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JP2006024457A - コネクタ - Google Patents

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JP2006024457A
JP2006024457A JP2004201746A JP2004201746A JP2006024457A JP 2006024457 A JP2006024457 A JP 2006024457A JP 2004201746 A JP2004201746 A JP 2004201746A JP 2004201746 A JP2004201746 A JP 2004201746A JP 2006024457 A JP2006024457 A JP 2006024457A
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connector
lock lever
connector housing
rotation lock
female
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JP2004201746A
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Masao Nagano
雅生 永野
Seiji Kozono
誠二 小園
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】嵌合状態の雄型コネクタハウジングと雌型コネクタハウジングとの間に生じるコネクタ嵌合方向およびコネクタ嵌合直交方向のガタツキを確実に防止できる構造を備え、これにより雄・雌両端子の電気接触部の摩耗等を確実に防止できるコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ10は、回転ロックレバー17に形成され且つ、雄型コネクタハウジング12,13と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合時に傾斜面24aが規制面45と面接触し且つ当該規制面45を押圧するように係合ロック突起46を雌型コネクタハウジング42の雄型コネクタハウジング12,13への嵌合方向に弾性反発力で付勢する板バネ部27を備えている。板バネ部27は回転ロックレバー17と一体的に形成されており、回転ロックレバー17におけるロック突起案内スリット28を画成する面の一部が板バネ部27により形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガタツキ防止構造を備えたコネクタに関し、より詳細には、嵌合状態の雄型コネクタハウジングと雌型コネクタハウジングとの間のガタツキを防止する構造を備え、それにより両コネクタハウジング内の雌雄端子の電気接触部相互の摩耗の低減が図られたコネクタに関する。
図7および図8にガタツキ防止構造を備えた従来のコネクタが示される(例えば、特許文献1参照)。
このコネクタ61は、雌端子62を収容する一方のコネクタ63と、雄端子64を収容する他方のコネクタ65と、を備え、合成樹脂製の一方のコネクタハウジングの外側のフード部66の内面にガタツキ規制部67を一体に形成し、他方のコネクタハウジング68の外壁面をガタツキ規制部67の表面に隙間なく接触させて、両コネクタ63,65の嵌合方向と直交する方向(即ち、コネクタ嵌合直交方向)のガタツキを防止したものである。
一方のコネクタハウジングは雄型のインナハウジング64とその外側の矩形筒状のフード部66と、を有し、インナハウジング64内に雌端子62が収容されている。雌端子62は合成樹脂製のフロントホルダ69で二重係止されている。インナハウジング64の基部には防水パッキン71が装着されている。ガタツキ規制部67は略長方形状を有している。
フード部66とインナハウジング64との間に他方のコネクタハウジング68が挿入される。図8は完全嵌合直前の状態を示している。両コネクタハウジングの嵌合と同時に雄・雌両端子62,70が接続され、他方のコネクタハウジング68の先端部が防水パッキン71に密着し、フード部66のロックアーム72が他方のコネクタハウジング68の係合突起に係合して、両コネクタがロックされ、それらと同時に、一方のコネクタハウジングのフード部66と他方のコネクタハウジング68とのコネクタ嵌合直交方向のガタツキが規制部67で防止され、車両走行時等の振動による雄・雌両端子62,70の電気接触部の摩耗の低減が図られる。
特開2002−198127号公報(第3−4頁、図4、図6)
しかしながら、上記従来のコネクタにあっては、コネクタ嵌合直交方向のガタツキは防止されるものの、コネクタ嵌合方向のガタツキが防止されないため、車両走行中の振動や近接の機器やエンジン等の振動による雄・雌両端子62,70の摩耗等が完全には解消されないという問題があった。また、一方のコネクタハウジングのフード部66と他方のコネクタハウジング68とのガタツキは防止されるものの、一方のコネクタハウジングの肝心の端子収容部であるインナハウジング64と他方のコネクタハウジング68とのガタツキが直接的には防止されないため、雄・雌端子62,70相互のガタツキが生じやすく、両端子62,70の摩耗が完全には解消されないという懸念があった。更に、長期にわたって使用された場合に、ガタツキ規制部67が車両走行時等の振動によって摩耗や圧縮変形を起こし、コネクタ嵌合直交方向のガタツキを生じかねないという懸念もあった。
また、両コネクタハウジング間にリング状のガタツキ規制部材を介在させて、コネクタ嵌合方向およびコネクタ嵌合直交方向のうち少なくとも一方向のガタツキを規制することも考えられるが、別部品であるガタツキ規制部材を設けると、両コネクタハウジング間のガタツキが直接的には規制されず耐振動性能が不十分となるという問題や、ガタツキ規制部材の寸法精度のばらつきによって耐振動性能が安定しないという問題や、ガタツキ規制部材と両コネクタハウジングの摺動抵抗によってコネクタの嵌合荷重が増加するという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、嵌合状態の雄型コネクタハウジングと雌型コネクタハウジングとの間に生じるコネクタ嵌合方向およびコネクタ嵌合直交方向のガタツキを確実に防止できる構造を備え、これにより雄・雌両端子の電気接触部の摩耗等を確実に防止できるコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するため、本発明に係るコネクタは、下記(1)、(2)、(3)、(4)、(5)および(6)を特徴としている。
(1) 雌端子を保持し且つ、傾斜面を有するガタツキ規制部を備えた雄型コネクタハウジングと、
前記雌端子と電気的に接続可能な雄端子を保持し、該雄端子を前記雌端子に接続するように前記雄型コネクタハウジングと嵌合可能であり且つ、前記傾斜面と面接触可能な規制面を有する雌型コネクタハウジングと、
前記雄型コネクタハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合方向と直交する方向に沿って一列に並ぶように前記雌型コネクタハウジングの外周面上の両側それぞれに形成された係合ロック突起と、
前記嵌合方向と直交する方向に沿って一列に並ぶように前記雄型コネクタハウジングの外周面上の両側それぞれに形成された枢軸と、
前記雄型コネクタハウジングに前記枢軸を中心として回動自在に取り付けられた回転ロックレバーと、
前記回転ロックレバーに形成され且つ、前記係合ロック突起をそれぞれ受け入れながら前記回転ロックレバーが回動されることにより前記雄型コネクタハウジングと前記雌型コネクタハウジングとが嵌合または離脱するように前記係合ロック突起を案内する一対のロック突起案内スリットと、
前記回転ロックレバーに形成され且つ、前記雄型コネクタハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に前記傾斜面が前記規制面と面接触し且つ当該規制面を押圧するように前記係合ロック突起を前記雌型コネクタハウジングの前記雄型コネクタハウジングへの嵌合方向に弾性反発力で付勢する板バネ部と、
を備えたこと。
(2) 上記(1)の構成のコネクタの前記板バネ部が前記回転ロックレバーと一体的に形成されており、そして前記回転ロックレバーにおける前記ロック突起案内スリットを画成する面の一部が、前記板バネ部により形成されていること。
(3) 上記(1)または(2)の構成のコネクタの前記板バネ部が前記回転ロックレバーに片持ち状に形成されていること。
(4) 上記(1)の構成のコネクタの前記板バネ部が前記回転ロックレバーと一体的に形成され且つ、前記回転ロックレバーにおける前記ロック突起案内スリットの延長方向と交差する方向に横たわっていること。
(5) 上記(1)または(4)の構成のコネクタの前記板バネ部が前記回転ロックレバーに両持ち状に形成されていること。
(6) 上記(1)〜(5)のいずれかの構成のコネクタの前記板バネ部を含む前記回転ロックレバーが金属製であること。
上記(1)の構成のコネクタによれば、雄型コネクタハウジングと雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に、規制面とガタツキ規制部の傾斜面とが、回転ロックレバーの板バネ部の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)を受けて強固に面接触するので、コネクタ嵌合直交方向のガタツキのみならずコネクタ嵌合方向のガタツキも防止される。よって、雄・雌両端子の電気接触部の摩耗等が確実に防止される。その上、回転ロックレバーの回動により雄型コネクタハウジングと雌型コネクタハウジングとの嵌脱動作を容易に行なえる。
上記(2)の構成のコネクタによれば、回転ロックレバーの板バネ部が係合ロック突起に対して雌型コネクタハウジングの雄型コネクタハウジングへの嵌合方向にスムーズに押圧することができるだけでなく、回転ロックレバーの小型化(換言すれば、コネクタの小型化)を図ることができ、その上、構成部品点数も少なくすることができる。
上記(3)の構成のコネクタによれば、高いバネ性を有する板バネ部を低コストで回転ロックレバーに形成することができる。
上記(4)の構成のコネクタによれば、回転ロックレバーのロック突起案内スリットを画成する面の一部が係合ロック突起に対して雌型コネクタハウジングの雄型コネクタハウジングへの嵌合方向にスムーズに押圧することができるだけでなく、回転ロックレバーの小型化(換言すれば、コネクタの小型化)を図ることができ、その上、構成部品点数も少なくすることができる。
上記(5)の構成のコネクタによれば、高いバネ性を有する板バネ部を低コストで回転ロックレバーに形成することができる。
上記(6)の構成のコネクタによれば、高いバネ性を有する板バネ部が一体的に形成された金属製の回転ロックレバーをプレス成形機等を用いて低コストで形成することができる。尚、合成ゴム、エラストマ樹脂、合成樹脂、等を構成材料として成形された弾性部材を板バネ部を用いずにコネクタ内部に用いた場合と比較して、板バネ部は金属製であるので、熱等により経年変化や特性変化し難く、へたり量も少ないので優れている。
本発明によれば、雄型コネクタハウジングと雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に、回転ロックレバーの板バネ部の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)によるガタツキ規制部の傾斜面と規制面との強固な面接触により振動時のコネクタ嵌合方向および嵌合直交方向のガタツキが防止されるから、両コネクタハウジング内の雄・雌端子の電気接触部の摩耗が確実に防止され、電気接続の信頼性が向上する。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るコネクタの一実施形態(雄型コネクタ11と雌型コネクタ41とが完全嵌合した状態のコネクタ10)の外観側面図、図2は図1のコネクタ10の主に雄型コネクタ11と雌型コネクタ41の内部構造を示す概略縦断面図、図3は図1の雄型コネクタ11の外観側面図(回転ロックレバー17の位置は雌型コネクタ41を雄型コネクタ11に受け入れ可能な状態にあるときの位置が示される。)、図4は図3の雄型コネクタ11の外観斜視図、そして図5は雌型コネクタ41の外観斜視図である。
図1〜図5に示されるように、コネクタ10は、雄型コネクタ11と、該雄型コネクタ11と嵌合可能な雌型コネクタ41と、該雌型コネクタ41と係合可能なように雄型コネクタ11の枢軸20,20により回動自在に支持された回転ロックレバー17と、を具備する。尚、回転ロックレバー17は、枢軸20,20および雌型コネクタ41の係合ロック突起46,46と協働して、雄型コネクタ11と雌型コネクタ41とが少ない力で容易に嵌合および離脱されるように雄型コネクタ11および雌型コネクタ41の嵌脱動作を支援し、更には雄型コネクタ11と雌型コネクタ41とをそれらの完全嵌合状態が維持されるようにロック可能であるコネクタ嵌脱動作支援部材である。
雄型コネクタ11は、その雄型コネクタハウジングとして、アウタハウジング12と、該アウタハウジング12の周壁12fに囲まれながら該アウタハウジング12内をその基端部18から雌型コネクタ41との嵌合方向に延長するように形成された雄型のインナハウジング13と、を備える。インナハウジング13は、雄型コネクタ11の端子収容部として機能し、その内部に2つの雌端子50をそれぞれ収容する2つの端子収容室13bを有している。雌端子50はそれぞれ弾性係止ランス(不図示)により仮係止されて端子収容室13b内に保持される。雄型コネクタ11は、更に、環状の防水パッキン14と、当該防水パッキン14のインナハウジング13からの前抜けを防止すると共に雌端子50をインナハウジング13の端子収容室13bに本係止するためのフロントホルダ15と、上述した回転ロックレバー17と、を備える。一方、雌型コネクタ41は、2つの雄端子51を保持した(より詳細には、2つの雄端子51と一体成形された)雌型コネクタハウジング42を有する。
ここで、説明の都合上、前後、上下、そして左右の定義を次のように定める。前後方向をコネクタ嵌合方向と定め、『前』を雄型コネクタ11、雌型コネクタ41各々の嵌合先端側とし、そしてその反対側を『後』とする。上下方向を2つの雌端子50の並び方向やそれらの電気接続対象である2つの雄端子51の並び方向と定め、『上』を回転ロックレバー17の操作部17aが位置する側(例えば、図1〜図4の上側)とし、そしてその反対側を『下』とする。左右方向を枢軸20の並び方向や係合ロック突起46の並び方向と定める。
雄型コネクタハウジング、換言すれば、アウタハウジング12およびインナハウジング13は、合成樹脂材料を射出成形することにより形成されたものである。アウタハウジング12は、その周壁12fが略楕円筒状に形成され、その中空部にインナハウジング13が配置される。一方、図4に示されるように、インナハウジング13は、その周壁13aが略楕円筒状形に形成されている。
インナハウジング13を囲みながらハウジング装着部18から前方に延設されたアウタハウジング12の周壁12fは、インナハウジング13との間に形成された環状の隙間に嵌入される雌型コネクタ41の雌型コネクタハウジング42の周壁43を案内するフードとして機能する。このアウタハウジング12の周壁12fの内周面の上下部にはコネクタ嵌合方向に沿って案内溝12eが形成されており、雌型コネクタハウジング42の周壁43の外周面の上下部に形成された案内突条42aが雄型コネクタ11と雌型コネクタ41との嵌合の際に案内溝12e内に受け入れられ、これにより雌型コネクタ41が雄型コネクタ11に対する正しい嵌入方向に導かれる。
また、アウタハウジング12の周壁12fの左右の対向箇所には、特に図4に示されるように、それぞれコネクタ嵌合方向に沿ってスリット状に形成されたロック突起受け入れ部19が設けられている。また、アウタハウジング12の外周壁上でロック突起受け入れ部19それぞれの延長線上には枢軸20がアウタハウジング12の周壁12fと一体に形成されている。枢軸20は、より詳細には、コネクタ嵌合方向と直交する方向に沿って一列に並ぶようにアウタハウジング12の外周面12a上の両側それぞれに形成されている。各枢軸20は、円柱形の軸部20aおよび当該軸部20aの先端両側に突出する抜け止め部20bを有する。
インナハウジング13の前面には、フロントホルダ15の雄端子挿入穴とそれぞれ一直線上に並ぶ収容室開口21が形成されている。インナハウジング13の収容室開口21は端子収容室13bと連通しており、雌型コネクタ41の雄端子51の電気接触部は雄型コネクタ11と雌型コネクタ41との嵌合の際にフロントホルダ15の雄端子挿入穴およびインナハウジング13の収容室開口21を通って端子収容室13b内へ導かれ、端子収容室13b内に配置された雌端子50の電気接触部と接触して、これと電気的に接続される。
インナハウジング13の周壁13aの外周面上にはガタツキ規制部24が周方向にわたって連続して周壁13aと一体的に形成されている。ガタツキ規制部24は、それ単体では四つ角を丸めた略四角錐に近い外形を有する環状体である。ガタツキ規制部24は、図2において点線Xで示されるように、環状体として周壁13aと別体に形成されていてもよく、この場合、インナハウジング13の周壁13aに外嵌される形態となる。ガタツキ規制部24は、より詳細には、その後側から前側に向かうに従って徐々にインナハウジング13の軸心線へ近づくように傾斜する傾斜面24aを有している。傾斜面24aは、図1および図2に示される雄型コネクタ11と雌型コネクタ41との完全嵌合時に、図2および図5に示される雌型コネクタハウジング42の周壁43の内周面に形成された規制面45と面接触する。
防水パッキン14は、合成ゴム、エラストマ樹脂、等を構成材料として成形されたものであり、中空の略楕円筒状に形成されている。この防水パッキン14は、インナハウジング13におけるガタツキ規制部24の前側の周壁13aに装着され、フロントホルダ15により前抜けしないようにされている。
回転ロックレバー17は、枢軸20,20および係合ロック突起46,46と共にコネクタ嵌脱動作支援機構を構成する部材であり、金属製板体をプレス成形することにより切れ目無く一体に形成されたものである。回転ロックレバー17は、操作部17aと、該操作部17aの左右両側からそれぞれ略直角に折り曲げられた側板部17b,17bと、を備え、断面略コ字形を有する。回転ロックレバー17の側板部17b,17bの間にはアウタハウジング12が挟まれるように配置される。
各側板部17bは、アウタハウジング12の枢軸20に回動可能に係合される取付穴26と、円弧形のロック突起案内スリット28と、ロック突起案内スリット28を画成する面の一部を形成する板バネ部27と、を有する。ロック突起案内スリット28は、それらの延長方向の一端が、ロック突起進入口28aとなっており、雌型コネクタハウジング42の周壁43の左右側面上に形成された係合ロック突起46を容易に進入させることができるように、開口している。更に、係合ロック突起46をロック突起案内スリット28内に容易に受け入れ可能とするために、側板部17bの導入口形成部17c,17cをそれぞれ外側に膨出させることにより形成されたロック突起導入口29が、前述したロック突起案内スリット28のロック突起進入口28aと連設されている。
各ロック突起案内スリット28は、各側板部17bに形成された、当接面28b、この当接面28bになだらかに弧を描いて繋がる湾曲形を有する第1案内面28c、およびこの第1案内面28cの湾曲部と対向する湾曲形を有する第2案内面28dと、この第2案内面28dになだらかに繋がる板バネ部27の押圧面27aと、第1案内面28cになだらかに繋がりながら板バネ部27の自由端の押圧面27aと対向するように各側板部17bに形成されたロック面28fと、により画成(形成)される。尚、側板部17bの前部17dと板バネ部27との間には板バネ退避空間23が形成されており、この板バネ退避空間23に、係合ロック突起46により撓み変形した板バネ部27が受け入れられる。
図5に示されるように、雌型コネクタ41は、その雌型コネクタハウジング42の周壁43の内側に、前面が開口した有底筒形のコネクタ嵌合室44を有している。コネクタ嵌合室44の周壁43の内周面は、前側から後側に向かうに従って徐々に雌型コネクタハウジング42の軸心線へ近づくように傾斜するテーパー状の規制面45を有している。規制面45は、雄型コネクタ11と雌型コネクタ41との嵌合の際に雄型コネクタ11のガタツキ規制部24の傾斜面24aに当接する面であり、傾斜面24aと同一の傾斜角度でコネクタ嵌合室44の周壁43内面に形成されている。係合ロック突起46は、コネクタ嵌合方向と直交する方向に沿って一列に並ぶように雌型コネクタハウジング42の周壁43の外周面上の両側それぞれに形成されている。係合ロック突起46は、略きのこ形の外形を有しており、より詳細には、円柱形の柱部46aおよび柱部46aの先端に形成された板バネ案内部46bを有する。
次に、雄型コネクタ11の組立方法について説明する。尚、雌型コネクタ41は、その雌型コネクタハウジング42および雄端子51をインサート成形することにより形成できるので、その組立方法に関しては詳細な説明を省略するが、雌型コネクタハウジング42に適宜な端子収容室を設けて、当該端子収容室内で雄端子51を弾性係止ランス等の適宜な係止手段により保持するようにしてもよい。
雄型コネクタ11は、次のようにして組み立てられる。端子収容室13bに雌端子50が収容されているインナハウジング13の周壁13aの前部に防水パッキン14を装着し、そしてインナハウジング13の前面にフロントホルダ15を取り付ける。インナハウジング13へのフロントホルダ15の装着により、雌端子50が端子収容室13b内で二重係止され且つ防水パッキン14のインナハウジング13からの前抜けが防止される。
次に、回転ロックレバー17をアウタハウジング12の前側に近づけ、そして回転ロックレバー17の一対の側板部17b,17bの間にアウタハウジング12が挟まれるように側板部17b,17bの間隔を広げながらアウタハウジング12を挿入していく。そして、取付穴26,26がそれぞれ枢軸20,20の左右に位置する所まで来たときに取付穴26,26の装着口26a,26aと枢軸20,20の抜け止め部20b,20bの位置を合わせて装着口26a,26aに抜け止め部20b,20bを挿通させながら取付穴26,26内に枢軸20,20を係合させる。この後は、側板部17b,17bが弾性復元力によりアウタハウジング12の外周面12aに接すること、および枢軸20,20の抜け止め部20b,20bが回転ロックレバー17の枢軸20,20からの脱落を防止することにより、回転ロックレバー17がアウタハウジング12から容易に外れることなくスムーズに枢軸20,20の軸部20a,20aを中心に回動可能となる。このようにアウタハウジング12に回転ロックレバー17が取り付けられて、雄型コネクタ11の組立が終了する。
このようにして、回転ロックレバー17は、アウタハウジング12に対して、枢軸20を中心にして前後方向に回転自在に取り付けられるが、特に、回転ロックレバー17は、その操作部17aがアウタハウジング12の上面に対して略垂直な方向に沿って配置されて起立した状態になる図3および図4に示すアンロック位置と、操作部17aがアウタハウジング12の上面に対して略水平な方向に沿って配置されるよう後方に倒された倒伏状態になる図1および図2に示すロック位置と、に切り換え可能である。
尚、図1〜図4は、コネクタのコネクタ嵌脱動作支援機構(即ち、回転ロックレバー17、枢軸20,20、および係合ロック突起46,46)のロック動作説明図でもある。図3および図4から明らかなように、回転ロックレバー17が起立したアンロック位置に配置されているとき、ロック突起導入口29は、前側、即ち、雄型コネクタ11と雌型コネクタ41との嵌合動作開始時に雌型コネクタハウジング42に向かって開口した状態にある。また、図1に示される完全嵌合状態におけるコネクタ10の係合ロック突起46の柱部46aの後端面と枢軸20の軸部20aの前端面との間の距離D1は、図3に示される無不可状態の板バネ部27の押圧面27aと最も近傍の枢軸20の軸部20aの面との間の距離D2よりも大きい(即ち、D1>D2)。従って、図1に示される完全嵌合状態のコネクタ10においては、係合ロック突起46が板バネ部27の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)によってロック突起案内スリット28の枢軸20側にあるロック面28fに向けて付勢されていることがわかる。
次に、コネクタ10の嵌合方法について説明する。
雄型コネクタ11の回転ロックレバー17をアンロック位置、即ち、図3および図4に示すように配置させた状態で、アウタハウジング12とインナハウジング13との間の環状空間に雌型コネクタハウジング42の周壁43を嵌入していくと、インナハウジング13も雌型コネクタハウジング42のコネクタ嵌合室44に嵌入していく。その際、雌型コネクタハウジング42の係合ロック突起46が、アウタハウジング12のロック突起受け入れ部19に進入すると共に、ロック突起導入口29そしてロック突起案内スリット28の一端にあるロック突起進入口28aを通じてロック突起案内スリット28の当接面28bに当接して、ロック突起案内スリット28内に配置される。このとき、雄型コネクタ11と雌型コネクタ41とは未だ半嵌合状態にある。
次いで操作部17aを後方へ押して枢軸20を中心に回転ロックレバー17を回動し、図3および図4に示されるアンロック位置から後方のロック位置側に倒していくと、係合ロック突起46がロック突起案内スリット28の一端から他端に向けてロック突起案内スリット28に案内されながら該ロック突起案内スリット28に沿って移動し、これにより雄型コネクタ11と雌型コネクタ41との嵌合動作が進行する。より詳細には、係合ロック突起46は、当接面28bから、一次的に第1案内面28c上を摺動した後、第2案内面28dへ渡り、この第2案内面28d上を摺動して、それから板バネ部27の押圧面27a上を摺動していく。この際、コネクタ嵌合室44の奥側の規制面45がインナハウジング13のガタツキ規制部24の傾斜面24aに当接する。この状態から更に操作部17aを後方へ押して回転ロックレバー17を回動していき、回転ロックレバー17を図1および図2に示されるロック位置に配置すると、雄型コネクタ11と雌型コネクタ41とが完全嵌合するとともに、板バネ部27の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)により雌型コネクタ41が雄型コネクタ11へ向けて付勢されて規制面45が傾斜面24aを押圧(換言すれば、傾斜面24aが規制面45を押圧)する。
このコネクタ完全嵌合状態では、回転ロックレバー17等のコネクタ嵌脱動作支援機構により雄型コネクタ11と雌型コネクタ41とが離脱不能にロックされ、それらの嵌合状態が維持されるので、雌型コネクタハウジング42の規制面45が、ガタツキ規制部24の傾斜面24aを介して板バネ部27の弾性復元力により付勢されて、傾斜面24aに密着している状態も維持される(換言すれば、傾斜面24aが、規制面45と面接触しながら板バネ部27の弾性復元力により規制面45を押圧する状態も維持される)。また、このコネクタ完全嵌合状態では、図2に示されるように、雌端子50の箱形の電気接触部内に雄端子51の平板形の電気接触部が挿入されており、雌端子50の電気接触部と雄端子51の電気接触部とが電気的に接続されている。また、このコネクタ完全嵌合状態では、防水パッキン14が、図2に示されるように、雌型コネクタハウジング42のコネクタ嵌合室44の内周面とインナハウジング13の周壁13aの外周面とにより挟持されて、それら内周面と外周面との間を液密に封止する。尚、雄型コネクタ11と雌型コネクタ41との離脱動作が、上述した回転ロックレバー17の回動操作とは逆方向の回動操作により為されることは言うまでもない。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば上述した板バネ部27は回転ロックレバー17に片持ち状に一体に形成されていたが、図6に示す金属製の回転ロックレバー30のように変形してもよい。即ち、図6中に要部を一点鎖線円Vで囲んで示すように、回転ロックレバー17に両持ち状に一体に形成した板バネ部31としてもよい。この変形例では、板バネ部31がロック突起案内スリット28の他端で横たわる(換言すれば、ロック突起案内スリット28の延長方向と交差する)ように架設されており、上述した板バネ部27の押圧面27aに相当する図6のロック突起案内スリット28の押圧面と最も近傍の枢軸20の軸部20aの面(図3等参照。)との間の距離D3は、上述した距離D1よりも小さい(即ち、D1>D3)。従って、図1に示される完全嵌合状態のコネクタ10の回転ロックレバー17を図6の回転ロックレバー30に入れ替えたとしても、係合ロック突起46が板バネ部31の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)によってロック突起案内スリット28の枢軸20側にあるロック面28fに向けて付勢される。尚、図6に示す金属製の回転ロックレバー30に係る他の作用や効果については、上記説明から容易に類推可能であるため、説明を省略する。
尚、回転ロックレバー17そして回転ロックレバー30のいずれにおいても、ロック突起案内スリット28の一端で横たわる(換言すれば、ロック突起案内スリット28の延長方向と交差する)ように架設された導入口形成部17cも板バネ部としての機能を兼ね備えていることは言うまでもない。また、回転ロックレバー17および回転ロックレバー30のいずれも合成樹脂製としてもよいが、板バネ部の性能を考慮すると、金属製であることが望ましい。
また、アウタハウジング12は、その略楕円筒状に形成された周壁12fの中空部にインナハウジング13が配置されるが、例えば、周壁12fとインナハウジング13との間に形成される環状空間内に基端部18から前方に延長される片持ち状の係止アームを設けてもよい。この場合、当該係止アームにインナハウジング13に向けて突出する係止突起を形成し、そして雌型コネクタハウジング42の外周面の上部に係合突起を形成する。そして、アウタハウジング12が雌型コネクタハウジング42と嵌合するとき、雌型コネクタハウジング42の係合突起が係止アームの係止突起を押し上げ、それにより係止アームが撓み変形して周壁12f側の係止アーム退避空間内へ進入した後、係合突起と係合して、雌型コネクタハウジング42がアウタハウジング12内に係止される。尚、操作部17aを後方へ押して枢軸20を中心に回転ロックレバー17を回動し、図3および図4に示されるアンロック位置から後方のロック位置側に倒していくと、係合ロック突起46がロック突起案内スリット28の一端から他端に向けてロック突起案内スリット28に案内されながら該ロック突起案内スリット28に沿って移動し、これにより雄型コネクタ11と雌型コネクタ41との嵌合動作が進行するが、係合ロック突起46が、当接面28bから、一次的に第1案内面28c上を摺動した後、第2案内面28dへ渡り、この第2案内面28d上を摺動して、それから板バネ部27の押圧面27a上を摺動していく際に、アウタハウジング12の係止突起と雌型コネクタハウジング42の係合突起とが係合する。尚、アウタハウジング12の係止突起と雌型コネクタハウジング42の係合突起との係合解除は、例えば係止アームと一体に形成された解除レバーをアウタハウジング12の外周面の小窓から露出するように配置し、この解除レバーを押すことにより行なえばよい。
さて、コネクタ10の特徴を簡潔に述べると次のようになる。
即ち、コネクタ10は、
雌端子50を保持し且つ、傾斜面24aを有するガタツキ規制部24を備えた雄型コネクタハウジング12,13と、
雌端子50と電気的に接続可能な雄端子51を保持し、該雄端子51を雌端子50に接続するように雄型コネクタハウジング12,13と嵌合可能であり且つ、傾斜面24aと面接触可能な規制面45を有する雌型コネクタハウジング42と、
雄型コネクタハウジング12,13と雌型コネクタハウジング42との嵌合方向と直交する方向に沿って一列に並ぶように雌型コネクタハウジング42の外周面上の両側それぞれに形成された係合ロック突起46と、
前記嵌合方向と直交する方向に沿って一列に並ぶように雄型コネクタハウジング12,13の外周面12a上の両側それぞれに形成された枢軸20と、
雄型コネクタハウジング12,13に枢軸20を中心として回動自在に取り付けられた回転ロックレバー17と、
回転ロックレバー17に形成され且つ、係合ロック突起46をそれぞれ受け入れながら回転ロックレバー17が回動されることにより雄型コネクタハウジング12,13と雌型コネクタハウジング42とが嵌合または離脱するように係合ロック突起46を案内する一対の円弧形を有するロック突起案内スリット28と、
回転ロックレバー17に形成され且つ、雄型コネクタハウジング12,13と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合時に傾斜面24aが規制面45と面接触し且つ当該規制面45を押圧するように係合ロック突起46を雌型コネクタハウジング42の雄型コネクタハウジング12,13への嵌合方向に弾性反発力で付勢する板バネ部27(31)と、
を備えている。
また、コネクタ10においては、板バネ部27が回転ロックレバー17と一体的に形成されており、そして回転ロックレバー17におけるロック突起案内スリット28を画成する面の一部が、板バネ部27により形成されている。
また、コネクタ10においては、板バネ部27が回転ロックレバー17に片持ち状に形成されている。
また、コネクタ10においては、板バネ部31が回転ロックレバー30と一体的に形成され且つ、回転ロックレバー30におけるロック突起案内スリット28の延長方向と交差する方向に横たわっている。
また、コネクタ10においては、板バネ部31が回転ロックレバー30に両持ち状に形成されている。
また、コネクタ10においては、板バネ部27(31)を含む回転ロックレバー17(30)が金属製である。
以上、説明したように、コネクタ10によれば、雄型コネクタハウジング12,13と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合時に、規制面45とガタツキ規制部24の傾斜面24aとが、回転ロックレバー17(30)の板バネ部27(31)の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)を受けて強固に面接触するので、コネクタ嵌合直交方向のガタツキのみならずコネクタ嵌合方向のガタツキも防止される。よって、雄・雌両端子51,50の電気接触部の摩耗等が確実に防止される。その上、回転ロックレバー17(30)の回動により雄型コネクタハウジング12,13と雌型コネクタハウジング42との嵌脱動作を容易に行なえる。
また、コネクタ10によれば、回転ロックレバー17の板バネ部27が係合ロック突起46に対して雌型コネクタハウジング42の雄型コネクタハウジング12,13への嵌合方向にスムーズに押圧することができるだけでなく、回転ロックレバー17の小型化(換言すれば、コネクタ10の小型化)を図ることができ、その上、構成部品点数も少なくすることができる。
また、コネクタ10によれば、回転ロックレバー30のロック突起案内スリット28を画成する面の一部が係合ロック突起46に対して雌型コネクタハウジング42の雄型コネクタハウジング12,13への嵌合方向にスムーズに押圧することができるだけでなく、回転ロックレバー30の小型化(換言すれば、コネクタの小型化)を図ることができ、その上、構成部品点数も少なくすることができる。
また、コネクタ10によれば、高いバネ性を有する板バネ部27(31)を低コストで回転ロックレバーに形成することができる。
また、コネクタ10によれば、高いバネ性を有する板バネ部27(31)が一体的に形成された金属製の回転ロックレバー17(30)をプレス成形機等を用いて低コストで形成することができる。尚、合成ゴム、エラストマ樹脂、合成樹脂、等を構成材料として成形された弾性部材を板バネ部27(31)を用いずにコネクタ10内部に用いた場合と比較して、板バネ部27(31)は金属製であるので、熱等により経年変化や特性変化し難く、へたり量も少ないので優れている。
本発明に係るコネクタの一実施形態(雄型コネクタと雌型コネクタとが完全嵌合した状態のコネクタ)の外観側面図である。 図1のコネクタの主に雄型コネクタと雌型コネクタの内部構造を示す概略縦断面図である。 図1の雄型コネクタの外観側面図である。 図3の雄型コネクタの外観斜視図である。 図5は雌型コネクタの外観斜視図である。 本発明のコネクタにおける回転ロックレバーの一変形例を示す斜視図である。 従来のコネクタの一例を示す完全嵌合状態のコネクタの概略断面図である。 図7のコネクタの完全嵌合直前の状態を示す縦断面図である。
符号の説明
10 コネクタ
11 雄型コネクタ
12 アウタハウジング
12a 外周面
12e 案内溝
12f 周壁
13 インナハウジング
13a 周壁
13b 端子収容室
14 防水パッキン
15 フロントホルダ
17 回転ロックレバー
17a 操作部
17b 側板部
17c 導入口形成部
17d 前部
18 基端部
19 ロック突起受け入れ部
20 枢軸
20a 軸部
20b 抜け止め部
23 板バネ退避空間
24 ガタツキ規制部
24a 傾斜面
26 取付穴
26a 装着口
27 板バネ部
27a 押圧面
28 ロック突起案内スリット
28a ロック突起進入口
28b 当接面
28c 第1案内面
28d 第2案内面
28f ロック面
29 ロック突起導入口
30 回転ロックレバー
31 板バネ部
41 雌型コネクタ
42 雌型コネクタハウジング
42a 案内突条
43 周壁
44 コネクタ嵌合室
45 規制面
46 係合ロック突起
46a 柱部
46b 板バネ案内部
50 雌端子
51 雄端子

Claims (6)

  1. 雌端子を保持し且つ、傾斜面を有するガタツキ規制部を備えた雄型コネクタハウジングと、
    前記雌端子と電気的に接続可能な雄端子を保持し、該雄端子を前記雌端子に接続するように前記雄型コネクタハウジングと嵌合可能であり且つ、前記傾斜面と面接触可能な規制面を有する雌型コネクタハウジングと、
    前記雄型コネクタハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合方向と直交する方向に沿って一列に並ぶように前記雌型コネクタハウジングの外周面上の両側それぞれに形成された係合ロック突起と、
    前記嵌合方向と直交する方向に沿って一列に並ぶように前記雄型コネクタハウジングの外周面上の両側それぞれに形成された枢軸と、
    前記雄型コネクタハウジングに前記枢軸を中心として回動自在に取り付けられた回転ロックレバーと、
    前記回転ロックレバーに形成され且つ、前記係合ロック突起をそれぞれ受け入れながら前記回転ロックレバーが回動されることにより前記雄型コネクタハウジングと前記雌型コネクタハウジングとが嵌合または離脱するように前記係合ロック突起を案内する一対のロック突起案内スリットと、
    前記回転ロックレバーに形成され且つ、前記雄型コネクタハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に前記傾斜面が前記規制面と面接触し且つ当該規制面を押圧するように前記係合ロック突起を前記雌型コネクタハウジングの前記雄型コネクタハウジングへの嵌合方向に弾性反発力で付勢する板バネ部と、
    を備えたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記板バネ部が前記回転ロックレバーと一体的に形成されており、そして前記回転ロックレバーにおける前記ロック突起案内スリットを画成する面の一部が、前記板バネ部により形成されていることを特徴とする請求項1に記載したコネクタ。
  3. 前記板バネ部が前記回転ロックレバーに片持ち状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載したコネクタ。
  4. 前記板バネ部が前記回転ロックレバーと一体的に形成され且つ、前記回転ロックレバーにおける前記ロック突起案内スリットの延長方向と交差する方向に横たわっていることを特徴とする請求項1に記載したコネクタ。
  5. 前記板バネ部が前記回転ロックレバーに両持ち状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項4に記載したコネクタ。
  6. 前記板バネ部を含む前記回転ロックレバーが金属製であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載したコネクタ。
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