JP5212402B2 - ピーク電力抑制回路とこの回路を有する通信装置 - Google Patents
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Description
その一方で、電力増幅器(パワーアンプ)には優れた線形性が要求されるが、最大出力を超えるレベルの信号が入力されると、出力が飽和して非線形歪みが増大する。
ピーク電力に対して非線形歪みを増大させないためには、ダイナミックレンジの広い電力増幅器が必要となるが、頻繁には出現しないピーク電力のために増幅器のダイナミックレンジを広げると、時間軸上の波形の平均電力と短時間のピーク電力との比(PAPR:Peak to Average Power Ratio)が大きくなり、電力効率が悪くなる。
かかるクリッピング処理は、時間軸上でインパルス状の信号を逆向きに印加する処理であるから、周波数軸上では、広い周波数帯域のノイズが印加されるのと同じこととなる。そのため、クリッピング処理のみを単純に行った場合には、帯域外にノイズを生じさせるという問題がある。
このうち、NS−CFR回路は、瞬時電力が閾値を超えるIQベースバンド信号のピーク成分(閾値からの増分)に対して、ローパスフィルタやFIR(Finite Impulse Response )フィルタ等でフィルタリングを行って帯域制限し、この帯域制限後のピーク成分を元のIQベースバンド信号から減算するものである(特許文献1参照)。
このため、相殺用パルスを増分に乗算した相殺信号でピークを相殺するPC−CFR回路では、相殺用パルスのパルス幅が狭ければ狭いほど狙った瞬間のピークのみを相殺でき、その後の信号波形に影響を与えない理想的なクリッピング処理が行える。
従って、上記相殺用パルスを用いた相殺信号でIQベースバンド信号を相殺すると、相殺信号がピーク時以降の信号波形と干渉して新たなピーク波形が生成されてしまい、IQベースバンド信号のピーク電力を確実に抑制できない場合があった。
このため、帯域外の周波数成分を有した上記相殺信号は、短時間に変化できる鋭いパルス状の信号となり、これを減算することにより、新たなピーク波形が生じるのを防止でき、IQベースバンド信号のピーク電力をより確実に抑制することができる。
(3) もっとも、上記補助パルスの周波数成分はIQベースバンド信号の周波数帯域を含む広範囲の帯域に渡るので、かかる補助パルスを含む合成パルスを用いて求めた相殺信号をIQベースバンド信号から減算すると、広範な周波数帯域に渡ってノイズが印加されるのと同じになるので、基本パルスと補助パルスのレベルを適切に設定しないと、周波数帯域内での通信品質(EVM:Error Vector Magnitude)が低下したり、帯域外に対する漏洩電力によって不要なノイズが発生したりする可能性がある。
その理由は、後の実施形態でも詳述するが、β/α=0.1は通常要求されるEVMとACLRを同時に満足する最大の比率であるから、かかる比率β/αの補助パルスを基本パルスに合成すれば最大のピーク抑制効果が得られるからである。
〔第1実施形態〕
〔無線通信システム〕
図1は、本発明を好適に適用可能な、第1実施形態に係る無線通信システムの全体構成図である。
図1に示すように、本実施形態の無線通信システムは、基地局装置(BS:Base Station)1と、この装置1のセル内で当該装置1と無線通信を行う複数の移動端末(MS:Mobile Station)2とから構成されている。
なお、本発明を適用可能な無線通信システムはLTE方式に限られるものではなく、W−CDMA方式であってもよいが、以下では、本発明をLTE方式の基地局装置1に適用した場合を想定して説明を進める。
図6は、LTEのダウンリンクフレームの構造を示す図である。図中、縦軸方向は周波数を示しており、横軸方向は時間を示している。
図6に示すように、ダウンリンク(DL)フレームを構成する合計10個のサブフレーム(subframe♯0〜♯9)は、それぞれ2つのスロット(slot♯0とslot♯1)により構成されており、1つのスロットは7個のOFDMシンボルにより構成されている(Normal Cyclic Prefixの場合)。
従って、例えば、DLフレームの周波数帯域幅が5MHzに設定されている場合には、300個のサブキャリアが配列されるので、リソースブロックは、周波数軸方向に25個配置される。
この制御チャネルには、DL制御情報や、当該サブフレームのリソース割当情報、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Report Request)による受信成功通知(ACK:Acknowledgement)、受信失敗通知(NACK:Negative Acknowledgement)等が格納される。
上記PDSCHに格納されるユーザデータの割り当てについては、各サブフレームの先頭に割り当てられている上記制御チャネル内のリソース割当情報で規定されており、移動端末2は、このリソース割当情報により、自己に対するデータがサブフレーム内に格納されているか否かを判断できる。
図2は、基地局装置1のOFDM送信機3の要部を示す機能ブロック図である。
この送信機3は、送信用プロセッサ4と電力増幅回路5とを備えており、送信用プロセッサ4は、例えば、1又は複数のメモリやCPUを内部に有するFPGA(Field Programmable Gate Array )により構成されている。
すなわち、本実施形態の送信用プロセッサ4は、左から順に、S/P変換部6、マッピング部7、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)部8、信号処理部9及び直交変調部10を含んでいる。
この各サブキャリア信号f1,f2,……fnは、IFFT部8によって時間軸上で互いに直交するベースバンド信号としてのI信号及びQ信号に変換される。
なお、本実施形態のピーク電力抑制回路9は、IQベースバンド信号の瞬時電力Pが所定の閾値Pthよりも大きくならないように、当該IQベースバンド信号をクリッピング処理するものであるが、その詳細については後述する。
本実施形態の電力増幅回路5としては、パワーアンプのドレイン電圧が一定である固定電圧方式であってもよいが、高周波増幅器の高効率化を図る観点からは、ET(Envelope Tracking)方式を採用することが好ましい。
図3は、本発明の第1実施形態に係るピーク電力抑制回路9の機能ブロック図である。
図3に示すように、本実施形態のピーク電力抑制回路9は、電力算出部13、クリッピング処理部17及び遅延部18,19を含んでいる。
このうち、電力算出部13は、IQベースバンド信号のI成分とQ成分の2乗和よりなる瞬時電力Pを算出する。
このクリッピング処理部17は、増分率算出部20、比較部21、パルス保持部22及び加減算器23,24を含む。
従って、IQベースバンド信号の閾値Pthを超えた分の増分ΔI,ΔQが、次式に基づいて算出される。なお、この場合、SQRT(・)は、括弧内の変数の平方根を取る関数である(以下、同様)。
ΔI={1−SQRT(Pth/P)}×I
ΔQ={1−SQRT(Pth/P)}×Q
パルス保持部22は、後述の合成パルスよりなる相殺用パルスS(図4参照)を一時的に保持する、デュアルポートRAM等よりなるメモリを有しており、比較部21から指令を受けた場合は、保持している相殺用パルスSを上記増分ΔI,ΔQに乗算して相殺信号Ic,Qcを算出する。
従って、瞬時電力Pが閾値Pthを超えているIQベースバンド信号については、次の式に基づいて算出された相殺信号Ic,Qcが加減算器23,24に入力される。
Ic=ΔI×S={1−SQRT(Pth/P)}×I×S
Qc=ΔQ×S={1−SQRT(Pth/P)}×Q×S
この減算により、瞬時電力Pが閾値Pthを超えるIQベースバンド信号については、閾値Pth相当の瞬時電力の信号に補正される。また、瞬時電力Pが閾値Pth以下のIQベースバンド信号については、補正されずにそのまま出力される。
この図5に示すように、本実施形態のピーク電力抑制回路9による信号処理は、IQベースバンド信号の瞬時電力Pの外周側をカットするクリッピング処理である。このため、電力増幅回路5のパワーアンプに対するPAPRが低下するので、パワーアンプの電力効率が向上する。
図4は、相殺用パルスSの生成方法を示す波形図である。
図4に示すように、相殺用パルスSは、基本パルスSaと補助パルスSbとを合成した合成パルスよりなる。
なお、図4においては、基本パルスSaの時間波形と周波数スペクトルが左上枠内に示され、補助パルスSbの時間波形と周波数スペクトルが左下枠内に示されている。また、相殺用パルスSの時間波形と周波数スペクトルが右枠内に示されている。
従って、基本パルスSaの周波数帯域は使用帯域Bと一致しており、閾値Pthを超えるIQ信号の増分に基本パルスaを乗算した相殺信号を用いてIQ信号をクリッピングしても、使用帯域Bの外部に不要な周波数成分は発生しない
このため、上記基本パルスSaのみを相殺用パルスSとして採用し、それを増分ΔI,ΔQに乗算して求めた相殺信号Ic,QcでIQベースバンド信号を相殺すると、相殺信号Ic,Qcがピーク時以降の信号波形と干渉して新たなピーク波形が生成され、IQベースバンド信号のピーク電力を確実に抑制できない場合がある。
この補助パルスSbは、図4の左下枠内の時間波形に示すように、基本パルスSaのピークが立つ時間において急峻に立ち上がり、基本パルスSaよりも細幅の非常に細いデルタ関数に近いパルス波形よりなる。
このように、本実施形態の相殺用パルスSは、従来の基本パルスSaに上記補助パルスSbを合成した合成パルスよりなるので、図4の右枠内の周波数スペクトルに示すように、IQベースバンド信号の周波数帯域Bだけでなく、その帯域Bから外れた広範帯域Bwの周波数成分を有している。
また、本実施形態では、基本パルスSaのピークレベルをαとし、補助パルスSbのピークレベルをβとすると、0.03≦β/α≦0.1を満足するように、それらのレベルα,βの比率を設定している。以下、その理由について説明する。
このため、基本パルスSaと補助パルスSbのレベルを適切に設定しないと、使用帯域Bにおける通信品質(EVM)が悪化したり、使用帯域Bの帯域外に高レベルのノイズが発生したりする可能性がある。
従って、補助パルスSbの合成によって使用帯域Bに許容される電力低下は、最大で20dBであり、これを電圧に換算すると0.1となる。よって、補助パルスSbのピークレベル(電圧)の比率β/αは、最大で0.1まで許容可能である。
以上から、各パルスSa,Sbのピークレベルα,βについては、0.03≦β/α≦0.1を満足するように、それらのレベルα,βの比率を設定すればよいということになる。
本実施形態のピーク電力抑制回路9によれば、クリッピング処理部17が、IQベースバンド信号の閾値Pthからの増分ΔI,ΔQに、IQベースバンド信号の周波数帯域B内の周波数成分だけでなく、その帯域外の周波数成分をも有する相殺用パルスS(図4参照)を乗算して得られた相殺信号Ic,Qcを、当該IQベースバンド信号に減算する。
このため、帯域外の周波数成分に影響する相殺信号Ic,Qcの減算により、新たなピーク波形が生じるのを防止でき、IQベースバンド信号のピーク電力をより確実に抑制することができる。
図7は、第2実施形態に係るピーク電力抑制回路の機能ブロック図である。
図7に示すように、本実施形態のピーク電力抑制回路9(図7)が第1実施形態のピーク電力抑制回路9(図3)と異なる点は、更に、平均算出部33と閾値更新部34を備えている点にある。
以下、第1実施形態と共通する構成及び機能は図面に同一符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点について重点的に説明する。
すなわち、平均算出部33は、電力算出部13からIQベースバンド信号の瞬時電力Pを取得しており、その瞬時電力Pを上記シンボル周期内で平均化することにより、シンボル周期ごとのIQベースバンド信号の平均電力Pave を算出し、これを閾値更新部34に出力する。
閾値更新部34は、上記のようにしてシンボル周期ごとに閾値Pthを算出して当該閾値Pthを動的に更新し、その更新した閾値Pthを、増分率算出部20と比較部21に出力する。
図8に示すように、本実施形態では、ピーク電力抑制回路9におけるクリッピング処理に用いる閾値Pthが、シンボル周期(1/14ms)ごとに算出した平均電力Pave に基づいて逐次算出され、そのシンボル周期ごとに更新される。
もっとも、第1実施形態の場合と同様に、LTEでは、リソースブロック(図6参照)がユーザ割当の最小単位になっているので、このリソースブロックの送信周期である7OFDMシンボル(1スロット)を、閾値Pthを更新する制御周期として採用することにしてもよい。
図9は、第3実施形態に係る無線通信システムの全体構成図である。また、図10は、その場合の基地局装置1のOFDM送信機3の要部を示す機能ブロック図である。
本実施形態においても、LTE方式に基づく無線通信システムが採用されている。この方式の基地局装置1では、例えば5MHz単位でダウンリンクフレームの周波数帯域を設定可能であり、セル内の各移動端末2に下り信号を送信する場合において、その周波数帯域ごとに送信電力を変更可能になっている。
このため、図9に破線で示すように、送信電力が大きい第1帯域B1の下り信号が届く通信エリアA1は、送信電力が小さい第2帯域B2の下り信号が届く通信エリアA2よりも遠方でかつ広範囲になっている。
この第1信号I1,Q1と第2信号I2,Q2は、後段の信号処理部(本実施形態のピーク電力抑制回路)9に入力され、この処理部9において所定の信号処理が施される。
図11は、第3実施形態に係るピーク電力抑制回路の機能ブロック図である。
図11に示すように、本実施形態のピーク電力抑制回路9(図11)が第1実施形態のピーク電力抑制回路9(図3)と異なる点は、更に、電力算出部14,15とパルス生成部16を備えている点にある。
以下、第1実施形態と共通する構成及び機能は図面に同一符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点について重点的に説明する。
また、第1信号I1,Q1の瞬時電力をP1とし、第2信号I2,Q2の瞬時電力をP2とし、IQベースバンド信号の瞬時電力をP(=P1+P2)とする。
図12は、パルス生成部16の機能ブロック図である。
このパルス生成部16は、第1及び第2帯域B1,B2ごとに予め求められた合成パルスS1,S2に、その帯域B1,B2ごとの平均電力の相対比率C1,C2をそれぞれ乗算して総和をとることにより、前記相殺用パルスSを生成するものであり、比率算出部26、波形記憶部27及び乗加算部28を有している。
もっとも、第1帯域B1用の合成パルスS1は、第1帯域B1に含まれる複数本のサブキャリアに対して、送信信号の場合と同じIFFT部8で逆フーリエ変換を行って得られた実部Iの波形よりなる基本パルスSaに、補助パルスSbを合成したものである。
C1=Σ√P1/(Σ√P1+Σ√P2)
C2=Σ√P2/(Σ√P1+Σ√P2)
このようにすれば、IQベースバンド信号の平均電力が余り変動しない安定状態で相対比率C1,C2を算出できるので、正確な相対比率C1,C2が得られるという効果がある。
また、加算器31は、各乗算器29,30の乗算結果を加算して相殺用パルスSを生成し、このパルスSをクリッピング処理部17のパルス保持部22に出力する。すなわち、乗加算部28は、次の式に基づいて相殺用パルスSを生成する。
S=C1×S1+C2×S2
このため、相対比率C1,C2がある程度変動しない限り、乗加算部28が乗算及び総和を実行せず、パルス保持部22が従前の相殺用パルスSを維持する。従って、相殺用パルスSを愚直に毎回生成する場合に比べて、回路の演算負荷を低減することができる。
上記相殺用パルスSは、第1帯域B1に対応する第1信号I1,Q1の平均電力の相対比率C1に、その帯域B1用の合成パルスS1を乗算したものと、第2帯域B2に対応する第2信号I2,Q2の平均電力の相対比率C2に、その帯域B2用の合成パルスS2を乗算したものとを、加算したものになっている。
このため、上記相殺用パルスSを増分ΔI,ΔQに乗算した相殺信号Ic,Qcを元のIQベースバンド信号から減算しても、第1及び第2帯域B1,B2ごとの平均電力に対応してIQベースバンド信号の振幅が相殺されることになる。
図13は、本発明の第4実施形態に係る無線通信システムの全体構成図である。
図13に示すように、本実施形態の無線通信システムでは、基地局装置1に、CPRI(Common Public Radio Interface)を介してRRH(Remote Radio Head)36が接続されており、このRRH36には、図14に示す第4実施形態に係るピーク電力抑制回路9と前記電力増幅回路5とが設けられている。
図14に示すように、本実施形態のピーク電力抑制回路9では、上記同期信号38が入力される周期生成部37が設けられている。
上記の通り、本実施形態では、シンボル周期と同期する同期信号38を基地局装置1から取得し、その同期信号38に基づいてシンボル周期を生成するので、RHH36にも本発明のピーク電力抑制回路9を搭載することができる。
図15は、基本バルスSaのバリエーションを示す時間領域のグラフであり、図15において、(a)はSinc波形、(b)はチェビシェフ波形、(c)はテーラー波形である。
これらの波形は、数学的には、すべて次の式(1)で表すことができ、Sinc波形の場合にはan=nπとなっている。
これに対して、チェビシェフ波形では、振幅値=0となるxの解を構成する数列anの値を調整することで、サイドローブの振幅を小さくできるが、この場合には振幅が減衰しなくなる。
従って、基本パルスSaを定義する所定の時間区間Tにおける全エネルギー(振幅の2乗)に対する、メインローブ区間のエネルギー局在率を比較すると、Sinc波形の場合には91%であり、チェビシェフ波形の場合には93%であり、テーラー波形の場合には約95%になり、テーラー波形が最も有利となる。
その理由は、エネルギー局在率が100%になると、基本パルスSaがインパルス(デルタ関数)となって、帯域制限がある本発明に適用できなくなり、局在率が85%未満の場合は、パルス形状が鈍化し過ぎて使用できなくなるからである。
特徴1:基本パルスSaは、所定の時間区間T(例えば、1シンボル周期)における全エネルギー(振幅の2乗)に対するメインローブ区間のエネルギー局在率が、85%〜99%の波形により構成できる。
特徴3:より具体的には、基本パルスSaは、Sinc波形、チェビシェフ波形又はテーラー波形よりなる。このうち、Sinc波形は、帯域内の複数本の搬送波を、振幅が同一でかつ位相をゼロにして逆フーリエ変換して得られる実部(I信号)の波形よりなる。
今回開示した実施形態は例示であって制限的なものではない。本発明の権利範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の構成と均等の範囲内での全ての変更が含まれる。
例えば、上記第2実施形態では、基地局装置1が2つの周波数帯域B1,B2を使用する場合を例示したが、2つ以上の周波数帯域を使用する場合でも本発明のピーク電力抑制回路9を構成することができる。
このW−CDMA方式では、クローズドループ送信電力制御によって基地局装置1の送信電力を制御するようになっており、この制御周期が送信制御の最小時間単位となっている。具体的には、この制御周期は、1無線フレーム周期10msの15分の1(=約0.667ms)である。
また、上記実施形態では、PC−CFRに基づくクリッピング処理を行うピーク電力抑制回路9を例示したが、NS−CFRに基づくクリッピング処理を行うピーク電力抑制回路9にも、本発明を適用することができる。
2 移動端末
3 送信機
4 送信用プロセッサ
5 電力増幅回路
9 信号処理部(ピーク電力抑制回路)
13 電力算出部
14 電力算出部
15 電力算出部
16 パルス生成部
17 クリッピング処理部
20 増分率算出部
21 比較部
22 パルス保持部
23,24 加減算器
ΔI 増分
ΔQ 増分
Ic 相殺信号
Qc 相殺信号
S 相殺用パルス
Sa 基本パルス
Sb 補助パルス
Claims (7)
- IQベースバンド信号をクリッピング処理するピーク電力抑制回路であって、
前記IQベースバンド信号の瞬時電力を算出する電力算出部と、
前記IQベースバンド信号の周波数帯域内とその帯域外の双方の周波数成分を有する相殺用パルスを保持するパルス保持部と、
算出された前記瞬時電力が所定の閾値よりも大きい前記IQベースバンド信号に対し、当該信号の前記閾値からの増分に前記相殺用パルスを乗算して得られる相殺信号を減算するクリッピング処理部と、を備えており、
前記相殺用パルスは、帯域内の周波数成分を有する基本パルスと、この基本パルスのピークが立つ時間において急峻に立ち上がる帯域外成分を有しかつ前記基本パルスよりも細幅でピークレベルの低い補助パルスとを合成した合成パルスよりなることを特徴とするピーク電力抑制回路。 - 前記基本パルスは、メインローブ区間のエネルギー局在率が85〜99%である波形よりなる請求項1に記載のピーク電力抑制回路。
- 前記基本パルスは、Sinc波形、チェビシェフ波形又はテーラー波形よりなる請求項3に記載のピーク電力抑制回路。
- 前記基本パルスと前記補助パルスのピークレベルが、前記IQベースバンド信号の周波数帯域内で所望のEVM(Error Vector Magnitude)を満足し、かつ、所望の隣接チャネル漏洩電力比(ACLR:Adjacent Channel Leakage Ratio)を満足するように設定されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のピーク電力抑制回路。
- 前記基本パルスのピークレベルをαとし、前記補助パルスのピークレベルをβとしたとき、0.03≦β/α≦0.1を満足するように、それらのレベルα,βの比率が設定されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のピーク電力抑制回路。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の前記ピーク電力制御回路と、その後段に配置された電力増幅回路とが搭載された送信機を有することを特徴とする通信装置。
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