JP7288201B2 - 積層コアおよび回転電機 - Google Patents
積層コアおよび回転電機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7288201B2 JP7288201B2 JP2020561427A JP2020561427A JP7288201B2 JP 7288201 B2 JP7288201 B2 JP 7288201B2 JP 2020561427 A JP2020561427 A JP 2020561427A JP 2020561427 A JP2020561427 A JP 2020561427A JP 7288201 B2 JP7288201 B2 JP 7288201B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic steel
- portions
- bonding
- core
- steel sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/245—Magnetic cores made from sheets, e.g. grain-oriented
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/02—Details of the magnetic circuit characterised by the magnetic material
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/18—Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures
- H02K1/185—Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures to outer stators
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F3/00—Cores, Yokes, or armatures
- H01F3/02—Cores, Yokes, or armatures made from sheets
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/14—Stator cores with salient poles
- H02K1/146—Stator cores with salient poles consisting of a generally annular yoke with salient poles
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/16—Stator cores with slots for windings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/18—Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/02—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
- H02K15/021—Magnetic cores
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2706—Inner rotors
- H02K1/272—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/274—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
- H02K1/2753—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
- H02K1/276—Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
- H02K1/2766—Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM] having a flux concentration effect
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/02—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
- H02K15/021—Magnetic cores
- H02K15/022—Magnetic cores with salient poles
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K2213/00—Specific aspects, not otherwise provided for and not covered by codes H02K2201/00 - H02K2211/00
- H02K2213/03—Machines characterised by numerical values, ranges, mathematical expressions or similar information
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
本願は、2018年12月17日に、日本に出願された特願2018-235860号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
(1)本発明の第一の態様は、互いに積層された複数の電磁鋼板と、積層方向に隣り合う電磁鋼板同士の間に配置され、これらの電磁鋼板を接着する接着部と、を備える積層コアであって、前記接着部は、積層方向に隣り合う電磁鋼板同士を部分的に接着し、積層方向に隣り合う電磁鋼板の間の空間を層と規定したときに、積層方向に隣り合う2つの前記層において、前記2つの層それぞれに配置される接着部同士では、積層方向から見た平面視において、互いの配置領域が異なり、前記接着部は、積層方向から見た平面視において、配置領域が重なる部分を有し、積層方向の複数の電磁鋼板全てにわたって、積層方向に配置領域が重なる接着部のうち、積層方向に隣り合う接着部同士の間の前記層の数は、素数であるNのみである積層コアである。
ここで言う、積層方向に隣り合う接着部同士では、積層方向から見た平面視において、互いの配置領域が異なっているとは、積層方向から見た平面視において、積層方向に隣り合う接着部同士のうち、一方の接着部と他方の接着部とが一部分も重ならないことを意味する。
この構成によれば、積層方向から見た平面視において積層方向に隣り合う接着部同士で互いの配置領域が重なる場合に比べて、所定の接着部に対して積層方向に隣り合う接着部と、この所定の接着部に対して周方向に隣り合う接着部との最小公倍数が大きくなる。このため、積層コアの共振周波数を高くすることができる。その結果、回転電機と積層コアの共振周波数が一致することを防止することができる。従って、積層コアが振動し難くなり、積層コアのモータ特性を向上させることができる。
また、素数は1とその数自身でしか割り切れない数であることから、素数であるNの約数の数が少ないため、所定の接着部に対して積層方向に隣り合う接着部と、この所定の接着部に対して周方向に隣り合う接着部との最小公倍数が大きくなる。従って、積層コアの共振周波数を高くすることができる。その結果、回転電機と積層コアの共振周波数が一致することを防止することができる。従って、積層コアのモータ特性をより向上させることができる。
一般的に、接着剤は硬化時に収縮する。そのため、接着剤の硬化に伴い、電磁鋼板に圧縮応力が付与される。圧縮応力が付与されると、電磁鋼板に歪が生じる。
この構成によれば、電磁鋼板の積層される面の全体に接着部を設ける場合よりも、接着部を設ける領域が減る。このため、接着部により電磁鋼板に付与される歪量が低減する。従って、積層コアの磁気特性の劣化を抑制することができる。
この構成によれば、電磁鋼板のうち、積層方向に沿う一端に位置する電磁鋼板における積層される面と、この面に積層方向に隣り合う電磁鋼板における積層される面とが、この面の外周縁および中央部のいずれにおいても、積層方向に離間するのが抑制される。従って、これら積層方向に隣り合う面の間で振動が発生するのを抑制することができる。
同様に、電磁鋼板のうち、積層方向に沿う他端に位置する電磁鋼板においても、積層方向に隣り合う面の間で振動が発生するのを抑制することができる。
この構成によれば、回転電機のモータ特性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、回転電機として電動機、具体的には交流電動機を一例に挙げて説明する。交流電動機は、より具体的には同期電動機、より一層具体的には永久磁石界磁型電動機である。この種の電動機は、例えば、電気自動車などに好適に採用される。
本実施形態では、回転電機10として、ロータ30がステータ20の内側に位置するインナーロータ型の回転電機が用いられている。しかしながら、回転電機10として、ロータ30がステータ20の外側に位置するアウターロータ型の回転電機が用いられてもよい。また、本実施形態では、回転電機10が、12極18スロットの三相交流モータである。しかしながら、例えば、極数やスロット数、相数などは適宜変更することができる。
ステータコア21は、環状のコアバック部22と、複数のティース部23と、を備える。以下では、ステータコア21(コアバック部22)の軸方向(ステータコア21の中心軸線O方向)を、軸方向という。ステータコア21(コアバック部22)の径方向(ステータコア21の中心軸線Oに直交する方向)を、径方向という。ステータコア21(コアバック部22)の周方向(ステータコア21の中心軸線O周りに周回する方向)を、周方向という。
複数のティース部23は、コアバック部22から径方向に向けて(径方向に沿ってコアバック部22の中心軸線Oに向けて)突出する。複数のティース部23は、周方向に同等の間隔をあけて配置されている。本実施形態では、中心軸線Oを中心とする中心角20度おきに18個のティース部23が設けられている。複数のティース部23は、互いに同等の形状で、かつ同等の大きさに形成されている。
前記巻線は、ティース部23に巻き回されている。前記巻線は、集中巻きされていてもよく、分布巻きされていてもよい。
ロータコア31は、ステータ20と同軸に配置される環状(円環状)に形成されている。ロータコア31内には、前記回転軸60が配置されている。回転軸60は、ロータコア31に固定されている。
複数の永久磁石32は、ロータコア31に固定されている。本実施形態では、2つ1組の永久磁石32が1つの磁極を形成している。複数組の永久磁石32は、周方向に同等の間隔をあけて配置されている。本実施形態では、中心軸線Oを中心とする中心角30度おきに12組(全体では24個)の永久磁石32が設けられている。
ロータコア31には、ロータコア31を軸方向に貫通する複数の貫通孔33が形成されている。複数の貫通孔33は、複数の永久磁石32に対応して設けられている。各永久磁石32は、対応する貫通孔33内に配置された状態でロータコア31に固定されている。例えば、永久磁石32の外面と貫通孔33の内面とを接着剤により接着すること等により、各永久磁石32がロータコア31に固定されている。なお、永久磁石界磁型電動機として、埋込磁石型モータに代えて表面磁石型モータが用いられてもよい。
なお、ステータコア21およびロータコア31それぞれの積厚は、例えば、50.0mmとされる。ステータコア21の外径は、例えば、250.0mmとされる。ステータコア21の内径は、例えば、165.0mmとされる。ロータコア31の外径は、例えば、163.0mmとされる。ロータコア31の内径は、例えば、30.0mmとされる。ただし、これらの値は一例であり、ステータコア21の積厚、外径や内径、およびロータコア31の積厚、外径や内径は、これらの値に限られない。ここで、ステータコア21の内径は、ステータコア21におけるティース部23の先端部を基準としている。ステータコア21の内径は、全てのティース部23の先端部に内接する仮想円の直径である。
しかしながら、電磁鋼板40として、無方向性電磁鋼板に代えて方向性電磁鋼板を採用することも可能である。方向性電磁鋼板には、JIS C 2553:2012の方向性電鋼帯を採用することができる。
一方で絶縁被膜が厚くなるに連れて、絶縁効果が飽和する。また、絶縁被膜が厚くなるに連れて占積率が低下し、積層コアとしての性能が低下する。したがって、絶縁被膜は、絶縁性能が確保できる範囲で薄い方がよい。絶縁被膜の厚さ(電磁鋼板40片面あたりの厚さ)は、好ましくは0.1μm以上5μm以下である。絶縁被膜の厚さは、より好ましくは0.1μm以上2μm以下である。
一方で電磁鋼板40が厚すぎると、電磁鋼板40のプレス打ち抜き作業が困難になる。
そのため、電磁鋼板40のプレス打ち抜き作業を考慮すると、電磁鋼板40の厚さは0.65mm以下とすることが好ましい。
また、電磁鋼板40が厚くなると鉄損が増大する。そのため、電磁鋼板40の鉄損特性を考慮すると、電磁鋼板40の厚さは0.35mm以下とすることが好ましい。電磁鋼板40の厚さは、より好ましくは、0.20mmまたは0.25mmである。
上記の点を考慮し、各電磁鋼板40の厚さは、例えば、0.10mm以上0.65mm以下である。各電磁鋼板40の厚さは、好ましくは、0.10mm以上0.35mm以下、より好ましくは0.20mmや0.25mmである。なお、電磁鋼板40の厚さには、絶縁被膜の厚さも含まれる。
ステータコア21では、図4および図5に示すように、積層方向に隣り合う電磁鋼板40同士の間に、これらの電磁鋼板40を接着する接着部41が配置されている。
その接着部41は、積層方向に隣り合う電磁鋼板40同士を部分的に接着している。積層方向に隣り合う接着部41同士では、積層方向から見た平面視において、互いの配置領域が異なっている。積層方向に隣り合う接着部41同士が、積層方向から見た平面視において、互いの配置領域が異なるように配置されている範囲(以下、配置領域が異なる配置範囲と言う)は、ステータコア21全体でもよいが、ステータコア21の一部でもよい。具体的には、配置領域が異なる配置範囲は、周方向に並ぶ複数のティース部23のうちの1つのティース部23においてでもよい。配置領域が異なる配置範囲は、積層方向に並ぶ複数の後述する接着部41による層のうちの1層においてでもよい。
なお、接着部41が設けられた電磁鋼板40の接着領域とは、電磁鋼板40の第1面40aのうち、分断されることなく硬化した接着剤が設けられている領域を意味する。
また、接着部41が設けられていない電磁鋼板40の非接着領域とは、電磁鋼板40の第1面40aのうち、分断されることなく硬化した接着剤が設けられていない領域を意味する。
ここで、積層方向に隣り合う電磁鋼板40同士の間で、分断されることなく硬化した接着剤を、1つの接着部41と言う。
なお本実施形態では、1または複数の接着部41が、2つの電磁鋼板40の間にそれぞれ層(以下、接着部41による層ともいう)を形成している。言い換えると、接着部41による層は、1または複数の接着部41を含んでいる。接着部41による層は、積層方向に複数設けられている。
接着部41が、積層方向から見た平面視において、配置領域がN層おきに重なることは、周方向に並ぶ複数のティース部23のうちの1つのティース部23において、積層方向に並ぶ複数の接着部41による層のうち少なくとも一部において、接着部41が、積層方向から見た平面視において、配置領域がN層おきに重なることを意味する。
また、Nは1または素数であることが好ましい。本実施形態では、N=1となっている。
以下では、電磁鋼板40に配置された(設けられた)接着部41とは、その電磁鋼板40に対する積層方向の第1側に隣り合う位置に配置された接着部41のことを意味する。
各電磁鋼板40のティース部23Aは、積層方向から見た平面視において互いに重なっている。各電磁鋼板40のティース部23B~23Rについても同様である。
図6および図7に示すように、この例では、中心軸線Oを中心とする中心角20度おきに18個のティース部23(23A~23R)が設けられている。
電磁鋼板40Aでは、各接着部41は、ティース部23A,23C,23E,23G,23I,23K,23M,23O,23Qの表面23aから、これらのティース部23に沿ってコアバック部22の径方向外側の外周縁まで延びている。電磁鋼板40Bでは、各接着部41は、ティース部23B,23D,23F,23H,23J,23L,23N,23P,23Rの表面23aから、これらのティース部23に沿ってコアバック部22の径方向外側の外周縁まで延びている。
なお、〇が記載されている欄に対応して、ティース部23、およびティース部23のコアバック外側部のうちの一方のみに、接着部41が配置されていてもよい。
この例のステータコア21は、電磁鋼板400を備えている。しかし、後述するように電磁鋼板400には接着部41が配置されていないため、表1中に電磁鋼板400を示していない。後述する表2から表5についても、表中に電磁鋼板400を示していない。
一方で、電磁鋼板40Bのティース部23Aの欄に、〇が記載されていない。この記載は、電磁鋼板40Bのティース部23Aに対する積層方向の第1側に隣り合う位置に、接着部41が配置されていないことを意味する。この記載はさらに、電磁鋼板40Bのティース部23Aのコアバック外側部に対する積層方向の第1側に隣り合う位置に、接着部41が配置されていないことを意味する。
また、図7および表1に示すように、電磁鋼板40B,40D,40F,40H,40Jでは、後述する第2グループのティース部23の表面23a、およびコアバック部22における第2グループのティース部23の径方向外側の部分の表面22aに、それぞれ接着部41が設けられている。ここで言う第2グループのティース部23とは、ティース部23B,23D,23F,23H,23J,23L,23N,23P,23Rのことを意味する。
2種類の接着部41による層のいずれも、接着部41は、周方向に1つのティース部23おきとなるティース部23等に、それぞれ配置されている。
ただし、例えば、第1の種類の接着部41による層においてティース部23A等に接着部41が配置される場合には、第2の種類の接着部41による層のティース部23A等に接着部41は配置されない。一方で、第1の種類の接着部41による層においてティース部23A等に接着部41が配置されない場合には、第2の種類の接着部41による層のティース部23A等に接着部41は配置される。ティース部23B~23Rについても、同様である。
そして、この2種類の接着部41による層が、積層方向に交互に配置されている。言い換えると、接着部41による層の平面視形状は、1層おきに同一になる。
また、図10および表2に示すように、電磁鋼板40B,40E,40Hでは、後述する第7グループのティース部23の表面23a、およびコアバック部22における第7グループのティース部23の径方向外側の部分の表面22aに、それぞれ接着部41が設けられている。ここで言う第7グループのティース部23とは、ティース部23B,23E,23H,23K,23N,23Qのことを意味する。
また、図11および表2に示すように、電磁鋼板40C,40F,40Iでは、後述する第8グループのティース部23の表面23aおよびコアバック部22における第8グループのティース部23の径方向外側の部分の表面22aに、それぞれ接着部41が設けられている。ここで言う第8グループのティース部23とは、ティース部23C,23F,23I,23L,23O,23Rのことを意味する。
3種類の接着部41による層のいずれも、接着部41は、周方向に2つのティース部23おきとなるティース部23等にそれぞれ配置されている。ここで、3種類の接着部41による層のうち、平面視形状が互いに異なる接着部41による層を、第1の種類の接着部41による層、第2の種類の接着部41による層、および第2の種類の接着部41による層と言う。
そして、第1の種類の接着部41による層、第2の種類の接着部41による層、および第3の種類の接着部41による層が、積層方向の第1側からの第2側に向かって順番に配置されている。言い換えると、接着部41による層の平面視形状は、2層おきに同一になる。
ただし、電磁鋼板40Jの次に別の電磁鋼板40Aを積層する場合、電磁鋼板40Jのティース部23Aに、別の電磁鋼板40Aのティース部23Cが重なるように、電磁鋼板40Jに対して別の電磁鋼板40Aを中心軸線O周りに回転させて配置する。
また、図13および表3に示すように、電磁鋼板40B,40Jでは、後述する第12グループのティース部23表面23a、およびコアバック部22における第12グループのティース部23の径方向外側の部分の表面22aに、それぞれ接着部41が設けられている。ここで言う第12グループのティース部23とは、ティース部23B,23J,23Rのことを意味する。
また、図14および表3に示すように、電磁鋼板40Cでは、後述する第13グループのティース部23の表面23a、およびコアバック部22における第13グループのティース部23の径方向外側の部分の表面22aに、それぞれ接着部41が設けられている。ここで言う第13グループのティース部23とは、ティース部23C,23Kのことを意味する。
また、図16および表3に示すように、電磁鋼板40Eでは、後述する第15グループのティース部23の表面23a、およびコアバック部22における第15グループのティース部23の径方向外側の部分の表面22aに、それぞれ接着部41が設けられている。ここで言う第15グループのティース部23とは、ティース部23E,23Mのことを意味する。
また、図18および表3に示すように、電磁鋼板40Gでは、後述する第17グループのティース部23の表面23a、およびコアバック部22における第17グループのティース部23の径方向外側の部分の表面22aに、それぞれ接着部41が設けられている。ここで言う第17グループのティース部23とは、ティース部23G,23Oのことを意味する。
また、図20および表3に示すように、電磁鋼板40Iでは、後述する第19グループのティース部23の表面23a、およびコアバック部22における第19グループのティース部23の径方向外側の部分の表面22aに、それぞれ接着部41が設けられている。ここで言う第19グループのティース部23とは、ティース部23I,23Qのことを意味する。
また、図21および表3に示すように、電磁鋼板40Gでは、後述する第20グループのティース部23の表面23a、およびコアバック部22における第20グループのティース部23の径方向外側の部分の表面22aに、それぞれ接着部41が設けられている。ここで言う第20グループのティース部23とは、ティース部23J,23Rのことを意味する。
10種類の接着部41による層間での接着部41が設けられるティース部23の違いは、前記N=1,2の場合と同様であり、説明を省略する。
ただし、電磁鋼板40Jの次に別の電磁鋼板40Aを積層する場合、電磁鋼板40Jのティース部23Aに、別の電磁鋼板40Aのティース部23Kが重なるように、電磁鋼板40Jに対して別の電磁鋼板40Aを中心軸線O周りに回転させて配置する。
この変形例のステータコア21では、表3の例に示すステータコア21の構成に加えて、以下の2カ所に接着部41が配置されている。具体的には、電磁鋼板40Iのティース部23A等、および電磁鋼板40Jのティース部23B等にそれぞれ接着部41が配置されている。
第1構成:周方向に並ぶ複数のティース部23のうちの1つのティース部23において、接着部41が、ステータコア21の積層方向の全長にわたって、積層方向に等間隔に(積層方向に等しい数の層をおいて)配置されている構成。
第2構成:積層方向に並ぶ複数の接着部41による層のうちの1層において、接着部41が、ステータコア21の全周にわたって、周方向に等間隔に(周方向に等しい数のティース部23をおいて)配置されている構成。
なお、例えば表3の例に示すステータコア21では、ステータコア21が備える電磁鋼板40の枚数がより多い場合(例えば、21枚の電磁鋼板40を備える場合)には、ステータコア21は第1構成を備える場合がある。この場合、12枚目以降の電磁鋼板40は、前記したように積層される。
第1間隔とは、対象とする一のティース部23において、積層方向から見て配置領域が重なる接着部41同士が、何層離れているかを示す間隔である。例えば、表1においてティース部23Aに着目する。このティース部23Aでは、接着部41に対して、積層方向から見て配置領域が重なる接着部41同士は、ステータコア21の積層方向の全長にわたって1層おきに配置されている。よって、ティース部23Aでは、ステータコア21の積層方向の全長にわたって第1間隔が、1である。
第1構成:周方向に並ぶ複数のティース部23のうちの1つのティース部23において、ステータコア21の積層方向の全長にわたって第1間隔が互いに等しい構成。
第2構成:積層方向に並ぶ複数の接着部41による層のうちの1層において、ステータコア21の全周にわたって第2間隔が互いに等しい構成。
表2に示す例のステータコア21では、全てのティース部23において、ステータコア21の積層方向の全長にわたって、第1間隔が2である。全ての接着部41による層において、ステータコア21の全周にわたって、第2間隔が2である。このステータコア21は、第1構成および第2構成をそれぞれ備える。
電磁鋼板40A,40Bに対応する接着部41による層における第2間隔は、それぞれ7,7,1である。電磁鋼板40C~40Jに対応する接着部41による層における第2間隔は、それぞれ7,9である。この例のステータコア21では、複数の接着部41による層のいずれも、第2構成を備えない。
なお、前記のように、表3の例に示すステータコア21では、ステータコア21が備える電磁鋼板40の枚数がより多い場合には、ステータコア21は第1構成を備える場合がある。
以下では、これらの第1構成および第2構成を兼ね備えていないステータコア21について、表5および表6を用いて説明する。
表5および表6において、〇となっている部分が、接着部41が配置されているティース部23B等を示す。
第3構成:周方向に並ぶ複数のティース部23のうちの1つのティース部23において、ステータコア21の積層方向の一部の領域において、積層方向から見た平面視で、接着部41は、互いに異なる素数層おきに配置領域が重なる構成。
第3構成は、言い換えれば、周方向に並ぶ複数のティース部23のうちの1つのティース部23において、ステータコア21の積層方向の一部の領域において、積層方向に隣り合う第1間隔が互いに異なる素数である構成、である。
第5構成:周方向に並ぶ複数のティース部23のうちの1つのティース部23において、ステータコア21の積層方向の全長にわたって、積層方向から見た平面視で、接着部41は、互いに異なる素数層おきに配置領域が重なる構成。
第5構成は、言い換えれば、周方向に並ぶ複数のティース部23のうちの1つのティース部23において、ステータコア21の積層方向の全長にわたって、積層方向に隣り合う第1間隔が互いに異なる素数である構成、である。
第4構成:積層方向に並ぶ複数の接着部41による層のうちの1層において、ステータコア21の周方向の一部の領域において、周方向に隣り合う接着部41間のティース部23の数が互いに異なる素数である構成。
第4構成は、言い換えれば、積層方向に並ぶ複数の接着部41による層のうちの1層において、ステータコア21の周方向の一部の領域において、周方向に隣り合う第2間隔が互いに異なる素数である構成、である。
第6構成:積層方向に並ぶ複数の接着部41による層のうちの1層において、ステータコア21の全周にわたって、周方向に隣り合う接着部41間のティース部23の数が互いに異なる素数である構成。
第6構成は、言い換えれば、積層方向に並ぶ複数の接着部41による層のうちの1層において、ステータコア21の全周にわたって、周方向に隣り合う第2間隔が互いに異なる素数である構成、である。
以下では、各ケースのステータコア21を、上記の構成に着目しながら説明する。
表5の例に示すステータコア21について説明する。
ケース1のステータコア21では、電磁鋼板40Aに対応する接着部41による層では、4つの接着部41が配置されている。この層では、4つの接着部41が、ティース部23A,23E,23K,23Oに配置されている。そして、電磁鋼板40B~40Dに対応する各接着部41による層では、接着部41が配置されているティース部23が、積層方向の第1側に隣り合う層に対して、1つずつ周方向の第1側にずらされている。
電磁鋼板40E,40Fに対応する接着部41による各層では、接着部41が配置されているティース部23が、積層方向の第1側に隣り合う層に対して、1つずつ周方向の第1側にずらされている。さらに、電磁鋼板40E,40Fに対応する接着部41による各層では、配置されている接着部41の数が3つに減っている。具体的には、電磁鋼板40Eに対応する接着部41による層では、接着部41がティース部23Rから周方向の第1側にずれようとしたときに、接着部41がティース部23Aにずれずになくなっている。
電磁鋼板40I,40Jに対応する接着部41による各層では、接着部41が配置されているティース部23が、積層方向の第1側に隣り合う層に対して、1つずつ周方向の第1側にずらされている。さらに、電磁鋼板40I,40Jに対応する接着部41による各層では、配置されている接着部41の数が再び3つに減っている。具体的には、電磁鋼板40Iに対応する接着部41による層では、接着部41がティース部23Rから周方向の第1側にずれようとしたときに、接着部41がティース部23Aにずれずになくなっている。
すなわち、接着部41による層のうち、4つの接着部41がある層、例えば電磁鋼板40Aに対応する層では、周方向の第1側に向かって、第2間隔が3,5,3,3の順に並んでいる。これらの層は、第4構成を備えている。
また、接着部41による層のうち、3つの接着部41がある層、例えば電磁鋼板40Eに対応する層では、周方向の第1側に向かって、第2間隔が3,5,7の順に並んでいる。これらの層は、第6構成を備えている。
なお、ケース1のステータコア21は、第3構成および第5構成を備えない。
次に、表6に示す例のステータコアについて説明する。
ケース2のステータコア21では、電磁鋼板40Aに対応する接着部41による層では、6つの接着部41が配置されている。この層では、ティース部23A,23D,23G,23J,23M,23Pに、全部で6つの接着部41が配置されている。そして、電磁鋼板40B,40Cに対応する各接着部41による層では、接着部41が配置されているティース部23が、積層方向の第1側に隣り合う層に対して、1つずつ周方向の第1側にずらされている。
電磁鋼板40D~40Iに対応する接着部41による各層では、接着部41が配置されているティース部23が、積層方向の第1側に隣り合う層に対して、1つずつ周方向の第1側にずらされている。さらに、電磁鋼板40D~40Iに対応する接着部41による各層では、配置されている接着部41の数が3つに減っている。具体的には、電磁鋼板40Dに対応する接着部41による層では、接着部41がティース部23F,23L,23Rから周方向の第1側にずれようとしたときに、接着部41がティース部23G,23M,23Aにずれずになくなっている。
すなわち、積層方向から見た平面視において3つの配置領域が重なる、ティース部23A,23D,23G,23J,23M,23Pについて説明する。例えばティース部23Aにおいて、ステータコア21の積層方向の全長にわたって、積層方向に隣り合う第1間隔が、積層方向の第1側から第2側に向かって、5,2の順に並んでいる。例えばティース部23Dにおいて、ステータコア21の積層方向の全長にわたって、積層方向に隣り合う第1間隔が、積層方向の第1側から第2側に向かって、2,5の順に並んでいる。
これらのティース部23A,23D,23G,23J,23M,23Pは、第5構成を備えている。
なお、ケース2のステータコア21は、第3構成、第4構成、および第6構成を備えない。
次に、表7に示す例のステータコアについて説明する。
表7に示す例のステータコア21では、16枚の電磁鋼板40(400,40A~40O)が積層されている。なお、電磁鋼板400は、表中に示していない。
ケース3のステータコア21では、電磁鋼板40Aに対応する接着部41による層では、4つの接着部41が配置されている。この層では、4つの接着部41が、ティース部23A,23D,23J,23Mに配置されている。そして、電磁鋼板40B~40Oに対応する各接着部41による層では、接着部41が配置されているティース部23が、積層方向の第1側に隣り合う層に対して、1つずつ周方向の第1側にずらされている。
すなわち、積層方向から見た平面視において3つの配置領域が重なる、ティース部23A~23C,23J~23Lについて説明する。これらのティース部23において、ステータコア21の積層方向の全長にわたって、積層方向に隣り合う第1間隔が、積層方向の第1側から第2側に向かって、5,2の順に並んでいる。次に、積層方向から見た平面視において3つの配置領域が重なる、ティース部23G~23I,23P~23Rについて説明する。これらのティース部23において、ステータコア21の積層方向の全長にわたって、積層方向に隣り合う第1間隔が、積層方向の第1側から第2側に向かって、2,5の順に並んでいる。次に、積層方向から見た平面視において4つの配置領域が重なる、ティース部23D~23F,23M~23Oについて説明する。これらのティース部23において、ステータコア21の積層方向の全長にわたって、積層方向に隣り合う第1間隔が、積層方向の第1側から第2側に向かって、2,5,2の順に並んでいる。
すなわち、全ての接着部41による層では、周方向の第1側に向かって、第2間隔が2,5,2,5の順に並んでいる。
なお、ケース3のステータコア21は、第3構成および第4構成を備えない。
第1不等間隔構成、第2不等間隔構成、または第3不等間隔構成を備えるステータコア21は、回転電機と積層コアの共振周波数が一致することを、より防止ことができる。
従って、ケース1のステータコア21では、第3構成および第4構成のうちの第4構成を備えるため、第1不等間隔構成を備える。
ケース1のステータコア21では、第5構成および第6構成のうちの第6構成のみを備える。このため、この例のステータコア21は第2不等間隔構成を備えるが、第3不等間隔構成を備えない。
従って、この例のステータコア21では、第3構成および第4構成のいずれも備えないため、第1不等間隔構成を備えない。
この例のステータコア21では、第5構成および第6構成のうちの第5構成のみを備える。このため、この例のステータコア21は第2不等間隔構成を備えるが、第3不等間隔構成を備えない。
このため、この例のステータコア21は、第1不等間隔構成および第2不等間隔構成を備えないが、第3不等間隔構成を備える。
この効果は、第2不等間隔構成よりも第3不等間隔構成の方が大きい。この理由は、第3不等間隔構成は、接着部41は積層方向の全長にわたって互いに異なる素数層おきに配置領域が重なり、かつ、接着部41は全周にわたって周方向に隣り合う接着部41間のティース部23の数が互いに異なる素数である。従って、第3不等間隔構成は第2不等間隔構成に比べて、積層コアの接着部不均一性がより向上するためである。
接着剤としては、熱硬化型の接着剤の他、ラジカル重合型の接着剤なども使用可能である。生産性の観点からは、常温硬化型(常温接着タイプ)の接着剤が望ましい。常温硬化型の接着剤は、20℃~30℃で硬化する。なお、本明細書中において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
常温硬化型の接着剤としては、アクリル系接着剤が好ましい。代表的なアクリル系接着剤には、SGA(第二世代アクリル系接着剤。Second Generation Acrylic Adhesive)などがある。本発明の効果を損なわない範囲で、嫌気性接着剤、瞬間接着剤、エラストマー含有アクリル系接着剤がいずれも使用可能である。
なお、ここで言う接着剤は硬化前の状態を言う。接着剤は硬化すると、接着部41となる。
より具体的には、まず、測定用のサンプル(不図示)を製作する。このサンプルは、2枚の電磁鋼板40間を、測定対象の接着剤により接着し、硬化させて接着部41を形成することにより、得られる。この硬化は、接着剤が熱硬化型の場合には、実操業上の加熱加圧条件で加熱加圧することで行う。一方、接着剤が常温硬化型の場合には常温下で加圧することで行う。
そして、このサンプルについての引張弾性率を、共振法で測定する。共振法による引張弾性率の測定方法は、上述した通り、JIS R 1602:1995に準拠して行う。その後、サンプルの引張弾性率(測定値)から、電磁鋼板40自体の影響分を計算により除くことで、接着部41単体の引張弾性率が求められる。
このようにしてサンプルから求められた引張弾性率は、積層コアであるステータコア21全体としての平均値に等しくなる。このため、この数値をもって平均引張弾性率Eとみなす。平均引張弾性率Eは、その積層方向に沿った積層位置やステータコア21の中心軸線回りの周方向位置で殆ど変わらないよう、組成が設定されている。そのため、平均引張弾性率Eは、ステータコア21の上端位置にある、硬化後の接着部41を測定した数値をもってその値とすることもできる。
一方で接着部41の厚さが100μmを超えると接着力が飽和する。また、接着部41が厚くなるに連れて占積率が低下し、積層コアの鉄損などの磁気特性が低下する。したがって、接着部41の厚さは1μm以上100μm以下である。接着部41の厚さは、さらに好ましくは1μm以上10μm以下である。
なお、上記において接着部41の厚さは、接着部41の平均厚みを意味する。
接着部41の平均厚みは、積層コア全体としての平均値である。接着部41の平均厚みは、その積層方向に沿った積層位置やステータコア21の中心軸線回りの周方向位置で殆ど変わらない。そのため、接着部41の平均厚みは、ステータコア21の上端位置において、円周方向10箇所以上で測定した数値の平均値をもってその値とすることができる。
なお、ステータコア21やロータコア31などの積層コアは、いわゆる回し積みにより形成されていてもよい。
この構成により、積層方向から見た平面視において積層方向に隣り合う接着部同士で互いの配置領域が重なる場合に比べて、所定の接着部に対して積層方向に隣り合う接着部と、この所定の接着部に対して周方向に隣り合う接着部との最小公倍数が大きくなる。このため、ステータコア21の共振周波数を高くすることができる。その結果、回転電機10とステータコア21の共振周波数が一致することを防止することができる。従って、ステータコア21が振動し難くなり、ステータコア21のモータ特性を向上させることができる。
本実施形態に係るステータコア21(積層コア)において、接着部41を、電磁鋼板40において、コアバック部22の表面22aおよびティース部23の表面23aの少なくとも一方に設ける。
これにより、電磁鋼板40の積層される面の全面に接着部41を設ける場合よりも、接着部41を設ける領域が減る。このため、接着部41により電磁鋼板40に付与される歪量が低減する。従って、ステータコア21の磁気特性の劣化を抑制することができる。
従って、積層方向に隣り合う接着部同士では、積層方向から見た平面視において互いの配置領域が異なっているため、回転電機10とステータコア21の共振周波数が一致することを防止することができる。例えば、積層方向から見た平面視において、接着部の配置領域が、積層方向に一定でない間隔で重なる場合に比べて、電磁鋼板40に生じる歪が積層方向に均一になる。従って、ステータコア21全体として、接着剤の硬化に伴って電磁鋼板40に生じる歪が偏ることを抑制できる。
具体的には、接着部41を、1層おきに、積層方向から見た平面視において、配置領域が重なるように設ける。これにより、接着により接合される電磁鋼板40が、ステータコア21において積層方向の一部分に局所的に集中することが抑えられる。このため、接着により接合される電磁鋼板40を、積層方向に分散させることができる。従って、回転電機10とステータコア21の共振周波数が一致することを防止することができる。これにより、ステータコア21のモータ特性をより向上させることができる。
素数であるNの約数の数が少ないため、所定の接着部に対して積層方向に隣り合う接着部と、この所定の接着部に対して周方向に隣り合う接着部との最小公倍数が大きくなる。従って、ステータコア21の共振周波数を高くすることができる。その結果、回転電機10とステータコア21の共振周波数が一致することを防止することができる。従って、ステータコア21のモータ特性をより向上させることができる。
このため、電磁鋼板40のうち、積層方向に沿う一端に位置する電磁鋼板40における積層される面と、この面に積層方向に隣り合う電磁鋼板40における積層される面とが、この面の外周縁および中央部のいずれにおいても、積層方向に離間するのが抑制される。従って、これら積層方向に隣り合う面の間で振動が発生するのを抑制することができる。
同様に、電磁鋼板40のうち、積層方向に沿う他端に位置する電磁鋼板40においても、積層方向に隣り合う面の間で振動が発生するのを抑制することができる。
図22に示すように、ステータコア21において、上端部71に位置する電磁鋼板40における積層される面(コアバック部22の表面22a)の全面に、接着部41が設けられてもよい。さらに、電磁鋼板40のコアバック部22の表面22aは、積層方向に隣り合う電磁鋼板40におけるコアバック部22の表面22aと全面接着されていてもよい。
また、図22に示すように、ステータコア21において、上端部71に位置する電磁鋼板40における積層される面(ティース部23の表面23a)の全面に接着部41が設けられてもよい。さらに、電磁鋼板40のティース部23の表面23aは、積層方向に隣り合う電磁鋼板40におけるティース部23の表面23aと全面接着されていてもよい。
また、図22に示すように、ステータコア21において、下端部72に位置する電磁鋼板40における積層される面(ティース部23の表面23a)の全面に接着部41が設けられてもよい。さらに、電磁鋼板40のティース部23の表面23aは、積層方向に隣り合う電磁鋼板40におけるティース部23の表面23aと全面接着されていてもよい。
言い換えると、積層方向に積層される電磁鋼板40の全ての組において、平面視において配置領域が重ならないようになっていなくてもよい。少なくとも電磁鋼板40の一部の組において、平面視において配置領域が重ならないようになっていればよい。
前記実施形態では、同期電動機として、永久磁石界磁型電動機を一例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、回転電機がリラクタンス型電動機や電磁石界磁型電動機(巻線界磁型電動機)であってもよい。
前記実施形態では、交流電動機として、同期電動機を一例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、回転電機が誘導電動機であってもよい。
前記実施形態では、電動機として、交流電動機を一例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、回転電機が直流電動機であってもよい。
前記実施形態では、回転電機として、電動機を一例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、回転電機が発電機であってもよい。
20 ステータ
21 ステータコア(積層コア)
22 コアバック部
23 ティース部
30 ロータ
31 ロータコア(積層コア)
32 永久磁石
33 貫通孔
40 電磁鋼板
41 接着部
50 ケース
60 回転軸
Claims (7)
- 互いに積層された複数の電磁鋼板と、
積層方向に隣り合う電磁鋼板同士の間に配置され、これらの電磁鋼板を接着する接着部と、を備える積層コアであって、
前記接着部は、積層方向に隣り合う電磁鋼板同士を部分的に接着し、
積層方向に隣り合う電磁鋼板の間の空間を層と規定したときに、
積層方向に隣り合う2つの前記層において、前記2つの層それぞれに配置される接着部同士は、積層方向から見た平面視において、互いの配置領域が異なり、
前記接着部は、積層方向から見た平面視において、配置領域が重なる部分を有し、
積層方向の複数の電磁鋼板全てにわたって、積層方向に配置領域が重なる接着部のうち、積層方向に隣り合う接着部同士の間の前記層の数は、素数であるNのみである、積層コア。 - 前記電磁鋼板は、環状のコアバック部と、前記コアバック部から径方向に向けて突出するとともに、前記コアバック部の周方向に間隔をあけて配置された複数のティース部と、を備え、
前記接着部は、前記コアバック部における積層される面および前記ティース部における積層される面の少なくとも一方に設けられる、請求項1に記載の積層コア。 - 前記複数の電磁鋼板のうち、積層方向に沿う一端に位置する電磁鋼板における積層される面は、積層方向に隣り合う電磁鋼板における積層される面と全面接着され、
前記複数の電磁鋼板のうち、積層方向に沿う他端に位置する電磁鋼板における積層される面は、積層方向に隣り合う電磁鋼板における積層される面と全面接着される、請求項1または2に記載の積層コア。 - 前記接着部の平均厚みが1.0μm~3.0μmである、請求項1~3のいずれか1項に記載の積層コア。
- 前記接着部の平均引張弾性率Eが1500MPa~4500MPaである、請求項1~4のいずれか1項に記載の積層コア。
- 前記接着部が、エラストマー含有アクリル系接着剤からなるSGAを含む常温接着タイプのアクリル系接着剤である、請求項1~5のいずれか1項に記載の積層コア。
- 請求項1~6のいずれか1項に記載の積層コアを備える、回転電機。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018235860 | 2018-12-17 | ||
JP2018235860 | 2018-12-17 | ||
PCT/JP2019/049267 WO2020129926A1 (ja) | 2018-12-17 | 2019-12-17 | 積層コアおよび回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2020129926A1 JPWO2020129926A1 (ja) | 2021-11-04 |
JP7288201B2 true JP7288201B2 (ja) | 2023-06-07 |
Family
ID=71101800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020561427A Active JP7288201B2 (ja) | 2018-12-17 | 2019-12-17 | 積層コアおよび回転電機 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11863017B2 (ja) |
EP (1) | EP3902104A4 (ja) |
JP (1) | JP7288201B2 (ja) |
KR (1) | KR102573694B1 (ja) |
CN (1) | CN113169592B (ja) |
BR (1) | BR112021008058A2 (ja) |
CA (1) | CA3131668C (ja) |
EA (1) | EA202192078A1 (ja) |
SG (1) | SG11202108979XA (ja) |
TW (1) | TWI744741B (ja) |
WO (1) | WO2020129926A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI740311B (zh) | 2018-12-17 | 2021-09-21 | 日商日本製鐵股份有限公司 | 定子用接著積層鐵芯、其製造方法、及旋轉電機 |
JP7111182B2 (ja) | 2018-12-17 | 2022-08-02 | 日本製鉄株式会社 | 積層コアおよび回転電機 |
EA202192064A1 (ru) | 2018-12-17 | 2021-11-24 | Ниппон Стил Корпорейшн | Шихтованный сердечник и электродвигатель |
US12261482B2 (en) | 2018-12-17 | 2025-03-25 | Nippon Steel Corporation | Laminated core and electric motor |
PL3902122T3 (pl) | 2018-12-17 | 2024-06-24 | Nippon Steel Corporation | Laminowany rdzeń oraz silnik elektryczny |
US12074476B2 (en) | 2018-12-17 | 2024-08-27 | Nippon Steel Corporation | Adhesively-laminated core for stator and electric motor |
EP3902107A4 (en) | 2018-12-17 | 2022-11-30 | Nippon Steel Corporation | LAMINATED CORE, PROCESS FOR ITS MANUFACTURE AND ELECTRIC LATHE |
WO2020129951A1 (ja) | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 日本製鉄株式会社 | 接着積層コア、その製造方法及び回転電機 |
BR112021009938A2 (pt) | 2018-12-17 | 2021-08-17 | Nippon Steel Corporation | núcleo laminado, método de fabricação de núcleo laminado e motor elétrico giratório |
JP7055209B2 (ja) | 2018-12-17 | 2022-04-15 | 日本製鉄株式会社 | 積層コアおよび回転電機 |
CN113196618B (zh) | 2018-12-17 | 2024-07-19 | 日本制铁株式会社 | 层叠铁芯及旋转电机 |
CA3131521A1 (en) | 2018-12-17 | 2020-06-25 | Nippon Steel Corporation | Adhesively-laminated core for stator and electric motor |
PL3902105T3 (pl) | 2018-12-17 | 2024-12-02 | Nippon Steel Corporation | Laminowany rdzeń oraz wirująca maszyna elektryczna |
WO2020129938A1 (ja) | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 日本製鉄株式会社 | 積層コア、コアブロック、回転電機およびコアブロックの製造方法 |
KR20240005116A (ko) | 2018-12-17 | 2024-01-11 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 적층 코어 및 회전 전기 기기 |
JP2023132233A (ja) * | 2022-03-10 | 2023-09-22 | 株式会社三井ハイテック | 積層鉄心、積層鉄心の製造方法および順送り金型装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004111509A (ja) | 2002-09-17 | 2004-04-08 | Nippon Steel Corp | 鉄損特性の優れた積層鉄芯及びその製造方法 |
JP2011023523A (ja) | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Nippon Steel Corp | 良好な熱伝導性を有する電磁鋼板積層コアおよびその製造方法 |
Family Cites Families (162)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5665326A (en) | 1979-10-29 | 1981-06-03 | Tdk Corp | Magnetic core for magnetic head |
JPS576427A (en) | 1980-06-11 | 1982-01-13 | Canon Inc | Manufacture of magnetic core |
JPS60170681A (ja) | 1984-02-16 | 1985-09-04 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 接着剤組成物 |
JPS60186834A (ja) | 1984-03-07 | 1985-09-24 | Toray Ind Inc | 水現像可能な感光性樹脂版材 |
JPS63207639A (ja) | 1987-02-25 | 1988-08-29 | 日新製鋼株式会社 | 制振鋼板及びその製造方法 |
JPH03124247A (ja) | 1989-10-05 | 1991-05-27 | Aichi Emerson Electric Co Ltd | 回転電機の固定子 |
JPH03247683A (ja) | 1990-02-23 | 1991-11-05 | Sumitomo Chem Co Ltd | アクリル系接着剤組成物 |
JP2897344B2 (ja) | 1990-05-23 | 1999-05-31 | 住友化学工業株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物 |
JPH08996B2 (ja) | 1991-01-24 | 1996-01-10 | 新日本製鐵株式会社 | 溶接性、塗料密着性に優れた表面処理鋼板の製造方法 |
US5448119A (en) | 1991-03-29 | 1995-09-05 | Nagano Nidec Corporation | Spindle motor |
US5142178A (en) | 1991-04-12 | 1992-08-25 | Emerson Electric Co. | Apparatus for aligning stacked laminations of a dynamoelectric machine |
JPH0614481A (ja) | 1992-06-25 | 1994-01-21 | Mitsubishi Electric Corp | 電機子鉄心 |
JPH07118620A (ja) | 1993-10-22 | 1995-05-09 | Nippon Zeon Co Ltd | エポキシ系接着剤組成物 |
JPH07298567A (ja) | 1994-04-26 | 1995-11-10 | Honda Motor Co Ltd | 積層鋼板の接着用加熱装置 |
JPH08259899A (ja) | 1995-03-23 | 1996-10-08 | Three Bond Co Ltd | シアノアクリレート系接着剤組成物 |
JP3369941B2 (ja) | 1997-11-27 | 2003-01-20 | 日本鋼管株式会社 | 接着強度、耐食性及び耐ブロッキング性に優れた接着鉄芯用電磁鋼板の製造方法 |
JP2000050539A (ja) | 1998-07-28 | 2000-02-18 | Toshiba Corp | 回転電機の固定子鉄心、固定子鉄心用鋼板部品、固定子鉄心の製造方法および固定子鉄心用鋼板部品の製造方法 |
JP2000152570A (ja) | 1998-11-06 | 2000-05-30 | Toshiba Corp | 磁石鉄心の製造方法 |
JP2001115125A (ja) | 1999-10-01 | 2001-04-24 | Three M Innovative Properties Co | ネオジム磁石用接着剤及びモータ |
FR2803126B1 (fr) | 1999-12-23 | 2006-04-14 | Valeo Equip Electr Moteur | Alternateur pour vehicule a stator generant peu de bruit magnetique |
JP2001251828A (ja) | 2000-03-02 | 2001-09-14 | Moric Co Ltd | 内燃機関用多極磁石式発電機 |
JP2002078257A (ja) | 2000-08-24 | 2002-03-15 | Mitsubishi Electric Corp | モーター及びそのローター |
JP2002164224A (ja) | 2000-08-30 | 2002-06-07 | Mitsui Chemicals Inc | 磁性基材およびその製造方法 |
JP4020236B2 (ja) * | 2000-09-18 | 2007-12-12 | 電気化学工業株式会社 | 硬化性樹脂組成物、硬化体、接着剤組成物及び接合体 |
JP2002105283A (ja) | 2000-09-28 | 2002-04-10 | Nhk Spring Co Ltd | エポキシ樹脂分散体およびそれを用いた銅張り積層板及び銅張り金属基板 |
JP2002125341A (ja) | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Denki Kagaku Kogyo Kk | ステーター及びそれを用いたモーター |
JP2002151335A (ja) | 2000-11-10 | 2002-05-24 | Nippon Steel Corp | 鉄損特性の優れた積層鉄芯およびその製造方法 |
JP3725776B2 (ja) | 2000-11-10 | 2005-12-14 | 新日本製鐵株式会社 | 積層鉄芯の製造方法およびその製造装置 |
EP1241773B1 (en) | 2001-03-14 | 2012-09-12 | Nissan Motor Co., Ltd. | Rotating electrical machine with air-gap sleeve |
JP4076323B2 (ja) | 2001-05-08 | 2008-04-16 | 電気化学工業株式会社 | 硬化性樹脂組成物、硬化体、接着剤組成物及び接合体 |
JP4018885B2 (ja) | 2001-05-25 | 2007-12-05 | 株式会社三井ハイテック | 積層鉄心 |
JP3594003B2 (ja) | 2001-08-28 | 2004-11-24 | 日産自動車株式会社 | 回転電機及びその製造方法 |
JP2003199303A (ja) | 2001-12-27 | 2003-07-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータの製造方法 |
JP4165072B2 (ja) | 2002-01-15 | 2008-10-15 | 日立化成工業株式会社 | 接着剤組成物、接着フィルム、半導体搭載用配線基板及び半導体装置とその製造方法 |
JP2003219585A (ja) | 2002-01-22 | 2003-07-31 | Mitsubishi Electric Corp | 積層鉄心およびその製造方法 |
JP3771933B2 (ja) | 2002-03-08 | 2006-05-10 | Jfeスチール株式会社 | 積層コア用材料及びその製造方法 |
JP2003284274A (ja) | 2002-03-22 | 2003-10-03 | Nippon Steel Corp | 永久磁石同期モータのロータ |
JP2004088970A (ja) | 2002-08-29 | 2004-03-18 | Hitachi Ltd | 積層鉄心とそれを用いた回転電機およびトランス |
JP4222000B2 (ja) | 2002-10-29 | 2009-02-12 | Nok株式会社 | 磁気エンコーダ |
JP3791492B2 (ja) | 2002-12-25 | 2006-06-28 | 株式会社日立製作所 | 回転電機及び電動車両並びに樹脂のインサート成形方法 |
JP2004222409A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-08-05 | Nippon Steel Corp | ステータ鉄心 |
KR100698431B1 (ko) | 2003-02-03 | 2007-03-22 | 신닛뽄세이테쯔 카부시키카이샤 | 접착용 표면 피복 전자 강판 |
JP4987216B2 (ja) | 2003-06-25 | 2012-07-25 | Jfeスチール株式会社 | 寸法精度に優れた積層コア及びその製造方法 |
JP2005269732A (ja) | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Nippon Steel Corp | 鉄芯の製造方法とその方法に適した装置 |
JP2005268589A (ja) | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Nippon Steel Corp | エネルギー変換機器用磁性部材の簡易製造方法 |
JP2006254530A (ja) | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機 |
JP2006288114A (ja) | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心、及び積層鉄心の製造方法 |
JP2006353001A (ja) | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Japan Servo Co Ltd | 積層鉄心とその製造方法及び製造装置 |
JP4687289B2 (ja) | 2005-07-08 | 2011-05-25 | 東洋紡績株式会社 | ポリアミド系混合樹脂積層フィルムロール、およびその製造方法 |
JP4586669B2 (ja) | 2005-08-01 | 2010-11-24 | 住友金属工業株式会社 | 回転子用無方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP2007053896A (ja) | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Minebea Co Ltd | ステータユニット及びその製造方法 |
JP4236056B2 (ja) | 2006-02-08 | 2009-03-11 | 三菱電機株式会社 | 磁石発電機 |
KR100808194B1 (ko) | 2006-05-19 | 2008-02-29 | 엘지전자 주식회사 | 아우터 로터 타입 모터의 스테이터 |
JP4938389B2 (ja) | 2006-09-06 | 2012-05-23 | 三菱電機株式会社 | 積層コアおよびステータ |
CN101523696B (zh) * | 2006-10-13 | 2012-12-05 | 株式会社三井高科技 | 层叠铁芯及其制造方法 |
ITMI20070508A1 (it) | 2007-03-14 | 2008-09-15 | Corrada Spa | Articolo laminare per uso elettrico procedimento e macchine per realizzare detto articolo laminare |
KR100988184B1 (ko) | 2007-07-19 | 2010-10-18 | 세키스이가가쿠 고교가부시키가이샤 | 전자 부품용 접착제 |
JP5211651B2 (ja) * | 2007-11-15 | 2013-06-12 | パナソニック株式会社 | モータおよびそれを用いた電子機器 |
JP5172367B2 (ja) | 2008-01-23 | 2013-03-27 | 三菱電機株式会社 | 積層コア、積層コアの製造方法、積層コアの製造装置およびステータ |
WO2009101961A1 (ja) | 2008-02-15 | 2009-08-20 | Kuraray Co., Ltd. | 硬化性樹脂組成物および樹脂硬化物 |
JP5428218B2 (ja) | 2008-06-23 | 2014-02-26 | 富士電機株式会社 | 永久磁石形回転電機の回転子構造 |
JP5701613B2 (ja) | 2009-01-15 | 2015-04-15 | 株式会社カネカ | 硬化性組成物、その硬化物、及びその製造方法 |
JP5084770B2 (ja) | 2009-03-13 | 2012-11-28 | 三菱電機株式会社 | 電動機及び圧縮機及び空気調和機 |
JP2010239691A (ja) | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Denso Corp | 回転電機の固定子及び回転電機 |
JP5444812B2 (ja) | 2009-04-22 | 2014-03-19 | Jfeスチール株式会社 | 高速モータ用コア材料 |
US20120088096A1 (en) | 2009-06-17 | 2012-04-12 | Kazutoshi Takeda | Electromagnetic steel sheet having insulating coating and method of manufacturing the same |
JP4902025B2 (ja) | 2009-07-31 | 2012-03-21 | 新日本製鐵株式会社 | 積層鋼板 |
BE1019128A3 (nl) | 2009-11-06 | 2012-03-06 | Atlas Copco Airpower Nv | Gelamelleerde kern van een magneetlager en werkwijze voor het vervaardigen van zulke gelamelleerde kern. |
JP5716339B2 (ja) | 2010-01-08 | 2015-05-13 | 大日本印刷株式会社 | 粘接着シートおよびそれを用いた接着方法 |
JP5844963B2 (ja) | 2010-03-19 | 2016-01-20 | 積水化学工業株式会社 | 電子部品用接着剤 |
JP5459110B2 (ja) | 2010-06-30 | 2014-04-02 | 株式会社デンソー | 回転電機の固定子 |
JP2012029494A (ja) | 2010-07-26 | 2012-02-09 | Nissan Motor Co Ltd | 電動機およびその製造方法 |
JP2012061820A (ja) | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Dainippon Printing Co Ltd | 繊維強化複合材料の賦型方法 |
JP2012120299A (ja) | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | ステータコア、回転電機およびステータコアの製造方法 |
JP2012165494A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-30 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心及びその製造方法 |
JP5915075B2 (ja) | 2011-10-21 | 2016-05-11 | Jfeスチール株式会社 | 積層コアの製造方法 |
IN2014DN07828A (ja) | 2012-02-29 | 2015-05-15 | Bridgestone Corp | |
JP5966445B2 (ja) | 2012-03-01 | 2016-08-10 | 住友ベークライト株式会社 | 固定用樹脂組成物、ロータ、および自動車 |
CN104136532B (zh) | 2012-03-01 | 2016-05-18 | 住友电木株式会社 | 转子固定用树脂组合物、转子和汽车 |
JP2013194130A (ja) | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Nitto Denko Corp | 塗膜保護シート |
JP2013253153A (ja) | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Mitsubishi Chemicals Corp | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物及び光学部材 |
JP2014014231A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電動モータ |
JP2014019777A (ja) | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Nitto Denko Corp | 表面保護シート |
JP6134497B2 (ja) | 2012-11-08 | 2017-05-24 | 京セラ株式会社 | 積層コアの製造方法 |
JPWO2014102915A1 (ja) | 2012-12-26 | 2017-01-12 | 株式会社日立製作所 | 低融点ガラス樹脂複合材料と、それを用いた電子・電気機器、アキシャルギャップモータ |
JP5896937B2 (ja) | 2013-02-08 | 2016-03-30 | 三菱電機株式会社 | 分割鉄心、及びこの分割鉄心を用いた固定子、並びにこの固定子を備えた回転電機 |
JP2015012756A (ja) | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 日本精工株式会社 | ダイレクトドライブモータ |
US9490667B2 (en) | 2013-07-23 | 2016-11-08 | General Electric Company | Apparatus and system for attaching integral spacers to laminations |
KR101539849B1 (ko) * | 2013-09-23 | 2015-07-28 | 뉴모텍(주) | 절연 코팅에 적합한 구조를 갖는 모터의 적층 코어 |
JP6164039B2 (ja) | 2013-10-21 | 2017-07-19 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 積層鉄心の製造方法 |
JP6066936B2 (ja) | 2014-01-17 | 2017-01-25 | 三菱電機株式会社 | 積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法 |
JP6065032B2 (ja) | 2014-01-29 | 2017-01-25 | Jfeスチール株式会社 | 積層鉄心製造方法および積層鉄心 |
JP6064923B2 (ja) | 2014-01-29 | 2017-01-25 | Jfeスチール株式会社 | 積層鉄心の製造方法 |
JP6248711B2 (ja) | 2014-03-06 | 2017-12-20 | 株式会社デンソー | 回転電機の固定子 |
JP6383202B2 (ja) | 2014-07-24 | 2018-08-29 | 株式会社三井ハイテック | 積層鉄心の製造方法及び積層鉄心 |
CN106574374B (zh) | 2014-07-29 | 2018-12-18 | 杰富意钢铁株式会社 | 层积用电磁钢板、层积型电磁钢板、层积型电磁钢板的制造方法和汽车马达用铁心 |
JP6431316B2 (ja) | 2014-08-26 | 2018-11-28 | 日東シンコー株式会社 | モーター用絶縁シート |
JP6479392B2 (ja) | 2014-09-30 | 2019-03-06 | 株式会社三井ハイテック | 積層鉄心及びその製造方法 |
JP6303978B2 (ja) | 2014-10-27 | 2018-04-04 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機のステータ |
JP6343556B2 (ja) * | 2014-12-09 | 2018-06-13 | 株式会社三井ハイテック | 積層鉄心用積層体及びその製造方法並びに積層鉄心の製造方法 |
JP6587800B2 (ja) | 2014-12-26 | 2019-10-09 | Jfeスチール株式会社 | 積層鉄心の製造方法 |
JP5958565B2 (ja) * | 2015-01-14 | 2016-08-02 | Jfeスチール株式会社 | 打抜き加工方法、打抜き加工装置、および積層鉄心の製造方法 |
JP6334738B2 (ja) | 2015-01-15 | 2018-05-30 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
JP2016140134A (ja) | 2015-01-26 | 2016-08-04 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | モータコアおよびモータコアの製造方法 |
JP6506570B2 (ja) * | 2015-03-02 | 2019-04-24 | 株式会社日立産機システム | 永久磁石回転電機 |
JP6249417B2 (ja) | 2015-03-09 | 2017-12-20 | 三菱電機株式会社 | 回転電機および電動パワーステアリング装置 |
JP6432397B2 (ja) | 2015-03-12 | 2018-12-05 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | モータの製造方法およびモータコア |
JP6495092B2 (ja) | 2015-05-07 | 2019-04-03 | 株式会社三井ハイテック | 分割型積層鉄心及びその製造方法 |
JP2016226170A (ja) | 2015-05-29 | 2016-12-28 | トヨタ自動車株式会社 | 電動機用積層コア |
JP6627270B2 (ja) | 2015-06-12 | 2020-01-08 | 住友ベークライト株式会社 | 整流子 |
JP2017011863A (ja) | 2015-06-22 | 2017-01-12 | 新日鐵住金株式会社 | モータ鉄心用積層電磁鋼板およびその製造方法 |
JP2017028911A (ja) | 2015-07-24 | 2017-02-02 | 日東シンコー株式会社 | 回転電機用絶縁紙 |
US10804754B2 (en) | 2015-08-21 | 2020-10-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Permanent magnet embedded motor, compressor, and refrigerating and air conditioning apparatus |
JP6429129B2 (ja) | 2015-08-26 | 2018-11-28 | 日産自動車株式会社 | ロータの製造方法 |
WO2017061625A1 (ja) | 2015-10-07 | 2017-04-13 | 大日本印刷株式会社 | 接着シートセットおよび物品の製造方法 |
JP6560588B2 (ja) | 2015-10-08 | 2019-08-14 | 住友電気工業株式会社 | 誘導加熱装置、及び発電システム |
JP2017075279A (ja) | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 株式会社菱晃 | 接着剤及び接合体 |
JP6005328B1 (ja) | 2015-11-25 | 2016-10-12 | 三菱電機株式会社 | 回転電機および回転電機の製造方法 |
JP6900903B2 (ja) * | 2015-11-27 | 2021-07-07 | 日本電産株式会社 | モータおよびモータの製造方法 |
CN108353497A (zh) | 2015-12-18 | 2018-07-31 | Dic株式会社 | 热固性粘接片、带有增强部的柔性印刷配线板、其制造方法以及电子设备 |
JP6680351B2 (ja) | 2016-02-25 | 2020-04-15 | 日立化成株式会社 | エポキシ樹脂組成物、半硬化エポキシ樹脂組成物、硬化エポキシ樹脂組成物、成形物及び成形硬化物 |
JP6694057B2 (ja) | 2016-03-31 | 2020-05-13 | デンカ株式会社 | 組成物 |
WO2017199527A1 (ja) | 2016-05-20 | 2017-11-23 | 日本電産株式会社 | ステータコアの製造方法 |
CN107674499B (zh) | 2016-08-01 | 2021-07-13 | 株式会社理光 | 墨水,墨水容器,液体排出装置,图像形成方法及其装置 |
JP6874550B2 (ja) | 2016-08-01 | 2021-05-19 | 株式会社リコー | インク、インク容器、画像形成方法、画像形成装置、画像形成物、及び液体吐出装置 |
JP6376706B2 (ja) | 2016-08-29 | 2018-08-22 | 本田技研工業株式会社 | 積層鋼板の製造方法および製造装置 |
DE112017004387T5 (de) | 2016-09-01 | 2019-05-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Laminierter kern, herstellungsverfahren für laminierte kerne sowie anker, der einen laminierten kern verwendet |
JP6848314B2 (ja) | 2016-10-03 | 2021-03-24 | 日本製鉄株式会社 | ステータコアおよび回転電機 |
JP6724735B2 (ja) | 2016-11-08 | 2020-07-15 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機のステータ |
KR101874918B1 (ko) | 2016-11-15 | 2018-07-06 | 지에스칼텍스 주식회사 | 저비중 폴리프로필렌 수지 조성물 및 이를 이용한 자동차 내장재용 성형품 |
JP6905905B2 (ja) | 2016-12-06 | 2021-07-21 | パナソニック株式会社 | 鉄心およびモータ |
CN108155730B (zh) | 2016-12-06 | 2022-02-25 | 松下电器产业株式会社 | 铁芯和电机 |
CN109643603B (zh) | 2016-12-07 | 2021-04-13 | 松下电器产业株式会社 | 铁芯和电动机 |
JP6543608B2 (ja) | 2016-12-22 | 2019-07-10 | 株式会社三井ハイテック | 積層鉄心の製造方法及び積層鉄心の製造装置 |
JP6656428B2 (ja) | 2017-01-27 | 2020-03-04 | 三菱電機株式会社 | 固定子、電動機、圧縮機、および冷凍空調装置 |
FR3062970B1 (fr) | 2017-02-13 | 2021-07-23 | Valeo Equip Electr Moteur | Stator de machine electrique tournante |
JP2018138634A (ja) | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 三菱ケミカル株式会社 | 樹脂組成物および該樹脂組成物を用いた半導体装置 |
JP6866696B2 (ja) | 2017-03-07 | 2021-04-28 | 日本製鉄株式会社 | 無方向性電磁鋼板およびその製造方法、並びにモータコアおよびその製造方法 |
CN110546224B (zh) | 2017-04-26 | 2022-04-19 | 东亚合成株式会社 | 粘接剂组合物 |
JPWO2018207277A1 (ja) | 2017-05-10 | 2019-11-07 | 三菱電機株式会社 | ステータ、電動機、圧縮機、及び冷凍空調装置、並びにステータの製造方法 |
JP7108197B2 (ja) | 2017-05-23 | 2022-07-28 | 株式会社スリーボンド | 積層鋼板の製造方法、積層鋼板、モータおよび積層鋼板用接着剤組成物 |
JP2018201303A (ja) | 2017-05-29 | 2018-12-20 | 日本電産株式会社 | モータ |
US11616407B2 (en) | 2017-08-25 | 2023-03-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Segment-core coupled body and method of manufacturing armature |
DE102017010685A1 (de) | 2017-11-16 | 2019-05-16 | Wieland-Werke Ag | Kurzschlussläufer und Verfahren zur Herstellung eines Kurzschlussläufers |
JP6826566B2 (ja) | 2018-08-06 | 2021-02-03 | 本田技研工業株式会社 | 回転電機用ステータコアおよび回転電機 |
CN113169637B (zh) | 2018-12-17 | 2024-10-29 | 日本制铁株式会社 | 定子用粘合层叠芯以及旋转电机 |
US12261482B2 (en) | 2018-12-17 | 2025-03-25 | Nippon Steel Corporation | Laminated core and electric motor |
TWI740311B (zh) | 2018-12-17 | 2021-09-21 | 日商日本製鐵股份有限公司 | 定子用接著積層鐵芯、其製造方法、及旋轉電機 |
JP7055209B2 (ja) | 2018-12-17 | 2022-04-15 | 日本製鉄株式会社 | 積層コアおよび回転電機 |
BR112021009938A2 (pt) | 2018-12-17 | 2021-08-17 | Nippon Steel Corporation | núcleo laminado, método de fabricação de núcleo laminado e motor elétrico giratório |
WO2020129951A1 (ja) | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 日本製鉄株式会社 | 接着積層コア、その製造方法及び回転電機 |
KR20240005116A (ko) | 2018-12-17 | 2024-01-11 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 적층 코어 및 회전 전기 기기 |
WO2020129938A1 (ja) | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 日本製鉄株式会社 | 積層コア、コアブロック、回転電機およびコアブロックの製造方法 |
JP7111182B2 (ja) | 2018-12-17 | 2022-08-02 | 日本製鉄株式会社 | 積層コアおよび回転電機 |
US12074476B2 (en) | 2018-12-17 | 2024-08-27 | Nippon Steel Corporation | Adhesively-laminated core for stator and electric motor |
CN113196618B (zh) | 2018-12-17 | 2024-07-19 | 日本制铁株式会社 | 层叠铁芯及旋转电机 |
CA3131521A1 (en) | 2018-12-17 | 2020-06-25 | Nippon Steel Corporation | Adhesively-laminated core for stator and electric motor |
PL3902122T3 (pl) | 2018-12-17 | 2024-06-24 | Nippon Steel Corporation | Laminowany rdzeń oraz silnik elektryczny |
PL3902105T3 (pl) | 2018-12-17 | 2024-12-02 | Nippon Steel Corporation | Laminowany rdzeń oraz wirująca maszyna elektryczna |
EP3902107A4 (en) | 2018-12-17 | 2022-11-30 | Nippon Steel Corporation | LAMINATED CORE, PROCESS FOR ITS MANUFACTURE AND ELECTRIC LATHE |
EA202192064A1 (ru) | 2018-12-17 | 2021-11-24 | Ниппон Стил Корпорейшн | Шихтованный сердечник и электродвигатель |
EA202192070A1 (ru) | 2018-12-17 | 2021-11-08 | Ниппон Стил Корпорейшн | Клеено-шихтованный сердечник для статора, способ его производства и электродвигатель |
-
2019
- 2019-12-17 KR KR1020217015790A patent/KR102573694B1/ko active Active
- 2019-12-17 EA EA202192078A patent/EA202192078A1/ru unknown
- 2019-12-17 WO PCT/JP2019/049267 patent/WO2020129926A1/ja active Search and Examination
- 2019-12-17 CA CA3131668A patent/CA3131668C/en active Active
- 2019-12-17 TW TW108146182A patent/TWI744741B/zh active
- 2019-12-17 JP JP2020561427A patent/JP7288201B2/ja active Active
- 2019-12-17 BR BR112021008058-9A patent/BR112021008058A2/pt unknown
- 2019-12-17 CN CN201980078709.4A patent/CN113169592B/zh active Active
- 2019-12-17 SG SG11202108979XA patent/SG11202108979XA/en unknown
- 2019-12-17 US US17/293,795 patent/US11863017B2/en active Active
- 2019-12-17 EP EP19898200.1A patent/EP3902104A4/en active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004111509A (ja) | 2002-09-17 | 2004-04-08 | Nippon Steel Corp | 鉄損特性の優れた積層鉄芯及びその製造方法 |
JP2011023523A (ja) | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Nippon Steel Corp | 良好な熱伝導性を有する電磁鋼板積層コアおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EA202192078A1 (ru) | 2021-11-11 |
US11863017B2 (en) | 2024-01-02 |
TW202030082A (zh) | 2020-08-16 |
SG11202108979XA (en) | 2021-09-29 |
KR102573694B1 (ko) | 2023-09-04 |
KR20210080522A (ko) | 2021-06-30 |
TWI744741B (zh) | 2021-11-01 |
WO2020129926A1 (ja) | 2020-06-25 |
EP3902104A1 (en) | 2021-10-27 |
CN113169592A (zh) | 2021-07-23 |
CN113169592B (zh) | 2024-07-23 |
CA3131668A1 (en) | 2020-06-25 |
CA3131668C (en) | 2023-11-07 |
JPWO2020129926A1 (ja) | 2021-11-04 |
EP3902104A4 (en) | 2022-10-05 |
BR112021008058A2 (pt) | 2021-08-03 |
US20220014052A1 (en) | 2022-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7288201B2 (ja) | 積層コアおよび回転電機 | |
JP7311791B2 (ja) | 積層コアおよび回転電機 | |
JP7568943B2 (ja) | 積層コアおよび回転電機 | |
JP7412351B2 (ja) | 積層コアおよび回転電機 | |
JP7576981B2 (ja) | 積層コアおよび回転電機 | |
JP7111182B2 (ja) | 積層コアおよび回転電機 | |
JP2023017058A (ja) | ステータ用接着積層コア | |
KR20240052877A (ko) | 스테이터용 접착 적층 코어 및 회전 전기 기기 | |
WO2020129921A1 (ja) | ステータ用接着積層コアおよび回転電機 | |
KR20210083313A (ko) | 적층 코어 및 회전 전기 기기 | |
JP7299527B2 (ja) | コアブロック、積層コアおよび回転電機、並びにコアブロックの製造方法 | |
EA044446B1 (ru) | Шихтованный сердечник и электродвигатель |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A529 | Written submission of copy of amendment under article 34 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211 Effective date: 20210422 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220621 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220804 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20221213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230313 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20230313 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20230322 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20230328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230425 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230508 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7288201 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |