JPS628952B2 - - Google Patents
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- JPS628952B2 JPS628952B2 JP52029135A JP2913577A JPS628952B2 JP S628952 B2 JPS628952 B2 JP S628952B2 JP 52029135 A JP52029135 A JP 52029135A JP 2913577 A JP2913577 A JP 2913577A JP S628952 B2 JPS628952 B2 JP S628952B2
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/13—Semiconductor regions connected to electrodes carrying current to be rectified, amplified or switched, e.g. source or drain regions
- H10D62/149—Source or drain regions of field-effect devices
- H10D62/151—Source or drain regions of field-effect devices of IGFETs
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/60—Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
- H10D30/63—Vertical IGFETs
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電界効果形トランジスタにおいて、
半導体中にMISゲート配置およびソースおよびド
レイン領域を持ち、半導体中にその表面から見て
ソース領域の下に付加的に導電領域が存在し、そ
の伝導形は半導体の上記導電領域の周囲の範囲と
反対の伝導形であり、しかして(或は)上記領域
の導電率は上記周囲範囲よりも大きい所の縦型の
電界効果形トランジスタに係る。
半導体中にMISゲート配置およびソースおよびド
レイン領域を持ち、半導体中にその表面から見て
ソース領域の下に付加的に導電領域が存在し、そ
の伝導形は半導体の上記導電領域の周囲の範囲と
反対の伝導形であり、しかして(或は)上記領域
の導電率は上記周囲範囲よりも大きい所の縦型の
電界効果形トランジスタに係る。
MISゲート配置を持つ電界効果トランジスタは
既に多数の文献により公知である。ソース領域お
よびドレイン領域は半導体中に互に間隔を置いて
存在し、その際これら両領域の空間的配置の選択
は相互に異なることができるが、半導体の選定さ
れた表面に接し或は表面中の横方向の並置された
配置に優れた実施形がある。
既に多数の文献により公知である。ソース領域お
よびドレイン領域は半導体中に互に間隔を置いて
存在し、その際これら両領域の空間的配置の選択
は相互に異なることができるが、半導体の選定さ
れた表面に接し或は表面中の横方向の並置された
配置に優れた実施形がある。
かかる電界効果形トランジスタにおいてできる
だけ早いスイツチング速度を得るため、ソースお
よびドレイン領域の間のチヤネル長さ、すなわち
固有の制御効果がゲート配置により実現される半
導体中の範囲を、電流路の方向において短かく選
定することが努力された。このための1つの解決
法は2重拡散法として公知であり、例えば
Pergamon Press社の“Solid State
Electronics”1968年11巻411乃至418頁に記載し
てある。この方法においてはまず第1ステツプ
で、ドーピング材料により拡散ドーピングが行わ
れ、半導体中に第1の伝導形を生成する。拡散は
外部からマスク開口部を通して半導体中に行わ
れ、そこでドーピング材料は半導体中に側方に、
さらにマスク開口部の境界を越えて横方向に拡散
される。第2の拡散ステツプで反対の伝導形を生
成する材料が、同じマスク開口部を経て拡散され
る。その際第2ステツプにおけるマスク縁を経る
側方拡散は、結果として第1ステツプのドーピン
グ材料に対して既に達せられたものより小さい。
第2ステツプの拡散領域から側方向にドレイン領
域にドリフトされる電荷キヤリヤは、空間的に短
かい範囲(チヤネル)に遭遇し、その中には第1
拡散ステツプの結果と反対の伝導形のドーピング
が存在する。
だけ早いスイツチング速度を得るため、ソースお
よびドレイン領域の間のチヤネル長さ、すなわち
固有の制御効果がゲート配置により実現される半
導体中の範囲を、電流路の方向において短かく選
定することが努力された。このための1つの解決
法は2重拡散法として公知であり、例えば
Pergamon Press社の“Solid State
Electronics”1968年11巻411乃至418頁に記載し
てある。この方法においてはまず第1ステツプ
で、ドーピング材料により拡散ドーピングが行わ
れ、半導体中に第1の伝導形を生成する。拡散は
外部からマスク開口部を通して半導体中に行わ
れ、そこでドーピング材料は半導体中に側方に、
さらにマスク開口部の境界を越えて横方向に拡散
される。第2の拡散ステツプで反対の伝導形を生
成する材料が、同じマスク開口部を経て拡散され
る。その際第2ステツプにおけるマスク縁を経る
側方拡散は、結果として第1ステツプのドーピン
グ材料に対して既に達せられたものより小さい。
第2ステツプの拡散領域から側方向にドレイン領
域にドリフトされる電荷キヤリヤは、空間的に短
かい範囲(チヤネル)に遭遇し、その中には第1
拡散ステツプの結果と反対の伝導形のドーピング
が存在する。
上記の2重拡散法と無関係に、埋込み層および
バツフア層が公知である。かかる層については例
えば“Electronics”1969年42巻、74乃至80頁に
記載され、バイポーラトランジスタにおいて半導
体の表面付近の範囲がその下にある範囲に対して
電気的に遮蔽されるように使用される。かかる遮
蔽された表面付近の範囲中に、バイポーラ半導体
素子例えばバイポーラトランジスタが実現され
る。上記の埋込み層は半導体素子により占められ
る全範囲にわたつて完全に拡がる。半導体素子の
作用に直接に関与する作用を、かかる埋込み層は
持たない。
バツフア層が公知である。かかる層については例
えば“Electronics”1969年42巻、74乃至80頁に
記載され、バイポーラトランジスタにおいて半導
体の表面付近の範囲がその下にある範囲に対して
電気的に遮蔽されるように使用される。かかる遮
蔽された表面付近の範囲中に、バイポーラ半導体
素子例えばバイポーラトランジスタが実現され
る。上記の埋込み層は半導体素子により占められ
る全範囲にわたつて完全に拡がる。半導体素子の
作用に直接に関与する作用を、かかる埋込み層は
持たない。
短かいチヤネル長さを持つ他の電界効果トラン
ジスタは例えばVMOSトランジスタであり、
“Electronic Design”1975年、21巻、サークルNo.
304に記載されている。
ジスタは例えばVMOSトランジスタであり、
“Electronic Design”1975年、21巻、サークルNo.
304に記載されている。
半導体の内部に存在し、ほぼ同様の層の埋込み
層を持つ他の場合は、西ドイツ特許出願公告第
2415408号公報に記載されている。それによれば
トランジスタの全平面或は全範囲にわたつて拡が
る層を持つ電界効果トランジスタ装置を示し、こ
の層は対応する仕方で全電界効果トランジスタに
わたり、層の下方にpn遷移部を実現し、その空
間電荷帯によりその上にある全電界効果トランジ
スタをその下にある範囲に対して電気的に、特に
作用的に絶縁する。
層を持つ他の場合は、西ドイツ特許出願公告第
2415408号公報に記載されている。それによれば
トランジスタの全平面或は全範囲にわたつて拡が
る層を持つ電界効果トランジスタ装置を示し、こ
の層は対応する仕方で全電界効果トランジスタに
わたり、層の下方にpn遷移部を実現し、その空
間電荷帯によりその上にある全電界効果トランジ
スタをその下にある範囲に対して電気的に、特に
作用的に絶縁する。
この発明の1つの目的は、短かいチヤネル長さ
を持ち、従つてそれに関係する電気的利点を持
ち、特に所要面積が小さくて集積技術に対して特
に有利である所のMIS電界効果トランジスタを得
ることにある。この発明の他の目的はこの発明に
よる電界効果トランジスタの製作に対しできるだ
け経済的な方法を得ることにある。
を持ち、従つてそれに関係する電気的利点を持
ち、特に所要面積が小さくて集積技術に対して特
に有利である所のMIS電界効果トランジスタを得
ることにある。この発明の他の目的はこの発明に
よる電界効果トランジスタの製作に対しできるだ
け経済的な方法を得ることにある。
この目的を達成するため冒頭に述べた形式の電
界効果トランジスタにおいて、この発明によれ
ば、領域9,19はゲート配置の制御可能の電界
作用の範囲において、ゲート配置から或は半導体
およびゲート絶縁層の間の界面から間隔aを持
ち、そこで大きさbだけソース領域に対して横方
向に突出する縁により限定され、この縁は領域
9,19内に幅Cのチヤネルを形成し、その際こ
の大きさbはゲート絶縁層の厚さdの1乃至10倍
を持ち、間隔aは厚さdの1乃至5倍を持ち、更
にb:aは1:1乃至10:1であり、ソース領域
は表面から垂直方向に見て殆んど間隔aをとり、
ソース領域および領域9,19は互に反対の伝導
形を持ち、領域のドーピング度は下記のように、
すなわちゲート電極およびソース領域の間の予定
の最大の動作電圧の際領域9,19がマジヨリテ
イ電荷キヤリヤに関し空にされないようにされる
のである。
界効果トランジスタにおいて、この発明によれ
ば、領域9,19はゲート配置の制御可能の電界
作用の範囲において、ゲート配置から或は半導体
およびゲート絶縁層の間の界面から間隔aを持
ち、そこで大きさbだけソース領域に対して横方
向に突出する縁により限定され、この縁は領域
9,19内に幅Cのチヤネルを形成し、その際こ
の大きさbはゲート絶縁層の厚さdの1乃至10倍
を持ち、間隔aは厚さdの1乃至5倍を持ち、更
にb:aは1:1乃至10:1であり、ソース領域
は表面から垂直方向に見て殆んど間隔aをとり、
ソース領域および領域9,19は互に反対の伝導
形を持ち、領域のドーピング度は下記のように、
すなわちゲート電極およびソース領域の間の予定
の最大の動作電圧の際領域9,19がマジヨリテ
イ電荷キヤリヤに関し空にされないようにされる
のである。
次に図示実施例についてこの発明を詳説する。
第1図はこの発明によるトランジスタの第1の
実施形を示し、図は殊に回転対称の装置の断面を
示し、切断平面の後ろに存在する稜その他を現わ
す直線および破線は省略してある。従つて図はス
トライプ状の装置の断面をも示す。装置のどの幾
何学形が各個場合において一層優れているかは、
どんな形を持つ構成要素によつてこの発明の電界
効果トランジスタを例えば集積するはい関係す
る。
実施形を示し、図は殊に回転対称の装置の断面を
示し、切断平面の後ろに存在する稜その他を現わ
す直線および破線は省略してある。従つて図はス
トライプ状の装置の断面をも示す。装置のどの幾
何学形が各個場合において一層優れているかは、
どんな形を持つ構成要素によつてこの発明の電界
効果トランジスタを例えば集積するはい関係す
る。
第2図および第3図は第1図に対して縮少され
た表現で、この発明のトランジスタの優れた実施
形に対し有利な製作方法のステツプを示し、 第4図は変形の実施形の他の製作方法を示し、 第5図は第1図に対し変更された実施形を示
す。
た表現で、この発明のトランジスタの優れた実施
形に対し有利な製作方法のステツプを示し、 第4図は変形の実施形の他の製作方法を示し、 第5図は第1図に対し変更された実施形を示
す。
1は殊に比較的高抵抗である、例えば弱くn或
はp伝導形にドープされた半導体を表わす。図示
実施例に対し半導体1はn伝導形であると仮定す
る。他のドーピングに関する以下の指定は半導体
がn伝導形であることに関係する。半導体1は例
えばシリコンから成る。2は例えばシリコン酸化
物或はシリコン窒化物であり得る公知のゲート絶
縁層を表わす。この絶縁層2上にゲート電極3が
存在し、之は例えば蒸着されたアルミニウム電極
層或はポリシリコンから成る電極層である。4お
よび14は半導体内部で半導体表面の下に存在す
るドープされた領域を表わし、之はここではn+
のドーピングを持つ。上記の回転対称の場合領域
4,14は単一の環状の領域であり、ストライプ
形の装置の場合2個のストライプであり、互に電
気的に接続される。5および15は接触端子を表
わし、これらは領域4,14と少くも殆んど阻止
層無しに導電的に接続される。例えば回転対称の
装置に対し、接触端子5,15は連続する電極被
膜であり得る。6は半導体1の部分領域を表わ
し、之は仮定のように半導体1がn伝導の際n+
ドーピングを持つ。
はp伝導形にドープされた半導体を表わす。図示
実施例に対し半導体1はn伝導形であると仮定す
る。他のドーピングに関する以下の指定は半導体
がn伝導形であることに関係する。半導体1は例
えばシリコンから成る。2は例えばシリコン酸化
物或はシリコン窒化物であり得る公知のゲート絶
縁層を表わす。この絶縁層2上にゲート電極3が
存在し、之は例えば蒸着されたアルミニウム電極
層或はポリシリコンから成る電極層である。4お
よび14は半導体内部で半導体表面の下に存在す
るドープされた領域を表わし、之はここではn+
のドーピングを持つ。上記の回転対称の場合領域
4,14は単一の環状の領域であり、ストライプ
形の装置の場合2個のストライプであり、互に電
気的に接続される。5および15は接触端子を表
わし、これらは領域4,14と少くも殆んど阻止
層無しに導電的に接続される。例えば回転対称の
装置に対し、接触端子5,15は連続する電極被
膜であり得る。6は半導体1の部分領域を表わ
し、之は仮定のように半導体1がn伝導の際n+
ドーピングを持つ。
上記実施形は電界効果トランジスタとして使用
することができ、その際n+領域4,14はソー
スとして、n+領域6はドレインとして使用さ
れ、n伝導形の半導体1の場合平常オンの電界効
果トランジスタすなわちデプレツシヨン形の電界
効果トランジスタが与えられ、殊に5・1015cm-3
以上のnドーピングである。
することができ、その際n+領域4,14はソー
スとして、n+領域6はドレインとして使用さ
れ、n伝導形の半導体1の場合平常オンの電界効
果トランジスタすなわちデプレツシヨン形の電界
効果トランジスタが与えられ、殊に5・1015cm-3
以上のnドーピングである。
絶縁層2およびゲート電極3を持つMISゲート
装置により、ゲート電極3および接触端子5,1
5すなわちソース領域の間に電圧を印加する際、
電界の影響の結果ソース領域4,14およびドレ
イン電極6の間の電荷キヤリヤ電流の、電圧に関
係する制御が行われる。かかる電荷キヤリヤ電流
は第1図で8で表わす。
装置により、ゲート電極3および接触端子5,1
5すなわちソース領域の間に電圧を印加する際、
電界の影響の結果ソース領域4,14およびドレ
イン電極6の間の電荷キヤリヤ電流の、電圧に関
係する制御が行われる。かかる電荷キヤリヤ電流
は第1図で8で表わす。
しかし第1図に線図的に示すトランジスタ装置
の技術的利用に対し、なお他の手段、すなわち
9,19で示すドープされた領域が必要である。
回転対称の場合領域4,14と比較し、領域9,
19は連続する領域である。ストライプ状の装置
に対し領域9,19は対応してストライプ状であ
る。之はソース領域4,14の伝導形に反対にド
ープされる。この発明のトランジスタの1つの実
施形において領域9,19は半導体1の伝導形に
反対の伝導形を持つ。領域9,19は半導体1の
ドーピング度に対してドープすると良い。しかし
この発明はまた周囲の半導体1の材料と同じ伝導
形を持つ領域9,19によつて実現することもで
き、その際必要により、半導体1のドーピングに
比較して領域9,19のドーピング度は高い。か
かる実施形は例えば弱いn伝導の半導体1中に、
p+ドープのソース領域4,14、p+ドープのド
レイン領域6およびnドープ特にn+ドープの領
域9,19を持つ。この発明のすべての実施形に
対し、領域9,19はソース領域4,14の伝導
形に反対の伝導形を持ち、よつて一方において領
域9,19、他方においてソース領域4,14の
間に常にpn遷移部が存在することが重要であ
る。領域9,19はゲート電極からの電界作用の
範囲内において、常に半導体1の表面から間隔
(例えばaで表わす)を持つ。図に示す領域4,
14および領域9,19の境界に対する線は大体
の限界である。
の技術的利用に対し、なお他の手段、すなわち
9,19で示すドープされた領域が必要である。
回転対称の場合領域4,14と比較し、領域9,
19は連続する領域である。ストライプ状の装置
に対し領域9,19は対応してストライプ状であ
る。之はソース領域4,14の伝導形に反対にド
ープされる。この発明のトランジスタの1つの実
施形において領域9,19は半導体1の伝導形に
反対の伝導形を持つ。領域9,19は半導体1の
ドーピング度に対してドープすると良い。しかし
この発明はまた周囲の半導体1の材料と同じ伝導
形を持つ領域9,19によつて実現することもで
き、その際必要により、半導体1のドーピングに
比較して領域9,19のドーピング度は高い。か
かる実施形は例えば弱いn伝導の半導体1中に、
p+ドープのソース領域4,14、p+ドープのド
レイン領域6およびnドープ特にn+ドープの領
域9,19を持つ。この発明のすべての実施形に
対し、領域9,19はソース領域4,14の伝導
形に反対の伝導形を持ち、よつて一方において領
域9,19、他方においてソース領域4,14の
間に常にpn遷移部が存在することが重要であ
る。領域9,19はゲート電極からの電界作用の
範囲内において、常に半導体1の表面から間隔
(例えばaで表わす)を持つ。図に示す領域4,
14および領域9,19の境界に対する線は大体
の限界である。
特に半導体1に関係して領域9,19が同じ伝
導形の場合に示し、この領域のドーピングが半導
体1のドーピングよりずつと高く、よつて動作中
に現われる特にゲートの電位或は電位差におい
て、この領域9,19の多数電荷キヤリヤが空に
ならない、すなわちそれぞれの領域9,19から
電界作用により追い出されないことに注意すべき
である。領域9,19が半導体と反対の伝導形の
際、この領域は各個場合に関係して同じ端子に、
適当な仕方で表面に引出される。この際特にこの
領域はソース領域と電気的に接続される。
導形の場合に示し、この領域のドーピングが半導
体1のドーピングよりずつと高く、よつて動作中
に現われる特にゲートの電位或は電位差におい
て、この領域9,19の多数電荷キヤリヤが空に
ならない、すなわちそれぞれの領域9,19から
電界作用により追い出されないことに注意すべき
である。領域9,19が半導体と反対の伝導形の
際、この領域は各個場合に関係して同じ端子に、
適当な仕方で表面に引出される。この際特にこの
領域はソース領域と電気的に接続される。
この発明により設けられた領域9,19、或は
連続する部分9,19を持つ対応する環状の領域
により、ソースおよびドレーンの間の8で示す電
荷キヤリヤのドリフト路の締付けができる。この
ことは全く決定的な仕方で、ゲート電位によるこ
の発明の電界効果トランジスタの制御感度を助長
する。しかしこのため以下に説明する寸法すなわ
ち第1図にa,bで示す間隔も重要である。
連続する部分9,19を持つ対応する環状の領域
により、ソースおよびドレーンの間の8で示す電
荷キヤリヤのドリフト路の締付けができる。この
ことは全く決定的な仕方で、ゲート電位によるこ
の発明の電界効果トランジスタの制御感度を助長
する。しかしこのため以下に説明する寸法すなわ
ち第1図にa,bで示す間隔も重要である。
各電界効果トランジスタにおけるようにこの発
明の電界効果トランジスタにおいても、ソース領
域4,14はゲート電極3の外部縁の下にまで達
し、従つてソースおよびドレインの間の電荷キヤ
リヤドリフト路に対し、ソース領域4,14の電
荷キヤリヤ注入縁から直接にゲート電位(特に平
常オフの形式に対し)による電荷キヤリヤ電流へ
の電界影響が及び得る。ゲート電位による電界に
関係する制御の特に効率に対し、この発明によれ
ば、領域9,19はそれぞれソース領域4,14
から見て突出する、すなわちチヤネル範囲に殊に
第1図でbで示す値だけ突出するようにされる。
その際第1図に示す実施形に対し、電荷キヤリヤ
ドリフト路のcで示す空間的狭搾が与えられる。
aにおける電荷キヤリヤドリフト路8の狭搾はこ
の発明において重要であり、bはaのほぼ0.5乃
至5倍である。間隔aはほぼ絶縁層2の厚さdの
程度であり、aはdのほぼ1乃至5倍である。b
はほぼ厚さdの1乃至10倍も適用される。副条件
としてb:a=ほぼ1:1乃至10:1も指定でき
る。
明の電界効果トランジスタにおいても、ソース領
域4,14はゲート電極3の外部縁の下にまで達
し、従つてソースおよびドレインの間の電荷キヤ
リヤドリフト路に対し、ソース領域4,14の電
荷キヤリヤ注入縁から直接にゲート電位(特に平
常オフの形式に対し)による電荷キヤリヤ電流へ
の電界影響が及び得る。ゲート電位による電界に
関係する制御の特に効率に対し、この発明によれ
ば、領域9,19はそれぞれソース領域4,14
から見て突出する、すなわちチヤネル範囲に殊に
第1図でbで示す値だけ突出するようにされる。
その際第1図に示す実施形に対し、電荷キヤリヤ
ドリフト路のcで示す空間的狭搾が与えられる。
aにおける電荷キヤリヤドリフト路8の狭搾はこ
の発明において重要であり、bはaのほぼ0.5乃
至5倍である。間隔aはほぼ絶縁層2の厚さdの
程度であり、aはdのほぼ1乃至5倍である。b
はほぼ厚さdの1乃至10倍も適用される。副条件
としてb:a=ほぼ1:1乃至10:1も指定でき
る。
次に優れた実施例に対する寸法の数値を与え
る。
る。
例えばシリコンから成る半導体1に対し、本来
の性質(過剰ドーピングが殆んど無い)からほぼ
1015cm-3に達するドーピングが行われる。n伝導
のソース領域のドーピングは1018cm-3および1020
cm-3の間のドーピング度を持つ。かかるドーピン
グは殊に燐原子の注入により、殊にシリコンの半
導体1に関係して、50乃至100keVにおいて例え
ば1乃至10・1015cm-3のドーピングが生じる。ソ
ース領域4,14の厚さは殊に0.01μmの程度に
あり、その際半導体の表面からのこの領域の平均
間隔は0.05乃至0.1μmである。pドーピング
(従つてソース領域4,14に対し反対の伝導形
である)を持つ領域9,19に対し特に硼素が適
する。50乃至200keVのイオンエネルギにおいて
3乃至10・1012cm-3のドープ材によりほぼ1・
1016乃至10・1016cm-3のドーピングが得られ、そ
の際最後の値は最大値として守るべきである。従
つて半導体1の領域9,19は、半導体1の表面
から0.1乃至0.5μmの平均間隔を、0.05乃至0.1μ
mの厚さの際に持つようになる。
の性質(過剰ドーピングが殆んど無い)からほぼ
1015cm-3に達するドーピングが行われる。n伝導
のソース領域のドーピングは1018cm-3および1020
cm-3の間のドーピング度を持つ。かかるドーピン
グは殊に燐原子の注入により、殊にシリコンの半
導体1に関係して、50乃至100keVにおいて例え
ば1乃至10・1015cm-3のドーピングが生じる。ソ
ース領域4,14の厚さは殊に0.01μmの程度に
あり、その際半導体の表面からのこの領域の平均
間隔は0.05乃至0.1μmである。pドーピング
(従つてソース領域4,14に対し反対の伝導形
である)を持つ領域9,19に対し特に硼素が適
する。50乃至200keVのイオンエネルギにおいて
3乃至10・1012cm-3のドープ材によりほぼ1・
1016乃至10・1016cm-3のドーピングが得られ、そ
の際最後の値は最大値として守るべきである。従
つて半導体1の領域9,19は、半導体1の表面
から0.1乃至0.5μmの平均間隔を、0.05乃至0.1μ
mの厚さの際に持つようになる。
かかるイオン注入によるドーピングは、生じた
注入領域の平面的或は空間的の制限の目的でマス
クを使用して実行され、その際半導体1上に設け
られた半導体を注入に対して蔽う所の層によるマ
スキングが優れている。この遮蔽する層は対応す
る注入窓を持つ。第1図に示す実施形において例
えば厚さが0.02乃至0.1μmのシリコン酸化物か
らなるゲート絶縁層2をマスクとして使用するこ
とができ、その際第1図の表示で左側および右側
の縁が領域4,14および9,19に対する側方
の注入制限として有効である。領域9,19に対
する注入深さが大きいことに基き、注入範囲の側
方拡大により(かかる側方拡大は例えば日本の雑
誌“応用物理”1972年11巻134頁に記載されてい
る)、領域4,14の側縁を経て突き出る範囲
9,19のこの発明で重要な側縁(bで明らかに
してある)は、簡単な仕方で同じ注入制限を持つ
ものを得ることができる。上記の方法の遂行の際
この突出する縁に対し、例えば0.02乃至0.1μm
の大きさの適合する寸法を得ることができる。範
囲9,19の厚さは0.01乃至0.1μmである。通
過断面に対する目安である寸法cに対し1乃至5
μmが有利である。
注入領域の平面的或は空間的の制限の目的でマス
クを使用して実行され、その際半導体1上に設け
られた半導体を注入に対して蔽う所の層によるマ
スキングが優れている。この遮蔽する層は対応す
る注入窓を持つ。第1図に示す実施形において例
えば厚さが0.02乃至0.1μmのシリコン酸化物か
らなるゲート絶縁層2をマスクとして使用するこ
とができ、その際第1図の表示で左側および右側
の縁が領域4,14および9,19に対する側方
の注入制限として有効である。領域9,19に対
する注入深さが大きいことに基き、注入範囲の側
方拡大により(かかる側方拡大は例えば日本の雑
誌“応用物理”1972年11巻134頁に記載されてい
る)、領域4,14の側縁を経て突き出る範囲
9,19のこの発明で重要な側縁(bで明らかに
してある)は、簡単な仕方で同じ注入制限を持つ
ものを得ることができる。上記の方法の遂行の際
この突出する縁に対し、例えば0.02乃至0.1μm
の大きさの適合する寸法を得ることができる。範
囲9,19の厚さは0.01乃至0.1μmである。通
過断面に対する目安である寸法cに対し1乃至5
μmが有利である。
半導体1のドーピングに対し範囲9,19の指
定されたドーピングは、ゲート電極および範囲
9,19或はソース領域4,14の間の、最大20
乃至60Vまでの大きさの電圧において、範囲9,
19特にbで明らかである空間的の縁範囲の多数
キヤリヤが空にならない程に大きい。このことは
上記のような最大の電圧において、この縁範囲は
その周囲に対してなお著しく高い導電率を持ち、
ソース領域4,14へのpm遷移部が保持される
ことと同じである。
定されたドーピングは、ゲート電極および範囲
9,19或はソース領域4,14の間の、最大20
乃至60Vまでの大きさの電圧において、範囲9,
19特にbで明らかである空間的の縁範囲の多数
キヤリヤが空にならない程に大きい。このことは
上記のような最大の電圧において、この縁範囲は
その周囲に対してなお著しく高い導電率を持ち、
ソース領域4,14へのpm遷移部が保持される
ことと同じである。
突出する縁bはこの発明においては、ゲート電
極3およびソース4,14の間の予定された最大
のゲート電圧の際、電荷キヤリヤドリフト路8、
すなわち電界効果トランジスタの固有のチヤネル
の有効な狭窄が達成されるように選定される。
極3およびソース4,14の間の予定された最大
のゲート電圧の際、電荷キヤリヤドリフト路8、
すなわち電界効果トランジスタの固有のチヤネル
の有効な狭窄が達成されるように選定される。
第1図において優れた実施形として示され、か
つ上記の値に対応した寸法を持つこの発明の電界
効果トランジスタは、下記の電圧或は電位で駆動
される。
つ上記の値に対応した寸法を持つこの発明の電界
効果トランジスタは、下記の電圧或は電位で駆動
される。
ソースドレイン電圧100Vまで。
ゲートソース電圧10Vまで。
次に第2図につき、例えば第1図に示した如き
この発明による電界効果トランジスタに対する技
術的に優れた製作方法を述べる。例えばn+シリ
コンから成る半導体基板(之は上記のドレイン領
域6も形成する)上に、エピタキシアルに、弱い
n伝導のシリコン層1が設けられる。制限された
範囲中にゲート絶縁層2が蒸着或は熱酸化により
生成される。その上にアルミニウム層3が設けら
れる。その上に続いて熱分解で析出されたシリコ
ン酸化物が設けられ、このシリコン酸化物がフオ
トレジスト層21の使用の下にフオトリソグラフ
イプロセス後に側方のマスキング制限を持つ第2
図に見られる構造22に湿化学的にエツチングさ
れる。第2図はここで説明されるべき製作方法の
中間段階を既に示す。熱分解シリコン酸化物層は
ほぼ0.5μmの厚さを持つ。アルミニウム層3は
ほぼ0.1μmの厚さ、ゲート絶縁層2は0.06μm
の厚さを持つ。マスクとしてフオトレジスト層2
1或は構造22の使用の下に、アルミニウム層3
はゲート電極として予定された寸法まで、イオン
流エツチングにより除去され、よつてこの層3に
対し第2図に示す構造が与えられる。
この発明による電界効果トランジスタに対する技
術的に優れた製作方法を述べる。例えばn+シリ
コンから成る半導体基板(之は上記のドレイン領
域6も形成する)上に、エピタキシアルに、弱い
n伝導のシリコン層1が設けられる。制限された
範囲中にゲート絶縁層2が蒸着或は熱酸化により
生成される。その上にアルミニウム層3が設けら
れる。その上に続いて熱分解で析出されたシリコ
ン酸化物が設けられ、このシリコン酸化物がフオ
トレジスト層21の使用の下にフオトリソグラフ
イプロセス後に側方のマスキング制限を持つ第2
図に見られる構造22に湿化学的にエツチングさ
れる。第2図はここで説明されるべき製作方法の
中間段階を既に示す。熱分解シリコン酸化物層は
ほぼ0.5μmの厚さを持つ。アルミニウム層3は
ほぼ0.1μmの厚さ、ゲート絶縁層2は0.06μm
の厚さを持つ。マスクとしてフオトレジスト層2
1或は構造22の使用の下に、アルミニウム層3
はゲート電極として予定された寸法まで、イオン
流エツチングにより除去され、よつてこの層3に
対し第2図に示す構造が与えられる。
第3図に燐および硼素によるイオン注入の方法
ステツプを示す。図からどんな仕方でアルミニウ
ム層3および熱分解で生成されたシリコン酸化物
層2がマスク作用をするかが分かる。右上方に向
けられた陰影は、領域4,14が所属する注入範
囲を示す。範囲9,19が属する所の左上方に斜
線を施された範囲は、硼素注入Bに対する範囲を
示す。ここに示す製作方法においてこの発明に重
要な突出する縁bは、注入範囲の側方への拡大の
利用なしにも作ることができる。何となればアル
ミニウム層3は殊に上記の注入条件の際、その厚
さが小さいことにより、燐注入に比較して著しく
深く達する硼素注入に対し、決定的な遮蔽作用を
もはや持たないからである。第3図から分かるよ
うに電界効果トランジスタに対し第1図と一致す
る構造が与えられる。完成のため主としてなお熱
分解シリコン酸化物層22の除去のみが必要であ
る。例えば各個の半導体領域に接触部を設けるよ
うな最後の完成のための他の手段は普通の形成に
よる。
ステツプを示す。図からどんな仕方でアルミニウ
ム層3および熱分解で生成されたシリコン酸化物
層2がマスク作用をするかが分かる。右上方に向
けられた陰影は、領域4,14が所属する注入範
囲を示す。範囲9,19が属する所の左上方に斜
線を施された範囲は、硼素注入Bに対する範囲を
示す。ここに示す製作方法においてこの発明に重
要な突出する縁bは、注入範囲の側方への拡大の
利用なしにも作ることができる。何となればアル
ミニウム層3は殊に上記の注入条件の際、その厚
さが小さいことにより、燐注入に比較して著しく
深く達する硼素注入に対し、決定的な遮蔽作用を
もはや持たないからである。第3図から分かるよ
うに電界効果トランジスタに対し第1図と一致す
る構造が与えられる。完成のため主としてなお熱
分解シリコン酸化物層22の除去のみが必要であ
る。例えば各個の半導体領域に接触部を設けるよ
うな最後の完成のための他の手段は普通の形成に
よる。
第4図について他の優れた製作方法を説明す
る。図において上記の図面と一致する各部には既
に説明した参照数字をつけてある。31はアルミ
ニウムから成る補助層を示し、之は最初連続して
設けられたアルミニウム層から、側方の制限或は
マスキング、例えばエツチングにより生成され
る。燐或は硼素による既述の注入により、アルミ
ニウム補助層31の遮蔽作用の結果、第3図は斜
線で示したような注入領域が生成される。ここで
巾bを持つ縁に対し、深く存在する注入範囲の既
述の側方の拡大が利用される。アルミニウム補助
層31の第4図の水平の広がりの寸法は、結果と
して第1図の寸法cを持つ注入されない範囲が与
えられるように選定される。補助層31は遂行さ
れた注入の後除去され、第1図に3で示すゲート
電極により置換される。更に公知の仕方でも端子
5,15が取付けられる。
る。図において上記の図面と一致する各部には既
に説明した参照数字をつけてある。31はアルミ
ニウムから成る補助層を示し、之は最初連続して
設けられたアルミニウム層から、側方の制限或は
マスキング、例えばエツチングにより生成され
る。燐或は硼素による既述の注入により、アルミ
ニウム補助層31の遮蔽作用の結果、第3図は斜
線で示したような注入領域が生成される。ここで
巾bを持つ縁に対し、深く存在する注入範囲の既
述の側方の拡大が利用される。アルミニウム補助
層31の第4図の水平の広がりの寸法は、結果と
して第1図の寸法cを持つ注入されない範囲が与
えられるように選定される。補助層31は遂行さ
れた注入の後除去され、第1図に3で示すゲート
電極により置換される。更に公知の仕方でも端子
5,15が取付けられる。
注入の遂行後例えばほぼ900℃において熱処理
すると有利であり、之により注入が活性化され
る。
すると有利であり、之により注入が活性化され
る。
この発明のトランジスタはゲート電極3に対し
2μmの巾をもつて困難なく製作することができ
る。集積技術において種々の隣接するトランジス
タの隣接するゲート電極3の間の間隔に対し4μ
mの寸法まで低下することができる。従つて1ト
ランジスタ当り25μm2の高い集積密度が達せられ
る。
2μmの巾をもつて困難なく製作することができ
る。集積技術において種々の隣接するトランジス
タの隣接するゲート電極3の間の間隔に対し4μ
mの寸法まで低下することができる。従つて1ト
ランジスタ当り25μm2の高い集積密度が達せられ
る。
第5図は第1図の実施形に対して変形されたこ
の発明のトランジスタの実施形を示す。第5図の
実施形は、電界効果トランジスタのゲート電極お
よびソース領域が相互に電気的に接続された電子
回路の場合に特に適する。この電子回路は、例え
ばインバータにおいて、および負荷抵抗として電
界効果トランジスタを使用するフリツプフロツプ
回路において現われる。
の発明のトランジスタの実施形を示す。第5図の
実施形は、電界効果トランジスタのゲート電極お
よびソース領域が相互に電気的に接続された電子
回路の場合に特に適する。この電子回路は、例え
ばインバータにおいて、および負荷抵抗として電
界効果トランジスタを使用するフリツプフロツプ
回路において現われる。
第5図の実施形の第1図と一致する各個部分に
は同じ参照数字をつけてある。71はソース領域
4,14と比較可能の第5図の実施形のソース領
域を示す。しかしこのソース領域71に対してス
トライプ形も予想することができる。79は範囲
9,19に比較可能の本例の範囲を表わす。この
範囲79の平面の拡りはソース領域71の形に適
合される。その際本例においても、この発明で重
要なbで明らかなように、ソース領域71の拡が
りを越えて突出する縁を備える。この突出する縁
bは半導体1の表面から間隔aを持ち、之はこの
発明により第1図の実施形の間隔aと一致する。
82はソース領域71およびドレイン領域6の間
の電荷キヤリヤのドリフト路を表わす。
は同じ参照数字をつけてある。71はソース領域
4,14と比較可能の第5図の実施形のソース領
域を示す。しかしこのソース領域71に対してス
トライプ形も予想することができる。79は範囲
9,19に比較可能の本例の範囲を表わす。この
範囲79の平面の拡りはソース領域71の形に適
合される。その際本例においても、この発明で重
要なbで明らかなように、ソース領域71の拡が
りを越えて突出する縁を備える。この突出する縁
bは半導体1の表面から間隔aを持ち、之はこの
発明により第1図の実施形の間隔aと一致する。
82はソース領域71およびドレイン領域6の間
の電荷キヤリヤのドリフト路を表わす。
第5図の実施形においても、この発明に基いて
達成可能の短かいチヤネルは、特に既述の寸法
a,bによつて実現される。このために第5図か
らも分かるようにゲート電極3は、ソース領域7
1の側縁を越えて側方へ突出し、従つて第5図で
矢印aによつて明らかな空間における制御が実際
に生じる。
達成可能の短かいチヤネルは、特に既述の寸法
a,bによつて実現される。このために第5図か
らも分かるようにゲート電極3は、ソース領域7
1の側縁を越えて側方へ突出し、従つて第5図で
矢印aによつて明らかな空間における制御が実際
に生じる。
103はゲート電極3およびソース領域71の
間の電気的接触を表わす。範囲79は普通の場合
半導体1の適切な箇所において、その表面に電気
的に導かれ、よつてこの範囲79を電気的或は電
子的に接続する。このことは例えばこの発明のト
ランジスタを上記の負荷抵抗として使用するため
に考慮される。
間の電気的接触を表わす。範囲79は普通の場合
半導体1の適切な箇所において、その表面に電気
的に導かれ、よつてこの範囲79を電気的或は電
子的に接続する。このことは例えばこの発明のト
ランジスタを上記の負荷抵抗として使用するため
に考慮される。
第1図はこの発明のトランジスタの第1実施形
を示し、回転対称形或はストライプ構成の何れに
も通用し、第2図および第3図はこの発明の優れ
た実施形のトランジスタの有利な製作方法のステ
ツプを示し、第4図は変形の実施形の他の製作方
法を示し、第5図は第1図に対し変更された実施
形を示す。
を示し、回転対称形或はストライプ構成の何れに
も通用し、第2図および第3図はこの発明の優れ
た実施形のトランジスタの有利な製作方法のステ
ツプを示し、第4図は変形の実施形の他の製作方
法を示し、第5図は第1図に対し変更された実施
形を示す。
Claims (1)
- 1 半導体中にMISゲート配置およびソースおよ
びドレイン領域を持ち、半導体中にその表面から
見てソース領域の下に付加的に導電領域が存在
し、その伝導形は半導体の上記導電領域の周囲の
範囲と反対の伝導形にあり、しかして上記導電領
域の導電率は上記周囲の範囲よりも大きい所の縦
型の電界効果トランジスタにおいて、領域9,1
9はゲート配置2,3の制御可能の電界作用の範
囲において、ゲート配置から、或は半導体1およ
びゲート絶縁層2の間の界面から間隔aを持ち、
そこで大きさbだけソース領域4,14に対して
横方向に突出する縁により限定され、この縁は領
域9,19内に幅cのチヤネルを形成し、その際
この大きさbはゲート絶縁層2の厚さdの1乃至
10倍を持ち、間隔aは厚さdの1乃至5倍を持
ち、更にb:aは1:1乃至10:1であり、ソー
ス領域4,14は表面から垂直方向に見て殆んど
間隔aをとり、ソース領域4,14および領域
9,19は互に反対の伝導形を持ち、領域9,1
9のドーピング度は下記のように、すなわちゲー
ト電極3およびソース領域4,14の間の予定の
最大の動作電圧の際、領域9,19が多数電荷キ
ヤリヤに関し空にされないことを特徴とする電界
効果トランジスタ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2611338A DE2611338C3 (de) | 1976-03-17 | 1976-03-17 | Feldeffekttransistor mit sehr kurzer Kanallange |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52113685A JPS52113685A (en) | 1977-09-22 |
JPS628952B2 true JPS628952B2 (ja) | 1987-02-25 |
Family
ID=5972731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2913577A Granted JPS52113685A (en) | 1976-03-17 | 1977-03-16 | Fet transistor having very short channel length |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4101922A (ja) |
JP (1) | JPS52113685A (ja) |
CA (1) | CA1081368A (ja) |
CH (1) | CH614072A5 (ja) |
DE (1) | DE2611338C3 (ja) |
FR (1) | FR2344967A1 (ja) |
GB (1) | GB1576488A (ja) |
IT (1) | IT1077520B (ja) |
NL (1) | NL7701776A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5191396B1 (en) * | 1978-10-13 | 1995-12-26 | Int Rectifier Corp | High power mosfet with low on-resistance and high breakdown voltage |
US4249190A (en) * | 1979-07-05 | 1981-02-03 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Floating gate vertical FET |
US4366495A (en) * | 1979-08-06 | 1982-12-28 | Rca Corporation | Vertical MOSFET with reduced turn-on resistance |
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US4724220A (en) * | 1985-02-19 | 1988-02-09 | Eaton Corporation | Method for fabricating buried channel field-effect transistor for microwave and millimeter frequencies |
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-
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- 1977-02-09 CH CH153477A patent/CH614072A5/xx not_active IP Right Cessation
- 1977-02-18 NL NL7701776A patent/NL7701776A/xx not_active Application Discontinuation
- 1977-03-09 US US05/775,978 patent/US4101922A/en not_active Expired - Lifetime
- 1977-03-09 FR FR7706922A patent/FR2344967A1/fr active Granted
- 1977-03-14 GB GB10641/77A patent/GB1576488A/en not_active Expired
- 1977-03-16 IT IT21289/77A patent/IT1077520B/it active
- 1977-03-16 CA CA274,075A patent/CA1081368A/en not_active Expired
- 1977-03-16 JP JP2913577A patent/JPS52113685A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPS5027483A (ja) * | 1973-07-10 | 1975-03-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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CA1081368A (en) | 1980-07-08 |
CH614072A5 (ja) | 1979-10-31 |
FR2344967A1 (fr) | 1977-10-14 |
DE2611338B2 (de) | 1978-07-27 |
GB1576488A (en) | 1980-10-08 |
US4101922A (en) | 1978-07-18 |
JPS52113685A (en) | 1977-09-22 |
DE2611338C3 (de) | 1979-03-29 |
IT1077520B (it) | 1985-05-04 |
DE2611338A1 (de) | 1977-09-29 |
FR2344967B1 (ja) | 1980-01-11 |
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