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JP3860582B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、シリコン膜製のフィン(fin)を備える半導体装置製造方法に関するもので、特に、立体構造を有するMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタに関する。
近年、立体構造を有するMOSトランジスタに関して、いくつかの構造とその製造方法が提案されている(たとえば、非特許文献1参照)。この立体構造を有するMOSトランジスタは、ソース領域およびドレイン領域として機能するシリコン膜製のフィンを備えている。立体構造を有するMOSトランジスタの場合、短チャネル効果の抑制など、トランジスタ特性に対する要求から、フィンの幅(厚さ)をゲート長よりも細く(薄く)形成することが不可欠であった。
しかしながら、立体構造を有するMOSトランジスタにおいて、ゲート長よりも幅の細いフィンを横倒れなく、しかも、フィンの寸法ばらつきを抑えて形成するのは困難である。また、トランジスタの電流駆動能力を高めるためには、フィンを高く形成する必要がある。しかし、高アスペクト比をもつ幅の細いフィンを、LSI(Large Scale Integrated circuit)レベルで形成するのは非常に難しい。
また、立体構造を有するMOSトランジスタを形成する場合にも、CMP(Chemical Mechanical Polishing)やRIE(Reactive Ion Etching)などのプロセスに際しては、フィンの上面にストッパー層およびキャップ層を形成する必要がある。しかし、フィンの幅が細いために、これらストッパー層およびキャップ層の幅も細くなり、プロセス耐性が低くなってしまう。
また、幅の細いフィンの上面ではゲート電極の幅も細くなる。そのため、フィンの上面において、直接、第1のメタル層に接続されたメタルプラグをゲート電極と接続することができない。したがって、ゲート電極を基板上に引き出し、そこでメタルプラグをゲート電極に接続しなければならず、面積のロスになっている。特に、高アスペクト比をもつフィンを覆うようにしてゲート電極を形成する場合においては、非ゲート領域に堆積しているゲートポリシリコンを完全に取り除くために、かなりのオーバーエッチングが必要である。このオーバーエッチングは、基板までエッチングしたり、フィンの上面のキャップ層をすべてエッチングしてしまった場合にはフィンまでもエッチングしてしまう可能性があった。
さらに、側壁絶縁膜(サイドウォール)の形成時においては、ソース領域およびドレイン領域のシリサイド化(silicidation)を妨げないようにしなければならない。そのために、ソース領域およびドレイン領域となるフィンの側面から、サイドウォールとなる絶縁膜を完全に除去する必要がある。この場合も、ゲート電極の形成と同様に、かなりのオーバーエッチングが必要である。もし、フィンの側面に絶縁膜が残った場合には、ソース領域およびドレイン領域のシリサイド化が不均一になるという問題があった。
E.J.Nowak,et al."A Functional FinFET−DGCMOS SRAM Cell" International Electron Device Meeting 2002,P.411〜P.414
本発明は、上記の問題に鑑みなされたもので、トランジスタ特性を向上できるとともに、高集積化にとって好適な半導体装置製造方法を提供することを目的としている。
願発明の一態様によれば、板上に、半導体を介して第1の絶縁膜を堆積する工程と、前記第1の絶縁膜および前記半導体を選択的にエッチングして、長方形状の平面を有する開口部を形成する工程と、前記第1の絶縁膜を選択的にエッチングして、第1および第2の半導体膜の幅に応じたプルバック部を形成する工程と、前記開口部および前記プルバック部を第2の絶縁膜により埋め込んで、T字形状の断面を有する絶縁膜層を形成する工程と、前記第1の絶縁膜をすべて除去した後、前記絶縁膜層をマスクに前記半導体をエッチングし、前記絶縁膜層の第1および第2の側面に、ゲート長よりも幅の細い前記第1および第2の半導体膜を形成する工程と、前記絶縁膜層および前記第1および第2の半導体膜を、それぞれ上部より挟み込むようにしてゲート電極を形成する工程とを具備したことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
この発明によれば、ゲート長よりも幅の細いシリコン製のフィン(Si−Fin)を安定に形成することが可能となる結果、トランジスタ特性を向上できるとともに、高集積化にとって好適な半導体装置製造方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1および図2(a),(b)は、本発明の第1の実施形態にしたがった、立体構造を有するMOSトランジスタの構成例を示すものである。なお、ここでは、6つのトランジスタからなるSRAM(Static Random Access Memory)セルを構成する場合を例に説明する。また、図1は斜視図、図2(a)は平面図であり、図2(b)は図2(a)のIIB−IIB線に沿う断面図である。
この実施形態の場合、たとえば図1および図2(a)に示すように、SOI(Silicon on Insulator)基板11上に4つの突起部20A,20B,20C,20Dが設けられている。4つの突起部20A,20B,20C,20Dのそれぞれは、たとえば図2(b)に示すように、2つのトランジスタ部(n型MOSトランジスタまたはp型MOSトランジスタ)21,22が1つのゲート電極23を共有してなる構造とされている。
すなわち、上記SOI基板11のシリコン(Si)基板11a上には、埋め込み酸化膜(BOX)層11bを介して、4つの絶縁膜層24が設けられている。各絶縁膜層24は、上記BOX層11bの表面に対して、ほぼ垂直方向にそれぞれ起立した状態で設けられている。この絶縁膜層24は、それぞれ、ほぼT字形状の断面を有するとともに、矩形状の一対の側面を有している。各絶縁膜層24の一対の側面、つまり、各絶縁膜層24の両側面には、それぞれ、第1,第2の半導体膜であるn型またはp型となるシリコン膜製のフィン(Si−フィン)25a,25bが設けられている。Si−フィン25a,25bは、上記各絶縁膜層24の突出部24aの長さとほぼ同じ膜厚(幅)を有して形成されている。そして、上記Si−フィン25a,25bと上記絶縁膜層24とによってそれぞれ構成される突起部を、その上部より挟み込むようにして、上記ゲート電極23が設けられている。このゲート電極23と上記Si−フィン25a,25bとの間には、それぞれ、ゲート絶縁膜26が形成されている。これにより、1つのゲート電極23を2つのトランジスタ部21,22が共有してなる構造の、4つの突起部20A,20B,20C,20Dがそれぞれ構成されている。なお、上記した2つのトランジスタ部21,22において、上記ゲート電極23に対応する上記Si−フィン25a,25bにはゲート領域が形成されている。また、上記Si−フィン25a,25bにおける上記ゲート領域の両側には、それぞれ、ソース領域およびドレイン領域が形成されている。
このような構成とした場合、4つの突起部20A,20B,20C,20Dにおいて、各チャネル(トランジスタ部21,22)を流れる電流の方向は、上記SOI基板11の表面とほぼ平行となる。なお、上記SOI基板11は、Si基板11a上にBOX層11bを介して、上記Si−フィン25a,25bとなるSi層11cが設けられてなる構成とされている。
ここで、図3(a),(b)〜図7(a),(b)を参照して、突起部20A,20B,20C,20Dの形成方法について説明する。まず、SOI基板11上に第1の絶縁膜、たとえばシリコン窒化(SiN)膜31を堆積する。リソグラフィー工程およびRIE工程により、上記絶縁膜層24の形成領域に対応するSiN膜31とSi層11cとをエッチングする。Si層11cは、上記BOX層11bに達するまでエッチングされる。これにより、上記Si層11cには、長方形状の平面を有するくぼみ部(開口部)32が形成される。次いで、残されたSiN膜31をwetエッチング、たとえばリン酸により、形成しようとするSi−フィン25a,25bの幅に応じた分だけ後退(プルバック)させる。次いで、上記Si層11cに形成されたくぼみ部32内とSiN膜31の後退により形成されたプルバック形成部32a内とを、第2の絶縁膜、たとえばTEOS(Tetra Ethoxy Silane)膜33で埋め込む(以上、図3(a),(b)参照)。
次に、上記TEOS膜33をレジスト34によってマスクする。このとき、TEOS膜33の長手方向の両端に、上記プルバック形成部32aの長さ(Si−フィン25a,25bの幅)よりも長い非マスク領域34aが形成されるようにする(図4(a),(b)参照)。次に、このレジスト34をマスクに、非マスク領域34aのTEOS膜33をSiN膜31の膜厚の分だけエッチングする(図5(a),(b)参照)。次に、レジスト34を剥離した後、SiN膜31をリン酸によりエッチングして除去し、上記絶縁膜層24を形成する(図6(a),(b)参照)。次に、絶縁膜層24をそれぞれマスクに、Si層11cをエッチングし、その下のBOX層11bを露出させる。これにより、絶縁膜層24の両側面に、それぞれ、突出部24aの長さに応じた幅をもつ、Si層11cからなる薄いSi−フィン25a,25bが形成される(図7(a),(b)参照)。
このように、ほぼT字形状の断面を有する絶縁膜層24をマスクに、Si層11cをRIE処理することにより、絶縁膜層24の第1,第2の側面のみに膜厚の薄いSi層11cを残すことができる。すなわち、上記した方法によれば、絶縁膜層24の一対の側面に、突出部24aに応じた長さ(たとえば、数十オングストローム)程度まで幅の細いSi−フィン25a,25bをもつ構造を得ることが可能である。
続いて、酸化処理などによりSi−フィン25a,25bの側面にそれぞれゲート絶縁膜26を形成した後、ゲート電極材料、たとえばポリシリコン(poly−Si)を全面に堆積させる。そして、そのポリシリコンを、リソグラフィー工程とRIE工程とによりエッチングして、所望のゲート電極23を形成する。これにより、図1および図2(a),(b)に示した構造のMOSトランジスタ(突起部20A,20B,20C,20D)がそれぞれ完成する。
なお、各突起部20A,20B,20C,20Dは、Si−フィン25a,25bのそれぞれが、ゲート電極23の非形成部に対するイオン注入法(I/I)などにより、所望の導電型(n型またはp型)に設定される。これにより、1つのゲート電極23を共有する2つのトランジスタ部21,22が、それぞれ独立したMOSトランジスタとして機能する。つまり、各突起部20A,20B,20C,20Dは、2つのトランジスタ部21,22が共にn型、または、共にp型、もしくは、いずれか一方がn型で、他方がp型のMOSトランジスタとなる。
上記したように、ゲート長よりも幅の細いSi−フィンを形成できるようになる。すなわち、SOI基板に対し、ほぼ垂直なリソグラフィー工程の限界よりも膜厚の薄い、たとえば数十オングストローム程度の幅を有するSi−フィンを形成できるようになる。これにより、短チャネル効果が抑制された、完全空乏型の立体構造を有するMOSトランジスタを形成することが可能である。また、この構成によれば、Si−フィンの幅を容易に制御できる。そのため、Si−フィンの寸法ばらつきを少なくすることが可能となり、トランジスタ特性のそろった多数の突起部を製造できる。
しかも、本実施形態にしたがった構成の場合、SOI基板にほぼ垂直な、たとえば数十nm程度の膜厚を有する絶縁膜層の一対の側面に、ゲート長よりも幅の細いSi−フィンを形成するようにしている。このため、ゲート長よりも幅の細いSi−フィンであっても横倒に強く、かつ、Si−フィンの高さを容易に高くすることが可能であり、トランジスタの電流駆動能力を高める場合などにおいて、特に好適である。
特に、RIEやCMPなどのプロセスにおけるキャップ層やストッパー層の幅を広くとることが可能となるため、プロセス耐性を向上できる。また、ゲート電極を基板上に引き出したりすることなく、突起部の上面にて、直接、メタルプラグをゲート電極と接続することも可能で、面積の縮小化に好適である。
なお、上記ゲート電極23としては、ダマシン構造のゲート電極を採用することも可能である。また、ゲート絶縁膜26は、CVD(Chemical Vapour Deposition)法またはスパッタリング法によっても形成できる。
[第2の実施形態]
図8は、本発明の第2の実施形態にしたがった、6つのトランジスタにより構成されるSRAMセルの一例を示すものである。ここでは、第1の実施形態に示した4つのT字形状を有する絶縁膜層と2つの半導体膜(Si−フィン)とを備える突起部を用いて、1つのSRAMセルを構成する場合について説明する。
4つの突起部20A,20B,20C,20Dを用いて、1つのSRAMセルを構成する場合、たとえば図9に示すように、突起部20Aのトランジスタ部22、突起部20Bのトランジスタ部21、突起部20Cのトランジスタ部22、および、突起部20Dのトランジスタ部21が、それぞれn型MOSトランジスタとされる。また、突起部20Bのトランジスタ部22および突起部20Cのトランジスタ部21が、それぞれp型MOSトランジスタとされる。
すなわち、本実施形態の場合、少なくとも、突起部20Aはn型のSi−フィン25bを有し、突起部20Bはn型のSi−フィン25aおよびp型のSi−フィン25bを有し、突起部20Cはp型のSi−フィン25aおよびn型のSi−フィン25bを有し、突起部20Dはn型のSi−フィン25aを有している。なお、突起部20AのSi−フィン25a(トランジスタ部21)および突起部20DのSi−フィン25b(トランジスタ部22)は、多数のSRAMセルを形成する場合にそれぞれn型とされて、隣接する他のSRAMセルによって利用される。
そして、たとえば図8に示したように、突起部20Bのn型Si−フィン25aとp型Si−フィン25bとの一端が、第2の配線層であるメタル配線41aにより接続されている。上記n型Si−フィン25aの他端にはVssコンタクト42aが、上記p型Si−フィン25bの他端にはVddコンタクト43aが、それぞれ接続されている。これにより、突起部20Bにおける2つのトランジスタ部21,22からなる、第1のインバータ回路が構成されている。
同様に、突起部20Cのp型Si−フィン25aとn型Si−フィン25bとの一端が、第2の配線層であるメタル配線41bにより接続されている。上記p型Si−フィン25aの他端にはVddコンタクト43bが、上記n型Si−フィン25bの他端にはVssコンタクト42bが、それぞれ接続されている。これにより、突起部20Cにおける2つのトランジスタ部21,22からなる、第2のインバータ回路が構成されている。
また、上記メタル配線41aは、突起部20Cのゲート電極23に接続されている。上記メタル配線41bは、突起部20Bのゲート電極23に接続されている。これにより、2つの突起部20B,20Cからなる、セルデータを保持するためのラッチ回路が構成されている。
さらに、上記メタル配線41aは、突起部20Aのn型Si−フィン25bの一端側に接続されている。ゲート電極23を挟んで、このn型Si−フィン25bの他端側には、ビット線コンタクト44aが接続されている。同様に、上記メタル配線41bは、突起部20Dのn型Si−フィン25aの一端側に接続されている。ゲート電極23を挟んで、このn型Si−フィン25aの他端側には、ビット線コンタクト44bが接続されている。
そして、突起部20A,20Dの各ゲート電極23,23には、それぞれ、ワード線コンタクト45a,45bが接続されている。また、突起部20A,20Dの各ゲート電極23,23が、上層配線46により相互に接続されて、2つのトランスファ・トランジスタが構成されている。
このように、4つの突起部20A,20B,20C,20Dにより、1つのラッチ回路と2つのトランスファ・トランジスタと備える、6トランジスタ構造のSRAMセルを製造できる。このSRAMセルの場合、RIEやCMPなどのプロセスにおけるキャップ層やストッパー層の幅を広くとることが可能となるため、プロセス耐性を向上できる。また、ゲート電極に対し、突起部の上面にて、直接、メタルプラグ(ワード線コンタクト45a,45b)を接続することが可能となり、セル面積の縮小化に好適である。
さらに、各コンタクト42a,42b,43a,43b,44a,44bは、Si−フィン25a,25bの水平方向および垂直方向の各面とのコンタクトにより、より確実なコンタクトが可能である。
以下に、上記したSRAMセルの製造方法について説明する。その前に、ゲート電極の形成方法およびゲート電極の側壁部分に対するサイドウォール(側壁絶縁膜)の形成方法について、具体的に説明する。すなわち、実際にSRAMセルを製造する場合、ゲート電極の形成にともなって側壁絶縁膜の形成が行われる。
まず、上記Si−フィン25a,25bの側面にゲート絶縁膜26を形成した後、突起部20A,20B,20C,20Dの相互間を第3の絶縁膜、たとえばBSG(Boron−Silicate Glass)膜51で埋め込む。そして、そのBSG膜51の表面を、CMP工程により平坦化する(図10(a),(b)参照)。次に、ゲート電極23の形成領域にそれぞれ対応する上記BSG膜51を、リソグラフィー工程とRIE工程とにより除去し、開口部52を形成する(図11(a),(b)参照)。次に、その開口部52内が埋まるように、たとえばCVD法により、ポリシリコン53を堆積させる。そして、そのポリシリコン53の表面をCMP工程により平坦化する(図12(a),(b)参照)。
そして、突起部20A,20B,20C,20Dの相互間に残るBSG膜51を選択的にエッチングし、ポリシリコン53を露出させる。これにより、たとえば図2(a),(b)に示したような、Si−フィン25a,25bと絶縁膜層24とによってそれぞれ構成される突起部を、その上部から挟み込む形のゲート電極23が形成される。また、この状態において、ゲート電極23をマスクに、SOI基板11にほぼ垂直な上記Si−フィン25a,25bに対してI/Iを行い、エクステンション領域(図示していない)を形成する。
次に、突起部20A,20B,20C,20Dの相互間を、再度、たとえばBSG膜(第4の絶縁膜)55により埋め込み、CMP工程によって、その表面を平坦化する(図13(a),(b)参照)。次に、BSG膜55の表面をエッチングバックし、ゲート電極23の一部を露出させる(図14(a),(b)参照)。次に、側壁絶縁膜の一部となる第5の絶縁膜、たとえば上記BSG膜55とはエッチング時の選択比が異なるSiN膜56を堆積させる。その後に、このSiN膜56のエッチングを行って、側壁残しによりゲート電極23の周囲部にのみSiN膜56を残す(図15(a),(b)参照)。次に、このSiN膜56をマスクに、上記BSG膜55を選択的にエッチングする。これにより、ゲート電極23の周囲部のみにBSG膜55が残り、上記SiN膜56と上記BSG膜55とからなる側壁絶縁膜57が形成される(図16(a),(b)参照)。
そして、この状態において、上記側壁絶縁膜57をマスクに、SOI基板11にほぼ垂直な上記Si−フィン25a,25bの側面に対してI/Iを行う。これにより、上記したように、n型またはp型のSi−フィン25a,25bが形成される。その後、コバルト(Co)などをスパッタし、シリサイド化(Silicidation)を行う。これにより、側壁絶縁膜57によって覆われていないSi−フィン25a,25bの側面のみに、シリサイド膜(図示していない)が形成される。このように、n型またはp型のSi−フィン25a,25bの形成およびシリサイド膜の形成は、上記側壁絶縁膜57をマスクに自己整合的に行われる。
なお、上記した本実施形態においては、Si−フィン25a,25bと絶縁膜層24とによって構成される突起部20A,20B,20C,20Dを例に、側壁絶縁膜の形成方法について説明した。これに限らず、たとえば図17(a),(b)に示すように、1つのSi−フィン25のみにより形成されてなる構成の突起部(立体構造を有するMOSトランジスタ)20A-1,20B-1,20C-1,20D-1の場合にも、本形成方法は同様に適用できる。
上記した製造方法によれば、突起部において、ゲート電極を形成する際に、Si−フィンの非ゲート領域にあるゲート電極材料を取り除く必要がない。よって、オーバーエッチングによる基板のエッチングやSi−フィンの上面のキャップ層がすべてエッチングされることによる不具合を回避できる。
また、側壁絶縁膜の形成においては、形成領域を除く領域の絶縁膜の除去が容易であるため、Si−フィンの側面を完全に露出させることができ、Si−フィンのシリサイド化をより均一に行うことが可能となる。つまり、オーバーエッチングを必要とすることなしに、ゲート電極の周囲のみに側壁絶縁膜を形成できるようになる。したがって、ソース領域およびドレイン領域の形成およびシリサイド化を、その側壁絶縁膜をマスクに自己整合的に行うことが可能となる。
上記のように、適宜、n型MOSトランジスタおよびp型MOSトランジスタを作り分けた後(たとえば、図9参照)、SRAMセルは以下のようにして製造される。まず、4つの突起部20A,20B,20C,20Dの相互間を絶縁膜、たとえばBSG膜61により埋め込み、その表面を平坦化する(図18(a),(b)参照)。次に、上記メタル配線41a,41bの形成個所および上記各コンタクト42a,42b、43a,43b、44a,44bの形成個所にそれぞれ対応する上記BSG膜61を、リソグラフィー工程とRIE工程とによって除去し、開口部61aをそれぞれ形成する(図19(a),(b)参照)。次に、上記各開口部61a内にメタル62を埋め込み、平坦化を行う(図20(a),(b)参照)。これにより、上記メタル配線41a,41bおよび上記Vssコンタクト42a,42b、上記Vddコンタクト43a,43b、上記ビット線コンタクト44a,44bが、それぞれ形成される。
次に、全面に層間絶縁膜、たとえばTEOS膜63を堆積させる。そして、上記ワード線コンタクト45a,45bの形成箇所および上記上層配線46の形成箇所にそれぞれ対応する上記TEOS膜63を除去し、開口部63aおよび溝部63bを形成する(図21(a),21(b)参照)。このとき、上記溝部63bは、上層配線46が上記Vssコンタクト42a,42bおよび上記Vddコンタクト43a,43bなどと交わらないようにして形成される。次に、その開口部63a内および溝部63b内に、ダマシン法などによりメタル64を埋め込み、上記上層配線46を形成するとともに、上記ワード線コンタクト45a,45b間を接続させる(図22(a),(b)参照)。
最後に、上記Vssコンタクト42a,42bのVss配線(図示していない)との接続、上記Vddコンタクト43a,43bのVdd配線(図示していない)との接続、および、上記ビット線コンタクト44a,44bのビット線(図示していない)との接続がそれぞれ行われる。これにより、たとえば図8に示した構成の、4つの突起部20A,20B,20C,20Dからなる6トランジスタ構造のSRAMセルが完成する。
本実施形態の場合、突起部(絶縁膜層およびSi−フィン)の上面において、ゲート電極に対するメタルプラグ(ワード線コンタクト45a,45b)の接続が可能となる。その結果、セル面積を縮小化(小面積化)できる。
図23は、上記したように、4つの突起部を用いてそれぞれ構成される複数のSRAMセルを、集積化するようにした場合の例を示すものである。複数のSRAMセルを集積化する場合、たとえば図23に示すように、2つのSi−フィン25a,25bと1つの絶縁膜層24とからなる複数の突起部20のうち、一部の突起部20aを長く形成する。また、この長い突起部20aを互いに平行に配置し、各突起部20aに多くのトランスファ・トランジスタを形成する。このような構成とした場合、複数のSRAMセルを、突起部20よりも長い突起部20aの長手方向に集積することが可能となる。
なお、この例の場合、各突起部20,20a、各メタル配線41a,41b、および、各ゲート電極23の相互間には絶縁膜20bが埋め込まれる。そのため、複数のSRAMセルを集積した場合においても、不要な短絡を防ぐことができる。
このように、Si−フィンは幅が細くとも強度が高く、横倒れしにくい。そのため、Si−フィンの高さのみならず、Si−フィンの長さをも容易に長くすることが可能である。よって、突起部を集積する場合、たとえばSRAMセルを集積する場合においては、特に、レイアウト的に有利である。
[第3の実施形態]
図24(a),(b)〜図27(a),(b)は、本発明の第3の実施形態にしたがった、突起部の他の構成例を示すものである。ここでは、上記した2つのSi−フィンと1つの絶縁膜層とからなる突起部の製造に、Si製のバルク(bulk)基板を用いるようにした場合について説明する。
バルク基板70を用いる場合、たとえば図24(a),(b)に示すように、あらかじめ、n型MOSトランジスタを形成しようとする個所にはP型ウェル(第1のウェル領域)71を、p型MOSトランジスタを形成しようとする個所にはN型ウェル(第2のウェル領域)72を、それぞれI/Iにより作成する。ウェル71,72を作成しておくことにより、導電型が異なるタイプのSi−フィンの相互間を効果的に素子分離できる。次いで、n型MOSトランジスタおよびp型MOSトランジスタの形成個所にそれぞれ対応させて、突出部を有する絶縁膜層(たとえば、TEOS膜)73を形成する。各絶縁膜層73はほぼT字形状の断面を有し、一対の側面に形成されるSi−フィンの高さよりも長くなるように、それぞれ形成される。これにより、各突起部における2つのSi−フィンの相互間を有効に素子分離できる。
次に、たとえば図25(a),(b)に示すように、絶縁膜層73をマスクに、形成されるSi−フィンの高さに応じて、上記P型ウェル71および上記N型ウェル72をエッチングする。これにより、各絶縁膜層73の両側面の、上記P型ウェル71中および上記N型ウェル72中に、それぞれ、幅の細いSi−フィン74a,74bが形成される。つまり、各絶縁膜層73の一対の側面のみにSi−フィン74a,74bが形成されてなる構成の、4つの突起部70A,70B,70C,70Dが形成される。なお、この例の場合、突起部70AのSi−フィン74a,74bはn型、突起部70BのSi−フィン74aはn型、突起部70BのSi−フィン74bはp型、突起部70CのSi−フィン74aはp型、突起部70CのSi−フィン74bはn型、突起部70DのSi−フィン74a,74bはn型となるように、I/Iなどが行われる。
次に、たとえば図26(a),(b)に示すように、互いに向かい合うSi−フィン74a,74b間の素子分離を行うために、第6の絶縁膜、たとえばSiN膜75を堆積させる。そして、その表面を平坦化する。次に、たとえば図27(a),(b)に示すように、上記SiN膜75を全面エッチバックし、上記P型ウェル71上および上記N型ウェル72上のみにSiN膜75が残るようにする。この場合、残存するSiN膜75は、上記Si−フィン74a,74bの垂直方向の高さに比べて、十分に薄く形成される。これにより、突起部70AのSi−フィン74bと突起部70BのSi−フィン74aとの間、突起部70BのSi−フィン74bと突起部70CのSi−フィン74aとの間、および、突起部70CのSi−フィン74bと突起部70DのSi−フィン74aとの間を、それぞれ素子分離できる。
しかる後、上記した方法によってゲート電極の形成などが行われる。これにより、ゲート電極の対応する部位にゲート領域、そのゲート領域の両側にそれぞれソース領域およびドレイン領域を有する突起部70A,70B,70C,70Dが完成する。このように、絶縁膜層73の一対の側面にそれぞれゲート長よりも幅の細いSi−フィン74a,74bが形成されてなる構成の突起部70A,70B,70C,70Dを、バルク基板70上に形成することができる。したがって、上述したSOI基板を用いる場合よりもコストの低減が可能である。
[第4の実施形態]
図28(a),(b)〜図33(a),(b)は、本発明の第4の実施形態にしたがった、突起部のさらに別の構成例を示すものである。ここでは、上記した2つのSi−フィンと1つの絶縁膜層とからなる突起部を、エピタキシャル技術を用いて製造するようにした場合について説明する。
まず、SOI基板11上に、第7の絶縁膜、たとえばBSG膜81を堆積させる。そして、このBSG膜81とその下のSi層11cとを、リソグラフィー工程およびRIE工程により、BOX層11bに達するまでエッチングする。また、上記エッチングにより形成された開口部82内に、第8の絶縁膜、たとえばTEOS膜83を埋め込み、その表面を平坦化する。これにより、TEOS膜83からなる第1の絶縁膜層が形成される(以上、図28(a),(b)参照)。次に、埋め込んだTEOS膜83と上記BSG膜81との間に、所定の空隙部84を形成する。この空隙部84は、たとえばTEOS膜83との境界部にある上記BSG膜81を、リソグラフィー工程とRIE工程とによって、上記Si層11cに達するまで選択的にエッチングすることにより形成される(以上、図29(a),(b)参照)。なお、本実施形態の場合、上記空隙部84は、TEOS膜83の向かい合う一対の側面(第1,第2の側面)にのみ形成されるようになっている。
次に、上記空隙部84の形成によって露出したSi層11cからのエピタキシャル成長により、上記空隙部84内にSi−フィンとなるエピタキシャル成長層85を形成する。このエピタキシャル成長層85は、上記空隙部84の一部を残して形成される(以上、図30(a),(b)参照)。次に、キャップとなる第9の絶縁膜(第2の絶縁膜層)、たとえばSiN膜86を埋め込み、全面エッチバックを行う。これにより、上記空隙部84内の、上記エピタキシャル成長層85の上部にのみSiN膜86が残存する構造となる(以上、図31(a),(b)参照)。次に、先に堆積させた上記BSG膜81をRIE工程などにより、すべて除去する(図32(a),(b)参照)。
次に、上記BSG膜81の除去により露出した上記Si層11cを、RIE工程などによって、Si層11cのみが削れる条件により選択的にエッチングする。これにより、たとえば図33(a),(b)に示すような、2つのSi−フィン85a,85bと、その相互間に設けられた絶縁膜層83とを有してなる構成の突起部が形成される。しかる後、上記した方法によってゲート電極の形成などが行われる。これにより、ゲート電極に対応する部位にゲート領域、そのゲート領域の両側にそれぞれソース領域およびドレイン領域を有する突起部20A’,20B’,20C’,20D’が完成する。
本実施形態によっても、上述した第1の実施形態とほぼ同様の効果が得られる。すなわち、SOI基板に対し、ほぼ垂直なリソグラフィー工程の限界よりも膜厚の薄い、たとえば数十オングストローム程度の幅を有するSi−フィンを形成できるようになる。これにより、短チャネル効果が抑制された、完全空乏型の立体構造を有するMOSトランジスタを形成することが可能である。また、この構成によれば、Si−フィンの寸法ばらつきを少なくすることができるので、トランジスタ特性のそろった多数の突起部を製造できる。
しかも、本実施形態にしたがった構成においても、SOI基板にほぼ垂直な、たとえば数十nm程度の膜厚を有する絶縁膜層の一対の側面に、ゲート長よりも幅の細いSi−フィンを形成するようにしている。このため、幅の細いSi−フィンであっても横倒に強く、Si−フィンの高さを容易に高くすることが可能で、トランジスタの電流駆動能力を高める場合などにおいて、特に好適である。
特に、Si−フィンをエピタキシャル成長により形成するようにした本実施形態の場合は、上記した第1および第3の実施形態のように、Si−フィンの形成にRIEなどのプロセスを用いる場合と比べて、チャネルとなるSi−フィンの側面の面方位のばらつきが少なく、また、表面のラフネスも少なくなる。そのため、上述した第1および第3の実施形態よりも、トランジスタ特性の向上が可能である。
[第5の実施形態]
図34は、本発明の第5の実施形態にしたがった、6つのトランジスタにより構成されるSRAMセルの他の例を示すものである。ここでは、2つの突起部を用いて、1つのSRAMセルを構成する場合について説明する。
それぞれ3つのトランジスタを有する2つの突起部90A,90Bを用いて、1つのSRAMセルを構成する場合、たとえば、突起部90Aのトランジスタ部21a,21b、および、突起部90Bのトランジスタ部22a,22bが、それぞれn型MOSトランジスタとされる。また、突起部90Aのトランジスタ部22、および、突起部90Bのトランジスタ部21が、それぞれp型MOSトランジスタとされる。すなわち、本実施形態の場合、少なくとも、上記突起部90Aはn型のSi−フィン25a(トランジスタ部21a,21b)およびp型のSi−フィン25b(トランジスタ部22)を有し、上記突起部90Bはp型のSi−フィン25a(トランジスタ部21)およびn型のSi−フィン25b(トランジスタ部22a,22b)を有している。
そして、突起部90Aのn型Si−フィン25aとp型Si−フィン25bとが、第2の配線層であるメタル配線41aにより接続されている。また、上記n型Si−フィン25aの一端にはVssコンタクト42aが、上記n型Si−フィン25aの他端にはビット線コンタクト44aが、それぞれ接続されている。一方、上記p型Si−フィン25bの一端には、Vddコンタクト43aが接続されている。これにより、突起部90Aにおける3つのトランジスタ部21a,21b,22からなる、第1のインバータ回路および第1のトランスファ・トランジスタが構成されている。同様に、突起部90Bのp型Si−フィン25aとn型Si−フィン25bとが、第2の配線層であるメタル配線41bにより接続されている。また、上記n型Si−フィン25bの一端にはVssコンタクト42bが、上記n型Si−フィン25bの他端にはビット線コンタクト44bが、それぞれ接続されている。一方、上記p型Si−フィン25aの一端には、Vddコンタクト43bが接続されている。これにより、突起部90Bにおける3つのトランジスタ部21,22a,22bからなる、第2のインバータ回路および第2のトランスファ・トランジスタが構成されている。
ここで、上記突起部90A,90Bには、それぞれ、Si−フィン25a,25bと絶縁膜層24とによって構成される突起部を、その上部より挟み込むようにして、2つのゲート電極23a,23bが設けられている。つまり、2つのゲート電極23a,23bは、1つの突起部を互いに共有するように設けられている。そして、上記メタル配線41aは、突起部90Bの一方のゲート電極、たとえばゲート電極23aに接続されている。また、上記メタル配線41bは、突起部90Aの一方のゲート電極、たとえばゲート電極23bに接続されている。また、上記突起部90Aのゲート電極23aにはワード線コンタクト45aが、上記突起部90Bのゲート電極23bにはワード線コンタクト45bが、それぞれ接続されている。そして、上記突起部90Aのゲート電極23aおよび上記突起部90Bのゲート電極23bの相互が、上層配線46により接続されている。これにより、2つの突起部90A,90BからなるSRAMセルが構成されている。
このように、本実施形態の構成によれば、2つの突起部90A,90Bにより、1つのラッチ回路と2つのトランスファ・トランジスタとを備える、6トランジスタ構造のSRAMセルを製造できる。すなわち、Si−フィン25a,25bと絶縁膜層24とによって構成される2つの突起部を一直線上に配置して、2つの突起部90A,90Bをそれぞれ構成する。これにより、SRAMセルを構成するのに必要な6つのトランジスタを効率的に配置することが可能となる。したがって、上述した第2の実施形態で示した構成のSRAMセルよりも、さらにセル面積を縮小化できる。
図35は、上記した2つの突起部90A,90Bを用いてそれぞれ構成される複数のSRAMセル90を、集積化するようにした場合の例を示すものである。この場合、たとえば図35に示すように、上下方向に関して、1つのビット線コンタクト44を2つのSRAMセル90,90により共有できるように、互いのSRAMセル90,90を構成して配置する。すなわち、一方のSRAMセル90のビット線コンタクト44aと他方のSRAMセル90のビット線コンタクト44bとを互いに共有できるように、2つのSRAMセル90,90を配置する。このような構成とすることにより、セル面積のより一層の縮小化が可能となる。
なお、便宜上、複数のSRAMセル90(突起部90A,90B)の相互間に埋め込まれる絶縁膜、および、ゲート電極23a,23bの相互を接続するための上層配線については、省略している。
その他、本願発明は、上記(各)実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態にしたがった、立体構造を有するMOSトランジスタ(突起部)の基本構成を示す斜視図。 図1に示した突起部の構成図。 図1の突起部の形成方法を説明するために示す図。 図1の突起部の形成方法を説明するために示す図。 図1の突起部の形成方法を説明するために示す図。 図1の突起部の形成方法を説明するために示す図。 図1の突起部の形成方法を説明するために示す図。 本発明の第2の実施形態にしたがった、4つの突起部を用いてなる6トランジスタ構造のSRAMセルの構成例を示す平面図。 図8のSRAMセルにおける突起部のレイアウト例を示す平面図。 突起部における、ゲート電極の形成方法を説明するために示す図。 突起部における、ゲート電極の形成方法を説明するために示す図。 突起部における、ゲート電極の形成方法を説明するために示す図。 突起部における、側壁絶縁膜の形成方法を説明するために示す図。 突起部における、側壁絶縁膜の形成方法を説明するために示す図。 突起部における、側壁絶縁膜の形成方法を説明するために示す図。 突起部における、側壁絶縁膜の形成方法を説明するために示す図。 側壁絶縁膜の形成方法を説明するために、突起部の他の構成例を示す図。 図8に示したSRAMセルの製造方法を説明するために示す図。 図8に示したSRAMセルの製造方法を説明するために示す図。 図8に示したSRAMセルの製造方法を説明するために示す図。 図8に示したSRAMセルの製造方法を説明するために示す図。 図8に示したSRAMセルの製造方法を説明するために示す図。 図8に示したSRAMセルを集積化させるようにした場合を例に示す平面図。 本発明の第3の実施形態にしたがった、突起部の他の形成方法を説明するために示す図。 同じく、突起部の他の形成方法を説明するために示す図。 同じく、突起部の他の形成方法を説明するために示す図。 同じく、突起部の他の形成方法を説明するために示す図。 本発明の第4の実施形態にしたがった、突起部のさらに別の形成方法を説明するために示す図。 同じく、突起部のさらに別の形成方法を説明するために示す図。 同じく、突起部のさらに別の形成方法を説明するために示す図。 同じく、突起部のさらに別の形成方法を説明するために示す図。 同じく、突起部のさらに別の形成方法を説明するために示す図。 同じく、突起部のさらに別の形成方法を説明するために示す図。 本発明の第5の実施形態にしたがった、それぞれ3つのトランジスタを有する2つの突起部を用いてなる6トランジスタ構造のSRAMセルの他の構成例を示す平面図。 図34のSRAMセルを集積化させるようにした場合を例に示す平面図。
符号の説明
11…SOI基板、11a…Si基板、11b…埋め込み酸化膜(BOX)層、11c…シリコン(Si)層、20…突起部、20a…長い突起部、20b…絶縁膜、20A,20A’,20B,20B’,20C,20C’,20D,20D’…突起部、21,21a,21b,22,22a,22b…トランジスタ部、23…ゲート電極、24…絶縁膜層、24a…突出部、25,25a,25b…Si−フィン、26…ゲート絶縁膜、31,56…シリコン窒化(SiN)膜、32…くぼみ部、32a…プルバック形成部、33,63…TEOS膜、34…レジスト、34a…非マスク領域、41a,41b…メタル配線、42a,42b…Vddコンタクト、43a,43b…Vssコンタクト、44a,44b…ビット線コンタクト、45a,45b…ワード線コンタクト、46…上層配線、51,55,61…BSG膜、52,61a,63a…開口部、53…ポリシリコン、57…側壁絶縁膜、62,64…メタル、70…バルク基板、70A,70B,70C,70D…突起部、71…P型ウェル、72…N型ウェル、73…絶縁膜層、74a,74b…Si−フィン、75…SiN膜、81…BSG膜、82…開口部、83…TEOS膜(絶縁膜層)、84…空隙部、85…エピタキシャル成長層、85a,85b…Si−フィン、86…SiN膜。

Claims (5)

  1. 板上に、半導体を介して第1の絶縁膜を堆積する工程と、
    前記第1の絶縁膜および前記半導体を選択的にエッチングして、長方形状の平面を有する開口部を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜を選択的にエッチングして、第1および第2の半導体膜の幅に応じたプルバック部を形成する工程と、
    前記開口部および前記プルバック部を第2の絶縁膜により埋め込んで、T字形状の断面を有する絶縁膜層を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜をすべて除去した後、前記絶縁膜層をマスクに前記半導体をエッチングし、前記絶縁膜層の第1および第2の側面に、ゲート長よりも幅の細い前記第1および第2の半導体膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜層および前記第1および第2の半導体膜を、それぞれ上部より挟み込むようにしてゲート電極を形成する工程と
    を具備したことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記プルバック部は、前記開口部の長手方向の各側面に対応する、前記第1の絶縁膜を後退させることによって形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記絶縁膜層を形成した後、その長手方向の両端部を除く、前記絶縁膜層上にレジスト膜を形成し、前記レジスト膜をマスクに、前記第2の絶縁膜を選択的にエッチングする工程をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記レジスト膜は、前記第2の絶縁膜を選択的にエッチングするために、前記プルバック部よりも長い非マスク領域を有して形成されることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2の絶縁膜は、前記第1の絶縁膜の膜厚分だけエッチングされることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
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