JP2002341433A - 遮光マスク - Google Patents
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 投写型ディスプレイ装置において、投写レン
ズの光量を微調整することができる遮光マスクを提供す
る。 【解決手段】 投写レンズ5前面に着脱可能に搭載する
遮光マスク30の遮光調整機構において、ベース11の
一端に所定間隔離隔して配置し、遮光板12を摺動可能
に支持する一対の案内板13,13と、ベース11の他
端に所定間隔離隔して配置し、遮光板12を引張り固定
する弾性体15と、遮光板12を摺動可能に取付け固定
するために、遮光板12に取付けられた連動板16に連
結する調整ボルト20とを具備し、遮光板12の両端を
案内板13,13間の距離を直径とする円弧(φD)形
状に面取りし、かつ、連動板16を遮光板12に対して
揺動可能に一点支持することにより、遮光板12が調整
ボルト20の長さ方向および連動板16を軸とする回転
方向に調整可能となる。
ズの光量を微調整することができる遮光マスクを提供す
る。 【解決手段】 投写レンズ5前面に着脱可能に搭載する
遮光マスク30の遮光調整機構において、ベース11の
一端に所定間隔離隔して配置し、遮光板12を摺動可能
に支持する一対の案内板13,13と、ベース11の他
端に所定間隔離隔して配置し、遮光板12を引張り固定
する弾性体15と、遮光板12を摺動可能に取付け固定
するために、遮光板12に取付けられた連動板16に連
結する調整ボルト20とを具備し、遮光板12の両端を
案内板13,13間の距離を直径とする円弧(φD)形
状に面取りし、かつ、連動板16を遮光板12に対して
揺動可能に一点支持することにより、遮光板12が調整
ボルト20の長さ方向および連動板16を軸とする回転
方向に調整可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投写型ディスプレ
イ装置の投写レンズ前面に搭載され、投写レンズの光量
を調整するための遮光調整機構を備えた遮光マスクに関
する。
イ装置の投写レンズ前面に搭載され、投写レンズの光量
を調整するための遮光調整機構を備えた遮光マスクに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、大画面に映像を表示する装置
には、例えばその一例として、図4に示すような投写型
ディスプレイ装置が知られている。
には、例えばその一例として、図4に示すような投写型
ディスプレイ装置が知られている。
【0003】この投写型ディスプレイ装置10の構成に
ついて簡単に説明すると、光源ランプ1からの高輝度の
光は、凹面反射鏡2で集束され、フィールドレンズ3を
通過して蛍光面4に入射し、蛍光面4は映像信号に基づ
いて画素の透過率を制御し、その画像を投写レンズ5を
介して拡大させてスクリーン6に拡大された画像7を投
写するという構成である。
ついて簡単に説明すると、光源ランプ1からの高輝度の
光は、凹面反射鏡2で集束され、フィールドレンズ3を
通過して蛍光面4に入射し、蛍光面4は映像信号に基づ
いて画素の透過率を制御し、その画像を投写レンズ5を
介して拡大させてスクリーン6に拡大された画像7を投
写するという構成である。
【0004】上記投写型ディスプレイ装置10によって
スクリーン6に投写される画像7には光源ランプ1の高
輝度特性が要求されるため、一台の投写型ディスプレイ
装置10で投写できる画像7の大きさにはおのずと限界
がある。
スクリーン6に投写される画像7には光源ランプ1の高
輝度特性が要求されるため、一台の投写型ディスプレイ
装置10で投写できる画像7の大きさにはおのずと限界
がある。
【0005】そこで、スクリーン6に投写される画像7
においてさらに大画面を得たい場合には、図5に示すよ
うに、上記投写型ディスプレイ装置10を上下左右に複
数個組み合わせ、各投写レンズ5,5,…からスクリー
ン6に投写される複数の画像7−1,7−2,…,7−
nを合成して一つの画面を構成する必要があり、このよ
うなマルチビジョンディスプレイを採用すれば、スクリ
ーン6に投写される画像7の輝度を下げることなく高精
細な画像の大画面を得ることができる。
においてさらに大画面を得たい場合には、図5に示すよ
うに、上記投写型ディスプレイ装置10を上下左右に複
数個組み合わせ、各投写レンズ5,5,…からスクリー
ン6に投写される複数の画像7−1,7−2,…,7−
nを合成して一つの画面を構成する必要があり、このよ
うなマルチビジョンディスプレイを採用すれば、スクリ
ーン6に投写される画像7の輝度を下げることなく高精
細な画像の大画面を得ることができる。
【0006】上記のようなマルチビジョンディスプレイ
では、投写型ディスプレイ装置10,10間において、
投写された画像7−1,7−2,…,7−nに輝度のバ
ラツキがあると、合成された大画面の画像7’上に輝度
ムラを生じたり、複数の画像7−1,7−2,…,7−
n同士の接触部分に継ぎ目が現れたりするため、各投写
型ディスプレイ装置10により投写される画像7,…の
一部を重複させた上で、各投写レンズ5から投写される
光量の調整作業を行なう必要がある。
では、投写型ディスプレイ装置10,10間において、
投写された画像7−1,7−2,…,7−nに輝度のバ
ラツキがあると、合成された大画面の画像7’上に輝度
ムラを生じたり、複数の画像7−1,7−2,…,7−
n同士の接触部分に継ぎ目が現れたりするため、各投写
型ディスプレイ装置10により投写される画像7,…の
一部を重複させた上で、各投写レンズ5から投写される
光量の調整作業を行なう必要がある。
【0007】しかしながら、従来の光量の調整方法は、
光量の多い投写レンズ5からの投写光路を遮断するため
に、投写レンズ5の表面に遮光板8を粘着テープ等によ
って直接貼りつけて光量の調整を行なう方法を採用して
いるため、スクリーン6に投写された大画面の画像7’
の輝度ムラや継ぎ目を確認した上で、その輝度ムラや継
ぎ目のパターンに応じて最適な形状の遮光板8を形成し
なければならず、光量の微調整が利かないため、大画面
の画像7’における重複部分7aの画面が周囲の画面よ
りも明るくなり、合成された画面全体が均一な明るさと
ならず不自然な画面となってしまうという問題があっ
た。
光量の多い投写レンズ5からの投写光路を遮断するため
に、投写レンズ5の表面に遮光板8を粘着テープ等によ
って直接貼りつけて光量の調整を行なう方法を採用して
いるため、スクリーン6に投写された大画面の画像7’
の輝度ムラや継ぎ目を確認した上で、その輝度ムラや継
ぎ目のパターンに応じて最適な形状の遮光板8を形成し
なければならず、光量の微調整が利かないため、大画面
の画像7’における重複部分7aの画面が周囲の画面よ
りも明るくなり、合成された画面全体が均一な明るさと
ならず不自然な画面となってしまうという問題があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、投写型ディスプレイ装置において、投写レン
ズの光量を微調整することができ、マルチビジョンディ
スプレイにおいて合成された大画面全体に均一な明るさ
を実現できる遮光マスクを提供することにある。
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、投写型ディスプレイ装置において、投写レン
ズの光量を微調整することができ、マルチビジョンディ
スプレイにおいて合成された大画面全体に均一な明るさ
を実現できる遮光マスクを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る遮光マスクは、投写レンズ前面に着脱
可能に搭載するための遮光マスクであって、上記投写レ
ンズの形状に合わせて穿孔されたレンズ孔を有するベー
スと、上記投写レンズの光量を微調整するために上記ベ
ース上に摺動可能に取付け固定された遮光板からなる遮
光調整機構とを具備することを特徴とするものである。
に、本発明に係る遮光マスクは、投写レンズ前面に着脱
可能に搭載するための遮光マスクであって、上記投写レ
ンズの形状に合わせて穿孔されたレンズ孔を有するベー
スと、上記投写レンズの光量を微調整するために上記ベ
ース上に摺動可能に取付け固定された遮光板からなる遮
光調整機構とを具備することを特徴とするものである。
【0010】また、本発明に係る遮光マスクは、上記遮
光調整機構において、上記ベースの一端に所定間隔離隔
して配置され、上記遮光板を摺動可能に支持する一対の
案内板と、上記ベースの他端に所定間隔離隔して配置さ
れ、上記遮光板を引張り固定する弾性体と、上記遮光板
を摺動可能に取付け固定するために、遮光板に取付けら
れた連動板に連結する調整ボルトとを具備することを特
徴とするものである。
光調整機構において、上記ベースの一端に所定間隔離隔
して配置され、上記遮光板を摺動可能に支持する一対の
案内板と、上記ベースの他端に所定間隔離隔して配置さ
れ、上記遮光板を引張り固定する弾性体と、上記遮光板
を摺動可能に取付け固定するために、遮光板に取付けら
れた連動板に連結する調整ボルトとを具備することを特
徴とするものである。
【0011】また、本発明に係る遮光マスクは、上記遮
光板の両端が上記案内板間の距離を直径とする円弧形状
に面取りされ、かつ、上記連動板が上記遮光板に対して
揺動可能に一点支持されるとともに、上記遮光板が上記
調整ボルトの長さ方向および上記連動板を軸とする回転
方向に調整可能に取付け固定されていることを特徴とす
るものである。
光板の両端が上記案内板間の距離を直径とする円弧形状
に面取りされ、かつ、上記連動板が上記遮光板に対して
揺動可能に一点支持されるとともに、上記遮光板が上記
調整ボルトの長さ方向および上記連動板を軸とする回転
方向に調整可能に取付け固定されていることを特徴とす
るものである。
【0012】また、本発明に係る遮光マスクは、上記投
写レンズが撮影系レンズであることを特徴とするもので
ある。
写レンズが撮影系レンズであることを特徴とするもので
ある。
【0013】また、本発明に係る遮光マスクは、上記遮
光調整機構が上記ベースと同形の外部フレームにより覆
われていることを特徴とするものである。
光調整機構が上記ベースと同形の外部フレームにより覆
われていることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明に係る遮光マスクが搭載され
た投写レンズを上下左右に複数個組み合わせて一つの大
画面を構成する投写型ディスプレイ装置とすることも可
能である。
た投写レンズを上下左右に複数個組み合わせて一つの大
画面を構成する投写型ディスプレイ装置とすることも可
能である。
【0015】投写型ディスプレイ装置の投写レンズの投
写光路を遮光する場合、遮光板の微調整のためには直線
方向と回転方向の両方向のスライド調整機構が必要とな
る。
写光路を遮光する場合、遮光板の微調整のためには直線
方向と回転方向の両方向のスライド調整機構が必要とな
る。
【0016】この両方向のスライド微調整を遮光板単体
にて可能とするために、本発明によれば、一対の案内板
と遮光板との摺動部機構において、摺動面である遮光板
の両端面に案内板間の距離を直径とする円弧形状を採用
することにより、上記直線方向および回転方向のいずれ
の方向にも支障なく遮光板の調整移動が可能となる。
にて可能とするために、本発明によれば、一対の案内板
と遮光板との摺動部機構において、摺動面である遮光板
の両端面に案内板間の距離を直径とする円弧形状を採用
することにより、上記直線方向および回転方向のいずれ
の方向にも支障なく遮光板の調整移動が可能となる。
【0017】また、遮光板に取付けられて調整ボルトと
連結する連動板が、遮光板に対して揺動可能に一点支持
されており、遮光板の傾きに応じて自由度が与えられて
いるため、遮光板の調整移動を円滑に行なうことができ
る。
連結する連動板が、遮光板に対して揺動可能に一点支持
されており、遮光板の傾きに応じて自由度が与えられて
いるため、遮光板の調整移動を円滑に行なうことができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遮光マスクの
実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0019】図1は本発明に係る遮光マスクの構成を示
す外観斜視図、図2は本発明に係る遮光マスクの遮光調
整機構を示す拡大平面図、図3は本発明に係る遮光マス
クの作用を説明する正面図である。
す外観斜視図、図2は本発明に係る遮光マスクの遮光調
整機構を示す拡大平面図、図3は本発明に係る遮光マス
クの作用を説明する正面図である。
【0020】図1に示すように、本発明に係る遮光マス
クは、投写レンズ5の形状に合わせて略円形状に穿孔さ
れたレンズ孔11Aを有する直方体状のベース11の外
縁部に、ベース取付孔11a,11b,11c,11d
がそれぞれ穿孔されており、ベース取付孔11a,11
b,11c,11dと、投写レンズ5の外枠に設けられ
た取付孔5a,5b,5c,5dとをネジ止め固定する
ことにより、遮光マスクを投写レンズ5の前面に着脱可
能に搭載することができるように構成されている。
クは、投写レンズ5の形状に合わせて略円形状に穿孔さ
れたレンズ孔11Aを有する直方体状のベース11の外
縁部に、ベース取付孔11a,11b,11c,11d
がそれぞれ穿孔されており、ベース取付孔11a,11
b,11c,11dと、投写レンズ5の外枠に設けられ
た取付孔5a,5b,5c,5dとをネジ止め固定する
ことにより、遮光マスクを投写レンズ5の前面に着脱可
能に搭載することができるように構成されている。
【0021】また、ベース11上の所定箇所には、投写
レンズ5の光量を微調整するために、光学設計上、その
一端が滑らかな曲線状に形成された一枚の遮光板12か
らなる遮光調整機構が具備されている。
レンズ5の光量を微調整するために、光学設計上、その
一端が滑らかな曲線状に形成された一枚の遮光板12か
らなる遮光調整機構が具備されている。
【0022】すなわち、ベース11の一端には、遮光板
12を摺動可能に支持するために、所定間隔離隔して配
置され、直方体状に形成された一対の案内板13,13
がボルトによりネジ止め固定されている。
12を摺動可能に支持するために、所定間隔離隔して配
置され、直方体状に形成された一対の案内板13,13
がボルトによりネジ止め固定されている。
【0023】一方、ベース11の他端および遮光板12
表面には、所定間隔離隔して配置された一対のバネ掛け
ピン14,14がそれぞれ取付け固定され、バネ掛けピ
ン14,14にはスプリング等からなる弾性体15が掛
止されることにより、遮光板12は弾性体15のバネ力
によりレンズ孔11A方向に引張り固定されている。
表面には、所定間隔離隔して配置された一対のバネ掛け
ピン14,14がそれぞれ取付け固定され、バネ掛けピ
ン14,14にはスプリング等からなる弾性体15が掛
止されることにより、遮光板12は弾性体15のバネ力
によりレンズ孔11A方向に引張り固定されている。
【0024】また、遮光板12を案内板13,13間で
直線方向および回転方向に摺動させるために、図2に示
すように、遮光板12の両端面は案内板13,13間の
距離を直径とする円弧(φD)形状に面取り加工されて
おり、さらに、遮光板12表面には、断面L字形状に形
成された一対の連動板16,16が遮光板12の直線方
向(同図中、X軸方向で示す)および回転方向(同図
中、Z軸方向)の移動に合わせて揺動し、常に案内板1
3,13との平行状態を保つように、連動板16,16
の一辺16−1,16−1が一本の連動板カシメピン1
7,17により一点支持されている。
直線方向および回転方向に摺動させるために、図2に示
すように、遮光板12の両端面は案内板13,13間の
距離を直径とする円弧(φD)形状に面取り加工されて
おり、さらに、遮光板12表面には、断面L字形状に形
成された一対の連動板16,16が遮光板12の直線方
向(同図中、X軸方向で示す)および回転方向(同図
中、Z軸方向)の移動に合わせて揺動し、常に案内板1
3,13との平行状態を保つように、連動板16,16
の一辺16−1,16−1が一本の連動板カシメピン1
7,17により一点支持されている。
【0025】また、連動板16,16の他辺16−2,
16−2およびベース11上に取付けられた内部フレー
ム18側面には調整ボルト20を挿通させるためのボル
ト孔16a,18aがそれぞれ穿孔されており、調整ボ
ルト20をボルト孔18a,16aに順次挿通させてネ
ジ止め固定することにより、連動板16と調整ボルト2
0とは連結されて、連動板16と調整ボルト20とが調
整ボルト20の長さ方向に調整可能に取付け固定される
とともに、遮光板12はベース11上で平面度を保つよ
うに押し付け固定される。
16−2およびベース11上に取付けられた内部フレー
ム18側面には調整ボルト20を挿通させるためのボル
ト孔16a,18aがそれぞれ穿孔されており、調整ボ
ルト20をボルト孔18a,16aに順次挿通させてネ
ジ止め固定することにより、連動板16と調整ボルト2
0とは連結されて、連動板16と調整ボルト20とが調
整ボルト20の長さ方向に調整可能に取付け固定される
とともに、遮光板12はベース11上で平面度を保つよ
うに押し付け固定される。
【0026】なお、図1中、符号19はベース11と同
形に形成された外部フレーム、符号19a,19b,1
9c,19dは外部フレーム19に穿孔された取付孔で
あり、上記遮光調整機構を構成した後に、外部フレーム
の取付孔19a,19b,19c,19d、ベース取付
孔11a,11b,11c,11d、投写レンズの取付
孔5a,5b,5c,5dに順次ボルトを挿通させてネ
ジ止め固定することにより、遮光調整機構が外部フレー
ム19に覆われて保護される構成とすることもできる。
形に形成された外部フレーム、符号19a,19b,1
9c,19dは外部フレーム19に穿孔された取付孔で
あり、上記遮光調整機構を構成した後に、外部フレーム
の取付孔19a,19b,19c,19d、ベース取付
孔11a,11b,11c,11d、投写レンズの取付
孔5a,5b,5c,5dに順次ボルトを挿通させてネ
ジ止め固定することにより、遮光調整機構が外部フレー
ム19に覆われて保護される構成とすることもできる。
【0027】次に、上記構成からなる遮光マスクの作用
について、詳細に説明する。
について、詳細に説明する。
【0028】投写型ディスプレイ装置の投写レンズ5の
投写光路を遮光板12により遮光する場合、遮光板12
の微調整のためには直線方向(X軸方向)と回転方向
(Z軸方向)の両方向のスライド調整機構が必要とな
る。
投写光路を遮光板12により遮光する場合、遮光板12
の微調整のためには直線方向(X軸方向)と回転方向
(Z軸方向)の両方向のスライド調整機構が必要とな
る。
【0029】本発明によれば、図2に示すように、一対
の案内板13,13と遮光板12との摺動部機構におい
て、摺動面である遮光板12の両端面に案内板13,1
3間の距離を直径とする円弧(φD)形状を採用し、遮
光板12に取付けられて調整ボルト20,20と連結す
る連動板16,16がそれぞれ遮光板12に対して同図
中矢印B方向に揺動可能となるように連動板カシメピン
17により一点支持され、遮光板12の傾きに応じて揺
動し、常に案内板13,13との平行状態を保つような
自由度が与えられている。
の案内板13,13と遮光板12との摺動部機構におい
て、摺動面である遮光板12の両端面に案内板13,1
3間の距離を直径とする円弧(φD)形状を採用し、遮
光板12に取付けられて調整ボルト20,20と連結す
る連動板16,16がそれぞれ遮光板12に対して同図
中矢印B方向に揺動可能となるように連動板カシメピン
17により一点支持され、遮光板12の傾きに応じて揺
動し、常に案内板13,13との平行状態を保つような
自由度が与えられている。
【0030】したがって、図2,図3に示すように、調
整ボルト20,20のうちいずれか一方のみを回せば、
遮光板12は、回転させた調整ボルト20に連結された
連動板16を支持する連動板カシメピン17を軸とする
回転方向、すなわち、図2中Z軸方向への移動が可能と
なり、また、調整ボルト20,20を同時に回せば、遮
光板12は、回転させた調整ボルト20に連結された連
動板16に連動して調整ボルト20の長さ方向、すなわ
ち、図2中X軸方向への移動が可能となる。
整ボルト20,20のうちいずれか一方のみを回せば、
遮光板12は、回転させた調整ボルト20に連結された
連動板16を支持する連動板カシメピン17を軸とする
回転方向、すなわち、図2中Z軸方向への移動が可能と
なり、また、調整ボルト20,20を同時に回せば、遮
光板12は、回転させた調整ボルト20に連結された連
動板16に連動して調整ボルト20の長さ方向、すなわ
ち、図2中X軸方向への移動が可能となる。
【0031】このように、投写型ディスプレイ装置の投
写レンズ5の投写光路を遮光するための遮光調整機構に
おいて、遮光板12の直線方向と回転方向の両方向のス
ライド微調整をいずれの方向にも支障なく、円滑に行な
うことが可能となるため、上記遮光マスク30が搭載さ
れた投写型ディスプレイ装置を上下左右に複数個組み合
わせて一つの大画面を構成することもでき、大画面にお
ける各投写レンズ5から投写される光量の調整作業を簡
単かつ正確に行なうことができる。
写レンズ5の投写光路を遮光するための遮光調整機構に
おいて、遮光板12の直線方向と回転方向の両方向のス
ライド微調整をいずれの方向にも支障なく、円滑に行な
うことが可能となるため、上記遮光マスク30が搭載さ
れた投写型ディスプレイ装置を上下左右に複数個組み合
わせて一つの大画面を構成することもでき、大画面にお
ける各投写レンズ5から投写される光量の調整作業を簡
単かつ正確に行なうことができる。
【0032】また、各投写型ディスプレイ装置の光量の
微調整が利くため、大画面の画像における重複部分の画
面の明るさと周囲の画面の明るさとを調整すれば、合成
された大画面全体に均一な明るさを実現できる。
微調整が利くため、大画面の画像における重複部分の画
面の明るさと周囲の画面の明るさとを調整すれば、合成
された大画面全体に均一な明るさを実現できる。
【0033】なお、上記実施形態においては、本発明に
係る遮光マスクを投写レンズに適用した例について説明
したが、撮影系レンズの遮光調整機構として適用するこ
とも可能である。
係る遮光マスクを投写レンズに適用した例について説明
したが、撮影系レンズの遮光調整機構として適用するこ
とも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る遮光マスクによれば、以下のような効果を奏する。
係る遮光マスクによれば、以下のような効果を奏する。
【0035】(1)一対の案内板と遮光板との摺動部機
構において、摺動面である遮光板の両端面に案内板間の
距離を直径とする円弧形状を採用し、遮光板に取付けら
れて調整ボルトと連結する連動板が、遮光板に対して揺
動可能に一点支持されており、遮光板の傾きに応じて自
由度が与えられているため、調整ボルトの長さ方向およ
び連動板を軸とする回転方向に調整を行なうことができ
る。
構において、摺動面である遮光板の両端面に案内板間の
距離を直径とする円弧形状を採用し、遮光板に取付けら
れて調整ボルトと連結する連動板が、遮光板に対して揺
動可能に一点支持されており、遮光板の傾きに応じて自
由度が与えられているため、調整ボルトの長さ方向およ
び連動板を軸とする回転方向に調整を行なうことができ
る。
【0036】(2)遮光板の調整移動を上記いずれの方
向にも支障なく、かつ、円滑に行なうことが可能とな
り、遮光マスクが搭載された投写型ディスプレイ装置を
上下左右に複数個組み合わせて一つの大画面を構成する
こともでき、大画面における各投写レンズから投写され
る光量の調整作業を簡単かつ正確に行なうことができ
る。
向にも支障なく、かつ、円滑に行なうことが可能とな
り、遮光マスクが搭載された投写型ディスプレイ装置を
上下左右に複数個組み合わせて一つの大画面を構成する
こともでき、大画面における各投写レンズから投写され
る光量の調整作業を簡単かつ正確に行なうことができ
る。
【0037】(3)投写レンズに取付けられた遮光マス
クの調整ボルトを回転させるだけの簡単な作業で各投写
型ディスプレイ装置の光量の微調整を行なうことがで
き、大画面の画像における重複部分の画面の明るさと周
囲の画面の明るさとを調整すれば、合成された大画面全
体に均一な明るさを実現できる。
クの調整ボルトを回転させるだけの簡単な作業で各投写
型ディスプレイ装置の光量の微調整を行なうことがで
き、大画面の画像における重複部分の画面の明るさと周
囲の画面の明るさとを調整すれば、合成された大画面全
体に均一な明るさを実現できる。
【図1】本発明に係る遮光マスクの構成を示す外観斜視
図。
図。
【図2】本発明に係る遮光マスクの遮光調整機構を示す
拡大平面図。
拡大平面図。
【図3】本発明に係る遮光マスクの作用を説明する正面
図。
図。
【図4】従来の投写型ディスプレイ装置の構成を示す断
面図。
面図。
【図5】図4における投写型ディスプレイ装置を用いて
大画面を構成する例を示す斜視図。
大画面を構成する例を示す斜視図。
5 投写レンズ 5a,5b,5c,5d 取付孔 11 ベース 11A レンズ孔 11a,11b,11c,11d ベース取付孔 12 遮光板 13 案内板 14 バネ掛けピン 15 弾性体(スプリング) 16 連動板 16−1 連動板の一辺 16−2 連動板の他辺 16a ボルト孔 17 連動板カシメピン 18 内部フレーム 18a ボルト孔 19 外部フレーム 19a,19b,19c,19d 取付孔 20 調整ボルト 30 遮光マスク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月23日(2001.7.2
3)
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る遮光マスクは、投写レンズ前面に着脱
可能に搭載される遮光マスクであって、上記投写レンズ
の形状に合わせて穿孔されたレンズ孔を有するベース
と、上記投写レンズの光量を微調整するための遮光調整
機構とを具備し、上記遮光調整機構は、上記ベースの一
端に所定間隔離隔して配置された一対の案内板間に摺動
可能に支持される遮光板と、上記ベースの他端に所定間
隔離隔して配置され、上記遮光板を引張り固定する弾性
体と、上記遮光板に取付けられた連動板に連結する調整
ボルトと、を具備し、上記遮光板の両端が上記案内板間
の距離を直径とする円弧形状に面取りされ、かつ、上記
連動板が上記遮光板に対して揺動可能に一点支持される
ことにより、上記遮光板が上記調整ボルトの長さ方向お
よび上記連動板を軸とする回転方向に調整可能に取付け
固定されていることを特徴とするものである。
に、本発明に係る遮光マスクは、投写レンズ前面に着脱
可能に搭載される遮光マスクであって、上記投写レンズ
の形状に合わせて穿孔されたレンズ孔を有するベース
と、上記投写レンズの光量を微調整するための遮光調整
機構とを具備し、上記遮光調整機構は、上記ベースの一
端に所定間隔離隔して配置された一対の案内板間に摺動
可能に支持される遮光板と、上記ベースの他端に所定間
隔離隔して配置され、上記遮光板を引張り固定する弾性
体と、上記遮光板に取付けられた連動板に連結する調整
ボルトと、を具備し、上記遮光板の両端が上記案内板間
の距離を直径とする円弧形状に面取りされ、かつ、上記
連動板が上記遮光板に対して揺動可能に一点支持される
ことにより、上記遮光板が上記調整ボルトの長さ方向お
よび上記連動板を軸とする回転方向に調整可能に取付け
固定されていることを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明に係る遮光マスクが搭載された投写
レンズを上下左右に複数個組み合わせて一つの大画面を
構成する投写型ディスプレイ装置とすることも可能であ
るが、投写型ディスプレイ装置の投写レンズの投写光路
を遮光する場合、遮光板の微調整のためには直線方向と
回転方向の両方向のスライド調整機構が必要となる。
レンズを上下左右に複数個組み合わせて一つの大画面を
構成する投写型ディスプレイ装置とすることも可能であ
るが、投写型ディスプレイ装置の投写レンズの投写光路
を遮光する場合、遮光板の微調整のためには直線方向と
回転方向の両方向のスライド調整機構が必要となる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 21/14 G03B 21/14 D H04N 5/74 H04N 5/74 Z Fターム(参考) 2H042 AA15 AA28 2H043 AB03 AB05 AB08 AB14 AB18 AB26 2H088 EA12 EA19 HA14 MA04 MA20 2H091 FA26X FA26Z FA34X FA41Z FD12 LA18 LA30 MA07 5C058 BA06 EA02 EA03 EA11 EA42
Claims (6)
- 【請求項1】 投写レンズ前面に着脱可能に搭載するた
めの遮光マスクであって、上記投写レンズの形状に合わ
せて穿孔されたレンズ孔を有するベースと、上記投写レ
ンズの光量を微調整するために上記ベース上に摺動可能
に取付け固定された遮光板からなる遮光調整機構とを具
備することを特徴とする遮光マスク。 - 【請求項2】 上記遮光調整機構は、 上記ベースの一端に所定間隔離隔して配置され、上記遮
光板を摺動可能に支持する一対の案内板と、 上記ベースの他端に所定間隔離隔して配置され、上記遮
光板を引張り固定する弾性体と、 上記遮光板を摺動可能に取付け固定するために、遮光板
に取付けられた連動板に連結する調整ボルトとを具備す
ることを特徴とする請求項1に記載の遮光マスク。 - 【請求項3】 上記遮光板の両端が上記案内板間の距離
を直径とする円弧形状に面取りされ、かつ、上記連動板
が上記遮光板に対して揺動可能に一点支持されるととも
に、上記遮光板が上記調整ボルトの長さ方向および上記
連動板を軸とする回転方向に調整可能に取付け固定され
ていることを特徴とする請求項2に記載の遮光マスク。 - 【請求項4】 上記投写レンズが撮影系レンズであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の遮光マスク。 - 【請求項5】 上記遮光調整機構が上記ベースと同形の
外部フレームにより覆われていることを特徴とする請求
項1乃至請求項4に記載の遮光マスク。 - 【請求項6】 上記遮光マスクが搭載された投写レンズ
を上下左右に複数個組み合わせて一つの大画面を構成す
ることを特徴とする投写型ディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001142038A JP3225243B1 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 遮光マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001142038A JP3225243B1 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 遮光マスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3225243B1 JP3225243B1 (ja) | 2001-11-05 |
JP2002341433A true JP2002341433A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18988406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001142038A Expired - Fee Related JP3225243B1 (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 遮光マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3225243B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107367893B (zh) * | 2017-09-15 | 2023-07-07 | 北京威视安业科技有限公司 | 光学融合装置及投影设备 |
CN113238336A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-08-10 | 西安炬光科技股份有限公司 | 一种光学调节装置及其调节方法 |
CN117929282B (zh) * | 2024-03-25 | 2024-06-11 | 国家海洋技术中心 | 一种水下光学传感器用旋转遮光罩 |
-
2001
- 2001-05-11 JP JP2001142038A patent/JP3225243B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3225243B1 (ja) | 2001-11-05 |
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