JPS6140299B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6140299B2 JPS6140299B2 JP57107381A JP10738182A JPS6140299B2 JP S6140299 B2 JPS6140299 B2 JP S6140299B2 JP 57107381 A JP57107381 A JP 57107381A JP 10738182 A JP10738182 A JP 10738182A JP S6140299 B2 JPS6140299 B2 JP S6140299B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- less
- temperature
- rolling
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 claims description 24
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims description 23
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 claims description 15
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 10
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 31
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 31
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 description 11
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 9
- 238000000265 homogenisation Methods 0.000 description 7
- 238000005482 strain hardening Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000001953 recrystallisation Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000003292 diminished effect Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Description
本発明は、例えばキヤツプ用合金板の如く深絞
り成形性にすぐれ、低い耳率と適度な強度を有す
るアルミニウム合金板およびその製造方法に関す
る。 従来、上記深絞り成形用の如きアルミニウム合
金板における緒特性を得るためには、造塊―十分
な均質化処理―熱間圧延―(冷間圧延)―中間焼
鈍―冷間圧延―中間焼鈍―冷間圧延の各工程を組
み、均質化および2回以上の中間焼鈍によつて、
十分長時間の加熱を加えている。かかる従来法で
は、長時間の中間焼鈍を加えるために合金板の結
晶粒は50〜100μmの大きさになつている。この
ように結晶粒が大きくなると成形性が低下し、特
に0.3mm厚以下の薄板の成形性を向上させるため
には結晶粒をさらに小さくする必要がある。又、
2回以上の中間焼鈍は、できれば1回にした方
が、工程の簡略化並びに省エネルギの見地から望
ましいことである。すなわち、中間焼鈍は1回と
し、しかもその1回の中間焼鈍で結晶粒を細かく
して、成形性並びに耳率が従来材と同程度以上に
なるようにすることが有意義である。 本発明は、以上の観点に基づいて発明されたも
ので、その第1発明は、Si0.1〜0.7%、Mg0.01〜
2.0%(好ましくは0.3〜20%)のいずれか1種又
は2種と、Fe0.3〜1.0%、Mn0.3〜1.5%のいずれ
か1種又は2種と、Cu0.03〜0.3%(好ましくは
0.04〜0.25%)とを含み、残部はAlと不純物であ
るアルミニウム合金よりなり、20%以上60%以下
の最終冷間圧延を行なつて板厚0.3mm以下とした
場合の結晶粒径が25μm以下であることを特徴と
する成形性のすぐれたアルミニウム合金板であ
る。 Si,Mgはいずれも強度と成形性を付与し、
Fe、Mnはいずれも強度を与えかつ深絞り加工に
おいて発生する耳の大きさを制御する効果を有す
る。Cuは強度と成形性および深絞り加工時に発
生する耳の大きさを制御する効果を持つが、同時
に耐食性を低下させる作用を有する。これらの利
点、欠点を考慮して0.03%以上0.3%以下好まし
くは0.04〜0.25%とする。少すぎればその利点な
く、多すぎれば欠点が顕在化する。各成分とも上
限を越えると成形加工性を低下させるので好まし
くない。又、下限を有するものは下限より少ない
効果が小さい。 不純物例えばZn、Ti、Cr等は各々0.05%以下
であれば本発明に影響しないので、含まれていて
も支障ない。 かかる組成のものは所定の工程により20%以上
60%以下の最終冷間圧延を行なつて板厚0.3mm以
下とした場合、結晶粒径が25μm以下となし得
て、成形性にすぐれたものである。 かかる成形性のすぐれたアルミニウム合金板
は、第2発明によつて得られる。すなわち、その
第2発明は、Si、0.1〜0.7%、Mg0.01〜2.0%
(好ましくは0.3〜2.0%)のいずれか1種又は2
種と、Fe0.3〜1.0%、Mn0.3〜1.5%のいずれか1
種又は2種と、Cu0.03〜0.3%(好ましくは0.04
〜0.25%)とを含み、残部はAlと不純物であるア
ルミニウム合金を均質化処理したのち、480〜580
℃で熱間圧延を開始して290℃以上350℃以下で熱
間圧延を終了し、冷間圧延したのち、400〜570℃
で5分以下の焼鈍処理を行ない、20%以上60%以
下の最終冷間圧延を行ない板厚0.3mm以下とした
場合の結晶粒径を25μm以下とすることを特徴と
する成形性のすぐれたアルミニウム合金板の製造
方法である。 まず均質化処理は、合金板の耳率を変化させる
要因の一つであり、一般には融解温度直下のでき
るだけ高温で行なうが、必要十分な時間に止め
る。0.5%以上のMnを含む合金は、560℃以上で
8時間以上均質化処理する必要があるが、Mgと
Siを主に含む合金ではこれより低温短時間でよ
い。又、耳率を制御するため2段加熱を行なう場
合もある。 熱間圧延は均質化処理後冷却し、再加熱して行
なつても良い。その場合は、冷却再加熱中に起る
鋳塊組織の変化が耳率に影響を与えるので、均質
化処理後引きつづいて熱間圧延する場合と加熱温
度が異なる場合がある。 熱間圧延終了時の材料温度は、材料が再結晶す
るのに十分な高温でなければならない。通常の条
件で500℃から熱間圧延して3mm厚板にすると、
温度は260〜280℃になる。そこで、圧延開始温
度、圧下率、パス回数圧延速度、潤滑油温度等に
工夫を加えて、熱間圧延終了温度を290℃以上、
より好ましくは310℃以上になるようにする。ま
た同温度が350℃を越えるような場合は板表面の
酸化が著しく、外観上の欠陥となることがあつて
好ましくない。そこで熱間圧延終了温度は350℃
以下になるようにする。 このことは、耳率を制御すると同時に、圧延進
行する合金成分の析出が最終板の加工性を向上さ
せる効果をもつため、最も重要な条件である。 本発明の合金板の目的とする用途に用いられる
最終板は0.3mmt以下で最終冷間圧延量が20〜60
%であるから、通常は1mmt以下で中間焼鈍する
こととなり、熱間圧延工程に次いで冷間圧延を行
なう必要がある。 つづく焼鈍は、加工性向上のために高温で短時
間行なう。工業的にはコイル状に巻かれた板をほ
どきながら高温の炉内を通過させて加熱焼鈍す
る。焼鈍温度が400℃未満では再結晶が進みにく
く、再結晶に長時間を要することになり効果が薄
れる。焼鈍温度の最高はその材料の融点である。
又、温度が高いときの結晶粒の成長を避けるため
には処理時間を短くしなければならず、5分以下
とする必要がある。 最終冷間圧延は20%以上特に20%〜60%が最適
である。20%未満では強度が十分に発揮されず、
又60%以上では物によつて加工性が低下すること
がある。 さらに、Mgを含む合金板は室温放置により材
料強度が低下することがあるので、予め再結晶温
度以下で安定化の熱処理を加えることがある。 以上の各工程を経ることによつて第2発明では
結晶粒径を25μm以下と微細化することができ加
工性を向上する。しかも中間焼鈍が1回ですむの
で熱処理に要するエネルギコストを低減し、さら
に製造工程の短縮による仕掛コストの低減をはか
ることもできる。 つぎに実施例並びに比較例について説明する。 実施例 1 表1(合金組成)の実施例1に示す合金の鋳塊
を面削し、580℃で10時間均質化して、540℃に冷
却し、直ちに熱間圧延して2.8mmtとした。この
ときの圧延終了時の材料温度は320℃である。こ
れを冷間加工して0.33mmtとし、540℃で5秒間
熱処理を加えて、30%の最終冷間加工して0.23mm
tとした。 得られた0.23mmt板の特性は表2に示す通り
で、製造過程で加える熱エネルギが少ないにもか
かわらず、成形性は向上している。 比較例 1 実施例1における合金鋳塊を580℃で10時間均
質化し、冷却、面削を経て520℃に再加熱し、終
了温度312℃で熱間圧延して5mmtとし、400℃で
1時間中間焼鈍したのち、冷間圧延して0.33mmt
とし、再び400℃で1時間中間焼鈍を加えて、30
%の最終冷間圧延をして0.23mmtの板とした。こ
の板の特性を表2に示す。 実施例 2 表1の実施例2に示す合金の鋳塊を面削し、
590℃で5時間加熱後、温度を下げて540℃で5時
間均質化し、直ちに熱間圧延して2.4mmtとし
た、このとき圧延終了時の材料温度は310℃であ
つた。これを冷間加工して0.29mmtとし、450℃
で20秒間熱処理を加えて、30%の最終冷間加工を
して0.20mmt板とした。 得られた0.20mmt板の特性は表2に示すとおり
で、結晶粒が細かくなることにより成形性が向上
するが、強度、耳率は後記する比較例2のものと
変りがない。 比較例 2 実施例2における合金鋳塊を580℃で10時間均
質化し、冷却、面削して、480℃に再加熱し、終
了温度300℃で熱間圧延して6mmtとし、さらに
冷間加工して2.5mmtとしてから、360℃で1時間
中間焼鈍し、冷間加工して0.29mmtとし、ここで
再び、360℃で1時間中間焼鈍を加え、又、30%
の最終冷間加工をして0.20mmt板とした。この板
の特性を表2に示す。 実施例 3 表1の実施例3に示す合金の鋳塊を595℃で10
時間均質化後、560℃に冷却して熱間圧延して2.2
mmtとした。このときの圧延終了時の材料温度は
332℃であつた。これを冷間加工して0.31mmtと
し、500℃で10秒間の高速短時間焼鈍を加えてか
ら、25%の最終冷間加工をして0.23mmt板とし
た。 得られた0.23mmt板の特性は表2に示すとおり
で、結晶粒が細かくなり、絞り加工性が向上して
いる。 比較例 3 実施例3における合金鋳塊を580℃で10時間均
質化し、冷却、面削して、540℃に再加熱し、終
了温度297℃で熱間圧延して30mmtとし、さらに
冷間加工して1.5mmtとしてから、360〜380℃で
1時間中間焼鈍し、冷間加工して0.31mmtとし、
再び360〜380℃で1時間中間焼鈍を加え、25%の
最終冷間加工をして0.23mmt板とした。この板の
特性を表2に示す。 実施例 4 表1の実施例4に示す合金の鋳塊を550℃で10
時間均質化後、500℃で熱間圧延して2.0mmtとし
た。このときの圧延終了時の材料温度は298℃で
あつた。これを冷間加工して0.6mmtとし、500℃
で60秒間の高速短時間焼鈍を加えてから、58%の
最終冷間加工をして0.25mmt板とした。 得られた0.25mmt板の特性は表2に示すとおり
で、後記の比較例4では最終冷間圧延量に伴なつ
て発達する45゜−4方向耳率を小さくすることが
できなかつたが、方実施例では耳率を小さくする
と同時に成形性が向上している。 比較例 4 実施例4における合金鋳塊を、面削後550℃で
10時間均質化後、500℃に冷却して終了温度290℃
で熱間圧延して3.0mmtとし、さらに冷間加工し
て0.6mmtとしてから、360℃で1時間中間焼鈍を
加えて、58%の最終冷間加工して0.25mmt板とし
た。この板の特性を表2に示す。 実施例 5 表1の実施例5に示す合金の鋳塊を熱間圧延の
終了温度を310℃とした以外は実施例1と同様に
処理をして0.23mmtの板を得た。得られた板の特
性は表2に示す通りであつた。 比較例 5 実施例5における合金鋳塊を、面削後580℃で
10時間均質化後、520℃で熱間圧延して終了温度
315℃で5mmtとし、400℃で1時間中間焼鈍して
から、冷間加工して0.33mmtとし、再び400℃で
1時間焼鈍して、30%の最終冷間加工をして0.23
mmt板とした。この板の特性を表2に示す。 実施例 6 表1の実施例6に示す合金の鋳塊を熱間圧延の
終了温度を302℃とした以外は実施例5同様に処
理をして0.23mmtの板を得た。得られた板の特性
は表2に示す通りであつた。 比較例 6 実施例6における合金鋳塊を熱間圧延の終了温
度を310℃とした以外は比較例5と同一の条件で
処理して板とした。この板の特性を表2に示す。 実施例 7 表1の実施例7に示す合金の鋳塊を熱間圧延の
終了温度を315℃にした以外は実施例5と同様に
処理をして0.23mmtの板を得た、得られた板の特
性は表2に示す通りであつた。 比較例 7 実施例7における合金鋳塊を、熱間圧延の終了
温度を310℃とした以外は比較例5と同一の条件
で処理して板とした。この板の特性を表2に示
す。 実施例 8 表1の実施例8に示す合金の鋳塊を550℃で10
時間均質化後、500℃で熱間圧延して2.0mmtとし
た。このときの圧延終了時の材料温度は300℃で
あつた。これを冷間加工して0.6mmtとし、500℃
で60秒間の高速短時間焼鈍を加えてから58%の最
終冷間加工をして0.25mmt板とした。 得られた板の特性は表2に示すとおりであつ
た。 比較例 8 実施例8における合金鋳塊を、熱間圧延の終了
温度を310℃とした以外は比較例4と同一の条件
で処理して板とした。この板の特性を表2に示
す。 実施例 9 表1の実施例9に示す合金の鋳塊を熱間圧延の
終了温度を307℃とした以外は実施例2と同様に
処理して0.20mmtの板を得た。得られた板の特性
は表2に示すとおりであつた。 比較例 9 実施例9における合金鋳塊を、熱間圧延の終了
温度を305℃とした以外は比較例2と同一の条件
で処理して板とした。この板の特性を表2に示
す。 実施例 10 表1の実施例10に示す合金の鋳塊を熱間圧延の
終了温度を312℃とした以外は実施例2と同様に
処理して0.20mmtの板を得た。得られた板の特性
は表2に示すとおりであつた。 比較例 10 実施例10における合金鋳塊を比較例9と同一の
条件で処理して板とした。この板の特性を表2に
示す。 実施例 11 表1の実施例10に示す合金の鋳塊を熱間圧延
の終了温度を295℃とした以外は実施例2と同様
に処理して0.20mmtの板を得た。得られた板の特
性は表2に示すとおりであつた。 比較例 11 実施例11における合金鋳塊を、熱間圧延の終了
温度を310℃とした以外は比較例2と同一の条件
で処理して板とした。この板の特性を表2に示
す。
り成形性にすぐれ、低い耳率と適度な強度を有す
るアルミニウム合金板およびその製造方法に関す
る。 従来、上記深絞り成形用の如きアルミニウム合
金板における緒特性を得るためには、造塊―十分
な均質化処理―熱間圧延―(冷間圧延)―中間焼
鈍―冷間圧延―中間焼鈍―冷間圧延の各工程を組
み、均質化および2回以上の中間焼鈍によつて、
十分長時間の加熱を加えている。かかる従来法で
は、長時間の中間焼鈍を加えるために合金板の結
晶粒は50〜100μmの大きさになつている。この
ように結晶粒が大きくなると成形性が低下し、特
に0.3mm厚以下の薄板の成形性を向上させるため
には結晶粒をさらに小さくする必要がある。又、
2回以上の中間焼鈍は、できれば1回にした方
が、工程の簡略化並びに省エネルギの見地から望
ましいことである。すなわち、中間焼鈍は1回と
し、しかもその1回の中間焼鈍で結晶粒を細かく
して、成形性並びに耳率が従来材と同程度以上に
なるようにすることが有意義である。 本発明は、以上の観点に基づいて発明されたも
ので、その第1発明は、Si0.1〜0.7%、Mg0.01〜
2.0%(好ましくは0.3〜20%)のいずれか1種又
は2種と、Fe0.3〜1.0%、Mn0.3〜1.5%のいずれ
か1種又は2種と、Cu0.03〜0.3%(好ましくは
0.04〜0.25%)とを含み、残部はAlと不純物であ
るアルミニウム合金よりなり、20%以上60%以下
の最終冷間圧延を行なつて板厚0.3mm以下とした
場合の結晶粒径が25μm以下であることを特徴と
する成形性のすぐれたアルミニウム合金板であ
る。 Si,Mgはいずれも強度と成形性を付与し、
Fe、Mnはいずれも強度を与えかつ深絞り加工に
おいて発生する耳の大きさを制御する効果を有す
る。Cuは強度と成形性および深絞り加工時に発
生する耳の大きさを制御する効果を持つが、同時
に耐食性を低下させる作用を有する。これらの利
点、欠点を考慮して0.03%以上0.3%以下好まし
くは0.04〜0.25%とする。少すぎればその利点な
く、多すぎれば欠点が顕在化する。各成分とも上
限を越えると成形加工性を低下させるので好まし
くない。又、下限を有するものは下限より少ない
効果が小さい。 不純物例えばZn、Ti、Cr等は各々0.05%以下
であれば本発明に影響しないので、含まれていて
も支障ない。 かかる組成のものは所定の工程により20%以上
60%以下の最終冷間圧延を行なつて板厚0.3mm以
下とした場合、結晶粒径が25μm以下となし得
て、成形性にすぐれたものである。 かかる成形性のすぐれたアルミニウム合金板
は、第2発明によつて得られる。すなわち、その
第2発明は、Si、0.1〜0.7%、Mg0.01〜2.0%
(好ましくは0.3〜2.0%)のいずれか1種又は2
種と、Fe0.3〜1.0%、Mn0.3〜1.5%のいずれか1
種又は2種と、Cu0.03〜0.3%(好ましくは0.04
〜0.25%)とを含み、残部はAlと不純物であるア
ルミニウム合金を均質化処理したのち、480〜580
℃で熱間圧延を開始して290℃以上350℃以下で熱
間圧延を終了し、冷間圧延したのち、400〜570℃
で5分以下の焼鈍処理を行ない、20%以上60%以
下の最終冷間圧延を行ない板厚0.3mm以下とした
場合の結晶粒径を25μm以下とすることを特徴と
する成形性のすぐれたアルミニウム合金板の製造
方法である。 まず均質化処理は、合金板の耳率を変化させる
要因の一つであり、一般には融解温度直下のでき
るだけ高温で行なうが、必要十分な時間に止め
る。0.5%以上のMnを含む合金は、560℃以上で
8時間以上均質化処理する必要があるが、Mgと
Siを主に含む合金ではこれより低温短時間でよ
い。又、耳率を制御するため2段加熱を行なう場
合もある。 熱間圧延は均質化処理後冷却し、再加熱して行
なつても良い。その場合は、冷却再加熱中に起る
鋳塊組織の変化が耳率に影響を与えるので、均質
化処理後引きつづいて熱間圧延する場合と加熱温
度が異なる場合がある。 熱間圧延終了時の材料温度は、材料が再結晶す
るのに十分な高温でなければならない。通常の条
件で500℃から熱間圧延して3mm厚板にすると、
温度は260〜280℃になる。そこで、圧延開始温
度、圧下率、パス回数圧延速度、潤滑油温度等に
工夫を加えて、熱間圧延終了温度を290℃以上、
より好ましくは310℃以上になるようにする。ま
た同温度が350℃を越えるような場合は板表面の
酸化が著しく、外観上の欠陥となることがあつて
好ましくない。そこで熱間圧延終了温度は350℃
以下になるようにする。 このことは、耳率を制御すると同時に、圧延進
行する合金成分の析出が最終板の加工性を向上さ
せる効果をもつため、最も重要な条件である。 本発明の合金板の目的とする用途に用いられる
最終板は0.3mmt以下で最終冷間圧延量が20〜60
%であるから、通常は1mmt以下で中間焼鈍する
こととなり、熱間圧延工程に次いで冷間圧延を行
なう必要がある。 つづく焼鈍は、加工性向上のために高温で短時
間行なう。工業的にはコイル状に巻かれた板をほ
どきながら高温の炉内を通過させて加熱焼鈍す
る。焼鈍温度が400℃未満では再結晶が進みにく
く、再結晶に長時間を要することになり効果が薄
れる。焼鈍温度の最高はその材料の融点である。
又、温度が高いときの結晶粒の成長を避けるため
には処理時間を短くしなければならず、5分以下
とする必要がある。 最終冷間圧延は20%以上特に20%〜60%が最適
である。20%未満では強度が十分に発揮されず、
又60%以上では物によつて加工性が低下すること
がある。 さらに、Mgを含む合金板は室温放置により材
料強度が低下することがあるので、予め再結晶温
度以下で安定化の熱処理を加えることがある。 以上の各工程を経ることによつて第2発明では
結晶粒径を25μm以下と微細化することができ加
工性を向上する。しかも中間焼鈍が1回ですむの
で熱処理に要するエネルギコストを低減し、さら
に製造工程の短縮による仕掛コストの低減をはか
ることもできる。 つぎに実施例並びに比較例について説明する。 実施例 1 表1(合金組成)の実施例1に示す合金の鋳塊
を面削し、580℃で10時間均質化して、540℃に冷
却し、直ちに熱間圧延して2.8mmtとした。この
ときの圧延終了時の材料温度は320℃である。こ
れを冷間加工して0.33mmtとし、540℃で5秒間
熱処理を加えて、30%の最終冷間加工して0.23mm
tとした。 得られた0.23mmt板の特性は表2に示す通り
で、製造過程で加える熱エネルギが少ないにもか
かわらず、成形性は向上している。 比較例 1 実施例1における合金鋳塊を580℃で10時間均
質化し、冷却、面削を経て520℃に再加熱し、終
了温度312℃で熱間圧延して5mmtとし、400℃で
1時間中間焼鈍したのち、冷間圧延して0.33mmt
とし、再び400℃で1時間中間焼鈍を加えて、30
%の最終冷間圧延をして0.23mmtの板とした。こ
の板の特性を表2に示す。 実施例 2 表1の実施例2に示す合金の鋳塊を面削し、
590℃で5時間加熱後、温度を下げて540℃で5時
間均質化し、直ちに熱間圧延して2.4mmtとし
た、このとき圧延終了時の材料温度は310℃であ
つた。これを冷間加工して0.29mmtとし、450℃
で20秒間熱処理を加えて、30%の最終冷間加工を
して0.20mmt板とした。 得られた0.20mmt板の特性は表2に示すとおり
で、結晶粒が細かくなることにより成形性が向上
するが、強度、耳率は後記する比較例2のものと
変りがない。 比較例 2 実施例2における合金鋳塊を580℃で10時間均
質化し、冷却、面削して、480℃に再加熱し、終
了温度300℃で熱間圧延して6mmtとし、さらに
冷間加工して2.5mmtとしてから、360℃で1時間
中間焼鈍し、冷間加工して0.29mmtとし、ここで
再び、360℃で1時間中間焼鈍を加え、又、30%
の最終冷間加工をして0.20mmt板とした。この板
の特性を表2に示す。 実施例 3 表1の実施例3に示す合金の鋳塊を595℃で10
時間均質化後、560℃に冷却して熱間圧延して2.2
mmtとした。このときの圧延終了時の材料温度は
332℃であつた。これを冷間加工して0.31mmtと
し、500℃で10秒間の高速短時間焼鈍を加えてか
ら、25%の最終冷間加工をして0.23mmt板とし
た。 得られた0.23mmt板の特性は表2に示すとおり
で、結晶粒が細かくなり、絞り加工性が向上して
いる。 比較例 3 実施例3における合金鋳塊を580℃で10時間均
質化し、冷却、面削して、540℃に再加熱し、終
了温度297℃で熱間圧延して30mmtとし、さらに
冷間加工して1.5mmtとしてから、360〜380℃で
1時間中間焼鈍し、冷間加工して0.31mmtとし、
再び360〜380℃で1時間中間焼鈍を加え、25%の
最終冷間加工をして0.23mmt板とした。この板の
特性を表2に示す。 実施例 4 表1の実施例4に示す合金の鋳塊を550℃で10
時間均質化後、500℃で熱間圧延して2.0mmtとし
た。このときの圧延終了時の材料温度は298℃で
あつた。これを冷間加工して0.6mmtとし、500℃
で60秒間の高速短時間焼鈍を加えてから、58%の
最終冷間加工をして0.25mmt板とした。 得られた0.25mmt板の特性は表2に示すとおり
で、後記の比較例4では最終冷間圧延量に伴なつ
て発達する45゜−4方向耳率を小さくすることが
できなかつたが、方実施例では耳率を小さくする
と同時に成形性が向上している。 比較例 4 実施例4における合金鋳塊を、面削後550℃で
10時間均質化後、500℃に冷却して終了温度290℃
で熱間圧延して3.0mmtとし、さらに冷間加工し
て0.6mmtとしてから、360℃で1時間中間焼鈍を
加えて、58%の最終冷間加工して0.25mmt板とし
た。この板の特性を表2に示す。 実施例 5 表1の実施例5に示す合金の鋳塊を熱間圧延の
終了温度を310℃とした以外は実施例1と同様に
処理をして0.23mmtの板を得た。得られた板の特
性は表2に示す通りであつた。 比較例 5 実施例5における合金鋳塊を、面削後580℃で
10時間均質化後、520℃で熱間圧延して終了温度
315℃で5mmtとし、400℃で1時間中間焼鈍して
から、冷間加工して0.33mmtとし、再び400℃で
1時間焼鈍して、30%の最終冷間加工をして0.23
mmt板とした。この板の特性を表2に示す。 実施例 6 表1の実施例6に示す合金の鋳塊を熱間圧延の
終了温度を302℃とした以外は実施例5同様に処
理をして0.23mmtの板を得た。得られた板の特性
は表2に示す通りであつた。 比較例 6 実施例6における合金鋳塊を熱間圧延の終了温
度を310℃とした以外は比較例5と同一の条件で
処理して板とした。この板の特性を表2に示す。 実施例 7 表1の実施例7に示す合金の鋳塊を熱間圧延の
終了温度を315℃にした以外は実施例5と同様に
処理をして0.23mmtの板を得た、得られた板の特
性は表2に示す通りであつた。 比較例 7 実施例7における合金鋳塊を、熱間圧延の終了
温度を310℃とした以外は比較例5と同一の条件
で処理して板とした。この板の特性を表2に示
す。 実施例 8 表1の実施例8に示す合金の鋳塊を550℃で10
時間均質化後、500℃で熱間圧延して2.0mmtとし
た。このときの圧延終了時の材料温度は300℃で
あつた。これを冷間加工して0.6mmtとし、500℃
で60秒間の高速短時間焼鈍を加えてから58%の最
終冷間加工をして0.25mmt板とした。 得られた板の特性は表2に示すとおりであつ
た。 比較例 8 実施例8における合金鋳塊を、熱間圧延の終了
温度を310℃とした以外は比較例4と同一の条件
で処理して板とした。この板の特性を表2に示
す。 実施例 9 表1の実施例9に示す合金の鋳塊を熱間圧延の
終了温度を307℃とした以外は実施例2と同様に
処理して0.20mmtの板を得た。得られた板の特性
は表2に示すとおりであつた。 比較例 9 実施例9における合金鋳塊を、熱間圧延の終了
温度を305℃とした以外は比較例2と同一の条件
で処理して板とした。この板の特性を表2に示
す。 実施例 10 表1の実施例10に示す合金の鋳塊を熱間圧延の
終了温度を312℃とした以外は実施例2と同様に
処理して0.20mmtの板を得た。得られた板の特性
は表2に示すとおりであつた。 比較例 10 実施例10における合金鋳塊を比較例9と同一の
条件で処理して板とした。この板の特性を表2に
示す。 実施例 11 表1の実施例10に示す合金の鋳塊を熱間圧延
の終了温度を295℃とした以外は実施例2と同様
に処理して0.20mmtの板を得た。得られた板の特
性は表2に示すとおりであつた。 比較例 11 実施例11における合金鋳塊を、熱間圧延の終了
温度を310℃とした以外は比較例2と同一の条件
で処理して板とした。この板の特性を表2に示
す。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Si0.1〜0.7%、Mg0.01〜2.0%のいずれか1
種又は2種と、Fe0.3〜1.0%、Mn0.3〜1.5%のい
ずれかを1種又は2種と、Cu0.03〜1.3%とを含
み、残部はAlと不純物であるアルミニウム合金
よりなり、20%以上60%以下の最終冷間圧延を行
なつて板厚0.3mm以下とした場合の結晶粒径が25
μm以下であることを特徴とする成形性のすぐれ
たアルミニウム合金板。 2 Si0.1〜0.7%、Mg0.01〜2.0%のいずれか1
種又は2種と、Fe0.3〜1.0%、Mn0.3〜1.5%のい
ずれか1種又は2種と、Cu0.03〜0.3%とを含
み、残部はAlと不純物であるアルミニウム合金
を均質化処理したのち、480〜580℃で熱間圧延を
開始して290℃以上350℃以下で熱間圧延を終了
し、冷間圧延したのち、400〜570℃で5分以下の
焼鈍処理を行ない、20%以上60%以下の最終冷間
圧延を行ない、板厚0.3mm以下とした場合の結晶
粒径を25μm以下とすることを特徴とする成形性
のすぐれたアルミニウム合金板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10738182A JPS58224142A (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 成形性のすぐれたアルミニウム合金板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10738182A JPS58224142A (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 成形性のすぐれたアルミニウム合金板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58224142A JPS58224142A (ja) | 1983-12-26 |
JPS6140299B2 true JPS6140299B2 (ja) | 1986-09-08 |
Family
ID=14457671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10738182A Granted JPS58224142A (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 成形性のすぐれたアルミニウム合金板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58224142A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111684090A (zh) * | 2018-03-30 | 2020-09-18 | 株式会社神户制钢所 | 汽车结构构件用铝合金板、汽车结构构件和汽车结构构件用铝合金板的制造方法 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59193251A (ja) * | 1983-03-10 | 1984-11-01 | Kobe Steel Ltd | 深絞り用アルミニウム合金板の製造法 |
JPS59193253A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-11-01 | Kobe Steel Ltd | 深絞り用アルミニウム合金板の製造方法 |
JPS6144150A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-03 | Kobe Steel Ltd | 感光ドラム用アルミニウム合金軟質板およびその製造方法 |
JPS61264149A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-22 | Kobe Steel Ltd | 成形性に優れた包装用アルミニウム合金板 |
JPS6280256A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-13 | Sky Alum Co Ltd | 再絞り容器用材の製造方法 |
JPH07820B2 (ja) * | 1986-04-21 | 1995-01-11 | 昭和アルミニウム株式会社 | 成形後のスプリングバックの少ない包装用アルミニウム合金箔 |
JPS6326340A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-03 | Kobe Steel Ltd | 方向性の優れたアルミニウム合金の製造法 |
JPS6369953A (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-30 | Kobe Steel Ltd | 方向性の優れたアルミニウム合金の製造法 |
JPH01123045A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-16 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 成形加工性に優れたアルミニウム板材およびその製造方法 |
JPS63145758A (ja) * | 1987-11-07 | 1988-06-17 | Kobe Steel Ltd | 包装用a1合金板の製造方法 |
JPH01129688A (ja) * | 1987-11-16 | 1989-05-22 | Mitsubishi Electric Corp | 画像信号受信装置 |
JPH01176048A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-12 | Kobe Steel Ltd | 方向性が優れた深絞り用アルミニウム合金軟質板及びその製造法 |
JPH02274833A (ja) * | 1989-04-14 | 1990-11-09 | Kobe Steel Ltd | 支持基盤用アルミニウム合金軟質材及びその製造法 |
JP4057199B2 (ja) * | 1998-09-10 | 2008-03-05 | 株式会社神戸製鋼所 | Al−Mg−Si系合金板 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5111011A (ja) * | 1974-07-18 | 1976-01-28 | Mitsubishi Aluminium | Fukajiboryoaruminiumugokinpanno seizohoho |
JPS5273112A (en) * | 1975-12-16 | 1977-06-18 | Sumitomo Light Metal Ind | Hard aluminium alloy plate for deep drawing and method of making thereof |
JPS52105509A (en) * | 1976-03-03 | 1977-09-05 | Mitsubishi Aluminium | Production of aluminium alloy sheet for deep drawing |
JPS5432113A (en) * | 1977-08-18 | 1979-03-09 | Nitsukei Atsuen Kk | Method of producing allmnnmg alloy hard plate having deep drawability |
JPS56102562A (en) * | 1980-01-11 | 1981-08-17 | Kobe Steel Ltd | Manufacture of al alloy plate for packing |
-
1982
- 1982-06-22 JP JP10738182A patent/JPS58224142A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5111011A (ja) * | 1974-07-18 | 1976-01-28 | Mitsubishi Aluminium | Fukajiboryoaruminiumugokinpanno seizohoho |
JPS5273112A (en) * | 1975-12-16 | 1977-06-18 | Sumitomo Light Metal Ind | Hard aluminium alloy plate for deep drawing and method of making thereof |
JPS52105509A (en) * | 1976-03-03 | 1977-09-05 | Mitsubishi Aluminium | Production of aluminium alloy sheet for deep drawing |
JPS5432113A (en) * | 1977-08-18 | 1979-03-09 | Nitsukei Atsuen Kk | Method of producing allmnnmg alloy hard plate having deep drawability |
JPS56102562A (en) * | 1980-01-11 | 1981-08-17 | Kobe Steel Ltd | Manufacture of al alloy plate for packing |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111684090A (zh) * | 2018-03-30 | 2020-09-18 | 株式会社神户制钢所 | 汽车结构构件用铝合金板、汽车结构构件和汽车结构构件用铝合金板的制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58224142A (ja) | 1983-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4645544A (en) | Process for producing cold rolled aluminum alloy sheet | |
JPH0127146B2 (ja) | ||
JPH06322443A (ja) | 鉄損が優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
EP0259700A1 (en) | Production process for aluminium alloy rolled sheet | |
JPS6140299B2 (ja) | ||
JPS6318041A (ja) | アルミニウム箔地の製造方法 | |
EP0247264B1 (en) | Method for producing a thin casting of cr-series stainless steel | |
JP2626859B2 (ja) | 異方性が小さい高強度成形用アルミニウム合金板の製造方法 | |
JP3278119B2 (ja) | 成形性及び焼付硬化性に優れたAl−Mg−Si系合金板の製造方法 | |
JPH0222446A (ja) | 高成形性アルミニウム合金硬質板の製造法 | |
JPS6114216B2 (ja) | ||
JPH07228957A (ja) | 成形性および焼付硬化性に優れたアルミニウム合金板の製造方法 | |
JPS61170549A (ja) | アルミニウム箔地の製造方法 | |
JP3331535B2 (ja) | 磁気特性の優れた厚手無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPS593528B2 (ja) | 成形性のすぐれた深絞り用亜鉛めつき鋼板の製造法 | |
JP2628635B2 (ja) | アルミニウム合金板の製造方法 | |
JPH05255791A (ja) | 耐応力腐食割れ性に優れた成形加工用アルミニウム合金圧延板およびその製造方法 | |
JPH0122346B2 (ja) | ||
JPH0369967B2 (ja) | ||
JPS6254017A (ja) | Cr系ステンレス鋼薄肉鋳片の製造方法 | |
JPH05255792A (ja) | 耐応力腐食割れ性に優れた成形加工用アルミニウム合金圧延板およびその製造方法 | |
JPH0641644A (ja) | 材質と表面品質の優れたCr−Ni系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
JPS6338525A (ja) | プレス成形性の優れた冷延鋼板の製造方法 | |
JPH02247363A (ja) | 成形用アルミニウム合金材の製造方法 | |
JPS6056416B2 (ja) | 優れた光輝性を有するトリム材用Al基合金板の製造方法 |