JPH0733200B2 - シート材排出装置 - Google Patents
シート材排出装置Info
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- JPH0733200B2 JPH0733200B2 JP63242390A JP24239088A JPH0733200B2 JP H0733200 B2 JPH0733200 B2 JP H0733200B2 JP 63242390 A JP63242390 A JP 63242390A JP 24239088 A JP24239088 A JP 24239088A JP H0733200 B2 JPH0733200 B2 JP H0733200B2
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シート材の排出手段で所定位置に排出するシ
ート材排出装置例えば複写機等に接続される原稿搬送装
置、ソータ、複写機本体の排出部分、あるいは複写機内
部の両面又は多重コピー用の中間トレイ部等の制御に関
する。
ート材排出装置例えば複写機等に接続される原稿搬送装
置、ソータ、複写機本体の排出部分、あるいは複写機内
部の両面又は多重コピー用の中間トレイ部等の制御に関
する。
(従来の技術) 従来例を、この種の装置の代表的例である原稿搬送装置
の例をいくつか説明する。
の例をいくつか説明する。
第15図〜第19図に示すように給紙トレイ201,301,401に
積載された原稿を分離部202,302,402で上方もしくは下
方より一枚ずつ分離し搬送ベルト203,303,403によりプ
ラテン204,304,404に載置し処理した後、排紙トレイ20
5,305に排出又は給紙トレイ401に戻すように構成されて
いる。
積載された原稿を分離部202,302,402で上方もしくは下
方より一枚ずつ分離し搬送ベルト203,303,403によりプ
ラテン204,304,404に載置し処理した後、排紙トレイ20
5,305に排出又は給紙トレイ401に戻すように構成されて
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかしこのように構成された原稿搬送装置において、原
稿の排出方法は原稿それぞれの特性にかかわらず同一で
ある。例えばその排出速度は原稿のコシやサイズにかか
わらず通常搬送速度と同一速度で排出される。このた
め、原稿がコシのないものであるとき、排出されはじめ
る瞬間に少しでも上方に仰角をもっていると空気層をは
らんでしまい上方にめくれ上がってしまったり排紙トレ
イ像でまるまったり、あるいは原稿のサイズが大きいと
き給紙トレイへのぶっかりが生じ(第16図のタイプ)、
原稿の損傷や原稿ジャム等が発生するという欠点があっ
た。このような欠点は、特に搬送速度が高速になった場
合、はじめから原稿が上方へカールしている場合、さら
には原稿のコシが弱い場合言いかえれば透明度が高い場
合や、紙厚が薄い場合などに発生の度合いが高くなる。
また紙厚が薄くなくても原稿のサイズが大きくなるに従
って、ぶつかりが生じるのみでなく、まるまってしまう
可能性が増大する。
稿の排出方法は原稿それぞれの特性にかかわらず同一で
ある。例えばその排出速度は原稿のコシやサイズにかか
わらず通常搬送速度と同一速度で排出される。このた
め、原稿がコシのないものであるとき、排出されはじめ
る瞬間に少しでも上方に仰角をもっていると空気層をは
らんでしまい上方にめくれ上がってしまったり排紙トレ
イ像でまるまったり、あるいは原稿のサイズが大きいと
き給紙トレイへのぶっかりが生じ(第16図のタイプ)、
原稿の損傷や原稿ジャム等が発生するという欠点があっ
た。このような欠点は、特に搬送速度が高速になった場
合、はじめから原稿が上方へカールしている場合、さら
には原稿のコシが弱い場合言いかえれば透明度が高い場
合や、紙厚が薄い場合などに発生の度合いが高くなる。
また紙厚が薄くなくても原稿のサイズが大きくなるに従
って、ぶつかりが生じるのみでなく、まるまってしまう
可能性が増大する。
これらの欠点は、原稿搬送装置に限らず、複写機本体装
置のコピー紙の排出部(第13図A部)、両面複写や多重
複写の機能を有する複写機内部の両面用、多重用の中間
トレイに向って排出される搬出部(第13図B部)、さら
には複写機本体に接続されるソータの各ビンへの排出部
(第14図)でも同様であり、シート材(紙及び紙以外の
材質からなる原稿,複写紙等をいう)のめくれ、まるま
り、それによるジャム等が発生していた。
置のコピー紙の排出部(第13図A部)、両面複写や多重
複写の機能を有する複写機内部の両面用、多重用の中間
トレイに向って排出される搬出部(第13図B部)、さら
には複写機本体に接続されるソータの各ビンへの排出部
(第14図)でも同様であり、シート材(紙及び紙以外の
材質からなる原稿,複写紙等をいう)のめくれ、まるま
り、それによるジャム等が発生していた。
この発明は以上の問題に鑑みてなされたもので、シート
の特性が一様でないことによってめくれ、まるまり、さ
らにはジャム等が発生することが防止できるシート材排
出装置を提供することを目的とする。
の特性が一様でないことによってめくれ、まるまり、さ
らにはジャム等が発生することが防止できるシート材排
出装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、シート材を排出手段によって所定位置に排
出する際の排出速度を搬送速度よりも遅くするシート材
排出装置において、排出されるシート材の厚さを検知す
る検知手段と、前記検知手段によって検知されたシート
材の厚さが所定の厚さよりも薄いシート材は、所定の厚
さより厚いシート材よりも遅い速度で排出するように前
記排出手段を制御する制御手段と、を有するシート材排
出装置である。
出する際の排出速度を搬送速度よりも遅くするシート材
排出装置において、排出されるシート材の厚さを検知す
る検知手段と、前記検知手段によって検知されたシート
材の厚さが所定の厚さよりも薄いシート材は、所定の厚
さより厚いシート材よりも遅い速度で排出するように前
記排出手段を制御する制御手段と、を有するシート材排
出装置である。
前記検知手段は、シート材の透明度を検知することによ
って厚さを検知することとしても良い。
って厚さを検知することとしても良い。
前記制御手段は、薄いシート材ほど遅い速度で排出する
ように前記排出手段を制御することが好ましい。
ように前記排出手段を制御することが好ましい。
さらに前記制御手段は、小サイズのシート材の場合は、
排出する際の排出速度を搬送速度よりも遅くする制御を
行なわないこととする。
排出する際の排出速度を搬送速度よりも遅くする制御を
行なわないこととする。
(作 用) シート材のめくれやまるまりはシート材の厚さやサイズ
によって生じやすくなるのでこのような厚さやサイズと
いったシート材の特性に応じてシート材の排出速度を変
化させることによりめくれやまるまりひいてはジャム等
を防止できる。
によって生じやすくなるのでこのような厚さやサイズと
いったシート材の特性に応じてシート材の排出速度を変
化させることによりめくれやまるまりひいてはジャム等
を防止できる。
(実施例) 以下、図面を参照して、本発明のシート材排出装置の一
実施例である原稿搬送装置について説明する。
実施例である原稿搬送装置について説明する。
第1図は、本発明を実施した原稿搬送装置1を複写機2
の本体上に装着した状態を示す縦断面図である。ここで
原稿搬送装置1は、従来例の第16図のタイプを用いて説
明するが第15図,第17図のタイプのいずれでもよい。
の本体上に装着した状態を示す縦断面図である。ここで
原稿搬送装置1は、従来例の第16図のタイプを用いて説
明するが第15図,第17図のタイプのいずれでもよい。
原稿搬送装置1は、複写機2の上部に配置されると共
に、複写機2のプラテン3に臨んで駆動ローラ5と従動
ローラ6とに巻回されている全面ベルト7を有してい
る。駆動ローラ5の軸5aにはモータ8の軸8aの一端が連
結されており、軸8aの他端にはクロック円板9が固定さ
れている。
に、複写機2のプラテン3に臨んで駆動ローラ5と従動
ローラ6とに巻回されている全面ベルト7を有してい
る。駆動ローラ5の軸5aにはモータ8の軸8aの一端が連
結されており、軸8aの他端にはクロック円板9が固定さ
れている。
クロック円板9に近接してフォトインタラプタ10が配置
される。フォトインタラプア10はクロック円板9のスリ
ット数をカウントして全面ベルト7の移動量を制御する
ように構成されている。そして、全面ベルト7上方の装
置本体11には、処理後の原稿を受け取る排紙トレイ12が
配設されている。
される。フォトインタラプア10はクロック円板9のスリ
ット数をカウントして全面ベルト7の移動量を制御する
ように構成されている。そして、全面ベルト7上方の装
置本体11には、処理後の原稿を受け取る排紙トレイ12が
配設されている。
給紙トレイ13は、ヒンジ14を中心に回動自在に取り付け
られている。給紙トレイ13を図中矢印A方向に回動させ
ることにより、排紙トレイ12上の原稿を取り出しやすく
している。また給紙トレイ13内にはサブトレイ15が内蔵
されており、サブトレイヒンジ16を中心に回転自在に取
付けられている。大サイズの原稿処理をするときには図
中矢印B方向に回動させて給紙トレイを大きくして使用
する。そして、全面ベルト7の下流には屈曲ガイド対18
が配設され、全面ベルト7により搬送される原稿Mを排
出する排紙ローラ17が配設されている。屈曲ガイド対18
の内には原稿の先、後端を検知する排紙センサ19が配設
されている。
られている。給紙トレイ13を図中矢印A方向に回動させ
ることにより、排紙トレイ12上の原稿を取り出しやすく
している。また給紙トレイ13内にはサブトレイ15が内蔵
されており、サブトレイヒンジ16を中心に回転自在に取
付けられている。大サイズの原稿処理をするときには図
中矢印B方向に回動させて給紙トレイを大きくして使用
する。そして、全面ベルト7の下流には屈曲ガイド対18
が配設され、全面ベルト7により搬送される原稿Mを排
出する排紙ローラ17が配設されている。屈曲ガイド対18
の内には原稿の先、後端を検知する排紙センサ19が配設
されている。
さらに、給紙トレイ13の左側には、給紙トレイ13上に載
置された原稿Mを最下位より1枚ずつ給送する給紙ロー
ラ20、反時計方向に回転して原稿Mを搬送する搬送ベル
ト21、反時計方向に回転して原稿Mを1枚ずつ分離する
分離ベルト22、原稿Mを搬送する搬送ローラ対23及び原
稿Mの先端と後端とを検知するセンサ24が配設されてい
る。これにより原稿Mをプラテン3上へ給送する給送経
路25が構成される。
置された原稿Mを最下位より1枚ずつ給送する給紙ロー
ラ20、反時計方向に回転して原稿Mを搬送する搬送ベル
ト21、反時計方向に回転して原稿Mを1枚ずつ分離する
分離ベルト22、原稿Mを搬送する搬送ローラ対23及び原
稿Mの先端と後端とを検知するセンサ24が配設されてい
る。これにより原稿Mをプラテン3上へ給送する給送経
路25が構成される。
さらに、第2図に示すように、搬送ローラ対23の近くに
はシート材特性検知手段を構成する透明度検知センサ26
が配置されており、該センサ26は上記センサ24と同一の
幅方向の原稿規準側に配置される。その理由は、原稿の
エッジ(側縁)は、他の箇所にくらべてノイズが少ない
からである。
はシート材特性検知手段を構成する透明度検知センサ26
が配置されており、該センサ26は上記センサ24と同一の
幅方向の原稿規準側に配置される。その理由は、原稿の
エッジ(側縁)は、他の箇所にくらべてノイズが少ない
からである。
このセンサ26は透過型センサであり、給紙経路を通過す
る原稿の透明度を検知し、その特性として、めくれ、ま
るまりの発生しやすい薄い原稿か、またはその逆である
かを判別する。
る原稿の透明度を検知し、その特性として、めくれ、ま
るまりの発生しやすい薄い原稿か、またはその逆である
かを判別する。
そして、給紙トレイ13を閉じて複写機2の図示しないス
タートキーを押すと、給紙ローラ20が回転を開始して原
稿Mの最下位から原稿を給送する。排出Mは搬送ベルト
21及び分離ベルト22に下側から1枚ずつ分離・搬送さ
れ、さらに、原稿Mは搬送ローラ対23に挟持・搬送され
て全面ベルト7とプラテン3との間に挿入される。次い
で、全面ベルト7の回転により原稿Mは、プラテン3上
の原稿載置規準27へ載置され、複写機2の図示しない複
写部により複写される。複写後、原稿Mは駆動ローラ5
の駆動により回転する全面ベルト7により右方へ搬送さ
れ、さらに屈曲ガイド対18を通って、排紙ローラ対17に
挟持されて排紙トレイ12上に排出される。
タートキーを押すと、給紙ローラ20が回転を開始して原
稿Mの最下位から原稿を給送する。排出Mは搬送ベルト
21及び分離ベルト22に下側から1枚ずつ分離・搬送さ
れ、さらに、原稿Mは搬送ローラ対23に挟持・搬送され
て全面ベルト7とプラテン3との間に挿入される。次い
で、全面ベルト7の回転により原稿Mは、プラテン3上
の原稿載置規準27へ載置され、複写機2の図示しない複
写部により複写される。複写後、原稿Mは駆動ローラ5
の駆動により回転する全面ベルト7により右方へ搬送さ
れ、さらに屈曲ガイド対18を通って、排紙ローラ対17に
挟持されて排紙トレイ12上に排出される。
さて、ここで原稿搬送装置1は原稿の透明度(すなわち
間接的には紙厚)に応じてその排紙速度を制御するよう
に構成されている。以下のその動作手順について説明す
る。
間接的には紙厚)に応じてその排紙速度を制御するよう
に構成されている。以下のその動作手順について説明す
る。
A−1)複写機2の不図示のスタートキーをONすること
で原稿搬送地の搬送ベルト21、分離ベルト22が働き原稿
を下側から1枚ずつ分離する。
で原稿搬送地の搬送ベルト21、分離ベルト22が働き原稿
を下側から1枚ずつ分離する。
A−2)原稿が給送経路25に入り搬送ローラ対23により
全面ベルト7とプラテン3との間に挿入される。
全面ベルト7とプラテン3との間に挿入される。
A−3)搬送ローラ対23と全面ベルト7の回転によりプ
ラテン基準27に原稿が載置される。
ラテン基準27に原稿が載置される。
そこで給送経路25を原稿が通過するときに透明度検知セ
ンサ26によって原稿の透明度が検知される。例えば透明
度検知センサ26の出力電圧を見て透明度を検知する。第
3図は送給経路25を原稿が通過するときの原稿が薄紙、
厚紙である場合のそれぞれの出力電圧のレベルを示した
ものである。原稿がないときはレベルV0、薄紙(例えば
52g/m2)のときはVH、厚紙(例えば105g/m2)のときはV
Lとなる。すなわち、この出力電圧がCPU等の制御手段S
に入力されこの出力レベルが高くなるにしたがって薄
紙、低くなるにしたがって厚紙であると判断する。この
情報により排紙速度を制御する。
ンサ26によって原稿の透明度が検知される。例えば透明
度検知センサ26の出力電圧を見て透明度を検知する。第
3図は送給経路25を原稿が通過するときの原稿が薄紙、
厚紙である場合のそれぞれの出力電圧のレベルを示した
ものである。原稿がないときはレベルV0、薄紙(例えば
52g/m2)のときはVH、厚紙(例えば105g/m2)のときはV
Lとなる。すなわち、この出力電圧がCPU等の制御手段S
に入力されこの出力レベルが高くなるにしたがって薄
紙、低くなるにしたがって厚紙であると判断する。この
情報により排紙速度を制御する。
A−4)複写機2の不図示の複写部により複写をおこな
う。
う。
A−5)全面ベルト7により右方へ搬送され屈曲ガイド
対18に入る。
対18に入る。
A−6)原稿の先端が排紙センサ19に達すると排紙速度
制御がはじまる。前記A−3項で検知された透明度検知
センサ26の出力レベルにより排紙の速度が決定される。
第4図に示すのが排紙速度と透明度検知センサ26の出力
レベルの関係である。薄紙(52g/m2)のときは出力レベ
ルVHで排出速度はSLであり比較的低速で排紙する。ま
た、厚紙(105g/m2)のときは出力レベルVLで排出速度S
Hであり比較的高速で排紙する。すなわち、薄紙のとき
はめくれ、まるまり等が発生する可能性が高いために低
速で排紙をおこない、逆にめくれ、まるまり等が発生し
にくい厚紙は原稿の交換速度を優先し高速で排紙をおこ
ない生産性の低下を防止する。第5図に排紙センサ19と
排紙速度のタイミングを示す。
制御がはじまる。前記A−3項で検知された透明度検知
センサ26の出力レベルにより排紙の速度が決定される。
第4図に示すのが排紙速度と透明度検知センサ26の出力
レベルの関係である。薄紙(52g/m2)のときは出力レベ
ルVHで排出速度はSLであり比較的低速で排紙する。ま
た、厚紙(105g/m2)のときは出力レベルVLで排出速度S
Hであり比較的高速で排紙する。すなわち、薄紙のとき
はめくれ、まるまり等が発生する可能性が高いために低
速で排紙をおこない、逆にめくれ、まるまり等が発生し
にくい厚紙は原稿の交換速度を優先し高速で排紙をおこ
ない生産性の低下を防止する。第5図に排紙センサ19と
排紙速度のタイミングを示す。
A−7)原稿が排紙トレイ12上に完全に排紙されると、
次の原稿を給紙しはじめ同一の動作を給紙トレイ13に原
稿がなくなるまで繰り返す。
次の原稿を給紙しはじめ同一の動作を給紙トレイ13に原
稿がなくなるまで繰り返す。
尚、前記A−6)項での排紙速度の変更はモータ8の回
転を出力電圧でおこなってもよいし、モータへのデュー
ティーをチョッパ制御しておこなってもよい。
転を出力電圧でおこなってもよいし、モータへのデュー
ティーをチョッパ制御しておこなってもよい。
以上の実施例では原稿透明度に応じてその排紙速度をそ
れぞれ透明度の全域にわたって変更する制御をおこなっ
たが、他の実施例では所定の値の透明度を設定してお
き、え値をこえるときは以上の実施例と同様に排紙速度
の制御をおこない、その値以下のときは一定の排紙速度
で排紙してもよい。
れぞれ透明度の全域にわたって変更する制御をおこなっ
たが、他の実施例では所定の値の透明度を設定してお
き、え値をこえるときは以上の実施例と同様に排紙速度
の制御をおこない、その値以下のときは一定の排紙速度
で排紙してもよい。
第6図は、このときの透明度すなわち透明度検知センサ
20の出力レベルと排紙速度の関係を示したものである。
設定レベルVR以下の出力レベルのときはすべて排紙速度
をSRとして一定とすることを示している。この設定レベ
ルは50g/m2〜60g/m2紙のときの出力レベルの間に設定す
るのが好ましいことが発明者の実験により明らかになっ
ている。これにより設定レベルより少し透明度がひくい
(すなわち厚い)原稿例えば60g/m2又は80g/m2紙のよう
な原稿の排紙速度を不必要に低下させることなく生産性
の向上が可能となる。
20の出力レベルと排紙速度の関係を示したものである。
設定レベルVR以下の出力レベルのときはすべて排紙速度
をSRとして一定とすることを示している。この設定レベ
ルは50g/m2〜60g/m2紙のときの出力レベルの間に設定す
るのが好ましいことが発明者の実験により明らかになっ
ている。これにより設定レベルより少し透明度がひくい
(すなわち厚い)原稿例えば60g/m2又は80g/m2紙のよう
な原稿の排紙速度を不必要に低下させることなく生産性
の向上が可能となる。
さらには、第7図のように複数の所定の値を設定し排紙
速度を段階的に変化させてもよい。
速度を段階的に変化させてもよい。
シート材である原稿のめくれやまるまりは原稿の厚さ
(この厚さは透明度により検知される)によって生じや
すさが決まるので、以上の実施例によればめくれをまる
まりを防止でき、ひいてはこれらめくれ等によって生じ
る原稿ジャムを防止することができる。
(この厚さは透明度により検知される)によって生じや
すさが決まるので、以上の実施例によればめくれをまる
まりを防止でき、ひいてはこれらめくれ等によって生じ
る原稿ジャムを防止することができる。
次に検知される原稿の特性が紙厚のみでなくサイズも含
むものである第2実施例について説明する。すなわち前
記実施例のA−1)〜A−7)の手順に従い、原稿搬送
装置が原稿サイズ検知手段を有するときについて説明す
る。
むものである第2実施例について説明する。すなわち前
記実施例のA−1)〜A−7)の手順に従い、原稿搬送
装置が原稿サイズ検知手段を有するときについて説明す
る。
A−1),A−2),A−3)については前記実施例と同様
である。
である。
A−3′)原稿が給送経路25を通過するとき前記A−
3)の項で透明度を検知すると同時にセンサ24で原稿サ
イズを検知する。すなわち、原稿の先端がセンサ24に大
したときから後端が抜けるまでの送り量をクロック円板
9とフォトインタラプタ10によってカウントする。第8
図に示したのがセンサ24の出力フォトインタラプタ10の
出力の関係図である。このセンサ24がONしているときの
フォトインタラプタ10のクロックパルスをカウントす
る。例えば小サイズの原稿のときはセンサ24の出力は実
線で表わしたようになりAからBまでの間のクロックパ
ルスをカウトすることになる。また大サイズの原稿のと
きは一点鎖線で表わしたように出力されAからCまでの
間のクロックパルスをカウントすることになる。これに
より原稿サイズを検知できる。この原稿サイズの情報と
前記A−3)項の原稿透明度の情報によって排紙速度を
制御する。
3)の項で透明度を検知すると同時にセンサ24で原稿サ
イズを検知する。すなわち、原稿の先端がセンサ24に大
したときから後端が抜けるまでの送り量をクロック円板
9とフォトインタラプタ10によってカウントする。第8
図に示したのがセンサ24の出力フォトインタラプタ10の
出力の関係図である。このセンサ24がONしているときの
フォトインタラプタ10のクロックパルスをカウントす
る。例えば小サイズの原稿のときはセンサ24の出力は実
線で表わしたようになりAからBまでの間のクロックパ
ルスをカウトすることになる。また大サイズの原稿のと
きは一点鎖線で表わしたように出力されAからCまでの
間のクロックパルスをカウントすることになる。これに
より原稿サイズを検知できる。この原稿サイズの情報と
前記A−3)項の原稿透明度の情報によって排紙速度を
制御する。
A−4),A−5)については前記実施例と同様である。
A−6′)原稿先端が排紙センサ19に達すると排紙速度
制御がはじまる。前記A−3)項,A−3′)項の原稿サ
イズと透明度により速度制御の方法が決定される。第9
図に示したのがその決定をおこなうフローチャート図で
ある。第1の判断で、まず原稿サイズの情報を判定す
る。A−3′)項での原稿サイズの情報が小サイズであ
る場合には排紙速度制御をおこなわず通常搬送速度で排
紙する。小サイズ原稿では例え透明度が高い(すなわち
薄い)原稿であってもめくれ、まるまりが発生しにくく
不必要に原稿交換時間を長くすることを防止するためで
ある。原稿サイズの情報が大サイズである場合には、前
記A−6)項と同様の排紙速度制御にうつる。
制御がはじまる。前記A−3)項,A−3′)項の原稿サ
イズと透明度により速度制御の方法が決定される。第9
図に示したのがその決定をおこなうフローチャート図で
ある。第1の判断で、まず原稿サイズの情報を判定す
る。A−3′)項での原稿サイズの情報が小サイズであ
る場合には排紙速度制御をおこなわず通常搬送速度で排
紙する。小サイズ原稿では例え透明度が高い(すなわち
薄い)原稿であってもめくれ、まるまりが発生しにくく
不必要に原稿交換時間を長くすることを防止するためで
ある。原稿サイズの情報が大サイズである場合には、前
記A−6)項と同様の排紙速度制御にうつる。
A−7)については前記実施例と同様である。尚、ここ
での排紙速度制御は前記A−6)項に示した方法をとっ
ているが、前記第6図及び第7図で説明したように所定
の透明度以下のときは排紙速度制御をしないで排紙した
り(第10図)、複数の所定値を設定し段階的に排紙速度
を変化させてもよい。
での排紙速度制御は前記A−6)項に示した方法をとっ
ているが、前記第6図及び第7図で説明したように所定
の透明度以下のときは排紙速度制御をしないで排紙した
り(第10図)、複数の所定値を設定し段階的に排紙速度
を変化させてもよい。
また、この第2実施例においては原稿サイズの判断を先
におこなったが、他の実施例では透明度による切り分け
を先におこない、設定透明度以下のものは通常搬送速度
で排紙し、その後、原稿サイズにより切り分けをおこな
い、設定サイズ以下の小サイズのものは通常搬送速度で
排紙し、設定サイズをこえるものに対して排紙速度制御
をおこない低速で排紙するように制御をおこなってもよ
い。
におこなったが、他の実施例では透明度による切り分け
を先におこない、設定透明度以下のものは通常搬送速度
で排紙し、その後、原稿サイズにより切り分けをおこな
い、設定サイズ以下の小サイズのものは通常搬送速度で
排紙し、設定サイズをこえるものに対して排紙速度制御
をおこない低速で排紙するように制御をおこなってもよ
い。
以上の第2実施例によればシート材である原稿の特性と
して原稿の透明度のみならずサイズをも併せて検知する
ことにより、原稿排出速度のよりきめ細かな制御が可能
となり、良好な排出が得られ、印刷物の生産性の向上も
得られる。
して原稿の透明度のみならずサイズをも併せて検知する
ことにより、原稿排出速度のよりきめ細かな制御が可能
となり、良好な排出が得られ、印刷物の生産性の向上も
得られる。
また透明度検知手段26の代わりに第11図に示すように直
接に紙厚を検知する厚み検知手段500を用いることもで
きる。この厚み検知手段500は、前途の搬送ローラ対17
a,17b(第1図参照)に関して設けられている。この厚
み検知手段500は1対の搬送ローラ17a,17b,補助板501,
ばね502,センサ503からできている。
接に紙厚を検知する厚み検知手段500を用いることもで
きる。この厚み検知手段500は、前途の搬送ローラ対17
a,17b(第1図参照)に関して設けられている。この厚
み検知手段500は1対の搬送ローラ17a,17b,補助板501,
ばね502,センサ503からできている。
補助板501の下端はピン504を支点として回動自在に支持
され、その中間に従動側の搬送ローラ17bが回転自在に
取り付けられ、補助板501の上端に取り付けられたばね5
02によって駆動側の搬送ローラ17aにローラ17bを押し付
けている。補助板501の上端にフラグ部501aが設けら
れ、センサ503内を出入りできるようになっている。
され、その中間に従動側の搬送ローラ17bが回転自在に
取り付けられ、補助板501の上端に取り付けられたばね5
02によって駆動側の搬送ローラ17aにローラ17bを押し付
けている。補助板501の上端にフラグ部501aが設けら
れ、センサ503内を出入りできるようになっている。
そして、1対の搬送ローラ17a,17b間に厚紙の原稿が通
過するとき、補助板501のフラグ501aが図面のより左側
に移動し、センサ503を大きくさえぎり、センサ503の出
力を低下させる(第12図参照)。また、薄紙の原稿が通
過するときは、センサ503の出力が厚紙の場合よりも高
くなる。このようにして、原稿の厚みを検知し、めく
れ、まるまりの発生しやすい薄い原稿かその逆かを判別
する。尚、検知結果に基づく排出方法制御は、前述と同
様である。また、厚み検知手段500とサイズ検知手段と
を組み合わせることも可能であることは前述と同様であ
る。
過するとき、補助板501のフラグ501aが図面のより左側
に移動し、センサ503を大きくさえぎり、センサ503の出
力を低下させる(第12図参照)。また、薄紙の原稿が通
過するときは、センサ503の出力が厚紙の場合よりも高
くなる。このようにして、原稿の厚みを検知し、めく
れ、まるまりの発生しやすい薄い原稿かその逆かを判別
する。尚、検知結果に基づく排出方法制御は、前述と同
様である。また、厚み検知手段500とサイズ検知手段と
を組み合わせることも可能であることは前述と同様であ
る。
(他の実施例) また本発明は前述の第1及び第2実施例のように原稿搬
送装置だけに限定されるものではない。第13図は複写機
本体の複写紙排出部(図中A部)と、両面コピー用の中
間トレイ排出部(図中B部)に本発明を応用したもので
ある。本体700の複写紙カセット701より複写紙が給紙ロ
ーラ702により給紙され感光ドラム703上の画像が複写紙
に転写され下流の定着器704で定着され排出ローラ705に
より排出トレイ707上に排出される。両面コピーのとき
は定着器704を通過後パス708に入り、スイッチバックし
て次のパス709に入り、中間トレイ排出ローラ710により
中間トレイ711に積載される。そして再給紙ローラ712に
よりパス713に送られ、前述と同様にして排紙トレイ707
上に排出される。
送装置だけに限定されるものではない。第13図は複写機
本体の複写紙排出部(図中A部)と、両面コピー用の中
間トレイ排出部(図中B部)に本発明を応用したもので
ある。本体700の複写紙カセット701より複写紙が給紙ロ
ーラ702により給紙され感光ドラム703上の画像が複写紙
に転写され下流の定着器704で定着され排出ローラ705に
より排出トレイ707上に排出される。両面コピーのとき
は定着器704を通過後パス708に入り、スイッチバックし
て次のパス709に入り、中間トレイ排出ローラ710により
中間トレイ711に積載される。そして再給紙ローラ712に
よりパス713に送られ、前述と同様にして排紙トレイ707
上に排出される。
さて、ここで排出ローラ705の手前に透明度検知センサ7
06が、中間トレイ排出ローラ701の手前に透明度検知セ
ンサ715が、各々配置されている。このセンサ706,715の
検知データによりそれぞれの排出ローラ705,710を制御
するため排出トレイ7107及び中間トレイ711の排出状態
が良好となる。制御の詳細は前述の第1実施例と同様で
ある。また本体レジストローラ714に前記第11図で示し
た厚み検知手段を設けて、この検知データによりそれぞ
れの排出ローラ705,710の排出制御をおこなってもよ
い。この詳細は前述の第2実施例と同様である。
06が、中間トレイ排出ローラ701の手前に透明度検知セ
ンサ715が、各々配置されている。このセンサ706,715の
検知データによりそれぞれの排出ローラ705,710を制御
するため排出トレイ7107及び中間トレイ711の排出状態
が良好となる。制御の詳細は前述の第1実施例と同様で
ある。また本体レジストローラ714に前記第11図で示し
た厚み検知手段を設けて、この検知データによりそれぞ
れの排出ローラ705,710の排出制御をおこなってもよ
い。この詳細は前述の第2実施例と同様である。
第14図は本発明を複写機等に装着されたソータ装置に実
施した実施例を示している。本体700よりの複写紙が排
出ローラ705により搬送され、ソータ800内の排出ローラ
802によってビン801に順次排出される。ここで、排出ロ
ーラ802の上流には透明度検知センサ803が設置されてお
り、この検知データによりローラ802を排出制御する。
制御の詳細は前述の第1実施例の通りである。また、厚
み検知手段を本体レジストローラ714に持たせ、その検
知データによりソータ排出ローラ802を排出制御しても
よい。制御の詳細は前述の第2実施例の通りである。
施した実施例を示している。本体700よりの複写紙が排
出ローラ705により搬送され、ソータ800内の排出ローラ
802によってビン801に順次排出される。ここで、排出ロ
ーラ802の上流には透明度検知センサ803が設置されてお
り、この検知データによりローラ802を排出制御する。
制御の詳細は前述の第1実施例の通りである。また、厚
み検知手段を本体レジストローラ714に持たせ、その検
知データによりソータ排出ローラ802を排出制御しても
よい。制御の詳細は前述の第2実施例の通りである。
(発明の効果) 以上、説明したように本発明のシート材排出装置によれ
ば、排出手段によって排出されるシート材の厚さを検知
する検知手段によって検知されたシート材の厚さが所定
の厚さよりも薄いシート材は、所定の厚さより厚いシー
ト材よりも遅い速度で排出するように制御することと
し、また小サイズのシート材の場合は、排出する再の排
出速度を搬送速度よりも遅くする制御を行わないことと
したので、搬送速度を代えることなく、シート材の厚さ
やサイズに応じた適正な搬出速度に変えて排出すること
ができる。したがって装置全体の効率を下げることなく
めくれ、まるまり、さらにはジャム等のない良好な排出
状態が得られるという効果がある。
ば、排出手段によって排出されるシート材の厚さを検知
する検知手段によって検知されたシート材の厚さが所定
の厚さよりも薄いシート材は、所定の厚さより厚いシー
ト材よりも遅い速度で排出するように制御することと
し、また小サイズのシート材の場合は、排出する再の排
出速度を搬送速度よりも遅くする制御を行わないことと
したので、搬送速度を代えることなく、シート材の厚さ
やサイズに応じた適正な搬出速度に変えて排出すること
ができる。したがって装置全体の効率を下げることなく
めくれ、まるまり、さらにはジャム等のない良好な排出
状態が得られるという効果がある。
第1図はこの発明のシート材排出装置の一実施例に係る
排出搬送装置の縦断面図、第2図は第1図の要部拡大
図、第3図は第2図のセンサ26の出力電圧を示す図、第
4図は第3図に示すセンサ26の出力電圧と制御される排
紙速度の関係を示す図、第5図は排紙速度を制御するタ
イミングを示す、第6図及び第7図はセンサ26の出力電
圧と排紙速度の関係を示す図、第8図は第1図のセンサ
24の出力とフォトインタラプタ10の出力の関係を示す
図、第9図は第2実施例で使用される制御フローチャー
ト図、第10図は第2実施例におけるフローチャートの変
形図、第11図は直接にシート材の厚さを検知する厚み検
知手段を示す図、第12図はシート材である原稿の厚みと
第11図のセンサの出力電圧との関係を示す図、第13図は
他の実施例において本発明を複写機本体の排出部等に実
施する場合を説明する図、第14図は他の実施例において
本発明を複写機のソータ装置に実施する場合を説明する
図、第15図〜第19図は従来のシート材排出装置である原
稿搬送装置の例を示す図である。 符号の説明 1……原稿搬送装置、2……複写機 5……駆動ローラ、6……従動ローラ 7……全面ベルト、8……モータ 9……クロック円板 10……フォトインタラプタ 11……装置本体、12……排紙トレイ 13……給紙トレイ、14……ヒンジ 15……サブトレイ 16……サブトレイヒンジ 17……排紙ローラ、18……屈曲ガイド対 19……センサ、20……給紙ローラ 21……搬送ゲート、22……分離ベルト 23……搬送ローラ対、24……センサ 25……給送経路 26……透明度検知センサ 27……プラテン基準
排出搬送装置の縦断面図、第2図は第1図の要部拡大
図、第3図は第2図のセンサ26の出力電圧を示す図、第
4図は第3図に示すセンサ26の出力電圧と制御される排
紙速度の関係を示す図、第5図は排紙速度を制御するタ
イミングを示す、第6図及び第7図はセンサ26の出力電
圧と排紙速度の関係を示す図、第8図は第1図のセンサ
24の出力とフォトインタラプタ10の出力の関係を示す
図、第9図は第2実施例で使用される制御フローチャー
ト図、第10図は第2実施例におけるフローチャートの変
形図、第11図は直接にシート材の厚さを検知する厚み検
知手段を示す図、第12図はシート材である原稿の厚みと
第11図のセンサの出力電圧との関係を示す図、第13図は
他の実施例において本発明を複写機本体の排出部等に実
施する場合を説明する図、第14図は他の実施例において
本発明を複写機のソータ装置に実施する場合を説明する
図、第15図〜第19図は従来のシート材排出装置である原
稿搬送装置の例を示す図である。 符号の説明 1……原稿搬送装置、2……複写機 5……駆動ローラ、6……従動ローラ 7……全面ベルト、8……モータ 9……クロック円板 10……フォトインタラプタ 11……装置本体、12……排紙トレイ 13……給紙トレイ、14……ヒンジ 15……サブトレイ 16……サブトレイヒンジ 17……排紙ローラ、18……屈曲ガイド対 19……センサ、20……給紙ローラ 21……搬送ゲート、22……分離ベルト 23……搬送ローラ対、24……センサ 25……給送経路 26……透明度検知センサ 27……プラテン基準
Claims (4)
- 【請求項1】シート材を排出手段によって所定位置に排
出する際の排出速度を運送速度よりも遅くするシート材
排出装置において、 排出されるシート材の厚さを検知する検知手段と、 前記検知手段によって検知されたシート材の厚さが所定
の厚さよりも薄いシート材は、所定の厚さより厚いシー
ト材よりも遅い速度で排出するように前記排出手段を制
御する制御手段と、 を有するシート材排出装置。 - 【請求項2】前記検知手段は、シート材の透明度を検知
することによって厚さを検知することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のシート材排出装置。 - 【請求項3】前記制御手段は、薄いシート材ほど遅い速
度で排出するように前記排出手段を制御することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のシート材排出装置。 - 【請求項4】前記制御手段は、小サイズのシート材の場
合は、排出する際の排出速度を搬送速度よりも遅くする
制御を行なわないことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のシート材排出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63242390A JPH0733200B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | シート材排出装置 |
US07/370,907 US5181705A (en) | 1988-06-23 | 1989-06-23 | Sheet discharging device that chooses a sheet discharging speed according to the sheet's length or rigidity |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63242390A JPH0733200B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | シート材排出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0295663A JPH0295663A (ja) | 1990-04-06 |
JPH0733200B2 true JPH0733200B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=17088442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63242390A Expired - Fee Related JPH0733200B2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-09-29 | シート材排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733200B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2992941B2 (ja) * | 1992-06-16 | 1999-12-20 | 三田工業株式会社 | 自動原稿搬送装置 |
JP2006137538A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Ricoh Co Ltd | 後処理装置 |
JP4675817B2 (ja) * | 2006-04-24 | 2011-04-27 | 株式会社リコー | 自動用紙搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
US7828279B2 (en) * | 2008-11-24 | 2010-11-09 | Eastman Kodak Company | Document transport apparatus |
JP2020186123A (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-19 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 原稿搬送装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5737205A (en) * | 1980-08-19 | 1982-03-01 | Ricoh Co Ltd | Thickness detector for sheetform object |
JPS6118651A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-27 | Sharp Corp | 原稿送り装置 |
JPS62150109A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-04 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 紙厚識別装置 |
-
1988
- 1988-09-29 JP JP63242390A patent/JPH0733200B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0295663A (ja) | 1990-04-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |