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JPH02200225A - 薄葉体繰出装置 - Google Patents

薄葉体繰出装置

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Publication number
JPH02200225A
JPH02200225A JP2188389A JP2188389A JPH02200225A JP H02200225 A JPH02200225 A JP H02200225A JP 2188389 A JP2188389 A JP 2188389A JP 2188389 A JP2188389 A JP 2188389A JP H02200225 A JPH02200225 A JP H02200225A
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JP
Japan
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paper
sheet paper
toilet seat
feeding
seat
Prior art date
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Granted
Application number
JP2188389A
Other languages
English (en)
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JP2852523B2 (ja
Inventor
Osamu Hashimoto
修 橋本
Akio Fujii
明夫 藤井
Osamu Yamamoto
修 山本
Shokichi Fujii
藤井 庄吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd, Aichi Electric Co Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP1021883A priority Critical patent/JP2852523B2/ja
Publication of JPH02200225A publication Critical patent/JPH02200225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2852523B2 publication Critical patent/JP2852523B2/ja
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  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は、水洗廃棄可能なシートペーパーを便座上に定
量の長さ自動供給する装置に係り、その目的は、便座上
に、該便座を衛生的に被覆するシートペーパーをシート
ペーパーロールから巻戻駿て自動的に繰出し、このシー
トペーパーをシートペーパーロールから切離して前記シ
ートペーパーが便座から滑落しないように挟持させ、用
済後は前記挟持状態を自動的に解いて水洗廃棄可能とし
たシートペーパー自動供給便座を提供することにある。
〔従来技術〕
近年、例えば、衛生面を考慮して便座にシートペーパー
を敷く装置として、例えば、実開昭60−155399
号公報に記載されている便座用カバー供給装置が身受け
られる。
そして、前記装置は、便座の上面を覆うことができる大
きさ及び形状に整形され、かつ、それがシート状に連続
したシートペーパーをロール状に巻取って保護カバーの
中に収容するとともに、この前記シートペーパーロール
を連続繰出可能に載架支持するペーパーホルダーと、シ
ートペーパーロールから繰出されたシートペーパーを便
座の上面近くにおいて前方に所定の長さ分を繰出すため
の繰出ローラ装置と、前記便座上に所定量繰出されたシ
ートペーパーの後端を切断する切断刃を備えた切断装置
とによって構成されている。
かかる従来の装置において、シートペーパーの繰出及び
切断動作は、操作スイッチを投入すると、繰出ローラ装
置によりシートペーパーは順次便座上に繰出され、この
シートペーパーが便座上に定量長さ繰出される位置毎に
穿孔した位置検出用の例えば、透孔を、光電的に検出す
るペーパー繰出位置検出センサにて検出した時点で繰出
ローラ装置を駆動制御させてシートペーパーを、便座上
に定量の長さだけ自動的に繰出し、つづいて、切断刃を
昇降させてシートペーパーの切断を行う、このあと、使
用者がシートペーパーを介して便座上に着座し用足しを
行う、用足し後は便座上に敷かれているシートペーパー
を使用者が便器内に排出して水洗廃棄する。
このように、洋式便器の使用に際しては、便座上にシー
トペーパーを自動的に敷いて着座することができるので
、洋式便器が衛生的に使用でき至便である。
〔発明が解決するための手段〕
しかるに、前記構成の便座用カバー供給装置においては
、シートペーパーを便座上に繰出して敷く場合、次に示
すような種々の問題があった。
(リ 便座上に定量繰出されたシートペーパーを切断す
る場合、シートペーパーは水洗廃棄できるよう軟質薄葉
に製せられているので、非常に腰が弱く、かつ、吸湿性
に富み、その上、便座上を被うために大判状に設けられ
ている。しかも、切断に際して、シートペーパーロール
側は繰出ローラ装置により挟持されているものの、便座
側に繰出された部分は同等固定されておらず、この状態
で切断を行うと、シートペーパーは切断刃を構成する可
動刃と固定刃との間に喰い込んだりして、切断作業が円
滑に行えないことがあった。
(2)  又、前記シートペーパーの切断後、シートペ
ーパーロール側の切断端は固定刃上に乗載されているだ
けであるため、巻戻されたシートペーパーに巻ぐせがつ
いていたりすると、切断刃の手前側でカールしてしまい
、繰出時、切断端が可動刃と固定刃との間を通って便座
上に繰出すことができず、切断刃と繰出ローラ装置との
間の空所で紙詰りを起す問題があった。
(3)  シートペーパーが便座上に繰出され、これを
切断したあと、使用者が便座に着座しようとしたとき、
前記便座上のシートペーパーは、同等固定保持手段もな
く便座上に繰出されているだけであるため、着座すると
き、便座の前部や側方から突出しているシートペーパー
の端部に使用者の身体とか衣服がが接触してシートペー
パーが便座上から滑落したり、着座中に体を動かしたり
すると、シートペーパーが便座上からずれたりすること
があり、更には、用足し後、便座から急に立上った場合
、シートペーパーが臀部に付着したり不衛生である等の
問題があった。
又、前記、便座に着座しているときに体を移動させたり
、立上った際に身体や衣服がシートペーパーに触れ、こ
れが、シートペーパーロール、繰出ローラ装置、切断装
置を収容したケーシング内に後退し、次の繰出しに備え
てケーシング内に待機しているシートペーパーの繰出し
端と衝接したりすると、次に繰出されるシートペーパー
の&i出し端を固定刃上から落下させたり、折り曲げた
りして、次回の繰出し時、これが原因となって祇詰りを
誘発するおそれがあった。
(4)  更に、便座用カバー供給装置は、その使用勝
手上、便座の後背部に取付けられており、しかも、シー
トペーパーの繰出口は、シートペーパーを繰出すうえか
ら常時開口されている。従って、前記繰出口から便座用
カバー供給装置内に汚水が浸入しやすく、この結果、シ
ートペーパーが汚損されて不衛生となったり、切断刃が
発錆して円滑な切断が行えない等の問題があった。
本発明は前記した種々の問題に鑑み、シートペーパーを
繰出した後、これを切断し、挟持させ、用済後は前記挟
持を解いてシートペーパーを水洗廃棄させるとともに、
シートペーパーの繰出口を確実に閉鎖して汚水の浸入を
阻み、かつ、この間に、次のシートペーパーを所定の繰
出位置まで事前に進出させておいて、機器内の突起物に
シートペーパーの先端が引掛って紙詰りとなるのを未然
に防いで、次回の繰出を円滑に行うようにしたことを特
徴とするシートペーパー自動供給便座を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記請求範囲記載の通りの手段を講じたもの
であってその作用は次のとおりである。
〔作   用〕
シートペーパーを便座上に繰出す場合は、ペーパー繰出
・破断機構の可動プレートと、ローラ部材とを駆動制御
装置からの指令信号にて、前記可動プレートをペーパー
繰出位置に移動させ、この状態でローラ部材をviA動
してシートペーパーを定量の長さ繰出し、このあと可動
プレートをシートペーパーにテンシランを加える方向に
移動させて回動プレートとの間でシートペーパーを挟持
しながら前記ローラ部材との間で大きなテンシランを加
えてシートペーパーのミシン目を破断し、破断後は可動
プレートと回動プレートとの間で挟持状態を保持してシ
ートペーパーの便座からの滑落を防ぎ、シートペーパー
の用済後は可動プレートを原位置側に自動復帰させて、
シートペーパーの除去を行うとともに、ペーパー繰出口
を閉鎖する。
このあと、更に、次の繰出しに備えてシートペーパーを
所定の長さだけ可動プレートの上まで進出させることに
より、1回分のシートペーパーの繰出しを終えるように
したもので、シートペーパーの前記繰出しからこれを便
座より除去するまでの間、前記ペーパー繰出・破断装置
を、駆動制御装置に具備した制御プログラムによって、
シートペーパーの透孔が検出地点を通過して便座側に所
定の長さ移動したとき、シートペーパーの定量長さの繰
出を停止する段階、可動及び回動プレートとによって前
記シートペーパーの破断、挟持、挟持解除、ペーパー繰
出口の閉鎖、次回繰出用のシートペーパーを可動プレー
ト上まで進出させるという動作を段階的に駆動制御させ
て、この種シートペーパー自動供給便座の使用時におけ
る操作の容易性と、用足し後における、便座上のシート
ペーパーを誤って後退させることによって、シートペー
パーの透孔が、例えば、充電的なペーパー繰出位置検出
センサにより検知され、この結果、次回繰出し用のシー
トペーパーが可動プレート上に繰出される際、前記後退
したシートペーパーと接衝して折れ曲ったり、カールし
たりすることなく、シートペーパーの繰出しを円滑に行
わせることにより、その信頼性を著しく向上させるよう
にしたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第14図により説
明する。
本発明のシートペーパー自動供給便座は、ペーパー繰出
・破断装置Aと、前記装置を駆動制御する駆動制御装置
Bとによって構成されており、最初に、ペーパー繰出・
破断装置Aの構成を説明する。
第1図ないし第7図において、lはシートペーパー自動
供給便座で、その使用上洋式便器2の後背部に設置され
ている。3は便座で、その後背部両端に突設したヒンジ
軸を、シートペーパー自動供給便座lのケーシング4両
側に前方に向けて膨出形成した膨出部aの内側面に枢着
させて便器2上に起伏自在に乗載する0次に、第3図及
び第7図において、5.6はケーシング4の長さ方向の
両端部に、それぞれケーシング4の側壁との間に所定の
空間を有して、前記ケーシング4と一体的に垂下形成さ
れた支持壁で、この支持壁5.6間には、ボスbを前記
支持壁5,6の上部に回動自在に枢支させた一対の支持
板7,7の前部下端を連結板8にて相互に連結して形成
した0字枠状の揺動枠体9が取付けられており、この揺
動枠体9の上部には、ボスbに支軸lOを介してシート
ペーパーロール11を回転自在に横架し、又、揺動枠体
9下部の支持板7,7間には、縦断面がコ字状をなした
回動プレート12が回動自在に横架されている。そして
、前記回動プレー)12は、−方の下端面(第3図の左
側)に、弧状のペーパー押圧部13が一体に形成されて
おり、又、反対側の下端面には、第7図で示すように、
山形状の破断突起14を形成して、常時、ばねdにて支
持板7.7に突設したストッパーe側に押圧付勢されて
いる。15はシートペーパーロールitから巻戻された
シートペーパーCを便座3上に繰出すための繰出ローラ
で、第7図に示すように、ケーシング4の一方に収容し
た電動機16と、他方に設置された支持脚台t6aとの
間に横架され、前記電動機16の起動により減速装置1
6bを介して減速回転する。1Bはシートペーパーロー
ル11を載架したケーシング4の上部を被覆する保護カ
バー 19は揺動枠体9の支持板7.7間に前記繰出ロ
ーラ15と摺接させて回転可能に取付けた押圧ローラで
、シートペーパーロール11から巻戻しされたシートペ
ーパーCは、第3図で示すように押圧ローラ19に約半
周以上巻掛けた状態で繰出ローラ15との間で挟持され
、この繰出ローラ15の駆動により、ケーシング4のペ
ーパー繰出口17から便座3上に定量の長さ繰出される
20は上面を横長で偏平状となして回動プレート12の
下側において、繰出ローラ15からペーパー繰出口17
にかけてケーシング4内を上下に区画し、かつ、回動プ
レート12との間でペーパー送出路21を形成した状態
で支持壁5.6間に回動自在に横架した可動プレートで
、上面の繰出ローラ15側には、回動プレート12の押
圧部13と対応する位置にゴム製の押圧片22が止着さ
れており、又、下側面には第3図のように、長さ方向に
沿って複数個の従動ローラ23が回動自在に取付けられ
ている。更に、可動プレート20のペーパー繰出ロ17
側には、繰出口17を閉鎖する横長なゴム製の閉鎖部材
りが設けられている。24は円板カムで、電動機25に
より減速装置16bを介して回動する回動軸26に、可
動プレート20の従動ローラ23と摺接して前記可動プ
レー)20を回動させることができるよう偏心して取付
けられる。又、可動プレート20は常時ばねfにより従
動ローラ23を介して円板カム24側に付勢されている
。27は前記回動軸26を回転自在に支承する軸受板で
ある。28.28aは前記可動プレート20が回動した
位置を検出する可動プレート位置検出センサ(以下、単
に位置検出センサという)で、第7図、第8図で示すよ
うに、回動軸26の軸央付近において、ケーシング4の
底面に回動軸26の回動に支障がないように設けたセン
サ取付面29内に第8図の如く、2個並設して収容され
ている。そして、前記位置検出センサ2B、28aは平
面形状がコ字形をなし、かつ、このコ字状部の互いに対
向する壁面に発光素子と受光素子とをそれぞれ備えてお
り、又、前記センサ2B、28aのコ字状部分には、回
動軸26に軸着した検出板30.31がそれぞれ遊合さ
れている。即ち、前記検出板30.31は第9図(A)
、(B)のように、約lへの切欠部を備えた状態で弧状
に形成され、前記センサ取付面29内において回動輪2
6に、第1θ図(A)〜(D)の如く、検出板30.3
1を重合した場合の切欠部gが、約50°の切除角とな
るようにその取付位置を互いにずらして軸着されている
。この結果、位置検出センサ2B、28aは、検出板3
0.31が個々の切欠部をずらして回動軸°26に取付
けられているため、回動輪26の回動により、発光素子
からの光の遮光、開放に対応して可動プレー)20の現
位置を検出する。32は取付面29の蓋体で、位置検出
センサ2B、28aを紙粉等の被害から保護する。33
は第11図で示すように、シートペーパーロール11か
ら繰出されるシートペーパーC−枚分に相当する長さ位
置毎に刻設したミシン目35よりペーパー繰出側に向け
てミシン目35からやや遠ざかる位置に穿孔したペーパ
ー繰出位置検出用の透孔34を、前記位置検出センサ2
B、28aと同様、充電的に検出して電動機16を駆動
制御する信号を送出するペーパー繰出位置検出センサで
、ペーパー繰出ロ17側に位置する連結板8に取付けら
れており、このセンサ33にシートペーパーCの透孔3
4が検出されると、シートペーパーCは前記透孔34が
ペーパー繰出位置検出センサ33の位置からやや便座3
側に移動したとき、便座3上にこれを覆う定量の長さ分
繰出され、かつ、シートペーパーC−枚分に相当する位
置毎に設けたミシン目35を、繰出口−ラ15と破断突
起14との間に位置させて電動機16を停止させる。な
お、前記シートペーパーCに設けた透孔34は、便座3
上に繰出されたシートペーパーCをケーシング4内に後
退させてその破断端(ミシン目)が、繰出、押圧両ロー
ラ15.19の挟持点に当接しても、ペーパー繰出位置
検出センサ33に検出されない、即ち、該センサ33を
通過した直後の場所に位置するように穿孔しである。3
6はシートペーパーCのほぼ中央に便座3の開口部3a
と対応して設けた打抜片で、第11図のように、一部を
切残した状態でシートペーパーCに連結されている。又
、37は可動プレート20に穿孔したセンサ33から投
光される光の通過口である。更に、第7図において、3
Bは減速装置16bの上方に取付けた電源スィッチで、
保護カバー18をケーシング4から外したときは開放さ
れ、第7図のように、ケーシング4に保護カバー18を
被せ、これをフック部材4aにて掛止したときは、ケー
シング4側に設けた投入部材39によって投入できるよ
うに設けられている。又、第1図において、40はケー
シング4の一方の膨出部a上面に設けたペーパー繰出ス
イッチ、41は電源ランプ、42は祇トラブルランプで
ある。
次に、前記のように構成したペーパー繰出・破断装置A
を駆動制御する駆動制御装NBの構成を第12図の電気
回路図によって説明する。
第12図において、51は電源回路で、電源スィッチ3
Bを介して交流電源に1次側を接続した変圧器Trと、
変圧器Trの2次側に交流入力端を接続したダイオード
ブリッジDBと、このダイオードブリッジDBの直流出
力端に接続した定電圧装置AVRと、定電圧装置AVR
の入力端に並列接続した平滑コンデンサC,,C,とを
備えており、商用電源を降圧して全波整流を行い定電圧
化した定電圧電源Vccを次に述べる各回路に動作用電
源として供給する。
52は半波ゼロクロス検出回路で、エミッタ接地のトラ
ンジスタQ、 と、そのベースにアノードを接続した定
電圧ダイオードZDとを備え、定電圧ダイオードZDの
カソードは抵抗R1を介してダイオードブリッジDBの
半波整流出力端に接続され、又、トランジスタQ、のコ
レクタは抵抗Rを介して定電圧電源Vccと接続し、電
源回路51から入力される半波整流波が、定電圧ダイオ
ードZDのツェナ電圧分だけ高い位置で立上り・立下る
パルス波形のゼロクロス信号の立上杉のみを、前記トラ
ンジスタQ1のコレクタと抵抗R8との接続点からワン
チップ4ビツトマイクロコンピユータ(以下、単に4ビ
ツトマイコンと称する)LSIの入力端Sに入力する。
53は発光パルス増幅回路53aと、ペーパー繰出位置
検出センサ33とを備えたペーパー検出回路で、発光パ
ルス増幅回路53aは、定電圧電源Vccと接地間に抵
抗R5とコンデンサCsを直列に挿入し、ベースを定電
圧電源Vccに抵抗R4を介して接続するとともに、前
記4ビツトマイコンLSIの出力端りと接続したトラン
ジスタQ、Φコレクタを、前記抵抗R2とコンデンサC
1との接続点に抵抗RSを介して接続して構成され、又
、前記センサ33は、例えば、ホトダイオードdとホト
トランジスタTとによって設けられ、前記トランジスタ
Q、のエミッタを、カソードを接地したホトダイオード
dのアノードに接続し、又、コレクタが定電圧電源Vc
cと接続されたホトトランジスタTのエミッタを接地抵
抗R,に接続して、この接続点を4ビツトマイコンLS
Iの入力端り、に接続し、前記4ビツトマイコンLSI
の出力@Dからパルス信号が一定周期毎に出力される度
に前記センサ33に通常の約10倍の電流を瞬時に流し
、前記センサ33の発光輝度を高め、かつ、その電流に
相当する電圧をホトトランジスタTのエミッタと抵抗R
6との接続点で検出し、この電圧に相当する信号が4ビ
ツトマイコンLSIの入力端り、に入力される。そして
、シートペーパーCの透孔34がセンサ33の位置まで
移動すると、ホトダイオードdの光は可動プレー)20
の通過口37を通過してホトトランジスタTに検知され
ず、この結果4ビツトマイコンLSIに検出信号が入力
されないことによって、シートペーパーCの繰出位置を
検出するものである。
54は便座3に着座した場合、これを検出するための着
座検出回路で、カソードを接地し、アノードを定電圧電
源Vccに抵抗R1を介して接続したホトダイオードd
、と、エミッタ接地のホトトランジスタT、 とを備え
たホトセンサPSからなり、前記ホトトランジスタTI
のコレクタを抵抗R6を介して定電圧電源Vccに接続
するとともに、この抵抗R1とホトトランジスタT、の
コレクタとの接続点を4ビツトマイコンLSIの入力端
にり、に接続し、便座3に着座したときのみホトダイオ
ードd、の発光を、例えば、図示しない機械的手段によ
りホトトランジスタT、に検知されないように遮光して
、ホトトランジスタT1のコレクタ′と抵抗R1との接
続点から信号が出力しないようにし、4ビツトマイコン
LSIの入力端D8に信号が入力されないことによって
便座3に着座したことを検出する。なお、便座3を起立
させたときも同様に、ホトダイオードd、の発光を遮光
し、着座検出回路54から4とットマイコンLSIに信
号が入力されず、便座3を便器2上に載せてシートペー
パーCの繰出しを行うときのみ、ホトセンサPSからの
出力信号は、4ビツトマイコンLSIに入力されて便座
3に着座していないか、あるいは、着座又は便座3が起
立しているかを検出する。
55は位置検出センサ2B、28aを備えた可動プレー
ト位置検出回路で、第1の位置検出センサ28は、カソ
ードを接地し、アノードを定電圧電源Vccに抵抗R9
を介して接続したホトダイオードd2と、エミッタ接地
のホトトランジスタT、とからなり、このホトトランジ
スタT:はコレクタを定電圧電源Vccに抵抗R3,を
介して接続し、かつ、抵抗R0との接続点を4ビツトマ
イコンLSIの入力端Fと接続し、又、第2の位置検出
センサ28aも第1の位置検出センサ28と同様に、即
ち、カソードを接地し、アノードを定電圧電源Vccに
抵抗R11を介して接続したホトダイオードd、と、エ
ミッタ接地のホトトランジスタT3とからなり、このホ
トトランジスタT。
のコレクタを定電圧電源Vccに抵抗R1,を介して接
続するとともに、前記抵抗R0との接続点を4ピントマ
イコンLSIの入力端F、に接続することによって構成
されており、それぞれホトダイオードd *、d xの
発光が検出板30.31により遮光されたときは、位置
検出センサ2B、28aからの出力信号が4ビツトマイ
コンLSIに入力されず、逆に、検出板30.31の切
欠部によってホトダイオードd t、 d sからの発
光がホトトランジスタT、、T、に受光されたときは、
位置検出センサ2B、28aからの出力信号が4ビツト
マイコンLSIに入力させる。そして、前記位置検出セ
ンサ28,28aからの出力信号が4ビツトマイコンL
 S Iの入力端F、F、に同時に入力されたとき、あ
るいは、入力されなかったときは、次に述べる電動機駆
動回路56が自動的に開路されて電動機25の運転を強
制的に停止させる。
前記電動機駆動回路56は、交流電源と電動機16.2
5との間に直列に挿入したホトトライアックTh、、T
h、と、アノードを定電圧電源VcCに接続し、カソー
ドが抵抗R1M r  R14を個々に介在させて前記
4ビツトマイコンLSIの出力端Ds、Daに個別に接
続した発光ダイオードLED。
LEg とからなるホトカプラPC,,PC,を備えて
構成されており、これらホトカブラpc、、pcは、各
センサ2B、28a、33.PSからの出力信号を4ビ
ツトマイコンLSIが入力信号として取込んだとき、個
々にオンし、電動機16゜25を個別に駆動回転させる
。57はランプ点灯回路で、電源ランプ41とペーパー
繰出スイ・ンチ40は定電圧電fl V c cと4ビ
ツトマイコンLSIの入力端り、との間に抵抗RI%を
介して直列に挿入され、又、前記スイッチ40と4ビツ
トマイコンLSIとの間には、定電圧電源Vccと接続
する抵抗RI&が接続されている。更に、紙トラブルラ
ンプ42は定電圧電源Vccと4ビツトマイコンLSI
の出力端り、との間に抵抗R1を介して直列に挿入接続
することにより構成されている。
又、第12図中、Pは4ビツトマイコンLSIを動作さ
せクロックパルスを発振させるための発振回路であり、
更に、Rは4ビツトマイコンに供給される定電圧電源を
立上げたとき、あるいは、電圧が急降下(低下)したと
き、4ビツトマイコンLSIの動作を安定させるための
回路である。
そして、前記駆動制御装置Bの4ビツトマイコンLSI
には、第13図のフローチャートで示す制御プログラム
が具備されており、ペーパー繰出・破断装置Aは、前記
プログラムに基づき各センサから信号に応じて駆動制御
される。
次に、動作について説明する。
便座3上にシートペーパーCを繰出さないときは、ペー
パー繰出口17が第6図で示すように、可動プレート2
0に取付けたゴム製の閉鎖部材りにより常時完全に閉鎖
されており、汚水がケーシング4内に浸入するのを防ぐ
使用者が用足しを行うにあたり、便座3上にシートペー
パーCを繰出す場合について説明する。
第12図ないし第14図において、ペーパー繰出スイッ
チ40の投入により、ランプ点灯回路57が通電されて
電源ランプ41が点灯し、次にペーパー繰出スイッチ4
0を投入すると、4ビツトマイコンLSIにプログラム
された制御シーケンスにより、4ビツトマイコンLSI
の出力端D4が“H”レベルから“L”レベルとなり、
電動機駆動回路56の発光ダイオードLEIが点灯され
、これによりホトトライア7りThオを導通させてホト
カブラPctをオン状態となし、商用周波数の交流電源
が電動機25に通電されてこれを起動する(この場合、
便座3が起立していたり、あるいは、便座3に着座して
いたりすると、着座検出回路54のホトセンサPSがオ
フ状態にあるため、電動機25は起動しない、又、ペー
パー検出部分ニシートペーパーが残っているときも同様
である。
)、前記電動機25により円板カム24が回動軸26を
介して回動し、従動ローラ23を介して可動プレート2
0を第6図の状m(ペーパー繰出口17の閉鎖)から第
3図のようにペーパー繰出口17を開放する方向に回動
させる。前記可動プレート20が第3図のように、ペー
パー繰出口17を完全に開いた状態にまで回動すると、
第10図(B)に示すように、回動軸26に止着した一
対の検出板30.31が、それぞれ可動プレート20の
位置検出センサ2B、28aのホトダイオードd li
 d sの発光を遮光し、該センサ2B、28aからの
出力信号が4ビツトマイコンLSIの入力端F、F、に
入力されないので、その出力端りは“H″レベルなって
ホトカブラPC8がオフし、電動機25を停止させ、可
動プレート20をペーパー送出路21と平行に位、置さ
せる(第14図の28.28a、25参照)、前記電動
機25の停止時、4ビツトマイコンにプログラムされて
いる制御プログラムにより、出力端D4は間欠的に“H
”→“L1→″H″→“L″となり、交流電源を間欠的
に電動機25に通電させるとともに、前記出力端D4よ
り、半波ゼロクロス回路52から出力するパルス信号の
立上りと同期させた制御信号を出力させ、電動機25に
、正弦波の正の半波の一部を通電し、これによって電動
機25に間欠的に通電される前記交流電源をあたかも直
流を通電させたような状態にさせて電動機25に制動を
かけこれを急停止させる。即ち、電動機25は直流制動
がかけられた状態で急停止するもので、これは、コイル
に正弦波の正の半波の一部を通電させると、コイルは直
流が通電された状態となって回転子側に交流電圧が発生
して交流が流れ、この発生電力は熱として消費されるこ
とにより制動トルクが発生することに起因するものであ
る(第14図の25参照)、電動機25が停止すると、
4ビツトマイコンLSIの出力端D3は直ちに″H″レ
ベルから“L”レベルとなって発光ダイオードL巳、が
点灯し、ホトトライアックThを導通させ、ホトカブラ
PC6をオン状態にして電動機16を起動する。このた
め、繰出ローラ15が回転し、押圧ローラ19に巻掛け
られて前記繰出ローラ15との間に挟持したシートペー
パーCを、シートペーパーロール11から巻戻しながら
可動プレート20→ペーパー繰出口17を経て便座3上
に繰出す、そして、シートペーパーCに穿孔した透孔3
4がペーパー繰出位置検出センサ33により検出される
と、即ち、該センサ33のホトダイオードdの光は、透
孔34→通過口37を通ってホトトランジスタTに検知
されないので、ペーパー検出回路53の出力信号が4ビ
ツトマイコンLSIに入力されず、これにより、4ビツ
トマイコンLSIはペーパー「無し」と判断してシート
ペーパーCの繰出位置(長さ)を検知する。この検知に
より、4ビツトマイコンLSIの出力端り、は直ちに“
L″レベルら′H″レベルに変ろうとするが、本発明は
制御プログラムの中にあらかじめ記憶されている電動機
16の回転続行プログラムによって、出力端り、は、4
ビツトマイコンLSIに内蔵された図示しないタイマに
てあらかじめ設定された時間だけ、“L″ルベル維持し
て電動機16の駆動を続行し、シートペーパーCの繰出
しを継続させる。そして、前記タイマの設定時間が経過
すると、前記出力端D3は“H”レベルとなってホトカ
プラPCIがオフし、電動機16を急停止させる(第1
4図の16参照)、なお、前記タイマが稼働している時
間は、シートペーパーCの透孔34がセンサ33に検出
された時点からあらかじめ設定された長さ分だけ便座3
側に移動したとき、前記シートペーパーCのミシン目3
5を破断突起14と繰出ローラ15との間に位置させ、
しかも、前記ミシン目35を破断してこの破断された便
座3側のシートペーパーCの後退によりその破断端が繰
出、押圧ローラ15.19の挟持点に接衝しても、前記
透孔34がペーパー繰出位置検出センサ33に検出され
ない位置までシートペーパーCを繰出すことができるよ
う設定されている。そして、前記電動機16の停止時は
、電動機25と同様に、直流制動がかけられた状態で急
停止される。このためシートペーパーCは、透孔34が
センサ33の検出地点から定められた長さ分だけ便座3
側に移動したあと繰出しが停止され、即ち、定量の長さ
繰出されて便座3上を第1図のように覆う、又、前記の
ように、シートペーパーCの透孔34をセンサ33にて
検出したあとも所定の長さだけシートペーパーCを繰出
すとき、商用電源の周波数50760Hzが異なると、
その繰出し長さも異なり、ミシン目35の位置を破断場
所に設定できなくなることがある0本発明はこれらの点
も考慮し、ゼロクロス検出回路52から出力するパルス
信号の立上りを4ビツトマイコンLSIにてカウントし
て周波数を判定し、この判定した周波数に基づいて電動
機16の駆動時間(透孔34検出後の時間を指す)を、
4ビツトマイコンLSIに内蔵したタイマにて制御する
機能を備えたプログラムが制御プログラム内に記憶され
ているので、シートペーパーC−枚分に設けたミシン目
35は、周波数に関係なく所定の破断位置に設定するこ
とができる。
前記のように、電動機16が停止してシートペーパーC
が便座3上を覆う長さ繰出されると、4ビツトマイコン
LSIの出力端D4は直ちに“H”レベルから“L″レ
ベルなり、再度ホトカプラPC8を導通させて電動機2
5を起動する。
このため、カム円Fi24にて可動プレート20は、第
3図の位置から第4図のように反時計方向側、即ち、回
動プレート12側に回動し、ペーパー送出路21上に横
たわっているシートペーパーCを回動プレート12側に
持上げ、第4図のように、可動プレート20の押圧片2
2と回動プレート12の押圧部13との間で挟持した状
態で回動プレート12を押動しなから回動をつづける。
この結果、シートペーパーCは、その一方を可動及び回
動プレート20.12にて挟持され、他方は繰出。
押圧ローラ15.19により挟持された状態で前記可動
プレート20の回動に伴い、両挟持点の間で大きなテン
シランが加えられるとともに、破断突起14が軽く接触
する。そして、円板カム24が回動軸26の回動により
そのスタート地点から約半周程度回動すると、即ち、第
1θ図(C)及び第14図で示すように、可動プレート
位置検出センサ28の発光が検出板30の切欠部を通っ
てホトトランジスタT冨に受光され、逆に、センサ28
aの発光が検出板31に遮光されてホトトランジスタT
、に受光されなくなった地点に達すると、可動プレート
20は第6図で示すように最大角度傾斜するとともに、
回動プレート12も可動プレート20により更に押動さ
れて時計方向側に大きく回動し、シートペーパーCを、
最大のテンションを加えた状態で、回動プレート12の
破断突起14によって強く押圧することとなるため、シ
ートペーパーCは破断突起14近くのミシン目35から
順次引裂れ第5図のように破断される。
前記シートペーパーCの破断時、電動機16はシートペ
ーパーCの繰出後からこれを破断するまでの間(約1秒
間)直流制動をかけた状態で保持できるように制御プロ
グラムにてシーケンス制御されているので、繰出ローラ
15は空転することなくシートペーパーCにテンション
をかけることができるため、破断作業を円゛滑に行うこ
とができる。
このシートペーパーCを破断した時点では、センサ28
はオンし、センサ28aがオフしているので、4ビツト
マイコンLSIの出力端D4は直ちに“H”レベルとな
ってホトカプラPC8をオフして電動機25を前記同様
急停止させる(第14図の28.28a、16.25参
照)、前記のように、回動軸26に取付けた検出板30
.31によりセンサ28がオンし、センサ28aがオフ
しているので、電動機25は起動せず、これにより破断
されたシートペーパーCは第5図で示す、ように、可動
2回動の両プレート20.12にて強固に挟持されてい
るため、便座3から滑落することはない。
シートペーパーCが便座3上に繰出されたあと、使用者
は便座3に着座し、打抜片36を便器2内に垂下させて
用足しを行う、前記使用者が便座3に着座すると、着座
検出回路54のホトセンサPSの内部が機械的手段によ
り遮光されてその出力信号が4ビツトマイコンLSIに
入力されないので、その出力端D3.D4は″H″レベ
ルとなっている。このため、着座中に誤ってペーパー繰
出スイッチ40を投入しても電動機16.25は起動せ
ず、用足し中にシートペーパーCの挟持が解けたり、あ
るいは、シートペーパーCが不意に繰出されたりして紙
詰りを起すようなことはない(第14図のPS、25.
16参照)。
用足しを終えて使用者が便座3から離れると、着座検出
回路54のホトセンサpsは、機械的手段による遮光状
態から開放されるため、ホトセンサPSの出力端からの
出力信号が4ビツトマイコンLSIに入力されて、その
出力端D4が直ちにL”レベルとなってホトカプラPc
8を導通させ電動機25を起動する(第14図のPS、
25参照)、このため、カム円板24の回動により可動
プレート20は第5図の位置、即ち、シートペーパーC
を挟持している状態から、第5図の時計方向側に回動さ
れ、シートペーパーCの挟持を解く、そして、カム円板
24の回動により、回動輪26に取付けた検出板30.
31が、第1θ図(D)で示すように、可動プレート位
置検出センサ2B、28aをオンさせる位置まで回動す
ると、両センサ2B、28aからの出力信号が4ビツト
マイコンLSIに入力されてその出力端り、は”H”レ
ベルとなり、ホトカプラPC3をオフさせて電動機25
を急停止させる(第14図の28゜28a、25参照)
、この結果、可動プレート20は第3図のように、シー
トペーパーCの繰出時と同様に、ペーパー送出路21と
平行する位置で回動が停止される。この状態で、シート
ペーパーCを手に持って便器3内に捨てるか、あるいは
、洗浄水を流し既に便器2内に水没している打抜片36
を介して便座3上のシートペーパーCを便器2内部に引
きずり込み、汚水と一緒に排出する。
前記のように、可動プレート20が第3図の位置まで後
退すると、回動プレート12は可動プレート20による
押圧が解かれるため、ばねdによってストッパーeと当
接する位置まで自動復帰する。
又、使用者が便座3から離れる時点では、シートペーパ
ーCはまだ回動、可動両プレート12.20により挟持
されているので、シートペーパーCが臀部にまつわりつ
くことはない。
シートペーパーCが便座3から除去されると、ペーパー
検出回路53の出力信号が4ビツトマイコンLSIに入
力され、その出力端D4を“L”レベルにかえ電動機2
5を起動する。このため、カム円板24により可動プレ
ート20は第3図の状態から第6図で示すように、ペー
パー繰出口17を閉鎖する方向に回動し、閉鎖部材りが
ペーバ−繰出口17を閉鎖する地点に達すると、検出板
30.31は第10図(A)で示すように、原位置に復
帰し、即ち、センサ28をオフし、センサ28aをオン
させることにより、4ビツトマイコンLSIの入力端F
、にセンサ28aの入力信号が入力されるものの、入力
端Fにはセンサ28の信号が入力されないので、出力端
D4は“H”レベルとなって電動機25を急停止させる
。このため、ペーパー繰出口17は閉鎖部材りにより確
実に閉鎖されて汚水がケーシング4内に浸入するのを阻
止する(第14図の28,28a、25参照)、前記セ
ンサ28がオフし電動機25を停止させて可動プレート
20が原位置に復帰すると、センサ28がオフしている
ことにより、4ビツトマイコンLSIの出力端り、が“
L″レベルなって電動機16が起動され、シートペーパ
ーCを第6図で示すように可動プレート20の中程まで
進出させる。この場合、電動機16の運転時間は制御プ
ログラムによりタイマ設定されている。このように、シ
ートペーパーCをあらかじめ可動プレート20の上まで
進出させておくことにより、次の繰出時、シートペーパ
ーCのケーシング4内での祇詰りを未然に防ぐことがで
きる。この場合、可動プレート20は第6図のようにケ
ーシング4内においてほぼ水平状態に保持されているの
で、シートペーパーCは進出にあたり、円滑に可動プレ
ー)20上に繰出すことができる。
なお、用足しを終えて使用者が便座から立上ったとき、
使用者の身体あるいは衣服が便座3上のシートペーパー
Cに触れ、これがケーシング4内に押し戻されたとき、
本発明は、前記シートペーパーCの破断端が例え繰出、
押圧両ローラ15゜19の挟持点に当接しても、シート
ペーパーCの透孔34が、ペーパー位置検出センサ33
より手前(便座3)側に位置して検出されないように設
けられているので、前記透孔34の検出によりペーパー
「無し」と判断され、電動機25の起動により可動プレ
ー)20を原位置に戻したあと、電動機16の起動によ
って繰出される次回繰出のシートペーパーの繰出端と、
前記ケーシング4内に後退したシートペーパーCとが接
衝し、次回繰出用シートペーパーの繰出端が折れ曲った
り、カールすることによってその繰出時、紙詰りを起す
ことはない。
又、ペーパー繰出スイッチ40を投入してから一定時間
、例えば、約5秒経過してもシートペーパーCが便座3
上に繰出されないときは、シートペーパーCの透孔34
がペーパー繰出位置検出センサ33にて検出されないた
めであり、このような場合は、4ビツトマイコンの出力
端Dsが“L”レベルとなり、紙トラブルランプ42を
点灯させて祇トラブルが生じたことを表示させるととも
に、出力端り、が“H”レベルとなって電動機16を急
停止させ、シートペーパーロール11から無駄なシート
ペーパーCの巻戻しを阻止するように構成されている。
更に、便座3を起立させたときは、着座時と同様に、ホ
トセンサPSが作動してシートペーパーCの繰出しを阻
止するように設けられている。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように構成されているので、次に
示すような効果を有する。
(1)  本発明は、ケーシング内においてローラ部材
により繰出されるシートペーパーを乗載する可動プレー
トは、回動輪に設けた検出板の回転に合せ、可動プレー
ト位置検出センサにより、シートペーパーの繰出しから
その破断・挟持、挟持状態の解除、ペーパー繰出口の閉
鎖の各段階を検出し、その検出信号にて駆動制御装置が
制御プログラムにて制御されて駆動・停止するように構
成されているので、シートペーパーの繰出、破断、挟持
、挟持解除、ペーパー繰出口閉鎖の各段階での作業が確
実に、かつ、正確なタイミングで行われ、シートペーパ
ーの自動繰出しを円滑に行うことができる。
(2)  又、本発明はシートペーパーの除去後、駆動
制御装置によりローラ部材を駆動し、次に使用するシー
トペーパーを可動プレートの中程の位置まで進出させる
ように構成されており、しかも、このときには、可動プ
レートは閉鎖部材によりベーパー繰出口を閉鎖し、かつ
、ケーシング内においてはほぼ水平状態に保持されてい
ることにより、シートペーパーの進出が円滑に行えると
ともに、次のシートペーパーの繰出時、シートペーパー
の先端が可動プレート上に乗載されているためローラ部
材に挟持されていることによってシートペーパー先端部
の巻ぐせによるケーシング内での紙づまりを防ぐことが
でき、シートペーパーの便座への繰出しが、紙詰りを起
こすことなく円滑、良好に行うことができる利点もある
(3)  又、シートペーパーの繰出し時においては、
シートペーパー゛に設けた透孔が、ペーパー操出位置検
出センサの検出点を通過して所定の長さ便座側に移動し
たところでシートペーパーの繰出しを終えても、シート
ペーパーは便座上に正しく被覆でき、しかも破断個所と
なるミシン目を必ず破断突起と繰出ローラとの間に位置
するように、ペーパー繰出、破断装置が、駆動制御装置
によって駆動制御できるように構成されているので、使
用者が用足し後、誤ってシートペーパーをケーシング内
に後退させても、シートペーパーの透孔は、ペーパー繰
出位置検出センサによって検出されることは全くない、
従って、透孔のセンサによる検出によって、駆動制御装
置がペーパー除去と誤解し、次回繰出用のシートペーパ
ーを可動プレート上に進出させることによって、残存し
ているシートペーパーと衝突して曲折したり、カールす
る事態を引き起こし、次回繰出時に紙詰りを誘発すると
いう要因を確実に解消させることができる。しかも、シ
ートペーパーの繰出後、便座上のシートペーパーは、便
座に着座している間、可動1回動プレートにて挟持され
ているので、用足し中に体を少々移動させても便座から
ずれたり、後退することなく便座上に確実保持でき、便
座を衛生的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシートペーパー自動供給便座を洋式便
器に設置した状態を示す斜視図、第2図は同上の側面図
、第3図ないし第6図はシートペーパー自動供給便座の
動作状態を順次示す要部の縦断面図、第7図はシートペ
ーパー自動供給便座の要部を縦断して示す正面図、第8
図は第7図の要部を示す平面図、第9図は検出板の取付
状態を示す断面図、第10図(A)ないしくD)は検出
板と可動プレート位置検出センサとの各駆動段階におけ
る位置関係を説明する説明図、第11図はシートペーパ
ーの斜視図、第12図は駆動制御装置の電気回路図、第
13図は本発明便座における動作状態を説明するための
フローチャート図、第14図は同じくタイミングチャー
ト図である。 12・可動プレート、15・繰出ローラ、17・ペーパ
ー繰出口、19・押圧ローラ、20・可動プレート、 A・ペーパー繰出・破断装置、 B・駆動制御装置、C・シートペーパーh・閉鎖部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーシング内に回転自在に収納したシートペーパーロー
    ルから巻戻されたシートペーパーをローラ部材により挟
    持して便座上に所定の長さ繰出すようにしたシートペー
    パー自動供給便座において、前記シートペーパーには、
    一枚分に相当する位置毎に被検知部を設け、前記ケーシ
    ング内には、シートペーパーの被検知部を検出するペー
    パー繰出位置検出手段を備え、シートペーパーの繰出時
    、ペーパー繰出位置検出手段にて前記被検知部を検出し
    てから一定時間経過後にシートペーパーの繰出しを停止
    するようにしたことを特徴とするシートペーパー自動供
    給便座。
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