JP6776699B2 - ピーク抑圧回路及びピーク抑圧方法 - Google Patents
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Description
ピーク抑圧回路の一例として、特許文献1には、PC−CFR(Peak Cancellation−Crest Factor Reduction)と呼ばれる手法を適用した電力制限回路が記載されている。この電力制限回路では、予め設定された閾値以上のピーク値を相殺するためのピーク抑圧用パルス信号を生成する。そして、送信信号のスペクトル帯域(チャネル帯域)内に収まるようにピーク抑圧用パルス信号の周波数帯域を制限し、この帯域制限したピーク抑圧用パルス信号を入力信号から減算する。
しかしながら、上記の電力制限回路を含め、既存のピーク抑圧回路はいずれも、入力信号からピーク成分を抑圧する処理を行うことに伴って、元の入力信号に対してピーク抑圧回路の出力信号が変化する。このため、ピーク抑圧回路の出力における、元の入力信号からのエラーベクトルの振幅RMS(Root Mean Square)値で決まる変調精度(EVM:Error Vector Magnitude)の劣化量と、ピーク抑圧量とのトレードオフが必要である。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)のRelease 8からRelease 11では、LTEの一次変調方式は64QAMまであったが、ダウンリンクのピークデータレート向上を図ることを目的に、Release 12で、新たに256QAMが導入された。それに伴って、3GPP TS 36.104 : Technical Specification Group Radio Access Network Evolved Universal Terrestrial Radio Access Base Station radio transmission and receptionの標準化仕様においても、シンボル当たりのビット数が多い256QAMに対する信号品質確保のため、256QAM時の変調精度(Error Vector Magnitude)の規格として、64QAM時の8%よりも厳しい3.5%が規定されている。
位相変調波のキャリアに対する単側波帯電力比を位相雑音PN(f)[dBc]と置くと、位相エラーのRMS値Δθrmsの二乗(電力)は、次の(1)式となる。
代表的なPC−CFR方式を用いたピーク抑圧回路は、7.2〜7.3dBのPAPR(Peak to Average Power Ratio)のピーク抑圧時に、変調精度(EVM)が4.5〜5.0%の特性を有している。以下に、このピーク抑圧回路における、変調精度が4.5%の場合の256QAM時の影響を説明する。
図3Aに示すように、64QAMの場合は、変調精度3.5%のエラー及び4.5%のエラーともに、コンスタレーションにおける隣接信号点間は十分に離れている。これに対して、256QAMの場合は、シンボル当たりのビット数が64QAMよりも多いため、図3Bに示すように、変調精度4.5%のエラーの場合のコンスタレーションにおける隣接信号点間が滲んでいる。このため、十分な隣接信号点間隔を確保するためには、エラーを変調精度3.5%まで低減しなければならない。
PC−CFR入力ベクトルの振幅Rに対して、ピーク振幅を制限する振幅閾値をThとすると、入力ベクトルから減算するピーク抑圧信号ベクトルの振幅は(R−Th)である。ここで、ピーク抑圧後の出力ベクトルを得るための当該ピーク抑圧減算信号ベクトルは、入力信号に対するエラーベクトルとなるので、変調精度の劣化を生じさせる。すなわち、ピーク抑圧回路で生じる変調精度を改善させると言うことは、エラーベクトルに相当する当該ピーク抑圧減算信号を小さくしてピーク抑圧量を緩和することに他ならない。
以上説明した条件から、既存技術のままでは、ピーク抑圧回路におけるピーク抑圧量を緩和せざるを得ず、その結果、電力増幅器の動作バックオフ量を従来よりも大きく確保することが必要となり、送信装置の消費電力が増加してしまうという課題があった。
スペクトルが帯域制限された入力信号の振幅値から予め定められた閾値を減算した値に前記入力信号の位相情報を乗算して第1のパルス信号を生成するパルス生成部と、
複数のタップ係数を有し、外部からのキャリア情報に基づいて設定された該タップ係数で決まるフィルタ特性に従って前記第1のパルス信号の周波数帯域を制限し、該帯域制限されたパルス信号である第2のパルス信号を出力する帯域制限フィルタ部と、
前記入力信号から前記第2のパルス信号を減算する減算部と、
前記帯域制限フィルタ部の通過帯域が前記入力信号のスペクトル帯域幅よりも所定の範囲内で広くなるように前記複数のタップ係数を決定するタップ係数演算部と、を有する、ピーク抑圧回路が提供される。
スペクトルが帯域制限された入力信号の振幅値から予め定められた閾値を減算した値に前記入力信号の位相情報を乗算して第1のパルス信号を生成し、
複数のタップ係数を有し、外部からのキャリア情報に基づいて設定された該タップ係数でフィルタ特性が決まる帯域制限フィルタを用いて、前記第1のパルス信号の周波数帯域を制限し、
前記入力信号から前記帯域制限フィルタで帯域制限したパルス信号である第2のパルス信号を減算する、ピーク抑圧方法であって、
前記帯域制限フィルタ部の通過帯域が前記入力信号のスペクトル帯域幅よりも所定の範囲内で広くなるように前記複数のタップ係数を設定する、ピーク抑圧方法が提供される。
図1は、本発明の一実施形態であるピーク抑圧回路の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、ピーク抑圧回路であるPC−CFR回路3は、振幅演算部4、閾値演算部5、遅延調整部6、10、パルス生成部7、タップ係数演算部8、帯域制限フィルタ部9及び減算部11を有する。
遅延調整部6は、入力IQ信号に対して、所定の遅延を与える。ここで、所定の遅延は、振幅演算部4からパルス生成部7までの処理に要する時間に相当する。遅延調整部6の出力であるIQ信号は、パルス生成部7及び遅延調整部10に供給される。
パルス生成部7の出力であるピーク抑圧用パルス信号は、帯域制限フィルタ部9に入力される。帯域制限フィルタ部9は、複数のタップ係数を有するフィルタ回路、例えばFIRフィルタで構成されるフィルタ回路である。帯域制限フィルタ部9は、複数のタップ係数で決まるフィルタ特性に従ってパルス生成部7からのピーク抑圧用パルス信号の周波数帯域を制限する。帯域制限フィルタ部9より出力された、帯域制限されたピーク抑圧用パルス信号が減算部11に供給される。
減算部11は、遅延調整部10の出力信号である、遅延調整後のCFR入力IQ信号から、帯域制限フィルタ部9の出力信号を減算する。これにより、CFR入力IQ信号のピークを閾値Thまで抑圧する。これを実現するためには、帯域制限フィルタ部9のタップ係数のゲインは、入出力が同じレベルとなるように算出するのではなく、抑圧すべきピークに対応するタイミングにおける帯域制限フィルタ部9の出力パルス振幅が、ピーク振幅と閾値の差(R−Th)に等しくなるよう、タップ係数のセンタータップを(1.0+j0.0)倍として設計する必要がある。
歪補償回路12は、送信装置の出力におけるスペクトルを観測するFFT(高速フーリエ変換)演算部13を備える。FFT演算部13は、不図示の電力増幅器からの帰還IQ信号をFFT演算し、周波数軸上で観測した帯域制限フィルタ部9後のピーク抑圧用パルス信号の成分による帯域外電力を算出する。FFT演算部13は、帯域外電力の算出結果を含む帯域外電力情報とキャリア情報とをタップ係数演算部8に供給する。キャリア情報は、チャネル帯域幅(LTEチャネル帯域幅)を示す情報を含み、外部より設定可能である。タップ係数演算部8は、キャリア情報と帯域外電力情報に基づいて、帯域制限フィルタ部9の通過帯域を、送信装置の出力スペクトルを規定するオペレーティングバンド不要発射規格を満足できる限度まで拡げるように、帯域制限フィルタ部9のタップ係数を決定する。
電力増幅器の出力が帰還IQ信号として供給される歪補償回路12は、例えば、国際公開第2010/073483号(以下、参考文献と称す。)に記載されている。以下に、その参考文献に記載された回路の主要な構成を簡単に説明する。
電力増幅器の出力段には、方向性結合器が設けられており、この方向性結合器により、電力増幅器の出力がフィードバック信号(帰還IQ信号)として取り出される。方向性結合器からのフィードバック信号が、歪補償回路12に供給される。
FFT演算部13は、上記のFFT部及び歪帯域電力算出部からなる部分を、帰還IQ信号をFFT演算し、周波数軸上で観測した帯域制限フィルタ部9後のピーク抑圧用パルス信号の成分による帯域外電力を算出するように構成したものである。
以下の説明において、比較例のPC−CFR回路は、振幅演算部4a、閾値演算部5a、遅延調整部6a、10a、パルス生成部7a、帯域制限フィルタ部9a及び減算部11aを有する。これら振幅演算部4a、閾値演算部5a、遅延調整部6a、10a、パルス生成部7a、帯域制限フィルタ部9a及び減算部11aはそれぞれ、上述した振幅演算部4、閾値演算部5、遅延調整部6、10、パルス生成部7、帯域制限フィルタ部9及び減算部11に対応する。
上記スペクトル要件に対し、比較例においては、パルス生成部7aからのピーク抑圧用パルス信号を帯域制限する帯域制限フィルタ部9aは、LTEチャネルフィルタ部1によるLTEキャリア信号のスペクトル帯域とほぼ同じか、又はその範囲内に収まる周波数帯域のフィルタ特性を有するタップ係数が設定されている。これは、ピーク抑圧用パルス信号がインパルスであり、その周波数特性は、図5に示すピーク抑圧用パルス信号のように、全帯域に渡ってフラットな特性を示す。このため、帯域制限フィルタ部9aのフィルタ特性によって、LTEチャネルフィルタ部1によるLTEキャリア信号のスペクトル帯域内に収まるよう帯域制限されたピーク抑圧信号を得る。
図6に示すように、キャリア信号に対するスペクトル規定のオペレーティングバンド不要発射規格の適用は、チャネル帯域幅20MHzの帯域外が対象である。一方、変調精度(EVM)は、リソースブロックが存在する有効信号帯域の伝送帯域幅18MHz内の特性で決定される。従って、チャネル帯域幅の帯域外に適用されるオペレーティングバンド不要発射規格を満足できる範囲でピーク抑圧信号の帯域を拡張することによって、伝送帯域幅内のピーク抑圧信号を低減できれば、前述した課題を解決できる。
図7、図8、図9A及び図9Bを用いて、本実施形態のPC−CFR回路3の帯域制限フィルタ部9の通過帯域決定方法を説明する。
図9Aに示しBW1の通過帯域を有する帯域制限フィルタのタップ係数(タップ数:2m−1、センタータップ:C1m=1.0)の総和を
なお、タップ係数演算部8における帯域制限フィルタ部9の通過帯域の調整方法については、予め不揮発性メモリに保存したタップ係数に書き替えるか、もしくは基本となるフィルタ特性に対して、その通過帯域を調整する特性を畳み込み演算で求める等、適応処理の要否によって実現手段を決定すれば良い。
256QAM導入に伴う変調精度の改善には、既存技術のままでは、ピーク抑圧回路で生じるエラーベクトル、すなわちピーク抑圧信号の振幅RMS値を低減し、ピーク抑圧を緩和させることが必要となる。
以上説明したように、本実施形態のピーク抑圧回路によれば、センタータップ振幅によるピーク抑圧量を維持したまま、変調精度に影響する伝送帯域幅内のピーク抑圧信号振幅のRMS値を低減できるので、変調精度特性を改善し、且つ、既存のものと同等のピークファクタ低減を実現することができる。
また、図1に示した構成において、タップ係数演算部8とFFT演算部13の部分は、ソフトウェアにより構成されても、ハードウェアにより構成されてもよい。同様に、これらタップ係数演算部8及びFFT演算部13を除く部分も、ソフトウェアにより構成されても、ハードウェアにより構成されてもよい。
図12は、本発明の他の実施形態であるピーク抑圧回路の構成を示すブロック図である。
図12を参照すると、ピーク抑圧回路は、パルス生成部100、帯域制限フィルタ部101、タップ係数演算部102及び減算部103を有する。
タップ係数演算部102は、帯域制限フィルタ部101の通過帯域が上記入力信号のスペクトル帯域幅よりも所定の範囲内で広くなるように上記複数のタップ係数を決定する。
所定の範囲は、上記送信信号に対するスペクトル規定のオペレーティングバンド不要発射規格を満たす範囲である。
2 ディジタルアップコンバータ部
3 PC−CFR回路
4 振幅演算部
5 閾値減算部
6、10 遅延調整部
7、100 パルス生成部
8、102 タップ係数演算部
9、101 帯域制限フィルタ部
11、103 ・・・ 減算部
12 歪補償回路
13 FFT演算部
Claims (3)
- スペクトルが帯域制限された入力信号の振幅値から予め定められた閾値を減算した値に前記入力信号の位相情報を乗算して第1のパルス信号を生成するパルス生成部と、
複数のタップ係数を有し、外部からのキャリア情報に基づいて設定された該タップ係数で決まるフィルタ特性に従って前記第1のパルス信号の周波数帯域を制限し、該帯域制限されたパルス信号である第2のパルス信号を出力する帯域制限フィルタ部と、
前記入力信号から前記第2のパルス信号を減算する減算部と、
前記帯域制限フィルタ部の通過帯域が前記入力信号のスペクトル帯域幅よりも所定の範囲内で広くなるように前記複数のタップ係数を決定するタップ係数演算部と、を有する、ピーク抑圧回路であって、
前記減算部からの信号を増幅する電力増幅器の出力が帰還信号として入力され、該帰還信号をFFT(高速フーリエ変換)処理して周波数軸上で観測した前記第2のパルス信号の成分による帯域外電力を算出するFFT演算部を、さらに有し、
前記タップ係数演算部は、前記FFT演算部が算出した前記帯域外電力の値と、前記キャリア情報とに基づいて、前記複数のタップ係数を決定する、ピーク抑圧回路。 - 前記所定の範囲は、前記電力増幅器の出力である送信信号に対するスペクトル規定のオペレーティングバンド不要発射規格を満たす範囲である、請求項1に記載のピーク抑圧回路。
- スペクトルが帯域制限された入力信号の振幅値から予め定められた閾値を減算した値に前記入力信号の位相情報を乗算して第1のパルス信号を生成し、
複数のタップ係数を有し、外部からのキャリア情報に基づいて設定された該タップ係数でフィルタ特性が決まる帯域制限フィルタ部を用いて、前記第1のパルス信号の周波数帯域を制限し、
減算部を用いて前記入力信号から前記帯域制限フィルタ部で帯域制限したパルス信号である第2のパルス信号を減算し、
前記帯域制限フィルタ部の通過帯域が前記入力信号のスペクトル帯域幅よりも所定の範囲内で広くなるように前記複数のタップ係数を設定する、ピーク抑圧方法であって、
前記減算部からの信号を増幅した電力増幅器の送信信号出力を帰還信号として取得して、該帰還信号をFFT(高速フーリエ変換)処理して周波数軸上で観測した前記第2のパルス信号の成分による帯域外電力を算出し、該帯域外電力の値と、前記キャリア情報とに基づいて、前記複数のタップ係数を決定することを含む、ピーク抑圧方法。
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