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JP2938920B2 - 吸水性樹脂の製造方法 - Google Patents

吸水性樹脂の製造方法

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JP2938920B2
JP2938920B2 JP2022774A JP2277490A JP2938920B2 JP 2938920 B2 JP2938920 B2 JP 2938920B2 JP 2022774 A JP2022774 A JP 2022774A JP 2277490 A JP2277490 A JP 2277490A JP 2938920 B2 JP2938920 B2 JP 2938920B2
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JP
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water
stage
aqueous solution
ethylenically unsaturated
monomer
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JP2022774A
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琢司 山本
田中  均
仁 小澤
康博 島田
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SUMITOMOSEIKA KK
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Priority to EP91300594A priority patent/EP0441507B1/en
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/04Acids, Metal salts or ammonium salts thereof
    • C08F20/06Acrylic acid; Methacrylic acid; Metal salts or ammonium salts thereof
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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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    • C08F2/32Polymerisation in water-in-oil emulsions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
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    • A61L15/60Liquid-swellable gel-forming materials, e.g. super-absorbents

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、吸水性樹脂の製造方法に関する。さらに詳
しくは、特に、衛生材分野での吸水剤として好適な性能
を有し、安価で生産性の優れた吸水性樹脂の製造方法に
関する。
[従来の技術] 吸水性樹脂は近年、生理用品、おむつなどの衛生関
係、保水剤、土壌改良剤として農園芸関係あるいは止水
剤、結露防止剤として工業用関係に使われており種々の
用途に有用である。これらの中でも特に生理用品、おむ
つなどの衛生関係で吸水性樹脂がさかんに使用されるよ
うになった。
この種の吸水性樹脂は、いずれも軽度に架橋された高
分子であり、その例としては、澱粉−アクリロニトリル
グラフト共重合体の加水分解物(特公昭49−43395
号)、澱粉−アクリル酸グラフト重合体の中和物(特開
昭51−125468号)、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共
重合体のケン化物(特開昭52−14689号)、ポリアクリ
ル酸部分中和物(特開昭62−172006)号、特開昭57−15
8209号、特開昭57−21405号)等が知られている。
[発明が解決しようとする課題] 通常、吸水性樹脂に望まれるその特性としては、高い
吸水量、優れた吸水速度、吸水後の高いゲル強度、用途
に適した形状および使用される素材とのなじみ性等が挙
げられる。特に、衛生材用途の吸水性樹脂に望まれる特
性としては高い吸水量、優れた吸水速度、吸水後の高い
ゲル強度、大きい粒径、少ない微粉、シャープな粒径分
布、パルプとの結着性、吸収した物質の外部への逆戻り
の少ないこと、吸収した物質の吸水材内部への拡散性に
優れること等が挙げられ、これらの物性および安全性、
低価格を満足してはじめて良い吸水材料ということがで
きる。かくして、吸水性樹脂は、従来、主として水溶性
エチレン性不飽和単量体を水溶液重合や逆相懸濁重合さ
せて製造されている。このうち、逆相懸濁重合法での吸
水性樹脂の製造には以下の欠点がある。
第1に、水溶性エチレン性不飽和単量体の逆相懸濁重
合法で得られる吸水性樹脂は、水溶液重合法で製造した
後、粉砕して得られる吸水性樹脂に比べて一般にシャー
プな粒径分布で球状粉体が得られるが、大きい粒径の吸
水性樹脂が得られない。第2に、界面活性材および/ま
たは高分子保護コロイドを使用するため、それらが製品
の表面付近に残存し、界面活性材および/または高分子
保護コロイドの撥水性により、水に対する初期の濡れ性
が悪い。このような現象を緩和し、水に対する初期の濡
れ性を改良する手段として逆相懸濁重合法で得られたス
ラリーを濾過した後、乾燥して界面活性剤および/また
は高分子保護コロイドを除去した製品を得る方法が考え
られる。しかし、この方法では水に対する初期の濡れ性
は改良されるものの、濾液の精製に費用がかかり安価な
製造方法とはいい難い。第3に、水溶性エチレン性不飽
和単量の重合は短時間で発熱するために逆相懸濁重合法
においても除熱のため溶媒中の単量体量の増加には制限
があり、溶媒を少なくし、単量体量を増加させて生産性
を上げるには限界がある。第4に、逆相懸濁重合法にお
いて界面活性剤および/または高分子保護コロイドは、
安定した重合を行なうためには懸濁化に最低限必要な量
を使用しなければならず、それ以下には低減することが
できない。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは前記問題点を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果、逆相懸濁重合を多段に行なうことにより、優れ
た吸水性に加えて得られる吸水性樹脂の粒径が大きく、
微粉が少なく、分布がシャープで、水に対する濡れ性は
極めて良好で、生産性は大きく向上でき、界面活性剤お
よび/または高分子保護コロイドの使用量が低減できる
ことを見い出した本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、水溶性エチレン性不飽和単量体を
逆相懸濁重合させて吸水性樹脂を製造するに際し、界面
活性剤および/または高分子保護コロイドの存在下に石
油系炭化水素溶媒中で、水溶性エチレン性不飽和単量体
水溶液を、要すれば、架橋剤の存在下、ラジカル重合開
始剤を用いて1段目の逆相懸濁重合反応に付した後、冷
却して界面活性剤および/または高分子保護コロイドを
析出させ、ついで、ラジカル重合開始剤および、要すれ
ば、架橋剤を含む水溶性エチレン性不飽和単量体水溶液
を1段目の重合反応系に添加し、さらに逆相懸濁重合反
応を行なう操作を1回以上繰り返すことを特徴とする吸
水性樹脂の製造方法を提供するものである。
かくして、本発明の製造方法は逆相懸濁重合反応を2
段以上の多段に行なうものであるが、通常、2段の重合
反応で所期の目が達成されるので、以下、主として2段
の反応を行なう場合について説明する。
すなわち、本発明の方法において、2段の反応を行な
うには、界面活性剤および/または高分子保護コロイド
の存在下に石油系炭化水素溶媒中で、水溶性エチレン性
不飽和単量体水溶液を、必要により架橋剤の存在下にラ
ジカル重合開始剤を用いて重合させた後、界面活性剤お
よび/または高分子保護コロイドが溶媒中で析出状態と
なるように重合後のスラリー溶媒を冷却して、2段目の
単量体水溶液が懸濁しない状態下で実施する。ついで、
2段目の単量体水溶液を添加し、1段目の重合で生成し
た含水ゲルに吸収させ、2段目の重合を行なう。
1段目の重合後、界面活性剤および/または高分子保
護コロイドが溶媒中で溶解している状態下で2段目の単
量体水溶液を系内に添加した場合、単量体水溶液が1段
目の重合で得られた含水ゲルに吸収される前に懸濁状態
となり、得られる製品の粒径は小さく、分布はブロード
となる。これに対し界面活性剤および/または高分子保
護コロイドが溶媒中で析出状態下に2段目の単量体水溶
液を系内に添加した場合、1段目の重合で得られた含水
ゲルは界面活性剤および/または高分子保護コロイドの
界面改正作用がほとんどないため粒径が大きく、全く微
粉がなく、シャープな分布の吸水性樹脂が得られる。ま
た、単量体水溶液が1段目の重合で得られた含水ゲルに
吸収される際に界面活性剤および/または高分子保護コ
ロイドが2段目の単量体水溶液に包み込まれるためか、
得られる吸水樹脂は水に対する濡れ性が飛躍的に改善さ
れる。
用いる水溶性エチレン性不飽和単量体は通常用いられ
るものいずれでもよく、例えば、(メタ)アクリル酸、
2−(メタ)−アクリルアミド−2メチルプロパンスル
ホン酸および/またはそのアルカリ塩;(メタ)アクリ
ルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、N−メチロール(メ
タ)アクリルアミドなどの非イオン性単量体;ジエチル
アミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミド等のアミノ基含有不飽和単量や
それらの4級化物等を挙げることができ、これらの群か
ら選ばれる1種または2種以上用いることができる(本
明細書においては「アクリル」および「メタアクリル」
を合わせて「(メタ)アクリル」を表示する)。好まし
くは、アクリル酸、メタアクリル酸またはそのアルカリ
塩、アクリルアミド、メタアクリルアミド、N,N−ジメ
チルアクリルアミドである。また2段目以降に用いる単
量体成分が、1段目に用いる単量体成分と同種あるいは
異種の単量体成分を用いていてもよい。また、水溶性エ
チレン性不飽和単量体水溶液中の単量体濃度は一般に25
重量%〜飽和濃度とするのが望ましい。
用いる界面活性剤および高分子保護コロイドは1段目
の重合において逆相懸濁重合できる界面活性剤および高
分子保護コロイドであればよく、両者を併用してもよ
く、界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸
エステル、ソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル等の非イオン界面活性
剤が使用でき、また高分子保護コロイドとしては、エチ
ルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、酸
化ポリエチレン、無水マレイン化ポリエチレン、無水マ
レイン化ポリブタジエン、無水マレイン化EPDM(エチレ
ン・プロピレン・ジエン・ターポリマー)等が使用でき
る。さらに、脂肪酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルメチルタウリン酸塩、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテルスルホン酸塩などのアニオン
界面活性剤を非イオン界面活性剤および/または高分子
保護コロイドと併用して使用することもできる。
これらの界面活性剤および/または高分子保護コロイ
ドの使用量は1段目の単量体水溶液に対して0.1〜5重
量%、好ましくは0.2〜3重量%である。
用いる石油系炭化水素溶媒は、脂肪族炭化水素、脂環
族炭化水素または芳香族炭化水素であり、脂肪族炭化水
素としては、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、リグロイン等が、脂環族炭化水素としては、シクロ
ペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、メ
チルシクロヘキサン等が、芳香族炭化水素としては、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等が好適である。特に、n
−ヘキサン、n−ヘプタン、シクロヘキサン、トルエ
ン、キシレンは工業的に品質が一定しているうえ入手容
易であり、かつ安価な為に有利に用いることができる。
1段目および2段目以降に必要に応じて用いることが
できる架橋剤は、重合性不飽和基および/または反応性
官能基を2個以上有する架橋剤であり、重合性不飽和基
を2個以上有する架橋剤としては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、トリメチロールプロパン、
グリセリンポリオキシエチレングリコール、ポリオキシ
プロピレングリコール、ポリグリセリン等のポリオール
類のジまたはトリ(メタ)アクリル酸エステル類、前記
ポリオール類とマレイン酸、フマール酸などの不飽和酸
類とを反応させて得られる不飽和ポリエステル類、N,
N′−メチレンビスアクリルアミドなどのビスアクリル
アミド類、ポリエポキシと(メタ)アクリル酸とを反応
させて得られるジまたはトリ(メタ)アクリル酸エステ
ル類、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートなどのポリイソシアネートと(メタ)アク
リル酸ヒドロキシエチルとを反応させて得られるジ(メ
タ)アクリル酸カルバミルエステル類、アリル化デンプ
ン、アリル化セルロース、ジアリルフタレート、N,N′,
N″−トリアリルイソシアヌレート、ジビニルベンゼン
等が挙げられる。
これらの中でエチレングリコールジアクリレート、エ
チレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコ
ールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリ
レート、プロピレングリコールジアクリレート、プロピ
レングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコ
ールジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタク
リレート、ジアリルフタレート、N,N′,N″−トリアリ
ルイソシアヌレート、N,N′−メチレンビスアクリルア
ミド等が通常使用される。
反応性官能基を2個以上有する架橋剤は、例えば、ジ
グリシジルエーテル化合物、ハロエポキシ化合物、イソ
シアネート化合物等であり、これらの中では特にジグリ
シジルエーテル化合物が適している。ジグリシジルエー
テル化合物の具体例としては、(ポリ)エチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、(ポリ)プロピレングリコ
ールジグリシジルエーテル、(ポリ)グリセリンジグリ
シジルエーテル等があり、中でもエチレングリコールジ
グリシジルエーテルが最も好適な結果を与える(本明細
書においては「エチレングリコール」等と「ポリエチレ
ングリコール」等を合わせて「(ポリ)エチレングリコ
ール」等と表示する)。この他ハロエポキシ化合物とし
てはエピクロルヒドリン、エピブロムヒドリン、α−メ
チルエピクロルヒドリン等が、イソシアネート化合物と
しては、2,4−トリレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート等があり、いずれも本発明で使用
できる。架橋剤は一般に単量体に対して0.001〜5重量
%である。
用いるラジカル重合開始剤としては、一般に使用され
る水溶性ラジカル重要開始剤である過硫酸カリウム、過
硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム等が適し、これら
は亜硫酸塩等と併用してレドックス系開始剤として用い
ることも可能である。しかし油溶性ラジカル重合開始剤
を用いるときには一般に生成する重合体は水溶性になる
ので架橋剤の存在下で使用しなければならない。その場
合、油溶性開始剤である過酸化ベンゾイル、アゾビスイ
ソブチロニトリル等が適している。ラジカル重合開始剤
の使用量は、単量体に対して0.005〜1.0モル%の範囲が
適当であり、0.005モル%より少ないと重合反応に多大
な時間を要し、1.0モル%を超える急激な重合反応が起
こり危険である。
重合温度は、使用する重合開始剤によって異なるが、
通常20〜110℃、好ましくは40〜80℃の範囲が適当であ
る。110℃より高い温度で重合を行なうと、重合熱を除
去することが難しく、円滑に重合反応を行なうことがで
きない。20℃より低い温度で重合を行なうと、重合速度
が低下し、重合時間が長くなり、経済的に好ましくな
い。
本発明の製造方法の1つの特徴である1段目の重合終
了後の界面活性剤および/または高分子保護コロイドの
析出は、反応系の冷却により行なわれる。冷却温度は使
用する界面活性剤や高分子保護コロイドおよび溶媒の種
類によって異なり、例えばヘキサグリセリルモノベヘニ
レートとn−ヘプタンの場合の温度は38〜40℃であり、
ヘキサグリセリルモノベヘニレートとシクロヘキサンの
場合の温度は27〜30℃であり、ソルビタンモノステアレ
ートとn−ヘプタンの場合の温度は29〜31℃である。
1段目の重合で得られた含水ゲルに吸収させる2段目
以降に用いるラジカル重合開始剤および必要により架橋
剤を含む水溶性エチレン性不飽和単量水溶液の添加量
は、1段目の水溶性エチレン性不飽和単量体水溶液に対
して50〜300重量%とするのが好適である。
2段目および多段目の水溶性エチレン性不飽和単量体
水溶液の添加量が50重量%以下では、本発明の所望の種
々の効果が発現しにくい。また、300重量%以上では2
段目および多段目の吸収時に単量体水溶液が吸収しきれ
ずに、重合の際に塊状化し、あるいはきわめて大きい粗
粒が生成するため好適でない。
[実例例] 以下、実施例により本発明を詳細に説明するが本発明
はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。
各実施例において、吸水性樹脂の物性値は以下に示す
方法により測定した。
(1)吸水量 吸水性樹脂1gを200mlの0.9%食塩水に分散し、充分膨
潤させ、ついで、200メッシュの金網で濾過した。得ら
れた膨潤樹脂重量を測定し吸水量とした。
(2)吸水速度(水濡れ性) シャーレに吸水性樹脂5gを約3.5cmφに広げ、0.9%食
塩水2ccをピペットで滴下し、完全に吸水するまでの時
間を測定し、水濡れ性とした。
(3)パルプとの結着性(吸収材料として使用時の担体
パルプとの一体性の評価) シャーレに11cmφの濾紙を敷き、水2ccを吸収させた
後、吸水性樹脂2gを均一に散布する。このシャーレを60
℃で1時間乾燥し、濾紙に決着した吸水性樹脂量を求め
決着性とした。
(4)逆戻り、拡散の測定 100g/m2の秤量を有する40cm×14cmの大きさに裁断し
たパルプシートの上に5gの吸水性樹脂を均一に散布した
のち、前記と同じパルプシートを重ね合せる。次いでパ
ルプ面全体に2kg/cm2の加重を加えてプレスし、吸収体
を作成する。
作成した吸収体の中心付近に1.6%食塩水150mlを1分
間かけて注ぎ、10分間放置する。その後10cm×10cmに裁
断した濾紙(東洋濾紙No.2)20枚を中心付近に置き、そ
の上から3.5kgのおもり(底面積10cm×10cm)を載せ3
分間加重する。濾紙に吸収した液量を測ることにより逆
戻り液量を求めた。
また、食塩水の拡がりを測り拡散長を求めた。
実施例1 撹拌機、還流冷却器、滴下ロート、窒素ガス導入管を
付した1の四つ口円筒型丸底フラスコにn−ヘプタン
550mlをとり、HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレ
ート(商品名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)
1.38gを添加分散し、50℃まで昇温し、界面活性剤を溶
解したのち30℃まで冷却した。別に500mlの三角フラス
コ中に80重量%のアクリル酸水溶液92gを取り、外部よ
り氷冷しつつ、20.1重量%の水酸化ナトリウム水溶液15
2.6gを滴下して75モル%の中和を行なったのち、過硫酸
カリウム0.11gを加えて溶解した。このアクリル酸部分
中和塩水溶液を四つ口フラスコに加えて分散させ、系内
を窒素で充分に置換した後、昇温を行ない、浴温を70℃
に保持して1段目の重合反応を行なった。その重合スラ
リー液を20℃に冷却し、前記と同様に調製した同量のア
クリル酸部分中和塩水溶液を系内に滴下し、30分間吸収
させると同時に系内を窒素で充分に置換した後、昇温を
行ない、浴温を70℃に保持して2段目の重合反応を行な
った。水およびn−ヘプタンを蒸溜で除去、乾燥するこ
とによって微粉がなく、シャープな粒径分布の吸水性樹
脂192.0gを得た。
実施例2 1段目および2段目の重合に使用するアクリル酸部分
中和塩水溶液に架橋剤としてエチレングリコールジグリ
シジルエーテルを、各々、18.4mg加えた以外は実施例1
と同様に重合を行ない、微粉がなく、シャープな粒径分
布の吸水性樹脂192.5gを得た。
実施例3 2段目の重合に使用するアクリル酸部分中和塩水溶液
を1段目の重合液に吸収させる際、系内の温度を25℃に
した以外は実施例1と同様に行ない、微粉がなく、シャ
ープな粒径分布の給水性樹脂192.8gを得た。
実施例4 2段目の重合に使用するアクリル酸部分中和塩水溶液
の代わりに37%アクリルアミド水溶液196.2g用いた以外
は実施例2と同様に行ない、微粉がなく、シャープな粒
径分布の吸水性樹脂173.1gを得た。
実施例5 1段目および2段目の重合に使用するアクリル酸部分
中和水溶液の代わりに、80重量%のアクリル酸水溶液46
gと14.6重量%の水酸化ナトリウム水溶液104.8gで75モ
ル%の中和を行なったアクリル酸部分中和塩水溶液と、
30重量%のアクリルアミド水溶液120.9gを混合して単量
体水溶液を調製し、それぞれ1段目および2段目の重合
に用いた以外は実施例2と同様に行ない微粉がなく、シ
ャープな粒径分布の吸水性樹脂172.5gを得た。
実施例6 HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレート(商品
名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)1.38gの代わ
りにHLB4.7のソルビタンモノステアレート(商品名:ノ
ニオンSP−60R、日本油脂(株)製)2.76gを用い、さら
に2段目の重合に使用するアクリル酸部分中和塩水溶液
を1段目の重合液に吸収させる際、系内の温度を15℃に
した以外は実施例1と同様に行ない、微粉がなく、シャ
ープな粒径分布の吸水性樹脂194.0gを得た。
実施例7 HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレート(商品
名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)1.38gの代わ
りにHLB8.6のソルビタンモノラウレート(商品名:ノニ
オンLP−20R、日本油脂(株)製)0.97gを用い、さら
に、2段目の重合に使用するアクリル酸部分中和塩水溶
液を80重量%のアクリル酸水溶液46gと20.1重量%の水
酸化ナトリウム水溶液76.3gで75モル%の中和を行なっ
たものとし、また該単量体水溶液を1段目の重合液に吸
収させる際、系内の温度を10℃にした以外は実施例1と
同様に行ない、微粉がなく、シャープな粒径分布の吸収
性樹脂143.9gを得た。
実施例8 HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレート(商品
名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)1.38gの代わ
りに無水マレイン酸を付加させた変性ポリエチレン(商
品名:Hi−wax1105A、三井石油化学工業(株)製)2.76g
を用いた以外は実施例2と同様に行ない、微粉がなくシ
ャープな粒径分布の吸水性樹脂193.4gを得た。
実施例9 HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレート(商品
名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)1.38gの代わ
りにHLB3.0のショ糖ジ・トリステアレート(商品名:シ
ョガーエステルS−370、三菱化学食品(株)製)1.38g
を用いた以外は実施例1と同様に行ない、微粉がなく、
シャープな粒径分布の吸水性樹脂190.7gを得た。
実施例10 HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレート(商品
名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)1.38gの代わ
りにエチルセルロース(商品名:エチルセルロースN−
22、ハーキュリーズ製)2.76gを用い、また、溶媒であ
るn−ヘプタンの代わりにシクロヘキサンを用い、さら
に2段目の重合に使用するアクリル酸部分中和塩水溶液
を1段目の重合液に吸収させる際、系内の温度を10℃に
した以外は実施例1と同様に行ない、微粉がなく、シャ
ープな粒径分布の吸水性樹脂193.2gを得た。
実施例11 2段目の重合に使用するアクリル酸部分中和塩水溶液
を80重量%のアクリル酸水溶液184gと20.1重量%の水酸
化ナトリウム水溶液305.2gで75モル%の中和を行なった
のち過硫酸カリウム0.22gを加えて溶解した以外は、実
施例9と同様に行ない、微粉がなく、シャープな粒径分
布の吸水性樹脂287.0gを得た。
実施例12 1段目および2段目の重合に使用するアクリル酸部分
中和塩水溶液に架橋剤としてポリ(n=14)エチレング
リコールジアクリレートをそれぞれ27.6mg加えた以外は
実施例9と同様に行ない、微粉がなく、シャープな粒径
分布の吸水性樹脂191.3gを得た。
実施例13 1段目および2段目の重合に使用するアクリル酸部分
中和酸水溶液に架橋剤としてN,N′−メチレンビスアク
リルアミドをそれぞれ18.4mg加えた以外は実施例9と同
様に行ない、微分がなく、シャープな粒径分布の吸水性
樹脂192.6gを得た。
実施例14 2段目の重合に使用するアクリル酸部分中和塩水溶液
の代わりに28重量%のメタアクリルアミド水溶液310.7g
を用いた以外は実施例2と同様に行ない、微粉がなく、
シャープな粒径分布の吸水性樹脂188.5gを得た。
実施例15 2段目の重合に使用するアクリル酸部分中和塩水溶液
の代わりに25重量%のN,N−ジメチルアクリルアミド水
溶液404.8gを用いた以外は実施例13と同様に行ない、微
粉がなく、シャープな粒径分布の吸水性樹脂203.3gを得
た。
実施例16 1段目の重合に使用するアクリル酸部分中和塩水溶液
の代わりに30重量%のアクリルアミド水溶液242gを用
い、さらに1段目および2段目の重合に使用するエチレ
ングリコールジグリシジルエーテルの代わりにN,N′−
メチレンビスアクリルアミドをそれぞれ18.4mg加えた以
外は実施例2と同様に行ない、微粉がなく、シャープな
粒径分布の吸水性樹脂172.9gを得た。
実施例17 HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレート(商品
名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)0.92gおよび
無水マレイン酸を付加させた変性ポリエチレン(商品
名:Hi−wax1105A、三井石油化学工業(株)製)0.92gを
併用しさらに2段目の重合に使用するアクリル酸部分中
和塩水水溶液を1段目の重合液に吸収させる際、系内の
温度を30℃にした以外は実施例2と同様に行ない、微粉
がなく、シャープな粒径分布の給水性樹脂192.4gを得
た。
実施例18 実施例1の2段目の重合反応を行なった後、その重合
スラリー液を20℃に冷却した。別に80重量%のアクリル
酸水溶液92gと20.1重量%の水酸化ナトリウム水溶液15
2.6gで75モル%の中和を行なった後、エチレングリコー
ルジグリシジルエーテル36.8mgを加え、さらに過硫酸カ
リウム0.11gを加えて溶解した。このアクリル酸部分中
和塩水溶液を系内で滴下し、30分間吸収させると同時に
系内を窒素で充分に置換したのち昇温を行ない、浴温を
70℃に保持して3段目の重合反応を行なった。水および
n−ヘプタンを蒸溜で除去、乾燥することによって微粉
がなく、シャープな粒径分布の吸水性樹脂287.5gを得
た。
比較例1 撹拌機、還流冷却器、滴下濾斗、窒素ガス導入管を付
した1の四つ口円筒型丸底フラスコにn−ヘプタン55
0mlをとり、HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレー
ト(商品名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)1.3
8gを添加分散し、50℃まで昇温し、界面活性剤を溶解し
た後、30℃まで冷却した。別に500mlの三角フラスコ中
に80重量%のアクリル酸水溶液92gを取り、外部より氷
冷しつつ、20.1重量%の水酸化ナトリウム水溶液152.6g
を滴下して75モル%の中和を行なった後、過硫酸カリウ
ム0.11gを加えて溶解した。このアクリル酸部分中和塩
水溶液を四つ口フラスコに加えて分散させ、系内を窒素
で充分に置換したのち昇温を行ない、浴温を70℃に保持
して重合反応を行なった。水およびn−ヘプタンを蒸溜
で除去、乾燥することによって吸水性樹脂96.7gを得
た。
比較例2 HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレート(商品
名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)1.38gの代わ
りにHLB4.7のソルビタンモノステアレート(商品名:ノ
ニオンSP−60R、日本油脂(株)製)2.76gを用いた以外
は比較例1と同様に行ない、吸水性樹脂98.2gを得た。
比較例3 HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレート(商品
名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)1.38gの代わ
りにHLB8.6のソルビタンモノラウレート(商品名:ノニ
オンLP−20R、日本油脂(株)製)0.97gを用いた以外は
比較例1と同様に行ない、吸水性樹脂96.0gを得た。
比較例4 HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレート(商品
名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)1.38gの代わ
りに無水マレイン酸を付加させた変性ポリエチレン(商
品名:Hi−wax1105A、三井石油化学工業(株)製)2.76g
を用いた以外は比較例1と同様に行ない、吸水性樹脂9
8.0gを得た。
比較例5 HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレート(商品
名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)1.38gの代わ
りにHLB3.0のショ糖ジ・トリステアレート(商品名:シ
ョガーエステルS−370、三菱化成食品(株)製)1.38g
を用いた以外は比較例1と同様に行ない、吸水性樹脂9
7.1gを得た。
比較例6 HLB13.1のヘキサグリセリルモノベヘニレート(商品
名:ノニオンGV−106、日本油脂(株)製)1.38gの代わ
りにエチルセルロース(商品名:エチルセルロースN−
22、ハーキュリーズ製)2.76gを用い、さらにn−ヘプ
タンをシクロヘキサンに代えた以外は比較例1と同様に
行ない、吸水性樹脂98.2gを得た。
比較例7 2段目の重合に使用するアクリル酸部分中和塩水溶液
を1段目の重合液に吸収させる際、系内の温度を45℃に
した以外は実施例1と同様に行ない、吸水性樹脂192.5g
を得た。
実施例、比較例で得られた各吸水性樹脂の特性を第1
表に示す。
[効果] 本発明の製造法によって得られた吸水性樹脂は衛生分
野、土壌改良分野および工業用分野等に適しており、と
りわけ、特に衛生分野に好適である。すなわち本発明の
製造法によって得られた吸水性樹脂は、粒径が大きく、
微粉が少なく、粒径分布がシャープであることから、第
1に、おむつ等における逆戻りの少ないこと、吸収物の
拡散性が優れていること、第2に、パルプ中に吸水性樹
脂を固定する際、吸水性樹脂が脱落し難く、良好な吸収
体が得られ、第3に、吸水性樹脂を散布機を使って散布
する際、散布ムラがなく、安定した散布量を維持し易い
ことが挙げられる。また、界面活性剤あるいは高分子保
護コロイドが吸収性樹脂の表面層に存在している量が少
ないことから、初期の給水速度すなわち濡れ性が改善さ
れる、さらに、パルプ中に吸水性樹脂を固定する際、吸
水性樹脂とパルプとの結着性が改善され脱落し難い吸収
体が得られることが挙げられる。そのうえ、生産性が改
善されるため、安価な吸水性樹脂が提供できることが挙
げられる。以上の様に本発明の製造方法によって得られ
た吸水性樹脂は種々の利点により、特に衛生分野におい
て優れた性能を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 仁 兵庫県姫路市飾磨区入船町1番地 住友 精化株式会社内 (72)発明者 島田 康博 兵庫県姫路市飾磨区入船町1番地 住友 精化株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−200102(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 2/32

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶性エチレン性不飽和単量体を逆相懸濁
    重合させて給水性樹脂を製造するに際し、界面活性剤お
    よび/または高分子保護コロイドの存在下に石油系炭化
    水素溶媒中、水溶性エチレン性不飽和単量体水溶液を、
    要すれば、架橋剤の存在下、ラジカル重合開始剤を用い
    て1段目の逆相懸濁重合反応に付した後、冷却して界面
    活性剤および/または高分子保護コロイドを析出させ、
    ついで、ラジカル重合開始剤および、要すれば、架橋剤
    を含む水溶性エチレン性不飽和単量水溶液を1段目の重
    合反応系に添加し1段目の重合で生成した含水ゲルに吸
    収させ、さらに逆相懸濁重合反応を行なう操作を1回以
    上繰り返すことを特徴とする吸水性樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】逆相懸濁重合反応を2段で行ない、2段目
    の重合に際し、該ラジカル重合開始剤および、要すれ
    ば、架橋剤を含む水溶性エチレン性不飽和単量体水溶液
    を1段目の単量体水溶液の50〜300重量%の割合で1段
    目の重合反応系に添加する請求項第(1)項記載の製造
    方法。
  3. 【請求項3】2段目以降に用いる単量体成分が、1段目
    に用いる単量体成分と同種あるいは異種である水溶性エ
    チレン性不飽和単量体から選ばれた単量体成分である請
    求項第(1)項記載の製造方法。
  4. 【請求項4】水溶性エチレン性不飽和単量体が、アクリ
    ル酸、メタアクリル酸またはそのアルカリ塩である請求
    項第(1)項記載の製造方法。
  5. 【請求項5】水溶性エチレン性不飽和単量体が、アクリ
    ルアミド、メタアクリルアミドまたはN,N−ジメチルア
    クリルアミドである請求項第(1)項記載の製造方法。
  6. 【請求項6】界面活性剤が非イオン界面活性剤または非
    イオン界面活性剤とアニオン界面活性剤の併用である請
    求項第(1)項記載の製造方法。
  7. 【請求項7】界面活性剤がソルビタン脂肪酸エステル、
    ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル
    およびソルビートル脂肪酸エステルから選ばれた1種ま
    たは2種以上である請求項第(6)項記載の製造方法。
  8. 【請求項8】高分子保護コロイドが、エチルセルロー
    ス、エチルヒドロキシエチルセルロース、酸化ポリエチ
    レン、無水マレイン化ポリエチレン、無水マレイン化ポ
    リブタジエン、無水マレイン化エチレン・プロピレン・
    ジエン・ターポリマーから選ばれた1種または2種以上
    である請求項第(1)項記載の製造方法。
  9. 【請求項9】石油系炭化水素溶媒がn−ヘキサン、n−
    ヘプタン、シクロヘキサン、トルエン、キシレンの中か
    ら選ばれた1種または2種以上である請求項第(1)項
    記載の製造方法。
  10. 【請求項10】各段に用いる水溶性エチレン性不飽和単
    量体水溶液が25重量%以上の単量体濃度である請求項第
    (1)項記載の製造方法。
  11. 【請求項11】石油系炭化水素溶媒がn−ヘプタンであ
    る請求項第(9)項記載の製造方法。
  12. 【請求項12】ラジカル重合開始剤が過硫酸カリウムで
    ある請求項第(1)項記載の製造方法。
  13. 【請求項13】架橋剤がエチレングリコールジグリシジ
    ルエーテルまたはポリエチレングリコールジグリシジル
    エーテルである請求項第(1)項記載の製造方法。
  14. 【請求項14】架橋剤がエチレングリコールジアクリレ
    ート、エチレングリコールジメタアクリレート、ポリエ
    チレングリコールジアクリレートまたはポリエチレング
    リコールジメタアクリレートである請求項第(1)項記
    載の製造方法。
  15. 【請求項15】架橋剤がN,N′−メチレンビスアクリル
    アミドである請求項第(1)項記載の製造方法。
  16. 【請求項16】逆相懸濁重合反応を3段以上で行なう請
    求項第(1)項記載の製造方法。
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