JP3105564B2 - シートペーパー自動供給便座における着座検出手段への通電方法、及び着座検出装置 - Google Patents
シートペーパー自動供給便座における着座検出手段への通電方法、及び着座検出装置Info
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- JP3105564B2 JP3105564B2 JP10073491A JP10073491A JP3105564B2 JP 3105564 B2 JP3105564 B2 JP 3105564B2 JP 10073491 A JP10073491 A JP 10073491A JP 10073491 A JP10073491 A JP 10073491A JP 3105564 B2 JP3105564 B2 JP 3105564B2
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- seating
- toilet seat
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K2217/00—Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
- H03K2217/94—Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00 characterised by the way in which the control signal is generated
- H03K2217/94042—Means for reducing energy consumption
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- Toilet Supplies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シートペーパー自動
供給便座における着座検出手段への通電方法、及び着座
検出装置に関する。
供給便座における着座検出手段への通電方法、及び着座
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートペーパー自動供給便座は、
特願昭63−332274号公報に見られるように、機
能部ケーシング内に、ロール収納部中に収納したシート
ペーパーロールからシートペーパーを送出路を通して便
座本体上に繰り出す繰出機構部と、便座本体上に繰り出
されたシートペーパーの後端を切断して同後端をクラン
プする切断機構部と、上記繰出機構部及び切断機構部の
動作を制御する制御部とを備えており、これらの機構部
及び制御部を商用電源のAC100Vで駆動するように
している。
特願昭63−332274号公報に見られるように、機
能部ケーシング内に、ロール収納部中に収納したシート
ペーパーロールからシートペーパーを送出路を通して便
座本体上に繰り出す繰出機構部と、便座本体上に繰り出
されたシートペーパーの後端を切断して同後端をクラン
プする切断機構部と、上記繰出機構部及び切断機構部の
動作を制御する制御部とを備えており、これらの機構部
及び制御部を商用電源のAC100Vで駆動するように
している。
【0003】ところが、シートペーパー自動供給便座が
商用電源で駆動されるようになされているため、例え
ば、公共機関に設置されたパブリックトイレや、一般家
庭のトイレのように照明用の電源はあるが、各便器に電
力を供給する電源設備が備わっていないトイレに、この
自動供給便座を設置するには、便器用の電源設備を新設
する必要があり、この自動供給便座を導入しにくい状況
にあり、また、商業施設であるレストラン、デパート等
においては、電源コードが垂れ下がるなど見苦しく始末
に困っていた。
商用電源で駆動されるようになされているため、例え
ば、公共機関に設置されたパブリックトイレや、一般家
庭のトイレのように照明用の電源はあるが、各便器に電
力を供給する電源設備が備わっていないトイレに、この
自動供給便座を設置するには、便器用の電源設備を新設
する必要があり、この自動供給便座を導入しにくい状況
にあり、また、商業施設であるレストラン、デパート等
においては、電源コードが垂れ下がるなど見苦しく始末
に困っていた。
【0004】そこで、繰出機構、切断機構等の各機構を
電池で駆動するようにして、既設のビル等で商用電源の
配線が困難な場所等でも使用できるようにした電池駆動
のシートペーパー自動供給便座が開発されている。
電池で駆動するようにして、既設のビル等で商用電源の
配線が困難な場所等でも使用できるようにした電池駆動
のシートペーパー自動供給便座が開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
電池駆動のシートペーパー自動供給便座においては、各
種制御を行うために電池の電力を使用するものであり、
例えば便座本体上にシートペーパーを送り出した後に
は、使用者の着座や離座を検出する着座検出手段に通電
を行い、その検出結果をもとにして各種の作動制御が行
われるように構成されている。
電池駆動のシートペーパー自動供給便座においては、各
種制御を行うために電池の電力を使用するものであり、
例えば便座本体上にシートペーパーを送り出した後に
は、使用者の着座や離座を検出する着座検出手段に通電
を行い、その検出結果をもとにして各種の作動制御が行
われるように構成されている。
【0006】しかし、かかる着座検出センサへの通電は
連続通電であるため、電力の消耗が大きく、特に電池使
用の場合には、かかる電力の消耗を可及的に抑える必要
があった。
連続通電であるため、電力の消耗が大きく、特に電池使
用の場合には、かかる電力の消耗を可及的に抑える必要
があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、繰出用モータ
の駆動によってシートペーパーロールからシートペーパ
ーを便座本体上に繰り出すべく構成したシートペーパー
の繰出機能部と、上記の繰出機能部を制御する制御部と
よりなるシートペーパー自動供給便座において、使用者
の着座、離座を検出する着座検出手段に、便座本体上に
シートペーパーを繰り出すための繰出スイッチの投入に
て通電を開始し、前記通電は所定間隔で間欠通電を行わ
せ、使用者の便座からの離座によって前記間欠通電を解
除する手段を有するようにしたことを特徴とするシート
ペーパー自動供給便座における着座検出手段への通電方
法を提供せんとするものである。また、本発明は、通電
されることによって、腰掛式便器の上に載置された便座
への使用者の着座・離座を検出する着座検出手段と、同
着座検出手段に対する通電を所定間隔の間欠通電とする
とともに、その所定間隔を変更可能とする制御部とを備
えたことにも特徴を有する。
の駆動によってシートペーパーロールからシートペーパ
ーを便座本体上に繰り出すべく構成したシートペーパー
の繰出機能部と、上記の繰出機能部を制御する制御部と
よりなるシートペーパー自動供給便座において、使用者
の着座、離座を検出する着座検出手段に、便座本体上に
シートペーパーを繰り出すための繰出スイッチの投入に
て通電を開始し、前記通電は所定間隔で間欠通電を行わ
せ、使用者の便座からの離座によって前記間欠通電を解
除する手段を有するようにしたことを特徴とするシート
ペーパー自動供給便座における着座検出手段への通電方
法を提供せんとするものである。また、本発明は、通電
されることによって、腰掛式便器の上に載置された便座
への使用者の着座・離座を検出する着座検出手段と、同
着座検出手段に対する通電を所定間隔の間欠通電とする
とともに、その所定間隔を変更可能とする制御部とを備
えたことにも特徴を有する。
【0008】
【実施例】まず、本発明に係るシートペーパー自動供給
便座Aの全体的構成について説明する。
便座Aの全体的構成について説明する。
【0009】図1〜図2に示すように、シートペーパー
自動供給便座Aは、水洗便器10上に開閉自在に載置され
た便座本体11と、水洗便器10の後部上に固定状態に載置
され、便座本体11の後部を機能枢軸13と単純枢軸13a に
よって、上下方向に回動起立自在に枢支する機能部14と
で形成されている。図中、8はシートペーパーの送出
路、11e は開口部を示す。
自動供給便座Aは、水洗便器10上に開閉自在に載置され
た便座本体11と、水洗便器10の後部上に固定状態に載置
され、便座本体11の後部を機能枢軸13と単純枢軸13a に
よって、上下方向に回動起立自在に枢支する機能部14と
で形成されている。図中、8はシートペーパーの送出
路、11e は開口部を示す。
【0010】また、図2〜図4に示すように、機能部14
は、水洗便器10の後部に取付けた機能部ケーシング15
と、同ケーシング15内に配設した繰出機構部C、切断機
構部D、ロール収納部E、制御部F、操作部G及び乾電
池ケース15a とで構成されている。
は、水洗便器10の後部に取付けた機能部ケーシング15
と、同ケーシング15内に配設した繰出機構部C、切断機
構部D、ロール収納部E、制御部F、操作部G及び乾電
池ケース15a とで構成されている。
【0011】次に、機能部ケーシング15の構成について
説明すると、同ケーシング15は、図3〜図4に示すよう
に、その内部に繰出機構部Cや切断機構部D等を内蔵す
る下部ケーシング16と、同下部ケーシング16の上縁に嵌
合連結され、内部にロール収納部Eを形成する上部ケー
シング17とで形成されている。
説明すると、同ケーシング15は、図3〜図4に示すよう
に、その内部に繰出機構部Cや切断機構部D等を内蔵す
る下部ケーシング16と、同下部ケーシング16の上縁に嵌
合連結され、内部にロール収納部Eを形成する上部ケー
シング17とで形成されている。
【0012】また、図2に示すように、下部ケーシング
16の左右両側に、それぞれ軸受ボックス30、31を立し、
右側軸受ボックス31内には、繰出機構部Cの繰出ローラ
33と、切断機構部Dの可動プレート50の駆動源である繰
出用DCモータM1 と切断等用DCモータM2 が配設さ
れている。
16の左右両側に、それぞれ軸受ボックス30、31を立し、
右側軸受ボックス31内には、繰出機構部Cの繰出ローラ
33と、切断機構部Dの可動プレート50の駆動源である繰
出用DCモータM1 と切断等用DCモータM2 が配設さ
れている。
【0013】繰出機構部Cは、図3および図5で示すよ
うに、下部ケーシング16の左右側軸受ボックス30、31の
後方上部間に、繰出用DCモータM1 に連結した繰出軸
32を横架し、同繰出軸32に繰出ローラ33を固着してお
り、その上方に配設した押さえローラ34と協働して、シ
ートペーパーPを押圧・挾持して、ロール収納部Eから
シートペーパーPを便座本体11上に繰出すようにしてい
る。
うに、下部ケーシング16の左右側軸受ボックス30、31の
後方上部間に、繰出用DCモータM1 に連結した繰出軸
32を横架し、同繰出軸32に繰出ローラ33を固着してお
り、その上方に配設した押さえローラ34と協働して、シ
ートペーパーPを押圧・挾持して、ロール収納部Eから
シートペーパーPを便座本体11上に繰出すようにしてい
る。
【0014】切断機構部Dは、図3及び図6に示すよう
に、右側軸受ボックス31内に配設した切断等用DCモー
タM2 と連結した動力伝達軸43に固着した円板カム44
と、枢軸49周りに揺動自在に配設され、かつその外周面
を円板カム44の外周面と係合した可動プレート50と、同
可動プレート50の上方に配設され、枢軸52に揺動自在に
枢支した揺動プレート51とで構成されている。56は可動
プレート50の上面の後部に設けられた押圧片であり、揺
動プレート51の前部を形成する押圧片57と協働して、シ
ートペーパーPをクランプすることができる。また、揺
動プレート51の後部には上記押圧片57と一体の切断部58
を形成している。なお、BPは可動プレート50の上端前
部に取付けた汚水侵入防止バリアである。
に、右側軸受ボックス31内に配設した切断等用DCモー
タM2 と連結した動力伝達軸43に固着した円板カム44
と、枢軸49周りに揺動自在に配設され、かつその外周面
を円板カム44の外周面と係合した可動プレート50と、同
可動プレート50の上方に配設され、枢軸52に揺動自在に
枢支した揺動プレート51とで構成されている。56は可動
プレート50の上面の後部に設けられた押圧片であり、揺
動プレート51の前部を形成する押圧片57と協働して、シ
ートペーパーPをクランプすることができる。また、揺
動プレート51の後部には上記押圧片57と一体の切断部58
を形成している。なお、BPは可動プレート50の上端前
部に取付けた汚水侵入防止バリアである。
【0015】ロール収納部Eは、図3及び図5,6で示
すように、左右側軸受ボックス30、31にそれぞれロール
ホルダー60、61を配設して、紙管R1 にシートペーパー
Pを多重に巻回して形成したシートペーパーロールRを
交換自在に支持させるようにしている。
すように、左右側軸受ボックス30、31にそれぞれロール
ホルダー60、61を配設して、紙管R1 にシートペーパー
Pを多重に巻回して形成したシートペーパーロールRを
交換自在に支持させるようにしている。
【0016】制御部Fは、図7,8,9に示すように、
電源回路102 と、マイクロコンピュータ104 の入,出力
端に接続した各種回路と、これら回路に設けたリレーの
各補助接点を有する第1,第2のモータ回路105,106 を
備えた電動機駆動回路107 とによって構成されていると
共に、シートペーパーPに設けた位置検出用透孔bを検
出して出力を生じるペーパー位置検出用センサ70や、後
述する操作部Gに設けた繰出スイッチ71や、着座検出セ
ンサ72等、の制御出力発生手段と接続した入力インター
フェースと、繰出機構部Cや切断機構部D等と接続する
出力インターフェースと、シートペーパーPの繰出・ク
ランプ・切断プログラムを記憶するメモリと、タイマー
とで構成されている。
電源回路102 と、マイクロコンピュータ104 の入,出力
端に接続した各種回路と、これら回路に設けたリレーの
各補助接点を有する第1,第2のモータ回路105,106 を
備えた電動機駆動回路107 とによって構成されていると
共に、シートペーパーPに設けた位置検出用透孔bを検
出して出力を生じるペーパー位置検出用センサ70や、後
述する操作部Gに設けた繰出スイッチ71や、着座検出セ
ンサ72等、の制御出力発生手段と接続した入力インター
フェースと、繰出機構部Cや切断機構部D等と接続する
出力インターフェースと、シートペーパーPの繰出・ク
ランプ・切断プログラムを記憶するメモリと、タイマー
とで構成されている。
【0017】操作部Gは、図2に示すように、下部ケー
シング16の右側前部上方に設けられており、繰出スイッ
チ71や、発光ダイオード等からなる電源ランプや、紙詰
まり、紙補充等の異常が発生した場合の警報機能を有す
る紙トラブルランプ等の表示部g1 によって構成されて
いる。
シング16の右側前部上方に設けられており、繰出スイッ
チ71や、発光ダイオード等からなる電源ランプや、紙詰
まり、紙補充等の異常が発生した場合の警報機能を有す
る紙トラブルランプ等の表示部g1 によって構成されて
いる。
【0018】操作部Gの下方には、図4で示すように、
単1の乾電池101 4個を収納できる乾電池ケース15a を
形成しており、同ケース15a 中の乾電池101 から前記各
機構部C、D及び制御部Fを駆動する電力を供給するよ
うにしている。15b は開閉自在のカバーである。
単1の乾電池101 4個を収納できる乾電池ケース15a を
形成しており、同ケース15a 中の乾電池101 から前記各
機構部C、D及び制御部Fを駆動する電力を供給するよ
うにしている。15b は開閉自在のカバーである。
【0019】機能部ケーシング15の前部右側位置には、
図2で示すように、ペーパー位置検出用センサ70が配設
されており、同位置検出用センサ70は、ホトトランジス
タとホトダイオードとで構成され、シートペーパーロー
ルRからシートペーパーPが所定長さだけ便座本体11上
に繰り出されてきた時、ペーパー位置検出用センサ70に
よってシートペーパーPに穿設した位置検出用透孔bを
検出し、繰出機構部Cの作動を停止させることにより、
正確にシートペーパーPを便座本体11上に供給すること
ができる。
図2で示すように、ペーパー位置検出用センサ70が配設
されており、同位置検出用センサ70は、ホトトランジス
タとホトダイオードとで構成され、シートペーパーロー
ルRからシートペーパーPが所定長さだけ便座本体11上
に繰り出されてきた時、ペーパー位置検出用センサ70に
よってシートペーパーPに穿設した位置検出用透孔bを
検出し、繰出機構部Cの作動を停止させることにより、
正確にシートペーパーPを便座本体11上に供給すること
ができる。
【0020】着座の検出を行う着座検出手段あるいは着
座検出部としての着座検出センサ72は、図2で示すよう
に、便座本体11の後部の両端を、機能枢軸13と単純枢軸
13aとを介し、機能部ケーシング15の前部両側に設けた
枢支部14a に着脱自在かつ回動起立自在に取付けて、便
座本体11にかかる荷重によって着座の有無を検知するも
のであり、枢支部14a 内に配設され上記機能枢軸13に連
動連結されている。
座検出部としての着座検出センサ72は、図2で示すよう
に、便座本体11の後部の両端を、機能枢軸13と単純枢軸
13aとを介し、機能部ケーシング15の前部両側に設けた
枢支部14a に着脱自在かつ回動起立自在に取付けて、便
座本体11にかかる荷重によって着座の有無を検知するも
のであり、枢支部14a 内に配設され上記機能枢軸13に連
動連結されている。
【0021】機能枢軸13は、図10〜図12に示すよう
に、枢支部14a の内側壁に上下方向に長く設けた長孔75
を貫通して枢支部14a内に挿入されており、昇降案内ケ
ーシング76内に昇降自在に配設されている可動軸受77に
回動自在に枢支されている。可動軸受77は常時コイルス
プリング78によって上方向に付勢されているが、その上
限位置は規制プレート79によって規制されているので、
通常時は、図12に示す上方位置(便座本体11の未着座
状態)をとり、機能枢軸13及び便座本体11も、同図に示
す上方位置をとる。また、機能枢軸13には、その挿入先
端に略4分の1円弧形状のレバー押圧片80を突設してお
り、その下方にはセンサ起動レバー81が配設されてお
り、同センサ起動レバー81は、基端部81a を内部に昇降
自在に支持し、コイルスプリング82によって上方に付勢
してセンサ起動レバー81の上面を常時レバー押圧片80に
当接させている。83はレバー昇降案内ケーシング、84は
センサ起動レバー81の先端部に突設した遮蔽板であり、
機能部ケーシング15の枢支部14a 内に配設した赤外線セ
ンサ85の投光素子85a と受光素子85b との間に介設され
ている。
に、枢支部14a の内側壁に上下方向に長く設けた長孔75
を貫通して枢支部14a内に挿入されており、昇降案内ケ
ーシング76内に昇降自在に配設されている可動軸受77に
回動自在に枢支されている。可動軸受77は常時コイルス
プリング78によって上方向に付勢されているが、その上
限位置は規制プレート79によって規制されているので、
通常時は、図12に示す上方位置(便座本体11の未着座
状態)をとり、機能枢軸13及び便座本体11も、同図に示
す上方位置をとる。また、機能枢軸13には、その挿入先
端に略4分の1円弧形状のレバー押圧片80を突設してお
り、その下方にはセンサ起動レバー81が配設されてお
り、同センサ起動レバー81は、基端部81a を内部に昇降
自在に支持し、コイルスプリング82によって上方に付勢
してセンサ起動レバー81の上面を常時レバー押圧片80に
当接させている。83はレバー昇降案内ケーシング、84は
センサ起動レバー81の先端部に突設した遮蔽板であり、
機能部ケーシング15の枢支部14a 内に配設した赤外線セ
ンサ85の投光素子85a と受光素子85b との間に介設され
ている。
【0022】さらに、機能枢軸13の便座本体11の反対側
に扁平断面形状の便座本体係合部86を形成し、これを枢
軸係合孔87内に回動不可に嵌入しており、便座本体11へ
の着座(離座)によって、その円弧形状部がセンサ起動
レバー81に当接することによって、コイルスプリング82
の付勢力に抗して、機能枢軸13、可動軸受77、レバー押
圧片80及びセンサ起動レバー81が下降(上昇)し、遮蔽
板84が投光素子85a と受光素子85b 間を導通遮断して赤
外線センサ85をオン(オフ)させるので、便座本体11の
姿勢を検知することができる。これらの出力によって制
御部Fは、便座本体11が紙繰出不能状態にあるときは、
繰出スイッチ71が押されても、繰出機構部Cの作動を抑
止して、機能部ケーシング15内でのシートペーパーPの
絡みつきや詰まりを防止することができる。
に扁平断面形状の便座本体係合部86を形成し、これを枢
軸係合孔87内に回動不可に嵌入しており、便座本体11へ
の着座(離座)によって、その円弧形状部がセンサ起動
レバー81に当接することによって、コイルスプリング82
の付勢力に抗して、機能枢軸13、可動軸受77、レバー押
圧片80及びセンサ起動レバー81が下降(上昇)し、遮蔽
板84が投光素子85a と受光素子85b 間を導通遮断して赤
外線センサ85をオン(オフ)させるので、便座本体11の
姿勢を検知することができる。これらの出力によって制
御部Fは、便座本体11が紙繰出不能状態にあるときは、
繰出スイッチ71が押されても、繰出機構部Cの作動を抑
止して、機能部ケーシング15内でのシートペーパーPの
絡みつきや詰まりを防止することができる。
【0023】可動プレート位置検出センサ93、93a は、
図13,14,15に示すように、発光素子、受光素子
及び一対の検出板96、96a よりなるホトインタラプタ型
で、図5、図6及び図13,14,15で示すように、
動力伝達軸43の中央部付近のケーシングの底面に設けた
センサ取付ボックス95内に収容されている。
図13,14,15に示すように、発光素子、受光素子
及び一対の検出板96、96a よりなるホトインタラプタ型
で、図5、図6及び図13,14,15で示すように、
動力伝達軸43の中央部付近のケーシングの底面に設けた
センサ取付ボックス95内に収容されている。
【0024】検出板96、96a は、図13,14,15に
示すように、約1/3 の切欠部g,hを備えた状態で弧状
に形成されており、図15に示すように重合状態におい
て、切欠部g,hが、約50度の切欠角θになるように、
その動力伝達軸43への取付位置を円周方向にずらしてお
り、受光素子の出力により可動プレート50の回動位置を
検出することによって、シートペーパー自動供給便座A
の動作順序を示す説明図(図18)に示す各動作位置
(図18の(a)〜(h))に可動プレート50がきたこ
とを検出し、繰出機構部C等に所望の動作を行わせるこ
とができる。
示すように、約1/3 の切欠部g,hを備えた状態で弧状
に形成されており、図15に示すように重合状態におい
て、切欠部g,hが、約50度の切欠角θになるように、
その動力伝達軸43への取付位置を円周方向にずらしてお
り、受光素子の出力により可動プレート50の回動位置を
検出することによって、シートペーパー自動供給便座A
の動作順序を示す説明図(図18)に示す各動作位置
(図18の(a)〜(h))に可動プレート50がきたこ
とを検出し、繰出機構部C等に所望の動作を行わせるこ
とができる。
【0025】シートペーパーPは、図16で示すよう
に、繰出方向に一定間隔を開けて幅方向に直線状の切断
用ミシン目cを設け、各ミシン目c間に便座本体11の内
側形状に適合した形状の切り抜き用ミシン目aを設けて
いる。但し、切り抜き用ミシン目aの後部両端間に無ミ
シン目部dを形成して、切り抜き用ミシン目aを切る
と、中央部分は水洗便器10内に垂れるようにしている。
また、シートペーパーPの一側縁部に、長手方向一定間
隔毎に位置検出用透孔bを設け、更に、シートペーパー
ロールRに巻回した最後の一枚のシートペーパーP1 に
は、同ペーパー切れ検出用透孔b1 を穿設しており、こ
れをペーパー位置検出用センサ70が検出すると、紙トラ
ブルランプLED2 を点灯させるようにしている。
に、繰出方向に一定間隔を開けて幅方向に直線状の切断
用ミシン目cを設け、各ミシン目c間に便座本体11の内
側形状に適合した形状の切り抜き用ミシン目aを設けて
いる。但し、切り抜き用ミシン目aの後部両端間に無ミ
シン目部dを形成して、切り抜き用ミシン目aを切る
と、中央部分は水洗便器10内に垂れるようにしている。
また、シートペーパーPの一側縁部に、長手方向一定間
隔毎に位置検出用透孔bを設け、更に、シートペーパー
ロールRに巻回した最後の一枚のシートペーパーP1 に
は、同ペーパー切れ検出用透孔b1 を穿設しており、こ
れをペーパー位置検出用センサ70が検出すると、紙トラ
ブルランプLED2 を点灯させるようにしている。
【0026】図中、Xは紙終りの位置検出孔、Yは区
間、Zは区間、Xa は移動分、イ、ロ、ハ、ニ、ホは各
区間の境を示す。
間、Zは区間、Xa は移動分、イ、ロ、ハ、ニ、ホは各
区間の境を示す。
【0027】次に、制御部Fを構成する各種回路につい
て図7,8,9をもとに更に詳説する。
て図7,8,9をもとに更に詳説する。
【0028】図7は乾電池101 を備えた電源回路102 を
示し、ペーパー繰出機構駆動用の電動機としての繰出用
DCモータM1 と、ペーパー切断機構駆動用の電動機と
しての切断等用DCモータM2 とに供給される駆動電源
Vcc と、定電圧回路103 を介して制御部Fに供給される
定電圧電源Vdd を出力するように構成されている。
示し、ペーパー繰出機構駆動用の電動機としての繰出用
DCモータM1 と、ペーパー切断機構駆動用の電動機と
しての切断等用DCモータM2 とに供給される駆動電源
Vcc と、定電圧回路103 を介して制御部Fに供給される
定電圧電源Vdd を出力するように構成されている。
【0029】図9は、マイクロコンピュータ104 の入,
出力端に接続した各回路の説明図であり、次のように構
成されている。
出力端に接続した各回路の説明図であり、次のように構
成されている。
【0030】111 は着座検出回路で、ホトダイオードと
ホトトランジスタとからなる着座検出センサ72と、エミ
ッタ接地のホトダイオードと定電圧電源Vdd との間で接
続されてスイッチの役目を果すホトトランジスタとによ
って構成されており、該トランジスタのベースは抵抗を
介してマイクロコンピュータ104 の入力端O2 に、又ホ
トダイオードのエミッタはマイクロコンピュータ104 の
入力端I2 にそれぞれ接続し、マイクロコンピュータ10
4 の出力端O2 からの指令でトランジスタがONする
と、ホトダイオードが点灯して着座検出センサ72に通電
させ、着座、離座の検出を行う。
ホトトランジスタとからなる着座検出センサ72と、エミ
ッタ接地のホトダイオードと定電圧電源Vdd との間で接
続されてスイッチの役目を果すホトトランジスタとによ
って構成されており、該トランジスタのベースは抵抗を
介してマイクロコンピュータ104 の入力端O2 に、又ホ
トダイオードのエミッタはマイクロコンピュータ104 の
入力端I2 にそれぞれ接続し、マイクロコンピュータ10
4 の出力端O2 からの指令でトランジスタがONする
と、ホトダイオードが点灯して着座検出センサ72に通電
させ、着座、離座の検出を行う。
【0031】以下、シートペーパーの位置検出回路110
、可動プレート位置検出回路112,112aの内容も同様の
構成である。
、可動プレート位置検出回路112,112aの内容も同様の
構成である。
【0032】113 は繰出用DCモータM1 の回転数検出
回路で、市販のインクリメンタル形のロータリエンコー
ダ113aを使用している。
回路で、市販のインクリメンタル形のロータリエンコー
ダ113aを使用している。
【0033】114 はスイッチ回路を示し、71は繰出スイ
ッチである。
ッチである。
【0034】115 はリレー駆動回路で、マイクロコンピ
ュータ104の出力端O6 〜O8 に接続したスイッチの役
割を果すトランジスタと定電圧電源Vdd との間にリレー
X1〜X3 を接続して構成されており、リレーX2 は、
電動機駆動回路107 に設けた補助接点X1a,X1bの開閉
を行わせ、又、リレーX2 ,X3 は同じく補助接点X2
a,X2b及びX3a,X3bの開閉を行わせる。
ュータ104の出力端O6 〜O8 に接続したスイッチの役
割を果すトランジスタと定電圧電源Vdd との間にリレー
X1〜X3 を接続して構成されており、リレーX2 は、
電動機駆動回路107 に設けた補助接点X1a,X1bの開閉
を行わせ、又、リレーX2 ,X3 は同じく補助接点X2
a,X2b及びX3a,X3bの開閉を行わせる。
【0035】116 は紙詰まり及び電池切れを表示する表
示回路であり、LED1 は電池切表示ランプ、LED2
は紙トラブルランプを示す。
示回路であり、LED1 は電池切表示ランプ、LED2
は紙トラブルランプを示す。
【0036】117 は電池電圧検出回路を示し、この回路
117 は、第1の電圧検出IC1 と、第2の電圧検出IC
2 と、第3の電圧検出IC3 とによって構成し、電池電
圧に相当する検出信号をマイクロコンピュータ104 の所
定の入力端I7 〜I9 に入力し、電池切表示ランプLE
D1 にて電池電圧を表示させる。RCはリセット回路を
示す。
117 は、第1の電圧検出IC1 と、第2の電圧検出IC
2 と、第3の電圧検出IC3 とによって構成し、電池電
圧に相当する検出信号をマイクロコンピュータ104 の所
定の入力端I7 〜I9 に入力し、電池切表示ランプLE
D1 にて電池電圧を表示させる。RCはリセット回路を
示す。
【0037】図8に示す電動機駆動回路107 は、駆動電
源Vcc とグランド(接地)間との間に、それぞれ、リレ
ーX1 〜X3 の補助接点X1a,X1b〜X3a,X3bと繰出
用DCモータM1 ,切断等用DCモータM2 を個別に直
列接続して第1のモータ回路(紙送り用)105 と、第2
のモータ回路106 とを備えて構成されている。
源Vcc とグランド(接地)間との間に、それぞれ、リレ
ーX1 〜X3 の補助接点X1a,X1b〜X3a,X3bと繰出
用DCモータM1 ,切断等用DCモータM2 を個別に直
列接続して第1のモータ回路(紙送り用)105 と、第2
のモータ回路106 とを備えて構成されている。
【0038】上記のように構成されたシートペーパー自
動供給便座Aにおいて、繰出スイッチ71を投入して、シ
ートペーパーPを便座本体11上に繰出した後に、可動プ
レート50が回動してシートペーパーPを押圧片56と、押
圧片57とでクランプすると、その後使用者が用便のため
に便座本体11上に着座することになるが、かかる着座動
作によって着座検出センサ72がONすると共に、用便後
使用者が離座すると着座検出センサ72がOFFとなる。
動供給便座Aにおいて、繰出スイッチ71を投入して、シ
ートペーパーPを便座本体11上に繰出した後に、可動プ
レート50が回動してシートペーパーPを押圧片56と、押
圧片57とでクランプすると、その後使用者が用便のため
に便座本体11上に着座することになるが、かかる着座動
作によって着座検出センサ72がONすると共に、用便後
使用者が離座すると着座検出センサ72がOFFとなる。
【0039】かかる離座動作を検出すると、可動プレー
ト50がシートペーパー挾持から挾持解除位置に作動し
て、使用したシートペーパーPは排水と同時に流され、
次のステップへと移動するものであるが、かかる着座か
ら離座までの間は、図10、図11に示すように、遮蔽
板84が赤外線センサ85の投光素子85a と受光素子85b と
の間に介在したことになり、かかる状態が着座状態の検
出となるが、通常は、かかる検出のために、操作スイッ
チの投入にかかわらず、常時連続通電をして投光素子と
受光素子間に赤外線を投光しつづけることが考えられ
る。
ト50がシートペーパー挾持から挾持解除位置に作動し
て、使用したシートペーパーPは排水と同時に流され、
次のステップへと移動するものであるが、かかる着座か
ら離座までの間は、図10、図11に示すように、遮蔽
板84が赤外線センサ85の投光素子85a と受光素子85b と
の間に介在したことになり、かかる状態が着座状態の検
出となるが、通常は、かかる検出のために、操作スイッ
チの投入にかかわらず、常時連続通電をして投光素子と
受光素子間に赤外線を投光しつづけることが考えられ
る。
【0040】本願発明は、使用者の着座、離座を検出す
る着座検出手段に、便座本体11上にシートペーパーPを
繰り出すための繰出スイッチ71の投入にて通電を開始
し、前記通電は所定間隔で間欠通電を行わせ、使用者の
便座からの離座によって前記間欠通電を解除する手段を
有するようにしたことを特徴とするシートペーパー自動
供給便座における着座検出手段への通電方法を特徴と
し、また、通電されることによって、腰掛式便器の上に
載置された便座への使用者の着座・離座を検出する着座
検出手段と、同着座検出手段に対する通電を所定間隔の
間欠通電とするとともに、その所定間隔を変更可能とす
る制御部Fとを備えたことを特徴としたので、繰出スイ
ッチ71の投入により着座検出センサ72への間欠通電を開
始するそれ以前においては、着座検出センサ72への通電
は行わず、しかも間欠通電後は、便座からの離座によっ
て間欠通電を解除するので、電池の無駄な消耗を抑える
とともに、繰出スイッチ71による着座検出センサ72への
通電の開始後も、所定間隔、例えば0.5秒間隔で間欠通
電を行うように制御して着座検出装置を構成することに
より、さらに電池の消耗を抑えることができるものであ
る。
る着座検出手段に、便座本体11上にシートペーパーPを
繰り出すための繰出スイッチ71の投入にて通電を開始
し、前記通電は所定間隔で間欠通電を行わせ、使用者の
便座からの離座によって前記間欠通電を解除する手段を
有するようにしたことを特徴とするシートペーパー自動
供給便座における着座検出手段への通電方法を特徴と
し、また、通電されることによって、腰掛式便器の上に
載置された便座への使用者の着座・離座を検出する着座
検出手段と、同着座検出手段に対する通電を所定間隔の
間欠通電とするとともに、その所定間隔を変更可能とす
る制御部Fとを備えたことを特徴としたので、繰出スイ
ッチ71の投入により着座検出センサ72への間欠通電を開
始するそれ以前においては、着座検出センサ72への通電
は行わず、しかも間欠通電後は、便座からの離座によっ
て間欠通電を解除するので、電池の無駄な消耗を抑える
とともに、繰出スイッチ71による着座検出センサ72への
通電の開始後も、所定間隔、例えば0.5秒間隔で間欠通
電を行うように制御して着座検出装置を構成することに
より、さらに電池の消耗を抑えることができるものであ
る。
【0041】次に、かかる間欠通電による着座検出セン
サ72の検出動作を、図17,18を参考にシートペーパ
ーPの繰出し操作の説明をしながら述べる。
サ72の検出動作を、図17,18を参考にシートペーパ
ーPの繰出し操作の説明をしながら述べる。
【0042】繰出スイッチ71を投入すると(201) 、ロー
タリエンコーダ113aと可動プレート位置検出センサ93,9
3a及び着座検出センサ72に通電させる(202) 。
タリエンコーダ113aと可動プレート位置検出センサ93,9
3a及び着座検出センサ72に通電させる(202) 。
【0043】便座本体が起立していたり、着座している
と(203Y)、マイクロコンピュータ104 はメンテナンスモ
ードに切換えられる(204) 。
と(203Y)、マイクロコンピュータ104 はメンテナンスモ
ードに切換えられる(204) 。
【0044】前記便座本体等が起立していない、或は着
座していないことを判定したときは(203N)、可動プレー
ト50を、カム・紙送り位置(可動プレート50を水平にし
てペーパー送出口8aを開く)に移動させる(図18
(b))(205) 。
座していないことを判定したときは(203N)、可動プレー
ト50を、カム・紙送り位置(可動プレート50を水平にし
てペーパー送出口8aを開く)に移動させる(図18
(b))(205) 。
【0045】可動プレート50の移動後、マイクロコンピ
ュータ104 内のタイマーがセット(8秒)されると(20
6) 、タイマーがスタートし(207) 、繰出用DCモータ
M1 を起動してシートペーパーの送り出しを開始する(2
08)(図18(c)〜(d))。
ュータ104 内のタイマーがセット(8秒)されると(20
6) 、タイマーがスタートし(207) 、繰出用DCモータ
M1 を起動してシートペーパーの送り出しを開始する(2
08)(図18(c)〜(d))。
【0046】そして、ペーパー位置検出用センサ70およ
びロータリエンコーダ113aによりシートペーパーに設け
たミシン目は確実に切断位置に設定することができる(2
09)。
びロータリエンコーダ113aによりシートペーパーに設け
たミシン目は確実に切断位置に設定することができる(2
09)。
【0047】この状態で、繰出用DCモータM1 が停止
すると、切断等用DCモータM2 は起動し、可動プレー
ト50を紙保持位置に移動し、同時にペーパーの切断・挾
持を行う(210) (図18(e)〜(f))。
すると、切断等用DCモータM2 は起動し、可動プレー
ト50を紙保持位置に移動し、同時にペーパーの切断・挾
持を行う(210) (図18(e)〜(f))。
【0048】一方、繰出スイッチ71が投入された時点か
ら、着座検出センサ72に通電され、離座を検出するまで
図17に示すメインフローに対して0.5 秒間隔で着座検
出のための割込フローを起動して0.5 秒間隔で着座検出
センサ72に通電を行い、着座状態を検出するようにして
いる(電池消費の低減)(例えば(203) )。
ら、着座検出センサ72に通電され、離座を検出するまで
図17に示すメインフローに対して0.5 秒間隔で着座検
出のための割込フローを起動して0.5 秒間隔で着座検出
センサ72に通電を行い、着座状態を検出するようにして
いる(電池消費の低減)(例えば(203) )。
【0049】使用者が便座から離れると(211) 、着座検
出センサ72はOFFし、直ちに、可動プレート50は切断
等用DCモータM2 によって紙挾持から挾持解除位置に
移動する(212) (図18(g))。
出センサ72はOFFし、直ちに、可動プレート50は切断
等用DCモータM2 によって紙挾持から挾持解除位置に
移動する(212) (図18(g))。
【0050】そして、シートペーパーPを洗浄水と共に
流すことになる。
流すことになる。
【0051】シートペーパーがペーパー位置検出用セン
サ70の通電中(1分以内)に除去(洗浄水の流れにより
排除)された場合は、次のペーパーの繰出しを引続いて
行うことができる(213,214,215,218) 。
サ70の通電中(1分以内)に除去(洗浄水の流れにより
排除)された場合は、次のペーパーの繰出しを引続いて
行うことができる(213,214,215,218) 。
【0052】しかし、1分間経過すると、ペーパー位置
検出用センサ70は消灯し、可動プレート50は原位置に復
帰する(図18(h))(213〜217)。
検出用センサ70は消灯し、可動プレート50は原位置に復
帰する(図18(h))(213〜217)。
【0053】なお、本願では着座検出手段の実施例とし
て、便座に荷重が加わることにより、枢軸を上下させ、
遮蔽板によりセンサ光を遮断する例を用いて説明を行っ
たが、便座の後部や、便所壁に設けられた投受光素子に
よるセンサや、便座の人体の接触による静電容量の変化
により着座を検出するセンサなど便座への人体の着座を
検出できるものであれば、本願実施例にとらわれないも
のである。
て、便座に荷重が加わることにより、枢軸を上下させ、
遮蔽板によりセンサ光を遮断する例を用いて説明を行っ
たが、便座の後部や、便所壁に設けられた投受光素子に
よるセンサや、便座の人体の接触による静電容量の変化
により着座を検出するセンサなど便座への人体の着座を
検出できるものであれば、本願実施例にとらわれないも
のである。
【0054】なお、着座検出センサ72への通電の間隔
は、0.5 秒間隔で一定としなくても、着座状態によって
その間隔を変更するもの、すなわち、非着座においては
0.5 秒間隔で通電を行うが、着座を検出した後は非着座
時よりも長い間隔(例えば1秒)で通電を行うようにす
る等、種々の変更が可能である。
は、0.5 秒間隔で一定としなくても、着座状態によって
その間隔を変更するもの、すなわち、非着座においては
0.5 秒間隔で通電を行うが、着座を検出した後は非着座
時よりも長い間隔(例えば1秒)で通電を行うようにす
る等、種々の変更が可能である。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、着座検出手段に、繰
出スイッチ投入により通電を開始するとともに、通電開
始後は、所定間隔の間欠通電とし、あるいは、間欠通電
の所定間隔を変更可能としたので、便座本体上にてシー
トペーパーを送出した後には、着座から離座までの連続
通電の阻止が確実に行え、かつ、着座検出中においても
電池電力の消耗を可及的に抑えることができる。従っ
て、電池使用のシートペーパー自動供給便座における電
池電力の長期使用を可能としうるものである。
出スイッチ投入により通電を開始するとともに、通電開
始後は、所定間隔の間欠通電とし、あるいは、間欠通電
の所定間隔を変更可能としたので、便座本体上にてシー
トペーパーを送出した後には、着座から離座までの連続
通電の阻止が確実に行え、かつ、着座検出中においても
電池電力の消耗を可及的に抑えることができる。従っ
て、電池使用のシートペーパー自動供給便座における電
池電力の長期使用を可能としうるものである。
【図1】 本発明に係るシートペーパー自動供給便座を
具備するトイレ装置の全体斜視図。
具備するトイレ装置の全体斜視図。
【図2】 同トイレ装置の一部切欠平面図。
【図3】 一部切欠右側面図。
【図4】 乾電池ケースの断面側面図。
【図5】 図3のI−I線による矢視図。
【図6】 図3のII−II線による矢視図。
【図7】 電波回路の説明図。
【図8】 電動機駆動回路の説明図。
【図9】 マイクロプロセッサの接続状態を示す説明
図。
図。
【図10】 着座検出手段としての着座検出センサの要
部拡大平面図。
部拡大平面図。
【図11】 同要部拡大断面正面図。
【図12】 図11の III−III 線による断面図。
【図13】 可動プレート位置検出用センサの平面図。
【図14】 同斜視図。
【図15】 動作説明図。
【図16】 シートペーパーの平面図。
【図17】 制御動作シーケンスを示すフローチャー
ト。
ト。
【図18】 動作位置説明図。
11 便座本体 101 乾電池 102 電源回路 111 着座検出回路 C 繰出機構部 D 切断機構部 F 制御部 P シートペーパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 直治 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (72)発明者 安達 隆義 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−14934(JP,A) 特開 昭63−101590(JP,A) 実開 平3−39495(JP,U) 実開 平3−900(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 13/22 A47K 13/24
Claims (2)
- 【請求項1】繰出用モータの駆動によってシートペーパ
ーロールからシートペーパーを便座本体上に繰り出すべ
く構成したシートペーパーの繰出機能部と、上記の繰出
機能部を制御する制御部とよりなるシートペーパー自動
供給便座において、使用者の着座、離座を検出する着座
検出手段に、便座本体上にシートペーパーを繰り出すた
めの繰出スイッチの投入にて通電を開始し、前記通電は
所定間隔で間欠通電を行わせ、使用者の便座からの離座
によって前記間欠通電を解除する手段を有するようにし
たことを特徴とするシートペーパー自動供給便座におけ
る着座検出手段への通電方法。 - 【請求項2】通電されることによって、腰掛式便器の上
に載置された便座への使用者の着座・離座を検出する着
座検出手段と、同着座検出手段に対する通電を所定間隔
の間欠通電とするとともに、その所定間隔を変更可能と
する制御部とを備えたことを特徴とする着座検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10073491A JP3105564B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | シートペーパー自動供給便座における着座検出手段への通電方法、及び着座検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10073491A JP3105564B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | シートペーパー自動供給便座における着座検出手段への通電方法、及び着座検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04332512A JPH04332512A (ja) | 1992-11-19 |
JP3105564B2 true JP3105564B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=14281814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10073491A Expired - Fee Related JP3105564B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | シートペーパー自動供給便座における着座検出手段への通電方法、及び着座検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105564B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP10073491A patent/JP3105564B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04332512A (ja) | 1992-11-19 |
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