JP5786925B2 - 印刷システムおよび印刷方法 - Google Patents
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Description
このことは、プリンタにおいても同様である。
かつてはプリンタ単体の機能の充実が競争の要素であったが、今やシステム全体として、印刷にかかわる問題を解決することが求められている。情報システムの「ソリューション(solution)」といわれる、システム導入形態である。単にプリンタを提供するだけでは、商品の差別化が難しくなっている。
シンクライアントとは、文字通り「薄いクライアント」、つまり従来のパソコンよりも処理能力を簡素にした、端末装置である。ハードディスク等を持たず、サーバからネットワーク経由でOSをロードしてブートし、どのシンクライアントからログインしても、ログインしたユーザの環境が再現されるものである。
一旦これら情報を登録すると、登録したプリンタからしか印刷はできない。
よって、例えば、場所を移動してシンクライアントを使用したり、或はノートPC等を持ち歩き、移動先にて作業するような場合には、ユーザの想定外のプリンタへ印刷されてしまうなどの不都合を生じることもある。
本実施形態は、オンデマンド印刷システムである。
一般的には「オンデマンド印刷」という言葉は、版下を用いない、少部数短納期の印刷を指すようである。しかし、本明細書の限りにおいては、「オンデマンド印刷」を、「ユーザがプリンタに所定の操作を行って初めて印刷できる印刷手法」と定義する。これは、「オンデマンド(on demand)」という言葉が、情報システムの業界において「ユーザの要求があった時にサービスを提供する手法」を意味することに由来する。
通常、パソコンから所定の文書等の印刷を行う際には、パソコン内部のプリンタドライバの設定によって、印刷するプリンタが固定されている。このため、従来では、設定を変更せずにそのままそのパソコンを出張先に持ち込んでも、プリンタドライバの設定を変更しなければ、印刷データは普段使っているプリンタに出力されてしまう。
プリンタドライバの設定を変更するには、OSの管理者権限が必要になる。企業では多くの場合、ネットワーク管理者しか、その設定を変更できないので、極めて煩雑である。
本実施形態では、出張先の支社のプリンタでも印刷を実行できるように、システムを構成したものである。
図1は、第1の実施の形態の例である、オンデマンド印刷システムの全体構成図である。
本実施形態のオンデマンド印刷システム101には、以下の装置が必要となる。
(1)第1のプリンタともいえる、プリンタA102。
(2)第2のプリンタともいえる、プリンタB103。
(3)例えばノートPCである、情報処理装置であるクライアントPC104。
(4)インデックスサーバ105。
(5)認証サーバ106。
(6)(1)乃至(5)を接続するネットワーク。
なお、インデックスサーバ105と認証サーバ106は、その機能を一体化することができる。また、認証サーバ106を用いる代わりに、後述する他の手段を用いる認証方法もある。
甲会社は東京に本社があり、大阪に支社がある。
甲会社の東京本社107は、所定のサブネット、例えば192.168.10.0/24のサブネットよりなる、プライベートIPの社内LAN108を構成している。
東京本社107の社内LAN108には、プリンタA102、インデックスサーバ105及び認証サーバ106が接続されている。
そして、普段は東京本社107に勤務する社員であるユーザA115が、甲会社から自身に貸与されているクライアントPC104を社内LAN108に接続して使用している。
クライアントPC104はDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol:TCP/IPネットワークに一時的に接続するネットワーク機器に対し、IPアドレスやゲートウェイ情報等、必要な情報を自動的に割り当てるプロトコル。)クライアントであり、図示しないDHCPサーバからIPアドレスの貸与を受け、社内LAN108に接続できる。例えば、192.168.10.51というIPアドレスが付与される。
社内LAN108は周知のファイアウォール109で「外界」ともいえるインターネット70から隔離されている。ファイアウォール109は、インターネット70を経由する、悪意ある侵入者からの侵入行為を防ぐ。
大阪支社111の社内LAN112には、プリンタB103が接続されている。プリンタB103には、例えば192.168.20.11という固定のプライベートIPアドレスが割り当てられている。
この社内LAN112も、ファイアウォール113にてインターネット70から隔離されている。
なお、本実施形態では、分かりやすさのために、東京と大阪という遠隔地を想定して説明しているが、近距離であっても、また同一社屋内であっても、全く同様である。要するに、ユーザはローカルネットワーク上の何処にいても手近にあるプリンタで印刷したいと望み、本実施形態はこれを実現するものである。
図2(a)は、ユーザA115が普段東京本社107にて甲会社の業務を遂行している状態における、印刷処理を図示する。
ユーザA115がクライアントPC104を操作して、所定のアプリケーションソフトウェアから印刷を実行する。その後、ユーザA115はプリンタA102のパネルを操作して、印刷出力を得る。
ユーザA115がクライアントPC104を操作して、所定のアプリケーションソフトウェアから印刷を実行する。その後、ユーザA115はプリンタB103のパネルを操作して、印刷出力を得る。
クライアントPC104は大阪支社111において図示しないDHCPサーバによって、図1に示すように東京本社107のときとは異なる192.168.20.51というIPアドレスを付与される。
印刷データ作成部302は、印刷データを生成するものであり、その実体は、印刷機能を備えた任意のアプリケーションソフトウェアと、そのアプリケーションソフトウェアから利用されるプリンタドライバである。
ユーザID記憶部303は、OSにログインして利用しているユーザのユーザIDである。
印刷データ送信部304は、印刷データ作成部302が作成した印刷データを、「第1のプリンタのアドレス」記憶部305の所定のポートに、所定のプロトコルにて送信する。
「第1のプリンタのアドレス」記憶部305は、プリンタドライバの設定項目として、図示しないOSの所定の領域に記憶されている。
つまり、プリンタドライバの設定項目として、印刷データ送出先のプリンタである、第1のプリンタのアドレスが設定されている。このため、クライアントPC104が作成した印刷データは、常に第1のプリンタに送出される。
この設定内容の一例としては、例えばLPR(Line PRinter daemon protocol:TCP/IPネットワークを経由して印刷を行うプロトコル。)プロトコルにて、プリンタA102のIPアドレスである192.168.10.11が設定されている。
印刷データ401は、テキストデータよりなるヘッダ部402と、バイナリデータよりなる実体部403よりなる。
ヘッダ部402はPJL(Printer Job Language:プリンタジョブ言語)の集合体である。PJLは、プレーンテキストよりなるデータである。行頭から「@PJL SET 」の後に変数名を記述し、その後に「=」を付して、変数の中身を記述する。この書式は、OSの環境変数に類似する。
・印刷データ401を生成したアプリケーションソフトウェアが、そのウィンドウタイト
ルに記したタイトルを記す変数「JOBNAME」と、
・オンデマンド印刷の対象であるか否かを示すフラグ変数「ONDEMAND」と、
・クライアントPC104が認証サーバ106にて認証した際のユーザID「HOSTL
OGINNAME」と、
・プリンタドライバに設定する任意のユーザID「USERID」と、
・「USERID」に対応する任意のパスワード「JOBPASSWORD」
が記録されている。
インデックスサーバ105には、「USERID」と「JOBPASSWORD」は登録するものの、本実施形態では実質的にこれらの項目は利用しない。これらの項目は認証サーバ106を利用しない認証方式において利用するものであり、詳細は後述する。
プリンタA102とプリンタB103は、実質的に同一の機能を有するプリンタである。その内部機能は、プリンタ501として表現される。
プリンタ501は、その内部にコンピュータのハードウェアを内蔵し、このプリンタ501内で、図示しない不揮発性ストレージに格納されている、POSIX(Portable Operating System Interface for UNIX(登録商標))に準拠するOSが稼動するようになっている。図5に示すブロックは、一部を除いてこのOS上で稼動するプログラムの機能である。
図6は、図5に開示したプリンタ501の機能ブロック図のうち、第1のプリンタであるプリンタA102として動作するときの、機能する部分を明示したブロック図である。第1のプリンタとしては機能しない機能ブロック部分である、USBドライバ504、シリアルドライバ505、パラレルドライバ506、ICカードリーダ523、LDAPクライアント524、認証サーバアドレス記憶部525、インデックスクライアント526、インデックスサーバアドレス・ID・PW記憶部527、記憶部であるRAM528、表示部529、操作部530、選択部531、タッチパネル532及び印刷データ取得部533には、斜線を付している。
図9は、図5に開示したプリンタ501の機能ブロック図のうち、第2のプリンタであるプリンタB103として動作するときの、機能する部分を明示したブロック図である。第2のプリンタとしては機能しない機能ブロック部分である、印刷データ受信部502、USBドライバ504、シリアルドライバ505、パラレルドライバ506、インデックスレコード作成部515、ヘッダ書換部516、データディレクトリ517、インデックスレコード送信部518、「プリンタのアドレス」記憶部519、インデックスサーバアドレス・ID・PW記憶部520、印刷データ送信可能化部521及びID・PW記憶部522には、斜線を付している。
プリンタ501は、第1のプリンタとして機能するときは、クライアントPCから印刷データを受信するが、印刷は行わない。
プリンタ501は、第2のプリンタとして機能するときは、クライアントPCから印刷データを受信しないが、印刷データを保持しているプリンタから印刷データをダウンロードして、印刷を行う。
印刷データ受信部502は、TCP/IPネットワーク503を通じて、クライアントPCから印刷データを受信する。すなわち、クライアントPCの要求に応じて動作する、受動的な機能部分であり、「サーバ」に類する機能である。印刷データ受信部502は、クライアントPCから
・TCPポート515番を通じてLPRプロトコルにて、或は
・TCPポート9100番を通じてIPP(Internet Printing Protocol:HTTP(Hyper Text Transfer Protocol:webサーバとクライアントがデータを送受信する際に使われるプロトコル。)を利用した印刷データ転送プロトコル。)により、印刷データを受信する。
USBドライバ504、シリアルドライバ505及びパラレルドライバ506は、TCP/IPネットワーク503以外のインターフェースにて印刷データを受信する機能部分であるが、本実施形態では実質的に利用しないので詳細は割愛する。
GPS509は、印刷データに所定の加工を施して、最終的にプリンタエンジンドライバ510を経由し、プリンタエンジンハードウェア511に印刷データを供給する「サービスモジュール」である。GPS509には付加機能として、所定の設定ファイルに記述される「GPSフィルタ」に、印刷データを標準入出力を通して引き渡す機能がある。
プリンタエンジンハードウェア511は、印刷イメージデータに基づいて紙に印刷する機能を提供するハードウェアである。
プリンタエンジンドライバ510とプリンタエンジンハードウェア511は、プリンタ501の主要な機能である、プリンタエンジンを構成する。
本実施形態の機能の一部は、このGPSフィルタ512によって実現される。
標準入力から印刷データを読み込み、所定の動作を行う。
GPSフィルタ512は、その内部にフラグ検出部513と、スイッチ514と、インデックスレコード作成部515と、ヘッダ書換部516を有する。
フラグ検出部513は、標準入力から入力される印刷データに付加されているヘッダに含まれている、フラグ変数「ONDEMAND」の値を見て、印刷すべきか否かを判断し、スイッチ514を制御する。
フラグ検出部513は、フラグ変数「ONDEMAND」の値が「NO」であれば、スイッチ514をデータディレクトリ517側に倒す。「YES」であれば、スイッチ514をGPS509側に倒す。そして、この制御信号はインデックスレコード作成部515と、GPSフィルタ512の外にあるインデックスレコード送信部518にも及ぶ。
ヘッダ書換部516は、クライアントPCから送信された印刷データのヘッダに含まれているフラグ変数「ONDEMAND」の値を「NO」から「YES」に書き換える、単機能のフィルタである。
・PJLの変数「JOBNAME」に格納されている、印刷を行ったアプリケーションのウィンドウタイトルと、
・PJLの変数「USERID」に格納されている、プリンタドライバに設定される任意のユーザIDと、
・PJLの変数「JOBPASSWORD」に格納されている、プリンタドライバに設定される任意のパスワードと、
・PJLの変数「HOSTLOGINNAME」に格納されている、OSにログインしているユーザのユーザIDと、
・印刷データの位置情報であるURL
を含む。
印刷データのURLは、「プリンタのアドレス」記憶部519と、データディレクトリ517にファイル化して格納された印刷データのファイル名から作成する。
こうして作成されたインデックスレコードは、インデックスレコード送信部518に送られる。
インデックスレコード送信部518は、非対話型webクライアントである。インデックスサーバアドレス・ID・PW記憶部520に記憶されている、インデックスサーバ105のアドレスを基に、インデックスレコード作成部515から受け取ったインデックスレコードを、インデックスサーバ105に送信する。
インデックスサーバ105は、インデックスレコード送信部518から受信したインデックスレコードを、インデックステーブルに新規レコードとして登録(追記録)する。
印刷データ送信可能化部521の実体はwebサーバであり、IPPに従い、クライアントの要求に応じて印刷データを送信する。
なお、ここでいう「クライアント」は、クライアントPCではなく、印刷を実行しようとするプリンタである。第2のプリンタがこれに該当する。
図7は、インデックスサーバ105の機能ブロック図である。
インデックスサーバ105はwebサーバを構成する。
webサーバプログラム702は、TCP/IPネットワーク503を通じて来るクライアントの要求に応じ、html文書を送信したり、cgi(Common Gateway Interface:webサーバがwebブラウザの要求に応じて、プログラムを起動するための仕組み。)を実行したりする。一例としてはApache(http://www.apache.org/)等である。なお、前述のプリンタと同様に、ID・PW記憶部703が設けられている。なお、「PW」はパスワード(Pass Word)の略である。
webサーバプログラム702は、クライアントの要求に応じて、第1のcgi704及び第2のcgi707を実行する。
インデックス登録部ともいえる第1のcgi704は、プリンタから送信されたデータ(インデックスレコード)を受信し、記憶部705に格納されているインデックステーブル706に、新規なレコードとして追加するプログラムである。
インデックス検索部ともいえる第2のcgi707は、インデックステーブル706を、クライアントから受信した所定の検索キーにて検索を行い、その結果得られたレコード群をクライアントに送信するプログラムである。
記憶部705は、ハードディスク装置等の不揮発性ストレージである。
インデックスレコード受信部708は、プリンタから発されたインデックスレコードを受信する。
インデックスレコード登録部709は、インデックスレコードを新規レコードとしてインデックステーブル706に追記録する。
検索キー受信部710は、プリンタから発された検索要求を受信する。そして、検索要求に含まれる検索キー、すなわちユーザIDを検索実行部711に渡す。
検索実行部711は、検索キーであるユーザIDにてインデックステーブル706を検索し、検索条件に合致したレコード群を検索結果送信部712に渡す。
検索結果送信部712は、検索要求を送信してきたプリンタに、検索結果のレコード群を送信(返信)する。
プリンタがインデックスサーバ105にインデックスレコードを送信すると、第1のcgi704はこれを受信し、インデックステーブル706に新規レコードを追加する。
インデックスレコードに含まれている値は、以下のように、インデックステーブル706の各フィールドに格納される:
・PJLの変数「JOBNAME」に格納されている、印刷を行ったアプリケーションのウィンドウタイトルは、「JOB_NAME」フィールドに格納される。
・PJLの変数「USERID」に格納されている、プリンタドライバに設定される任意のユーザIDは、「USER_ID」フィールドに格納される。
・PJLの変数「JOBPASSWORD」に格納されている、プリンタドライバに設定される任意のパスワードは、「JOB_PASSWORD」フィールドに格納される。
・PJLの変数「HOSTLOGINNAME」に格納されている、OSにログインしているユーザのユーザIDは、「HOST_LOGIN_NAME」フィールドに格納される。
・印刷データのURLは、「URL」フィールドに格納される。
・印刷データ401の作成日時は、PJLの変数を通じて「DATE」フィールドに格納される。
・印刷データ401のページ数は、PJLの変数を通じて「PAGE_NUMBER」フィールドに格納される。
・インデックステーブル706の全レコードにおける「NO」フィールドの最大値に1を加えた値が、「NO」フィールドに格納される。すなわち、「NO」フィールドはインデックステーブル706の各レコードにユニークに付与される管理番号であり、自動インクリメントされるものである。
・webサーバプログラム702を通じて取得した、プリンタのIPアドレスが、「IP」フィールドに格納される。
・削除フラグとしての論理値「false(偽)」が、「DELETE_FLG」フィールドに格納される。これは後述する削除動作において用いられる。
ICカードリーダ523は、電波を用いてICカードに記憶されている情報を読み取る、周知のデバイスである。本実施形態では、システムを利用するユーザ、すなわち甲会社の社員は全てICカードを所持し、ICカードには社員を識別するIDとパスワードが記憶されている。
ICカードリーダ523が社員のICカードからIDとパスワードを読み取ると、それら情報をLDAPクライアント524に渡す。LDAPクライアント524は、認証サーバアドレス記憶部525に記憶されている認証サーバ106のアドレスに従い、LDAPにて認証サーバ106にIDとパスワードを送信し、ユーザ認証を行う。
ユーザ認証が正常に行われると、LDAPクライアント524はインデックスクライアント526にユーザIDを渡して実行する。
なお、インデックスサーバアドレス・ID・PW記憶部527に記憶されているIDとは、インデックスサーバ105にアクセスする際に用いるBASIC認証用の、システムそのもののIDである。これは、IDカードに記憶されている社員のIDとは異なるものであることに注意されたい。
ICカードのIDは、インデックステーブル706の検索キーに用いる「ユーザID」である。
これに対し、インデックスサーバ105アドレスと共に記憶されるIDは、プリンタがインデックスサーバ105にアクセスするための「システムID」である。
受信したレコード群は、記憶部であるRAM528に一時的に記憶される。RAM528内に記憶されるレコード群は、インデックステーブル706のレコードそのものであるので、インデックステーブル706のサブセットを構成する。
RAM528に記憶されたレコード群は、LCDよりなる表示部529にて表示される。
表示部529は、表示部529と一体的に設けられている操作部530と、操作部530の指示を受けてRAM528中の一つのレコードを選択する選択部531と共に、タッチパネル532を構成する。
社員は、表示部529に表示されているレコード群のうちの一つ以上のレコードを選択し、選択部531に指示を出す。
選択部531は操作部530の指示を受け、当該レコードをRAM528から読み出し、レコードに含まれているURLを印刷データ取得部533に送出する。
社員がICカードをICカードリーダ523にかざして、ユーザ認証が成功すると、この画面が表示される。
「文書名」欄1002は、インデックステーブル706の「JOB_NAME」フィールドの内容を表示する。
「日時」欄1003は、インデックステーブル706の「DATE」フィールドの内容を表示する。
「ページ」欄1004は、インデックステーブル706の「PAGE_NUMBER」フィールドの内容を表示する。
「ユーザ名」欄1005は、インデックステーブル706の「HOST_LOGIN_NAME」フィールドの内容を表示する。
印刷データ取得部533は、非対話型webクライアントである。選択部531から受けたURLに従い、URLに記述されているアドレスのプリンタの印刷データ送信可能化部521を通じて、印刷データをダウンロードする。ダウンロードした印刷データは、スプーラ507に送る。
GPS509はスプーラ507から受け取った印刷データをGPSフィルタ512に送り出す。
GPSフィルタ512の内部のフラグ検出部513は、印刷データ取得部533から来た印刷データのヘッダに含まれている、フラグ変数「ONDEMAND」の値を見る。
フラグ検出部513は、印刷データのヘッダに含まれているフラグ変数「ONDEMAND」の値が「YES」であることを検出すると、スイッチ514をGPS509側に倒す。すると、GPS509からGPSフィルタ512に送り出された印刷データは、スイッチ514を通じてGPS509に返され、プリンタエンジンドライバ510を通じてプリンタエンジンハードウェア511に送出され、印刷が実行される。
次に、印刷処理の流れを説明する。
図11は、オンデマンド印刷システム101を構成する各機器の動作の流れを示すフロー図である。
図12、図13、図14、図15及び図16は、オンデマンド印刷システム101における印刷の動作の詳細を示す概略図である。図12、図13、図14、図15及び図16は、図1にほぼ対応している。
先ず、大阪出張中のユーザA115は、クライアントPC104にて印刷を実行する(S1101及び図12の<1>)。
クライアントPC104はユーザA115の操作を受けて、図3に示す印刷データ作成部302でユーザID303を含む印刷データを作成する。そして、印刷データ送信部304は、「第1のプリンタのアドレス」記憶部305に記憶されているアドレス、すなわちプリンタA102に向けて、印刷データを送信する(S1102及び図12の<2>)。
印刷データは例えば、LPRプロトコルにて、TCPポート515番にて、プリンタA102に送信される。
或は、印刷データは、IPP(Internet Printing Protocol)にて、TCPポート9100番にて、プリンタA102に送信される。
印刷データ受信部502は、受信した印刷データをスプーラ507に送る。
スプーラ507は、印刷データ受信部502から印刷データを受信すると、内蔵ハードディスク内に設けられているスプールディレクトリ508に一旦蓄積する(図12の<3>)。
次に、スプーラ507は、スプールディレクトリ508に蓄積した印刷データを取り出して、GPS509に渡す。
GPS509は、スプーラ507から受け取った印刷データを、標準出力を通じてGPSフィルタ512に送り出す。
GPSフィルタ512は、GPS509から標準入力を通じて受け取った印刷データに所定の処理を行う(S1103)。
先ず、フラグ検出部513が、標準入力から入力される印刷データに付加されているヘッダに含まれている、フラグ変数「ONDEMAND」の値を見る。クライアントPC104が作成した時点の印刷データの場合、「ONDEMAND」の値は「NO」である。したがって、フラグ検出部513は、スイッチ514をデータディレクトリ517側に倒す制御信号を出力する。この制御信号は、インデックスレコード作成部515と、GPSフィルタ512の外にあるインデックスレコード送信部518にも及び、それぞれを起動制御する。
フラグ検出部513によって起動されたインデックスレコード作成部515は、印刷データのヘッダに含まれている、以下の変数の値を取得する:
・PJLの変数「JOBNAME」に格納されている、印刷を行ったアプリケーションのウィンドウタイトル。
・PJLの変数「USERID」に格納されている、プリンタドライバに設定される任意のユーザID。
・PJLの変数「JOBPASSWORD」に格納されている、プリンタドライバに設定される任意のパスワード。
・PJLの変数「HOSTLOGINNAME」に格納されている、OSにログインしているユーザのユーザID。
そして、「プリンタのアドレス」記憶部519と、スイッチ514を通じてデータディレクトリ517にファイル化して格納された印刷データのファイル名から、印刷データのURLを作成する。
インデックスレコード作成部515は、これらの情報をまとめて、インデックスレコードを生成する。
こうして作成されたインデックスレコードは、インデックスレコード送信部518に送られる。
非対話型webクライアントである、プリンタA102のインデックスレコード送信部518は、インデックスサーバアドレス・ID・PW記憶部520に記憶されている、インデックスサーバ105のアドレスに向けて、インデックスレコード作成部515から受け取ったインデックスレコードを、インデックスサーバ105に送信する(S1104及び図13の<4>)。
ユーザIDは、インデックスサーバ105の第2のcgi707にて、インデックステーブル706から所望の印刷データを選択する際の検索キーに用いられる。
第1のcgi704は、webサーバプログラム702がプリンタA102のインデックスレコード送信部518からインデックスレコードを受信することによって実行される。
インデックスレコード受信部708は、webサーバプログラム702を通じてインデックスレコードを受信し、インデックスレコード登録部709に渡す。
インデックスレコード登録部709は、インデックステーブル706にアクセスし、受信したインデックスレコードを基に、インデックステーブル706に新規レコードの追加を行う(S1105及び図13の<5>)。つまり、新規レコードの登録である。
ユーザA115はプリンタB103の操作パネル近傍に設けられているICカードリーダ523にICカードをかざして、ユーザIDとパスワードを入力する(S1106及び図14の<6>)。
プリンタB103のLDAPクライアント524は、ICカードリーダ523からユーザIDとパスワードを受け取ると、認証サーバアドレス記憶部525に記憶されている認証サーバ106のアドレスに従い、LDAPにて認証サーバ106にIDとパスワードを送信し、ユーザ認証を要求する(S1107及び図14の<7>)。
LDAPクライアント524は、インデックスクライアント526に、ICカードリーダ523から受け取ったユーザIDを渡す。
インデックスクライアント526は、インデックスサーバアドレス・ID・PW記憶部527に記憶されているインデックスサーバ105のアドレス、ID及びパスワードを用いて、インデックスサーバ105に、LDAPクライアント524から受け取ったユーザIDを検索キーとして送信する。すなわち、インデックスクライアント526は、インデックスサーバ105にユーザA115の印刷データ一覧を要求する(S1109及び図15の<9>)。
第2のcgi707が実行されると、内部の検索キー受信部710は、プリンタB103のインデックスクライアント526から受信したユーザA115のユーザIDを受信して、検索実行部711に渡す。
検索実行部711は、当該ユーザIDにてインデックステーブル706を検索し、検索条件に合致したレコード群を検索結果送信部712に渡す。
検索結果送信部712は、プリンタB103のインデックスクライアント526に、検索結果のレコード群を送信(返信)する(S1110及び図15の<10>)。
プリンタB103のインデックスクライアント526は、このレコード群を受信して、RAM528に記憶し、図10に示すように、タッチパネル532の表示部529に一覧表示する(S1111)。
ユーザA115は、プリンタB103のタッチパネル532の表示部529が表示する表示画面1001に表示される印刷データ一覧を見て、印刷を所望する印刷データを、指で触れて選択する(S1112及び図16の<11>)。
表示画面1001に透明電極にて設けられる操作部530はこの操作を受けて、選択部531に操作情報を送る。
選択部531は操作部530の操作情報を受け、ユーザA115が選択した印刷データのレコードをRAM528から読み出し、レコードに含まれているURLを印刷データ取得部533に送出する。
プリンタA102の印刷データ送信可能化部521は、プリンタB103の印刷データ取得部533の要求に対する応答を送信し(S1114)、その後要求された印刷データを送信する(S1115及び図16の<13>)。
プリンタB103の印刷データ取得部533は、プリンタA102の印刷データ送信可能化部521から送信された印刷データを受信(ダウンロード)する。
スプーラ507は印刷データ取得部533から受け取った印刷データをスプールディレクトリに一旦保持してから、印刷データ受信部502から得られる印刷データと共に、順番にGPS509へ送り出す。
GPS509はスプーラ507から受け取った印刷データをGPSフィルタ512に送り出す。
GPSフィルタ512の内部のフラグ検出部513は、印刷データ取得部533から来た印刷データのヘッダに含まれている、フラグ変数「ONDEMAND」の値を見る。
GPSフィルタ512は、GPS509から標準入力を通じて印刷データ401を受け取ることによって、処理を開始する(S1701)。
先ず、フラグ検出部513は、印刷データ401のヘッダを取得して(S1702)、ヘッダ中に含まれているフラグ変数「ONDEMAND」は「OFF」であるか(立っていないか)否かを見る(S1703)。
フラグ変数「ONDEMAND」がOFFならば、印刷を行わず、データディレクトリ517に印刷データを格納する処理を行う。
次に、インデックスレコード作成部515は、取得したヘッダのうち、
・変数「JOBNAME」(印刷を行ったアプリケーションのウィンドウタイトル)、
・変数「USERID」(プリンタドライバに設定される任意のユーザID)、
・変数「JOBPASSWORD」(プリンタドライバに設定される任意のパスワード)、
・変数「HOSTLOGINNAME」(OSにログインしているユーザのユーザID)の値を取得する(S1704)。
そして、ヘッダ書換部516は、フラグ変数「ONDEMAND」を「ON」に書き換えて(S1705)、印刷データをデータディレクトリ517に送出し、ファイル化する(S1706)。
なお、ステップS1704、S1705及びS1706は、順番は問わない。どれが先でもよい。
「プリンタのアドレス」記憶部519と、データディレクトリ517に格納された印刷データのファイル名を基に、印刷データのURLを作成する。そして、ステップ1704にて取得した変数の値と共に、インデックスレコード送信部518に渡して(S1707)、一連の処理を終了する(S1708)。
こうして、一連の作業が終了する(S1708)。
本実施形態のオンデマンド印刷システム101は、印刷データを各々のプリンタに留まらせる。そして、印刷をしたいプリンタより、印刷データを抱えているプリンタから印刷データをダウンロードして、その印刷データを印刷する。
本実施形態であれば、インデックスサーバ105はあくまでも印刷データの所在を示すURLを管理するだけでよいので、極めて軽量且つ簡素なハードウェアでも十分実現できるし、トラフィックも少ない。印刷データも一箇所に集中しないので、ネットワークのトラフィックも軽減される。また、普段使っているプリンタが故障してしまっても、別のプリンタに設定を切り替えるだけで、何ら問題なく印刷を実行できる。
多くの場合、プリンタは製造メーカや機種毎に、異なる印刷データの仕様を備えている。特にページプリンタにおけるこのような仕様を、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)という。または、プリンタ言語ともいう。これがネットワーク上のどのプリンタにおいても共通して利用可能である必要がある。そのためには、同一のPDLの仕様を満たすプリンタであるか、他社或は他機種のPDLのエミュレーション機能を備えるプリンタである必要がある。
(1)印刷データ受信部502による、受動的に印刷データを受け入れる機能。
(2)印刷データ送信可能化部521による、受信した印刷データを任意の相手からダウンロード可能にする印刷データサーバ機能。
(3)インデックスレコード送信部518による、第1のインデックスクライアント機能。
(4)LDAPクライアント524による、ユーザ認証を認証サーバ106と共に行う、ユーザ認証機能。
(5)インデックスクライアント526による、第2のインデックスクライアント機能。
(6)印刷データ取得部533による、印刷データクライアント機能。
このうち、(1)、(2)及び(3)は第1のプリンタとしての機能であり、(4)、(5)及び(6)は第2のプリンタとしての機能である。
ユーザA115は、普段は東京本社107に居る。
つまり、上述した印刷処理を、プリンタA102に対して行っている。
このときの動作の流れは、前述の動作の流れと全く同じである。つまり、
・プリンタA102のICカードリーダ523にユーザA115がICカードをかざすことにより、プリンタA102におけるログインが行われ、
・プリンタA102のタッチパネル532の表示画面1001には、印刷データの一覧が表示され、
・プリンタA102のタッチパネル532を操作して、印刷データを選択すると、
・プリンタA102の印刷データ取得部は、プリンタA102の印刷データ送信可能化部521から印刷データをダウンロードして、印刷するのである。
すなわち、プリンタA102にアップロードした印刷データをプリンタA102で印刷するときは、プリンタA102の印刷データクライアント機能が、プリンタA102自身の印刷データサーバ機能から印刷データをダウンロード(本発明においては、プリンタ内における印刷データの移動についてもダウンロードという)して印刷するのである。
印刷が正常に行われた印刷データ401は、用済みなので削除する必要がある。なぜなら、プリンタの内蔵ハードディスクは大容量の印刷データ401ですぐに溢れてしまうからである。
図18、図19、図20及び図21は、印刷データ401を削除する動作の流れを示す、概略図である。
ユーザA115はタッチパネル532を操作すると共に、プリンタB103の操作パネル近傍に設けられているICカードリーダ523にICカードをかざして、ユーザIDとパスワードを入力する(図18の<16>)。
プリンタB103のLDAPクライアント524は、ICカードリーダ523からユーザIDとパスワードを受け取ると、認証サーバアドレス記憶部525に記憶されている認証サーバ106のアドレスに従い、LDAPにて認証サーバ106にIDとパスワードを送信し、ユーザ認証を要求する(図18の<17>)。
認証サーバ106は、プリンタB103から受信したユーザA115のユーザIDとパスワードを照合し、合致していればユーザA115を認証する(図18の<18>)。
プリンタB103は、認証の結果に呼応して、インデックスサーバ105にユーザA115の印刷データ一覧を要求する(図19の<19>)。
インデックスサーバ105は、プリンタB103の検索要求を受けて、インデックステーブル706をユーザA115のユーザIDで検索し、得られた印刷データのリストをプリンタB103に送信する(図19の<20>)。
ユーザA115はプリンタB103の操作パネル903に表示される印刷データ一覧から、削除すべき印刷データを選択する(図20の<21>)。
プリンタB103は、ユーザA115によって選択されたレコードの管理番号(インデックステーブル706の「NO」フィールドの値)を、インデックスサーバ105に送信する(図20の<22>)。
インデックスサーバ105は、インデックステーブル706の、プリンタB103から指定を受けたレコードに、削除フラグを付す(図20の<23>)。つまり、インデックステーブル706の「NO」フィールドにて指定されたレコードの「DELETE_FLG」フィールドの値を「true」にする。
プリンタA102は定期的にインデックスサーバ105にアクセスし(ポーリング)、プリンタA102が抱える印刷データ401のリストを要求する(図21の<24>)。 インデックスサーバ105はプリンタA102の要求に応じ、プリンタA102のIPアドレスでインデックステーブル706を検索し、プリンタA102が抱える印刷データ401のリストを返信する(図21の<25>)。
プリンタA102は、インデックスサーバ105から得られたリストから、削除フラグが付いているレコードの印刷データ401ファイルを削除する(図21の<26>)。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、東京本社と大阪支社がある会社を想定していた。比較的規模が大きい会社である。
第2の実施形態では、小規模のオフィスを想定する。例えば、
・雑居ビルのフロアに二つのプリンタが設置されている、
或は、
・一軒家の一階と二階にそれぞれプリンタが設置されている、
というような状況を想定する。
本実施形態のオンデマンド印刷システム2201には、以下の装置が必要となる。
(1)第1のプリンタともいえる、プリンタC2202。
(2)第2のプリンタともいえる、プリンタD2203。
(3)第1のクライアントPC2204。
(4)インデックスサーバ2205。
(5)第2のクライアントPC2206。
(6)(1)乃至(5)を接続するネットワーク。
・認証サーバがない。
これは、本発明におけるユーザ認証の存在意義が、ネットワークシステムのセキュリティを確保する必要性に起因する。すなわち、ネットワークを利用するユーザの人数が少ない場合等、ネットワークシステム自体が十分安全であれば、ユーザ認証機能は必須ではない。
・クライアントPCが二つある。
第1のクライアントPC2204は、印刷データ生成部ともいえるものであり、図3のクライアントPC104と全く変わらない。
第2のクライアントPC2206は、プリンタ501の、インデックスクライアント526、タッチパネル532及びRAM528を、パソコン上で実現したものである。つまり、プリンタ501から、ユーザインターフェース部分を抜き出して、パソコンに移植したと考えることができる。
そのために、第2のクライアントPC2206は、プリンタD2203から比較的近い場所に設置される。
すなわち、図3のクライアントPC104に含まれる印刷データ生成機能と、後述する図25に示す第2のクライアントPC2206の機能は、共に単一のパソコンに含めることができる。
その場合、当該クライアントPCは、ネットワーク上のどこに位置していても、作成した印刷データは第1のプリンタに送信され、印刷の指令は手近に存在するプリンタに対して命令することとなる。
最もシンプルな方法は、ユーザが手作業で入力する方法である。しかし、これは使い勝手が良くない。
周知のping(Packet INternet Groper:TCP/IPネットワーク上のホストの存在を診断するプログラム、又はそのプロトコル。)を用いて、同一サブネット内のIPアドレスに対して順番にpingを実行し、ホストの存在を確認する。pingの応答があった、すなわち存在が確認できたIPアドレスに対し、更にLPRに用いるTCP515番ポートに、SYNパケット(TCPの通信の開始を要求するパケット。)を送り、ACKパケット(ACKnowledgement:接続要求を許可する旨の応答パケット。)の応答が得られるか否かを検証する。こうして得られた、プリンタのIPアドレス群を列挙表示する。
例えば、cgiを用いたwebアプリケーションをインデックスサーバ2205に構築する。そして、第2のクライアントPC2206上でwebブラウザを稼動し、インデックスサーバ2205にアクセスし、プリンタの選択、印刷データの選択、そして所望のプリンタに対する印刷命令の発行をも行う。
プリンタC2202の機能ブロックは、図5のプリンタ501と実質的に同じものだけで構成されている。すなわち、プリンタエンジンドライバ510、プリンタエンジンハードウェア511、インデックスレコード作成部515、データディレクトリ517、インデックスレコード送信部518、「プリンタのアドレス」記憶部519及び印刷データ送信可能化部521と、印刷データ受信部2202及び印刷データ取得部2232よりなる。
機能ブロック単位で見ると、プリンタC2202の、プリンタ501と違う点は、印刷データ受信部2202と、印刷データ取得部2232は、それぞれ異なるポート番号を監視することにより、GPSフィルタを省いた点である。つまり、印刷データを蓄積するか、印刷するかで、ポート番号を変えることにより、フラグ検出部513における判断処理が不要になる。
印刷データ取得部2232は、第2のクライアントPC2206が発する印刷命令を受信すると、印刷命令に含まれているURLに従って、印刷データ送信可能化部521から印刷データをダウンロードする。
・印刷データ受信部502による、受動的に印刷データを受け入れる機能、
・印刷データ送信可能化部521による、受信した印刷データを任意の相手からダウンロード可能にする印刷データサーバ機能、そして
・インデックスレコード送信部518による、第1のインデックスクライアント機能を省略した、印刷クライアントとも言うべきものである。
したがって、印刷データ取得部2232と、プリンタエンジンドライバ510及びプリンタエンジンハードウェア511だけで構成される。
ユーザID記憶部2503は、プリンタドライバに任意に設定できるユーザIDであり、PJLの「USERID」である。
インデックスレコード取得部2502は、図5のインデックスクライアント526と機能的に等しい。インデックスサーバアドレス記憶部2504に記憶されているインデックスサーバ2205のアドレスに向けて、PJLの「USERID」を検索キーとして送信する。
すると、インデックスレコード取得部2502は、インデックスサーバ2205から検索キーとしてPJLの「USERID」に合致するレコード群を受信する。つまり、ユーザ自身が作成して第1のプリンタであるプリンタC2202に送信した印刷データのURLを含む情報が得られる。
得られたレコード群は、RAM2505に一時的に記憶される。RAM2505内に記憶されるレコード群は、インデックスサーバ2205のインデックステーブル706のレコードそのものであるので、インデックステーブル706のサブセットを構成する。
操作部2507は、キーボードやマウス等の入力装置である。
選択部2508は、第2のクライアントPC2206上で動作するプログラムの主要機能部分である。操作部2507の操作に従って、RAM2505内のレコード群を選択し、それらレコード群のURLを、印刷命令発行部2509に送る。
印刷命令発行部2509は、選択部2508から受け取った印刷データのURLを、印刷を実行したいプリンタに対して送信する。図25では第2のプリンタアドレス記憶部2510に従って、プリンタD2203に送信する構成になっているが、この内容を必要に応じて書き換え、「第1のプリンタアドレス」、すなわちプリンタC2202に向けて送信してもよい。
プリンタ選択部2511は、第2のクライアントPC2206から手近なプリンタのアドレスを取得して、そのアドレスを第2のプリンタアドレス記憶部2510に与える。
第2の実施形態は、ICカードを社員に持たせない、小規模のネットワーク環境において実用的である。
(1)ユーザ認証は、必ずしも認証サーバ(LDAPサーバ)が必須ではない。インデックスサーバ105の検索機能自体にユーザ認証の機能を包含させる構成にすることもできる。
プリンタドライバには、IDとパスワードを記録、保持させる機能が備わっている。これらはPJLの変数「USERID」と、「JOBPASSWORD」に格納される。
第2の実施形態において、ユーザは第2のクライアントPC2206を操作して、「USERID」と「JOBPASSWORD」を入力し、インデックスサーバ105に所定のIDとパスワードにて検索を行わせる。
インデックスサーバ105は、IDとパスワードが合致したレコードについてのみプリンタに返信する。
この場合、明示的な認証ではないものの、検索機能がユーザ認証を兼ねることとなる。
FTPや、SSHの派生形であるSCPやSFTP等、多種多様な形態が考えられる。
所定のセキュリティを充足していれば、グローバルIPアドレスであってもよい。
これは、現行のIPv4に限らず、IPv6においても同様である。
図26にこの一例を示す。図26は、インデックスサーバの機能を包含するプリンタの機能ブロック図である。
プリンタ2601は、プリンタ501の構成部分と、インデックスサーバ105の構成部分の両方を包含している。
本実施形態は、「どこでも印刷できる」目的のために、印刷データをプリンタに抱え込ませ、プリンタ自体にサーバの機能を持たせた。
本実施形態によって、ユーザは社屋内、つまり所定のネットワークの範囲内にある、所定の機能を満たすプリンタであれば、どのプリンタでも印刷ができる。
本実施形態のオンデマンド印刷システムは、この機能を実現する際に、従来のシステムと比べると、設置するサーバの処理能力はさほど高くなくてもよい。極めて軽量且つ簡素なハードウェアでも十分実現できる。したがって、設備投資は低額で済む。
また、印刷データの流れが集中しないので、従来のシステムと比べるとネットワークのトラフィックが軽減される。
更に、普段使っているプリンタが故障してしまっても、別のプリンタに設定を切り替えるだけで、何ら問題なく印刷を実行できる。
Claims (10)
- ユーザ情報および印刷の対象となる印刷データを送信する第1の情報処理装置と、前記ユーザ情報および前記印刷データを受信し前記印刷データを格納する1台以上の第1の機器と、前記第1の機器に格納される前記印刷データを取得して印刷を実行する1台以上の第2の機器と、ユーザインターフェースを備え前記第2の機器の近傍に設置される第2の情報処理装置と、前記第1の機器に格納される前記印刷データに関する第1の情報として、前記印刷データの文書名情報および前記ユーザ情報を前記第1の機器から受信して記憶し、前記1台以上の第2の機器のいずれであるかを特定する特定情報のリストを記憶する管理装置と、がネットワークを介して通信可能に接続し、前記第1の機器が格納する前記印刷データの印刷を前記第2の機器において実行する印刷システムであって、
前記第2の情報処理装置においてユーザ情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記第2の情報処理装置が前記管理装置にネットワークを介してアクセスする通信手段と、
前記管理装置が、前記第2の情報処理装置において入力されたユーザ情報に基づき検索した第1の情報の前記文書名情報を、当該第2の情報処理装置に送信する送信手段と、
前記第2の情報処理装置が、前記管理装置から受信した前記文書名情報を表示する表示手段と、
前記第2の情報処理装置が、表示した文書名情報の印刷データのうち、印刷を実行する印刷データの選択を受け付けるデータ選択手段と、
選択された印刷データを印刷させる印刷命令を送信するときの通信先となる第2の機器であって、前記印刷命令を送信する第2の情報処理装置の近傍に設置される当該第2の機器を前記リストに基づき選択する機器選択手段と、
選択された前記通信先となる第2の機器に対して、前記選択された印刷データを印刷させる印刷命令を送信する印刷命令手段と、
を有する印刷システム。 - 前記機器選択手段は、前記リストに基づき、前記印刷命令を送信する第2の情報処理装置と同じサブネット内の第2の機器を前記通信先となる第2の機器に選択する請求項1に記載の印刷システム。
- 前記機器選択手段は、前記1台以上の第2の機器のいずれであるかを特定するIPアドレスを特定情報とした前記リストに基づき、前記印刷命令を送信する第2の情報処理装置と同じサブネット内の第2の機器を前記通信先となる第2の機器に選択する請求項2に記載の印刷システム。
- 前記機器選択手段は、ユーザ選択により前記通信先となる第2の機器を選択する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷システム。
- ユーザ情報および印刷の対象となる印刷データを送信する第1の情報処理装置と、前記ユーザ情報および前記印刷データを受信し前記印刷データを格納し、格納した前記印刷データに関する第1の情報として、前記印刷データの文書名情報および前記ユーザ情報を第1の機器から受信して記憶し、1台以上の第2の機器のいずれであるかを特定する特定情報のリストを記憶する1台以上の前記第1の機器と、前記第1の機器に格納される前記印刷データを取得して印刷を実行する1台以上の前記第2の機器と、ユーザインターフェースを備え前記第2の機器の近傍に設置される第2の情報処理装置と、がネットワークを介して通信可能に接続し、前記第1の機器が格納する前記印刷データの印刷を前記第2の機器において実行する印刷システムであって、
前記第2の情報処理装置においてユーザ情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記第2の情報処理装置が前記第1の機器にネットワークを介してアクセスする通信手段と、
前記第1の機器が、前記第2の情報処理装置において入力されたユーザ情報に基づき検索した第1の情報の前記文書名情報を、当該第2の情報処理装置に送信する送信手段と、
前記第2の情報処理装置が、前記第1の機器から受信した前記文書名情報を表示する表示手段と、
前記第2の情報処理装置が、表示した文書名情報の印刷データのうち、印刷を実行する印刷データの選択を受け付けるデータ選択手段と、
選択された印刷データを印刷させる印刷命令を送信するときの通信先となる第2の機器であって、前記印刷命令を送信する第2の情報処理装置の近傍に設置される当該第2の機器を前記リストに基づき選択する機器選択手段と、
選択された前記通信先となる第2の機器に対して、前記選択された印刷データを印刷させる印刷命令を送信する印刷命令手段と、
を有する印刷システム。 - 前記機器選択手段は、前記リストに基づき、前記印刷命令を送信する第2の情報処理装置と同じサブネット内の第2の機器を前記通信先となる第2の機器に選択する請求項5に記載の印刷システム。
- 前記機器選択手段は、前記1台以上の第2の機器のいずれであるかを特定するIPアドレスを特定情報とした前記リストに基づき、前記印刷命令を送信する第2の情報処理装置と同じサブネット内の第2の機器を前記通信先となる第2の機器に選択する請求項6に記載の印刷システム。
- 前記機器選択手段は、ユーザ選択により前記通信先となる第2の機器を選択する請求項5乃至7のいずれか1項に記載の印刷システム。
- ユーザ情報および印刷の対象となる印刷データを送信する第1の情報処理装置と、前記ユーザ情報および前記印刷データを受信し前記印刷データを格納する1台以上の第1の機器と、前記第1の機器に格納される前記印刷データを取得して印刷を実行する1台以上の第2の機器と、ユーザインターフェースを備え前記第2の機器の近傍に設置される第2の情報処理装置と、前記第1の機器に格納される前記印刷データに関する第1の情報として、前記印刷データの文書名情報および前記ユーザ情報を前記第1の機器から受信して記憶し、前記1台以上の第2の機器のいずれであるかを特定する特定情報のリストを記憶する管理装置と、がネットワークを介して通信可能に接続する印刷システムにおいて、前記第1の機器が格納する前記印刷データの印刷を前記第2の機器が実行する印刷方法であって、
前記第2の情報処理装置においてユーザ情報の入力を受け付ける入力ステップと、
前記第2の情報処理装置が前記管理装置にネットワークを介してアクセスする通信ステップと、
前記管理装置が、前記第2の情報処理装置において入力されたユーザ情報に基づき検索した第1の情報の前記文書名情報を、当該第2の情報処理装置に送信する送信ステップと、
前記第2の情報処理装置が、前記管理装置から受信した前記文書名情報を表示する表示ステップと、
前記第2の情報処理装置が、表示した文書名情報の印刷データのうち、印刷を実行する印刷データの選択を受け付けるデータ選択ステップと、
選択された印刷データを印刷させる印刷命令を送信するときの通信先となる第2の機器であって、前記印刷命令を送信する第2の情報処理装置の近傍に設置される当該第2の機器を前記リストに基づき選択する機器選択ステップと、
選択された前記通信先となる第2の機器に対して、前記選択された印刷データを印刷させる印刷命令を送信する印刷命令ステップと、
を有する印刷方法。 - ユーザ情報および印刷の対象となる印刷データを送信する第1の情報処理装置と、前記ユーザ情報および前記印刷データを受信し前記印刷データを格納し、格納した前記印刷データに関する第1の情報として、前記印刷データの文書名情報および前記ユーザ情報を第1の機器から受信して記憶し、1台以上の第2の機器のいずれであるかを特定する特定情報のリストを記憶する1台以上の前記第1の機器と、前記第1の機器に格納される前記印刷データを取得して印刷を実行する1台以上の前記第2の機器と、ユーザインターフェースを備え前記第2の機器の近傍に設置される第2の情報処理装置と、がネットワークを介して通信可能に接続する印刷システムにおいて、前記第1の機器が格納する前記印刷データの印刷を前記第2の機器が実行する印刷方法であって、
前記第2の情報処理装置においてユーザ情報の入力を受け付ける入力ステップと、
前記第2の情報処理装置が前記第1の機器にネットワークを介してアクセスする通信ステップと、
前記第1の機器が、前記第2の情報処理装置において入力されたユーザ情報に基づき検索した第1の情報の前記文書名情報を、当該第2の情報処理装置に送信する送信ステップと、
前記第2の情報処理装置が、前記第1の機器から受信した前記文書名情報を表示する表示ステップと、
前記第2の情報処理装置が、表示した文書名情報の印刷データのうち、印刷を実行する印刷データの選択を受け付けるデータ選択ステップと、
選択された印刷データを印刷させる印刷命令を送信するときの通信先となる第2の機器であって、前記印刷命令を送信する第2の情報処理装置の近傍に設置される当該第2の機器を前記リストに基づき選択する機器選択ステップと、
選択された前記通信先となる第2の機器に対して、前記選択された印刷データを印刷させる印刷命令を送信する印刷命令ステップと、
を有する印刷方法。
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