JP5754078B2 - 化合物 - Google Patents
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Description
すなわち本発明は、以下の発明である。
[1]式(1)で表される化合物。
E1及びE2は、それぞれ独立に、単結合又は2価の連結基を表す。
A1及びA2は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい2価の芳香族炭化水素基を表す。
B1、B2、B3及びB4は、それぞれ独立に、単結合又は2価の連結基を表す。
F1及びF2は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい炭素数1〜12のアルカンジイル基を表し、該炭素数1〜12のアルカンジイル基に含まれる−CH2−は、−O−で置き換っていてもよい。
P1及びP2は、それぞれ独立に、水素原子又は重合性基を表す。]
[式(1)中、Xは、炭素数2〜20のアルキル基、炭素数3〜20のシクロアルキル基又は置換基を有していてもよい1価の炭素数6〜20の芳香族炭化水素基を表す。
E1及びE2は、それぞれ独立に、単結合又は2価の連結基を表す。
A1及びA2は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい2価の芳香族炭化水素基を表す。
B1、B2、B3及びB4は、それぞれ独立に、単結合又は2価の連結基を表す。
F1及びF2は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい炭素数1〜12のアルカンジイル基を表し、該炭素数1〜12のアルカンジイル基に含まれる−CH2−は、−O−で置き換っていてもよい。
P1及びP2は、それぞれ独立に、水素原子又は重合性基を表す。]
Xは、炭素数3〜12のアルキル基または炭素数6〜12の芳香族炭化水素基であることが好ましい。
中でも、B1、B2、B3及びB4としては、−O−、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−、−CO−、−O−CH2−、−CH2−O−及び単結合が好ましい。
B1及びB2としては、−O−がより好ましく、B3及びB4としては、*−O−CO−(*は、F1又はF2との結合手を表す)がより好ましい。
炭素数1〜12のアルカンジイル基に含まれる−CH2−は−O−で置き換っていてもよい。−CH2−が−O−で置き換ったアルカンジイル基としては、例えば、−CH2−CH2−O−CH2−CH2−、−CH2−CH2−O−CH2−CH2−O−CH2−CH2−及び−CH2−CH2−O−CH2−CH2−O−CH2−CH2−O−CH2−CH2−が挙げられる。
[式(P−1)〜(P−5)中、R1〜R5はそれぞれ独立に、炭素数1〜6のアルキル基又は水素原子を表す。*は、B3又はB4との結合位置を表す。]
有機合成反応(例えば、縮合反応、エステル化反応、ウイリアムソン反応、ウルマン反応、ウイッティヒ反応、シッフ塩基生成反応、ベンジル化反応、薗頭反応、鈴木−宮浦反応、根岸反応、熊田反応、檜山反応、ブッフバルト−ハートウィッグ反応、フリーデルクラフト反応、ヘック反応、アルドール反応等)を、その構造に応じて、適宜組み合わせることにより、製造することができる。
(式中、E1、E2、A1、A2、B1、B2、B3、B4、F1、F2、P1、P2及びXは上記と同一の意味を表す。)
式(1−1)で示される化合物と式(1−2)で示される化合物との反応及び式(1−3)で示される化合物と式(1−4)で示される化合物との反応は、縮合剤の存在下に実施することが好ましい。縮合剤としては、公知のものを使用することができる。
本発明の組成物は、1種の化合物(1)を含んでいてもよく、異なる2種以上の化合物(1)含んでいてもよい。また、本発明の組成物は、液晶化合物(ただし化合物(1)とは異なる)を含んでいてもよい。
(式(4)中、P11は、重合性基を表す。
A11は、2価の脂環式炭化水素基又は2価の芳香族炭化水素基を表す。該2価の脂環式炭化水素基及び2価の芳香族炭化水素基に含まれる水素原子は、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6アルコキシ基、シアノ基又はニトロ基で置換されていてもよく、該炭素数1〜6のアルキル基及び該炭素数1〜6アルコキシ基に含まれる水素原子は、フッ素原子で置換されていてもよい。
B11は、−O−、−S−、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−、−CO−NR16−、−NR16−CO−、−CO−、−CS−又は単結合を表す。R16は、水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。
B12及びB13は、それぞれ独立に、−C≡C−、−CH=CH−、−CH2−CH2−、−O−、−S−、−C(=O)−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−、−O−C(=O)−O−、−CH=N−、−N=CH−、−N=N−、−C(=O)−NR16−、−NR16−C(=O)−、−OCH2−、−OCF2−、−CH2O−、−CF2O−、−CH=CH−C(=O)−O−、−O−C(=O)−CH=CH−又は単結合を表す。
E11は、炭素数1〜12のアルカンジイル基を表し、該アルカンジイル基に含まれる水素原子は、炭素数1〜5のアルキル基又は炭素数1〜5のアルコキシ基で置換されていてもよく、該アルキル基及びアルコキシ基に含まれる水素原子は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。該アルカンジイル基に含まれる−CH2−は、−O−又は−CO−で置換されていてもよい。)
[式(P−11)〜(P−15)中、R17〜R21はそれぞれ独立に、炭素数1〜6のアルキル基又は水素原子を表す。]
特に好ましくは、P11−B11−は、アクリロイルオキシ基又はメタアクリロイルオキシ基である。
具体的には、メチレン基、エチレン基、プロパン−1,3−ジイル基、ブタン−1,4−ジイル基、ペンタン−1,5−ジイル基、へキサン−1,6−ジイル基、へプタン−1,7−ジイル基、オクタン−1,8−ジイル基、ノナン−1,9−ジイル基、デカン−1,10−ジイル基、ウンデカン−1,11−ジイル基及びドデカン−1,12−ジイル基等の炭素数1〜12の直鎖状アルカンジイル基;−CH2−CH2−O−CH2−CH2−、−CH2−CH2−O−CH2−CH2−O−CH2−CH2−及び−CH2−CH2−O−CH2−CH2−O−CH2−CH2−O−CH2−CH2−等である。
P11-B11-E11-B12-A11-B13-A12-B14-A13-B15-A14-B16-E12-B17-P12 (I)
P11-B11-E11-B12-A11-B13-A12-B14-A13-B15-A14-F11 (II)
P11-B11-E11-B12-A11-B13-A12-B14-A13-B15-E12-B17-P12 (III)
P11-B11-E11-B12-A11-B13-A12-B14-A13-F11 (IV)
P11-B11-E11-B12-A11-B13-A12-B14-E12-B17-P12 (V)
P11-B11-E11-B12-A11-B13-A12-F11 (VI)
(式中、A12〜A14は、A11と同義であり、B14〜B16は、B12と同義であり、B17は、B11と同義であり、E12は、E11と同義である。
式中F11は、水素原子、炭素数1〜13のアルキル基、炭素数1〜13のアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、ジメチルアミノ基、ヒドロキシ基、メチロール基、ホルミル基、スルホ基(−SO3H)、カルボキシ基、炭素数1〜10のアルコキシカルボニル基又はハロゲン原子を表し、該アルキル基及びアルコキシ基に含まれる−CH2−は、−O−で置き換っていてもよい。)
化合物(4)の具体例としては、たとえば以下の式(I−1)〜式(I−4)、式(II−1)〜式(II−4)、式(III−1)〜式(III−26)、式(IV−1)〜式(IV−19)、式(V−1)〜式(V−2)、式(VI−1)〜式(VI−6)で表される化合物等が挙げられる。ただし、式中k1及びk2は、2〜12の整数を表す。これらの液晶化合物であれば、合成が容易であり、市販されている等、入手が容易であることから好ましい。
重合開始剤は、光重合開始剤を含むことが好ましく、光重合開始剤としては、光照射によりラジカルを発生する光重合開始剤が好ましい。
光重合開始剤としては、たとえばベンゾイン化合物、ベンゾフェノン化合物、ベンジルケタール化合物、α−ヒドロキシケトン化合物、α−アミノケトン化合物、トリアジン化合物、ヨードニウム塩及びスルホニウム塩等が挙げられる。具体的には、イルガキュア(Irgacure)907、イルガキュア184、イルガキュア651、イルガキュア819、イルガキュア250、イルガキュア369(以上、全てチバ・ジャパン株式会社製)、セイクオールBZ、セイクオールZ、セイクオールBEE(以上、全て精工化学株式会社製)、カヤキュアー(kayacure)BP100(日本化薬株式会社製)、カヤキュアーUVI−6992(ダウ社製)、アデカオプトマーSP−152、アデカオプトマーSP−170(以上、全て株式会社ADEKA製)、TAZ−A、TAZ−PP(以上、日本シイベルヘグナー社製)及びTAZ−104(三和ケミカル社製)等を挙げることができる。
重合禁止剤としては、たとえばハイドロキノン又はアルキルエーテル等の置換基を有するハイドロキノン類、ブチルカテコール等のアルキルエーテル等の置換基を有するカテコール類、ピロガロール類、2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシラジカル等のラジカル補足剤、チオフェノール類、β−ナフチルアミン類或いはβ−ナフトール類等を挙げることができる。
光増感剤としては、たとえばキサントン及びチオキサントン等のキサントン化合物(例えば、2,4−ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン等)、アントラセン又はアルキルエーテル等の置換基を有するアントラセン化合物(例えば、ジブトキシアントラセン等)、フェノチアジン及びルブレン等を挙げることができる。
レベリング剤としては、たとえば放射線硬化塗料用添加剤(ビックケミージャパン製:BYK−352,BYK−353,BYK−361N)、塗料添加剤(東レ・ダウコーニング株式会社製:SH28PA、DC11PA、ST80PA)、塗料添加剤(信越化学工業株式会社製:KP321、KP323、X22−161A、KF6001)及びフッ素系添加剤(DIC株式会社製:F−445、F−470、F−479)などを挙げることができる。
溶剤としては、化合物(1)及び液晶化合物等を溶解し得る有機溶剤であって、重合反応に不活性な溶剤であればよく、具体的には、水;メタノール、エタノール、エチレングリコール、イソプロピルアルコール、プロピレングリコール、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ及びプロピレングリコールモノメチルエーテル等のアルコール;酢酸エチル、酢酸ブチル、エチレングリコールメチルエーテルアセテート、γ−ブチロラクトン、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート及び乳酸エチル等のエステル系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、メチルアミルケトン及びメチルイソブチルケトン等のケトン系溶媒;ペンタン、ヘキサン及びヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒;トルエン及びキシレン等の芳香族溶媒;、アセトニトリル等のニトリル系溶媒;テトラヒドロフラン及びジメトキシエタン等のエーテル系溶媒;あるいはクロロホルム及びクロロベンゼン等の非塩素化炭化水素溶媒;等が挙げられる。これら有機溶媒は、単独で用いてもよいし、複数を組み合わせて用いてもよい。
カイラル剤としては、公知のカイラル剤(例えば、液晶デバイスハンドブック、第3章4−3項、TN、STN用カイラル剤、199頁、日本学術振興会第142委員会編、1989に記載)を用いることができる。
カイラル剤は、一般に不斉炭素原子を含むが、不斉炭素原子を含まない軸性不斉化合物あるいは面性不斉化合物もカイラル剤として用いることができる。軸性不斉化合物又は面性不斉化合物の例には、ビナフチル、ヘリセン、パラシクロファン及びこれらの誘導体が挙げられる。
たとえば特開2007−269640、特開2007−269639、特開2007−176870、特開2003−137887、特表2000−515496、特開2007−169178、特表平9−506088で開示されているような化合物が挙げられ、好ましくはビーエーエスエフ社製のpaliocolor LC756が挙げられる。
カイラル剤の使用量は、たとえば化合物(1)と液晶化合物100質量部に対して、0.1質量部〜30質量部であり、好ましくは1.0質量部〜25質量部である。上記範囲内であれば、化合物(1)や液晶化合物の配向を乱すことなく、これらをを重合させることができる。
成膜のしやすさという点で、化合物(1)が有機溶剤に溶解した溶液を用いることが好ましく、該溶液を支持基材上に塗布し、乾燥、重合させることにより、フィルムが得られる。かかる溶液中の固形分の濃度は、2〜50質量%であり、5〜50質量%が好ましい。
配向膜をラビングする方法としては、例えば、たとえばラビング布が巻きつけられ、回転しているラビングロールを、ステージに載せられ、搬送されている配向膜に接触させる方法を用いることができる。
支持基材の上もしくは支持基材に配向膜を形成した上に、化合物(1)を含む溶液を配向膜上に塗布し、乾燥すると、未重合フィルムが得られる。この未重合フィルムが、ネマチック相等の液晶相を示した場合、モノドメイン配向による複屈折性を有する。この未重合フィルムは、通常、0〜250℃の乾燥でモノドメイン配向する。化合物(1)は、低温で液晶相を発現することから、比較的低温でモノドメイン配向が得られ、配向後は、100〜0℃程度に冷却してもモノドメイン配向が維持される。
得られた未重合フィルムを重合し、硬化させることにより、重合フィルムが得られる。重合フィルムは、化合物(1)の配向性が固定化されたフィルムであり、それゆえ熱による複屈折の変化の影響を受けにくい。
未重合フィルムを重合させる方法は、化合物(1)の重合性基の種類に応じて、選択すればよい。化合物(1)の重合性基が光重合性基であれば光重合法が用いられ、該重合性基が熱重合性基であれば熱重合法が用いられる。光重合法によれば、低温で未重合フィルムを重合させることができ、支持基材の耐熱性の選択幅が広がるという点および工業的にも製造が容易であるという点で、光重合性基を有する化合物(1)を用いることが好ましい。光重合反応は、未重合フィルムに、可視光、紫外光またはレーザー光を照射することにより行われる。取り扱いの点で、紫外光が特に好ましい。
(式中、Re(λ)は、波長λnmにおける位相差値を表し、dは膜厚を表し、Δn(λ)は波長λnmにおける複屈折率を表す。)
より具体的には、本発明のフィルムにおける、面内の遅相軸方向の屈折率をnx、面内の遅相軸と直交する方向(進相軸方向)の屈折率をny、厚み方向の屈折率をnzと定義した場合、nx≒ny≒nzの位相差のないフィルム、nx>ny≒nzのポジティブAプレート、nx≒ny>nzのネガティブCプレート、nx≒ny<nzのポジティブCプレート、nx≠ny≠nzのポジティブOプレート及びネガティブOプレートが製造できる。
このようにカイラル剤の添加により、ねじれ配向フィルム、選択反射フィルム、輝度向上フィルム及びネガティブCプレート等を作る事ができる。また、ネガティブCプレートのフィルムとして用いる場合には、紫外領域に選択反射波長帯域があることが好ましい。
また、本発明のフィルムは、塗布及び紫外線照射で重合させることによって形成させることができるため、貼合等の工程を経ずに、液晶セル内やカラーフィルタ上にフィルムを形成させることもできる。また、光学機能のパターニングも可能であり、いわゆるインセル用の位相差板として利用することもできる。
たとえば保護フィルムとしては、たとえばポリエチレン、ポリプロピレン、ノルボルネン系ポリマー等のポリオレフィンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリメタクリル酸エステルフィルム、ポリアクリル酸エステルフィルム、セルロースエステルフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスルフォンフィルム、ポリエーテルスルホンフィルム、ポリエーテルケトンフィルム、ポリフェニレンスルフィドフィルム及びポリフェニレンオキシドフィルム等が挙げられる。
接着剤層3及び接着剤層3’に用いられる接着剤は、透明性が高く耐熱性に優れた接着剤であることが好ましい。そのような接着剤としては、例えば、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤あるいはウレタン系接着剤等が用いられる。
また、偏光フィルムにおいて、図1(c)〜図1(e)に示すように、2以上の本発明のフィルムを直接または接着剤層を介して貼り合わせてもよい。
本発明のフラットパネル表示装置の実施形態として、液晶表示装置と、有機EL表示装置とについて、以下詳細に述べる。
液晶表示装置としては、例えば、図2(a)及び図2(b)に示すような液晶パネルを備える液晶表示装置等が挙げられる。上記液晶パネルは、図2(a)のように部材4と液晶パネル6とを、接着層5を介して貼り合わせてなるものや図2(b)のように部材4と部材4’とを液晶パネル6の両面に接着層5及び接着層5’を介して貼り合わせたものである。部材4及び部材4’は、本発明のフィルムを含む部材であり、図1(a)〜図1(e)に示す偏光フィルム等が挙げられる。上記構成によれば、図示しない電極を用いて、液晶パネルに電圧を印加することにより、液晶分子が駆動し、白黒表示ができる。
有機EL表示装置としては、図3に示す有機ELパネルを備える有機EL表示装置等が挙げられる。上記有機ELパネルは、部材4と、発光層7とを、接着層5を介して貼り合わせてなるものである。上記発光層7は、導電性有機化合物からなる少なくとも1層の層である。
なお、上記有機ELパネルにおいて、部材4が、偏光フィルムである場合、広帯域円偏光板として機能する。そのため、有機ELパネルに反射防止機能を付与する事ができる。
図4は、本発明のカラーフィルタ11を示す概略図である。
カラーフィルタ11は、本発明のフィルム12の上にカラーフィルタ層13が形成されてなるカラーフィルタである。
カラーフィルタ11の製造方法の一例を説明する。まず、支持基材上に、配向膜材料を塗布し、ラビング処理を施して、配向膜を形成する。次に得られた配向膜上に、得られるフィルムが所望の波長分散特性を示すように、化合物(1)の濃度等が調整された化合物(1)を含む混合溶液を、得られるフィルムが所望の位相差値になるよう厚みを調製しながら塗布して、膜を形成する。次に得られた本発明のフィルム12上に、カラーフィルタ層13を形成する。
(化合物(b)の合成例)
モノテトラヒドロピラニル保護ヒドロキノン(a)100g(515mmol)、炭酸カリウム97g(703mmol)及び6−クロロヘキサノール64g(468mmol)を、ジメチルアセトアミド中で窒素雰囲気下、90℃で反応させ、その後100℃で反応させた。その後反応溶液を室温まで冷却し、純水及びメチルイソブチルケトンを加え、有機層を回収した。回収した有機層を水酸化ナトリウム水溶液及び純水で洗浄後、脱水処理した。脱水剤を濾過により除去し、得られた濾液を、減圧濃縮した。残渣にメタノールを加えて、生成した沈殿をろ過により取り出し、真空乾燥させて、化合物(b)126g(428mmol)得た。収率は6−クロロヘキサノール基準で91%であった。
化合物(b)126g(428mmol)、3、5−ジターシャリーブチル−4−ヒドロキシトルエン(以下「BHT」という場合がある)1.4g(6.42mmol)、N、N−ジメチルアニリン117g(963mmol)、1、3−ジメチル−2−イミダゾリジノン1g及びクロロホルムを混合した。得られた混合液に、窒素雰囲気、氷冷下で、アクイロイルクロリド58g(642mmol)を滴下し、さらに純水を加えて反応させた後、分離した有機層を回収した。有機層を塩酸水、飽和炭酸ナトリウム水溶液及び純水で洗浄した。洗浄後の有機層に脱水剤を加え、乾燥させた。脱水剤を除去した後、ろ過後の有機層にBHT1gを加えてから減圧濃縮して、化合物(c)を得た。
化合物(c)及びテトラヒドロフラン(以下「THF」という場合がある)200mlを混合後、得られた混合液にTHF200mlを加えた。さらに塩酸水及び濃塩酸水を加えて、窒素雰囲気、60℃の条件下で反応させた。反応溶液に飽和食塩水500mlを加え、有機層を分離した。有機層を脱水剤で脱水処理し、脱水剤を濾過した。得られた濾液を減圧濃縮した。得られた濃縮液にヘキサンを加えて氷冷下で攪拌し、析出した粉末を濾過後真空乾燥して、化合物(d)90g(339mmol)を得た。収率は化合物(c)基準で79%であった。
滴下終了後、得られた反応溶液を室温にて攪拌し、クロロホルム200mL及びヘプタン200mLを加えて沈殿を濾過した。濾液を回収して、2N−塩酸水溶液で洗浄した。分離した有機層を回収し、不溶成分を濾過により除去後、無水硫酸ナトリウムを加え、濾過後、溶媒を除去して得られた固体を、真空乾燥して、化合物(e’)100gを得た。
フェニルヒドロキノン3.4g(18mmol)、化合物(e)16g(38mmol)、4−ジメチルアミノピリジン0.5g(4mmol)及びクロロホルム237gを混合した。混合液に、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)9.4g(45mmol)をクロロホルム9gに溶解させた溶液を室温で滴下し、36時間反応させた。反応溶液に、2N塩酸を140g添加し、ろ過した。得られたろ液に2N塩酸140gを加えて洗浄し、洗浄後のろ液を濃縮し、濃縮液約50gを得た。濃縮後のろ液に活性炭0.4gを添加し、セライト濾過した後、溶媒を除去し、メタノールを添加し、固形物を取得した。取得した固形物をメタノールで洗浄し、白色固体である化合物(1−a14)8.4gを得た。収率はフェニルヒドロキノン基準で47%であった。
t−ブチルヒドロキノン1.0g(6mmol)、化合物(e)6.0g(14mmol)、4−ジメチルアミノピリジン0.2g(1.4mmol)及びクロロホルム121gを混合した。混合液に、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)4.5g(22mmol)及びクロロホルム24gからなる溶液を、室温で滴下し、3時間反応させた。反応溶液に2N塩酸を60g添加した後に、ろ過してろ液を取り出した。ろ液に2N塩酸を60g添加し洗浄した後、約40gになるまで濃縮した。濃縮後のろ液に活性炭0.3gを添加し、セライト濾過した後、溶媒を留去し、メタノールを添加し、固形物を取得した。取得した固形物をメタノールで洗浄して、白色固体である化合物(1−a3)4.1gを得た。収率はt−ブチルヒドロキノン基準で71%であった。
化合物(1−a3)には、広い温度範囲でネマチック液晶性を示すだけでなく、30℃前後でもネマチック液晶性を示す。
4−ヒドロキシ安息香酸エチル84.5g(509mmol)、酢酸4−クロロブチル84.2g(559mmol)、炭酸カリウム105g(763mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド254gを加え、100℃に昇温し、攪拌した。冷却後、メチルイソブチルケトンを加え、水洗、溶媒を留去することにより、化合物(i)を主成分とする油状物質126gを得た。収率は4−ヒドロキシ安息香酸エチル基準で88%であった。
化合物(i)を主成分とする油状物質126g、メタノール378g、水252g及び水酸化ナトリウム54g(1348mmol)を混合し、65℃で反応させた。反応溶液を冷却後、氷756g中に注ぎ、塩酸を加えた。析出した固体を取り出して、水及びヘプタンで洗浄し、乾燥させることにより化合物(j)を主成分とする固体91gを得た。収率は化合物(i)基準で97%であった。
窒素雰囲気下で、化合物(j)を主成分とする固体90.0g(428mmol)及びN,N−ジメチルアニリン77.8g(642mmol)を、N,N−ジメチルアセトアミド720gで溶解させた。溶液を0℃に氷冷し、アクリル酸クロリド58.1g(642mmol)を滴下し、室温で反応させた。反応溶液に1N塩酸を加えた。析出した固体を取り出し、酢酸エチルに溶解させ、水洗し、溶媒を除去して、化合物(k)を主成分とする固体102gを得た。収率は化合物(j)基準で90%であった。
ヒドロキノン3g(30mmol)、化合物(k)を主成分とする固体16g(60mmol)、4−ジメチルアミノピリジン0.7g(6mmol)及びクロロホルム127gを混合した。混合液に、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)12g(60mmol)をクロロホルム32gに溶解させた溶液を室温で滴下し、3時間反応させた。反応溶液に2N塩酸159gを添加した後に、ろ過した。得られたろ液に2N塩酸159gを加えて洗浄し、洗浄後のろ液から溶媒を留去し、メタノールを添加し、固形物を取得した。取得した固形物をメタノールで洗浄し、白色固体である化合物(III−1−1)12.0gを得た。収率はヒドロキノン基準で66%であった。
すなわち、化合物(III−1−1)は、昇温時においては107℃から167℃の間で、降温時においては167℃から107℃の間で、ネマティック相を呈することが分かった。
(実施例3〜6、比較例2)
表2の組成の組成物を調整した。表2中の%は、組成物の全質量を100質量%としたときの質量%を意味する。
ガラス基板にポリビニルアルコール(ポリビニルアルコール1000完全ケン化型、和光純薬工業株式会社製)の2質量%水溶液を塗布し、加熱乾燥して、厚さ89nmの膜を形成した。膜の表面にラビング処理を施し、配向膜を形成した。ラビング処理を施した面に、表3に記載の組成物をスピンコート法により塗布した。塗布した基板を、ホットステージ付き偏光顕微鏡(ホットステージ:LTS350、Linkam社製、偏光顕微鏡:BX−51、オリンパス社製)を用いて、昇温時は昇温速度30℃/minで加熱しながら組成物の挙動を観察した。降温時は自然冷却で挙動を観察した。結果を表3に示す。
<フィルムの製造例>
ガラス基板にポリビニルアルコール(ポリビニルアルコール1000完全ケン化型、和光純薬工業株式会社製)の2質量%水溶液を塗布し、加熱乾燥して、厚さ89nmの膜を形成した。膜の表面にラビング処理を施し、配向膜を形成した。ラビング処理を施した面に、表4に記載の組成物をスピンコート法により塗布し、表4に記載の温度(Tc)で1分間乾燥した。表4に記載の温度(Td)で1分間放置後、積算光量2400mJ/cm2の紫外線を照射してフィルムを作成した。
フィルムの表面状態を偏光顕微鏡で400倍の倍率で観察した。モノドメインを呈していれば○、欠陥が発生していれば、×とする。結果を表4に示す。
<経時安定性>
フィルムを2週間、室温下で大気中に放置した後、フィルムの表面状態を偏光顕微鏡で観察した。配向欠陥が発見できなければ○、配向欠陥の発生が認められれば×とする。結果を表4に示す。
フィルムの位相差値を測定機(KOBRA−WR、王子計測機器社製)により測定した。位相差値(nm)の測定は、ガラス基板、配向膜及びフィルムを含む積層体について行ったが、ガラス基板及び配向膜は複屈折性を有さない(配向膜及びガラス基板については、Re(447)=Re(547)=Re(628)=0)ので、測定された位相差値をフィルムの位相差値とすることができる。位相差値Re(λ)は、波長(λ)447nm、547nm及び628nmにおいて測定した。フィルムの膜厚d(μm)は、レーザー顕微鏡(LEXT3000、オリンパス社製)を用いて測定した。結果を表5に示す。
2、2’ 偏光フィルム層
3、3’、3’’ 接着剤層
4、4’ 部材
5、5’ 接着層
6 液晶パネル
7 発光層
11 カラーフィルタ
12 フィルム
13 カラーフィルタ層
Claims (7)
- 式(1)で表される化合物。
[式(1)中、Xは、炭素数2〜20のアルキル基、炭素数3〜20のシクロアルキル基又は置換基を有していてもよい1価の炭素数6〜20の芳香族炭化水素基を表す。
E1及びE2は、それぞれ独立に、単結合、−O−、−S−、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−、−CO−NR 6 −、−NR 6 −CO−、−O−CH 2 −又は−CH 2 −O−を表し、R 6 は、水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。
A 1 及びA 2 は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい2価の芳香族炭化水素基を表す。
B1、B2、B3及びB4は、それぞれ独立に、単結合、−O−、−S−、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−、−CO−NR 6 −、−NR 6 −CO−、−CO−又は−CS−を表す。
F1及びF2は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい炭素数1〜12のアルカンジイル基を表し、該炭素数1〜12のアルカンジイル基に含まれる−CH2−は、−O−で置き換っていてもよい。
P1及びP2は、それぞれ独立に、水素原子、又は、式(P−1)〜式(P−5)のいずれかで表される基を表し、P1及びP2のうち少なくとも1つは式(P−1)〜式(P−5)のいずれかで表される基である。
[式(P−1)〜(P−5)中、R1〜R5はそれぞれ独立に、炭素数1〜6のアルキル基又は水素原子を表す。*は、B3又はB4との結合位置を表す。]] - 請求項1又は2記載の化合物及び光重合開始剤を含有する組成物。
- 請求項1又は2記載の化合物を重合させて得られるフィルム。
- 請求項4に記載のフィルムを含むカラーフィルタ。
- 請求項4記載のフィルムを含むフラットパネル表示装置。
- 請求項1又は2記載の化合物を、基材上又は基材上に形成された配向膜上に塗布する工程を含むフィルムの製造方法。
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