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JP5381375B2 - プロジェクター天吊り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクター天吊り装置に関する。
従来、プロジェクター天吊り装置は、プロジェクターを天井に吊り下げて固定するものである。このプロジェクター天吊り装置は、天井に設置されて、プロジェクターを固定することにより、プロジェクターから投写される画像を、室内の壁面に設置されたスクリーンや、起立式のスクリーンなどに投写させる。このプロジェクター天吊り装置は、プロジェクターを固定する際、スクリーン上の投写領域に画像が投写されるように、プロジェクターの取り付け位置を調整して固定している。
図10は、従来のプロジェクター天吊り装置の模式的な構成図であり、図10(a)は正面図であり、図10(b)は側面図である。
図10に示すように、プロジェクター天吊り装置は、天吊り位置調整機構850を備えている。天吊り位置調整機構850は、天井810に固定するベース部材851と、プロジェクター800を固定する可動部材852と、ベース部材851の側面と可動部材852の側面との重なり部分に設置されてベース部材851に対して可動部材852を回動可能とするピン部材853と、ピン部材853の近傍で両サイドから、ベース部材851と可動部材852との重なり部分を各々押し付けて固定するネジ部材855とで概略構成されている。なお、ネジ部材855を挿通させる可動部材852の箇所には、ピン部材853を回転中心とした概トラック形状を有する移動用孔854が形成されている。
この構造により、プロジェクター800は、ピン部材853を中心に、移動用孔854の範囲内で移動(この場合は角度調整)することが可能となる。プロジェクター800の位置調整は、プロジェクター800を保持し、プロジェクター800から投写される画像の投写された位置(投写位置)が、スクリーン上の投写領域に一致するように、プロジェクター800の姿勢(位置)を調整することになる。なお、プロジェクター800の固定は、位置調整(この場合は角度調整)したプロジェクター800をその位置で保持しながら、ネジ部材855を締め付けることにより、ベース部材851と可動部材852との重なり部分の側面を押圧し、可動部材852をベース部材851に固定することで行うことができる。
なお、図示省略するが、ベース部材851が直接天井810に固定される構造以外に、ベース部材851と天井810との間に、ベース部材851を左右方向または前後方向にスライド自在に固定するスライド部材などを用いる構造のものもある。この場合のプロジェクター800の位置調整は、最初に、スライド部材を使用してプロジェクター800の左右方向または前後方向の位置を概略決めてスライド部材とベース部材851とをネジ部材などで固定する。その後、上述した位置調整を行う。
このようなプロジェクター天吊り装置の天吊り位置調整機構850では、位置調整者(プロジェクターのユーザーなど)が、プロジェクターを支えて位置調整することが必要であり、位置調整に対する負荷がかかっていた。また、このような天吊り位置調整機構850では、構成部材間の隙間などが大きく、調整後にネジ固定する際、隙間分動いてしまうことなども含めて、位置調整を高精度に行うことが不可能であった。
特に、プロジェクターが、反射ミラーを有する投写光学装置を備え、スクリーンに対して近距離から大画面で投写させる、いわゆる短焦点のプロジェクターとして構成されている場合、位置調整のわずかなズレが大きなズレとなり、投射されてしまうため、従来の位置調整に比べて、より高精度な位置調整(微調整)が必要となっていた。
従って、高精度な位置調整(微調整)を確実に行うことが可能であり、調整の操作性を向上して調整に対する負荷を軽減するプロジェクター天吊り装置が要望されていた。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)本適用例に係るプロジェクター天吊り装置は、反射ミラーを有する投射光学装置を備えたプロジェクター用のプロジェクター天吊り装置であって、天吊り位置調整機構を備え、天吊り位置調整機構は、(a)第1の部材と第2の部材とを押圧する押圧部材と、(b)第1の部材に固定されて第2の部材を貫通するネジ部材と、(c)ネジ部材の軸方向に垂直に設定される回動軸を有する回動軸部材と、第2の部材を貫通したネジ部材に螺合して回動することにより、押圧部材の押圧力に抗し、回動軸部材の回動軸を中心として第1の部材と第2の部材との成す角度を調整する回動部材と、を備え、ネジ部材は少なくとも第1ネジ部材、第2ネジ部材を備え、回動軸部材は少なくとも第1回動軸部材、第2回動軸部材を備え、第1ネジ部材は第2回動軸部材の軸方向の延長線上に配置され、第2ネジ部材は第1回動軸部材の軸方向の延長線上に配置されることを特徴とする。
このようなプロジェクター天吊り装置によれば、押圧部材とネジ部材と回動部材とを備えるシンプルな構成で天吊り位置調整機構を構成できる。また、天吊り位置調整機構は、押圧部材で押圧力を加えて構成部材間の隙間によるガタツキを防止して調整時の角度を確実に保持しながら、回動部材を回動するという操作で、第1の部材と第2の部材との成す角度を調整(微調整)することができる。これにより、反射ミラーを有する投射光学装置を備えたプロジェクターに対して、高精度な位置調整(微調整)を確実に行うことができる。特に、プロジェクターが、反射ミラーを有する投射光学装置を備え、スクリーンに対して近距離から大画面で投写させる、いわゆる短焦点プロジェクターの場合には、プロジェクターの微小な傾き(ズレ)が投写位置の大きな傾き(ズレ)となる。これに対し、天吊り位置調整機構を用いて、この微小な傾きを調整する高精度な位置調整(微調整)が、確実に行えることの効果は大きい。また、第1の部材または第2の部材のいずれかにプロジェクターを固定しておくことで、プロジェクターの角度調整を行うことができると共に、従来のように、調整者(ユーザーなど)がプロジェクターを保持しながら調整する必要がなく、調整の操作性を向上することができ、調整者の位置調整に対する負荷を軽減できる。
(適用例2)上記適用例に係るプロジェクター天吊り装置において、ネジ部材は、押圧部材に挿通して設置されていることが好ましい。
このようなプロジェクター天吊り装置によれば、ネジ部材が押圧部材に挿通して設置される構成となるため、ネジ部材と押圧部材とが別々に設置される構成に比べて、天吊り位置調整機構の小型化が可能となり、プロジェクター天吊り装置の小型化が実現する。
(適用例3)上記適用例に係るプロジェクター天吊り装置において、押圧部材は、コイルバネで形成されていることが好ましい。
このようなプロジェクター天吊り装置によれば、押圧部材がコイルバネで形成されるため、天吊り位置調整機構の更なる小型化(プロジェクター天吊り装置の更なる小型化)を図ることができ、また、押圧部材の設計や加工が容易となる。
本実施形態のプロジェクター天吊り装置に取り付けられるプロジェクターの斜視図であり、(a)は表面を上方向にした状態の斜視図であり、(b)は底面を上方向にした状態の斜視図。 プロジェクターの光学系を模式的に示す平面図。 プロジェクター天吊り装置にプロジェクターを固定した状態を示す斜視図。 プロジェクター天吊り装置にプロジェクターを固定してスクリーンに投写した状態を示す図であり、(a)は正面から見た図であり、(b)は側面から見た図。 天吊り位置調整機構の組立図。 天吊り位置調整機構の組立図。 水平ロール調整を行った状態を後方向から見た図。 上下チルト調整を行った状態を右方向から見た図。 水平回転調整を行った状態を上方向から見た図。 従来のプロジェクター天吊り装置の模式的な構成図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面図。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態のプロジェクター天吊り装置に取り付けられるプロジェクターの斜視図であり、図1(a)は、表面を上方向にした状態の斜視図であり、図1(b)は、底面を上方向にした状態の斜視図である。図1を参照して、プロジェクター5の外観的な構成および動作を説明する。
プロジェクター5は、光源(光源ランプ41)(図2参照)から射出された光束を、画像信号に基づき、光変調素子(液晶パネル451)(図2参照)で変調して光学像を形成し、その光学像を投写光学装置47(図2参照)を介し、画像(例えば、カラー画像)としてスクリーンS(図4参照)などに投写するものである。
図1(a)に示すように、プロジェクター5は、略直方体形状の外装筐体511で覆われている。外装筐体511内部には、後述する光学ユニット4や、プロジェクター5を動作させるための制御部(図示省略)などを含んで構成される回路構成部(図示省略)などを備えている。
プロジェクター5の表面5aには、操作入力を行うスイッチ部512や、投写画像を透過させる防塵用の投写窓513などが設置されている。なお、投写窓513の内面側(外装筐体511内部)には、後述する投写光学装置47が設置されており、投写光学装置47から射出された投写画像は、投写窓513を介し、表面5a側から背面5c側に投写される。
図1(b)に示すように、プロジェクター5の底面5bには、プロジェクター5を天井や壁に吊り下げて設置した場合に、本実施形態のプロジェクター天吊り装置2に備わる天吊り位置調整機構1に固定するための、固定用脚514が4箇所突出して設置されている。詳細には、固定用脚514には、ナット(図示省略)が挿入されて形成されており、このナットに固定用のネジ部材が螺合することで、天吊り位置調整機構1に固定される。また、底面5bには、穴部515が設置されている。この穴部515には、プロジェクター5と接続するケーブル類(図示省略)が挿入され、外装筐体511内部に設置されるインターフェイス基板(図示省略)に接続される。
なお、本実施形態でのプロジェクター5は、天井や壁に吊り下げて設置することを前提として構成されており、プロジェクター5を机上に置いて使用することは想定していない構造となっている。また、本実施形態のプロジェクター天吊り装置2に備わる天吊り位置調整機構1は、壁面900(図4参照)に設置する構成となっており、プロジェクター5は、天吊り位置調整機構1により壁面900に吊り下げられる。
図2は、プロジェクターの光学系を模式的に示す平面図である。図2を参照して、プロジェクター5の光学系の構成および動作を簡単に説明する。
プロジェクター5の光学ユニット4は、制御部による制御により、画像信号に基づいて画像光を形成するものである。光学ユニット4は、光源(光源ランプ41)と照明光学装置42と色分離光学装置43とリレー光学装置44と光学装置45と光学部品用筐体46と投写光学装置47とを備えている。
光源ランプ41は、発光管411の発光により光束をリフレクター412で反射させて、被照明領域に射出するものである。光源ランプ41は、発光管411およびリフレクター412を有している。照明光学装置42は、光源ランプ41から射出された光束に対し、照明光軸Aに直交する面内での照度を均一化するためのものである。照明光学装置42は、レンズアレイ421,422、偏光変換素子424、および重畳レンズ425を有している。また、照明光学装置42は、3つのフィールドレンズ426を有している。フィールドレンズ426は、光学装置45の3つの液晶パネル451の手前に配置され、レンズアレイ422から射出された各部分光束をその中心軸に対して平行な光束に変換する。
色分離光学装置43は、照明光学装置42からの照明光束を赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)の3つの色光に分離して3つの液晶パネル451に導光するものである。色分離光学装置43は、ダイクロイックミラー431,432、および反射ミラー433を有している。リレー光学装置44は、色分離光学装置43で分離された色光(本実施形態では赤色光)に対し、光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長くなるため、光の発散などによる光の利用効率の低下を防止し、液晶パネル451(本実施形態では液晶パネル451R)まで導くものである。リレー光学装置44は、入射側レンズ441、リレーレンズ443、および反射ミラー442,444を有している。
光学装置45は、各液晶パネル451に入射した各色光を画像信号に基づいて変調して色光毎の画像光を形成し、その後、色合成光学装置で合成させるものである。光学装置45は、光変調素子としての3つの液晶パネル451、3つの入射側偏光板452、3つの射出側偏光板453、および色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム454を有している。また、3つの液晶パネル451は、赤色光用変調素子としての赤色光用の液晶パネル451R、緑色光用変調素子としての緑色光用の液晶パネル451G、および青色光用変調素子としての青色光用の液晶パネル451Bで構成されている。
投写光学装置47は、投写レンズ471、および曲面を有する反射ミラー472を有して構成されている。投写光学装置47は、光学装置45(色合成光学装置)で合成された画像光を投写レンズ471で拡大し、反射ミラー472で反射してスクリーンSに拡大投写する。なお、上述した各光学装置41〜45,47に関しての詳細な説明は省略する。
図3は、プロジェクター天吊り装置にプロジェクターを固定した状態を示す斜視図である。図4は、プロジェクター天吊り装置にプロジェクターを固定してスクリーンに投写した状態を示す図であり、図4(a)は、正面から見た図であり、図4(b)は、側面から見た図である。なお、図3は、プロジェクター天吊り装置2の天吊り位置調整機構1を上方から見た状態を示している。図3、図4を参照して、プロジェクター5の投写に関して説明する。
なお、本実施形態を説明する図面(図3、図4、および以降で説明する図)において、天吊り位置調整機構1の移動方向などを説明する場合、壁面900の法線方向を前後方向として、壁面900に向かう方向を前方向、壁面900から離れる方向を後方向とする。また、前後方向と垂直となり、壁面900に平行となる重力方向を上下方向として、重力に逆らう方向を上方向、重力に従う方向を下方向とする。そして、前後方向と重力方向(上下方向)とに垂直となる方向を左右方向とし、壁面900に向かって左側を左方向、右側を右方向とする。
本実施形態のプロジェクター天吊り装置2は、天吊り位置調整機構1(以降、位置調整機構1と略記する)を備えている。また、プロジェクター天吊り装置2は、位置調整機構1の他、位置調整機構1の外周を覆うカバー部材(図示省略)などを備えて構成されている。
位置調整機構1は、図4(b)に示すように、壁面900の上部に固定して、プロジェクター5を吊り下げて設置する機構(装置)である。またプロジェクター5は、底面5b側を上方向に、また背面5c側を前方向(壁面900側)にして固定される。そして、プロジェクター5は、投写窓513を介して、位置調整機構1の設置される壁面900の下方向に設置されるスクリーンSに向けて、投写画像を投写する。図4には、プロジェクター5から投写される投写画像の画像光のイメージを二点鎖線で示している。図4(b)に示すように、本実施形態のプロジェクター5は、スクリーンSに対して近距離から大画面で投写させる、いわゆる短焦点のプロジェクターとして構成されている。
位置調整機構1は、プロジェクター5が投写する際の姿勢を調整することにより、投写される投写画像の投写位置Cを、スクリーンSの投写領域Bに合わせるように、プロジェクター5の投写位置Cに対する位置調整を行う装置である。
位置調整機構1は、図3に示すように、ベース基板10、スライド受け基板15、第1スライド基板20、第2スライド基板25、第1保持板30、軸支板35、第2保持板50、バネ固定板55、第3スライド基板60、およびプロジェクター固定基板65などを備えて構成される。そして、位置調整機構1は、6方向の調整が可能となっている。詳細には、位置調整機構1は、前後調整、左右調整、上下調整、水平ロール調整、上下チルト調整、および水平回転調整が可能となっている。
また、位置調整機構1での調整方法は、最初に、前後調整、左右調整、上下調整を行うことにより、スクリーンSの投写領域Bにプロジェクター5の投写位置Cを概略合わせて固定する。次に、水平ロール調整、上下チルト調整、および水平回転調整を行うことで微調整を行い、投写領域Bに投写位置Cを正確に合わせることになる。図4では、スクリーンSの投写領域Bとプロジェクター5の投写位置Cとがズレている状態を示している。
上下調整は、上下方向に対して行う調整であり、本実施形態では、ベース基板10に対するスライド受け基板15の調整で行う。前後調整は、前後方向に対して行う調整であり、本実施形態では、スライド受け基板15に対する第1スライド基板20の調整、および第1スライド基板20に対する第2スライド基板25の調整で行う。左右調整は、左右方向に対して行う調整であり、本実施形態では、第3スライド基板60に対するプロジェクター固定基板65の調整で行う。
水平ロール調整は、水平面に対する左右方向の傾き調整であり、本実施形態では、第1ダイヤル71を回動することにより、第2スライド基板25に対するバネ固定板55の傾き調整(角度調整)で行う。位置調整機構1は、水平ロール調整を行うための要部の構成として、第1ダイヤル71、第1ネジ部材72、第1バネ部材73、第1回動軸部材74などを備える。なお、第2スライド基板25やバネ固定板55を含め、前述した水平ロール調整を行うための構成部材により水平ロール機構部70が構成される。
上下チルト調整は、水平面に対する前後方向の傾き調整であり、本実施形態では、第2ダイヤル81を回動することにより、第2スライド基板25に対するバネ固定板55の傾き調整(角度調整)で行う。位置調整機構1は、上下チルト調整を行うための要部の構成として、第2ダイヤル81、第2ネジ部材82、第2バネ部材83、第2回動軸部材84などを備える。なお、第2スライド基板25やバネ固定板55を含め、前述した上下チルト調整を行うための構成部材により上下チルト機構部80が構成される。
水平回転調整は、水平面に対して平行方向の傾き(回転)調整であり、本実施形態では、第3ダイヤル91を回動することにより、バネ固定板55に対する第3スライド基板60の回転調整(角度調整)で行う。位置調整機構1は、水平回転調整を行うための要部の構成として、第3ダイヤル91、第3ネジ部材92、第3バネ部材93、第3回動軸部材94、第3回動軸案内部材95、回動規制部材96、および回動規制案内部材97などを備える。なお、バネ固定板55や第3スライド基板60を含め、前述した水平回転調整を行うための構成部材により水平回転機構部90が構成される。
図5、図6は、天吊り位置調整機構の組立図である。詳細には、図5は、ベース基板10から第2スライド基板25までの組立図である。図6は、第1保持板30からプロジェクター固定基板65までの組立図である。図5、図6を参照して、位置調整機構1の構成、組み立て方法、および調整方法に関して説明する。なお、図3、図4を適宜参照する。
位置調整機構1を構成するベース基板10、スライド受け基板15、および第1スライド基板20の構成を説明する。
ベース基板10は、位置調整機構1を壁面900に固定する部材である。ベース基板10は、略矩形のベース基板本体101で形成されている。このベース基板本体101の中央部には、上下方向に沿って後方向に対向させて起立させた起立部102を有している。また、ベース基板本体101の外周端部には、後方向に起立させた起立部104を有し、ベース基板10の剛性を確保している。また、ベース基板本体101には、ベース基板10を壁面900に固定する際のネジ挿通孔105を複数有している。
また、起立部102の上部には、2つの起立部102に固定され、スライド受け基板15の引掛け部163を回動自在に引っ掛けるための円柱状に形成される引掛支持部材106が固定されている。また、起立部102の下部には、スライド受け基板15の長孔部164を挟み込んで固定するための固定ネジ751と螺合するスライド受け基板固定孔103が2つの起立部102に相対して形成されている。
スライド受け基板15は、ベース基板10に固定する基板固定部16と、第1スライド基板20を受けて固定するスライド受け部18とで構成されている。なお、スライド受け基板15は、基板固定部16の略中央部の左右方向に、スライド受け部18の一方の端部が嵌合して固定された形態となっている。この構成により、スライド受け部18は、基板固定部16に対して略垂直に固定される形態となっている。
基板固定部16は、略矩形の基板固定部本体161で形成され、左右の両端部を前方向に垂直に折り曲げて形成した折曲部162を有している。折曲部162の上部には、ベース基板10の引掛支持部材106の径に引掛け可能な径で切り欠かれた引掛け部163が2つの折曲部162に相対して形成されている。また、折曲部162の下部には、長孔部164が2つの折曲部162に相対して形成されている。
スライド受け部18は、略矩形のスライド受け部本体181で形成され、左右の両端部を上方向に湾曲させ、スライド受け部本体181の面に対して並行となるように内側に折り曲げて形成した折曲部182を有している。2つの折曲部182には、前後方向に沿って延びるスライド孔183が形成されている。
第1スライド基板20は、スライド受け基板15に対してスライドして固定されると共に、第2スライド基板25をスライドさせて固定する部材である。第1スライド基板20は、略矩形の第1スライド基板本体201で形成され、左右の両端部を上方向に湾曲させ、第1スライド基板本体201の面に対して並行となるように内側に折り曲げて形成した折曲部202を有している。2つの折曲部202には、前後方向に沿って延びるスライド孔203が形成されている。また、2つの折曲部202の前方向には、第1スライド基板20を、スライド受け基板15のスライド受け部18に挿入してスライドさせ、スライド受け部18と固定するためのスライド固定孔204が形成されている。
図5を参照して、位置調整機構1の組み立て方法(固定方法)を説明する。
本実施形態の位置調整機構1の組み立て方法の概略の流れを説明する。
最初に、壁面900に設置したベース基板10に、第1スライド基板20までを組み立てる。次に、第2スライド基板25から軸支板35までを組み立てる。次に、第2保持板50からプロジェクター固定基板65までを組み立てる。
その後、第2スライド基板25から軸支板35までを組み立てた位置調整機構1に、第2保持板50からプロジェクター固定基板65までを組み立てた位置調整機構1を組み立てる。その後、プロジェクター固定基板65にプロジェクター5を固定する。最後に、第2スライド基板25から、プロジェクター5を固定したプロジェクター固定基板65までの位置調整機構1を、壁面900に組み立てた第1スライド基板20に組み立てる。以上の組み立て方法により、位置調整機構1が組み立てられ、壁面900に固定した位置調整機構1にプロジェクター5を吊り下げることができる。
壁面900に最初に固定される部材となるベース基板10、スライド受け基板15、および第1スライド基板20の組み立て方法を説明する。
ベース基板10の壁面900への組み立て方法(固定方法)に関して説明する。ベース基板10は、ワッシャー(図示省略)を挿通させた固定ネジ(図示省略)を、ネジ挿通孔105に挿通して壁面900にねじ込むことにより固定される。
ベース基板10とスライド受け基板15との固定方法に関して説明する。最初に、ベース基板10の引掛支持部材106(詳細には、引掛支持部材106の、起立部102から延出する部分)に、スライド受け基板15(基板固定部16)の引掛け部163を引掛ける。次に、ワッシャー781を挿通した固定ネジ751を、長孔部164に挿通させてベース基板10のスライド受け基板固定孔103に螺合させ、起立部102に折曲部162を挟み込むことにより固定する。
スライド受け基板15と第1スライド基板20との固定方法に関して説明する。最初に、第1スライド基板20を、スライド受け基板15のスライド受け部18に挿入する。次に、ワッシャー782を挿通した固定ネジ752を、スライド孔183に挿通させて第1スライド基板20のスライド固定孔204に螺合させ、折曲部202に折曲部182を挟み込むことにより固定する。
以上により、壁面900に設置したベース基板10に、スライド受け基板15および第1スライド基板20を組み立てることができる。
次に、図5、図6を参照して、位置調整機構1を構成する第2スライド基板25から軸支板35までの構成を説明する。
第2スライド基板25は、第1スライド基板20に対してスライドして固定される部材である。また、第2スライド基板25は、微調整用の水平ロール調整、上下チルト調整を行うための部材である。第2スライド基板25は、略矩形の第2スライド基板本体251で形成され、左右の両端部を上方向に湾曲させ、第2スライド基板本体251の面に対して並行となるように内側に折り曲げて形成した折曲部252を有している。2つの折曲部252の前方向には、第2スライド基板25を、第1スライド基板20に挿入してスライドさせて固定するためのスライド固定孔253が形成されている。
第2スライド基板25は、第2スライド基板本体251の後方向に、水平ロール調整用に形成される第1ネジ部逃げ孔254を有している。また、同様に、上下チルト調整用に形成される第2ネジ部逃げ孔255を有している。そして、第1保持板30を第2スライド基板本体251の下面に固定するための、バーリング加工およびネジ穴加工された第1保持板固定孔256を有している。
第1保持板30は、水平ロール調整を行うための回動軸となる第1回動軸部材74を保持する部材である。また、後述する軸支板35も保持している。第1保持板30は、略矩形の第1保持板本体301で形成され、前後方向の端部から下方向に垂直に起立する起立部302を有している。2つの起立部302には、第1回動軸部材74を回動自在に挿通する第1回動軸挿通孔303が形成されている。また、後方向の起立部302の下方向には、水平ロール調整を行った後に、その調整位置の固定を更に強化するために用いるネジ挿通孔304が形成されている。また、第1保持板本体301には、第2スライド基板25の第1保持板固定孔256に対応するネジ挿通孔305が形成されている。
軸支板35は、第1保持板30と第2保持板50とを中継する部材である。軸支板35は、第1回動軸部材74と、後述する第2回動軸部材84とを保持(軸支)している。軸支板35は、略8角形の筒状に形成される軸支板本体351で形成されている。軸支板本体351には、第1回動軸部材74を挿通させる第1回動軸挿通孔352が相対する面に形成されている。また、軸支板本体351には、第1回動軸挿通孔352が形成される面と直交する面に、第2回動軸部材84を挿通させる第2回動軸挿通孔354が相対して形成されている。
また、軸支板本体351の第1回動軸挿通孔352が形成される後方向の面には、その下方向に固定孔353が形成されている。また、軸支板本体351の第2回動軸挿通孔354が形成される右方向の面には、その上方向に固定孔355が形成されている。
次に、第2スライド基板25から軸支板35までの組み立て方法(固定方法)に関して説明する。
第2スライド基板25と第1保持板30との固定方法に関して説明する。第2スライド基板25の第1保持板固定孔256に、第1保持板30のネジ挿通孔305を相対させた後、ワッシャー788を挿通した固定ネジ755を、ネジ挿通孔305に挿通させて第1保持板固定孔256に螺合させ、第2スライド基板本体251に第1保持板本体301を挟み込むことにより固定する。
軸支板35と第1保持板30との固定方法に関して説明する。軸支板35は、第1保持板30の相対する起立部302の間に設置される。そして、第1保持板30の第1回動軸挿通孔303に相対させて軸支板35の第1回動軸挿通孔352を位置させる。このとき、第1保持板30のネジ挿通孔304に相対させて軸支板35の固定孔353を位置させる。
次に、ワッシャー786を挿通した第1回動軸部材74を、第1保持板30の第1回動軸挿通孔303と、軸支板35の第1回動軸挿通孔352に挿通させて、第1保持板30の前方向の起立部302から突出させる。なお、起立部302から突出した第1回動軸部材74の先端部にはネジ切り部が形成されており、このネジ切り部に図示省略するナットを螺合させる。これにより、軸支板35は、第1保持板30に対して第1回動軸部材74により回動自在に固定される。また、この状態で、ワッシャー787を挿通した固定ネジ754を、第1保持板30のネジ挿通孔304に挿通させて、軸支板35の固定孔353に仮に固定する。
次に、図5、図6を参照して、位置調整機構1を構成する第2保持板50からプロジェクター固定基板65までの構成を説明する。
第2保持板50は、上下チルト調整を行うための回動軸となる第2回動軸部材84を保持する部材である。また、軸支板35も保持している。第2保持板50は、略矩形の第2保持板本体501で形成され、左右方向の端部から上方向に垂直に起立する起立部502を有している。2つの起立部502には、第2回動軸部材84を回動自在に挿通する第2回動軸挿通孔503が形成されている。また、右方向の起立部502の上方向には、上下チルト調整を行った後に、その調整位置の固定を更に強化するために用いるネジ挿通孔504が形成されている。また、第2保持板本体501には、後述するバネ固定板55の第2保持板固定孔558に対応するネジ挿通孔505が形成されている。
バネ固定板55は、第2保持板50を固定すると共に、微調整用の水平ロール調整、上下チルト調整、および水平回転調整を行うための部材である。バネ固定板55は、略矩形のバネ固定板本体551で形成され、後方向の端部には、上方向に垂直に起立する起立部552を有している。起立部552には、後方向に突出し、バーリング加工およびネジ穴加工された第3ネジ部材固定孔553を有している。また、バネ固定板本体551には、上方向に突出し、バーリング加工およびネジ穴加工された第1ネジ部材固定孔556および第2ネジ部材固定孔557を有している。
また、バネ固定板本体551には、水平回転調整を行うための回動軸となる第3回動軸部材94(詳細には、第3回動軸案内部材95)を回動自在に保持する第3回動軸案内部材用孔554が形成されている。そして、バネ固定板本体551には、水平回転調整を行う際に、回転調整範囲を規制し、第3回動軸案内部材用孔554を中心として形成される規制用孔555を有している。また、バネ固定板本体551には、第2保持板50を固定する第2保持板固定孔558が形成されている。
第3スライド基板60は、微調整用の水平回転調整を行うための部材である。また、第3スライド基板60は、後述するプロジェクター固定基板65を左右方向に調整(左右調整)を行う部材である。第3スライド基板60は、略矩形の第3スライド基板本体601で形成され、後方向の端部には、延出して上方向に垂直に起立する起立部602を有している。起立部602には、左右方向に伸びる第3ネジ部材逃げ孔603を有している。
第3スライド基板本体601の起立部602を逃げる端部には、下方向に垂直に起立し、更に後方向に第3スライド基板本体601と平行となるよう垂直に延出する延出部604を有している。この延出部604には、プロジェクター固定基板65の左右調整(スライド調整)を行った後、第3スライド基板60をプロジェクター固定基板65に固定するためのスライド固定孔605を有している。
また、第3スライド基板本体601の前方向の端部には、延出部604と相対するように、下方向に垂直に起立し、更に前方向に第3スライド基板本体601と平行となるよう垂直に延出する延出部606を有している。また、第3スライド基板本体601には、第3回動軸部材94を固定する第3回動軸部材固定孔607、および回動規制部材96を固定する回動規制部材固定孔608を有している。
プロジェクター固定基板65は、プロジェクター5を固定する部材である。プロジェクター固定基板65は、略矩形の固定基板本体651で形成される。そして固定基板本体651の中央部には、左右方向に沿って上方向に起立させ、更に中央部に向けて、固定基板本体651と平行に延出させた対向するスライド受け部652およびスライド受け部653を有している。後方向のスライド受け部652には、左右方向に沿って形成されるスライド孔654を有している。また、固定基板本体651には、プロジェクター5の4箇所の固定用脚514に対応してネジ挿通孔655が形成されている。
次に、第2保持板50からプロジェクター固定基板65までの組み立て方法(固定方法)に関して説明する。
第2保持板50とバネ固定板55との固定方法に関して説明する。バネ固定板55の第2保持板固定孔558に、第2保持板50のネジ挿通孔505を相対させた後、ワッシャー789を挿通した固定ネジ756を、ネジ挿通孔505に挿通させて第2保持板固定孔558に螺合させ、バネ固定板本体551に第2保持板本体501を挟み込むことにより固定する。
次に、バネ固定板55に第1ネジ部材72、第2ネジ部材82、および第3ネジ部材92を固定する。詳細には、バネ固定板本体551の第1ネジ部材固定孔556に、ワッシャー795を挿通した第1ネジ部材72をバネ固定板本体551の下面から螺合し、第1ネジ部材72の頭部72aがバネ固定板本体551の下面に当接して回転しなくなるまで締め付けて固定する。同様に、バネ固定板本体551の第2ネジ部材固定孔557に、ワッシャー796を挿通した第2ネジ部材82をバネ固定板本体551の下面から螺合し、同様にして固定する。次に、起立部552の第3ネジ部材固定孔553に、ワッシャー794を挿通した第3ネジ部材92を起立部552の前方向から螺合し、第3ネジ部材92の頭部92aが起立部552の前方向の面に当接して回転しなくなるまで締め付けて固定する。
次に、バネ固定板55の起立部552から後方向に突出した第3ネジ部材92のネジ部に第3バネ部材93を挿通させる。この状態で、第3ネジ部材92のネジ部先端を第3スライド基板60の起立部602の前方向から第3ネジ部材逃げ孔603に挿通させて後方向に移動させる。移動は、第3バネ部材93が、第3スライド基板60の起立部602に当接することで、バネ固定板55の起立部552と、第3スライド基板60の起立部602とに挟まれながら移動させることにより発生する押圧力に抗しながら行う。そして、バネ固定板55の第3回動軸案内部材用孔554と規制用孔555を、各々対応する第3回動軸部材固定孔607と回動規制部材固定孔608の位置に合わせる。
次に、第3回動軸案内部材用孔554に、第3回動軸案内部材95の外形の径より小さい径で形成される摺動部95aを上方向から挿入する。また、規制用孔555に、回動規制案内部材97の外形の径より小さい径で形成される摺動部97aを挿入する。次に、第3回動軸部材94を、上方向から第3回動軸案内部材95に挿通し、第3スライド基板60の第3回動軸部材固定孔607に螺合させて固定する。同様に、回動規制部材96を、上方向から回動規制案内部材97に挿通し、第3スライド基板60の回動規制部材固定孔608に螺合させて固定する。
この組み立てにより、第2保持板50を固定したバネ固定板55と、第3スライド基板60とが一体となる。
次に、第3スライド基板60をプロジェクター固定基板65に固定する。詳細には、最初に、第3スライド基板60の延出部604,606をプロジェクター固定基板65の対応するスライド受け部652,653の内側に挿入する。次に、ワッシャー797を挿通した固定ネジ758を、スライド受け部652のスライド孔654の上方向から挿通し、延出部604のスライド固定孔605に螺合させることで、第3スライド基板60をプロジェクター固定基板65に固定する。
この組み立てにより、第2保持板50を固定したバネ固定板55と、第3スライド基板60と、プロジェクター固定基板65とが一体となる。
次に、第2スライド基板25から軸支板35までを組み立てた位置調整機構1に、第2保持板50からプロジェクター固定基板65までを組み立てた位置調整機構1を組み立てる方法(固定方法)に関して説明する。
最初に、バネ固定板55のバネ固定板本体551から上方向に突出した第1ネジ部材72のネジ部に、第1バネ部材73とワッシャー792を挿通させる。同様に、バネ固定板55のバネ固定板本体551から上方向に突出した第2ネジ部材82のネジ部に、第2バネ部材83とワッシャー793を挿通させる。
この状態で、次に、第1ネジ部材72のネジ部先端を第2スライド基板25の第1ネジ部材逃げ孔254に下方向から挿通させる。また、同様に、第2ネジ部材82のネジ部先端を第2スライド基板25の第2ネジ部材逃げ孔255に下方向から挿通させる。
このとき、バネ固定板55に固定された第2保持板50の起立部502の間に第1保持板30に固定される軸支板35が位置するように上方向に移動させる。移動は、第1バネ部材73と第2バネ部材83とが、第2スライド基板25に当接(詳細には、ワッシャー792,793を介している)することで、バネ固定板55と第2スライド基板25とに挟まれて移動させることにより発生する押圧力に抗しながら行う。
この移動により、軸支板35の第2回動軸挿通孔354に相対させて第2保持板50の第2回動軸挿通孔503を位置させる。また、軸支板35の固定孔355に相対させて第2保持板50のネジ挿通孔504を位置させる。
次に、ワッシャー791を挿通した第2回動軸部材84を、第2保持板50の第2回動軸挿通孔503と、軸支板35の第2回動軸挿通孔354に挿通させて、第2保持板50の左方向の起立部502から突出させる。なお、起立部502から突出した第2回動軸部材84の先端部にはネジ切り部が形成されており、このネジ切り部に図示省略するナットを螺合させる。これにより、軸支板35は、第2保持板50に対して第2回動軸部材84により回動自在に固定される。また、この状態で、ワッシャー790を挿通した固定ネジ757を、第2保持板50のネジ挿通孔504に挿通させて、軸支板35の固定孔355に仮に固定する。
この場合、第1回動軸部材74と第2回動軸部材84とが、上下方向の隙間を狭めて直交して軸支板35に軸支される形態となる。この構成により、軸支板35、第1保持板30、および第2保持板50の小型化を図っている。
この組み立てにより、位置調整機構1は、第2スライド基板25、第1保持板30、軸支板35、第2保持板50、バネ固定板55、第3スライド基板60、およびプロジェクター固定基板65が一体となる。
次に、第1ダイヤル71、第2ダイヤル81、および第3ダイヤル91を組み立てる。詳細には、上記組み立てにより、第2スライド基板25の第1ネジ部材逃げ孔254から上方向に突出している第1ネジ部材72に上方向からワッシャー784を挿通させる。次に、突出する第1ネジ部材72に、ネジ加工された第1ダイヤル71を螺合させる。同様に、第2ネジ部材逃げ孔255から上方向に突出している第2ネジ部材82に上方向からワッシャー785を挿通させ、ネジ加工された第2ダイヤル81を螺合させる。また、同様に、第3スライド基板60の起立部602に有する第3ネジ部材逃げ孔603から後方向に突出している第3ネジ部材92に後方向からワッシャー798を挿通させ、ネジ加工された第3ダイヤル91を螺合させる。
次に、プロジェクター固定基板65へのプロジェクター5の固定方法に関して説明する。詳細には、プロジェクター固定基板65のネジ挿通孔655に、プロジェクター5の4箇所の固定用脚514を対応させ、ワッシャー799を挿通した固定ネジ759を、ネジ挿通孔655に挿通してプロジェクター5の固定用脚514に螺合させることにより固定する。
これにより、位置調整機構1は、第2スライド基板25からプロジェクター固定基板65までの組み立てが終了し、プロジェクター5も固定した状態となる。
次に、第2スライド基板25から、プロジェクター5を固定したプロジェクター固定基板65までの位置調整機構1を、壁面900に組み立てて固定した第1スライド基板20に組み立てる方法に関して説明する。詳細には、プロジェクター5まで固定された第2スライド基板25を、第1スライド基板20に固定する。
第2スライド基板25と第1スライド基板20との固定方法に関して説明する。最初に、第2スライド基板25を、第1スライド基板20に挿入する。次に、ワッシャー783を挿通した固定ネジ753を、第1スライド基板20のスライド孔203に挿通させて第2スライド基板25のスライド固定孔253に螺合させ、折曲部252に折曲部202を挟み込むことにより固定する。なお、第2スライド基板25を第1スライド基板20に固定する際、第1スライド基板20のスライド孔203が、スライド受け基板15のスライド孔183よりも中心側によって形成されているため、干渉することなく固定できる。
上述した組み立て方法により、図3に示すように、位置調整機構1が組み立てられ、プロジェクター5を吊り下げた位置調整機構1を壁面900に固定することができる。
以降では、位置調整機構1の位置調整(上下調整、前後調整、および左右調整)に関して説明する。
なお、位置調整は、プロジェクター5を動作させて投写画像(投写光のみでもよい)をスクリーンSに投写し、スクリーンSの投写領域Bに投写される画像の投写位置Cを確認して行う。最初に、上下調整、前後調整、および左右調整を行うことにより、投写位置Cを、投写領域Bに概略合わせる調整を行う。
最初に、位置調整機構1の上下調整に関して説明する。
位置調整機構1の上下調整は、ベース基板10に対するスライド受け基板15の調整で行う。詳細には、最初に、固定ネジ751による固定(螺合)を緩めた後、スライド受け基板15を引掛支持部材106に対して回動させることにより行う。本実施形態での上下調整は、上下方向の傾斜角度を調整するチルト調整と同様となる。また、上下調整後には、固定ネジ751を締め付けることによりベース基板10にスライド受け基板15を固定する。
次に、位置調整機構1の前後調整に関して説明する。
位置調整機構1の前後調整は、スライド受け基板15に対する第1スライド基板20の調整と、第1スライド基板20に対する第2スライド基板25の調整とで行う。
スライド受け基板15に対する第1スライド基板20の調整に関して説明する。最初に、固定ネジ752による固定(螺合)を緩めた後、第1スライド基板20を、スライド受け基板15のスライド受け部18にスライドさせることにより行う。また、調整後には、固定ネジ752を締め付けることによりスライド受け基板15に第1スライド基板20を固定する。
次に、第1スライド基板20に対する第2スライド基板25の調整に関して説明する。最初に、固定ネジ753による固定(螺合)を緩めた後、第2スライド基板25を、第1スライド基板20にスライドさせることにより行う。また、調整後には、固定ネジ753を締め付けることにより第1スライド基板20に第2スライド基板25を固定する。
このように、本実施形態では、第1スライド基板20と第2スライド基板25を用いることで、2段のスライドを行い、前後方向の調整量を増やすことができる。
次に、位置調整機構1の左右調整に関して説明する。
位置調整機構1の左右調整は、第3スライド基板60に対するプロジェクター固定基板65の調整で行う。詳細には、最初に、固定ネジ758による固定(螺合)を緩めた後、プロジェクター5を固定しているプロジェクター固定基板65を、第3スライド基板60の延出部604,606に対して左右方向にスライドさせることにより行う。また、左右調整後には、固定ネジ758を締め付けることにより第3スライド基板60にプロジェクター固定基板65を固定する。
上述したように、上下調整、前後調整、および左右調整を行うことにより、投写位置Cを投写領域Bに概略合わせることができる。
以降では、位置調整機構1の位置調整(水平ロール調整、上下チルト調整、および水平回転調整)に関して説明する。
水平ロール調整、上下チルト調整、および水平回転調整は、上述したように、上下調整、前後調整、および左右調整を行って投写位置Cを投写領域Bに概略合わせた後に行う調整となる。水平ロール調整、上下チルト調整、および水平回転調整を行うことにより、微調整を行って投写位置Cを投写領域Bに正確に合うように調整する。
最初に、位置調整機構1の水平ロール調整に関して説明する。
図7は、水平ロール調整を行った状態を後方向から見た図である。図7は、第2スライド基板25からプロジェクター固定基板65までを図示しており、説明の便宜上、その他は省略している。
水平ロール調整は、水平ロール機構部70を用いて行う。詳細には、図3、図7に示す、第1ダイヤル71を回動することにより、第2スライド基板25に対するバネ固定板55の成す角度を調整する。
図7に示すように、回動部材としての第1ダイヤル71を時計回り方向に回転させることにより、ネジ部材としての第1ネジ部材72との螺合が進み、第1ダイヤル71と、第1ネジ部材72の頭部72aとの距離が接近する。それに従動し、第1ネジ部材72の軸方向に垂直に設置されて第1保持板30および軸支板35に案内されている第1回動軸部材74を中心軸として、バネ固定板55が第2スライド基板25の方向に回転する。これにより、第2スライド基板25とバネ固定板55との成す角度が調整できる。このとき、押圧部材としての第1バネ部材73は、圧縮されて第2スライド基板25とバネ固定板55とを押圧することで調整時の角度を保持する。
なお、位置調整機構1において、第1ネジ部材72が固定されているバネ固定板55が第1の部材に対応する。また、第1ネジ部材72が貫通している第2スライド基板25が、第2の部材に対応する。
図7において、第1ダイヤル71を時計回り方向に回転させた状態のプロジェクター固定基板65の固定基板本体651の位置をEで示している。なお、水平な状態の固定基板本体651の位置をDの二点鎖線で示している。
逆に、第1ダイヤル71を反時計回り方向に回転させることにより、第1ネジ部材72との螺合が後退し、第1ダイヤル71と、第1ネジ部材72の頭部72aとの距離が離間する。それに従動し、第1保持板30および軸支板35に案内されている第1回動軸部材74を中心軸として、バネ固定板55が第2スライド基板25から離間する方向に回転する。このとき、第1バネ部材73は圧縮を緩めて第2スライド基板25とバネ固定板55とを押圧することで調整時の角度を保持する。
図7において、第1ダイヤル71を反時計回り方向に回転させた状態のプロジェクター固定基板65の固定基板本体651の位置をFの二点鎖線で示している。
上述したように、第1ダイヤル71を回転することにより、水平ロール調整を行うことができる。なお、水平ロール機構部70を用いて行う水平ロール調整の調整幅は、本実施形態では、約±8°としている。しかし、この調整角度には限定されず、適宜設定することができる。
なお、第1ダイヤル71を回転させることにより、第1回動軸部材74を中心軸として、軸支板35からプロジェクター固定基板65までが回転する。その場合、第1ネジ部材72および第2ネジ部材82は、各々貫通している第2スライド基板25の第1ネジ部材逃げ孔254内および第2ネジ部材逃げ孔255内を移動する。
次に、位置調整機構1の上下チルト調整に関して説明する。
図8は、上下チルト調整を行った状態を右方向から見た図である。図8は、第2スライド基板25からプロジェクター固定基板65までを図示しており、説明の便宜上、その他は省略している。
上下チルト調整は、上下チルト機構部80を用いて行う。詳細には、図3、図8に示す、第2ダイヤル81を回動することにより、第2スライド基板25に対するバネ固定板55の成す角度を調整する。
図8に示すように、回動部材としての第2ダイヤル81を反時計回り方向に回転させることにより、ネジ部材としての第2ネジ部材82との螺合が後退し、第2ダイヤル81と、第2ネジ部材82の頭部82aとの距離が離間する。それに従動し、第2ネジ部材82の軸方向に垂直に設置されて第2保持板50および軸支板35に案内されている第2回動軸部材84を中心軸として、バネ固定板55が第2スライド基板25から離間する方向に回転する。これにより、第2スライド基板25とバネ固定板55との成す角度が調整できる。このとき、押圧部材としての第2バネ部材83は、圧縮を緩めて第2スライド基板25とバネ固定板55とを押圧することで調整時の角度を保持する。
なお、位置調整機構1において、第2ネジ部材82が固定されているバネ固定板55が第1の部材に対応する。また、第2ネジ部材82が貫通している第2スライド基板25が、第2の部材に対応する。
図8において、第2ダイヤル81を反時計回り方向に回転させた状態のプロジェクター固定基板65の固定基板本体651の位置をIで示している。なお、水平な状態の固定基板本体651の位置をGの二点鎖線で示している。
逆に、第2ダイヤル81を時計回り方向に回転させることにより、第2ネジ部材82との螺合が進み、第2ダイヤル81と、第2ネジ部材82の頭部82aとの距離が接近する。それに従動し、第2保持板50および軸支板35に案内されている第2回動軸部材84を中心軸として、バネ固定板55が第2スライド基板25の方向に回転する。このとき、第2バネ部材83は、圧縮されて第2スライド基板25とバネ固定板55とを押圧することで調整時の角度を保持する。
図8において、第2ダイヤル81を時計回り方向に回転させた状態のプロジェクター固定基板65の固定基板本体651の位置をHの二点鎖線で示している。
上述したように、第2ダイヤル81を回転することにより、上下チルト調整を行うことができる。なお、上下チルト機構部80を用いて行う上下チルト調整の調整幅は、本実施形態では、約±8°としている。しかし、この調整角度には限定されず、適宜設定することができる。
なお、第2ダイヤル81を回転させることにより、第2回動軸部材84を中心軸として、軸支板35からプロジェクター固定基板65までが回転する。その場合、第2ネジ部材82および第1ネジ部材72は、各々貫通している第2スライド基板25の第2ネジ部材逃げ孔255内および第1ネジ部材逃げ孔254内を移動する。
なお、第2スライド基板25とバネ固定板55とを押圧する第1バネ部材73と第2バネ部材83の押圧力により、構成部材間の隙間により発生するガタツキを抑制している。そのため、水平ロール調整および上下チルト調整を行った後の構成部材間の位置ズレを防止し、調整された角度を確実に保持する。また、水平ロール調整および上下チルト調整を行った後、仮に固定していた固定ネジ754,757を締め付けることにより、位置調整後の位置ズレを更に防止し、調整された角度を更に確実に保持する。
次に、位置調整機構1の水平回転調整に関して説明する。
図9は、水平回転調整を行った状態を上方向から見た図である。図9は、第2スライド基板25からプロジェクター固定基板65までを図示しており、説明の便宜上、その他は省略している。
水平回転調整は、水平回転機構部90を用いて行う。詳細には、図3、図9に示す、第3ダイヤル91を回動することにより、バネ固定板55に対して第3スライド基板60が平行に回動する場合に成す角度を調整する。
図9に示すように、回動部材としての第3ダイヤル91を時計回り方向に回転させることにより、ネジ部材としての第3ネジ部材92との螺合が進み、第3ダイヤル91と、第3ネジ部材92の頭部92aとの距離が接近する。それに従動し、第3ネジ部材92の軸方向に垂直に設置されてバネ固定板55および第3スライド基板60に案内されている第3回動軸部材94を中心軸として、第3スライド基板60がバネ固定板55の方向に回転する。これにより、バネ固定板55と第3スライド基板60との成す角度が調整できる。このとき、押圧部材としての第3バネ部材93は、圧縮されて第3スライド基板60とバネ固定板55とを押圧することで調整時の角度を保持する。
なお、回転する際には、第3回動軸部材94が挿通する第3回動軸案内部材95の摺動部95aが、バネ固定板55の第3回動軸案内部材用孔554を摺動することにより、中心軸のズレを防止している。また、回動規制部材96が挿通する回動規制案内部材97の摺動部97aが、バネ固定板55の規制用孔555を摺動することにより、回転を安定させている。また、このような水平回転機構部90を用いることで、水平回転機構部90の上下方向の厚さを極力薄くさせている。
なお、位置調整機構1において、第3ネジ部材92が固定されているバネ固定板55が第1の部材に対応する。また、第3ネジ部材92が貫通している第3スライド基板60が、第2の部材に対応する。
図9において、第3ダイヤル91を時計回り方向に回転させた状態のプロジェクター固定基板65の固定基板本体651の位置をKで示している。なお、壁面900に平行な状態の固定基板本体651の位置をJの二点鎖線で示している。
逆に、第3ダイヤル91を反時計回り方向に回転させることにより、第3ネジ部材92との螺合が後退し、第3ダイヤル91と、第3ネジ部材92の頭部92aとの距離が離間する。それに従動し、バネ固定板55および第3スライド基板60に案内されている第3回動軸部材94を中心軸として、第3スライド基板60がバネ固定板55から離間する方向に回転する。このとき、第3バネ部材93は圧縮を緩めて第3スライド基板60とバネ固定板55とを押圧することで調整時の角度を保持する。
図9において、第3ダイヤル91を反時計回り方向に回転させた状態のプロジェクター固定基板65の固定基板本体651の位置をLの二点鎖線で示している。
上述したように、第3ダイヤル91を回転することにより、水平回転調整を行うことができる。なお、水平回転機構部90を用いて行う水平回転調整の調整幅は、本実施形態では、約±6°としている。しかし、この調整角度には限定されず、適宜設定することができる。
なお、第3ダイヤル91を回転させることにより、第3回動軸部材94を中心軸として、第3スライド基板60とプロジェクター固定基板65が回転する。その場合、第3ネジ部材92は、第3ネジ部材92が貫通している第3スライド基板60の第3ネジ部材逃げ孔603内を移動する。
上述したように、水平ロール調整、上下チルト調整、および水平回転調整などの微調整を行うことにより、投写位置Cを投写領域Bに正確に合わせることができる。
上述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態のプロジェクター天吊り装置2によれば、プロジェクター天吊り装置2に備える位置調整機構1により、例えば、水平ロール機構部70の場合、第1バネ部材73が、バネ固定板55と第2スライド基板25との間に設置されて両部材55,25を押圧する。また、第1ネジ部材72が、バネ固定板55に固定されて第2スライド基板25を貫通する。そして、第1ダイヤル71が、第2スライド基板25を貫通した第1ネジ部材72に螺合して回動することにより、第1バネ部材73の押圧力に抗し、第1ネジ部材72の軸方向に垂直に設定される回動軸としての第1回動軸部材74を中心としてバネ固定板55と第2スライド基板25との成す角度を調整する。このように、第1バネ部材73、第1ネジ部材72、および第1ダイヤル71を備えるシンプルな構成で水平ロール機構部70(位置調整機構1)を構成できる。また、第1バネ部材73の押圧力により、水平ロール機構部70の構成部材間の隙間によるガタツキを防止して調整時の角度を確実に保持できる。そして、第1ダイヤル71を回動するという簡易な操作で、バネ固定板55と第2スライド基板25との成す角度の微調整が行える。これにより、角度に対する高精度な位置調整(微調整)を行うことができる。従って、プロジェクター5の投写位置Cの微調整を、調整角度の確実な保持と簡易な操作により、高精度に行うことができる。
なお、上下チルト機構部80および水平回転機構部90における調整も上記と同様の効果を奏することができる。
特に、本実施形態のように、プロジェクター5が、反射ミラー472を有する投射光学装置47を備え、スクリーンSに対して近距離から大画面で投写させる、短焦点プロジェクターの場合には、通常、プロジェクター5の微小な角度の傾きが投写位置Cの大きな傾きとなる。しかし、これに対し、本実施形態の天吊り位置調整機構1を用いて、この微小な傾きを調整する高精度な位置調整(微調整)が、確実に行えることの効果は大きい。しかも、天吊り位置調整機構1により、前後調整、左右調整、上下調整に加えて、水平ロール調整、上下チルト調整、および水平回転調整の3方向の高精度な位置調整(微調整)が確実に行えることの効果は絶大である。
本実施形態のプロジェクター天吊り装置2に備える位置調整機構1によれば、従来のように、調整者(ユーザーなど)がプロジェクターを保持しながら調整する必要がなく、調整の操作性を向上することができ、調整者の位置調整に対する負荷を軽減できる。また、併せて、位置調整に要する時間も従来に比べて短時間で行うことができ、位置調整作業の効率化を図ることができる。
本実施形態のプロジェクター天吊り装置2に備える位置調整機構1によれば、例えば、水平ロール機構部70の場合、第1ネジ部材72が第1バネ部材73に挿通して設置される構成となるため、第1ネジ部材72と第1バネ部材73とが別々に設置される構成に比べて、水平ロール機構部70の小型化が可能となる。これは、上下チルト機構部80および水平回転機構部90の場合も同様に、小型化が可能となる。これにより、本実施形態の位置調整機構1は、3方向の微調整が行えると共に、更に小型化が可能となる。これにより、プロジェクター天吊り装置2の小型化も可能となる。
本実施形態のプロジェクター天吊り装置2に備える位置調整機構1によれば、例えば、水平ロール機構部70の場合、第1バネ部材73がコイルバネで形成されるため、水平ロール機構部70の更なる小型化を図ることができ、また、第1バネ部材73の設計や加工が容易となる。これは、上下チルト機構部80および水平回転機構部90の場合も同様であり、本実施形態の位置調整機構1は、更なる小型化が可能となり、第1バネ部材73、第2バネ部材83、および第3バネ部材93の設計や加工が容易となる。
本実施形態のプロジェクター天吊り装置2に備える位置調整機構1によれば、プロジェクター5の取り付けに対して、水平ロール調整、上下チルト調整、および水平回転調整を行い、角度を微調整することにより、スクリーンSの投写領域Bに対して高精度に投写画像の投写位置Cを合わせこむことができる。特に、本実施形態のように、スクリーンSに対して近距離から大画面で投写させる場合には、プロジェクター5の微小な傾きが投写位置Cの大きな傾きとなるため、この微小な傾きを調整できることの効果は大きい。また、調整者が位置調整機構1を操作して容易に角度を調整でき、ユーザーの位置調整に対する負荷を軽減することができることにより、位置調整機構1(プロジェクター天吊り装置2)の利便性を向上することができる。
本実施形態のプロジェクター天吊り装置2に備える位置調整機構1によれば、位置調整機構1の小型化が図られ、特に、厚さ(上下方向)を薄くすることができる。これにより、プロジェクター5を位置調整機構1に取り付けた場合に、ユーザーから位置調整機構1を見づらくさせることができるため、位置調整機構1(プロジェクター天吊り装置2)に対する違和感を抑えることができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良などを加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
前記実施形態の位置調整機構1は、例えば、水平ロール機構部70の場合、第1バネ部材73が、バネ固定板55と第2スライド基板25との間に設置されて両部材55,25を押圧する。しかし、押圧する構造は、これに限られず、バネ固定板55と第2スライド基板25とに対して各々外側から(バネ固定板55に対しては下方向から、また、第2スライド基板25に対しては上方向から)押圧する構成でもよい。上下チルト機構部80および水平回転機構部90における構造も同様である。
前記実施形態の位置調整機構1において、例えば、水平ロール機構部70の場合、第1ネジ部材72は、第1バネ部材73を挿通して設置されている。しかし、これに限られず、第1ネジ部材72は第1バネ部材73を挿通せずに設置されていてもよい。上下チルト機構部80および水平回転機構部90における構造も同様である。
前記実施形態の位置調整機構1において、例えば、水平ロール機構部70の場合、第1バネ部材73は、コイルバネで形成されている。しかし、これに限られず、板バネなどで形成されていてもよい。上下チルト機構部80および水平回転機構部90における構造も同様である。
前記実施形態の位置調整機構1は、壁面900に固定(設置)している。しかし、これに限定されず、位置調整機構1のベース基板10などを形状変更することにより、天井に固定(設置)することもできる。
前記実施形態の位置調整機構1は、プロジェクター5を用いて、プロジェクター5の取り付け姿勢(角度)を微調整している。しかし、これに限定されず、設置位置を微調整する必要のある各種装置に対して本実施形態の位置調整機構1を適用することが可能である。
前記実施形態の位置調整機構1に設置されるプロジェクター5は、射出された光束の照度を均一化する光学系(照明光学装置42)として、レンズアレイ421,422からなるレンズインテグレーター光学系を用いているが、これに限定されるものではなく、導光ロッドからなるロッドインテグレーター光学系も用いることができる。
前記実施形態の位置調整機構1に設置されるプロジェクター5の光学系において、光変調素子としての液晶パネル451R,451G,451Bは、透過型の液晶パネルを採用しているが、反射型の液晶パネルなど、反射型の光変調素子を用いることも可能である。
前記実施形態の位置調整機構1に設置されるプロジェクター5は、光学系において、光変調素子としての液晶パネル451R,451G,451Bを採用している。しかし、これに限られず、一般に、入射光束を画像信号に基づいて変調するものであればよく、マイクロミラー型光変調素子などを採用してもよい。なお、マイクロミラー型光変調素子としては、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)を用いることができる。
前記実施形態の位置調整機構1に設置されるプロジェクター5の光学系において、光変調素子は、赤色光、緑色光、および青色光に対応して3つの液晶パネル451R,451G,451Bを用いる構成のいわゆる3板方式を採用している。しかし、これに限られず、単板方式を採用してもよい。また、コントラストを向上させるための液晶パネルを追加して採用してもよい。
前記実施形態の位置調整機構1に設置されるプロジェクター5の光学系において、光源ランプ41は、前記実施形態で説明した構成に限られず、レーザーダイオード、LED(Light Emitting Diode)、有機EL(Electro Luminescence)素子、シリコン発光素子などの各種固体発光素子で構成してもよい。
1…天吊り位置調整機構、2…プロジェクター天吊り装置、5…プロジェクター、10…ベース基板、15…スライド受け基板、16…基板固定部、18…スライド受け部、20…第1スライド基板、25…第2スライド基板、30…第1保持板、35…軸支板、50…第2保持板、55…バネ固定板、60…第3スライド基板、65…プロジェクター固定基板、70…水平ロール機構部、71…第1ダイヤル、72…第1ネジ部材、73…第1バネ部材、74…第1回動軸部材、80…上下チルト機構部、81…第2ダイヤル、82…第2ネジ部材、83…第2バネ部材、84…第2回動軸部材、90…水平回転機構部、91…第3ダイヤル、92…第3ネジ部材、93…第3バネ部材、94…第3回動軸部材、900…壁面、B…投写領域、C…投写位置、S…スクリーン。

Claims (3)

  1. 反射ミラーを有する投射光学装置を備えたプロジェクター用のプロジェクター天吊り装置であって、
    天吊り位置調整機構を備え、
    前記天吊り位置調整機構は、
    第1の部材と第2の部材とを押圧する押圧部材と、
    前記第1の部材に固定されて前記第2の部材を貫通するネジ部材と、
    前記ネジ部材の軸方向に垂直に設定される回動軸を有する回動軸部材と、
    前記第2の部材を貫通した前記ネジ部材に螺合して回動することにより、前記押圧部材の押圧力に抗し、前記回動軸部材の回動軸を中心として前記第1の部材と前記第2の部材との成す角度を調整する回動部材と、を備え
    前記ネジ部材は少なくとも第1ネジ部材、第2ネジ部材を備え、
    前記回動軸部材は少なくとも第1回動軸部材、第2回動軸部材を備え、
    前記第1ネジ部材は前記第2回動軸部材の軸方向の延長線上に配置され、前記第2ネジ部材は前記第1回動軸部材の軸方向の延長線上に配置されることを特徴とするプロジェクター天吊り装置。
  2. 請求項1に記載のプロジェクター天吊り装置であって、
    前記ネジ部材は、前記押圧部材に挿通して設置されていることを特徴とするプロジェクター天吊り装置。
  3. 請求項2に記載のプロジェクター天吊り装置であって、
    前記押圧部材は、コイルバネで形成されていることを特徴とするプロジェクター天吊り装置。
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