイプ(ロッ
ド)13内に出力軸24を挿入して両者を接続してい
る。
アルミパイプが用いられ、ロッド13も軽量化のために
中空のカーボンパイプ(ロッド)13が用いられる。カ
ーボンパイプ(ロッド)13の長さは製造上の都合から
2メートル弱が普通であるため、図示されないスリーブ
で継ぎながら全長18メートルのカーボンパイプ(ロッ
ド)13としている。そして、カーボンパイプ(ロッ
ド)13内に出力軸24を挿入して両者を接続してい
る。
【0015】このカーボンパイプ(ロッド)13の内面
に粘弾性体の塗膜15が設けられている。粘弾性体とし
ては、例えば超軟質ゴムを主成分とする水系エマルジョ
ン塗料を塗布後に乾燥させると形成されるものがある。
パイプ内に塗料を含ませた布等を通過させ、自然乾燥等
によって簡単に塗膜が形成される。中空のカーボンパイ
プ(ロッド)13内に設けられた塗膜15であるため、
塗膜15に塵が付着することもなく、外部から目立た
ず、糸ガイド5の取り付けに支障を生じることもない。
に粘弾性体の塗膜15が設けられている。粘弾性体とし
ては、例えば超軟質ゴムを主成分とする水系エマルジョ
ン塗料を塗布後に乾燥させると形成されるものがある。
パイプ内に塗料を含ませた布等を通過させ、自然乾燥等
によって簡単に塗膜が形成される。中空のカーボンパイ
プ(ロッド)13内に設けられた塗膜15であるため、
塗膜15に塵が付着することもなく、外部から目立た
ず、糸ガイド5の取り付けに支障を生じることもない。
【0016】このカーボンパイプ(ロッド)13が衝撃
によってガイド14を節にして曲げ振動を始めると、粘
弾性体の塗膜15は伸縮変形と圧縮変形とを繰り返し、
振動エネルギーを吸収して、振動を急速に減衰させる作
用を有する。
によってガイド14を節にして曲げ振動を始めると、粘
弾性体の塗膜15は伸縮変形と圧縮変形とを繰り返し、
振動エネルギーを吸収して、振動を急速に減衰させる作
用を有する。
【0017】往復ラセン溝22のターン部のRは出来る
だけ小さい方がパッケージの耳高防止のために好まし
く、例えば25mmのような小さなRになっている。し
たがって、ロッド13の往復動の両端では急速な速度変
化による衝撃を生じるため、出力軸24に加振力が発生
し、この加振力はロッド13に伝わる。この加振力が働
いたロッド13はガイド14を節にして曲げ振動を始め
る。しかし、上述した粘弾性体の塗膜15が曲げ振動の
エネルギーを吸収して熱に変換するため、ロッド13の
曲げ振動が急速に減衰し、往復動の次の端に達するまで
に曲げ振動が消えてしまう。
だけ小さい方がパッケージの耳高防止のために好まし
く、例えば25mmのような小さなRになっている。し
たがって、ロッド13の往復動の両端では急速な速度変
化による衝撃を生じるため、出力軸24に加振力が発生
し、この加振力はロッド13に伝わる。この加振力が働
いたロッド13はガイド14を節にして曲げ振動を始め
る。しかし、上述した粘弾性体の塗膜15が曲げ振動の
エネルギーを吸収して熱に変換するため、ロッド13の
曲げ振動が急速に減衰し、往復動の次の端に達するまで
に曲げ振動が消えてしまう。
【0018】近年、ロッド13の軽量化のために、ロッ
ド13の肉厚を薄くする傾向にある。肉厚が薄いと、ロ
ッド13の剛性が低下するため、ロッド13の径を大き
くすると、軽量化と高剛性の両方が達成できる。しか
し、軽くて剛性のあるロッド13は比較的高い周波数で
振動しやすくなる。また、ロッド13のガイド14も数
を少なくする傾向にある。すると、ガイド14を節にし
て振動するロッド13は何時までも振動して止まらなく
なる傾向になる。しかし、上述した粘弾性体の塗膜を有
するロッド13にすると、振動が急速に減衰するため、
ロッド13の軽量化が可能になり、ガイド14の数も減
少させることができる。
ド13の肉厚を薄くする傾向にある。肉厚が薄いと、ロ
ッド13の剛性が低下するため、ロッド13の径を大き
くすると、軽量化と高剛性の両方が達成できる。しか
し、軽くて剛性のあるロッド13は比較的高い周波数で
振動しやすくなる。また、ロッド13のガイド14も数
を少なくする傾向にある。すると、ガイド14を節にし
て振動するロッド13は何時までも振動して止まらなく
なる傾向になる。しかし、上述した粘弾性体の塗膜を有
するロッド13にすると、振動が急速に減衰するため、
ロッド13の軽量化が可能になり、ガイド14の数も減
少させることができる。
【0019】ロッド13の内面に設ける制振材として
は、上述した粘弾性体の塗料に限らず、低融点のプラス
チックシートをパイプ内に入れて加熱で溶かして樹脂層
を形成したものや、ロッド13内に挿入されたスポンジ
であってもよい。また、ロッド13内の塗膜15はロッ
ド13の全長である必要はなく、10本継ぎの場合でも
最低一本のみでもかなりの減衰効果を得ることができ
る。この場合、ロッド13の先端は自由端になってお
り、ロッド13の先端に至る程曲げ振動の程度が大きく
なるから、先端部分に位置する一本に塗布することが好
ましい。
は、上述した粘弾性体の塗料に限らず、低融点のプラス
チックシートをパイプ内に入れて加熱で溶かして樹脂層
を形成したものや、ロッド13内に挿入されたスポンジ
であってもよい。また、ロッド13内の塗膜15はロッ
ド13の全長である必要はなく、10本継ぎの場合でも
最低一本のみでもかなりの減衰効果を得ることができ
る。この場合、ロッド13の先端は自由端になってお
り、ロッド13の先端に至る程曲げ振動の程度が大きく
なるから、先端部分に位置する一本に塗布することが好
ましい。
【0020】また、出力軸24からロッド13に衝撃力
を出来るだけ伝えないようにすることも有効である。そ
のため、図2に示すように、出力軸24の外周とロッド
13の内周との間に、粘弾性体16を介在させたものが
好ましい。この粘弾性体16には上述した塗膜を厚くし
たものを用いることができる。衝撃力は粘弾性体16を
経て減衰するため、それだけロッド13に対する加振力
が小さくなる。なお、粘弾性体16は衝撃吸収によって
発熱する。そのため、放熱面積が広くなるように、粘弾
性体16を設ける区間は例えば1メートル以上と長くす
ることが好ましい。なお、符号17はロッド13を継ぐ
ためのスリーブであり、ロッド13に接着剤で固定され
ている。図示例では、ロッド13内の塗膜15はスリー
ブ17の部分を除いて設けられている。また、糸ガイド
5はロッド13の外周に適宜の固定手段で取り付けられ
る。
を出来るだけ伝えないようにすることも有効である。そ
のため、図2に示すように、出力軸24の外周とロッド
13の内周との間に、粘弾性体16を介在させたものが
好ましい。この粘弾性体16には上述した塗膜を厚くし
たものを用いることができる。衝撃力は粘弾性体16を
経て減衰するため、それだけロッド13に対する加振力
が小さくなる。なお、粘弾性体16は衝撃吸収によって
発熱する。そのため、放熱面積が広くなるように、粘弾
性体16を設ける区間は例えば1メートル以上と長くす
ることが好ましい。なお、符号17はロッド13を継ぐ
ためのスリーブであり、ロッド13に接着剤で固定され
ている。図示例では、ロッド13内の塗膜15はスリー
ブ17の部分を除いて設けられている。また、糸ガイド
5はロッド13の外周に適宜の固定手段で取り付けられ
る。
【0021】図1に戻り、ドライブエンド1は一台のモ
ータ31によって第1軸32、第2軸33及び第3軸3
4を回転駆動し、ロッド13を往復動させる構造になっ
ている。モータ31は一対の三段プーリ35、減速機3
6及びカップリング37を経てドラフト装置2用の第1
軸32を回転駆動する。三段プーリ35の切換によっ
て、紡績速度を三段に変更できる。第1軸32に嵌入さ
れたプーリ38に掛けられたベルト39によって、フィ
ードローラ3用の第2軸33に嵌入されたプーリ40が
回転駆動され、更にフリクションローラ3用の第3軸3
4に嵌入されたプーリ41が回転駆動される。そして、
第3軸34の端に嵌入された三段プーリ42によって、
カムボックス12の入力軸25が回転駆動される。入力
軸25は一対のギア43を介してカムドラム21を回転
させる。すると、上述したように、シュー23を介して
出力軸24が往復動する。三段プーリ42の切換によっ
て、パッケージPの綾角を変更できる。なお、上述した
ドライブエンドの駆動機構は一例であって、プーリに代
わりギアを用いたものなど種々のものがある。
ータ31によって第1軸32、第2軸33及び第3軸3
4を回転駆動し、ロッド13を往復動させる構造になっ
ている。モータ31は一対の三段プーリ35、減速機3
6及びカップリング37を経てドラフト装置2用の第1
軸32を回転駆動する。三段プーリ35の切換によっ
て、紡績速度を三段に変更できる。第1軸32に嵌入さ
れたプーリ38に掛けられたベルト39によって、フィ
ードローラ3用の第2軸33に嵌入されたプーリ40が
回転駆動され、更にフリクションローラ3用の第3軸3
4に嵌入されたプーリ41が回転駆動される。そして、
第3軸34の端に嵌入された三段プーリ42によって、
カムボックス12の入力軸25が回転駆動される。入力
軸25は一対のギア43を介してカムドラム21を回転
させる。すると、上述したように、シュー23を介して
出力軸24が往復動する。三段プーリ42の切換によっ
て、パッケージPの綾角を変更できる。なお、上述した
ドライブエンドの駆動機構は一例であって、プーリに代
わりギアを用いたものなど種々のものがある。
【0022】つぎに、具体的実験例を以下に説明する。
図3の如きトラバース装置を実験に用いた。カムボック
ス12の往復動の360ダブルストローク/minであ
り、革新紡績機の通常の200ダブルストローク/mi
nの2倍近くに設定した。カーボンパイプ(ロッド)1
3は、外形20mmφ、肉厚0.5mm、10本継ぎの
全長18メートルのものを用いた。また、ガイド14の
数は17個であり、カーボンパイプ(ロッド)13は1
8区分され、糸ガイド5の総数は60個である。そし
て、カーボンパイプ(ロッド)13の先端に距離センサ
45を設けて、往復動の様子を測定し、その結果を図4
に示す。
図3の如きトラバース装置を実験に用いた。カムボック
ス12の往復動の360ダブルストローク/minであ
り、革新紡績機の通常の200ダブルストローク/mi
nの2倍近くに設定した。カーボンパイプ(ロッド)1
3は、外形20mmφ、肉厚0.5mm、10本継ぎの
全長18メートルのものを用いた。また、ガイド14の
数は17個であり、カーボンパイプ(ロッド)13は1
8区分され、糸ガイド5の総数は60個である。そし
て、カーボンパイプ(ロッド)13の先端に距離センサ
45を設けて、往復動の様子を測定し、その結果を図4
に示す。
【0023】図4(a)は、カーボンパイプ(ロッド)
13内の継ぎの部分を除いて、塗料タイプの制振材を約
500ミクロン厚みで塗布した場合の往復動の状態を示
している。往復動の一端Aで生じた衝撃により曲げ振動
aが発生しているが、急速に減衰し3回目の振動でほぼ
消滅している。また、往復動の他端Bで生じた衝撃でも
曲げ振動bが発生しているが曲げ振動aと同様に急速に
減衰している。ロッドの曲げ振動によって糸ガイドも振
動し、パッケージに曲げ振動a,bに同期した多少の段
ができるが、僅かであり実用上差し支えない。
13内の継ぎの部分を除いて、塗料タイプの制振材を約
500ミクロン厚みで塗布した場合の往復動の状態を示
している。往復動の一端Aで生じた衝撃により曲げ振動
aが発生しているが、急速に減衰し3回目の振動でほぼ
消滅している。また、往復動の他端Bで生じた衝撃でも
曲げ振動bが発生しているが曲げ振動aと同様に急速に
減衰している。ロッドの曲げ振動によって糸ガイドも振
動し、パッケージに曲げ振動a,bに同期した多少の段
ができるが、僅かであり実用上差し支えない。
【0024】図4(b)は、カーボンパイプ(ロッド)
13内に何らの制振材を設けなかった場合で往復動の状
態を示している。往復動の一端Aで生じた曲げ振動cは
減衰の程度が少ないため、往復動の他端Bまで続いてい
る。そして、曲げ振動cが無くならないうち、往復動の
他端Bに達し、ここで再び曲げ振動dが生じる。すなわ
ち、往復動の全域にわたって曲げ振動が発生し、パッケ
ージに曲げ振動c,dに同期した大きな段差が生じる。
段差の程度が大きいため、パッケージの解舒に支障が生
じる。
13内に何らの制振材を設けなかった場合で往復動の状
態を示している。往復動の一端Aで生じた曲げ振動cは
減衰の程度が少ないため、往復動の他端Bまで続いてい
る。そして、曲げ振動cが無くならないうち、往復動の
他端Bに達し、ここで再び曲げ振動dが生じる。すなわ
ち、往復動の全域にわたって曲げ振動が発生し、パッケ
ージに曲げ振動c,dに同期した大きな段差が生じる。
段差の程度が大きいため、パッケージの解舒に支障が生
じる。
【0025】このような、現象はトラバース装置の往復
動の速度を通常の200ダブルストローク/minより
上げると生じる現象である。そのため、革新紡績機の高
速化の一つのネックになっていたが、本発明のトラバー
ス装置を用いることで、このネックが解消される。
動の速度を通常の200ダブルストローク/minより
上げると生じる現象である。そのため、革新紡績機の高
速化の一つのネックになっていたが、本発明のトラバー
ス装置を用いることで、このネックが解消される。
【0026】なお、上述したトラバース装置の適用例と
して革新紡績機を例示したが、一斉巻取式の繊維加工機
械であれば適用可能である。例えば、ダブルツイスター
では、二度撚りのスピンドルからの加工糸は上述したト
ラバース装置によって一斉巻取りが行われる。この場
合、下側のスピンドルから上側へとフィードローラ、ト
ラバース装置、フリクションローラの配置となって、図
1のものと上下が逆転するだけで同様の構造になってい
る。ダブルツイスターの加工速度の革新紡績機の紡績速
度に比較して遅いが、ダブルツイスターのトラバース装
置でもコストダウンのために、ロッドを摺動自在に支持
するガイドの数を減らす傾向にある。すると、ロッドの
固有振動数が変化し、減衰しにくい曲げ振動が発生する
場合があり、この場合に本発明のトラバース装置の適用
が有効である。
して革新紡績機を例示したが、一斉巻取式の繊維加工機
械であれば適用可能である。例えば、ダブルツイスター
では、二度撚りのスピンドルからの加工糸は上述したト
ラバース装置によって一斉巻取りが行われる。この場
合、下側のスピンドルから上側へとフィードローラ、ト
ラバース装置、フリクションローラの配置となって、図
1のものと上下が逆転するだけで同様の構造になってい
る。ダブルツイスターの加工速度の革新紡績機の紡績速
度に比較して遅いが、ダブルツイスターのトラバース装
置でもコストダウンのために、ロッドを摺動自在に支持
するガイドの数を減らす傾向にある。すると、ロッドの
固有振動数が変化し、減衰しにくい曲げ振動が発生する
場合があり、この場合に本発明のトラバース装置の適用
が有効である。
【0027】
【発明の効果】本発明のトラバース装置においては、往
復動するロッドとしての中空パイプ内に制振材を設け、
往復動の端でロッドに伝わる衝撃によるロッドの曲げ振
動を急速に減衰させるようにしたので、トラバース装置
の高速化、トラバース装置のロッドのガイドの数の減少
によるコストダウン等の効果を奏する。
復動するロッドとしての中空パイプ内に制振材を設け、
往復動の端でロッドに伝わる衝撃によるロッドの曲げ振
動を急速に減衰させるようにしたので、トラバース装置
の高速化、トラバース装置のロッドのガイドの数の減少
によるコストダウン等の効果を奏する。
【図1】本発明のトラバース装置が革新紡績機に適用さ
れた場合の機器配置である。
れた場合の機器配置である。
【図2】カムボックスとロッドの接続状態を示す断面図
である。
である。
【図3】ロッドの曲げ振動の状態を示す図である。
【図4】ロッドの曲げ振動の減衰状態を示す図である。
5 糸ガイド 11 トラバース装置 12 カムボックス 13 ロッド(カーボンパイプ) 14 ガイド 15 塗膜(制振材)(粘弾性体)
Claims (3)
- 【請求項1】 カムボックスに接続されて往復動するロ
ッドに、多数の糸ガイドが取り付けられ、多数のパッケ
ージを一斉に形成するのに用いられるトラバース装置で
あって、前記ロッドは中空パイプで形成され、この中空
パイプ内に制振材を設けたことを特徴とするトラバース
装置。 - 【請求項2】 前記制振材は、前記パイプ内面に設けら
れた粘弾性体である請求項1記載のトラバース装置。 - 【請求項3】 前記カムボックスと前記ロッドとは粘弾
性体を介して接続されている請求項1又は2記載のトラ
バース装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7078161A JPH08245074A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | トラバース装置 |
US08/604,740 US5676324A (en) | 1995-03-08 | 1996-02-23 | Traverse device |
DE19608709A DE19608709C2 (de) | 1995-03-08 | 1996-03-06 | Traversiervorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7078161A JPH08245074A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | トラバース装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08245074A true JPH08245074A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=13654209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7078161A Pending JPH08245074A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | トラバース装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5676324A (ja) |
JP (1) | JPH08245074A (ja) |
DE (1) | DE19608709C2 (ja) |
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1995
- 1995-03-08 JP JP7078161A patent/JPH08245074A/ja active Pending
-
1996
- 1996-02-23 US US08/604,740 patent/US5676324A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-06 DE DE19608709A patent/DE19608709C2/de not_active Expired - Fee Related
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DE19608709A1 (de) | 1996-09-19 |
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