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JPH0624604A - シート材搬送装置 - Google Patents

シート材搬送装置

Info

Publication number
JPH0624604A
JPH0624604A JP19156292A JP19156292A JPH0624604A JP H0624604 A JPH0624604 A JP H0624604A JP 19156292 A JP19156292 A JP 19156292A JP 19156292 A JP19156292 A JP 19156292A JP H0624604 A JPH0624604 A JP H0624604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
sheet material
sheet
thickness
conveying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19156292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Kitahara
義彦 北原
Yoshifumi Takehara
良文 竹原
Hitoshi Fujimoto
仁志 藤本
Yuji Hasegawa
裕二 長谷川
Katsuaki Hirai
克明 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP19156292A priority Critical patent/JPH0624604A/ja
Publication of JPH0624604A publication Critical patent/JPH0624604A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】原稿トレイ上に排出した原稿を整列させる。 【構成】循環式原稿自動送り装置において、読取りの終
了した原稿は、駆動モータ63が回転駆動する排紙ロー
ラによって、原稿トレイ上に排出される。原稿の搬送路
中に、シート厚検知手段(紙厚センサ39)を配置し
て、原稿の厚さが所定厚よりも厚いか否かを検知する。
原稿が厚い場合には、マイクロコンピュータ(制御手
段)51を介して、駆動モータ63を制御し、排紙ロー
ラの回転速度を遅くする。これにより、原稿排出速度が
低下し、排出された原稿は、勢い余って原稿トレイから
落下したり、原稿トレイ上に乱雑に排出されたりするこ
となく、きちんと整列された状態で積載される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送対象となるシート
材の厚さを検知し、その厚さに応じてシート材の搬送条
件を変更するシート材搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシート材搬送装置の一例として、
図10に循環式原稿自動送り装置101の概要を図示す
る。全体の動作は、次のようである。画像形成装置とし
ての複写機102の装置本体の上面には原稿読取り位置
となるプラテンガラス103が配置されていて、循環式
原稿自動送り装置101によってプラテンガラス103
上に自動的に原稿Dを給紙し、そして読取り後の原稿D
は、同じく循環式原稿自動送り装置101によって自動
的にプラテンガラス103上から除去されるとともに、
次の新たな原稿Dがプラテンガラス103上にセットさ
れる。
【0003】以下、循環式原稿自動送り装置101につ
いて詳述する。原稿Dを、その先端部がシャッタ106
につき当たるように原稿トレイ105上にセットし、半
月ローラ110を回転させて、矢印K1方向に給紙す
る。最下位の原稿Dは、ローラ対に掛け渡された分離ベ
ルト112と給紙ローラ111とのニップ部に搬送さ
れ、1枚だけ分離される。分離された原稿Dは、駆動ロ
ーラ113とレジストローラ115とのニップ部に給紙
される。原稿Dはその後、装置本体上面のプラテンガラ
ス103上の駆動ローラ119、従動ローラ120、こ
ろ121、122、123等に掛け渡された搬送ベルト
117によってプラテンガラス103上にセットされ
る。セットされた原稿Dは、不図示の光源の露光を受け
て画像を読み込まれた後、搬送ベルト117の逆転によ
って、排紙補助ガイド125に沿って搬送され、さら
に、駆動ローラ113、駆動第1ころ126、駆動第2
ころ127によって、フラッパ129の上面を搬送さ
れ、排紙ローラ130、排紙ころ131によって、原稿
トレイ105上に排出される。
【0004】なお、表裏両面に画像を有する原稿Dをコ
ピーする場合には、一方の面のコピーの終了後、原稿D
は、フラッパ129の切換えによって、再度搬送ベルト
117によって、プラテンガラス103に表裏反転され
た状態でセットされ、残りの面の画像が読み取られる。
【0005】これら、各部材の動作や原稿Dの搬送動作
は、原稿Dの搬送経路上に配設された各センサを介して
制御される。例えば、分離ベルト112下流の分離セン
サS2 、レジストローラ115上流のレジストセンサS
3 、反転ローラ下方の反転センサS4 、排紙ローラ対2
24上流の排紙センサ等である。
【0006】なお、同図中107、109は、原稿トレ
イ105上の最終原稿を検知するセンサ、108は原稿
検知センサ、116はレジスト後センサである。
【0007】これら各センサ及び搬送部材によって、原
稿Dは、原稿トレイ105上から給紙され、さらに搬
送、停止(露光)、搬送、排出等の動作を受けて、再
び、原稿トレイ105上に排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
循環式原稿自動送り装置101においては、原稿Dの厚
さにかかわらず、一定の速度で搬送、排出していたため
に、原稿の厚さが変化し、特に厚い場合に、例えば、排
紙ローラ130によって必要以上の速度では排紙されて
原稿トレイ105から落下したり、落下しないまでもき
ちんと整列されなかったり、あるいは搬送経路中で紙づ
まりを起こしがちになったりする虞れがあった。
【0009】さらに、原稿D等のシート材の厚さについ
ては、良好に搬送できる厚さの範囲があるが、シート材
がこの範囲を超えて厚過ぎたり、薄過ぎたりした場合に
は、搬送不良を起こしたり、紙づまりを起こしたりする
ことになる。
【0010】そこで、本発明は、原稿、転写紙をはじめ
とするシート材、つまり搬送対象となるシート材の厚さ
に基づいて、シート材の搬送条件を変更することによ
り、排出したシート材が積載手段(原稿トレイ)から落
下したり、搬送経路中で紙づまりを起こしたりしないよ
うにしたシート材給送装置を提供することを目的とする
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、シート材(D)を搬送する
搬送手段と、シート材搬送経路中に配設されるとともに
搬送対象となるシート材(D)の厚さを検知するシート
厚検知手段(32)とを備えたシート材搬送装置におい
て、前記シート厚検知手段(32)の出力に基づいて、
前記搬送手段のシート材搬送条件を変更する制御手段
(51)を有する、ことを特徴とする。
【0012】また、前記搬送手段が、シート材(D)を
受け止めて整列させる積載手段(5)に対してシート材
(D)を排出する排紙手段(30)であり、前記制御手
段(51)が、前記シート厚検知手段(32)の出力に
基づいて、前記排紙手段(30)のシート材排紙速度を
制御する、ことができる。
【0013】さらに、前記制御手段(51)は、前記シ
ート厚検知手段(32)によって検知されるシート材
(D)の厚さが所定範囲外であることを条件に、前記搬
送手段(10、11)によるシート材(D)の搬送を停
止し、または、前記シート厚検知手段(32)によって
検知されるシート材(D)の厚さが所定範囲外であるこ
とを告知する表示部材を備えるようにしてもよい。
【0014】加えて、前記搬送手段が、正逆回転可能な
搬送部材(11)を有し、前記制御手段(51)は、前
記シート厚検知手段(32)によって検知されるシート
材(D)の厚さが所定範囲外であることを条件に、前記
搬送部材(11)を逆転してシート材(D)を給紙側に
排出することもできる。
【0015】さらにまた、前記シート材搬送経路が、少
なくとも曲率の小さな主搬送路(P2)と曲率の大きな
副搬送路(P1)とを有し、前記制御手段(51)は、
前記シート厚検知手段(32)によって検知されるシー
ト材(D)の厚さが所定範囲外であることを条件に、前
記副搬送路(P1)を選択するものであってもよい。
【0016】
【作用】以上構成に基づき、例えばシート材(D)が厚
い場合に、シート材(D)の排出速度を遅くする、装置
内への侵入を禁止する、シート材(D)が搬送可能な厚
さを超えていることを表示する、給紙ローラ(11)を
逆転してシート材(D)を給紙側に排出する、曲率の大
きな搬送路(P1)を選択する等、通常の厚さのシート
材(D)を給紙する場合と、搬送条件を変更することに
よって、排紙シート材(D)の原稿トレイ(5)からの
落下、搬送中の紙づまり等を防止する。
【0017】なお、カッコ内の符号は、図面を参照する
ためのものであって、何等構成を限定するものではな
い。
【0018】
【実施例】
〈第1実施例〉以下、図面に沿って、本発明の実施例に
ついて説明する。
【0019】図1に、本発明にかかるシート材搬送装置
の一例としての循環式原稿自動送り装置1の縦断面を図
示する。循環式原稿自動送り装置1は、画像形成装置と
しての例えば複写機2の上面のプラテンガラス3を覆う
ようにして配設されており、上部には、原稿トレイ5を
備えている。原稿トレイ5は、原稿Dの搬送方向(矢印
K1方向)が前下がりとなるように傾斜して取り付けら
れ、上面に原稿Dを複数枚積載する。原稿トレイ5は、
また、後述の排紙ローラ30によって排紙された原稿D
を受け止めて回収する。6は、シャッタであって、通常
は、図示のように搬送路上に突出して原稿トレイ5上の
原稿Dの先端の位置を規制しているが、原稿Dの給紙時
には、不図示のシャッタソレノイドによって搬送路下に
退避し、搬送路を開放する。7はリサイクルレバーであ
って、不図示のリサイクルモータによって原稿D上に載
置されている。リサイクルレバー7は、原稿トレイ5上
の最終原稿Dが給紙されると作動し、リサイクルセンサ
9がこの作動を検知して原稿トレイ5上の原稿Dがなく
なったことを検知する。8は、透過型の光センサで構成
された原稿検知センサであって、原稿Dが原稿トレイ5
上にセットされたことを検知する。10は、円周部の一
部を切り欠いた半月ローラであって、通常は原稿D前端
部のすぐ下方に切欠部を最下位の原稿Dの下面に対向さ
せて待機している。半月ローラ10は、回転することに
より、円周部が最下位の原稿Dの下面に摺察して、この
原稿Dを下流側に給紙する。11は、半月ローラ10に
よって給紙された原稿Dをさらに下流側に搬送する給紙
ローラである。12は、給紙ローラ11に当接するとと
もに原稿Dの搬送方向(矢印K1方向)と逆方向に回転
する分離ベルトであって、複数の原稿Dのうち最下位の
1枚だけを給紙ローラ11によって搬送し、残りの原稿
Dが搬送されないようにする。13は、後述の駆動モー
タからの駆動によって、レジストローラ15との間に原
稿Dを挟持搬送する駆動ローラである。16は、レジス
ト後センサであって、透過型の光センサで構成され原稿
Dの有無を検出する。プラテンガラス3上方に位置する
搬送ベルト17は、ベルト駆動ローラ19及びこれと対
をなす従動ローラ20に掛け渡され、さらにベルト押え
ころ21、22、23によってプラテンガラス3に密着
されている。搬送ベルト17は、ベルト駆動ローラ19
が正転また逆転することによってそれぞれ原稿Dをプラ
テンガラス3上に搬入してセットし、またプラテンガラ
ス3上にセットされた原稿Dを搬出する。ベルト駆動ロ
ーラ19下方に配置された排紙補助台25は、プラテン
ガラス3から搬出されるときの原稿Dの先端をガイドし
て、原稿Dの下流側への引き渡しを円滑にする。26、
27は、それぞれ駆動ローラ13に押圧されて該駆動ロ
ーラ13との間に原稿Dを挟持搬送する駆動第1ころ、
駆動第2ころである。29は、フラッパであって、不図
示のフラッパソレノイドによって排紙時には図示の実線
位置をとり、また、原稿Dの反転時、すなわち、原稿D
の表裏を反転して、プラテンガラス3上にリセットする
ときには、点線の位置をとって、搬送路を切り換える。
30は排紙ローラ、31は排紙ころであって、原稿Dを
挟持し搬送し、排紙トレイと兼用の原稿トレイ5上に排
紙する。
【0020】次に、図2を参照してシート厚検知手段3
2の構成について説明する。シート厚検知手段32は、
全体として、図1に図示する給紙ローラ11の上方に配
置されている。シート厚検知手段32は、フック状に屈
曲したシート厚検知レバー33を有し、このシート厚検
知レバー33は、屈曲部のレバー軸35によってほぼ上
下方向揺動自在に支持されている。シート厚検知レバー
33の一方の先端部には、ころ軸36を介して、ころ3
7が回転自在に支持されている。ころ軸36は、矢印R
1方向に回転する給紙ローラ11の軸と平行に配置さ
れ、したがってころ37は、給紙ローラ11と対向して
給紙ローラ11との間に原稿Dを挟み込んで矢印R2方
向に回転する。シート厚検知レバー33の他の先端部に
は、遮光部38が形成されており、この遮光部38の揺
動範囲内に透過型のシート厚検知センサ39が配置され
ている。シート厚検知センサ(紙厚センサ)39は、上
昇位置に移動した遮光部38(点線)を左右両側から挟
むように配置された投光部と受光部とを有し、投光部か
ら受光部に至る光路を形成している。シート厚検知セン
サ39は、給紙ローラ11ところ37との間を矢印K1
方向に通過する原稿Dが、所定厚よりも薄いとき(原稿
1 )には遮光部38がシート厚検知センサ39の光路
を遮らない(図2の実線)ので、オフ状態をとる。一
方、同じく原稿Dが所定厚よりも厚いとき(原稿D2
には、ころ37の上昇にともない、遮光部38が上昇し
てシート厚検知センサ39の光路を遮り(図2の点
線)、シート厚検知センサ39がオンとなる。つまり、
シート厚検知手段32は、シート厚検知センサ39がオ
ン状態になることにより、原稿Dの厚さが所定厚を超え
たことを検出する。
【0021】次に、図3を参照して、循環式原稿自動送
り装置1の駆動部の構成を説明する。同図中、61は、
分離モータであり、この分離モータ61の出力軸には分
離モータギヤ41が取り付けられている。そして、分離
モータ61の回転は分離モータギヤ41を介して、半月
ローラギヤ42、駆動ローラギヤ43に伝達され、半月
ローラ10、給紙ローラ11が回転駆動される。給紙ロ
ーラ11の軸上には、さらにアイドラギヤ44が結着さ
れており、アイドラギヤ44の回転は分離ベルトギヤ4
5を介して分離ベルト12に伝達され、分離ベルト12
は、給紙ローラ11の回転と反対方向に回転駆動され
る。半月ローラ10の軸上には、半月フラグ60が結着
されており、半月ローラ10の切欠部を、この半月フラ
グ60を介して半月センサ62によって検出する。
【0022】63は、駆動モータで、この駆動モータ6
3の出力軸には、駆動モータギヤ46が結着されてい
る。そして駆動モータ63の回転は、駆動モータギヤ4
6を介して、駆動ローラギヤ47、排紙ローラギヤ48
に伝達され、駆動ローラ13及び排紙ローラ30が回転
駆動される。駆動モータ63の出力軸上には、駆動モー
タギヤ46と反対側に、円周上に複数のスリットを等間
隔に配してなる駆動クロック円板64が結着されてお
り、該駆動クロック円板64の近傍には、上述スリット
を検知する透過型の光センサからなる駆動クロックセン
サ65が配設されている。
【0023】66は、ベルトモータであって、このベル
トモータ66の出力軸上には、ベルトモータギヤ49が
結着されている。ベルトモータ66の回転はベルト駆動
ギヤ50を介してベルト駆動ローラ19に伝達され、搬
送ベルト17が回転される。ベルトモータ66のベルト
モータギヤ49と反対側の出力軸上には、円周上に複数
のスリットを等間隔に配してなるベルトクロック円板6
7が結着されており、該ベルトクロック円板67の近傍
には、上述のスリットを検知する透過型の光センサから
なるベルトクロックセンサ68が設けられている。
【0024】次に、図4を参照して、循環式原稿自動送
り装置1の制御回路を説明する。制御回路は、ROM、
RAM等を内蔵した周知のワンチップマイクロコンピュ
ータ(以下「MCOM」という。)51を中心に構成さ
れており、このMCOM51の入力ポートP0 〜P6
は、それぞれ、原稿Dの一順を検出するリサイクルセン
サ9、原稿Dの有無を検知する原稿検知センサ8、半月
ローラ10の切欠部を検知する半月センサ62、駆動モ
ータ63の回転量、駆動ローラ13及び排紙ローラ30
の移動量をカウントする駆動クロックセンサ65、ベル
トモータ66の回転量、搬送ベルト17の移動量をカウ
ントするベルトクロックセンサ68、駆動ローラ13の
直後にあって、原稿Dの先端及び後端を検出するレジス
ト後センサ16、原稿Dのシート厚が所定値よりも大き
いかを検出するシート厚検知センサ39が接続され、そ
れぞれからの信号が入力される。
【0025】また、出力ポートF0 〜F5 には、それぞ
れドライバD0 〜D5 を介して、リサイクルレバー7を
回転させて原稿Dに載せるリサイクルモータのオン、オ
フ動作、半月ローラ10、給紙ローラ11、分離ベルト
12の回転を制御する分離モータ61のオン、オフ動
作、駆動ローラ13の回転を制御する駆動モータ63の
オン、オフ動作、搬送ベルト17の移動量を制御するベ
ルトモータ66のオン、オフ動作、給紙口を開放するシ
ャッタソレノイドのオン、オフ動作、原稿Dを反転させ
るか、排紙させるかによってフラッパ29を切り換え、
搬送路を切り換えるフラッパソレノイドのオン、オフ動
作の各動作を行う各出力信号が出力される。
【0026】次に、循環式原稿自動送り装置1におい
て、2枚の原稿D1 、D2 をセットしたときのコピー動
作を例にとり、その制御方法を図5、図6、図7、図8
を用いて詳細に説明する。ただし、原稿D1 は所定厚
(装置1にて支障なく搬送し得る原稿の最大の厚さ)よ
りも薄い一般紙、また原稿D2 は所定厚よりも厚い厚紙
であるとする。図5〜図7は、制御のフローチャート、
図8は、図5〜図7の制御フローにしたがって制御した
ときの分離モータ61、シャッタソレノイド、駆動モー
タ63、ベルトモータ66、レジスト後センサ16の各
々の制御信号を示す。
【0027】原稿検知センサ8によって、原稿D1 、D
2 を検知している場合、複写機2からのスタート信号が
送られてくると、循環式原稿自動送り装置1の給紙動作
がスタートする(S1)。分離モータ61がオンし(S
2)、半月ローラ10の回転によって原稿D1 、D2
は、シャッタ6に突き当てられる。シャッタソレノイド
をオンすると(S3)、シャッタ6が搬送路外へ退避し
て、搬送路が開放される。半月ローラ10の回転によ
り、原稿D1 が下流側に送り込まれる。このとき、原稿
2 は、分離ベルト12が給紙ローラ11と反対方向に
回転しており、原稿D1 によって搬送される力よりも、
分離ベルト12によって戻される力が強いために給紙さ
れない。
【0028】ここで、給紙ローラ11上に設けられた図
2のシート厚検知手段32による信号を確認する(S
4)。原稿D1 の場合には、以下の制御をとる。さら
に、分離モータ61を回し続けると、原稿D1 は、駆動
ローラ13とレジストローラ15とのニップ部に先端を
突き当てたまま、後端を押されるので、ループを作る。
あらかじめ決められた量のループを作るように分離モー
タ61のクロックをカウントし、停止する(S7)。直
後に、駆動モータ63をオンする(S8)と、原稿D1
が搬送される。原稿D1 の先端が搬送ベルト17に達す
る前にベルトモータ66をオンし(S9)、原稿D1
ベルト押えころ21、22、23を介してプラテンガラ
ス3上に押しつけられた搬送ベルト17によってプラテ
ンガラス3上を搬送される。原稿D1 がレジスト後セン
サ16を通過すると(S10)、駆動モータ63をオフ
して、駆動ローラ13を停止させる(S11)。分離モ
ータ61をオンし(S12)、2枚目の原稿D2 を搬送
し、駆動ローラ13とレジストローラ15とのニップ部
に突き当て、同時に原稿検知モード(S13)で、2枚
目の原稿D2 の厚さを検知する。1枚目の原稿D1 と同
様に適当なループを作ったところで、分離モータ61を
オフし(S14)、2枚目の原稿D2 を停止させる。つ
づいて、搬送ベルト17上を移動している原稿D1 の後
端がレジスト後センサ16を抜けてから、原稿D1 の後
端がプラテンガラス3上の所定位置に達する相半分、搬
送したところでベルトモータ66を停止させ(S1
5)、給紙が終了する(S16)。この後、複写機2
が、スキャンを行う。
【0029】次に、1枚目の原稿D1 の排紙動作と2枚
目の原稿D2 の給紙動作に入る(図6のS31)。ベル
トモータ66を逆転させ(S32)、1枚目の原稿D1
をプラテンガラス3上から排紙路へと搬送する。このと
き原稿D1 の進行方向先端が、駆動ローラ13と、第1
ころ26とのニップ部に入る前に、駆動モータ63をオ
ンし(S33)、2枚目の原稿D2 の給紙を開始する。
2枚目の原稿D2 の進行方向先端が搬送ベルト17に達
する前にベルトモータ66を正転方向に回転する(S3
4)。その後、1枚目の原稿D1 は排紙され、2枚目の
原稿D2 は、給紙されて原稿のすれ違いが起こる。1枚
目の原稿D1 は駆動ローラ13と駆動第1ころ26及び
駆動第2ころ27に挟持搬送される。さらに原稿D1
排紙ローラ30と排紙ころ31とに挟持搬送される。2
枚目の原稿D2 がレジスト後センサ16を抜けたかを確
認し(S35)、抜けたことを検知すると、1枚目の原
稿D1 の紙厚フラグを確認し(S36)、フラグが0す
なわち一般紙(原稿D1 )のときは、駆動モータ63に
よって得られる排紙スピードv1 に減速する(S5
0)。一方、フラグが1すなわち、厚紙(原稿D2 )の
ときは、排紙スピードをv1 >v2 となるV2 に減速す
る(S51)。その後シャッタ6をオフし(S37)、
ベルトモータ66をオフにする(S38)。
【0030】1枚目の原稿D1 の後端が排紙ローラ30
と排紙ころ31とのニップ部を通過するだけ搬送した
後、駆動モータ63を停止する(S39)。以上で1枚
目の原稿D1 の排紙と、2枚目の原稿D2 の給紙とが終
了する(S40)。
【0031】次に、本発明に係る、シート厚検知の方法
について図7を参照して説明する。先に図5で説明した
ように、厚紙検知モード(S4)に入ると、図7のサブ
ルーチンを処理する(S61)。シート厚検知センサ3
9からの信号を検出し(S62)、これがオフの場合、
紙厚フラグを0にセットする(S63)。一方、シート
厚検知センサ39の信号がオンのとき、紙厚フラグを1
にセットする(S64)。以上で紙厚検出モードを終了
し(S65)、図5のルーチンに戻る。なお、図5〜図
7のフローチャートで示す各モータ等の給紙動作、排紙
動作のオン、オフのタイミングを示すのが図8(a) 、
(b) である。
【0032】このように、原稿Dの厚さが所定厚を超え
るとき(例えば原稿D2 のとき)、シート原稿検知セン
サ39を介して、駆動モータ63を減速することによっ
て、駆動ローラ13及び排紙ローラ30を減速し、原稿
Dの排紙スピードを遅くすることによって、排紙ローラ
30から排出される原稿Dが勢い余って原稿トレイ5か
ら落下紙たり、原稿トレイ5上に乱れた状態で排紙積載
されることをよく防止する。 〈実施例2〉図9に、本発明に係るシート材搬送装置を
ソータに適用した例を図示する。
【0033】201は複写機本体であって、その排紙口
にはソータ202が接続されており、ソータ202は、
複写機本体201で複写された複写紙(シート材)Dが
排紙ローラ対203で本体201より排紙されたものを
丁合いする装置である。
【0034】204は第1搬送ローラであって、本体2
01より排出された複写紙Dを搬送する。その周速は、
排紙ローラ203より若干速めに設定されている。20
9は搬送路切換フラッパであって、ソーティングしない
場合は直線状の搬送路に、ソーティングする場合は、S
字型に構成された搬送路210に複写紙Dを導く。20
7はノンソートローラ対であって、ソーティングしない
場合に紙をビン208上に排出する。205は中間ロー
ラ対であり、206はソートローラ対であって、この2
つのローラ対は、ソート時に複写紙Dを挟持、搬送する
ものである。
【0035】以上の構成において、複写機本体給紙部に
設けらたシート厚検知センサ39からの情報によって、
厚紙モードの場合、ノンソートローラ対207及びソー
トローラ対206から複写紙が空中に排出される直前に
減速する。これにより、厚紙に対しても薄紙のときと同
様に良好な積載性が得られる。 〈実施例3〉次に、原稿(シート材)Dが所定厚に対し
て、搬送不能な程度に厚過ぎたり反対に薄過ぎたりする
場合の実施例について説明する。本実施例のシート厚検
知手段32においては、実施例1のものが1つのシート
厚検知センサ39を備えていたのと異なり、図12に図
示するように、2個のシート厚検知センサ39a、39
bを備える。シート厚検知センサ39a、39bは、そ
れぞれ所定範囲内の厚さの原稿D1 が通過しているとき
のシート厚検知レバー33の遮光部38の位置(実線)
に対し、その上方及び下方に配置する。上方のシート厚
検知センサ39aは、所定範囲よりも厚い原稿D2 (点
線)が通過したときに上昇した遮光部38によって光路
が遮断され、一方、下方のシート厚検知センサ39b
は、所定厚よりも薄い原稿D3 (一点鎖線)が通過した
ときに下降する遮光部38によってその光路が遮断さ
れ、したがって、シート厚検知手段32は、原稿Dの厚
さが所定範囲からはずれていることを検知する。図13
に、本実施例の制御回路を図示する。図4に示す実施例
1の制御回路と異なるのは、シート厚検知センサ(紙厚
検知センサ)39a、39bがMCOM51に接続され
ていることである。
【0036】次に本発明に係る、シート厚検知センサ3
9aまたはシート厚検知センサ39bがオンしていると
き、すなわち、給紙した原稿Dの厚さが搬送に対し許容
し得る厚さの範囲外にあるときの処理について、図1
1、図14、図15を参照して詳細を述べる。なお、以
下の説明において、実施例1の各図にて図示するものと
同様のものについては同様の符号を付し、その説明は省
略するものとする。
【0037】図14において、シート材検知センサ39
a(または39b)がオンした場合、つまり異常を検知
した場合、異常処理を行う(S17)。
【0038】まず、分離モータ61を停止し、原稿Dの
搬送を停止する。次に、図11に図示する複写機2の例
えば操作部に設けた表示部(不図示)に、給紙した原稿
Dが、該循環式原稿自動送り装置1によっては、搬送で
きない厚さであることと、給紙途中である原稿Dを引き
抜いて取り出すようにユーザに告知し、警告する。ユー
ザは、図11の52にて図示するカバーを開き、原稿D
を搬送方向と反対側へ引き抜く。このとき、給紙ローラ
11と分離ベルト12とのニップは、カバー81の開放
と連動して解除されているため、原稿Dを容易に取り去
ることが可能である。なお、本実施例における、分離モ
ータ61、シャッタソレノイド、駆動モータ63、ベル
トモータ66、レジスト後センサ16の、給紙動作及び
排紙動作におけるオン、オフのタイミングを図16
(a)、(b)に図示する。
【0039】上述実施例においては、原稿トレイ5上に
セットした原稿束の最下位の原稿Dから給紙する例を示
したが、この給紙を最上位の原稿Dから行うものの場
合、給紙した原稿Dの厚さが所定範囲外のものであるこ
とをシート厚検知センサ39a(または39b)によっ
て検知したときは、例えば給紙ローラ11を逆転させ
て、この原稿Dを通常の搬送方向(矢印K1方向)とは
逆方向、つまり原稿トレイ5に向けて排出するようにし
てもよい。 〈実施例4〉本発明を複写機の給紙装置に用いた場合の
例を図17を用いて説明する。301は複写機であっ
て、手差しモード時の処理を例にとり説明する。手差し
トレイ302に複写紙をセットすると、紙検知センサ3
03がこれを検知し、手差し給紙モードに入る。手差し
給紙ローラ304が回転を始める。手差し給紙ローラ上
には図12と同様のシート厚検知センサ305が配設さ
れている。該シート厚検知センサ305によって搬送し
得る紙厚の範囲外であることを検知すると、給紙ローラ
304は直ちに停止し、搬送を止める。複写機301に
配置された図示しない表示部に、搬送できない紙厚であ
ることと、複写紙を取り除くこととを表示をする。 〈実施例5〉つづいて、循環式原稿自動送り装置におい
て原稿Dが厚いときに、その搬送路として曲率の大きな
搬送路を選択する例について述べる。
【0040】図18において、71は原稿トレイであっ
て、複写すべき原稿Dを上向きにセットする。72は半
月ローラであって、原稿トレイ71上にセットされた原
稿Dをシャッタ73に突き当てる。シャッタ73が、図
示しないシャッタソレノイドによって搬送路下に退避す
ると、原稿Dは半月ローラ72によって給紙ローラ74
に送り込まれる。75は分離ベルトであって、原稿Dの
給紙方向と反対側に回転しており、原稿トレイ71に複
数枚の原稿Dがセットされたとき、最下位の原稿D以外
は給紙しないようにするものである。76はレジストロ
ーラ対であって、給紙ローラ74で給紙された原稿Dを
ニップに突き当て、さらに給紙ローラ74を回して原稿
Dをループさせ原稿Dの傾きを補正する。ループ形成
後、回転して原稿Dを挟持、搬送し、さらに搬送ベルト
77によって原稿Dをプラテンガラス95上に密着させ
る。
【0041】原稿Dの進行方向の長さが、原稿トレイ7
1で積載し得る長さ以下のときは、搬送ベルト77が図
中実線方向に回転して、排紙第1ローラ対92、排紙第
2ローラ対93、排紙第3ローラ対94によって、原稿
トレイ71上に排出される。一方、原稿Dの進行方向の
長さが原稿トレイ1で積載し得る長さを超えたときは、
原稿補助トレイ71´上に載置することにより、上記搬
送路は通紙不能となるので、以下の搬送路を通る。また
原稿Dの反転モードでも同様である。
【0042】78は大ローラであって、ころ79、80
が押圧されており、搬送ベルト77の逆転(図中点線矢
印方向)によって、送られてきた原稿Dを挟持、搬送す
る。81は偏向板であって図中実線の位置にあるときは
原稿Dを排紙、また図中点線の位置にあるときは原稿D
を反転させる。82は排紙ローラ対であって、原稿トレ
イ71上に原稿Dを排紙する。
【0043】本実施例において使用するシート厚検知手
段32は、図2で図示したものを使用する。なお、動作
についても同様である。つまり、原稿Dの厚さが所定厚
よりも薄い一般の原稿の場合(原稿D1 )には、シート
厚検知レバー33は実線で示す位置をとり、シート厚検
知センサ39はオフの状態にある。一方、原稿Dの厚さ
が所定厚よりも厚い場合(原稿D2 )には、シート厚検
知レバー33は点線の位置をとり、シート厚検知センサ
39はオンの状態となって、原稿Dが厚いことを検知す
る。
【0044】次に、原稿Dの厚さに応じた紙搬送方法に
ついて以下に詳細を述べる。図19は、原稿Dを原稿ト
レイ71上に積載可能な場合の片面コピー時の原稿搬送
基本フローで、図20は図19のフローに従ったときの
排紙路(搬送路)を示す。画像形成装置から給紙スター
トの信号が入ると(S1)、給紙動作を行い、原稿Dの
厚さを検知する(S2)。プラテンガラス95上に原稿
Dをセットし、画像形成装置原稿Dの画像面をスキャン
する(S3)。先に述べたシート厚検知センサ39で給
紙時に原稿Dの厚さを検知しているので、その情報を読
み取り(S4)、普通の厚さ(一般紙)である場合に
は、図20に示す第2排紙路(主搬送路)P2に通紙す
る。一方、厚い場合には図20中の第1排紙路(副搬送
路)P1を排紙させる。これによって、従来は全て第2
排紙路P2を通紙していたために、万一、ユーザが誤っ
て厚い原稿Dを給紙したとき、図20中A部の曲率の小
さな搬送路では、搬送ベルト77によって得られる搬送
力より、A部で生じる摩擦力とプラテンガラス31との
間で生じる摩擦力との和の方が大きくなり、この原稿D
を搬送できなかったり、通過するのに所定時間以上必要
となって紙づまりを判断することがあった。
【0045】しかし、本実施例のように曲率の大きな厚
い原稿Dを、搬送路P2を通過させることによって、原
稿Dの円滑な排紙が可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
シート材の厚さを検知するシート厚検知手段によって、
シート材の厚さが搬送に良好でないことを検知した場
合、例えば、排紙速度を低速にする、搬送を停止する、
シート材が不適であることを告知する、シート材を通常
の搬送方向と逆方向に排出する、曲率の大きい搬送路を
選択する等によって、シート材が原稿トレイ等の積載手
段から落下したり、搬送不良を起こしたり、紙づまりを
発生させたりすることを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の循環式原稿自動送り装置の概要を示
す縦断面図。
【図2】同じくシート厚検知手段の動作説明図。
【図3】同じく駆動部の構成を示す上面展開図。
【図4】同じく制御回路を示すブロック図。
【図5】同じく原稿の給紙を示すフローチャート。
【図6】同じく原稿の排紙を示すフローチャート。
【図7】同じく原稿の厚さ検知のフローチャート。
【図8】(a)、(b)は、同じく制御信号のオン、オ
フのタイミングを示す図。
【図9】実施例2のソータを示す縦断面図。
【図10】従来の循環式原稿自動送り装置の縦断面図。
【図11】実施例3の循環式原稿自動送り装置の縦断面
図。
【図12】同じくシート厚検知手段の動作説明図。
【図13】同じく制御回路を示すブロック図。
【図14】同じく原稿の給紙を示すフローチャート。
【図15】同じく原稿の排紙を示すフローチャート。
【図16】(a)、(b)は、同じく制御信号のオン、
オフのタイミングを示す図。
【図17】実施例4の複写機の給紙装置を示す縦断面
図。
【図18】実施例5の循環式原稿自動送り装置の縦断面
図。
【図19】同じく排紙炉の選択を示すフローチャート。
【図20】同じく動作説明図。
【符号の説明】 1 シート材搬送装置(循環式自動原稿送り装
置) 5 積載手段(原稿トレイ) 11 搬送手段(給紙ローラ) 30 排紙手段(排紙ローラ) 32 シート厚検知手段 51 制御手段(マイクロコンピュータ) D シート材(原稿、複写紙) P1 副搬送路(第1排紙路) P2 主搬送路(第2排紙路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 裕二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 平井 克明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を搬送する搬送手段と、シート
    材搬送経路中に配設されるとともに搬送対象となるシー
    ト材の厚さを検知するシート厚検知手段とを備えたシー
    ト材搬送装置において、 前記シート厚検知手段の出力に基づいて、前記搬送手段
    のシート材搬送条件を変更する制御手段を有する、 ことを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段が、シート材を受け止めて
    整列させる積載手段に対してシート材を排出する排紙手
    段であり、 前記制御手段が、前記シート厚検知手段の出力に基づい
    て、前記排紙手段のシート材排紙速度を制御する、 ことを特徴とする請求項1記載のシート材搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記シート厚検知手段
    によって検知されるシート材の厚さが所定範囲外である
    ことを条件に、前記搬送手段によるシート材の搬送を停
    止する、 ことを特徴とする請求項1記載のシート材搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記シート厚検知手段によって検知され
    るシート材の厚さが所定範囲外であることを告知する表
    示部材を備える、 ことを特徴とする請求項1または請求項3記載のシート
    材搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段が、正逆回転可能な搬送部
    材を有し、 前記制御手段は、前記シート厚検知手段によって検知さ
    れるシート材の厚さが所定範囲外であることを条件に、
    前記搬送部材を逆転してシート材を給紙側に排出する、 ことを特徴とする請求項1記載のシート材搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記シート材搬送経路が、少なくとも曲
    率の小さな主搬送路と曲率の大きな副搬送路とを有し、 前記シート厚検知手段によって検知されるシート材の厚
    さが所定範囲外であることを条件に、前記副搬送路を選
    択する、 ことを特徴とする請求項1記載のシート材搬送装置。
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