JP3472686B2 - スライド嵌合型コネクタ - Google Patents
スライド嵌合型コネクタInfo
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
- H01R13/62966—Comprising two pivoting levers
- H01R13/62972—Wherein the pivoting levers are two lever plates
-
- H—ELECTRICITY
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6271—Latching means integral with the housing
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
ネクタハウジングの嵌脱(嵌合、離脱)方向にスライド
部材を往復スライド移動させ、該スライド部材の小さな
操作力で回動する2つのレバーのてこ作用により両コネ
クタハウジング同士を容易に嵌脱させるようにしたスラ
イド嵌合型コネクタに関する。
ネクタとして、図6(a),(b)に示すものがある。
このレバー式コネクタ1は、多極の雌コネクタハウジン
グ2を備えていて、該雌コネクタハウジング2のフレー
ム支持部3にスライド溝4を形成してある。このスイラ
イド溝4には枠形のレバー5の一端下側に突設した摺動
軸6をスライド自在に支持してある。また、枠形のレバ
ー5内には、雌コネクタハウジング2に嵌脱される一対
の雄コネクタハウジング7,7を支軸8を介して回動自
在に支持してある。
バー操作部9を上下方向に操作させて、摺動軸6を支点
としてレバー5を回動することにより両コネクタハウジ
ング2,7同士が相互に嵌脱されるようになっている。
尚、このレバー式コネクタ1に関する類似技術は、実開
平6−79080号公報等に開示されている。
来のレバー式コネクタ1では、例えば雌コネクタハウジ
ング2が見えない部位の狭い取付空間等において雄コネ
クタハウジング7を雌コネクタハウジング2に嵌合させ
る作業をする場合に、レバー5の支点となる摺動軸6を
雌コネクタハウジング2のフレーム支持部3のスライド
溝4に位置合わせして挿入係合する作業が手探りの作業
で熟練を要し、両コネクタハウジング2,7の嵌合作業
が煩雑であった。また、雄コネクタハウジング7を支持
しているレバー5の両端側に摺動軸6とレバー操作部9
が突出しているため、コネクタ全体が大型化した。さら
に、外的負荷力等によりレバー5の摺動軸6がフレーム
支持部3のスライド溝4から外れたり、レバー5の両端
側に突出している摺動軸6とレバー操作部9が破損する
虞があった。
べくなされたものであり、スライド部材を嵌脱方向に小
さな操作力によりスライド操作するだけで該スライド部
材の両側に内包された2つのレバーのてこ作用により両
コネクタハウジング相互の嵌脱作業を安定かつ容易に行
うことができる操作性の良い小型のスライド嵌合型コネ
クタを提供することを目的とする。
雄両コネクタハウジングの一方のコネクタハウジングに
スライド部材を往復スライド移動自在に設け、このスラ
イド部材に該スライド部材の往復動により回動するレバ
ーの基端部を支軸を介して回動自在に支持し、このレバ
ーの中途部を前記一方のコネクタハウジングの作用点部
に連係させると共に、前記両コネクタハウジングを嵌脱
させる際に該レバーの先端部側を他方のコネクタハウジ
ングの一対の係合部に係合、離反自在にし、前記一方の
コネクタハウジングに前記スライド部材を前記両コネク
タハウジングの嵌脱方向に対して往復スライド移動自在
に外装し、このスライド部材の往動時に前記レバーの先
端部が前記他方のコネクタハウジングの一方の係合部に
係合して該他方のコネクタハウジングに前記一方のコネ
クタハウジングを引き込んで両コネクタハウジング相互
を嵌合させると共に、該スライド部材の復動時に前記レ
バーの先端部が前記他方のコネクタハウジングの他方の
係合部に係合して前記両コネクタハウジング相互を離脱
させるように構成したスライド嵌合型コネクタであっ
て、前記スライド部材の両側の該スライド部材と前記一
方のコネクタハウジングとの間に前記レバーをそれぞれ
設けると共に、これら各レバーの向きが上下逆向きにな
るように当該各レバーを前記スライド部材と前記一方の
コネクタハウジングとの間に配設したことを特徴とす
る。
ド部材を嵌脱方向にスライド操作するだけで、両コネク
タハウジング相互の嵌脱作業が容易に行われる。この
際、スライド部材の小さな操作力による2つのレバーの
てこ作用により両コネクタハウジング同士は安定かつ確
実に嵌脱される。また、2つのレバーがスライド部材に
内包されて外側に突出することがないので、外的負荷力
等により従来のようにレバー等が破損することがない。
これにより、2つのレバーのてこ作用の機能が損なわれ
ることなく、常に安定した状態で両コネクタハウジング
同士の嵌脱がスムーズかつ確実に行われる。
ド嵌合型コネクタであって、前記各レバーの基端部から
前記一方のコネクタハウジングの作用点部に連係される
中途部までの距離を、該中途部から先端部までの距離よ
りも長くなるように形成したことを特徴とする。
クタハウジングの嵌脱時の一方のコネクタハウジングの
作用点部に働く力のバランスが2つのレバーにより安定
化され、スライド部材のより小さな操作力により両コネ
クタハウジング同士がより効果的に嵌脱される。
に基づいて説明する。
型コネクタの嵌合前の状態を示す断面図、図2は同スラ
イド嵌合型コネクタの嵌合前の雌コネクタハウジングと
雄コネクタハウジングとを底面側から見た斜視図であ
る。
コネクタ10は、後壁21より四角筒状のフード部22
内に複数の雄端子29が突設されると共に、該後壁21
の背面側が基板11に固定された合成樹脂製で雌型のコ
ネクタハウジング(他方のコネクタハウジング)20
と、この雌型のコネクタハウジング20のフード部22
内に往復スライド移動自在に遊嵌される合成樹脂製で四
角筒状のスライドカバー(スライド部材)30と、この
スライドカバー30内に往復スライド移動自在に支持さ
れた合成樹脂製の直方体状で雄型のコネクタハウジング
(一方のコネクタハウジング)40と、上記スライドカ
バー30の両側の該スライドカバー30と雄型のコネク
タハウジング40との間に向きが上下逆向きになるよう
に配設されて上記スライドカバー30の往復スライド移
動により揺動(回動)し、てこ作用により固定側の雌型
のコネクタハウジング20に可動側の雄型のコネクタハ
ウジング40を嵌脱(嵌合、離脱)させる合成樹脂製の
2つのレバー50,50とで構成されている。
22の上,下壁22a,22a′の右,左端側には矩形
の開口部23をそれぞれ形成してある。この各開口部2
3の前端からフード部22の上,下壁22a,22a′
の内面にはブロック状の突起部(一方の係合部)24を
それぞれ一体突出形成してある。この各突起部24の後
面と各開口部23の前端面が係合面24aとなってい
る。また、雌型のコネクタハウジング20のフード部2
2の上,下壁22a,22a′の内面一端側には前端か
ら後壁21に連なる凹部(レバー案内部)25をそれぞ
れ形成してある。この各凹部25の後端から上記各開口
部23に対向する後壁21の内面には、各リブ(他方の
係合部)26をそれぞれ一体突出形成してある。この各
リブ26の中央から上記各開口部23にかけてテーパ面
(斜面)26bをそれぞれ形成してある。
フード部22の下壁22a′の中央には、図2及び図5
(a),(b),(c)に示すように、略L字状で可撓
性の解除アーム(解除部材)27を一体突出形成してあ
る。この解除アーム27の基部の下壁22a′の連結部
を除いた周囲はコ字状に切り欠かれた係合孔(係合部)
28になっていて、該解除アーム27はその外面前側の
押圧部27aを押圧操作することにより、その内面前側
の前端角部(解除部)27bが内側(係合孔28側)に
突出するようになっている。
30は合成樹脂により四角筒状に形成してあり、雄型の
コネクタハウジング40に対して摺動自在に外装されて
いると共に、両コネクタハウジング20,40の嵌脱時
に雌型のコネクタハウジング20のフード部22内に摺
動自在になっている。この四角筒状のスライドカバー3
0の外周面の前端側には環鍔状の操作部31を一体突出
形成してある。また、スライドカバー30の上,下壁3
2,33の両側には長,短のスリット32a,32b及
び33a,33bをそれぞれ形成してあり、各短スリッ
ト32b,33bの相対向する内面には各レバー50の
基端部51を回動自在に支持する各一対の支軸34,3
4をそれぞれ一体突出形成してあると共に、各長スリッ
ト32a,33a内には各レバー50の先端側を挿入、
離反自在にしてある。
中央には、可撓性アーム(可撓性部材)36を一体形成
してある。即ち、この可撓性アーム36はスライドカバ
ー30の下壁33の前側にコ字状に切り欠かれた切欠部
38間に薄肉状に一体形成されていて、内側に弾性変形
自在になっている。そして、この可撓性アーム36の中
央には断面台形状の係止部37を一体突出形成してあ
る。この係止部37の後側には図2に示すようにテーパ
面37bを形成してあり、通常は該係止部37の平坦面
37aと解除アーム27の前端角部27bとが当接或い
は近接して、可撓性アーム36の係止部37と解除アー
ム27側の係合孔28との係止(ロック)により両コネ
クタハウジング20,40の嵌合状態を係止自在してあ
る。また、解除アーム27の押圧部27aの押圧操作時
に係止部37の平坦面37aが解除アーム27の前端角
部27bに押されて、可撓性アーム36が内側に撓んで
解除アーム27の前角部27bと係止部37のテーパ面
37bとが当接することにより、可撓性アーム36の係
止部37と解除アーム27側の係合孔28との係止状態
(ロック状態)が解除されると共に、雌型のコネクタハ
ウジング20及び雄型のコネクタハウジング40に対し
てスライドカバー30が外側に少し飛び出して該スライ
ドカバー30が引き出し易くなっている。
ング40は合成樹脂により略直方体状に形成してあり、
その前後面間にかけて複数の端子収容室41をそれぞれ
形成してある。この各端子収容室41には、両コネクタ
ハウジング20,40の嵌合時に、雌型のコネクタハウ
ジング20の各雄端子29と電気的に接続されて両コネ
クタハウジング20,40相互の電気的導通が図られる
図示しない雌端子が収容してある。この各雌端子には図
示しないワイヤハーネスを接続してある。そして、雄型
のコネクタハウジング40の両側面の前側には、各レバ
ー50の作用点となる円柱状の支持ピン(作用点部)4
2,42をそれぞれ一体突出形成してある。
に形成してあり、その円弧状の基端部51の中央に略凹
状の枢支部52を形成してある。この枢支部52にスラ
イドカバー30の上,下壁32,33の短スリット32
b,33bの各一対の支軸34,34を嵌め込むことに
より、各レバー50の基端部51を回動自在に枢支して
ある。また、各レバー50の中途部53には長孔(作用
点受部)54を形成してあり、この長孔54を雄型のコ
ネクタハウジング40の支持ピン42に摺動自在に係合
してある。また、各レバー50の先端側は前後に略三角
板状に突出した一対の先端部55,56となっていて、
前側の先端部(一方の先端部)55は雌型のコネクタハ
ウジング20の一方の係合部としての突起部24に係
合、離反自在になっていると共に、後側の先端部(他方
の先端部)56は雌型のコネクタハウジング20の他方
の係合部としてのリブ26に係合、離反自在になってい
る。さらに、図4に示すように、各レバー50の基端部
51から雄型のコネクタハウジング40の支持ピン42
に枢支(連係)される中途部53までの距離Yを、該中
途部53から先端部55、56までの距離Xよりも長く
なるようにそれぞれ形成してある。
0によれば、図1,図2に示す雌型のコネクタハウジン
グ20と雄型のコネクタハウジング40の嵌合前(分離
状態)においては、各レバー50はスライドカバー30
の支軸34と雄型のコネクタハウジング40の支持ピン
42間にてそれぞれ傾斜した状態になっている。この状
態より、図3(a)に示すように、固定側の雌型のコネ
クタハウジング20のフード部22内に雄型のコネクタ
ハウジング40を内包したスライドカバー30の先端側
を挿入して仮嵌合させた後、該スライドカバー30を両
コネクタハウジング20,40の嵌合方向(図3(a)
中矢印Aで示す往動方向)に押圧操作して押し込むと、
各レバー50の後側の先端部56が雌型のコネクタハウ
ジング20のフード部22内の各リブ26のテーパ面2
6bに接することによりスライドカバー30の初期の往
動で各レバー50だけが回転して該各レバー50の前側
の先端部55が雌型のコネクタハウジング20の各開口
部23内の上方にそれぞれ飛び出し、図3(b)に示す
ように、各レバー50の前側の先端部55が突起部24
の係合面24aと当接して支点を形成する。
スライドカバー50を嵌合方向にさらに押圧操作して押
し込むと、各レバー50のてこ作用(各レバー50の基
端部51の枢支部52を力点、雄型のコネクタハウジン
グ40の支持ピン42を作用点、各レバー50の前側の
先端部55を支点とするてこ作用)により、雌型のコネ
クタハウジング20のフード部22内に雄型のコネクタ
ハウジング40が引き込まれて両コネクタハウジング2
0,40相互が嵌合する。この時、図5(a)に示すよ
うに、雌型のコネクタハウジング20の係合孔28にス
ライドカバー30の係止部37が係止されることによ
り、両コネクタハウジング20,40の嵌合状態はロッ
クされる。このスライドカバー30の係止部37が雌型
のコネクタハウジング20の係合孔28にロックされる
までの間、各レバー50の基端部51が雌型のコネクタ
ハウジング20の各凹部25に案内されることにより、
スライドカバー50はガタ付くことなくスムーズにスラ
イド移動する。
は、図5(b)に示すように、雌型のコネクタハウジン
グ20の解除ア−ム27の押圧部27aを押圧操作する
と、スライドカバー30の係止部37の平坦面37aが
上記解除アーム27の前端角部27bにより押され、こ
れにより、スライドカバー30の可撓性アーム36が内
側に撓んで解除アーム27の前角部27bと係止部37
のテーパ面37bとが当接するため、図5(c)に示す
ように、可撓性アーム36の係止部37と解除アーム2
7側の係合孔28とのロック状態が解除されると共に、
雌型のコネクタハウジング20及び雄型のコネクタハウ
ジング40に対してスライドカバー30が少し外側(図
5(c)中矢印Dに示す方向)に押し出されて該スライ
ドカバー30が引き抜き易くなる。これにより、両コネ
クタハウジング20,40を離脱させる場合は、スライ
ドカバー30を復動方向(図3(c)の矢印Bに示す方
向)に引き抜くと、各リブ26のテーパ面26bと当接
した各レバー50の後側の先端部56が支点となり、ス
ライドカバー30の引き抜きに伴って、レバー50のて
こ作用(各レバー50の基端部51の枢支部52を力
点、雄型のコネクタハウジング40の支持ピン42を作
用点、各レバー50の後側の先端部56を支点とするて
こ作用)により両コネクタハウジング20,40相互が
離脱する。
クタハウジングの嵌脱方向に往復スライド移動自在に設
け、このスライドカバー30の往動時に各レバー50の
前側の先端部55が雌型のコネクタハウジング20の突
起部24の係合面24aに当接して該雌型のコネクタハ
ウジング20に雄型の各コネクタハウジング40を引き
込んで両コネクタハウジング20,40相互を嵌合させ
ると共に、該スライドカバー30の復動時に各レバー5
0の後側の先端部56が雌型のコネクタハウジング20
のリブ26のテーパ面26bに当接して両コネクタハウ
ジング20,40相互を離脱させるようにしたことによ
り、スライドカバー30を嵌脱方向に小さな操作力によ
りスライド操作するだけで、両コネクタハウジング2
0,40相互の嵌脱作業を容易に行うことができる。特
に、両コネクタハウジング20,40の嵌合時には、ス
ライドカバー30を嵌合方向に押すだけでその嵌合作業
ができるため、例えば固定側の雌型のコネクタハウジン
グ20が見えない部位での狭い取付空間等の作業でも、
両コネクタハウジング20,40相互を熟練を要するこ
となくスムーズかつ短時間に嵌合させることができる。
30に内包されて外に突出することがないので、外的負
荷力等による各レバー50の破損を確実に防止すること
ができる。これにより、各レバー50のてこ作用の機能
(小操作力による嵌合機能)が損なわれることなく、常
に安定した状態で両コネクタハウジング20,40同士
の嵌脱を容易かつ確実に行うことができる。特に、スラ
イドカバー30の両側の該スライドカバ−30と雄型の
コネクタハウジング40との間に各レバー50の向きが
逆向きになるように配設し、かつ、各レバー50の基端
部51から雄型のコネクタハウジング40の支持ピン4
2に挿入係合される中途部53までの距離Yを、該中途
部53から先端部55,56までの距離Xよりも長くな
るように形成したことにより、両コネクタハウジング2
0,40の嵌脱時の雄型のコネクタハウジング40の作
用点になる支持ピン42に働く力のバランスを上記向き
が反対の2つのレバー50,50により安定化させるこ
とができ、スライドカバー30のより小さな操作力によ
り両コネクタハウジング20,40同士をより効果的に
かつスムーズに嵌脱させることができる。
くすることができ、その分コネクタ全体の小型化を図る
ことができる。また、スライドカバー30の両側に設け
られた2つのレバー50のてこ作用により多極の雌,雄
両コネクタハウジング20,40相互の嵌脱作業を容易
かつ確実に行うことができると共に、部品点数を削減す
ることができてコネクタ全体の低コスト化を図ることが
できる。
イドカバーの両側にそれぞれ設けたが、中央にも設けて
3つ以上としてもよい。また、レバーを雄型のコネクタ
ハウジング側に設けたが、レバーを雌型のコネクタハウ
ジング側に設けてもよい。
よれば、スライド部材を嵌脱方向に小さな操作力により
スライド操作するだけで、該スライド部材と連動する2
つのレバーのてこ作用により多極の雌,雄両コネクタハ
ウジング相互の嵌脱作業を容易に行うことができる。ま
た、各レバーがスライド部材に内包されて外に突出する
ことがないので、外的負荷力等によるレバーの破損等を
確実に防止することができる。これにより、2つのレバ
ーのてこ作用の機能が損なわれることなく、常に安定し
た状態で両コネクタハウジング同士の嵌脱をスムーズか
つ確実に行うことができる。
ジングの嵌脱時の一方のコネクタハウジングの作用点部
に働く力のバランスを2つのレバーにより安定化させる
ことができ、スライド部材のより小さな操作力により両
コネクタハウジング同士をより効果的にかつスムーズに
嵌脱させることができる。
の嵌合前の状態を示す断面図である。
クタハウジングと雄コネクタハウジングとを底面側から
見た斜視図である。
嵌合開始時の断面図、(b)は同嵌合途中の断面図、
(c)は同嵌合終了時の断面図である。
クタハウジングに外装されるスライドカバーに可動自在
に支持されたレバーの力点及び支点の長さ関係を示す説
明図である。
コネクタハウジング同士の嵌合時のロック状態を示す断
面図、(b)は同ロック状態のロック解除途中の状態を
示す断面図、(c)は同ロック状態が解除された状態を
示す断面図である。
図、(b)は同レバー式コネクタのレバー側の斜視図で
ある。
ジング) 24 突起部(一方の係合部) 26 リブ(他方の係合部) 30 スライドカバー(スライド部材) 34 支軸 40 雄型のコネクタハウジング(一方のコネクタハウ
ジング) 42 支持ピン(作用点部) 50 レバー 51 基端部 53 中途部 55,56 先端部
Claims (2)
- 【請求項1】 雌,雄両コネクタハウジングの一方のコ
ネクタハウジングにスライド部材を往復スライド移動自
在に設け、このスライド部材に該スライド部材の往復動
により回動するレバーの基端部を支軸を介して回動自在
に支持し、このレバーの中途部を前記一方のコネクタハ
ウジングの作用点部に連係させると共に、前記両コネク
タハウジングを嵌脱させる際に該レバーの先端部側を他
方のコネクタハウジングの一対の係合部に係合、離反自
在にし、前記一方のコネクタハウジングに前記スライド
部材を前記両コネクタハウジングの嵌脱方向に対して往
復スライド移動自在に外装し、このスライド部材の往動
時に前記レバーの先端部が前記他方のコネクタハウジン
グの一方の係合部に係合して該他方のコネクタハウジン
グに前記一方のコネクタハウジングを引き込んで両コネ
クタハウジング相互を嵌合させると共に、該スライド部
材の復動時に前記レバーの先端部が前記他方のコネクタ
ハウジングの他方の係合部に係合して前記両コネクタハ
ウジング相互を離脱させるように構成したスライド嵌合
型コネクタであって、 前記スライド部材の両側の該スライド部材と前記一方の
コネクタハウジングとの間に前記レバーをそれぞれ設け
ると共に、これら各レバーの向きが上下逆向きになるよ
うに当該各レバーを前記スライド部材と前記一方のコネ
クタハウジングとの間に配設したことを特徴とするスラ
イド嵌合型コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のスライド嵌合型コネクタ
であって、 前記各レバーの基端部から前記一方のコネクタハウジン
グの作用点部に連係される中途部までの距離を、該中途
部から先端部までの距離よりも長くなるように形成した
ことを特徴とするスライド嵌合型コネクタ。
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