JP3859943B2 - データ送信装置、データ転送システムおよび方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスシステム等でのデータ転送効率を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のモジュール間でデータを転送する技術としては、コンピュータシステム内のデータ転送等に用いられているバスシステムが知られている。バスシステムでは、複数のモジュールを共通のバスで接続し、当該バスをデータ伝送路として各モジュール間で時分割に用いてデータの転送を行う。ここで、このようなバスは、通常、アドレス信号用配線、データ信号用配線、制御信号用配線およびクロック信号用配線等で構成される。
【0003】
さて、バスシステムにおいて、バスおよびモジュールの接続形態としては、各モジュールを直接または抵抗を介してバスに接続する形態や、各モジュールをクロストークを利用して非接触にバスに接続する形態等が知られている。抵抗を介してバスに接続する形態については、SSTL(Stub Series Terminated Logic, EIAJ ED-5512)等に、また、クロストークを利用して非接触にバスに接続する形態については、特開2000-132290号公報等に記載されている。
【0004】
ここで、図13に、各モジュールを直接バスに接続する形態を持つバスシステムの典型的な構成を示す。
【0005】
図中、符号811、812はモジュールであり、データバスであるバス配線800にそれぞれ接続されている。また、モジュール811、812は、それぞれ、出力端子がバス配線800に接続された3ステート送信回路821、832と、入力端子がバス配線800に接続された受信回路831、822と、を備えている。
【0006】
3ステート送信回路821、832は、出力を高インピーダンス状態およびデータ出力状態のうちのいずれか一方に制御することができる。なお、データ出力状態において、3ステート送信回路821、832の出力は、転送するデータ値に応じて、Lレベルを出力している状態およびHレベルを出力している状態のうちのいずれか一方となる。
【0007】
このような構成において、例えばモジュール811からモジュール812へデータを転送する場合、まず、バス配線800に接続されている全てのモジュールの送信回路を高インピーダンス状態にする。それから、モジュール811内の3ステート送信回路821だけをデータ出力状態にして、データをバス配線800上に出力する。そして、バス配線800に出力されたデータは、モジュール812内の受信回路822で受信され、当該モジュール812の内部へ送られる。
【0008】
次に、図14に、各モジュールをクロストークを利用して非接触にバスに接続する形態を持つバスシステムの典型的な構成を示す。
【0009】
図中、符号1011、1012はモジュールであり、モジュール1011はデータバスであるバス配線1000に直接接続し、モジュール1012は、方向性結合器1001を介してバス配線1000と非接触で接続している。なお、図中の符号1002は、方向性結合器1001とモジュール1012とを接続するスタブ配線である。
【0010】
モジュール1011、1012は、それぞれ、3ステート送信回路1021、1032と、ヒステリシス特性付受信回路1031、1022と、を備えている。ここで、モジュール1011について、3ステート送信回路1021の出力端子とヒステリシス特性付受信回路1031の入力端子とは、バス配線1000に接続されている。また、モジュール1012について、送信回路1032の出力端子とヒステリシス特性付受信回路1022の入力端子とは、スタブ配線1002に接続されている。
【0011】
このような構成において、例えばモジュール1011からモジュール1012へデータを転送する場合、まず、バス配線1000に接続されている全てのモジュールの送信回路を高インピーダンス状態にする。それから、モジュール1011内の3ステート送信回路1021だけをデータ出力状態にして、データをバス配線1000上に出力する。バス配線1000に出力されたデータは、方向性結合器1001でクロストークによる微分パルスとなる。この微分パルスは、スタブ配線1002を介してモジュール1012内のヒステリシス特性付受信回路1022で受信される。そして、受信回路1022の持つヒステリシス特性により、この微分信号は、送信回路1021の出力信号と同じ信号に復号され、当該モジュール1012の内部へ送られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
さて、上述のバスシステムには、データ転送サイクル(バス周期)の高速化が難しいという問題がある。
【0013】
まず、図13に示したバスシステム(各モジュールを直接バスに接続する形態を持つバスシステム)において、モジュール811からモジュール812へ4つのデータを連続して転送する場合のタイミングチャートを、図15に示す。
【0014】
この場合、図示するように、バス配線800上において、データを出力していない状態である高インピーダンス状態から最初のデータの確定までの遷移時間tr1は、2番目以降の各データについて、直前のデータ出力終了から当該データの確定までの遷移時間tr2より長くなる。これは、モジュール811の3ステート送信回路821において、高インピーダンス状態からデータ出力状態へ遷移するときの波形が、Lレベル出力状態からHレベル出力状態へ遷移するときやHレベル出力状態からLレベル出力状態へ遷移するときの波形よりも鈍るためである。また、図示するように、モジュール812の受信回路822がデータの切替えを受信してから、当該受信回路822の出力データが確定するまでの遅延時間も、最初のデータに対する遅延時間td1の方が、2番目以降のデータに対する遅延時間td2より長くなる。これは、tr1およびtr2の差によるものの他、図16に示すような、受信回路822の入力信号の波形遷移時間が長くなるにつれて、前記遅延時間も長くなる特性によるものである。
【0015】
このように、各モジュールを直接バスに接続する形態を持つバスシステムにおいては、モジュールの受信回路が当該モジュール内部へ出力する1番目のデータのパルス幅tw1が、2番目以降のデータのパルス幅tw2より短くなってしまう。このことがボトルネックとなり、データ転送サイクル(バス周期)の高速化を妨げている。
【0016】
次に、図14に示したバスシステム(各モジュールをクロストークを利用して非接触にバスに接続する形態を持つバスシステム)において、モジュール1011からモジュール1012へ4つのデータを連続して転送する場合のタイミングチャートを、図17に示す。
【0017】
この場合、図示するように、モジュール1012のヒステリシス特性付受信回路1022で受信する、最初のデータに対する微分パルス1101は、2番目以降のデータに対する微分パルス1102の半分となっている。
【0018】
これは、2番目以降のデータについては、LレベルからHレベルあるいはHレベルからLレベルへの比較的大きな変化に応じて微分パルスが生じるのに対し、最初のデータについては、HレベルとLレベルとの中間レベルからHレベルあるいはLレベルへの比較的小さな変化に応じて微分パルスが生じるからである。なお、最初のデータ以前、すなわち、いずれのモジュールもデータを出力していない状態において、バス配線1000のレベルは、通常、終端抵抗によりHレベルとLレベルとの中間レベルとされている。
【0019】
このように、各モジュールをクロストークを利用して非接触にバスに接続する形態を持つバスシステムにおいては、最初のデータに対する微分パルスが、2番目以降のデータに対する微分パルスより小さくなってしまう。なお、最初のデータに対する微分パルスを適正に受信できるようにするために、ヒステリシス特性付受信回路の感度を高くすると、データ転送サイクル(バス周期)を高速化した場合に生じるノイズに対するノイズマージンを、充分にとれなくなってしまう。このことがボトルネックとなり、データ転送サイクル(バス周期)の高速化を妨げている。
【0020】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、より効率的なデータ転送を実現することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前記課題解決のために、本発明は、送信すべき一連のデータを順次データバスに送信するデータ送信装置と、前記データバスからのクロストークを利用した非接触接続による信号を、前記データ送信装置が送信したデータの値の変化を表す受信信号として受信するデータ受信装置と、を有するデータ転送システムであって、前記データ送信装置は、出力状態を高インピーダンス状態およびデータ出力状態のうちのいずれか一方に選択的に切替え可能な送信手段と、前記送信手段の出力状態を、高インピーダンス状態からデータ出力状態に切り替えた後、前記所定時間を経過するまで、高低いずれかの値を持つダミーデータであるプリアンブルを前記送信手段に入力して前記送信手段から前記プリアンブルを送信させ、前記所定時間を経過すると前記一連のデータを前記送信手段に順次入力して送信させる出力制御手段と、を有し、前記データ受信装置は、前記受信信号の正負のパルスを検出して、当該検出したパルスの極性に応じて高低いずれかの値を内部に設定すると共に、当該設定した値の推移を前記データ送信装置が送信した一連のデータの推移として出力するヒステリシス特性付受信手段と、前記一連のデータの第1番目に対応するパルスの発生以前の、前記プリアンブルの送信開始で前記受信信号に生じる微分パルスをマスクする期間、もしくは前記微分パルスの発生後の期間に、前記ヒステリシス特性付受信手段の内部に前記プリアンブルと同じ値を強制的に設定する。
【0022】
ここで、データとは、転送の対象となる情報を指し、電子計算機におけるコマンドやアドレス等であってもよい。
【0023】
本発明によれば、高インピーダンス状態からデータ出力状態に遷移した後、所定期間を経過するまでは、最初のデータは送信されない。この間を例えばHレベルあるいはLレベルのいずれか一方の値を持つダミーデータ(プリアンブル)を送信させるようにすれば、その後に送信される最初のデータについて、波形が短くなったり、あるいは、当該データに対する微分パルスが小さくなるのを防止できる。したがって、データ転送速度の高速化に対するこれらの制限を排除することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態をバスシステムへの適用を例にとり説明する。
【0025】
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
【0026】
図1に、本実施形態が適用されたバスシステムの概略構成を示す。
【0027】
図示するように、本実施形態のバスシステムにおいて、各モジュール2は、バス1に接続されており、このバス1を介して相互にデータ転送を行う。ここで、各モジュール2は、LSIやメモリチップなどの半導体集積回路であってもよい。バス1は、データバスやコマンドバスを含む。各モジュール2は、当該モジュール2の主たる機能を果たす主機能部20と、主機能部20およびバス1間のデータの入出力を仲介する送受信部21と、を有する。
【0028】
図2に、送受信部21の概略構成を示す。
【0029】
図示するように、送受信部21は、入出力制御部40と、送信部10と、受信部30と、を有する。送信部10は、3ステート送信回路101、109と、遅延回路103、108と、マスク回路102と、を有する。また、受信部30は、受信回路301、302を有する。なお、ここでは、説明の明瞭化のため、データバス1108を1ビット幅として示しているが、当然のことながら、データバス1108は複数ビット幅であってもよい。
【0030】
以下、あるモジュール2から他のモジュール2へ、ライトコマンドと当該ライトコマンドによって書き込むデータとを転送する場合を例にとり、送受信部21の動作を説明する。この場合に送受信部21で送受される信号のタイミングチャートを、図3に示す。
【0031】
まず、送信側のモジュール2における送受信部21の動作について説明する。
【0032】
図3に示すように、主機能部20からバス1へのデータ送信の要求が発生すると、入出力制御部40は、まず、コマンド出力制御信号1110のアサートとコマンド1111の出力とを行うサイクルを実行する。その後、データ1107を出力するサイクルを、複数サイクル連続して実行する。また、出力制御信号1105を、データ1107を出力するサイクル中、および、最後のデータ1107が出力されたサイクルの直後のサイクルにおいて、Hレベルとする。
【0033】
送信部20は、コマンド1111が出力されるサイクルで、コマンド出力制御信号1110がHレベルにアサートされると、3ステート送信回路109が出力状態となり、コマンド1111がバス1のコマンドバス1112に出力される。
【0034】
コマンド1111が出力されるサイクルの次のサイクル以降において、出力制御信号1105がHレベルにアサートされ、3ステート送信回路101が出力状態となる。このとき、マスク回路102は、遅延回路103によって遅延された1サイクル相当時間(Tm)前の出力制御信号1106がLレベルであることより、Lレベルを出力する。そして、このLレベルが3ステート送信回路101からバス1のデータバス1108に出力される。ここで、マスク回路102は、2入力のうちの一方がLレベルの期間中は出力をLレベルに固定し、当該一方がHレベルの期間中は、出力を他方の入力レベルと同じレベルとする論理積回路である。
【0035】
さて、出力制御信号1105がHレベルにアサートされたサイクルの次のサイクルでは、マスク回路102は、遅延回路103によって遅延された1サイクル前の出力制御信号1106がHレベルであることより、遅延回路108で1サイクル遅延された最初のデータ1107を出力する。そして、この最初のデータ1107が、3ステート送信回路101を介してバス1のデータバス1108に出力される。以降のサイクルにおいて、同様に、順次、各データ1107がマスク回路102から出力され、3ステート送信回路101を介してバス1のデータバス1108に出力される。
【0036】
そして、全て(図3に示す例では4個)のデータ1107をバス1のデータバス1108に出力し終えたところで、出力制御信号1105はLレベルに戻り、これにより、3ステート送信回路101は高インピーダンス状態に戻る。
【0037】
この結果、バス1上のデータバス1108には、Lレベルが出力された後に、本来のデータ1107が連続して出力されることになる。すなわち、データバス1108上には、時系列上、先頭にLレベルの信号が付加されたデータ列が出力されることになる。以下、このデータ列の先頭に付加したLレベルの期間をプリアンブルと呼ぶ。
【0038】
次に、受信側のモジュール2における送受信部21の動作について説明する。
【0039】
受信回路302がバス1のコマンドバス1112から受信したコマンドは、入出力制御部40に送信される。また、受信回路301の出力1109として、受信回路301がバス1のデータバス1108から受信したデータが入出力制御部40に出力される。入出力制御部40では、コマンドを受け取ったサイクルの次の次(2つ後)のサイクルからのデータを、有効データとして、主機能部20に送信する。これにより、プリアンブルを除いた本来のデータのみを主機能部20に引き渡す。
【0040】
以上、本発明の第1実施形態について説明した。
【0041】
本実施形態によれば、図3に示すように、最初の受信データについて生じる遷移時間tr1に起因する受信回路301での遅延時間td1の増大による、出力データのパルス幅tw1の短期化は、プリアンブルに対するものとなる。つまり、本来のデータについては生じない。したがって、その分、データ転送周期を短くでき、データ転送を効率化することが可能となる。
【0042】
なお、本実施形態では、あるモジュール2から他のモジュール2へ、ライトコマンドと当該ライトコマンドによって書き込むデータとを転送する場合を例にとり説明したが、コマンド発行元がデータ転送先となるような場合、すなわち、あるモジュール2から他のモジュール2へリードコマンドを発行し、他のモジュール2からあるモジュール2へデータを転送する場合、受信側のモジュール2の送受信部21の入出力制御部40は、自モジュール2がコマンドを発行したサイクルの次の次(2つ後)のサイクルからのデータを、有効データとして、主機能部20に送信することになる。
【0043】
また、本実施形態では、プリアンブルをLレベル固定の信号としたが、これはHレベル固定の信号としてもよい。あるいは、LレベルおよびHレベルのいずれかをとる信号としてもよい。また、プリアンブルの期間をデータ転送サイクルと同じ期間としたが、両者は異なっていてもよい。
【0044】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
【0045】
本実施形態は、図1に示した第1実施形態のバスシステムにおいて、ストローブ信号を用いてデータ転送を行うようにしたものである。なお、この場合、バス1はデータバスやコマンドバスの他にストローブ信号バスを持つことになる。
【0046】
図4に、この場合の各モジュール2の送受信部21の構成を示す。
【0047】
図示するように、送受信部21は、入出力制御部80と、送信部90と、受信部91と、を有する。送信部90は、3ステート送信回路204、205と、マスク回路203と、遅延回路201、202とを有する。また、受信部91は、受信回路206、207と、ラッチ回路208とを有する。なお、ここでは、説明の明瞭化のため、データバス1210を1ビット幅として示しているが、当然のことながら、データバス1210は複数ビット幅であってもよい。また、コマンドバスに関する処理を行う構成ついては、上記の第1実施形態と略同様であるので、図示を省略している。
【0048】
以下、上記の第1実施形態と同様、あるモジュール2から他のモジュール2へ、ライトコマンドと当該ライトコマンドによって書き込むデータとを転送する場合を例にとり、送受信部21の動作を説明する。この場合に送受信部21で送受される信号のタイミングチャートを、図5に示す。
【0049】
まず、送信側のモジュール2における送受信部21の動作について説明する。
【0050】
データバス1210上で1つのデータを転送する周期の長さをTwとして説明すると、図5に示すように、入出力制御部80は、主機能部20からバス1へのデータ送信を行う場合、まず、出力制御信号1202をHレベルにアサートし、その後、時間Tw/2を経過したならば、周期Twでデータ1204を連続して出力する。また、これと並行して、周期2Twでデューティ比1:1のストローブ1201を、最後のデータ1204の出力完了まで出力する。そして、最後のデータ1204の出力完了と同時に、出力制御信号1202をLレベルに戻す。
【0051】
送信部90では、出力制御信号1202がHレベルにアサートされると、3ステート送信回路204が出力状態となり、遅延回路201により時間Tw/2だけ遅延されたストローブ信号1201が、バス1のストローブバス1208に出力される。
【0052】
また、出力制御信号1202がHレベルにアサートされると、3ステート送信回路205も出力状態となる。この後、時間Tw/2を経過するまで、マスク回路203は、遅延回路202により時間Tw/2だけ遅延された出力制御信号1203がLレベルであることより、Lレベルを出力する。そして、このLレベルが3ステート送信回路205からバス1のデータバス1210に出力される。3ステート送信回路205が出力状態となった後、時間Tw/2を経過してからは、遅延回路202によりTw/2時間遅延された出力制御信号1203がHレベルとなることより、マスク回路203は、順次連続して入力するデータ1204をそのまま出力する。そして、これらのデータ1204が、3ステート送信回路205を介して、バス1のデータバス1210へ順次出力される。
【0053】
そして、全て(図5に示す例では4個)のデータ1204をバス1のデータバス1210に出力し終えたところで、出力制御信号1202はLレベルに戻る。これにより、3ステート送信回路204、205は、高インピーダンス状態に戻る。
【0054】
この結果、バス1のデータバス1210には、時間Tw/2だけLレベルが出力された後に、本来のデータが周期Twで連続して出力されることになる。すなわち、データバス1210には、時系列上、先頭にLレベルのプリアンブルが付加されたデータ列が出力されることになる。また、同様に、時間TwだけLレベルが出力された後にHレベルとなる、周期2Twでデューティ比1:1のストローブ信号1210がバス1のストローブバス1208に出力されることになる。すなわち、ストローブバス1208には、データ周期にあわせてHレベルとLレベルとが切り替わるストロープ信号1201が出力される。
【0055】
次に、受信側のモジュール2における送受信部21の動作について説明する。
【0056】
受信回路206がバス1のストローブバス1208から受信したストローブ信号は、入出力制御部80とラッチ回路208とに出力される。また、受信回路207がバス1のデータバス1210から受信したデータは、ラッチ回路208に出力される。ラッチ回路208は、受信回路206から受け取ったストローブ信号の立ち上がりと立ち下がり、すなわち、HレベルとLレベルとの切り替わり点において、受信回路207から入力するデータをラッチし、この出力1206を入出力制御部80に渡す。
【0057】
入出力制御部80では、ラッチ回路208から受け取ったデータを、受信回路206から受け取ったストローブ信号を利用して取り込み、主機能部20に引き渡す。
【0058】
以上、本発明の第2実施形態について説明した。
【0059】
本実施形態において、上記の第1実施形態と同様、図5に示すように、最初の受信データについて生じる遷移時間に起因する受信回路207での遅延時間の増大による、出力データのパルス幅の短期化は、プリアンブルに対するものとなる。つまり、本来のデータについては生じない。したがって、その分、データ転送周期を短くでき、データ転送を効率化することが可能となる。
【0060】
なお、本実施形態では、ストローブ信号の立ち上がりおよび立ち下がりの双方に同期して、受信側でデータをラッチする場合について説明したが、ストローブ信号の立ち上がりおよび立ち下がりの一方にのみ同期して、受信側でデータを取り込む場合にも、ストローブ信号の周期をTw/2とすることにより、同様に適用することができる。
【0061】
また、本実施形態では、送信側で、データに対してストローブ信号を時間Tw/2だけ遅延させたが、その代わりに、受信側でストローブ信号を時間Tw/2だけ遅延させ、遅延させたストローブ信号に同期してデータを取り込むようにしてもよい。
【0062】
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
【0063】
本実施形態は、上記の第1実施形態において、送受信部21の構成を変更したものである。
【0064】
図6に、本実施形態における送受信部21の構成を示す。
【0065】
図示するように、本実施形態の送受信部21は、入出力制御部50と、送信部60と、受信部70とを有する。送信部60は、3ステート送信回路101、109と、プリセット機能付Dフリップフロップ601〜604、611とを有する。このプリセット機能付Dフリップフロップ601〜604、611は、データ入力端子Dのデータを保持するだけではなく、プリセット端子Pによって任意のデータをセットすることが可能である。また、受信部70は、受信回路301、302と、Dフリップフロップ901〜904とを有する。
【0066】
以下、第1実施形態と同様に、あるモジュール2から他モジュール2へ、ライトコマンドと当該ライトコマンドによって書き込むデータとを転送する場合を例にとり、送受信部21の動作を説明する。
【0067】
まず、送信側のモジュール2における送受信部21の動作について説明する。
【0068】
主機能部20からのデータ送信の要求が発生すると、入出力制御部50は、コマンド1111の出力とコマンド出力制御信号1110のアサートを行うサイクルを実行した後に、プリセット信号1611を出力すると共に4ビット幅のデータ1600をパラレルに出力するサイクルを実行する。また、データ1600を出力したサイクルとその後の4サイクルの計5サイクル期間中、出力制御信号1605をHレベルとする。
【0069】
送信部60において、プリセット信号1611が出力されると、プリセット機能付Dフリップフロップ611には固定データ1618が、また、プリセット機能付Dフリップフロップ601〜604には、4ビット幅のデータ1600の各ビットが、それぞれセットされる。このようなプリセットサイクルの後、プリセット機能付Dフリップフロップ601〜604、611にセットされたデータは、サイクルを規定するクロック信号1612に同期して、プリセット機能付Dフリップフロップ602〜604、611のそれぞれが入力端子Dのデータを受け入れていくことにより、プリセット機能付Dフリップフロップ611の方向に順次シフトし、最終的に、3ステート送信回路101に入力する。そして、この期間、出力制御信号1605によってデータ出力状態となっている3ステート送信回路101から、バス1のデータバス1108へ出力される。
【0070】
次に、受信側のモジュール2における送受信部21の動作について説明する。
【0071】
受信回路302がバス1のコマンドバス1112から受信したコマンドは、入出力制御部50に送信される。一方、受信回路301がバス1のデータバス1108から受信したデータは、Dフリップフロップ901に格納された後、順次、クロック信号1612に同期して、Dフリップフロップ902〜904へとシフトしていく。入出力制御部50は、コマンド受領サイクルの6サイクル後のサイクルで、Dフリップフロップ901〜904からパラレルに4ビットのデータを読み出し、これを有効データ1610として、主機能部20に送信することにより、プリアンブルを除いた本来のデータのみを主機能部20に引き渡す。
【0072】
以上、本発明の第3実施形態について説明した。
【0073】
本実施形態においても上記の第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0074】
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
【0075】
図7に、本実施形態が適用されたバスシステムの概略構成を示す。
【0076】
図示するように、本実施形態のバスシステムは、上記の第1実施形態において、少なくとも1つのモジュール2をバス1に直接接続し、その他のモジュール2を方向性結合器3を介してバス1に非接触で接続したものである。
【0077】
図8に、送受信部21の概略構成を示す。
【0078】
図示するように、送受信部21は、上記の第1実施形態の送受信部21と略同様の構成を有している。ただし、データの受信回路として受信回路301に代えてヒステリシス特性付受信回路310を用いている点、および、ヒステリシス特性付受信回路310のリセットを行うデコード回路320を備えている点が、第1実施形態の送受信部21と異なる。
【0079】
以下、上記の第1実施形態と同様、あるモジュール2から他のモジュール2へ、ライトコマンドと当該ライトコマンドによって書き込むデータとを転送する場合を例にとり、送受信部21の動作を説明する。この場合に送受信部21で送受される信号のタイミングチャートを、図9に示す。
【0080】
この場合の送受信部21の動作は、デコード回路320によるヒステリシス特性付受信回路310のリセットを除き、上記の第1実施形態と同様である。
【0081】
すなわち、送信側のモジュール2の送受信部21において、送信部10は、バス1のコマンドバス1311にコマンドを送信したサイクルの次のサイクルで、バス1のデータバス1310にプリアンブルを送信し、その後のサイクルで、データバス1310にデータを送信する。
【0082】
このデータバス1310に出力されたプリアンブルを含むデータは、方向性結合器3を介して、受信側のモジュール2の送受信部21に渡される。受信側のモジュール2の送受信部21に接続されたデータバス1310において、このプリアンブルを含むデータは、図9に示すように、プリアンブルの始まり時点を示す比較的小さな微分パルスと、直前のプリアンブルと値が異なる第1番目のデータの始まり時点を示す比較的大きな微分パルスと、直前のデータと値が異なる第2番目以降のデータの始まり時点を示す比較的大きな微分パルスとが、順次伝送されることになる。
【0083】
すなわち、第1番目のデータの値が直前のプリアンブルの値と同じ場合、微分パルスは生じない。そこで、本実施形態では、第1番目のデータが直前のプリアンブルと同じ値の場合には、微分パルスが生じなくても、ヒステリシス特性付受信回路310が直前のプリアンブルと同じ値を出力するようにしている。
【0084】
具体的には、プリアンブル期間中に、デコード回路320によりヒステリシス特性付受信回路310をリセットし、プリアンブルと同じ値を、ヒステリシス特性付受信回路310にセットする。つまり、デコード回路320は、受信回路302がコマンド1311を受信したならば、これを検出してリセット信号1304を出力することにより、ヒステリシス特性付受信回路310をリセットし、プリアンブルと同じ値、すなわち、Lレベルを、ヒステリシス特性付受信回路310にセットする。
【0085】
これにより、ヒステリシス特性付受信回路310は正しくデータを出力することができる。すなわち、第1番目のデータがLレベルであれば微分パルスは生じないので、セットされたLレベルをそのまま出力し、第1番目のデータがHレベルであれば、これによって生じた比較的大きな微分パルスに従ってHレベルを出力する。
【0086】
ここで、このようなリセットが可能なヒステリシス特性付受信回路310の構成例を図10に示す。
【0087】
図において、PチャネルMOSトランジスタ501〜504と、NチャネルMOSトランジスタ505〜507とは、カレントミラー回路を構成している。この回路は、受信した微分パルスに応じて、出力データを切り替えるヒステリシス特性を持っている。
【0088】
ここで、本実施形態では、このような回路のリセットのため、PチャネルMOSトランジスタ511、NチャネルMOSトランジスタ512、および、反転回路513を設けている。
【0089】
リセット信号1304がHレベルになると、PチャネルMOSトランジスタ511およびNチャネルMOSトランジスタ512はオン状態になり、NチャネルMOSトランジスタ506がHレベルからLレベルへのデータ変化に対応する微分パルスを受信した場合と同じ状態に遷移し、この後、リセット信号1304をLレベルに戻しても、NチャネルMOSトランジスタ506がLレベルからHレベルへのデータ変化に対応する微分パルスを受信しない限り、受信回路出力信号1305はリセット時のレベルを維持する。
【0090】
ところで、図10に示した、カレントミラー回路を利用したヒステリシス特性付受信回路310では、プリアンブルの始めの時点で生じる比較的小さな微分パルスが、以降の動作に悪影響を与える場合がある。そこで、リセットは、第1番目のデータに対する微分パルス発生以前の、プリアンブルの始めの時点で生じる比較的小さな微分パルスをマスクする期間、あるいは、この微分パルスの発生後に行うようにするのがよい。
【0091】
以上、本発明の第4実施形態について説明した。
【0092】
本実施形態によれば、ヒステリシス特性付受信回路310は、LレベルからHレベルまたはHレベルからLレベルへの比較的大きな変化に応じた大きな微分パルスに対応すれば足りるので、ヒステリシス特性付受信回路310を中間レベルからHレベルまたはLレベルへの比較的小さな変化に応じて小さな微分パルスに対応するように構成する場合に比べ、ノイズマージンは大きくなり、その分データ転送周期を短期化して、データ転送を効率化することが可能となる。
【0093】
なお、本実施形態では、プリアンブルをLレベル固定の信号としたが、これはHレベル固定の信号としてもよい。ただし、この場合には、リセットに応じて、ヒステリシス特性付受信回路310にHレベルがセットされるようにする。
【0094】
また、本実施形態では、あるモジュール2から他のモジュール2へ、ライトコマンドと当該ライトコマンドによって書き込むデータとを転送する場合を例にとり説明したが、コマンド発行元がデータ転送先となるような場合、すなわち、あるモジュール2から他のモジュール2へリードコマンドを発行し、他のモジュール2からあるモジュール2へデータの転送する場合にも適用できる。この場合、受信側のモジュール2の入出力制御部40は、自モジュール2がコマンドを発行したサイクルの次の次(2つ後)のサイクルからのデータを、有効データとして、主機能部20に送信することになる。また、この場合、デコード回路320は、自モジュール2からのコマンド発行を検出し、ヒステリシス特性付受信回路310をリセットすることになる。
【0095】
また、本実施形態は、上記の第2実施形態と同様、ストローブ信号を用いてデータを転送する場合にも適用できる。
【0096】
以上、本発明の各実施形態について説明した。
【0097】
本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0098】
例えば、上記の各実施形態では本発明をデータの転送に適用した場合を例にとり説明したが、本発明のプリアンブルを用いた転送は、コマンドやアドレス等の任意の情報の転送に適用することができる。また、バス上の転送のみならず、1対1で接続されている2モジュール間の転送にも同様に適用することができる。さらに、上記の各実施形態に示すバスシステムは、アドレスバスや制御信号線を含むバスにも適用できる。
【0099】
ところで、上記の各実施形態で示したバスシステムは、例えば図11に示すような、電子計算機に適用することができる。
【0100】
この電子計算機では、CPUとコントローラ702は、プロセッサバス750によって接続されている。また、ハードディスクやネットワーク装置等の入出力装置とコントローラ702は、入出力バス760によって接続されている。さらに、メモリチップ704とコントローラ702は、メモリバス700によって接続されている。
【0101】
このような電子計算機において、コントローラ702とメモリチップ704を、上記の各実施形態におけるモジュール2とし、メモリバス700を上記の各実施形態におけるバス1とすることにより、メモリバス700を高速化し、電子計算機の性能向上を図ることが可能となる。また、同様に、プロセッサバス750や入出力バス760を上記の各実施形態におけるバス1とし、このバス1を用いてデータ転送を行うCPUやコントローラ702や入出力装置を、上記の各実施形態におけるモジュール2とすることにより、プロセッサバス750や入出力バス760を高速化し、電子計算機の性能向上を図ることが可能となる。
【0102】
なお、このような電子計算機における各部の配置は、例えば図12に示すようにすればよい。
【0103】
図中、符号701はメイン基板であり、CPU等の集積回路が設けられている。符号702はメモリコントローラであり、CPU、メモリおよび入出力装置の制御を行うための集積回路である。符号703はメモリモジュールであり、メモリチップ704が設けられている。メモリモジュール703は、ソケット705を介してメイン基板701と接続されている。メモリチップ704とコントローラ702は、メモリバス700によって接続されている。
【0104】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、効率的なデータ転送を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が適用されたバスシステムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に用いる送受信部21の概略構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に用いる送受信部21で送受される信号のタイミングを示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態に用いる送受信部21の概略構成を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に用いる送受信部21で送受される信号のタイミングを示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態に用いる送受信部21の概略構成を示す図である。
【図7】本発明の第4実施形態が適用されたバスシステムの概略構成を示す図である。
【図8】本発明の第4実施形態に用いる送受信部21の概略構成を示す図である。
【図9】本発明の第4実施形態に用いる送受信部21で送受される信号のタイミングを示す図である。
【図10】本発明の第4の実施形態に用いるヒステリシス特性付受信回路310の概略構成を示す図である。
【図11】本発明の各実施形態を適用可能な電子計算機の構成図である。
【図12】図11に示す電子計算機を構成する各部の配置を説明するための図である。
【図13】従来のバスシステムの構成を示す図である。
【図14】従来のバスシステムの構成を示す図である。
【図15】従来のバスシステムで送受される信号のタイミングを示す図である。
【図16】従来の受信回路の遅延特性を示す図である。
【図17】従来のバスシステムで送受される信号のタイミングを示す図である。
【符号の説明】
1…バス、 2…モジュール、 10、60、90…送信部、 20…主機能部、 21…送受信部、 30、70、91…受信部、 40、50、80…入出力制御部、 101、109、204、205…3ステート送信回路、 102、122、203…マスク回路、 103、108、201、202…遅延回路、 206、207、301、302…受信回路、310…ヒステリシス特性付受信回路、 320…デコード回路、 601〜604、611…プリセット機能付Dフリップフロップ、 901〜904…Dフリップフロップ
Claims (1)
- 送信すべき一連のデータを順次データバスに送信するデータ送信装置と、前記データバスからのクロストークを利用した非接触接続による信号を、前記データ送信装置が送信したデータの値の変化を表す受信信号として受信するデータ受信装置と、を有するデータ転送システムであって、
前記データ送信装置は、
出力状態を高インピーダンス状態およびデータ出力状態のうちのいずれか一方に選択的に切替え可能な送信手段と、
前記送信手段の出力状態を、高インピーダンス状態からデータ出力状態に切り替えた後、前記所定時間を経過するまで、高低いずれかの値を持つダミーデータであるプリアンブルを前記送信手段に入力して前記送信手段から前記プリアンブルを送信させ、前記所定時間を経過すると前記一連のデータを前記送信手段に順次入力して送信させる出力制御手段と、を有し、
前記データ受信装置は、
前記受信信号の正負のパルスを検出して、当該検出したパルスの極性に応じて高低いずれかの値を内部に設定すると共に、当該設定した値の推移を前記データ送信装置が送信した一連のデータの推移として出力するヒステリシス特性付受信手段と、
前記一連のデータの第1番目に対応するパルスの発生以前の、前記プリアンブルの送信開始で前記受信信号に生じる微分パルスをマスクする期間、もしくは前記微分パルスの発生後の期間に、前記ヒステリシス特性付受信手段の内部に前記プリアンブルと同じ値を強制的に設定するリセット手段と、
を有することを特徴とするデータ転送システム。
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