JPH11222345A - 自動原稿送り装置 - Google Patents
自動原稿送り装置Info
- Publication number
- JPH11222345A JPH11222345A JP32498298A JP32498298A JPH11222345A JP H11222345 A JPH11222345 A JP H11222345A JP 32498298 A JP32498298 A JP 32498298A JP 32498298 A JP32498298 A JP 32498298A JP H11222345 A JPH11222345 A JP H11222345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- reading
- speed
- paper
- original
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 36
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
と共に、装置全体の処理速度を向上させる。 【解決手段】 原稿を載置する給紙トレイ2と、この給
紙トレイ2上の原稿を搬送路に送り出す給紙手段4と、
送り出された原稿を画像読取位置に導く搬送手段8と、
読み取られた原稿を排紙トレイ37上に排出する排紙手
段9と、原稿読取時の搬送速度に対して原稿読取後の排
出速度を可変に設定できる制御手段とを備える自動原稿
送り装置において、前記原稿読取時の搬送速度が所定範
囲内である場合には前記原稿読取後の排出速度を前記原
稿読取時の搬送速度と等しい速度となるように制御する
一方、前記原稿読取時の搬送速度が所定範囲外である場
合には前記原稿読取後の排出速度を前記所定範囲内の速
度となるように制御する。
Description
ミリなどの画像読取装置に用いられる自動原稿送り装置
に関する。
稿送り装置は、給紙トレイ上に積載してある原稿を一枚
ずつ自動的に送り出して複写機本体上の読取手段へと搬
送し、複写機本体内の光学系に読取らせた後、原稿を排
紙トレイ上に排出する構成が一般に採用されている。そ
して、原稿の高速搬送を実現するために、原稿の読み取
り後に原稿を高速で搬送して排紙トレイ上に排紙するも
の(実開平5−55157号公報)、又は原稿の読み取
り後に原稿を高速で搬送し、排紙直前で減速させてから
排紙トレイ上には緩やかに排出させるようにしたものが
ある(特開昭61−178363号公報)。
来の自動原稿送り装置にあっては、読み取り後の原稿を
高速で搬送して排紙させた場合、原稿が勢いよく排紙ト
レイ上に飛び出すために各所に散乱し、整列性が良くな
いといった問題があった。また、排紙直前で原稿を減速
させた場合、上記問題点は改善されるものの高速搬送性
が犠牲になってしまうといった問題があった。また、い
ずれの場合にも原稿の読取速度と排出速度とが異なるた
めに、先行原稿の排紙が終了してからでないと、後続原
稿の搬送を行なうことができず、自動原稿送り装置全体
としての処理速度が低下するおそれがあった。
列性を改善すると共に、装置全体の処理速度を向上させ
ることのできる自動原稿送り装置の提供を目的とする。
に、本発明の請求項1に係る自動原稿送り装置は、原稿
を載置する給紙トレイと、この給紙トレイ上の原稿を搬
送路に送り出す給紙手段と、送り出された原稿を画像読
取位置に導く搬送手段と、読み取られた原稿を排紙トレ
イ上に排出する排紙手段と、原稿読取時の搬送速度に対
して原稿読取後の排出速度を可変に設定できる制御手段
とを備える自動原稿送り装置において、前記原稿読取時
の搬送速度が所定範囲内である場合には前記原稿読取後
の排出速度を前記原稿読取時の搬送速度と等しい速度と
なるように制御する一方、前記原稿読取時の搬送速度が
所定範囲外である場合には前記原稿読取後の排出速度を
前記所定範囲内の速度となるように制御したことを特徴
とする。
り装置は、原稿を載置する給紙トレイと、この給紙トレ
イ上の原稿を搬送路に送り出す給紙手段と、送り出され
た原稿を画像読取位置に導く搬送手段と、読み取られた
原稿を排紙トレイ上に排出する排紙手段と、原稿読取時
の搬送速度に対して原稿読取後の排出速度を可変に設定
できる制御手段とを備える自動原稿送り装置において、
後続原稿の原稿読取時の搬送速度が所定範囲内である場
合には先行原稿の排紙中に後続原稿を読取位置に搬送す
るように制御する一方、後続原稿の原稿読取時の搬送速
度が所定範囲外である場合には先行原稿の排紙完了後に
後続原稿を読取位置に搬送するように制御したことを特
徴とする。
り装置は、原稿を載置する給紙トレイと、この給紙トレ
イ上の原稿を搬送路に送り出す給紙手段と、送り出され
た原稿を画像読取位置に導く搬送手段と、読み取られた
原稿を排紙トレイ上に排出する排紙手段と、原稿読取時
の搬送速度に対して原稿読取後の排出速度を可変に設定
できる制御手段とを備える自動原稿送り装置において、
後続原稿が画像読取位置上流側の所定位置に到達するま
で先行原稿を画像読取位置下流側で停止させることによ
って、先行原稿を排紙トレイに排紙する排紙動作と後続
原稿を画像読取位置に導く搬送動作とが同時に実行でき
るように制御したことを特徴とする。
り装置は、前記搬送手段と前記排紙手段とに連結され、
前記搬送手段と前記排紙手段を同時に且つ同一速度で駆
動する駆動手段を備えたことを特徴とする。
り装置は、前記原稿読取時の搬送速度が、排紙トレイ上
に収納された原稿の整列性の良否に基づいて所定範囲が
決定されることを特徴とする。
に係る自動原稿送り装置の実施の形態を詳細に説明す
る。図1及び図2は、この実施例に係る自動原稿送り装
置の構成を示した概略図である。この実施例に係る自動
原稿送り装置1は、原稿を載置するための給紙トレイ2
と、給紙口3の近傍に設けられた原稿給紙手段4と、原
稿給紙手段4によって繰出された原稿の先端をレジスト
するためのレジストローラ7と、レジストされた原稿を
画像読取位置5aに搬送するための原稿搬送手段8と、
画像読取位置5aと対向する複写機本体H側の画像読取
手段5bで読取った後の原稿を排出するための原稿排紙
手段9と、排紙経路32の途中に設けられた原稿反転手
段10とを備える。給紙トレイ2に載置された原稿は画
像読取位置5aに向けて順次搬送され、原稿の表面画像
が読み取られたのち原稿排紙手段9によって排出される
か、又は画像読取り後に原稿反転手段10によって原稿
がスイッチバックされて表裏が逆転し、再び原稿搬送手
段8によって画像読取位置5aに搬送されて、原稿の裏
面側の画像読取りが行われる構成となっている。
読取手段5bで画像読取りを行うための透明ガラス11
と、本などの原稿を載せ置いた時に画像読取手段5bを
移動走査させて読み取るためのプラテン12とを備えて
いる。
かって傾斜して配置され、原稿幅方向に移動可能なガイ
ド板13が設けられている。このガイド板13は原稿の
幅を検出するものであり、ラックとピニオンギヤを介し
て可変抵抗に連結されており、幅方向に移動させた時の
抵抗値により検出している。また、給紙トレイ2には給
送方向の原稿長さを検出するサイズ検出センサS1が給
送方向に2個配置されている。このサイズ検出センサS
1は、例えばリミットスイッチや光センサ等で構成さ
れ、前記ガイド板13との組み合わせによって原稿のサ
イズ検出が行われる。
ており、給紙トレイ2上に載置された原稿の厚さ方向に
変位可能な給紙手段としての給紙ローラ14と、この給
紙ローラ14を回転可能に支持するアーム15と、アー
ム15の他端側に位置する分離ローラ16とで構成され
る。給紙ローラ14は通常待機位置にあり、給紙クラッ
チ17aの作動により侍機位置から給紙位置に移動し、
分離ローラ16の回転に従動して回転し、給紙トレイ2
上の原稿を送り出す。DCモータ18の逆回転と同時に
作動する給紙クラッチ17bによって分離ローラ16が
回転し、分離パットとの間で原稿を一枚ずつ分離して搬
送経路6に送り出す。なお、給紙ローラ14と分離ロー
ラ16との間にはエンプティセンサ(図示せず)が設けら
れており、給紙トレイ2上の原稿の有無を検出してい
る。
センサS2が配置され、さらにその近傍にレジストロー
ラ7が配置される。レジストローラ7は、駆動ローラ2
0と従動ローラ21とで構成され、DCモータ18の正
転によって駆動ローラ20が所定のタイミングで回転す
る。原稿の先端部がレジストローラ7に当接して整列さ
れ、一定時間待機後に駆動ローラ20が回転し、従動ロ
ーラ21との間に原稿を挟み込んで搬送経路6に送り込
む。
送ローラ22と、この搬送ローラ22の周面上に配置さ
れたピンチローラ23,24とで構成され、搬送ローラ
22とピンチローラ23,24との間で原稿をグリップ
して画像読取位置5aに搬送する。
サS3が配置される。この読取センサS3は、画像読取
り前に原稿の搬送を一旦停止して待機させるための先端
検出センサである。画像読取位置5aの直前で待機して
いる原稿は、複写機本体H側からの読取開始信号によっ
て再び搬送を開始し、透明ガラス11の面上を通過する
際に画像読取手段5bにより原稿の画像読み取りが行わ
れる。
側に配設された排紙トレイ37と、この排紙トレイ37
上に排紙原稿を導くための上下一対のガイド35と、こ
のガイド35の先端側に配置された一対の排紙ローラ3
6とを備える。排紙ローラ36は、前記搬送ローラ22
と共通のパルスモータ25によって同一速度での回転と
なっている。なお、排紙ローラ36の近傍には排紙セン
サS5が配置され原稿の排紙完了を検出する。
岐して設けられたスイッチバック路29に導き入れるた
めの導入ガイド27と、その近傍に配置された一対の反
転ローラ28とを備える。反転ローラ28は、DCソレ
ノイド33によって開閉する他、DCモータ18によっ
て正転・逆転が可能であり、反転ローラ28の正転と逆
転によって原稿の搬送方向を先端側から後端側にスイッ
チバックさせてから送り出す。なお、反転ローラ28の
近傍には反転センサS4が配置されている。
と、原稿排紙手段9の入口近傍にそれぞれ原稿の搬送方
向を切り替えるフラッパ38,39が配設されている。
これらのフラッパ38,39はDCソレノイド40によ
って切り替えが可能であり、第1のフラッパ38は、画
像読取位置5aから搬送される原稿を原稿反転手段10
に切り替えるためのもので、また第2のフラッパ39は
原稿排紙手段9と画像読取位置5a側に続く搬送経路と
を切り替えるためのものである。
と搬送ローラ22に圧接するピンチローラ23との間に
搬送経路6から下方側に分岐した原稿退避路41が形成
されている。この原稿退避路41は、常時は上方側にバ
ネ付勢されて先端が搬送経路6内に突出するフラッパ4
2と、このフラッパ42の下面との間で湾曲状の退避パ
スを形成するガイド板43とで構成される。フラッパ4
2は、その上を原稿が搬送される時に下方側に押されて
搬送経路6から没する一方、原稿がない時にはフラッパ
42の先端が搬送経路6内に突出して退避パスが開放さ
れている。
手段を示したものである。自動原稿送り装置側に設けら
れた中央演算処理装置(CPU)には複写機本体Hから
読取倍率の設定信号が入力される。そして、この設定信
号に基づいてパルスモータ25の回転数が設定され、原
稿の搬送速度が制御される。また、前記CPUは、前記
原稿の搬送速度が予め設定された所定の範囲内であるか
否かを判断し、所定範囲内にあると判断した場合には、
排紙トレイ37上への原稿排出速度を前記原稿読取時の
搬送速度と等しい速度となるようにパルスモータ25の
回転を制御する一方、前記原稿読取時の搬送速度が所定
範囲外であると判断した場合には、原稿読取後の排出速
度を所定範囲内の速度となるようにパルスモータ25の
回転を制御する。
出された原稿の整列性の良否に基づいて決定され、排出
された原稿が排紙トレイ37から飛び出したり散乱する
ことなく整列された状態で収納される場合を所定範囲内
とする。例えば、複写機本体Hが50〜400倍の縮倍
能力があるとした場合、読取頻度が最も高い倍率100
%の場合の読取速度を整列性の良好な210mm/秒と
設定する。そして、縮小倍率約70%の場合を300m
m/秒の読取速度に設定し、拡大倍率210%の場合を
100mm/秒の読取速度に設定する。そして、この1
00〜300mm/秒の範囲内で排出された時に排紙ト
レイ37上での整列性が良好であるとすると、この10
0〜300mm/秒の範囲が所定範囲となる。
で上述の読取倍率の設定信号以外の信号受け渡しをする
他、図3に示したように、各センサS1,S2,S3,
S4,S5からの検出信号に基づいて、モータ類18,
25、クラッチ類17a,17b及びソレノイド類3
3,44のオンオフ及び開閉制御を行なっている。
法を説明する。図4及び図5は、原稿読取時の搬送速度
が所定範囲内に設定される場合の例を示したものであ
る。この場合、先ず、給紙トレイ2上に原稿をセットす
るとエンプティセンサS6がオンして原稿の有無を検出
する。サイズ検出センサS1によって検出された搬送方
向のサイズと、可変ボリュームの変動から検出された幅
方向のサイズから直ちに原稿サイズが検出され、複写機
本体H側に原稿サイズを示す信号が送られる。複写機本
体H側のスタートボタンをオンすると、給紙クラッチ1
7a、17bが作動してDCモータ18が正転し始め
る。このDCモータ18の正転によって給紙ローラ14
のアーム15を回動させると共に、分離ローラ16及び
給紙ローラ14を回転させて、給紙トレイ2上にセット
された原稿のうち最上位の原稿を分離して送り出す。
2が原稿の先端を検出し、レジストセンサS2の検出か
ら所定時間後にDCモータ18が停止して原稿の送り出
しがストップすると同時に、レジストローラ7に原稿の
先端が突き当たってレジストされる。DCモータ18の
停止から所定時間後に給紙クラッチ17bがオンし、レ
ジストローラ7による原稿のニップ搬送が開始されると
共に、パルスモータ25が回転を開始し、レジストロー
ラ7から受け渡された原稿を搬送ローラ22とピンチロ
ーラ23,24とによって搬送する。この時のパルスモ
ータ25の回転数は、複写機本体HからCPUに送られ
た倍率設定信号に基づいて設定されたものであり、10
0〜300mm/秒の範囲内で原稿が搬送される。
されると所定時間後にパルスモータ25及び給紙クラッ
チ17bが停止し、原稿の搬送がストップして読取り待
機状態となる(の状態)。次に複写機本体Hからの読取
開始信号によってパルスモータ25が再び回転を始め、
搬送ローラ22を駆動して原稿読取部5bに原稿を送り
込み、原稿表面の画像読取りが開始される。この時の原
稿搬送速度は、100〜300mm/秒の範囲内にあ
る。
7a,17bがオンし、DCモータ18が正転を始め
る。先行の原稿と同様、給紙ローラ14のアーム15が
回動し、分離ローラ16及び給紙ローラ14が回転し
て、給紙トレイ2上にセットされた原稿のうち最上位の
原稿(後続原稿)が送り出され、レジストローラ7によ
ってレジストが行われる。そして、先行原稿の後端が画
像読取位置5bを抜けた時点で、後続原稿の先端がピン
チローラ23にニップされた状態となる(の状態)。
り替え、搬送ローラ22及び排紙ローラ36を高速で回
転させる。読み取りが終了した先行原稿は、排紙経路3
2を高速搬送(420mm/秒)されて先端部分が排紙
トレイ37上に達する。後続原稿も同一の搬送速度で搬
送され、先端が読取センサS3に検出された後その位置
で待機する(の状態)。複写機本体Hからの読取開始
信号に基づいて再びパルスモータ25が駆動し、搬送ロ
ーラ22の回転によって後続原稿の読取りが開始される
と同時に、搬送ローラ22と同一速度で回転する排紙ロ
ーラ36によって先行原稿は排紙トレイ37上に読取速
度で排出されるため、排紙トレイ37から飛び出したり
排紙トレイ37上で散乱することなく収納されていく。
このように、先行原稿および後続原稿が同一の搬送速度
で搬送処理されるので、搬送待ち時間など原稿間の搬送
ロスがほとんどなく処理時間の短縮を図ることができ
る。
上記所定の範囲から外れている場合の原稿搬送の制御を
示したものである。この場合も上記実施例と同様、給紙
トレイ2上から送り出された原稿は、レジストローラ7
によって先端がレジストされた後搬送ローラ22によっ
て高速搬送され、原稿先端が読取センサS3によって検
出された地点で読取待機される(の状態)。次いで、原
稿倍率に応じて予め設定された読取速度で原稿の読取が
行われる(の状態)。この場合、倍率が210%より
大きい場合には100mm/秒以下の低速で読み取ら
れ、倍率が75%より小さい場合には300mm/秒以
上の高速で読み取られる。原稿の後端が読取センサS3
を抜けると、所定時間後にパルスモータ25を高速運転
に切り替え、前述と同様、搬送ローラ22及び排紙ロー
ラ36を高速で回転させ、原稿後端が排紙ローラ36に
ニップされた状態まで高速排紙(420mm/秒)する
(の状態)。この間、後続原稿は、給紙トレイ2上か
ら送り出され、レジストローラ7によってレジストされ
た後、先端部がピンチローラ23の手前で待機してい
る。
状態においてパルスモータ25の回転速度を落とし、所
定の範囲での排出速度に切り換える。所定の排出速度と
は、原稿が排紙トレイ37から飛び出したり排紙トレイ
37上で散乱しない速度であり、具体的には100〜3
00mm/秒の排出速度である。この実施例では原稿の
排出速度を420mm/秒から300mm/秒に落とし
てから排紙ローラ36で原稿を排紙トレイ37上に排紙
する(の状態)。そのため、排紙トレイ37上での整
列性は良好となる。この間、後続原稿は搬送されること
なく前記の位置を保っている(の状態)。先行原稿の排
紙が完了したのち、レジストローラ7によって後続原稿
が搬送経路6に沿って送り込まれ、搬送ローラ22とピ
ンチローラ23との間でニップされたのち(の状
態)、搬送ローラ22が再び高速回転して原稿の先端が
読取センサS3に検出される位置まで搬送されての状
態に戻る。
範囲から外れている場合には、排紙トレイ37上に排出
する時の排紙速度を切り換えて、整列性を良好にしてい
るので、読取速度が高速であったとしても原稿が排紙ト
レイ上に飛び出して散乱するといったことがなく、また
原稿読取時の搬送速度が低速であったとしても原稿の後
端が排紙トレイ近傍に残ってしまうといったことがな
い。なお、上記実施例では排紙時の搬送速度を300m
m/秒としているが、整列性が良好である100〜30
0mm/秒の範囲内で選択可能である。
3にて原稿の先端を検出したことによって画像読取位置
5bの手前で原稿を一旦停止させ、そのあと読取速度で
再び搬送させているが、読取位置の手前で一旦停止させ
ずに読取センサS3の原稿先端検出に基づいて原稿の搬
送速度を高速から読取速度に変えることで、原稿の搬送
処理時間を短縮することもできる。
到達した時に後続原稿が給紙経路の先出し位置に到達し
ていない場合の制御手段を示したものである。原稿読取
時の搬送速度が所定範囲内の制御方法において、搬送ロ
ーラ22の搬送速度がピンチローラ23の手前までの給
紙速度よりも早く設定されている場合、あるいは分離動
作に時間を費やし先行原稿の後端が読取位置を通過して
も後続原稿の先端がピンチローラ23のニップ点に到達
していない場合は、先行原稿の排紙動作と後続原稿の読
取動作のタイミングが合わなくなるおそれがある。この
ような場合は、先行原稿を排紙経路32の所定の位置で
一旦停止させ、後続原稿がピンチローラ23の手前位置
に到達するまで待機させるように制御すればよい。この
制御動作を図8に基いて説明すると、給紙トレイ2上か
ら送り出された原稿は、レジストローラ7によって先端
がレジストされたのち、搬送ローラ22によって搬送さ
れ、原稿先端が読取センサS3によって検出された地点
で読取待機される(の状態)。次いで、原稿倍率に応
じて予め設定された読取速度で原稿の読取が行なわれ、
この間に後続原稿は給紙トレイ2上から送り出される。
そして、先行原稿の後端が画像読取位置5bを抜ける
と、制御手段にて後続原稿の搬送状態を検出し、後続原
稿の先端がピンチローラ23のニップ点に到達していな
ければ、パルスモータ25を停止して、先行原稿を排紙
経路32の所定位置で待機させる(の状態)。この時
の後続原稿の搬送状態は、レジストセンサS2による後
続原稿の先端検出の有無、及びDCモータ18の回転に
同期してエンコーダ(図示せず)から発生するパルス信
号をカウントすることで認識することができる。先行原
稿を待機させた状態で給紙動作を継続させ、原稿先端が
ピンチローラ23の手前位置Xに到達すると、パルスモ
ータ25を再び駆動し(の状態)、搬送ローラ22及
び排紙ローラ36を搬送速度で回転させる。読み取りが
終了した先行原稿は、排紙経路32を搬送されて先端部
分が排紙トレイ37上に達する。後続原稿も同一の搬送
速度で搬送され、先端が読取センサS3に検出された後
その位置で待機する(の状態)。その後、再びパルス
モータ25が駆動し、搬送ローラ22の回転によって搬
送ローラ22は読取速度で後続原稿を搬送し、後続原稿
の読み取りが開始されると同時に、搬送ローラ22と同
一速度で回転する排紙ローラ36によって先行原稿は排
紙トレイ37上に読取速度で排出される。このような制
御手段を採用することで、先行原稿の排紙動作と後続原
稿の画像読取位置での搬送動作とが一致し、先行原稿が
所定範囲外の搬送速度で排紙されるおそれがなくなる。
紙トレイ上に混載する場合や、原稿毎に倍率モードが異
なる場合にも制御が可能であり、その場合には常に後続
原稿の読取速度の情報に基づいて先行原稿の排出速度を
制御する。また、上記実施例では原稿の倍率モードによ
って原稿読取時の搬送速度を決めているが、この搬送速
度が倍率モードのみによって設定されるものでないこと
は勿論である。
ある。
ある。
度と搬送時間との関係を示すグラフである。
図である。
度と搬送時間との関係を示すグラフである。
図である。
イミングを一致させる場合の原稿搬送を模式的に示す説
明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿を載置する給紙トレイと、この給紙
トレイ上の原稿を搬送路に送り出す給紙手段と、送り出
された原稿を画像読取位置に導く搬送手段と、読み取ら
れた原稿を排紙トレイ上に排出する排紙手段と、原稿読
取時の搬送速度に対して原稿読取後の排出速度を可変に
設定できる制御手段とを備える自動原稿送り装置におい
て、 前記原稿読取時の搬送速度が所定範囲内である場合には
前記原稿読取後の排出速度を前記原稿読取時の搬送速度
と等しい速度となるように制御する一方、 前記原稿読取時の搬送速度が所定範囲外である場合には
前記原稿読取後の排出速度を前記所定範囲内の速度とな
るように制御したことを特徴とする自動原稿送り装置。 - 【請求項2】 原稿を載置する給紙トレイと、この給紙
トレイ上の原稿を搬送路に送り出す給紙手段と、送り出
された原稿を画像読取位置に導く搬送手段と、読み取ら
れた原稿を排紙トレイ上に排出する排紙手段と、原稿読
取時の搬送速度に対して原稿読取後の排出速度を可変に
設定できる制御手段とを備える自動原稿送り装置におい
て、 後続原稿の原稿読取時の搬送速度が所定範囲内である場
合には先行原稿の排紙中に後続原稿を読取位置に搬送す
るように制御する一方、 後続原稿の原稿読取時の搬送速度が所定範囲外である場
合には先行原稿の排紙完了後に後続原稿を読取位置に搬
送するように制御したことを特徴とする自動原稿送り装
置。 - 【請求項3】 原稿を載置する給紙トレイと、この給紙
トレイ上の原稿を搬送路に送り出す給紙手段と、送り出
された原稿を画像読取位置に導く搬送手段と、読み取ら
れた原稿を排紙トレイ上に排出する排紙手段と、原稿読
取時の搬送速度に対して原稿読取後の排出速度を可変に
設定できる制御手段とを備える自動原稿送り装置におい
て、 後続原稿が画像読取位置上流側の所定位置に到達するま
で先行原稿を画像読取位置下流側で停止させることによ
って、先行原稿を排紙トレイに排紙する排紙動作と後続
原稿を画像読取位置に導く搬送動作とが同時に実行でき
るように制御したことを特徴とする自動原稿送り装置。 - 【請求項4】 前記搬送手段と前記排紙手段とに連結さ
れ、前記搬送手段と前記排紙手段を同時に且つ同一速度
で駆動する駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1
乃至3のいずれか記載の自動原稿送り装置。 - 【請求項5】 前記原稿読取時の搬送速度は、排紙トレ
イ上に収納された原稿の整列性の良否に基づいて所定範
囲が決定されることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れか記載の自動原稿送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32498298A JP3949297B2 (ja) | 1997-11-17 | 1998-11-16 | 自動原稿送り装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-315364 | 1997-11-17 | ||
JP31536497 | 1997-11-17 | ||
JP32498298A JP3949297B2 (ja) | 1997-11-17 | 1998-11-16 | 自動原稿送り装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006309545A Division JP4381409B2 (ja) | 1997-11-17 | 2006-11-15 | 自動原稿送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11222345A true JPH11222345A (ja) | 1999-08-17 |
JP3949297B2 JP3949297B2 (ja) | 2007-07-25 |
Family
ID=26568273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32498298A Expired - Fee Related JP3949297B2 (ja) | 1997-11-17 | 1998-11-16 | 自動原稿送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3949297B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011043732A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Kyocera Mita Corp | 原稿送り装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
US8104765B2 (en) | 2004-07-29 | 2012-01-31 | Nisca Corporation | Document feeder for efficiently supplying originals and storing originals in a discharge stacker after reading |
JP2021125803A (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-30 | キヤノン株式会社 | 原稿読取装置 |
US11993473B2 (en) | 2019-03-20 | 2024-05-28 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Sheet transport device, image reading device, and image forming apparatus |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP32498298A patent/JP3949297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8104765B2 (en) | 2004-07-29 | 2012-01-31 | Nisca Corporation | Document feeder for efficiently supplying originals and storing originals in a discharge stacker after reading |
JP2011043732A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Kyocera Mita Corp | 原稿送り装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
US11993473B2 (en) | 2019-03-20 | 2024-05-28 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Sheet transport device, image reading device, and image forming apparatus |
JP2021125803A (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-30 | キヤノン株式会社 | 原稿読取装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3949297B2 (ja) | 2007-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006248783A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
US6206359B1 (en) | Auto document feeder | |
JP2001042578A (ja) | 自動原稿搬送装置、及びこれを具備した画像読取装置、並びに画像形成装置 | |
JP3949297B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP4381409B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JPH03152053A (ja) | 原稿自動送り装置の排紙装置 | |
JP3479671B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP3871422B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP3976861B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP2004299872A (ja) | 原稿搬送装置及び原稿搬送方法、並びに画像読取装置 | |
JP3576726B2 (ja) | シート給送装置、及び該シート給送装置を備えた画像形成装置 | |
JP3072117B2 (ja) | 自動原稿給送装置 | |
JP3369077B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP2004026370A (ja) | シート排紙装置及び自動原稿送り装置 | |
JP2003002546A (ja) | 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 | |
JP3576732B2 (ja) | 自動シート材送り装置、及び該自動シート材送り装置を備えた画像形成装置 | |
JP4344509B2 (ja) | シート給紙装置 | |
JP3369081B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP2952081B2 (ja) | シート排紙装置 | |
JP2866979B2 (ja) | 原稿送り装置 | |
JP2001130761A (ja) | シート材自動搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2004020763A (ja) | 画像読取装置 | |
JP3832916B2 (ja) | 自動原稿給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JPH1130882A (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP2005033455A (ja) | 画像読取装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040401 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060801 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060920 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070319 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130427 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130427 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140427 Year of fee payment: 7 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |