JP4927585B2 - 送信機 - Google Patents
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Description
電力算出手段313は、例えば(式1)に示されるように、入力信号のI相成分とQ相成分からサンプル毎の瞬時電力値を計算する。
なお、本例では、電力値でピーク検出を行っているが、その二乗平方根をとって振幅値でピーク検出を行っても等価である。
乗算手段316を構成する乗算器321、322は、遅延調整されたピーク検出時の入力信号のIQ成分とピーク電力抑圧率を乗算し、ピーク電力の抑圧振幅成分であるピーク電力抑圧信号を生成する。
複素乗算手段317は、ピーク電力抑圧信号とフィルタ係数を複素乗算し、希望の周波数帯に帯域制限されたピーク電力抑圧信号を出力する。この複素乗算は、例えばW−CDMA方式の場合には(式3)に示される計算式となる。
第1の方法は、FIRフィルタを用いる方法である。フィルタ係数が複素係数であるため、フィルタ演算は複素乗算の畳み込みとなる。
第2の方法を説明する。
抑圧対象のピーク電力は前述したように抑圧過多を防ぐために連続したピークの中で最大電力のものに限定したり、一定サンプル区間の中で最大電力のものに限定したりすると、ピーク電力抑圧後の送信信号の信号品質は劣化が少ない。このとき、ピーク電力抑圧信号は一定区間で1つのインパルスが発生するような信号となる。
図18には、50サンプルの区間の中で電力最大となるピーク電力を抑圧対象のピーク電力として抽出したときにおける時間波形の一例を示してある。横軸はサンプルを表しており、縦軸はピーク抑圧信号電力値を表している。
FIRフィルタでは、畳み込み演算により、タップ数分の乗算器が必要になるが、図19に示される第2の帯域制限実現方法では、使用する乗算器は複素乗算に要する4個で足りるため、回路規模の増大を防ぐ点で有効である。
減算手段319を構成する減算器323、324は、I相とQ相のそれぞれ毎に送信信号からピーク電力抑圧信号を減算し、ピーク電力が抑圧された送信信号を出力する。
後述する本発明の実施例に係るピーク電力抑圧手段では、マルチキャリア合成された中間周波数(IF:Intermediate Frequency)信号に対してピーク電力抑圧を行うことを想定しており、その入力信号の周波数帯域はキャリア数とキャリア周波数によって異なり、ピーク電力抑圧信号の周波数帯域を制御するフィルタ係数も送信信号の周波数帯域に応じて最適なものに変える必要がある。
周波数fn(=ωn/2π)のフィルタのフィルタ係数を(式8)で定義する。
本例では、複数であるn個のキャリア1〜nのそれぞれに対応したフィルタ係数格納部J1〜Jnが、各送信キャリアに対応した周波数特性を持つフィルタ係数を格納する。
加算部331は、n個のフィルタ係数格納部J1〜Jnから出力されたフィルタ係数のI相成分を加算して、その結果をI相の係数として出力する。
加算部332は、n個のフィルタ係数格納部J1〜Jnから出力されたフィルタ係数のQ相成分を加算して、その結果をQ相の係数として出力する。
この不具合事例では、2キャリア以上のマルチキャリア送信で発生し得るが、以下の説明では、説明を簡単にするために、送信信号は2キャリア送信であるとし、キャリア間レベルをアンバランス設定にした時にはキャリアf1とキャリアf2の内で常にキャリアf1の方のレベルが高くなるように設定する。計算機シミュレーションでは、キャリア周波数をf1:−2.5[MHz]、f2:+2.5[MHz]に設定した。
2キャリア送信時、フィルタ係数は2キャリア分の通過帯域を持つが、送信信号のキャリア間にレベル差があってもピーク電力抑圧信号は通過帯域内で一定レベルである。
図20には、キャリアf1とキャリアf2とのレベル差を12dBに設定したときについて、送信信号(ピーク電力抑圧手段301の入力信号)とピーク電力抑圧信号(複素乗算手段317の出力信号)の周波数スペクトルの一例を示してある。横軸は周波数[MHz]を表しており、縦軸はレベル[dB]を表している。
例えば、W−CDMAの場合、帯域内の信号品質はEVM(Error Vector Magnitude)、PCDE(Peak Code Domain Error)で測定されるが、送信パワーPmax−18[dB](Pmax:最大送信パワー)のレベルまではEVM、PCDEの規格を満足しなければならない。よって、キャリア間のレベルアンバランスを考慮した場合には、送信帯域内の信号品質規格を満足するためには、低いレベルまでピーク電力を抑圧することができない。
評価対象の信号としては、キャリアf1とキャリアf2が等レベルのときと12dB差としたときの2パターンの信号に対して特性を取得した。いずれの信号パターンにおいても、ピーク電力抑圧手段301の前段で総送信パワーがPmaxで一定になるようにレベル調整を行い、さらにピーク検出閾値を等レベルに設定することでピーク電力の抑圧量が同等になるようにしている。
図22の表に示される特性では、2つのキャリアが等レベルのときには3GPP規格(EVM:12.5[%]、PCDE:−33[dB])に対して十分にマージンを持って満足しているが、レベルアンバランス時にはレベルの低いキャリアf2の特性がキャリアf1よりも大きく劣化して規格割れしている。
2キャリア送信時、キャリアf2のレベルが極端に低い場合(例えばf2のパワーがPmax−50dB)もしくは一定時間キャリアf2がバースト区間を持った場合(バースト中でも周波数情報は送信状態を維持されるとする)には、ピーク電力抑圧信号がキャリアよりも高いレベルで発生してしまうことがある。
図21には、キャリアf1とキャリアf2のレベル差を50dBに設定したときについて、送信信号(ピーク電力抑圧手段301の入力信号)とピーク抑圧信号(複素乗算手段317の出力信号)の周波数スペクトルの一例を示してある。横軸は周波数[MHz]を表しており、縦軸はレベル[dB]を表している。
キャリアf2において送信信号よりも高いレベルにピーク電力抑圧信号が発生していることが確認される。
すなわち、抑圧信号生成手段が、前記マルチキャリア信号に含まれる各キャリア信号の周波数について当該各キャリア信号のレベルに応じたレベルを有するピークレベル抑圧信号を生成する。抑圧信号減算手段が、前記抑圧信号生成手段により生成されたピークレベル抑圧信号を前記マルチキャリア信号から減算する。
また、複数のキャリア信号を合成してマルチキャリア信号を生成する手段を備えてもよい。
また、信号のピークレベルとしては、種々な手法で検出されてもよく、例えば、所定の閾値を越える又は所定の閾値以上となるレベルを有する信号部分をピーク部分として検出するような態様を用いることができる。
また、信号のレベルとしては、例えば、電力のレベルや、振幅のレベルを用いることができる。
また、信号としては、例えば、I相成分とQ相成分からなる複素信号を用いることができ、この場合、演算としては複素演算が行われ、また、必要に応じて、フィルタ係数なども複素数(I相成分及びQ相成分)からなるものが用いられる。
すなわち、前記抑圧信号生成手段では、係数乗算手段が、前記マルチキャリア信号に含まれる各キャリア信号毎に当該各キャリア信号に対応したフィルタ係数を乗算する。総和手段が、前記係数乗算手段による乗算結果を前記マルチキャリア信号に含まれる全てのキャリア信号について総和する。抑圧率生成手段が、前記マルチキャリア信号に基づいて、ピークレベル抑圧率を生成する。抑圧率乗算手段が、前記総和手段による総和結果が前記抑圧率生成手段により生成されるピークレベル抑圧率を乗算されたものとなるように、当該総和結果又は当該総和結果を取得するための元となる信号に対して前記抑圧率生成手段により生成されたピークレベル抑圧率を乗算する。そして、これらの演算結果(前記総和手段による総和結果が前記抑圧率生成手段により生成されるピークレベル抑圧率を乗算されたものとなった信号)をピークレベル抑圧信号とする。
従って、各キャリア信号自体を用いて、各キャリア信号のレベルを考慮したピークレベル抑圧信号を生成することができる。
また、ピークレベル抑圧率としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、ピークレベルを所定の閾値のレベルへ抑圧する値を用いることができる。
また、ピークレベル抑圧率を乗算する対象となる信号としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、総和手段による総和結果が用いられてもよく、或いは、当該総和結果を取得するための元となる信号として、各キャリア信号や、各キャリア信号に対応したフィルタ係数や、各キャリア信号とフィルタ係数とを乗算した結果などを用いることができる。
すなわち、前記抑圧信号生成手段では、係数生成手段が、前記マルチキャリア信号に含まれる各キャリア信号毎に当該各キャリア信号のレベルに応じたフィルタ係数を生成する。係数総和手段が、前記係数生成手段により生成されたフィルタ係数を前記マルチキャリア信号に含まれる全てのキャリア信号について総和する。信号乗算手段が、前記係数総和手段による総和結果(フィルタ係数の総和結果)と前記マルチキャリア信号とを乗算する。抑圧率生成手段が、前記マルチキャリア信号に基づいて、ピークレベル抑圧率を生成する。抑圧率乗算手段が、前記信号乗算手段による乗算結果が前記抑圧率生成手段により生成されるピークレベル抑圧率を乗算されたものとなるように、当該乗算結果又は当該乗算結果を取得するための元となる信号に対して前記抑圧率生成手段により生成されたピークレベル抑圧率を乗算する。そして、これらの演算結果(前記信号乗算手段による乗算結果が前記抑圧率生成手段により生成されるピークレベル抑圧率を乗算されたものとなった信号)をピークレベル抑圧信号とする。
従って、例えば、各キャリア信号のレベルを検出して、各キャリア信号のレベルを考慮したピークレベル抑圧信号を生成することができる。
また、ピークレベル抑圧率としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、ピークレベルを所定の閾値のレベルへ抑圧する値を用いることができる。
また、ピークレベル抑圧率を乗算する対象となる信号としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、信号乗算手段による乗算結果が用いられてもよく、或いは、当該乗算結果を取得するための元となる信号として、各キャリア信号や、各キャリア信号に対応したフィルタ係数や、フィルタ係数の総和結果や、マルチキャリア信号などを用いることができる。
図1には、本発明の一実施例に係る送信機に設けられたピーク電力抑圧手段の構成例を示してある。
本例のピーク電力抑圧手段は、加算器1、2と、遅延調整手段3、4、5と、電力算出手段6と、ピーク電力検出手段7と、ピーク電力抑圧率算出手段8と、乗算器9、10、11、12と、複素乗算手段13、14と、フィルタ係数生成手段15、16と、加算器17、18と、減算器19、20を備えている。
本例では、複数のキャリアとして2個のキャリア1、2が用いられる場合について示す。
加算器1は、各入力キャリア信号のI相同士を加算合成し、その結果であるマルチキャリア合成信号のI相成分を遅延調整手段3及び電力算出手段6へ出力する。
加算器2は、各入力キャリア信号のQ相同士を加算合成し、その結果であるマルチキャリア合成信号のQ相成分を遅延調整手段3及び電力算出手段6へ出力する。
ピーク電力検出手段7は、電力算出手段6から入力されたマルチキャリア合成信号の電力値をサンプル毎に閾値電力と比較し、閾値電力よりも大きい電力値であるサンプルをピーク電力と判断し、その比較結果として、例えば、ピーク電力であればその電力値をピーク電力抑圧率算出手段8へ出力し、ピーク電力でなければ0データをピーク電力抑圧率算出手段8へ出力する。
また、閾値電力を低いレベルに設定した場合には、ピーク電力は数サンプル連続して発生することがあるため、連続したピーク電力の内で電力最大のものだけを抑圧対象とすると抑圧過多を防ぐことができる。
なお、本例では、電力値でピーク検出を行っているが、その二乗平方根をとって振幅値でピーク検出を行っても等価である。
本例では、閾値を越えた振幅成分を送信信号から減算することによりピーク電力抑圧を行う構成であり、(式2)に示される計算式でピーク電力抑圧率が算出される。
遅延調整手段5は、加算器1、2〜ピーク電力抑圧率算出手段8の経路で発生する処理遅延と同等の遅延を第2の入力キャリア信号(キャリア2の信号のIQ成分)に与え、その結果のI相信号を乗算器11へ出力し、その結果のQ相信号を乗算器12へ出力する。
乗算器10は、遅延調整手段4から入力された遅延調整された第1の入力キャリア信号のQ相成分とピーク電力抑圧率算出手段8から入力されたピーク電力抑圧率とを乗算し、その結果である第1のピーク電力抑圧信号のQ相成分を生成し、それを複素乗算手段13へ出力する。
これらのIQ成分から、第1のピーク電力抑圧信号が構成される。
乗算器12は、遅延調整手段5から入力された遅延調整された第2の入力キャリア信号のQ相成分とピーク電力抑圧率算出手段8から入力されたピーク電力抑圧率とを乗算し、その結果である第2のピーク電力抑圧信号のQ相成分を生成し、それを複素乗算手段14へ出力する。
これらのIQ成分から、第2のピーク電力抑圧信号が構成される。
フィルタ係数生成手段16は、第2の入力キャリア信号の周波数情報を元にして、第2のピーク電力抑圧信号の周波数帯域を希望の周波数帯に帯域制限する周波数特性を持つ第2のフィルタ係数を生成し、その結果を複素乗算手段14へ出力する。
また、各ピーク電力抑圧信号の周波数帯域としては、例えば、各入力キャリア信号と同じであるか、或いは、各入力キャリア信号の周波数帯域に含まれるようにするのが、スペクトル波形の品質上好ましい。
複素乗算手段14は、乗算器11、12から入力される第2のピーク電力抑圧信号とフィルタ係数生成手段16から入力される第2のフィルタ係数とを複素乗算し、その結果として、第2の入力キャリア信号に含まれる周波数帯に帯域制限された第2のピーク電力抑圧信号のI相成分を加算器17へ出力し、そのQ相成分を加算器18へ出力する。
ここで、これらの複素乗算としては、例えば、W−CDMA方式の場合には、(式3)に示される計算式が用いられる。
加算器18は、複素乗算手段13から入力される第1のピーク電力抑圧信号のQ相成分と複素乗算手段14から入力される第2のピーク電力抑圧信号のQ相成分を加算合成し、その結果を減算器20へ出力する。
遅延調整手段3は、電力算出手段6〜加算器17、18の経路で発生する処理遅延と同等の遅延を、加算器1、2から入力されるマルチキャリア合成された入力送信信号に与え、その結果のI相成分を減算器19へ出力し、その結果のQ相成分を減算器20へ出力する。
減算器20は、Q相成分について、遅延調整手段3から入力されたマルチキャリア合成された送信信号から、加算器18から入力されたピーク電力抑圧信号を減算し、その結果であるピーク電力が抑圧された送信信号を出力する。
これらI相及びQ相の各々毎に設けられた減算器19、20から出力される信号により、ピーク電力が抑圧された送信信号が構成される。
図2には、本発明の一実施例に係る送信機に設けられたピーク電力抑圧手段の構成例を示してある。
本例のピーク電力抑圧手段は、遅延調整手段31、32、33と、電力算出手段34と、ピーク電力検出手段35と、ピーク電力抑圧率算出手段36と、乗算器37、38、39、40と、複素乗算手段41、42と、フィルタ係数生成手段43、44と、加算器45、46と、減算器47、48を備えている。
図3には、本発明の一実施例に係る送信機に設けられたピーク電力抑圧手段の構成例を示してある。
本例のピーク電力抑圧手段は、遅延調整手段51、52と、電力算出手段53と、ピーク電力検出手段54と、ピーク電力抑圧率算出手段55と、乗算器56、57と、複素乗算手段58と、フィルタ係数生成手段59と、加算器60、61と、キャリアパワー検出手段62を備えている。
フィルタ係数生成手段59は、入力された各キャリアの平均電力の差に基づいて、平均電力が小さいキャリアに対しては1よりも小さい重み係数をその平均電力が小さい側のキャリアに対応するフィルタ係数に乗算する。例えば、2つのキャリアのレベル差が5dBであれば、レベルが小さいキャリアのフィルタ係数には−5dB相当の値をとる重み係数を乗算することでフィルタのゲインが5dB落ちる。
図4には、このときのフィルタの周波数特性の一例を示してある。横軸は周波数[MHz]を表しており、縦軸はゲイン[dB]を表している。
図9には、本発明の一実施例に係る送信機に設けられたピーク電力抑圧手段101の構成例を示してある。
本例のピーク電力抑圧手段101は、4個の遅延調整手段111、112、113、114と、キャリア信号検出手段115と、レベル差検出手段116と、フィルタ係数生成手段117と、電力算出手段118と、ピーク電力検出手段119と、ピーク電力抑圧率算出手段120と、乗算手段121と、複素乗算手段122と、減算手段123を備えている。
本例では、複数のキャリア(キャリア0〜キャリアm)の合成信号のI相成分及びQ相成分がピーク電力抑圧手段101に入力される。
各遅延調整手段111〜114は、各処理系統の出力端で演算されるタイミングが揃うように、入力信号に対して遅延調整を行う。遅延調整手段111は遅延させた入力信号を減算手段123へ出力し、遅延調整手段112は遅延させた入力信号を乗算手段121へ出力し、遅延調整手段113は遅延させた入力信号を電力算出手段118へ出力し、遅延調整手段114は遅延させた入力信号をキャリア信号検出手段115へ出力する。
ピーク電力検出手段119は、電力算出手段118から入力された入力信号の電力値をサンプル毎に所定の閾値電力と比較して、閾値電力よりも大きい電力値であるサンプルをピーク電力と判断し、その比較結果をピーク電力抑圧率算出手段120へ出力する。この比較結果として、例えば、ピーク電力であればその電力値を出力し、ピーク電力でなければ0データを出力する。
ピーク電力抑圧率算出手段120は、ピーク電力検出手段119から入力されるピーク電力と所定の閾値電力との比を求めて、ピーク電力を閾値電力レベルまで抑圧するための比率(ピーク電力抑圧率)を計算し、その結果を乗算手段121へ出力する。
図10には、キャリア信号検出手段115の一構成例として、キャリア信号検出手段115aの構成例を示してある。
本例のキャリア信号検出手段115aは、フーリエ変換部131を備えている。
フーリエ変換部131は、例えばFFT(Fast Fourier Transform)によりフーリエ変換を行う機能を有しており、遅延調整手段114からの入力信号(マルチキャリア合成信号のIQ成分)に対して各キャリア信号の周波数成分の信号(IQ成分)を抽出し、その結果をレベル差検出手段116へ出力する。
本例のキャリア信号検出手段115bは、フーリエ変換部141と、複数の平均化部A0〜Amを備えている。
フーリエ変換部141は、例えばFFTによりフーリエ変換を行う機能を有しており、遅延調整手段114からの入力信号(マルチキャリア合成信号のIQ成分)に対して各キャリア信号の周波数成分の信号(IQ成分)を抽出して各平均化部A0〜Amへ出力する。
ここで、平均化による効果としては、例えば、本例では、フィルタ係数がキャリアレベルの大小関係によりレベルが補正され、フーリエ変換後の各キャリアの信号データを、所定の区間(例えば、フィルタ係数長分の区間)で、平均化することにより、ピーク時周辺のキャリアレベルを考慮した補正を施すことが可能となる。
本例のキャリア信号検出手段115cは、フーリエ変換部151と、複数のフィルタ部B0〜Bmを備えている。
フーリエ変換部151は、例えばFFTによりフーリエ変換を行う機能を有しており、遅延調整手段114からの入力信号(マルチキャリア合成信号のIQ成分)に対して各キャリア信号の周波数成分の信号(IQ成分)を抽出して各フィルタ部B0〜Bmへ出力する。
ここで、帯域制限による効果としては、フーリエ変換後の各キャリア信号に帯域制限を施すことにより、キャリア信号の検出精度を向上させることが可能となる。
レベル差検出手段116は、キャリア信号検出手段115から入力される各キャリアの帯域信号により、各キャリア間のレベル差(例えば、レベル比やレベル補正値)を算出し、その結果をフィルタ係数生成手段117へ出力する。
本例のレベル差検出手段116aは、複数のキャリア電力算出手段C0〜Cmと、複数のレベル比算出手段D0〜Dmと、総和電力算出手段161を備えている。
各キャリア電力算出手段C0〜Cmは、それぞれ各キャリア0〜mに対応しており、キャリア信号検出手段115から出力される各キャリアの帯域信号(IQ成分)を入力して、各キャリア信号の電力を算出し、その結果を各レベル比算出手段D0〜Dmへ出力するとともに総和電力算出手段161へ出力する。
各レベル比算出手段D0〜Dmは、それぞれ各キャリア0〜mに対応しており、各キャリア電力算出手段C0〜Cmから入力された電力値と総和電力算出手段161から入力された総和電力値に基づいて、各キャリア毎にレベル比を算出し、その結果をフィルタ係数生成手段117へ出力する。このレベル比としては、例えば、(各キャリア毎の電力値/総和電力値)を用いることができる。
本例のレベル差検出手段116bは、複数のキャリア電力算出手段E0〜Emと、比較部171を備えている。
各キャリア電力算出手段E0〜Emは、それぞれ各キャリア0〜mに対応しており、キャリア信号検出手段115から出力される各キャリアの帯域信号(IQ成分)を入力して、各キャリア信号の電力を算出し、その結果を比較部171へ出力する。
なお、本例の構成では、図13に示される構成と比べて、精度は劣るが、ハードウエア的に回路規模を低減することが可能である。
ここで、ピーク電力抑圧信号の周波数帯域としては、例えば、送信信号と同じであるか、或いは、送信信号の周波数帯域に含まれるようにするのが、スペクトル波形の品質上好ましい。
なお、ここで生成されるフィルタ係数は、任意のキャリア周波数に対応するため、通常は複素係数の形式である。
さらに、本例のフィルタ係数生成手段117では、レベル差検出手段116により算出された各キャリア間のレベル比の情報(又は、重み係数の情報)に基づいて、フィルタ係数に重みを与える。例えば、レベルの大きいキャリアの方が、フィルタ係数が大きくなるようにし、生成されるピーク電力抑圧信号が大きくなるようにする。
本例のフィルタ係数生成手段117aは、複数のフィルタ係数格納部F0〜Fmと、複数の乗算部G0〜Gmと、2個の加算部181、182を備えている。
各フィルタ係数格納部F0〜Fmは、それぞれ各キャリア0〜mに対応しており、例えばメモリから構成されており、各送信キャリアに対応した周波数特性を持つフィルタ係数(IQ成分)を格納しており、それを各乗算部G0〜Gmへ出力する。
加算部181は、複数の乗算部G0〜Gmから入力されるI相成分を加算し、その結果をフィルタ係数のI相成分として複素乗算手段122へ出力する。
加算部182は、複数の乗算部G0〜Gmから入力されるQ相成分を加算し、その結果をフィルタ係数のQ相成分として複素乗算手段122へ出力する。
減算手段123は、例えばI相成分に対応した減算器及びQ相成分に対応した減算器を有しており、遅延調整手段111から入力された信号(IQ成分)から、複素乗算手段122から入力された帯域制限されたピーク電力抑圧信号(IQ成分)を減算し、その結果であるピーク電力を低減した信号(IQ成分)を出力する。
他の一構成例として、図11に示されるように、キャリア信号検出手段115bは、前記マルチキャリア信号からキャリア毎の周波数成分を抽出することをフーリエ変換によって実現するフーリエ変換部141と、フーリエ変換部141からの出力信号を平均化する平均化部A0〜Amから構成される。
他の一構成例として、図12に示されるように、キャリア信号検出手段115cは、前記マルチキャリア信号からキャリア毎の周波数成分を抽出することをフーリエ変換によって実現するフーリエ変換部151と、フーリエ変換部151からの出力信号を帯域制限するフィルタ部B0〜Bmから構成される。
他の一構成例として、図14に示されるように、レベル差検出手段116bは、キャリア信号検出手段115からの出力信号より複数のキャリアについてキャリア毎の電力値を算出するキャリア電力算出手段E0〜Emと、キャリア電力算出手段E0〜Emからの出力において各キャリアのレベルの大小関係を検出する比較部171から構成される。また、例えば、比較部171からの出力により決定される重み係数とキャリア電力算出手段E0〜Emからの出力とを乗算する重み乗算手段の機能を備えてもよい。
図5には、本発明の一実施例に係る送信増幅器の構成例を示してある。
本例の送信増幅器は、デジタル変調手段71と、ピーク電力抑圧手段72と、D/A(Digital to Analog)コンバータ73と、アナログ直交変調手段74と、電力増幅器75を備えている。
ここで、ピーク電力抑圧手段72としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、図1、図2、図3、図9に示されるようなものを用いることができる。
デジタル変調手段71は、入力されたベースバンド信号に対して、キャリア毎に、帯域制限、希望のサンプリング周波数へのアップサンプリング、希望のキャリア周波数へのデジタル直交変調を行い、その結果をピーク電力抑圧手段72へ出力する。
ピーク電力抑圧手段72は、デジタル変調手段71から入力された信号に存在するピーク電力を閾値レベルまで抑圧し、その結果をD/Aコンバータ73へ出力する。
アナログ直交変調手段74は、D/Aコンバータ73から入力された信号を希望の無線周波数(RF:Radio Frequency)帯の信号へ周波数変換を行い、その結果を電力増幅器75へ出力する。
電力増幅器75は、アナログ直交変調手段74から入力された信号に対して電力増幅を行って出力する。この出力信号は、例えば、アンテナ(図示せず)から無線により送信される。
本例の計算機シミュレーションでは、送信信号は2キャリア送信であるとし、キャリア間レベルをアンバランス設定にした時にはキャリアf1とキャリアf2の内で常にキャリアf1の方のレベルが高くなるように設定する。また、本例の計算機シミュレーションでは、キャリア周波数をf1:−2.5[MHz]、f2:+2.5[MHz]に設定した。
また、本例の計算機シミュレーションでは、一例として、図1に示されるピーク電力抑圧手段を用いた。
図6には、キャリアf1とキャリアf2のレベル差を12dBに設定したときについて、送信信号(図1に示されるピーク電力抑圧手段の入力信号)とピーク電力抑圧信号(図1に示されるピーク電力抑圧手段における加算器17、18からの出力信号)の周波数スペクトルの一例を示してある。横軸は周波数[MHz]を表しており、縦軸はレベル[dB]を表している。
従来技術では、図20や図21に示されるように、ピーク電力抑圧信号はキャリアf1とキャリアf2の周波数帯域内で一定であったが、本例では、送信信号と同様に、キャリアf2の帯域内ではキャリアf1の帯域内と比べてピーク電力抑圧信号のレベルが落ちているのが確認される。
評価対象の信号としては、図22の表に示した場合に評価した信号と同じく、キャリアf1とキャリアf2が等レベルのときと12dB差としたときの2パターンの信号に対して特性を取得した。また、いずれの信号パターンにおいても、ピーク電力抑圧手段の前段で総送信パワーがPmaxで一定になるようにレベル調整を行い、さらにピーク検出閾値を等レベルに設定することでピーク電力の抑圧量が同等になるようにしている。
図7の表に示される特性では、図22の表に示される従来技術の特性のようなレベルの低いキャリアの特性劣化が発生しないことが確認される。
図8には、キャリアf1とキャリアf2のレベル差を50dBに設定したときについて、送信信号(図1に示されるピーク電力抑圧手段の入力信号)とピーク抑圧信号(図1に示されるピーク電力抑圧手段における加算器17、18からの出力信号)の周波数スペクトルの一例を示してある。横軸は周波数[MHz]を表しており、縦軸はレベル[dB]を表している。
本例では、キャリアf2においても、ピーク電力抑圧信号は送信信号よりも低いレベルに位置し、従来技術で発生したような不具合は発生しないことが確認される。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
Claims (2)
- マルチキャリア信号のピークレベル抑圧機能を有する送信機であって、
マルチキャリア信号を構成する各キャリアのレベルに対応するようにレベル調整されたピークレベル抑圧信号を生成するピークレベル抑圧信号生成手段と、
前記ピークレベル抑圧信号を入力信号に合成して、ピークレベルが抑圧されたマルチキャリア信号を生成するピークレベル抑圧信号合成手段と、
を有し、
前記ピークレベル抑圧信号生成手段は、
入力マルチキャリア信号に対して、ピークレベルの抑圧率を表す信号を生成する抑圧率生成手段と、
入力マルチキャリア信号を構成する各キャリア毎に、各キャリアのIQ成分とピークレベル抑圧率を乗算する抑圧率乗算手段と、
前記キャリア毎の抑圧率乗算手段からの出力に対して、各キャリアの周波数と帯域に対応した周波数特性を持つフィルタ係数を乗算して、周波数帯域をコントロールされたピークレベル抑圧信号を生成するフィルタ係数乗算手段と、
前記キャリア毎のフィルタ係数乗算手段からの出力を、全てのキャリアに対して総和する総和手段と、を有し、
これらの演算結果をピークレベル抑圧信号とする、
ことを特徴とする送信機。 - マルチキャリア信号のピークレベル抑圧機能を有する送信機であって、
マルチキャリア信号を構成する各キャリアのレベルに対応するようにレベル調整されたピークレベル抑圧信号を生成するピークレベル抑圧信号生成手段と、
前記ピークレベル抑圧信号を入力信号に合成して、ピークレベルが抑圧されたマルチキャリア信号を生成するピークレベル抑圧信号合成手段と、
を有し、
前記ピークレベル抑圧信号生成手段は、
マルチキャリア信号を構成する各キャリアの周波数と帯域に対応した周波数特性を持つフィルタ係数に対して、各キャリアのレベルに対応したゲインを乗算するフィルタ係数ゲイン調整手段と、
前記フィルタ係数ゲイン調整手段による結果を、全てのキャリアについて総和するフィルタ係数総和手段と、
入力マルチキャリア信号に対して、ピークレベルの抑圧率を表す信号を生成する抑圧率生成手段と、
入力マルチキャリア信号のIQ成分とピークレベル抑圧率を乗算する抑圧率乗算手段と、
前記抑圧率乗算手段からの出力に対して、前記フィルタ係数総和手段によって生成されたフィルタ係数を乗算して、周波数帯域をコントロールされたピークレベル抑圧信号を生成するフィルタ係数乗算手段と、を有し、
これらの演算結果をピークレベル抑圧信号とする、
ことを特徴とする送信機。
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