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JPH03296918A - 磁気記録媒体及びその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体及びその製造方法

Info

Publication number
JPH03296918A
JPH03296918A JP10010390A JP10010390A JPH03296918A JP H03296918 A JPH03296918 A JP H03296918A JP 10010390 A JP10010390 A JP 10010390A JP 10010390 A JP10010390 A JP 10010390A JP H03296918 A JPH03296918 A JP H03296918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic layer
recording medium
ferromagnetic powder
magnetic recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10010390A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Ryomo
克己 両毛
Masaki Suzuki
雅樹 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP10010390A priority Critical patent/JPH03296918A/ja
Publication of JPH03296918A publication Critical patent/JPH03296918A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気記録媒体、特にC〇−含有γ−酸化鉄と強
磁性体として含み、出力及びC/Nが優れた磁気記録媒
体に関する。
(従来の技術) 一般的にVH3、β用ビデオテープとして使用されてい
る磁気記録媒体の保磁力Hcは600〜10000eで
ある。又飽和磁束密度Bmも1500Gぐらいである。
近年より高密度記録が要求されるようになり、上記特性
の保磁力He、飽和磁束密度Bmでの磁気記録媒体では
電磁変換特性的に限界にきている。最近、8%用ビデオ
テープとして実用化されている金属粉末を磁性体として
使用した磁気テープ(メタルテープ)は保磁力(Hc)
1400〜16000eと非常に高く、かつ飽和磁束密
度Bmも30000以上と大きく、高密度磁気記録媒体
として注目されている。
しかしながら前記したように保磁力(Hc)が高く、現
行のビデオ(VH3、又はβ)用デツキ等に使用されて
いるフェライトやセンダストヘッドでは、ヘッド自身が
飽和して十分な記録できず、使用できない問題がある。
そこで、現行システムとして普及しているVH3、βデ
ツキ等に使用されているフェライトセンダストヘッドで
も十分記録ができ、かつ現行のVH3、βテープ8−曽
テーブよりも高出力、高C/Hの優れた磁気記録媒体を
提供するためにフェライトやセンダスト、アモルファス
ヘッドでも十分記録再生ができ、かつより電磁変換特性
の優れる磁気記録媒体について鋭意検討した結果、強磁
性体としてはCo−含有T−酸化鉄を結合剤に分散した
磁性層を有し、好ましくは保磁力Hcが6000e以上
でかつ保磁力Hcと飽和磁束密度Bmとの比()lc/
Bm)が0.5以下の磁気記録媒体、好ましくは、Co
−含有T−酸化鉄の結晶子サイズを200〜400人の
範囲に選択し、かつ結合剤として側鎖にスルホン酸基又
はカルボキシル基の損性基を有する結合剤を用いること
により分散性を向上させた角型比が0.820以上の磁
気記録媒体、さらに好ましくは、保磁力Hcが650〜
20000e保磁力Hcと飽和磁束密度Bmとの比が0
.5〜0.3で角型比が0. 81〜0.95の磁気記
録媒体においてフェライトヘッドでも十分、記録両性が
できかつ現行記録波長はもとより、より短波長でのtv
L変換特性が向上できるような磁気記録媒体が知られて
いる。
このようにHcとBmとのバランスの上に1を磁変換特
性を改良することは知られているがBmは強磁性粉末に
固有の値であり、十分な改良手段はなかった。
(発明の目的) 本発明の目的はBH(磁気)特性を改良した磁気記録媒
体、特に電磁変換特性を改良した磁気記録媒体を提供す
ることにある。
(発明の構成) すなわち本発明は 非磁性支持体上に磁性層を設けた磁気記録媒体において
前記磁性中又は磁性層表面に有機ラジカル化合物を含む
ことを特徴とする磁気記録媒体によって達成できる。
更に好ましくは非磁性支持体上に強磁性粉末を結合剤中
に分散してなる磁性層を設けた磁気記録媒体において前
記強磁性粉末に有機ラジカル化合物を含むことを特徴と
する磁気記録媒体によって達成できる。又本発明の上記
目的は強磁性粉末を有機ラジカル化合物の溶液で処理し
、次いで結合剤、添加剤、溶媒を加えて混線、分散して
、磁性塗料を得、その後非磁性支持体上に塗布、乾燥し
、磁性層を形成することを特徴とする磁気記録媒体の製
造方法によって達成できる。
又前記強磁性粉末、結合剤、添加剤、溶媒を含む磁性塗
料組成中に有機ラジカル化合物を加えて、混練、分散し
、磁性塗料を得ることを特徴とする請求項(3)項記載
の磁気記録媒体の製造方法によって達成できる。更に前
記強磁性粉末、結合剤、添加剤、溶媒を含む磁性塗料を
混線分散後、非磁性支持体上に塗布、乾燥して、磁性層
を形成し、その後カレンダー処理して前記磁性層表面に
有機ラジカル化合物を含む溶液でオーバーコートするこ
とを特徴とする磁気記録媒体の製造方法によって達成で
きる。
すなわち本発明は強磁性粉末の表面、磁性層中又は磁性
層表面に有機ラジカル化合物を含ませることにより、有
機ラジカルの不対電子対のスピンが磁気モーメントの原
因となり、強磁性粉末近傍で固着する。そして強磁性粉
末の磁化容易軸方向に磁気モーメントが一致することに
より、Bm(飽和磁束密度)すなわちφmが顕著に向上
することを見出したものである。従来有機ラジカルを強
磁性粉末近傍に存在させてBmすなわちφmが向上する
ことはまったく知られていなかったことであり、画期的
なことである。従来Bmすなわちφmは各強磁性粉末に
固有の値であり、他の物質や化合物の存在によって増加
するようなことはまったく知られておらず、まして有機
ラジカルの存在によって、このような向上が見られるこ
とは当業界においてまったく予想外の知見である。
ここでφmとは単位面積当りの飽和磁束密度を示す、ま
た B、=a(係数)×φm+T (磁性層の厚み)である
本発明において用いる有機ラジカル化合物は有機化合物
の結合開裂の時ホモリシス(均等)開裂を起こし、結合
に関与していた電子対が生ずる2つの化学種に1個づつ
分配されるとき、この生じた化合物を遊離基(ラジカル
)と言う、即ち有機ラジカル化合物とは、不対電子を持
つ化学種である。
具体例としては ■ DPPH(1,1’−ジフェニルー2−ピクリルヒ
ドラジド) (1、! ’ −dipheny+ −2−picry
lhydrazyl) ■  1 、 1  ’  −bis(p−setho
xyphenyl) −2picrylhydrazy
+ ■ AIBN(アゾビスイソブチロニトリル)の遊離基
 (α、α′−アゾビスイソブチロニトリル) ((CHff) t (NG)−C−N=N−C(CN
) (CH3) t>(CHff) ! (NC) −
C ■ トリフェニルメチルラジカル((CJs)sC・)
■ ナフタレンアニオンラジカル ■ ペリレンカチオンラジカル ■ ニトロベンゼンアニオンラジカル ■ ペンゾフェノケチル 等がある。
すなわち本発明において用いることのできる有機ラジカ
ル化合物は常温で安定に存在できるラジカルであればよ
く、これらは市販されているものも多い。
DPPHの誘導体は極めて安定であり、又アルコキシ基
(例えばメトキシ基)の如き電気供与基を有するラジカ
ルも安定である。
又常温では不安定であっても強磁性粉末或は磁気膜等に
吸着した状態で安定に存在すれば、そのようなラジカル
も本発明において十分使用可能である。
これらラジカルの製造方法は化学大辞典第9巻の遊離基
の項に記載されており、以下のような方法がある。
遊離基の生成(それぞれ反応例を示す):1)電子の移
動によるもの a)コルベ反応” RCOO−RCOO+eb)グリニ
ヤール試薬の電解 RMgX   R+(MgX”)+e C)金属とハロゲン化物との反応 RX+Na   R+Na”X (C4JII) sCX+^g ミー(CJs) sc + Ag”+[C)ラジカルア
ニオンの生成 RCOR’ + Na    (RR’ C−03−N
a”(−メタルケチル) e)ラジカルカチオンの生成(−ウルスター塩) f)遷移金属イオンとヒドロペルオキシドとの反応 ROOH十Fe”   Fe” +RO+0H(CHi
)scOOH+ Co” (CHi)ico +Co” +0H (CH3)jcOOH+ Co” (CHI) 5cOO+ Co” + H”g)過酸化
物と還元側との反応 (CJsCOO)z+(CHs)xNcJs−CJsC
OO+CJsCOO−+ (CHs)J“C,H。
h)アルコール、アルデヒドなどの金属イオンによる酸
化 > CHOH+ Ce’ ”   > Con + H
” + Ce”RCHO+Co24RCO+ Co” 
+ M’2)グリニヤール試薬と塩化コバルト(II>
との反応によるハロゲン化アルキルからの生成CJsM
gBr+CoCJ t C,H5CoC1+MgBrCIt 2C6H5COCI  CJsCJs + 2CoCI
RX +CoCI  R+ CoCI N3)光分解に
よるもの ハロゲン、ハロゲン化水素、有機ハロゲン化物、ジスル
フィド、メルカプタン、ケトン、過酸化物、アゾ化合物
などは光の作用で分解して遊離基を発生する。
h。
HBr        H+ Br x (CHs)zco −ム CH3+ CH3CO4〉放
射線分解によるもの X線、γ線、α線、β線などの高エネルギー放射線によ
って遊離基を発生する。
5)熱分解によるもの a)過酸化物の熱分解 (RCOO)z  2RCOO ROOR−2RO b)アゾ化合物の熱分解 ^−N−N−B−^+N、+B C)有機金属化合物の熱分解 (CH3)4Pb −4CHs +pbd)その他の有
機化合物の熱分解 (CJs)3cc(CJs)z  2(C6H5)3C
6)二次的に生成するもの 本発明に用いる有機ラジカル化合物の添加法の例として
は以下のような方法が挙げられる。
■ 強磁性粉末等に吸着させる。
■ 結合剤(バインダー)に混ぜ、強磁性粉末の結合剤
として用いる。
■ バインダーに混ぜ、多層構成の非磁性中間層に用い
る。
■ オーバーコートする。
■ 多層構成の特定の磁性層に用いる。
■ 多層構成の上層非磁性層に用いる。
有機ラジカルの使用量は10■/d以上が好ましい、但
しラジカルの有効量に依存するので0゜025m請o1
/イ以上が好ましい。
上記■〜■の方法について具体的に以下説明する。
■ 有機ラジカルに対して不活性な溶媒にラジカルを溶
解し、攪拌しながら強磁性粉末を添加し、粉末表面に吸
着させる。
■及び■ ラジカルに対して不活性な溶媒とバインダーのドープ品
にあるいは滑剖等のその他原料に有機ラジカルを添加溶
解し、磁気テープ組成物の原料あるいは特定の中間層と
して用いる。
■ ラジカルに対して不活性な溶媒に対して有機ラジカ
ルを溶解し、これを磁気記録媒体(テープ、ディスク等
)上にオーバーコートする。
0及び■ ■〜■の方法により多層構成の一層ないし多層にラジカ
ルを含ませる。又は■〜■により単独層(上層、中間層
、下層、下塗り層等)として設けてもよい。
歯用いる溶媒は有機ラジカルに対して不活性なものであ
ればよく、後述の有機溶媒より適当に選択できる0例え
ばDPPHの場合はベンゼン、ヘキサン又はその混合物
が好ましく、溶度は1〜10重置%が好ましい。
本発明に使用する強磁性粉末としては、γ−Fez O
s 、Co含有(被着、変成、ドープ)のTFegos
 、Fe30a 、Co含有(被着、変成、ドープ)の
Fe5Oa 、F e Ox、 Co含有(被着、変成
、ドープ)のFeOx (X=1.33〜1゜50)、
CrO2やRn、Te、5bsSrsFe 、Ti 、
V、Mn % Crzosの少なくとも一種類を含むC
r O、、Fe5Co、N I % F e−Co合金
、Fe−Ni合金、Fe−Co−Ni合金、Co−N1
−P合金、Co−N1−Fe−B合金、Fe−Ni−Z
n合金、pJ 1−Co合金、Co−N1−Fi金合金
Fe−N合金、Fa−Co−Cr合金、Mn−B1合金
など、公知の強磁性粉末が使用できる。
強磁性合金粉末の製造方法の例としては、下記の方法を
挙げることができる。
(al  複合有機酸塩(主としてシュウ酸塩)を水素
などの還元性気体で還元する方法: 山)酸化鉄を水素などの還元性気体で還元してFeある
いはFe−Co粒子などを得る方法:(e)  金属カ
ルボニル化合物を熱分解する方法:(dl  強磁性粉
末の水溶液に水素化ホウ素ナトリウム、次亜リン酸塩あ
るいはヒドラジンなどの還元側を添加して還元する方法
: (al  水銀陰極を用い強磁性金属粉末を電解析出さ
せたのち水銀と分離する方法: (fl  金属を低圧の不活性気体中で蒸発させて微粉
末を得る方法: これら強磁性粉末の粒子サイズは約0.005〜1ミク
ロンの長さで、軸長/軸幅の比は、171〜50/1程
度である。又、これらの強磁性粉末の比表面積は、In
f/g〜70rrr/g程度である。これらの強磁性粉
末の含水率は、0.2〜2゜Qwt%である。これらの
強磁性粉末を用いた場合の塗布液の含水率は、0.0θ
〜2.00wt%である。これらの強磁性粉末の表面に
、後に述べる分散剤、潤滑剤、帯電防止剤等をそれぞれ
の目的の為に分散に先だって溶剤中で含浸させて、吸着
させてもよい、これらの強磁性粉末は、1wt%以内で
Sr、Pb、Mn、Ni、Cd、Cr、At。
S is Tt、Cu、Zn等の重金属を含む事が好ま
しい。これらの強磁性粉末にアルミナ等を被着、溶融さ
せてもよい。
また本発明に使用する強磁性粉末としては、板状六方晶
のバリウムフェライトも使用できる。バリウムフェライ
トの粒子サイズは約o、ooi〜1ミクロンの直径で厚
みが直径の1/2〜1/20である。バリウムフェライ
トの比重は4〜6g/ccで、比表面積は1 rd/g
〜T On?/gである。
これらの強磁性粉末の表面には後に述べる分散剤、潤滑
剤、帯電防止剤等をそれぞれの目的の為に分散に先立っ
て溶剤中で含浸させて、吸着させてもよい。
又、磁性薄膜にもオーバーコート等で使用できる。磁性
薄膜は、真空蒸着、スパッター、イオン化法等で作った
ものが使用できる。
又有機ラジカル化合物を磁気記録媒体中に用いる超電導
物質に被着あるいはその近傍に設けてもよい。
本発明に使用される結合剤(バインダー)としては従来
公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂やこれ
らの混合物が使用される。
熱可塑性樹脂としては軟化温度が150℃以下、平均分
子量が1oooo〜300000、重合度が約50〜1
000程度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル
アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステルアクリ
ロニトリル共重合体、アクリル酸エステル塩化ビニリデ
ン共重合体、アクリル酸エステルスチレン共重合体、メ
タクリル酸エステルアクリロニトリル共重合体、メタク
リル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸
エステルスチレン共重合体、ウレタンエラストマー、ナ
イロン−シリコン系樹脂、ニトロセルロース−ポリアミ
ド樹脂、ポリフッカビニル、塩化ビニリデンアクリロニ
トリル共重合体、ブタジェンアクリロニトリル共重合体
、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロース
誘導体(セルロースアセテートブチレート、セルロース
ダイアセテート、セルローストリアセテート、セルロー
スプロピオネート、ニトロセルロース等)、スチレンブ
タジェン共重合体、ポリエステル樹脂、クロロビニルエ
ーテルアクリル酸エステル共重合体、アミノ樹脂、各種
の合成ゴム系の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物等が使
用される。
これらの樹脂の例示は特公昭37−6877号、特公昭
39−12528号、特公昭39−19282号、特公
昭40−5349号、特公昭4020907号、特公昭
41−9463号、特公昭41−14059号、特公昭
41−16985号、特公昭42−6428号、特公昭
42−11621号、特公昭43−4623号、特公昭
43−15206号、特公昭44−2889号、特公昭
44−17947号、特公昭44−18232号、特公
昭45−14020号、特公昭45−14500号、特
公昭47−18573号、特公昭4722063号、特
公昭47−22064号、特公昭47−22068号、
特公昭47−22069号、特公昭47−22070号
、特公昭47−27886号等の公報に記載されている
さらに熱可塑性樹脂として好ましいものとして側鎖に下
記の一般式 %式% C00M、および−P−OM 1 (式中、MはH,Li、NaまたはKを表わす)で表わ
される極性基からなる群から選ばれた極性基を有する樹
脂、特に塩化ビニル系共重合体を使用するとその効果が
顕著に現われる。
熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の状態では
200,000以下の分子量であり、塗布、乾燥後に加
熱することにより、縮合、付加等の反応により分子量は
無限大のものとなる。又、これらの樹脂のなかで、樹脂
が熱分解するまでの間に軟化又は溶融しないものが好ま
しい、具体的には例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂
、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、
アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、
エポキシ−ポリアミド樹脂、ニトロセルロースメラミン
樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とイソシアネートプレ
ポリマーの混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイソシ
アネートプレポリマーの混合物、ポリエステルポリオー
ルとポリイソシアネートとの混合物、尿素ホルムアルデ
ヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量ジオール/ト
リフェニルメタントリイソシアネートの混合物、ポリア
ミン樹脂及びこれらの混合物等である。
これらの樹脂の例示は特公昭39−8103号、特公昭
40−9779号、特公昭41−7192号、特公昭4
1−8016号、特公昭41−14275号、特公昭4
2−18179号、特公昭43−12081号、特公昭
44−28023号、特公昭45−14501号、特公
昭45−24902号、特公昭46−13103号、特
公昭4722065号、特公昭47−22066号、特
公昭47−22067号、特公昭47−22072号、
特公昭47−22073号、特公昭47−28045号
、特公昭47−28048号、特公昭47−28922
号等の公報に記載されている。
これらの結合剤の単独又は組合わされたものが使われ、
ほかに添加剤が加えられる。1j11磁性微粉末と結合
剤との混合割合は重量比で強磁性徴粉末100重量部に
対して結合剤5〜300重量部の範囲で使用される。
添加剤は分散剤、潤滑剤、研磨剤等がくわえられる。
本発明に用いるポリイソシアネートとしては、トリレン
ジイソシアネー)、4.4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジイソシ
アネート、0−トルイジンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシア
ネート等のイソシアネート類、又当該イソシアネート類
とポリアルコールとの生成物、又イソシアネート類の縮
合に依って生成したポリイソシアネート等を使用するこ
とができる。これらポリイソシアネート類の市販されて
いる商品名としては、コロネートし、コロネートHL、
コロネート2030、コロネート2031、ミリオネー
トMR、ミリオネートMTL (日本ポリウレタン■製
)、タケネートD−102、タケネートD−11ON、
タケネートD−200、タケネートD−202(武田薬
品■製)、デスモジュールし、デスモジュールIL、デ
スモジ1−ルN、デスモジュールHL(住友バイエル社
製)等があり、これらを単独若しくは硬化反応性の差を
利用して二つ若しくはそれ以上の組み合わせによって使
用することができる。
本発明に使用する分散剤としては、カプリル酸、カプリ
ン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステ
アリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノ
ール酸、リルン酸、ステアロール酸等の炭素数10〜4
0個の脂肪酸(R,C0OH,R,は炭素数9〜39個
のアルキル基)、前記の脂肪酸のアルカリ金属(し8、
Na、に等)またはアルカリ土類金属(Mg、Ca、B
a等)、Cu、Pb等から成る金属石鹸;レシチン等が
使用される。この他に炭素数10以上の高級アルコール
、及びこれらの硫酸エステル、燐酸エステル等も使用可
能である。これらの分散剤は結合剤100重量部に対し
て0.05〜20重量部の範囲で添加される。これら分
散剤の使用方法は、強磁性微粉末や非磁性微粉末の表面
に予め被着させても良く、また分散途中で添加してもよ
い、このようなものは、例えば特公昭39−28369
号、特公昭44−17945号、特公昭48−1500
1号、米国特許3387993号、同3470021号
等に於いて示されている。
本発明に使用される潤滑剤としては、シリコンオイル、
グラファイト、二硫化モリブデン、チッ力硼素、フッカ
黒鉛、フッ素アルコール、ポリオレフィン(ポリエチレ
ンワックス等)、ポリグリコール(ポリエチレンオキシ
ドワックス等)、アルキル燐酸エステル、ポリフェニル
エーテル、二硫化タングステン、炭素数10〜40の一
塩基性脂肪酸と炭素数3〜40個の一価のアルコールも
しくは二価アルコール、三価のアルコール、四価のアル
コール、六価のアルコールのいずれか1つもしくは2つ
以上とから成る脂肪酸エステル類、炭素数10個以上の
一塩蟇性脂肪酸と該脂肪酸の炭素数と合計して炭素数が
11〜80個と成る一価〜六価のアルコールから成る脂
肪酸エステル類等が使用できる。又、炭素数8〜40の
脂肪酸或いは脂肪酸アミド、脂肪族アルコールも使用で
きる、これら有機化合物潤滑剤の具体的な例としては、
カプリル酸ブチル、カプリル酸オクチル、ラウリン酸エ
チル、ラウリン酸ブチル、ラウリン酸オクチル、ラウリ
ン酸−2エチルヘキシル、ミリスチン酸エチル、ミリス
チン酸ブチル、ミリスチン酸−2メチルプロピル、ミリ
スチン酸オクチル、パルミチン酸エチル、パルミチン酸
ブチル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸−2エチ
ルヘキシル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル
、ミリスチン酸−2エチルヘキシル、ステアリン酸オク
チル、ステアリン酸トリデシル、ステアリン酸イソトリ
デシル、ステアリン酸アミル、ステアリン#1−2へキ
シルデシル、アンヒドロソルビタンモノステアレート、
アンヒドロソルビタンジステアレート、アンヒドロソル
ビタントリステアレート、アンヒドロソJレビクンテト
ラステアレート、オレイルアルコール、ラウリルアルコ
ール、モンタンワックス、カルナウバワックス等がある
。また本発明に使用される潤滑剤としては所謂潤滑油添
加剤も単独で使用出来、酸化防止剤(アルキルフェノー
ル等)、綺どめ剤(ナフテン酸、アルケニルコハク酸、
ジラウリルフォスフェート等)、油性剤(ナタネ油、ラ
ウリルアルコール等)、極圧剤(ジベンジルスルフィド
、トリクレジルフォスフェート、トリブチルホスファイ
ト等)、清浄分散剤、粘度指数向上剤、流動点降下剤、
泡どめ剤等がある。これらの潤滑剤は結合剤100重量
部に対して0.05〜20重量部の範囲で添加される。
これらについては、特公昭43−23889号、特公昭
47−28043号、米国特許3423233号、米国
特許3470021、米国特許3492235、米国特
許3497411号、米国特許3523086、米国特
許3625760、米国特許3630772号、米国特
許3634253、米国特許3642539、米国特許
3687725号、アイ・ビー・エム テクニカルディ
スクロージャー プリテン” r BM  Techn
icalDisclosure Bulletin″V
o1. 9. Na7、p779(1966年12月)
;エレクトロニク”ELEKTROMIK” 1961
年、11112.p380;化学便覧、応用編、p95
4−967.1980年丸善−発行等に記載されている
本発明に用いる帯電防止剤としてはグラファイト、カー
ボンブラック、カーボンブランクグラフトポリマー等の
導電性粉末;サポニン等の天然界面活性剤;アルキレン
オキサイド系;グリセリン系;グリシドール系、多価ア
ルコール、多価アルコールエステル、アルキルフェノー
ルEO付加体等のノニオン界面活性剤;高級アルキルア
ミン類、環状アミン、ヒダントイン誘導体、アミドアミ
ン、エステルアミド、第四級アンモニウム塩類、ピリジ
ンそのほかの複素環類、ホスホニウムまたはスルホニウ
ム類、等のカチオン界面活性荊;カルボン酸、スルホン
酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル基などの酸性
基を含むアニオン界面活性荊;アミノ酸類;アミノスル
ホン酸類、アミノアルコールの硫酸または燐酸エステル
類、アルキルベタイン型等の両性界面活性剤等が使用さ
れる。
これら帯電防止剤として使用し得る界面活性荊化合物例
の一部は米国特許2271623号、同2240472
号、同2288226号、同2676122号、同26
76924号、同2676975号、同2691566
号、同2727860号、同2730498号、同27
42379号、同2739891号、同3068101
号、同3158484号、同3201253号、同32
10191号、同3294540号、同3415649
号、同3441413号、同3442654号、同34
75174号、同3545974号、西独特許公開(O
LS)1942665号、英国特許1077317号、
同1198450号等をはじめ、小田良平他著「界面活
性剤の合成とその応用」 (槙書店1972年版);A
、W、ベイリ著「サーフェス アクティブ エージェン
ツ」(インターサイエンスパプリケーションコーボレイ
テフド1958年版)iT、P、  シスリー著「エン
サイクロペディア オブ サーフェスアクティブ エー
ジェンツ、第二巻」 (ケミカルバプリシュカンパニー
1964年版);「界面活性剤便覧」第六側(産業図書
株式会社、昭和41年12月20日);丸茂秀雄著「帯
電防止剤」幸書房(1968)等の底置に記載されてい
る。
これらの界面活性剤は単独または混合して添加しても良
い、これらは帯電防止剤として用いられるものであるが
、時としてそのほかの目的、例えば分散、磁気特性の改
良、潤滑性の改良、塗布助剤として適用される場合もあ
る。
本発明に使用されるカーボンブラックはゴム用ファーネ
ス、ゴム用サーマル、カラー用ブラック、アセチレンブ
ラック等を用いる事ができる。これらカーボンブラック
の米国における略称の具体例をしめすとSAF、l5A
F、I l5AFXT。
HAF、SPF、FF、FEF、HMF、GPF。
APF、SRF、MPFSECF、SCF、CF。
FT、MTSHCC,HCF、MCF、、LFF。
RCF等があり、米国のA37M規格のD−1765−
82aに分類されているものを使用することができる0
本発明に使用されるこれらカーボンブラックの平均粒子
サイズは10〜1000ミリミクロン(電子顕微鏡)、
窒素吸着法比表面積は1〜800rrr/g、pHは3
〜11(JIS規格に−6221−1982法)、DB
P吸油量は10〜400m/100g (JIS規格に
−6221−1982法)である0本発明に使用される
カーボンブラックのサイズは、塗布膜の表面電気抵抗を
下げる目的で10〜100ミリミクロンのカーボンブラ
ックを、また塗布膜の強度を制御するときに50〜10
00ミリミクロンのカーボンブラックをもちいる。また
塗布膜の表面粗さを制御する目的でスペーシングロス減
少のための平滑化のためにより微粒子のカーボンブラッ
ク(100ミリミクロン以下)を、粗面化して摩擦係数
を下げる目的で粗粒子のカーボンブラック(50ミリミ
クロン以上)をもちいる、このようにカーボンブラック
の種類と添加量は磁気記録媒体に要求される目的に応し
て使い分けられる。また、これらのカーボンブラックを
、後述の分散剤などで表面処理したり、樹脂でグラフト
化して使用してもよい、また、カーボンブラックを製造
するときの炉の温度を2000℃以上で処理して表面の
一部をグラファイト化したものも使用できる。また、特
殊なカーボンブラックとして中空カーボンブランクを使
用することもできる。これらのカーボンブランクは磁性
層の場合強磁性微粉末100重量部に対して0.1〜2
0重量部で用いることが望ましい0本発明に使用出来る
カーボンブラックは例えば「カーボンブラック便覧」、
カーボンブランク協会編(昭和46年発行)を参考にす
ることが出来る。
本発明の分散、混練、塗布の際に使用する有機溶媒とし
ては、任意の比率でアセトン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン
、テトラヒドロフラン等のケトン系;メタノール、エタ
ノール、プロパツール、ブタノール、イソブチルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、メチルシクロヘキサノ
ールなどのアルコール系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸イソプロピル、乳酸エ
チル、酢酸グリコール、モノエチルエーテル等のエステ
ル系;エーテル、グリコールジメチルエーテル、グリコ
ールモノエチルエーテル、ジオキサンなどのグリコール
エーテル系;ベンゼン、トルエン、キシレン、クレゾー
ル、クロルベンゼン、スチレンなどのタール系(芳香族
炭化水素;メチレンクロライド、エチレンクロライド、
四塩化炭素、クロロホルム、エチレンクロルヒドリン、
ジクロルベンゼン等の塩素炭化水素、N、N−ジメチル
ホルムアルデヒド、ヘキサン等のものが使用できる。
混線の方法には特に制限はなく、また各成分の添加順序
などは適宜設定することができる。磁性塗料の調製には
通常の混線機、例えば、二本ロールミル、三本ロールミ
ル、ボールミル、ペブルミル、トロンミル、サンドグラ
インダー、ツエグバリ (Szegvari)アトライ
ター、高速インペラー分散機、高速ストーンミル、高速
度衝撃ミル、デイスパー、ニーダ−1高速ミキサー、リ
ボンブレンダー、コニーダー、インテンシブミキサー、
タンブラ−、プレンダー、ディスパーザ−、ホモジナイ
ザー、車軸スクリュー押し出し機、二輪スクリエー押し
出し機、及び超音波分散機などを用いることができる。
混線分散に関する技術の詳細はチー・シー・パラトン 
T、 C,FATTON著 ペイント フロー アンド
 ピグメント ディスパーザッ ン  “Pa1nt 
 Flow  and  Pigment  Disp
ersion(1964年 ジッン ウィリー アンド
 サンズ John Wiley & 5ane社発行
)や田中信−著「工業材料」25巻37(1977)な
どに記載されている。また、米国特許第2581414
号及び同第2855156号などの明細書にも記載があ
る。本発明においても上記の文献などに記載された方法
に準じて混線分散を行い磁性塗料を調製することができ
る。
磁性層の形成は上記の組成などを任意に組合せて有機溶
媒に溶解し、塗布溶液として支持体上に塗布・乾燥する
。テープとして使用する場合には支持体の厚み2.5〜
100ミクロン程度、好ましくは3〜70ミクロン程度
が良い、ディスクもしくはカード状の場合は厚みが0.
5〜10+u+程度であり、ドラムの場合は円筒状で用
いる事も出来る。素材としてはポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル類、
ポリプロピレン等ポリオレフィン類、セルローストリア
セテート、セルロースダイアセテート等のセルロース誘
導体、ポリ塩化ビニル等のビニル系樹脂類、ポリカーボ
ネート、ポリアミド、ポリスルホン等のプラスチックの
ほかにアルミニウム、銅等の金属、ガラス等のセラミッ
クス等も使用出来る。これらの支持体は塗布に先立って
、コロナ放電処理、プラズマ処理、下塗処理、熱処理、
除塵埃処理、金属1着処理、アルカリ処理をおこなって
もよい、これら支持体に関しては例えば西独特許333
8854A、特開昭59−116926号、米国特許4
388368号−三石幸夫著[繊維と工業431巻p5
0〜55.1975年などに記載されている。
本発明に使用される強磁性粉末又は非磁性粉末、結合剤
、添加側、溶削及び支持体(下塗層、バック層、パック
下塗を有してもよい)或いは磁気記録媒体の製法等は特
公昭56−26890号に記載されている。
支持体上へ前記の磁性層を塗布する方法としてはエアー
ドクターコート、ブレードコート、エアナイフコート、
スクイズコート、含浸コート、リバースロールコート、
トランスファーロールコート、グラビアコート、キロコ
ート、キャストコート、スプレィコート等が利用出来、
その他の方法も可能であり、これらの具体的説明は朝食
書店発行の「コーティング工学」253頁〜277頁(
昭和46.3.20.発行)に詳細に記載されている。
このような方法により、支持体上に塗布された磁性層は
必要により層中の強磁性粉末を直ちに乾燥しながら配向
させる処理を施したのち、形成した磁性層を乾燥する。
このときの支持体の搬送速度は、通常10m/分〜50
0m/分でおこなわれ、乾燥温度が20℃〜120℃で
制御される。
又必要によりカレンダー処理等の表面平滑化加工を施し
たり、所望の形状に裁断したりして、本発明の磁気記録
体を製造する。これらは、例えば、特公昭40−236
25号公報、特公昭39−28368号公報、米国特許
第3473960号明細書、等にしめされている。又、
特公昭41−13181号公報にしめされる方法はこの
分野における基本的、且つ重要な技術と考えられている
(発明の効果) 本発明は磁性層中又は磁性層表面にを機ラジカル化合物
を含み、又は強磁性粉末を有機ラジカル化合物で処理す
ることによってテープHcやRF比出力高(維持される
と共に、テープBm又はテープφmが顕著に向上する。
従来テープBm又はテープφmは各強磁性粉末に固有の
値と考えられ、他の物質や化合物の存在によって向上す
るようなことはまったく予想もしなかったことである。
(実施例) 本発明を実施例により更に具体的に説明する。
ここに示す成分、割合、操作順序等は本発明の精神から
逸脱しない範囲において変更しうるちのであることは本
業界に携わるものにとっては容易に理解されることであ
る。
従って本発明は、実施例に制限されるべきではない、な
お、実施例中の部は重量部をしめす。
(実施例1) 下記磁性層組成物の(+)をニーダ−に入れ充分混練し
た後(I[)を投入し混合分散後(III)を投入分散
し磁性塗布液を作成した。
亘11皿底隻 (1)Co含有r F e、o、粉末    ioo部
(Hc6B00e、Smtt 35rd/g)この磁性
塗布液を粘度調整した後、90μmの非磁性支持体のポ
リエチレンナフタレート上に乾燥後塗布厚み2.5μm
で塗布し、3000ガウスの対向磁石で塗布進行方向に
磁場配向なから乾燥する。その後連続して磁性層をカレ
ンダー処理し、磁性層を設けた非磁性支持体の裏面側に
下記バンク層を設け、0.5吋にスリットした後ダイア
モンド匁で磁性層を表面処理しテープを作成した。
ガ!ヱ」0先暖! (1)カーボンブラック(キャポ   100部フト■
、BP800) ニトロセルロース(ダイセル     5部制 ポリウレタンポリカーボアー    25部ト(大日精
化■、FJ2) フェノキシ樹脂(ユニオン力    10部−バイト■
、PKHH) メチルエチルケトン       300部(II)ポ
リイソシアネート(日本    IO部ポリウレタン■
、C3040) 研磨剤(住友化学■、      0.1部HitlO
O) 潤滑剤(信越化学■、KF69)     0.1部オ
レイン酸銅          0.1部メチルエチル
ケトン       700部このテープをDPPHの
2%ベンゼン溶液でオーバーコートしサンプルを作成し
VHSカセットに250m巻き込んだ。
表1 (+)BH特性、東英工業製VSM3.23度60%R
H1外部磁場2KOe (2)RF比出力 VHS用VTRでRF比出力測定し
た。
(実施例2) 下記磁性層組成物の(1)をニーダ−に入れ充分混練し
た後(If)を投入し混合分散後(I[[)を投入分散
し磁性塗布液を作成した。
皿立1皿底璽 (1)Co含有y F e、o@粉末    100部
(Hc6600e、5att 32rrf/g)この磁
性塗布液を粘度調整した後20μmの非磁性支持体のポ
リエチレンナフタレート上に乾燥後塗布厚み5μmで塗
布し、3000ガウスの対向磁石で塗布進行方向に磁場
配向なから乾燥、その後連続して磁性層をカレンダー処
理し、磁性層を設けた非磁性支持体の裏面側に下記バン
ク層を2μmで設はテープを作成した。
亙ヱL1皿戒1 (1)カーボンブラック(キ中ボ    90部フト■
、BP800) カーボンブラック(セバルコ    10部■、MTC
I) ニトロセルロース(ダイセル    10部II) ポリウレタンポリカーボアー    40部ト(大日精
化■、FJ2) フェノキシ樹脂(ユニオン力    10部−バイト■
、PKHH) メチルエチルケトン       300部(I[)ポ
リイソシアネート(日本    20部ポリウレタン■
、C3040) 研磨剤(住友化学■、      0.1部HitlO
O) 潤滑剤(信越化学−、KF69)    0.1部オレ
イン#1鱗           0.1部メチルエチ
ルケトン       700部このテープをDPPH
の2%ベンゼン溶液でオーバーコートしサンプルヲ作成
シタ。
81え宜 (1)強磁性金属粉末(Fe−Ni−Co)     
100部(HC15000e、5b50i/g)(II
BH特性、東英工業製VSM3.23度60九RH1外
部磁場2KOe (実施例3) 下記磁性層組成物をニーグーに入れ充分混線分散した後
ポリイソシアネートを投入分散し磁性塗布液を作成した
この磁性塗布液を粘度調整した後13μmの非磁性支持
体のポリエチレンナフタレート上に乾燥後塗布厚み3μ
mで塗布し、3000ガウスの対向磁石で塗布進行方向
に磁場配向ながら乾燥、その後連続して磁性層をカレン
ダー処理し、磁性層を設けた非磁性支持体の裏面側に下
記バック層を0.5μmで設はテープを作成した。
バL久1監底! (1)カーボンブラック(キャボ    90部フット
−BP800) カーボンブラック(セバルコ    10部員、MTC
I) ニトロセルロース(ダイセル    10部1 ポリウレタンボリカーポネー    40部ト(大日精
化■、FJ2) フェノキシ樹脂(ユニオン力    10部−バイト■
、PKHH) メチルエチルケトン       300部(II)ポ
リイソシアネート(日本    20部ポリウレタン■
、C3040) 研磨剤(住友化学■、      o、  i部Hit
100) 潤滑剤(信越化学■、KF69)     0.1部オ
レイン酸銅          0.1部メチルエチル
ケトン       700部このテープをDPPHの
2%ベンゼン溶液でオーバーコートしサンプルを作成し
た。
(IIBH特性、東英工業製VSM3.23度60%R
H,外部磁場5KOe 本発明の方法を用いたサンプル2〜6はいずれもテープ
Hcが高く維持されると共に、DPPHを用いないサン
プル磁1に比べてテープBmが高くなり、RF比出も向
上することがわかる。
又サンプル臘8〜9及び1IkL11〜12はテープH
eとテープSQが高く維持されると共に、DPPHを用
いないサンプル陽7及び阻10に比べて顕著にテープφ
mが改良されることがわかる。
φmは磁性層全体のBmであり、φmを厚さで割ればB
mの値が得られる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体上に磁性層を設けた磁気記録媒体に
    おいて前記磁性層中又は磁性層表面に有機ラジカル化合
    物を含むことを特徴とする磁気記録媒体。
  2. (2)非磁性支持体上に強磁性粉末を結合剤中に分散し
    てなる磁性層を設けた磁気記録媒体において前記強磁性
    粉末に有機ラジカル化合物を含むことを特徴とする請求
    項(1)項記載の磁気記録媒体。
  3. (3)強磁性粉末を有機ラジカル化合物の溶液で処理し
    、次いで結合剤、添加剤、溶媒を加えて混練、分散して
    、磁性塗料を得、その後非磁性支持体上に塗布、乾燥し
    、磁性層を形成することを特徴とする磁気記録媒体の製
    造方法。
  4. (4)前記強磁性粉末と結合剤、添加剤、溶媒を含む磁
    性塗料組成中に有機ラジカル化合物を加えて、混練、分
    散し、磁性塗料を得ることを特徴とする請求項(3)項
    記載の磁気記録媒体の製造方法。
  5. (5)強磁性粉末、結合剤、添加剤、溶媒を含む磁性塗
    料を混線分散後、非磁性支持体上に塗布、乾燥して、磁
    性層を形成し、その後カレンダー処理して得られた磁性
    層表面に有機ラジカル化合物の溶液をオーバーコートす
    ることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014047205A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Kimoto Denshi Kogyo Kk 芳香族ニトロ化合物のラジカルアニオンの製造方法

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