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JPH031830A - シートペーパー自動供給便座 - Google Patents

シートペーパー自動供給便座

Info

Publication number
JPH031830A
JPH031830A JP13684089A JP13684089A JPH031830A JP H031830 A JPH031830 A JP H031830A JP 13684089 A JP13684089 A JP 13684089A JP 13684089 A JP13684089 A JP 13684089A JP H031830 A JPH031830 A JP H031830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet paper
toilet seat
paper
feeding
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13684089A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Hashimoto
修 橋本
Akio Fujii
明夫 藤井
Shokichi Fujii
藤井 庄吉
Hirotada Asai
浅井 宏忠
Masanori Ohashi
正紀 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd, Aichi Electric Co Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP13684089A priority Critical patent/JPH031830A/ja
Publication of JPH031830A publication Critical patent/JPH031830A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水洗廃棄可能なシートペーパーを便座上に定
量の長さ自動供給する装置に係り、その目的は、便座上
に、該便座を衛生的に被覆するシートペーパーをシート
ペーパーロールがら巻戻して自動的に繰出し、このシー
トペーパーをシートペーパーロールから切離して前記シ
ートペーパーが便座から滑落しないように挟持させ、用
済後は前記挟持状態を自動的に解いて水洗廃棄可能とし
たシートペーパー自動供給便座を提供することにある。
〔従来技術〕
近年、例えば、衛生面を考慮して便座にシートペーパー
を敷く装置として、例えば、実開昭60−155399
号公報に記載されている便座用カバー供給装置が見受け
られる。
そして、前記装置は、便座の上面を覆うことができる大
きさ及び形状に整形され、かっ、それがシート状に連続
したシートペーパーをロール状ニ巻取って保護カバーの
中に収容するとともに、この前記シートペーパーロール
を連続繰出可能に戟架支持するペーパーホルダーと、シ
ートペーパーロールから繰出されたシートペーパーを便
座の上面近くにおいて前方に所定の長さ分を繰出すため
の繰出ローラ装置と、前記便座上に所定量繰出されたシ
ートペーパーの後端を切断する切断刃を備えた切断装置
とによって構成されている。
かかる従来の装置において、シートペーパーの繰出及び
切断動作は、操作スイッチを投入すると、繰出ローラ装
置によりシートペーパーは順次便座上に繰出され、この
シートペーパーが便座上に定量長さ繰出される位置毎に
前記シートペーパーに穿孔した位置検出用の例えば、透
孔を、充電的に検出するペーパー繰出位置検出センサに
て検出した時点で繰出ローラ装置を駆動制御させてシー
トペーパーを、便座上に定量の長さだけ自動的に繰出し
、つづいて、切断刃を昇降させてシートペーパーの切断
を行う、このあと、使用者がシートペーパーを介して便
座上に着座し用足しを行う、用足し後は便座上に敷かれ
ているシートペーパーを使用者が便器内に排出して水洗
廃棄する。
このように、洋式便器の使用に際しては、便座上にシー
トペーパーを自動的に敷いて着座することができるので
、洋式便器が衛生的に使用でき至便である。
〔発明が解決するための手段〕
しかるに、前記構成の便座用カバー供給装置において、
シートペーパーを便座上に自動的に繰出して敷く場合、
次に示すような問題があった。
(1)  便座上にこれを覆う長さだけ繰出されるシー
トペーパーは、大判で、しかも、軟質薄葉に製せられて
いるので非常に腰が弱い。このため、シートペーパーの
繰出途中において、シートペーパーを誤って、又は意識
的に便座に押さえつけたりすると、繰出ローラ装置はシ
ートペーパーを便座上に定量の長さ繰出す開駆動してい
るので、繰出ローラ装置にて繰出されるシートペーパー
は、便座上で滑動を停止した地点と、繰出ローラ装置と
の間でアコーデオン式に撓んだり゛して取付ベース内で
紙詰しを起こしたり、あるいは、取付ベース内で祇結し
を起こしたシートペーパーの一部が繰出ローラ装置のロ
ーラ部分に巻付いて繰出ローラ装置がロックすることが
あった。この場合、即ち、取付ベースからシートペーパ
ーが繰出された直後にその繰出しを阻止するような行為
を行うと、シートペーパーはほとんど便座上に繰出され
ていないため、大部分が取付ベース内で絡まり合って繰
出ローラ装置に巻付いてしまう、前記のように、シート
ペーパーが取付ベース内で絡まり合ったり、繰出ローラ
装置に巻付いたりした場合は、取付ベースを外し、該ベ
ース内で絡まり合っているシートペーパーを除去したり
、繰出ローラ装置を手動で回動する等してローラ部分に
巻付いているシートペーパーを取外さなければならず、
メンテナンス作業に手間や時間がかかる問題があった。
(2)  又、前記の便座用カバー供給装置においては
、便座に着座したとき、これを検出する着座検出手段が
設けられていないので、使用者が便座に着座したあと、
誤ってシートペーパー繰出用の操作スイッチを投入する
と、シートペーパーの繰出しが行われ、紙詰しを起こす
ことがあった。このため、例えば、便座又は取付ベース
の内面等任意の個所に便座に着座した使用者の進退を検
出する赤外線センサを設けて着座したことを検出する手
段が考えられる。しかし、この場合、使用者の便座への
着座姿勢如何、例えば、着座位置からずれて、便座の前
部側とか、斜めに座ったような場合、着座動作又は離座
動作によってもこれが検出されないことが生じ、これに
より、誤って操作スイッチを操作することによって、シ
ートペーパーの繰出カ行われる問題があった。
本発明は前記の問題点に鑑み、便座の枢軸部に、使用者
の着座又は、離座を検出して検出信号を出力する着座検
出手段を機械的に連動連結し、シートペーパーの繰出中
に、繰出されたシートペーパーの上から例えば便座を押
さえ付けた場合、前記着座検出手段が動作してシートペ
ーパーの繰出を中止し、前記押圧手段を解除した場合は
再繰出を行うことにより、シートペーパーの繰出しを円
滑に行うようにしたシートペーパー自動供給便座を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、シートペーパーロールを回転自在に取付けた
ケーシングに、シートペーパーロールから巻戻されたシ
ートペーパーを挟持して便座上に定量の長さ繰出すため
のロール部材と、ケーシング内においてシートペーパー
を摺接案内する可動プレートと、この可動プレートの上
方に配置されて、シートペーパーを前記可動プレートと
の間で挟持し、かつ、この挟持部分の反対側に破断突起
を下方に向けて形成した回動プレートとを備え、更に、
前記ケーシングの前部側には、枢軸を用いて便座後部を
上下方向に回動起立自在に取付け、この枢軸には、更に
、使用者の便座本体への着座又は離座を検出して検出信
号を出力する着座検出手段を連動連結して設けたペーパ
ー繰出・破断装置と、このペーパー繰出・破断装置を駆
動制御する制御プログラムを内蔵した駆動制御装置とに
よってシートペーパー自動供給便座を構成したもので、
その作用は次のとおりである。
〔作   用〕
シートペーパーを便座上に繰出す場合は、ペーパー繰出
・破断装置の可動プレートと、ローラ部材とを駆動制御
装置からの指令信号にて、前記可動プレートをペーパー
繰出位置に移動させ、この状態でローラ部材を駆動して
シートペーパーを定量の長さ繰出し、このあと可動プレ
ートをシートペーパーにテンションを加える方向に移動
させて回動プレートとの間でシートペーパーを挟持しな
がら前記ローラ部材との間で大きなテンションを加えて
シートペーパーのミシン目を破断し、破断後は可動プレ
ートと回動プレートとの間で挟持状態を保持してシート
ペーパーの便座からの滑落を防ぎ、シートペーパーの用
済後は可動プレートを原位置側に自動復帰させて、シー
トペーパーの除去を行うとともに、ペーパー繰出口を閉
鎖し、このあと、更に、次の繰出しに備えてシートペー
パーを所定の長さだけ可動プレートの上まで進出させる
ことにより、1回分のシートペーパーの繰出しを終える
ようにしたもので、前記シートペーパーの繰出作業は、
ペーパー繰出・破断装置を、すべて駆動制御装置に内蔵
した制御プログラムにより駆動制御させて行うとともに
、シートペーパーの繰出に先立ち、誤って便座に着座し
た場合、あるいは、便座を起立させたとき、更には、ペ
ーパー繰出後便座に着座すると、便座に設けた着座検出
手段によってこれを検出し、その検出信号が出力されて
いる間、シートペーパー繰出用のローラ部材を駆動する
電動機に、これを駆動させるための出力信号を送出せず
、又、シートペーパーの繰出中に悪戯を含めて前記のよ
うに便座に着座したり、繰出されたシートペーパーの上
から便座を押さえ付けたり等したとき、前記着座検出手
段がこれを検出して前記電動機に急制動をかけてこれを
停止させ、シートペーパーの繰出を中止し、便座への押
圧が解かれて、着座検出手段からの検出信号が出力され
なくなった場合、電動機が再度起動を開始して残余のシ
ートペーパーの繰出しを行うことにより、シートペーパ
ーの不意な繰出し及び繰出途中における悪戯等によって
シートペーパーの繰出しを阻害することによって生ずる
祇詰り現象を解消し、メンテナンス作業の簡易化と、シ
ートペーパーの繰出作業の円滑化をはかることにより、
この種便座の信転性を著しく向上させるようにしたこと
を特徴とする。
〔実施例] 以下、本発明の実施例を第1図ないし第16図により説
明する。
本発明のシートペーパー自動供給便座は、ペーパー繰出
・破断装置Aと、前記装置を駆動制御する駆動制御装置
tBとによって構成されており、最初に、ペーパー繰出
・破断装置Aの構成を説明する。
第1図ないし第7図において、1はシートペーパー自動
供給便座で、その使用上洋式便器2の後背部に設置され
ている。3は便座で、その後前部両端に突設した枢支軸
を、シートペーパー自動供給便座1のケーシング4両側
に前方に向けて膨出形成した膨出部”I+a!の内側面
に枢着させて便器2上に起伏自在に乗載する0次に、第
3図及び第7図において、5.6はケーシング4の長さ
方向の両端部に、それぞれケーシング4の側壁との間に
所定の空間を有して、前記ケーシング4と一体的に垂下
形成された支持壁で、この支持壁5゜6間には、ボスb
を前記支持壁5.6の上部に回動自在に枢支させた一対
の支持板7.7の前部下端を連結板8にて相互に連結し
て形成した0字枠状の揺動枠体9が取付けられており、
この揺動枠体9の上部には、ボスbに支軸10を介して
シートペーパーロール11を回転自在に横架し、又、揺
動枠体9下部の支持板7,7間には、縦断面がコ字状を
なした回動プレート12が回動自在に横架されている。
そして、前記回動プレート12は、一方の下端面(第3
図の左側)に、弧状のペーパー押圧部13が一体に形成
されており、又、反対側の下端面には、第7図で示すよ
うに、山形状の破断突起14を形成して、常時、ばねd
にて支持板7.7に突設したストッパーe側に押圧付勢
されている。15はシートペーパーロール11から巻戻
されたシートペーパーCを便座3上に繰出すための繰出
ローラで、第7図に示すように、ケーシング4の一方に
収容した電動機16と、他方に設置された支持脚台16
aとの間に横架され、前記電動機16の起動により減速
装置16bを介して減速回転する。1日はシートペーパ
ーロールllを載架したケーシング4の上部を被覆する
保護カバー 19は揺動枠体9の支持板7.7間に前記
繰出ローラ15と摺接させて回転可能に取付けた押圧ロ
ーラで、シートペーパーロール11から巻戻しされたシ
ートペーパーCは、第3図で示すように押圧ローラ19
に約半周以上巻掛けた状態で繰出ローラ15との間で挟
持され、この繰出ローラ15の駆動により、ケーシング
4のペーパー繰出口17から便座3上に定量の長さ繰出
される。
20は上面を横長で偏平状となして回動プレート12の
下側において、繰出ローラ15からペーパー繰出口17
にかけてケーシング4内を上下に区画し、かつ、回動プ
レート12との間でペーパー送出路21を形成した状態
で支持壁5,6間に回動自在に横架した可動プレートで
、上面の繰出ローラ15側には、回動プレート12の押
圧部13と対応する位置にゴム製の押圧片22が止着さ
れており、又、下側面には第3図のように、長さ方向に
沿って複数個の従動ローラ23が回動自在に取付けられ
ている。更に、可動プレー)20のペーパー繰出ロ17
側には、繰出口17を閉鎖する横長なゴム製の閉鎖部材
りが設けられている。24は円板カムで、電動機25に
より減速装置16bを介して回動する回動軸26に、可
動プレート20の従動ローラ23と摺接して前記可動プ
レート20を回動させることができるよう偏心して取付
けられる。又、可動ブレ゛−ト20は常時ばねfにより
従動ローラ23を介して円板カム24側に付勢されてい
る。27は前記回動輪26を回転自在に支承する軸受板
である。2B、28aは前記可動プレート20が回動し
た位置を検出する可動プレート位置検出センサ(以下、
単に位置検出センサという)で、第7図、第8図で示す
ように、回動軸26の軸央付近において、ケーシング4
の底面に回動軸26の回動に支障がないように設けたセ
ンサ取付面29内に第8図の如く、2個並設して収容さ
れている。そして、前記位置検出センサ28,28aは
平面形状が口字形をなし、かつ、このコ字状部の互いに
対向する壁面に発光素子と受光素子とをそれぞれ備えて
おり、又、前記センサ2B、28aのコ字状部分には、
回動軸26に軸着した検出板30.31がそれぞれ遊合
されている。即ち、前記検出130.31は第9図(A
)、(B)のように、約17.の切欠部を備えた状態で
弧状に形成され、前記センサ取付面29内において回動
軸2Gに、第10図(A)〜(D)の如く、検出板30
.31を重合した場合の切欠部gが、約50′の切除角
となるようにその取付位置を互いにずらして軸着されて
いる。この結果、位置検出センサ28,28aは、検出
板30.31が個々の切欠部をずらして回動軸26に取
付けられているため、回動輪26の回動により、発光素
子からの光の遮光、開放に対応して可動プレート20の
現位置を検出する。32は取付面29の蓋体で、位置検
出センサ2B、28aを紙粉等の被害から保護する。3
3ば第11図で示すように、シートペーパーロール11
から繰出サレルシートペーパーC−枚分に相当する長さ
の位置毎に刻設したミシン目350部位からややペーパ
ー繰出側に向って、ミシン目35よりやや遠ざかる位置
に穿孔したペーパー繰出位置検出用の透孔34を、前記
位置検出センサ2B、28aと同様、光電的に検出して
電動機16を駆動制御する信号を送出するペーパー繰出
位置検出センサで、ペーパー繰出ロ17側に位置する連
結板8に取付けられており、このセンサ33にシートペ
ーパーCの透孔34が検出されると、シートペーパーC
は前記透孔34がペーパー繰出位置検出センサ33の位
置からやや便座3側に移動したとき、便座3上にこれを
覆う定量の長さ分繰出され、かつ、シートペーパーC−
枚分に相当する位置毎に設けたミシン目35を、繰出ロ
ーラ15と破断突起14との間に位置させて電動機16
を停止させる。なお、前記シートペーパーCに設けた透
孔34は、便座3上に繰出されたシートペーパーCをケ
ーシング4内に後退させてその破断端(ミシン目)が、
繰出、押圧両ローラ15,19の挾持点に当接しても、
ペーパー繰出位置検出センサ33に検出されない、即ち
、該センサ33を通過した直後の場所に位置するように
穿孔しである。36はシートペーパーCのほぼ中央に便
座3の開口部3aと対応して設けた打抜片で、第11図
のように、一部を切残した状態でシートペーパーCに連
結されている。又、37は可動プレート20に穿孔した
センサ33から投光される光の通過口である。更に、第
7図において、3日は減速装置16bの上方に取付けた
tfti!!スイッチで、保護カバー18をケーシング
4から外したときは開放され、第7図のように、ケーシ
ング4に保護カバー18を被せ、これをフンク部材4a
にて掛止したときは、ケーシング4側に設けた投入部材
39によって投入できるように設けられている。又、第
1図において、40はケーシング4の一方の膨出部a、
上面に設けたペーパー繰出スイッチ、41は電源ランプ
、42は紙トラブルランプである。
次に、第12図ないし第15図において、60は便座3
を枢支する部位に設けた着座検出手段で、ケーシング4
の膨出部al に配設されて枢支軸61に連動連結され
ている。前記枢支軸61は第13図及び第14図で示す
ように、膨出部a1の内壁にと下方向に長く穿孔した長
孔62を貫通して膨出部a1内に挿入され、昇降案内筒
63内に昇降可能に収容した昇降軸64に回動自在に挿
入支持されている。そして、前記昇降軸64は常時コイ
ルばね65によって規制プレート66に当接しており、
便座3及び枢支軸61は昇降軸64が規制プレート66
に当接している状態が使用時の基準位置となる。67は
枢支軸61の挿入先端側に突設したレバー押圧片で、第
15図に示すように、中心を枢支軸61の軸線と同一と
なしてほぼ4分の1円弧セグメントをなすカム状に形成
され、その外周縁の半径は枢支軸61より大きくなって
いる。68はレバー押圧片67の下方に平面形状をL字
形に形成したセンサ起動レバーで、その基端部69はコ
イルばね70を挿入した昇降案内筒71に常時上方に付
勢させた状態で昇降可能に収容されており、その先端部
には遮蔽板72が突設されている。前記遮蔽板72は第
13図で示すように、膨出部a、内に配設した例えば、
ホトセンサPを構成するホトダイオードd1 とホトト
ランジスタT1 との間に介挿されている。又、ケーシ
ング4の膨出部a、内壁から外方に突出する枢支軸61
の突出端は、第13図のように、角型状に形成されて、
対応する便座3の側端部に設けた同一形状の係合孔73
に嵌入することにより、便座3を起立させた際、枢支軸
61も共同して回動し、着座検出手段60が、便座3に
着座した場合と、便座3を起立させたときの保合手段と
して機能するように構成されている。そして、便座3の
ケーシング4への取付けは、第12図で示すように、前
記のように、枢支軸61を便座3の一方の側端部に設け
た係合孔73に嵌入し、膨出部a、側に設けた枢支部7
4の透孔75には、便座3の他方の側端部側から挿入す
る枢支枢軸76を貫通支持させることによって、便座3
はケーシング4の膨出部al+amに、着座検出手段6
0と連動連結させた状態で起伏自在に取付けることがで
きる。
次に、前記のように構成したペーパー繰出・破断装置A
を駆動制御する駆動制御装置Bの構成を第16図の電気
回路図によって説明する。
第16図において、51は電源回路で、電源スィッチ3
8を介して交流電源に1次側を接続した変圧器Trと、
変圧器Trの2次側に交流入力端を接続したダイオード
ブリッジDBと、このダイオードブリッジDBの直流出
力端に接続した定電圧装置AVRと、定電圧装?1FA
VHの入力端に並列接続した平滑コンデンサC,,C,
とを備えており、商用電源を降圧して全波整流を行い定
電圧化した定電圧電源Vccを次に述べる各回路に動作
用電源として供給する。
52は半波ゼロクロス検出回路で、エミッタ接地のトラ
ンジスタQ、と、そのベースにアノードを接続した定電
圧ダイオードZDとを備え、定電圧ダイオードZDのカ
ソードは抵抗R1を介してダイオードブリッジDBの半
波整流出力端に接続され、又、トランジスタQ1のコレ
クタは抵抗Rを介して定電圧電源Vccと接続し、電源
回路51から入力される半波整流波が、定電圧ダイオー
ドZDのツェナ電圧骨だけ高い位置で立上り・立下るパ
ルス波形のゼロクロス信号の立上りのみを、前記トラン
ジスタQ、のコレクタと抵抗R2との接続点からワンチ
ップ4ビツトマイクロコンピユータ(以下、単に4ビツ
トマイコンと称する)LSIの入力端Sに入力する。
53は発光パルス増幅回路53aと、ペーパー繰出位置
検出センサ33とを備えたペーパー検出回路で、発光パ
ルス増幅回路53aは、定電圧電源Vccと接地間に抵
抗R1とコンデンサC1を直列に挿入し、ベースを定電
圧電源Vccに抵抗R4を介して接続するとともに、前
記4ビツトマイコンLSIの出力端りと接続したトラン
ジスタQ8のコレクタを、前記抵抗R1とコンデンサC
との接続点に抵抗R1を介して接続して構成され、又、
前記センサ33は、例えば、ホトダイオードdとホトト
ランジスタTとによって設けられ、前記トランジスタQ
!のエミッタを、カソードを接地したホトダイオードd
のアノードに接続し、又、コレクタが定電圧電avCC
と接続されたホトトランジスタTのエミッタを接地抵抗
R4に接続して、この接続点を4ビツトマイコンLSI
の入力@D1に接続し、前記4ビツトマイコンLSIの
出力端りからパルス信号が一定周期毎に出力される度に
前記センサ33に通常の約10倍の電流を瞬時に流し、
前記センサ33の発光輝度を高め、かつ、その電流に相
当する電圧をホトトランジスタTのエミッタと抵抗R4
との接続点で検出し、この電圧に相当する信号が4ビツ
トマイコンLSIの入力#JDIに入力される。そして
、シートペーパーCの透孔34がセンサ33の位置まで
移動すると、ホトダイオードdの光は可動プレート20
の通過口37を通過してホトトランジスタTに検知され
ず、この結果4ビツトマイコンLSIに検出信号が入力
されないことによって、シートペーパーCの繰出位置を
検出するものである。
54は着座検出手段60の結線状態を示すための具体的
な着座検出回路で、カソードを接地し、アノードを定電
圧電源Vccに抵抗R1を介して接続したホトダイオー
ドd+  と、エミッタ接地のホトトランジスタT、と
を備えたホトセンサPSからなり、前記ホトトランジス
タT、のコレクタを抵抗R6を介して定電圧電源Vcc
に接続するとともに、この抵抗R1とホトトランジスタ
T。
のコレクタとの接続点を4ビツトマイコンLSIの入力
端D□に接続し、便座3に着座したとき、ちるいは、便
座3を起立させた際、便座3に連動連結した枢支軸61
によって遮蔽板72を下降し、ホトセンサPSのホトダ
イオードd1の光を、ホトトランジスタT、に検出させ
、ホトトランジスタT、のコレクタを抵抗R11との接
続天からケーシング信号をオン出力し、この検出信号を
4ピントマイコンLSIの入力端り、に入力させること
によって便座3に着座したか、便座3を起立したかを、
即ち、着座検出手段60が作動したことを検出し、これ
により、誤って、あるいは、悪戯によりペーパー繰出ス
イッチ40を投入した場合、シートペーパーCが便座3
上に繰出されるのを阻止する。従って、シートペーパー
Cは着座検出手段60の非動作時においてのみ繰出が行
われることとなる。
55は位置検出センサ28.28aを備えた可動プレー
ト位置検出回路で、第1の位置検出センサ28は、カソ
ードを接地し、アノードを定電圧tl源Vccに抵抗R
,を介して接続したホトダイオードd!と、エミッタ接
地のホトトランジスタT2とからなり、このホトトラン
ジスタTt はコレクタを定電圧電源Vccに抵抗R1
゜を介して接続し、かつ、抵抗R5゜との接続点を4ビ
ツトマイコンLSIの入力端Fと接続し、又、第2の位
置検出センサ28aも第1の位置検出センサ28と同様
に、即ち、カソードを接地し、アノードを定電圧電源V
ccに抵抗R1+を介して接続したホトダイオードd、
と、エミッタ接地のホトトランジスタT、とからなり、
このホトトランジスタT。
のコレクタを定電圧電源Vccに抵抗R+zを介して接
続するとともに、前記抵抗R11との接続点を4ビツト
マイコンLSIの入力端F1に接続することによって構
成されており、それぞれホトダイオードd z、 d 
sの発光が検出板30.31により遮光されたときは、
位置検出センサ2B、28aからの出力信号が4ピント
マイコンLSIに入力されず、逆に、検出板30.31
の切欠部によってホトダイオードd、、d、からの発光
がホトトランジスタT、、T、に受光されたときは、位
置検出センサ28,28aからの出力信号が4ピントマ
イコンLSIに入力させる。そして、前記位置検出セン
サ28,28aからの出力信号が4ビツトマイコンLS
Iの入力端F、F、に同時に入力されたとき、あるいは
、入力されなかったときは、次に述べる電動機駆動回路
56が自動的に開路されて電動機25の運転を強制的に
停止させる。
前記電動機駆動回路56は、交流電源と電動機16.2
5との間に直列に挿入したホトトライアックTh、、T
h、と、アノードを定電圧電源VcCに接続し、カソー
ドが抵抗R13,R14を個々に介在させて前記4ビツ
トマイコンLSIの出力端り、、D、に個別に接続した
発光ダイオードLE。
LE、とからなるホトカプラPC,,PC,を備えて構
成されており、これらホトカブラPC,,PCは、各セ
ンサ28,28a、33.PSからの出力信号を4ピン
トマイコンLSIが入力信号として取込んだとき、個々
にオンし、電動機16゜25の回転を個別に駆動制御さ
せる。57はランプ点灯回路で、電源ランプ41とペー
パー繰出スインチ40は定電圧電源Vccと4ビツトマ
イコンLSIの入力端り、との間に抵抗R1,を介して
直列に挿入され、又、前記スイッチ40と4ビツトマイ
コンLSIの人力@D、との間には、定電圧電源Vcc
と接続する抵抗R16が接続されている。更に、紙トラ
ブルランプ42は定電圧電源VCCと4ビツトマイコン
LSIの出力端り、との間に抵抗R1’lを介して直列
に挿入接続することにより構成されている。
又、第16図中、Pは4ビツトマイコンLSIを動作さ
せクロックパルスを発振させるための発振回路であり、
更に、Rは4ピントマイコンに供給される定電圧電源を
立上げたとき、あるいは、電圧が急降下(低下)したと
き、4ビツトマイコンLSIの動作を安定させるための
回路である。
そして、前記駆動制御装置Bの4ビツトマイコンLSI
には、第17図のフローチャートで示す制御プログラム
が具備されており、ペーパー繰出・破断装置Aは、前記
プログラムに基づき各センサから信号に応じてKA御プ
ログラムにより駆動制御される。
次に、動作について説明する。
便座3上にシートペーパーCを繰出さないときは、ペー
パー繰出口17が第6図で示すように、可動プレート2
0に取付けたゴム製の閉鎖部材りにより常時完全に閉鎖
されており、汚水がケーシング4内に浸入するのを防ぐ
使用者が用足しを行うにあたり、便座3上にシートペー
パーCを繰出す場合について説明する。
第12図ないし第18図において、電源スィッチ38の
投入により、ランプ点灯回路57が通電されて電源ラン
プ41が点灯し、次にペーパー繰出スイッチ40を投入
すると、4ビツトマイコンLSIに事前にプログラムさ
れている制御プログラムにより、4ビツトマイコンLS
Iの出力端りが“°H”レベルから“L”レベルとなり
、電動機駆動回路56の発光ダイオードLEtが点灯さ
れ、これによりホトトライアックThtを導通させてホ
トカプラPC!をオン状態となし、商用周波数の交流電
源が電動機25に通電されてこれを起動する。この場合
、便座3が起立していると、枢支軸61は共同して回動
しているので、その先端に設けたレバー押圧片67も第
15図において、反時計方向に回動し、センサ起動レバ
ー68をコイルばね70の力に抗して押下げて遮蔽板7
2を下降させ、ホトダイオードd、とホトトランジスタ
TI との導通遮蔽を解除し、ホトセンサPSがオン出
力する。又、便座3に着座していたりした場合も、枢支
軸61がコイルばね65の力に抗して押下げられ、前記
同様にレバー押圧片67によリセンサ起動レバー68を
下降させてホトセンサPSをオン出力させる。即ち、着
座検出手段60が動作してホトセンサPSをオン状態に
保持されているため、電動機16.25は起動しない。
又、シートペーパーCがペーパー繰出位置検出センサの
検出個所に存在しているときも前記と同様であ名、前記
電動機25の起動により円板カム24が回動軸26を介
して回動し、従動ローラ23を介して可動プレート20
を第6図の状態(ペーパー繰出口17の閉鎖)から第3
図のようにペーパー繰出口17を開放する方向に回動さ
せる。前記可動プレート20が第3図のように、ペーパ
ー繰出口17を完全に開いた状態にまで回動すると、第
1O図(B)に示すように、回動軸26に止着した一対
の検出板30.31が、それぞれ可動プレート20の位
置検出センサ2B、28aのホトダイオードd z、 
d xの発光を遮光し、該センサ28゜28aからの出
力信号が4ビツトマイコンLSIの入力端F、F+ に
入力されないので、その出力端D4は“H”レベルとな
ってホトカプラPC。
がオフし、電動機25を停止させ、可動プレート20を
ペーパー送出路21と平行に位置させる(第18図の2
8.28a、25参照)、前記電動機25の停止時、4
ビツトマイコンにプログラムされている制御プログラム
により、出力端D4は間欠的に“H″→″L″→“H”
→″L″となり、交流電源を間欠的に電動機25に通電
させるとともに、前記出力端D4より、半波ゼロクロス
回路52から出力するパルス信号の立上りと同期させた
制御信号を出力させ、電動機25に、正弦波の正の半波
の一部を通電し、これによって電動機25に間欠的に通
電される前記交流電源をあたかも直流を通電させたよう
な状態にさせて電動機25に制動をかけこれを急停止さ
せる。即ち、電動機25は直流制動がかけられた状態で
急停止するもので、これは、コイルに正弦波の正の半波
の一部を通電させると、コイルは直流が通電された状態
となって回転子側に交流電圧が発生して交流が流れ、こ
の発生電力は熱として消費されることにより制動トルク
が発生することに起因するものである(第18図の25
参照)、電動機25が停止すると、4ビツトマイコンL
SIの出力端り。
は直ちに″H″レベルから“L″レベルなって発光ダイ
オードLE、が点灯し、ホトトライアックTh、を導通
させ、ホトカプラPC,をオン状態にして電動機16を
起動する。このため、繰出ローラ15が回転し、押圧ロ
ーラ19に巻掛けられて前記繰出ローラ15との間に挟
持したシートペーパーCを、シートペーパーロール11
から巻戻しながら可動プレート20→ペーパー繰出口1
7を経て便座3上に繰出す。そして、シートペーパーC
に穿孔した透孔34がペーパー繰出位置検出センサ33
により検出されると、即ち、該センサ33のホトダイオ
ードdの光は、透孔34→通過口37を通ってホトトラ
ンジスタTに検出されないので、ペーパー検出回路53
の出力信号が4ビツトマイコンLSIに入力されず、こ
れにより、4ビツトマイコンLSIはペーパー「無し」
と判断してシートペーパーCの繰出位置(長さ)を検出
する。この検出により、4ビツトマイコンLSIの出力
端り、は直ちに“L”レベルから″H″レベルに変ろう
とするが、本発明は制御プログラ五の中にあらかしめ記
憶されている電動機16の回転続行プログラムによって
、出力端り、は、4ビツトマイコンLSIに内蔵された
図示しないタイマにてあらかじめ設定された時間だけ、
L ”レベルを維持して電動機16の駆動を続行し、シ
ートペーパーCの繰出しを継続させる。そして、前記タ
イマの設定時間が経過すると、前記出力端り、は°゛H
″H″レベルてホトカブラPC,がオフし、電動811
6を2.停止させる(第18図の16のX1参照)。な
お、前記タイマが稼働している時間は、シートペーパー
Cの透孔34がセンサ33に検出された時点からあらか
じめ設定された長さ分だけ便座3側に移動したとき、前
記シートペーパーCのミシン目35を破断突起14と繰
出ローラ15との間に位置させ、しかも、前記ミシン目
35を破断してこの破断された便座3例のシートペーパ
ーCの後退によりその破断端が繰出、押圧ローラ15,
19の挟持点に接衝しても、前記透孔34がペーパー繰
出位置検出センサ33に検出されない位置までシートペ
ーパーCを繰出すことができるよう設定されている。そ
して、前記電動4!!16の停止時は、電動機25と同
様に、直流制動がかけられた状態で急停止される。この
ためシートペーパーCは、透孔34がセンサ33の検出
地点から定められた長さ分だけ便座3側に移動したあと
繰出しが停止され、即ち、定量の長さ繰出されて便座3
上を第1図のように覆う。又、前記のように、シートペ
ーパーCの透孔34をセンサ33にて検出したあとも所
定の長さだけシートペーパーCを繰出すとき、商用電源
の周波¥1.50/60Hzが異なると、その繰出し長
さも異なり、ミシン目35の位置を破断場所に設定でき
なくなることがある8本発明はこれらの点も考慮し、ゼ
ロクロス検出回路52から出力するパルス信号の立上し
を4ビツトマイコンLSIにてカウントして周波数を判
定し、この判定した周波数に基づいて電動機16の駆動
時間(i!i孔34検出後の時間を指す)を、4ビツト
マイコンLSIに内蔵したタイマにて制御する機能を備
えたプログラムが制御プログラム内に記憶されているの
で、シートペーパーC−枚分に設けたミシン目35は、
周波数に関係なく所定の破断位置に設定することができ
る。
なお、前記シートペーパーCの繰出途中において、シー
トペーパーCの上から便座3を押さえ付けたり、便座3
に着座したりすると、着座検出手段60の枢支軸61が
押下げられ、これと連動とする昇降軸64がコイルばね
65の力に抗して下降し、レバー押圧片67によってセ
ンサ起動レバー68を下降させ、ホトセンサPSをオン
させる(着座検出手段60を動作させる)、このため、
4ピントマイコンLSIの入力端D2には、着座検出回
路54からホトカプラPSの検出信号が人力される。こ
の場合、4ビツトマイコンLSIにはその出力端D=、
D4を直ちに、″L″レベルから”°H”レベルに変え
る制御プログラムが組込まれているので、ホトカプラP
C,がオフして電動機16を急停止させる。このため、
シートペーパーCの繰出しは一時的に停止する(第18
図60のY及び16のYl参照)、この際、電動機16
は直流制動がかけられた状態で急停止するようになって
いるため、シートペーパーCはベーパー送出路21内で
小さく撓むことはあっても、絡みつきや詰しを起こすこ
とはない。そして、前記便座3への押圧(あるいは離座
したとき)を解除すると、枢支°軸61は第14図のよ
うに、コイルばね65の力によって規制プレート66と
当接する位置まで上昇してセンサ起動レバー68を原位
置に復帰させ、ホトダイオードd、とホトトランジスタ
T、との間を遮蔽板72により遮蔽して非導通となして
ホトセンサPSをオフさせる。この結果、4ビツトマイ
コンLSIを入力端D2には、着座検出回路54からの
信号が人力されなくなる(着座検出手段60の動作が解
除される)。従って4ビツトマフイコンLSIの出力端
D3は直ちに“H”レベルからL ”レベルとなってホ
トカブラPC3をオンし、電動機16を起動させてシー
トペーパーCの繰出しを再開始する。このとき、シート
ペーパーCはペーパー送出路21内で、特に、祇詰しを
起こしていないので、ペーパー送出口17から円滑に繰
出すことができる。又、シートペーパーCの繰出中に、
不意に便座3を起立させたときも、前記のように、着座
検出手段60が動作して一繰出しを中止させ、便座3を
現位置に戻せば、再繰出を行うことができるものである
。このシートペーパーCの再繰出後、再度便座3を動か
して着座検出手段60を動作させたときは、前記同様、
繰出は中止される(第18図60のZ。
16の21参照)。前記シートペーパーCの繰出中に、
便座3を動かすことによって、着座検出手段60が動作
した場合、あるいは、その動作が解除されたとき、第1
7図に示すフローシートに記載されているように、電動
1116を駆動制御するプログラムが制御プログラムに
組込まれているので、シートペーパーCの繰出中に便座
3を動かしても、電動機16の駆動制御が前記制御プロ
グラムによって確実行うことができるので、紙詰しを起
こすことは全くない。
前記のように、電動機16が停止してシートペーパーC
が便座3上を覆う長さ繰出されると、4ビツトマイコン
LSIの出力端D4は直ちに°“H″レベルら“L”レ
ベルとなり、再度ホトカプラPC7を導通させて電動[
25を起動する。
このため、カム円板24にて可動プレート20は、第3
図の位置から第4図のように反時計方向側、即ち、回動
プレート12側に回動し、ペーパー送出路21上に横た
わっているシートペーパーCを回動プレート12側に持
上げ、第4図のように、可動プレート20の押圧片22
と回動プレー1−12の押圧部13との間で挟持した状
態で回動プレート12を押動しなから回動をつづける。
この結果、シートペーパーCは、その一方を可動及び回
動プレート20.12にて挟持され、他方は繰出。
押圧ローラ15,19により挟持された状態で前記可動
プレー)20の回動に伴い、両挟持点の間で大きなテン
ションが加えられるとともに、破断突起14が軽く接触
する。そして、円板カム24が回動軸26の回動により
そのスタート地点から約半周程度回動すると、即ち、第
10図(C)及び第14図で示すように、可動プレート
位置検出センサ28の発光が検出板30の切欠部を通っ
てホトトランジスタT8に受光され、逆に、センサ28
aの発光が検出板31に遮光されてホトトランジスタT
、に受光されなくなった地点に達すると、可動プレート
20は第6図で示すように最大角度傾斜するとともに、
回動プレート12も可動プレー)20により更に押動さ
れて時計方向側に大きく回動し、シートペーパーCを、
最大のテンションを加えた状態で、回動プレート12の
破断突起14によって強く押圧することとなるため、シ
ートペーパーCは破断突起14近くのミシン目35から
順次引裂れ第5図のように破断される。
前記シートペーパーCの破断時、電動機16はシートペ
ーパーCの繰出後からこれを破断するまでの間(約1秒
間)直流制動をかけた状態で保持できるように制御プロ
グラムにてシーケンス制御されているので、繰出ローラ
15は空転することな(シートペーパーCにテンション
をかけることができるため、破断作業を円滑に行うこと
ができる。
このシートペーパーCを破断した時点では、センサ28
はオンし、センサ28aがオフしているので、4ビツト
マイコンLSIの出力端D4は直ちにH”レベルとなっ
てホトカブラPc2をオフし、て電動機25を前記同様
急停止させる(第18図の28,28a、16.25参
照)。前記のように、回動軸26に取付けた検出板30
.31によりセンサ28がオンし、センサ28aがオフ
しているので、電動8!25は起動せず、これにより破
断されたシートペーパーCは第5図で示すように、可動
2回動の両プレー)20.12にて強固に挟持されてい
るため、便座3がら滑落することはない。
シートペーパーCが便座3上に繰出されたあと、使用者
は便座3に着座し、打抜片36を便器2内に垂下させて
用足しを行う、前記使用者が便座3に着座すると、着座
検出手段6oの遮M板72がホトダイオードd1 とホ
トトランジスタTI との導通遮蔽を解除してホトセン
サPSをオンし、その検出信号が着座検出回路54から
4ビツトマイコンLSIに入力されているので、その出
力端DD4は”H″レベルFっている。従って、着座中
に誤ってペーパー繰出スイッチ40を投入しても電動機
16.25は起動せず、用足し中にシートペーパーCの
挟持が解けたり、あるいは、シートペーパーCが不意に
繰出されたりして紙詰しを起すようなことはない(第1
8図のPS、25.16参照)。
用足しを終えて使用者が便座3から離れると、着座検出
手段60の昇鋒軸64がコイルばね65の力にて上昇す
ることにより、センサ起動レバー68がホトダイオード
d、とホトトランジスタTとの間を遮光してホトセンサ
PSをオフする。
このため、着座検出回路54からの検出信号が4ビツト
マイコンLSIに入力されず、その出力端D4は直ちに
、“H″レベルら“L”レベルとなってホトカプラPC
,を導通させ電動機25を起動する(第18図の60.
25参照)、このため、カム円板24の回動により可動
プレート20は第5図の位置、即ち、シートペーパーC
を挟持している状態から、第5図の時計方向側に回動さ
れ、シートペーパーCの挟持を解く。そして、カム円板
24の回動により、回動軸26に取付けた検出[30,
31が、第10図(D)で示すヨウに、可動プレート位
置検出センサ28,28aをオンさせる位置まで回動す
ると、両センサ28゜28aからの出力信号が4ビツト
マイコンLSIに入力されてその出力端D4は“H”レ
ベルとなり、ホトカプラPC,をオフさせて電動機25
を急停止させる(第18図の28.28a、25参照)
。この結果、可動プレー)20は第3図のように、シー
トペーパーCの繰出時と同様に、ペーパー送出路21と
平行する位置で回動が停止される。この状態で、シート
ペーパーCを手に持って便器3内に捨てるか、あるいは
、洗浄水を流し既に便器2内に水没している打抜片36
を介して便座3上のシートペーパーCを便器2内部に引
きずり込み、汚水と一緒に排出する。前記のように、可
動プレート20が第3図の位置まで後退すると、回動プ
レート12は可動プレート2oにょる押圧が解かれるた
め、ばねdによってストッパーeと当接する位置まで自
動復帰する。又、使用者が便座3から離れる時点では、
シートペーパーCはまだ回動、可動両プレー)L2,2
0により挟持されているので、シートペーパーCが臀部
にまつわりつくことはない。
シートペーパーCが便座3から除去されると、ペーパー
検出回路53の出力信号が4ビツトマイコンLSIに入
力され、その出力端り、を“L”レベルにかえ電動12
5を起動する。このため、カム円板24により可動プレ
ート20は第3図の状態から第6図で示すように、ペー
パー繰出口17を閉鎖する方向に回動し、閉鎖部材りが
ペーパー繰出口17を閉鎖する地点に達すると、検出板
30.31は第10図(A)で示すように、原位置に復
帰し、即ち、センサ28をオフし、センサ28aをオン
させることにより、4ビツトマイコンLSIの入力端F
、にセンサ28aの人力信号が入力されるものの、入力
端Fにはセンサ28の信号が入力されないので、出力端
D4は“H”レベルとなって電動機25を急停止させる
。このため、ペーパー繰出口17は閉鎖部材りにより確
実に閉鎖されて汚水がケーシング4内に浸入するのを阻
止する(第18図の28.28a、25参照)、前記セ
ンサ28がオフし電動機25を停止させて可動プレート
20が原位置に復帰すると、センサ2Bがオフしている
ことにより、4ビ、トマイコンLSIの出力端D3が”
L”レベルとなって電動機16が起動され、シートペー
パーCを第6図で示すように可動プレート2oの中程ま
で進出させる。この場合、電動機16の運転時間は制御
プログラムによりタイマ設定されている。このように、
シートペーパーCをあらかじめ可動プレート20の上ま
で進出させておくことにより、次の繰出時、シートペー
パーCのケーシング4内での紙詰しを、未然に防ぐこと
ができる。この場合、可動プレー)20は第6図のよう
に、ケーシング4内においてほぼ水平状態に保持されて
いるので、シートペーパーCは進出にあたり、円滑に可
動プレート20上に繰出すことができる。
なお、用足しを終えて使用者が便座から立上ったとき、
使用者の身体あるいは衣服が便座3上のシートペーパー
Cに触れ、これがケーシング4内に押し戻されたとき、
前記シートペーパーCの破断端が例え繰出、押圧両ロー
ラ15,19の挟持点に当接しても、シートペーパーC
の透孔34が、ペーパー位置検出センサ33より手前(
便座3)側に位置して検出されないように設けられてい
るので、前記透孔34の検出によりペーパーr無し」と
判断され、電動機25の起動により可動プレート20を
原位置に戻したあと、電動機16の起動によって繰出さ
れる次回繰出のシートペーパーの繰出端と、前記ケーシ
ング4内に後退したシートペーパーCとが接衝し、次回
繰出用シートペーパーの繰出端が折れ曲ったり、カール
することによってその繰出時、紙詰しを起すことはない
又、ペーパー繰出スイッチ40を投入してから一定時間
、例えば、約5秒経過してもシートペーパーCが便座3
上に繰出されないときは、シートペーパーCの透孔34
がペーパー繰出位置検出センサ33にて検出されないた
めであり、このような場合は、4ビツトマイコンの出力
端り、が“L”レベルとなり、祇トラブルランプ42を
点灯させて紙トラブルが生じたことを表示させるととも
に、出力端り、が″H″レベルとなって電動機16を急
停止させ、シートペーパーロール11から無駄なシート
ペーパーCの巻戻しを阻止するように構成されている。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように構成されているので、次に
示すような効果を有する。
(1)本発明はシートペーパー自動供給便座のケーシン
グに起伏自在に枢支させて取付けた便座の前記枢支部に
、着座又は、離座動作がなされたとき、これを検出して
その検出信号を出力する着座検出手段を備え、この着座
検出手段がオン、オフ動作したとき、そのオン・オフ信
号にてローラ部材を駆動する電動機を駆動制御させる駆
動制御装置に、前記着座検出手段がオン動作したときは
前記電動機の駆動を停止させ、オフ動作したときは電動
機を再駆動させる制御プログラムが具備させであるので
、便座に着座しているときをはじめ、便座の起立中、シ
ートペーパーの繰出中に便座を作動させた場合、前記着
座検出手段がオン動作してシートペーパーの繰出を阻止
し、着座検出手段がオフしたときは、シートペーパーの
繰出しを行うことができるため、たとえ、シートペーパ
ーの繰出中において、不用意に便座を動かした場合でも
、シートペーパ−の繰出しが確実に阻止でき、シートペ
ーパーの繰出途中における祇詰しを解消することができ
る。
(2)  その上、着座検出手段のオン動作によりシー
トペーパーの繰出を中止した場合、ローラ部材を駆動す
る電動機は急制動がかけられて急停止するため、シート
ペーパーはケーシング内でほとんど撓みを生じることな
く保持させることができるので、再繰出しに当たっては
紙詰しを起こしたり、しわを生じさせたりすることなく
、円滑に繰出すことができる。又、再繰出しに際し、紙
詰りか生じないので、紙詰しを解消するためのメンテナ
ンス作業を軽減できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシートペーパー自動供給便座を洋式便
器に設置した状態を示す斜視図、第2図は同上の側面図
、第3図ないし第6図はシートペーパー自動供給便座の
動作状態を順次示す要部の縦断面図、第7図はシートペ
ーパー自動供給便座の要部を縦断して示す正面図、第8
図は第7図の要部を示す平面図、第9図は検出板の取付
状態を示す断面図、第1O図(A)ないしくD)は検出
板と可動プレート位置検出センサとの各駆動段階におけ
る位置関係を説明する説明図、第11図はシートペーパ
ーの斜視図、第12図は便座のケーシングへの取付状態
を示す分解斜視図、第13図は着座検出手段の要部拡大
平面図、第14図は同要部の拡大正面図、第15図は第
13図のX−X線における断面図、第16図は駆動制御
装置の電器回路図、第17図は本発明装置の動作状態を
説明するためのフローチャート図、第18図は同じくタ
イミングチャート図である。 12・回動プレート、15・繰出ローラ、17・ペーパ
ー繰出口、19・押圧ローラ、20・可動プレート、6
0・着座検出手段A・ペーパー繰出・破断装置、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーシング内に回転自在に収納したシートペーパーロー
    ルから巻戻されたシートペーパーをローラ部材により挟
    持して便座上に所定の長さ繰出すようにしたシートペー
    パー自動供給便座において、前記便座に、着座又は離座
    動作がなされたとき、これを検出してその検出信号を駆
    動制御装置に出力する着座検出手段を設け、この着座検
    出手段の検出信号を入力する前記駆動制御装置には、シ
    ートペーパーの繰出途中に着座検出手段をオン動作させ
    たとき、ローラ部材を駆動する電動機を駆動制御させて
    シートペーパーの繰出しを中止し、前記着座検出手段の
    オン動作が解除されたときは、前記電動機を駆動させて
    シートペーパーの繰出しを行わせる制御プログラムを具
    備させたことを特徴とするシートペーパー自動供給便座
JP13684089A 1989-05-30 1989-05-30 シートペーパー自動供給便座 Pending JPH031830A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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