JP2003303962A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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-
- H—ELECTRICITY
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- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
を備えた半導体装置のオン抵抗を低減する。また、この
半導体装置の製造工程の削減を図る。 【解決手段】 N-型ドリフト層6の表層にトレンチ2
7、及びトレンチ27にゲート酸化膜28を介して形成
されたトレンチゲート電極29を備え、トレンチ27に
隣接して形成されたP型ベース領域31と、P型ベース
領域31の表層に形成されたN型ソース領域32を有す
る構造とする。このとき、トレンチ27が、N型ソース
領域32のN型ドレイン領域33に近い側の端部32a
から、N型ドレイン領域33から離れた側の端部32b
まで横切る状態で、P型ベース領域31及びN型ソース
領域32と接する構造とする。
Description
有する半導体装置に関するもので、特に横型のMOSF
ETを備えた半導体装置に関するものである。
OSFETとして、例えば特開平11−103058号
公報に提案されているものがある。図13にこのトレン
チゲートを有する横型のMOSFETを備えた半導体装
置の断面構成を示す。
型層122が形成されている半導体基板123と、半導
体基板123表面に形成されたトレンチ124及びトレ
ンチ内に形成されたトレンチゲート電極125とを備え
ている。
がトレンチ124に接して形成されたP型ベース領域1
26と、P型ベース領域126の表層に形成されたN+
型ソース領域127とを有している。なお、トレンチゲ
ート電極125は紙面垂直方向の奥側に位置するので、
図13では点線にて示している。
ス領域127と異なる領域に形成されたドレイン領域1
28を有している。このドレイン領域128は、埋め込
み電極129を介してN+型層121と電気的に接続さ
れている。
領域126とドレイン領域128との間に、N-型ドリ
フト領域129が形成されている。
ス領域126のうち、ソース領域127とドレイン領域
128との間に位置し、トレンチ124と接している領
域をチャネル領域としている。図13にて、ベース領域
126のうち、点線の領域と重なっている領域がチャネ
ル領域である。そして、ゲート電圧を印加し、オン状態
にした場合、ソース領域からチャネル領域を通り、さら
にN-型ドリフト層を通って、ドレイン領域に電流が流
れる。
る。1つは、図に示すように、ソース領域127からチ
ャネル領域を横方向に流れ、ドリフト層129を通っ
て、ドレイン領域128に到達する経路である。もう1
つは、ソース領域127からチャネル領域を斜め下方向
に流れ、N-型層122、N+型層121を通り、埋め込
み電極129を経てドレイン領域128に到達する経路
である。
ートを有する横型のMOSFETを備えた半導体装置に
おいて、オン状態での抵抗(以下ではオン抵抗と呼ぶ)
が低いことが望ましい。
チ124が、ベース領域126のうち、ドレイン領域1
28側の端部126aからソース領域127のドレイン
領域側の端部127aまでの領域と接する状態でしか存
在していなかった。このため、ゲート電圧を印加したと
き、このトレンチ124と接しているベース領域126
がチャネル領域となって、ソース領域127、ドレイン
領域128間に電子が流れるが、多くの電子は基板表面
と平行な方向で流れていた。そして、ソース領域からチ
ャネル領域を斜め下方向に横切ってN+型層に達する電
子の経路では、電子が十分に流れず、オン抵抗が十分に
低減されていなかった。
SFETを備えた半導体装置を製造する上で、製造工程
をできるだけ削減し、コストを低減させることが要求さ
れる。
されたトレンチゲートを有する横型のMOSFETを備
えた半導体装置及びその製造方法の提供することを目的
とする。また、その半導体装置の製造工程の削減を図る
ことを目的とする。
め、請求項1に記載の発明では、第1半導体層(5)
と、この第1半導体層(5)上に形成され第2半導体層
とが形成された半導体基板(4)と、第2半導体層
(6)の表層に形成されたドレイン領域(33、51、
101、113)と、トレンチ(27、71、91)及
び、トレンチ(27、71、91)内にゲート絶縁膜
(28、72、92、106、116)を介して形成さ
れたゲート電極(29、73、93、107、117)
と、トレンチ(27、71、91)と接して形成された
第2導電型のベース領域(31、81、103、11
2)と、ベース領域(31、81、103、112)内
の表層にて、トレンチ(27、71、91)と接して形
成された第1導電型のソース領域(32、104、11
8)と、ドレイン領域(33、51、101、113)
と電気的に接続された第1電極(38)と、ソース領域
(32、104、118)と電気的に接続された第2電
極(37、115)とを有してなるトランジスタを備
え、ベース領域(31、81、103、112)のう
ち、ソース領域(32、104、118)の下側に位置
する領域(42)がトレンチ(27、71、91)と接
していることを特徴としている。
印加時に、ベース領域(31、81、103、112)
のうち、基板(4)表面と平行な方向におけるソース領
域(32、104、118)とドレイン領域(33、5
1、101、113)との間の領域だけでなく、ソース
領域(32、104、118)の下側の領域(42)を
もチャネル領域とすることができる。
3、107、117)に電圧を印加したとき、基板
(4)表面と平行な方向だけでなく、基板(4)表面と
垂直な方向にて、ソース領域(32、104、118)
と第1半導体層(5)との間に電子が流れるようにする
ことができる。したがって、第1の半導体層を介してソ
ース電極とドレイン電極との間に電子を多く流すことが
できる。
ス領域(32、104、118)と第1半導体層(5)
との間に電子を多く流すことができ、従来の半導体装置
よりも電子の経路を広げているため、オン抵抗を低減す
ることができる。
(27、71、91)が、ソース領域(32、104、
118)のうち、ドレイン領域(33、51、101、
113)に最も近い側の端部(32a、104a)か
ら、ドレイン領域(33、51、101、113)から
最も離れた側の端部(32b、104b)までの距離の
50%以上の領域と接するように配置することで、ゲー
ト電極(29、73、93、107、117)に電圧を
印加したとき、基板(4)表面と垂直な方向にて、ソー
ス領域(32、104、118)から第1半導体層
(5)に電流が流れるようにし、さらに第1の半導体層
を介してドレイン電極に電流を流すことができる。 ま
た、請求項3に示すように、ドレイン領域(33、5
1、101、113)が第1半導体層(5)と接した構
造とすることもできる。
101、113)と第1半導体層(5)とを接続するた
めの導体領域を不要とすることができる。
(4)は、第1半導体層(5)と基板(1)との間に絶
縁層(2)を有しており、トレンチ(27、71、9
1)は絶縁層(2)と接続している構造とすることもで
きる。
3、107、117)と絶縁層(2)とを同電位にする
ことができる。このため、トレンチ(27、71、9
1)と基板との間にて起きる電界集中を緩和することが
できる。したがって、ソース・ドレイン間の耐圧を向上
させることができる。
チ(27、71、91)に接している第2半導体層
(6)に電子が蓄積されることから、この領域の第2半
導体層(6)の抵抗を低減することができる。このた
め、ソース領域(32、104、118)から第1半導
体層(5)に向けて電子が流れやすくなり、さらにオン
抵抗を低減することができる。
(37、115)はベース領域(31、112)と電気
的に接続されており、ソース領域(32、118)は、
平面レイアウトパターンにて、第2電極(37、11
5)と離間して形成された構造とすることができる。
領域(31、81、103、112)のうち、ソース領
域(32、104、118)とドレイン領域(33、5
1、101、113)との間に位置する領域上にプレー
ナー型ゲート電極(30)を有することを特徴としてい
る。
ャネル領域を増やすことができ、チャネル面積を増大さ
せることができる。このため、オン抵抗をより低減させ
ることができる。
領域(31)の表層に、ベース領域(31)よりも不純
物濃度が高濃度とされた第2導電型のベースコンタクト
領域(35)を有しており、基板(4)表面にて、ドレ
イン領域(33)から第2電極(37)に向かってサー
ジ電流が流れるように、基板(4)表層には、ドレイン
領域(33)に近い側のベース領域(31)と、ベース
コンタクト領域(35)との間に、第2導電型の半導体
領域(35a)が形成されていることを特徴としてい
る。
域(35)とドレイン領域(33)に近い側のベース領
域(31)とが電気的に接続されていない半導体装置お
いて、第1電極(38)にサージが入力された場合、サ
ージ電流は、ドレイン領域(33)から基板表面側のド
リフト層(6)、ベース領域(31)を流れ、さらに、
ソース領域(32)の下側のベース領域(31)を通
り、第2電極(37)に到達する。
8)にサージが入力されたときサージ電流を基板表面側
のドリフト層(6)、ベース領域(31)、この第2導
電型の半導体領域(35a)を経て、第2電極(37)
に流すことができる。このように、サージ電流を基板表
面にて流すことができるので、基板表面にてサージ電流
が流れない場合と比較して、電流経路を短縮することが
できる。また、通常、ベース領域(31)は規範表面付
近が最も不純物濃度が高いことから、サージ電流に対す
る抵抗も低下させることができる。
らソース領域(32)にサージ電流が流れやすい構造と
なっている。このため、寄生バイポーラトランジスタの
動作を抑制することができる。これにより、サージによ
る半導体素子の破壊を抑制することができる。
トランジスタを備える半導体装置であって、各々のトラ
ンジスタにおけるドレイン領域(33)とソース領域
(32)とを結ぶ方向にて、2つのトランジスタは、各
々のベース領域同士が隣り合っており、各々のベース領
域(81)同士は連結されている構造であることを特徴
としている。
て、各々のトランジスタのベース領域を1つのベース領
域(81)にて形成し、このベース領域(81)内に各
々のトランジスタのソース領域(32)を別々に形成し
た構造とすることもできる。
タを別々に形成した場合よりも、素子面積を小さくする
ことができる。
ランジスタのトレンチ(91)及びゲート電極(93)
は連結された構造とすることもできる。
(1)を用意し、半導体基板(4)上に第1導電型の第
1半導体層(5)を形成し、第1半導体層(5)上に第
1半導体層(5)よりも不純物濃度が低い第1導電型の
第2半導体層(6)を形成することで半導体基板(4)
を形成する工程と、第2半導体層(6)の表層に、第1
半導体層(5)と電気的に接続するように第1導電型の
ドレイン領域(33、51、101、113)を形成す
る工程と、第2半導体層(6)の表層にトレンチ(2
7、71、91)を形成し、該トレンチ(27、71、
91)内にゲート電極(29、73、93、107、1
17)を形成する工程と、第2半導体層(6)の表層
に、ドレイン領域(33、51、101、113)と離
間して、トレンチ(27、71、91)と接するように
第2導電型のベース領域(31、81、103、11
2)を形成する工程と、ベース領域(31、81、10
3、112)内の表層にて、トレンチ(27、71、9
1)と接するように第1導電型のソース領域(32、1
04、118)を形成する工程とを有し、ソース領域
(32、104、118)を形成する工程では、ベース
領域(31、81、103、112)のうち、ソース領
域(32、104、118)の下側に位置する領域(4
2)がトレンチ(27、71、91)と接するようにソ
ース領域(32、104、118)を形成することを特
徴としている。
導体装置が得られる。
半導体層(6)を形成する工程では、ドレイン領域(5
1)を形成したとき、第2半導体層(6)のうちドレイ
ン領域(51)近辺にて、基板(4)表面と垂直な方向
で不純物濃度が均一となるように、第2半導体層(6)
の上部(62)と下部(61)とにて、下部(61)の
不純物濃度が上部(62)よりも高くなるように形成す
ることを特徴としている。
(51)近辺における第2半導体層(6)の抵抗を基板
(4)表面と垂直な方向にて一様にすることができる。
拡散にて形成したとき、第2半導体層(6)はドレイン
領域(51)の近辺において、基板(4)表面から底面
に向かうにつれ、不純物濃度が低下する傾向がある。こ
のため、基板(4)表面にて電流が最も多く流れ、流れ
る電流に偏りが生じていた。
(6)の不純物濃度が基板(4)表面と垂直な方向にて
一様であることから、電流経路に偏りを生じさせること
なく、第2半導体層(6)に電流を流すことができる。
これにより、オン抵抗をより低減させることができる。
ポーラトランジスタと、トレンチ(27)及びトレンチ
(27)内に形成されたゲート電極(29)を有するM
OSトランジスタとを同一の半導体基板(4)上に備え
てなる半導体装置の製造方法であって、共に第1導電型
である第1半導体層(5)と第2半導体層(6)とが積
層された半導体基板(4)を用意する工程と、半導体基
板(4)上にバイポーラトランジスタを形成するための
バイポーラトランジスタ部と、MOSトランジスタを形
成するためのMOSトランジスタ部とを形成する工程と
を備え、バイポーラトランジスタ部を形成する工程で
は、第2半導体層(6)の表層に、第1導電型のコレク
タ領域(15)を形成する工程と、コレクタ領域(1
5)と離間して、第2半導体層(6)の表層に、第2導
電型の第1ベース領域(16)を形成する工程と、第1
ベース領域(16)の表層に第1導電型のエミッタ領域
(17)を形成する工程とを有し、MOSトランジスタ
部を形成する工程では、第2半導体層(6)の表層に、
第1導電型のドレイン領域(33)を形成する工程と、
トレンチ(27)及びゲート電極(29)を形成する工
程と、ドレイン領域(33)と離間して、トレンチ(2
7)と接する第2導電型の第2ベース領域(31)を形
成する工程と、ベース領域(31)内の表層に第1導電
型のソース領域(32)を形成し、ベース領域(31、
81、103、112)のうち、ソース領域(32、1
04、118)の下側に位置する領域(42)がトレン
チ(27、71、91)と接する状態とする工程とを有
し、バイポーラトランジスタ部を形成する工程における
コレクタ領域(15)を形成する工程と、パワーMOS
トランジスタ部を形成する工程におけるドレイン領域
(33)を形成する工程とを同一の工程にて行うことを
特徴としている。
イン領域(33)とを同時に形成していることから、コ
レクタ領域(15)とドレイン領域(33)とを別々に
形成する場合よりも製造工程を削減することができる。
ーラトランジスタ部を形成する工程におけるエミッタ領
域(17)を形成する工程と、パワーMOSトランジス
タ部を形成する工程におけるソース領域(32)を形成
する工程とを同一の工程にて行うこともできる。
ス領域(32)とを別々に形成する場合よりも製造工程
を削減することができる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
第1実施形態におけるパワーMOSFETを備える半導
体装置の断面を示す。なお、特許請求の範囲にて記載さ
れているパワーMOSトランジスタはパワーMOSFE
Tと同意であり、以下では、パワーMOSFETを単に
パワーMOSと呼ぶ。
部の他に、制御部としてのロジック部及びバイポーラト
ランジスタ部とを同一の半導体基板上に備えている。
に埋め込み酸化膜2を有し、この埋め込み酸化膜2の上
に半導体層3を有するSOI基板4を備えている。この
半導体層3に、ロジック部と、バイポーラトランジスタ
部と、パワーMOS部とが形成されており、各部はそれ
ぞれ酸化膜7にて分離されている。そして、各部とも
に、この半導体層3のうち、下側は不純物濃度が例えば
1.0×1019cm-3とされた第1半導体層としてのN
+型層5である。また、上側は不純物濃度が例えば1.
0×1015cm-3とされた第2半導体層としてのN-型
ドリフト層6である。
を有している。
ーナーゲート電極8を有している。そして、N-型層6
の表層にて、プレーナーゲート電極8の両側に、P+型
ソース領域9と、P+型ドレイン領域10とが形成され
ている。
濃度が例えば1.0×1017cm-3であるP型ベース領
域11を有している。このベース領域11の表面上には
プレーナーゲート電極12が形成されている。そして、
ベース領域11の表層のうち、プレーナーゲート電極1
2の両側にN+型ソース領域13と、N+型ドレイン領域
14とが形成されている。
の表層にN型コレクタ領域15と、このコレクタ領域1
5と分離されたP型ベース領域16とを有している。コ
レクタ領域15は、不純物濃度が例えば1.0×1017
cm-3であり、N+型層5と接する深さにて形成されて
いる。P型ベース領域16は、不純物濃度が例えば1.
0×1017cm-3である。また、P型ベース領域16の
表層には、表面の不純物濃度が例えば1.0×1019〜
1.0×1020cm-3、底面近辺の不純物濃度が例え
ば、1.0×1017cm-3であるN型エミッタ領域17
が形成されている。
領域16、N型エミッタ領域17の表層の電極と接続さ
れる領域には、それぞれ、N+型コレクタコンタクト領
域18、P+型ベースコンタクト領域19、N+型エミッ
タコンタクト領域20が形成されている。これら各コン
タクト領域18、19、20は、不純物濃度が例えば
1.0×1020cm-3と高くなっている。
アウトを示し、図3(a)、(b)に図2中のA−A’
断面、B−B’断面を示す。なお、図1中のパワーMO
S部は、図3(a)、(b)を重ねて示したものであ
る。
表層に、N型ドレイン領域33を有している。このN型
ドレイン領域33は、表面の不純物濃度が例えば5.0
×1019cm-3であり、深さが例えば4.0μmでN+
型層5と接している。なお、N-型ドリフト層6は、こ
のN型ドレイン領域13からの不純物の流入により、不
純物濃度が例えば5.0×1015cm-3となっている。
型ドレイン領域33から離間した位置には、N-型ドリ
フト層6表面から、その途中の深さまで達したトレンチ
27を有している。そして、このトレンチ27内にゲー
ト絶縁膜としてのゲート酸化膜28を介して形成された
トレンチゲート電極29とを有している。トレンチ27
は、深さが例えば、2.5μmとなっている。また、こ
のトレンチゲート電極29はpoly−Siにて構成さ
れている。
-型ドリフト層6の表層に、N型ドレイン領域33と離
間して、不純物濃度が例えば1.0×1017cm-3とさ
れたP型ベース領域31が形成されている。このP型ベ
ース領域31内の表層には、表面の不純物濃度が例えば
1.0×1019〜1.0×1020cm-3、底面近辺の不
純物濃度が例えば、1.0×1017cm-3であり、深さ
が例えば1.1μmのN型ソース領域32が形成されて
いる。
ソース領域32とN型ドレイン領域33との間に位置す
るP型ベース領域31上に、ゲート酸化膜30aを介し
て、poly−Siにて構成されたプレーナーゲート電
極30が形成されている。
面垂直方向の奥側にて、P型ベース領域31及びN型ソ
ース領域32に隣接しているトレンチゲート電極29の
位置を示している。トレンチゲート電極29は、図3
(b)の左右方向、すなわち、N型ソース領域32とN
型ドレイン領域33とを結ぶ方向にて、N型ソース領域
32のN型ドレイン領域33に近い側の端部32aか
ら、N型ドレイン領域33から離れた側の端部32bま
で横切っている。つまり、N型ソース領域32全体がト
レンチゲート電極29と重なった状態となっている。
域31のうち、N型ソース領域32よりもドレイン側の
領域40、41だけでなく、N型ソース領域32の下側
の領域42もトレンチゲート電極29と接している状態
となっている。
型ソース領域32の表層には、N+型ソースコンタクト
領域34が形成されている。このN+型ソースコンタク
ト領域34はN型ソース領域32の表層だけでなく、ト
レンチ27から離れた領域に延長して形成されている。
なお、図2では、N型ソース領域32の領域が識別でき
るように、N型ソース領域32のみを示しているが、こ
のN型ソース領域32と同じ位置にN+型ソースコンタ
クト領域34が形成されている。
にはP+型ベースコンタクト領域35が形成されてお
り、N型ドレイン領域33の表層にもN+型ドレインコ
ンタクト領域36が形成されている。これら各コンタク
ト領域34、35、36は、不純物濃度が例えば1.0
×1020cm-3と高くなっている。
+型ソースコンタクト領域34とP+型ベースコンタクト
領域35との上で、これらと電気的に接続された第2電
極としてのソース電極37が形成されている。なお、こ
のソース電極37は、N型ソース領域32と離れてい
る。また、N+型ドレインコンタクト領域36上には、
このN+型ドレインコンタクト領域36と電気的に接続
された第1電極としてのドレイン電極38が形成されて
いる、なお、これらの電極37、38は例えばAlにて
構成されている。
は、トレンチゲート電極29及びプレーナーゲート電極
30にゲート電圧を印加したオン時にて、ソース電極3
7、ドレイン電極38間に電流が流れる。ゲート電圧を
印加しないオフ時では電流が流れない。
0.2V、ソース電圧0Vとしたオン時の場合、従来と
同様に、P型ベース領域31のうち、N型ソース領域3
2とN型ドレイン領域33との間であって、トレンチゲ
ート電極29上の(トレンチゲート電極29に隣接して
いる)領域に反転層40が形成される。
ので、プレーナーゲート電極30の下側にも反転層41
が形成される。このプレーナーゲート電極30により、
トレンチゲート電極29から離れたP型ベース領域31
の表層を反転層とすることができる。
が、N型ソース領域32のN型ドレイン領域33に近い
側の端部32aから、N型ドレイン領域33から離れた
側の端部32bまで横切る状態で、P型ベース領域31
及びN型ソース領域32と接している。これにより、P
型ベース領域31のうち、N型ソース領域32の下側に
おいても、反転層42が形成される。
0、41、42からなる反転層31aが形成される。こ
の反転層31aがチャネル領域となり、このチャネル領
域を介してN型ソース領域32からN型ドレイン領域3
3に、電子が流れる。このとき、電子は3種類の経路を
通る。
通過する場合では、従来の半導体装置と同様に、基板4
表面と平行な方向にて、N-型ドリフト層6を通って、
直接N型ドレイン領域33に電子は流れる。この経路で
は、電子は基板4の底面側に広がりながら、N型ソース
領域32からN型ドレイン領域33に流れる。
れた反転層42を通過する場合では、反転層42から、
この下側のN-型ドリフト層6を通り、N+型層5に到達
し、さらにこのN+型層5を経てN型ドレイン領域33
に電子は到達する。
から反転層42に電子が到達する。このとき、N型ソー
ス領域32の深さが1.1μmであり、N型ソース領域
32の底面からP型ベース領域31の底面までの距離は
0.9μmである。これに対して、N型ソース領域32
のドレイン側端部32aからP型ベース領域31のドレ
イン側の端部までの距離は1.0μmである。
よりも反転層42の紙面下側の方向の幅の方が短いこと
から、反転層42の方が反転層40よりも抵抗が小さ
い。このため、電子はこの反転層42を通り、さらにそ
の下側のN-型ドリフト層6に到達することができる。
そして、さらにその下側にある高濃度のN+型層5に電
子は流れ、このN+型層5を経てN型ドレイン領域33
に到達する。
に、トレンチゲート電極がソース領域と重なっていない
場合に対して、P型ベース領域31のうち、N型ソース
領域32の下側の領域42をもチャネル領域とすること
ができる。このため、従来の半導体装置よりもチャネル
面積が大きく、電子の通る経路が広がっている。
反転層41を通過する場合では、N型ソース領域32か
ら、反転層41を通り、N-型ドリフト層6の表面部分
を通って、N型ドレイン領域33に電子が到達する。
しているので、トレンチゲート電極29から離れた基板
4表面においても、反転層41を形成することができ
る。これにより、従来の半導体装置より、反転層を多く
形成される。このため、チャネル面積が大きく、電子の
通る経路がより広がっている。
りも電流経路が広がっていることから、従来の半導体装
置と比較して、オン抵抗を大幅に低減することができ
る。
と垂直方向に、N+型層5に向けて電子が流れるように
して、オン抵抗を低減するためには、本実施形態のよう
に、トレンチ27が、N型ソース領域32のN型ドレイ
ン領域33に近い側の端部32aから、N型ドレイン領
域33から離れた側の端部32bまで横切る状態で、P
型ベース領域31及びN型ソース領域32と接している
のが最も好ましい。
ンチ27とN型ソース領域32とが配置されていなくて
も、トレンチ27が、N型ソース領域32のうち、ドレ
イン領域33に最も近い側の端部32aから、ドレイン
領域33から最も離れた側の端部32bまでの距離の5
0%以上の領域と接するように、トレンチ27とソース
領域32を配置していれば良い。これにより、ゲート電
極に電圧を印加したとき、基板4表面の垂直方向にて、
ソース領域から第1半導体層に電流が流れるようにする
ことができ、従来の半導体装置に対して、オン抵抗を低
減させることができる。
る。
ポーラトランジスタ部、パワーMOS部の形成予定領域
を分離する工程を行う。
上に、N+型層5と、N-型ドリフト層6とを順にエピタ
キシャル成長にて形成する。続いて、素子分離用の酸化
膜7を形成することで、ロジック部、バイポーラトラン
ジスタ部、パワーMOS部の形成予定領域を分離する。
成する工程を行う。
ン領域33と、バイポーラトランジスタ部におけるN型
コレクタ領域15とを同時に形成する。
ャネリングを利用して、深くイオン注入し、拡散させ
る。リンは拡散係数が大きいので、深さ4μmまで拡散
させることができる。これにより、パワーMOS部に
て、不純物濃度が例えば5.0×1019cm-3であり、
N+型層5まで達し、N+型層5に電気的に接続している
N型ドレイン領域33が形成される。また、バイポーラ
トランジスタ部にて、N+型層5まで達し、N+型層5に
電気的に接続しているN型コレクタ領域15が形成され
る。
度でイオン注入し、拡散させる。砒素は拡散係数が小さ
いので、表面近くにとどまり、表面の不純物濃度を例え
ば、1.0×1020cm-3に保つことができる。このよ
うにして、N型ドレイン領域33の表層部にN+型ドレ
インコンタクト領域36を形成すると共に、N型コレク
タ領域15の表層部にN+型コレクタコンタクト領域1
8を形成する。
領域15とN型ドレイン領域33とを同時に形成してい
ることから、別々に形成する場合よりも製造工程を削減
することができる。
領域33と離間して、トレンチ27を形成する。そし
て、トレンチ27の内壁にゲート酸化膜28、トレンチ
ゲート電極29を形成すると共に、基板4表面にゲート
酸化膜30aを介して、プレーナーゲート電極30を形
成する。このとき、同時に、ロジック部のPMOS部、
NMOS部における基板4表面にも、プレーナーゲート
電極8、12を形成する。
31と、バイポーラトランジスタ部のP型ベース領域1
6とを形成する。
型ドリフト層6の表層に、N型ドレイン領域33と離間
して、トレンチゲート電極29及びプレーナーゲート電
極30をマスクとし、B(ボロン)を用いたイオン注入
を行う。その後、拡散させることで、不純物濃度が例え
ば、1.0×1017cm-3、深さが例えば2.0μmと
なるようにP型ベース領域31を形成する。このように
して、トレンチ27に接した状態で、かつプレーナーゲ
ート電極30の下側に拡散しているP型ベース領域31
が形成される。
部にて、B(ボロン)を用いたイオン注入を行うこと
で、不純物濃度が例えば、1.0×1017cm-3であ
り、深さが例えば2.0μmとなるようにP型ベース領
域16を形成する。
ベース領域11を形成する。
領域16の表層部に、それぞれ、不純物濃度が例えば
1.0×1020cm-3となるようにP+型ベースコンタ
クト領域35、P+型ベースコンタクト領域19を形成
する。このとき、同時にロジック部においても、N-型
ドリフト層6の表層にて、PMOS部のP+型ソース領
域9、P+型ドレイン領域10をプレーナーゲート電極
8をマスクとして、プレーナーゲート電極8の両側に形
成する。
域32を形成すると共に、バイポーラトランジスタ部に
て、N型エミッタ領域17を形成する。
ベース領域31内の表層にP(リン)をチルト角0度に
てイオン注入し、拡散させる。これにより、深さが1.
1μmで、表面の不純物濃度が例えば1.0×1019〜
1.0×1020cm-3、底面近辺の不純物濃度が例え
ば、1.0×1017cm-3であるN型ソース領域32が
形成される。
クとしてイオン注入し、N型ソース領域32の全領域が
トレンチ27と接するようにN型ソース領域32を形成
する。このようにして、トレンチ27がN型ソース領域
32のN型ドレイン領域33に最も近い側の端部から、
N型ドレイン領域33から最も離れた側の端部まで横切
った状態となるように、N型ソース領域32が形成され
る。
も同様に、P型ベース領域16の表層にP(リン)をチ
ルト角0度にてイオン注入し、拡散させる。これによ
り、深さ、不純物濃度がN型ソース領域32と同じであ
るN型エミッタ領域17が形成される。
タ領域17との表層に、As(砒素)を通常のチルト角
7度でイオン注入し、拡散させる。これにより、不純物
濃度が例えば1.0×1020cm-3であるN+型ソース
コンタクト領域34が形成されると共に、同濃度のN+
型エミッタコンタクト領域20が形成される。
も、NMOS部のP型ベース領域11の表層にて、プレ
ーナーゲート電極12をマスクとしてイオン注入を行
う。これにより、NMOS部にN+型ソース領域13、
N+型ドレイン領域14が形成される。
て、N+型ソースコンタクト領域34とP+型ベースコン
タクト領域35と電気的に接続するように、基板4表面
上にソース電極37を形成する。このため、パワーMO
S部にて、N型ソース領域32を形成するとき、ソース
電極37の形成予定領域と重ならないように、トレンチ
ゲート電極29の周辺にのみ形成する。
34とP+型ベースコンタクト領域35と電気的に接続
するようにソース電極37を形成することができる。
上に、ソース電極37、ドレイン電極38を形成する。
形成される。
程の多くを、バイポーラトランジスタ部やロジック部で
の製造工程と同時に行っている。これにより、パワーM
OS部の製造工程を別途行う必要が無い。
おけるN型ドレイン領域33と、バイポーラトランジス
タ部におけるN型コレクタ領域15とを同時に形成して
いる。また、パワーMOS部にて、N型ソース領域32
を形成すると共に、バイポーラトランジスタ部にて、N
型エミッタ領域17を形成している。
ロジック部での製造工程とパワーMOS部での製造工程
とを別々に行う場合と比較して、パワーMOS部の製造
工程を削減することができる。
第2実施形態における半導体装置の平面レイアウトを示
し、図4中のC−C’断面、D−D’断面をそれぞれ図
5(a)、(b)に示す。なお、本実施形態では、パワ
ーMOS部のみ示す。
型ドレイン領域33を、これよりも浅く形成されたN型
ドレイン領域51に替え、このN型ドレイン領域51を
埋め込みアルミ電極52にて、N+型層5と電気的に接
続した構造としている。
形態と同様なので説明を省略する。
域36とN+型層5との間の抵抗を低減することができ
る。また、N型ドレイン領域51は第1実施形態よりも
浅く形成されている。したがって、図4に示すように、
N型ドレイン領域51の幅を第1実施形態よりも小さく
することができる。このため、単位セルあたりの面積を
縮小することができる。
イン領域51の他にアルミ電極52を形成する工程が必
要となる。このことから、製造工程の削減という観点で
は、第1実施形態のようにN型ドレイン領域をN+型層
5と接するように形成するのが好ましい。
実施形態のN型ドレイン領域33と同様にイオン注入及
び拡散にて形成される。このとき、N型ドレイン領域5
1の周りのN-型ドリフト層6においても不純物が拡散
される。これにより、N-型ドリフト層6のうち、図5
(b)中の点線のN型ドレイン領域51の近辺の領域S
は、領域Sの下側のN-型ドリフト層6よりも不純物濃
度が高くなっている。
多く流れ、流れる電流に偏りが生じてしまう恐れがあ
る。そこで、図6(a)、(b)に示す製造方法にて、
半導体装置を製造する。
用意し、エピタキシャル成長にて、基板4上にN+型層
5を形成する。そして、N-型ドリフト層6を形成す
る。このとき、N-型ドリフト層6の上部62と下部6
1とにて、下部61の不純物濃度が上部62よりも高く
なるように形成する。なお、予めドリフト層6が基板4
表面と垂直な方向で不純物濃度が均一となるように下部
の濃度を設定しておく。
電極52を形成した後、N型ドレイン領域51を形成す
る。その後、トレンチゲート電極29、P型ベース領域
31、N型ソース領域32等を形成することで、図6
(b)に示す構造の半導体装置が形成される。
とき、ドリフト層6が基板4表面と垂直な方向で不純物
濃度を均一となるようにすることができる。
向かうにつれ、不純物濃度が低くなっている。N型ドレ
イン領域51を形成するとき、基板4表面からN-型ド
リフト層6に不純物を拡散させている。しかしながら、
不純物は基板4の底面側には十分拡散されないから、表
面側の方が底面側よりも不純物濃度が高くなってしま
う。
形成する際に、領域Sでの不純物の濃度勾配を緩和する
ように、上部61において、表面側の濃度が底面側より
も低くなるように形成する。これにより、N-型ドリフ
ト層6での基板4表面に垂直な方向における濃度勾配を
緩和することができる。
51近辺におけるドリフト層6の抵抗を基板4と垂直な
方向にて一様にすることができる。このため、電流経路
に偏りを生じさせることなく、ドリフト領域6の上部6
2と下部61とに電流を流すことができる。これによ
り、オン抵抗をより低減させることができる。
ン領域33がN+型層5に接して形成されている場合に
おいても、N型ドレイン領域33の周りのN-型ドリフ
ト層6は、領域Sのように、表面側の方が底面側よりも
不純物濃度が高くなる傾向がある。そこで、第1実施形
態の場合でも、本実施形態のように、表面側の濃度が底
面側よりも低くなるように、N-型ドリフト層6を形成
することが好ましい。
ける半導体装置の断面を示す。なお、本実施形態では、
パワーMOS部のみ示す。また、本実施形態は、第1実
施形態の図3(a)におけるトレンチ27が、埋め込み
酸化膜2に接する深さにて形成された構造としている。
その他は第1実施形態と同様である。
酸化膜2に接するように形成され、このトレンチ71内
にゲート酸化膜72を介してトレンチゲート電極73が
形成されている。これにより、トレンチゲート電極73
と埋め込み酸化膜2とを同電位にすることができる。こ
のため、トレンチ71と基板4との間にて起きる電界集
中を緩和することができる。したがって、ソース・ドレ
イン間の耐圧を向上させることができる。
圧を印加したとき、トレンチ71に接しているN-型ド
リフト層6に電子が蓄積される。このことから、トレン
チ71に接するN-型ドリフト層6の抵抗を低減するこ
とができる。このため、ソース領域32からN+型層5
へ電子が流れやすくなり、さらにオン抵抗を低減するこ
とができる。
4実施形態における半導体装置の断面を示す。図8
(a)は、図3(a)をP型ベース領域31を中心に左
右対称に配置し、隣り合うP型ベース領域31を一体と
した構造を示したものである。また、図8(b)は、同
様に図3(b)をP型ベース領域31を中心に左右対称
に配置したものである。
形態でのパワーMOS部のセルが2つ左右対称に並んで
いる構造とすることができる。
おけるN型ドレイン領域33とN型ソース領域32とを
結ぶ方向にて、2つのセルのP型ベース領域31同士が
隣り合っており、このP型ベース領域31同士が連結さ
れている。そして、この共有化されたP型ベース領域8
1内に隣り合うセルのN型ソース領域32がそれぞれ形
成された構造としている。
P+型ベースコンタクト領域35とを共有していること
から、第1実施形態よりも1セルあたりの面積を小さく
することができる。
は別々に形成されていたトレンチゲート電極29が連結
された構造とすることもできる。このように共通化され
た1つの大きなトレンチ91及びトレンチ91内にゲー
ト酸化膜92を介して形成されたトレンチゲート電極9
3を備える構造とすることで、別々にトレンチゲート2
9を形成する場合と比較して、この半導体装置の製造時
におけるトレンチゲート電極93の製造を容易にするこ
とができる。
形態における半導体装置の平面パターンを示し、図10
(b)に、図10(a)中のG−G’断面を示す。な
お、図10(a)中のE−E’断面、F−F’断面はそ
れぞれ、図3(a)、(b)と同じである。また、本実
施形態では、パワーMOS部のみ示す。
面パターンにおいて、N+型ソースコンタクト領域34
は、N型ソース領域32からソース電極37の下側にか
けて形成されていた。
(a)にて、ソース電極37が配置されていた領域に、
N+型ソースコンタクト領域34を形成しないで、N型
ソース領域32の近辺にのみ形成している。そして、そ
の代わりに、P+型ベースコンタクト領域35がソース
電極37からプレーナーゲート電極30にかけて、P型
ベース領域31の表層に形成された構造としている。
同様なので説明を省略する。
から正のサージが入力されたとき、サージ電流の経路は
2つに分かれる。第1の経路は、N型ドレイン領域33
からN+型層5を通じて、下側からN-型ドリフト層6、
P型ベース領域31を経て、ソース電極37に流れる経
路である。
基板4表面にて、N-型ドリフト層6、P型ベース領域
31に到達する。その後、P型ベース領域31のうち、
N型ソース領域32の下側の領域を通って、サージ電流
はソース電極37に流れる経路である。ここで、N型ソ
ース領域32は深さが1.1μmである。P型ベース領
域31のうち、表面から1.1μmよりも深いところで
は、表面側よりも不純物濃度が低くなっている。このた
め、P型ベース領域31のうち、表面から1.1μmよ
りも深いところでは、表面側に比べて、抵抗が高くなっ
ている。また、サージ電流が表面を流れる場合に比べ
て、電流経路が長くなっているので、電流経路の抵抗は
高くなっている。
ソース領域32の近辺で、電位の上昇が生じ、P型ベー
ス領域31からN型ソース領域32に電流が流れるよう
になる。ここで、このトランジスタはN型ソース領域3
2をエミッタ、N型ドレイン領域33をコレクタとした
バイポーラトランジスタとみなせる。P型ベース領域3
1からN型ソース領域32に流れる電流は、この寄生ト
ランジスタのベース電流であることから、この寄生トラ
ンジスタがオン状態となってしまう。この寄生トランジ
スタの動作は、構造上、セル部よりも外周部にて先に起
きるので、サージ電流は外周部に集中してしまう。この
ため、電流集中により外周部が破壊されてしまう恐れが
ある。
電極37の下側のP+型ベースコンタクト領域35をプ
レーナーゲート電極30の下側まで延長させている。す
なわち、基板4表面にてN型ドレイン領域33とソース
電極37との間にサージ電流が流れるように、プレーナ
ーゲート電極30の下側のP型ベース領域31と、ソー
ス電極37の下側のP+型ベースコンタクト領域35と
の間にP+型領域35aによるバイパスを設けた構造と
している。
された場合、サージ電流を基板4表面側のN-型ドリフ
ト層6、P型ベース領域31、このP+型ベースコンタ
クト領域35aを経て、ソース電極37に流すことがで
きる。このように、サージ電流を基板4表面にて流すこ
とができるので、第1実施形態と比較して、電流経路を
短縮することができる。また、P型ベース領域31は表
面付近が最も不純物濃度が高いことから、抵抗も低下さ
せることができる。
型ソース領域32の近辺での電位の上昇を小さくするこ
とができる。このことから、寄生バイポーラトランジス
タの動作を抑制することができる。これにより、電流集
中による破壊を抑制することができる。
タクト領域35を拡大して、P+型ベースコンタクト領
域35aを形成していたが、別途P+型領域を形成して
も良い。
される平面レイアウトパターンを、図11に示すような
平面レイアウトパターンとすることができる。
周にN型ドレイン領域101が形成されている。そし
て、N型ドレイン領域101から中心側に向かって、順
にN-型ドリフト層102、P型ベース領域103、N
型ソース領域104、P+型ベースコンタクト領域10
5が形成されている。
ート電極107はN-型ドリフト層102の一部から、
P+型ベースコンタクト領域105の近傍まで形成され
ている。なお、本実施形態では、このP+型ベースコン
タクト領域105とN型ソース領域104との境界が、
N型ソース領域104のN型ドレイン領域101から最
も離れた側の端部104bである。なお、図11中の点
線の領域Hが、図2中の点線の領域Gに相当する。
04のうち、ドレイン領域101に最も近い側の端部1
04aから、ドレイン領域101から最も離れた側の端
部104bまでの距離の50%以上の領域が、トレンチ
と接している。そのため、オン時において、N型ソース
領域104からその下側のN+型層5に電子が流れ、そ
のN+型層5から、N型ドレイン領域101に電子を流
すことができる。
N型ドレイン領域101を外周に形成した構造とするこ
とで、N型ドレイン領域101の面積を増加させてい
る。したがって、N+型層5からN型ドレイン領域10
1に電子が流れる経路を広げることができる。これによ
り、オン抵抗をより低減させることができる。
2に示される平面レイアウトパターンを、図12に示す
ような平面レイアウトパターンとすることもできる。
32とソース電極37とを分離しやすいように、P型ベ
ース領域31を広げた構造としている。
-型ドリフト層6、P型ベース領域31、N型ドレイン
領域33等の各領域がストライプ状に形成されていた。
+型ソースコンタクト領域111が形成されている。そ
して、外周から中心に順に向かって、P型ベース領域1
12、N型ドレイン領域113、N+型ドレインコンタ
クト領域114が形成されている。図12中の四隅に
て、N+型ソースコンタクト領域111とP型ベース領
域112と電気的に接続するように、ソース電極115
が形成されている。
膜116及びトレンチゲート電極117が形成されてい
る。そして、ゲート酸化膜116及びトレンチゲート電
極117と接して、N型ソース領域118が形成されて
いる。なお、図12中の点線の領域Iが図2中の点線の
領域Gに相当する。
コンタクト領域111とP型ベース領域112とのそれ
ぞれの面積が第1実施形態よりも広くなっている。この
ため、ソース電極115とN型ソース領域118とを大
きく離すことができる。
備える半導体装置の断面構成を示す図である。
ンを示した図である。
り、(b)は図2中のB−B’断面を示す図である。
平面レイアウトパターンを示す図である。
り、(b)図4中のD−D’断面を示す図である。
の図である。
す図である。
MOSの断面を示す図である。
MOSの断面を示す図である。
Sの平面レイアウトパターンを示す図であり、(b)は
(a)中のG−G’断面を示す図である。
レイアウトパターンを示す図である。
レイアウトパターンを示す図である。
である。
N+型層、6…N-型ドリフト層、27…トレンチ、28
…ゲート酸化膜、29…トレンチゲート電極、30…プ
レーナーゲート電極、31…P型ベース領域、32…N
型ソース領域、33…N型ドレイン領域。
Claims (13)
- 【請求項1】 基板(1)上に形成された第1導電型の
第1半導体層(5)と、前記第1半導体層(5)上に形
成され、前記第1半導体層(5)よりも低い不純物濃度
とされた第1導電型の第2半導体層(6)とを有する半
導体基板(4)と、 前記第2半導体層(6)の表層に形成され、前記第1半
導体層(5)と電気的に接続された第1導電型のドレイ
ン領域(33、51、101、113)と、 前記第2半導体層(6)の表面から所定深さにて形成さ
れたトレンチ(27、71、91)と、該トレンチ(2
7、71、91)内にゲート絶縁膜(28、72、9
2、106、116)を介して形成されたゲート電極
(29、73、93、107、117)と、 前記第2半導体層(6)の表層にて、前記ドレイン領域
(33、51、101、113)と離間して、前記トレ
ンチ(27、71、91)と接して形成された第2導電
型のベース領域(31、81、103、112)と、 前記ベース領域(31、81、103、112)内の表
層にて、前記トレンチ(27、71、91)と接して形
成された第1導電型のソース領域(32、104、11
8)と、 前記ドレイン領域(33、51、101、113)と電
気的に接続された第1電極(38)と、 前記ソース領域(32、104、118)と電気的に接
続された第2電極(37、115)とを有してなるトラ
ンジスタを備え、 前記ベース領域(31、81、103、112)のう
ち、前記ソース領域(32、104、118)の下側に
位置する領域(42)が前記トレンチ(27、71、9
1)と接していることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記トレンチ(27、71、91)は、
前記ソース領域(32、104、118)のうち、前記
ドレイン領域(33、51、101、113)に最も近
い側の端部(32a、104a)から、前記ドレイン領
域(33、51、101、113)から最も離れた側の
端部(32b、104b)までの距離の50%以上の領
域と接していることを特徴とする請求項1に記載の半導
体装置。 - 【請求項3】 前記ドレイン領域(33、51、10
1、113)が前記第1半導体層(5)と接するように
形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
の半導体装置。 - 【請求項4】 前記半導体基板(4)は、前記第1半導
体層(5)と前記基板(1)との間に絶縁層(2)を有
しており、 前記トレンチ(27、71、91)は前記絶縁層(2)
と接続していることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れか1つに記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記第2電極(37、115)は前記ベ
ース領域(31、112)と電気的に接続されており、 前記ソース領域(32、118)は、平面レイアウトパ
ターンにて、前記第2電極(37、115)と離間して
形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいず
れか1つに記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記ベース領域(31、81、103、
112)のうち、前記ソース領域(32、104、11
8)と前記ドレイン領域(33、51、101、11
3)との間に位置する領域上にプレーナー型ゲート電極
(30)を有することを特徴とする請求項1乃至5のい
ずれか1つに記載の半導体装置。 - 【請求項7】 前記ベース領域(31)の表層に、前記
ベース領域(31)よりも不純物濃度が高濃度とされた
第2導電型のベースコンタクト領域(35)を有してお
り、 前記基板(4)表面にて、前記ドレイン領域(33)か
ら前記第2電極(37)に向かってサージ電流が流れる
ように、前記基板(4)表層には、前記ドレイン領域
(33)に近い側の前記ベース領域(31)と、前記ベ
ースコンタクト領域(35)との間に、第2導電型の半
導体領域(35a)が形成されていることを特徴とする
請求項1乃至6のいずれか1つに記載の半導体装置。 - 【請求項8】 2つの前記トランジスタを備える半導体
装置であって、 各々の前記トランジスタにおける前記ドレイン領域(3
3)と前記ソース領域(32)とを結ぶ方向にて、 2つの前記トランジスタは、各々の前記ベース領域同士
が隣り合っており、 各々の前記ベース領域(81)同士は連結されている構
造であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1
つに記載の半導体装置。 - 【請求項9】 各々の前記トランジスタの前記トレンチ
(91)及び前記ゲート電極(93)は連結された構造
であることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。 - 【請求項10】 基板(1)を用意し、前記基板(1)
上に第1導電型の第1半導体層(5)を形成し、前記第
1半導体層(5)上に前記第1半導体層(5)よりも不
純物濃度が低い第1導電型の第2半導体層(6)を形成
することで半導体基板(4)を形成する工程と、 前記第2半導体層(6)の表層に、前記第1半導体層
(5)と電気的に接続するように第1導電型のドレイン
領域(33、51、101、113)を形成する工程
と、 前記第2半導体層(6)の表層にトレンチ(27、7
1、91)を形成し、該トレンチ(27、71、91)
内にゲート電極(29、73、93、107、117)
を形成する工程と、 前記第2半導体層(6)の表層に、前記ドレイン領域
(33、51、101、113)と離間して、前記トレ
ンチ(27、71、91)と接するように第2導電型の
ベース領域(31、81、103、112)を形成する
工程と、 前記ベース領域(31、81、103、112)内の表
層にて、前記トレンチ(27、71、91)と接するよ
うに第1導電型のソース領域(32、104、118)
を形成する工程とを有し、 前記ソース領域(32、104、118)を形成する工
程では、前記ベース領域(31、81、103、11
2)のうち、前記ソース領域(32、104、118)
の下側に位置する領域(42)が前記トレンチ(27、
71、91)と接するように前記ソース領域(32、1
04、118)を形成することを特徴とする半導体装置
の製造方法。 - 【請求項11】 前記第2半導体層(6)を形成する工
程では、前記ドレイン領域(51)を形成したとき、前
記第2半導体層(6)のうち前記ドレイン領域(51)
近辺にて、基板(4)表面と垂直な方向で不純物濃度が
均一となるように、前記第2半導体層(6)の上部(6
2)と下部(61)とにて、前記下部(61)の不純物
濃度が前記上部(62)よりも高くなるように形成する
ことを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項12】 バイポーラトランジスタと、トレンチ
(27)及び前記トレンチ(27)内に形成されたゲー
ト電極(29)を有するMOSトランジスタとを同一の
半導体基板(4)上に備えてなる半導体装置の製造方法
であって、 共に第1導電型である第1半導体層(5)と第2半導体
層(6)とが積層された半導体基板(4)を用意する工
程と、 前記半導体基板(4)上に前記バイポーラトランジスタ
を形成するためのバイポーラトランジスタ部と、前記M
OSトランジスタを形成するためのMOSトランジスタ
部とを形成する工程とを備え、 前記バイポーラトランジスタ部を形成する工程では、 前記第2半導体層(6)の表層に、第1導電型のコレク
タ領域(15)を形成する工程と、 前記コレクタ領域(15)と離間して、前記第2半導体
層(6)の表層に、第2導電型の第1ベース領域(1
6)を形成する工程と、 前記第1ベース領域(16)の表層に第1導電型のエミ
ッタ領域(17)を形成する工程とを有し、 前記MOSトランジスタ部を形成する工程では、 前記第2半導体層(6)の表層に、第1導電型のドレイ
ン領域(33)を形成する工程と、 前記トレンチ(27)及び前記ゲート電極(29)を形
成する工程と、 前記ドレイン領域(33)と離間して、前記トレンチ
(27)と接する第2導電型の第2ベース領域(31)
を形成する工程と、 前記ベース領域(31)内の表層に第1導電型のソース
領域(32)を形成し、前記ベース領域(31、81、
103、112)のうち、前記ソース領域(32、10
4、118)の下側に位置する領域(42)が前記トレ
ンチ(27、71、91)と接する状態とする工程とを
有し、 前記バイポーラトランジスタ部を形成する工程における
前記コレクタ領域(15)を形成する工程と、前記パワ
ーMOSトランジスタ部を形成する工程における前記ド
レイン領域(33)を形成する工程とを同一の工程にて
行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】 前記バイポーラトランジスタ部を形成
する工程における前記エミッタ領域(17)を形成する
工程と、前記パワーMOSトランジスタ部を形成する工
程における前記ソース領域(32)を形成する工程とを
同一の工程にて行うことを特徴とする請求項12に記載
の半導体装置の製造方法。
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