JPS58100B2 - ジキキロクタイ - Google Patents
ジキキロクタイInfo
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- JPS58100B2 JPS58100B2 JP50044017A JP4401775A JPS58100B2 JP S58100 B2 JPS58100 B2 JP S58100B2 JP 50044017 A JP50044017 A JP 50044017A JP 4401775 A JP4401775 A JP 4401775A JP S58100 B2 JPS58100 B2 JP S58100B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- tape
- magnetic recording
- parts
- layer
- Prior art date
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- Expired
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/716—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by two or more magnetic layers
-
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- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24942—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including components having same physical characteristic in differing degree
- Y10T428/2495—Thickness [relative or absolute]
- Y10T428/24967—Absolute thicknesses specified
- Y10T428/24975—No layer or component greater than 5 mils thick
-
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- Y10T428/25—Web or sheet containing structurally defined element or component and including a second component containing structurally defined particles
- Y10T428/256—Heavy metal or aluminum or compound thereof
- Y10T428/257—Iron oxide or aluminum oxide
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/26—Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified physical dimension
- Y10T428/263—Coating layer not in excess of 5 mils thick or equivalent
- Y10T428/264—Up to 3 mils
- Y10T428/265—1 mil or less
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録体に関するものであり、特に磁気記録
体の支持体−面に二層以上の磁性層を設けてなる磁気記
録体に関するものである。
体の支持体−面に二層以上の磁性層を設けてなる磁気記
録体に関するものである。
近年オープンリールテープ及びカセットテープ共に磁気
記録テープの品質が向上し、高密度化が要求される中で
重層重布型テープなる二層以上の磁性層よりなる磁気テ
ープが出現して来た。
記録テープの品質が向上し、高密度化が要求される中で
重層重布型テープなる二層以上の磁性層よりなる磁気テ
ープが出現して来た。
これらは例えば特公昭37−2218号、同39−23
678号、特開昭47−31602号(USP3761
311号)、同47−37903号、同48−3190
7号(USP3775178号)、同50−31804
号、米国特許 2643130号、同2647954号、同294j’
301号、同3676217号、西独特許(DT−AS
)1190985号、同 1238072号などに記載されている。
678号、特開昭47−31602号(USP3761
311号)、同47−37903号、同48−3190
7号(USP3775178号)、同50−31804
号、米国特許 2643130号、同2647954号、同294j’
301号、同3676217号、西独特許(DT−AS
)1190985号、同 1238072号などに記載されている。
この場合問題視されるのが動作バイアス及びイコライザ
ーの設定であり、その設定値は標準バイアスと一般的に
言われている100%近傍であり、これに合致している
磁気テープが一般的に最も多(の人に使われ、且つ使い
易いタイプで、特別なバイアス設定及びイコライザーを
必要としないため有利である。
ーの設定であり、その設定値は標準バイアスと一般的に
言われている100%近傍であり、これに合致している
磁気テープが一般的に最も多(の人に使われ、且つ使い
易いタイプで、特別なバイアス設定及びイコライザーを
必要としないため有利である。
高密度化を図る最も早い手段として、磁気テ−プに使用
する強磁性酸化鉄を高抗磁力化するこであるが、磁気テ
ープ使用者側にとっては先に述べた標準バイアスとの互
換性がなく、最適な磁気テープの特性を得るためにはこ
の磁気テープに合った動作バイアス及びイコライザーを
選定する必要が生じ実際に標準バイアス、二酸化クロム
バイアス、そして重層バイアスなど、及びこれ等のバイ
アス、イコライザーの選定についてのユーザーの混乱も
去ることながら、通常使用されるテープレコーダー、テ
ープデツキなどの互換性に乏しい上に使いにくい欠点を
も持ち合わせている。
する強磁性酸化鉄を高抗磁力化するこであるが、磁気テ
ープ使用者側にとっては先に述べた標準バイアスとの互
換性がなく、最適な磁気テープの特性を得るためにはこ
の磁気テープに合った動作バイアス及びイコライザーを
選定する必要が生じ実際に標準バイアス、二酸化クロム
バイアス、そして重層バイアスなど、及びこれ等のバイ
アス、イコライザーの選定についてのユーザーの混乱も
去ることながら、通常使用されるテープレコーダー、テ
ープデツキなどの互換性に乏しい上に使いにくい欠点を
も持ち合わせている。
従来の二層テープは低域の出力は改善されよい方向であ
るが、動作バイアス、イコライザーの点で特別なポジシ
ョンを必要とする。
るが、動作バイアス、イコライザーの点で特別なポジシ
ョンを必要とする。
これは例えば下記の第1表に示す如くである。
(Cf、1):ローノイズ・タイプを基準(100%)
として示した。
として示した。
(Cf、2):ローノイズ・タイプのイコライザーの時
定数(μsec、 )を基 準(120μsec、)として示 した。
定数(μsec、 )を基 準(120μsec、)として示 した。
Fe −Cr タイプの場合は基準
に対して40〜60%の値、
CrO2タイプの場合は基準に対
して50〜70%の値とするの
が普通である。
(Cf、3):磁性層の下層がマグヘマイト、上層がC
rO2であるDUAD。
rO2であるDUAD。
Ferri−Chrome テープ
(S ONY Corp 、製)、
5cotche CL A S S I CCa5se
tteテープ(3MCo、、 Ltd、製)などの場合を例とした。
tteテープ(3MCo、、 Ltd、製)などの場合を例とした。
従って、使用するテープレコーダー、テープデツキ等は
上記第1表に示した如きバイアス及びイコライザーのポ
ジションを装備していなければ、磁気テープを最高の状
態で使用することができなく、また各社の磁気テープに
よってテープレコーダー、テープデツキ等を選択する必
要があり、互換性に欠ける最大の欠点を持っている。
上記第1表に示した如きバイアス及びイコライザーのポ
ジションを装備していなければ、磁気テープを最高の状
態で使用することができなく、また各社の磁気テープに
よってテープレコーダー、テープデツキ等を選択する必
要があり、互換性に欠ける最大の欠点を持っている。
第1図は重層磁気記録体の層構成を示す。
拡大断面図である。
第1図において1は上層、2は下層、3は非磁性支持体
を示す。
を示す。
本発明は先に述べた「動作バイアス及びイコライザー」
の選定等についてかかる欠点をなくし、通常使用される
テープレコーダーまたはテープデツキなどに対して互換
性を持たせた品質的に優れた磁気テープを提供せんとし
、磁気記録体の支持体−面に二層以上の磁性層を設けて
なる磁気テープに関するものである。
の選定等についてかかる欠点をなくし、通常使用される
テープレコーダーまたはテープデツキなどに対して互換
性を持たせた品質的に優れた磁気テープを提供せんとし
、磁気記録体の支持体−面に二層以上の磁性層を設けて
なる磁気テープに関するものである。
本発明の第1の目的は磁性層が2層以上の複数層であり
ながら動作バイアス及びイコライザーはスタンダード・
テープ、ローノイズ・テープに近く、バイアス及びイコ
ライザーのポジション用のセレクターを装備していない
テープレコーダー、テープデツキなどで使用することが
可能な磁気記録体を提供することである。
ながら動作バイアス及びイコライザーはスタンダード・
テープ、ローノイズ・テープに近く、バイアス及びイコ
ライザーのポジション用のセレクターを装備していない
テープレコーダー、テープデツキなどで使用することが
可能な磁気記録体を提供することである。
第2の目的はヘッド減磁、ヘッド摩耗が少ない磁気記録
体を提供することである。
体を提供することである。
第3の目的は歪、MOL (Maxi mum 0ut
putLevel 、無歪最大出力)などの秀れた磁気
記録体を提供することにある。
putLevel 、無歪最大出力)などの秀れた磁気
記録体を提供することにある。
本発明者等は支持体−面に二層以上の磁性層を設けて通
常使用される標準バイアス及びイコライザーで使用出来
る磁気テープを開発するため支持体−面に二層以上の磁
性層を設けてなる上層の磁性酸化鉄の磁性体の平均有孔
数、即ち磁性体粒子を高倍率の電子顕微鏡下で観察した
場合の粒子中の空洞部の平均数を定義するものであって
、これを本発明ではAPP値(Average Por
ePopulation Valve )と呼び、この
APP値と抗磁力(Hc)及び磁性酸化鉄層の厚味に着
目し、種々の研究を重ねた結果、本発明に到達したので
ある。
常使用される標準バイアス及びイコライザーで使用出来
る磁気テープを開発するため支持体−面に二層以上の磁
性層を設けてなる上層の磁性酸化鉄の磁性体の平均有孔
数、即ち磁性体粒子を高倍率の電子顕微鏡下で観察した
場合の粒子中の空洞部の平均数を定義するものであって
、これを本発明ではAPP値(Average Por
ePopulation Valve )と呼び、この
APP値と抗磁力(Hc)及び磁性酸化鉄層の厚味に着
目し、種々の研究を重ねた結果、本発明に到達したので
ある。
すなわち、本発明は非磁性支持体上に強磁性微粉末及び
バインダーを主成分とする2層以上の磁性層を有する磁
気記録体において、表面の磁性層の乾燥厚みが約0.3
〜25μmであり、且つ表面の磁性層に含まれる強磁性
微粉末が1.0以下のAPP値、及び約300〜500
0eの抗磁力を有する強磁性酸化鉄であることを特徴と
する磁気記録体である。
バインダーを主成分とする2層以上の磁性層を有する磁
気記録体において、表面の磁性層の乾燥厚みが約0.3
〜25μmであり、且つ表面の磁性層に含まれる強磁性
微粉末が1.0以下のAPP値、及び約300〜500
0eの抗磁力を有する強磁性酸化鉄であることを特徴と
する磁気記録体である。
本発明者等の研究成果を更に説明するとAPP値とHc
の関係は一様に磁化した磁性体の内部に空洞(孔)があ
る時この孔より生ずる磁界のために磁性体としてのHe
低下の原因となっていることは、すでに理論的にも「ロ
ーレンツの磁界」として判明している。
の関係は一様に磁化した磁性体の内部に空洞(孔)があ
る時この孔より生ずる磁界のために磁性体としてのHe
低下の原因となっていることは、すでに理論的にも「ロ
ーレンツの磁界」として判明している。
(近角聡信著、物理学選書4、「強磁性体の物理」第4
版、昭和40年8月1日、裳華房発行参照)この様にA
PP値はHeの要因として極めて重要である。
版、昭和40年8月1日、裳華房発行参照)この様にA
PP値はHeの要因として極めて重要である。
このことよりAPP値は磁性体粒子の針状比等で異なる
が粒子1ヶ当りの孔を1ケなくすことにより、約30〜
500eのHeの上昇が認められた。
が粒子1ヶ当りの孔を1ケなくすことにより、約30〜
500eのHeの上昇が認められた。
本発明におけるAPP値はAverage PoreP
opulati on Valveの略であり、磁性
粒子1個についての空孔(ボア)の数を定義する値であ
る。
opulati on Valveの略であり、磁性
粒子1個についての空孔(ボア)の数を定義する値であ
る。
測定法は5万倍の電子顕微鏡を用いて磁性粒子20個に
ついて観察し、ボアの数を求め、これの平均値をAPP
値とした。
ついて観察し、ボアの数を求め、これの平均値をAPP
値とした。
空孔(ボア)を有する強磁性微粉末の構造を第2図に示
す。
す。
第2図において4は空孔(ボア)、5は強磁性微粉末を
示す。
示す。
ぐ本発明に使用する強磁性微粉末は一般式FeOxで示
した場合のX値が1.33≦X≦1.50の範囲にある
強磁性酸化鉄、すなわち、マグネタイト(rFe2O3
、x=1.33)、マグネタイト(Fes04、x=1
.50)及びこれらのベルトライド化合物(FeOx、
1.33<x<1.50)である。
した場合のX値が1.33≦X≦1.50の範囲にある
強磁性酸化鉄、すなわち、マグネタイト(rFe2O3
、x=1.33)、マグネタイト(Fes04、x=1
.50)及びこれらのベルトライド化合物(FeOx、
1.33<x<1.50)である。
上記のX値はの式で示される。
これらの強磁性酸化鉄には2価の金属が添加されていて
も良い。
も良い。
2価の金属としてはCr、Mn、Co、Ni、Cuなど
があり、上記酸化鉄に対して0〜10atomic、%
の範囲で添加される。
があり、上記酸化鉄に対して0〜10atomic、%
の範囲で添加される。
上記の磁性酸化鉄の針状比は2/1〜20/1程度平均
長は0.2〜20μm程度の範囲が有効である。
長は0.2〜20μm程度の範囲が有効である。
これらの強磁性酸化鉄の製法については特公昭39−5
009号、同39−10307号、同48−39639
号等に記載がある。
009号、同39−10307号、同48−39639
号等に記載がある。
又、これらに記載の方法は特公昭36−5515号、同
37−4825号、同41−6538号、同42−61
13号、同42−20381号、同44−14090号
、同45−14934号、同45−18372号、同4
6−28466号、同47−21212号、同47−2
7719号、同47−39477号、同47−4075
8号、同48−22269号、同48−22270号、
同48−22915号、同48−27200号、同48
−44040号、同49−15757号、特開昭47−
22707号、同49−8496号、同49−4199
号、同49−41299号(DT−O82221264
号)同49−41300号(DT−O82221218
)、同49−69588号(DT−O82243231
号)、西ドイツ特許DT−082022013号、米国
特許3075919号、同3389014号等に記載の
強磁性酸化鉄に対して適用しても良い。
37−4825号、同41−6538号、同42−61
13号、同42−20381号、同44−14090号
、同45−14934号、同45−18372号、同4
6−28466号、同47−21212号、同47−2
7719号、同47−39477号、同47−4075
8号、同48−22269号、同48−22270号、
同48−22915号、同48−27200号、同48
−44040号、同49−15757号、特開昭47−
22707号、同49−8496号、同49−4199
号、同49−41299号(DT−O82221264
号)同49−41300号(DT−O82221218
)、同49−69588号(DT−O82243231
号)、西ドイツ特許DT−082022013号、米国
特許3075919号、同3389014号等に記載の
強磁性酸化鉄に対して適用しても良い。
上記の強磁性酸化鉄のAPP値は通常5〜10程度であ
り、APP値を低下させるためには、これらの強磁性酸
化鉄を約700〜800℃程度の高温で、注意深く、慎
重に焼成することが必要であり、これによってAPP値
の低い、すなわち、ボアの少ない強磁性酸化鉄が得られ
る。
り、APP値を低下させるためには、これらの強磁性酸
化鉄を約700〜800℃程度の高温で、注意深く、慎
重に焼成することが必要であり、これによってAPP値
の低い、すなわち、ボアの少ない強磁性酸化鉄が得られ
る。
本発明において表面の磁性層(上層)に含まれる強磁性
酸化鉄のAPP値は1.0以下、好ましくは0.3〜1
.0の範囲であり、抗磁力(Hc)は約300〜500
0e、好ましくは330〜4500eである。
酸化鉄のAPP値は1.0以下、好ましくは0.3〜1
.0の範囲であり、抗磁力(Hc)は約300〜500
0e、好ましくは330〜4500eである。
又、上層の乾燥厚は03〜2.5μmであることが好ま
しい。
しい。
本発明の磁気記録体は磁性層は少なくとも2層以上であ
り、上記の上層と支持体の間には少なくとも1層の磁性
層(下層)が設けられている。
り、上記の上層と支持体の間には少なくとも1層の磁性
層(下層)が設けられている。
下層の乾燥厚は3〜15μmが好ましく、下層に含まれ
る強磁性酸化鉄のAPP値は約5〜10であり、抗磁力
(He)は約200〜4000e、好ましくは250〜
3500eである。
る強磁性酸化鉄のAPP値は約5〜10であり、抗磁力
(He)は約200〜4000e、好ましくは250〜
3500eである。
本発明の磁気記録体は非磁性支持体上に下層磁性層を塗
布、乾燥する工程によって設け、更にその上に上層磁性
層(表面磁性層)を同様な工程によって設けることによ
って製造される。
布、乾燥する工程によって設け、更にその上に上層磁性
層(表面磁性層)を同様な工程によって設けることによ
って製造される。
本発明に使用する磁性塗料の製法に関しては特公昭35
−1539−26794号、43−186号、47−2
8043号、昭47−28045号、47〜28046
号、47−28048号、47−31445号、48−
11162号、48−21331号、48−33683
号、ソ連特許明細書308033号等の公報等にくわし
く述べられている。
−1539−26794号、43−186号、47−2
8043号、昭47−28045号、47〜28046
号、47−28048号、47−31445号、48−
11162号、48−21331号、48−33683
号、ソ連特許明細書308033号等の公報等にくわし
く述べられている。
これらに記載されている磁気塗料は強磁性体粉末、バイ
ンダー、塗布溶媒を主成分とし、この他に分散剤、潤滑
剤、研磨剤、帯電防止剤等の添加剤を含む場合もある。
ンダー、塗布溶媒を主成分とし、この他に分散剤、潤滑
剤、研磨剤、帯電防止剤等の添加剤を含む場合もある。
本発明に使用されるバインダーとしては従来公知の熱可
塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂やこれらの混合
物が使用される。
塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂やこれらの混合
物が使用される。
熱可塑性樹脂として軟化温度が150℃以下、平均分子
量が10000〜200000、重合度が約200〜2
000程度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル
アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステルアクリ
ロニトリル共重合体、アクリル酸エステル塩化ビニリデ
ン共重合体、アクリル酸エステルスチレン共重合体、メ
タクリル酸エステルアクリロニトリル共重合体、メタク
リル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸
エステルスチレン共重合体、ウレタンエラストマー、ポ
リ弗化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニトリル共重合
体、ブタジェンアクリロニトリル共重合体、ポリアミド
樹脂、ポリビニルブチラール、セルロース誘導体(セル
ロースアセテートブチレート、セルロースダイアセテー
ト、セルローストリアセテート、セルロースグロピオネ
ート、ニトロセルロース等)、スチレンブタジェン共重
合体、ポリエステル樹脂、クロロビニルエーテルアクリ
ル酸エステル共重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系
の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物等が使用される。
量が10000〜200000、重合度が約200〜2
000程度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル
アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステルアクリ
ロニトリル共重合体、アクリル酸エステル塩化ビニリデ
ン共重合体、アクリル酸エステルスチレン共重合体、メ
タクリル酸エステルアクリロニトリル共重合体、メタク
リル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸
エステルスチレン共重合体、ウレタンエラストマー、ポ
リ弗化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニトリル共重合
体、ブタジェンアクリロニトリル共重合体、ポリアミド
樹脂、ポリビニルブチラール、セルロース誘導体(セル
ロースアセテートブチレート、セルロースダイアセテー
ト、セルローストリアセテート、セルロースグロピオネ
ート、ニトロセルロース等)、スチレンブタジェン共重
合体、ポリエステル樹脂、クロロビニルエーテルアクリ
ル酸エステル共重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系
の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物等が使用される。
これらの樹脂の例示は特公昭37−6877号、39−
12528号、39−19282号、4〇−5349号
、40−20907号、41−9463号、41−14
059号、41−16985号、42−6428号、4
2−11621号、43−4623号、43−1520
6号、44−2889号、44−17947号、44−
18232号、45−14020号、45−14500
号、47−18573号、47−22063号、47−
22064号、47−22068号、47−22069
号、47−22070号、48−27886号、米国特
許3144352号:同3419420号:同3499
789号二同3713887号に記載されている。
12528号、39−19282号、4〇−5349号
、40−20907号、41−9463号、41−14
059号、41−16985号、42−6428号、4
2−11621号、43−4623号、43−1520
6号、44−2889号、44−17947号、44−
18232号、45−14020号、45−14500
号、47−18573号、47−22063号、47−
22064号、47−22068号、47−22069
号、47−22070号、48−27886号、米国特
許3144352号:同3419420号:同3499
789号二同3713887号に記載されている。
熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の状態では
200000以下の分子量であり、塗布、乾燥後に添加
することにより、縮合、付加等の反応により分子量は無
限大のものとなる。
200000以下の分子量であり、塗布、乾燥後に添加
することにより、縮合、付加等の反応により分子量は無
限大のものとなる。
又、これらの樹脂のなかで、樹脂が熱分解するまでの間
に軟化又は溶融しないものが好ましい。
に軟化又は溶融しないものが好ましい。
具体的には例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
ウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキ
ッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子
量ポリエステル樹脂とインシアネートプレポリマーの混
合物、メタクリル酸塩共重合体とジイソシアネートプレ
ポリマーの混合物、ポリエステルポリオールとポリイソ
シアネートの混合物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、低分
子量グリコール/高分子量ジオール/トリフェニルメタ
ントリイソシアネートの混合物、ポリアミン樹脂及びこ
れらの混合物等である。
ウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキ
ッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子
量ポリエステル樹脂とインシアネートプレポリマーの混
合物、メタクリル酸塩共重合体とジイソシアネートプレ
ポリマーの混合物、ポリエステルポリオールとポリイソ
シアネートの混合物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、低分
子量グリコール/高分子量ジオール/トリフェニルメタ
ントリイソシアネートの混合物、ポリアミン樹脂及びこ
れらの混合物等である。
これらの樹脂の例示は特公昭39−8103号、40−
9779号、41−7192号、41−8016号、4
1−14275号、42−18179号、43−120
81号、44−28023号、45−14501号、4
5−24902号、46−13103号、47−220
65号、47−22066号、47−22067号、4
7−22072号、47−22073号、47−280
45号、47−28048号、47−28922号、米
国特許3144353号−同3320090号;同34
37510号:同3597273号;同3781210
号;同3781211号に記載されている。
9779号、41−7192号、41−8016号、4
1−14275号、42−18179号、43−120
81号、44−28023号、45−14501号、4
5−24902号、46−13103号、47−220
65号、47−22066号、47−22067号、4
7−22072号、47−22073号、47−280
45号、47−28048号、47−28922号、米
国特許3144353号−同3320090号;同34
37510号:同3597273号;同3781210
号;同3781211号に記載されている。
これらの結合剤の単独又は組合わされたものが使われ、
他に添加剤が加えられる。
他に添加剤が加えられる。
強磁性粉末と結合剤との混合割合は重量比で強磁性粉末
100重量部に対して結合剤10〜400重量部、好ま
しくは30〜200重量部の範囲で使用される。
100重量部に対して結合剤10〜400重量部、好ま
しくは30〜200重量部の範囲で使用される。
磁気記録層には、前記のバインダー、強磁性微粉末の他
に添加剤として分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤等
が加えられてもよい。
に添加剤として分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤等
が加えられてもよい。
分散剤としてはカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、エライジン酸、リノール酸、リルン酸、ステアロー
ル酸等の炭素数12〜18個の脂肪酸(RlCOOH,
R,は炭素数11〜17個のアルキル基):前記の脂肪
酸のアルカリ金属(Li、Na、に等)またはアルカリ
土類金属(Mg、Ca、Ba)から成る金属石鹸;レシ
チン等が使用される。
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、エライジン酸、リノール酸、リルン酸、ステアロー
ル酸等の炭素数12〜18個の脂肪酸(RlCOOH,
R,は炭素数11〜17個のアルキル基):前記の脂肪
酸のアルカリ金属(Li、Na、に等)またはアルカリ
土類金属(Mg、Ca、Ba)から成る金属石鹸;レシ
チン等が使用される。
この套、に炭素数12以上の高級アルコール、およびこ
れらの他に硫酸エステル等も使用可能である。
れらの他に硫酸エステル等も使用可能である。
これらの分散剤は結合剤100重量部に対して1〜20
重量部の範囲で添加される。
重量部の範囲で添加される。
例としては、特公昭39−28369号、同44−17
945号、同48−15001号、米国特許33879
93号:同3470021号等に8臓がある。
945号、同48−15001号、米国特許33879
93号:同3470021号等に8臓がある。
潤滑剤としてはシリコンオイル、カーボンブラック、グ
ラファイト、カーボンブラックグラフトポリマー、二硫
化モリブデン、二硫化タングステン、炭素数12〜16
個のゴ塩基性脂肪酸と炭素数3〜12個の一価のアルコ
ールからなる脂肪酸エステル類、炭素数17個以上の一
塩基性脂肪酸と該脂肪酸の炭素数と合計して炭素数が2
1〜23個と成る一価のアルコールから成る脂肪酸エス
テル等が使用できる。
ラファイト、カーボンブラックグラフトポリマー、二硫
化モリブデン、二硫化タングステン、炭素数12〜16
個のゴ塩基性脂肪酸と炭素数3〜12個の一価のアルコ
ールからなる脂肪酸エステル類、炭素数17個以上の一
塩基性脂肪酸と該脂肪酸の炭素数と合計して炭素数が2
1〜23個と成る一価のアルコールから成る脂肪酸エス
テル等が使用できる。
これらの潤滑剤は結合剤100重量部に対して0.2〜
20重量部の範囲で添加される。
20重量部の範囲で添加される。
これらについては特公昭43−23889号公報、特願
昭42−28647号(特公昭48−24041号公報
)、特願昭43−81543号(特公昭48−1848
2号公報)等の明細書、米国特許3470号021号;
同3492235号;同3497411号:同3523
086号;同3625760号:同3630772号;
同3634253号;同3642539号:同3687
725号;I8M Technical Disel
osure Bulletin ”Vol、9、A7、
Page 779(196,6年12月);”ELEK
TRONIK”1961年、No。
昭42−28647号(特公昭48−24041号公報
)、特願昭43−81543号(特公昭48−1848
2号公報)等の明細書、米国特許3470号021号;
同3492235号;同3497411号:同3523
086号;同3625760号:同3630772号;
同3634253号;同3642539号:同3687
725号;I8M Technical Disel
osure Bulletin ”Vol、9、A7、
Page 779(196,6年12月);”ELEK
TRONIK”1961年、No。
12、Page 380等に記載されている。
研磨剤としては一般に使用される材料で溶融アルミナ、
炭化ケイ素酸化クロム、コランダム、人造コランダム、
ダイアモンド、人造ダイアモンド、ザクロ石、エメリー
(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等が使用される。
炭化ケイ素酸化クロム、コランダム、人造コランダム、
ダイアモンド、人造ダイアモンド、ザクロ石、エメリー
(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等が使用される。
これらの研磨剤はモース硬度が5以上であり、平均粒子
径が0.05〜5μの。
径が0.05〜5μの。
大きさのものが使用され、特に好ましくは0.1〜2μ
である。
である。
これらの研磨剤は結合剤100重量部に対して7〜20
重量部の範囲で添加される。
重量部の範囲で添加される。
これらについては特願昭48−26749号明細書、米
国特許3007807号;同3041196号、同32
93066号:同3630910号、同3687725
号;英国特許1145349号:西ドイツ特許(DT−
PS )853211号に記載されている。
国特許3007807号;同3041196号、同32
93066号:同3630910号、同3687725
号;英国特許1145349号:西ドイツ特許(DT−
PS )853211号に記載されている。
帯電防止剤としてはグラファイト、カーボンブラック、
カーボンブラックグラフトポリマーなどの導電性粉末:
サポニンなどの天然界面活性剤;アルキレンオキサイド
系、グリセリン系、グリシドール系などのノニオン界面
活性剤;高級アルキルアミン類、第4級アンモニウム塩
類、ピリジンその他の複素環類、ホスホニウム又はスル
ホニウム類などのカチオン界面活性剤;カルボン酸、ス
ルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の
酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、アミノ
スルホン酸類、アミノアルコールの硫酸または燐酸エス
テル類等の両性活性剤などが使用される。
カーボンブラックグラフトポリマーなどの導電性粉末:
サポニンなどの天然界面活性剤;アルキレンオキサイド
系、グリセリン系、グリシドール系などのノニオン界面
活性剤;高級アルキルアミン類、第4級アンモニウム塩
類、ピリジンその他の複素環類、ホスホニウム又はスル
ホニウム類などのカチオン界面活性剤;カルボン酸、ス
ルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の
酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、アミノ
スルホン酸類、アミノアルコールの硫酸または燐酸エス
テル類等の両性活性剤などが使用される。
これら帯電防止剤として使用し得る界面活性剤化合物例
の一部は米国特許2271623号、同2240472
号、同2288226号、同2676122号、同26
76924号、同2676975号、同2691566
号、同2727860号、同2730498号、同27
42379号、同2739891号、同3068101
号、同3158484号、同3201253号、同32
10191号、同3294540号、同3415649
号、同3441413号、同3442654号、同34
75174号、同3545974号、西ドイツ特許公開
(OLS)1942665号、英国特許1077317
号、同1198450号等をはじめ、小田良平他著「界
面活性剤の合成とその応用」(槙書店1964年版):
A、W、ペイリ著「サーフェス アクティブ エージ
エンツ」(インターサイエンスパブリケーションインコ
ーポレテイド1958年版);T、P、シスリー著「エ
ンサイクロペディア オブ サーフエスアクテイヴ工−
ジエンツ、第2巻J(ケミカルハフリソシュカンパニー
1964年版);「界面活性剤便覧」第6刷(産業図書
株式会社、昭和41年12月20日)などの放置に記載
されている。
の一部は米国特許2271623号、同2240472
号、同2288226号、同2676122号、同26
76924号、同2676975号、同2691566
号、同2727860号、同2730498号、同27
42379号、同2739891号、同3068101
号、同3158484号、同3201253号、同32
10191号、同3294540号、同3415649
号、同3441413号、同3442654号、同34
75174号、同3545974号、西ドイツ特許公開
(OLS)1942665号、英国特許1077317
号、同1198450号等をはじめ、小田良平他著「界
面活性剤の合成とその応用」(槙書店1964年版):
A、W、ペイリ著「サーフェス アクティブ エージ
エンツ」(インターサイエンスパブリケーションインコ
ーポレテイド1958年版);T、P、シスリー著「エ
ンサイクロペディア オブ サーフエスアクテイヴ工−
ジエンツ、第2巻J(ケミカルハフリソシュカンパニー
1964年版);「界面活性剤便覧」第6刷(産業図書
株式会社、昭和41年12月20日)などの放置に記載
されている。
これらの界面活性剤は単独または混合して添加してもよ
い。
い。
これらは帯電防止剤として用いられるものであるが、時
としてその他の目的、たとえば分散、磁気特性の改良、
潤滑性の改良、塗布助剤として適用される場合もある。
としてその他の目的、たとえば分散、磁気特性の改良、
潤滑性の改良、塗布助剤として適用される場合もある。
磁気記録層の形成は上記の組成で有機溶媒に溶解し、塗
布溶液として非磁性支持体上に塗布する。
布溶液として非磁性支持体上に塗布する。
この支持体は素材としてはポリエチレンテレフタレート
、ポリエチレン−2・6−ナフタレート等のポリエステ
ル類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セルロー
ストリアセテート、セルロースダイアセテート等のセル
ロース誘導体、ポリカーボネートなどのプラスチック、
Cu、Al、Znなどの非磁性金属、ガラス、磁器、陶
器等のセラミックなどが使用される。
、ポリエチレン−2・6−ナフタレート等のポリエステ
ル類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セルロー
ストリアセテート、セルロースダイアセテート等のセル
ロース誘導体、ポリカーボネートなどのプラスチック、
Cu、Al、Znなどの非磁性金属、ガラス、磁器、陶
器等のセラミックなどが使用される。
又、支持体の形態はフィルム、テープ、シート、ガード
、ディスク、ドラム等いずれでも良く、形態に応じて種
々の材料が必要に応じて選択される。
、ディスク、ドラム等いずれでも良く、形態に応じて種
々の材料が必要に応じて選択される。
これらの非磁性支持体の厚みはフィルム、テープ、シー
ト状の場合は約3〜100μm程度好ましくは5〜50
μmであり、ディスク・カード状の場合は0.5〜10
mm程度であり、ドラム状の場合は円筒状とし、使用す
るレコーダーに応じてその型は決められる。
ト状の場合は約3〜100μm程度好ましくは5〜50
μmであり、ディスク・カード状の場合は0.5〜10
mm程度であり、ドラム状の場合は円筒状とし、使用す
るレコーダーに応じてその型は決められる。
上記の支持体は、フィルム、テープ、シート、薄型フレ
キシブルディスク等の場合は帯電防止、転写防止、ワウ
フラッタ−の防止等の目的で、磁性層を設けた側の反対
の面がいわゆるバックコート(backcoat)され
ていてもよい。
キシブルディスク等の場合は帯電防止、転写防止、ワウ
フラッタ−の防止等の目的で、磁性層を設けた側の反対
の面がいわゆるバックコート(backcoat)され
ていてもよい。
バックコートに関しては、例えば米国特許280440
1号、同3293066号、同3617378号、同3
062676号、同3734772号、同347659
6号、同2643048号、同2803556号、同2
887462号、同2923642号、同299745
1号、同3007892号、同3041196号、同3
115420号、同3166688号、同376131
1号等に示されている。
1号、同3293066号、同3617378号、同3
062676号、同3734772号、同347659
6号、同2643048号、同2803556号、同2
887462号、同2923642号、同299745
1号、同3007892号、同3041196号、同3
115420号、同3166688号、同376131
1号等に示されている。
磁性粉末及び前述のバインダー、分散剤、潤滑剤、研磨
剤、帯電防止剤、溶剤等は混練されて磁性塗料とされる
。
剤、帯電防止剤、溶剤等は混練されて磁性塗料とされる
。
混練にあたっては、磁性粉末及び上述の各成分は全て同
時に、あるいは個々順次に混練機に投入される。
時に、あるいは個々順次に混練機に投入される。
たとえばまず分散剤を含む溶剤中に磁性粉末を加え所定
の時間混練し、しかるのちに残りの各成分を加え混練を
つづけて磁性塗料とする方法などがある。
の時間混練し、しかるのちに残りの各成分を加え混練を
つづけて磁性塗料とする方法などがある。
混線分散にあたっては各種の混練機が使用される。
例えば二本ロールミル、三本ロールミル、ボールミル、
ペブルミル、トロンミル、サンドグラインダー、Sze
gvariアトライター、高速インペラー分散機、高速
ストーンミル、高速度衝撃ミル、ディスパー、ニーダ−
1高速ミキサー、ホモジナイザー、超音波分散機などで
ある。
ペブルミル、トロンミル、サンドグラインダー、Sze
gvariアトライター、高速インペラー分散機、高速
ストーンミル、高速度衝撃ミル、ディスパー、ニーダ−
1高速ミキサー、ホモジナイザー、超音波分散機などで
ある。
混線分散に関する技術は、T、C,PATTON著のP
a1nt F l□w and P igment D
1spersion”(1964年、J ohn W
i ley & S ons社発行)に述べられている
。
a1nt F l□w and P igment D
1spersion”(1964年、J ohn W
i ley & S ons社発行)に述べられている
。
又米国特許第2581414号、同2855156号に
も述べられている。
も述べられている。
支持体上へ前記の磁気記録層を塗布する方法としてはエ
アードクターコート、ブレードコート、エアナイフコー
ト、スクイズコート、含浸コート、リバースロールコー
ト、トランスファーロールコート、グラビヤコート、キ
スコート、キャストコート、スプレィコート等が利用で
き、その他の方法も可能であり、これらの具体的説明は
朝食書店発行の「コーティング工学」253頁〜277
頁(昭和46.3.20発行)に詳細に記載されている
。
アードクターコート、ブレードコート、エアナイフコー
ト、スクイズコート、含浸コート、リバースロールコー
ト、トランスファーロールコート、グラビヤコート、キ
スコート、キャストコート、スプレィコート等が利用で
き、その他の方法も可能であり、これらの具体的説明は
朝食書店発行の「コーティング工学」253頁〜277
頁(昭和46.3.20発行)に詳細に記載されている
。
本発明の磁気記録体は非磁性支持体上に上記の塗布法に
よって磁性層を塗布、乾燥し、この工程を繰り返して連
続塗布操作により少なくとも2層以上の磁性層を設けた
ものである。
よって磁性層を塗布、乾燥し、この工程を繰り返して連
続塗布操作により少なくとも2層以上の磁性層を設けた
ものである。
又、特開昭48−98803号(西ドイツ特許DT−O
82309159号)、同48−99233号(西ドイ
ツ特許DT−AS2309158号)等に記載された如
く、多層同時塗布法によって同時に2層以上の磁性層を
設けても良い。
82309159号)、同48−99233号(西ドイ
ツ特許DT−AS2309158号)等に記載された如
く、多層同時塗布法によって同時に2層以上の磁性層を
設けても良い。
塗布の際に使用する有機溶媒としては、アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン等のケトン系;メタノール、エタノール、プロパ
ツール、ブタノール等のアルコール系:酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸グリコールモ
ノエチルエーテル等のエステル系;エーテル、グリコー
ルジメチルエーテル、クリコールモノエチルエーテル、
ジオキサン等のグリコールエーテル系;ベンゼン、トル
エン、キシレン等のタール系(芳香族炭化水素);メチ
レンクロライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、ク
ロロホルム、エチレンクロルヒドリン、ジクロルベンゼ
ン等の塩素化炭化水素等のものが使用できる。
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン等のケトン系;メタノール、エタノール、プロパ
ツール、ブタノール等のアルコール系:酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸グリコールモ
ノエチルエーテル等のエステル系;エーテル、グリコー
ルジメチルエーテル、クリコールモノエチルエーテル、
ジオキサン等のグリコールエーテル系;ベンゼン、トル
エン、キシレン等のタール系(芳香族炭化水素);メチ
レンクロライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、ク
ロロホルム、エチレンクロルヒドリン、ジクロルベンゼ
ン等の塩素化炭化水素等のものが使用できる。
この様な方法により、支持体上に塗布された磁性層は必
要により層中の磁性粉末を配向させる処埋を施したのち
、形成した磁性層を乾燥する。
要により層中の磁性粉末を配向させる処埋を施したのち
、形成した磁性層を乾燥する。
又必要により表面平滑化加工を施したり、所望の形状に
裁断したりして、本発明の磁気記録体を製造する。
裁断したりして、本発明の磁気記録体を製造する。
この場合、配向磁場は交流または直流で約500〜20
00ガウス程度であり、乾燥温度は約50〜100℃程
度、乾燥時間は約3〜10分間程度である。
00ガウス程度であり、乾燥温度は約50〜100℃程
度、乾燥時間は約3〜10分間程度である。
磁性粉末の配向方法は下記の特許中にも述べられている
。
。
例えば米国特許1949840号:
2796359号;3001891号;
3172776号;3416949号:
3473960号;3681138号;特公昭32−3
427号;39−28368号;40−23624号;
40−23625号;41−13181号;48−13
043号;48−39722号などである。
427号;39−28368号;40−23624号;
40−23625号;41−13181号;48−13
043号;48−39722号などである。
磁性体の配向方向は、その用途により定められる。
即ち、サウンドテープ、小型ビデオテープ、メモリーテ
ープの場合にはテープの長さ方向に平行であり、放送用
ビデオテープの場合には長さ方向に対して、30°乃至
90°の傾きをもって配向される。
ープの場合にはテープの長さ方向に平行であり、放送用
ビデオテープの場合には長さ方向に対して、30°乃至
90°の傾きをもって配向される。
又、西ドイツ特許DT−AS1190985号に記載さ
れた如く、上層と下層の配向を異なった方向に行なって
も良い。
れた如く、上層と下層の配向を異なった方向に行なって
も良い。
本発明の磁気記録体は下記の如き、効果及び利点を有す
るものである。
るものである。
(i)バイアス及びイコライザーをノーマル、スタンダ
ードまたはローノイズのポジションで使用可能な磁気記
録体である。
ードまたはローノイズのポジションで使用可能な磁気記
録体である。
(11)ヘッド減磁が少なく、歪の少ない磁気記録体で
ある。
ある。
(iii) MOL(無歪最大出力、Maximum
0ut−put Level)の大きい磁気記録体で
ある。
0ut−put Level)の大きい磁気記録体で
ある。
(iv) ヘッド摩耗がCrO2を使用した場合よりも
少ない磁気記録体である。
少ない磁気記録体である。
(v)低周波数から高周波数までの広範囲な周波数帯の
録音、再生が可能な磁気記録体である。
録音、再生が可能な磁気記録体である。
(vi) 高レベルでの録音再生の可能な磁気記録体で
ある。
ある。
上記の効果及び利点は1/4インチ巾のオープンリール
テープ、3.81mm巾のフィリップス型カセットテー
プ等の場合に特に良好である。
テープ、3.81mm巾のフィリップス型カセットテー
プ等の場合に特に良好である。
以下に本発明を実施例により更に具体的に説明する。
ここに示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において変更しうるものであることは
本業界に携わるものにとっては容易に理解されることで
ある。
ら逸脱しない範囲において変更しうるものであることは
本業界に携わるものにとっては容易に理解されることで
ある。
従って、本発明は、下記の実施例に制限されるべきでは
ない。
ない。
尚、下記の実施例において部はすべて重量部を示す。
比較例 1
(単層磁気記録体)
強磁性微粉末(第2表参照) 100 部塩化ビニ
リデン樹脂(塩化ビニル/ ビニリデン: 87/13mo1.%、 20 部重
合度400) アクリル酸エステルアクリロニト リル共重合体(共重合比6:4 15 部mol
、比) ジブチルフタレート 2 部レシチ
ン 1.5部カーボンブラ
ック(平均粒子サイ 。
リデン樹脂(塩化ビニル/ ビニリデン: 87/13mo1.%、 20 部重
合度400) アクリル酸エステルアクリロニト リル共重合体(共重合比6:4 15 部mol
、比) ジブチルフタレート 2 部レシチ
ン 1.5部カーボンブラ
ック(平均粒子サイ 。
、5部ズ:40μm)
酢酸ブチル 250 部上記の組
成物を充分に混合、分散し、磁性塗布色として、厚味1
2μmのポリエチレンテレフタンート支持体上に乾燥厚
味が6μmになるように欣布し、乾燥後に表面平滑化処
理を行ない、約3.81mm巾に裁断し、フィリップス
型テープ力セントに組み込んだ。
成物を充分に混合、分散し、磁性塗布色として、厚味1
2μmのポリエチレンテレフタンート支持体上に乾燥厚
味が6μmになるように欣布し、乾燥後に表面平滑化処
理を行ない、約3.81mm巾に裁断し、フィリップス
型テープ力セントに組み込んだ。
使用した強磁性微粉末及び特許を第2表に、測定した磁
気特性を第3表に示す。
気特性を第3表に示す。
実施例 1
トリイソシアネート化合物(3モル
のトルエンジイソシアネートと1モ
ルのトリメチロールプロパンの反応
生成物の75wt%酢酸エチル溶液、 5部商品名
:Desmodur L−75、 Bayer A、G、製) ジブチルフタレート 2部レシチ
ン 2部酢酸ブチル
250部強磁性微粉末(第4表参
照) 100部塩化ビニリデン樹脂(塩化ビニル
/ ビニリデン: 87/ 13mo1.%、 20部
重合度400) ポリエステルポリウレタン(分子量: 約30000 ;アジピン酸、ジエチ レングリコール及びブタンジオール 1o部から成る
ポリエステルとジフェニル メタンジイソシアネートの反応生成 物) 上記の組成物を充分に混合、分散し、下層磁性塗布液と
して、厚味12μmのポリエチレンテレフタレート支持
体上に乾燥厚味が4.5μmになるように塗布、乾燥し
た。
:Desmodur L−75、 Bayer A、G、製) ジブチルフタレート 2部レシチ
ン 2部酢酸ブチル
250部強磁性微粉末(第4表参
照) 100部塩化ビニリデン樹脂(塩化ビニル
/ ビニリデン: 87/ 13mo1.%、 20部
重合度400) ポリエステルポリウレタン(分子量: 約30000 ;アジピン酸、ジエチ レングリコール及びブタンジオール 1o部から成る
ポリエステルとジフェニル メタンジイソシアネートの反応生成 物) 上記の組成物を充分に混合、分散し、下層磁性塗布液と
して、厚味12μmのポリエチレンテレフタレート支持
体上に乾燥厚味が4.5μmになるように塗布、乾燥し
た。
°強磁性微粉末(第4表参照) 100 部塩化ビ
ニリデン樹脂(塩化ビニル 87mo1.%:ビニリデン 1320 部mol 、
%、重合度400) アクリル酸エステルアクリロニト リル共重合体(共重合比6:4 15 部mo1.
比) ジブチルフタレート 2 部レシチン
1.5部カーボンブラッ
ク(平均粒子サイ 。
ニリデン樹脂(塩化ビニル 87mo1.%:ビニリデン 1320 部mol 、
%、重合度400) アクリル酸エステルアクリロニト リル共重合体(共重合比6:4 15 部mo1.
比) ジブチルフタレート 2 部レシチン
1.5部カーボンブラッ
ク(平均粒子サイ 。
、5部ズ:40μm)
酢酸ブチル 250 部上記の
組成物を充分に混合、分散し、上層磁性塗布液として、
前記の下層磁性層上に乾燥厚味1.5μmとなるように
塗布、乾燥し、表面平滑化処理を行ない、約3.8mm
巾に裁断し、フィリップス型テープカセットに組み込ん
だ。
組成物を充分に混合、分散し、上層磁性塗布液として、
前記の下層磁性層上に乾燥厚味1.5μmとなるように
塗布、乾燥し、表面平滑化処理を行ない、約3.8mm
巾に裁断し、フィリップス型テープカセットに組み込ん
だ。
使用した強磁性微粉末及び特性を第4表に、測定した磁
気特性を第5表に示す。
気特性を第5表に示す。
上記の結果より支持体−面に二層以上の磁性層を設けて
なる磁気記録体の上層としてAPP値の小さい磁性酸化
鉄程減磁が小さく又APP値が小さくても磁性酸化鉄の
Heが小さいものは減磁が大であることが容易に理解出
来る。
なる磁気記録体の上層としてAPP値の小さい磁性酸化
鉄程減磁が小さく又APP値が小さくても磁性酸化鉄の
Heが小さいものは減磁が大であることが容易に理解出
来る。
これ等を判り易く図示すると第3図の様になる。
第3図は本発明の磁気記録体のAPP値と減磁の関係を
示すグラフであり、横軸はAPP値、縦軸は減磁(dB
)を示す。
示すグラフであり、横軸はAPP値、縦軸は減磁(dB
)を示す。
実施例 2
実施例1におけるSampleA6と同じ組成の磁性塗
布液を用いて磁気テープを製造した。
布液を用いて磁気テープを製造した。
上層と下層の乾燥厚味(合計6μm)、及び使用した強
磁性微粉末を第6表に、電磁変換特性を第7表に示す。
磁性微粉末を第6表に、電磁変換特性を第7表に示す。
上層の厚味は実施例の結果より出力との関係より求める
と第4図の様になり、最適厚味は0.5μm〜2.0μ
mが適当であることが判明した。
と第4図の様になり、最適厚味は0.5μm〜2.0μ
mが適当であることが判明した。
第4図は本発明の磁気記録体の上層厚味と感度の関係を
示すグラフであり、横軸は上層厚味(μm)、縦軸は感
度(dB)を示す。
示すグラフであり、横軸は上層厚味(μm)、縦軸は感
度(dB)を示す。
実施例 3
実施例1におけるSample No6と同じ組成の磁
性塗布液を用いて磁気テープを製造した。
性塗布液を用いて磁気テープを製造した。
上層の乾燥厚味を1.5μmとし、下層の乾燥厚味を変
化させたSample (第8表参照)を製造した。
化させたSample (第8表参照)を製造した。
電磁変換特性を第9表に示す。
上記の結果より、下層の乾燥厚味を増して行くと感度は
低下傾向であり、MOLも次第に下がって行き最適厚味
が存在することが確認された。
低下傾向であり、MOLも次第に下がって行き最適厚味
が存在することが確認された。
実施例 4
実施例1における磁性塗布液を使用して、第10表に示
した強磁性微粉末を使用して磁気テープを製造した。
した強磁性微粉末を使用して磁気テープを製造した。
上層は1.5μm、下層は4.5μmの乾燥厚味とした
。
。
第11表に電磁変換特性を示す。上記の結果においてS
ampleA18はバイアスは深いが、SampleN
o21の上層にCrO2を使用した場合に相当する特性
が得られているが、本発明の磁気テープの使用条件の標
準バイアス100%、イコライザーの設定などを考える
と、その趣旨に合わない。
ampleA18はバイアスは深いが、SampleN
o21の上層にCrO2を使用した場合に相当する特性
が得られているが、本発明の磁気テープの使用条件の標
準バイアス100%、イコライザーの設定などを考える
と、その趣旨に合わない。
SampleA19及び20は同−Heであるが、ベル
トライド酸化鉄を使用した場合(No、19)の方が角
型比の向上等の特性が向上しており特に有利である。
トライド酸化鉄を使用した場合(No、19)の方が角
型比の向上等の特性が向上しており特に有利である。
本発明の重層磁気記録体は
(i)ヘッド減磁が減少する、
(ii)動作バイアスが標準(100%)に近くなる、
(iii) 低減の感度が上昇する、 (IV)MOLが上昇する、 (V) 歪が減少する、 などの極めて優秀な効果を有しており、通常使用される
テープレコーダー、テープデツキ等の互換性もあり、使
い易い特徴を有しており、現在の磁気テープのうちでも
最上級の特性を有したものであることが確認された。
(iii) 低減の感度が上昇する、 (IV)MOLが上昇する、 (V) 歪が減少する、 などの極めて優秀な効果を有しており、通常使用される
テープレコーダー、テープデツキ等の互換性もあり、使
い易い特徴を有しており、現在の磁気テープのうちでも
最上級の特性を有したものであることが確認された。
第1図は重層磁気記録体の層構成を示す、拡大断面図で
あり、第2図は強磁性微粉末の拡大断面図である。 第1図において1は上層、2は下層、3は非磁性支持体
を、第2図において4は空孔(ボア)、5は強磁性微粉
末を示す。 第3図は本発明の磁気記録体のAPP値と減磁の関係を
示すグラフである。 第4図は本発明の磁気記録体の上層厚味と感度の関係を
示すグラフである。
あり、第2図は強磁性微粉末の拡大断面図である。 第1図において1は上層、2は下層、3は非磁性支持体
を、第2図において4は空孔(ボア)、5は強磁性微粉
末を示す。 第3図は本発明の磁気記録体のAPP値と減磁の関係を
示すグラフである。 第4図は本発明の磁気記録体の上層厚味と感度の関係を
示すグラフである。
Claims (1)
- 1 非磁性支持体上に強磁性微粉末及びバインダーを主
成分とする2層以上の磁性層を有する磁気記録体におい
て、表面の磁性層の乾燥厚みが約0.3〜2°5μmで
あり、且つ表面の磁性層に含まれる強磁性微粉末が1.
0以下のAPP値、及び約300〜5000eの抗磁力
を有する強磁性酸化鉄であることを特徴とする磁気記録
体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50044017A JPS58100B2 (ja) | 1975-04-11 | 1975-04-11 | ジキキロクタイ |
GB14677/76A GB1538335A (en) | 1975-04-11 | 1976-04-09 | Magnetic recording members |
US05/676,177 US4091158A (en) | 1975-04-11 | 1976-04-12 | Magnetic recording members |
DE2615961A DE2615961C2 (de) | 1975-04-11 | 1976-04-12 | Magnetisches Aufzeichnungsmaterial mit einem nicht-magnetischen Träger und wenigstens zwei magnetischen Schichten |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50044017A JPS58100B2 (ja) | 1975-04-11 | 1975-04-11 | ジキキロクタイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51119204A JPS51119204A (en) | 1976-10-19 |
JPS58100B2 true JPS58100B2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=12679900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50044017A Expired JPS58100B2 (ja) | 1975-04-11 | 1975-04-11 | ジキキロクタイ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4091158A (ja) |
JP (1) | JPS58100B2 (ja) |
DE (1) | DE2615961C2 (ja) |
GB (1) | GB1538335A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US4232072A (en) * | 1976-09-10 | 1980-11-04 | Ball Corporation | Protective compositions for recording |
JPS545705A (en) * | 1977-06-16 | 1979-01-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | Double layer magnetic recording medium |
JPS5429623A (en) * | 1977-08-09 | 1979-03-05 | Teijin Ltd | Slip sheet for magnetic tape cassette |
DE2801452C2 (de) * | 1978-01-13 | 1985-03-28 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Magnetisches Aufzeichnungsmaterial |
US4237506A (en) * | 1978-04-03 | 1980-12-02 | Graham Magnetics Inc. | Polymodal magnetic recording member |
US4364988A (en) * | 1978-07-31 | 1982-12-21 | Hitachi Maxell, Ltd. | Magnetic recording medium |
DE2928096A1 (de) * | 1979-07-12 | 1981-02-05 | Basf Ag | Magnetischer aufzeichnungstraeger |
US4309482A (en) * | 1979-07-19 | 1982-01-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
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JPS56145525A (en) * | 1980-04-11 | 1981-11-12 | Tdk Corp | Magnetic recording medium |
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JPS57501053A (ja) * | 1980-07-16 | 1982-06-10 | ||
NL8220324A (nl) * | 1981-09-28 | 1983-08-01 | Sony Corp | Magnetisch registreermedium. |
JPS5856228A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-04-02 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
JPS61214223A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
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JPH0760508B2 (ja) * | 1985-12-10 | 1995-06-28 | ティーディーケイ株式会社 | 磁気記録ディスクおよびその製造方法 |
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JP2632197B2 (ja) * | 1988-10-14 | 1997-07-23 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気記録媒体 |
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JPH11197576A (ja) | 1998-01-08 | 1999-07-27 | Konica Corp | 塗布装置及び塗布方法 |
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US6804081B2 (en) | 2001-05-11 | 2004-10-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Structure having pores and its manufacturing method |
JP2003263713A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Canon Inc | 円筒状磁気記録媒体およびその作製方法 |
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US2941901A (en) * | 1955-07-08 | 1960-06-21 | Agfa Ag | Magnetic impulse record carriers |
DE1285003B (de) * | 1965-09-29 | 1968-12-12 | Basf Ag | Verfahren zum Herstellen von Magnetogrammtraegern |
US3566356A (en) * | 1968-02-29 | 1971-02-23 | Minnesota Mining & Mfg | Magnetic recording document and method |
US3676217A (en) * | 1969-08-04 | 1972-07-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
US3761311A (en) * | 1971-08-23 | 1973-09-25 | Minnesota Mining & Mfg | Dual layer magnetic recording tape |
US3775178A (en) * | 1971-08-26 | 1973-11-27 | Minnesota Mining & Mfg | Dual-layer quadruplex video recording tape |
GB1504293A (en) * | 1975-02-12 | 1978-03-15 | Emi Ltd | Method of forming magnetic media |
-
1975
- 1975-04-11 JP JP50044017A patent/JPS58100B2/ja not_active Expired
-
1976
- 1976-04-09 GB GB14677/76A patent/GB1538335A/en not_active Expired
- 1976-04-12 DE DE2615961A patent/DE2615961C2/de not_active Expired
- 1976-04-12 US US05/676,177 patent/US4091158A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51119204A (en) | 1976-10-19 |
DE2615961C2 (de) | 1987-03-12 |
US4091158A (en) | 1978-05-23 |
GB1538335A (en) | 1979-01-17 |
DE2615961A1 (de) | 1976-10-21 |
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