[go: up one dir, main page]

JPH03176017A - シートペーパー自動供給便座 - Google Patents

シートペーパー自動供給便座

Info

Publication number
JPH03176017A
JPH03176017A JP31668089A JP31668089A JPH03176017A JP H03176017 A JPH03176017 A JP H03176017A JP 31668089 A JP31668089 A JP 31668089A JP 31668089 A JP31668089 A JP 31668089A JP H03176017 A JPH03176017 A JP H03176017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet paper
paper
toilet seat
paper sheet
clamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31668089A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Higuchi
樋口 満博
Akio Fujii
明夫 藤井
Osamu Yamamoto
修 山本
Takayoshi Adachi
安達 隆義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd, Aichi Electric Co Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP31668089A priority Critical patent/JPH03176017A/ja
Publication of JPH03176017A publication Critical patent/JPH03176017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洋式便座の便座上にこれを被うシートペーパ
ーを自動供給する新規な装置に係り、その目的は、シー
トペーパーロールから巻戻されて便座上に繰出される一
枚分のシートペーパーを円滑・良好に切断して便座上に
自動供給可能とした簡素な構造のシートペーパー自動供
給便座を提供することにある。
〔従来の技術〕
近年、洋式便座の使用時、その衛生面を考慮して便座上
にシートペーパーを敷く装置として、例えば、実開昭6
0−155399号公報に記載されている便座用カバー
供給装置が見受けられる。
そして、前記カバー供給装置は、便座の上面を覆うこと
ができる大きさ及び形状に整形され、かつ、それがシー
ト状に連続したシートペーパーをロール状に巻取って保
護カバーの中に収容するとともに、この前記シートペー
パーロールを連続繰出可能に載架支持するペーパーホル
ダーと、シートペーパーロールから繰出されたシートペ
ーパーを便座の上面近くにおいて前方に所定の長さ分繰
出すための繰出ローラ装置と、前記便座上に所定の長さ
繰出されたシートペーパーの後端を切断する切断刃を備
えた切断装置とによって構成されている。
かかる従来のカバー供給装置において、シートペーパー
の繰出及び切断操作は、操作スイツチを投入し繰り出ロ
ーラ装置にてシートペーパーを定量繰出したあと、切断
刃を昇降させてシートペーパーの切断を行っている。こ
のように、洋式便器の使用に際しては、便座上にシート
ペーパーを自動的に敷いて着座することができるので、
使用者は洋式便座を衛生的に利用することができ、至便
である。
〔発明が解決するためのyA題〕
しかし、前記構成の便座用カバー供給装置においては、
次に示すような問題があった。
(1)  便座上に繰出されたシートペーパーは、水洗
廃棄できるよう軟質薄葉で、かつ、便座上を覆うために
大判上に製作されているので、非常に腰が弱く、しかも
、吸収性に冨むため、シートペーパーールから巻戻され
て便座上に繰出されたシートペーパーの切断は困難を極
めていた。即ち、便座上に繰出されたシートペーパーの
一方は繰出ローラ装置により挟持されているものの、便
座上に位置する他方は、挟持手段が全くないので、切断
時、シートペーパーの切断個所が可動刃と固定刃との間
に食い込んだりして、切断が円滑に行えないことがあっ
た。
(2)  又、繰出ローラ装置と切断刃との間には、シ
ートペーパーロールから繰出されたシートペーパーを支
える手段が全く講じられていないので、切断後、シート
ペーパーロール側の切断端は固定刃上に乗載されている
だけであるため、前記切断端付近が巻きぐせによりカー
ルしていたりすると、固定刃に乗載されず、巻ぐせ方向
にカールしてしまい、繰出時、切断刃と接衝して祇詰り
を起しやすく、シートペーパーを便座上に円滑に繰出す
ことが困難であった。
(3)更に、シートペーパーの切断用の切断刃は、シー
トペーパー供給装置を構成する上から、シートペーパー
繰出口の内側に取付けられており、汚水が跳ね返って付
着することが多くこれにより不衛生であるばかりでなく
、汚水の付着により切断刃が発錆してシートペーパーの
切断ができなくなることがあった。その上、切断されて
便座上に繰出されたシートペーパーは、特に、押圧手段
により保持されていないので、着座に際してシートペパ
ーに触れた場合、便座上から滑落したり、あるいは便座
から離れる際、臀部にまつわりついたりして不衛生であ
る等の問題があった。
本発明は、前記の問題点に鑑み、便座上にシートペーパ
ーを定量繰出したあと、所定の切断位置において、前記
シートペーパーを挟持した状態で、加熱手段により直線
上に切断して挟持状態を保持し、用済後は挟持を解き便
器内に自動排出可能としたシートペーパー自動供給便座
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、シートペーパーロールを回転自在に横架した
ケーシング内中央の後背部側に、シートペーパーロール
から巻戻したシートペーパーロールして便座本体上に一
定の長さ繰出すための繰出ローラと押圧ローラとからな
るペーパー繰出手段を設け、ケーシング内のほぼ中央部
には、カム板の回転によって昇降するクランプ板と、こ
のクランプ板と対向する上方位置には、便座上に繰出さ
れるシートペーパーが円滑に通り抜けすることができる
間隔を保って前記クランプ板と接衝可能な位置に横設し
たクランプ受止体と、このクランプ受止体の下面にシー
トペーパーの繰出方向と直交させて加熱部分を下方に露
出させて直線上に取付けたヒータ等とからなるシートペ
ーパーの挟持・切断手段を設け、更に、前記ペーパー繰
出手段及びシートペーパーの挟持・切断手段を個別に駆
動制御してシートペーパーの繰出・挟持・切断等の指令
を出力する制御装置を具備させて、シートペーパー自動
供給便座を構成したので、その作用は次に示すとおりで
ある。
〔作用〕
前記の構成において、シートペーパーロールから巻戻し
されたシートペーパーを、ペーパー繰出手段によって便
座上に一定の長さ繰出し、つづいて、シートペーパー挟
持・切断手段のクランプ板をクランプ受止体側に押し上
げてシートペーパーをほぼ気密状態に挟持し、このあと
、クランプ受止体に設けたヒータを短時間通電させて、
該ヒータと接触しているシートペーパーの部分を焼き切
る。即ち、切断し、前記切断後は挟持状態を使用者が用
足しを終えるまで維持し、使用者が便座から離れると、
前記挟持状態が自動的に解除されて、便座上のシートペ
ーパーを汚物排出時、便器内に流下する洗浄水の水勢に
より便器内に排出させて除去するようにしたことを特徴
とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第9図により説明
する。
第1図、第2図において、1は洋式便器2の上面後背部
に設置したシートペーパー自動供給便座で、洋式便座2
上に乗載される便座本体3と、洋式便座2上面の後背部
に設置固定されて前部側に便座本体3の後部を枢軸4に
て起立自在に枢支した機構部5とによって構成されてい
る。
次に前記機構部5の構成について説明する。
第3図、第5図において、6は前記機構部5を収容する
ケーシングで、上下一対の横長な函体を用いて嵌合可能
に形威されており、内部にペーパー繰出手段7及びシー
トペーパーの挟持・切断手段8とこれら各手段を駆動す
る駆動源とを収容するための下部ケーシング6aとシー
トペーパーロールRやペーパー繰出手段7の一方を構成
する押圧ローラ9を回転自在に横架する吊支機枠10を
回転自在に枢支するための上部ケーシング6bとからな
る。そして、前記上、下角ケーシング6a6bの長さ方
向のの端部には、両ケーシング6a6bを結合したとき
、便座本体3の後部を枢軸4にて枢支する膨出部a、b
が洋式便座2の前方に向けて膨出形成されており、又、
上部ケーシング6bの長さ方向の側端部内側には、第5
図で示すように、側壁c、dとの間において、吊支機枠
10を回転自在に支持する支持壁6c、6dが上部ケー
シング6bと一体に垂下形成されている。更に、前記支
持壁6c、6dに枢支した吊支機枠IOは、第3図、第
5図で示すように、支持壁6c。
6dの軸受部eと嵌合するボス部fを両端部の上部に備
えた支持板11.11と、これら支持板11.11の下
部を傾斜状態で相互に連結する連結板12とによりほぼ
U字枠体状に形成されて、前記軸受部eにボス部rを介
して支持壁6c、6dに回転自在に取付けられる。又、
前記吊支機枠10下部の後背部側には、第3図に示すよ
うに、ペーパー繰出手段7の一方を構成する押圧ローラ
9が、一部を連結板12の下方に臨ませて第5図のよう
に、支持板11.11間に回転自在に横架されており、
更に、前記連結板12の幅方向(第3図の左右方向)の
ほぼ中央には、第3図、第5図で示すように、下部を開
口した凹溝13を連結板12の長さ方向に沿って形威し
、この凹溝13にはヒータ14を下方に露出させて直線
状に取付けた耐熱性に富み、かつ、やや弾力性に優れた
、例えば、ふっ素糸の合成樹脂等からなるクランプ受上
体15が、その下面を連結板12の下側にわずかに突出
させた状態で嵌着されている。
そして、更に、前記吊支機枠10のボス部fには、ペー
パーホルダーgに巻回したシートペーパー。
−ルRが回転自在に、しかも、取外し可能に横架されて
いる。
一方、下部ケーシング6aには、その長さ方向の端部に
、第5図で示すように、押圧ローラ9と摺接してペーパ
ー繰出手段7のもう一方を構成する繰出ローラ16を回
転自在に支持する支持架台17と、前記繰出ローラ16
を回転させる電動機18と、後述するクランプ板19を
駆動する電動1120とが収容設置されており、又、前
記各電動機18.20はそれぞれ減速装Wffi21を
介して繰出ローラ16、あるいは、クランプ板19の駆
動を行う、前記クランプ板19は、例えば、第3図で示
すように、上部ケーシング6bの上面を、吊支機枠10
の連結板12との間において、シートペーパーロールR
から巻戻されたシートペーパーPが、円滑に通り抜けす
ることができる間隔を有して支持壁6c、6d間にまた
がって被覆した傾斜天井壁22のほぼ中央部に、クラン
プ受止体15と相対向して上下動可能に取付けられてい
る。
そして、前記クランプ板19は第3図、第5図で示すよ
うに、傾斜天井壁22の嵌合壁体23間に、クランプ受
止体15とほぼ同長に形成されて昇降可能に嵌合され、
その上端面は、クランプ受止体15と同様に、耐熱性に
富み、かつ、やや弾力性に優れた合成樹脂製のクランプ
体24が止着されており、又、下端面は、下部ケーシン
グ6aの底面に直立させた軸受架台25に回転自在に支
承され、電動機20により減速装置21を介して減速回
転する回転軸26に止着した楕円形のカム板27に摺接
可能に支持されている。そして、前記カム板27が半回
転すると、クランプ板1つはそのクランプ体24の上端
面が傾斜天井壁22と同一平面位置に保持され(第3図
参照)、前記カム板27を更に半回転させて停止させる
と、クランプ体24がクランプ受止体15に密接した状
態で保持されるように設けられている(第4図参照)。
前記したように、カム板27の回転により昇降するクラ
ンプ板19と、吊支機枠lOの連結板12の凹溝13に
、ヒータ14をクランプ板19側に露出状態で配設させ
て嵌着したクランプ受止体15とによって、シートペー
パーPの挟持・初段手段を構成する。
次に第3図において、28はシートペーパーロールRを
横架した上部ケーシング6bの開口部を被覆するカバー
で、このカバー28は第5図のように、上部ケーシング
6bに被せると、第3図で示すように、カバー28の前
部側下端が連結板12の前端と係合されて、上部ケーシ
ング6bの前壁部上面との間でペーパー繰出口29を形
成する。
30はケーシング6内において、連結板12と傾斜天井
壁22との間隙に形成されてペーパー繰出口29と連通
するペーパー送出路で、シートペーパーPは、傾斜天井
壁22からペーパー送出路30内に露呈して押圧ローラ
9と摺接回転する繰出ローラ16の駆動力により、シー
トペーパーロールRから巻戻され、前記ペーパー送出路
30→ペーパー繰出口29を通って便座本体3上に繰出
される。更に、31はペーパー繰出口2つ側に近接して
傾斜天井壁22に取付けたシートペーパーPの操出位置
検出センサで、このセンサ31により、便座本体3上に
繰出されるシートペーパーPに、その−秋分の位置に相
当する長さ毎に穿孔した透孔(第7図参照)32を、例
えば、光電的に検出すると、その検出信号を後述する駆
動制御装置33に送出して電動8118を停止させ、ソ
ートペーパーPの繰出を止める。34は繰出位置検出セ
ンサ31と相対向して連結板12側に開口した前記セン
サ31の光の通過口である。
第1図において、35はケーシング6の一方の膨出部す
に設けたペーパー繰出スイッチで、36は祇トラブル表
示ランプを示す。又、第5図において、37は減速装置
21の函体上部に取付けた電源スィッチで、カバー28
を第5図のように、上部ケーシング6bに被せて係止部
材38により係止させると、カバー28内に設けた投入
片39によ、て投入され、逆に、カバー28を外すこと
により遮断される。更に、第7図中、40は便座本体3
の開口部3aと対応して一秋分のシートペーパーPの各
中央部に設けた打抜片で、繰出時は一部を切り残してシ
ートペーパーPと連結している。又、第2図において、
41は便座本体3の裏面に取付けた着座検出センサで、
例えば、便座本体3に着座するとその重量によりオンし
、その検出信号を駆動制御装置33に送出して電動機1
8゜20、ヒータ14に通電が行われるのを阻止し、着
座していない場合はオフし、前記電動機18等が作動す
るのを妨げないように設けられている。
次に、前記のように構成したシートペーパー自動供給便
座1の駆動制御装置33の構成を第8図。
第9図により説明する。
駆動制御装置33は、例えば、ケーシング6の一方の膨
出部す内に収容されており、その構成は第8図において
概略的に示すように、マイクロプロセッサ(MPU)i
及び各センサ等からの入力信号が入力される入力インタ
ーフェースj、シートペーパーPの繰出・挟持・切断に
際して電動機18.20・ヒータ14を駆動制御するた
めのプログラムを記憶するメモリ(ROM)kとタイマ
n、前記電動@18等を駆動させるための出力信号を出
力する出力インターフェース0とを備えたワンテンプ4
ビツトマイクロコンピユータ(以下、単にマイコンとい
う)45と、前記マイコン45から出力信号によって電
動[18,20・ヒータ14を駆動させる駆動回路mに
よって構成され、その詳細構造は第9図に示すとおりの
ものである。
即ち、第9図において46は商用電源47に接続されて
定電圧電源Vccを出力する電源回路で、交流の商用電
rX47を降圧して全波整流を行い定電圧化された定電
圧電源Vccを、各センサ3141等をはしめ、マイコ
ン45、駆動回路mに動作用電源として供給する。又、
前記マイコン45には、その入力端■、に、リセット回
路4日が、入力端■2にはバッファN1を介してペーパ
ー繰出スイッチ35が、入力@I、には繰出位置検出セ
ンサ31が、更に、入力端I4にはバッファNを介して
着座検出センサ41が、電源回路46に一方端をそれぞ
れ接続した状態で接続されている。そして、繰出位置検
出センサ31はカソードを接地し、アノード側は抵抗R
1を介して電源回路46に接続したホトダイオードDと
、エミッタを接地してコレクタをマイコン45の入力端
■3と接続したホトトランジスタTとからなるホトセン
サを使用している。又、マイコン45の出力端側に接続
される駆動回路mは、第1ないし第3のホトトライアッ
クPT、〜PT、からなり、これら各ホトトライアック
PT、 〜PT3は、マイコン45の各出力@0.02
.Oユにカソードをそれぞれ接続し、アノードは抵抗R
、R2+ Rsを個別に接続して電源回路46に並列接
続したホトダイオードD It D t、D s と、
第1陽極がそれぞれ電動8118.20・ヒータ14と
個別に接続されて商用電′tA47に並列接続され、第
2陽極を直接商用1!源47に並列接続させて、前記電
動機18,20・ヒータ14への通電をオン・オフ制御
する、即ち、スイッチング素子の役割を果すトライアッ
クT h + 〜T h y  とからなる。
なお、マイコン45のメモリkには次に示すプログラム
が事前に記憶させである。
(1)  ペーパー繰出スイッチ35の投入により、電
動機1Bに駆動指令を出力する機能 (2)  ペーパー繰出位置検出センサ31がシートペ
ーパーPの透孔32を検出すると、電動機1日に停止指
令を出力する機能 (3)  電動[18が停止すると、電動機20に駆動
指令を出力し、カム板27を半回転(180°)させた
後、前記電動機20に停止指令を出力する機能 (4)  電vJ機20の停止後、ヒータ14に通電指
令を一定時間出力し、かつ、通電時間経過後は通電停止
指令を出力する機能(タイマ機能)(5)  着座検出
センサ41がオンしているとき、電動[18,20の駆
動停止とヒータ14の通電停止の各指令を出力する機能 (6)  着座検出センサ41がオン状態からオフ状態
に切換えられたとき、電動機20に駆動指令を出力し、
カム板27を半回転させた後、前記電動機20に停止指
令を出力する機能 とがプログラムされている。
次に、動作について説明する。
シートペーパーPの繰出しに際しては、ペーパー繰出ス
イッチ35を押すと、該スイッチ35の人力信号がマイ
コン45の入力端■2に人力される。このため、あらか
じめマイコン45のメモリkにプログラムされている電
動機18の駆動指令がマイクプロセッサiによって、マ
イコン45の出力端○、から前記駆動指令が駆動回路m
に出力されて、第1のホトトライアックPT、のホトダ
イオードD、を発光させ、トライアックT h + を
導通ずることによりホトトライアックp”r、をオンす
る。この結果、電動機1日は商用電源47からの通電に
より起動し、該電動機18の起動によってペーパー繰出
手段7を駆動する。即ち、繰出ローラ16を回転させ、
これと摺接している押圧ローラ9とにより挟持されてい
るシートペーパーPを、シートペーパーロールRから巻
戻しながらペーパー送出路30→ペーパー繰出口29を
経て便座本体3上に繰出す。前記のようにして、シート
ペーパーロールRから巻戻しされたシートペーパーPが
便座本体3上を覆う長さ繰出され、−枚目の境界を示す
透孔32をペーパー繰出位置検出センサ31が検出する
と、その検出信号はマイコン45に入力される。このた
め、メモリkにプログラムされている電動機18の停止
指令がマイクロプロセッサ1によって、マイコン45の
出力端0、から出力されて第1のホトトライアックPT
のホトダイオードD、の発光を止め、トライアフクTh
、を不導通にする。即ち、ホトトライアックPT、をオ
フさせる。従って、電動機18はJ電が断れ、駆動を停
止しシートペーパーPの繰出しを中止する。シートペー
パーPの繰出しが完全に終了すると、マイコン45のタ
イマ機能によってメモリkにプログラムされている電動
機20の駆動指令が、マイコン45の出力端02から駆
動回路mに出力されて、前記第1のホトトライアックP
T、  と同様、第2のホトトライアックPTをオンさ
せる。このため、電動機20は起動し、カム板27を回
動する。前記カム板27の回動により、これと下方端が
当接しているクランプ板】9は、ペーパー送出路30内
に突出し、前記カム板27がほぼ半回転すると、クラン
プ板19のクランプ体24は、この部位に位置するシー
トペーパーPを持ち上げて第4図のように、連結板12
側に設けたクランプ受止体15と当接する。この時点で
、マイコン45のメモリkにプログラムされている電動
820の停止指令がマイクロプロセッサiにより、マイ
コン45の出力@0□から出力されて第2のホトトライ
アックPT、をオフし、電動機20の駆動を停止させる
。このため、前記クランプ板19はカム板27のカム作
用によって第4図のように、クランプ受止体15側に押
上げられた状態を維持し、クランプ体24とクランプ受
止体15とを密接させてシートペーパーPを挟持する。
この際、クランプ受止体15とクランプ体24は、とも
に、ある程度弾力性を備えた耐熱性の合成樹脂により形
成されているので、シートペーパーPは両部材15.2
4によってほぼ気密状態で挟持されることとなる。従っ
て、クランプ受止体I5の下面に露出状態で取付けたヒ
ータ14には、前記シートペーパーPを確実に密着させ
ることが可能となる。前記のように、シートペーパーP
を挟持したあと、マイコン45のタイマ機能により、メ
モリkにプログラムされているヒータ14への通電指令
がマイクロプロセッサiによって、マイコン45の出力
端03から駆動回路mに出力されて、第3のホトトライ
アックPT、壱オンさせる。このため、ヒータ14は商
用電源47からの通電により加熱し、該ヒータ14と密
着しているシートペーパーPの部分を一条の黒線を引い
た状態で焼き切る。この場合、ヒータ14は4% fi
が細く、やや抵抗値の小さいものを使用することにより
、短時間(約1〜2秒)でシートペーパーPを焼き切る
温度を得ることができる。又、ヒータ14と密着してい
るシートペーパーPの部位は、クランプ板19とクラン
プ受止体15とによって気密に近い状態で挟持されてい
るので、シートペーパーPの切断はほぼ無酸素状態で行
うこととなるため、ヒータ14の加熱によってシートペ
ーパーPの切断部分が延焼したり、ヒータ14自体がそ
の加熱時、酸素と触れる機会がほとんどないことにより
、瞬間的な通電を繰返しても劣化損傷することはほとん
どない。前記ヒータ14の通電時間はマイコン45のタ
イマ機能により、短時間通電を行うように設定されてい
るので、通電時間が終了すると、マイコン45より通電
停止指令が出力されて第3のホトトライアックPT、を
オフさせ、ヒータ14への通電を停止させる。シートペ
ーパーPはその切断後もマイコン45に設定したプログ
ラムにより、電動機20が駆動しないので、挟持状態が
保持される。又、ペーパー繰出位置検出センサ31にて
シートペーパーPの透孔32が検出されつづけられてい
るため、誤ってペーパー繰出スイッチ35を押しても電
動機1日は起動しない。このため、ペーパー送出路30
において祇詰りを起すことは全くない、使用者はこの状
態で、第7図に2点鎖線で示すように、シートペーパー
Pの打抜片40をシートペーパーPから一部を切り残し
て便器2内に垂下させてから、便座本体3に前記シート
ペーパーPを介して着座し用足しを行う。
使用者が着座すると、着座検出センサ41はオンし、こ
れにより、例えば、前記ペーパー繰出スインチ35を再
度誤って押しても、電動機18には駆動指令が出力され
ないようにマイコン45にプログラム設定されているの
で、シートペーパーPの透孔32の位置がセンサ31の
検出位置からずれていたとしても、電動機1日は駆動し
ない。
又、電動[20、ヒータ14もマイコン45のプログラ
ムによって通電されることが全くないので、シートペー
パーPの挟持が解けたり、シートペーパーPを焦すとい
うようなことは一切生しない。
使用者が用足しを終えて便座本体3から離れると、着座
検出センサ41がオフする。このため、マイコン45の
メモリkにプログラムされている電動機20の駆動指令
がマイクロプロセッサiによって、マイコン45の出力
端02から駆動回路mに出力され、第2のホトトライア
ックPTzをオンさせる。これにより、電動機20は駆
動し、カム板27を第4図の状態から半回転させ、クラ
ンプ板19を第3図のように降下させてシートペーパー
Pの挟持を解除する。電動機20はカム板27を半回転
すると停止するようにプログラム設定されているので、
シートペーパーPは挟持が解かれ、クランプ板19はク
ランプ体24が傾斜天井壁22と同一平面位置まで降下
して停止する。
前記のように、シートペーパーPはその挟持が解かれる
ため、洗浄水を洋式便器2内に流すと、便器2内に水没
している打抜片40が洗浄水の水勢により便器2内部に
引きずり込まれて、便座本体3上のシートペーパーPを
自動的に便器2内に引張り込み、汚水と一緒に排出させ
ることができる。
次の使用者が再度シートペーパーPを必要とするときは
、前記と同様の操作を行えばよい。
次に、シートペーパーロールRを交換する場合、あるい
は、ペーパー送出路30内で紙詰りが生じた場合は、係
止部材38をケーシング6の側壁C1d側に押圧してカ
バー28との係止を解いたあと、カバー28を、ケーシ
ング6から取外し、つづいて、吊支機枠10をボス部f
を中心として第6図で示すように、便座本体3の手前側
に引上げて押圧ローラ9と繰出ローラ16との摺接を解
くことにより、シートペーパーPの挟持を外す。この状
態で吊支機枠10に横架されているシートペーパーロー
ルRのペーパーホルダーgを外し、新しいシートペーパ
ーロールRのペーパーホルダーgを吊支機枠10のボス
部rに嵌め込んでシートペーパーロールRをセットし、
シートペーパーロールRから巻戻したシートペーパーP
を第6図のように、押圧ローラ9に巻掛けて吊支機枠1
0を原位置に戻すことにより、交換作業を終了する。前
記吊支機枠10を元の位置に戻すと、シートペーパーP
は第6図のように、自動的に繰出ローラ16に挟持され
て次の繰出しに備えることができる。
又、ペーパー送出路30内で祇詰りを起した場合も、前
記のように吊支機枠10を引上げることにより、ペーパ
ー送出路3oを開放することができ、紙詰りを起したシ
ートペーパーをペーパー送出路30から容易に除去する
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように、ケーシング内の後背部側
には、シートペーパーロールから巻戻シされたシートペ
ーパーを挟持して便座本体上に一定の長さ繰出すための
繰出ローラと押圧ローラとからなるペーパー繰出手段を
設け、又、ケーシング内のほぼ中央部には、カム板の回
動によって昇降するクランプ板と、このクランプ板と相
対向させてシートペーパーが通り抜けすることができる
間隔を有して前記クランプ板と当接可能な位置に配置し
たクランプ受止体と、このクランプ受止体の下面にシー
トペーパー切断用のヒータを取付けたシートペーパーの
挟持・切断手段を設け、便座本体上に繰出れたシートペ
ーパーを、ヒータの熱源を利用してほぼ無酸素状態下で
切断するように構成したので、従来のように、切断刃を
用いて切断する必要が全くないため、切断刃を使用する
ことによって生ずる種々の問題点を一挙に解決すること
が可能となり、シートペーパー自動供給便座におけるシ
ートペーパーの切断作業を円滑・良好に行うことができ
る。
又、シートペーパーの切断に際しては、切断個所をクラ
ンプ部材により気密に密着させてから、ヒータの加熱に
よって切断しているので、シートペーパーの切断個所は
、−本の黒線を引いたような状態で、延焼部分をほとん
ど生じることなく円滑に切断することができる。しかも
、切断後は前記切断個所をクランプ部材によって気密状
態で挟持しているので、シートペーパーがヒータの余熱
によって延焼することば全くない。その上、クランプ部
材は耐熱性に優れ、かつ、自己消火性の合成樹脂を使用
することによって、ヒータの使用による火災発生を確実
に阻止することが可能となる。
又、シートペーパーの繰出し時、シートペーパーは、吊
支機枠の連結板とケーシングの傾斜天井壁との間の狭隘
な空間を通って便座本体上に繰出すように構成されてい
るので、繰出端が例えカールしていても、カール状態は
狭隘な空間を通ることにより抑制されて繰出ローラ部に
挟持させることができるので、従来のように、シートペ
ーパーの繰出に際し、繰出端がカールしていることによ
って祇詰りを誘発するということが全くなくなり、シー
トペーパーの繰出しを円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシートペーパー自動供給便座を洋式便
器に設置した状態を示す斜視図、第2図は同上の側面図
、第3図は縦断側面図、第4図は本発明における動作途
中を示す要部縦断側面図、第5図は本発明シートペーパ
ー自動供給便座の要部を示す縦断正面図、第6図はシー
トペーパーロールを交換する場合の説明図、第7図はシ
ートペーパーの斜視図、第8図は駆動制御装置のブロッ
ク図、第9図は同じく駆動制御装置の概略的な電気回路
図である。 3・便座本体  6・ケーシング 7・ペーパー繰出手段 8・シートペーパー挟持・切断手段 14・ヒータ  15・クランプ受止体24・クランプ
)反  27・カム板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ケーシング内に回転自在に収納したシートペーパーロ
    ールから巻戻されたシートペーパーをローラー部材によ
    り挟持して便座本体上に所定の長さ繰出すようにしたシ
    ートペーパー自動供給便座において、前記ローラ部材前
    方のペーパー送出路に、カム板を半回転させる毎に昇降
    を繰返すクランプ板と、このクランプ板の上方にヒータ
    等の加熱手段をクランプ板側に露出させて前記クランプ
    板と接衝可能な位置に配設したクランプ受止体とによっ
    てシートペーパーの挟持・切断手段を設け、前記シート
    ペーパーを、クランプ板とクランプ受止体とにより挟持
    した気密状態下でヒータの熱源にて切断するようにした
    ことを特徴とするシートペーパー自動供給便座。
JP31668089A 1989-12-06 1989-12-06 シートペーパー自動供給便座 Pending JPH03176017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31668089A JPH03176017A (ja) 1989-12-06 1989-12-06 シートペーパー自動供給便座

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31668089A JPH03176017A (ja) 1989-12-06 1989-12-06 シートペーパー自動供給便座

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03176017A true JPH03176017A (ja) 1991-07-31

Family

ID=18079714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31668089A Pending JPH03176017A (ja) 1989-12-06 1989-12-06 シートペーパー自動供給便座

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03176017A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950002384B1 (ko) 시이트 페이퍼 자동공급 변좌
JPH03176017A (ja) シートペーパー自動供給便座
JPH031830A (ja) シートペーパー自動供給便座
JP2642678B2 (ja) シートペーパー自動供給装置
JP3105564B2 (ja) シートペーパー自動供給便座における着座検出手段への通電方法、及び着座検出装置
JPH02159228A (ja) 薄葉体繰出装置
JP2651180B2 (ja) シートペーパー自動供給装置
JPH01164340A (ja) シートペーパー自動供給装置
JP2591747B2 (ja) シートペーパー自動供給便座
JPH0519416B2 (ja)
JP2655665B2 (ja) シートペーパー挟持装置
JP2657297B2 (ja) シートペーパー供給装置
JPH02114923A (ja) 便座の薄葉体載置装置
JP2791680B2 (ja) 便座用シートペーパーの繰出装置
JPH01192322A (ja) シートペーパー自動供給便座
JPH0529678Y2 (ja)
JPH073998Y2 (ja) シートペーパー供給装置
JPH01212521A (ja) シートペーパー自動供給便座
JPH01121022A (ja) シートペーパー自動供給便座
JPH01121024A (ja) シートペーパー自動供給便座
JPH02200225A (ja) 薄葉体繰出装置
JPH04336019A (ja) シートペーパー自動供給便座におけるペーパー位置検出手段への通電方法
JPH0580893B2 (ja)
JPS63294818A (ja) シートペーパー供給便座
JPH01115326A (ja) シートペーパー自動供給便座