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JPS6023401A - 多糖類およびその製造法 - Google Patents

多糖類およびその製造法

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Publication number
JPS6023401A
JPS6023401A JP58037486A JP3748683A JPS6023401A JP S6023401 A JPS6023401 A JP S6023401A JP 58037486 A JP58037486 A JP 58037486A JP 3748683 A JP3748683 A JP 3748683A JP S6023401 A JPS6023401 A JP S6023401A
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JP
Japan
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formula
polysaccharide
repeating unit
represented
group represented
Prior art date
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Granted
Application number
JP58037486A
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English (en)
Other versions
JPH0376323B2 (ja
Inventor
Akira Misaki
三崎 旭
Yoshiaki Sone
曽根 良昭
Takao Kato
喬雄 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Soda Manufacturing Co Ltd filed Critical Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority to JP58037486A priority Critical patent/JPS6023401A/ja
Priority to EP84102519A priority patent/EP0121146A3/en
Priority to US06/587,475 priority patent/US4639516A/en
Publication of JPS6023401A publication Critical patent/JPS6023401A/ja
Publication of JPH0376323B2 publication Critical patent/JPH0376323B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/70Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
    • A61K31/715Polysaccharides, i.e. having more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic linkages; Derivatives thereof, e.g. ethers, esters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B37/00Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
    • C08B37/0006Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid
    • C08B37/0024Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid beta-D-Glucans; (beta-1,3)-D-Glucans, e.g. paramylon, coriolan, sclerotan, pachyman, callose, scleroglucan, schizophyllan, laminaran, lentinan or curdlan; (beta-1,6)-D-Glucans, e.g. pustulan; (beta-1,4)-D-Glucans; (beta-1,3)(beta-1,4)-D-Glucans, e.g. lichenan; Derivatives thereof

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  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフクロタケに由来する多糖類、その製造法およ
びこの多糖類を有効成分として含む抗腫瘍剤に関する。
従来よりある種の多糖類が抗腫瘍性を示すことは知られ
ているがその構造と抗腫瘍性との相関は今だ明確ではな
い。
また或種の菌類由来の多糖を酸化後還元して、ポリオー
ル化を行ない抗腫瘍性のある多糖を得ることも公知であ
る。例えはキクラゲおよびペスクロチア属の産生ずる多
糖からこの様な処理によって得られる多糖が抗腫瘍性を
有することは本発明者等の発明についての特開昭55−
2540.9および特開昭56−34701により明ら
かとなっている。この場合も原料および得られるポリオ
ール化された多糖の構造等と抗腫瘍性との関係は必ずし
も明らかでない。
本発明者等はフクロタケからアルカリ抽出された多糖に
強い抗腫瘍性があることをすでに見出している。(特願
昭57−162121号)しかしこの多糖は乾燥により
中性条件で水に対し難溶化する性質があり、抗腫瘍剤と
して臨床に用いるに充分に使いやすいとは言い難い。
本発明者等は特願昭57−162121号記載の多糖の
抗腫瘍性を損なうことなく中性条件で水に対する溶解性
を改良すべく鋭意検討の結果酸化剤、特に過ヨウ素酸ま
たはその水溶性塩による酸化処理についで還元処理によ
り導ひかれた多糖がその処理前の多糖に比較し著しるし
く中性条件で水浴性が改善されると同時にその抗腫瘍性
が増強されることを発見し本発明をなしたものである。
すなわち本発明はフクロタケに含有されるアルカリ可溶
性多糖を酸化剤、特に過ヨウ素酸またはその水浴性塩に
よる酸化処理につぐ還元処理により調整することのでき
る水溶性が改善されかつ抗腫瘍性の増強された多糖を提
供するものである。
本発明の多糖の物理的化学的性質は以下の通りである。
(1)溶解性 水、生理食堪水、アルカリ水浴液およびジメチルスルホ
キシドに可俗であり、メタノール、エタノール、’n−
7’タノール、アセトン、ベンゼン、トルエン、[12
エチル、フロピレンクリコール、ピリジン等に実質的に
不随である。
(2) 旋光度 本発明の多糖の()、5規冗水酸化ナトリウム水溶液(
0,5%)中での比施光度は 〔α〕25:約+22,4° である。
(3)元素分析 充分に乾燥された試料の元素分析匝は C:43〜44.5チ H: 5.8〜6.3 % でありN、Sは検出限界以下であった。
(4)分子量 所望により用いる低粘度化処理の方法ならびに条件にも
よるが、濃度0.1モル/j、pi(8,6のトリス塩
酸緩衝液全移動相とするゲル濾過高速液体クロマトグラ
フィにおいて分子量約7万ないし約80万の分画中に溶
出する。
(5)構成糖 本発明の多糖をギ酸および硫酸あるいは硫酸で加水分解
した後、高速液体クロマトグラフィ(移動相:’ CH
sCN/LO= 75/ 25 、カラム:東洋曹達製
LS−450K)、ならびにペー/ぐ一クロマトグラフ
ィ(展開溶媒:ブタノール/ピリジン/水−6/4/3
 、発色剤:硫酸銀溶液)ならびにアルジトールアセテ
−1・に誘導した後ガスクロマトグラフィ(カラム: 
’l’hel−nlon−3000およびECN5 S
−N )で同定ならびに定量した。
(イ) 本発明の多糖全完全に加水分解するとり゛ルー
コースとグリセロールトクリコールアルデヒドが生成し
た。
(0)本発明の多糖を箱守法によりメチル化し、加水分
解した後分解物をそのままあるいはアルジトールアセテ
−1・に誘導してガスクロマトグラフィで分析した所、
主成分として2゜4.6−トリー〇−メチルグルコース
が検出され、少量成分として2..4−0−メチルグル
コースならびに1.3−ジ−o−メチル−グリセリンが
検出され、他にごく少量の2゜3 、4 、6−テトラ
−0−メチル−グルコースと2.3.4−トリー〇−メ
チルーグルコースが認められる場合と認められy、(い
場合がある。
(ハ) 本発明のグルカンを酸で緩和加水分解すると白
色の沈殿7生ずる。この水溶性画分全高速液体クロマト
グラフィで分析するとグリセリンの存在が確認される。
一方この白色沈殿をメチル化し加水分解した後分解物を
そのままあるいはアルジトールアセテートに誘導してガ
スクロマトグラフィで分析した所2,4゜6−1−’)
−0−メチル−グルコースのみが主成分として検出され
、他に痕跡量の2.3゜4.6−チトラーO−メチルグ
ルコースが検出される。
従って本発明の多糖は主鎖は実質上β−1゜3結合のグ
ルコースのみから成り、β−1゜3−結合のグルコース
結合4〜6個に1個の割合でその6位にβ−結合で主と
して単独のクルコース残基またはグルコース残基の炭素
−炭素結合の一部が切断され、かつポリオール化された
基より成る側鎖を有するが、側鎖約3個のうち1個はβ
−1,6−結合した2コノクルコース残基またはそのグ
ルコース残基の炭素−炭素結合の一部が切断され、かつ
ポリオール化された基より成ると認められる。
これらの結末および後述するフクロタケ由来の多糖の構
造から本発明の多糖は、本質的に式で表わされる第1の
くり返えし単位(式中D −GluはD−グルコピラノ
シル基を表わし、βは結合様式を表わし数字は結合位置
を表わす)、式で表わされる第2のくり返し単位(式中
D−Q/、u。
β及び数字は前記同様の意味を表わしXは式%式% ( で表わされる基または CI(,0)1 1 0)1 で表わされるD−グルコピラノシル基を表わす。
これらの両式中のβも前記同様の意味である)ならびに ↓ で表わされる第3のくり返えし単位(式中り−Gtu 
、β、X及び数字は前記同様の意味を表し、Yは式 %式% で表わされる基または式 CP)I CH。
1 (Q) で表わされるD−グルコピラノシル基を表わす。
これらの前式中、(P)全村した炭素にXが結合し、(
Qlを付した酸素でグルコピラノシル基に結合する意味
である)からなり、前記第2および/または第3のくり
返えし単位中のXの少なくとも一部は前記 H20H ■ HOCH2C−0−CH−o−・・・・・・・・・囚I HCH,OH で表わされる基であり、前記第1.第2および第3の各
くり返し単位の個数の和100個当り、各平均で、第3
のくす返えし単位の個数が約4ないし約12個であり、
第2のくり返えし単位と第3のくり返えし単位の個数の
和が約16ないし約23個である、フクロタケ由来の多
糖類である。
本発明の多糖類の(II)式および(ロ)式で表わされ
るくり返えし単位中のXおよびYの式(4)で表わされ
る基および式(C)で表わされる基の合量は、好ましく
はその式(ホ)、 (B 、 (0および(6)の各基
の合量の1/4以上である。
主鎖のβ−1,3−グルコビラノース単位当りの、式(
5)と式(C)の和お割合ならびに式(B)と式(6)
の和の割合は本発明の多糖を過ヨウ素酸によって完全に
酸化した心きの過ヨウ素酸の消費量およびギ酸の生成量
ならびに完全に加水分解した時のグリセリンおよびグル
コースの定量により計算される。
本発明は更にフタロタケをアルカリ水溶液で抽出し、得
られた可溶性画分を酸化したのち還元して、その炭素−
炭素結合の一部を切断して開環させ、本発明の多糖類全
製造する方法を提供するものである。
原料として用いるフクロタケはその子実体及び菌糸体の
いずれであってもよい。そしてこれらは生の状態であっ
ても乾燥品であってもよい。抽出にあたり原料をあらか
じめ細断することは抽出効率をあげるために有効である
抽出に用いるアルカリ水溶液としては、例えば水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物を
用いることができる。特lと水酸化すl−IJウム水溶
液が便利である。
用いるアルカリの濃度は特に限定的ではないが、約0.
1規定ないし約3規定の範囲内で用いるのが好ましい。
抽出に用いるアルカリ水浴液の量は通常1回の抽出あた
り、原料乾燥重量の約5ないし約100倍量程度である
。この量は少なすぎれば抽出効率が悪<、多すぎ第1ば
後処理が面倒である。
この抽出工程においては多糖の分解又は過酸化等の変性
を防ぐため、窒素等の不活性カスの雰囲気下で抽出を行
うことが好ましい。才たさらに水素化ホウ素す) IJ
ウム等の還元剤の存在下で行ってもよい。
抽出温度には格別の限定はないが、約30℃以下が望ま
しい。さらに高温、例えば通常の熱アルカリ抽出の温度
条件である60ないし80℃程度で抽出すると、さらに
多くの分岐を有する多糖類が抽出されるからである。抽
出操作はくり返し行ってもよい。
本発明の方法で、フクロタケをアルカリ水溶液で抽出し
て得られる中間体の多糖類は水、アルコール等の溶媒で
は抽出されないので、アルカリ水溶液で抽出する工程に
先たち、水、熱水、緩衝液、アルコール又はこれらを組
合せた溶媒により、これらの夾雑物を除去しておくこと
が好ましい。なおこの様な操作によりアルカリ水溶液抽
出の際夾雑物となる蛋白質、マンガノラクトン、グリコ
ーゲン様多糖等をあらかじめ可成の程度除去することが
できる。
本発明の方法に従って抽出を行ったアルカリ水溶液は塩
酸、酢酸等の酸で中和する。通常この状態では目的の中
間体多糖は塩溶液中に俗解している。ついでこの浴液に
塩化セチルピリジニウムなどの第4級アンモニウム塩を
加えて夾雑する酸性物質を不溶性沈澱として析出させる
。この沈澱は濾過、遠心分離等の通常の分離手段により
除去する。こうして得た上清減音そのまま又は@縮後水
で透析し、透析液を乾燥することにより中間体の多糖類
を得ることができる。第四級アンモニウム塩により処理
で得た上清液をそのまま又は濃縮した後、これにアルコ
ール、アセトンなどの沈澱剤を加え、得られた沈澱全所
望により水に対して透析し、乾燥して中間体の多糖類を
固体として得てもよい。その際の乾燥方法としては、減
圧乾燥、凍結乾燥、噴霧乾燥等の適当な乾燥手段を用い
ることができる。所望によりこれらの調製工程の一部は
省略し、次の酸化処理を行ってもよい。
こうして得られる中間体多糖は本質的に式で表わされる
第1のくり返し単位、式 で表わされる第2のくり返し単位及び式で表わされる第
3のくり返し単位(各式中Gtuはグルコピラノシル基
を、数字は結合位置を表わす)からなり、第1(式(1
))、第2(式(IV)及び式−3(式(V)の−各く
り返し単位の個数の和loo当り、平均で第3(式(V
))のくり返し単位の個数が約4ないし約12個で、第
2(式(■))及び第3(式(V))のくり返し単位の
個数の和が同じく約16ないし約23個である多糖類で
ある。
この多糖類の物理的、化学的性質は以下の通りである。
(1)溶解性 アルカリ水溶液及びジメチルスルホキシドに可溶で、メ
タノール、エタノール、n−ブタノール、アセトン、ベ
ンゼン、トルエン、61エチル、プロピレングリコール
、ピリジン等に実質的に不溶である。乾燥した本発明の
多糖類は水に難溶性であるが、超音波処理などの操作を
加えることにより、水に可溶化できる。また塩類水溶液
にはわずかに溶ける。アルカリ水溶液に俗解したのち中
和すると俗解したままで残る。
(2)旋光度 この多糖類の0.5規定水酸化ナトリウム水溶液(0,
5チ)中での比旋光度は 〔α〕D :約−12゜ である。
(3)元素分析1直 注意深く充分に乾燥するとCn)12nQn から計算
される1直に近い圃全与えるが、通常少量の水分全金石
し、 C:43〜45チ kI: 5.6〜6.4% N:定量限界以下 程度の1直を与える。ハロゲン及び硫黄は検出されない
(4) 赤外線吸収分析 KBr錠剤法による赤タi線吸収スペクトルヲ第11ツ
1に示す。896cm−’における吸収はD−グルコー
ス残基のβ−結合に特有なものである。
(5) C” −NM、R分析 δ (直 : l 0 3.6 、 8 6.8 、 
7 6.9 、 7 5.2 。
74.2 、 (ppm ) 73.3 、70.7 
、69.0及び61.4にピークを示す。
(6)発色反応 アンスロン反応 :陽性 ニンヒドリン反応 :陰性 ディシュのカルバゾール反応 ;陰性 (7)分子量 濃度0.1モル/l、pH8,6のトリス塩酸塩緩衝液
を移動相とするゲルヂ過高速液体クロマトグラフィにお
いて分子量約30万ないし約80万の分画中に溶出する
(8)塩化セチルピリジニウムとの反応水溶液中塩化セ
チルピリジニウムと沈sを生成しない。
(9)構成糖類 この多糖類を1規定硫酸水溶液中、100℃で加水分解
した後、ペーパークロマトグラフィ□、により、及びア
ルジトールアセテートに誘導後、ガスクロマトグラフィ
により同定するとグルコースのみが検出される。
al 結合構成 メチル化分析により、モル比で 2 、3.4 、6−チトラーO−メチルグルコース 
1 2.4.6−トリー〇−メチルグルコース約3.7ない
し約5.0 2.3.4−トリー〇−メチルグルコース約O1:う0
ないし約0.35 及び 2.4−ジーO−メチルグルコース 約帆フないし約1.3 を与える。
エキソ型のβ−1,3グルカナーゼを用いて酵素分解す
ると、クルコースとゲンチオビオーズを生成する。
マタメタ過ヨウ素ナトリウムで充分に酸化し、水素化ホ
ウ累ナトリウムで還元後、緩和な条件、例えば()、1
ないし0.2 m定価酸で、80ないし100℃、1〜
2時間時間別水分解すると側鎖に相当するグルコース基
の除去された直鎖状β−1゜3−グルカンが得られる。
このものはメ、チル化分析で2.4.6−1−クー0−
メチルグルコースと痕跡量の2.3,4.6−チトラー
O−メチルグルコースを与える。この直鎖状β−1,3
−グルカンをエキソ型β−1,3−グルカナーゼで酵素
分解するとグルコースのみが生成する。
従ってこの多糖類の主鎖は実質上β−1,3−結合のグ
ルコース残基のみから成る。
このことからこの多糖類は連続したβ−1,3−グルコ
シド結合の主鎖よりなり、β−1,3−結合のグルコー
ス結合4〜6個に1個の割合で、その6位にβ−結合で
主として単独のグルコース残基よりなる側鎖を有するが
、側鎖約3個のうち1個はβ−1,6−結合した2ケの
クルコース残基からなるものと認められる。それ故、こ
の多糖類の基本構造は前述の一般式のくり返し単位から
なるということができる。
こね、らのことから本発明の方法で中間体として経由す
る多糖は公知のスクレログルカン、シゾフイラン及びキ
クラゲ子実体から得られる分枝型β−1,3−グルカン
よりも枝分れの頻度が少なくかつ分枝中にわずかのβ−
1,6−結合で2ケ以上連続したグルコース残基からな
る分枝をもつ多糖類である。
またペスηロチア属の微生物の産生ずる多糖と比べると
枝分れの頻度が著しく小さい。
この多糖類は特願昭57−157058 号の明細書中
に開示されている物質である。
こうして得られた中間体多糖は酸化剤、特に過ヨウ素酸
またはその水溶性塩で酸化処理し、ついで還元処理を行
う。所望によりこの任意の段階でたとえば超音波処理等
の低粘度化処理全行なってもよい。
用いる酸化剤は隣接する水酸基を選択的に酸化する酸化
剤が許容される。この例として過ヨウ素酸またはその塩
、特にメタ過ヨウ素酸ナトリウムあるいはメタ過ヨウ累
酸カリウムが好適に用いられる。酸化反応の溶媒として
は’p H3〜8の範囲で用いられる緩衝液を用いても
よいが通常蒸留水を用いて充分である。酸化剤の濃度は
特に規定するものではないが、0.(11−0,2ma
t/、tが好ましく、・0.02〜0.1 moj /
 lがさらに好ましい。
酸化剤の量は所望の開環塵を与えるべく適量を用いるが
通常原料多糖の無水グルコース単位あたり約0.02〜
約2モルの範囲で用いるのが好ましい。
酸化剤が少なすぎれば水可溶性多糖への変換が不充分で
あり多すぎても適葉以上の効果が得られないためである
。溶媒の量は原料多糖が充分浸漬され充分かくはんされ
る量であればよく、通常原料多糖1部に対し10部〜5
00部が好適に用いられる。
酸化反応は室温もしくはそれ以下の温度で行なうのが好
ましくさらに不活性ガスの雰囲気下で行なってもよい。
また通常冷暗所で行なう。
上記した酸化処理によって中間体81f、!lの主鎖全
構成するβ−1,3−グルコピラノシル基は酸化されず
式(II)および式(ロ)で表わされるくり返し単位中
のXおよびYで表わされる位置のグルコピラノシル基の
みが酸化される。
酸化反応終了後、エチレングリコール又はグリセリン等
で残存する酸化剤を分解するのは必ずしも必須ではない
が望ましい工程である。
次いで行なう還元反応において、還元剤は水に可溶な還
元剤が好ましく、この例として水素化ホウ素ナトリウム
(NaBH4)あるいは水素化シアノ硼素ナトリウム(
NaBH30N )があげられるが、水素化ホウ素ナト
リウムが好適に用いられる。還元反応に先立ち重炭酸す
l−IJウム等で反応液を微アルカリ性にしてもよい。
還元剤の量は酸化反応液の処理方法によっても異なるが
、エチレングリコールで酸化剤を分解し、重炭酸ナトリ
ウムでpH8に調整した場合は理論量の約1.2倍以上
を用いればよい。還元反応の溶媒は水性であることが望
ましくその量は原料多糖に対し100倍ないし1000
倍用いることが望ましい。還元反応はかくはん下に室温
で行なって伺ら差し支えない。反応時間は約1日程度で
充分である。
上記した酸化処理ならびに還元処理により、水難溶性の
原料多糖は水可溶性に誉換され反応液中に溶解する。
なお水素化ホウ素す) +1ウムを還元剤として用いた
場合、還元反応の後に鉱酸又は有機酸を反応液に加え、
微酸性として残存する水素化ホウ累ナトリウムを分解し
てもよい。又還元後も水不溶性の残置が残る場合は遠心
分離等の」1常の固液分離の方法によって残f’に除去
してもよい。
こうして得られた水可溶性の多糖を含む溶液はそのまま
蒸留水中に透析してもよいし減圧濃縮した後に透析し、
でもよい。
あるいは濃縮前あるいは濃縮後の多糖を含む溶液にメチ
ルアルコール、アセトン等の水に溶解し得る貧溶媒を加
え目的の多糖を沈澱させ、この沈澱を遠心分離等の通常
の方法で集めた後蒸留水中に再たび溶解させて透析して
もよい。もちろんこれらの精製方法ヲ<す返し行っても
よい。透析は通常2日ないし5日間で充分である。
こうして得られた透析内液は凍結乾燥、ふん霧乾燥等の
通常の方法により固型物として得られる。
充分な透析後に貧溶媒の添加による沈澱操作を行なう場
合その沈澱音用いた溶媒でよく洗浄した後減圧乾燥して
もよい。
上記の処理課程のいずれかの段階でたとえば超音波処理
あるいはβ−1,3グル力ン分解酵素処理等の低粘度化
処理ケ行なうことはなんらさしつかえない。
こうして得られる本発明の多糖類は前述した中間体の多
糖類と比べて中性条件での水溶性が大きく改善されてい
る。また、その抗腫瘍性も増強されている。
本発明の゛フクロタケ由来の多糖より導ひかれる多糖は
前記2種の前述したキクラゲまたはペスタロチア属の微
生物出来のポリオール化された多糖と比べるとβ−1,
3−グルカン金主鎖としている点に同一性があるものの
、フクロタケ多糖は前二者に比較し著しるしく分岐が少
ないという特徴を有する。
以下本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。
実施例】 風乾したフクロフケ子実$100p’1=pH7,0の
0.1 Mリン酸塩緩衝液1tに一夜漬した後、ミキサ
ーおよびホモジナイザーで破砕した。さらにこれに回し
リン酸塩緩衝液2tk加えて4時間かくはんし遠心分離
した。得られた固形分を同じリン酸塩緩衝液3tに入れ
ホモジナイザーで分散させた後、4時間かくはん、遠心
分離し沈澱を得た。
この沈澱f3tの水に分散させ、オートクレーブ中、1
20℃で30分間加熱した。冷却後遠心分離して沈澱を
得た。この熱水抽出処理をさらに4回くり返し、水溶性
画分をほぼ完全に抽出除去した。
こシル、て得られた水不溶性画分を、水素化ホウ素すl
−IJウム5gを溶解させた1規定水酸化ナトリウム水
溶液3tに分散させた。窒素気流下に25℃で4時間か
くはんした後遠心分離した。この沈澱に対して1規定水
酸化ナトリウム水浴液による抽出操作をくり返した。雨
水酸化ナトリウム・抽出液を合併し、これ1[塩酸で中
和し、pH6,5に調整した。
こ“う(して得IIた二抽出液に塩化セチルピリジニウ
ム水浴液(10%)kかくはん下に、その添加によって
あらたに沈澱が生じなくなるまで滴下し、ついで1g、
ooo Gで3()分間遠心分離全行い、生じた沈澱全
除去した。この上清に等容のメタノールを加えてかくは
んし、多糖類を沈澱させた。この沈澱全蒸留水500−
に加えホモミキサーで分散後流水中に5日間透析した。
透析内液を凍結乾燥し、中間体の多糖13.0 、!i
Iを得た。
元素分析直 C: 44.03% H: 6.05 qb N:定量限界以下 比旋光度 5 〔α〕D ニー12° (濃度0.5チ、0.5規定水
酸化ナトリウム浴液中) 赤外吸収スペクトル 第】図にKBr錠剤法による、フェリエ変換赤外吸収ス
ペクトル全示す、 分子量 0.1 M、p H8,6のトリス塩酸塩緩衝液を移動
相として、東洋曽達工業(休)製G5000PWカラム
を用いたゲルp過高速iQKクロマトグラフィで出した
C13−NMR分析、発色反応及び塩化セチルピリジウ
ムとの反応 前述した物理的、化学的性質と同じであった。
m酸糖及び結合様式 得られた多糖をメチル化し、さらに加水分解した。得ら
れたメチル化糖をアルジトールアセテートに誘導した。
これをカスクロマトグラフィで分析した。得られたメチ
ル化糖のモル比は2.3L4,6−テトラ−0−メチル
グルコース2.4.6−トリー〇−メチルグルコース3
.76 2 、3 、4 、− トリー〇−メチルグルコース0
.33 2.4−ジー0−メチルクルコース 1.01 別にこの多糖をエキソ型β−1,3−グルカナーゼで酵
素分解した。ゲルコーストケンチオビオースが得らねた
。そのモル比は前者1モルに対して後者(1、177モ
ルであった。
さらに韮たこの多糖をメタ過ヨウ素酸ナトリウムで充分
に酸化し、水素化ホウ素す) IIウムで還元した。こ
れを更に()、1規定の硫酸中、100℃で2時間加水
分解したところ、側鎖に相補するグルコース基の除去さ
れた直鎖状のクルカンの沈澱が得られた。この沈fsヲ
同様にしてメチル化分析を行ったところ2,4.6−ト
リー〇−メチルグルコースと痕跡量の2.3,4.6−
テトラ−0−メチルクルコースを与えた。
またこの沈澱をエキソ型β−1,3−グルカナーゼで酵
素分解したところグルコースのみが生成した。
従って得られた多糖は前述した式(I) 、 (IV)
及び(V)のくり返し単位からなりその個数の比がこれ
らのくり返し単位の合計の個数100個当り、式(■)
のくり返し単位7個、式(1v)のくり返し単位と式(
V)のくり返し単位との個数の和は21個であった。
こうして町整した中間体多糖2.lr蒸留水300−に
加えよくかくはんした。メタ過ヨウ素酸ナトリウム1.
2gを加え10℃で遮光下に10日間攪拌して反応させ
た。ついでエチレングリコール1m1−加え3時間攪拌
した。この反応液會5ooo aで30分遠心分離し、
上滑を除去し固形分を得た。
この固形分+2留水50()−中に移し、ディスパーザ
−で分散させた後水素化ホウ素ナトリウム0.259’
fH加え、室温で1日間攪拌した。この反□応液に少量
の酢酸を加えp H6,5に調整した後2倍量のメタノ
ールを加え攪拌した。次にこれを遠心分離にかけ上滑を
除去した。得られた沈澱を蒸留水300−に溶解させ5
日間透析した。透析内液を凍結乾燥し白色の目的多糖1
.7.9 k得た。
本多糖の性状は以下の通りであった。
分析方法は前述した中間体多糖の場合と同じである。
以下の各実施例の分析方法も同様である。
元素分析直 C: 43.8% H: 6.1チ 赤外吸収スペクトル 第2図にKBr錠剤法による、フェリエ交換赤外吸収ス
ペクトル全示す。
分子量 0.1 M、p H8,6のトリス塩酸塩緩衝液全移動
相として、東洋曹達工業(株)製G 5000 PWカ
ラムを用いたゲル濾過高速液体クロマトグラフィで分子
祈約65万のリテンションタイムの位置に溶出した。
構造 本多糖は前記した式(I)の第1のくシ返し単位と同(
1■)の第2のくり返し単位上回(IIl)の第3のく
り返し単位から成り、第1.第2.および第3のくり返
し単位の和100個あたり、第3のく如返し単位約7個
、第2のくり返し単位と第3のくり返し単位との和は2
1個であり、また、式(4)と式(C) (n数の和は
約24個、また弐〇)と弐〇の数の和は約4個であった
実施例2 実施例1で調製した中間体多糖2gを用いメタ過ヨウ素
酸ナトリウム’t O,6,9とし、酸化反応温度を4
℃とし、水素化ホウ素ナトリウム’e 0.2 gにし
た以外は実施例1と同様にして酸化反応以後の処理をし
た。目的の多糖1.659 f得た。
本多糖の性状は以下の通りであった。
元素分析1直 C: 43.6係 f(: 6.0チ 分子量 実施例1の多糖と同様であった。
構造 本多糖は前記した式(I)の第1のくり返し単位と同(
II)の第2のくり返し単位と同(ロ)の第3のくり返
し単位から成り、第1.第2.および第3のくり返し単
位の和100個あたり、第3のくり返し単位約7個、第
2のくり返し単位と第3のくり返し単位上の和は21個
であり、また式(5)と式(C)の数の和は約21個、
また式(B)と式(6)の数の和は約7個であった。
実施例3 実施例1で調製した中間体多糖29に蒸留水300ゴに
加えよくかくはんした。メタ過ヨウ素酸ナトIJウム0
.4 、!i!全加え4℃で遮光下に8日間攪拌して反
応させた。ついでエチレングリコール0.5 m/ ’
(f加え3時間攪拌した。ついで蒸留水200d’に加
えた後0.5モル/を濃度の炭酸水素ナトリウム水浴液
を加え、p i(8,0に調整した。これに水素化ホウ
素ナトリウム(1,25″gを加え1日間攪拌した。こ
の反応液に小量の酢酸音訓えp H6,0とした。この
浴液を外部液を蒸留水として5日間透析した。透析内液
を凍結乾燥し、目的の多糖1.709を併た。
本多糖の性状は以下の通りであった。
元素分析1直 C: 43.5チ H: 6.1チ 分子量 実施例1の多糖と同様であった。
構造 本多糖は前記した式(I)の第1のくり返し単位と式(
II)の第2のくり返し単位と式(III)の第3のく
り返し単位から成り、第1.第2.および第3のくり返
し単位の和100個あたり、第3のくり返し単位約7個
、第2のくり返し単位と第3のくり返し単位との和は約
21個であり、また式(5)と式(C)の数の和は約1
1個、また式(B)と弐〇の数の和は約17個であった
実施例4 原料調製例1と同様にして中間体多糖類全調製した。こ
の多糖11’を蒸留水400−に分散させ1.3gのメ
タ過ヨウ素酸カリウムを用いて実施例1と同様に酸化反
応を行なった。実施例1と同様にしてその後の処理を行
なったところ目的の多糖1.6gを得た。
本多糖の性状は以下の通りであった。
元素分析値 C: 43.2 % H: 5.9チ 分子量 実施例1と同等であった。
構造 本多糖は前記した式(I)の第1のくり返し単位と同(
II)の第2のくり返し単位と同(ロ)の第3のくり返
し単位から成り、第1.第2.および第3のくp返し単
位の和100個あたり、第3のくり返し単位約6個、第
2のくり返し単位と第3のくシ返し単位との和は20個
であり、また式囚と式(C)の数の和は約24個、また
式(B)と式(ハ)の数の利は約2個であった。
実施例5 原料調製例1と同様にして中間体多糖類全調製した。こ
の多糖Sl’を実施例1と同様にして酸化・還元した。
還元反応後小量の酢酸を加えpHを6.0に調製し、2
0KH1100Wの条件で外部より氷冷しながら攪拌下
に30分超音波処理をした。
ついでこの処理液に2借景のアセトンヲユっくり加えか
くはんし遠心分離を行ない上清を除去した後この沈澱を
蒸留水300tntに゛溶解させ5日間糖1.60.9
を得た。
本多糖の性状は以下の通りである。
元素分析直 C: 43.2 q6 1(: 6.Ocf。
分子量 実施例1と同様な条件でのゲルヂ過高速液体クロマトグ
ラフィで分子量約12万のリテンションタイムの位置に
m出した。
構造 本多糖は前記した式(I)の第1のくり返し単位と同(
II)の第2のくり返し単位と同(Ill)の第3のく
り返し単位から成り、第1.第2.および第3のくり返
し単位の和100個あたり、@3のくり返し単位約6個
、第2のくり返し単位と第3のくり返し単位との和は1
9個でおり、また、式(4)と式(C)の数の和は約2
1個、また式(B)と式Uの数の和は約4個でめった。
実権例6 アルカリ水浴液抽出の前の工程を実施例1と同様にして
行った後、抽出温度を20°Cに変えた以外は実施例】
と同様にしてアルカリ水溶液抽出を行った。得られた抽
出液の塩酸でp H6,5を調整した後、実施例1と同
様にして塩化セチルピリジニウム水溶液(10%)を加
え生ずる沈澱を遠心分離により除去した。上清を2日間
流水中シこ透析した後、透析内液f3tにまで40°C
で減圧丁に濃縮シた。こ111に等容のメクノール音訓
え生じた沈澱を10,0OOGで・30分間遠心分離し
た。この沈澱を300−のメタノールに加え約1時間か
くはん遠心分離し沈澱を得た。このメタノールによる洗
浄をさらに2度くり返したのち、沈澱を減圧乾慄し中間
体多糖10.5 gを得た。
こうして得た多糖について実権例】と同様にして分析を
行なった。
元素分析匝 C: 4 4.3 1 % if 6.10 % N;定量限界以下 分子量 分子量約55万の位置に溶出した。
メチル化糖のモル比 2.3,4.6−テトラ−0−メチルクルコー1 1 2.4.6−.1−り一〇−メチルグルコース4.26 2.3.4−1−リー0−メチルグルコース0.32 2.4−ジーO−メチルグルコース 1、Ol エキソ型β−1,3−グルカナーゼ消化で掬らたグルコ
ースとゲンチオビオーズとのモル比1 : 0.160 くり返し単位の割合 合計個数100個当り式(i[[)のくり返し単位6個
で、式<II)のくり返し単位と式□□□)のくり返し
単位の個数の和は19個であった。
その他の結果は実施例1の場合と実η的に同一であった
こうして得られた中間体多糖2gを用い、実施例1と同
様に酸化反応以後の処置を施した所1.6gの目的多糖
を得た。
元累分析匝 C: 43.9チ i−i: 6.1チ 分子量 約50万の位置に溶出した。
構造 本多糖は前記した式(I)の第1のくり返し単位と同(
II)の第2のくり返し単位と同(9)の第3のくり返
し単位から成り、第1 、第2 、および第3のくり返
し単位の和100個あたり第3のくり返し単位約6細編
2のくり返し単位と第3のくり返し単位との和は19個
であり、また成因と式(C)の数の和は23個、または
式CB)と式(2)の数の和は2個であった。
実施例7 〔水に対する溶解性試験〕 実施例1の中間体多糖および目的の多糖を精秤し生理食
塩水(pH6,3) 5 omt*加え40’Gで3時
間攪拌した所第1表の結果を得た。生理食塩水のかわり
に精製中(J)H6,7)Th用いた場合もまた同様の
結果を得た。
第1表より本発明多糖の中性域での溶解性改良が明確に
示される。
第1表 実施例8 ザルコーマ180肉腫・ICR系マウスを用いた抗腫瘍
性試験 腹腔内移植後7日目のザルコーマ180腫瘍細胞約60
0万個を健常な体重23g0)6週令ICR系マウス(
雌)の布紙径部より背部皮下に移植し、翌日よりlO日
間毎日1回生理食塩水中に溶解した本発明物質および参
考例としてのけんたくした原料多糖を腹腔内に投力した
。対照は無処置群である。
腫瘍を移植してから5週間後に腫瘍を摘出し、その重量
を測定するとともに腫瘍の完全消失数を数えた。
腫瘍抑制率は次式により算出した。
11’li 瘍抑fliil 率=C−Tx” OO”
υ ただし C:対照群の平均腫瘍重址 ′r:投薬群の 結果は第2表に示した。特に低投与量での抗腫瘍性の増
加が明らかである。
実施例9 ザルコーマ180肉腫・C31/l−Te 系マウスを
用いた抗IIII瘍性試験 体1に約23gのC:’l HA−Te 系マウス(♀
)を用い抗腫瘍試験l)と同様に行なった結果第3表の
結果を得た。第3表より本発明多糖の有効な抗腫瘍性が
明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1においてフクロタケよりアルカリ抽
出lこより調整された中間体の多糖の赤外牧収スペクト
ル金示す図であり、第2図は実施例1 icおいて調整
さ1.た本発明物質の赤外吸収スペクトルキ示ずし1で
ある。 特許出願人 東洋曹達工業株式会社 14 手続補正書 昭和59年6月7日 特許庁長官若杉和夫 殿 1事件の表示 昭和58年特許願第 37486 号 2発明の名称 多糖類およびその製造法 ろ補正をする者 電話番号(585)ろ611 4補IE命令の日刊 (1) 明細書の特許請求の範囲の欄 (It) 明細書の発明の詳細な説明の欄(助 図面全
体 7補正の内容 (1) 明細書の特許請求の範囲の欄の補正については
別紙の通シ。 (II) 明細書の発明の詳細な説明の欄の補正につい
ては以下の通り。 (r)14頁7行 1分子量約7万ないし約80万」を 1分子量約7万ないし約280万、特に約7万ないし約
80万1と訂正。 (2)14頁下から7行 「硫酸銀」を 「硝酸銀」と訂正。 (3) 1’5頁7行および8行 「2.4−〇−メチルグルコース」を 「2.4−ジー0−メチルグルコース」と訂正。 (5)16頁7行および28頁9行 「4〜6個に1個」を [6〜6個、特に4〜6個に1個]とt1正。 (6)1/)頁12行ならびに28頁11行および12
行 「約5個のうち1個は」を 「約3個ないし約10個のうち1個は」と訂正。 (7)17頁1行、18頁最終行および19頁2行 「D−グルコピラノシル基」を 「D−グルコビラノース残基」と訂正。 (s)17頁最終行 「これらの両式中のβも前記同様の意味である」を削除
。 (9)19頁11行および12行ならびに24頁4行お
よび5行 「約16ないし約23個」を 「約16ないし約33個、特に約16ないし約25個」
と訂正。 αゆ 22頁5行 「マンノガクタン」を 「マンノガラクタン」と訂正。 a力 22頁6行 「あらかじめ可成の程度除去する」を 「あらかじめ除去する」と訂正。 (2) 22頁8行ないし25頁2行 [本発明の方法に従って・・・固体として得てもよい。 」を 「本発明の方法に従って抽出を行ったアルカリ水溶液は
塩酸、酢酸等の酸で中和する。 ついでこの溶液に塩化セチルピリジニウムなどの第4級
アンモニウム塩を加えて、時に夾雑する酸性物質を不溶
性沈殿として析出させ、この沈殿を濾過、遠心分離等の
通常の分離手段によシ除去する操作を行ってもよい。中
和液をそのまま又は濃縮後水で透析し、透析液を乾燥す
ることにより中間体の多糖類を得ることができる。中和
液をそのまま又は濃縮した後、これにアルコール、アセ
トンなどの沈殿剤を加え、得られた沈殿を所望により水
に対して透析し、乾燥して中間体の多糖類を固体として
得てもよい。」と訂正する。 0■ 23頁9行の式(IV)を β−D −Gtu。 ↓ ÷3)β−D −Gtu’ (1→→・・・・・・・・
・・・・・・伽と訂正。 α423頁11行の式(V)を β−D −Gtul ■ と訂正。 θリ 25頁下から2行 「グルコピラノシル基」を 「グルコビラ7−ス残基」と訂正。 αゆ 24頁下かも6行および同5行 「加えることにより、・・・アルカリ水溶液」を 「加えることによシ、水に部分的に可溶化できる。また
塩類溶液にはわずかに溶ける。 低濃度でアルカリ水溶液」と訂正。 α乃 26頁8行および9行 「分子量約50万ないし約80万の」を「分子量約60
万ないし約280万、特に約50万ないし約80万」と
訂正。 αe 27頁4行 「約3.7ないし約5.0」を 「約2.7ないし約5.0、特に約五7ないし約5.0
」と訂正。 0127頁6行 「約0.30ないし約0.35Jを 「約0.10ないし約0,55、特に約0.50ないし
約Q、55Jと訂正。 に) 29頁3行および4行 [またペスタロチア属の・・・著しく小さい。]を削除
。 (ハ)29頁15行 「水酸基を選択的に」を [水酸基を有する炭素−炭素結合を選択的に」と訂正。 (ロ) 30頁12行ないし16行 「上記した酸化処理によって・・・が酸化される。」を [上記した酸化処理によって中間体多糖の主鎖を構成す
るβ−1,5−グルコビラノース残基は酸化されず、式
(Ivlおよび式(V)で表わされるくり返し単位中の
分岐したグルコビラノース残基のみが酸化される。」と
訂正。 OI 52頁下から2行 「処理課程」を 「処理過程」と訂正。 ■ 36頁下から4行および同3行 「7クロタケ子実体100gをpH7,oの」を [7クロタケ子実体100gを[19%の食塩を含むp
l(7,0の」と訂正。 (ハ) 55頁下から7行の 「以下本発明を実施例によって・・・」の前、同8行の 「を有する。」のあとに、行を変えて、1本発明の多糖
ポリオールは高い抗腫瘍性と低い毒性を示す。たとえば
マウス腹腔に投与した場合、LDsoは1.’ooom
IjAc9以上である。 本発明の多糖ポリオールは既知の抗腫瘍性多糖類と同様
に生理学的に許容される媒体に溶解又は分散させた後、
静脈内、筋肉内又は皮下注射によシ投与できる。」を加
入する。 (至) 55頁下から6行 「フーリエ変換」を 「フーリエ変換」と訂正。 @ 58頁8行および9行 [この反応液に少量の」を 「この反応液を遠心分離し、上清液に少量の」と訂正。 @ 39頁2行 「フーリエ変換」を 1−フーリエ変換」と訂正。 に)42頁11行 「原料調製例1と同様にして」を 杢 「塩化セチルピリジウムの添加とそれに続く遠心分離操
作を除いた以外は実施例1と同様にして」と訂正。 0043頁13行 「原料調製例1と同様にして」を 「実施例4と同様にして」と訂正。 (”11)43頁15行 「小量の酢酸を」を 「少量の酢酸を」と訂正。 (イ)45頁5行 [抽出液の塩酸でpH& 5を」を 「抽出液を塩酸でpH& 5に」と訂正。 (ト)48頁4行 「精製中」を 「精製水」と訂正。 (ハ) 53頁3行および5行 「調整」を 「調製」と訂正。 (III) 図面全体の補正については別紙の通り(第
1図および第2図中の「d」を「crn−1」と訂正)
。 8添付書類の目録 (1)訂正した特許請求の範囲を 記載した書面 1通 (2)訂正した図面 1通 2特許請求の範囲 (1)本質的に式 %式%(1 で表わされる第1のくり返えし単位(式中D−GAuは
D−グルコビラノース残基を表わし、βは結合様式を表
わし、数字は結合位置を表わす)、式 %式%(1 で表わされる第2のくり返えし単位(式中D−G7u、
 β及び数字は前記同様の意味を表わし又は式 %式% で表わされる基または CH,OH で表わされるD−グルコピラノシル基を表わす。)なら
びに ↓ ↓ −〔→3)β−D −Gtu’(1→→で表わされる第
3のくり返えし単位(式中D〜Gtu 、β、X及び数
字は前記同様の意味を表し、Yは式 %式% で表わされる基または式 (P)I HOH で表わされるD−グルコビラノース残基を表わす。これ
らの前式中、(P)を付した炭素にXが結合し、(0を
付した酸素でグルコビラノース残基に結合する意味であ
る)からなり、前記第2および/または第5のくり返え
し単位中のXの少なくとも一部は前記 OH,OH 「 HOH,OR で表わされる基であり、前記第1!2および第5の各く
り返えし単位の個数の和100個当り、各平均で、第5
のくり返えし単位の個数が約4ないし約12個であり、
第2のくシ返えし単位と第3のぐり返えし単位の個数の
和が約16ないし約33個である、フクロタケ由来の多
糖類。 (2)濃度11 モ)V/ L、 pna 6 (7)
 )リス−塩酸緩衝液を移動相とするゲル濾過高速液体
クロマトグラフィにおいて分子量約7万ないし約280
万を与えるものである特許請求の範囲第1項記載の多糖
類。 (3)7クロタケの子実体または菌子体をアルカリ水溶
液で抽出して得られる可溶性画分を過ヨウ素酸またはそ
の水溶性塩で酸化し、ついでこれを還元して得られたも
のである特許請求の範囲第1項または第2項記載の多糖
類。 (4)7クロタケをアルカリ水溶液で抽出し、得られた
可溶性画分を酸化したのち還元して、その側鎖の炭素炭
素結合の一部を切断して開環させ、本質的に式 %式%(1 で表わされる第1のくシ返えし単位(式中D−Gtuは
D−グルコビラノース残基を表わし、βは結合様式を表
わし数字は結合位置を表わす)、式 %式%(13 で表わされる第2のくシ返えし単位(式中D−Gtu、
β及び数字は前記同様の意味な表わし、Xは式 %式% で表わされる基または OH20H OH で表わされるD−グルコピラノシル基を表わす。)なら
びに ÷6)β−D −Gtu’(1−3−>で表わされる第
3のくり返えし単位(式中D−Gtu 、β、X及び数
字は前記同様の意味を表し、Yは式 () %式% で表わされる基または式 (PM  OH で表わされるD−グルコビラノース残基を表わす。これ
らの前式中、(P)を付した炭素にXス残基に結合する
意味である)からなり、前記第2および/または第6の
くり返えし単位中のXの少なくとも一部は前記 CH,OH HOCH2C−0−CB −0− 1 HCH,OH で表わされる基であり、前記第1、第2および第6のく
り返えし単位の個数の和100個当り、各平均で、第3
のくり返えし単位の!数が約4ないし約12個であり、
第2のくり返えし単位と第5のくシ返えし単位の個数の
和が約16ないし、約U個である多糖類を得ることを特
徴とするフクロタケ由来の多糖類の製造法。 (5) 酸化を過ヨウ素酸またはその塩で行なう特許請
求の範囲第4項記載の製造法。 (6)濃度α1モル/l、pHa6のトリス塩酸緩衝液
を移動相とするゲル濾過高速液体クロマトグラフィにお
いて分子量約7万ないし約ム!」万を与える多糖類を得
るものである特許請求の範囲第4項または第5項記載の
製造法。 (η 有効成分として、本質的に式 1式% で表わされる第1のくり返えし単位(式中D−Gtuは
D−グルコビラノース残基を表わし、βは結合様式を表
わし数字は結合位置を表わす)、式 %式%(1 で表わされる第2のくシ返えし単位(式中D−Gtu 
、β及び数字は前記同様の意味を表わしXは式 %式% で表わされる基または CH20H CH で表わされるD−グルコピラノシル基を表わす。)なら
びに ↓ ↓ ÷6)β−D−o7u’(1→→ で表わされる第3のくり返えし単位(式中D−OZU、
β、X及び数字は前記同様の意味を表し、Yは式 () で表わされる基または式  OH で表わされるD−グルコビラノース残基を表わす。)か
らなり、前記第2および/または第3のくシ返えし単位
中のXの少なくとも一部は前記 CH20H HOH,OR で表わされる基であり、前記第1.第2お上び第5の各
くり返えし単位の個数の和100個当シ、各平均で、第
3のくシ返えし単位の個数が約4ないし約12個であり
、第2のくり返えし単位と第5のくり返えし単位の個数
の和が約16ないし約1A個である、フクロタケ由来の
多糖類を含んでなる抗腫瘍剤。 (8) フクロタケ由来の多糖類が濃度α1モル/7.
pHa6のトリス−塩酸緩衝液を移動相とするゲル沖過
高速液体クロマトグラフィにおいて分子量約7万ないし
約11」−万を与える多糖類である特許請求の範囲第7
項記載の抗腫瘍剤。 手続補正譬) 昭和59年 8月22日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1事注の表示 昭和58年特許願第 57486 号 2発明の名称 多糖類およびその製造法 ろ補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 〒746 山口県新南陽市大字富[1−1456
0番地東洋曹達工業株式会社 Q?i:t’l情報部電
話番号(585)33+1 4補正命令の日イ?j 5補正の対象 昭和59年6月7日付提出の手続補正書6補正の内容 別紙のとおり Y 糸ii・ i′山 !I:F’! 1114和59年6月7日 牛鴇’tl−11’j:’i°1符杉和に殿11fl’
lの表示 昭A1158年/1!Jパ′1にiQ第 67486 
吋2発明の+′1称 多糖類およびその製造法 3補正をする者 事1/1との関係 ’l’4r¥1出願人電i1!1番
シj(585)ろろ11 4補市命名の1」イj 自発補正 5神IEにより増加する発明の数 なしく1) 明a書
の特許請求の範囲の欄 (U) 明Mt(7)発明の詳細な説明ノ欄(至)明細
書の図面の簡単な説明の欄 (M 図面全体 23−

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本質的に式 で表わさねる第1のくり返えし単位(式中D−Gtuは
    D−クルコピラノシル基を表わし、βは結合様式を表わ
    し、数字は結合位置全表わす)、式 で表わされる第2のく9返えし単位(式中D−Qtu、
    β及び数字は前記同様の意味全表わしXは式 %式%( ( で表わされる基または CH,OH で表わされるD−グルコピラノシル基金表わす。これら
    の両式中のβも前記同様の意味である)ならびに ↓ で表わされる第3のくり返えし単位(式中D−Glu、
    β、X及び数字は前・配回様の意味を表し、Yは式 %式% で表わされる基または式 (P)1 1  OH で表わされるD−グルコピラノシル基を表わす。これら
    の前式中、(P)を付した炭素にXが結合し、(Q)を
    付した酸素でグルコピラノシル基に結合する意味である
    )からなり、前記第2および/または第3のくり返えし
    単位中のXの少なくとも一部は前記 CH20f( HOCI(2C−0−CH,−0− 1 HCH20H で表わされる基であり、前記第1.第2および第3の各
    くり返えし単位の個数の和100個当り、各平均ア、第
    3のくり返えし単位の個数が約4ないし約12個であり
    、第2のくり返えし単位と第3のくり返えし単位の個数
    の和が約16ないし約23個である、フクロタケ由来の
    多糖類。
  2. (2) 濃度0.1モル/4.pH8,6のトリス−地
    酸緩衝液全移動相とするゲル濾過高速液体クロマトグラ
    フィにぢいて分子量約7万ないし約80万を与えるもの
    である特許請求の範囲第1項記載の多糖類。
  3. (3) フクロタケの子実体または菌子体音゛アルカリ
    水溶液で抽出して得られる可溶性画分を過ヨウ累酸また
    はその水溶性塩で酸化し、ついでこれを還元して得られ
    たものである特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    多糖類。
  4. (4) フクロタケをアルカリ水溶液で抽出し、得られ
    た可溶性画分を酸化したのち還元して、その側鎖の炭素
    炭素結合の一部全切断して開環させ、本質的に式 で表わされる第1のくり返えし単位(式中D−QLuは
    D−グルコピラノシル基1表わし、βは結合様式を表わ
    し数字は結合位置を表わす)、式 で表わされる第2のくり返えし単位(式中D−Q/、u
     、β及び数字は前記同様の意味全表わしXは式 %式% で表わさオ]る基または CH,OH 1 OH で表わされるD−グルコピラノシル基を表わす。これら
    の両式中のβも前記同様の意味である)ならびに ↓ で表わされる第3のくり返えし単位(式中D−Qtu、
    β、X及び数字は前記同様の意味全表し、Yは式 () %式% で表わされる基または式 で表わさn、Z、D−グルコピラノシル基金表わす。こ
    ねらの前式中、(P)’に付した炭素にXが結合し、(
    Ql e付した酸素でグルコピラノシル基に結合する意
    味である)からなり、前記第2および/または第3のく
    り返えし単位中のXの少なくとも一部は前記 C)120)1 HOCH2C=0−CB−0− 1 HCH20H で表わされる基であり、前記第1.、’If、2.およ
    び第3のくり返えし単位の個数の和100個当り、各平
    均で、第3のくり返えし単位の個順が約4ないし約12
    個であり、第2のくり返えし単位と第3のくり返えし単
    位の個数の和が約16ないし、約23イ凶である多糖類
    全得ることを%徴とするフクロタケ由来の多糖類の製造
    方法。
  5. (5)酸化を過ヨウ累酸またはその塩で行なう特許請求
    の範囲第4項記載の製造法。
  6. (6)濃度o、iモル/l、pH81,6のトリス塩酸
    緩衝液を移動相とするゲル濾過高速液体クロマトグラフ
    ィにおいて分子量約7万ないし約80万を与える多糖類
    を得るものである特許請求の範囲第4項または第5項記
    載の製造法。
  7. (7)有効成分として、本質的に式 で表わされる第1のくり返えし単位(式中D−Gtuは
    D−グルコピラノシル基金表わし、βは結合様式を表わ
    し数字は結合位置を表わす)、式 で表わされる第2の(り返えし単位(式中D−Glu、
    β及び数字は前記同様の意味を表わしXは式 %式% で表わされる基または 120H OH で表わされるD−グルコピラノシル基金表わす。こ石ら
    の両式中のβも前記同様の意味である)tらびに ↓ で表わされる第3のくり返えし単位(式中D−Gtu、
    β、X及び数字は前記同様の意味を表し、Yは式 %式% で表わされる基または式 1 10H で表わされるD−グルコピラノシル基1[わす。)から
    なり、前記第2および/または第3のくり返えし単位中
    のXの少なくとも一部は前記 OH20H HOCH2C−0−CH−0− I HCH,OH で表わされる基であシ、前記第1.第2および第3の各
    くり返えし単位の個数の和100個当り、各平均で、第
    3のくり返えし単位の個数が約4ないし約12個であり
    、第2のくり返えし単位と第3のくり返えし単位の個数
    の和が約16ないし約23個である、フク口タケ由来の
    多糖類を含んでなる抗腫瘍剤。
  8. (8) フクロタケ由来の多糖類が濃度0.1モル/l
    、pH8,6のトリス−塩酸緩衝液を移動相とするゲル
    濾過高速液体クロマトグラフィにおいて分子量約7万な
    いし約80万を与える多糖類である特許請求の範囲第7
    項記載の抗腫瘍剤。
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EP0121146A2 (en) 1984-10-10
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