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JP5207792B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の演算手段および複数の記憶手段を搭載した情報処理装置及び情報処理方法に関するものである。
近年、装置の多機能化を実現するため、様々な装置において演算装置(例えばCPU)や主記憶装置(例えばRAM)、補助記憶装置(HDD)等のハードウェアが搭載され、アプリケーションプログラムによる各種機能の実現が図られるようになってきている。
更に、1つの情報処理装置に、複数の演算装置と、複数のOS(オペレーティングシステム)を搭載させることで、情報処理装置の更なる多機能化を実現する提案もなされている(例えば、特許文献1参照)。
このように情報処理装置の多機能化が進むにつれ、情報処理装置における消費電力も増加傾向となっている。このため、情報処理装置の稼動状態における動作モード(非省電力モード)のみならず、装置のスリープ状態における動作モード(省電力モード)においても極力消費電力を低減させることが求められている。
一方で、ユーザビリティ向上の観点からは、情報処理装置に電源を供給してから起動完了するまでの起動時間の短縮や省電力モードから通常電力モードに復帰するまでの復帰時間の短縮が求められている。
これらの相反するニーズに対して、例えば、特許文献2、3では、省電力モードへの移行に際して主記憶装置のみに電源を供給し、該主記憶装置内にメインプログラムおよび必要なデータを格納するよう構成することが提案されている。このような構成とすることにより、省電力モードにおける消費電力を低減しつつ、復帰時間の短縮を図ることが可能となる。
また、既知のハイバーネーション機能を用いて主記憶装置上のデータ(ハイバーネーションイメージ)をHDD等に丸ごとコピーしておき、復帰時にHDDから主記憶装置のハイバーネーションイメージを読み出すように構成することが知られている。この場合、電源を切る直前の主記憶装置の状態を復元可能となる。当該構成を適用すれば、省電力モードにおける消費電力を抑えることができるうえ、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトを最初から起動させる場合と比較して、復帰時間の短縮を図ることもできる。
特開2007−35066号公報 特開2005−78197号公報 特開2007−25882号公報
しかしながら、情報処理装置に複数の演算装置及び複数の主記憶装置が搭載されている場合には、上述のように構成しても、消費電力の低減と復帰時間の短縮において十分な効果を得ることができない。例えば、上記特許文献2、3に記載された構成の場合、省電力モードにおいてメインプログラムおよび必要なデータを格納するためには、複数の主記憶装置に電源を供給しなければならず、省電力モードにおける消費電力が増大してしまう。
一方、ハイバーネーション機能を用いた構成の場合には、消費電力を抑えることはできるものの、補助記憶装置から複数の主記憶装置へのデータ転送には時間がかかり、復帰時間の短縮には限界がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、複数の演算手段及び複数の主記憶手段を備える情報処理装置において、省電力モードにおける消費電力の低減と、省電力モードから非省電力モードに復帰するための復帰時間の短縮を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る情報処理装置は以下のような構成を備える。即ち
第1の電力モードと当該第1の電力モードより消費電力が少ない第2の電力モードとを備える情報処理装置であって、
第1のプログラム及び第2のプログラムを記憶する不揮発性のプログラム記憶手段と、前記プログラム記憶手段から第1の記憶手段にロードされた前記第1のプログラムを実行する第1の演算手段と、
前記プログラム記憶手段から揮発性の第2の記憶手段にロードされた前記第2のプログラムを実行する第2の演算手段と、
前記第2の電力モードへ移行するための条件が成立した場合に、前記第2のプログラムを前記プログラム記憶手段から前記第1の記憶手段に転送する転送手段と、
前記第2の電力モードへ移行するための条件が成立した場合に、前記第2の記憶手段への電力供給を停止して前記情報処理装置を前記第2の電力モードへ移行させる制御手段とを有し、
前記第1の電力モードへ復帰するための条件が成立した場合に、
前記制御手段は、前記第2の記憶手段への電力の供給を再開して前記情報処理装置を前記第1の電力モードへ移行させ、
前記転送手段は、前記第1の記憶手段に記憶された前記第2のプログラムを前記第2の記憶手段に転送し、
前記第2の演算手段は、前記第2のプログラムが前記第2の記憶手段に転送されたことに応じて、前記第2のプログラムを実行することを特徴とする。
本発明によれば、複数の演算手段及び複数の主記憶手段を備える情報処理装置において、省電力モードにおける消費電力の低減と、省電力モードから非省電力モードに復帰するための復帰時間の短縮を図ることが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳説する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲は、これらの構成要素に限定されるものではない。
[第1の実施形態]
1.画像形成装置の構成
図1は本実施形態にかかる画像形成装置(情報処理装置)が搭載された画像形成装置の全体構成を示す図である。画像形成装置100は、原稿搬送装置110、イメージリーダ120、プリンタ部130を備える本体部と、折り装置150とフィニッシャ160とを備える。
原稿搬送装置110は、原稿トレイ111上にセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ給紙し、湾曲したパスを介して原稿台ガラス121の上へと搬送する。
イメージリーダ120において片面原稿を読み取る方法としては、原稿固定読取モードと原稿流し読取モードとがある。原稿固定読取モードとは、原稿台ガラス121上の読取位置R1へ原稿の後端がくるように搬送し、停止させた後、スキャナユニット122を左から右へ移動させることにより、原稿の読み取りを行うモードである。
一方、原稿流し読取モードとは、原稿をある読み取り速度で読取位置R1へ搬送し、スキャナユニット122を読取位置R1で固定したまま原稿の読み取りを行うモードである。いずれのモードの場合も、読み取った原稿は排紙トレイ112に排出される。
なお、読み取り対象が両面原稿の場合は、スキャナユニット122で表面を読み取り、原稿搬送装置110内に配置した光学ユニット113を使用して裏面を読み取る。光学ユニット113内には図示しないイメージセンサおよび光源等が配置されている。
レンズ123を介してイメージセンサ124により原稿を読み取ることにより生成された原稿の画像データは、図1において不図示の制御装置内のコントローラ制御部において画像処理される。また、画像処理された画像データは、該制御装置内のハードディスクに格納されるとともに、該制御装置内のプリンタ制御部を介して露光制御部131に送られる。露光制御部131では、画像データに応じたレーザ光を出力する。
露光制御部131により出力されたレーザ光は、感光ドラム132に照射され、感光ドラム132上に静電潜像を形成する。感光ドラム132上に形成された静電潜像は、現像剤を用いて現像器133により現像される。感光ドラム132上の現像剤はカセット134、135、手差し給紙部136および両面搬送パス137のいずれかから給送されたシートに、転写部138を介して転写される。
現像剤が転写されたシートは定着部139に導かれ、現像剤を定着させるための定着処理が施される。定着部139を通過したシートは、図示しないフラッパにより、一旦、パス141からパス140へと導かれ、シートの後端がパス141を抜けると、スイッチバックされ、パス142から排出ローラ143へと導かれる。
これにより、シートを、現像剤が転写された面を下向きにした状態(フェイスダウン)で排出ローラ143によりプリンタ部130から排出することができる。これを反転排紙という。このように排出させることにより、原稿搬送装置110において読み取った複数枚の原稿の画像データを、先頭頁から正しい頁順でプリントすることが可能となる。
なお、手差し給紙部136から挿入されたOHPシートなどの硬いシートに画像形成を行う場合は、該シートはパス141に導かれることなく、現像剤が転写された面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ143から排出される。
また、シートの両面に画像形成を行う場合は、シートは定着部139からパス141、パス140へと導かれ、後端がパス141を抜けた直後にスイッチバックされ、図示しないフラッパにより両面搬送パス137へと導かれる。両面搬送パス137に導かれたシートは、再度、転写部138で静電潜像が転写され、定着部139において定着処理が施される。
このように、転写部138から両面搬送パス137を経由して再び転写部138に戻る一巡のパスの中は、A4、B5等のハーフサイズ用紙が5枚入った状態でも搬送可能なように、パス長、ローラ配置、駆動系が分割されている。
尚、これらの処理による排出頁順は、奇数頁が下向きになるように排出されるため、両面コピー時の頁順を合わせることが可能である。
排出ローラ143から排出されたシートは折り装置150に送り込まれる。折り装置150ではシートをZ折りに折りたたむ処理を行う。A3サイズやB4サイズの場合、折り装置150で折り処理が行われた後にフィニッシャ160に送り込まれるが、それ以外のサイズのシートはそのままフィニッシャ160に送り込まれる。
フィニッシャ160では製本処理、綴じ処理、穴あけなどの処理が行われる。フィニッシャ160の上部には、インサータ170が設けられており、表紙、合紙等をフィニッシャ160に給送することができる。
2.画像形成装置100に搭載された制御装置の構成
図2は、画像形成装置100に搭載された制御装置200の全体構成、ならびに該制御装置に外部のバス220を介して接続された外部のコンピュータ230を示す図である。制御装置200は、画像形成装置100全体を制御するコントローラ制御部210を中心に構成されている。
原稿搬送装置制御部201は、操作部205の設定や外部のコンピュータ230からの指示に基づいて原稿搬送装置110を制御する。イメージリーダ制御部202は、イメージリーダ120を制御する。コントローラ制御部210は、原稿搬送装置制御部201及びイメージリーダ制御部202と通信を行うことで、原稿の画像データを取得する。
プリンタ制御部203は、プリンタ部130を制御する。コントローラ制御部210は、プリンタ制御部203と通信を行い、画像データをシートにプリントする。また、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207は、それぞれ折り装置150、フィニッシャ160を制御する。コントローラ制御部210は、折り装置制御部206及びフィニッシャ制御部207と通信を行うことで、プリントされたシートにステイプルをしたり、パンチ穴を開けたりといった処理を施す。
外部I/F204は、外部のコンピュータ230と接続するインタフェースであり、例えばネットワークやUSBなどの外部のバス220を介して外部のコンピュータ230からプリントデータを受信し、画像データに展開して出力する。また、コントローラ制御部210内のハードディスク(HDD)に格納された画像データを、外部のバス220を介して外部のコンピュータ230に送信する。
3.コントローラ制御部210の構成
図3は、本実施形態に係る情報処理装置であるコントローラ制御部210のデバイス構成を示すブロック図である。
コントローラ制御部210はCPU−A(301)およびCPU−B(308)の2つのCPU(第1の演算手段、第2の演算手段)を備える。各CPUは、それぞれ別々のオペレーティングシステム(以下、OS)ならびにアプリケーションプログラムを実行し、制御すべきそれぞれのデバイスを制御する。
なお、CPU−A(301)及びCPU−B(302)は、各々演算手段として機能するものである。そして、演算手段は、CPU−A(301)やCPU−B(302)のように1つのCPUで構成しても良いし、複数のCPUで1つの演算手段を構成しても良い。あるいは、複数のCPUコアを有する1つのCPUで1つの演算手段を構成しても良い。
CPU−A(301)側には、バスブリッジ304が接続され、バスブリッジ304を介して、CPU−A(301)とCPU−B(308)との間の通信が行われる。また、バスブリッジ304にはCPU−A(301)の初期起動BIOSプログラム(以下、単にBIOSと称す)が格納されたROM−A(302)が接続されている。更に、CPU−A(301)で実行されるプログラムを一時的にロードされ、実行時に作業領域として用いられるRAM−A(303)(第1の記憶手段)が接続されている。
ハードディスク(HDD)307は、不揮発性のプログラム記憶手段であり、第1のプログラム記憶部と第2のプログラム記憶部とを含み、CPU−A(301)およびCPU−B(308)の2つのOS(OS−A、OS−B)がそれぞれに格納されている。また、起動時のCPU−A(301)の動作を規定するブートローダやカーネル、ならびにアプリケーションプログラム(APP−A、APP−B)がそれぞれに格納されている。更に、取得した画像データ等が格納されている。なお、本実施形態のコントローラ制御部210の場合、CPU−A(301)とCPU−B(308)の双方のCPUからHDD307へアクセスできるように構成されているものとする。
ここで、APP−Aは、CPU−A(301)がOS−Aを実行している際に、OS−Aの管理の下に動作するプログラムである。また、APP−Bは、CPU−B(308)がOS−Bを実行している際に、OS−Bの管理の下に動作するプログラムである。そして、OS−AとAPP−AとがCPU−Aが実行する第1のプログラムとして機能し、OS−BとAPP−BとがCPU−Bが実行する第2のプログラムとして機能する。
なお、CPU−A(301)及びCPU−B(308)がRAM−A(303)やRAM−B(310)にアクセスする速度は、HDD(307)にアクセスする速度よりも高い。HDDに対するアクセス速度が遅いのは、HDDを構成するプラッタ(磁性体を塗布した金属製のディスク)の回転数を上げる(スピンアップする)ための時間や、ヘッドの移動(シーク)に時間を要するからである。
バスブリッジ304には、更に、外部I/F204を制御する外部I/F制御部305、操作部205を制御する操作部制御部306が接続されている。
また、外部I/F制御部305と操作部制御部306には、省電力モード復帰要因検出部312が接続されている。省電力モード復帰要因検出部312は、画像形成装置100が省電力モードである場合に、操作部205のメインスイッチキーが押下されたり、外部I/F204からプリントジョブが投入されると、これを検知し、電源制御部313に伝える。
電源制御部313は、画像形成装置100全体の電源を制御する。具体的には、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207の各デバイスに対して電力を供給するか否かの制御を行う。また、コントローラ制御部210における通常電力モード及び2つの省電力モード(第1の省電力モード及び第2の省電力モード(詳細は後述))に応じてコントローラ制御部210が備える各デバイスに対して電力を供給するか否かの制御を行う。なお、電源制御部313は、HDD307に電力を供給するか否かを制御することが可能となっている。
一方、CPU−B(308)側には、CPU−B(308)の初期起動プログラムを格納しているROM−B(309)が接続されている。また、CPU−B(308)で実行されるプログラムが一時的にロードされ、実行時に作業領域として用いられるRAM−B(310)(揮発性の第2の記憶手段)が接続されている。
更に、CPU−B(308)にはデバイス制御部311が接続されている。デバイス制御部311は、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207と接続され、各制御部を制御する。
4.操作部205の構成
図4は画像形成装置100の操作部205の外観構成を示す図である。LCD表示部410は、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、画像形成装置100の操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押下された場合に、その位置情報をコントローラ制御部210に送信する。テンキー401はコピー枚数などの、数字を入力する時に使用される。
スタートキー402は、ユーザ所望の条件が設定された後、複写動作、原稿の読み取り動作を開始する時に使用されるキーである。ストップキー403は実行中の動作を止めるときに使用されるキーである。省エネキー404は省電力モードへの移行、または復帰を指示するときに使用されるキーである。
また、405は、ユーザがキーの機能が解らないときに押下するガイドキーであり、ガイドキー405が押下されることで、LCD表示部410には当該キーについての説明が表示される。406はコピーモードキーであり、複写を行うときに使用されるキーである。
407はファクスキーであり、ファクスに関する設定を行うときに使用されるキーである。408はファイルキーであり、ファイルデータを出力したいときに使用されるキーである。409はプリンタキーであり、外部のコンピュータ230等からプリントする際に、設定情報を入力するために使用されるキーである。
5.画像形成装置100の起動時の処理の流れ
図13は、画像形成装置100の起動時のコントローラ制御部210の処理の流れを示すフローチャートである。また、図14は図13のフローチャートに基づいて動作するCPU−A(301)、CPU−B(308)、HDD307の処理内容を時間経過とともに示した図である。以下、図13、図14を参照しながら、画像形成装置100の起動時のコントローラ制御部210の処理の流れについて説明する。なお、本実施形態では、CPU−A(301)は、汎用OSであるLinuxにより動作するものとする。
ユーザが画像形成装置100の不図示のメインスイッチを押下することにより、コントローラ制御部210内の各部に電源が投入されると、起動処理が開始される。
ステップS1301では、CPU−A(301)が、ROM−A(302)よりBIOS(バイオス)をRAM−A(303)へロードし、CPU−A(301)の初期化等を行う。
ステップS1302では、CPU−B(308)が、ROM−B(409)より初期起動プログラムを読み出して実行することで、RAM−B(310)、CPU−B(308)の初期化等を行う。
ステップS1303では、CPU−A(301)がBIOSを実行することにより、HDD307が読み書き可能な状態(Ready状態)になったことを確認すると、HDD307からブートローダをRAM−A(303)にロードしブートローダを起動する。
更に、CPU−A(301)がブートローダを実行することにより、HDD307にアクセスしてカーネルと初期RAM DISKデータ(initrd)とを取得し、該カーネルとinitrdとをRAM−A(303)へロードする。RAM−A(303)にロードされたカーネルとinitrdはRAM−A(303)上に展開され、CPU−A(301)はinitrdに基づいてカーネルを実行する。CPU−A(301)がカーネルを実行することにより、CPU−A(301)が、コントローラ制御部210内の各種デバイスを認識し、各種デバイスについての設定を行った後、ステップS1304に進む。
ステップS1304では、CPU−A(301)が実行するOS(OS−A)をHDD307内部からRAM−A(303)にロードし実行を開始する。同時に、CPU−A(301)は、HDD307内にあるCPU−B(308)が実行するOS(OS−B)をRAM−A(303)にロードする。
このように、コントローラ制御部210では、CPU−A(301)が一括して両方のOSをRAM―A(303)にロードする構成としている。
この結果、CPU−A(301)とCPU−B(308)がそれぞれ別々にHDD307にアクセスする従来の方法とは異なり、HDD307に対するアクセスをCPU−A(301)が占有できるようになる。これにより、両方のOSをロードするのに必要な時間を、短縮させることが可能となる。
ステップS1305では、CPU−B(308)が実行するOS(OS−B)を、CPU−A(301)がRAM−A(303)からRAM−B(310)へと転送する。この場合、CPU−A(301)がOS−Bの転送を制御する転送手段として機能する。
ステップS1306では、CPU−B(308)が実行するOS(OS−B)が、RAM−A(303)からRAM−B(308)へ全て転送されたか否かを監視する。CPU−A(301)が転送を終了したと判断した場合には、ステップS1307において、CPU−B(308)に対して、転送終了/起動開始の通知を行う。
通知を受けたCPU−B(308)は、ステップS1308において、RAM−B(310)上のOS(OS−B)を実行する。
ステップS1309では、CPU−A(301)が、HDD(307)内のアプリケーションプログラム(APP−A)をロード/実行する。また、CPU−B(308)が、HDD(307)内のアプリケーションプログラム(APP−B)をロード/実行する。これにより情報処理装置は起動を完了し、動作スタンバイ状態となる。
6.第1の省電力モード及び第2の省電力モードについての説明
次に、画像形成装置100の省電力モードについて説明する。本実施形態にかかる画像形成装置100は、電源の制御に関して、通常電力モードと2つの省電力モード(第1の省電力モード、第2の省電力モード)とを有している。
はじめに各モードの遷移状態について図5を用いて説明する。本実施形態にかかる画像形成装置100では、ユーザの指示があった場合に、あるいは一定の条件を具備した場合に、省電力モードへ移行する(省電力モード移行手段)。具体的には、通常電力モードから第2の省電力モードに、あるいは第2の省電力モードから第1の省電力モードに、あるいは、通常電力モードから第2の省電力モードを経て第1の省電力モードに移行する。
同様に、本実施形態にかかる画像形成装置100では、ユーザの指示があった場合、あるいは一定の条件を具備した場合に、通常電力モードへ復帰する。具体的には、第2の省電力モードから通常電力モードに、あるいは第1の省電力モードから第2の省電力モードを経て通常電力モードに復帰する(通常電力モード移行手段)。
次に、画像形成装置100の各省電力モードにおける電源の供給状況について図6を用いて説明する。
図6(a)は、第2の省電力モードに移行した場合の、コントローラ制御部210を構成する各デバイスの電源供給状態を示している(網掛け部分のデバイスに関しては、電源が供給されていないことを示している)。
図6(a)に示すように、第2の省電力モードではCPU−A(301)側のデバイスにのみ電源が供給される。一方、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207には電源は供給されない。HDD307は、状況に応じて電源制御部313から電源のON/OFFが可能である。
図6(b)は第1の省電力モードに移行した場合の、コントローラ制御部210を構成する各デバイスの電源供給状態を示している(網掛け部分のデバイスに関しては、電源が供給されていないことを示している)。なお、第1の省電力モードは画像形成装置100が最も電力を必要としない省電力モードである。
図6(b)に示すように、第1の省電力モードでは、RAM−A(303)および省電力モード復帰要因検出部312、電源制御部313にのみ電源が供給される。一方、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207には電源は供給されていない。
なお、第1の省電力モードでは、301〜307のうち303のみに電源が供給されることとしたが、301〜307のうち303以外のいずれか1つ以上にも電源が供給されることとしてもよい。
以下、本実施形態にかかる画像形成装置100における、省電力モードへの移行処理および省電力モードからの復帰処理の流れについて詳細に説明する。
7.第1の省電力モードに移行する場合の移行処理の流れ
図7は、画像形成装置100が第1の省電力モードに移行する場合の移行処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS701では、省電力モードへ移行するための条件が成立したか否かを判定し、成立したと判断した場合には、ステップS702に進む。
具体的には、ユーザが操作部205内の省エネキー404を押下すると、これを受け付け、省電力モードへの移行すべき旨の指示があったと判断し、ステップS702に進む。あるいは、一定時間、画像形成装置100が未使用であった場合には、省電力モードへ移行すべき旨の指示があったと判断し、ステップS702に進む。
ステップS702では、CPU−A(301)が、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードであるか否かを判断する。ステップS702において、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードではなく、通常電力モードであると判断された場合には、ステップS703に進む。
ステップS703では、CPU−A(301)が、自身のOSで動作しているメインプログラムを作成し、RAM−A(303)に格納する。また、CPU−B(308)に対して、CPU−B(308)側のメインプログラムを作成するよう要求する。
なお、CPU−A(301)が作成するメインプログラムとは、OS−AとAPP−Aとを少なくとも含むものである。また、CPU−A(301)が作成するメインプログラムには、画像形成装置100が通常電力モードから省電力モードに移行する直前の各ステータス状態を示す情報を含めても良い。また、CPU−B(308)が作成するメインプログラムとは、OS−BとAPP−Bとを少なくとも含むものである。また、CPU−B(308)が作成するメインプログラムには、画像形成装置100が通常電力モードから省電力モードに移行する直前の各ステータス状態を示す情報を含めても良い。各CPU(CPU−A、CPU−B)はステータス、接続されているデバイスのステータス、ならびにOSやアプリケーションの作業状態に関する情報をメインプログラムとして作成する。作成されるメインプログラムは、省電力モードからの復帰の際に必要となるプログラムである。なお、RAM−A(303)に十分な容量がある場合には、RAM−A(303)の全てのデータを保持するようにしてもよい。この場合、RAM−A(303)の全てのデータがメインプログラムとなる。なお、RAM−A(303)の全てのデータをメインプログラムとする場合、そのメインプログラムはハイバーネーションイメージとも呼ばれる。
ステップS704では、CPU−A(301)が、CPU−B側で作成されたメインプログラム及びデータを取得し、電力供給が維持されるRAM−A(303)に格納する。ステップS705では、CPU−B(308)側で作成されたメインプログラムを全てRAM−A(303)内に格納したか否かを判断し、全てRAM−A(303)内に格納したと判断した場合には、ステップS706に進む。
ステップS706では、CPU−A(301)が、電源制御部313を介してCPU−B(308)側の電源をOFFにする。また、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207の電源をOFFにする。これにより、電源の供給状態が図6(a)に示す状態となり、第2の省電力モードに移行したこととなる。
ステップS707では、CPU−A(301)が、RAM−A(303)にセルフリフレッシュコマンドを発行し、RAM−A(303)内に保持したCPU−A(301)、CPU−B(308)双方のメインプログラムおよびデータを保持する。
ステップS708では、CPU−A(301)が、省電力モード復帰要因検出部312内の第1の省電力モードフラグをセットした後、電源制御部313を介してCPU−A(301)側の電源をOFFにし、第1の省電力モードに移行する。
一方、ステップS702において、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードであると判断した場合には、ステップS709に進む。ステップS709では、CPU−B(308)側のメインプログラムは既にRAM−A(303)内に格納されているため、CPU−A(301)は自身のOSで動作しているメインプログラムを作成し、電力供給が維持されるRAM−A(303)に格納する。その後、ステップS707に進み、RAM−A(303)にセルフリフレッシュコマンドを発行し、RAM−A(303)内に保持したCPU−A(301)、CPU−B(308)双方のメインプログラムおよびデータを保持する。
8.通常電力モードへ復帰する場合の復帰処理の流れ
図8は、画像形成装置100が通常電力モードへ復帰する場合の復帰処理の流れを示すフローチャートである。
画像形成装置100が通常電力モードへ復帰するケースとしては、以下の3通りのケースに大別することができる。
・画像形成装置100のAC電源がOFFの状態において、メインスイッチが押下され、AC電源がONとなることで、画像形成装置100が起動し、通常電力モードに復帰するケース
・画像形成装置100が第1の省電力モードにある場合において、省エネキー404が押下され、第2の省電力モードを経て、通常電力モードに復帰するケース
・画像形成装置100が第1の省電力モードにある場合において、外部のコンピュータ230から画像データの取得要求がなされ、第2の省電力モードに復帰した後に、他のジョブが入力されることで、更に通常電力モードに復帰するケース
そこで、以下では、上記3通りのケースを考慮したフローチャートを用いて通常電力モードへの復帰処理の流れについて説明する。
ユーザがメインスイッチを押下すると、または操作部205内の省エネキー404を押下すると、あるいは外部のコンピュータ230が画像データの取得要求を行うと、ステップS801の処理を実行する。具体的には、省電力モード復帰要因検出部312が電源制御部313を介してCPU−A(301)に電源を供給する。
ステップS802では、CPU−A(301)が、ROM−A(302)からBIOSを起動し、ブート処理を行う。
ステップS803では、CPU−A(301)が、省電力モード復帰要因検出部312内の第1の省電力モードフラグがONしているか否かを確認する。そして、第1の省電力モードフラグがONしていると判断した場合には、第1の省電力モードからの復帰であると判断し、ステップS805に進む。
一方、ステップS803において、第1の省電力モードフラグがOFFしていると判断した場合には、AC電源がOFFの状態からの復帰であると判断し、ステップS814にてHDD307内のプログラムから起動させる通常起動処理を実行する。
ステップS803において、第1の省電力モードからの復帰処理であると判断した場合には、ステップS804に進む。
ステップS804では、CPU−A(301)が、RAM−A(303)に保持されている自身のメインプログラムを実行し、CPU−A(301)側の各デバイスを起動する。これにより、電源の供給状態が図6(a)に示す状態となり、第2の省電力モードに復帰したこととなる。
ステップS805では、CPU−A(301)が、省電力モード復帰要因検出部312における検出結果に基づいて復帰要因を判断し、該判断結果に基づいて、どのモードに復帰させるかを決定する。
具体的には、ユーザが操作部205内の省エネキー404を押下することにより復帰処理が開始された場合には、コピーなどの画像形成装置の動作が必要であると判断し、画像形成装置全体を通常電力モードに復帰させる。一方、RAM−A(303)やHDD307に保存されている画像データを取得するために、外部のコンピュータ230からネットワークを介して取得要求が送信されることにより復帰処理が開始された場合には、CPU−A(301)側のみ復帰させる。つまり、第2の省電力モードに復帰させる。
このため、ユーザが操作部205内の省エネキー404を押下することで復帰処理が開始されていた場合には、ステップS805において、通常電力モードに復帰させるべきと判断し、ステップS806に進む。
ステップS806では、電源制御部313を介してCPU−B(308)側の各デバイスおよびHDD307の電源をONする(電力供給の再開)。また、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207の電源をONする。
ステップS807では、CPU−B(308)が、ROM−B(309)内の初期起動プログラムを起動することで、RAM−B(310)を初期化する。
ステップS808では、CPU−A(301)が、CPU−B(308)側のメインプログラムをRAM−A(303)からRAM−B(310)へ転送する。転送が終了すると、ステップS809では、CPU−B(308)がRAM−B(310)上に転送されたメインプログラムを実行する。これにより、画像形成装置100は通常電力モードに復帰する。
一方、HDD307の画像データを取得するために、外部のコンピュータ230からネットワークを介して取得要求が送信されることで復帰処理が開始されていた場合には、ステップS805において、通常電力モードに復帰させる必要なしと判断する。そして、ステップS810に進む。
ステップS810では、省電力モード復帰要因検出部312の検出結果に基づいて判断された復帰要因に対応する処理を実行すべく、HDD307に電源を供給した後、HDD307内の画像データを外部のコンピュータ230へ送信する。
ステップS811では、CPU−A(301)が、第1の省電力モードに復帰するためのタイマーをセットする。
ステップS812では、他のジョブが入力され、通常電力モードに復帰させる必要があるか否かを判断する。他のジョブが入力されたか否かは、ステップS812でセットされたタイマーがタイムアウトするまで監視する。
タイマーがタイムアウトする前に、他のジョブが入力され、通常電力モードに復帰させる必要があると判断した場合には、ステップS806に進む。ステップS806では、電源制御部313を介してCPU−B(308)側の各デバイスの電源をONする。また、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207の電源をONする。
一方、他のジョブが入力されることなく、タイマーがタイムアウトした場合には、第1の省電力モードに移行する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、複数の演算手段と複数の記憶手段を有する情報処理装置において、省電力モードへの移行に際して1つの記憶手段に複数のメインプログラムと必要なデータを格納させる構成とした。この結果、省電力モードにおいて電源を供給すべき主記憶装置が1つだけでよいこととなり、消費電力を抑えることが可能となる。
なお、ステップS808で、CPU−A(301)が、CPU−B(308)側のメインプログラムをRAM−A(303)からRAM−B(310)へ転送するのに要する時間を第1の時間とする。この場合、第1の時間は、図13のフローでOS−B及びOS−Bが実行するアプリケーションをHDD307からRAM−B(310)へロードするのに要する第2の時間より短い。
従って、本実施形態によれば、省電力モードからの復帰において、HDDからではなくRAMから直接データ転送を行うことができるため、復帰時間を短縮させることが可能となる。
また、省電力モードからの復帰要因を判別し、一方のCPUしか復帰させる必要がない場合にあっては、不要なデバイスに電源を供給しないように制御する構成とした。この結果、消費電力の更なる削減を図ることが可能となる。
なお、本実施形態では、HDD307に、CPU−A(301)が実行するOS−A、APP−A、CPU−B(308)が実行するOS−B、APP−Bを記憶させるものとしたが、他の態様であっても良い。例えば、CPU−BにHDD307とは異なる他のHDDを接続するようにし、HDD307にはOS−A、APP−Aを記憶させ、他のHDDにはOS−B、APP−Bを記憶させるようにしても良い。この場合、画像形成装置100を起動する際に、CPU−A(301)はHDD307からOS−A及びAPP−Aをロードし、CPU−B(308)は他のHDDからOS−B及びAPP−Bをロードすることとなる。
また、本実施形態では、RAM−A(303)は、揮発性のDRAMで構成し、第1の省電力モードではRAM−A(303)への電力供給を行うものとしたが、他の態様であっても良い。例えば、RAM−A(303)を不揮発性のフラッシュメモリで構成し、第1の省電力モードではRAM−A(303)への電力供給を遮断するようにしても良い。ただし、第1の省電力モードから通常電力モードに復帰した際にRAM−Aに格納されたCPU−B用のメインプログラムをRAM−Bに転送する時間は、HDD307からOS−B及びAPP−BをRAM−Bにロードする時間よりも短いものとする。この場合、第1の省電力モードにおいて電源を供給すべき記憶手段がなくなり、更に消費電力を抑えることが可能となる。
また、本実施形態では、OS−A、OS−B、APP−A、APP−B等のプログラムは、HDD307に格納されているものとしたが、他の態様であっても良い。例えば、格納されているプログラムのデータ形式としては、圧縮されたデータ形式であっても、圧縮されていないデータ形式であっても良い。なお、圧縮されたデータ形式であって、HDD307に格納されている場合、CPU−A(301)は、圧縮されたプログラムを伸張した上でRAM―A(303)(第1の主記憶装置)にプログラムをロードするものとする。同様に、CPU−B(309)は、圧縮されたプログラムを伸張した上でRAM−B(310)(第2の主記憶装置)にプログラムをロードするものとする。圧縮されたプログラムを伸張する場合は、伸張処理に時間がかかることとなる。従って、省電力からの復帰において、RAMから直接データ転送を行うことにより復帰時間を短縮する効果は、圧縮されてないデータ形式でHDDにプログラムが格納されている場合よりも高い。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、省電力モードへの移行時に、CPU−A側のメインプログラムとCPU−B側のメインプログラムをCPU−A側のRAM−A上に一括して格納することで消費電力を抑えることとした。しかしながら、本発明はこのような構成に限定されず、例えば、CPU−A側のメインプログラムをRAM−A上に格納し、CPU−B側のメインプログラムをハイバーネーションイメージとしてハードディスク上に格納するように構成してもよい。かかる構成により、上記第1の実施形態と比べ、RAM−Aの容量を抑えることができ、RAM−Aでの消費電力を低減させることが可能となる。
以下、本実施形態の詳細について説明する。なお、画像形成装置の構成、画像形成装置に搭載された制御装置の構成、コントローラ制御部の構成、操作部の構成については、上記第1の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
1.第1の省電力モードに移行する場合の移行処理の流れ
図9は、画像形成装置100が第1の省電力モードに移行する場合の移行処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS901では、省電力モードへ移行するための条件が成立したか否かを判断し、成立したと判断した場合には、ステップS902に進む。
具体的には、ユーザが操作部205内の省エネキー404を押下すると、これを受け付け、省電力モードへ移行すべき旨の指示があったと判断する。あるいは、一定時間、画像形成装置100が未使用であった場合には、省電力モードへ移行すべき旨の指示があったと判断し、ステップS902に進む。
ステップS902では、CPU−A(301)が、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードであるか否かを判断する。ステップS902において、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードではなく、通常電力モードであると判断された場合には、ステップS903に進む。
ステップS903では、CPU−A(301)が、自身のOSで動作しているメインプログラムを作成しRAM−A(303)に格納する。また、CPU−B(308)に対して、省電力モードへ移行するよう指示する。
ステップS904では、CPU−B(308)が、RAM−B(310)に格納されている全てのデータをハイバーネーションイメージ(または、RAMイメージ)としてHDD307に転送し、格納する(第1の転送工程)。
ステップS905では、HDD307にハイバーネーションイメージを全て格納したか否かを判定し、全て格納したと判定した場合には、ステップS906に進む。
ステップS906では、CPU−A(301)が、電源制御部313を介してCPU−B(308)側の電源をOFFにする。また、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207の電源をOFFにする。これにより、電源の供給状態が図6(a)に示す状態となり、第2の省電力モードに移行したこととなる。
ステップS907では、CPU−A(301)が、RAM−A(303)にセルフリフレッシュコマンドを発行し、RAM−A(303)内に保持したCPU−A(301)のメインプログラムおよびデータの保持する。
ステップS908では、CPU−A(301)が、省電力モード復帰要因検出部312内の第1の省電力モードフラグをセットした後、電源制御部313を介してCPU−A(301)側の電源をOFFにし、第1の省電力モードに移行する。
一方、ステップS902において、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードであると判断した場合には、ステップS909に進む。ステップS909では、CPU−B(308)側のハイバーネーションイメージは既にHDD307内に格納されているため、CPU−A(301)は自身のOSで動作しているメインプログラムを作成し、RAM−A(303)に格納する。その後、ステップS907に進み、RAM−A(303)にセルフリフレッシュコマンドを発行し、RAM−A(303)内に保持したCPU−A(301)のメインプログラムおよびデータの保持する。
2.通常電力モードへ復帰する場合の復帰処理の流れ
図10は、画像形成装置が通常電力モードへ復帰する場合の復帰処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザがメインスイッチを押下すると、または操作部205内の省エネキー404を押下すると、あるいは外部のコンピュータ230が画像データの取得要求を行うと、ステップS1001の処理を行う。具体的には、省電力モード復帰要因検出部312が電源制御部313を介してCPU−A(301)に電源を供給する。
ステップS1002では、CPU−A(301)が、ROM−A(302)からBIOSを起動し、ブート処理を行う。
ステップS1003では、CPU−A(301)が、省電力モード復帰要因検出部312内の第1の省電力モードフラグがONしているか否かを確認する。第1の省電力モードフラグがONしていると判断した場合には、第1の省電力モードからの復帰であると判断し、ステップS1004に進む。
一方、ステップS1003において、第1の省電力モードフラグがOFFしていると判断した場合には、AC電源がOFFの状態からの復帰であると判断し、ステップS1014にてHDD307内のプログラムから起動させる通常起動処理を実行する。
ステップS1004では、RAM−A(303)に保持されている自身のメインプログラムを実行する。
ステップS1005では、CPU−A(301)が、省電力モード復帰要因検出部312における検出結果に基づいて復帰要因を判断し、判断結果に基づいて、どのモードに復帰させるかを決定する。
具体的には、ユーザが操作部205内の省エネキー404を押下することにより復帰処理が開始された場合には、コピーなどの画像形成装置の動作が必要であると判断し、画像形成装置全体を通常電力モードに復帰させる。一方、RAM−A(303)やHDD307に保存されている画像データを取得するために、外部のコンピュータ230からネットワークを介して取得要求が送信されることにより復帰処理が開始されていた場合には、CPU−A(301)側のみを復帰させる。つまり、第2の省電力モードに復帰させる。
このため、ユーザが操作部205内の省エネキー404を押下することで復帰処理が開始されていた場合には、ステップS1005において通常電力モードに復帰させるべきと判断し、ステップS1006に進む。
ステップS1006では、電源制御部313を介してCPU−B(308)側の各デバイスおよびHDD307の電源をONする。また、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207の電源をONする。
ステップS1007では、CPU−B(308)が、ROM−B(309)内の初期起動プログラムを起動することで、RAM−B(310)を初期化する。
ステップS1008では、CPU−A(301)(または、CPU−B(308))が、ハイバーネーションイメージをHDD307からRAM−B(310)へ転送する(第2の転送工程)。
転送が終了すると、ステップS1009では、CPU−B(308)が、RAM−B(310)上に転送されたハイバーネーションイメージからメインプログラムを実行する。これにより、画像形成装置100は通常電力モードに復帰する。
一方、HDD307の画像データを取得するために外部のコンピュータ230からネットワークを介して取得要求が送信されることで復帰処理が開始されていた場合には、ステップS1005において、通常電力モードに復帰させる必要なしと判断する。この場合、ステップS1010に進む。
ステップS1010では、省電力モード復帰要因検出部312の検出結果に基づいて判断された復帰要因に対応する処理を実行する。なお、ここでは、HDD307の電源を供給せずに、RAM−A(303)内の画像データを外部のコンピュータ230へ送信するものとする。
ステップS1011では、CPU−A(301)が、第1の省電力モードに復帰するためのタイマーをセットする。
ステップS1012では、他のジョブが入力され、通常電力モードに復帰させる必要があるか否かを判断する。他のジョブが入力されたか否かは、ステップS1012でセットされたタイマーがタイムアウトするまで監視する。
タイマーがタイムアウトする前に、他のジョブが入力され、通常電力モードに復帰させる必要があると判断した場合には、ステップS1006に進む。ステップS1006では、電源制御部313を介してCPU−B(308)側の各デバイスの電源をONする。また、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207の電源をONする。
一方、他のジョブが入力されることなく、タイマーがタイムアウトした場合には、第1の省電力モードに移行する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、復帰時間は多少の増加するもの、電源のON状態を保持すべきRAM−Aに、片方のメインプログラムのみ格納する構成としたため、RAM−Aの容量を小さくすることができる。この結果、省電力モードにおける消費電力を低減させることが可能となる。
[第3の実施形態]
上記各実施形態では、省エネキーが押下された場合、または一定時間、画像形成装置が未使用であった場合に、省電力モードに移行させるべき旨の指示があったと判断し、第1の省電力モードへの移行処理を開始することとしたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、第1の省電力モードへ移行すべき旨の指示と、第2の省電力モードへ移行すべき旨の指示とをわけて判断し、それぞれの場合で異なる移行処理を実行するように構成してもよい。
具体的には、通常電力モードにおいて、一定時間、画像形成装置が未使用であった場合には、第2の省電力モードへ移行すべき旨の指示があったと判断し、第2の省電力モードへの移行処理を開始するようにする。また、省エネキーが押下された場合、または第2の省電力モードにおいて、一定時間、画像形成装置が未使用であった場合には、第1の省電力モードへ移行すべき旨の指示があったと判断し、第1の省電力モードへの移行処理を開始するようにする。このように、移行処理をわけることにより、通常電力モードにおいて、一定時間、画像形成装置が未使用であった場合に、第1の省電力モードまで移行しないため、通常電力モードへの復帰するための復帰時間を短縮することが可能となる。以下、本実施形態の詳細について説明する。
1.第2の省電力モードに移行すべき旨の指示があった場合の移行処理の流れ図11は、第2の省電力モードに移行すべき旨の指示があった場合の画像形成装置100における移行処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1101では、第2の省電力モードへ移行するための条件が成立したか否かを判断し、成立したと判断した場合には、ステップS1102に進む。
具体的には、通常電力モードにおいて、一定時間、画像形成装置100が未使用であった場合には、第2の省電力モードへ移行すべき旨の指示があったと判断し、ステップS1102に進む。
ステップS1102では、CPU−A(301)が、CPU−B(308)に対して、CPU−B(308)側のメインプログラムおよびハイバーネーションイメージを作成するよう要求する。
ステップS1103では、CPU−B(308)が、CPU−B側のメインプログラムおよびハイバーネーションイメージを作成し、HDD307に格納する。
CPU−B(308)側のメインプログラムおよびハイバーネーションイメージをHDD307内に格納すると、ステップS1104では、CPU−A(301)が、電源制御部313を介してCPU−B(308)側の各デバイスの電源をOFFにする。また、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207の電源をOFFにする。これにより、電源の供給状態が図6(a)に示す状態となり、第2の省電力モードに移行したこととなる。
同時に、第1の省電力モードに移行するためのタイマーをセットする。
ステップS1105では、他のジョブが入力され、通常電力モードに復帰させる必要があるか否かを判断する。他のジョブが入力されたか否かは、ステップS1104でセットされたタイマーがタイムアウトするまで監視する。
ステップS1106において、他のジョブが入力されることなく、タイマーがタイムアウトしたと判断した場合には、図9に示す第1の省電力モードへの移行処理を開始する。
一方、タイマーがタイムアウトする前に、他のジョブが入力され、通常電力モードに復帰させる必要があると判断した場合には、ステップS1107に進む。ステップS1107では、電源制御部313を介してCPU−B(308)側の各デバイスの電源をONする。また、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207の電源をONする。
ステップS1108では、CPU−B(308)がROM−B(309)内の初期起動プログラムを起動することで、RAM−B(310)を初期化する。
ステップS1109では、CPU−A(301)(または、CPU−B(308))が、ハイバーネーションイメージをHDD307からRAM−B(310)へ転送する。
転送が終了すると、ステップS1110では、CPU−B(308)がRAM−B(310)上に転送されたハイバーネーションイメージからメインプログラムを実行する。これにより、画像形成装置100は通常電力モードに復帰する。
2.第1の省電力モードへ移行すべき旨の指示があった場合の移行処理の流れ図12は、第1の省電力モードに移行すべき旨の指示があった場合の画像形成装置100における移行処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1201では、第1の省電力モードへ移行するための条件が成立したか否かを判断し、成立したと判断した場合には、ステップS1202に進む。
具体的には、ユーザが操作部205内の省エネキー404を押下すると、これを受け付け、第1の省電力モードへの移行すべき旨の指示があったと判断する。あるいは、第2の省電力モードに移行してから、一定時間、画像形成装置100が未使用であった場合には、第1の省電力モードへ移行すべき旨の指示があったと判断し、ステップS1202に進む。
ステップS1202では、CPU−A(301)が、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードであるか否かを判断する。ステップS1202において、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードではなく、通常電力モードであると判断された場合には、ステップS1203に進む。
ステップS1203では、CPU−A(301)が、自身のOSで動作しているメインプログラムを作成し、RAM−A(303)に格納する。また、CPU−B(308)に対して、CPU−B(308)側のメインプログラムを作成するよう要求する。
ステップS1204では、CPU−A(301)が、CPU−B側のメインプログラムを取得し、RAM−A(303)に格納する。ステップS1205では、CPU−B(308)側のメインプログラムを全てRAM−A(303)内に格納したか否かを判断し、メインプログラムを全てRAM−A(303)内に格納したと判断した場合には、ステップS1206に進む。
ステップS1206では、CPU−A(301)が、電源制御部313を介してCPU−B(308)側の各デバイスの電源をOFFにする。また、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207の電源をOFFにする。
ステップS1207では、CPU−A(301)が、RAM−A(303)にセルフリフレッシュコマンドを発行し、RAM−A(303)内に保持したCPU−A(301)、CPU−B(308)双方のメインプログラムおよびデータを保持する。
ステップS1208では、CPU−A(301)が、省電力モード復帰要因検出部312内の第1の省電力モードフラグをセットした後、電源制御部313を介してCPU−A(301)側の電源をOFFにし、第1の省電力モードに移行する。
一方、ステップS1202において、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードであると判断した場合には、ステップS1209に進む。ステップS1209では、CPU−B側のメインプログラムは既にHDD307内に格納されている状態にあるため、CPU−A(301)は自身のOSで動作しているメインプログラムを作成し、RAM−A(303)に格納する。
更に、ステップS1210では、CPU−B(308)側のメインプログラムをHDD307から取得し、RAM−A(303)に格納する。その後、ステップS1207に進み、RAM−A(303)にセルフリフレッシュコマンドを発行し、RAM−A(303)内に保持したCPU−A(301)、CPU−B(308)双方のメインプログラムおよびデータを保持する。
3.通常電力モードへ復帰する場合の復帰処理の流れ
本実施形態の場合、第1の省電力モードから復帰する場合の復帰処理の流れは、図8と同様であるため、ここでは説明を省略する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、第1の省電力モードへ移行すべき旨の指示と第2の省電力モードへ移行すべき旨の指示とをわけて判断し、それぞれの場合において、異なる移行処理を行うこととした。この結果、通常電力モードにおいて、一定時間、画像形成装置が未使用であった場合に、第1の省電力モードまで移行しないこととなり、通常電力モードへの復帰するための復帰時間を短縮することが可能となった。
[第4の実施形態]
上記第1の実施形態では、省電力モードへの移行時に、CPU−AがCPU−A側のメインプログラムを作成し、CPU−BがCPU−B側のメインプログラムを作成することとした。しかしながら、本発明はこのような構成に限定されず、例えば、CPU−AがCPU−A側のメインプログラムとCPU−B側のメインプログラムを作成するように構成してもよい。
以下、本実施形態の詳細について説明する。なお、画像形成装置の構成、画像形成装置に搭載された制御装置の構成、コントローラ制御部の構成、操作部の構成については、上記第1の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
1.第1の省電力モードに移行する場合の移行処理の流れ
図15は、画像形成装置100が第1の省電力モードに移行する場合の移行処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1501では、省電力モードへ移行するための条件が成立したか否かを判定し、成立したと判断した場合には、ステップS1502に進む。
具体的には、ユーザが操作部205内の省エネキー404を押下すると、これを受け付け、省電力モードへの移行すべき旨の指示があったと判断し、ステップS1502に進む。あるいは、一定時間、画像形成装置100が未使用であった場合には、省電力モードへ移行すべき旨の指示があったと判断し、ステップS1502に進む。
ステップS1502では、CPU−A(301)が、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードであるか否かを判断する。ステップS702において、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードではなく、通常電力モードであると判断された場合には、ステップS1503に進む。
ステップS1503では、CPU−A(301)が、自身のOSで動作するメインプログラムを作成し、RAM−A(303)に格納する。プログラムの作成は、CPU−A(301)が、CPU−A(301)側のOSで動作するメインプログラムをHDD(307)からRAM−A(303)に転送することにより実現する。
ステップS1504では、CPU−A(301)が、電源制御部313を介してCPU−B(308)側の電源をOFFにする。また、原稿搬送装置制御部201、イメージリーダ制御部202、プリンタ制御部203、折り装置制御部206、フィニッシャ制御部207の電源をOFFにする。これにより、電源の供給状態が図6(a)に示す状態となり、第2の省電力モードに移行したこととなる。
ステップS1505では、CPU−A(301)が、CPU−B(308)のOSで動作するメインプログラムを作成し、RAM−A(303)に格納する。プログラムの作成は、CPU−A(301)が、CPU−B(308)側のOSで動作するメインプログラムをHDD(307)からRAM−A(303)に転送することにより実現する。なお、本実施形態では、S1504の後にS1505を実行することとしたが、S1505の後にS1504を実行することとしてもよい。
ステップS1506では、CPU−A(301)が、RAM−A(303)にセルフリフレッシュコマンドを発行し、RAM−A(303)内に保持したCPU−A(301)、CPU−B(308)双方のメインプログラムおよびデータを保持する。
ステップS1507では、CPU−A(301)が、省電力モード復帰要因検出部312内の第1の省電力モードフラグをセットした後、電源制御部313を介してCPU−A(301)側の電源をOFFにし、第1の省電力モードに移行する。
一方、ステップS1502において、現在の画像形成装置100のモードが第2の省電力モードであると判断した場合には、ステップS1508に進む。ステップS1508では、CPU−B(308)側のメインプログラムは既にRAM−A(303)内に格納されているため、CPU−A(301)は自身のOSで動作しているメインプログラムを作成し、電力供給が維持されるRAM−A(303)に格納する。その後、ステップS1506に進み、RAM−A(303)にセルフリフレッシュコマンドを発行し、RAM−A(303)内に保持したCPU−A(301)、CPU−B(308)双方のメインプログラムおよびデータを保持する。
2.通常電力モードへ復帰する場合の復帰処理の流れ
本実施形態の場合、第1の省電力モードから復帰する場合の復帰処理の流れは、図8と同様であるため、ここでは説明を省略する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、CPU−AがCPU−A側のメインプログラムとCPU−B側のメインプログラムを作成する構成とした場合には、CPU−Bを早く電源OFFにすることができる。この結果、省電力モードにおける消費電力を低減させることが可能となる。
[他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給するよう構成することによっても達成されることはいうまでもない。この場合、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することにより、上記機能が実現されることとなる。なお、この場合、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合に限られない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。つまり、プログラムコードがメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって実現される場合も含まれる。
本発明の一実施形態にかかる情報処理装置が搭載された画像形成装置の全体構成を示す図である。 画像形成装置に搭載された制御装置の全体構成、ならびに該制御装置に外部のバスを介して接続された外部のコンピュータを示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置であるコントローラ制御部のデバイス構成を示すブロック図である。 画像形成装置の操作部の外観構成を示す図である。 モードの遷移状態を示す図である。 第1の省電力モード及び第2の省電力モードに移行した場合の、コントローラ制御部210を構成する各デバイスへの電源の供給状態を示す図である。 画像形成装置が第1の省電力モードに移行する場合の移行処理の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置が第1の省電力モードから復帰する場合の復帰処理の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置が第1の省電力モードに移行する場合の移行処理の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置が第1の省電力モードから復帰する場合の復帰処理の流れを示すフローチャートである。 第2の省電力モードに移行すべき旨の指示があった場合の画像形成装置における移行処理の流れを示すフローチャートである。 第1の省電力モードに移行すべき旨の指示があった場合の画像形成装置における移行処理の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置の起動時の処理の流れを示すフローチャートである。 図13のフローチャートに基づいて動作するCPU−A、CPU−B、HDDの処理内容を時間経過とともに示した図である。 画像形成装置が第1の省電力モードに移行する場合の移行処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
301 CPU−A
302 ROM−A
303 RAM−A
307 HDD
308 CPU−B
309 ROM−B
310 RAM−B
312 省電力モード復帰要因検出部
313 電源制御部

Claims (8)

  1. 第1の電力モードと当該第1の電力モードより消費電力が少ない第2の電力モードとを備える情報処理装置であって、
    第1のプログラム及び第2のプログラムを記憶する不揮発性のプログラム記憶手段と、前記プログラム記憶手段から第1の記憶手段にロードされた前記第1のプログラムを実行する第1の演算手段と、
    前記プログラム記憶手段から揮発性の第2の記憶手段にロードされた前記第2のプログラムを実行する第2の演算手段と、
    前記第2の電力モードへ移行するための条件が成立した場合に、前記第2のプログラムを前記プログラム記憶手段から前記第1の記憶手段に転送する転送手段と、
    前記第2の電力モードへ移行するための条件が成立した場合に、前記第2の記憶手段への電力供給を停止して前記情報処理装置を前記第2の電力モードへ移行させる制御手段とを有し、
    前記第1の電力モードへ復帰するための条件が成立した場合に、
    前記制御手段は、前記第2の記憶手段への電力の供給を再開して前記情報処理装置を前記第1の電力モードへ移行させ、
    前記転送手段は、前記第1の記憶手段に記憶された前記第2のプログラムを前記第2の記憶手段に転送し、
    前記第2の演算手段は、前記第2のプログラムが前記第2の記憶手段に転送されたことに応じて、前記第2のプログラムを実行することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の演算手段による前記第1の記憶手段へのアクセス速度は、前記第1の演算手段による前記プログラム記憶手段へのアクセス速度より高く、
    前記第2の演算手段による前記第2の記憶手段へのアクセス速度は、前記第2の演算手段による前記プログラム記憶手段へのアクセス速度より高いことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の記憶手段に記憶された前記第2のプログラムを前記第2の記憶手段に転送するのに要する時間は、前記プログラム記憶手段に記憶された前記第2のプログラムを前記第2の記憶手段にロードするのに要する時間より短いことを特徴とする請求項1は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プログラム記憶手段は、前記第1のプログラムを記憶する第1のプログラム記憶部と前記第2のプログラムを記憶する第2のプログラム記憶部とを含み、
    前記第1の演算手段は、前記第1のプログラム記憶部から前記第1の記憶手段に前記第1のプログラムをロードし、
    前記第2の演算手段は、前記第2のプログラム記憶部から前記第2の記憶手段に前記第2のプログラムをロードすることを特徴とする請求項1至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1のプログラム及び前記第2のプログラムは、圧縮された状態で前記プログラム記憶手段に記憶されており、
    前記第1の演算手段は、前記圧縮された状態で記憶された前記第1のプログラムを伸張した上で前記第1の記憶手段に前記第1のプログラムをロードし、
    前記第2の演算手段は、前記圧縮された状態で記憶された前記第2のプログラムを伸張した上で前記第2の記憶手段に前記第2のプログラムをロードすることを特徴とする請求項1至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の記憶手段は、揮発性の記憶手段であり、
    前記制御手段は、前記転送手段により前記第2のプログラムが前記第1の記憶手段に転送された後に、前記第1の記憶手段への電力供給を維持する一方で前記第2の記憶手段への電力供給を停止するよう制御することを特徴とする請求項1至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の演算手段は、前記第1の電力モードへ復帰するための条件が成立した場合に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1のプログラムを実行することを特徴とする請求項1至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 第1の電力モードと当該第1の電力モードより消費電力が少ない第2の電力モードとを備え、
    第1のプログラム及び第2のプログラムを記憶する不揮発性のプログラム記憶手段と、前記プログラム記憶手段から第1の記憶手段にロードされた前記第1のプログラムを実行する第1の演算手段と、
    前記プログラム記憶手段から揮発性の第2の記憶手段にロードされた前記第2のプログラムを実行する第2の演算手段とを備える情報処理装置における情報処理方法であって、第2の電力モードへ移行するための条件が成立した場合に、前記第2のプログラムを前記プログラム記憶手段から前記第1の記憶手段に転送する第1の転送工程と、
    第2の電力モードへ移行するための条件が成立した場合に、前記第2の記憶手段への電力供給を停止して前記情報処理装置を前記第2の電力モードへ移行させる第2の電力モード移行工程と、
    第1の電力モードへ復帰するための条件が成立した場合に、前記第2の記憶手段への電力供給を再開して前記情報処理装置を前記第1の電力モードへ移行させる第1の電力モード移行工程と、
    前記第1の電力モード移行工程により前記情報処理装置が前記第1の電力モードへ移行したことに応じて、前記第1の記憶手段に記憶された前記第2のプログラムを前記第2の記憶手段に転送する第2の転送工程と、
    前記第2の転送工程により前記第2のプログラムが前記第2の記憶手段に転送されたことに応じて、前記第2のプログラムを前記第2の演算手段が実行する第2の演算工程と、を有することを特徴とする情報処理方法。
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