JPH11334932A - シート材搬送装置、及び該シート材搬送装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
シート材搬送装置、及び該シート材搬送装置を備えた画像形成装置Info
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- JPH11334932A JPH11334932A JP10138953A JP13895398A JPH11334932A JP H11334932 A JPH11334932 A JP H11334932A JP 10138953 A JP10138953 A JP 10138953A JP 13895398 A JP13895398 A JP 13895398A JP H11334932 A JPH11334932 A JP H11334932A
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- H04N1/00742—Detection methods
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿の搬送位置を正確に把握する。
【解決手段】 画像読み取りを行う前に、原稿を符号P
nに示す待機位置に停止させる。このように停止された
原稿の先端位置は、原稿が定型サイズの場合には、原稿
後端が第2給送ローラ9の近傍のセンサ(不図示)によ
って検知されてからの原稿搬送量と、原稿の長さとによ
って求め、原稿が不定型サイズの場合には、原稿先端が
センサ(不図示)によって検知されてからの原稿搬送量
によって求める。その後、原稿を搬送経路(ニ)に沿っ
て移動させ、R2の位置に固定したスキャナ(不図示)
によって画像読み取りを行う。原稿が定型サイズの場合
には、後端基準で原稿搬送量を求めるため誤差が少な
く、原稿が不定型サイズの場合には、原稿の長さを加味
しないで原稿搬送量を求めるため誤差が少ない。
nに示す待機位置に停止させる。このように停止された
原稿の先端位置は、原稿が定型サイズの場合には、原稿
後端が第2給送ローラ9の近傍のセンサ(不図示)によ
って検知されてからの原稿搬送量と、原稿の長さとによ
って求め、原稿が不定型サイズの場合には、原稿先端が
センサ(不図示)によって検知されてからの原稿搬送量
によって求める。その後、原稿を搬送経路(ニ)に沿っ
て移動させ、R2の位置に固定したスキャナ(不図示)
によって画像読み取りを行う。原稿が定型サイズの場合
には、後端基準で原稿搬送量を求めるため誤差が少な
く、原稿が不定型サイズの場合には、原稿の長さを加味
しないで原稿搬送量を求めるため誤差が少ない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材を搬送す
るシート材搬送装置、及び該シート材搬送装置を備えた
画像形成装置に関する。
るシート材搬送装置、及び該シート材搬送装置を備えた
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿やコピー用紙を搬送する
シート材搬送装置が、複写機、ファクシミリ、レーザー
ビームプリンタ等の画像形成装置に用いられている。
シート材搬送装置が、複写機、ファクシミリ、レーザー
ビームプリンタ等の画像形成装置に用いられている。
【0003】この種のシート材搬送装置においては、種
々の理由、例えば、 * 搬送中のシート材を所定位置(例えば、シート材搬
送装置を複写機の原稿搬送に用いる場合において、スキ
ャナ側が画像読み取りの可能な状態となるまで原稿を待
機させるための待機位置や、シート材搬送装置を複写機
の原稿搬送に用いる場合において原稿の画像読み取りを
行うための画像読み取り位置)にて停止させるためや、 * シート材が所定位置まで搬送されてきたタイミング
で何らかの制御を行うために、搬送中におけるシート材
の位置(特に、シート材先端の位置)を把握しておく必
要がある。
々の理由、例えば、 * 搬送中のシート材を所定位置(例えば、シート材搬
送装置を複写機の原稿搬送に用いる場合において、スキ
ャナ側が画像読み取りの可能な状態となるまで原稿を待
機させるための待機位置や、シート材搬送装置を複写機
の原稿搬送に用いる場合において原稿の画像読み取りを
行うための画像読み取り位置)にて停止させるためや、 * シート材が所定位置まで搬送されてきたタイミング
で何らかの制御を行うために、搬送中におけるシート材
の位置(特に、シート材先端の位置)を把握しておく必
要がある。
【0004】このように搬送中におけるシート材先端の
位置を把握するには、対応する部分(例えば、上記待機
位置の近傍や上記画像読み取り位置の近傍)にセンサを
配置してシート材の有無を検知することも考えられる
が、種々の理由(例えば、スペース上の理由等)で、該
対応する部分よりも上流側にセンサを配置せざるを得な
い場合もあり、そのような場合には、次の又はの方
法によってシート材の位置を把握していた。 前記センサによってシート材“先端”の通過のタイ
ミングを検知し、該タイミングからのシート材の搬送量
によってシート材の位置を把握する方法 前記センサによってシート材“後端”の通過のタイ
ミングを検知し、“該タイミングからのシート材搬送
量”に“シート材長さ”を加えてシート材先端位置を検
知する方法 なお、上記のいずれの場合も、シート材の搬送量
は、シート材を搬送する搬送手段の側からの信号に基づ
き算出していた。
位置を把握するには、対応する部分(例えば、上記待機
位置の近傍や上記画像読み取り位置の近傍)にセンサを
配置してシート材の有無を検知することも考えられる
が、種々の理由(例えば、スペース上の理由等)で、該
対応する部分よりも上流側にセンサを配置せざるを得な
い場合もあり、そのような場合には、次の又はの方
法によってシート材の位置を把握していた。 前記センサによってシート材“先端”の通過のタイ
ミングを検知し、該タイミングからのシート材の搬送量
によってシート材の位置を把握する方法 前記センサによってシート材“後端”の通過のタイ
ミングを検知し、“該タイミングからのシート材搬送
量”に“シート材長さ”を加えてシート材先端位置を検
知する方法 なお、上記のいずれの場合も、シート材の搬送量
は、シート材を搬送する搬送手段の側からの信号に基づ
き算出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように搬送手段の側からの信号に基づき算出されるシー
ト材の搬送量には多少なりとも誤差が含まれるため、シ
ート材の搬送量が多くなる上記の方法を用いた場合に
は、シート材の位置の把握が不正確になるという問題が
あった。
ように搬送手段の側からの信号に基づき算出されるシー
ト材の搬送量には多少なりとも誤差が含まれるため、シ
ート材の搬送量が多くなる上記の方法を用いた場合に
は、シート材の位置の把握が不正確になるという問題が
あった。
【0006】一方、上記の方法を用いた場合には、上
記の方法を用いる場合に比べてシート材の搬送量が少
なくなるため、上述のような問題は減少する。しかし、
不定型サイズのシート材を搬送する場合には、そのシー
ト材長さを正確に検知することが困難であることから、
やはり誤差が残る。
記の方法を用いる場合に比べてシート材の搬送量が少
なくなるため、上述のような問題は減少する。しかし、
不定型サイズのシート材を搬送する場合には、そのシー
ト材長さを正確に検知することが困難であることから、
やはり誤差が残る。
【0007】そこで、本発明は、シート材の位置の把握
を正確に行うシート材搬送装置及び画像形成装置を提供
することを目的とするものである。
を正確に行うシート材搬送装置及び画像形成装置を提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、シート材を搬送する搬送手
段、を備えたシート材搬送装置において、シート材が定
型サイズか不定型サイズかを判断するサイズ判断手段
と、シート材の搬送方向の長さを検知する長さ検知手段
と、シート材先端の通過のタイミング並びにシート材後
端の通過のタイミングを検知して信号を出力するシート
材検知手段と、該シート材検知手段からの信号を受け
て、前記シート材先端の通過のタイミング又は前記シー
ト材後端の通過のタイミング以降におけるシート材の搬
送量を算出する搬送量検知手段と、該シート材検知手段
の下流側にて搬送されるシート材の先端位置を算出する
搬送位置算出手段と、を備え、前記サイズ判断手段によ
ってシート材が定型サイズであると判断された場合に
は、前記搬送位置算出手段は、前記搬送量検知手段によ
って算出された前記シート材後端の通過のタイミング以
降におけるシート材の搬送量と、前記長さ検知手段によ
って検知されたシート材の搬送方向の長さと、によって
シート材の先端位置を算出し、かつ、前記サイズ判断手
段によってシート材が不定型サイズであると判断された
場合には、前記搬送位置算出手段は、前記搬送量検知手
段によって算出された前記シート材先端の通過のタイミ
ング以降におけるシート材の搬送量と、によってシート
材の先端位置を算出する、ことを特徴とする。
みなされたものであって、シート材を搬送する搬送手
段、を備えたシート材搬送装置において、シート材が定
型サイズか不定型サイズかを判断するサイズ判断手段
と、シート材の搬送方向の長さを検知する長さ検知手段
と、シート材先端の通過のタイミング並びにシート材後
端の通過のタイミングを検知して信号を出力するシート
材検知手段と、該シート材検知手段からの信号を受け
て、前記シート材先端の通過のタイミング又は前記シー
ト材後端の通過のタイミング以降におけるシート材の搬
送量を算出する搬送量検知手段と、該シート材検知手段
の下流側にて搬送されるシート材の先端位置を算出する
搬送位置算出手段と、を備え、前記サイズ判断手段によ
ってシート材が定型サイズであると判断された場合に
は、前記搬送位置算出手段は、前記搬送量検知手段によ
って算出された前記シート材後端の通過のタイミング以
降におけるシート材の搬送量と、前記長さ検知手段によ
って検知されたシート材の搬送方向の長さと、によって
シート材の先端位置を算出し、かつ、前記サイズ判断手
段によってシート材が不定型サイズであると判断された
場合には、前記搬送位置算出手段は、前記搬送量検知手
段によって算出された前記シート材先端の通過のタイミ
ング以降におけるシート材の搬送量と、によってシート
材の先端位置を算出する、ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って、本発明の実施
の形態について説明する。
の形態について説明する。
【0010】まず、本発明の実施の形態について、図1
乃至図43に沿って説明する。
乃至図43に沿って説明する。
【0011】〈画像形成装置の全体構成の説明〉図1
は、本発明に係る画像形成装置Gの全体構成を示す断面
図であるが、この画像形成装置Gの本体1(以下、“装
置本体1”とする)は、画像読み取り位置にある原稿
(シート材)の画像情報を光学的に読み取る画像入力部
(以下、“リーダ部”とする)200と、読み取った画
像を所定の用紙にプリント出力する画像出力部(以下、
“プリンタ部”とする)300と、を有しており、装置
本体1の上側には、原稿(シート材)を画像読み取り位
置にまで順次自動的に搬送すると共に該位置に搬送され
てきた原稿の表裏を反転する、シート材搬送装置として
の自動原稿送り装置(以下、“ADF”とする)2が配
置されている。
は、本発明に係る画像形成装置Gの全体構成を示す断面
図であるが、この画像形成装置Gの本体1(以下、“装
置本体1”とする)は、画像読み取り位置にある原稿
(シート材)の画像情報を光学的に読み取る画像入力部
(以下、“リーダ部”とする)200と、読み取った画
像を所定の用紙にプリント出力する画像出力部(以下、
“プリンタ部”とする)300と、を有しており、装置
本体1の上側には、原稿(シート材)を画像読み取り位
置にまで順次自動的に搬送すると共に該位置に搬送され
てきた原稿の表裏を反転する、シート材搬送装置として
の自動原稿送り装置(以下、“ADF”とする)2が配
置されている。
【0012】〈リーダ部200の説明〉このうちリーダ
部200は、装置本体1の上面を形成すると共に原稿が
載置されるプラテン3を有しており、そのプラテン3の
下方(すなわち、後述する幅広ベルト7に対向する位
置)にはスキャナー(画像読み取り手段)204が配置
されている。このスキャナー204は、ランプ202及
びミラー203を有しており、プラテン3上に搬送され
てきた原稿に光を照射し、原稿に記録された画像情報を
光学的に読み取るようになっている。
部200は、装置本体1の上面を形成すると共に原稿が
載置されるプラテン3を有しており、そのプラテン3の
下方(すなわち、後述する幅広ベルト7に対向する位
置)にはスキャナー(画像読み取り手段)204が配置
されている。このスキャナー204は、ランプ202及
びミラー203を有しており、プラテン3上に搬送され
てきた原稿に光を照射し、原稿に記録された画像情報を
光学的に読み取るようになっている。
【0013】また、リーダ部200は、ミラー205、
206、レンズ207並びにイメージセンサ208等を
有しており、原稿にて反射された光を光電変換して画像
データとして読み込むように構成されている。
206、レンズ207並びにイメージセンサ208等を
有しており、原稿にて反射された光を光電変換して画像
データとして読み込むように構成されている。
【0014】〈プリンタ部300の説明〉プリンタ部3
00は、図2に示すように、リーダ部200によって読
み取られた画像を用紙にプリントする画像形成部301
と、用紙を搬送する用紙搬送系302とを備えている。
00は、図2に示すように、リーダ部200によって読
み取られた画像を用紙にプリントする画像形成部301
と、用紙を搬送する用紙搬送系302とを備えている。
【0015】このうち、画像形成部301は、回転自在
に支持されると共に駆動手段(不図示)により時計回り
の方向に回転駆動される感光ドラム112を備えてお
り、該感光ドラム112の周りには、感光ドラム112
の表面を一様な電位に帯電する1次帯電装置113と、
トナーを収納して感光ドラム112上に形成された静電
潜像をトナー像とする現像装置114と、そのトナー像
を用紙に転写する転写帯電器115と、用紙を感光ドラ
ム112から分離させる分離帯電器116等、が順に配
設されている。
に支持されると共に駆動手段(不図示)により時計回り
の方向に回転駆動される感光ドラム112を備えてお
り、該感光ドラム112の周りには、感光ドラム112
の表面を一様な電位に帯電する1次帯電装置113と、
トナーを収納して感光ドラム112上に形成された静電
潜像をトナー像とする現像装置114と、そのトナー像
を用紙に転写する転写帯電器115と、用紙を感光ドラ
ム112から分離させる分離帯電器116等、が順に配
設されている。
【0016】次に、用紙搬送系302について説明す
る。
る。
【0017】装置本体1の側方には、用紙を収納するカ
セット100,102及び用紙積載装置108等が配置
されている。そして、これらのカセット100,102
並びに用紙積載装置108は、公知のように分離爪(不
図示)を有しており、積載された用紙に当接する位置に
は、給送ローラ101,103,109がそれぞれ配置
されている。カセット100,102及び用紙積載装置
108に収納されている用紙は、これら分離爪並びに給
送ローラ101,103,109の作用によって1枚ず
つ排出されるようになっている。なお、用紙積載装置1
08は、用紙を積載する中板108aを有しているが、
この中板108aは、モータ等によって昇降されて給送
ローラ109と用紙とが常に接触するように構成されて
いる。また、この給送ローラ109の近傍(左上方)に
は、用紙を搬送するための搬送ローラ110が配置され
ている。
セット100,102及び用紙積載装置108等が配置
されている。そして、これらのカセット100,102
並びに用紙積載装置108は、公知のように分離爪(不
図示)を有しており、積載された用紙に当接する位置に
は、給送ローラ101,103,109がそれぞれ配置
されている。カセット100,102及び用紙積載装置
108に収納されている用紙は、これら分離爪並びに給
送ローラ101,103,109の作用によって1枚ず
つ排出されるようになっている。なお、用紙積載装置1
08は、用紙を積載する中板108aを有しているが、
この中板108aは、モータ等によって昇降されて給送
ローラ109と用紙とが常に接触するように構成されて
いる。また、この給送ローラ109の近傍(左上方)に
は、用紙を搬送するための搬送ローラ110が配置され
ている。
【0018】さらに、カセット100,102及び用紙
積載装置108と、上述した感光ドラム112との間に
はレジストローラ106が配置されており、カセット1
00,102又は用紙積載装置108から搬送されてき
た用紙を、感光ドラム112の回転に同期させて搬送す
るようになっている。
積載装置108と、上述した感光ドラム112との間に
はレジストローラ106が配置されており、カセット1
00,102又は用紙積載装置108から搬送されてき
た用紙を、感光ドラム112の回転に同期させて搬送す
るようになっている。
【0019】また、感光ドラム112の下左方には、用
紙を搬送するための搬送ベルト117が配置されてお
り、その下流側には、用紙に転写されたトナー像を定着
させるための定着装置118が配置されている。さら
に、この定着装置118の下流側には搬送ローラ119
及び排出ローラ121が配置されており、定着終了後の
用紙を外部に排出するようになっている。
紙を搬送するための搬送ベルト117が配置されてお
り、その下流側には、用紙に転写されたトナー像を定着
させるための定着装置118が配置されている。さら
に、この定着装置118の下流側には搬送ローラ119
及び排出ローラ121が配置されており、定着終了後の
用紙を外部に排出するようになっている。
【0020】一方、これらの搬送ローラ119及び排出
ローラ121の間においては、用紙の搬送経路が下方に
分岐されていて、該分岐された搬送経路は、レジストロ
ーラ106の側への用紙の再搬送を可能にして、いわゆ
る両面コピー(用紙の両面にそれぞれ像を形成するモー
ド)や多重コピー(用紙の片面に像を像を重ねて形成す
るモード)ができるように構成されている。
ローラ121の間においては、用紙の搬送経路が下方に
分岐されていて、該分岐された搬送経路は、レジストロ
ーラ106の側への用紙の再搬送を可能にして、いわゆ
る両面コピー(用紙の両面にそれぞれ像を形成するモー
ド)や多重コピー(用紙の片面に像を像を重ねて形成す
るモード)ができるように構成されている。
【0021】すなわち、分岐部にはフラッパ120が配
置されていて、搬送経路を切り替えるようになってい
る。そして、下方に分岐された搬送経路には、用紙を搬
送するための搬送ローラ201、搬送ベルト202、搬
送ベルト204並びに搬送ローラ205が配置されてお
り、さらに、用紙を一時的に積載する中間トレイ200
が配置されている。なお、搬送ベルト202と搬送ベル
ト204との間には、搬送経路を切り替えるためのフラ
ッパー203が配置されている。そして、このフラッパ
ー203の切り替えによって、両面コピー時にはパス2
06を経由して用紙が搬送され、中間トレイ200に画
像面を上側にして載置されるようになっている。また、
多重コピー時にはパス207を経由して用紙が搬送さ
れ、中間トレイ200に画像面を下側にして載置される
ようになっている。
置されていて、搬送経路を切り替えるようになってい
る。そして、下方に分岐された搬送経路には、用紙を搬
送するための搬送ローラ201、搬送ベルト202、搬
送ベルト204並びに搬送ローラ205が配置されてお
り、さらに、用紙を一時的に積載する中間トレイ200
が配置されている。なお、搬送ベルト202と搬送ベル
ト204との間には、搬送経路を切り替えるためのフラ
ッパー203が配置されている。そして、このフラッパ
ー203の切り替えによって、両面コピー時にはパス2
06を経由して用紙が搬送され、中間トレイ200に画
像面を上側にして載置されるようになっている。また、
多重コピー時にはパス207を経由して用紙が搬送さ
れ、中間トレイ200に画像面を下側にして載置される
ようになっている。
【0022】このようにして中間トレイ200に積載さ
れた用紙は、補助ローラ209,210及び正逆転分離
ローラ対211の作用によって下方から1枚ずつ分離さ
れて搬送され、該分離された用紙は、搬送ローラ21
3,214,215及び搬送ローラ110によって画像
形成部301に搬送されるようになっている。そして、
この画像形成部301にて、2度目の画像形成が行わ
れ、画像が形成された用紙は、再び、搬送ベルト117
によって定着装置118に搬送され、搬送ローラ119
及び排出ローラ121によって外部に排出されるように
なっている。
れた用紙は、補助ローラ209,210及び正逆転分離
ローラ対211の作用によって下方から1枚ずつ分離さ
れて搬送され、該分離された用紙は、搬送ローラ21
3,214,215及び搬送ローラ110によって画像
形成部301に搬送されるようになっている。そして、
この画像形成部301にて、2度目の画像形成が行わ
れ、画像が形成された用紙は、再び、搬送ベルト117
によって定着装置118に搬送され、搬送ローラ119
及び排出ローラ121によって外部に排出されるように
なっている。
【0023】ところで、装置本体1の側方(排出ローラ
121が配置された側の側方)には、排出された用紙を
蓄えるためのソーター122が配置されている。このソ
ーター122は、1枚のノンソートトレイ122aと、
多数のビンからなるソートビントレイ122bとを有し
ており、少なくともソートビントレイ122bの方は昇
降可能に構成されている。また、ノンソートトレイ12
2aに対応する位置には、該トレイ122aに用紙を排
出するノンソートトレイ排出ローラ122cが配置され
ており、ソートビントレイ122bに対応する位置に
は、該トレイ122bに用紙を排出するソートビントレ
イ排出ローラ122dが配置されている。
121が配置された側の側方)には、排出された用紙を
蓄えるためのソーター122が配置されている。このソ
ーター122は、1枚のノンソートトレイ122aと、
多数のビンからなるソートビントレイ122bとを有し
ており、少なくともソートビントレイ122bの方は昇
降可能に構成されている。また、ノンソートトレイ12
2aに対応する位置には、該トレイ122aに用紙を排
出するノンソートトレイ排出ローラ122cが配置され
ており、ソートビントレイ122bに対応する位置に
は、該トレイ122bに用紙を排出するソートビントレ
イ排出ローラ122dが配置されている。
【0024】そして、用紙を仕分けしない場合にはノン
ソートトレイ排出ローラ122cによって用紙がノンソ
ートトレイ122aに排出され、用紙を仕分けする場合
には、昇降されるソートビントレイ122bに対して用
紙が1枚ずつソートビントレイ排出ローラ122dによ
って排出されるようになっている。
ソートトレイ排出ローラ122cによって用紙がノンソ
ートトレイ122aに排出され、用紙を仕分けする場合
には、昇降されるソートビントレイ122bに対して用
紙が1枚ずつソートビントレイ排出ローラ122dによ
って排出されるようになっている。
【0025】例えば、1枚の両面原稿(両面に画像が形
成されている原稿)を複数枚両面コピーする場合には、
画像形成装置Gは設定されたコピー枚数だけ片面コピー
を行い、その間、中間トレイ200には片面コピーされ
た用紙が積載される。そして、設定されたコピー枚数分
の片面コピーを終了すると、原稿が反転され、中間トレ
イ200に積載されている用紙に順次画像が形成され
る。このようにして両面コピーされた用紙は、ソーター
122にて仕分けされる。
成されている原稿)を複数枚両面コピーする場合には、
画像形成装置Gは設定されたコピー枚数だけ片面コピー
を行い、その間、中間トレイ200には片面コピーされ
た用紙が積載される。そして、設定されたコピー枚数分
の片面コピーを終了すると、原稿が反転され、中間トレ
イ200に積載されている用紙に順次画像が形成され
る。このようにして両面コピーされた用紙は、ソーター
122にて仕分けされる。
【0026】また、原稿をADF2によって1巡する毎
にコピーを1組だけ作成する方法もある。この方法によ
れば、複数部のコピーを作成する場合でも、ページ順の
揃ったコピー群が順に得られるので、ソーターがなくて
も必要な部数のコピーが区分けして得られる。この方法
で両面コピーをするときは、1枚の原稿の両面を続けて
読み取って用紙の表裏に続けてコピーして排出し、その
後、次の原稿の両面についても同様にして、このことを
何度も繰り返せば、区分けされた両面コピー群が得られ
る。
にコピーを1組だけ作成する方法もある。この方法によ
れば、複数部のコピーを作成する場合でも、ページ順の
揃ったコピー群が順に得られるので、ソーターがなくて
も必要な部数のコピーが区分けして得られる。この方法
で両面コピーをするときは、1枚の原稿の両面を続けて
読み取って用紙の表裏に続けてコピーして排出し、その
後、次の原稿の両面についても同様にして、このことを
何度も繰り返せば、区分けされた両面コピー群が得られ
る。
【0027】尚、このようなソーター122の代わり
に、仕分け機構を有しない排出トレイを用いてもよい。
に、仕分け機構を有しない排出トレイを用いてもよい。
【0028】〈ADF2の説明〉次に、ADF2の構造
について説明する。
について説明する。
【0029】〈原稿トレイの説明〉図3は、ADFの構
造を示す詳細断面図であるが、このADF2は、シート
状の原稿を積載するための原稿トレイ4を有している。
なお、この原稿トレイ4には、一対の幅方向規制板(不
図示)が原稿の幅方向にスライド自在となるように取り
付けられており、積載される原稿の幅方向をこれらの幅
方向規制板によって規制することにより、原稿の給送時
の安定性を確保している。
造を示す詳細断面図であるが、このADF2は、シート
状の原稿を積載するための原稿トレイ4を有している。
なお、この原稿トレイ4には、一対の幅方向規制板(不
図示)が原稿の幅方向にスライド自在となるように取り
付けられており、積載される原稿の幅方向をこれらの幅
方向規制板によって規制することにより、原稿の給送時
の安定性を確保している。
【0030】また、この原稿トレイ4の原稿搬送方向下
流側端部(図示の左端部)にはストッパ21が回転自在
に支持されており、このストッパ21は、トレイ上に立
設されて原稿の給送を阻止する位置(図中の実線位置)
と、待避して該給送を阻害しない位置(図中の鎖線位
置)とを、選択的に取るように構成されている。
流側端部(図示の左端部)にはストッパ21が回転自在
に支持されており、このストッパ21は、トレイ上に立
設されて原稿の給送を阻止する位置(図中の実線位置)
と、待避して該給送を阻害しない位置(図中の鎖線位
置)とを、選択的に取るように構成されている。
【0031】〈各ローラ及び原稿搬送路の説明〉次に、
ADF2内に配置されたローラと、原稿が搬送される搬
送経路とについて、図3乃至図6に沿って説明する。
ADF2内に配置されたローラと、原稿が搬送される搬
送経路とについて、図3乃至図6に沿って説明する。
【0032】ここで、図4は、原稿トレイ4の左端に配
置された給紙ローラ5等の構造、その作用、並びに給紙
ローラ5の最大上昇位置を示す図であり、図5は、給紙
ローラ5の最大下降位置を示す図である。また、図7は
給紙ローラ5等の構造を示す平面図である。
置された給紙ローラ5等の構造、その作用、並びに給紙
ローラ5の最大上昇位置を示す図であり、図5は、給紙
ローラ5の最大下降位置を示す図である。また、図7は
給紙ローラ5等の構造を示す平面図である。
【0033】上述した原稿トレイ4の左端上方には、図
4に詳示するように、c1点を中心に揺動する揺動アー
ム53が配置されており、揺動アーム53の先端には給
紙ローラ5が回転自在に支持されている。この給紙ロー
ラ5は、後述する分離モータ100によって回転駆動さ
れることに基づき、原稿トレイ4に積載された原稿を順
次搬出するようになっている。なお、この揺動アーム5
3には、図6(a) に詳示するように貫通孔53aが弧状
に形成されている(詳細は次述)。また、給紙ローラ5
は、図7に示すように、積載された原稿に対向するよう
に原稿の幅方向に沿って複数個配置されている。
4に詳示するように、c1点を中心に揺動する揺動アー
ム53が配置されており、揺動アーム53の先端には給
紙ローラ5が回転自在に支持されている。この給紙ロー
ラ5は、後述する分離モータ100によって回転駆動さ
れることに基づき、原稿トレイ4に積載された原稿を順
次搬出するようになっている。なお、この揺動アーム5
3には、図6(a) に詳示するように貫通孔53aが弧状
に形成されている(詳細は次述)。また、給紙ローラ5
は、図7に示すように、積載された原稿に対向するよう
に原稿の幅方向に沿って複数個配置されている。
【0034】また、上述のc1点を中心にして揺動する
ように昇降アーム51が配置されており、この昇降アー
ム51は、図4の位置から図5の位置に移動可能に構成
されている。この昇降アーム51は、紙面に平行に所定
間隙を開けて配置された支板51a、51bを有してお
り、これらの支板51a、51bには位置決めピン51
cがカシメ固定されている(図6(c) 参照)。そして、
この位置決めピン51cは上述した貫通孔53aに挿通
されていて昇降アーム51が揺動アーム53に係合され
るようになっており、昇降アーム51を揺動させること
に基づき揺動アーム53を揺動させるようになってい
る。また、上述した支板51a、51bには位置決めピ
ン51eがカシメ固定されている(詳細は次述)。
ように昇降アーム51が配置されており、この昇降アー
ム51は、図4の位置から図5の位置に移動可能に構成
されている。この昇降アーム51は、紙面に平行に所定
間隙を開けて配置された支板51a、51bを有してお
り、これらの支板51a、51bには位置決めピン51
cがカシメ固定されている(図6(c) 参照)。そして、
この位置決めピン51cは上述した貫通孔53aに挿通
されていて昇降アーム51が揺動アーム53に係合され
るようになっており、昇降アーム51を揺動させること
に基づき揺動アーム53を揺動させるようになってい
る。また、上述した支板51a、51bには位置決めピ
ン51eがカシメ固定されている(詳細は次述)。
【0035】一方、c1点を中心に揺動するように分離
上ガイド板52が配置されており(図6(b) 参照)、そ
の下方には分離下ガイド59が原稿トレイ4に連続する
ように配置されている。そして、分離下ガイド板59
は、給紙ローラ5によって搬出される原稿の下方に配置
されて該原稿の下面をガイドし、分離上ガイド板52
は、搬出される原稿の上方に配置されて該原稿の上面を
ガイドするようになっている。
上ガイド板52が配置されており(図6(b) 参照)、そ
の下方には分離下ガイド59が原稿トレイ4に連続する
ように配置されている。そして、分離下ガイド板59
は、給紙ローラ5によって搬出される原稿の下方に配置
されて該原稿の下面をガイドし、分離上ガイド板52
は、搬出される原稿の上方に配置されて該原稿の上面を
ガイドするようになっている。
【0036】ところで、上述した昇降アーム51の位置
決めピン51eは、図4に詳示するように、原稿セット
時(上昇位置)においては分離上ガイド板52を下側か
ら支えて原稿トレイ4との間を大きく開放している。
決めピン51eは、図4に詳示するように、原稿セット
時(上昇位置)においては分離上ガイド板52を下側か
ら支えて原稿トレイ4との間を大きく開放している。
【0037】なお、給紙ローラ5は、給紙開始時には原
稿に当接するまで降下されるため(詳細は後述)、原稿
P上に着地したときに周知のようにバウンドする。そし
て、給紙ローラ5が原稿の幅方向に複数個配置されてい
る場合(図7参照)、複数の給紙ローラ5,…相互の圧
力バランス(原稿Pに対する圧力バランス)がくずれ、
そのバウンド状態で給送動作を開始すると原稿の斜行を
発生させる可能性が大きくなる。
稿に当接するまで降下されるため(詳細は後述)、原稿
P上に着地したときに周知のようにバウンドする。そし
て、給紙ローラ5が原稿の幅方向に複数個配置されてい
る場合(図7参照)、複数の給紙ローラ5,…相互の圧
力バランス(原稿Pに対する圧力バランス)がくずれ、
そのバウンド状態で給送動作を開始すると原稿の斜行を
発生させる可能性が大きくなる。
【0038】しかし、本実施の形態においては、給送ロ
ーラ5は、各々が独立懸架構成をとり、原稿Pにイコラ
イズしやすくなっているため、給紙性能の向上を計るこ
とが可能である。
ーラ5は、各々が独立懸架構成をとり、原稿Pにイコラ
イズしやすくなっているため、給紙性能の向上を計るこ
とが可能である。
【0039】一方、上述した昇降アーム51の回転中心
c1には分離搬送ローラ8が回転自在に支持されてお
り、該ローラ8の下方には、周知の分離ベルト6が回転
自在に配置されている(以下、これら分離搬送ローラ8
及び分離ベルト6を総称して“分離部S”とする)。そ
して、これらの分離搬送ローラ8や分離ベルト6は後述
する分離モータ100によって矢印の方向に回転駆動さ
れ、給紙ローラ5によって複数の原稿が同時給送された
場合には、分離搬送ローラ8は1枚の原稿を下流側に搬
送し、分離ベルト6は他の原稿を原稿トレイ4の側へ戻
す(すなわち、同時給送された複数の原稿を分離搬送す
る)ようになっている。なお、分離搬送ローラ8はワン
ウェイ機構を備えており、原稿が第1給送ローラ16
(詳細は次述)によって分離部Sから引き抜かれる時の
搬送負荷を軽減している。
c1には分離搬送ローラ8が回転自在に支持されてお
り、該ローラ8の下方には、周知の分離ベルト6が回転
自在に配置されている(以下、これら分離搬送ローラ8
及び分離ベルト6を総称して“分離部S”とする)。そ
して、これらの分離搬送ローラ8や分離ベルト6は後述
する分離モータ100によって矢印の方向に回転駆動さ
れ、給紙ローラ5によって複数の原稿が同時給送された
場合には、分離搬送ローラ8は1枚の原稿を下流側に搬
送し、分離ベルト6は他の原稿を原稿トレイ4の側へ戻
す(すなわち、同時給送された複数の原稿を分離搬送す
る)ようになっている。なお、分離搬送ローラ8はワン
ウェイ機構を備えており、原稿が第1給送ローラ16
(詳細は次述)によって分離部Sから引き抜かれる時の
搬送負荷を軽減している。
【0040】また、分離部Sの下流側(図示左側)に
は、図42に示すように第1給送ローラ16が回転自在
に支持されており、分離部Sから送られてくる原稿をさ
らに下流側に搬送するようになっている。なお、分離部
Sと第1給送ローラ16との間の原稿搬送路を符号
(イ)で示す。
は、図42に示すように第1給送ローラ16が回転自在
に支持されており、分離部Sから送られてくる原稿をさ
らに下流側に搬送するようになっている。なお、分離部
Sと第1給送ローラ16との間の原稿搬送路を符号
(イ)で示す。
【0041】さらに、この第1給送ローラ16の下流側
の原稿搬送路(ロ)は左下方に湾曲して形成されてお
り、該搬送路(ロ)には第2給送ローラ(搬送手段)9
が回転自在に支持されている。そして、この第2給送ロ
ーラ9は、複数の原稿を順次連続して下流側に搬送する
ようになっている。なお、この第2給送ローラ9は、原
稿が第1給送ローラ16によって搬送されてくる間は駆
動が停止されるように構成されており、これによって原
稿にループを形成して該原稿の斜行を防止するようにな
っている。
の原稿搬送路(ロ)は左下方に湾曲して形成されてお
り、該搬送路(ロ)には第2給送ローラ(搬送手段)9
が回転自在に支持されている。そして、この第2給送ロ
ーラ9は、複数の原稿を順次連続して下流側に搬送する
ようになっている。なお、この第2給送ローラ9は、原
稿が第1給送ローラ16によって搬送されてくる間は駆
動が停止されるように構成されており、これによって原
稿にループを形成して該原稿の斜行を防止するようにな
っている。
【0042】またさらに、この第2給送ローラ9よりも
原稿の搬送方向の下流側(すなわち、第2給送ローラ9
の下方からプラテン3の左上方にかけて)には原稿搬送
路(ハ)が形成されており、プラテン3の左上方には、
駆動ローラ36が回転自在に支持されている。また、プ
ラテン3の右上方には、同じく回転自在に支持されたタ
ーンローラ37が配置されており(図1参照)、これら
のローラ36,37には幅広ベルト(搬送手段)7が巻
き掛けられている。この幅広ベルト7は、原稿と同程度
の幅、又はそれ以上の幅を持っており、プラテン3に沿
うように配置されて該プラテン3と共に原稿搬送路
(ニ)を形成している。また、この幅広ベルト7は、駆
動ローラ36によって正逆両方向に回転駆動されること
に基づき、第2給送ローラ9によって搬送されてきた原
稿をさらに同方向へ搬送したり、逆に第2給送ローラ9
の方へ送り返したりするようになっている。
原稿の搬送方向の下流側(すなわち、第2給送ローラ9
の下方からプラテン3の左上方にかけて)には原稿搬送
路(ハ)が形成されており、プラテン3の左上方には、
駆動ローラ36が回転自在に支持されている。また、プ
ラテン3の右上方には、同じく回転自在に支持されたタ
ーンローラ37が配置されており(図1参照)、これら
のローラ36,37には幅広ベルト(搬送手段)7が巻
き掛けられている。この幅広ベルト7は、原稿と同程度
の幅、又はそれ以上の幅を持っており、プラテン3に沿
うように配置されて該プラテン3と共に原稿搬送路
(ニ)を形成している。また、この幅広ベルト7は、駆
動ローラ36によって正逆両方向に回転駆動されること
に基づき、第2給送ローラ9によって搬送されてきた原
稿をさらに同方向へ搬送したり、逆に第2給送ローラ9
の方へ送り返したりするようになっている。
【0043】つまり、本実施の形態においては、原稿ト
レイ4からプラテン3にかけて原稿搬送路(イ)(ロ)
(ハ)が湾曲して形成されており、給紙ローラ5、分離
部S、第1給送ローラ16及び第2給送ローラ9等の働
きによって、原稿トレイ上の原稿Pを、順次分離した上
でプラテン3まで搬送するようになっている。
レイ4からプラテン3にかけて原稿搬送路(イ)(ロ)
(ハ)が湾曲して形成されており、給紙ローラ5、分離
部S、第1給送ローラ16及び第2給送ローラ9等の働
きによって、原稿トレイ上の原稿Pを、順次分離した上
でプラテン3まで搬送するようになっている。
【0044】ところで、上述した原稿搬送路(ハ)は、
第2給送ローラ9から右下へプラテン3の方へ湾曲する
ように形成されているが、第2給送ローラ9から左下へ
は、反転給送路(チ)が湾曲して形成されており、該給
送路(チ)の左端部には第1反転ローラ17が回転自在
に支持されている。なお、この反転給送路(チ)と上述
した原稿搬送路(ニ)とは反転給排路(ホ)によって連
通されている。
第2給送ローラ9から右下へプラテン3の方へ湾曲する
ように形成されているが、第2給送ローラ9から左下へ
は、反転給送路(チ)が湾曲して形成されており、該給
送路(チ)の左端部には第1反転ローラ17が回転自在
に支持されている。なお、この反転給送路(チ)と上述
した原稿搬送路(ニ)とは反転給排路(ホ)によって連
通されている。
【0045】また、第1反転ローラ17からの反転給送
路(ヘ)は左上方に延設されており、該給送路(ヘ)の
上端部には第2反転ローラ18が回転自在に支持されて
いる。さらに、反転給送路(ヘ)は、第2反転ローラ1
8の上側において2つの反転給送路(リ)(ト)に分岐
されており、反転給送路(リ)は第2反転ローラ18か
ら右上方へ延設され、反転給送路(ト)は原稿搬送路
(ロ)の方へ延設されて反転給送路(ヘ)と原稿搬送路
(ロ)とを連通している。つまり、本実施の形態におい
ては、反転給送路(ホ)(ヘ)(リ)(ト)は、原稿搬
送路(ニ)、すなわち、原稿の読み取り位置に連設され
ている。また、第1反転ローラ17及び第2反転ローラ
18は、反転給送路(ヘ)(リ)(ト)に沿って原稿を
搬送することにより原稿の表裏反転を行うようになって
いる。
路(ヘ)は左上方に延設されており、該給送路(ヘ)の
上端部には第2反転ローラ18が回転自在に支持されて
いる。さらに、反転給送路(ヘ)は、第2反転ローラ1
8の上側において2つの反転給送路(リ)(ト)に分岐
されており、反転給送路(リ)は第2反転ローラ18か
ら右上方へ延設され、反転給送路(ト)は原稿搬送路
(ロ)の方へ延設されて反転給送路(ヘ)と原稿搬送路
(ロ)とを連通している。つまり、本実施の形態におい
ては、反転給送路(ホ)(ヘ)(リ)(ト)は、原稿搬
送路(ニ)、すなわち、原稿の読み取り位置に連設され
ている。また、第1反転ローラ17及び第2反転ローラ
18は、反転給送路(ヘ)(リ)(ト)に沿って原稿を
搬送することにより原稿の表裏反転を行うようになって
いる。
【0046】そして、本実施の形態においては、プラテ
ン3に搬送する前に原稿の表裏反転(プリ反転処理)を
行う場合には、 (イ)→(ロ)→(チ)→(ヘ)→(リ)→(ホ)→(ニ) の順で原稿を搬送するようになっている(詳細は後
述)。
ン3に搬送する前に原稿の表裏反転(プリ反転処理)を
行う場合には、 (イ)→(ロ)→(チ)→(ヘ)→(リ)→(ホ)→(ニ) の順で原稿を搬送するようになっている(詳細は後
述)。
【0047】また、既にプラテン3に搬送されて原稿の
読み取りが終了した後に原稿の表裏反転(反転処理)を
行う場合には、 (ホ)→(ヘ)→(ト)→(ハ)→(ニ) の順で原稿を搬送するようになっている(詳細は後
述)。
読み取りが終了した後に原稿の表裏反転(反転処理)を
行う場合には、 (ホ)→(ヘ)→(ト)→(ハ)→(ニ) の順で原稿を搬送するようになっている(詳細は後
述)。
【0048】一方、上述した幅広ベルト7の右方には原
稿排出路(ヌ)と排紙トレイ10とが配置されると共
に、原稿排出路(ヌ)には排紙ローラ12及び搬送ロー
ラ19が設けられており、画像読みとりが終了したプラ
テン3上の原稿Pを排紙トレイ10に排出するようにな
っている。
稿排出路(ヌ)と排紙トレイ10とが配置されると共
に、原稿排出路(ヌ)には排紙ローラ12及び搬送ロー
ラ19が設けられており、画像読みとりが終了したプラ
テン3上の原稿Pを排紙トレイ10に排出するようにな
っている。
【0049】また一方、排紙トレイ10の上方には、開
閉式の手差し原稿トレイ14が配置されていると共に、
このトレイ14の左端部には手差し給紙ローラ13が配
置されており、この給紙ローラ13と上述した搬送ロー
ラ19とによって、手差し原稿トレイ14にセットされ
た原稿P(1枚原稿)を手差し搬送路(ル)に給紙する
ように構成されている。
閉式の手差し原稿トレイ14が配置されていると共に、
このトレイ14の左端部には手差し給紙ローラ13が配
置されており、この給紙ローラ13と上述した搬送ロー
ラ19とによって、手差し原稿トレイ14にセットされ
た原稿P(1枚原稿)を手差し搬送路(ル)に給紙する
ように構成されている。
【0050】また、この手差し搬送路(ル)には手差し
レジストローラ11が設けられており、給紙されてきた
原稿をプラテン3に搬送するように構成されている。な
お、このレジストローラ11は、上述した第2給送ロー
ラ9と同様に、原稿が搬送されてくる間は駆動が停止さ
れるように構成されており、これによって原稿にループ
を形成して該原稿の斜行を防止するようになっている。
さらに、この手差しレジストローラ11は、プラテン3
から排紙されてきた原稿を排紙トレイ10に排出するよ
うにもなっている。
レジストローラ11が設けられており、給紙されてきた
原稿をプラテン3に搬送するように構成されている。な
お、このレジストローラ11は、上述した第2給送ロー
ラ9と同様に、原稿が搬送されてくる間は駆動が停止さ
れるように構成されており、これによって原稿にループ
を形成して該原稿の斜行を防止するようになっている。
さらに、この手差しレジストローラ11は、プラテン3
から排紙されてきた原稿を排紙トレイ10に排出するよ
うにもなっている。
【0051】一方、手差し給紙ローラ13の下流側には
手差しシャッタ28が回転自在に支持されており、この
手差しシャッタ28は、手差し搬送路(ル)を閉塞して
原稿(手差し原稿トレイ14にセットされた手差し原
稿)の給送を阻止する位置(図中の鎖線位置)と、待避
して該給送を阻害しない位置(図中の実線位置)とを、
選択的に取るように構成されている。したがって、この
手差しシャッタ28を図中の鎖線位置とした場合には、
画像読み取りが終了した原稿をプラテン3から排紙トレ
イ10に搬送している最中において、手差し原稿トレイ
14にセットされた手差し原稿が手差し搬送路(ル)へ
進入することが防止される。なお、このように手差しシ
ャッタ28によって原稿の給送を阻止している間も手差
し給紙ローラ13は回転駆動されるが、該ローラ13の
搬送力は、該ローラ13と原稿とがスリップするように
低く設定されている。
手差しシャッタ28が回転自在に支持されており、この
手差しシャッタ28は、手差し搬送路(ル)を閉塞して
原稿(手差し原稿トレイ14にセットされた手差し原
稿)の給送を阻止する位置(図中の鎖線位置)と、待避
して該給送を阻害しない位置(図中の実線位置)とを、
選択的に取るように構成されている。したがって、この
手差しシャッタ28を図中の鎖線位置とした場合には、
画像読み取りが終了した原稿をプラテン3から排紙トレ
イ10に搬送している最中において、手差し原稿トレイ
14にセットされた手差し原稿が手差し搬送路(ル)へ
進入することが防止される。なお、このように手差しシ
ャッタ28によって原稿の給送を阻止している間も手差
し給紙ローラ13は回転駆動されるが、該ローラ13の
搬送力は、該ローラ13と原稿とがスリップするように
低く設定されている。
【0052】〈フラッパの説明〉次に、上述した各原稿
搬送路に配置されるフラッパについて、図3に沿って説
明する。
搬送路に配置されるフラッパについて、図3に沿って説
明する。
【0053】上述した原稿搬送路(ハ)と反転給送路
(チ)と合流部には反転給紙フラッパ22が揺動自在に
配置されており、該フラッパ22は、図中の実線位置に
揺動されて原稿搬送路(ハ)を閉塞すると共に反転給送
路(チ)を開放し、或いは図中の鎖線位置に揺動されて
反転給送路(チ)を閉塞すると共に原稿搬送路(ハ)を
開放するように構成されている。
(チ)と合流部には反転給紙フラッパ22が揺動自在に
配置されており、該フラッパ22は、図中の実線位置に
揺動されて原稿搬送路(ハ)を閉塞すると共に反転給送
路(チ)を開放し、或いは図中の鎖線位置に揺動されて
反転給送路(チ)を閉塞すると共に原稿搬送路(ハ)を
開放するように構成されている。
【0054】また、反転給送路(リ)と反転給送路
(ト)との合流部(第2反転ローラ18の搬送方向下流
側)には反転フラッパ23が揺動自在に配置されてお
り、該フラッパ23は、図中の実線位置に揺動されて反
転給送路(ト)を閉塞すると共に反転給送路(リ)を開
放し、或いは図中の鎖線位置に揺動されて反転給送路
(リ)を閉塞すると共に反転給送路(ト)を開放するよ
うに構成されている。
(ト)との合流部(第2反転ローラ18の搬送方向下流
側)には反転フラッパ23が揺動自在に配置されてお
り、該フラッパ23は、図中の実線位置に揺動されて反
転給送路(ト)を閉塞すると共に反転給送路(リ)を開
放し、或いは図中の鎖線位置に揺動されて反転給送路
(リ)を閉塞すると共に反転給送路(ト)を開放するよ
うに構成されている。
【0055】さらに、反転給送路(チ)と反転給排路
(ホ)の合流部には一方向フラッパ24(マイラー等が
貼付されている)が揺動自在に配置されており、該フラ
ッパ24は、原稿Pを反転給送路(チ)から反転給送路
(ヘ)へ搬送する際のガイドの役割を果たすと共に、原
稿Pを反転給送路(ト)(ヘ)から反転給排路(ホ)を
経由させてプラテン3に搬送する場合は、原稿Pの反転
給送路(チ)への遡上を防止するようになっている。
(ホ)の合流部には一方向フラッパ24(マイラー等が
貼付されている)が揺動自在に配置されており、該フラ
ッパ24は、原稿Pを反転給送路(チ)から反転給送路
(ヘ)へ搬送する際のガイドの役割を果たすと共に、原
稿Pを反転給送路(ト)(ヘ)から反転給排路(ホ)を
経由させてプラテン3に搬送する場合は、原稿Pの反転
給送路(チ)への遡上を防止するようになっている。
【0056】またさらに、反転給排路(ホ)のプラテン
3側には、反転給紙フラッパ22と連動される給排フラ
ッパ25が揺動自在に配置されており、該フラッパ25
は、原稿Pを反転給排路(ホ)からプラテン3に搬送す
る場合は図中の実線位置に揺動されて、プラテン3に進
入する原稿Pの先端がプラテン3の端部と衝突するのを
防止し、逆にプラテン3から反転給排路(ホ)に原稿P
を搬送する場合は図中の鎖線位置に揺動されて、原稿P
が円滑に搬送されるようになっている。
3側には、反転給紙フラッパ22と連動される給排フラ
ッパ25が揺動自在に配置されており、該フラッパ25
は、原稿Pを反転給排路(ホ)からプラテン3に搬送す
る場合は図中の実線位置に揺動されて、プラテン3に進
入する原稿Pの先端がプラテン3の端部と衝突するのを
防止し、逆にプラテン3から反転給排路(ホ)に原稿P
を搬送する場合は図中の鎖線位置に揺動されて、原稿P
が円滑に搬送されるようになっている。
【0057】また、プラテン3の右端と手差しレジスト
ローラ11の間には排紙フラッパ26が揺動自在に配置
されており、該フラッパ26は、原稿Pを手差し搬送路
(ル)からプラテン3に搬送する場合は図中の実線位置
に揺動されてプラテン3に進入する原稿Pの先端がプラ
テン3の端部と衝突するのを防止し、逆にプラテン3か
ら原稿排出路(ヌ)に原稿Pを排出する場合は図中の鎖
線位置に揺動されて、原稿Pが円滑に排出されるように
なっている。
ローラ11の間には排紙フラッパ26が揺動自在に配置
されており、該フラッパ26は、原稿Pを手差し搬送路
(ル)からプラテン3に搬送する場合は図中の実線位置
に揺動されてプラテン3に進入する原稿Pの先端がプラ
テン3の端部と衝突するのを防止し、逆にプラテン3か
ら原稿排出路(ヌ)に原稿Pを排出する場合は図中の鎖
線位置に揺動されて、原稿Pが円滑に排出されるように
なっている。
【0058】さらに、原稿排出路(ヌ)と手差し搬送路
(ル)の合流部には一方向の手差しフラッパ27が揺動
自在に配置されており、該フラッパ27は、プラテン3
から排紙トレイ10に排出すべき原稿Pが手差し搬送路
(ル)に入り込むのを防止している。
(ル)の合流部には一方向の手差しフラッパ27が揺動
自在に配置されており、該フラッパ27は、プラテン3
から排紙トレイ10に排出すべき原稿Pが手差し搬送路
(ル)に入り込むのを防止している。
【0059】〈駆動系統の説明〉次に、上述したローラ
やフラッパを駆動する駆動系統について、図3に沿って
説明する。
やフラッパを駆動する駆動系統について、図3に沿って
説明する。
【0060】上述した分離搬送ローラ8や分離ベルト6
や給紙ローラ5は、PLL制御されたDCブラシモータ
(以下、“分離モータ”とする)100によって回転駆
動されるように構成されている。なお、この分離モータ
100と、分離搬送ローラ8及び分離ベルト6並びに給
紙ローラ5との間には分離クラッチ106が介装されて
おり、このクラッチ106によって駆動伝達をオン・オ
フするようになっている。また、分離モータ100のモ
ータ軸には、複数のスリットを有するクロック板100
aが固設されており、このクロック板100aに対向す
る位置には、透過型の光センサである分離クロックセン
サ100bが配置されている。そして、この分離クロッ
クセンサ100bは、分離モータ100が回転したとき
にモータ回転数に比例したクロックパルスを発生するよ
うになっている。つまり、このクロックパルスをカウン
トすることによって分離モータ100による原稿の送り
量を検知できるようになっている。そして、後述する分
離センサ30が原稿先端の通過を検知すると同時に分離
クロックセンサ100bからのクロックパルスをカウン
ト開始することによって、原稿の搬送位置を検知するよ
うになっている。
や給紙ローラ5は、PLL制御されたDCブラシモータ
(以下、“分離モータ”とする)100によって回転駆
動されるように構成されている。なお、この分離モータ
100と、分離搬送ローラ8及び分離ベルト6並びに給
紙ローラ5との間には分離クラッチ106が介装されて
おり、このクラッチ106によって駆動伝達をオン・オ
フするようになっている。また、分離モータ100のモ
ータ軸には、複数のスリットを有するクロック板100
aが固設されており、このクロック板100aに対向す
る位置には、透過型の光センサである分離クロックセン
サ100bが配置されている。そして、この分離クロッ
クセンサ100bは、分離モータ100が回転したとき
にモータ回転数に比例したクロックパルスを発生するよ
うになっている。つまり、このクロックパルスをカウン
トすることによって分離モータ100による原稿の送り
量を検知できるようになっている。そして、後述する分
離センサ30が原稿先端の通過を検知すると同時に分離
クロックセンサ100bからのクロックパルスをカウン
ト開始することによって、原稿の搬送位置を検知するよ
うになっている。
【0061】また、第2給送ローラ9、第1反転ローラ
17及び第2反転ローラ18は、正逆回転可能なステッ
ピングモータ(以下、“搬送モータ”とする)101に
よって回転駆動されるように構成されている。なお、第
2給送ローラ9の従動ローラ軸には、複数のスリットを
有するクロック板101aが固設されており、このクロ
ック板101aに対向する位置には、透過型の光センサ
である反転クロックセンサ101bが配置されている。
そして、この反転クロックセンサ101bは、従動ロー
ラの回転数に比例したクロックパルスを発生するように
なっている。そして、第2給送ローラ9で原稿Pを搬送
している際にスリップが発生した場合、このクロックパ
ルス数と搬送モータ101の駆動クロック数からスリッ
プ量を計測できるようにしている。
17及び第2反転ローラ18は、正逆回転可能なステッ
ピングモータ(以下、“搬送モータ”とする)101に
よって回転駆動されるように構成されている。なお、第
2給送ローラ9の従動ローラ軸には、複数のスリットを
有するクロック板101aが固設されており、このクロ
ック板101aに対向する位置には、透過型の光センサ
である反転クロックセンサ101bが配置されている。
そして、この反転クロックセンサ101bは、従動ロー
ラの回転数に比例したクロックパルスを発生するように
なっている。そして、第2給送ローラ9で原稿Pを搬送
している際にスリップが発生した場合、このクロックパ
ルス数と搬送モータ101の駆動クロック数からスリッ
プ量を計測できるようにしている。
【0062】さらに、上述した駆動ローラ36(すなわ
ち、幅広ベルト7)は、正逆回転可能なステッピングモ
ータ(以下、“ベルトモータ”とする)102によって
回転駆動されるようになっている。なお、このベルトモ
ータ102も、複数のスリットを有するクロック板と、
透過型の光センサであるクロックセンサとによってモー
タ回転数を検知できるようになっている。
ち、幅広ベルト7)は、正逆回転可能なステッピングモ
ータ(以下、“ベルトモータ”とする)102によって
回転駆動されるようになっている。なお、このベルトモ
ータ102も、複数のスリットを有するクロック板と、
透過型の光センサであるクロックセンサとによってモー
タ回転数を検知できるようになっている。
【0063】ここで、駆動ローラ36の回転は、幅広ベ
ルト7によってターンローラ37に伝えられるが、ター
ンローラ37からは手差しレジストローラ11に駆動が
伝えられており、プラテン3上の原稿の搬送速度と手差
しレジストローラ11の搬送速度は等しくなるようにし
てある。
ルト7によってターンローラ37に伝えられるが、ター
ンローラ37からは手差しレジストローラ11に駆動が
伝えられており、プラテン3上の原稿の搬送速度と手差
しレジストローラ11の搬送速度は等しくなるようにし
てある。
【0064】また、上述した昇降アーム51は、正逆可
能なステッピングモータ(以下、“揺動モータ”とす
る)103によって揺動されるように構成されている。
なお、この揺動モータ103も、複数のスリットを有す
るクロック板と、透過型の光センサであるクロックセン
サとによってモータ回転数を検知できるようになってい
る。また、この揺動モータ103は、昇降アーム51を
図4と図5との間の任意の位置(図16に示す位置)に
停止させるようになっている。
能なステッピングモータ(以下、“揺動モータ”とす
る)103によって揺動されるように構成されている。
なお、この揺動モータ103も、複数のスリットを有す
るクロック板と、透過型の光センサであるクロックセン
サとによってモータ回転数を検知できるようになってい
る。また、この揺動モータ103は、昇降アーム51を
図4と図5との間の任意の位置(図16に示す位置)に
停止させるようになっている。
【0065】さらに、排紙ローラ12及び手差し給紙ロ
ーラ13は、FGサーボ制御式のDCモータ(以下、
“排紙モータ”とする)104によって回転駆動される
ように構成されている。なお、排紙モータ104のモー
タ軸には、複数のスリットを有するクロック板104a
が固設されており、このクロック板104aに対向する
位置には、透過型の光センサである排紙クロックセンサ
104bが配置されている。そして、この排紙クロック
センサ104bは、排紙モータ104が回転したときモ
ータの回転数に比例したクロックパルスを発生するよう
になっている。
ーラ13は、FGサーボ制御式のDCモータ(以下、
“排紙モータ”とする)104によって回転駆動される
ように構成されている。なお、排紙モータ104のモー
タ軸には、複数のスリットを有するクロック板104a
が固設されており、このクロック板104aに対向する
位置には、透過型の光センサである排紙クロックセンサ
104bが配置されている。そして、この排紙クロック
センサ104bは、排紙モータ104が回転したときモ
ータの回転数に比例したクロックパルスを発生するよう
になっている。
【0066】またさらに、上述したストッパ21は、ス
トッパソレノイド105によって駆動され、具体的に
は、ストッパソレノイド105がオフのときには図中の
実線位置にあり、ソレノイド105がオンのときには図
中の鎖線位置に揺動されるようになっている。
トッパソレノイド105によって駆動され、具体的に
は、ストッパソレノイド105がオフのときには図中の
実線位置にあり、ソレノイド105がオンのときには図
中の鎖線位置に揺動されるようになっている。
【0067】また、反転給紙フラッパ22及び給排フラ
ッパ25はパス切り替えソレノイド107によって駆動
され、具体的には、ソレノイド107がオフのときには
それぞれ図中の実線位置にあり、ソレノイド107がオ
ンのときにはそれぞれ図中の鎖線位置に揺動されるよう
になっている。
ッパ25はパス切り替えソレノイド107によって駆動
され、具体的には、ソレノイド107がオフのときには
それぞれ図中の実線位置にあり、ソレノイド107がオ
ンのときにはそれぞれ図中の鎖線位置に揺動されるよう
になっている。
【0068】さらに、反転フラッパ23は反転フラッパ
ソレノイド108によって駆動され、具体的には、ソレ
ノイド108がオフのときには図中の実線位置にあり、
ソレノイド108がオンのときには図中の鎖線位置に揺
動されるようになっている。
ソレノイド108によって駆動され、具体的には、ソレ
ノイド108がオフのときには図中の実線位置にあり、
ソレノイド108がオンのときには図中の鎖線位置に揺
動されるようになっている。
【0069】またさらに、排紙フラッパ26並びに手差
しシャッタ28は排紙フラッパソレノイド109によっ
て駆動され、具体的には、ソレノイド109がオフのと
きには図中の鎖線位置にあり、ソレノイド109がオン
のときには図中の実線位置に揺動されるようになってい
る。
しシャッタ28は排紙フラッパソレノイド109によっ
て駆動され、具体的には、ソレノイド109がオフのと
きには図中の鎖線位置にあり、ソレノイド109がオン
のときには図中の実線位置に揺動されるようになってい
る。
【0070】〈各センサの説明〉次に、各センサーにつ
いて説明する。
いて説明する。
【0071】上述した昇降アーム51は、図4に詳示す
るように昇降アームフラグ51dを有しており、このフ
ラグ51dに対応する位置(分離部Sの上方)には、透
過型の光センサである給紙ローラホームセンサ45が固
定支板56に取り付けられて設けられている。そして、
昇降アーム51が上昇し、昇降アームフラグ51dが図
示のように給紙ローラホームセンサ45のセンサ光路を
遮光したときに、昇降アーム51がホームポジションで
ある待機位置にあると検知できるようになっている。
るように昇降アームフラグ51dを有しており、このフ
ラグ51dに対応する位置(分離部Sの上方)には、透
過型の光センサである給紙ローラホームセンサ45が固
定支板56に取り付けられて設けられている。そして、
昇降アーム51が上昇し、昇降アームフラグ51dが図
示のように給紙ローラホームセンサ45のセンサ光路を
遮光したときに、昇降アーム51がホームポジションで
ある待機位置にあると検知できるようになっている。
【0072】また、図4に詳示するように、揺動アーム
53には第1揺動アームフラグ54及び第2揺動アーム
フラグ55が形成されていると共に、昇降アーム51に
は第1揺動位置センサ46及び第2揺動位置センサ47
が取り付けられており、これらのセンサ46,47が、
アームフラグ54,55の位置を検知することに基づ
き、揺動アーム53及び昇降アーム51の相対位置を検
知するようになっている。そして、図18に示すように
給紙ローラ5が最上の原稿に当接すると揺動位置センサ
46,47は揺動アームフラグ54,55によって遮蔽
されてオン信号を出力するようになっている。そして、
この揺動位置センサ46,47の検知結果に基づいて、
給紙ローラ5が当接位置と離間位置とに移動されるよう
になっている。
53には第1揺動アームフラグ54及び第2揺動アーム
フラグ55が形成されていると共に、昇降アーム51に
は第1揺動位置センサ46及び第2揺動位置センサ47
が取り付けられており、これらのセンサ46,47が、
アームフラグ54,55の位置を検知することに基づ
き、揺動アーム53及び昇降アーム51の相対位置を検
知するようになっている。そして、図18に示すように
給紙ローラ5が最上の原稿に当接すると揺動位置センサ
46,47は揺動アームフラグ54,55によって遮蔽
されてオン信号を出力するようになっている。そして、
この揺動位置センサ46,47の検知結果に基づいて、
給紙ローラ5が当接位置と離間位置とに移動されるよう
になっている。
【0073】さらに、ストッパ21の上流部近傍には、
図3に示すように、透過型の光センサである原稿セット
検知センサ40a,40bが設けられており、原稿Pが
原稿トレイ4にセットされたことを検出するようになっ
ている。そして、この原稿セット検知センサ40a,4
0bが、原稿トレイ4に原稿Pがセットされたことを検
知すると、給紙ローラ5が当接位置に移動されるように
なっている。
図3に示すように、透過型の光センサである原稿セット
検知センサ40a,40bが設けられており、原稿Pが
原稿トレイ4にセットされたことを検出するようになっ
ている。そして、この原稿セット検知センサ40a,4
0bが、原稿トレイ4に原稿Pがセットされたことを検
知すると、給紙ローラ5が当接位置に移動されるように
なっている。
【0074】またさらに、原稿トレイ4の中程の所(ス
トッパ21から225mmの距離の所)には、反射型の
光センサである原稿後端検知センサ41が設けられてい
る。この原稿後端検知センサ41は、ラージサイズの原
稿がセットされた場合にオンとなって、セットされた原
稿がラージサイズかハーフサイズかを検知できるように
なっている。
トッパ21から225mmの距離の所)には、反射型の
光センサである原稿後端検知センサ41が設けられてい
る。この原稿後端検知センサ41は、ラージサイズの原
稿がセットされた場合にオンとなって、セットされた原
稿がラージサイズかハーフサイズかを検知できるように
なっている。
【0075】また、原稿セット検知センサ40a,40
bと後端検知センサ41の中間には、反射型の光センサ
である最終原稿検知センサ43が設けられており、搬送
中の原稿が最終原稿であるか否かを判定できるようにな
っている。
bと後端検知センサ41の中間には、反射型の光センサ
である最終原稿検知センサ43が設けられており、搬送
中の原稿が最終原稿であるか否かを判定できるようにな
っている。
【0076】さらに、原稿トレイ4の下部には紙幅検知
センサ44が設けられており、該紙幅検知センサ44
は、幅方向規制板の位置を検出することに基づき原稿ト
レイ4上にセットされた原稿Pの幅寸法を検知すると共
に、サイズ判断手段として原稿が定型サイズか不定型サ
イズかを判断するようになっている。なお、このような
定型サイズか不定型サイズかの判断は、他のセンサによ
って原稿の搬送方向の長さを検知することにより行うよ
うにしてもよい。
センサ44が設けられており、該紙幅検知センサ44
は、幅方向規制板の位置を検出することに基づき原稿ト
レイ4上にセットされた原稿Pの幅寸法を検知すると共
に、サイズ判断手段として原稿が定型サイズか不定型サ
イズかを判断するようになっている。なお、このような
定型サイズか不定型サイズかの判断は、他のセンサによ
って原稿の搬送方向の長さを検知することにより行うよ
うにしてもよい。
【0077】またさらに、分離搬送ローラ8と第1給送
ローラ16の間の原稿搬送路中には、透過型の光センサ
である分離センサ30が設けられており、分離搬送ロー
ラ8で搬送されてきた原稿Pの通過を検出するようにな
っている。
ローラ16の間の原稿搬送路中には、透過型の光センサ
である分離センサ30が設けられており、分離搬送ロー
ラ8で搬送されてきた原稿Pの通過を検出するようにな
っている。
【0078】また、分離センサ30と搬送方向に同じ位
置で、スラスト方向(原稿の幅方向)に所定距離離れた
位置には、同じく透過型の光センサである斜行検知セン
サ31が併設されており、分離センサ30と共に、給送
されてきた原稿の斜行量を検出出来るようになってい
る。
置で、スラスト方向(原稿の幅方向)に所定距離離れた
位置には、同じく透過型の光センサである斜行検知セン
サ31が併設されており、分離センサ30と共に、給送
されてきた原稿の斜行量を検出出来るようになってい
る。
【0079】また、第1給送ローラ16の下流側で該ロ
ーラ16の近傍には、フラグ移動によって原稿Pを検出
する混載検知センサ32が設けられており、原稿トレイ
4上の各センサの検知結果と合わせて判断することで、
異なるサイズの原稿が原稿トレイ4にセットされている
ことを原稿搬送中に検出できるようにしている。
ーラ16の近傍には、フラグ移動によって原稿Pを検出
する混載検知センサ32が設けられており、原稿トレイ
4上の各センサの検知結果と合わせて判断することで、
異なるサイズの原稿が原稿トレイ4にセットされている
ことを原稿搬送中に検出できるようにしている。
【0080】さらに、第2給送ローラ9の上流側でかつ
該ローラ9の近傍には、透過型の光センサである給紙セ
ンサ(シート材検知手段)35が配設されており、搬送
される原稿Pの先端の通過のタイミング並びに原稿Pの
後端の通過のタイミングを検知して信号を出力するよう
になっている。
該ローラ9の近傍には、透過型の光センサである給紙セ
ンサ(シート材検知手段)35が配設されており、搬送
される原稿Pの先端の通過のタイミング並びに原稿Pの
後端の通過のタイミングを検知して信号を出力するよう
になっている。
【0081】またさらに、給送ローラ9の下流側には、
同じく透過型の光センサであるレジストセンサ(シート
材検知手段)39が配設されていて、原稿Pの後端を検
出する事によって原稿Pの停止位置を制御するようにな
っている。
同じく透過型の光センサであるレジストセンサ(シート
材検知手段)39が配設されていて、原稿Pの後端を検
出する事によって原稿Pの停止位置を制御するようにな
っている。
【0082】また、反転給排路(ホ)には、透過型の光
センサである反転センサ38が配設されており、プラテ
ン3から排出された原稿P、または、プラテン3に進入
する原稿Pを検出するようになっている。
センサである反転センサ38が配設されており、プラテ
ン3から排出された原稿P、または、プラテン3に進入
する原稿Pを検出するようになっている。
【0083】さらに、反転給送路(リ)には、透過型の
光センサである反転検知センサ33が設けられており、
反転フラッパ23の切り替えによって移動したフラグを
検知し、原稿Pが反転給送路(リ)に導かれた事を検出
するようになっている。
光センサである反転検知センサ33が設けられており、
反転フラッパ23の切り替えによって移動したフラグを
検知し、原稿Pが反転給送路(リ)に導かれた事を検出
するようになっている。
【0084】またさらに、手差しレジストローラ11の
排紙方向下流近傍には、透過型の光センサである手差し
レジストセンサ34が設けられており、手差し搬送路
(ル)からの原稿を検出すると共に、プラテン3から原
稿排出路(ヌ)へ排出される原稿Pを検出するようにな
っている。
排紙方向下流近傍には、透過型の光センサである手差し
レジストセンサ34が設けられており、手差し搬送路
(ル)からの原稿を検出すると共に、プラテン3から原
稿排出路(ヌ)へ排出される原稿Pを検出するようにな
っている。
【0085】また、手差し給紙ローラ13の手差し原稿
トレイ14側には、フラグ移動によって原稿Pを検出す
る手差し原稿検知センサ370が設けられており、手差
し原稿トレイ14に原稿がセットされたことを検出する
ようになっている。
トレイ14側には、フラグ移動によって原稿Pを検出す
る手差し原稿検知センサ370が設けられており、手差
し原稿トレイ14に原稿がセットされたことを検出する
ようになっている。
【0086】〈画像読み取り時における原稿とスキャナ
ーとの位置関係〉次に、画像読み取り時における原稿と
スキャナーとの位置関係について、図8及び図9に沿っ
て説明する。図8及び図9は、画像読み取り時における
原稿とスキャナーとの位置関係を示す図である。
ーとの位置関係〉次に、画像読み取り時における原稿と
スキャナーとの位置関係について、図8及び図9に沿っ
て説明する。図8及び図9は、画像読み取り時における
原稿とスキャナーとの位置関係を示す図である。
【0087】本画像形成装置Gにおいては、上述のよう
に、固定読取モード(原稿を所定位置に停止させた状態
でスキャナー204を移動させて画像読み取りを行うモ
ード)と、流し読みモード(スキャナー204の方を所
定位置に停止させた状態で原稿を幅広ベルト7によって
移動させて画像読み取りを行うモード)とを選択できる
ようになっているが、図中の符号R1は、固定読取モー
ドにおけるスキャナー204のホームポジション(換言
すれば、画像読み取り位置に載置された状態の原稿の後
端位置)を示している。なお、この固定読取モードは両
面原稿モードにおいて実施される。
に、固定読取モード(原稿を所定位置に停止させた状態
でスキャナー204を移動させて画像読み取りを行うモ
ード)と、流し読みモード(スキャナー204の方を所
定位置に停止させた状態で原稿を幅広ベルト7によって
移動させて画像読み取りを行うモード)とを選択できる
ようになっているが、図中の符号R1は、固定読取モー
ドにおけるスキャナー204のホームポジション(換言
すれば、画像読み取り位置に載置された状態の原稿の後
端位置)を示している。なお、この固定読取モードは両
面原稿モードにおいて実施される。
【0088】また、符号R2は、ハーフサイズ片面原稿
搬送モード(流し読みモード)時におけるスキャナー2
04の停止位置(すなわち、画像読み取りが開始される
瞬間の原稿先端の位置。以下、“第2画先R2”とす
る)を示しており、符号R3は、ラージサイズ片面原稿
搬送モード、並びにハーフサイズ原稿を縦送りする場合
(流し読みモード)におけるスキャナー204の停止位
置(すなわち、画像読み取りが開始される瞬間の原稿先
端の位置。以下、“第3画先R3”とする)を示してい
る。
搬送モード(流し読みモード)時におけるスキャナー2
04の停止位置(すなわち、画像読み取りが開始される
瞬間の原稿先端の位置。以下、“第2画先R2”とす
る)を示しており、符号R3は、ラージサイズ片面原稿
搬送モード、並びにハーフサイズ原稿を縦送りする場合
(流し読みモード)におけるスキャナー204の停止位
置(すなわち、画像読み取りが開始される瞬間の原稿先
端の位置。以下、“第3画先R3”とする)を示してい
る。
【0089】さらに、図8において、符号L1は、第2
給送ローラ9のニップ点から第1画先R1までの距離を
示し、符号L2は、第2給送ローラ9のニップ点から第
2画先R2までの距離を示し、符号L3は、第2給送ロ
ーラ9のニップ点から第3画先R3までの距離を示す。
また、図9において、符号L4は、画像読み取り前にプ
ラテン上に停止されたハーフサイズの先端と第1画先R
1との距離を示し、符号L5は、該停止されたハーフサ
イズの先端と第2画先R2との距離を示し、符号L6
は、先行原稿の後端と後続原稿の後端までの距離(紙間
距離)を示し、符号L7は第1画先R1から手差しレジ
ストローラ11までの距離を示す。
給送ローラ9のニップ点から第1画先R1までの距離を
示し、符号L2は、第2給送ローラ9のニップ点から第
2画先R2までの距離を示し、符号L3は、第2給送ロ
ーラ9のニップ点から第3画先R3までの距離を示す。
また、図9において、符号L4は、画像読み取り前にプ
ラテン上に停止されたハーフサイズの先端と第1画先R
1との距離を示し、符号L5は、該停止されたハーフサ
イズの先端と第2画先R2との距離を示し、符号L6
は、先行原稿の後端と後続原稿の後端までの距離(紙間
距離)を示し、符号L7は第1画先R1から手差しレジ
ストローラ11までの距離を示す。
【0090】一方、本実施の形態においては、
【0091】
【式1】L7<L4+2×L6+Lph Lph;ハーフサイズ原稿の搬送方向の長さ の関係を満たすように、距離L4,L6,L7を設定し
ている。したがって、プラテン3上に2枚の原稿(図に
おいては原稿Pn、Pn‐1)が停止している状態で
は、それらの先行原稿(Pn‐2)の後端は手差しレジ
ストローラ11のニップを抜けている。
ている。したがって、プラテン3上に2枚の原稿(図に
おいては原稿Pn、Pn‐1)が停止している状態で
は、それらの先行原稿(Pn‐2)の後端は手差しレジ
ストローラ11のニップを抜けている。
【0092】〈制御回路の説明〉次に、ADF2の制御
回路について、図10に沿って説明する。
回路について、図10に沿って説明する。
【0093】図10は、本実施の形態の制御回路の回路
構成を示すブロック図である。この制御回路Cは、マイ
クロプロセッサ(以下、“CPU”とする)201を中
心に構成されており、電池によりバックアップされるR
AM(不図示)と、制御シーケンスソフトの格納された
ROM(同じく不図示)を備えている。なお、符号20
2は、複写機本体とのデータ通信を制御するための通信
用ICである。
構成を示すブロック図である。この制御回路Cは、マイ
クロプロセッサ(以下、“CPU”とする)201を中
心に構成されており、電池によりバックアップされるR
AM(不図示)と、制御シーケンスソフトの格納された
ROM(同じく不図示)を備えている。なお、符号20
2は、複写機本体とのデータ通信を制御するための通信
用ICである。
【0094】また、CPU201の入力ポートには、分
離センサ30、斜行検知センサ31、混載検知センサ3
2、反転検知センサ33、手差しレジストセンサ34、
給紙センサ35、反転センサ38、手差し原稿検知セン
サ370、レジストセンサ39、原稿セット検知センサ
40a,40b、原稿後端検知センサ41、最終原稿検
知センサ43、紙幅検知センサ44、給紙ローラホーム
センサ45、揺動位置センサ46,47等の各種センサ
が接続されており、装置内における、原稿の挙動、及び
可動負荷の挙動をモニターするために用いられるように
なっている。
離センサ30、斜行検知センサ31、混載検知センサ3
2、反転検知センサ33、手差しレジストセンサ34、
給紙センサ35、反転センサ38、手差し原稿検知セン
サ370、レジストセンサ39、原稿セット検知センサ
40a,40b、原稿後端検知センサ41、最終原稿検
知センサ43、紙幅検知センサ44、給紙ローラホーム
センサ45、揺動位置センサ46,47等の各種センサ
が接続されており、装置内における、原稿の挙動、及び
可動負荷の挙動をモニターするために用いられるように
なっている。
【0095】一方、CPU201の出力ポートにはドラ
イブ回路203,…を介してモータ100,…等が接続
されている。
イブ回路203,…を介してモータ100,…等が接続
されている。
【0096】すなわち、上述した分離モータ100(D
Cブラシモータ)は、ドライバ203及びコントローラ
203aを介してCPU201に接続されており、ドラ
イバ203とコントローラ203aとによって駆動制御
されるようになっている。なお、コントローラ203a
には、CPU201からモータ回転数の基準となる基準
クロック、オン、オフ信号などが入力されている。
Cブラシモータ)は、ドライバ203及びコントローラ
203aを介してCPU201に接続されており、ドラ
イバ203とコントローラ203aとによって駆動制御
されるようになっている。なお、コントローラ203a
には、CPU201からモータ回転数の基準となる基準
クロック、オン、オフ信号などが入力されている。
【0097】また、搬送モータ101(ステッピングモ
ータ)は、ステッピングモータドライバ204を介して
CPU201に接続されており、ステッピングモータド
ライバ204によって駆動制御されるようになってい
る。さらに、ベルトモータ102(ステッピングモー
タ)は、ステッピングモータドライバ205を介してC
PU201に接続されており、ステッピングモータドラ
イバ205によって定電流駆動されるようになってい
る。各々のドライバ204,…には、CPU201から
相励磁信号と、モータ電流制御信号とが入力されてい
る。
ータ)は、ステッピングモータドライバ204を介して
CPU201に接続されており、ステッピングモータド
ライバ204によって駆動制御されるようになってい
る。さらに、ベルトモータ102(ステッピングモー
タ)は、ステッピングモータドライバ205を介してC
PU201に接続されており、ステッピングモータドラ
イバ205によって定電流駆動されるようになってい
る。各々のドライバ204,…には、CPU201から
相励磁信号と、モータ電流制御信号とが入力されてい
る。
【0098】またさらに、揺動モータ103(ステッピ
ングモータ)は、ドライバ206を介してCPU201
に接続されており、ドライバ206によって定電圧駆動
されるようになっている。
ングモータ)は、ドライバ206を介してCPU201
に接続されており、ドライバ206によって定電圧駆動
されるようになっている。
【0099】また、排紙モータ104(DCブラシモー
タ)は、ドライバ207とFGサーボ用のコントローラ
207aとを介してCPU201に接続されており、ド
ライバ207とFGサーボ用のコントローラ207aと
により駆動制御されるようになっている。
タ)は、ドライバ207とFGサーボ用のコントローラ
207aとを介してCPU201に接続されており、ド
ライバ207とFGサーボ用のコントローラ207aと
により駆動制御されるようになっている。
【0100】さらに、ストッパソレノイド105は、ド
ライバ208を介してCPU201に接続されており、
ドライバ208によって駆動制御されるようになってい
る。
ライバ208を介してCPU201に接続されており、
ドライバ208によって駆動制御されるようになってい
る。
【0101】またさらに、分離クラッチ106は、ドラ
イバ209を介してCPU201に接続されており、ド
ライバ209によって駆動制御されるようになってい
る。
イバ209を介してCPU201に接続されており、ド
ライバ209によって駆動制御されるようになってい
る。
【0102】また、パス切り替えソレノイド107は、
ドライバ210を介してCPU201に接続されてお
り、ドライバ210によって駆動制御されるようになっ
ている。
ドライバ210を介してCPU201に接続されてお
り、ドライバ210によって駆動制御されるようになっ
ている。
【0103】さらに、反転フラッパソレノイド108
は、ドライバ211を介してCPU201に接続されて
おり、ドライバ211によって駆動制御されるようにな
っている。
は、ドライバ211を介してCPU201に接続されて
おり、ドライバ211によって駆動制御されるようにな
っている。
【0104】またさらに、排紙フラッパソレノイド10
9は、ドライバ212を介してCPU201に接続され
ており、ドライバ212によって駆動制御されるように
なっている。
9は、ドライバ212を介してCPU201に接続され
ており、ドライバ212によって駆動制御されるように
なっている。
【0105】なお、上述した各ドライバ203〜212
はすべて、CPU201に入力された信号によって、そ
の動作を制御されるものである。
はすべて、CPU201に入力された信号によって、そ
の動作を制御されるものである。
【0106】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
る。
【0107】[1]作用の概略 まず、本実施の形態の作用の概略について、図11に沿
って説明する。
って説明する。
【0108】原稿トレイ4に原稿Pがセットされたこと
が原稿セット検知センサ40によって検出され、かつ、
装置本体1の操作部にあるスタートキー(コピーキー)
がオペレータによって押された場合には(main
1)、装置本体1から送信されてきた複写モードを判別
する(main2)。
が原稿セット検知センサ40によって検出され、かつ、
装置本体1の操作部にあるスタートキー(コピーキー)
がオペレータによって押された場合には(main
1)、装置本体1から送信されてきた複写モードを判別
する(main2)。
【0109】そして、該複写モードが片面原稿モードの
場合には、原稿後端検知センサ41からの信号によって
原稿Pがハーフサイズかラージサイズかを検知する(m
ain3)。該信号がオフ(すなわち、原稿Pがハーフ
サイズ)であった場合には、後述する第1流し読みモー
ドにて一連の複写処理を実行して動作を終了し(mai
n4,main9)、該信号がオン(ラージサイズ)で
あった場合には、後述する第2流し読みモードにて一連
の複写処理を実行して動作を終了する(main5,m
ain9)。
場合には、原稿後端検知センサ41からの信号によって
原稿Pがハーフサイズかラージサイズかを検知する(m
ain3)。該信号がオフ(すなわち、原稿Pがハーフ
サイズ)であった場合には、後述する第1流し読みモー
ドにて一連の複写処理を実行して動作を終了し(mai
n4,main9)、該信号がオン(ラージサイズ)で
あった場合には、後述する第2流し読みモードにて一連
の複写処理を実行して動作を終了する(main5,m
ain9)。
【0110】また、装置本体1から送信されてきた複写
モードが両面原稿モードであれば(main2)、両面
原稿モードにて一連の複写処理を実行して動作を終了す
る(main6,main9)。
モードが両面原稿モードであれば(main2)、両面
原稿モードにて一連の複写処理を実行して動作を終了す
る(main6,main9)。
【0111】一方、原稿トレイ4に原稿Pがセットされ
たことが原稿セット検知センサ40によって検出されて
いなくても、手差し原稿トレイ14に原稿がセットされ
たことが手差し原稿検知センサ370によって検出さ
れ、かつ、装置本体1の操作部にあるスタートキー(コ
ピーキー)がオペレータによって押された場合には(m
ain7)、後述する手差しモードにて一連の複写処理
を実行して動作を終了する(main8,main
9)。
たことが原稿セット検知センサ40によって検出されて
いなくても、手差し原稿トレイ14に原稿がセットされ
たことが手差し原稿検知センサ370によって検出さ
れ、かつ、装置本体1の操作部にあるスタートキー(コ
ピーキー)がオペレータによって押された場合には(m
ain7)、後述する手差しモードにて一連の複写処理
を実行して動作を終了する(main8,main
9)。
【0112】[2]片面原稿搬送モード まず、片面原稿搬送モードの場合の作用を、ハーフサイ
ズ片面原稿搬送モードの場合とラージサイズ片面原稿搬
送モードの場合とに分けて説明する。
ズ片面原稿搬送モードの場合とラージサイズ片面原稿搬
送モードの場合とに分けて説明する。
【0113】[2−1]ハーフサイズ片面原稿搬送モー
ド まず、ハーフサイズの片面原稿を搬送する場合の作用の
概略について、図12に沿って説明する。
ド まず、ハーフサイズの片面原稿を搬送する場合の作用の
概略について、図12に沿って説明する。
【0114】図12は、該作用の概略を示すフローチャ
ート図である。
ート図である。
【0115】ハーフサイズの片面原稿を搬送するに際し
ては、まず、ピックアップDOWN処理(詳細は後述)
が行われ、給紙ローラ5が降下されて原稿P1に当接さ
れる(図12draftmd1)。
ては、まず、ピックアップDOWN処理(詳細は後述)
が行われ、給紙ローラ5が降下されて原稿P1に当接さ
れる(図12draftmd1)。
【0116】その後、分離処理(詳細は後述)が実行さ
れて最上部の原稿P1が1枚だけ分離され(図12dr
aftmd2)、続いて給紙処理が実行される(図12
draftmd3)。
れて最上部の原稿P1が1枚だけ分離され(図12dr
aftmd2)、続いて給紙処理が実行される(図12
draftmd3)。
【0117】そして、原稿P1がプラテン3の所定位置
にまで搬送されると、原稿流し読み処理(流し読みモー
ド)が実行されて、装置本体1のスキャナー204を所
定位置に固定したままで原稿画像の読み取りが行なわれ
る(図12draftmd4)。
にまで搬送されると、原稿流し読み処理(流し読みモー
ド)が実行されて、装置本体1のスキャナー204を所
定位置に固定したままで原稿画像の読み取りが行なわれ
る(図12draftmd4)。
【0118】その後、分離センサ30により原稿の後端
が検知されるのを待ち(図12draftmd5)、該
検知がなされると、原稿セット検知センサ40によって
搬送中の原稿が最終原稿か否かを判断する(図12dr
aftmd6)。
が検知されるのを待ち(図12draftmd5)、該
検知がなされると、原稿セット検知センサ40によって
搬送中の原稿が最終原稿か否かを判断する(図12dr
aftmd6)。
【0119】そして、最終原稿でなければ、原稿P1を
排紙トレイ10上に排出する排紙処理(詳細は後述)を
行い(図12draftmd8)、以上の動作を繰り返
す(図12draftmd2〜draftmd6)。
排紙トレイ10上に排出する排紙処理(詳細は後述)を
行い(図12draftmd8)、以上の動作を繰り返
す(図12draftmd2〜draftmd6)。
【0120】また、搬送中の原稿が最終原稿であった場
合は、排紙処理を行うと共に(図12draftmd
7)、ピックアップUP処理(詳細は後述)を行って給
紙ローラ5を上限位置に戻し(図12draftmd
9)、一連の処理を終了する。
合は、排紙処理を行うと共に(図12draftmd
7)、ピックアップUP処理(詳細は後述)を行って給
紙ローラ5を上限位置に戻し(図12draftmd
9)、一連の処理を終了する。
【0121】次に、ハーフサイズの片面原稿を搬送する
場合の作用の詳細について、図13乃至図15に沿って
説明する。
場合の作用の詳細について、図13乃至図15に沿って
説明する。
【0122】図13及び図14は、ハーフサイズの片面
原稿を搬送するときの原稿の流れを示す模式図であり、
図15は、ハーフサイズの片面原稿を搬送するときの作
用の詳細を示すフローチャート図である。
原稿を搬送するときの原稿の流れを示す模式図であり、
図15は、ハーフサイズの片面原稿を搬送するときの作
用の詳細を示すフローチャート図である。
【0123】通常、給紙ローラ5は図4に示すように分
離上ガイド板52より上方の位置(ホームポジション)
に待避しているため、オペレータは、この給紙ローラ5
に阻害されることなく原稿の束をセットできる。そし
て、原稿がセットされた場合には原稿セット検知センサ
40が信号を出力し、該信号に基づいて揺動モータ10
3が駆動されて給紙ローラ5が当接位置に移動される。
なお、給紙ローラ5が当接位置に到達したか否かは、揺
動位置センサ46,47からの信号に基づいて判断され
るが、給紙ローラ5が当接位置に到達したと判断した場
合には揺動モータ103の駆動が停止される。
離上ガイド板52より上方の位置(ホームポジション)
に待避しているため、オペレータは、この給紙ローラ5
に阻害されることなく原稿の束をセットできる。そし
て、原稿がセットされた場合には原稿セット検知センサ
40が信号を出力し、該信号に基づいて揺動モータ10
3が駆動されて給紙ローラ5が当接位置に移動される。
なお、給紙ローラ5が当接位置に到達したか否かは、揺
動位置センサ46,47からの信号に基づいて判断され
るが、給紙ローラ5が当接位置に到達したと判断した場
合には揺動モータ103の駆動が停止される。
【0124】なお、以後の説明では、原稿トレイ4上に
積載されている原稿を上から順に“原稿P1”、“原稿
P2”、“原稿P3”とする。また、特に原稿順を指定
しない場合は“原稿P”とする。
積載されている原稿を上から順に“原稿P1”、“原稿
P2”、“原稿P3”とする。また、特に原稿順を指定
しない場合は“原稿P”とする。
【0125】いま、オペレータが画像形成装置の操作部
にて複写条件を入力し、スタートキー(コピーキー)を
押すと、紙幅検知センサ44によって原稿サイズの検出
が行われる。そして、給紙ローラ5による搬送、並びに
分離部Sによる分離処理(詳細は後述)が行われ、最上
の原稿P1は、原稿搬送路(イ)(ロ)内を搬送され、
停止している第2給送ローラ9のニップ部に先端を突き
当てられた状態に保持される。
にて複写条件を入力し、スタートキー(コピーキー)を
押すと、紙幅検知センサ44によって原稿サイズの検出
が行われる。そして、給紙ローラ5による搬送、並びに
分離部Sによる分離処理(詳細は後述)が行われ、最上
の原稿P1は、原稿搬送路(イ)(ロ)内を搬送され、
停止している第2給送ローラ9のニップ部に先端を突き
当てられた状態に保持される。
【0126】ここで、分離部Sを通過した原稿P1は、
第1給送ローラ16によって搬送される前に、分離セン
サ30及び斜行センサ31によって斜行検知が行われ、
その後、第1給送ローラ16によって高速搬送される。
第1給送ローラ16によって搬送される前に、分離セン
サ30及び斜行センサ31によって斜行検知が行われ、
その後、第1給送ローラ16によって高速搬送される。
【0127】また、分離搬送ローラ8によって搬送され
る原稿が第1給送ローラ16に到達したか否かを、分離
センサ30及び分離クロックセンサ100bからの信号
に基づいて判断し、該判断をした場合には、給紙ローラ
5を原稿から離間する離間位置まで上昇させる。
る原稿が第1給送ローラ16に到達したか否かを、分離
センサ30及び分離クロックセンサ100bからの信号
に基づいて判断し、該判断をした場合には、給紙ローラ
5を原稿から離間する離間位置まで上昇させる。
【0128】なお、連続給紙の場合には、給紙ローラ5
は、図4のホームポジションまでは上昇せず、最上紙で
ある原稿P1から3〜5mm程度離間する位置(図16
に示す待避ポジション)に中間停止するように制御され
る。これにより、給紙ローラ5の移動量は最小限に抑え
られ、その結果、給紙ローラ5の原稿P1上への着地振
動が少なくなって給紙性能が向上されると共に、後続の
給紙開始までの時間を短縮できる。
は、図4のホームポジションまでは上昇せず、最上紙で
ある原稿P1から3〜5mm程度離間する位置(図16
に示す待避ポジション)に中間停止するように制御され
る。これにより、給紙ローラ5の移動量は最小限に抑え
られ、その結果、給紙ローラ5の原稿P1上への着地振
動が少なくなって給紙性能が向上されると共に、後続の
給紙開始までの時間を短縮できる。
【0129】さらに、上述のように給紙ローラ5が上昇
されると、分離クラッチ106がオフされて分離ベルト
6及び分離搬送ローラ8の駆動が停止される。なお、分
離搬送ローラ8は、ワンウェイローラで構成されている
ため、搬送中の原稿P1の動きに追従して回転する。
されると、分離クラッチ106がオフされて分離ベルト
6及び分離搬送ローラ8の駆動が停止される。なお、分
離搬送ローラ8は、ワンウェイローラで構成されている
ため、搬送中の原稿P1の動きに追従して回転する。
【0130】一方、パス切り替えソレノイド107はオ
フとなって反転給紙フラッパ22は図43の実線位置に
保持されて、原稿搬送路(ハ)は閉塞されて反転給送路
(チ)が開放されているが、本モードにおいては、パス
切替ソレノイド107はオン制御され(図15ent
1)、反転給紙フラッパ22は図43に示す鎖線位置に
移動され、反転給送路(チ)は閉塞されて原稿搬送路
(ハ)が開放される。
フとなって反転給紙フラッパ22は図43の実線位置に
保持されて、原稿搬送路(ハ)は閉塞されて反転給送路
(チ)が開放されているが、本モードにおいては、パス
切替ソレノイド107はオン制御され(図15ent
1)、反転給紙フラッパ22は図43に示す鎖線位置に
移動され、反転給送路(チ)は閉塞されて原稿搬送路
(ハ)が開放される。
【0131】次に、分離モータ100、搬送モータ10
1及びベルトモータ102が起動され(図15ent
2)、第1給送ローラ16、第2給送ローラ9及び幅広
ベルト7が回転駆動される。これによって、原稿P1
は、第1給送ローラ16及び第2給送ローラ9によって
原稿搬送路(ロ)及び(ハ)内を搬送される(図13
(a)参照)。なお、これらの第1給送ローラ16及び
第2給送ローラ9は、それらの搬送速度が一致するよう
に制御される。また、第2給送ローラ9による原稿の搬
送速度と、幅広ベルト7による原稿の搬送速度とは、原
稿P1が搬送路(ニ)に進入する時点で一致するよう制
御される。
1及びベルトモータ102が起動され(図15ent
2)、第1給送ローラ16、第2給送ローラ9及び幅広
ベルト7が回転駆動される。これによって、原稿P1
は、第1給送ローラ16及び第2給送ローラ9によって
原稿搬送路(ロ)及び(ハ)内を搬送される(図13
(a)参照)。なお、これらの第1給送ローラ16及び
第2給送ローラ9は、それらの搬送速度が一致するよう
に制御される。また、第2給送ローラ9による原稿の搬
送速度と、幅広ベルト7による原稿の搬送速度とは、原
稿P1が搬送路(ニ)に進入する時点で一致するよう制
御される。
【0132】一方、上述した搬送モータ101の起動
(図15ent2)と同時に、反転クロックから入力す
るクロック信号によってカウントするサイズチェックカ
ウンタがスタートされる(図15ent3)。
(図15ent2)と同時に、反転クロックから入力す
るクロック信号によってカウントするサイズチェックカ
ウンタがスタートされる(図15ent3)。
【0133】また、原稿P1が原稿搬送路(ハ)に搬送
されてくると、レジストセンサ39は原稿先端を検知し
てオン信号を出力するが(図15ent4)、このオン
信号を受けて、第1流し読みモードか第2流し読みモー
ドかが判別される(図15ent5)。そして、流し読
みモードである場合には、ベルト励磁クロックによりカ
ウントされる待機位置カウンタがスタートされる(図1
5ent6)。
されてくると、レジストセンサ39は原稿先端を検知し
てオン信号を出力するが(図15ent4)、このオン
信号を受けて、第1流し読みモードか第2流し読みモー
ドかが判別される(図15ent5)。そして、流し読
みモードである場合には、ベルト励磁クロックによりカ
ウントされる待機位置カウンタがスタートされる(図1
5ent6)。
【0134】また、分離センサ30が原稿後端の通過を
検知すると(図15ent7)、分離クロックから入力
されるクロック信号によってカウントする分離オフカウ
ンタをスタートさせる(図15ent8)。そして、第
1給送ローラ16から分離センサ30までの距離L3分
だけのカウントが完了すると(図15ent9)、原稿
P1は第1給送ローラ16から後端が抜けていることか
ら、分離モータ100をオフして第1給送ローラ16の
駆動を止める(図15ent10)。
検知すると(図15ent7)、分離クロックから入力
されるクロック信号によってカウントする分離オフカウ
ンタをスタートさせる(図15ent8)。そして、第
1給送ローラ16から分離センサ30までの距離L3分
だけのカウントが完了すると(図15ent9)、原稿
P1は第1給送ローラ16から後端が抜けていることか
ら、分離モータ100をオフして第1給送ローラ16の
駆動を止める(図15ent10)。
【0135】さらに、給紙センサ35が原稿後端の通過
を検知すると(図15ent11)、前記サイズチェッ
クカウンタをストップし(図15ent12)、そのデ
ータに基づいてサイズチェック処理(詳細は後述)を行
う(図15ent13)。
を検知すると(図15ent11)、前記サイズチェッ
クカウンタをストップし(図15ent12)、そのデ
ータに基づいてサイズチェック処理(詳細は後述)を行
う(図15ent13)。
【0136】次に、反転クロックから入力されるクロッ
ク信号によってカウントされる搬送オフカウンタをスタ
ートさせ(図15ent17)、このカウンタが給紙セ
ンサ35から第2給送ローラ9までの距離分だけのカウ
ントを終了した時点で搬送モータ101をオフする(図
15ent18,19)。これにより、第2給送ローラ
9の回転は、先行原稿P1の後端が第2給送ローラ9の
ニップを抜けたところで停止される。なお、先行原稿P
1は、プラテン3上の原稿搬送路(ニ)に進入してお
り、幅広ベルト7によって単独搬送されることとなる。
ク信号によってカウントされる搬送オフカウンタをスタ
ートさせ(図15ent17)、このカウンタが給紙セ
ンサ35から第2給送ローラ9までの距離分だけのカウ
ントを終了した時点で搬送モータ101をオフする(図
15ent18,19)。これにより、第2給送ローラ
9の回転は、先行原稿P1の後端が第2給送ローラ9の
ニップを抜けたところで停止される。なお、先行原稿P
1は、プラテン3上の原稿搬送路(ニ)に進入してお
り、幅広ベルト7によって単独搬送されることとなる。
【0137】一方、給紙ローラ5は、図16に示す待避
ポジションに待避しているが、先行原稿P1が分離搬送
ローラ8によって搬送されて該先行原稿P1の後端が給
紙ローラ5のニップ点を通過すると、再び当接位置まで
降下され、後続原稿P2の給紙動作に備える。そして、
先行原稿P1の後端が第1給送ローラ16のニップ点を
抜けたところで分離クラッチ106がオンされ、給紙ロ
ーラ5による後続原稿P2の給紙が開始される(図13
(a)参照)。なお、先行原稿P1の後端が給紙ローラ
5のニップ点を通過したか否かは、分離センサ30及び
分離クロックセンサ100bからの信号に基づいて判断
される。
ポジションに待避しているが、先行原稿P1が分離搬送
ローラ8によって搬送されて該先行原稿P1の後端が給
紙ローラ5のニップ点を通過すると、再び当接位置まで
降下され、後続原稿P2の給紙動作に備える。そして、
先行原稿P1の後端が第1給送ローラ16のニップ点を
抜けたところで分離クラッチ106がオンされ、給紙ロ
ーラ5による後続原稿P2の給紙が開始される(図13
(a)参照)。なお、先行原稿P1の後端が給紙ローラ
5のニップ点を通過したか否かは、分離センサ30及び
分離クロックセンサ100bからの信号に基づいて判断
される。
【0138】ところで、第2給送ローラ9の回転は、上
述のように先行原稿P1の後端が第2給送ローラ9のニ
ップを抜けたところで停止されるが、上述の給紙ローラ
5による後続原稿P2の給紙は高速で行われるため、第
2給送ローラ9の回転が停止される時点では、後続原稿
P2は、その先端が第2給送ローラ9の上流近傍位置
(給紙センサ35が配置されている位置)に到達する位
置まで搬送されている。そして、後続原稿P2の先端が
給紙センサ35によって検知されると、先行原稿P1の
場合と同様に斜行取りのための制御が行われる。
述のように先行原稿P1の後端が第2給送ローラ9のニ
ップを抜けたところで停止されるが、上述の給紙ローラ
5による後続原稿P2の給紙は高速で行われるため、第
2給送ローラ9の回転が停止される時点では、後続原稿
P2は、その先端が第2給送ローラ9の上流近傍位置
(給紙センサ35が配置されている位置)に到達する位
置まで搬送されている。そして、後続原稿P2の先端が
給紙センサ35によって検知されると、先行原稿P1の
場合と同様に斜行取りのための制御が行われる。
【0139】ところで、上述した先行原稿P1のサイズ
チェック処理終了と同時に、流し読みモードか否かが判
別され(図15ent14)、第1流し読みモード又は
第2流し読みモードの場合には後端位置カウンタをスタ
ートさせ(図15ent15)、流し読みモードでない
場合には、レジストカウンタをスタートさせる(図15
ent16)。なお、これらの後端位置カウンタ並びに
レジストカウンタは、ベルト励磁クロックによってカウ
ントされるものである。
チェック処理終了と同時に、流し読みモードか否かが判
別され(図15ent14)、第1流し読みモード又は
第2流し読みモードの場合には後端位置カウンタをスタ
ートさせ(図15ent15)、流し読みモードでない
場合には、レジストカウンタをスタートさせる(図15
ent16)。なお、これらの後端位置カウンタ並びに
レジストカウンタは、ベルト励磁クロックによってカウ
ントされるものである。
【0140】そして、流し読みモードの場合には待機位
置カウンタがそのカウントを終了するのを待ち、流し読
みモードでない場合にレジストカウンタがそのカウント
を終了するのを待ち(図15ent20)、各カウンタ
がそのカウントを終了した時点でベルトモータ102が
停止される(図15ent21)。これにより、先行原
稿P1は、その後端が給紙センサ35及び第2給送ロー
ラ9のニップ点を抜けてから所定距離進んだところで一
旦停止する(図13(b)参照)。
置カウンタがそのカウントを終了するのを待ち、流し読
みモードでない場合にレジストカウンタがそのカウント
を終了するのを待ち(図15ent20)、各カウンタ
がそのカウントを終了した時点でベルトモータ102が
停止される(図15ent21)。これにより、先行原
稿P1は、その後端が給紙センサ35及び第2給送ロー
ラ9のニップ点を抜けてから所定距離進んだところで一
旦停止する(図13(b)参照)。
【0141】つまり、先行原稿P1の後端と第2給送ロ
ーラ16のニップ点との間の距離をL8とし、原稿P1
の搬送方向の長さをLphとすると、
ーラ16のニップ点との間の距離をL8とし、原稿P1
の搬送方向の長さをLphとすると、
【0142】
【式2】L8=L2−L5−Lph>0 L2;第2画先位置R2から第2給送ローラ9のニップ
点までの距離 L5;第2画先位置R2から先行原稿P1の先端までの
距離となるように設定されている。
点までの距離 L5;第2画先位置R2から先行原稿P1の先端までの
距離となるように設定されている。
【0143】つまり、後端位置カウンタは、第1流し読
みモード又は第2流し読みモードにおいて後述する原稿
流し読み処理にて画先信号の出力タイミングを算出する
為のものであり、レジストカウンタは、流し読みモード
でない場合において原稿をプラテン3上の所定位置に停
止させるためのものである。
みモード又は第2流し読みモードにおいて後述する原稿
流し読み処理にて画先信号の出力タイミングを算出する
為のものであり、レジストカウンタは、流し読みモード
でない場合において原稿をプラテン3上の所定位置に停
止させるためのものである。
【0144】なお、ベルトモータ102の駆動停止が行
われて原稿が待機位置に停止されると同時に(図15e
nt21)、流し読みモードでカウントを開始した後端
位置カウンタがストップされ(図15ent22)、パ
ス切り替えソレノイド107がオフされる(図15en
t23)。
われて原稿が待機位置に停止されると同時に(図15e
nt21)、流し読みモードでカウントを開始した後端
位置カウンタがストップされ(図15ent22)、パ
ス切り替えソレノイド107がオフされる(図15en
t23)。
【0145】このように原稿P1が一旦停止すると、制
御回路Cは、装置本体1に対して搬送完了信号を出力
し、装置本体1から搬送開始信号が入力されるのを待
つ。
御回路Cは、装置本体1に対して搬送完了信号を出力
し、装置本体1から搬送開始信号が入力されるのを待
つ。
【0146】そして、後続原稿P2の斜行取り制御が完
了すると共に、制御回路Cが装置本体1(すなわち、ス
キャナー204の側)からの搬送開始信号を受信する
と、該制御回路Cは、幅広ベルト7を起動して、先行原
稿P1を画像形成速度で搬送する。
了すると共に、制御回路Cが装置本体1(すなわち、ス
キャナー204の側)からの搬送開始信号を受信する
と、該制御回路Cは、幅広ベルト7を起動して、先行原
稿P1を画像形成速度で搬送する。
【0147】この間、第2給送ローラ9は駆動が停止さ
れたままであり後続原稿P2は待機しているが、先行原
稿P1の後端と後続原稿P2の先端の距離(以後紙間距
離とする)が所定距離(L8a)になったところで、第
2給送ローラ9は起動され、後続原稿P2は、先行原稿
P1と同じ画像形成速度で搬送される。なお、この第2
給送ローラ9の起動及び搬送速度は、前述の紙間距離が
L6となる時点で幅広ベルト7の搬送速度と第2給送ロ
ーラ9の搬送速度とが一致するように制御される。ここ
で、第2給送ローラ9が起動されるタイミングは、幅広
ベルト7が起動されるタイミングよりも遅いため、上記
距離L8a(第2給送ローラ9が起動される瞬間におけ
る、先行原稿P1の後端と後続原稿P2の先端の距離)
よりも大きくなっており、上記L6の距離よりも小さく
なっている。なお、第2給送ローラ9の起動タイミング
は、第2給送ローラ9の加速時の原稿P2の損失を考慮
した上で、先行原稿P1との紙間距離(最終的な紙間距
離)がL6となるようなタイミングに設定されている。
れたままであり後続原稿P2は待機しているが、先行原
稿P1の後端と後続原稿P2の先端の距離(以後紙間距
離とする)が所定距離(L8a)になったところで、第
2給送ローラ9は起動され、後続原稿P2は、先行原稿
P1と同じ画像形成速度で搬送される。なお、この第2
給送ローラ9の起動及び搬送速度は、前述の紙間距離が
L6となる時点で幅広ベルト7の搬送速度と第2給送ロ
ーラ9の搬送速度とが一致するように制御される。ここ
で、第2給送ローラ9が起動されるタイミングは、幅広
ベルト7が起動されるタイミングよりも遅いため、上記
距離L8a(第2給送ローラ9が起動される瞬間におけ
る、先行原稿P1の後端と後続原稿P2の先端の距離)
よりも大きくなっており、上記L6の距離よりも小さく
なっている。なお、第2給送ローラ9の起動タイミング
は、第2給送ローラ9の加速時の原稿P2の損失を考慮
した上で、先行原稿P1との紙間距離(最終的な紙間距
離)がL6となるようなタイミングに設定されている。
【0148】そして、先行原稿P1が第2画先位置R2
に達すると、制御回路Cは装置本体1に対して画先到達
信号を出力し、装置本体1はこれを受けて先行原稿P1
の画像読み取り(流し読みモード)を開始する。なお、
このハーフサイズ片面原稿搬送モードにおいては、スキ
ャナー204は、第2画先位置R2に停止された状態
で、第2給送ローラ9との係合が外れて幅広ベルト7に
よって搬送されている原稿の画像読み取りを行う。
に達すると、制御回路Cは装置本体1に対して画先到達
信号を出力し、装置本体1はこれを受けて先行原稿P1
の画像読み取り(流し読みモード)を開始する。なお、
このハーフサイズ片面原稿搬送モードにおいては、スキ
ャナー204は、第2画先位置R2に停止された状態
で、第2給送ローラ9との係合が外れて幅広ベルト7に
よって搬送されている原稿の画像読み取りを行う。
【0149】原稿P1は、画像読み取りが終了すると、
原稿後端と第2画先位置R2とが所定距離L9となる位
置に停止される(図13(c)参照)。この時、後続の
原稿P2は、原稿先端と第2画先位置R2とが所定距離
L5となる位置に停止されており、更に後続の原稿P3
は、停止している第2給送ローラ9によって斜行取りの
ためのループが形成された状態で待機している。
原稿後端と第2画先位置R2とが所定距離L9となる位
置に停止される(図13(c)参照)。この時、後続の
原稿P2は、原稿先端と第2画先位置R2とが所定距離
L5となる位置に停止されており、更に後続の原稿P3
は、停止している第2給送ローラ9によって斜行取りの
ためのループが形成された状態で待機している。
【0150】この状態で装置本体1から搬送開始信号が
入力されると、制御回路Cは幅広ベルト7(ベルトモー
タ102)を起動して後続原稿P2の搬送を開始し、原
稿P2が第2画先位置R2に達すると、装置本体1は該
原稿P2の画像読み取りを行う。
入力されると、制御回路Cは幅広ベルト7(ベルトモー
タ102)を起動して後続原稿P2の搬送を開始し、原
稿P2が第2画先位置R2に達すると、装置本体1は該
原稿P2の画像読み取りを行う。
【0151】その後、先行原稿P1の排紙処理(詳細は
後述)が行われ、該原稿は排紙トレイ10上に排出され
る(図14(a)(b)参照)。
後述)が行われ、該原稿は排紙トレイ10上に排出され
る(図14(a)(b)参照)。
【0152】以下、上述した各処理の詳細について説明
する。
する。
【0153】〈ピックアップDOWN処理〉ここで、こ
のピックアップDOWN処理について、図17に沿って
説明する。
のピックアップDOWN処理について、図17に沿って
説明する。
【0154】いま、給紙ローラ5がホームポジションに
あると(図4参照)、給紙ローラホームセンサ45がオ
ンしている。この状態で、揺動モータ103を駆動して
昇降アーム51及び揺動アーム53を下降させると(p
ickupdwn1)、給紙ローラホームセンサ45が
オフとなる(pickupdwn2)。さらに、昇降ア
ーム51及び揺動アーム53を下降させると、給紙ロー
ラ5が最上の原稿P1に当接した状態で、揺動位置セン
サ46,47は揺動アームフラグ54,55によって遮
蔽されてオン信号を出力し(pickupdwn3)、
このオン信号に基づいて揺動モータ103の駆動を止め
る(pickupdwn4)。この状態で、給紙ローラ
5は、自重によって原稿P1に当接して、原稿P1に常
に安定した給送力を付与する(図18参照)。
あると(図4参照)、給紙ローラホームセンサ45がオ
ンしている。この状態で、揺動モータ103を駆動して
昇降アーム51及び揺動アーム53を下降させると(p
ickupdwn1)、給紙ローラホームセンサ45が
オフとなる(pickupdwn2)。さらに、昇降ア
ーム51及び揺動アーム53を下降させると、給紙ロー
ラ5が最上の原稿P1に当接した状態で、揺動位置セン
サ46,47は揺動アームフラグ54,55によって遮
蔽されてオン信号を出力し(pickupdwn3)、
このオン信号に基づいて揺動モータ103の駆動を止め
る(pickupdwn4)。この状態で、給紙ローラ
5は、自重によって原稿P1に当接して、原稿P1に常
に安定した給送力を付与する(図18参照)。
【0155】なお、上述のように給紙ローラホームセン
サ45がオフ(pickupdwn2)となった後も昇
降アーム51を下降させると、位置決めピン51cと揺
動アーム53との係合が解除され、揺動アーム53と昇
降アーム51との間に相対的な位置関係にずれが発生し
始めるが、昇降アーム51は揺動位置センサ46,47
からのON信号に基づき停止されるため、そのずれ量は
一定となる(図18参照)。
サ45がオフ(pickupdwn2)となった後も昇
降アーム51を下降させると、位置決めピン51cと揺
動アーム53との係合が解除され、揺動アーム53と昇
降アーム51との間に相対的な位置関係にずれが発生し
始めるが、昇降アーム51は揺動位置センサ46,47
からのON信号に基づき停止されるため、そのずれ量は
一定となる(図18参照)。
【0156】〈分離処理及び斜行補正〉ここで、分離処
理及び斜行補正について、図19に沿って説明する。
理及び斜行補正について、図19に沿って説明する。
【0157】上述のように分離モータ100が駆動され
ると(図19sepa1)、分離ベルト6及び分離搬送
ローラ8がそれぞれ矢印方向に回転駆動され、原稿トレ
イ4から搬送されてきた原稿Pは1枚毎に分離されてさ
らに下流の原稿搬送路(ロ)に搬送される。そして、原
稿P1の先端が分離搬送ローラ8の下流側の所定位置に
到達すると、分離センサ30がオンされ(図19sep
a2)、予め決められた所定時間範囲内に分離処理が終
了する様、第2給送ローラ9に原稿先端を突き当ててル
ープ形成されるまでの残りの搬送距離と分離センサ30
がオンするまでの経過時間から分離モーター100の速
度制御を行う(図19sepa3)。
ると(図19sepa1)、分離ベルト6及び分離搬送
ローラ8がそれぞれ矢印方向に回転駆動され、原稿トレ
イ4から搬送されてきた原稿Pは1枚毎に分離されてさ
らに下流の原稿搬送路(ロ)に搬送される。そして、原
稿P1の先端が分離搬送ローラ8の下流側の所定位置に
到達すると、分離センサ30がオンされ(図19sep
a2)、予め決められた所定時間範囲内に分離処理が終
了する様、第2給送ローラ9に原稿先端を突き当ててル
ープ形成されるまでの残りの搬送距離と分離センサ30
がオンするまでの経過時間から分離モーター100の速
度制御を行う(図19sepa3)。
【0158】また、これと同時に、分離クロックから入
力するクロック信号によってカウントする分離モータ速
度カウンタを所定位置でスタートさせ(図19sepa
4)、該カウンタによるカウントが終了すると、分離モ
ータ速度を所定速度に増速(又は減速)する(図19s
epa5)。
力するクロック信号によってカウントする分離モータ速
度カウンタを所定位置でスタートさせ(図19sepa
4)、該カウンタによるカウントが終了すると、分離モ
ータ速度を所定速度に増速(又は減速)する(図19s
epa5)。
【0159】そして、原稿P1の先端が、第2給送ロー
ラ9の上流側近傍に配置された給紙センサ35によって
検知されると(図19sepa7)、分離クロックから
入力するクロック信号によってカウントする分離ループ
カウンタをスタートさせ(図19sepa8)、分離モ
ーター100の駆動(第1給送ローラ16の駆動)は、
この設定カウント終了後に停止される(図19sepa
9,sepa10)。これにより、原稿P1は、停止し
ている第2給送ローラ9のニップ部に先端を突き当てら
れ、所定量のループが形成された状態で停止されて、周
知の斜行取りが行われる。
ラ9の上流側近傍に配置された給紙センサ35によって
検知されると(図19sepa7)、分離クロックから
入力するクロック信号によってカウントする分離ループ
カウンタをスタートさせ(図19sepa8)、分離モ
ーター100の駆動(第1給送ローラ16の駆動)は、
この設定カウント終了後に停止される(図19sepa
9,sepa10)。これにより、原稿P1は、停止し
ている第2給送ローラ9のニップ部に先端を突き当てら
れ、所定量のループが形成された状態で停止されて、周
知の斜行取りが行われる。
【0160】ところで、原稿の重送が起こった場合に
は、下側の原稿は分離ベルト6によって原稿トレイ4の
側へ戻されるが、該原稿が給紙ローラ5に到達する前に
該給紙ローラ5を離間位置まで移動させるようにしても
よい。
は、下側の原稿は分離ベルト6によって原稿トレイ4の
側へ戻されるが、該原稿が給紙ローラ5に到達する前に
該給紙ローラ5を離間位置まで移動させるようにしても
よい。
【0161】〈サイズチェック処理〉ここで、サイズチ
ェック処理について、図20に沿って説明する。
ェック処理について、図20に沿って説明する。
【0162】このサイズチェック処理では、原稿トレイ
4上に設けられたサイズ判断手段としての紙幅検知セン
サ44によって、原稿が定型サイズか不定型サイズかを
判断する(図20sizeck1)。
4上に設けられたサイズ判断手段としての紙幅検知セン
サ44によって、原稿が定型サイズか不定型サイズかを
判断する(図20sizeck1)。
【0163】次に、サイズチェックカウンタのカウント
値(すなわち、原稿先端が第2給送ローラ9から送り出
されると同時にカウントが開始され(図15ent3参
照)、原稿後端の通過が給紙センサ35によって検知さ
れると同時に停止(図15ent12参照)されたカウ
ント値。以下、“サイズチェックカウンタデータ”とす
る)に、給紙センサ35と第2給送ローラ9との間の距
離を加え合わせ、原稿の搬送方向の長さを得る(図20
sizeck2)。この時、原稿は第2給送ローラ35
と幅広ベルト7によって搬送されており、その送り量と
ベルト励磁クロックによるカウント値は確実に一致す
る。
値(すなわち、原稿先端が第2給送ローラ9から送り出
されると同時にカウントが開始され(図15ent3参
照)、原稿後端の通過が給紙センサ35によって検知さ
れると同時に停止(図15ent12参照)されたカウ
ント値。以下、“サイズチェックカウンタデータ”とす
る)に、給紙センサ35と第2給送ローラ9との間の距
離を加え合わせ、原稿の搬送方向の長さを得る(図20
sizeck2)。この時、原稿は第2給送ローラ35
と幅広ベルト7によって搬送されており、その送り量と
ベルト励磁クロックによるカウント値は確実に一致す
る。
【0164】その後、原稿のサイズを判定する(図20
sizeck3〜8)。そして、その判定結果に基づい
て、原稿サイズがA5、B5、A4、B5R、A4R、
B4、A3等のいずれであるかを結論付ける(図20s
izeck9〜15)。
sizeck3〜8)。そして、その判定結果に基づい
て、原稿サイズがA5、B5、A4、B5R、A4R、
B4、A3等のいずれであるかを結論付ける(図20s
izeck9〜15)。
【0165】〈原稿流し読み処理〉ここで、原稿流し読
み処理について図21に沿って説明する。
み処理について図21に沿って説明する。
【0166】まず、ベルトモータ102を起動する(図
21move1)。これによって、幅広ベルト7が駆動
され、原稿P1は上述のようにプラテン3に沿って搬送
される。このベルトモータ102の起動と同時に、ベル
ト励磁クロックによってカウントされる画先オンカウン
タをスタートさせる(図21move2)。なお、この
とき、装置本体1からの流し読み速度データ(V)に基
づく励磁クロック信号がベルトモータ102に入力さ
れ、ベルトモータ102は定速制御される。
21move1)。これによって、幅広ベルト7が駆動
され、原稿P1は上述のようにプラテン3に沿って搬送
される。このベルトモータ102の起動と同時に、ベル
ト励磁クロックによってカウントされる画先オンカウン
タをスタートさせる(図21move2)。なお、この
とき、装置本体1からの流し読み速度データ(V)に基
づく励磁クロック信号がベルトモータ102に入力さ
れ、ベルトモータ102は定速制御される。
【0167】ここで、画先オンカウンタがカウントする
値(以下、“画先オンカウンタ値”とする)は、原稿の
待機位置(正確には、待機位置にある原稿の先端位置)
から光学系固定位置(R2)までの距離(換言すれば、
該先端位置から光学系固定位置(R2)までの原稿の搬
送量)を規定するためのものである。
値(以下、“画先オンカウンタ値”とする)は、原稿の
待機位置(正確には、待機位置にある原稿の先端位置)
から光学系固定位置(R2)までの距離(換言すれば、
該先端位置から光学系固定位置(R2)までの原稿の搬
送量)を規定するためのものである。
【0168】なお、原稿の待機位置(待機位置にある原
稿の先端位置)は、原稿が定型サイズの場合には、後端
位置カウンタの結果(すなわち、原稿後端が給紙センサ
35を通過した時点でスタートされ、原稿が待機位置に
停止されると同時にストップされたカウンタの結果(図
15ent15,22)であって、待機位置にある原稿
の後端から給紙センサ35の配置位置までの距離を表し
たもの)と、上記サイズチェック処理により求めた規格
原稿長と、によって求める。
稿の先端位置)は、原稿が定型サイズの場合には、後端
位置カウンタの結果(すなわち、原稿後端が給紙センサ
35を通過した時点でスタートされ、原稿が待機位置に
停止されると同時にストップされたカウンタの結果(図
15ent15,22)であって、待機位置にある原稿
の後端から給紙センサ35の配置位置までの距離を表し
たもの)と、上記サイズチェック処理により求めた規格
原稿長と、によって求める。
【0169】つまり、本実施の形態においては、後端位
置カウンタは、搬送量検知手段として機能し、原稿後端
の通過のタイミング以降における原稿の搬送量を算出す
る。また、サイズチェックカウンタが、長さ検知手段と
して機能し、原稿の搬送方向の長さを検知する。さら
に、搬送位置算出手段は、後端位置カウンタの結果と、
サイズチェックカウンタの結果に基づき、待機位置にあ
る原稿の先端位置を算出する。
置カウンタは、搬送量検知手段として機能し、原稿後端
の通過のタイミング以降における原稿の搬送量を算出す
る。また、サイズチェックカウンタが、長さ検知手段と
して機能し、原稿の搬送方向の長さを検知する。さら
に、搬送位置算出手段は、後端位置カウンタの結果と、
サイズチェックカウンタの結果に基づき、待機位置にあ
る原稿の先端位置を算出する。
【0170】一方、原稿の待機位置(待機位置にある原
稿の先端位置)は、原稿が不定型サイズの場合には、待
機位置カウンタの結果(すなわち、原稿先端がレジスト
センサ39を通過した時点でスタートされ、原稿が待機
位置に停止されると同時にストップされたカウンタの結
果(図15ent6,20)であって、待機位置にある
原稿の先端からレジストセンサ39の配置位置までの距
離を表したもの)によって求める。
稿の先端位置)は、原稿が不定型サイズの場合には、待
機位置カウンタの結果(すなわち、原稿先端がレジスト
センサ39を通過した時点でスタートされ、原稿が待機
位置に停止されると同時にストップされたカウンタの結
果(図15ent6,20)であって、待機位置にある
原稿の先端からレジストセンサ39の配置位置までの距
離を表したもの)によって求める。
【0171】つまり、本実施の形態においては、待機位
置カウンタは、搬送量検知手段として機能し、原稿先端
の通過のタイミング以降における原稿の搬送量を算出す
る。また、搬送位置算出手段は、待機位置カウンタの結
果に基づき、待機位置にある原稿の先端位置を算出す
る。
置カウンタは、搬送量検知手段として機能し、原稿先端
の通過のタイミング以降における原稿の搬送量を算出す
る。また、搬送位置算出手段は、待機位置カウンタの結
果に基づき、待機位置にある原稿の先端位置を算出す
る。
【0172】その後、画先オンカウンタのカウントが終
了した時点で(図21move3)、画先信号を装置本
体1へ送信する(図21move4)。
了した時点で(図21move3)、画先信号を装置本
体1へ送信する(図21move4)。
【0173】装置本体1は、流し読み時の光学系固定位
置(R2)にスキャナー204を固定しておくと共に、
該固定位置(R2)に原稿先端が到達するまでの時間を
演算する。そして、上記画先信号を受信してから上記演
算した時間が経過した時点で、装置本体1はスキャナー
204を起動して原稿画像の読み取りを行う。
置(R2)にスキャナー204を固定しておくと共に、
該固定位置(R2)に原稿先端が到達するまでの時間を
演算する。そして、上記画先信号を受信してから上記演
算した時間が経過した時点で、装置本体1はスキャナー
204を起動して原稿画像の読み取りを行う。
【0174】上記画先信号は所定時間経過した後にオフ
され(図21move5,6,7)、原稿画像の読み取
りが終了される。また、原稿後端が読み取り位置(R
2)を通過したところで、ベルトモータ102の駆動は
停止される(図21move8)。
され(図21move5,6,7)、原稿画像の読み取
りが終了される。また、原稿後端が読み取り位置(R
2)を通過したところで、ベルトモータ102の駆動は
停止される(図21move8)。
【0175】また、前記流し読み速度データ(V)は、
光学系移動時の読み取り速度(V1)と等しくてもよい
し、異なってもよい。特に、V>V1と設定された時は
通常の光学系移動読み取りよりも短時間で原稿画像の読
み取りが終了するので、複写速度が向上される。
光学系移動時の読み取り速度(V1)と等しくてもよい
し、異なってもよい。特に、V>V1と設定された時は
通常の光学系移動読み取りよりも短時間で原稿画像の読
み取りが終了するので、複写速度が向上される。
【0176】〈ピックアップUP処理〉ここで、このピ
ックアップUP処理について、図22に沿って説明す
る。
ックアップUP処理について、図22に沿って説明す
る。
【0177】このピックアップUP処理においては、揺
動モータ103が、ピックアップDOWN処理時とは逆
方向に回転駆動され(図22pickupup1)、給
紙ローラ5は、昇降アーム51及び揺動アーム53と共
に上昇される。そして、給紙ローラホームセンサ45の
オンにより揺動モータ103の駆動は停止され(図22
pickupup2,pickupup3)、給紙ロー
ラ5は上限位置に保持される。
動モータ103が、ピックアップDOWN処理時とは逆
方向に回転駆動され(図22pickupup1)、給
紙ローラ5は、昇降アーム51及び揺動アーム53と共
に上昇される。そして、給紙ローラホームセンサ45の
オンにより揺動モータ103の駆動は停止され(図22
pickupup2,pickupup3)、給紙ロー
ラ5は上限位置に保持される。
【0178】〈排紙処理〉ここで、図23に基づいて排
紙処理について説明する。
紙処理について説明する。
【0179】上述のようにベルトモータ102が起動さ
れると、幅広ベルト7及び手差しレジストローラ11が
回転駆動される。ここで、この手差しレジストローラ1
1は幅広ベルト7の搬送速度に等しい搬送速度で駆動さ
れ、原稿P1及び原稿P2は、紙間距離がL6のまま搬
送されるようになっている。また、このベルトモータ1
02の起動と共に排紙モータ104が起動されて(図2
3ejct1)、排紙ローラ12及び手差し給紙ローラ
13が回転駆動される。ここで、排紙ローラ12は幅広
ベルト7の搬送速度に等しい搬送速度か若干速い搬送速
度で駆動される。
れると、幅広ベルト7及び手差しレジストローラ11が
回転駆動される。ここで、この手差しレジストローラ1
1は幅広ベルト7の搬送速度に等しい搬送速度で駆動さ
れ、原稿P1及び原稿P2は、紙間距離がL6のまま搬
送されるようになっている。また、このベルトモータ1
02の起動と共に排紙モータ104が起動されて(図2
3ejct1)、排紙ローラ12及び手差し給紙ローラ
13が回転駆動される。ここで、排紙ローラ12は幅広
ベルト7の搬送速度に等しい搬送速度か若干速い搬送速
度で駆動される。
【0180】一方、排紙フラッパソレノイド109はオ
フ状態となっており、排紙フラッパ26は、図3の鎖線
に示すように、その先端部がプラテン3より低く位置し
ている。したがって、プラテン3上の先行原稿P1は、
これらの幅広ベルト7、手差しレジストローラ11及び
排紙ローラ12によって原稿搬送路(ニ)〜原稿排出路
(ヌ)を通って搬送され、排紙トレイ10上に排出され
る。
フ状態となっており、排紙フラッパ26は、図3の鎖線
に示すように、その先端部がプラテン3より低く位置し
ている。したがって、プラテン3上の先行原稿P1は、
これらの幅広ベルト7、手差しレジストローラ11及び
排紙ローラ12によって原稿搬送路(ニ)〜原稿排出路
(ヌ)を通って搬送され、排紙トレイ10上に排出され
る。
【0181】手差しレジストセンサ34が排出される原
稿P1の先端を検知することで原稿P1が原稿排出路
(ヌ)を搬送されていることを確認し(図23ejct
2)、かつ、該センサ34が原稿P1の後端を検知して
先行原稿P1の後端が手差しレジストローラ11のニッ
プを抜けていることを確認した場合に(図23ejct
3)、ベルトモータ102の駆動は停止される(図23
ejct4)。これにより、幅広ベルト7及び手差しレ
ジストローラ11の駆動が停止されるが、先行原稿P1
は、その後端が手差しレジストローラ11のニップを抜
けているため、排紙ローラ12等によって単独搬送され
る。また、画像読み取りが終了した後続原稿P2は、画
像読み取り前の原稿P3と共にプラテン3上で停止され
る(図14(b)参照)。
稿P1の先端を検知することで原稿P1が原稿排出路
(ヌ)を搬送されていることを確認し(図23ejct
2)、かつ、該センサ34が原稿P1の後端を検知して
先行原稿P1の後端が手差しレジストローラ11のニッ
プを抜けていることを確認した場合に(図23ejct
3)、ベルトモータ102の駆動は停止される(図23
ejct4)。これにより、幅広ベルト7及び手差しレ
ジストローラ11の駆動が停止されるが、先行原稿P1
は、その後端が手差しレジストローラ11のニップを抜
けているため、排紙ローラ12等によって単独搬送され
る。また、画像読み取りが終了した後続原稿P2は、画
像読み取り前の原稿P3と共にプラテン3上で停止され
る(図14(b)参照)。
【0182】また、ベルトモータ102の駆動停止と同
時に、排紙クロックから入力するクロック信号によって
カウントする排紙カウンタをスタートし(図23ejc
t5)、この設定カウント終了後(図23ejct
6)、排紙モーター104の駆動を停止する(図23e
jct7)。これにより、排紙ローラ12及び手差し給
紙ローラ13の駆動は停止されるが、この時点では、原
稿P1は原稿排出路(ヌ)を既に通過して排紙ローラ1
2を抜けて、排紙トレイ10上に排出されている。
時に、排紙クロックから入力するクロック信号によって
カウントする排紙カウンタをスタートし(図23ejc
t5)、この設定カウント終了後(図23ejct
6)、排紙モーター104の駆動を停止する(図23e
jct7)。これにより、排紙ローラ12及び手差し給
紙ローラ13の駆動は停止されるが、この時点では、原
稿P1は原稿排出路(ヌ)を既に通過して排紙ローラ1
2を抜けて、排紙トレイ10上に排出されている。
【0183】[2−2]ラージサイズ片面原稿搬送モー
ド まず、ラージサイズの片面原稿を搬送する場合の作用の
概略について、図24に沿って説明する。
ド まず、ラージサイズの片面原稿を搬送する場合の作用の
概略について、図24に沿って説明する。
【0184】図24は、該作用の概略を示すフローチャ
ート図である。
ート図である。
【0185】ラージサイズの片面原稿を搬送するに際し
ては、まず、上述のピックアップDOWN処理が行わ
れ、給紙ローラ5が降下されて原稿P1に当接される
(図24draft2md1)。
ては、まず、上述のピックアップDOWN処理が行わ
れ、給紙ローラ5が降下されて原稿P1に当接される
(図24draft2md1)。
【0186】その後、上述の分離処理が実行されて最上
部の原稿P1が1枚だけ分離され(図24draft2
md2)、続いて給紙処理が実行される(図24dra
ft2md3)。なお、ここまでの作用は、上述したハ
ーフサイズ片面原稿搬送モードの場合と同様である。
部の原稿P1が1枚だけ分離され(図24draft2
md2)、続いて給紙処理が実行される(図24dra
ft2md3)。なお、ここまでの作用は、上述したハ
ーフサイズ片面原稿搬送モードの場合と同様である。
【0187】そして、原稿P1がプラテン3の所定位置
にまで搬送されると、原稿流し読み処理(流し読みモー
ド)が実行されて、装置本体1のスキャナー204を第
3画先位置R3に停止させた状態で原稿画像の読み取り
が行なわれる(図24draft2md4)。なお、第
3画先位置R3は排紙トレイ10の近傍にあるため、結
果的に上述の原稿流し読み処理と排紙処理とは連続して
行われることとなり(図24draft2md5)、画
像が読み取られた原稿P1は排紙トレイ10上に排出さ
れることとなる。
にまで搬送されると、原稿流し読み処理(流し読みモー
ド)が実行されて、装置本体1のスキャナー204を第
3画先位置R3に停止させた状態で原稿画像の読み取り
が行なわれる(図24draft2md4)。なお、第
3画先位置R3は排紙トレイ10の近傍にあるため、結
果的に上述の原稿流し読み処理と排紙処理とは連続して
行われることとなり(図24draft2md5)、画
像が読み取られた原稿P1は排紙トレイ10上に排出さ
れることとなる。
【0188】その後、分離センサ30により原稿の後端
が検知されるのを待ち(図24draft2md6)、
該検知がなされると、原稿セット検知センサ40によっ
て搬送中の原稿が最終原稿か否かを判断する(図24d
raft2md7)。
が検知されるのを待ち(図24draft2md6)、
該検知がなされると、原稿セット検知センサ40によっ
て搬送中の原稿が最終原稿か否かを判断する(図24d
raft2md7)。
【0189】そして、最終原稿でなければ以上の動作を
繰り返し(図24draft2md2〜draft2m
d7)、最終原稿であればピックアップUP処理を行っ
て給紙ローラ5を上限位置に戻して一連の処理を終了す
る(図24draft2md8)。
繰り返し(図24draft2md2〜draft2m
d7)、最終原稿であればピックアップUP処理を行っ
て給紙ローラ5を上限位置に戻して一連の処理を終了す
る(図24draft2md8)。
【0190】次に、ラージサイズの片面原稿を搬送する
場合の作用の詳細について、図25及び図26に沿って
説明する。
場合の作用の詳細について、図25及び図26に沿って
説明する。
【0191】図25及び図26は、ラージサイズの片面
原稿を搬送するときの原稿の流れを示す模式図である。
原稿を搬送するときの原稿の流れを示す模式図である。
【0192】ピックアップDOWN処理〜給紙処理まで
の作用(図24draft2md1〜draft2md
3)は、上述したハーフサイズ片面原稿搬送モードの場
合と同様である。
の作用(図24draft2md1〜draft2md
3)は、上述したハーフサイズ片面原稿搬送モードの場
合と同様である。
【0193】すなわち、本モードの場合も、パス切替ソ
レノイド107は、上述したハーフサイズ片面原稿搬送
モードの場合と同様にオン制御され、反転給送路(ヘ)
は閉塞されて原稿搬送路(ハ)が開放される。また、幅
広ベルト7は、先行原稿P1が搬送されてくると駆動さ
れ、先行原稿P1がプラテン3に進入する前には第2給
送ローラ9と等しい搬送速度となっている。したがっ
て、先行原稿P1は、上述の2つのローラ16,9並び
に幅広ベルト7によって原稿搬送路(ハ)を通ってプラ
テン3にまで搬送される(図25(a)参照)。
レノイド107は、上述したハーフサイズ片面原稿搬送
モードの場合と同様にオン制御され、反転給送路(ヘ)
は閉塞されて原稿搬送路(ハ)が開放される。また、幅
広ベルト7は、先行原稿P1が搬送されてくると駆動さ
れ、先行原稿P1がプラテン3に進入する前には第2給
送ローラ9と等しい搬送速度となっている。したがっ
て、先行原稿P1は、上述の2つのローラ16,9並び
に幅広ベルト7によって原稿搬送路(ハ)を通ってプラ
テン3にまで搬送される(図25(a)参照)。
【0194】なお、第2給送ローラ9の回転は、先行原
稿P1の後端が第2給送ローラ9のニップを抜けたとこ
ろで停止される(図25(b)参照)。
稿P1の後端が第2給送ローラ9のニップを抜けたとこ
ろで停止される(図25(b)参照)。
【0195】一方、給紙ローラ5は、先行原稿P1を給
紙した後に待避ポジションに待避されるが、先行原稿P
1の後端が給紙ローラ5のニップ点を過ぎると再び降下
し、後続原稿P2の給紙動作に備える。そして、先行原
稿P1の後端が第1給送ローラ16のニップ点を抜けた
ところで分離クラッチ106がオンされ、給紙ローラ5
による後続原稿P2の給紙が開始される。
紙した後に待避ポジションに待避されるが、先行原稿P
1の後端が給紙ローラ5のニップ点を過ぎると再び降下
し、後続原稿P2の給紙動作に備える。そして、先行原
稿P1の後端が第1給送ローラ16のニップ点を抜けた
ところで分離クラッチ106がオンされ、給紙ローラ5
による後続原稿P2の給紙が開始される。
【0196】ところで、第2給送ローラ9の回転は、上
述のように先行原稿P1の後端が第2給送ローラ9のニ
ップを抜けたところで停止されるが、上述の給紙ローラ
5による後続原稿P2の給紙は高速で行われるため、第
2給送ローラ9の回転が停止される時点では、後続原稿
P2は、その先端が第2給送ローラ9の上流近傍位置
(給紙センサ35が配置されている位置)に到達する位
置まで搬送されている。そして、後続原稿P2の先端が
給紙センサ35によって検知されると、先行原稿P1の
場合と同様に斜行取りのための制御が行われる。
述のように先行原稿P1の後端が第2給送ローラ9のニ
ップを抜けたところで停止されるが、上述の給紙ローラ
5による後続原稿P2の給紙は高速で行われるため、第
2給送ローラ9の回転が停止される時点では、後続原稿
P2は、その先端が第2給送ローラ9の上流近傍位置
(給紙センサ35が配置されている位置)に到達する位
置まで搬送されている。そして、後続原稿P2の先端が
給紙センサ35によって検知されると、先行原稿P1の
場合と同様に斜行取りのための制御が行われる。
【0197】一方、先行原稿P1は、プラテン3上の原
稿搬送路(ニ)に進入しており、幅広ベルト7によって
単独搬送され、その後端が給紙センサ35及び第2給送
ローラ9のニップ点を抜けてから所定距離進んだところ
で一旦停止する(図25(b)参照)。これにより、先
行原稿P1は、その後端が給紙センサ35及び第2給送
ローラ9のニップ点を抜けてから所定距離進んだところ
で一旦停止する(図25(b)参照)。
稿搬送路(ニ)に進入しており、幅広ベルト7によって
単独搬送され、その後端が給紙センサ35及び第2給送
ローラ9のニップ点を抜けてから所定距離進んだところ
で一旦停止する(図25(b)参照)。これにより、先
行原稿P1は、その後端が給紙センサ35及び第2給送
ローラ9のニップ点を抜けてから所定距離進んだところ
で一旦停止する(図25(b)参照)。
【0198】つまり、先行原稿P1の後端と第2給送ロ
ーラ16のニップ点との間の距離をL10とし、原稿P
1の搬送方向の長さをLphとすると、
ーラ16のニップ点との間の距離をL10とし、原稿P
1の搬送方向の長さをLphとすると、
【0199】
【式3】L10=L3−L5−Lph>0 L3;第3画先位置R3から第2給送ローラ9のニップ
点までの距離 L5;第3画先位置R3から先行原稿P1の先端までの
距離となるように設定されている。
点までの距離 L5;第3画先位置R3から先行原稿P1の先端までの
距離となるように設定されている。
【0200】このように原稿P1が一旦停止すると、制
御回路Cは、装置本体1に対して搬送完了信号を出力
し、装置本体1から搬送開始信号が入力されるのを待
つ。
御回路Cは、装置本体1に対して搬送完了信号を出力
し、装置本体1から搬送開始信号が入力されるのを待
つ。
【0201】そして、後続原稿P2の斜行取り制御が完
了すると共に、制御回路Cが装置本体1からの搬送開始
信号を受信すると、該制御回路Cは、幅広ベルト7を起
動して、先行原稿P1を画像形成速度で搬送する。
了すると共に、制御回路Cが装置本体1からの搬送開始
信号を受信すると、該制御回路Cは、幅広ベルト7を起
動して、先行原稿P1を画像形成速度で搬送する。
【0202】この間、第2給送ローラ9は駆動が停止さ
れたままであり後続原稿P2は待機しているが、先行原
稿P1の後端と後続原稿P2の先端の距離(以後紙間距
離とする)が所定距離になったところで、第2給送ロー
ラ9は起動され、後続原稿P2は、先行原稿P1と同じ
画像形成速度で搬送される。なお、この第2給送ローラ
9の起動及び搬送速度は、前述の紙間距離がL11とな
る時点で幅広ベルト7の搬送速度と第2給送ローラ9の
搬送速度とが一致するように制御される。
れたままであり後続原稿P2は待機しているが、先行原
稿P1の後端と後続原稿P2の先端の距離(以後紙間距
離とする)が所定距離になったところで、第2給送ロー
ラ9は起動され、後続原稿P2は、先行原稿P1と同じ
画像形成速度で搬送される。なお、この第2給送ローラ
9の起動及び搬送速度は、前述の紙間距離がL11とな
る時点で幅広ベルト7の搬送速度と第2給送ローラ9の
搬送速度とが一致するように制御される。
【0203】そして、先行原稿P1が第3画先位置R3
に達すると、制御回路Cは装置本体1に対して画先到達
信号を出力し、装置本体1はこれを受けて先行原稿P1
の画像読み取りを開始する(図26(a)参照)。
に達すると、制御回路Cは装置本体1に対して画先到達
信号を出力し、装置本体1はこれを受けて先行原稿P1
の画像読み取りを開始する(図26(a)参照)。
【0204】この先行原稿P1の画像読み取りが終了す
ると、幅広ベルト7は所定時間だけ駆動された後に停止
され、後続原稿P2は、図26(b)に示す位置にまで
搬送されて該位置にて停止される。なお、紙間距離L1
1は、後続原稿P2先端から手差しレジストローラ11
のニップ点までの距離より大きくなるように設定されて
いるので、後続原稿P2が停止した時点では先行原稿P
1の後端は手差しレジストローラ11のニップ点を通過
しており、原稿P1は排紙ローラ12によって単独搬送
され排出される。
ると、幅広ベルト7は所定時間だけ駆動された後に停止
され、後続原稿P2は、図26(b)に示す位置にまで
搬送されて該位置にて停止される。なお、紙間距離L1
1は、後続原稿P2先端から手差しレジストローラ11
のニップ点までの距離より大きくなるように設定されて
いるので、後続原稿P2が停止した時点では先行原稿P
1の後端は手差しレジストローラ11のニップ点を通過
しており、原稿P1は排紙ローラ12によって単独搬送
され排出される。
【0205】[3]両面原稿搬送モード 次に、両面原稿搬送モードの場合の作用を、ハーフサイ
ズ両面原稿搬送モードの場合とラージサイズ両面原稿搬
送モードの場合とに分けて説明する。
ズ両面原稿搬送モードの場合とラージサイズ両面原稿搬
送モードの場合とに分けて説明する。
【0206】[3−1]ハーフサイズ両面原稿搬送モー
ド まず、ハーフサイズの両面原稿を搬送する場合の作用の
概略について、図27に沿って説明する。
ド まず、ハーフサイズの両面原稿を搬送する場合の作用の
概略について、図27に沿って説明する。
【0207】ハーフサイズの両面原稿を搬送するに際し
ては、上述のピックアップDOWN処理が実行され、給
紙ローラ5が降下されて原稿P1に当接される(dou
blemd1)。その後、上述の分離処理が実行されて
最上部の原稿P1が1枚だけ分離され給送される(do
ublemd2)。ここまでの作用は、上述した片面原
稿搬送モードの場合と同様である。
ては、上述のピックアップDOWN処理が実行され、給
紙ローラ5が降下されて原稿P1に当接される(dou
blemd1)。その後、上述の分離処理が実行されて
最上部の原稿P1が1枚だけ分離され給送される(do
ublemd2)。ここまでの作用は、上述した片面原
稿搬送モードの場合と同様である。
【0208】次に、プリ反転処理が行われて原稿P1の
表裏が反転され(doublemd3)、反転された原
稿P1は、第2面が下になるようにプラテン3(左端部
位置)上に載置される。そして、光学系移動原稿読取が
実行されて(doublemd4)、第2面の原稿画像
の読み取りが、装置本体1のスキャナー204を移動し
ながら行われる。
表裏が反転され(doublemd3)、反転された原
稿P1は、第2面が下になるようにプラテン3(左端部
位置)上に載置される。そして、光学系移動原稿読取が
実行されて(doublemd4)、第2面の原稿画像
の読み取りが、装置本体1のスキャナー204を移動し
ながら行われる。
【0209】この原稿読み取りが終了すると、反転給排
路(ホ)、反転給送路(ト)及び原稿搬送路(ハ)を利
用しての反転処理が行なわれ(doublemd5)、
その後、上述と同様にスキャナー204が移動されて、
第1面の原稿画像読み取りが行われる(doublem
d6)。
路(ホ)、反転給送路(ト)及び原稿搬送路(ハ)を利
用しての反転処理が行なわれ(doublemd5)、
その後、上述と同様にスキャナー204が移動されて、
第1面の原稿画像読み取りが行われる(doublem
d6)。
【0210】なお、このような読み取り処理を行ってい
る間、原稿セット検知センサ40によって最終原稿か否
かを判断する(doublemd7)。そして、最終原
稿でなければ、原稿P1を排紙トレイ10上に排出する
排紙処理を行い(doublemd8)、以上の動作を
繰り返す(doublemd2〜doublemd
7)。また、最終原稿であった場合は、排紙処理を行う
と共に(doublemd9)、ピックアップUP処理
を行って給紙ローラ5を上限位置に戻し(double
md10)、一連の処理を終了する。
る間、原稿セット検知センサ40によって最終原稿か否
かを判断する(doublemd7)。そして、最終原
稿でなければ、原稿P1を排紙トレイ10上に排出する
排紙処理を行い(doublemd8)、以上の動作を
繰り返す(doublemd2〜doublemd
7)。また、最終原稿であった場合は、排紙処理を行う
と共に(doublemd9)、ピックアップUP処理
を行って給紙ローラ5を上限位置に戻し(double
md10)、一連の処理を終了する。
【0211】次に、ハーフサイズの両面原稿を搬送する
場合の作用の詳細について、図28乃至図32に沿って
説明する。
場合の作用の詳細について、図28乃至図32に沿って
説明する。
【0212】図28乃至図31は、ハーフサイズの両面
原稿を搬送するときの原稿の流れを示す模式図であり、
図32は、ハーフサイズの両面原稿を搬送するときの作
用の詳細を示すフローチャート図である。
原稿を搬送するときの原稿の流れを示す模式図であり、
図32は、ハーフサイズの両面原稿を搬送するときの作
用の詳細を示すフローチャート図である。
【0213】いま、オペレータが操作部にて複写条件を
入力し、スタートキー(コピーキー)を押すと、分離モ
ータ100及び搬送モータ101が起動される(図32
pretrn1)。これにより、第1給送ローラ16、
第2給送ローラ9、第1反転ローラ17及び第2反転ロ
ーラ18が回転駆動されて、上述の分離処理や斜行補正
が行われる。
入力し、スタートキー(コピーキー)を押すと、分離モ
ータ100及び搬送モータ101が起動される(図32
pretrn1)。これにより、第1給送ローラ16、
第2給送ローラ9、第1反転ローラ17及び第2反転ロ
ーラ18が回転駆動されて、上述の分離処理や斜行補正
が行われる。
【0214】なお、この分離モータ100等の起動と同
時に、反転クロックから入力するクロック信号によって
カウントするサイズチェックカウンタがスタートされる
(図32pretrn2)。
時に、反転クロックから入力するクロック信号によって
カウントするサイズチェックカウンタがスタートされる
(図32pretrn2)。
【0215】一方、本モードにおいては、パス切り替え
ソレノイド107がオフの状態で、反転給紙フラッパ2
2は図43の実線位置に保持されて原稿搬送路(ハ)を
閉塞すると共に反転給送路(チ)を開放している。ま
た、反転フラッパソレノイド108はオフの状態で、反
転フラッパ23は図43の実線位置に保持されて反転給
送路(ト)を閉塞すると共に反転給送路(リ)を開放し
ている。したがって、第2給送ローラ9が回転駆動され
ることにより、第2給送ローラ9に先端を突き当てられ
ていた原稿P1は反転給送路(チ)(ヘ)(リ)の側に
導かれ、プリ反転処理が行われる(図28(a)参
照)。なお、原稿P1が反転給送路(チ)に搬送された
か否かは、レジストセンサ39が原稿先端を検知するこ
とで確認する(図32pretrn3)。
ソレノイド107がオフの状態で、反転給紙フラッパ2
2は図43の実線位置に保持されて原稿搬送路(ハ)を
閉塞すると共に反転給送路(チ)を開放している。ま
た、反転フラッパソレノイド108はオフの状態で、反
転フラッパ23は図43の実線位置に保持されて反転給
送路(ト)を閉塞すると共に反転給送路(リ)を開放し
ている。したがって、第2給送ローラ9が回転駆動され
ることにより、第2給送ローラ9に先端を突き当てられ
ていた原稿P1は反転給送路(チ)(ヘ)(リ)の側に
導かれ、プリ反転処理が行われる(図28(a)参
照)。なお、原稿P1が反転給送路(チ)に搬送された
か否かは、レジストセンサ39が原稿先端を検知するこ
とで確認する(図32pretrn3)。
【0216】一方、分離センサ30が原稿後端の通過を
検知すると(図32pretrn4)、分離クロックか
ら入力するクロック信号によってカウントする分離オフ
カウンタをスタートさせる(図32pretrn5)。
そして、第1給送ローラ16から分離センサ30までの
距離分だけのカウントが完了すると(図32pretr
n6)、原稿は第1給送ローラ16から後端が抜けてい
ることから、分離モータ100をオフして第1給送ロー
ラ16の駆動を止める(図32pretrn7)。
検知すると(図32pretrn4)、分離クロックか
ら入力するクロック信号によってカウントする分離オフ
カウンタをスタートさせる(図32pretrn5)。
そして、第1給送ローラ16から分離センサ30までの
距離分だけのカウントが完了すると(図32pretr
n6)、原稿は第1給送ローラ16から後端が抜けてい
ることから、分離モータ100をオフして第1給送ロー
ラ16の駆動を止める(図32pretrn7)。
【0217】また、給紙センサ35が原稿後端の通過を
検知すると(図32pretrn8)、前記サイズチェ
ックカウンタをストップし(図32pretrn9)、
そのデータに基づいてサイズチェック処理を行う(図3
2pretrn10)。
検知すると(図32pretrn8)、前記サイズチェ
ックカウンタをストップし(図32pretrn9)、
そのデータに基づいてサイズチェック処理を行う(図3
2pretrn10)。
【0218】さらに、レジストセンサ39が原稿後端の
通過を検知すると(図32pretrn11)、反転励
磁クロックによってカウントされるプリ反転カウンタを
スタートさせる(図32pretrn12)。そして、
プリ反転カウンタが終了した時点で(図32pretr
n13)、搬送モータ101をオフする(図32pre
trn14)。これにより、原稿P1は、後端が反転給
送路(チ)を抜けた所定位置に停止される。
通過を検知すると(図32pretrn11)、反転励
磁クロックによってカウントされるプリ反転カウンタを
スタートさせる(図32pretrn12)。そして、
プリ反転カウンタが終了した時点で(図32pretr
n13)、搬送モータ101をオフする(図32pre
trn14)。これにより、原稿P1は、後端が反転給
送路(チ)を抜けた所定位置に停止される。
【0219】そして、搬送モータ101をオフしてから
所定時間経過後、搬送モータ101が逆方向に起動され
て第1反転ローラ17及び第2反転ローラ18が反対方
向に回転駆動されると共に、ベルトモータ102が起動
されて幅広ベルト7が正方向に回転駆動される(図32
pretrn15)。これにより、原稿P1は、反転給
排路(ホ)を通ってプラテン3上の原稿搬送路(ニ)に
導かれる(図28(b)参照)。
所定時間経過後、搬送モータ101が逆方向に起動され
て第1反転ローラ17及び第2反転ローラ18が反対方
向に回転駆動されると共に、ベルトモータ102が起動
されて幅広ベルト7が正方向に回転駆動される(図32
pretrn15)。これにより、原稿P1は、反転給
排路(ホ)を通ってプラテン3上の原稿搬送路(ニ)に
導かれる(図28(b)参照)。
【0220】なお、原稿P1が原稿搬送路(ロ)から反
転給送路(チ)(ヘ)(リ)の側に搬送される場合にお
いて、原稿P1の後端が一方向フラッパ24を通過した
時には、給排フラッパ25は図43の実線位置に移動さ
れている。したがって、プリ反転された原稿P1が反転
給排路(ホ)を通って原稿搬送路(ニ)に搬送される場
合において、原稿P1の先端がプラテン3の端部と衝突
することが防止される。また、第1反転ローラ17等の
搬送速度と幅広ベルト7の搬送速度とは、特別な場合を
除いて等速となるように制御されている。
転給送路(チ)(ヘ)(リ)の側に搬送される場合にお
いて、原稿P1の後端が一方向フラッパ24を通過した
時には、給排フラッパ25は図43の実線位置に移動さ
れている。したがって、プリ反転された原稿P1が反転
給排路(ホ)を通って原稿搬送路(ニ)に搬送される場
合において、原稿P1の先端がプラテン3の端部と衝突
することが防止される。また、第1反転ローラ17等の
搬送速度と幅広ベルト7の搬送速度とは、特別な場合を
除いて等速となるように制御されている。
【0221】一方、反転センサ38が原稿先端の通過を
検知することに基づき原稿P1が反転給排路(ホ)に搬
送されたことを確認し(図32pretrn16)、か
つ反転センサ38が原稿後端の通過を検知すると(図3
2pretrn17)、搬送モータ101の駆動が停止
される(図32pretrn18)。
検知することに基づき原稿P1が反転給排路(ホ)に搬
送されたことを確認し(図32pretrn16)、か
つ反転センサ38が原稿後端の通過を検知すると(図3
2pretrn17)、搬送モータ101の駆動が停止
される(図32pretrn18)。
【0222】また、反転センサ38の検知信号(原稿の
後端を検知した信号)に基づき、ベルト励磁クロックに
よってカウントされるプリ給紙カウンタがスタートされ
る(図32pretrn19)。そして、このプリ給紙
カウンタがカウントを終了した時点で(図32pret
rn20)、ベルトモータ102の駆動が停止される
(図32pretrn21)。これにより、幅広ベルト
7の駆動は停止され、原稿P1は、プラテン3上の所定
位置に第2面を下にした状態で停止される(図29
(a)参照)。
後端を検知した信号)に基づき、ベルト励磁クロックに
よってカウントされるプリ給紙カウンタがスタートされ
る(図32pretrn19)。そして、このプリ給紙
カウンタがカウントを終了した時点で(図32pret
rn20)、ベルトモータ102の駆動が停止される
(図32pretrn21)。これにより、幅広ベルト
7の駆動は停止され、原稿P1は、プラテン3上の所定
位置に第2面を下にした状態で停止される(図29
(a)参照)。
【0223】この状態で装置本体1のスキャナー204
が走査されて、原稿P1の第2面の画像読み取りが行わ
れる。
が走査されて、原稿P1の第2面の画像読み取りが行わ
れる。
【0224】原稿P1の第2面の画像読み取りが終了す
ると、原稿の反転処理が行われる。ここで、図33に基
づいて反転処理について説明する。
ると、原稿の反転処理が行われる。ここで、図33に基
づいて反転処理について説明する。
【0225】反転フラッパ23は、上述のように図43
の実線位置に保持されて反転給送路(ト)を閉塞すると
共に反転給送路(リ)を開放しているが、本反転処理を
行うに際しては反転フラッパソレノイド108はオンに
されて(図33trn1)、反転フラッパ23は図43
の鎖線位置に切り換えられて、反転給送路(ト)を開放
すると共に反転給送路(リ)を閉塞する。
の実線位置に保持されて反転給送路(ト)を閉塞すると
共に反転給送路(リ)を開放しているが、本反転処理を
行うに際しては反転フラッパソレノイド108はオンに
されて(図33trn1)、反転フラッパ23は図43
の鎖線位置に切り換えられて、反転給送路(ト)を開放
すると共に反転給送路(リ)を閉塞する。
【0226】また、パス切替ソレノイド107をオンに
し(図33trn1)、反転給紙フラッパ22を図43
の鎖線位置に保持して原稿搬送路(ハ)を開放すると共
に反転給送路(チ)を閉塞し、給排フラッパ25を図4
3の鎖線位置に保持する。
し(図33trn1)、反転給紙フラッパ22を図43
の鎖線位置に保持して原稿搬送路(ハ)を開放すると共
に反転給送路(チ)を閉塞し、給排フラッパ25を図4
3の鎖線位置に保持する。
【0227】次に、ベルトモータ102を起動して幅広
ベルト7を時計回りの方向に回転駆動させ(図33tr
n2)、原稿P1をプラテン上の読み取り位置から反転
給排路(ホ)に搬送する。また、搬送モータ101を起
動して第2給送ローラ9、第1反転ローラ17及び第2
反転ローラ18を時計回りの方向に回転駆動させ(図3
3trn2)、反転給送路(ヘ)(ト)並びに原稿搬送
路(ハ)に沿って原稿P1を搬送する(図29(b)参
照)。
ベルト7を時計回りの方向に回転駆動させ(図33tr
n2)、原稿P1をプラテン上の読み取り位置から反転
給排路(ホ)に搬送する。また、搬送モータ101を起
動して第2給送ローラ9、第1反転ローラ17及び第2
反転ローラ18を時計回りの方向に回転駆動させ(図3
3trn2)、反転給送路(ヘ)(ト)並びに原稿搬送
路(ハ)に沿って原稿P1を搬送する(図29(b)参
照)。
【0228】ところで、プラテン3上の原稿P1が反転
給排路(ホ)に排出される際には、その原稿先端は反転
センサ38によって検知されるが(図33trn3)、
この検知と同時に、ベルト励磁クロックによってカウン
トされる反転カウンタがスタートされる(図33trn
4)。そして、この反転カウンタのカウントが終了する
とベルトモータ102がオフされ(図33trn5,t
rn6)、所定時間経過後に反時計回りの方向に回転駆
動される(図33trn7)。したがって、原稿搬送路
(ハ)まで搬送されている原稿P1は、幅広ベルト7に
よって原稿搬送路(ニ)に導かれる。なお、このような
幅広ベルト7の駆動停止及び反対方向への駆動は、第1
反転ローラ17及び第2反転ローラ18によって原稿P
1を搬送している間に行う。したがって、原稿P1は、
停止することなく原稿搬送路(ニ)の読み取り位置にま
で搬送される。また、幅広ベルト7の搬送速度は、原稿
P1の先端が原稿搬送路(ニ)に進入する時までに第2
給送ローラ9の搬送速度と一致するように制御がなされ
る。
給排路(ホ)に排出される際には、その原稿先端は反転
センサ38によって検知されるが(図33trn3)、
この検知と同時に、ベルト励磁クロックによってカウン
トされる反転カウンタがスタートされる(図33trn
4)。そして、この反転カウンタのカウントが終了する
とベルトモータ102がオフされ(図33trn5,t
rn6)、所定時間経過後に反時計回りの方向に回転駆
動される(図33trn7)。したがって、原稿搬送路
(ハ)まで搬送されている原稿P1は、幅広ベルト7に
よって原稿搬送路(ニ)に導かれる。なお、このような
幅広ベルト7の駆動停止及び反対方向への駆動は、第1
反転ローラ17及び第2反転ローラ18によって原稿P
1を搬送している間に行う。したがって、原稿P1は、
停止することなく原稿搬送路(ニ)の読み取り位置にま
で搬送される。また、幅広ベルト7の搬送速度は、原稿
P1の先端が原稿搬送路(ニ)に進入する時までに第2
給送ローラ9の搬送速度と一致するように制御がなされ
る。
【0229】また、給紙センサ35が原稿先端の通過を
検知して原稿P1が反転給送路(ト)を搬送されている
ことを確認し(図33trn8)、かつ、レジストセン
サ39が原稿後端の通過を検知すると(図33trn
9)、搬送モータ101はオフされる(図33trn1
0)。これにより、第2給送ローラ9の回転は、先行原
稿P1の後端が第2給送ローラ9のニップを抜けたとこ
ろで停止される。したがって、原稿搬送路(ニ)に進入
した先行原稿P1は、幅広ベルト7によって単独搬送さ
れることとなる。
検知して原稿P1が反転給送路(ト)を搬送されている
ことを確認し(図33trn8)、かつ、レジストセン
サ39が原稿後端の通過を検知すると(図33trn
9)、搬送モータ101はオフされる(図33trn1
0)。これにより、第2給送ローラ9の回転は、先行原
稿P1の後端が第2給送ローラ9のニップを抜けたとこ
ろで停止される。したがって、原稿搬送路(ニ)に進入
した先行原稿P1は、幅広ベルト7によって単独搬送さ
れることとなる。
【0230】さらに、給紙センサ35が原稿後端の通過
を検知すると同時に、ベルト励磁クロックによってカウ
ントされる反転給紙カウンタがスタートされる(図33
trn11)。そして、反転給紙カウンタのカウントが
終了した時点で(図33trn12)、ベルトモータ1
02はオフされる(図33trn13)。これにより、
幅広ベルト7の駆動が停止されて、原稿P1はプラテン
3上の所定位置に停止される。
を検知すると同時に、ベルト励磁クロックによってカウ
ントされる反転給紙カウンタがスタートされる(図33
trn11)。そして、反転給紙カウンタのカウントが
終了した時点で(図33trn12)、ベルトモータ1
02はオフされる(図33trn13)。これにより、
幅広ベルト7の駆動が停止されて、原稿P1はプラテン
3上の所定位置に停止される。
【0231】この位置で装置本体1のスキャナー204
が走査されて、原稿P1の第1面の画像読み取りが行わ
れる。
が走査されて、原稿P1の第1面の画像読み取りが行わ
れる。
【0232】その後、反転フラッパソレノイド108を
オフして反転フラッパ23を図43の実線位置に切り換
え、またパス切り替えソレノイド107をオフして反転
給紙フラッパ22及び給排フラッパ25を図43の実線
位置に切り換える(図33trn14)。
オフして反転フラッパ23を図43の実線位置に切り換
え、またパス切り替えソレノイド107をオフして反転
給紙フラッパ22及び給排フラッパ25を図43の実線
位置に切り換える(図33trn14)。
【0233】なお、反転処理においては幅広ベルト7が
正方向に逆転駆動されることから(図33trn7)、
第1反転ローラ17と幅広ベルト7とによって原稿P1
を引っ張り合うこととなるが、第1反転ローラ17のニ
ップ力の方が強い為に原稿P1は反転ローラ17によっ
て搬送されることとなる。但し、ラージサイズの原稿
(送り方向に長い原稿)の場合には、幅広ベルト7の搬
送力の方が大きくなって円滑な原稿の搬送が阻害される
ことがある。したがって、この場合には、原稿後端検知
センサ41等の検知結果に基づくタイミングで幅広ベル
ト7を反対方向に駆動するようにする。
正方向に逆転駆動されることから(図33trn7)、
第1反転ローラ17と幅広ベルト7とによって原稿P1
を引っ張り合うこととなるが、第1反転ローラ17のニ
ップ力の方が強い為に原稿P1は反転ローラ17によっ
て搬送されることとなる。但し、ラージサイズの原稿
(送り方向に長い原稿)の場合には、幅広ベルト7の搬
送力の方が大きくなって円滑な原稿の搬送が阻害される
ことがある。したがって、この場合には、原稿後端検知
センサ41等の検知結果に基づくタイミングで幅広ベル
ト7を反対方向に駆動するようにする。
【0234】また一方、給紙センサ35による先行原稿
P1後端の検知と前後して、給紙ローラ5や分離部Sが
駆動されて後続原稿P2が原稿トレイ4から分離給送さ
れ、第2給送ローラ9にて斜行取りが行われる。そし
て、第2給送ローラ9、第1反転ローラ17及び第2反
転ローラ18が駆動されて、後続原稿P2のプリ反転処
理を行う(図30(a)参照)。なお、後続原稿P2
は、先行原稿P1の画像読み取りが行われている間にプ
リ反転処理を完了し、その先端部が第1反転ローラ17
にニップされた状態で待機している。
P1後端の検知と前後して、給紙ローラ5や分離部Sが
駆動されて後続原稿P2が原稿トレイ4から分離給送さ
れ、第2給送ローラ9にて斜行取りが行われる。そし
て、第2給送ローラ9、第1反転ローラ17及び第2反
転ローラ18が駆動されて、後続原稿P2のプリ反転処
理を行う(図30(a)参照)。なお、後続原稿P2
は、先行原稿P1の画像読み取りが行われている間にプ
リ反転処理を完了し、その先端部が第1反転ローラ17
にニップされた状態で待機している。
【0235】そして、先行原稿P1の画像読み取りが終
了すると、第1反転ローラ17及び第2反転ローラ18
の逆転と幅広ベルト7の正転が開始され、先行原稿P1
及び後続原稿P2が、プラテン3上に所定の紙間距離L
12だけ離れた状態に載置される(図30(b)参
照)。
了すると、第1反転ローラ17及び第2反転ローラ18
の逆転と幅広ベルト7の正転が開始され、先行原稿P1
及び後続原稿P2が、プラテン3上に所定の紙間距離L
12だけ離れた状態に載置される(図30(b)参
照)。
【0236】この状態で、装置本体1のスキャナー20
4が走査されて、後続原稿P2の第2面の画像読み取り
が行われる。
4が走査されて、後続原稿P2の第2面の画像読み取り
が行われる。
【0237】そして、この画像読み取りが終了すると、
先行原稿P1の場合と同様に後続原稿P2の反転処理が
始まり、後続原稿P2は反転給排路(ホ)に排出され
る。なお、先行原稿P1は、この反転処理に伴って反転
給排路(ホ)の方向に搬送されるが、紙間距離L12を
適切な値に設定しているため、反転給排路(ホ)に排出
されることなくプラテン3上に載置されたままの状態と
なる。
先行原稿P1の場合と同様に後続原稿P2の反転処理が
始まり、後続原稿P2は反転給排路(ホ)に排出され
る。なお、先行原稿P1は、この反転処理に伴って反転
給排路(ホ)の方向に搬送されるが、紙間距離L12を
適切な値に設定しているため、反転給排路(ホ)に排出
されることなくプラテン3上に載置されたままの状態と
なる。
【0238】その後、幅広ベルト7の逆転駆動がなさ
れ、後続原稿P2は、反転給排路(ホ)、反転給送路
(ヘ)、反転給送路(ト)及び原稿搬送路(ハ)を経由
して原稿搬送路(ニ)に導かれる。
れ、後続原稿P2は、反転給排路(ホ)、反転給送路
(ヘ)、反転給送路(ト)及び原稿搬送路(ハ)を経由
して原稿搬送路(ニ)に導かれる。
【0239】幅広ベルト7は、図31(a)の状態で停
止され、この状態で後続原稿P2の第1面の画像読み取
りが行われる。なお、この時の原稿P1と原稿P2の紙
間距離はL13となる。また、さらに後続の原稿P3
は、原稿トレイ4から給送されて第1反転ローラ17に
ニップされた状態で待機している。
止され、この状態で後続原稿P2の第1面の画像読み取
りが行われる。なお、この時の原稿P1と原稿P2の紙
間距離はL13となる。また、さらに後続の原稿P3
は、原稿トレイ4から給送されて第1反転ローラ17に
ニップされた状態で待機している。
【0240】後続原稿P2の第1面の画像読み取りが終
了すると、第1反転ローラ17及び第2反転ローラ18
の逆転と、幅広ベルト7の正転と、排紙ローラ12の回
転とが開始され、後続原稿P3及びP2、並びに先行原
稿P1が同時に排紙トレイ10の側に搬送される。
了すると、第1反転ローラ17及び第2反転ローラ18
の逆転と、幅広ベルト7の正転と、排紙ローラ12の回
転とが開始され、後続原稿P3及びP2、並びに先行原
稿P1が同時に排紙トレイ10の側に搬送される。
【0241】そして、後続原稿P3がプラテン3上に載
置された時点で幅広ベルト7は停止され、後続原稿P3
の画像読み取りが行われる(図31(b)参照)。な
お、この時点で先行原稿P1は、その後端が既に手差し
レジストローラ11のニップを抜けている為、排紙ロー
ラ12等によって単独搬送されて排紙トレイ10に排出
される。
置された時点で幅広ベルト7は停止され、後続原稿P3
の画像読み取りが行われる(図31(b)参照)。な
お、この時点で先行原稿P1は、その後端が既に手差し
レジストローラ11のニップを抜けている為、排紙ロー
ラ12等によって単独搬送されて排紙トレイ10に排出
される。
【0242】なお、複数の原稿を画像読み取りする場合
には上述の作用が繰り返されるが、最終の画像読み取り
(すなわち、最終原稿Pnの第1面の画像読み取り)が
終了した時点では、プラテン3の上には2枚の原稿(最
終原稿Pnと最終前原稿Pn‐1)が載置された状態と
なる。そして、これらの原稿Pn,Pn‐1は、幅広ベ
ルト7の駆動によって排紙トレイ10に連続して排出さ
れる。
には上述の作用が繰り返されるが、最終の画像読み取り
(すなわち、最終原稿Pnの第1面の画像読み取り)が
終了した時点では、プラテン3の上には2枚の原稿(最
終原稿Pnと最終前原稿Pn‐1)が載置された状態と
なる。そして、これらの原稿Pn,Pn‐1は、幅広ベ
ルト7の駆動によって排紙トレイ10に連続して排出さ
れる。
【0243】[3−2]ラージサイズ両面原稿搬送モー
ド 次に、ラージサイズの両面原稿を搬送する場合の作用に
ついて、図34乃至図37に沿って説明する。
ド 次に、ラージサイズの両面原稿を搬送する場合の作用に
ついて、図34乃至図37に沿って説明する。
【0244】図34乃至37は、ラージサイズの両面原
稿を搬送するときの原稿の流れを示す模式図である。
稿を搬送するときの原稿の流れを示す模式図である。
【0245】本モードにおいても、ハーフサイズの場合
と同様に、反転給紙フラッパ22は図43の実線位置に
保持されて原稿搬送路(ハ)を閉塞すると共に反転給送
路(チ)を開放し、反転フラッパ23は図43の実線位
置に保持されて反転給送路(ト)を閉塞すると共に反転
給送路(リ)を開放している。
と同様に、反転給紙フラッパ22は図43の実線位置に
保持されて原稿搬送路(ハ)を閉塞すると共に反転給送
路(チ)を開放し、反転フラッパ23は図43の実線位
置に保持されて反転給送路(ト)を閉塞すると共に反転
給送路(リ)を開放している。
【0246】いま、オペレータが操作部にて複写条件を
入力し、スタートキー(コピーキー)を押すと、ハーフ
サイズの場合と同様に、分離モータ100及び搬送モー
タ101が起動されて分離処理及び斜行補正が行われ
る。
入力し、スタートキー(コピーキー)を押すと、ハーフ
サイズの場合と同様に、分離モータ100及び搬送モー
タ101が起動されて分離処理及び斜行補正が行われ
る。
【0247】また、原稿P1は、反転給送路(チ)
(ヘ)(リ)の側に導かれてプリ反転処理が行われ(図
34(a)参照)、搬送モータ101を停止することに
基づき後端が反転給送路(チ)を抜けた所定位置に停止
される。
(ヘ)(リ)の側に導かれてプリ反転処理が行われ(図
34(a)参照)、搬送モータ101を停止することに
基づき後端が反転給送路(チ)を抜けた所定位置に停止
される。
【0248】次に、搬送モータ101が停止されて所定
時間が経過した後に、該モータ101が逆方向に起動さ
れて第1反転ローラ17及び第2反転ローラ18が反対
方向に回転駆動されると共に、ベルトモータ102が起
動されて幅広ベルト7が正方向に回転駆動される。これ
により、原稿P1は、反転給排路(ホ)を通ってプラテ
ン3上の原稿搬送路(ニ)に導かれる(図34(b)参
照)。このとき、給排フラッパ25は図43の実線位置
に移動されているので、原稿P1の先端がプラテン3の
端部と衝突することが防止される。また、第1反転ロー
ラ17等の搬送速度と幅広ベルト7の搬送速度とは、特
別な場合を除いて等速となるように制御されている。
時間が経過した後に、該モータ101が逆方向に起動さ
れて第1反転ローラ17及び第2反転ローラ18が反対
方向に回転駆動されると共に、ベルトモータ102が起
動されて幅広ベルト7が正方向に回転駆動される。これ
により、原稿P1は、反転給排路(ホ)を通ってプラテ
ン3上の原稿搬送路(ニ)に導かれる(図34(b)参
照)。このとき、給排フラッパ25は図43の実線位置
に移動されているので、原稿P1の先端がプラテン3の
端部と衝突することが防止される。また、第1反転ロー
ラ17等の搬送速度と幅広ベルト7の搬送速度とは、特
別な場合を除いて等速となるように制御されている。
【0249】反転センサ38によって原稿P1の後端が
検知されると、所定時間経過後に幅広ベルト7の駆動は
停止され、原稿P1は固定読みモード時の画先位置に載
置される(図35(a)参照)。
検知されると、所定時間経過後に幅広ベルト7の駆動は
停止され、原稿P1は固定読みモード時の画先位置に載
置される(図35(a)参照)。
【0250】この状態で装置本体1のスキャナー204
が走査されて、原稿P1の第2面の画像読み取りが行わ
れる。
が走査されて、原稿P1の第2面の画像読み取りが行わ
れる。
【0251】原稿P1の第2面の画像読み取りが終了す
ると、原稿の反転処理が行われる。
ると、原稿の反転処理が行われる。
【0252】すなわち、反転フラッパ23は図43の鎖
線位置に切り換えられて、反転給送路(ト)を開放する
と共に反転給送路(リ)を閉塞し、反転給紙フラッパ2
2は図43の鎖線位置に保持されて原稿搬送路(ハ)を
開放すると共に反転給送路(チ)を閉塞し、給排フラッ
パ25は図43の鎖線位置に保持される。
線位置に切り換えられて、反転給送路(ト)を開放する
と共に反転給送路(リ)を閉塞し、反転給紙フラッパ2
2は図43の鎖線位置に保持されて原稿搬送路(ハ)を
開放すると共に反転給送路(チ)を閉塞し、給排フラッ
パ25は図43の鎖線位置に保持される。
【0253】一方、上述の画像読み取りが終了するとベ
ルトモータ102及び搬送モータ101が起動されて、
幅広ベルト7、第2給送ローラ9、第1反転ローラ17
及び第2反転ローラ18は逆方向に回転駆動される。こ
れにより、原稿P1は、反転給排路(ホ)→反転給送路
(ヘ)〜(ト)→原稿搬送路(ハ)を搬送される(図3
5(b)参照)。その後、原稿P1は、原稿搬送路
(ハ)を経由して原稿搬送路(ニ)に導かれる。
ルトモータ102及び搬送モータ101が起動されて、
幅広ベルト7、第2給送ローラ9、第1反転ローラ17
及び第2反転ローラ18は逆方向に回転駆動される。こ
れにより、原稿P1は、反転給排路(ホ)→反転給送路
(ヘ)〜(ト)→原稿搬送路(ハ)を搬送される(図3
5(b)参照)。その後、原稿P1は、原稿搬送路
(ハ)を経由して原稿搬送路(ニ)に導かれる。
【0254】ところで、プラテン3上の原稿P1が反転
給排路(ホ)に排出される際には、その原稿先端は反転
センサ38によって検知されるが、その検知タイミング
から所定時間経過した後に、幅広ベルト7は、駆動が停
止され、その後正方向に回転される。したがって、原稿
搬送路(ハ)まで搬送されている原稿P1は、幅広ベル
ト7によって原稿搬送路(ニ)に導かれる。なお、幅広
ベルト7の搬送速度は、原稿P1の先端が原稿搬送路
(ニ)に進入する時までに第2給送ローラ9の搬送速度
と一致するように制御がなされる。
給排路(ホ)に排出される際には、その原稿先端は反転
センサ38によって検知されるが、その検知タイミング
から所定時間経過した後に、幅広ベルト7は、駆動が停
止され、その後正方向に回転される。したがって、原稿
搬送路(ハ)まで搬送されている原稿P1は、幅広ベル
ト7によって原稿搬送路(ニ)に導かれる。なお、幅広
ベルト7の搬送速度は、原稿P1の先端が原稿搬送路
(ニ)に進入する時までに第2給送ローラ9の搬送速度
と一致するように制御がなされる。
【0255】なお、第2給送ローラ9の回転は、先行原
稿P1の後端が第2給送ローラ9のニップを抜けたとこ
ろで停止される。
稿P1の後端が第2給送ローラ9のニップを抜けたとこ
ろで停止される。
【0256】また、原稿搬送路(ニ)に進入した先行原
稿P1は、幅広ベルト7によって単独搬送されるが、そ
の後端が給紙センサ35によって検知されてから所定距
離搬送された後に、幅広ベルト7の駆動が停止される。
これにより、先行原稿P1はプラテン3上の所定位置
(固定読みモード時の画先位置)に第1面を下にした状
態で停止される。
稿P1は、幅広ベルト7によって単独搬送されるが、そ
の後端が給紙センサ35によって検知されてから所定距
離搬送された後に、幅広ベルト7の駆動が停止される。
これにより、先行原稿P1はプラテン3上の所定位置
(固定読みモード時の画先位置)に第1面を下にした状
態で停止される。
【0257】この位置で装置本体1のスキャナー204
が走査されて、原稿P1の第1面の画像読み取りが行わ
れる。
が走査されて、原稿P1の第1面の画像読み取りが行わ
れる。
【0258】また一方、給紙センサ35による先行原稿
P1後端の検知と前後して、給紙ローラ5や分離部Sが
駆動されて後続原稿P2が原稿トレイ4から分離給送さ
れ、第2給送ローラ9にて斜行取りが行われる。そし
て、第2給送ローラ9、第1反転ローラ17及び第2反
転ローラ18が駆動されて、後続原稿P2のプリ反転処
理を行う(図36(a)参照)。なお、後続原稿P2
は、先行原稿P1の画像読み取りが行われている間にプ
リ反転処理を完了し、その先端部が第1反転ローラ17
にニップされた状態で待機している(図36(b)参
照)。この時の先行原稿P1と待機している後続原稿P
2の紙間はL14になるように制御されている。
P1後端の検知と前後して、給紙ローラ5や分離部Sが
駆動されて後続原稿P2が原稿トレイ4から分離給送さ
れ、第2給送ローラ9にて斜行取りが行われる。そし
て、第2給送ローラ9、第1反転ローラ17及び第2反
転ローラ18が駆動されて、後続原稿P2のプリ反転処
理を行う(図36(a)参照)。なお、後続原稿P2
は、先行原稿P1の画像読み取りが行われている間にプ
リ反転処理を完了し、その先端部が第1反転ローラ17
にニップされた状態で待機している(図36(b)参
照)。この時の先行原稿P1と待機している後続原稿P
2の紙間はL14になるように制御されている。
【0259】そして、先行原稿P1の画像読み取りが終
了すると、第1反転ローラ17及び第2反転ローラ18
の逆転と幅広ベルト7の正転が開始され、後続原稿P2
がプラテン3まで搬送されてその位置で停止される(図
37参照)。このとき、先行原稿P1の後端は手差しレ
ジストローラ11のニップを抜けている。
了すると、第1反転ローラ17及び第2反転ローラ18
の逆転と幅広ベルト7の正転が開始され、後続原稿P2
がプラテン3まで搬送されてその位置で停止される(図
37参照)。このとき、先行原稿P1の後端は手差しレ
ジストローラ11のニップを抜けている。
【0260】この状態で、装置本体1のスキャナー20
4が走査されて、後続原稿P2の第2面の画像読み取り
が行われる。
4が走査されて、後続原稿P2の第2面の画像読み取り
が行われる。
【0261】以後、これと同様の動作が最終原稿Pnま
で続けられる。
で続けられる。
【0262】[4]手差しモード 次に、手差しモードの場合の作用について、図38乃至
図41に沿って説明する。
図41に沿って説明する。
【0263】まず、該作用の概略について、図38乃至
図40に沿って説明する。ここで、図38は、手差しモ
ードの場合の作用の概略を示すフローチャート図であ
り、図39及び図40は手差し原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図である。
図40に沿って説明する。ここで、図38は、手差しモ
ードの場合の作用の概略を示すフローチャート図であ
り、図39及び図40は手差し原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図である。
【0264】手差し原稿トレイ14に原稿がセットされ
ると(図39(a)参照)、手差し給紙処理(詳細は後
述)が開始され(図38manualmd1)、セット
された原稿がプラテン3の所定位置に搬送される(図3
9(b)参照)。
ると(図39(a)参照)、手差し給紙処理(詳細は後
述)が開始され(図38manualmd1)、セット
された原稿がプラテン3の所定位置に搬送される(図3
9(b)参照)。
【0265】その後、スキャナー204が走査されて、
原稿画像の読み取り処理が行われる(図38manua
lmd2)。そして、該処理が終了すると、排紙処理
(詳細は後述)によって原稿が排紙トレイ10に排出さ
れる(図38manualmd3、図40(a)参
照)。
原稿画像の読み取り処理が行われる(図38manua
lmd2)。そして、該処理が終了すると、排紙処理
(詳細は後述)によって原稿が排紙トレイ10に排出さ
れる(図38manualmd3、図40(a)参
照)。
【0266】その後、手差しレジストセンサ34により
原稿の後端が検知されるのを待ち(図38manual
md4)、該検知がなされると、手差し原稿検知センサ
370によって次原稿の有無を検知する(図38man
ualmd5)。そして、次原稿がある場合には上述の
動作を繰り返し(図38manualmd1〜manu
almd5、図40(b)参照)、次原稿が無い場合に
は一連の処理を終了する。
原稿の後端が検知されるのを待ち(図38manual
md4)、該検知がなされると、手差し原稿検知センサ
370によって次原稿の有無を検知する(図38man
ualmd5)。そして、次原稿がある場合には上述の
動作を繰り返し(図38manualmd1〜manu
almd5、図40(b)参照)、次原稿が無い場合に
は一連の処理を終了する。
【0267】次に、本モードの作用の詳細について図4
1に沿って説明する。ここで、図41は、手差しモード
のときの作用の詳細を示すフローチャート図である。
1に沿って説明する。ここで、図41は、手差しモード
のときの作用の詳細を示すフローチャート図である。
【0268】通常、排紙フラッパソレノイド109はオ
フされており、排紙フラッパ26及び手差しシャッタ2
8は図3の鎖線位置に保持されている。具体的には、排
紙フラッパ26はその先端部がプラテン3よりも低い位
置に保持されると共に、手差しシャッタ28は原稿搬送
路中に突出した状態に保持されている。したがって、こ
の手差し原稿トレイ14にオペレータが原稿をセットす
ると、該原稿は、手差しシャッタ28にその先端が突き
当てられた状態で載置される。
フされており、排紙フラッパ26及び手差しシャッタ2
8は図3の鎖線位置に保持されている。具体的には、排
紙フラッパ26はその先端部がプラテン3よりも低い位
置に保持されると共に、手差しシャッタ28は原稿搬送
路中に突出した状態に保持されている。したがって、こ
の手差し原稿トレイ14にオペレータが原稿をセットす
ると、該原稿は、手差しシャッタ28にその先端が突き
当てられた状態で載置される。
【0269】手差し原稿検知センサ370が、手差し原
稿トレイ14に原稿がセットされたことを検知すると、
排紙フラッパソレノイド109がオンされ(図41me
nt1)、排紙フラッパ26及び手差しシャッタ28は
不図示のリンク機構を介して図3の実線位置に移動され
る。また、排紙モータ104が起動されて手差し給紙ロ
ーラ13が回転駆動され(図41ment2)、原稿P
1は手差し搬送路(ル)内を搬送される。なお、この
間、手差しレジストローラ11は停止されている。
稿トレイ14に原稿がセットされたことを検知すると、
排紙フラッパソレノイド109がオンされ(図41me
nt1)、排紙フラッパ26及び手差しシャッタ28は
不図示のリンク機構を介して図3の実線位置に移動され
る。また、排紙モータ104が起動されて手差し給紙ロ
ーラ13が回転駆動され(図41ment2)、原稿P
1は手差し搬送路(ル)内を搬送される。なお、この
間、手差しレジストローラ11は停止されている。
【0270】その後、手差しレジストセンサ34がオン
することで原稿先端の通過を検知したら(図41men
t3)、排紙クロックから入力するクロック信号によっ
てカウントされる手差しループカウンタがカウントをス
タートし(図41ment4)、そのカウントが終了し
た時点で排紙モータ104の駆動が停止される(図41
ment5,ment6)。これにより、手差し給紙ロ
ーラ13によって搬送される原稿P1は、停止されてい
る手差しレジストローラ11に原稿先端が突き当てられ
て所定量のループが形成された状態で停止され、原稿P
1の斜行補正がなされる。
することで原稿先端の通過を検知したら(図41men
t3)、排紙クロックから入力するクロック信号によっ
てカウントされる手差しループカウンタがカウントをス
タートし(図41ment4)、そのカウントが終了し
た時点で排紙モータ104の駆動が停止される(図41
ment5,ment6)。これにより、手差し給紙ロ
ーラ13によって搬送される原稿P1は、停止されてい
る手差しレジストローラ11に原稿先端が突き当てられ
て所定量のループが形成された状態で停止され、原稿P
1の斜行補正がなされる。
【0271】その後、排紙モータ104及びベルトモー
タ102が起動され(図41ment7)、手差し給紙
ローラ13、手差しレジストローラ11及び幅広ベルト
7が回転駆動される。これにより、原稿P1は手差し搬
送路(ル)から原稿搬送路(ニ)に搬送される。
タ102が起動され(図41ment7)、手差し給紙
ローラ13、手差しレジストローラ11及び幅広ベルト
7が回転駆動される。これにより、原稿P1は手差し搬
送路(ル)から原稿搬送路(ニ)に搬送される。
【0272】なお、これらの排紙モータ104等の起動
と同時に、ベルトクロックから入力するクロック信号に
よってカウントするサイズチェックカウンタがスタート
され(図41ment8)、更に、ベルト励磁クロック
によってカウントされる手差しレジストカウンタがスタ
ートされる(図41ment9)。そして、手差しレジ
ストセンサ34のオフによって原稿後端の通過を検知す
ると(図41ment10)、サイズチェックカウンタ
のカウントが停止される。そして、そのデータに基づい
てサイズチェック処理(図41ment11)が行われ
る。
と同時に、ベルトクロックから入力するクロック信号に
よってカウントするサイズチェックカウンタがスタート
され(図41ment8)、更に、ベルト励磁クロック
によってカウントされる手差しレジストカウンタがスタ
ートされる(図41ment9)。そして、手差しレジ
ストセンサ34のオフによって原稿後端の通過を検知す
ると(図41ment10)、サイズチェックカウンタ
のカウントが停止される。そして、そのデータに基づい
てサイズチェック処理(図41ment11)が行われ
る。
【0273】また、手差しレジストセンサ34のオフに
よって、原稿後端が手差し給紙ローラ13を通過してい
ることを確認すると、排紙モータ104がオフされて手
差し給紙ローラ13の駆動が停止される(図41men
t12)。
よって、原稿後端が手差し給紙ローラ13を通過してい
ることを確認すると、排紙モータ104がオフされて手
差し給紙ローラ13の駆動が停止される(図41men
t12)。
【0274】そして、手差しレジストカウンタがカウン
トを終了すると(図41ment13)、ベルトモータ
102(幅広ベルト7)の駆動が停止され(図41me
nt14)、原稿P1はプラテン3上の所定位置(原稿
先端が第1画先位置R1に一致するような位置)に停止
される。
トを終了すると(図41ment13)、ベルトモータ
102(幅広ベルト7)の駆動が停止され(図41me
nt14)、原稿P1はプラテン3上の所定位置(原稿
先端が第1画先位置R1に一致するような位置)に停止
される。
【0275】この状態でスキャナー204が走査され、
原稿読み取り処理が行われる。
原稿読み取り処理が行われる。
【0276】なお、排紙フラッパソレノイド109はオ
フされ(図41ment15)、排紙フラッパ26及び
手差しシャッタ28は図3の鎖線位置に保持され、次の
原稿セットが可能な状態になっている。
フされ(図41ment15)、排紙フラッパ26及び
手差しシャッタ28は図3の鎖線位置に保持され、次の
原稿セットが可能な状態になっている。
【0277】また、原稿読み取り処理が終了すると、幅
広ベルト7が逆方向に回転駆動されると共に排紙ローラ
12及び搬送ローラ19が回転駆動され、原稿P1は排
紙トレイ10に排出される。なお、排紙フラッパ26は
鎖線位置に保持されているため、原稿は該フラッパ26
に干渉することなく円滑に排出される。また、上述のよ
うに排紙ローラ12が回転することによって手差し給紙
ローラ13も回転するが、手差しシャッタ28は鎖線位
置に保持されているために2枚目の原稿P2の給送は阻
止される。
広ベルト7が逆方向に回転駆動されると共に排紙ローラ
12及び搬送ローラ19が回転駆動され、原稿P1は排
紙トレイ10に排出される。なお、排紙フラッパ26は
鎖線位置に保持されているため、原稿は該フラッパ26
に干渉することなく円滑に排出される。また、上述のよ
うに排紙ローラ12が回転することによって手差し給紙
ローラ13も回転するが、手差しシャッタ28は鎖線位
置に保持されているために2枚目の原稿P2の給送は阻
止される。
【0278】一方、手差し原稿検知センサ370が次原
稿を検知すると、上述の作用が繰り返される。すなわ
ち、排紙フラッパソレノイド109がオンされると共に
排紙モータ104が起動され、これによって、排紙フラ
ッパ26及び手差しシャッタ28は図3の実線位置に移
動されると共に手差し給紙ローラ13が回転駆動されて
原稿が給送される。
稿を検知すると、上述の作用が繰り返される。すなわ
ち、排紙フラッパソレノイド109がオンされると共に
排紙モータ104が起動され、これによって、排紙フラ
ッパ26及び手差しシャッタ28は図3の実線位置に移
動されると共に手差し給紙ローラ13が回転駆動されて
原稿が給送される。
【0279】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
る。
【0280】本実施の形態によれば、搬送される原稿の
位置(例えば、原稿流し読み処理を行う場合における原
稿の待機位置)は、原稿が定型サイズの場合には、原稿
後端を基準とした原稿搬送量と規格原稿長とによって求
め、原稿が不定型サイズの場合には、原稿先端を基準と
した原稿搬送量によって求める。したがって、定型サイ
ズ/不定型サイズのいずれの場合も、原稿の位置を従来
よりも正確に把握することができる。その結果、待機位
置から光学系固定位置(R2)までの距離を適正にする
ことができ、該距離が短すぎてジャムが発生したりする
こともない。
位置(例えば、原稿流し読み処理を行う場合における原
稿の待機位置)は、原稿が定型サイズの場合には、原稿
後端を基準とした原稿搬送量と規格原稿長とによって求
め、原稿が不定型サイズの場合には、原稿先端を基準と
した原稿搬送量によって求める。したがって、定型サイ
ズ/不定型サイズのいずれの場合も、原稿の位置を従来
よりも正確に把握することができる。その結果、待機位
置から光学系固定位置(R2)までの距離を適正にする
ことができ、該距離が短すぎてジャムが発生したりする
こともない。
【0281】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
搬送されるシート材が定型サイズ/不定型サイズのいず
れの場合であっても、その搬送位置を正確に把握するこ
とができる。
搬送されるシート材が定型サイズ/不定型サイズのいず
れの場合であっても、その搬送位置を正確に把握するこ
とができる。
【図1】本発明に係る画像形成装置の全体構成を示す断
面図。
面図。
【図2】プリンタ部の詳細構造を示す断面図。
【図3】ADFの構造を示す詳細断面図。
【図4】原稿トレイの左端に配置された給紙ローラ等の
構造、その作用並びに給紙ローラの最大上昇位置を示す
図。
構造、その作用並びに給紙ローラの最大上昇位置を示す
図。
【図5】給紙ローラの最大下降位置を示す図。
【図6】揺動アーム等の構造を示す部品図。
【図7】給紙ローラ等の構造を示す平面図。
【図8】画像読み取り時における原稿とスキャナーとの
位置関係を示す図。
位置関係を示す図。
【図9】画像読み取り時における原稿とスキャナーとの
位置関係を示す図。
位置関係を示す図。
【図10】制御回路の回路構成を示すブロック図。
【図11】画像形成装置の作用の概略を示すフローチャ
ート図。
ート図。
【図12】ハーフサイズの片面原稿を搬送する場合の作
用の概略を示すフローチャート図。
用の概略を示すフローチャート図。
【図13】ハーフサイズの片面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図14】ハーフサイズの片面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図15】ハーフサイズの片面原稿を搬送するときの作
用の詳細を示すフローチャート図。
用の詳細を示すフローチャート図。
【図16】給紙ローラが原稿に当接している状態を示す
図。
図。
【図17】給紙ローラのピックアップDOWN処理を説
明するためのフローチャート図。
明するためのフローチャート図。
【図18】給紙ローラの待避ポジションを説明するため
の図。
の図。
【図19】分離処理を説明するためのフローチャート
図。
図。
【図20】サイズチェック処理を説明するためのフロー
チャート図。
チャート図。
【図21】原稿流し読み処理を説明するためのフローチ
ャート図。
ャート図。
【図22】給紙ローラのピックアップUP処理を説明す
るためのフローチャート図。
るためのフローチャート図。
【図23】排紙処理を説明するためのフローチャート
図。
図。
【図24】ラージサイズの片面原稿を搬送する場合の作
用の概略を示すフローチャート図。
用の概略を示すフローチャート図。
【図25】ラージサイズの片面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図26】ラージサイズの片面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図27】ハーフサイズの両面原稿を搬送する場合の作
用の概略を示すフローチャート図。
用の概略を示すフローチャート図。
【図28】ハーフサイズの両面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図29】ハーフサイズの両面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図30】ハーフサイズの両面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図31】ハーフサイズの両面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図32】ハーフサイズの両面原稿を搬送するときの作
用の詳細を示すフローチャート図。
用の詳細を示すフローチャート図。
【図33】両面原稿搬送モードにおける反転処理を説明
するためのフローチャート図。
するためのフローチャート図。
【図34】ラージサイズの両面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図35】ラージサイズの両面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図36】ラージサイズの両面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図37】ラージサイズの両面原稿を搬送するときの原
稿の流れを示す模式図。
稿の流れを示す模式図。
【図38】手差しモードの場合の作用の概略を示すフロ
ーチャート図。
ーチャート図。
【図39】手差し原稿を搬送するときの原稿の流れを示
す模式図。
す模式図。
【図40】手差し原稿を搬送するときの原稿の流れを示
す模式図。
す模式図。
【図41】手差しモードのときの作用の詳細を示すフロ
ーチャート図。
ーチャート図。
【図42】原稿の搬送経路等を説明するための図。
【図43】ADFの分離給紙部を示す図。
2 ADF(シート材搬送装置) 3 プラテン 4 原稿トレイ 5 給紙ローラ 6 分離ベルト 7 幅広ベルト(搬送手段) 8 分離搬送ローラ 9 第2給送ローラ(搬送手段) 16 第1給送ローラ 17 第1反転ローラ 18 第2反転ローラ 30 分離センサ 31 斜行検知センサ 33 反転検知センサ 34 手差しレジストセンサ 35 給紙センサ(シート材検知手段) 36 駆動ローラ 37 ターンローラ 39 レジストセンサ(シート材検知手段) 40a,40b 原稿セット検知センサ 41 原稿後端検知センサ 44 紙幅検知センサ(サイズ判断手段) 46,47 揺動位置センサ 51 昇降アーム 52 分離上ガイド板 53 揺動アーム 56 位置決めピン 59 分離下ガイド板 100 分離モータ 100b 分離クロックセンサ 103 揺動モータ 200 リーダ部 204 スキャナー(画像読み取り手段) 300 プリンタ部(画像出力部) G 画像形成装置 P 原稿 S 分離部 ホ、ヘ、ト 反転給送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 祐三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 シート材を搬送する搬送手段、を備えた
シート材搬送装置において、 シート材が定型サイズか不定型サイズかを判断するサイ
ズ判断手段と、 シート材の搬送方向の長さを検知する長さ検知手段と、 シート材先端の通過のタイミング並びにシート材後端の
通過のタイミングを検知して信号を出力するシート材検
知手段と、 該シート材検知手段からの信号を受けて、前記シート材
先端の通過のタイミング又は前記シート材後端の通過の
タイミング以降におけるシート材の搬送量を算出する搬
送量検知手段と、 該シート材検知手段の下流側にて搬送されるシート材の
先端位置を算出する搬送位置算出手段と、を備え、 前記サイズ判断手段によってシート材が定型サイズであ
ると判断された場合には、前記搬送位置算出手段は、前
記搬送量検知手段によって算出された前記シート材後端
の通過のタイミング以降におけるシート材の搬送量と、
前記長さ検知手段によって検知されたシート材の搬送方
向の長さと、によってシート材の先端位置を算出し、か
つ、 前記サイズ判断手段によってシート材が不定型サイズで
あると判断された場合には、前記搬送位置算出手段は、
前記搬送量検知手段によって算出された前記シート材先
端の通過のタイミング以降におけるシート材の搬送量
と、によってシート材の先端位置を算出する、 ことを特徴とするシート材搬送装置。 - 【請求項2】 前記サイズ判断手段は、シート材の搬送
方向の長さを検知することに基づき、シート材が定型サ
イズか不定型サイズかを判断する、 ことを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項3】 前記サイズ判断手段は、シート材の幅寸
法を検知することに基づき、シート材が定型サイズか不
定型サイズかを判断する、 ことを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項4】 原稿を搬送するシート材搬送装置と、原
稿の画像を読み取る画像読み取り手段と、読み取った画
像を出力する画像出力部と、を備えた画像形成装置にお
いて、 前記シート材搬送装置が、 原稿を搬送する搬送手段と、 原稿が定型サイズか不定型サイズかを判断するサイズ判
断手段と、 原稿の搬送方向の長さを検知する長さ検知手段と、 原稿先端の通過のタイミング並びに原稿後端の通過のタ
イミングを検知して信号を出力するシート材検知手段
と、 該シート材検知手段からの信号を受けて、前記原稿先端
の通過のタイミング又は前記原稿後端の通過のタイミン
グ以降における原稿の搬送量を算出する搬送量検知手段
と、 該シート材検知手段の下流側にて搬送される原稿の先端
位置を算出する搬送位置算出手段と、を備え、 前記サイズ判断手段によって原稿が定型サイズであると
判断された場合には、前記搬送位置算出手段は、前記搬
送量検知手段によって算出された前記原稿後端の通過の
タイミング以降における原稿の搬送量と、前記長さ検知
手段によって検知された原稿の搬送方向の長さと、によ
って原稿の先端位置を算出し、かつ、 前記サイズ判断手段によって原稿が不定型サイズである
と判断された場合には、前記搬送位置算出手段は、前記
搬送量検知手段によって算出された前記原稿先端の通過
のタイミング以降における原稿の搬送量と、によって原
稿の先端位置を算出する、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 前記サイズ判断手段は、原稿の搬送方向
の長さを検知することに基づき、原稿が定型サイズか不
定型サイズかを判断する、 ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記サイズ判断手段は、原稿の幅寸法を
検知することに基づき、原稿が定型サイズか不定型サイ
ズかを判断する、 ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記搬送手段が原稿を所定位置に停止さ
せている状態で、前記画像読み取り手段は、移動しなが
ら前記停止状態にある原稿の画像読み取りを行う、 ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載
の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記搬送手段は原稿を搬送し、前記画像
読み取り手段は、停止した状態で前記搬送される原稿の
画像読み取りを行う、 ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載
の画像形成装置。
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JP10138953A JPH11334932A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | シート材搬送装置、及び該シート材搬送装置を備えた画像形成装置 |
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JP10138953A JPH11334932A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | シート材搬送装置、及び該シート材搬送装置を備えた画像形成装置 |
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