JP2000003109A - 自動原稿送り装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
自動原稿送り装置を備えた画像形成装置Info
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- JP2000003109A JP2000003109A JP10167605A JP16760598A JP2000003109A JP 2000003109 A JP2000003109 A JP 2000003109A JP 10167605 A JP10167605 A JP 10167605A JP 16760598 A JP16760598 A JP 16760598A JP 2000003109 A JP2000003109 A JP 2000003109A
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Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動原稿送り装置により給送される原稿を、
複数の読み取り位置の何れかに移動させた読み取り手段
により適正に読み取り可能にする。 【解決手段】 自動原稿送り装置から給送しようとする
原稿サイズの、第1の原稿サイズ検知手段41,44に
よる検知結果に基づいて、スキャナーユニット204
を、複数の流し読み読み取りのうちの1つを、選択手段
47により選択して予め移動し、かつ、給送中の原稿の
真のサイズは第2のサイズ検知手段により検知する。選
択手段により選択された読み取り位置と、第2のサイズ
検知手段により検知された原稿の真のサイズとが、最適
な組み合わせでない場合には、自動原稿送り装置の原稿
給送動作が停止される。
複数の読み取り位置の何れかに移動させた読み取り手段
により適正に読み取り可能にする。 【解決手段】 自動原稿送り装置から給送しようとする
原稿サイズの、第1の原稿サイズ検知手段41,44に
よる検知結果に基づいて、スキャナーユニット204
を、複数の流し読み読み取りのうちの1つを、選択手段
47により選択して予め移動し、かつ、給送中の原稿の
真のサイズは第2のサイズ検知手段により検知する。選
択手段により選択された読み取り位置と、第2のサイズ
検知手段により検知された原稿の真のサイズとが、最適
な組み合わせでない場合には、自動原稿送り装置の原稿
給送動作が停止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動原稿送り装置
を備えた画像形成装置に係り、詳細には、例えば、複数
枚の原稿を送りながら複数の読み取り位置の1つに読み
取り手段を位置させて原稿を流し読みする自動原稿送り
装置を備えた画像形成装置に関する。
を備えた画像形成装置に係り、詳細には、例えば、複数
枚の原稿を送りながら複数の読み取り位置の1つに読み
取り手段を位置させて原稿を流し読みする自動原稿送り
装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流し読み機能を持つ自動原稿送り
装置を備えた画像形成装置では、原稿サイズに依らず全
ての原稿を流し読み可能なものや、所定の原稿サイズの
み流し読み可能で、それ以外のサイズの原稿は固定読み
のみ可能なものがある。
装置を備えた画像形成装置では、原稿サイズに依らず全
ての原稿を流し読み可能なものや、所定の原稿サイズの
み流し読み可能で、それ以外のサイズの原稿は固定読み
のみ可能なものがある。
【0003】これらで流し読みを行う場合、サイズ依存
の無い装置であれば、オペレータの設定した動作モード
により、流し読みを行うか否かを画像形成装置本体側で
判断し、自動原稿送り装置に原稿給紙を指示すると同時
に、流し読み動作か固定読み動作かの指示を行う。
の無い装置であれば、オペレータの設定した動作モード
により、流し読みを行うか否かを画像形成装置本体側で
判断し、自動原稿送り装置に原稿給紙を指示すると同時
に、流し読み動作か固定読み動作かの指示を行う。
【0004】また、原稿サイズに依存して流し読みが可
能な装置では、オペレータの設定したモードに加えて、
自動原稿送り装置に原稿が載置された時点で、載置され
た原稿サイズを判別し、流し読み可能か否かを自動原稿
送り装置からに本体に指示した結果から、流し読みを行
うか否かを画像形成装置本体側で判断し、自動原稿送り
装置に原稿給紙を指示すると同時に、流し読み動作か固
定読み動作かの指示を行う。
能な装置では、オペレータの設定したモードに加えて、
自動原稿送り装置に原稿が載置された時点で、載置され
た原稿サイズを判別し、流し読み可能か否かを自動原稿
送り装置からに本体に指示した結果から、流し読みを行
うか否かを画像形成装置本体側で判断し、自動原稿送り
装置に原稿給紙を指示すると同時に、流し読み動作か固
定読み動作かの指示を行う。
【0005】この様にして、自動原稿送り装置の原稿載
置と画像形成装置本体の読み取り動作との整合を取って
いる。
置と画像形成装置本体の読み取り動作との整合を取って
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では、流し
読みを行う時の読み取り位置が特定の1個所であったの
で、固定読み動作か流し読み動作かの整合のみを取って
いた。
読みを行う時の読み取り位置が特定の1個所であったの
で、固定読み動作か流し読み動作かの整合のみを取って
いた。
【0007】しかし、原稿サイズに依らず流し読み可能
で、かつ、原稿サイズによって流し読み読取位置が異な
る場合、オペレータの設定した動作モードにより、流し
読みを行うか否かを画像形成装置本体側で判断し、自動
原稿送り装置に原稿給紙を指示すると同時に、流し読み
動作か固定読み動作かの指示を行うだけでは、画像形成
装置の認識している読み取り位置と自動原稿送り装置の
認識している読み取り位置が異なったとしても、自動原
稿送り装置は動作上は問題無く動作するが、出力される
記録シート(トナー像の転写シート)の画像は、原稿に
一致しない現象が起こるため、複数の読み取り位置の何
処で、光学系による原稿の読み取り動作を行うかを、画
像形成装置又は自動原稿送り装置の何れかで判別し、そ
れに基づいて両者が動作を行っている。
で、かつ、原稿サイズによって流し読み読取位置が異な
る場合、オペレータの設定した動作モードにより、流し
読みを行うか否かを画像形成装置本体側で判断し、自動
原稿送り装置に原稿給紙を指示すると同時に、流し読み
動作か固定読み動作かの指示を行うだけでは、画像形成
装置の認識している読み取り位置と自動原稿送り装置の
認識している読み取り位置が異なったとしても、自動原
稿送り装置は動作上は問題無く動作するが、出力される
記録シート(トナー像の転写シート)の画像は、原稿に
一致しない現象が起こるため、複数の読み取り位置の何
処で、光学系による原稿の読み取り動作を行うかを、画
像形成装置又は自動原稿送り装置の何れかで判別し、そ
れに基づいて両者が動作を行っている。
【0008】この時、1枚目の転写シートの出力を早め
るためには、1枚目の原稿読み取りを早める必要があ
る。原稿の流し読みの場合、固定読みの場合に比べて画
像形成装置の光学系が読み取り位置まで移動する分の時
間だけ、1枚目の読み取りを開始するまでに余計な時間
が掛る。これを無くすには、自動原稿送り装置で、原稿
を原稿トレイから読み取り位置に搬送する間に、光学系
を所定の読み取り位置に移動しなくてはならない。
るためには、1枚目の原稿読み取りを早める必要があ
る。原稿の流し読みの場合、固定読みの場合に比べて画
像形成装置の光学系が読み取り位置まで移動する分の時
間だけ、1枚目の読み取りを開始するまでに余計な時間
が掛る。これを無くすには、自動原稿送り装置で、原稿
を原稿トレイから読み取り位置に搬送する間に、光学系
を所定の読み取り位置に移動しなくてはならない。
【0009】よって、原稿トレイから原稿搬送を開始す
る前に、原稿トレイ上で予め原稿サイズを検知して、原
稿サイズ毎に設定される光学系の読み取り位置を決定し
た後に、自動原稿送り装置と画像形成装置が動作を開始
する。
る前に、原稿トレイ上で予め原稿サイズを検知して、原
稿サイズ毎に設定される光学系の読み取り位置を決定し
た後に、自動原稿送り装置と画像形成装置が動作を開始
する。
【0010】しかし、原稿トレイから読み取り位置への
原稿搬送路内に設けられた、実際の原稿サイズを検知す
る検知手段の検知結果が、原稿トレイ上での判別結果と
異なった場合、予め読み取り位置へ移動した光学系の位
置が、最適な読み取り位置であるとは限らない問題があ
った。
原稿搬送路内に設けられた、実際の原稿サイズを検知す
る検知手段の検知結果が、原稿トレイ上での判別結果と
異なった場合、予め読み取り位置へ移動した光学系の位
置が、最適な読み取り位置であるとは限らない問題があ
った。
【0011】本発明は、自動原稿送り装置により給送さ
れる原稿を、複数の読み取り位置の何れかに移動させた
読み取り手段により適正に読み取り可能にした自動原稿
送り装置を備えた画像形成装置を提供することを目的と
するものである。
れる原稿を、複数の読み取り位置の何れかに移動させた
読み取り手段により適正に読み取り可能にした自動原稿
送り装置を備えた画像形成装置を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
原稿載置手段上に載置された原稿を読み取り部に給送す
る自動原稿送り装置と、前記原稿載置手段上に載置され
た原稿のサイズを検知する第1の原稿サイズ検知手段
と、該自動原稿送り装置により給送された原稿を読み取
る読み取り手段と、該流し読み手段を複数の読み取り位
置の1つに位置させて前記原稿を搬送しながら流し読み
する流し読み手段と、前記自動原稿送り装置上の原稿の
サイズに応じて前記読み取り手段の読み取り位置を選択
する選択手段と、前記読み取り部へ原稿を搬送する原稿
搬送路の前記読み取り手段の上流側に設けられ、搬送中
の原稿の真のサイズを検知する第2の原稿サイズ検知手
段と、前記読み取り手段により読み取られた原稿画像に
基づいて記録シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記選択手段により選択された前記読み取り手段の読み
取り位置と、前記第1の原稿サイズ検知手段により検知
された原稿サイズとが、最適な組み合わせでなかった場
合、前記自動原稿送り装置の原稿搬送動作を停止させる
制御手段と、有することを特徴とする。
原稿載置手段上に載置された原稿を読み取り部に給送す
る自動原稿送り装置と、前記原稿載置手段上に載置され
た原稿のサイズを検知する第1の原稿サイズ検知手段
と、該自動原稿送り装置により給送された原稿を読み取
る読み取り手段と、該流し読み手段を複数の読み取り位
置の1つに位置させて前記原稿を搬送しながら流し読み
する流し読み手段と、前記自動原稿送り装置上の原稿の
サイズに応じて前記読み取り手段の読み取り位置を選択
する選択手段と、前記読み取り部へ原稿を搬送する原稿
搬送路の前記読み取り手段の上流側に設けられ、搬送中
の原稿の真のサイズを検知する第2の原稿サイズ検知手
段と、前記読み取り手段により読み取られた原稿画像に
基づいて記録シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記選択手段により選択された前記読み取り手段の読み
取り位置と、前記第1の原稿サイズ検知手段により検知
された原稿サイズとが、最適な組み合わせでなかった場
合、前記自動原稿送り装置の原稿搬送動作を停止させる
制御手段と、有することを特徴とする。
【0013】請求項2に係る発明は、前記選択手段は、
自動原稿送り装置により原稿が給送される前に、前記第
1のサイズ検知手段により検知された原稿サイズに基づ
いて、前記読み取り手段の読み取り位置を選択すること
を特徴とする。
自動原稿送り装置により原稿が給送される前に、前記第
1のサイズ検知手段により検知された原稿サイズに基づ
いて、前記読み取り手段の読み取り位置を選択すること
を特徴とする。
【0014】請求項3に係る発明は、前記読み取り手段
は、前記選択手段の選択した位置に読み取り手段駆動手
段により移動されることを特徴とする。
は、前記選択手段の選択した位置に読み取り手段駆動手
段により移動されることを特徴とする。
【0015】請求項4に係る発明は、前記選択手段によ
り選択された前記読み取り手段の読み取り位置と、前記
第1の原稿サイズ検知手段により検知された原稿サイズ
とが、最適な組み合わせでなかった場合、前記自動原稿
送り装置は、前記選択手段により選択された読み取り位
置での適正な読み取りをしながら原稿搬送が可能である
か否かを判断する判断手段を有し、該判断手段により自
動原稿送り装置が原稿搬送を動作可能であると判断され
たら前記読み取り手段の最適でない読み取り位置での原
稿の読み取りを実施させ、動作不能であると判断された
ら前記自動原稿送り装置による原稿搬送動作を停止させ
る制御手段を有することを特徴とする。
り選択された前記読み取り手段の読み取り位置と、前記
第1の原稿サイズ検知手段により検知された原稿サイズ
とが、最適な組み合わせでなかった場合、前記自動原稿
送り装置は、前記選択手段により選択された読み取り位
置での適正な読み取りをしながら原稿搬送が可能である
か否かを判断する判断手段を有し、該判断手段により自
動原稿送り装置が原稿搬送を動作可能であると判断され
たら前記読み取り手段の最適でない読み取り位置での原
稿の読み取りを実施させ、動作不能であると判断された
ら前記自動原稿送り装置による原稿搬送動作を停止させ
る制御手段を有することを特徴とする。
【0016】請求項5に係る発明は、前記選択手段によ
り選択された前記読み取り手段の読み取り位置と、前記
原稿サイズ検知手段により検知された原稿サイズとが、
最適な組み合わせでないことで、前記自動原稿送り装置
の原稿搬送動作が停止された場合、前記読み取り手段の
読み取り位置を変更させる読み取り位置変更手段を有す
ることを特徴とする。
り選択された前記読み取り手段の読み取り位置と、前記
原稿サイズ検知手段により検知された原稿サイズとが、
最適な組み合わせでないことで、前記自動原稿送り装置
の原稿搬送動作が停止された場合、前記読み取り手段の
読み取り位置を変更させる読み取り位置変更手段を有す
ることを特徴とする。
【0017】[作用]以上構成に基づき、自動原稿送り
装置内の原稿は、第1の検知手段によりサイズ検知さ
れ、この検知結果に基づいて読み取り手段の読み取り位
置が選択手段により選択され、この選択された読み取り
位置に読み取り手段が移動される。自動原稿送り装置に
より搬送される原稿は、第2のサイズ検知手段により真
のサイズが検知されながら選択された読み取り位置に搬
送されながら読み取り手段により流し読みされる。この
読み取り手段により読み取られた原稿画像に基づいて画
像形成手段は、記録シートに画像を形成する。
装置内の原稿は、第1の検知手段によりサイズ検知さ
れ、この検知結果に基づいて読み取り手段の読み取り位
置が選択手段により選択され、この選択された読み取り
位置に読み取り手段が移動される。自動原稿送り装置に
より搬送される原稿は、第2のサイズ検知手段により真
のサイズが検知されながら選択された読み取り位置に搬
送されながら読み取り手段により流し読みされる。この
読み取り手段により読み取られた原稿画像に基づいて画
像形成手段は、記録シートに画像を形成する。
【0018】ここで、前記選択手段により選択された前
記読み取り手段の読み取り位置と、前記第1の原稿サイ
ズ検知手段により検知された原稿サイズとが、最適な組
み合わせでなかった場合には、前記自動原稿送り装置の
原稿搬送動作は停止されるように制御される。これによ
り、記録シートに異常画像が形成されるのが防止され
る。
記読み取り手段の読み取り位置と、前記第1の原稿サイ
ズ検知手段により検知された原稿サイズとが、最適な組
み合わせでなかった場合には、前記自動原稿送り装置の
原稿搬送動作は停止されるように制御される。これによ
り、記録シートに異常画像が形成されるのが防止され
る。
【0019】また、前記選択手段により選択された前記
読み取り手段の読み取り位置と、前記第1の原稿サイズ
検知手段により検知された原稿サイズとが、最適な組み
合わせでなかった場合に、この選択された読み取り位置
において、適正な読み取りができる状態で原稿搬送が可
能か否かを判断手段が判断して、動作可能であれば選択
された読み取り位置での原稿の流し読みが行われ、動作
不可能であれば、自動原稿送り装置の原稿搬送動作は停
止するように制御される。
読み取り手段の読み取り位置と、前記第1の原稿サイズ
検知手段により検知された原稿サイズとが、最適な組み
合わせでなかった場合に、この選択された読み取り位置
において、適正な読み取りができる状態で原稿搬送が可
能か否かを判断手段が判断して、動作可能であれば選択
された読み取り位置での原稿の流し読みが行われ、動作
不可能であれば、自動原稿送り装置の原稿搬送動作は停
止するように制御される。
【0020】また、前記選択手段により選択された前記
読み取り手段の読み取り位置と、前記第1の原稿サイズ
検知手段により検知された原稿サイズとが、最適な組み
合わせでなかった場合でないことで、前記自動原稿送り
装置の原稿搬送動作が停止された場合には、読み取り位
置変更手段により、読み取り手段の読み取り位置が、他
の読み取り位置に変更される。
読み取り手段の読み取り位置と、前記第1の原稿サイズ
検知手段により検知された原稿サイズとが、最適な組み
合わせでなかった場合でないことで、前記自動原稿送り
装置の原稿搬送動作が停止された場合には、読み取り位
置変更手段により、読み取り手段の読み取り位置が、他
の読み取り位置に変更される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動原稿送り
装置を備えた画像形成装置を図面を用いて説明する。
装置を備えた画像形成装置を図面を用いて説明する。
【0022】[画像形成装置の概要]・・・図1参照 本画像形成装置は、図1に示すとおり、画像入力部(以
下“リーダ部”という)200および画像出力部(以下
“プリンタ部”という)300を備えて構成された複写
機本体(画像形成装置本体)1と、該複写機本体1の上
方に配置された自動原稿送り装置(以下“ADF”とい
う)2と、を備えている。
下“リーダ部”という)200および画像出力部(以下
“プリンタ部”という)300を備えて構成された複写
機本体(画像形成装置本体)1と、該複写機本体1の上
方に配置された自動原稿送り装置(以下“ADF”とい
う)2と、を備えている。
【0023】リーダ部200は、複写機本体1の読取位
置であるプラテンガラス(プラテン)3に載置された原
稿Pの画像を光学的に読み取り、光電変換して画像デー
タとして入力するものである。このリーダ部200は、
プラテンガラス3、ランプ202、ミラー203とを有
するスキャナーユニット(読み取り手段)204、ミラ
ー205,206、レンズ207、イメージセンサ20
8等を有している。
置であるプラテンガラス(プラテン)3に載置された原
稿Pの画像を光学的に読み取り、光電変換して画像デー
タとして入力するものである。このリーダ部200は、
プラテンガラス3、ランプ202、ミラー203とを有
するスキャナーユニット(読み取り手段)204、ミラ
ー205,206、レンズ207、イメージセンサ20
8等を有している。
【0024】プリンタ部300は、リーダ部200によ
って読み取った画像を所定の記録シートに出力するため
の周知の画像形成部である。このプリンタ部300につ
いては、後ほど図2を用いて詳細に説明する。
って読み取った画像を所定の記録シートに出力するため
の周知の画像形成部である。このプリンタ部300につ
いては、後ほど図2を用いて詳細に説明する。
【0025】ADF2は、原稿Pを複写機本体1の所定
の読み取り位置にまで搬送するためのものである。AD
F2は、上方に原稿Pを積載される原稿トレイ(原稿載
置手段)4を有している。また、その下方には駆動ロー
ラ36及び他方のターンローラ37に巻回された幅広ベ
ルト7が配置されている。原稿トレイ4上の原稿Pは、
順次その最上紙から分離され、複写機本体1の読取位置
であるプラテンガラス(プラテン)3に搬送されるよう
になっている。
の読み取り位置にまで搬送するためのものである。AD
F2は、上方に原稿Pを積載される原稿トレイ(原稿載
置手段)4を有している。また、その下方には駆動ロー
ラ36及び他方のターンローラ37に巻回された幅広ベ
ルト7が配置されている。原稿トレイ4上の原稿Pは、
順次その最上紙から分離され、複写機本体1の読取位置
であるプラテンガラス(プラテン)3に搬送されるよう
になっている。
【0026】幅広ベルト7は、プラテン3上に当接して
おり、原稿トレイ4から搬送されて来た原稿Pを、プラ
テン3の上の所定位置に載置したり、プラテン3上の原
稿Pを排紙トレイ10上に搬出する。尚、原稿Pは上か
ら順に1ページ(2ページ)、3ページ(4ページ)・
・・の順番でトレイ4に載置される。このADF2につ
いては、この後詳細に説明する。上記スキャナーユニッ
ト204と、原稿Pをプラテンガラス3上で搬送する幅
広ベルト7とにより、原稿Pを搬送しながら読み取る流
し読み手段が構成されている。
おり、原稿トレイ4から搬送されて来た原稿Pを、プラ
テン3の上の所定位置に載置したり、プラテン3上の原
稿Pを排紙トレイ10上に搬出する。尚、原稿Pは上か
ら順に1ページ(2ページ)、3ページ(4ページ)・
・・の順番でトレイ4に載置される。このADF2につ
いては、この後詳細に説明する。上記スキャナーユニッ
ト204と、原稿Pをプラテンガラス3上で搬送する幅
広ベルト7とにより、原稿Pを搬送しながら読み取る流
し読み手段が構成されている。
【0027】尚、本発明はリーダ部200と、ADF2
が一体化された読取り装置としても適用可能である。
又、複写機本体1としてはADF2を備えることも可能
である。
が一体化された読取り装置としても適用可能である。
又、複写機本体1としてはADF2を備えることも可能
である。
【0028】以下、上記各部の詳細を説明する。
【0029】[ADF2]以下、ADF2を各部分ごと
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
【0030】1.原稿トレイおよびその周辺の構成 1.1 原稿トレイ・・・図4参照 原稿トレイ4は、シート状の原稿Pを積載するためのも
のである。原稿トレイ4には、1対の幅方向規制板が原
稿Pの幅方向にスライド自在に配置されている。この幅
方向規制板によって、原稿トレイ4に載置される原稿P
の幅方向を規制することで、給送時の安定性を確保でき
る。
のである。原稿トレイ4には、1対の幅方向規制板が原
稿Pの幅方向にスライド自在に配置されている。この幅
方向規制板によって、原稿トレイ4に載置される原稿P
の幅方向を規制することで、給送時の安定性を確保でき
る。
【0031】原稿トレイ4の搬送方向下流側端部には、
回動可能に構成されたストッパ21が配設されている。
このストッパ21を、必要に応じて所定の角度位置にま
で回動させておくことで、原稿トレイ4上にセットされ
た原稿Pが不用意に下流に進出するのを阻止できるよう
になっている。
回動可能に構成されたストッパ21が配設されている。
このストッパ21を、必要に応じて所定の角度位置にま
で回動させておくことで、原稿トレイ4上にセットされ
た原稿Pが不用意に下流に進出するのを阻止できるよう
になっている。
【0032】1.2 原稿トレイ上のセンサ・・・図4
参照 ストッパ21の上流部近傍には、原稿束がセットされた
ことを検出する原稿セット検知センサ40a,40bが
設けられている。本実施形態では、原稿セット検知セン
サ40a,40bとして、透過型の光センサを用いてい
る。
参照 ストッパ21の上流部近傍には、原稿束がセットされた
ことを検出する原稿セット検知センサ40a,40bが
設けられている。本実施形態では、原稿セット検知セン
サ40a,40bとして、透過型の光センサを用いてい
る。
【0033】さらに、原稿トレイ4の中程には、セット
された原稿Pのサイズがハーフサイズであるか否かを判
定するための原稿後端検知センサ41が設けられてい
る。この原稿後端検知センサ41は、ストッパ21から
225mmの距離に配置されており、長手原稿がセット
された場合にはその検知状態が“オン”となるようにな
っている。本実施形態では、原稿後端検知センサ41と
して反射型の光センサを用いている。
された原稿Pのサイズがハーフサイズであるか否かを判
定するための原稿後端検知センサ41が設けられてい
る。この原稿後端検知センサ41は、ストッパ21から
225mmの距離に配置されており、長手原稿がセット
された場合にはその検知状態が“オン”となるようにな
っている。本実施形態では、原稿後端検知センサ41と
して反射型の光センサを用いている。
【0034】原稿セット検知センサ40と後端検知セン
サ41の中間には、最終原稿検知センサ43が設けられ
ている。この最終原稿検知センサ43の検知結果は、搬
送中の原稿Pが、最終原稿であるか否かの判定に用いら
れている。本実施形態では、最終原稿検知センサ43と
して反射型の光センサを用いている。
サ41の中間には、最終原稿検知センサ43が設けられ
ている。この最終原稿検知センサ43の検知結果は、搬
送中の原稿Pが、最終原稿であるか否かの判定に用いら
れている。本実施形態では、最終原稿検知センサ43と
して反射型の光センサを用いている。
【0035】更に、原稿トレイ4の下部には、原稿トレ
イ4上にセットされた原稿束Pの幅方向の長さを検知す
る紙幅検知センサ44が設けられている。但し、本実施
形態の紙幅検知センサ44は、実際には、幅方向規制板
の位置を検出するようになっている。
イ4上にセットされた原稿束Pの幅方向の長さを検知す
る紙幅検知センサ44が設けられている。但し、本実施
形態の紙幅検知センサ44は、実際には、幅方向規制板
の位置を検出するようになっている。
【0036】上記原稿後端検知センサ41及び紙幅検知
センサ44により、原稿トレイ4上に載置された原稿P
のサイズを、予め検知する第1の原稿Pサイズ検知手段
が構成されている。
センサ44により、原稿トレイ4上に載置された原稿P
のサイズを、予め検知する第1の原稿Pサイズ検知手段
が構成されている。
【0037】2. 搬送機構 2.1 搬送パス ・・・図3、図5参照 図3に示すように、原稿トレイ4からプラテン3にかけ
ては、原稿Pをプラテン3上に誘導するための原稿給送
路(イ)(ロ)(ハ)が構成されている。この原稿給送
路(イ)(ロ)(ハ)は、屈曲(下方にわん曲)してプ
ラテン3上の原稿搬送路(ニ)に接続している。
ては、原稿Pをプラテン3上に誘導するための原稿給送
路(イ)(ロ)(ハ)が構成されている。この原稿給送
路(イ)(ロ)(ハ)は、屈曲(下方にわん曲)してプ
ラテン3上の原稿搬送路(ニ)に接続している。
【0038】原稿搬送路(イ)は、分離部で分離された
原稿Pが分離搬送ローラ8によって下流方向に搬送され
る搬送路である。
原稿Pが分離搬送ローラ8によって下流方向に搬送され
る搬送路である。
【0039】原稿給送路(ロ)からは反転給送路(チ)
(へ)(リ)が延びている。この反転給送路(チ)
(へ)(リ)は、原稿Pをプラテン3に搬送する前に表
裏反転するのに用いられる。
(へ)(リ)が延びている。この反転給送路(チ)
(へ)(リ)は、原稿Pをプラテン3に搬送する前に表
裏反転するのに用いられる。
【0040】反転給送路(チ)(へ)(リ)で反転され
た原稿Pは、スイッチバックして原稿P給排路(ホ)を
通リプラテン3に搬送され載置される。
た原稿Pは、スイッチバックして原稿P給排路(ホ)を
通リプラテン3に搬送され載置される。
【0041】更に、反転給送路(ヘ)からは原稿反転路
(ト)が分岐され原稿給送路(ロ)と合流できるように
なっている。搬送路(ホ)(ヘ)(ト)(ハ)を利用す
れば、プラテン3上にある原稿Pをスイッチバックさせ
て表裏反転し、再びプラテン3に戻すことができる。
(ト)が分岐され原稿給送路(ロ)と合流できるように
なっている。搬送路(ホ)(ヘ)(ト)(ハ)を利用す
れば、プラテン3上にある原稿Pをスイッチバックさせ
て表裏反転し、再びプラテン3に戻すことができる。
【0042】プラテン3上の原稿Pは、画像読みとりが
終了した後、プラテン上の原稿搬送路(ニ)、図1に示
す原稿排紙路(ヌ)を通して排紙トレイ10に排出され
る。
終了した後、プラテン上の原稿搬送路(ニ)、図1に示
す原稿排紙路(ヌ)を通して排紙トレイ10に排出され
る。
【0043】ADF2の右側には、開閉式の手差し原稿
トレイ14が設けられている(図1参照)。手差し原稿
トレイ14にセットされた原稿P(1枚原稿P)は、手
差し搬送路(ル)を通してプラテン3に給送出来るよう
になっている。
トレイ14が設けられている(図1参照)。手差し原稿
トレイ14にセットされた原稿P(1枚原稿P)は、手
差し搬送路(ル)を通してプラテン3に給送出来るよう
になっている。
【0044】2.2 ローラ ・・・図1、図3、図
4、図5参照 原稿給送路(イ)と(ロ)との間には、第1給送ローラ
16が設けられている。この第1給送ローラ16は、分
離部(分離ベルト6,分離搬送ローラ8)から送られて
くる原稿Pを拘束し、斜行を防止している。
4、図5参照 原稿給送路(イ)と(ロ)との間には、第1給送ローラ
16が設けられている。この第1給送ローラ16は、分
離部(分離ベルト6,分離搬送ローラ8)から送られて
くる原稿Pを拘束し、斜行を防止している。
【0045】また、分離搬送ローラ8にはワンウェー機
構が備えられている。これにより、原稿Pが第1給送ロ
ーラ16によって分離部から引き抜かれる時の搬送負荷
を軽減している。
構が備えられている。これにより、原稿Pが第1給送ロ
ーラ16によって分離部から引き抜かれる時の搬送負荷
を軽減している。
【0046】上記原稿搬送路(イ)(ロ)(ハ)と原稿
反転路(ト)の合流部には、第2給送ローラ9が配設さ
れている。この第2給送ローラ9は、到達した原稿Pに
ループを形成して、原稿Pの斜行を防止している。
反転路(ト)の合流部には、第2給送ローラ9が配設さ
れている。この第2給送ローラ9は、到達した原稿Pに
ループを形成して、原稿Pの斜行を防止している。
【0047】反転給送路(チ)(ヘ)(リ)には第1反
転ローラ17および第2反転ローラ18が設けられてい
る。第1反転ローラ17および第2反転ローラ18は、
原稿Pをループ状の反転路に沿って搬送する。
転ローラ17および第2反転ローラ18が設けられてい
る。第1反転ローラ17および第2反転ローラ18は、
原稿Pをループ状の反転路に沿って搬送する。
【0048】ADF2の右側には、手差し給紙ローラ1
3が設けられている。この手差し給紙ローラ13は、手
差し原稿トレイ14にセットされた原稿Pを、右から左
方向に給紙する。
3が設けられている。この手差し給紙ローラ13は、手
差し原稿トレイ14にセットされた原稿Pを、右から左
方向に給紙する。
【0049】手差し給紙ローラ13とプラテン3の間に
は、手差しレジストローラ11が設けられている。この
手差しレジストローラ11は、手差し給紙された原稿P
にループを形成することで斜行を防止する。さらに、こ
の手差しレジストローラ11はプラテン3からの原稿排
紙の中継を行っている。
は、手差しレジストローラ11が設けられている。この
手差しレジストローラ11は、手差し給紙された原稿P
にループを形成することで斜行を防止する。さらに、こ
の手差しレジストローラ11はプラテン3からの原稿排
紙の中継を行っている。
【0050】原稿排紙路(ヌ)には、排紙されてきた原
稿Pを排紙トレイ10に排出するための排紙ローラ12
が設けられている。
稿Pを排紙トレイ10に排出するための排紙ローラ12
が設けられている。
【0051】2.3 フラッパ ・・・図3、図4、図
5参照 図4、図5に搬送路上のフラッパの位置を示す。なお、
各給送路については、図3に示したとおりである。
5参照 図4、図5に搬送路上のフラッパの位置を示す。なお、
各給送路については、図3に示したとおりである。
【0052】第2給送ローラ9の搬送方向下流には、反
転給紙フラッパ22が設けられている。この反転給紙フ
ラッパ22は、原稿給送路(ハ)と反転給送路(チ)と
を切り替えるためのものである。この反転給紙フラッパ
22は、反転給送路(チ)(へ)(リ)へ原稿Pを搬送
する場合には、図5中実線で描いた状態になる。一方、
原稿給送路(ハ),原稿搬送路(ニ)へ原稿Pを搬送す
る場合には、揺動することで、図5中鎖線で描いた状態
になる。
転給紙フラッパ22が設けられている。この反転給紙フ
ラッパ22は、原稿給送路(ハ)と反転給送路(チ)と
を切り替えるためのものである。この反転給紙フラッパ
22は、反転給送路(チ)(へ)(リ)へ原稿Pを搬送
する場合には、図5中実線で描いた状態になる。一方、
原稿給送路(ハ),原稿搬送路(ニ)へ原稿Pを搬送す
る場合には、揺動することで、図5中鎖線で描いた状態
になる。
【0053】第2反転ローラ18の搬送方向下流には、
反転フラッパ23が設けられている。この反転フラッパ
23は、反転給送路(リ)と原稿反転路(ト)とを切り
替えるためのものである。
反転フラッパ23が設けられている。この反転フラッパ
23は、反転給送路(リ)と原稿反転路(ト)とを切り
替えるためのものである。
【0054】原稿給送路(ロ),反転給送路(チ)から
搬送されてくる原稿Pを表裏反転する場合、反転フラッ
パ23は、図5中実線で描いた状態となっている。一
方、プラテン3からの原稿Pを、原稿給排路(ホ)、反
転給送路(へ)、原稿反転路(ト)を通して反転させる
場合、揺動することで、図5中鎖線で描いた状態にな
る。
搬送されてくる原稿Pを表裏反転する場合、反転フラッ
パ23は、図5中実線で描いた状態となっている。一
方、プラテン3からの原稿Pを、原稿給排路(ホ)、反
転給送路(へ)、原稿反転路(ト)を通して反転させる
場合、揺動することで、図5中鎖線で描いた状態にな
る。
【0055】第1反転ローラ17の上流近傍にある反転
給送路(チ)と、原稿給排路(ホ)の合流部には、一方
向フラッパ24(マイラー等が貼付されている)が設け
られている。この一方向フラッパ24は、原稿Pを反転
給送路(チ)から反転給送路(へ)へ搬送する際のガイ
ドの役割を果たしている。また、原稿Pを反転給送路
(ト)(へ)から原稿給排路(ホ)を通してプラテン3
に搬送する際には、原稿Pが反転給送路(チ)への逆進
入を防止する役割を果たしている。
給送路(チ)と、原稿給排路(ホ)の合流部には、一方
向フラッパ24(マイラー等が貼付されている)が設け
られている。この一方向フラッパ24は、原稿Pを反転
給送路(チ)から反転給送路(へ)へ搬送する際のガイ
ドの役割を果たしている。また、原稿Pを反転給送路
(ト)(へ)から原稿給排路(ホ)を通してプラテン3
に搬送する際には、原稿Pが反転給送路(チ)への逆進
入を防止する役割を果たしている。
【0056】反転給排路(ホ)のプラテン3側には、反
転給紙フラッパ22と連動した給排フラッパ25が設け
られている。この給排フラッパ25は、原稿給排路
(ホ)からプラテン3に原稿Pを搬送する場合は、図5
中実線で示した状態になっており、プラテン3に進入す
る原稿Pの先端がプラテン3の端部と衝突するのを防止
している。また、プラテン3から原稿給排路(ホ)に原
稿Pを搬送する際には、揺動することで図5中鎖線で描
いた状態となり、プラテン3からの原稿Pをすくい取る
ようになっている。
転給紙フラッパ22と連動した給排フラッパ25が設け
られている。この給排フラッパ25は、原稿給排路
(ホ)からプラテン3に原稿Pを搬送する場合は、図5
中実線で示した状態になっており、プラテン3に進入す
る原稿Pの先端がプラテン3の端部と衝突するのを防止
している。また、プラテン3から原稿給排路(ホ)に原
稿Pを搬送する際には、揺動することで図5中鎖線で描
いた状態となり、プラテン3からの原稿Pをすくい取る
ようになっている。
【0057】プラテン3の右端と手差しレジストローラ
11の間には、排紙フラッパ26が設けられている(図
4参照)。排紙フラッパ26は、手差し搬送路(ル)か
らプラテン3に原稿Pを搬送する場合には、図4中実線
で描いた状態となっていて、プラテン3に進入する原稿
Pの先端がプラテン3の端部と衝突するのを防止してい
る。プラテン3から原稿排紙路(ヌ)に原稿Pを排出す
る場合は、揺動することで図4中鎖線で描いた状態にな
り、プラテン3からの原稿Pをすくい取るようになって
いる。
11の間には、排紙フラッパ26が設けられている(図
4参照)。排紙フラッパ26は、手差し搬送路(ル)か
らプラテン3に原稿Pを搬送する場合には、図4中実線
で描いた状態となっていて、プラテン3に進入する原稿
Pの先端がプラテン3の端部と衝突するのを防止してい
る。プラテン3から原稿排紙路(ヌ)に原稿Pを排出す
る場合は、揺動することで図4中鎖線で描いた状態にな
り、プラテン3からの原稿Pをすくい取るようになって
いる。
【0058】原稿排紙路(ヌ)と手差し搬送路(ル)の
合流部には、一方向の手差しフラッパ27が設けられて
いる(図4参照)。この手差しフラッパ27は、プラテ
ン3から原稿Pを排出する際に、手差し搬送路(ル)に
原稿Pが入り込むのを防止している。
合流部には、一方向の手差しフラッパ27が設けられて
いる(図4参照)。この手差しフラッパ27は、プラテ
ン3から原稿Pを排出する際に、手差し搬送路(ル)に
原稿Pが入り込むのを防止している。
【0059】手差し給紙ローラ13の搬送方向下流近傍
には、手差しシャッタ28が設けられている(図4参
照)。この手差しシャッタ28は、複写終了した原稿P
の排出中に、手差し原稿トレイ14にセットされた手差
し原稿Pが、手差しレジストローラ11に進入するのを
防止するためのものである。この時、手差し給紙ローラ
13と原稿Pがスリップするように、その搬送力は低く
設定されている。
には、手差しシャッタ28が設けられている(図4参
照)。この手差しシャッタ28は、複写終了した原稿P
の排出中に、手差し原稿トレイ14にセットされた手差
し原稿Pが、手差しレジストローラ11に進入するのを
防止するためのものである。この時、手差し給紙ローラ
13と原稿Pがスリップするように、その搬送力は低く
設定されている。
【0060】2.4 搬送パス上のセンサ ・・・図4
参照 分離搬送ローラ8と第1給送ローラ16の間には、分離
センサ30が設けられている。この分離センサ30は、
分離搬送ローラ8で搬送されてきた原稿Pを検出するた
めのものである。また、分離センサ30と搬送方向にお
ける同位置且つスラスト方向に所定距離離れた位置に
は、斜行検知センサ31が併設されている。斜行検知セ
ンサ31および分離センサ30の検出結果は、給送され
てきた原稿Pの斜行量を検出するのに用いられている。
本実施形態では、分離センサ30および斜行検知センサ
31として、透過型の光センサを用いている。
参照 分離搬送ローラ8と第1給送ローラ16の間には、分離
センサ30が設けられている。この分離センサ30は、
分離搬送ローラ8で搬送されてきた原稿Pを検出するた
めのものである。また、分離センサ30と搬送方向にお
ける同位置且つスラスト方向に所定距離離れた位置に
は、斜行検知センサ31が併設されている。斜行検知セ
ンサ31および分離センサ30の検出結果は、給送され
てきた原稿Pの斜行量を検出するのに用いられている。
本実施形態では、分離センサ30および斜行検知センサ
31として、透過型の光センサを用いている。
【0061】第1給送ローラ16の下流近傍には、混載
検知センサ32が設けられている。この混載検知センサ
32は、フラグの移動によって原稿Pを検出するための
ものである。後述する制御装置は、この混載検知センサ
32の検知結果と原稿トレイ4上の各種センサの検出結
果とを併せて判断することで、原稿トレイ4にサイズの
異なる原稿Pがセットされていることを、原稿P搬送中
に検出するようになっている。
検知センサ32が設けられている。この混載検知センサ
32は、フラグの移動によって原稿Pを検出するための
ものである。後述する制御装置は、この混載検知センサ
32の検知結果と原稿トレイ4上の各種センサの検出結
果とを併せて判断することで、原稿トレイ4にサイズの
異なる原稿Pがセットされていることを、原稿P搬送中
に検出するようになっている。
【0062】第2給送ローラ9の上流近傍には、給紙セ
ンサ35が配設されている。この給紙センサ35は、原
稿給送路(イ)(ロ)(ハ)及び原稿反転路(ト)のい
ずれかの搬送路を通過した原稿Pの、前端及び後端を検
知するためのものである。本実施形態では、この給紙セ
ンサ35として透過型の光センサを用いている。
ンサ35が配設されている。この給紙センサ35は、原
稿給送路(イ)(ロ)(ハ)及び原稿反転路(ト)のい
ずれかの搬送路を通過した原稿Pの、前端及び後端を検
知するためのものである。本実施形態では、この給紙セ
ンサ35として透過型の光センサを用いている。
【0063】給送ローラ9の下流には、レジストセンサ
39が配設されている。このレジストセンサ39は、原
稿Pの後端を検出するためのものである。その検出結果
は、原稿Pの停止位置の制御に用いられている。本実施
形態では、このレジストセンサ39として透過型の光セ
ンサを用いている。
39が配設されている。このレジストセンサ39は、原
稿Pの後端を検出するためのものである。その検出結果
は、原稿Pの停止位置の制御に用いられている。本実施
形態では、このレジストセンサ39として透過型の光セ
ンサを用いている。
【0064】反転搬送路(ホ)には、反転センサ50が
配設されている。この反転センサ50は、プラテン3か
ら排出された原稿P、または、プラテン3に進入する原
稿Pを検出するためのものである。本実施形態では、こ
の反転センサ50として透過型の光センサを用いてい
る。
配設されている。この反転センサ50は、プラテン3か
ら排出された原稿P、または、プラテン3に進入する原
稿Pを検出するためのものである。本実施形態では、こ
の反転センサ50として透過型の光センサを用いてい
る。
【0065】反転給送路(リ)には、反転検知センサ3
3が設けられている。この反転検知センサ33は、原稿
Pが反転給送路(リ)に導かれたことを検出するための
ものである。本実施形態では、この反転検知センサ33
として、フラグ移動によって原稿Pを検出するタイプの
ものを用いている。
3が設けられている。この反転検知センサ33は、原稿
Pが反転給送路(リ)に導かれたことを検出するための
ものである。本実施形態では、この反転検知センサ33
として、フラグ移動によって原稿Pを検出するタイプの
ものを用いている。
【0066】手差しレジストローラ11の排紙方向下流
近傍には、手差しレジストセンサ34が設けられてい
る。手差しレジストセンサ34は、手差し搬送路(ル)
からの原稿Pを検出するとともに、プラテン3から原稿
P排出路(ヌ)へ排出される原稿Pを検出するためのも
のである。本実施形態では、この手差しレジストセンサ
34として透過型の光センサを用いている。
近傍には、手差しレジストセンサ34が設けられてい
る。手差しレジストセンサ34は、手差し搬送路(ル)
からの原稿Pを検出するとともに、プラテン3から原稿
P排出路(ヌ)へ排出される原稿Pを検出するためのも
のである。本実施形態では、この手差しレジストセンサ
34として透過型の光センサを用いている。
【0067】手差し給紙ローラ13の手差し原稿トレイ
14側には、手差し原稿検知センサ60が設けられてい
る。手差し原稿検知センサ60は、手差し原稿トレイ1
4に原稿Pがセットされたことを検出するためのもので
ある。本実施形態ではこの手差し原稿検知センサ60と
して、フラグ移動によって原稿Pを検出するものを用い
ている。
14側には、手差し原稿検知センサ60が設けられてい
る。手差し原稿検知センサ60は、手差し原稿トレイ1
4に原稿Pがセットされたことを検出するためのもので
ある。本実施形態ではこの手差し原稿検知センサ60と
して、フラグ移動によって原稿Pを検出するものを用い
ている。
【0068】2.5 駆動系統 ・・・図4、図5参照 図4は、各搬送ローラ及びフラッパを駆動するためのモ
ータ及びソレノイド類を示す駆動系統図を示している。
ータ及びソレノイド類を示す駆動系統図を示している。
【0069】分離モータ100は、分離部(分離搬送ロ
ーラ8,分離ベルト6)を、原稿の搬送方向、戻し方向
にそれぞれ駆動するためのものである。この分離モータ
100の駆動力は、分離クラッチ106を介して給紙ロ
ーラ5へも伝えられてこれを駆動している。本実施形態
では、分離モータ100として、PLL制御されたDC
ブラシモータを用いている。
ーラ8,分離ベルト6)を、原稿の搬送方向、戻し方向
にそれぞれ駆動するためのものである。この分離モータ
100の駆動力は、分離クラッチ106を介して給紙ロ
ーラ5へも伝えられてこれを駆動している。本実施形態
では、分離モータ100として、PLL制御されたDC
ブラシモータを用いている。
【0070】この分離モータ100には、分離モータ1
00が回転したときその回転数に比例したクロックパル
ス(分離クロック)を発生する機構が取り付けられてい
る。この機構は、分離モータ100のモータ軸に取り付
けられた複数のスリットを備えたクロック板100a
と、透過型の光センサである分離クロックセンサ100
bとによって構成されている。
00が回転したときその回転数に比例したクロックパル
ス(分離クロック)を発生する機構が取り付けられてい
る。この機構は、分離モータ100のモータ軸に取り付
けられた複数のスリットを備えたクロック板100a
と、透過型の光センサである分離クロックセンサ100
bとによって構成されている。
【0071】搬送モータ101は、第2給送ローラ9、
第1反転ローラ17、第2反転ローラ18を駆動するた
めのものである。本実施形態では、搬送モータ101と
して、正逆回転可能なステッピングモータを用いてい
る。
第1反転ローラ17、第2反転ローラ18を駆動するた
めのものである。本実施形態では、搬送モータ101と
して、正逆回転可能なステッピングモータを用いてい
る。
【0072】この搬送モータ101には、搬送モータ1
01が回転したときその回転数に比例したクロックパル
スを発生する機構(第2のサイズ検知手段)101a,
101bが備えつけられている。この機構は、第2給送
ローラ9の従動ローラ軸に取り付けられた複数のスリッ
トを備えたクロック板101aと、透過型の光センサで
ある反転クロックセンサ101bとによって構成されて
いる。この機構の発するクロックパルス数と、搬送モー
タ101の駆動クロック数とに基づいて、第2給送ロー
ラ9で原稿Pを搬送している際のスリップ量を計測でき
る。
01が回転したときその回転数に比例したクロックパル
スを発生する機構(第2のサイズ検知手段)101a,
101bが備えつけられている。この機構は、第2給送
ローラ9の従動ローラ軸に取り付けられた複数のスリッ
トを備えたクロック板101aと、透過型の光センサで
ある反転クロックセンサ101bとによって構成されて
いる。この機構の発するクロックパルス数と、搬送モー
タ101の駆動クロック数とに基づいて、第2給送ロー
ラ9で原稿Pを搬送している際のスリップ量を計測でき
る。
【0073】上記クロックパルス発生機構101a,1
01bは、原稿トレイ4から給送された原稿Pの真のサ
イズを検知する第2のサイズ検知手段が構成されてい
る。
01bは、原稿トレイ4から給送された原稿Pの真のサ
イズを検知する第2のサイズ検知手段が構成されてい
る。
【0074】ベルトモータ102は、幅広ベルト7およ
び手差しレジストローラ11を駆動させるためのもので
ある。このベルトモータ102の駆動力は、駆動ローラ
36を介して幅広ベルト7に伝達されている。この後、
この駆動力は、幅広ベルト7およびターンローラ37を
介して手差しレジストローラ11に伝えられる。この場
合、プラテン3上の原稿Pの搬送速度と、手差しレジス
トローラ11による搬送速度とは、等しくなるように設
定されている。本実施形態では、ベルトモータ102と
して、正逆回転可能なステッピングモータを用いてい
る。
び手差しレジストローラ11を駆動させるためのもので
ある。このベルトモータ102の駆動力は、駆動ローラ
36を介して幅広ベルト7に伝達されている。この後、
この駆動力は、幅広ベルト7およびターンローラ37を
介して手差しレジストローラ11に伝えられる。この場
合、プラテン3上の原稿Pの搬送速度と、手差しレジス
トローラ11による搬送速度とは、等しくなるように設
定されている。本実施形態では、ベルトモータ102と
して、正逆回転可能なステッピングモータを用いてい
る。
【0075】揺動モータ103は、給紙ローラ5の昇降
アームを駆動するためのものである。本実施形態では、
揺動モータ103として、正逆回転可能なステッピング
モータを用いている。
アームを駆動するためのものである。本実施形態では、
揺動モータ103として、正逆回転可能なステッピング
モータを用いている。
【0076】排紙モータ104は、排紙ローラ12およ
び手差し給紙ローラ13を駆動するためのものである。
本実施形態では排紙モータ104として、FGサーボ制
御式のDCモータを用いている。
び手差し給紙ローラ13を駆動するためのものである。
本実施形態では排紙モータ104として、FGサーボ制
御式のDCモータを用いている。
【0077】この排紙モータ104には、その回転数に
比例したクロックパルスを発生させるための機構がとり
つけられている。この機構は、排紙モータ104のモー
タ軸に取り付けられた複数のスリットを備えたクロック
板104aと、透過型の光センサである排紙クロックセ
ンサ104bとによって構成されている。
比例したクロックパルスを発生させるための機構がとり
つけられている。この機構は、排紙モータ104のモー
タ軸に取り付けられた複数のスリットを備えたクロック
板104aと、透過型の光センサである排紙クロックセ
ンサ104bとによって構成されている。
【0078】ストッパソレノイド105は、原稿トレイ
4の給紙端にあるストッパ21を駆動するものである。
ストッパ21はオフ時には図5中において実線で示した
位置にあり、オン時には図5中において鎖線で示した位
置へと揺動する。
4の給紙端にあるストッパ21を駆動するものである。
ストッパ21はオフ時には図5中において実線で示した
位置にあり、オン時には図5中において鎖線で示した位
置へと揺動する。
【0079】分離クラッチ106は、分離モータ100
の駆動力の、給紙ローラ5,分離ベルト6および分離搬
送ローラ8への伝達/遮断を制御するためのものであ
る。
の駆動力の、給紙ローラ5,分離ベルト6および分離搬
送ローラ8への伝達/遮断を制御するためのものであ
る。
【0080】パス切り替えソレノイド107は、反転給
紙フラッパ22、給排フラッパ25を駆動するものであ
る。パス切り替えソレノイド107がオフになっている
ときは、反転給紙フラッパ22および給排フラッパ25
は、それぞれ図5中の実線で描いた状態にある。一方、
パス切り替えソレノイド107がオンになっているとき
は、反転給紙フラッパ22および給排フラッパ25は、
揺動することでそれぞれ図5中の鎖線で描いた状態にな
る。
紙フラッパ22、給排フラッパ25を駆動するものであ
る。パス切り替えソレノイド107がオフになっている
ときは、反転給紙フラッパ22および給排フラッパ25
は、それぞれ図5中の実線で描いた状態にある。一方、
パス切り替えソレノイド107がオンになっているとき
は、反転給紙フラッパ22および給排フラッパ25は、
揺動することでそれぞれ図5中の鎖線で描いた状態にな
る。
【0081】反転フラッパソレノイド108は、反転フ
ラッパ23を駆動するものである。反転フラッパソレノ
イド108がオフになっているときには、反転フラッパ
23は、図5中における実線で描いた状態にある。一
方、この反転フラッパソレノイド108がオンになって
いるときには、反転フラッパ23は揺動して図5中にお
いて鎖線で描いた状態になる。
ラッパ23を駆動するものである。反転フラッパソレノ
イド108がオフになっているときには、反転フラッパ
23は、図5中における実線で描いた状態にある。一
方、この反転フラッパソレノイド108がオンになって
いるときには、反転フラッパ23は揺動して図5中にお
いて鎖線で描いた状態になる。
【0082】排紙フラッパソレノイド109は、排紙フ
ラッパ26および手差しシャッタ28を駆動するもので
ある。排紙フラッパソレノイド109がオフになってい
るときには、排紙フラッパ26および手差しシャッタ2
8は、図中鎖線で描いた状態になっている。一方、排紙
フラッパソレノイド109がオンになっているときに
は、排紙フラッパ26および手差しシャッタ28は揺動
して、図中実線で描いた状態になる。
ラッパ26および手差しシャッタ28を駆動するもので
ある。排紙フラッパソレノイド109がオフになってい
るときには、排紙フラッパ26および手差しシャッタ2
8は、図中鎖線で描いた状態になっている。一方、排紙
フラッパソレノイド109がオンになっているときに
は、排紙フラッパ26および手差しシャッタ28は揺動
して、図中実線で描いた状態になる。
【0083】2.6 原稿の読みとり位置 ・・・図
6、図7参照 図6は、プラテン3上の原稿原稿読取位置を示した図で
ある。
6、図7参照 図6は、プラテン3上の原稿原稿読取位置を示した図で
ある。
【0084】原稿原稿読取位置は、3カ所(読み取り位
置R1,読み取り位置R2,読み取り位置R3)あり、
原稿搬送モード,搬送する原稿サイズに応じてこのうち
のいずれかが選択されるようになっている。
置R1,読み取り位置R2,読み取り位置R3)あり、
原稿搬送モード,搬送する原稿サイズに応じてこのうち
のいずれかが選択されるようになっている。
【0085】読み取り位置R1は、両面原稿モードにお
いて使用される。この場合、画像の読みとりは、原稿P
をその原稿端をこの読み取り位置R1に合わせて載置し
た状態で、複写機本体1のスキャナーユニット204を
走査させることで行われる(固定読取モード)。
いて使用される。この場合、画像の読みとりは、原稿P
をその原稿端をこの読み取り位置R1に合わせて載置し
た状態で、複写機本体1のスキャナーユニット204を
走査させることで行われる(固定読取モード)。
【0086】読み取り位置R2は、片面原稿モードにお
いてハーフサイズ原稿を読み取る際に使用される。この
場合、画像の読みとりは、スキャナーユニット204を
読み取り位置R2に固定しておき、原稿Pを搬送しなが
ら行われる(流し読取りモード)。
いてハーフサイズ原稿を読み取る際に使用される。この
場合、画像の読みとりは、スキャナーユニット204を
読み取り位置R2に固定しておき、原稿Pを搬送しなが
ら行われる(流し読取りモード)。
【0087】読み取り位置R3は、片面原稿モード時の
ラージサイズ原稿、及びハーフサイズ原稿が縦送りされ
た場合に使用される。この場合、画像の読みとりは、ス
キャナーユニット204を読み取り位置R3に固定して
おき、原稿Pを搬送しながら行われる(流し読取りモー
ド)。
ラージサイズ原稿、及びハーフサイズ原稿が縦送りされ
た場合に使用される。この場合、画像の読みとりは、ス
キャナーユニット204を読み取り位置R3に固定して
おき、原稿Pを搬送しながら行われる(流し読取りモー
ド)。
【0088】図6において、図中示したL1は、第2給
送ローラ9のニップ点から読み取り位置R1までの距離
である。L2は、第2給送ローラ9のニップ点から読み
取り位置R2までの距離である。L3は、第2給送ロー
ラ9のニップ点から読み取り位置R3までの距離であ
る。
送ローラ9のニップ点から読み取り位置R1までの距離
である。L2は、第2給送ローラ9のニップ点から読み
取り位置R2までの距離である。L3は、第2給送ロー
ラ9のニップ点から読み取り位置R3までの距離であ
る。
【0089】図7に示すL4は、読み取り位置R1か
ら、プラテン3の左側に載置されたハーフサイズ原稿の
待機のための停止位置までの距離である。L5は、待機
位置に停止した原稿Pの先端から読み取り位置R2まで
の距離である。L6は、先行原稿Pの後端から後続原稿
の先端までの距離(以下“紙間距離”という)の設定値
である。搬送中は、紙間距離がこのL6となるように制
御されている。L7は、読み取り位置R1から手差しレ
ジローラ11までの距離である。
ら、プラテン3の左側に載置されたハーフサイズ原稿の
待機のための停止位置までの距離である。L5は、待機
位置に停止した原稿Pの先端から読み取り位置R2まで
の距離である。L6は、先行原稿Pの後端から後続原稿
の先端までの距離(以下“紙間距離”という)の設定値
である。搬送中は、紙間距離がこのL6となるように制
御されている。L7は、読み取り位置R1から手差しレ
ジローラ11までの距離である。
【0090】ハーフサイズ原稿の搬送方向の長さをLp
hとしたとき、下記関係式が成立するようにハーフサイ
ズ原稿の停止位置が制御される。
hとしたとき、下記関係式が成立するようにハーフサイ
ズ原稿の停止位置が制御される。
【0091】L7<[L4+2×L6+Lph] L2>[L5−Lph] その結果、図7に示すように、プラテン3上に原稿P
n,Pn−1が停止しているときでも、先行する原稿P
n−2の後端は、手差しレジストローラ11のニップを
抜ける。また、画像形成のため待機している原稿Pnの
後端は、第2給送ローラ9のニップを抜ける。
n,Pn−1が停止しているときでも、先行する原稿P
n−2の後端は、手差しレジストローラ11のニップを
抜ける。また、画像形成のため待機している原稿Pnの
後端は、第2給送ローラ9のニップを抜ける。
【0092】2.7 搬送動作 この原稿搬送装置の原稿搬送動作について説明する。
【0093】該搬送の際には、まず、各原稿搬送モード
において共通する分離動作が行われ、その後、原稿搬送
モードごとに異なる動作が行われることになる。以下に
おいては、分離動作と、各原稿搬送モード固有の動作と
に分けて説明する。なお、搬送順を明確にするため、先
に搬送された原稿Pを“先行原稿”と、また、後から搬
送された原稿Pを“後続原稿”と呼ぶ場合がある。
において共通する分離動作が行われ、その後、原稿搬送
モードごとに異なる動作が行われることになる。以下に
おいては、分離動作と、各原稿搬送モード固有の動作と
に分けて説明する。なお、搬送順を明確にするため、先
に搬送された原稿Pを“先行原稿”と、また、後から搬
送された原稿Pを“後続原稿”と呼ぶ場合がある。
【0094】2.7.1 分離動作 原稿セット検知センサ40a,40bによって原稿トレ
イ4上の原稿束が検出されると、分離前動作が開始され
る。すなわち、まず、給紙ローラ5が降下されて原稿束
上に着地する。以後の説明では、原稿トレイ4上に積載
されている原稿を上から順に原稿P1、原稿P2、原稿
P3・・・とする。また、特に原稿順を指定しない場合
は原稿Pとする。
イ4上の原稿束が検出されると、分離前動作が開始され
る。すなわち、まず、給紙ローラ5が降下されて原稿束
上に着地する。以後の説明では、原稿トレイ4上に積載
されている原稿を上から順に原稿P1、原稿P2、原稿
P3・・・とする。また、特に原稿順を指定しない場合
は原稿Pとする。
【0095】複写機の操作部で複写条件が入力され、ス
タートキーが押されると、プラテン3上のセンサ等によ
って原稿サイズの検出が行われる。更に、ストッパ21
がストッパソレノイド105によって作動されて、原稿
束の進路が解放される。原稿束は給紙ローラ5の給送を
受けて、原稿P1(最上位の原稿)が下流部へ進出す
る。
タートキーが押されると、プラテン3上のセンサ等によ
って原稿サイズの検出が行われる。更に、ストッパ21
がストッパソレノイド105によって作動されて、原稿
束の進路が解放される。原稿束は給紙ローラ5の給送を
受けて、原稿P1(最上位の原稿)が下流部へ進出す
る。
【0096】分離搬送ローラ8が原稿搬送方向に、分離
ベルト6が原稿戻し方向にそれぞれ回転することで、原
稿トレイ4から進出してきた原稿Pを1枚毎に分離し、
該分離した原稿を下流に搬送する。
ベルト6が原稿戻し方向にそれぞれ回転することで、原
稿トレイ4から進出してきた原稿Pを1枚毎に分離し、
該分離した原稿を下流に搬送する。
【0097】分離部を通過した原稿Pは、分離センサ3
0および斜行センサ31によって斜行検知が行われた
後、第1給送ローラ16によって拘束搬送される。
0および斜行センサ31によって斜行検知が行われた
後、第1給送ローラ16によって拘束搬送される。
【0098】第1給送ローラ16によって原稿搬送が行
われると、給紙ローラ5は上昇する。続いて、分離ベル
ト6および分離搬送ローラ8が停止する。これらの停止
は、クラッチ106をオフにして、分離ベルト6および
分離搬送ローラ8の駆動を切り離すことで行われる。
われると、給紙ローラ5は上昇する。続いて、分離ベル
ト6および分離搬送ローラ8が停止する。これらの停止
は、クラッチ106をオフにして、分離ベルト6および
分離搬送ローラ8の駆動を切り離すことで行われる。
【0099】上記駆動の停止後、分離搬送ローラ8は、
搬送中の原稿Pの動きに追従して回転(つれ回り)す
る。
搬送中の原稿Pの動きに追従して回転(つれ回り)す
る。
【0100】原稿Pは第1給送ローラ16だけで搬送さ
れ、停止している第2給送ローラ9に突き当てられるこ
とで周知の斜行取りが行われる。
れ、停止している第2給送ローラ9に突き当てられるこ
とで周知の斜行取りが行われる。
【0101】原稿Pの斜行取りが終了すると、第1給送
ローラ16と第2給送ローラ9とは同時に回転し始め
る。この場合、第1給送ローラ16および第2給送ロー
ラ9は、その搬送速度が一致するように同期速度制御さ
れている。
ローラ16と第2給送ローラ9とは同時に回転し始め
る。この場合、第1給送ローラ16および第2給送ロー
ラ9は、その搬送速度が一致するように同期速度制御さ
れている。
【0102】以上で原稿Pの分離動作の説明を終わる。
これ以降は、各原稿搬送モードそれぞれの動作が行われ
ることになる。
これ以降は、各原稿搬送モードそれぞれの動作が行われ
ることになる。
【0103】2.7.2 各原稿搬送モードにおける動
作 前述した原稿分離動作後の動作を、各原稿搬送モード
(ハーフサイズ片面原稿搬送モード、ラージサイズ片面
原稿搬送モード、ハーフサイズ両面原稿搬送モード、ラ
ージサイズ両面原稿搬送モード、手差し原稿搬送モー
ド)ごとに分けて説明する。
作 前述した原稿分離動作後の動作を、各原稿搬送モード
(ハーフサイズ片面原稿搬送モード、ラージサイズ片面
原稿搬送モード、ハーフサイズ両面原稿搬送モード、ラ
ージサイズ両面原稿搬送モード、手差し原稿搬送モー
ド)ごとに分けて説明する。
【0104】2.7.2.1 ハーフサイズ片面原稿搬
送モード 図8および図9は、片面原稿搬送モード時の原稿の流れ
を示した模式図である。
送モード 図8および図9は、片面原稿搬送モード時の原稿の流れ
を示した模式図である。
【0105】原稿搬送モードが片面原稿搬送モードの場
合、パス切り替えソレノイド107はオフ制御されて、
搬送パスは原稿給送路(ハ)の側になっている。この状
態において、先行原稿P1はプラテン3に進入してい
く。このとき、幅広ベルト7の搬送速度は、あらかじめ
第2給送ローラ9の速度と一致するように制御されてい
る。
合、パス切り替えソレノイド107はオフ制御されて、
搬送パスは原稿給送路(ハ)の側になっている。この状
態において、先行原稿P1はプラテン3に進入してい
く。このとき、幅広ベルト7の搬送速度は、あらかじめ
第2給送ローラ9の速度と一致するように制御されてい
る。
【0106】先行原稿P1の後端が給紙ローラ5のニッ
プ点を通過すると、後続原稿P2の給紙動作に備えて、
給送ローラ5が再び降下される。
プ点を通過すると、後続原稿P2の給紙動作に備えて、
給送ローラ5が再び降下される。
【0107】更に、先行原稿P1の後端が第1給送ロー
ラ16のニップ点を抜けると、分離クラッチ106がオ
ンにされて、給紙ローラ5による後続原稿P2の給紙が
開始される(図8(a)参照)。
ラ16のニップ点を抜けると、分離クラッチ106がオ
ンにされて、給紙ローラ5による後続原稿P2の給紙が
開始される(図8(a)参照)。
【0108】先行原稿P1の後端が第2給送ローラ9の
ニップを抜けると、第2搬送ローラ9は停止される。給
紙ローラ5による給紙開始後、後続原稿P2は急加速さ
れ、第2給送ローラ9が停止した頃には、給紙センサ3
5により検知される位置にまで到着するように制御され
ている。給紙センサ35が後続原稿P2を検知すると、
先行原稿P1の場合と同様に斜行取りのための制御が行
われる。
ニップを抜けると、第2搬送ローラ9は停止される。給
紙ローラ5による給紙開始後、後続原稿P2は急加速さ
れ、第2給送ローラ9が停止した頃には、給紙センサ3
5により検知される位置にまで到着するように制御され
ている。給紙センサ35が後続原稿P2を検知すると、
先行原稿P1の場合と同様に斜行取りのための制御が行
われる。
【0109】このとき、先行原稿P1は、プラテン3上
の搬送パス(ニ)に入っており、幅広ベルト7によって
単独搬送される。そして、その後端が給紙センサ35を
抜けてから所定距離進んだところで、該先行原稿P1は
一旦停止される(図8(b)参照)。
の搬送パス(ニ)に入っており、幅広ベルト7によって
単独搬送される。そして、その後端が給紙センサ35を
抜けてから所定距離進んだところで、該先行原稿P1は
一旦停止される(図8(b)参照)。
【0110】この時、原稿P1の先端と画像読みとり位
置R2との距離は、L5になるように制御されている。
また、原稿P1の後端から第2給送ローラ9のニップ点
までの距離L8は、プラスになるように構成されている
(原稿P1の後端が第2給送ローラ9のニップを過ぎて
いる)。
置R2との距離は、L5になるように制御されている。
また、原稿P1の後端から第2給送ローラ9のニップ点
までの距離L8は、プラスになるように構成されている
(原稿P1の後端が第2給送ローラ9のニップを過ぎて
いる)。
【0111】なお、L8は、L2,L5および搬送原稿
サイズと下記の関係がある。
サイズと下記の関係がある。
【0112】L8=L2−L5−搬送原稿サイズ L2:画像読み取り位置R2から第2給送ローラ9まで
の距離 該ADF2は、先行原稿P1を一旦停止させるのと同時
に、複写機本体1に対して、搬送完了信号120を出力
する。そして、搬送開始信号121が入力されるのを待
つ。
の距離 該ADF2は、先行原稿P1を一旦停止させるのと同時
に、複写機本体1に対して、搬送完了信号120を出力
する。そして、搬送開始信号121が入力されるのを待
つ。
【0113】複写機本体からの搬送開始信号121を受
信し、且つ、後続原稿P2の斜行取り制御が完了すると
幅広ベルト7が起動され、該幅広ベルト7によって先行
原稿P1が画像形成速度で搬送される。
信し、且つ、後続原稿P2の斜行取り制御が完了すると
幅広ベルト7が起動され、該幅広ベルト7によって先行
原稿P1が画像形成速度で搬送される。
【0114】紙間距離(先行原稿P1の後端と後続原稿
P2の先端の距離)が所定距離になったところで、第2
給送ローラ9が起動される。そして、この第2給送ロー
ラ9によって、後続原稿P2は先行原稿P1と同様に画
像形成速度で搬送される。
P2の先端の距離)が所定距離になったところで、第2
給送ローラ9が起動される。そして、この第2給送ロー
ラ9によって、後続原稿P2は先行原稿P1と同様に画
像形成速度で搬送される。
【0115】この場合、幅広ベルト7と第2給送ローラ
9の搬送速度が一致したところで前述の紙間距離がL6
となるように第2給送ローラ9の起動と加速は制御され
る。先行原稿P1が読み取り位置R2に達すると、該A
DF2は画先到達信号122を出力する。複写機本体1
はこれを受けて、先行原稿P1の画像読みとりを開始す
る。
9の搬送速度が一致したところで前述の紙間距離がL6
となるように第2給送ローラ9の起動と加速は制御され
る。先行原稿P1が読み取り位置R2に達すると、該A
DF2は画先到達信号122を出力する。複写機本体1
はこれを受けて、先行原稿P1の画像読みとりを開始す
る。
【0116】図8(c)は、原稿P1の画像読みとり終
了後の状態を示したものである。原稿P1は、読みとり
終了してから所定距離(L9)搬送された後に停止され
ている。この時、後続の原稿P2は、読み取り位置R2
から距離L5の位置に停止されている。更に後続の原稿
P3は、斜行取りのためのループを第2給送ローラ9に
よって維持しながら待機している。
了後の状態を示したものである。原稿P1は、読みとり
終了してから所定距離(L9)搬送された後に停止され
ている。この時、後続の原稿P2は、読み取り位置R2
から距離L5の位置に停止されている。更に後続の原稿
P3は、斜行取りのためのループを第2給送ローラ9に
よって維持しながら待機している。
【0117】この状態で、複写機本体1から搬送開始信
号121が入力されると、原稿P2の為の画像形成が行
われる。図9(a)は、原稿P2の画像読みとり中の、
搬送パス内の原稿位置を示したものである。原稿P1
は、幅広ベルト7、手差しレジストローラ11、排紙ロ
ーラ12によって搬送されている。このとき、幅広ベル
ト7と手差しレジストローラ11の搬送速度は等しくな
るように構成されている。排紙ローラ12の搬送速度
は、これらの速度と等速か、若干早めに制御されてい
る。
号121が入力されると、原稿P2の為の画像形成が行
われる。図9(a)は、原稿P2の画像読みとり中の、
搬送パス内の原稿位置を示したものである。原稿P1
は、幅広ベルト7、手差しレジストローラ11、排紙ロ
ーラ12によって搬送されている。このとき、幅広ベル
ト7と手差しレジストローラ11の搬送速度は等しくな
るように構成されている。排紙ローラ12の搬送速度
は、これらの速度と等速か、若干早めに制御されてい
る。
【0118】図9(b)は、後続原稿P2の読み取りが
終了した時の状態を示したものである。読みとり終了後
に幅広ベルト7は停止されるため、後続の原稿P2,P
3はプラテン3上で停止されている。先行原稿P1の後
端は、既に手差しレジストローラ11のニップを抜けて
いるため、排紙ローラ12により単独搬送され排紙トレ
イ10に排出される。
終了した時の状態を示したものである。読みとり終了後
に幅広ベルト7は停止されるため、後続の原稿P2,P
3はプラテン3上で停止されている。先行原稿P1の後
端は、既に手差しレジストローラ11のニップを抜けて
いるため、排紙ローラ12により単独搬送され排紙トレ
イ10に排出される。
【0119】2.7.2.2 ラージサイズ片面原稿搬
送モード 図10および図11は、ラージサイズ片面原稿搬送モー
ド時の原稿の流れを示した模式図である。
送モード 図10および図11は、ラージサイズ片面原稿搬送モー
ド時の原稿の流れを示した模式図である。
【0120】ハーフサイズ(スモールサイズ)の片面原
稿搬送モードの場合と同様に、パス切替ソレノイド10
7はオフ制御されて、搬送パスは原稿給送路(ハ)の側
になっている。この状態において、先行原稿P1はプラ
テン3に進入していく。先行原稿P1の後端が、分離搬
送ローラ8のニップ点を通過すると、後続原稿P2の給
紙動作に備えて給送ローラ5は再び降下される。
稿搬送モードの場合と同様に、パス切替ソレノイド10
7はオフ制御されて、搬送パスは原稿給送路(ハ)の側
になっている。この状態において、先行原稿P1はプラ
テン3に進入していく。先行原稿P1の後端が、分離搬
送ローラ8のニップ点を通過すると、後続原稿P2の給
紙動作に備えて給送ローラ5は再び降下される。
【0121】更に、先行原稿P1の後端が第1給送ロー
ラ16のニップ点を抜けると、分離クラッチ106がオ
ンにされて、給紙ローラ5による後続原稿P2の給紙が
開始される(図10(a)参照)。
ラ16のニップ点を抜けると、分離クラッチ106がオ
ンにされて、給紙ローラ5による後続原稿P2の給紙が
開始される(図10(a)参照)。
【0122】先行原稿P1の後端が、第2給送ローラ9
のニップを抜けると、第2給送ローラ9は停止される。
給紙ローラ5による給紙開始後、後続原稿P2は急加速
され、第2給送ローラ9が停止した頃には、給紙センサ
35に到着するように制御されている。給紙センサ35
が後続原稿P2を検知すると、先行原稿P1の場合と同
様に、斜行取りのための制御が行われる。
のニップを抜けると、第2給送ローラ9は停止される。
給紙ローラ5による給紙開始後、後続原稿P2は急加速
され、第2給送ローラ9が停止した頃には、給紙センサ
35に到着するように制御されている。給紙センサ35
が後続原稿P2を検知すると、先行原稿P1の場合と同
様に、斜行取りのための制御が行われる。
【0123】このとき、先行原稿P1は、プラテン3上
の搬送パス(ニ)に入っており、幅広ベルト7によって
単独搬送される。そして、その後端が給紙センサ35を
抜けてから所定距離進んだところで、該先行原稿P1は
一旦停止される(図10(b)参照)。
の搬送パス(ニ)に入っており、幅広ベルト7によって
単独搬送される。そして、その後端が給紙センサ35を
抜けてから所定距離進んだところで、該先行原稿P1は
一旦停止される(図10(b)参照)。
【0124】この時、原稿P1の先端と画像読みとり位
置R3との距離は、ハーフサイズ原稿の搬送時と同じく
L5になるように制御される。また、原稿P1の後端か
ら第2給送ローラ9のニップ点までの距離L10は、プ
ラスになるように構成されている(原稿P1の後端が第
2給送ローラ9のニップを過ぎている)。
置R3との距離は、ハーフサイズ原稿の搬送時と同じく
L5になるように制御される。また、原稿P1の後端か
ら第2給送ローラ9のニップ点までの距離L10は、プ
ラスになるように構成されている(原稿P1の後端が第
2給送ローラ9のニップを過ぎている)。
【0125】なお、L10は、L3,L5,原稿サイズ
と下記の関係がある。
と下記の関係がある。
【0126】L10=L3−L5−搬送原稿サイズ L3:画像読み取り位置R3から第2給送ローラ9まで
の距離 該ADF2は、先行原稿P1を一旦停止させるのと同時
に、複写機本体1に対して、搬送完了信号120を出力
する。そして、搬送開始信号121が入力されるのを待
つ。
の距離 該ADF2は、先行原稿P1を一旦停止させるのと同時
に、複写機本体1に対して、搬送完了信号120を出力
する。そして、搬送開始信号121が入力されるのを待
つ。
【0127】複写機本体からの搬送開始信号121を受
信し、且つ、後続原稿P2の斜行取り制御が完了したと
ころで、幅広ベルト7が起動される。そして、該幅広ベ
ルト7によって、先行原稿P1が画像形成速度で搬送さ
れる。先行原稿P1が、読み取り位置R3に達すると、
ADF2は、画先到達信号122を出力する。複写機本
体1はこれを受けて、先行原稿P1の画像読みとりを開
始する。
信し、且つ、後続原稿P2の斜行取り制御が完了したと
ころで、幅広ベルト7が起動される。そして、該幅広ベ
ルト7によって、先行原稿P1が画像形成速度で搬送さ
れる。先行原稿P1が、読み取り位置R3に達すると、
ADF2は、画先到達信号122を出力する。複写機本
体1はこれを受けて、先行原稿P1の画像読みとりを開
始する。
【0128】紙間距離(先行原稿P1の後端と後続原稿
P2の先端の距離)が所定距離になったところで、第2
給送ローラ9が起動される。そして、この第2給送ロー
ラ9によって、後続原稿P2は、先行原稿P1と同じく
画像形成速度で搬送する。
P2の先端の距離)が所定距離になったところで、第2
給送ローラ9が起動される。そして、この第2給送ロー
ラ9によって、後続原稿P2は、先行原稿P1と同じく
画像形成速度で搬送する。
【0129】このとき、幅広ベルト7と第2給送ローラ
9の搬送速度が一致したところで、前述の紙間距離がL
11となるように、第2給送ローラ9の起動と加速は制
御される。この状態を図11(a)に示す。
9の搬送速度が一致したところで、前述の紙間距離がL
11となるように、第2給送ローラ9の起動と加速は制
御される。この状態を図11(a)に示す。
【0130】図11(b)は、原稿P1の画像読みとり
終了後の状態を示したものである。プラテン3上には、
後続原稿P2が停止している。紙間距離L11は、後続
原稿P2先端から手差しレジローラ11のニップ点まで
の距離より大きくなるように設定されている。従って、
後続原稿P2が停止している時には、先行原稿P1の後
端は、既に手差しレジストローラ11のニップ点を通過
しており、原稿P1は、排紙ローラ12によって単独搬
送され排出される。
終了後の状態を示したものである。プラテン3上には、
後続原稿P2が停止している。紙間距離L11は、後続
原稿P2先端から手差しレジローラ11のニップ点まで
の距離より大きくなるように設定されている。従って、
後続原稿P2が停止している時には、先行原稿P1の後
端は、既に手差しレジストローラ11のニップ点を通過
しており、原稿P1は、排紙ローラ12によって単独搬
送され排出される。
【0131】2.7.2.3 ハーフサイズ両面原稿搬
送モード 図12、図13、図14および図15は、両面原稿搬送
時の原稿の流れを示す模式図である。なお、第2給送ロ
ーラ9と幅広ベルト7の搬送速度は、特別な場合を除い
て等速となるように制御されている。
送モード 図12、図13、図14および図15は、両面原稿搬送
時の原稿の流れを示す模式図である。なお、第2給送ロ
ーラ9と幅広ベルト7の搬送速度は、特別な場合を除い
て等速となるように制御されている。
【0132】原稿搬送モードが、両面原稿搬送モードの
場合、最初、反転給紙フラッパ22および反転フラッパ
23は、図5において実線で描いた状態にある。この状
態では、原稿P1は、反転給送路(チ)(へ)(リ)の
側に導かれる(図12(a)参照)。
場合、最初、反転給紙フラッパ22および反転フラッパ
23は、図5において実線で描いた状態にある。この状
態では、原稿P1は、反転給送路(チ)(へ)(リ)の
側に導かれる(図12(a)参照)。
【0133】原稿P1の後端が、一方向フラッパ24を
通過すると、ローラ17,18を逆転させて原稿P1を
逆方向に搬送する。給排フラッパ25は、図5において
実線で描いた状態にあるため、逆転搬送された原稿P1
は、プラテン3上の原稿搬送路(ニ)に導かれる(図1
2(b)参照)。
通過すると、ローラ17,18を逆転させて原稿P1を
逆方向に搬送する。給排フラッパ25は、図5において
実線で描いた状態にあるため、逆転搬送された原稿P1
は、プラテン3上の原稿搬送路(ニ)に導かれる(図1
2(b)参照)。
【0134】反転センサ50が、原稿の搬送方向の後端
を検知した時点から、さらに原稿を所定距離搬送したと
ころで、幅広ベルト7は停止される。その結果、固定読
みモード時の読み取り位置R1に、原稿P1は載置され
る(図13(a)参照)。そして、この状態において、
複写機本体1のスキャナーユニット204による第2面
目の読み取り走査が行われる。
を検知した時点から、さらに原稿を所定距離搬送したと
ころで、幅広ベルト7は停止される。その結果、固定読
みモード時の読み取り位置R1に、原稿P1は載置され
る(図13(a)参照)。そして、この状態において、
複写機本体1のスキャナーユニット204による第2面
目の読み取り走査が行われる。
【0135】原稿P1の載置完了と前後して、パス切換
ソレノイド107がオフにされる。すると、反転給紙フ
ラッパ22および給排フラッパ25は揺動し、図5にお
いて鎖線で描いた状態になる。スキャナーユニット20
4による原稿P1の第2面の読み取り走査が完了する
と、幅広ベルト7は逆転されて、原稿P1は原稿給排路
(ホ)に搬送される。このとき、幅広ベルト7の逆転と
同時に、反転フラッパ23は揺動して、図5において鎖
線で描いた状態になっている。そのため、原稿P1は、
原稿反転路(ト)に導かれる(図13(b)参照)。
ソレノイド107がオフにされる。すると、反転給紙フ
ラッパ22および給排フラッパ25は揺動し、図5にお
いて鎖線で描いた状態になる。スキャナーユニット20
4による原稿P1の第2面の読み取り走査が完了する
と、幅広ベルト7は逆転されて、原稿P1は原稿給排路
(ホ)に搬送される。このとき、幅広ベルト7の逆転と
同時に、反転フラッパ23は揺動して、図5において鎖
線で描いた状態になっている。そのため、原稿P1は、
原稿反転路(ト)に導かれる(図13(b)参照)。
【0136】反転センサ50が、原稿先端を検出した時
点から、さらに原稿を所定距離搬送したところで、幅広
ベルト7の回転は、一旦停止された後、反転される(逆
転→正転)。反転してきた原稿P1の先端が、プラテン
3上の原稿搬送路(ニ)にさしかかる時には、第2給送
ローラ9と幅広ベルト7の搬送速度が一致しているよう
に制御がなされている。
点から、さらに原稿を所定距離搬送したところで、幅広
ベルト7の回転は、一旦停止された後、反転される(逆
転→正転)。反転してきた原稿P1の先端が、プラテン
3上の原稿搬送路(ニ)にさしかかる時には、第2給送
ローラ9と幅広ベルト7の搬送速度が一致しているよう
に制御がなされている。
【0137】先行原稿P1の後端が、第2給送ローラ9
のニップ点を通過すると、第2給送ローラ9は停止され
て、後続原稿P2の到着を待つ。
のニップ点を通過すると、第2給送ローラ9は停止され
て、後続原稿P2の到着を待つ。
【0138】先行原稿P1は、幅広ベルト7によって単
独搬送される。しかし、給紙センサ35が原稿の後端を
検知した時点から、さらに所定距離だけ原稿が搬送され
たところで、幅広ベルト7は停止される。その結果、原
稿P1は、固定読みモード時の読み取り位置R1に載置
されることになる。そして、この状態で、スキャナーユ
ニット204により、第1面の読み取り走査が行われ
る。
独搬送される。しかし、給紙センサ35が原稿の後端を
検知した時点から、さらに所定距離だけ原稿が搬送され
たところで、幅広ベルト7は停止される。その結果、原
稿P1は、固定読みモード時の読み取り位置R1に載置
されることになる。そして、この状態で、スキャナーユ
ニット204により、第1面の読み取り走査が行われ
る。
【0139】また、給紙センサ35による先行原稿の後
端検知と前後して、後続原稿P2の分離動作が開始さ
れ、第2給送ローラ9によって周知の斜行取りが行われ
る。
端検知と前後して、後続原稿P2の分離動作が開始さ
れ、第2給送ローラ9によって周知の斜行取りが行われ
る。
【0140】スキャナーユニット204による原稿P1
の第1面の走査中、後続原稿P2の反転動作が完了す
る。反転後の後続原稿P2は、その先端近傍を第1反転
ローラ17にニップされた状態で待機している(図14
(a)参照)。
の第1面の走査中、後続原稿P2の反転動作が完了す
る。反転後の後続原稿P2は、その先端近傍を第1反転
ローラ17にニップされた状態で待機している(図14
(a)参照)。
【0141】先行原稿P1の第1面の読み取り走査が終
了すると、第1反転ローラ17および第2反転ローラ1
8の逆転と、幅広ベルト7の正転とが開始される。これ
により、プラテン3上において、先行原稿P1と後続原
稿P2とは、所定の紙間距離L12だけ離れて載置され
る(図14(b)参照)。
了すると、第1反転ローラ17および第2反転ローラ1
8の逆転と、幅広ベルト7の正転とが開始される。これ
により、プラテン3上において、先行原稿P1と後続原
稿P2とは、所定の紙間距離L12だけ離れて載置され
る(図14(b)参照)。
【0142】スキャナーユニット204による原稿P2
の第2面の走査が終了すると、先行原稿P1の場合と同
様に、後続原稿P2の反転動作が開始され、後続原稿P
2と先行原稿P1とは、反転給送路(ホ)の方向に搬送
される。しかし、先行原稿P1が、まだプラテン3上の
搬送パス(ニ)にある間に、ベルトの回転が一時停止さ
れ、その後、幅広ベルト7の回転方向が切り替えられる
(注:これは、紙距離L12を適切な値に設定すること
で可能である)。その結果、原稿P1および原稿P2
は、再び、排紙ローラ12の方向に搬送されて停止する
(図15(a)参照)。そして、この状態において再
び、原稿P2の第1面の読みとりが開始される。このと
きの原稿P1と原稿P2の紙間距離は、L13となる
(L12になるように制御することも可能である)。ま
た、このとき、後続原稿P3は、図14(a)に示した
原稿P2の場合と同様に、第1反転ローラ17にニップ
された状態で待機している。
の第2面の走査が終了すると、先行原稿P1の場合と同
様に、後続原稿P2の反転動作が開始され、後続原稿P
2と先行原稿P1とは、反転給送路(ホ)の方向に搬送
される。しかし、先行原稿P1が、まだプラテン3上の
搬送パス(ニ)にある間に、ベルトの回転が一時停止さ
れ、その後、幅広ベルト7の回転方向が切り替えられる
(注:これは、紙距離L12を適切な値に設定すること
で可能である)。その結果、原稿P1および原稿P2
は、再び、排紙ローラ12の方向に搬送されて停止する
(図15(a)参照)。そして、この状態において再
び、原稿P2の第1面の読みとりが開始される。このと
きの原稿P1と原稿P2の紙間距離は、L13となる
(L12になるように制御することも可能である)。ま
た、このとき、後続原稿P3は、図14(a)に示した
原稿P2の場合と同様に、第1反転ローラ17にニップ
された状態で待機している。
【0143】原稿P2の第1面目の読み取り走査が終了
すると、第1反転ローラ17および第2反転ローラ18
の逆転と、幅広ベルト7の正転と、排紙ローラ12の回
転とが開始される。これにより、後続原稿P3、画像読
み取りが終了した原稿P2、原稿P1が同時に搬送され
る。
すると、第1反転ローラ17および第2反転ローラ18
の逆転と、幅広ベルト7の正転と、排紙ローラ12の回
転とが開始される。これにより、後続原稿P3、画像読
み取りが終了した原稿P2、原稿P1が同時に搬送され
る。
【0144】幅広ベルト7が停止され、後続原稿P3の
第2面目の載置が終了した時には、先行原稿P1の後端
は、既に手差しレジストローラ11のニップを抜けてい
る。従って、先行原稿P1は、これ以降、排紙ローラ1
2によって単独搬送され、排紙トレイ10に排出される
(図15(b)参照)。これは、紙間距離を、L13に
設定することによって達成される。
第2面目の載置が終了した時には、先行原稿P1の後端
は、既に手差しレジストローラ11のニップを抜けてい
る。従って、先行原稿P1は、これ以降、排紙ローラ1
2によって単独搬送され、排紙トレイ10に排出される
(図15(b)参照)。これは、紙間距離を、L13に
設定することによって達成される。
【0145】以上の動作が、連続で行われることで、最
終原稿Pnの第1面の読み取り走査が終了した時には、
プラテン3上には、最終原稿Pnと最終前原稿Pn−1
が並んでおり、幅広ベルト7の連続動作によって一度に
排出される。
終原稿Pnの第1面の読み取り走査が終了した時には、
プラテン3上には、最終原稿Pnと最終前原稿Pn−1
が並んでおり、幅広ベルト7の連続動作によって一度に
排出される。
【0146】2.7.2.4 ラージサイズ両面原稿搬
送モード 図16、図17、図18および図19は、ラージサイズ
両面原稿搬送時の原稿の流れを示す模式図である。な
お、第2給送ローラ9と幅広ベルト7の搬送速度は、特
別な場合を除いて等速となるように制御されている。
送モード 図16、図17、図18および図19は、ラージサイズ
両面原稿搬送時の原稿の流れを示す模式図である。な
お、第2給送ローラ9と幅広ベルト7の搬送速度は、特
別な場合を除いて等速となるように制御されている。
【0147】原稿搬送モードが両面原稿搬送モードの場
合は、最初、反転給紙フラッパ22、反転フラッパ23
は、図5において実線で描いた状態にある。この状態で
は、原稿P1は、反転給送路(チ)(へ)(リ)の側に
導かれる(図16(a)参照)。
合は、最初、反転給紙フラッパ22、反転フラッパ23
は、図5において実線で描いた状態にある。この状態で
は、原稿P1は、反転給送路(チ)(へ)(リ)の側に
導かれる(図16(a)参照)。
【0148】原稿の後端が一方向フラッパ24を通過す
ると、ローラ17,18を逆転させて原稿P1を逆方向
に搬送する。
ると、ローラ17,18を逆転させて原稿P1を逆方向
に搬送する。
【0149】給排フラッパ25は、図5において実線で
描いた状態にあるため、逆転搬送された原稿P1は、プ
ラテン3上の原稿搬送路(ニ)に導かれる(図16
(b)参照)。
描いた状態にあるため、逆転搬送された原稿P1は、プ
ラテン3上の原稿搬送路(ニ)に導かれる(図16
(b)参照)。
【0150】反転センサ50が、原稿の搬送方向の後端
を検知した時点から、さらに原稿P1を所定距離搬送し
たところで、幅広ベルト7は停止される。この状態にお
いて、原稿P1は、固定読みモード時の読み取り位置R
1に載置されている(図17(a)参照)。
を検知した時点から、さらに原稿P1を所定距離搬送し
たところで、幅広ベルト7は停止される。この状態にお
いて、原稿P1は、固定読みモード時の読み取り位置R
1に載置されている(図17(a)参照)。
【0151】原稿載置完了と前後して、パス切替ソレノ
イド107がオフにされる。すると、反転給紙フラッパ
22および給排フラッパ25は、揺動し図5の鎖線で描
いた状態になる。スキャナーユニット204による原稿
P1の第2面の読み取り走査が完了すると、幅広ベルト
7は逆転されて、原稿P1は原稿給排路(ホ)に搬送さ
れる。このとき、幅広ベルト7の逆転と同時に、反転フ
ラッパ23は揺動して、図5の鎖線の状態になってい
る。そのため、原稿P1は、原稿反転路(ト)に導かれ
る(図17(b)参照)。
イド107がオフにされる。すると、反転給紙フラッパ
22および給排フラッパ25は、揺動し図5の鎖線で描
いた状態になる。スキャナーユニット204による原稿
P1の第2面の読み取り走査が完了すると、幅広ベルト
7は逆転されて、原稿P1は原稿給排路(ホ)に搬送さ
れる。このとき、幅広ベルト7の逆転と同時に、反転フ
ラッパ23は揺動して、図5の鎖線の状態になってい
る。そのため、原稿P1は、原稿反転路(ト)に導かれ
る(図17(b)参照)。
【0152】反転センサ50が原稿先端を検出した時点
から、さらに原稿を所定距離搬送されたところで、幅広
ベルト7の回転は、一旦停止した後、反転される(逆転
→正転)。反転してきた原稿P1の先端が、プラテン上
の原稿搬送路(ニ)にさしかかる時には、第2給送ロー
ラ9と幅広ベルト7の搬送速度が一致しているように制
御がなされている。
から、さらに原稿を所定距離搬送されたところで、幅広
ベルト7の回転は、一旦停止した後、反転される(逆転
→正転)。反転してきた原稿P1の先端が、プラテン上
の原稿搬送路(ニ)にさしかかる時には、第2給送ロー
ラ9と幅広ベルト7の搬送速度が一致しているように制
御がなされている。
【0153】先行原稿P1の後端が、第2給送ローラ9
のニップ点を通過すると、第2給送ローラ9は停止され
て、後続原稿P2の到着を待つ。
のニップ点を通過すると、第2給送ローラ9は停止され
て、後続原稿P2の到着を待つ。
【0154】先行原稿P1は、幅広ベルト7によって単
独搬送される。しかし、給紙センサ35が原稿P1の後
端を検知した時点から、さらに所定距離だけ原稿P1が
搬送されたところで、幅広ベルト7は停止される。その
結果、原稿P1は、固定読みモード時の停止位置R1に
載置されることになる。
独搬送される。しかし、給紙センサ35が原稿P1の後
端を検知した時点から、さらに所定距離だけ原稿P1が
搬送されたところで、幅広ベルト7は停止される。その
結果、原稿P1は、固定読みモード時の停止位置R1に
載置されることになる。
【0155】また、給紙センサ35による先行原稿の後
端検知と前後して、後続原稿P2の分離動作が開始さ
れ、停止している第2給送ローラ9によって周知の斜行
取りが行われる。そして、その後は、反転給送路(チ)
(へ)(リ)へ、原稿P2を導く(図18(a)参
照)。
端検知と前後して、後続原稿P2の分離動作が開始さ
れ、停止している第2給送ローラ9によって周知の斜行
取りが行われる。そして、その後は、反転給送路(チ)
(へ)(リ)へ、原稿P2を導く(図18(a)参
照)。
【0156】スキャナーユニット204による第1面の
走査中、先行原稿P1の場合と同様に、後続原稿P2の
反転動作が完了する。反転後の後続原稿P2は、その先
端近傍を、第1反転ローラ17にニップされた状態で待
機している(図18(b)参照)。このときの先行原稿
P1と待機している後続原稿P2との紙間距離は、L1
4になるように制御されている。
走査中、先行原稿P1の場合と同様に、後続原稿P2の
反転動作が完了する。反転後の後続原稿P2は、その先
端近傍を、第1反転ローラ17にニップされた状態で待
機している(図18(b)参照)。このときの先行原稿
P1と待機している後続原稿P2との紙間距離は、L1
4になるように制御されている。
【0157】先行原稿P1の第1面の読み取り走査が終
了すると、第1反転ローラ17および第2反転ローラ1
8の逆転と、幅広ベルト7の正転とが同時に開始され
る。これにより、プラテン3上に後続原稿P2が載置さ
れた時には、先行原稿P1の後端が手差しレジストロー
ラ11のニップを抜ける(図19参照)。前述のL14
は、このような状態となるように、あらかじめその値が
設定されている。
了すると、第1反転ローラ17および第2反転ローラ1
8の逆転と、幅広ベルト7の正転とが同時に開始され
る。これにより、プラテン3上に後続原稿P2が載置さ
れた時には、先行原稿P1の後端が手差しレジストロー
ラ11のニップを抜ける(図19参照)。前述のL14
は、このような状態となるように、あらかじめその値が
設定されている。
【0158】以後、これと同様の動作が最終原稿Pnま
で続けられる。
で続けられる。
【0159】2.7.2.5 手差し原稿搬送モード 図20、図21は、手差し原稿搬送時の原稿の流れを示
す図である。
す図である。
【0160】原稿P1がセットされた(図20(a)参
照)ことを、手差し原稿検知センサ60が検知すると、
手差しフラッパ27および手差しシャッタ28は、図4
において実線で描いた状態になる。そして、この原稿P
1は、手差し給紙ローラ13により搬送され、停止して
いる手差しレジストローラ11によって斜行とりが行わ
れる。この後、原稿先端がプラテン3の読み取り位置R
1に到着したところで、原稿P1の搬送は停止される
(図20(b)参照)。このとき、手差しフラッパ27
および手差しシャッタ28は、図4中の鎖線で描いた状
態に戻り、次の原稿セットを可能にする。
照)ことを、手差し原稿検知センサ60が検知すると、
手差しフラッパ27および手差しシャッタ28は、図4
において実線で描いた状態になる。そして、この原稿P
1は、手差し給紙ローラ13により搬送され、停止して
いる手差しレジストローラ11によって斜行とりが行わ
れる。この後、原稿先端がプラテン3の読み取り位置R
1に到着したところで、原稿P1の搬送は停止される
(図20(b)参照)。このとき、手差しフラッパ27
および手差しシャッタ28は、図4中の鎖線で描いた状
態に戻り、次の原稿セットを可能にする。
【0161】スキャナーユニット204による読み取り
走査終了後は、幅広ベルト7が逆転されることで、原稿
P1は排紙ローラ12に向かって排出される。排紙ロー
ラ12の回転に伴って手差し給紙ローラ13も回転す
る。しかし、原稿P2の先端は、手差しシャッタ28に
より規制されているため、手差し給紙ローラ13はスリ
ップし、原稿P2が先に進むことはない(図21(a)
参照)。
走査終了後は、幅広ベルト7が逆転されることで、原稿
P1は排紙ローラ12に向かって排出される。排紙ロー
ラ12の回転に伴って手差し給紙ローラ13も回転す
る。しかし、原稿P2の先端は、手差しシャッタ28に
より規制されているため、手差し給紙ローラ13はスリ
ップし、原稿P2が先に進むことはない(図21(a)
参照)。
【0162】原稿P1の後端が、手差しレジストセンサ
34によって検出されると、手差しレジストローラ11
は停止する(図21(b)参照)。また、手差しフラッ
パ27および手差しシャッタ28は、図4の実線で描い
た状態になる。
34によって検出されると、手差しレジストローラ11
は停止する(図21(b)参照)。また、手差しフラッ
パ27および手差しシャッタ28は、図4の実線で描い
た状態になる。
【0163】この後、手差し給紙ローラ13によって原
稿P2が手差しレジストローラ11側に搬送され、前述
の斜行取り終了後、原稿P1と同様にしてプラテン3に
載置される。
稿P2が手差しレジストローラ11側に搬送され、前述
の斜行取り終了後、原稿P1と同様にしてプラテン3に
載置される。
【0164】3. 制御構成 3.1 制御回路 ・・・図28参照 図22は、本実施形態の制御装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【0165】制御装置(制御手段)500は、マイクロ
プロセッサ(CPU)501と、電池(不図示)により
バックアップされるRAM(不図示)と、制御シーケン
スソフトの格納されたROM(不図示)と、複写機本体
とのデータ通信を制御するための通信用IC502とを
備えている。そして、CPU501の入出力ポートに
は、各種負荷のドライブ回路およびセンサ信号が接続さ
れている。
プロセッサ(CPU)501と、電池(不図示)により
バックアップされるRAM(不図示)と、制御シーケン
スソフトの格納されたROM(不図示)と、複写機本体
とのデータ通信を制御するための通信用IC502とを
備えている。そして、CPU501の入出力ポートに
は、各種負荷のドライブ回路およびセンサ信号が接続さ
れている。
【0166】図22において、分離モータ100(DC
ブラシモータ)は、ドライバ503とコントローラ50
3aによって駆動制御されている。コントローラ503
aには、CPU501からモータ回転数の基準となる基
準クロック、オン/オフ信号などが入力されている。
ブラシモータ)は、ドライバ503とコントローラ50
3aによって駆動制御されている。コントローラ503
aには、CPU501からモータ回転数の基準となる基
準クロック、オン/オフ信号などが入力されている。
【0167】本実施形態では、搬送モータ101(ステ
ッピングモータ)は、ステッピングモータドライバ50
4によって駆動される。同様にして、ベルトモータ10
2もステッピングモータドライバ505によって定電流
駆動される。各々のドライバには、CPU501から相
励磁信号と、モータ電流制御信号が入力されている。
ッピングモータ)は、ステッピングモータドライバ50
4によって駆動される。同様にして、ベルトモータ10
2もステッピングモータドライバ505によって定電流
駆動される。各々のドライバには、CPU501から相
励磁信号と、モータ電流制御信号が入力されている。
【0168】揺動モータ103(ステッピングモータ)
は、ドライバ506によって定電圧駆動されている。排
紙モータ104(DCブラシモータ)は、ドライバ50
7とFGサーボ用のコントローラ507aとにより駆動
制御される。
は、ドライバ506によって定電圧駆動されている。排
紙モータ104(DCブラシモータ)は、ドライバ50
7とFGサーボ用のコントローラ507aとにより駆動
制御される。
【0169】モータ100〜104には、それらモータ
の回転速度を検出するための機構として、各々クロック
板100a〜104a、およびクロックセンサ100b
〜104bが取り付けられている(図4参照)。
の回転速度を検出するための機構として、各々クロック
板100a〜104a、およびクロックセンサ100b
〜104bが取り付けられている(図4参照)。
【0170】さらに、ストッパソレノイド105は、ド
ライバ508によって駆動される。同様に、分離クラッ
チ106はドライバ509によって、パス切り替えソレ
ノイド107はドライバ510によって、反転フラッパ
ソレノイド108はドライバ511によって、排紙フラ
ッパソレノイド109はドライバ512によって、スキ
ャナーユニット204を駆動するスキャナモータ(読み
取り手段駆動手段)110は、ドライバ513によって
各々駆動される構成となっている。
ライバ508によって駆動される。同様に、分離クラッ
チ106はドライバ509によって、パス切り替えソレ
ノイド107はドライバ510によって、反転フラッパ
ソレノイド108はドライバ511によって、排紙フラ
ッパソレノイド109はドライバ512によって、スキ
ャナーユニット204を駆動するスキャナモータ(読み
取り手段駆動手段)110は、ドライバ513によって
各々駆動される構成となっている。
【0171】ドライバ503〜513はすべて、CPU
501の入出力ポートに接続された信号によって、その
動作を制御されるものである。
501の入出力ポートに接続された信号によって、その
動作を制御されるものである。
【0172】さらに、分離センサ30、斜行検知センサ
31、混載検知センサ32、反転検知センサ33、手差
しレジストセンサ34、給紙センサ35、反転センサ5
0、手差し原稿検知センサ60、レジストセンサ39、
原稿セット検知センサ40、原稿後端検知センサ41、
最終原稿検知センサ43、紙幅検知センサ44、給紙ロ
ーラホームセンサ45、揺動位置センサ46等の各種セ
ンサは、CPU501の入力ポートに接続されており、
装置内における、原稿の挙動および可動負荷の挙動をモ
ニターするために用いられている。
31、混載検知センサ32、反転検知センサ33、手差
しレジストセンサ34、給紙センサ35、反転センサ5
0、手差し原稿検知センサ60、レジストセンサ39、
原稿セット検知センサ40、原稿後端検知センサ41、
最終原稿検知センサ43、紙幅検知センサ44、給紙ロ
ーラホームセンサ45、揺動位置センサ46等の各種セ
ンサは、CPU501の入力ポートに接続されており、
装置内における、原稿の挙動および可動負荷の挙動をモ
ニターするために用いられている。
【0173】また、上記CPU501には、読み取り位
置選択手段47、原稿搬送可否の判断手段48および読
み取り位置変更手段49がそれぞれ接続されている。上
記読み取り位置選択手段47は、原稿トレイ4上のシー
トサイズを予め検知して、スキャナーユニット204の
読み取り位置(流し読み位置)を選択するものである。
置選択手段47、原稿搬送可否の判断手段48および読
み取り位置変更手段49がそれぞれ接続されている。上
記読み取り位置選択手段47は、原稿トレイ4上のシー
トサイズを予め検知して、スキャナーユニット204の
読み取り位置(流し読み位置)を選択するものである。
【0174】上記原稿搬送可否の判断手段48は、上記
読み取り位置選択手段47が選択した読み取り位置と、
第2の検知手段としてクロックパルス発生機構101
a,101bにより検出された実際のシートサイズと
が、最適な組み合わせでない場合であって、かつ、この
読み取り位置での適正な原稿読み取りをしながら原稿搬
送が可能であるか否かを判断するものである。
読み取り位置選択手段47が選択した読み取り位置と、
第2の検知手段としてクロックパルス発生機構101
a,101bにより検出された実際のシートサイズと
が、最適な組み合わせでない場合であって、かつ、この
読み取り位置での適正な原稿読み取りをしながら原稿搬
送が可能であるか否かを判断するものである。
【0175】上記読み取り位置変更手段49は、上記不
適正な読み取り位置では、原稿の適正な読み取りが不可
能であると、原稿搬送可否の判断手段48が判断した場
合、スキャナーユニット204を他の流し読みを行う読
み取り位置に変更する手段を示している。
適正な読み取り位置では、原稿の適正な読み取りが不可
能であると、原稿搬送可否の判断手段48が判断した場
合、スキャナーユニット204を他の流し読みを行う読
み取り位置に変更する手段を示している。
【0176】3.2 制御動作 3.2.1 制御動作の概要 図23は、制御装置500による制御動作のメインフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【0177】制御装置500は、原稿トレイ4上に原稿
がセットされたか否か、手差し原稿トレイ14上に原稿
がセットされたか否か、さらには、複写機本体の操作部
にあるコピーキー(不図示)を押し下げられたか否か、
を繰り返し判定しつつ待機状態となっている(main
1,main3,main9)。原稿トレイ14上に原
稿がセットされ、待機状態ならば、初期サイズチェック
処理(main2)を行い、予め予想される原稿サイズ
を判定し複写機本体1へ送信しておく。
がセットされたか否か、手差し原稿トレイ14上に原稿
がセットされたか否か、さらには、複写機本体の操作部
にあるコピーキー(不図示)を押し下げられたか否か、
を繰り返し判定しつつ待機状態となっている(main
1,main3,main9)。原稿トレイ14上に原
稿がセットされ、待機状態ならば、初期サイズチェック
処理(main2)を行い、予め予想される原稿サイズ
を判定し複写機本体1へ送信しておく。
【0178】なお、原稿がセットされたか否かの判定
は、原稿セット検知センサ40、手差し原稿検知センサ
60の検出結果に基づいてなされている。また、予想さ
れる原稿サイズの判定は、紙幅検知センサ44と原稿後
端検知センサ41の検出結果に基づいて定形サイズに当
てはめてなされている。上記原稿後端検知センサ41、
記紙幅検知センサ44により、第1の原稿サイズ検知手
段が構成されている。
は、原稿セット検知センサ40、手差し原稿検知センサ
60の検出結果に基づいてなされている。また、予想さ
れる原稿サイズの判定は、紙幅検知センサ44と原稿後
端検知センサ41の検出結果に基づいて定形サイズに当
てはめてなされている。上記原稿後端検知センサ41、
記紙幅検知センサ44により、第1の原稿サイズ検知手
段が構成されている。
【0179】前記判定の結果、原稿が原稿トレイ4にセ
ットされており、且つ、コピーキーが押し下げられてい
た場合には、main4,main5の判別処理を行
う。
ットされており、且つ、コピーキーが押し下げられてい
た場合には、main4,main5の判別処理を行
う。
【0180】制御装置500は、main4,main
5においては複写機本体から送信されてきた複写モー
ド、また、流し読み読み取り位置情報を判別する。そし
て、ここで行った判別の結果に応じて、各モードでの複
写処理を行う(main6,main7,main
8)。すなわち、片面原稿モードでなければ、両面原稿
モードにて一連の複写処理を実行して動作を終了する
(main8)。片面原稿モードであり、且つハーフサ
イズの読み取り位置R2であった場合には、第1流し読
みモードにて一連の複写処理を実行して動作を終了する
(main6)。片面原稿モードであり、且つ、ラージ
サイズ読み取り位置R3であった場合には、後述する第
2流し読みモードにて一連の複写処理を実行して終了す
る(main7)。
5においては複写機本体から送信されてきた複写モー
ド、また、流し読み読み取り位置情報を判別する。そし
て、ここで行った判別の結果に応じて、各モードでの複
写処理を行う(main6,main7,main
8)。すなわち、片面原稿モードでなければ、両面原稿
モードにて一連の複写処理を実行して動作を終了する
(main8)。片面原稿モードであり、且つハーフサ
イズの読み取り位置R2であった場合には、第1流し読
みモードにて一連の複写処理を実行して動作を終了する
(main6)。片面原稿モードであり、且つ、ラージ
サイズ読み取り位置R3であった場合には、後述する第
2流し読みモードにて一連の複写処理を実行して終了す
る(main7)。
【0181】流し読み読取位置情報は、コピーキーを押
し下げられる直前のmain2における原稿サイズ情報
に基づいて、複写機本体1の読み取り位置選択手段47
は、ハーフサイズの場合は、流し読み読取位置R2を、
ラージサイズの場合は、流し読み読取位置R3を指定す
る。
し下げられる直前のmain2における原稿サイズ情報
に基づいて、複写機本体1の読み取り位置選択手段47
は、ハーフサイズの場合は、流し読み読取位置R2を、
ラージサイズの場合は、流し読み読取位置R3を指定す
る。
【0182】なお、第1流し読みモード、第2流し読み
モード、両面原稿モードの詳細については、後ほど図2
4、図25、図26を用いてそれぞれ説明する。
モード、両面原稿モードの詳細については、後ほど図2
4、図25、図26を用いてそれぞれ説明する。
【0183】前述したmain9における判定の結果、
手差し原稿トレイ14に原稿がセットされており、且
つ、コピーキーが押し下げられていた場合には、後述す
る手差しモードにて一連の複写処理を実行して動作を終
了する(main10)。なお、手差しモードの詳細に
ついては、後ほど図27を用いて説明する。
手差し原稿トレイ14に原稿がセットされており、且
つ、コピーキーが押し下げられていた場合には、後述す
る手差しモードにて一連の複写処理を実行して動作を終
了する(main10)。なお、手差しモードの詳細に
ついては、後ほど図27を用いて説明する。
【0184】ここでは、原稿サイズに応じたモードの選
択を、原稿後端検知センサ41の検出結果(オン/オ
フ)のみに基づいて、すなわち、送り方向における原稿
の長さにのみ基づいて、行っていた。しかし、紙幅検知
センサ44の検出結果(すなわち、原稿の幅)も併用し
て、該モードの選択を行っても良い。この紙幅検知セン
サ44を用いることにより、ハーフサイズ原稿およびラ
ージサイズ原稿の、縦送りも検出すことができる。
択を、原稿後端検知センサ41の検出結果(オン/オ
フ)のみに基づいて、すなわち、送り方向における原稿
の長さにのみ基づいて、行っていた。しかし、紙幅検知
センサ44の検出結果(すなわち、原稿の幅)も併用し
て、該モードの選択を行っても良い。この紙幅検知セン
サ44を用いることにより、ハーフサイズ原稿およびラ
ージサイズ原稿の、縦送りも検出すことができる。
【0185】3.2.2 各モードにおける制御動作の
詳細 3.2.2.1 第1流し読みモード 図24に基づいて、第1流し読みモードの詳細について
説明する。
詳細 3.2.2.1 第1流し読みモード 図24に基づいて、第1流し読みモードの詳細について
説明する。
【0186】制御装置500は、給紙ローラ5を、原稿
トレイ4に載置された紙面上に移動させるべく、後述の
ピックアップdown処理を行う(draftmd
1)。その後、最上部の原稿Pを1枚だけ分離すべく分
離処理(draftmd2)、および給紙処理(dra
ftmd3)を行う。
トレイ4に載置された紙面上に移動させるべく、後述の
ピックアップdown処理を行う(draftmd
1)。その後、最上部の原稿Pを1枚だけ分離すべく分
離処理(draftmd2)、および給紙処理(dra
ftmd3)を行う。
【0187】後述する給紙処理内のサイズチェック処理
にて、ラージサイズ原稿であると判別された場合は、以
下の処理動作不可能とし、動作を停止する。
にて、ラージサイズ原稿であると判別された場合は、以
下の処理動作不可能とし、動作を停止する。
【0188】さらに、原稿画像の読みとりを、複写機本
体1の光学系を所定位置に固定したまま行う原稿流し読
み処理を起動する(draftmd4)。その後、分離
センサ30により原稿の後端が検知されるのを待ちつづ
ける(draftmd5)。分離センサ30が原稿の後
端を検知すると、続いて、原稿束の区切れを検知する原
稿セット検知センサ40の検出結果に基づいて、そのと
き給紙した原稿が最終原稿であるか否かを判定する(d
raftmd6)。該判定の結果、最終原稿でなかった
場合には、原稿を排紙トレイ10上に排出すべく後述す
る排紙処理を起動する(draftmd8)。その後
は、(draftmd2)に戻って処理を繰り返す。
体1の光学系を所定位置に固定したまま行う原稿流し読
み処理を起動する(draftmd4)。その後、分離
センサ30により原稿の後端が検知されるのを待ちつづ
ける(draftmd5)。分離センサ30が原稿の後
端を検知すると、続いて、原稿束の区切れを検知する原
稿セット検知センサ40の検出結果に基づいて、そのと
き給紙した原稿が最終原稿であるか否かを判定する(d
raftmd6)。該判定の結果、最終原稿でなかった
場合には、原稿を排紙トレイ10上に排出すべく後述す
る排紙処理を起動する(draftmd8)。その後
は、(draftmd2)に戻って処理を繰り返す。
【0189】また、(draftmd6)において、最
終原稿であった場合は、排紙処理を起動し(draft
md7)、その後、後述のピックアップup処理を行う
ことで給紙ローラ5を上限位置に戻す(draftmd
9)。そして、一連の処理を終了する。
終原稿であった場合は、排紙処理を起動し(draft
md7)、その後、後述のピックアップup処理を行う
ことで給紙ローラ5を上限位置に戻す(draftmd
9)。そして、一連の処理を終了する。
【0190】なお、原稿の送り方向の長さをL’mmと
した場合、スキャナーユニット204(図1)は、第2
給送ローラ9からL’mm以上、搬送パスにおける搬送
方向下流に位置している(図6の読み取り位置R2,R
3)。スキャナーユニット204の位置制御は、周知の
ステッピングモータ制御によるものでも、その他のメカ
式ストッパー構成によるものでも構わない。
した場合、スキャナーユニット204(図1)は、第2
給送ローラ9からL’mm以上、搬送パスにおける搬送
方向下流に位置している(図6の読み取り位置R2,R
3)。スキャナーユニット204の位置制御は、周知の
ステッピングモータ制御によるものでも、その他のメカ
式ストッパー構成によるものでも構わない。
【0191】以上説明した第1流し読みモードの処理
を、構成している様々な基本処理(例えば、ピックアッ
プdown処理、分離処理)については、後ほど詳細に
説明する。
を、構成している様々な基本処理(例えば、ピックアッ
プdown処理、分離処理)については、後ほど詳細に
説明する。
【0192】3.2.2.2 第2流し読みモード 図25に基づいて第2流し読みモードについて説明す
る。
る。
【0193】制御装置500は、給紙ローラ5を原稿ト
レイ4に載置された紙面上に移動させるべく、後述のピ
ックアップdown処理を行う(draft2md
1)。その後、最上部の原稿を1枚だけ分離すべく後述
の分離処理(draft2md2)、および給紙処理
(draft2md3)を行う。さらに、原稿画像の読
み取りを複写機本体1の光学系を所定位置に固定したま
ま行う原稿流し読み処理を起動する(draft2md
4)。さらに、光学系の固定位置が排紙部付近である
為、原稿Pを排紙トレイ10上に排出すべく、後述する
排紙処理を起動する(draft2md5)。その後、
制御装置500は、分離センサ30によって原稿の後端
が検知されるのを待ちつづける(draft2md
6)。分離センサ30が原稿の後端を検知すると、続い
て、制御装置500は、原稿束の区切れを検知する原稿
セット検知センサ40の検知結果に基づいて、そのとき
給紙した原稿が最終原稿であるか否かを判定する(dr
aft2md7)。該判定の結果、最終原稿でなけれ
ば、(draft2md2)に戻って処理を繰り返す。
一方、最終原稿であった場合には、後述のピックアップ
up処理を行うことで、給紙ローラ5を上限位置に戻し
(draft2md8)、その後、一連の処理を終了す
る。
レイ4に載置された紙面上に移動させるべく、後述のピ
ックアップdown処理を行う(draft2md
1)。その後、最上部の原稿を1枚だけ分離すべく後述
の分離処理(draft2md2)、および給紙処理
(draft2md3)を行う。さらに、原稿画像の読
み取りを複写機本体1の光学系を所定位置に固定したま
ま行う原稿流し読み処理を起動する(draft2md
4)。さらに、光学系の固定位置が排紙部付近である
為、原稿Pを排紙トレイ10上に排出すべく、後述する
排紙処理を起動する(draft2md5)。その後、
制御装置500は、分離センサ30によって原稿の後端
が検知されるのを待ちつづける(draft2md
6)。分離センサ30が原稿の後端を検知すると、続い
て、制御装置500は、原稿束の区切れを検知する原稿
セット検知センサ40の検知結果に基づいて、そのとき
給紙した原稿が最終原稿であるか否かを判定する(dr
aft2md7)。該判定の結果、最終原稿でなけれ
ば、(draft2md2)に戻って処理を繰り返す。
一方、最終原稿であった場合には、後述のピックアップ
up処理を行うことで、給紙ローラ5を上限位置に戻し
(draft2md8)、その後、一連の処理を終了す
る。
【0194】なお、このとき、スキャナーユニット20
4(図1参照)は、読み取り位置R3(図6参照)にあ
る。
4(図1参照)は、読み取り位置R3(図6参照)にあ
る。
【0195】以上説明した第2流し読みモードの処理を
構成している様々な基本処理(例えば、ピックアップd
own処理、分離処理)については、後ほど詳細に説明
する。
構成している様々な基本処理(例えば、ピックアップd
own処理、分離処理)については、後ほど詳細に説明
する。
【0196】3.2.2.3 両面原稿モード 図26に基づいて両面原稿モードについて説明する。
【0197】制御装置500は、給紙ローラ5を原稿ト
レイ4に載置された紙面上に移動させるべく後述のピッ
クアップdown処理を行う(doublemd1)。
その後、最上部の原稿を1枚だけ分離すべく後述の分離
処理(doublemd2)を行う。さらに、分離され
た原稿を表裏面反転して原稿第2面がプラテン3と接
し、且つプラテン3上の左端部に載置させるべく、後述
のプリ反転処理(doublemd3)を行う。その
後、原稿画像の読み取りを複写機本体の光学系を移動し
ながら行う光学系移動原稿読み取り処理を行う(dou
blemd4)。読み取り処理が完了すると、再度、表
裏面反転をすべく反転処理を行い(doublemd
5)、その後、光学系移動原稿読み取り処理を行うこと
で第1面の原稿画像読み取りも完了する(double
md6)。
レイ4に載置された紙面上に移動させるべく後述のピッ
クアップdown処理を行う(doublemd1)。
その後、最上部の原稿を1枚だけ分離すべく後述の分離
処理(doublemd2)を行う。さらに、分離され
た原稿を表裏面反転して原稿第2面がプラテン3と接
し、且つプラテン3上の左端部に載置させるべく、後述
のプリ反転処理(doublemd3)を行う。その
後、原稿画像の読み取りを複写機本体の光学系を移動し
ながら行う光学系移動原稿読み取り処理を行う(dou
blemd4)。読み取り処理が完了すると、再度、表
裏面反転をすべく反転処理を行い(doublemd
5)、その後、光学系移動原稿読み取り処理を行うこと
で第1面の原稿画像読み取りも完了する(double
md6)。
【0198】読み取り処理を行っている間、制御装置5
00は、原稿セット検知センサ40の検出結果に基づい
て、そのとき給紙した原稿Pが最終原稿であるか否かを
判定している(doublemd7)。該判定の結果、
最終原稿でなければ、原稿を排紙トレイ10に排出すべ
く後述する排紙処理を起動し(doublemd8)、
その後、(doublemd2)に戻って同様の処理を
繰り返す。一方、最終原稿であった場合は、排紙処理を
行った(doublemd9)後、後述のピックアップ
up処理を行うことで給紙ローラ5を上限位置に戻す
(doublemd10)。そして、一連の処理を終了
する。
00は、原稿セット検知センサ40の検出結果に基づい
て、そのとき給紙した原稿Pが最終原稿であるか否かを
判定している(doublemd7)。該判定の結果、
最終原稿でなければ、原稿を排紙トレイ10に排出すべ
く後述する排紙処理を起動し(doublemd8)、
その後、(doublemd2)に戻って同様の処理を
繰り返す。一方、最終原稿であった場合は、排紙処理を
行った(doublemd9)後、後述のピックアップ
up処理を行うことで給紙ローラ5を上限位置に戻す
(doublemd10)。そして、一連の処理を終了
する。
【0199】以上説明した両面原稿モードの処理を構成
している様々な基本処理(例えば、ピックアップdow
n処理、分離処理)については、後ほど詳細に説明す
る。
している様々な基本処理(例えば、ピックアップdow
n処理、分離処理)については、後ほど詳細に説明す
る。
【0200】3.2.2.4 手差しモード 図27に基づいて手差しモードについて説明する。
【0201】制御装置500は、手差し原稿トレイ14
にセットされた原稿Pを複写機本体1のプラテン3上に
搬送させるべく、手差し給紙処理を行う(manual
md1)。その後、原稿画像の読み取りを、複写機本体
1の光学系を移動しながら行う光学系移動原稿読み取り
処理を行う(manualmd2)、該処理の完了後
は、原稿Pを排紙トレイ10に排出させるべく排紙処理
を起動する(manualmd3)。その後、制御装置
500は、手差しレジストセンサ34により原稿Pの後
端が検知されるのを待ちつづける(manualmd
4)。手差しレジストセンサ34によって原稿Pの後端
が検知されると、制御装置500は、手差し原稿検知セ
ンサ60の検知結果に基づいて、次原稿の有無を判別す
る(manualmd5)。該判別の結果、次原稿が有
る場合は、(manualmd1)に戻って同様の処理
を繰り返す。一方、次原稿が無い場合は、手差し排紙処
理を行って一連の処理を終了する。
にセットされた原稿Pを複写機本体1のプラテン3上に
搬送させるべく、手差し給紙処理を行う(manual
md1)。その後、原稿画像の読み取りを、複写機本体
1の光学系を移動しながら行う光学系移動原稿読み取り
処理を行う(manualmd2)、該処理の完了後
は、原稿Pを排紙トレイ10に排出させるべく排紙処理
を起動する(manualmd3)。その後、制御装置
500は、手差しレジストセンサ34により原稿Pの後
端が検知されるのを待ちつづける(manualmd
4)。手差しレジストセンサ34によって原稿Pの後端
が検知されると、制御装置500は、手差し原稿検知セ
ンサ60の検知結果に基づいて、次原稿の有無を判別す
る(manualmd5)。該判別の結果、次原稿が有
る場合は、(manualmd1)に戻って同様の処理
を繰り返す。一方、次原稿が無い場合は、手差し排紙処
理を行って一連の処理を終了する。
【0202】以上説明した手差しモードの処理を構成し
ている様々な基本処理(例えば、手差し給紙処理、原稿
流し読み処理)については、後ほど詳細に説明する。
ている様々な基本処理(例えば、手差し給紙処理、原稿
流し読み処理)については、後ほど詳細に説明する。
【0203】3.2.3 基本処理 上述した制御動作を構成している基本処理について説明
する。
する。
【0204】3.2.3.1 ピックアップdown処
理 図28に基づいて、ピックアップdown処理について
説明する。
理 図28に基づいて、ピックアップdown処理について
説明する。
【0205】給紙ローラ5を、給紙ローラホームセンサ
45がオンしている位置から、原稿トレイに載置された
原稿束P上に下降させるべく、揺動モータ103を駆動
して(pickupdwn1)、昇降アーム51及び揺
動アーム57,53を下降させる。給紙ローラホームセ
ンサ45がオフにすることで、給紙ローラ5が下降した
のを確認した後(pickupdwn2)、第1揺動位
置センサ46と第2揺動位置センサ47とのオンによ
り、給紙ローラ5が紙面上に落下したことを検知すると
(pickupdwn3)、揺動モータ103の駆動を
止める(pickupdwn4)。
45がオンしている位置から、原稿トレイに載置された
原稿束P上に下降させるべく、揺動モータ103を駆動
して(pickupdwn1)、昇降アーム51及び揺
動アーム57,53を下降させる。給紙ローラホームセ
ンサ45がオフにすることで、給紙ローラ5が下降した
のを確認した後(pickupdwn2)、第1揺動位
置センサ46と第2揺動位置センサ47とのオンによ
り、給紙ローラ5が紙面上に落下したことを検知すると
(pickupdwn3)、揺動モータ103の駆動を
止める(pickupdwn4)。
【0206】3.2.3.2 ピックアップup処理 図29に基づいてピックアップup処理について説明す
る。
る。
【0207】制御装置500は、給紙ローラ5を待避位
置まで上昇させるべく、揺動モータ103を駆動する
(pickupup1)。給紙ローラホームセンサ45
のオンにより、上限位置まで達したことを検知すると
(pickupup2)、揺動モータ103の駆動を止
める(pickupup3)。この時の揺動モータ10
3の回転方向は、ピックアップdown処理時と逆方向
である。
置まで上昇させるべく、揺動モータ103を駆動する
(pickupup1)。給紙ローラホームセンサ45
のオンにより、上限位置まで達したことを検知すると
(pickupup2)、揺動モータ103の駆動を止
める(pickupup3)。この時の揺動モータ10
3の回転方向は、ピックアップdown処理時と逆方向
である。
【0208】3.2.3.3 分離処理 図30に基づいて分離処理について説明する。
【0209】制御装置500は、分離モータ100をオ
ンにし(sepa1)、原稿束P上に落下している給紙
ローラ5、分離ベルト6、分離搬送ローラ8および第1
給送ローラ16をそれぞれ回転させることで、原稿束P
の最上部の一枚の原稿Pのみを分離し、シートパス
(イ)内を搬送させる。
ンにし(sepa1)、原稿束P上に落下している給紙
ローラ5、分離ベルト6、分離搬送ローラ8および第1
給送ローラ16をそれぞれ回転させることで、原稿束P
の最上部の一枚の原稿Pのみを分離し、シートパス
(イ)内を搬送させる。
【0210】その後、制御装置500は、分離センサ3
0の検知結果に基づいて、原稿P先端が該分離センサ3
0の検知位置に達したか否かを監視し続ける(sepa
2)。分離センサ30の検知結果がオンになった場合、
すなわち、原稿先端が分離センサ30の検知位置に達し
た場合には、予め決められた所定時間範囲内に分離処理
が終了するように、分離モータ100の速度制御を行う
(sepa3)。該速度制御は、第2給送ローラ9に原
稿先端を突き当ててループ形成されるまでの残りの搬送
距離と、分離センサ30がオンになるまでの経過時間
と、に基づいて行う。
0の検知結果に基づいて、原稿P先端が該分離センサ3
0の検知位置に達したか否かを監視し続ける(sepa
2)。分離センサ30の検知結果がオンになった場合、
すなわち、原稿先端が分離センサ30の検知位置に達し
た場合には、予め決められた所定時間範囲内に分離処理
が終了するように、分離モータ100の速度制御を行う
(sepa3)。該速度制御は、第2給送ローラ9に原
稿先端を突き当ててループ形成されるまでの残りの搬送
距離と、分離センサ30がオンになるまでの経過時間
と、に基づいて行う。
【0211】また、これと同時に、分離モータ速度カウ
ンタによるカウントを所定位置でスタートさせる(se
pa4)。なお、分離モータ速度カウンタとは、分離ク
ロックから入力されるクロック信号によってカウントし
てゆくものである。分離モータ速度カウンタによるカウ
ント値があらかじめ設定された値まで達すると(sep
a5)、分離モータ搬送速度を所定速度に変更させる
(sepa6)。これにより、レジストループ形成時の
分離モータ搬送速度が、所定速度にまで増速(あるい
は、減速)されることになる。なお、sepa6におい
て所定速度への速度変更が開始されるまでのシート搬送
速度は、動作モード(前述の原稿搬送モード)それぞれ
について設定された値となっている。
ンタによるカウントを所定位置でスタートさせる(se
pa4)。なお、分離モータ速度カウンタとは、分離ク
ロックから入力されるクロック信号によってカウントし
てゆくものである。分離モータ速度カウンタによるカウ
ント値があらかじめ設定された値まで達すると(sep
a5)、分離モータ搬送速度を所定速度に変更させる
(sepa6)。これにより、レジストループ形成時の
分離モータ搬送速度が、所定速度にまで増速(あるい
は、減速)されることになる。なお、sepa6におい
て所定速度への速度変更が開始されるまでのシート搬送
速度は、動作モード(前述の原稿搬送モード)それぞれ
について設定された値となっている。
【0212】その後、制御装置500は、給紙センサ3
5の検知結果に基づいて、原稿先端が該給紙センサ35
の検知位置に達したか否かを監視し続ける(sepa
7)。給紙センサ35の検知結果がオンになった場合、
すなわち、原稿先端が給紙センサ35の検知位置に達し
た場合には、分離ループカウンタをスタートする(se
pa8)。なお、該分離ループカウンタは、分離クロッ
クから入力されるクロック信号によってカウントを行う
ものである。
5の検知結果に基づいて、原稿先端が該給紙センサ35
の検知位置に達したか否かを監視し続ける(sepa
7)。給紙センサ35の検知結果がオンになった場合、
すなわち、原稿先端が給紙センサ35の検知位置に達し
た場合には、分離ループカウンタをスタートする(se
pa8)。なお、該分離ループカウンタは、分離クロッ
クから入力されるクロック信号によってカウントを行う
ものである。
【0213】この後、制御装置500は、分離ループカ
ウンタが所定値までカウントするのを待つ(sepa
9)。カウント終了後、制御装置500は、分離モータ
100をオフにする(sepa10)。これにより、原
稿Pは、第2給送ローラ9のニップ部に先端を突き当て
られ所定量のループが形成された状態で停止されるた
め、分離時に発生していた斜行を矯正できる。
ウンタが所定値までカウントするのを待つ(sepa
9)。カウント終了後、制御装置500は、分離モータ
100をオフにする(sepa10)。これにより、原
稿Pは、第2給送ローラ9のニップ部に先端を突き当て
られ所定量のループが形成された状態で停止されるた
め、分離時に発生していた斜行を矯正できる。
【0214】3.2.3.4 給紙処理 図31に基づいて給紙処理について説明する。
【0215】反転給紙フラッパ22は、図5において実
線で示したように、通常、パス切り替えソレノイド10
7がオフの状態では、シートパス(チ)に原稿Pが搬送
されるように付勢されている。
線で示したように、通常、パス切り替えソレノイド10
7がオフの状態では、シートパス(チ)に原稿Pが搬送
されるように付勢されている。
【0216】制御装置500は、まず、パス切り替えソ
レノイド107をオンにすることで、反転給紙フラッパ
22を図5において鎖線で描いた状態に切り換える(e
nt1)。
レノイド107をオンにすることで、反転給紙フラッパ
22を図5において鎖線で描いた状態に切り換える(e
nt1)。
【0217】更に、第2給送ローラ9に先端を突き当て
られ、第1給送ローラ16にニップされた状態にある原
稿Pをシートパス(ハ),(ニ)に搬送させるべく、分
離モータ100,搬送モータ101およびベルトモータ
102をオンにする(ent2)。これにより、第1給
送ローラ16,第2給送ローラ9および幅広ベルト7の
駆動が開始される。
られ、第1給送ローラ16にニップされた状態にある原
稿Pをシートパス(ハ),(ニ)に搬送させるべく、分
離モータ100,搬送モータ101およびベルトモータ
102をオンにする(ent2)。これにより、第1給
送ローラ16,第2給送ローラ9および幅広ベルト7の
駆動が開始される。
【0218】また、これと同時に、サイズチェックカウ
ンタをスタートさせる(ent3)。なお、サイズチェ
ックカウンタは、反転クロックから入力するクロック信
号によってカウントするカウンタである。
ンタをスタートさせる(ent3)。なお、サイズチェ
ックカウンタは、反転クロックから入力するクロック信
号によってカウントするカウンタである。
【0219】この後は、レジストセンサ39の検知結果
がオンになったか否か(すなわち、原稿先端を検知した
か否か)に基づいて、原稿Pがシートパス(ハ)に搬送
されたか否かを判別しつつ待機状態となる(ent
4)。
がオンになったか否か(すなわち、原稿先端を検知した
か否か)に基づいて、原稿Pがシートパス(ハ)に搬送
されたか否かを判別しつつ待機状態となる(ent
4)。
【0220】原稿Pがシートパス(ハ)に搬送されたこ
とが確認された場合には、続いて、分離センサ30の検
知結果がオンになっているか否か(すなわち、原稿後端
が分離センサ30の検知位置を通過したか否か)を判定
する(ent5)。該判定の結果、分離センサ30の検
知位置を原稿後端が通過したことが確認された場合に
は、分離オフカウンタをスタートさせる(ent6)。
分離オフカウンタは、分離クロックから入力するクロッ
ク信号によってカウントしてゆく。制御装置500は、
第1給送ローラ16から分離センサ30までの距離分だ
けのカウントが完了するのを待つ(ent7)。
とが確認された場合には、続いて、分離センサ30の検
知結果がオンになっているか否か(すなわち、原稿後端
が分離センサ30の検知位置を通過したか否か)を判定
する(ent5)。該判定の結果、分離センサ30の検
知位置を原稿後端が通過したことが確認された場合に
は、分離オフカウンタをスタートさせる(ent6)。
分離オフカウンタは、分離クロックから入力するクロッ
ク信号によってカウントしてゆく。制御装置500は、
第1給送ローラ16から分離センサ30までの距離分だ
けのカウントが完了するのを待つ(ent7)。
【0221】カウントが完了した時点では既に原稿Pは
第1給送ローラ16から後端が抜けているため、制御装
置500は、分離モータ100をオフにすることで第1
給送ローラ16の駆動を止める(ent8)。
第1給送ローラ16から後端が抜けているため、制御装
置500は、分離モータ100をオフにすることで第1
給送ローラ16の駆動を止める(ent8)。
【0222】その後、制御装置500は、給紙センサ3
5がオフになるのを待つ(ent9)。給紙センサ35
がオフになっていた場合(すなわち、給紙センサ35の
検知位置を原稿後端が通過した場合)には、サイズチェ
ックカウンタをストップし(ent10)、そのデータ
に基づいてサイズチェック処理(ent11)を行う。
該サイズチェック処理については、後ほど図37を用い
て説明する。
5がオフになるのを待つ(ent9)。給紙センサ35
がオフになっていた場合(すなわち、給紙センサ35の
検知位置を原稿後端が通過した場合)には、サイズチェ
ックカウンタをストップし(ent10)、そのデータ
に基づいてサイズチェック処理(ent11)を行う。
該サイズチェック処理については、後ほど図37を用い
て説明する。
【0223】さらに、この後、原稿Pをプラテン3上の
所定位置に停止するべく、レジストカウンタをスタート
させる(ent12)。なお、レジストカウンタは、ベ
ルト励磁クロックによってカウントされるものである。
所定位置に停止するべく、レジストカウンタをスタート
させる(ent12)。なお、レジストカウンタは、ベ
ルト励磁クロックによってカウントされるものである。
【0224】その後、制御装置500は、レジストカウ
ンタが給紙センサ35から第2給送ローラ9までの距離
L4分だけカウントするのを待つ(ent13)。レジ
ストカウンタが距離L4分だけカウントした後、制御装
置500は、搬送モータ101をオフにする(ent1
4)。この後は、スタートしたレジストカウンタが終了
するのを待つ(ent15)。カウントが終了すると、
制御装置500はベルトモータ102をオフにする(e
nt16)。さらに、パス切り替えソレノイド107を
オフにする(ent17)。
ンタが給紙センサ35から第2給送ローラ9までの距離
L4分だけカウントするのを待つ(ent13)。レジ
ストカウンタが距離L4分だけカウントした後、制御装
置500は、搬送モータ101をオフにする(ent1
4)。この後は、スタートしたレジストカウンタが終了
するのを待つ(ent15)。カウントが終了すると、
制御装置500はベルトモータ102をオフにする(e
nt16)。さらに、パス切り替えソレノイド107を
オフにする(ent17)。
【0225】3.2.3.5 プリ反転処理 図32に基づいてプリ反転処理について説明する。
【0226】反転給紙フラッパ22は、図5において実
線で示したように、通常、パス切り替えソレノイド10
7がオフの状態では、シートパス(チ)に原稿Pが搬送
されるように付勢されている。
線で示したように、通常、パス切り替えソレノイド10
7がオフの状態では、シートパス(チ)に原稿Pが搬送
されるように付勢されている。
【0227】第2給送ローラ9に先端を突き当てられ、
第1給送ローラ16にニップされた状態にある原稿Pを
シートパス(ハ),(ニ)に搬送させるべく、分離モー
タ100および搬送モータ101をオンにする(pre
trn1)。これにより、第1給送ローラ16、第2給
送ローラ9、第1反転ローラ17、第2反転ローラ18
の駆動が開始される。
第1給送ローラ16にニップされた状態にある原稿Pを
シートパス(ハ),(ニ)に搬送させるべく、分離モー
タ100および搬送モータ101をオンにする(pre
trn1)。これにより、第1給送ローラ16、第2給
送ローラ9、第1反転ローラ17、第2反転ローラ18
の駆動が開始される。
【0228】また、これと同時に、サイズチェックカウ
ンタをスタートさせる(pretrn2)。なお、サイ
ズチェックカウンタは、反転クロックから入力するクロ
ック信号によってカウントするカウンタである。
ンタをスタートさせる(pretrn2)。なお、サイ
ズチェックカウンタは、反転クロックから入力するクロ
ック信号によってカウントするカウンタである。
【0229】この後は、レジストセンサ39の検知結果
がオンになったか否か(すなわち、原稿先端を検知した
か否か)に基づいて、原稿Pがシートパス(チ)に搬送
されたか否かを判別しつつ待機状態となる(pretr
n3)。
がオンになったか否か(すなわち、原稿先端を検知した
か否か)に基づいて、原稿Pがシートパス(チ)に搬送
されたか否かを判別しつつ待機状態となる(pretr
n3)。
【0230】原稿Pがシートパス(ハ)に搬送されたこ
とが確認された場合には、続いて、分離センサ30の検
知結果がオンになっているか否か(すなわち、原稿後端
が分離センサ30の検知位置を通過したか否か)を判定
する(pretrn4)。該判定の結果、分離センサ3
0の検知位置を原稿後端が通過したことが確認された場
合には、分離オフカウンタをスタートさせる(pret
rn5)。分離オフカウンタは、分離クロックから入力
するクロック信号によってカウントしてゆく。
とが確認された場合には、続いて、分離センサ30の検
知結果がオンになっているか否か(すなわち、原稿後端
が分離センサ30の検知位置を通過したか否か)を判定
する(pretrn4)。該判定の結果、分離センサ3
0の検知位置を原稿後端が通過したことが確認された場
合には、分離オフカウンタをスタートさせる(pret
rn5)。分離オフカウンタは、分離クロックから入力
するクロック信号によってカウントしてゆく。
【0231】制御装置500は、第1給送ローラ16か
ら分離センサ30までの距離分だけのカウントが完了す
るのを待つ(pretrn6)。
ら分離センサ30までの距離分だけのカウントが完了す
るのを待つ(pretrn6)。
【0232】カウントが完了した時点では既に原稿Pは
第1給送ローラ16から後端が抜けているため、制御装
置500は、分離モータ100をオフにすることで第1
給送ローラ16の駆動を止める(pretrn7)。
第1給送ローラ16から後端が抜けているため、制御装
置500は、分離モータ100をオフにすることで第1
給送ローラ16の駆動を止める(pretrn7)。
【0233】その後、制御装置500は、給紙センサ3
5がオフになるのを待つ(pretrn8)。給紙セン
サ35がオフになっていた場合(すなわち、給紙センサ
35の検知位置を原稿後端が通過した場合)には、サイ
ズチェックカウンタをストップし(pretrn9)、
そのデータに基づいてサイズチェック処理を行う(pr
etrn10)。
5がオフになるのを待つ(pretrn8)。給紙セン
サ35がオフになっていた場合(すなわち、給紙センサ
35の検知位置を原稿後端が通過した場合)には、サイ
ズチェックカウンタをストップし(pretrn9)、
そのデータに基づいてサイズチェック処理を行う(pr
etrn10)。
【0234】この後、制御装置500は、レジストセン
サ39がオフになるのを待つ(pretrn11)。
サ39がオフになるのを待つ(pretrn11)。
【0235】レジストセンサ39がオフ になったとき
(すなわち、レジストセンサ39を原稿後端が通過した
とき)には、シートパス(チ)を抜けた所定位置に原稿
後端を停止させるべく、プリ反転カウンタをスタートさ
せる(pretrn12)。該プリ反転カウンタは、反
転励磁クロックによってカウントされるカウンタであ
る。
(すなわち、レジストセンサ39を原稿後端が通過した
とき)には、シートパス(チ)を抜けた所定位置に原稿
後端を停止させるべく、プリ反転カウンタをスタートさ
せる(pretrn12)。該プリ反転カウンタは、反
転励磁クロックによってカウントされるカウンタであ
る。
【0236】ところで、このとき、反転フラッパ23
は、図5の実線に示すように、シートパス(リ)に原稿
搬送されるように付勢されている。
は、図5の実線に示すように、シートパス(リ)に原稿
搬送されるように付勢されている。
【0237】この後、プリ反転カウンタによるカウント
が終了した時点で(pretrn13)、制御装置50
0は、搬送モータ101をオフにする(pretrn1
4)。
が終了した時点で(pretrn13)、制御装置50
0は、搬送モータ101をオフにする(pretrn1
4)。
【0238】そして、所定時間経過後、搬送モータ10
1の逆転を開始させると共に、ベルトモータ102をオ
ンにすることで、シートパス(ホ)に原稿Pを搬送させ
る(pretrn15)。
1の逆転を開始させると共に、ベルトモータ102をオ
ンにすることで、シートパス(ホ)に原稿Pを搬送させ
る(pretrn15)。
【0239】制御装置500は、反転センサ50がオン
になるのを確認することで、原稿Pがシートパス(ホ)
に搬送されたことを確認する(pretrn16)。
になるのを確認することで、原稿Pがシートパス(ホ)
に搬送されたことを確認する(pretrn16)。
【0240】更に、この後、反転センサ50がオフにな
るのを待って、すなわち、反転センサ50の検知位置を
原稿後端が通過するのを待って(pretrn17)、
制御装置500は、搬送モータ101をオフにする(p
retrn18)。さらに、原稿Pをプラテン上の所定
位置に停止すべく、プリ給紙カウンタをスタートさせる
(pretrn19)。プリ給紙カウンタは、ベルト励
磁クロックによってカウントされる。そして、プリ給紙
カウンタのカウントが終了した時点で(pretrn2
0)、ベルトモータ102をオフにする(pretrn
21)。
るのを待って、すなわち、反転センサ50の検知位置を
原稿後端が通過するのを待って(pretrn17)、
制御装置500は、搬送モータ101をオフにする(p
retrn18)。さらに、原稿Pをプラテン上の所定
位置に停止すべく、プリ給紙カウンタをスタートさせる
(pretrn19)。プリ給紙カウンタは、ベルト励
磁クロックによってカウントされる。そして、プリ給紙
カウンタのカウントが終了した時点で(pretrn2
0)、ベルトモータ102をオフにする(pretrn
21)。
【0241】3.2.3.6 反転処理 図33に基づいて反転処理について説明する。
【0242】反転フラッパソレノイド108がオフの状
態では、反転フラッパ23は、図5に実線で示したよう
に、シートパス(リ)に原稿Pが搬送されるように付勢
されている。
態では、反転フラッパ23は、図5に実線で示したよう
に、シートパス(リ)に原稿Pが搬送されるように付勢
されている。
【0243】制御装置500は、反転フラッパソレノイ
ド108をオンにすることで、反転フラッパ23を図5
の実線で描いた状態に切り換えておく。更に、パス切り
替えフラッパソレノイド107をオンにすることで、反
転給紙フラッパ22および給排フラッパ25を、それぞ
れ図5において鎖線で描いた状態に切り換えさせる(t
rn1)。
ド108をオンにすることで、反転フラッパ23を図5
の実線で描いた状態に切り換えておく。更に、パス切り
替えフラッパソレノイド107をオンにすることで、反
転給紙フラッパ22および給排フラッパ25を、それぞ
れ図5において鎖線で描いた状態に切り換えさせる(t
rn1)。
【0244】続いて、制御装置500は、プラテン3上
の原稿Pをシートパス(ホ)に搬送させるべく、ベルト
モータ102、搬送モータ101をオンにする(trn
2)。これにより、幅広ベルト7、第2給送ローラ9、
第1反転ローラ17および第2反転ローラ18が駆動さ
れる。
の原稿Pをシートパス(ホ)に搬送させるべく、ベルト
モータ102、搬送モータ101をオンにする(trn
2)。これにより、幅広ベルト7、第2給送ローラ9、
第1反転ローラ17および第2反転ローラ18が駆動さ
れる。
【0245】制御装置500は、反転センサ50がオン
になるのを待つ(trn3)。反転センサ50がオンに
なった場合(すなわち、原稿先端が反転センサ50の検
知位置を通過した場合)には、反転カウンタをスタート
させて所定値までカウントさせる(trn4)。反転カ
ウンタは、ベルト励磁クロックによってカウントされる
カウンタである。ここでの所定値は、原稿先端がシート
パス(へ)、(ト)内の所定位置に達したところで、ベ
ルトモータ102を停止/逆転するべく設定されてい
る。
になるのを待つ(trn3)。反転センサ50がオンに
なった場合(すなわち、原稿先端が反転センサ50の検
知位置を通過した場合)には、反転カウンタをスタート
させて所定値までカウントさせる(trn4)。反転カ
ウンタは、ベルト励磁クロックによってカウントされる
カウンタである。ここでの所定値は、原稿先端がシート
パス(へ)、(ト)内の所定位置に達したところで、ベ
ルトモータ102を停止/逆転するべく設定されてい
る。
【0246】この後、制御装置500は、反転カウンタ
によるカウントが終了するのを待つ(trn5)。そし
て、反転カウンタによるカウントが終了すると、ベルト
モータ102をオフにし(trn6)、さらに、所定時
間経過後にベルトモータ102の逆転を開始させる(t
rn7)。
によるカウントが終了するのを待つ(trn5)。そし
て、反転カウンタによるカウントが終了すると、ベルト
モータ102をオフにし(trn6)、さらに、所定時
間経過後にベルトモータ102の逆転を開始させる(t
rn7)。
【0247】この間、搬送モータ101はオンにされて
おり、原稿Pがニップされている第1反転ローラ17、
第2反転ローラ18および第2給送ローラ9は駆動され
ている。従って、原稿Pは、シートパス(へ)、(ト)
を搬送されている。
おり、原稿Pがニップされている第1反転ローラ17、
第2反転ローラ18および第2給送ローラ9は駆動され
ている。従って、原稿Pは、シートパス(へ)、(ト)
を搬送されている。
【0248】制御装置500は、給紙センサ35がオン
になるのを待つ(trn8)。制御装置500は、給紙
センサ35がオンになったこと(つまり、給紙センサ3
5の検知位置を原稿先端が通過したこと)を確認するこ
とで、シートパス(ト)を搬送されていることを確認す
る。
になるのを待つ(trn8)。制御装置500は、給紙
センサ35がオンになったこと(つまり、給紙センサ3
5の検知位置を原稿先端が通過したこと)を確認するこ
とで、シートパス(ト)を搬送されていることを確認す
る。
【0249】制御装置500は、レジストセンサ39が
オンになるのを待つ(trn9)。そして、制御装置5
00は、レジストセンサ39がオンになった場合には、
搬送モータ101をオフにする(trn10)。それと
同時に、原稿Pをプラテン3上の所定位置に停止させる
べく、反転給紙カウンタによるカウントをスタートさせ
る(trn11)。反転給紙カウンタは、ベルト励磁ク
ロックによってカウントされる。そして、制御装置50
0は、反転給紙カウンタによるカウントが終了するのを
待つ(trn12)。
オンになるのを待つ(trn9)。そして、制御装置5
00は、レジストセンサ39がオンになった場合には、
搬送モータ101をオフにする(trn10)。それと
同時に、原稿Pをプラテン3上の所定位置に停止させる
べく、反転給紙カウンタによるカウントをスタートさせ
る(trn11)。反転給紙カウンタは、ベルト励磁ク
ロックによってカウントされる。そして、制御装置50
0は、反転給紙カウンタによるカウントが終了するのを
待つ(trn12)。
【0250】反転給紙カウンタによるカウントが終了す
ると、制御装置500は、ベルトモータ102をオフに
する(trn13)。さらに、反転フラッパソレノイド
108をオフにすることで、反転フラッパ23を、図3
において実線で描いた状態にする。また、パス切り替え
ソレノイド107を、オフにすることで、反転給紙フラ
ッパ22および給排フラッパ25を、図5において実線
で描いた状態に戻す(trn14)。
ると、制御装置500は、ベルトモータ102をオフに
する(trn13)。さらに、反転フラッパソレノイド
108をオフにすることで、反転フラッパ23を、図3
において実線で描いた状態にする。また、パス切り替え
ソレノイド107を、オフにすることで、反転給紙フラ
ッパ22および給排フラッパ25を、図5において実線
で描いた状態に戻す(trn14)。
【0251】なお、(trn7)では、第1反転ローラ
17と幅広ベルト7とが、原稿Pを互いに逆方向に引っ
張り合う。しかし、第1反転ローラ17のニップ力の方
が強いため、原稿Pは第1反転ローラ17に追従して搬
送される。但し、送り方向に長い原稿Pの場合、幅広ベ
ルト7内部の押圧コロとプラテン3とのニップ力の影響
を大きく受ける為、第1反転ローラ17に追従しなくな
る。そのため、ベルトモータ102を停止して、逆転す
るタイミング(すなわち、反転カウンタによってカウン
トとする値)は、原稿Pの送り方向長さに応じて設定す
る。
17と幅広ベルト7とが、原稿Pを互いに逆方向に引っ
張り合う。しかし、第1反転ローラ17のニップ力の方
が強いため、原稿Pは第1反転ローラ17に追従して搬
送される。但し、送り方向に長い原稿Pの場合、幅広ベ
ルト7内部の押圧コロとプラテン3とのニップ力の影響
を大きく受ける為、第1反転ローラ17に追従しなくな
る。そのため、ベルトモータ102を停止して、逆転す
るタイミング(すなわち、反転カウンタによってカウン
トとする値)は、原稿Pの送り方向長さに応じて設定す
る。
【0252】3.2.3.7 排紙処理 図34に基づいて排紙処理について説明する。
【0253】排紙フラッパソレノイド109がオフにさ
れている状態において、排紙フラッパ26は図5の鎖線
で描いた状態のように、フラッパ先端部がプラテン3よ
り低い位置なるように付勢されている。
れている状態において、排紙フラッパ26は図5の鎖線
で描いた状態のように、フラッパ先端部がプラテン3よ
り低い位置なるように付勢されている。
【0254】制御装置500は、プラテン3上の原稿P
をシートパス(ニ),(ヌ)に搬送させるべく、ベルト
モータ102および排紙モータ104をオンにする(e
jct1)。これにより、幅広ベルト7、手差し給紙ロ
ーラ13、排紙ローラ12が駆動される。
をシートパス(ニ),(ヌ)に搬送させるべく、ベルト
モータ102および排紙モータ104をオンにする(e
jct1)。これにより、幅広ベルト7、手差し給紙ロ
ーラ13、排紙ローラ12が駆動される。
【0255】制御装置500は、手差しレジストセンサ
34の検出結果がオンになったか否か(すなわち、手差
し手差しレジストセンサ34の検知位置を原稿先端が通
過したか否か)に基づいて、原稿Pがシートパス(ヌ)
を搬送されていることを確認する(ejct2)。手差
しレジストセンサ34の検出結果がオンになった場合
(すなわち、原稿Pがシートパス(ヌ)を搬送されてい
ることが確認された場合)には、続いて、手差しレジス
トセンサ34の検知位置を原稿後端が通過するのを待っ
て(ejct3)、ベルトモータ102をオフにする
(ejct4)。
34の検出結果がオンになったか否か(すなわち、手差
し手差しレジストセンサ34の検知位置を原稿先端が通
過したか否か)に基づいて、原稿Pがシートパス(ヌ)
を搬送されていることを確認する(ejct2)。手差
しレジストセンサ34の検出結果がオンになった場合
(すなわち、原稿Pがシートパス(ヌ)を搬送されてい
ることが確認された場合)には、続いて、手差しレジス
トセンサ34の検知位置を原稿後端が通過するのを待っ
て(ejct3)、ベルトモータ102をオフにする
(ejct4)。
【0256】また、排紙カウンタによるカウントをスタ
ートさせる(ejct5)。排紙カウンタは、排紙クロ
ックから入力するクロック信号によってカウントする。
この間、制御装置500は、排紙カウンタによるカウン
ト値が所定値まで達したか否かを確認している(ejc
t6)。カウント値が所定値にまで達していた場合に
は、排紙モータ104をオフにする(ejct7)。こ
のときには既に、原稿Pはシートパス(ヌ)を通過し排
紙ローラ12を抜けて排紙トレイ10上に排出されてい
る。
ートさせる(ejct5)。排紙カウンタは、排紙クロ
ックから入力するクロック信号によってカウントする。
この間、制御装置500は、排紙カウンタによるカウン
ト値が所定値まで達したか否かを確認している(ejc
t6)。カウント値が所定値にまで達していた場合に
は、排紙モータ104をオフにする(ejct7)。こ
のときには既に、原稿Pはシートパス(ヌ)を通過し排
紙ローラ12を抜けて排紙トレイ10上に排出されてい
る。
【0257】3.2.3.8 手差し給紙処理 図35に基づいて手差し給紙処理を説明する。
【0258】排紙フラッパソレノイド109がオフの状
態では、排紙フラッパ26は、図4の実線で示した状態
のように、排紙フラッパ先端部がプラテンより低い位置
に付勢されている。また、手差しシャッタ28は手差し
原稿トレイ14にセットされた原稿Pの先端が突き当て
られた状態にある。
態では、排紙フラッパ26は、図4の実線で示した状態
のように、排紙フラッパ先端部がプラテンより低い位置
に付勢されている。また、手差しシャッタ28は手差し
原稿トレイ14にセットされた原稿Pの先端が突き当て
られた状態にある。
【0259】制御装置500は、排紙フラッパソレノイ
ド109をオンにして、図4の鎖線で描いた状態に、手
差しシャッタ28、排紙フラッパ26を切り換える(m
ent1)。続いて、排紙モータ104をオンにして、
手差し給紙ローラ13を回転させる(ment2)。こ
れにより、原稿Pはシートパス(ル)内を搬送される。
ド109をオンにして、図4の鎖線で描いた状態に、手
差しシャッタ28、排紙フラッパ26を切り換える(m
ent1)。続いて、排紙モータ104をオンにして、
手差し給紙ローラ13を回転させる(ment2)。こ
れにより、原稿Pはシートパス(ル)内を搬送される。
【0260】制御装置500は、手差しレジストセンサ
34の検出結果がオンになったか否かに基づいて、手差
しレジストセンサ34の検知位置を原稿先端が通過した
か否かを判定している(ment3)。手差しレジスト
センサ34の検出結果がオンになった場合(すなわち、
手差しレジストセンサ34の検知位置を原稿先端が通過
した場合)には、手差しループカウンタによるカウント
をスタートする(ment4)。手差しループカウンタ
は、排紙クロックから入力するクロック信号によってカ
ウントされる。手差しループカウンタによるカウントが
所定値にまで達すると(ment5)、制御装置500
は、排紙モータ104をオフにする(ment6)。こ
れにより、原稿Pは、手差しレジストローラ11のニッ
プ部に先端を突き当てられ、所定量のループが形成され
た状態で停止し、手差し給紙ローラ13での搬送中に発
生していた斜行は矯正される。
34の検出結果がオンになったか否かに基づいて、手差
しレジストセンサ34の検知位置を原稿先端が通過した
か否かを判定している(ment3)。手差しレジスト
センサ34の検出結果がオンになった場合(すなわち、
手差しレジストセンサ34の検知位置を原稿先端が通過
した場合)には、手差しループカウンタによるカウント
をスタートする(ment4)。手差しループカウンタ
は、排紙クロックから入力するクロック信号によってカ
ウントされる。手差しループカウンタによるカウントが
所定値にまで達すると(ment5)、制御装置500
は、排紙モータ104をオフにする(ment6)。こ
れにより、原稿Pは、手差しレジストローラ11のニッ
プ部に先端を突き当てられ、所定量のループが形成され
た状態で停止し、手差し給紙ローラ13での搬送中に発
生していた斜行は矯正される。
【0261】排紙モータ104をオフにしてから所定時
間経過後、制御装置500は、原稿Pをシートパス
(ル),(ニ)に搬送するべく排紙モータ104及びベ
ルトモータ102をオンにする(ment7)。これに
より、手差し給紙ローラ13、手差しレジストローラ1
1および幅広ベルト7は、駆動される。
間経過後、制御装置500は、原稿Pをシートパス
(ル),(ニ)に搬送するべく排紙モータ104及びベ
ルトモータ102をオンにする(ment7)。これに
より、手差し給紙ローラ13、手差しレジストローラ1
1および幅広ベルト7は、駆動される。
【0262】また、それと同時に、制御装置500は、
サイズチェックカウンタをスタートさせる(ment
8)。更に、手差しレジストカウンタをスタートさせる
(ment9)。サイズチェックカウンタは、ベルトク
ロックから入力するクロック信号によってカウントする
ものである。手差しレジストカウンタは、プラテン3上
の所定位置に停止するべくベルト励磁クロックによって
カウントされるものである。そして、手差しレジストセ
ンサ34がオフになったこと(すなわち、手差しレジス
トセンサ34の検知位置を原稿後端が通過したこと)を
検知すると(ment10)、サイズチェックカウンタ
をストップする。そして、そのデータに基づいて図35
に示すサイズチェック処理(ment11)を行う。
サイズチェックカウンタをスタートさせる(ment
8)。更に、手差しレジストカウンタをスタートさせる
(ment9)。サイズチェックカウンタは、ベルトク
ロックから入力するクロック信号によってカウントする
ものである。手差しレジストカウンタは、プラテン3上
の所定位置に停止するべくベルト励磁クロックによって
カウントされるものである。そして、手差しレジストセ
ンサ34がオフになったこと(すなわち、手差しレジス
トセンサ34の検知位置を原稿後端が通過したこと)を
検知すると(ment10)、サイズチェックカウンタ
をストップする。そして、そのデータに基づいて図35
に示すサイズチェック処理(ment11)を行う。
【0263】また、原稿後端は、既に手差し給紙ローラ
13を抜けているため、制御装置500は排紙モータ1
04をオフにする(ment12)。その後、手差しレ
ジストカウンタのカウント値が所定の値に達した時点で
(ment13)、ベルトモータ102をオフにする
(ment14)。そして、排紙フラッパソレノイド1
09をオフにする(ment15)。
13を抜けているため、制御装置500は排紙モータ1
04をオフにする(ment12)。その後、手差しレ
ジストカウンタのカウント値が所定の値に達した時点で
(ment13)、ベルトモータ102をオフにする
(ment14)。そして、排紙フラッパソレノイド1
09をオフにする(ment15)。
【0264】3.2.3.9 原稿流し読み処理 図36に基づいて原稿流し読み処理について説明する。
【0265】制御装置500は、複写機本体1の固定し
た光学系(読み取り手段としてのスキャナーユニット2
04)によって原稿Pの画像を読み取るべく、ベルトモ
ータ102をオンにして(move1)、幅広ベルト7
を駆動する。これと同時に、原稿先端が所定位置に達し
たところで画先信号をオンにするべく、画先オンカウン
タをスタートさせる(move2)。画先オンカウンタ
は、ベルト励磁クロックによってカウントされる。この
ときの複写機本体1から受信した流し読み速度データ
(V)に基づいて、励磁クロック信号を出力すること
で、ベルトモータ102の回転は定速制御を行う。その
後、画先オンカウンタのカウント値が所定値にまで達し
た時点で(move3)、画先信号をオンに(複写機本
体1ヘ送信)する(move4)。
た光学系(読み取り手段としてのスキャナーユニット2
04)によって原稿Pの画像を読み取るべく、ベルトモ
ータ102をオンにして(move1)、幅広ベルト7
を駆動する。これと同時に、原稿先端が所定位置に達し
たところで画先信号をオンにするべく、画先オンカウン
タをスタートさせる(move2)。画先オンカウンタ
は、ベルト励磁クロックによってカウントされる。この
ときの複写機本体1から受信した流し読み速度データ
(V)に基づいて、励磁クロック信号を出力すること
で、ベルトモータ102の回転は定速制御を行う。その
後、画先オンカウンタのカウント値が所定値にまで達し
た時点で(move3)、画先信号をオンに(複写機本
体1ヘ送信)する(move4)。
【0266】複写機本体1は、この画先信号を受信した
後、流し読み時の光学系固定位置に原稿先端が到達する
までの時間を演算制御して、実際の画像読み取りを行う
ことになる。所定時間経過後、制御装置500は、画先
信号をオフにする(move5,6,7)。その後、原
稿後端が読み取り位置を通過したところで、ベルトモー
タ102をオフにする(move8)。
後、流し読み時の光学系固定位置に原稿先端が到達する
までの時間を演算制御して、実際の画像読み取りを行う
ことになる。所定時間経過後、制御装置500は、画先
信号をオフにする(move5,6,7)。その後、原
稿後端が読み取り位置を通過したところで、ベルトモー
タ102をオフにする(move8)。
【0267】なお、流し読み速度データ(V)は、光学
系移動時(固定読み時)の読み取り速度(V1)と等し
くてもよいし、異なってもよい。特に、V>V1と設定
されたときは、通常の光学系移動読み取りよりも短時間
で原稿画像が読み取りを完了するので複写速度が向上す
る。
系移動時(固定読み時)の読み取り速度(V1)と等し
くてもよいし、異なってもよい。特に、V>V1と設定
されたときは、通常の光学系移動読み取りよりも短時間
で原稿画像が読み取りを完了するので複写速度が向上す
る。
【0268】3.2.3.10 サイズチェック処理 図37に基づいて、原稿Pのサイズチェック処理につい
て説明する。
て説明する。
【0269】このサイズチェック処理では、サイズチェ
ックカウンタデータに、第2給送ローラ9のニップ位置
から給紙センサ35までの距離分を加えて補正すること
で、真の原稿Pサイズ(送り方向長さ)を得る(siz
eck1)。なお、原稿Pは第2給送ローラ35と幅広
ベルト7によって搬送されており、その送り量とベルト
励磁クロックによるカウント値とは確実に一致する。
ックカウンタデータに、第2給送ローラ9のニップ位置
から給紙センサ35までの距離分を加えて補正すること
で、真の原稿Pサイズ(送り方向長さ)を得る(siz
eck1)。なお、原稿Pは第2給送ローラ35と幅広
ベルト7によって搬送されており、その送り量とベルト
励磁クロックによるカウント値とは確実に一致する。
【0270】この後、制御装置500は、求めた真の原
稿サイズの大きさを判定する(sizeck1〜 si
zeck7)。そして、その判定結果に基づいて、その
ときの原稿Pのサイズが、A5,B5,A4,B5R,
A4R,B4,A3等のうちのいずれであるかを結論づ
ける(sizeck8〜sizeck14)。
稿サイズの大きさを判定する(sizeck1〜 si
zeck7)。そして、その判定結果に基づいて、その
ときの原稿Pのサイズが、A5,B5,A4,B5R,
A4R,B4,A3等のうちのいずれであるかを結論づ
ける(sizeck8〜sizeck14)。
【0271】3.2.3.11 光学系の流し読み位置
の選定 次に、ADF2による原稿給送の前に、光学系であるス
キャナーユニット204を、複数の流し読み位置の1つ
に予め移動させておいて、画像形成の出力シートの出力
をはやめる動作について説明する。
の選定 次に、ADF2による原稿給送の前に、光学系であるス
キャナーユニット204を、複数の流し読み位置の1つ
に予め移動させておいて、画像形成の出力シートの出力
をはやめる動作について説明する。
【0272】スキャナーユニット204は、原稿Pを流
し読みする場合、複数の流し読み位置の1つの位置に、
原稿Pのサイズに応じて選択して移動し固定する必要が
あるが、ADF2により給送された真の原稿サイズを検
知してから、スキャナーユニット204を移動させたの
では、最初の画像形成したシートの出力が遅くなってし
まう。
し読みする場合、複数の流し読み位置の1つの位置に、
原稿Pのサイズに応じて選択して移動し固定する必要が
あるが、ADF2により給送された真の原稿サイズを検
知してから、スキャナーユニット204を移動させたの
では、最初の画像形成したシートの出力が遅くなってし
まう。
【0273】本実施の形態では、原稿トレイ4(図1)
上に原稿Pされると、第1の原稿サイズ検知手段として
の、原稿後端検知センサ41、又はこの原稿後端検知セ
ンサ41と紙幅検知センサ44とにより、予め原稿サイ
ズを予測する。この原稿サイズ情報に基づいて、読み取
り位置選択手段47(図22)がスキャナーユニット2
04の流し読み位置を選択する。この選択後、ADF2
が原稿Pを給送する前に、スキャナーユニット204
は、選択された流し読み位置にスキャナモータ(読み取
り手段駆動手段)110により駆動される。
上に原稿Pされると、第1の原稿サイズ検知手段として
の、原稿後端検知センサ41、又はこの原稿後端検知セ
ンサ41と紙幅検知センサ44とにより、予め原稿サイ
ズを予測する。この原稿サイズ情報に基づいて、読み取
り位置選択手段47(図22)がスキャナーユニット2
04の流し読み位置を選択する。この選択後、ADF2
が原稿Pを給送する前に、スキャナーユニット204
は、選択された流し読み位置にスキャナモータ(読み取
り手段駆動手段)110により駆動される。
【0274】選択された流し読み位置にスキャナーユニ
ット204が移動された状態で、原稿Pを搬送しながら
流し読みするとき、搬送中の原稿Pは、第2のサイズ検
知手段としてのサイズチェックカウンタ(クロックパル
ス発生機構101a,101bの上反転クロックセンサ
101b)により発生するクロックパルス数で、真の原
稿サイズが検知される。
ット204が移動された状態で、原稿Pを搬送しながら
流し読みするとき、搬送中の原稿Pは、第2のサイズ検
知手段としてのサイズチェックカウンタ(クロックパル
ス発生機構101a,101bの上反転クロックセンサ
101b)により発生するクロックパルス数で、真の原
稿サイズが検知される。
【0275】前記読み取り位置選択手段47により選択
されたスキャナーユニット204の流し読み位置と、前
記第2のサイズ検知手段により検出された真の原稿サイ
ズとが、最適な組み合わせでなかった場合には、ADF
2の原稿給送動作は、停止されるように制御されてい
る。ADF2の停止は、上記の最適な組み合わせでない
読み取り位置で、原稿Pの画像読み取りを実行すると、
出力シートに画像異常を生じることがあるためである。
されたスキャナーユニット204の流し読み位置と、前
記第2のサイズ検知手段により検出された真の原稿サイ
ズとが、最適な組み合わせでなかった場合には、ADF
2の原稿給送動作は、停止されるように制御されてい
る。ADF2の停止は、上記の最適な組み合わせでない
読み取り位置で、原稿Pの画像読み取りを実行すると、
出力シートに画像異常を生じることがあるためである。
【0276】上記のようにして、スキャナーユニット2
04の選択された流し読み位置と、真の原稿サイズと
が、最適な組み合わせでなくて、ADF2が停止された
とき、この最適な組み合わせでない位置において、適正
な画像読み取りをしながら原稿搬送が可能であるか否か
が、原稿搬送可否の判断手段48(図22)により判断
される。
04の選択された流し読み位置と、真の原稿サイズと
が、最適な組み合わせでなくて、ADF2が停止された
とき、この最適な組み合わせでない位置において、適正
な画像読み取りをしながら原稿搬送が可能であるか否か
が、原稿搬送可否の判断手段48(図22)により判断
される。
【0277】原稿搬送可否の判断手段48の判別結果
が、原稿搬送可能である場合、スキャナーユニット20
4は、最適な組み合わせでない読み取り位置(流し読み
位置)での原稿Pの読み取りを継続する。そして、原稿
搬送可否の判断手段48の判別結果が、原稿搬送を不可
能である場合には、ADF2の動作は停止される。
が、原稿搬送可能である場合、スキャナーユニット20
4は、最適な組み合わせでない読み取り位置(流し読み
位置)での原稿Pの読み取りを継続する。そして、原稿
搬送可否の判断手段48の判別結果が、原稿搬送を不可
能である場合には、ADF2の動作は停止される。
【0278】また、前記読み取り位置選択手段47によ
り選択された読み取り位置と、真の原稿サイズとが最適
な組み合わせでなく、ADF2の動作が停止された場
合、スキャナーユニット204は、読み取り位置変更手
段49により他の読み取り位置(流し読み位置)に変更
するようにスキャナモータ110により駆動される。こ
のスキャナーユニット204の読み取り位置の変更によ
り、読み取り位置選択手段47により選択された読み取
り位置と、真の原稿サイズとが、最適な組み合わせにな
る可能性がある。
り選択された読み取り位置と、真の原稿サイズとが最適
な組み合わせでなく、ADF2の動作が停止された場
合、スキャナーユニット204は、読み取り位置変更手
段49により他の読み取り位置(流し読み位置)に変更
するようにスキャナモータ110により駆動される。こ
のスキャナーユニット204の読み取り位置の変更によ
り、読み取り位置選択手段47により選択された読み取
り位置と、真の原稿サイズとが、最適な組み合わせにな
る可能性がある。
【0279】上記のように、ADF2からスキャナーユ
ニット204に原稿Pを給送する前に、予め、原稿Pの
サイズを第1の原稿サイズ検知手段41,44により予
測し、流し読みをなう複数の読み取り位置のうちの1つ
を選択して、スキャナーユニット204を選択された読
み取り位置に移動させることで、画像形成される最初の
シートを迅速に出力させることができる。
ニット204に原稿Pを給送する前に、予め、原稿Pの
サイズを第1の原稿サイズ検知手段41,44により予
測し、流し読みをなう複数の読み取り位置のうちの1つ
を選択して、スキャナーユニット204を選択された読
み取り位置に移動させることで、画像形成される最初の
シートを迅速に出力させることができる。
【0280】また、ADF2の原稿トレイ4上にセット
された原稿Pの、第1の原稿サイズ検知手段41,44
により予め検知した原稿サイズと、この予測された原稿
のサイズと選択手段により選択された読み取り手段の読
み取り位置とが、最適な組み合わせでない場合であって
も、この選択された読み取り位置において、シートに画
像異常を生じることなく原稿Pの読み取りが可能である
か否かを判断して、画像読み取りを継続させるようにし
たので、複数の流し読み取り位置を有する自動原稿送り
装置を備えた画像形成装置において、画像異常を生じる
ことなく原稿の流し読みを行うことができる。
された原稿Pの、第1の原稿サイズ検知手段41,44
により予め検知した原稿サイズと、この予測された原稿
のサイズと選択手段により選択された読み取り手段の読
み取り位置とが、最適な組み合わせでない場合であって
も、この選択された読み取り位置において、シートに画
像異常を生じることなく原稿Pの読み取りが可能である
か否かを判断して、画像読み取りを継続させるようにし
たので、複数の流し読み取り位置を有する自動原稿送り
装置を備えた画像形成装置において、画像異常を生じる
ことなく原稿の流し読みを行うことができる。
【0281】以上で、本実施形態におけるADF2の説
明を終わる。
明を終わる。
【0282】[プリンター部300]図2を用いて、画
像出力部であるプリンター部300の説明をする。
像出力部であるプリンター部300の説明をする。
【0283】画像の形成されるシートSは、上段カセッ
ト302a、下段カセット302b、シート積載装置3
08に収容されている。そして、後述する感光ドラム3
12に画像が形成される毎に、カセット302a,30
2b、デッキ308のいずれかから、給送される。
ト302a、下段カセット302b、シート積載装置3
08に収容されている。そして、後述する感光ドラム3
12に画像が形成される毎に、カセット302a,30
2b、デッキ308のいずれかから、給送される。
【0284】上段カセット302a内のシートSは、分
離爪と給送ローラ301の作用によって1枚ずつ分離給
送されて、レジストローラ306に導かれる。同様に、
下段カセット302b内のシートSは、分離爪と給送ロ
ーラ303の作用によって1枚ずつ分離給送されて、レ
ジストローラ306に導かれる。また、シート積載装置
(デッキタイプ)308は、モータ等により昇降する中
板308aを備えている。中板308a上のシートは、
給送ローラ309と分離爪の作用により1枚ずつ分離給
送されて搬送ローラ310に導かれる。
離爪と給送ローラ301の作用によって1枚ずつ分離給
送されて、レジストローラ306に導かれる。同様に、
下段カセット302b内のシートSは、分離爪と給送ロ
ーラ303の作用によって1枚ずつ分離給送されて、レ
ジストローラ306に導かれる。また、シート積載装置
(デッキタイプ)308は、モータ等により昇降する中
板308aを備えている。中板308a上のシートは、
給送ローラ309と分離爪の作用により1枚ずつ分離給
送されて搬送ローラ310に導かれる。
【0285】このほかにも、シートSは、手差しガイド
304からも供給できるようになっている。手差しガイ
ド304に載置されたシートは、1枚ずつローラ305
を介してレジストローラ306に導かれる。
304からも供給できるようになっている。手差しガイ
ド304に載置されたシートは、1枚ずつローラ305
を介してレジストローラ306に導かれる。
【0286】画像形成部(画像形成手段)は、感光ドラ
ム312、現像器314、転写帯電器315、分離帯電
器316等を備えている。該画像形成部は、リーダ部2
00のスキャナーユニット204が読み取った画像の静
電潜像が、感光ドラム312上に形成される。そして、
静電潜像を現像することで得られたトナー像が、カセッ
ト302a,302b、デッキ308のいずれかから給
送されてきたシートSに転写される。なお、感光ドラム
312上のトナー像と、給送されてきたシートとの位置
合わせは、レジストローラ306によって行われる。
ム312、現像器314、転写帯電器315、分離帯電
器316等を備えている。該画像形成部は、リーダ部2
00のスキャナーユニット204が読み取った画像の静
電潜像が、感光ドラム312上に形成される。そして、
静電潜像を現像することで得られたトナー像が、カセッ
ト302a,302b、デッキ308のいずれかから給
送されてきたシートSに転写される。なお、感光ドラム
312上のトナー像と、給送されてきたシートとの位置
合わせは、レジストローラ306によって行われる。
【0287】以上の画像形成は、設定されたコピー枚数
に応じて繰り返される。
に応じて繰り返される。
【0288】画像形成部においてトナー像の転写された
シートSは、搬送ベルト317によって定着装置318
に導かれ、ここでそのトナー像を定着される。この後、
該シートSは、搬送ローラ319、フラッパー320、
排出ローラ321等によって、ソータ322に搬送され
る。
シートSは、搬送ベルト317によって定着装置318
に導かれ、ここでそのトナー像を定着される。この後、
該シートSは、搬送ローラ319、フラッパー320、
排出ローラ321等によって、ソータ322に搬送され
る。
【0289】ソータ322は、ノンソートトレイ322
a、ソートビントレイ322b、ノンソートトレイ排出
ローラ322c、ソートビントレイ排出ローラ322d
を有している。該ソータ322は、ノンソートトレイ3
22aとソートビントレイ322bとが昇降すること
で、シートSを一段づつ区分けする。尚、ソータ322
に代わって、排出トレイを装着する場合もある。
a、ソートビントレイ322b、ノンソートトレイ排出
ローラ322c、ソートビントレイ排出ローラ322d
を有している。該ソータ322は、ノンソートトレイ3
22aとソートビントレイ322bとが昇降すること
で、シートSを一段づつ区分けする。尚、ソータ322
に代わって、排出トレイを装着する場合もある。
【0290】必要枚数のコピーが形成されると、前述し
たADF2は、その原稿Pをプラテン3上から排出させ
るとともに、次の原稿Pを搬送しプラテン3上に位置決
めする。以下、同様である。
たADF2は、その原稿Pをプラテン3上から排出させ
るとともに、次の原稿Pを搬送しプラテン3上に位置決
めする。以下、同様である。
【0291】なお、中間トレイ400は、シートSの両
面に像を形成する場合、あるいはシートSの片面に重ね
て像を形成する(多重)場合に、一度、画像が形成され
たシートSをストックするためのものである。該中間ト
レイ400への画像が形成されたシートSの搬送・収容
は、搬送ローラ401、搬送ベルト402、フラッパー
403、搬送ベルト404、搬送ローラ405等によっ
て行われる。
面に像を形成する場合、あるいはシートSの片面に重ね
て像を形成する(多重)場合に、一度、画像が形成され
たシートSをストックするためのものである。該中間ト
レイ400への画像が形成されたシートSの搬送・収容
は、搬送ローラ401、搬送ベルト402、フラッパー
403、搬送ベルト404、搬送ローラ405等によっ
て行われる。
【0292】両面コピーの場合、シートSは、パス40
6を通って中間トレイ400に導かれる。この場合、シ
ートSは画像面が上に向けられている。多重コピーの場
合は、パス407を通って中間トレイ400にシートを
導く。シートSは画像面が下に向けられている。
6を通って中間トレイ400に導かれる。この場合、シ
ートSは画像面が上に向けられている。多重コピーの場
合は、パス407を通って中間トレイ400にシートを
導く。シートSは画像面が下に向けられている。
【0293】中間トレイ400に積載されたシートS
は、補助ローラ409,410、正逆転分離ローラ対4
11によって下方から1枚ずつ分離されて再給送され
る。再給送されたシートSは、搬送ローラ413,41
4,415及びローラ310、レジストローラ306を
介して再び画像形成部ヘ導かれる。画像形成後は、前述
と同様に排出される。
は、補助ローラ409,410、正逆転分離ローラ対4
11によって下方から1枚ずつ分離されて再給送され
る。再給送されたシートSは、搬送ローラ413,41
4,415及びローラ310、レジストローラ306を
介して再び画像形成部ヘ導かれる。画像形成後は、前述
と同様に排出される。
【0294】両面コピーの手順を説明する。
【0295】まず、プラテン上に配置された1枚の原稿
Pに対して、そのとき設定されているコピー枚数に応じ
て、片面のコピーがなされる。このとき片面に像の形成
されたシートSは、中間トレイ400に積載される。そ
の後、プラテン3上の原稿Pは、ADF2によってその
表裏を反転させられたうえで、再びプラテン3上に導か
れる。そして、再び、この原稿Pの画像を読み取り、中
間トレイ400から再給送されるシートSに形成する。
それらは、ソータ322によってページ順に分類され
る。
Pに対して、そのとき設定されているコピー枚数に応じ
て、片面のコピーがなされる。このとき片面に像の形成
されたシートSは、中間トレイ400に積載される。そ
の後、プラテン3上の原稿Pは、ADF2によってその
表裏を反転させられたうえで、再びプラテン3上に導か
れる。そして、再び、この原稿Pの画像を読み取り、中
間トレイ400から再給送されるシートSに形成する。
それらは、ソータ322によってページ順に分類され
る。
【0296】原稿PをADF2によって1循する毎にコ
ピーを1組だけ作成する方法もある。この方法によれ
ば、複数部のコピーを作成する場合でも、ページ順の揃
ったコピー群が順に得られるので、ソータ322が無く
ても必要な部数のコピーが区分けして得られる。この方
法で両面コピーをするときは、1枚の原稿Pの両面を続
けて読み取って、シートSの表裏に続けてコピーして排
出し、その後、次の原稿Pの両面についても同様にし
て、このことを何度も繰り返せば、区分けされた両面コ
ピー群が得られる。
ピーを1組だけ作成する方法もある。この方法によれ
ば、複数部のコピーを作成する場合でも、ページ順の揃
ったコピー群が順に得られるので、ソータ322が無く
ても必要な部数のコピーが区分けして得られる。この方
法で両面コピーをするときは、1枚の原稿Pの両面を続
けて読み取って、シートSの表裏に続けてコピーして排
出し、その後、次の原稿Pの両面についても同様にし
て、このことを何度も繰り返せば、区分けされた両面コ
ピー群が得られる。
【0297】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動原稿送り装置から読み取り部部に原稿を給送する前
に、予め、原稿のサイズを第1の原稿サイズ検知手段に
より予測し、流し読みをなう複数の読み取り位置のうち
の1つを選択して、読み取り手段を選択された読み取り
位置に移動させることで、画像形成される最初のシート
を迅速に出力させることができる。
自動原稿送り装置から読み取り部部に原稿を給送する前
に、予め、原稿のサイズを第1の原稿サイズ検知手段に
より予測し、流し読みをなう複数の読み取り位置のうち
の1つを選択して、読み取り手段を選択された読み取り
位置に移動させることで、画像形成される最初のシート
を迅速に出力させることができる。
【0298】また、自動原稿送り装置にセットされた原
稿の、第1の原稿サイズ検知手段により予め検知した原
稿サイズと、この予測された原稿のサイズと選択手段に
より選択された読み取り手段の読み取り位置とが、最適
な組み合わせでない場合であっても、この選択された読
み取り位置において、シートに画像異常を生じることな
く原稿の読み取りが可能であるか否かを判断して、画像
読み取りを継続させるようにしたので、複数の流し読み
取り位置を有する自動原稿送り装置を備えた画像形成装
置において、画像異常を生じることなく原稿の流し読み
を行うことができる。
稿の、第1の原稿サイズ検知手段により予め検知した原
稿サイズと、この予測された原稿のサイズと選択手段に
より選択された読み取り手段の読み取り位置とが、最適
な組み合わせでない場合であっても、この選択された読
み取り位置において、シートに画像異常を生じることな
く原稿の読み取りが可能であるか否かを判断して、画像
読み取りを継続させるようにしたので、複数の流し読み
取り位置を有する自動原稿送り装置を備えた画像形成装
置において、画像異常を生じることなく原稿の流し読み
を行うことができる。
【図1】本発明に係る自動原稿送り装置およびこれを備
えた画像形成装置の縦断側面図。
えた画像形成装置の縦断側面図。
【図2】同じく、画像形成装置本体としてのプリンタ部
の縦断側面図。
の縦断側面図。
【図3】同じく、自動原稿送り装置の原稿パス部を示す
縦断側面図。
縦断側面図。
【図4】同じく、自動原稿送り装置の駆動系統図。
【図5】同じく、自動原稿送り装置の分離給紙部を示す
縦断側面図。
縦断側面図。
【図6】同じく、自動原稿送り装置の原稿読取位置を示
す側面図。
す側面図。
【図7】同じく、自動原稿送り装置の原稿読取位置を示
す側面図。
す側面図。
【図8】同じく、片面原稿搬送モードにおける、ハーフ
サイズ原稿の流れを示す図。
サイズ原稿の流れを示す図。
【図9】同じく、片面原稿搬送モードにおける、ハーフ
サイズ原稿の流れを示す図。
サイズ原稿の流れを示す図。
【図10】同じく、片面原稿搬送モードにおける、ラー
ジサイズ原稿の流れを示す図。
ジサイズ原稿の流れを示す図。
【図11】同じく、片面原稿搬送モードにおける、ラー
ジサイズ原稿の流れを示す図。
ジサイズ原稿の流れを示す図。
【図12】同じく、両面原稿搬送モードにおける、ハー
フサイズ原稿の流れを示す図。
フサイズ原稿の流れを示す図。
【図13】同じく、両面原稿搬送モードにおける、ハー
フサイズ原稿の流れを示す図。
フサイズ原稿の流れを示す図。
【図14】同じく、両面原稿搬送モードにおける、ハー
フサイズ原稿の流れを示す図。
フサイズ原稿の流れを示す図。
【図15】同じく、両面原稿搬送モードにおける、ハー
フサイズ原稿の流れを示す図。
フサイズ原稿の流れを示す図。
【図16】同じく、両面原稿搬送モードにおける、ラー
ジサイズ原稿の流れを示す図。
ジサイズ原稿の流れを示す図。
【図17】同じく、両面原稿搬送モードにおける、ラー
ジサイズ原稿の流れを示す図。
ジサイズ原稿の流れを示す図。
【図18】同じく、両面原稿搬送モードにおける、ラー
ジサイズ原稿の流れを示す図。
ジサイズ原稿の流れを示す図。
【図19】同じく、両面原稿搬送モードにおける、ラー
ジサイズ原稿の流れを示す図。
ジサイズ原稿の流れを示す図。
【図20】同じく、手差し原稿搬送時の原稿の流れを示
す図。
す図。
【図21】同じく、手差し原稿搬送時の原稿の流れを示
す図。
す図。
【図22】同じく、自動原稿送り装置の制御装置の回路
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図23】同じく、自動原稿送り装置の動作概要を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図24】同じく、第1流し読みモードにおける処理を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図25】同じく、第2流し読みモードにおける処理を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図26】同じく、両面原稿モードにおける処理を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図27】同じく、手差し原稿モードにおける処理を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図28】同じく、給紙ローラ降下のピックアップdo
wn処理を示すフローチャート。
wn処理を示すフローチャート。
【図29】同じく、給紙ローラ上昇のピックアップup
処理を示すフローチャート。
処理を示すフローチャート。
【図30】同じく、原稿の分離処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図31】同じく、給紙処理を示すフローチャート。
【図32】同じく、原稿のプリ反転処理を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図33】同じく、原稿の反転処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図34】同じく、原稿の排紙処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図35】同じく、手差し給紙処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図36】同じく、原稿流し読み処理を示すフローチャ
ート。
ート。
【図37】同じく、原稿のサイズチェック処理を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【符号の説明】 P 原稿 S シート D1 固定読み取り位置 D2 流し読み位置(ハーフサイズ読み取
り位置) D 流し読み位置(ラージサイズ読み取
り位置) 1 複写機本体(画像形成装置本体) 2 ADF(自動原稿送り装置) 3 プラテンガラス(原稿読み取り部) 7 幅広ベルト 7,204 流し読み手段 41 原稿後端検知センサ 44 紙幅検知センサ 41,44 第1の原稿サイズ検知手段 47 読み取り位置選択手段 48 原稿搬送可否の判断手段 49 読み取り位置変更手段 (イ) (ロ) (ハ) 原稿搬送路 101a,101b クロックパルス発生機構(第2の
サイズ検知手段) 101b 反転クロックセンサ 110 スキャナモータ(読み取り手段駆動
手段) 200 リーダ部(光学系部) 204 スキャナーユニット 300 プリンタ部(画像形成部) 312 感光ドラム(画像形成手段) 500 制御装置(制御手段)
り位置) D 流し読み位置(ラージサイズ読み取
り位置) 1 複写機本体(画像形成装置本体) 2 ADF(自動原稿送り装置) 3 プラテンガラス(原稿読み取り部) 7 幅広ベルト 7,204 流し読み手段 41 原稿後端検知センサ 44 紙幅検知センサ 41,44 第1の原稿サイズ検知手段 47 読み取り位置選択手段 48 原稿搬送可否の判断手段 49 読み取り位置変更手段 (イ) (ロ) (ハ) 原稿搬送路 101a,101b クロックパルス発生機構(第2の
サイズ検知手段) 101b 反転クロックセンサ 110 スキャナモータ(読み取り手段駆動
手段) 200 リーダ部(光学系部) 204 スキャナーユニット 300 プリンタ部(画像形成部) 312 感光ドラム(画像形成手段) 500 制御装置(制御手段)
フロントページの続き (72)発明者 松本 祐三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山崎 勝也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DB01 DB09 DE07 DE09 DE10 EC10 ED30 EE04 EK06 FA12 FA15 FA18 FA22 FA35 FB19 HA08 HA18 HB05 HB06 HB11 2H076 AA04 AA07 AA57 BA15 BA56 BA71 BB04 BB06
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿載置手段上に載置された原稿を読み
取り部に給送する自動原稿送り装置と、 前記原稿載置手段上に載置された原稿のサイズを検知す
る第1の原稿サイズ検知手段と、 該自動原稿送り装置により給送された原稿を読み取る読
み取り手段と、 該流し読み手段を複数の読み取り位置の1つに位置させ
て前記原稿を搬送しながら流し読みする流し読み手段
と、 前記自動原稿送り装置上の原稿のサイズに応じて前記読
み取り手段の読み取り位置を選択する選択手段と、 前記読み取り部へ原稿を搬送する原稿搬送路の前記読み
取り手段の上流側に設けられ、搬送中の原稿の真のサイ
ズを検知する第2の原稿サイズ検知手段と、 前記読み取り手段により読み取られた原稿画像に基づい
て記録シートに画像を形成する画像形成手段と、 前記選択手段により選択された前記読み取り手段の読み
取り位置と、前記第1の原稿サイズ検知手段により検知
された原稿サイズとが、最適な組み合わせでなかった場
合、前記自動原稿送り装置の原稿搬送動作を停止させる
制御手段と、 有することを特徴とする自動原稿送り装置を備えた画像
形成装置。 - 【請求項2】 前記選択手段は、自動原稿送り装置によ
り原稿が給送される前に、前記第1のサイズ検知手段に
より検知された原稿サイズに基づいて、前記読み取り手
段の読み取り位置を選択することを特徴とする請求項1
記載の自動原稿送り装置を備えた画像形成装置。 - 【請求項3】 前記読み取り手段は、前記選択手段の選
択した位置に読み取り手段駆動手段により移動されるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の自動原稿送り装置
を備えた画像形成装置。 - 【請求項4】 前記選択手段により選択された前記読み
取り手段の読み取り位置と、前記第1の原稿サイズ検知
手段により検知された原稿サイズとが、最適な組み合わ
せでなかった場合、 前記自動原稿送り装置は、前記選択手段により選択され
た読み取り位置での適正な読み取りをしながら原稿搬送
が可能であるか否かを判断する判断手段を有し、該判断
手段により自動原稿送り装置が原稿搬送を動作可能であ
ると判断されたら前記読み取り手段の最適でない読み取
り位置での原稿の読み取りを実施させ、動作不能である
と判断されたら前記自動原稿送り装置による原稿搬送動
作を停止させる制御手段を有することを特徴とする請求
項1記載の自動原稿送り装置を備えた画像形成装置。 - 【請求項5】 前記選択手段により選択された前記読み
取り手段の読み取り位置と、前記原稿サイズ検知手段に
より検知された原稿サイズとが、最適な組み合わせでな
いことで、前記自動原稿送り装置の原稿搬送動作が停止
された場合、前記読み取り手段の読み取り位置を変更さ
せる読み取り位置変更手段を有することを特徴とする請
求項1ないし4何れか1項記載の自動原稿送り装置を備
えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10167605A JP2000003109A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 自動原稿送り装置を備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10167605A JP2000003109A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 自動原稿送り装置を備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000003109A true JP2000003109A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15852885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10167605A Pending JP2000003109A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 自動原稿送り装置を備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000003109A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9438760B2 (en) | 2014-05-28 | 2016-09-06 | Funai Electric Co., Ltd. | Scanner |
-
1998
- 1998-06-15 JP JP10167605A patent/JP2000003109A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9438760B2 (en) | 2014-05-28 | 2016-09-06 | Funai Electric Co., Ltd. | Scanner |
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