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JP4597852B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明はレバーの回動操作により相手方コネクタとの嵌合がなされるコネクタに関する。
従来、レバーの回動操作により相手方コネクタとの嵌合がなされるコネクタとして、図10に示すものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図10に示すように、特許文献1に開示されたコネクタ100は、雌コネクタ101と、雌コネクタ101に装着されるフレーム102と、カムピン106が突設された雄コネクタ105とを備えている。
雌コネクタ101には、雄コネクタ105が挿入される挿入口から後方に延びるピン案内溝103が設けられている。また、フレーム102にも、雌コネクタ101に装着された状態で雌コネクタ101のピン案内溝103に重なるピン案内溝104が設けられている。
そして、フレーム102には回動可能にレバー107が取り付けられており、このレバー107にはカム溝108が設けられている。カム溝108は、レバー107が初期位置(図示の位置)にある状態でその進入口をピン案内溝104の進入口に重ねており、該進入口から次第にレバー107の回動軸に接近するように延びている。
フレーム102が装着された雌コネクタ101に雄コネクタ105が挿入されると、雄コネクタ105のカムピン106が、雌コネクタ101のピン案内溝103及びフレーム102のピン案内溝104の進入口に進入すると共に初期位置にあるレバー107のカム溝108の進入口に進入してカム溝108に係合する。
そして、レバー107が回動操作されることにより、カム溝108がカムピン106を巻き込むようにしてカムピン106をピン案内溝103,104の後端に向けて押し込み、それにより雌雄コネクタ101,105の完全嵌合がなされる。
特開平5−129048号公報
ところで、上記特許文献1に開示されたレバー式のコネクタ100において、レバー107が初期位置になく、レバー107のカム溝108の進入口がフレーム102のピン案内溝104の進入口に一致していないと、雄コネクタ105のカムピン106を雌コネクタ101のピン案内溝103及びフレーム102のピン案内溝104に進入させることができず、結果、雌雄コネクタ101,105は嵌合不可となるため、レバー107を初期位置に戻す手間が生じる。
そこで、コネクタ100においては、フレーム102及びレバー107に互いに係合する係止突起をそれぞれ設け、これら係止突起の係合によりレバー107を初期位置に安定に保持するようにしている。
しかしながら、レバー107を初期位置に確実に保持するに十分な強度を上記係止突起の係合に付与すると、雌雄コネクタ101,105を嵌合させるにあたってレバー107を回動させる際に、上記係止突起の係合を解除するのに大きな力を要し、作業性が低下する虞がある。
一方、雌雄コネクタ101,105の嵌合時の作業性を優先して上記係止突起の係合の強度を比較的低く設定すると、例えばコネクタ100の搬送時における他のコネクタとの接触などでレバー107に外力が作用し、上記係止突起の係合が容易に解除されてしまう虞があり、特に、レバー107は露出されているから、レバー107に外力が作用する可能性は比較的高いといえる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、レバーの回動操作により相手方コネクタとの嵌合がなされるコネクタにおいて、相手方コネクタとの嵌合以前にレバーを確実に初期位置に保持することができ、相手方コネクタとの嵌合作業に支障をきたすことのないコネクタを提供することにある。
上記目的は、本発明に係る下記(1)〜(4)のコネクタにより達成される。
(1)カムピンを受容する案内溝が設けられたコネクタハウジングと、
前記カムピンと係合するカム溝が設けられ、前記コネクタハウジングに回動可能に支持されたレバーと、を備え、
前記カムピンが設けられた相手方コネクタとの初期嵌合状態において、該カムピンが前記案内溝及び前記カム溝の進入口に配置され、前記レバーが回動操作されることにより該カムピンが該カム溝と係合して該案内溝の奥へ押し込められ、それにより該相手方コネクタとの完全嵌合がなされるコネクタであって、
前記コネクタハウジングに着脱可能に組み付けられ、前記相手方コネクタが挿入される該コネクタハウジングの挿入口を覆う防塵カバーをさらに備え、
前記防塵カバーが、前記レバーを押圧する押圧部を有し、該押圧部にて該レバーを押圧することにより該レバーを前記カム溝の進入口が前記案内溝の進入口と重なる初期位置に保持することを特徴とするコネクタ。
(2)前記レバー及び前記コネクタハウジングが、該レバーが前記初期位置にある状態において互いに係合する係止部をそれぞれ有していることを特徴とする(1)に記載のコネクタ。
(3)前記防塵カバーが、前記レバーを覆うフード部を有していることを特徴とする(1)又は(2)に記載のコネクタ。
(4)前記押圧部が、前記フード部の内面に立設されたリブであることを特徴とする(3)に記載のコネクタ。
上記(1)の構成のコネクタによれば、コネクタハウジングに着脱可能に組み付けられ、相手方コネクタが挿入される挿入口を覆う防塵カバーを備えている。このような防塵カバーは、相手方コネクタとの嵌合以前に相手方コネクタとの嵌合部位に塵等の異物が入り込まないようにするものであって、相手方コネクタとの嵌合時にはコネクタハウジングから取り外されるものである。そして、この防塵カバーにはレバーを押圧する押圧部が設けられており、レバーは、この押圧部により押圧されて初期位置に保持されるようになっている。そして、上述のように防塵カバーは相手方コネクタとの嵌合直前にコネクタハウジングより取り外されるものであるから、この防塵カバーでレバーを押圧することにより相手方コネクタとの嵌合以前にレバーを確実に初期位置に保持しておくことができる。
上記(2)の構成のコネクタによれば、レバー及びコネクタハウジングが、該レバーが初期位置にある状態において互いに係合する係止部をそれぞれ有しており、これらの係止部の係合により、防塵カバーを取り外した後にもレバーを初期位置に仮留めしておくことができ、レバーの初期位置への保持に確実を期することができる。そして、相手方コネクタとの嵌合以前には上述のように防塵カバーによりレバーを初期位置に保持することができるので、係止部の係合には高い強度を付与する必要がない。よって、防塵カバーを取り外して相手方コネクタと嵌合する際に、容易に係止部の係合を解除してレバーを回動させることができ、相手方コネクタとの嵌合作業に支障をきたすこともない。
上記(3)の構成のコネクタによれば、防塵カバーにはレバーを覆うフード部が設けられており、レバーが露出されている場合に比べてレバーに外力が作用する可能性を低くすることができ、これにより、より確実にレバーを初期位置に保持することができる。
上記(4)の構成のコネクタによれば、押圧部は防塵カバーのフード部の内面に立設されたリブとされており、防塵カバーのコネクタハウジングへの組み付けと共にレバーを押圧して、確実にレバーを初期位置に戻すことができる。
本発明によれば、レバーの回動操作により相手方コネクタとの嵌合がなされるコネクタにおいて、相手方コネクタとの嵌合以前にレバーを確実に初期位置に保持することができ、相手方コネクタとの嵌合作業に支障をきたすこともないコネクタを提供することができる。
以下、本発明に係る複数の好適な実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明のコネクタの一実施形態の外観斜視図、図2はコネクタと相手方コネクタとの嵌合の過程を示す側面図、図3は相手方コネクタと完全嵌合状態にあるコネクタの側面図、図4は防塵カバーの単体斜視図、図5は防塵カバーの組み付け直前のコネクタの斜視図、図6は図5におけるコネクタの防塵カバーを一部破断して示す要部拡大側面図、図7は防塵カバーの組み付け完了後のコネクタの斜視図、図8は図7におけるコネクタの防塵カバーを一部破断して示す要部拡大側面図である。
図1に示すように、本実施形態のコネクタ1は、コネクタハウジング11と、このコネクタハウジング11に回動可能に支持されているレバー12と、コネクタハウジング11に着脱可能に組み付けられる防塵カバー13とを備えている。尚、以下の本明細書において相手方コネクタへの接続方向をコネクタ1についての前方として規定する。
コネクタハウジング11は、所謂雌型のコネクタハウジングであって、前方に向けて開口し、内部に複数の端子21をそれぞれ収容している端子収容室22a〜cを有しており、これら端子収容室22a〜cは上下に積み重なるように配設されている。これら端子収容室22a〜cには、相手方コネクタの雄型のコネクタハウジングがそれぞれ挿嵌され、内部に収容されている複数の端子21には、挿嵌された相手方コネクタに保持されている複数の端子がそれぞれ接続される。
最上段の端子収容室22aに挿嵌される相手方コネクタ2(図2参照)のコネクタハウジング14の両外側面には略円柱状のカムピン15がそれぞれ突設されている。端子収容室22aの両側壁部23には、端子収容室22aの開口(相手方コネクタ2が挿入される挿入口)を画成している前端縁から両コネクタ1,2の嵌合方向と平行に後方に延び、相手方コネクタ2が端子収容室22aに挿嵌されるに伴ってカムピン15が進入する案内溝25がそれぞれ設けられている。
レバー12は、コネクタハウジング11の最上段に配設された端子収容室22aを両側から挟むように配置されている一対の平板状の腕部41と、コネクタハウジング11の上方に突出するこれら一対の腕部41の上端を互いに連結している操作部42とを有し、全体として略コ字状に形成されている。
端子収容室22aを画成している両側壁部23の外面において案内溝25の後端よりもさらに後方にあたる位置には、レバー12の回動軸となる略円柱状の突起24がそれぞれ設けられており、レバー12の一対の腕部41には、対向する側壁部23に設けられた突起24が挿嵌される軸孔43がそれぞれ穿設されている。レバー12は、各腕部41の軸孔43を端子収容室22aの側壁部23の突起24に係合させ、これらの突起24を軸として回動可能にコネクタハウジング11に支持されている。
レバー12の両腕部41には、端子収容室22aの側壁部23に設けられた案内溝25を通して側壁部23の外側に突出する相手方コネクタ2のカムピン15の先端部を受容して該先端部に係合するカム溝44がそれぞれ設けられている。カム溝44は、レバー12が後方に傾倒した初期位置(図2に示す位置)にある状態においてその進入口を案内溝25の進入口に重ね、該進入口から軸孔43に次第に接近するように延びている。
図2に示すように、レバー12が初期位置にある状態でレバー12のカム溝44の進入口と端子収容室22aの側壁部23の案内溝25の進入口とは互いに重なっており、この状態で相手方コネクタ2が端子収容室22aに挿入されると、相手方コネクタ2のカムピン15が案内溝25及びカム溝44に進入する。
相手方コネクタ2のカムピン15がレバー12のカム溝44の進入口及び端子収容室22aの側壁部23の案内溝25の進入口に配置された初期嵌合状態からレバー12が前方に傾倒するように回動操作されるに伴い、図3に示すように、カム溝44と案内溝25との交差部分が案内溝25の後端に向けて遷移していき、先端部をカム溝44に係合させているカムピン15はカム溝44に巻き込まれるようにして案内溝25の後端に向けて押し込まれ、それにより、両コネクタ1,2の完全嵌合がなされる。
両コネクタ1,2の完全嵌合がなされた状態で、前後方向に延在している案内溝25に対し、回動操作されたレバー12のカム溝44は上下方向に延在しており、カム溝44の進入口は、もはや案内溝25の進入口に重なってはいない。そこで、案内溝25及びカム溝44に受容されている相手方コネクタ2のカムピン15はその変位を規制され、両コネクタ1,2の解離が阻止されている。
ここで、相手方コネクタ2が端子収容室22aに挿入される以前に、レバー12が図3に示すように前方に向けて傾倒していると、案内溝25の進入口とカム溝44の進入口とが重なっていないため、相手方コネクタ2のカムピン15はレバー12の腕部41の前端縁に干渉して案内溝25及びカム溝44に進入することができず、よって、両コネクタ1,2は嵌合不可となってしまう。そこで、本実施形態のコネクタ1においては、防塵カバー13によりレバー12を押止してレバー12を初期位置に保持するようにしている。
図1及び図4に示すように、防塵カバー13は、端子収容室22aの開口を閉塞して端子収容室22a内に塵等の異物が入り込まないようにする矩形平板状の蓋部51と、この蓋部51の両側縁にそれぞれ立設された側壁部53及びこれら両側壁部53と一体に蓋部51の上縁に立設された上壁部54からなるフード部52とを有している。
蓋部51の内面51aの中央部には、端子収容室22a内に進入し、その内部に複数の端子21を収容する角筒状の端子保護部55が突設されている。この端子保護部55の内部は隔壁により複数(図4に示すものにおいては6つ)に区画されており、端子収容室22a内の複数の端子21を複数のグループに分け、グループ毎に所定の区画に収容し、これら端子21の折れ曲がりなどを防止する。
端子保護部55の上壁部には、その一部を他から分離して弾性係止片56が設けられており、また下壁部にも、その一部を他から分離して弾性係止片57が設けられている。防塵カバー13は、これら弾性係止片56,57の先端部にそれぞれ設けられた係止爪を、端子収容室22aを画成している上壁部及び下壁部の内面にそれぞれ設けられた係合部26,27に係合させて、コネクタハウジング11に着脱可能に組み付けられる。
フード部52は、防塵カバー13がコネクタハウジング11に組み付けられた際に、各側壁部53でレバー12の腕部41を覆い、上壁部54でレバー12の操作部42を覆うように形成されている。そして、上壁部54の内面54aは、防塵カバー13がコネクタハウジング11に組み付けられるに伴い、レバー12の操作部42を押圧する押圧部とされている。
以下、図5〜図8を参照して、防塵カバー13のコネクタハウジング11への組み付けを説明する。図5及び図6には、防塵カバー13がコネクタハウジング11に組み付けられる直前の状態を示す。ここで、レバー12は、前方に傾倒しており、初期位置から外れている。
防塵カバー13は、端子保護部55を端子収容室22a内に進入させつつ、各側壁部53とこれに対向する端子収容室22aの側壁部23との隙間にレバー12の腕部41を収容し、また上壁部54とこれに対向する端子収容室22aの上壁部との隙間にレバー12の操作部42を収容しながら、端子収容室22aの開口を蓋部51により前方から覆うように移動される。その際、防塵カバー13の上壁部54の内面54aが、前方に傾倒しているレバー12の操作部42に当接する。
防塵カバー13がさらに移動されるに伴い、レバー12の操作部42は、その前端面において防塵カバー13の上壁部54の内面54aを摺動しながら上壁部54により後方に押圧され、それによりレバー12は後方に傾倒し、初期位置へと押し戻される。そして、図7及び図8に示すように、レバー12が初期位置に配置されると同時に、防塵カバー13は、弾性係止片56,57の係止爪を端子収容室22aの係合部26,27にそれぞれ係合させてコネクタハウジング11に組み付けられる。
防塵カバー13がコネクタハウジング11に組み付けられている状態で、防塵カバー13は、上壁部54の内面54aにおいてレバー12の操作部42を押止し、また蓋部51の内面51aにおいてレバー12の腕部41の前端縁を押止しており、これにより、レバー12は前方への傾倒を規制され、初期位置に保持される。
防塵カバー13がコネクタハウジング11に組み付けられているコネクタ1に相手方コネクタ2を嵌合するに際して、防塵カバー13はコネクタハウジング11から取り外されるが、防塵カバー13が取り外された直後には、レバー12は初期位置に配置されており、端子収容室22aの側壁部23に設けられている案内溝25の進入口とレバー12の腕部41に設けられているカム溝44の進入口とが重なっている。よって、相手方コネクタ2のカムピン15は、レバー12の腕部41の前端縁に干渉することなく案内溝25及びカム溝44に進入することができる。つまり、両コネクタ1,2は、直ちに嵌合可能な状態にある。
そして、図1に示すように、本実施形態のコネクタ1においては、防塵カバー13が取り外された後、相手方コネクタ2が嵌合されるまでの間に、レバー12が初期位置から前方に傾倒することがないよう、レバー12の腕部41及び端子収容室22aの側壁部23に、レバー12が初期位置にある状態で互いに係合する係止突起45及び係止溝28が設けられている。
本実施形態のコネクタ1によれば、コネクタハウジング11に着脱可能に組み付けられ、相手方コネクタ2が挿入される挿入口を覆う防塵カバー13を備えている。このような防塵カバー13は、相手方コネクタ2との嵌合以前に相手方コネクタ2との嵌合部位である端子挿入室22aに塵等の異物が入り込まないようにするものであって、相手方コネクタ2との嵌合時にはコネクタハウジング11から取り外されるものである。そして、この防塵カバー13にはレバー12を押圧する押圧部としてフード部52の上壁部54が設けられており、レバー12は、この上壁部54により押圧されて初期位置に保持されるようになっている。そして、上述のように防塵カバー12は相手方コネクタ2との嵌合直前にコネクタハウジング11より取り外されるものであるから、この防塵カバー13でレバー12を押圧することにより相手方コネクタ2との嵌合以前にレバー12を確実に初期位置に保持しておくことができる。
また、本実施形態のコネクタ1によれば、レバー12及びコネクタハウジング11が、レバー12が初期位置にある状態において互いに係合する係止部としての係止突起45及び係止溝28をそれぞれ有しており、これらの係止部の係合により、防塵カバー13を取り外した後にもレバー12を初期位置に仮留めしておくことができ、レバー12の初期位置への保持に確実を期することができる。そして、相手方コネクタ2との嵌合以前には上述のように防塵カバー13によりレバー12を初期位置に保持することができるので、係止突起45及び係止溝28の係合には高い強度を付与する必要がない。よって、防塵カバー13を取り外して相手方コネクタ2と嵌合する際に、容易に係止突起45及び係止溝28の係合を解除してレバー12を回動させることができ、相手方コネクタ2との嵌合作業に支障をきたすこともない。
また、本実施形態のコネクタ1によれば、防塵カバー13にはレバー12を覆うフード部52が設けられており、レバー12が露出されている場合に比べてレバー12に外力が作用する可能性を低くすることができ、これにより、より確実にレバー12を初期位置に保持することができる。
次に、図9を参照して、上述したコネクタ1の変形例を説明する。尚、本変形例のコネクタは、上述したコネクタ1と防塵カバーの細部を異にするのみであり、上述したコネクタ1と共通する部分については説明を省略又は簡略化する。
図9に示すように、防塵カバー13’は、矩形平板状の蓋部51と、この蓋部51の両側縁にそれぞれ立設された側壁部53及びこれら両側壁部53と一体に蓋部51の上縁に立設された上壁部54からなるフード部52とを有している。
フード部52は、防塵カバー13’がコネクタハウジング11に組み付けられた際に、各側壁部53でレバー12の腕部41を覆い、上壁部54でレバー12の操作部42を覆うように形成されている。そして、上壁部54の内面54aには、2本のリブ58が立設されている。これらのリブ58は、防塵カバー13がコネクタハウジング11に組み付けられるに伴い、レバー12のロックアーム保護壁(操作部42の両側壁)を押圧する押圧部とされている。
防塵カバー13’は、端子保護部55を端子収容室22a内に進入させつつ、各側壁部53とこれに対向する端子収容室22aの側壁部23との隙間にレバー12の腕部41を収容し、また上壁部54とこれに対向する端子収容室22aの上壁部との隙間にレバー12の操作部42を収容しながら、端子収容室22aの開口を蓋部51により前方から覆うように移動され、その際、上壁部54の内面54aに立設された2つのリブ58が、前方に傾倒しているレバー12の上記ロックアーム保護壁に当接する。
防塵カバー13’がさらに移動されるに伴い、レバー12の上記ロックアーム保護壁は、その前端面において防塵カバー13’のリブ58の端面を摺動しながらリブ58により後方に押圧され、それによりレバー12は後方に傾倒し、初期位置へと押し戻される。そして、レバー12が初期位置に配置されると同時に、防塵カバー13’は、弾性係止片56,57の係止爪を端子収容室22aの係合部26,27にそれぞれ係合させてコネクタハウジング11に組み付けられる。
防塵カバー13’がコネクタハウジング11に組み付けられている状態で、防塵カバー13’は、リブ58の端面においてレバー12の上記ロックアーム保護壁を押止し、また蓋部51の内面51aにおいてレバー12の腕部41の前端縁を押止しており、これにより、レバー12は前方への傾倒を規制され、初期位置に保持される。
本変形例のコネクタによれば、防塵カバー13’によりレバー12を初期位置に押し戻す際に、レバー12は上記ロックアーム保護壁の前端面においてリブ58の端面を摺動しており、上述したコネクタ1において上壁部54の内面54aを摺動する場合に比べて摩擦を小さくすることができる。そのため、防塵カバー13’のコネクタハウジング11への組み付けと共にレバー12を押圧して、確実にレバー12を初期位置に戻すことができる。
尚、本発明は、上述した実施形態又は変形例に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。その他、上述した実施形態又は変形例における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明のコネクタの一実施形態の外観斜視図である。 コネクタと相手方コネクタとの嵌合の過程を示す側面図である。 図3は相手方コネクタと完全嵌合状態にあるコネクタの側面図である。 図4は防塵カバーの単体斜視図である。 防塵カバーの組み付け直前のコネクタの斜視図である。 図5におけるコネクタの防塵カバーを一部破断して示す要部拡大側面図である。 防塵カバーの組み付け完了後のコネクタの斜視図である。 図7におけるコネクタの防塵カバーを一部破断して示す要部拡大側面図である。 図1のコネクタの変形例に用いられる防塵カバーの単体斜視図である。 従来のレバー式コネクタの概略図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 相手方コネクタ
11 コネクタハウジング
12 レバー
13 防塵カバー
14 相手方コネクタハウジング
15 カムピン
25 案内溝
28 係止溝
44 カム溝
45 係止突起
52 フード部
54 フード部の上壁部
54a 上壁部の内面(押圧部)
58 リブ

Claims (4)

  1. カムピンを受容する案内溝が設けられたコネクタハウジングと、
    前記カムピンと係合するカム溝が設けられ、前記コネクタハウジングに回動可能に支持されたレバーと、を備え、
    前記カムピンが設けられた相手方コネクタとの初期嵌合状態において、該カムピンが前記案内溝及び前記カム溝の進入口に配置され、前記レバーが回動操作されることにより該カムピンが該カム溝と係合して該案内溝の奥へ押し込められ、それにより該相手方コネクタとの完全嵌合がなされるコネクタであって、
    前記コネクタハウジングに着脱可能に組み付けられ、前記相手方コネクタが挿入される該コネクタハウジングの挿入口を覆う防塵カバーをさらに備え、
    前記防塵カバーが、前記レバーを押圧する押圧部を有し、該押圧部にて該レバーを押圧することにより該レバーを前記カム溝の進入口が前記案内溝の進入口と重なる初期位置に保持することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記レバー及び前記コネクタハウジングが、該レバーが前記初期位置にある状態において互いに係合する係止部をそれぞれ有していることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記防塵カバーが、前記レバーを覆うフード部を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記押圧部が、前記フード部の内面に立設されたリブであることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
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