JPH1092075A - ローディング機構 - Google Patents
ローディング機構Info
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- JPH1092075A JPH1092075A JP9114739A JP11473997A JPH1092075A JP H1092075 A JPH1092075 A JP H1092075A JP 9114739 A JP9114739 A JP 9114739A JP 11473997 A JP11473997 A JP 11473997A JP H1092075 A JPH1092075 A JP H1092075A
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
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Abstract
なく情報ディスクをローディンク及びアンローディング
することができるローディング機構を得る 【解決手段】 第1案内12及び第2案内16を移動自
在に支持し、第1案内12の溝13及び第2案内16の
溝18の各々に、圧力面59,60;67,68を設
け、これらの圧力面をローディング平面25に対して傾
斜させ、また第1案内の溝13及び第2案内の溝18の
各々に、ローディング平面25にほぼ直交する内側周面
57,65を設け、この内側周面の高さ58,66を情
報ディスク2の厚さ71よりも小さく選択し、ローディ
ングプロセス中に情報ディスク2の外側端縁2dが溝1
3;18の内側周面57,65に接触しないようにする
Description
装置に対して情報ディスクをローディング及びアンロー
ディングするため、第1案内と第2案内とを具え、これ
らの各案内にディスク端縁を案内するための溝を設け、
前記第2案内は、情報ディスクをローディング及びアン
ローディングするため装置に出し入れする回転駆動可能
な移送ホイールにより構成したローディング機構に関す
るものである。
第5,163,040号に記載されている。この既知の
ローディング機構においては、情報ディスクは一方の側
を第1案内としての堅固な湾曲した溝付き第1案内部材
によって案内し、他方の側を第2案内としての溝付き移
送ホイールによって案内する。情報ディスクを装置内に
導入するため、手操作で装置のローディング溝孔に挿入
し、第1案内及び移送ホイールの溝に掛合させる。移送
ホイールは、ローディングプロセス中にモータ駆動し、
移送ホイールと第1案内との間で湾曲したローディング
経路に沿って装置内に進入させる。第1案内及び移送ホ
イールの溝はそれぞれV字状とする。
る。湾曲した第1案内を使用することにより、情報ディ
スクは第1案内を介して湾曲したローディング経路に沿
ってのみ導入することができ、直線的な経路に沿う挿入
は不可能である。情報ディスクの直線的挿入と比べる
と、この湾曲経路はローディング機構及び装置自体の幅
を大きくする。特に、自動車での用途には、このことは
大きな欠点である。即ち、装置取付に利用できる空間が
限定されているためである。
する。ディスク表面の傷つきを回避するためには、情報
ディスクの位置決め孔の端縁及び周縁でのみユーザーが
情報ディスクに触るのが好ましい。
は、情報ディスクの中心は手で少なくとも移送ホイール
の中心位置まで挿入し、以下の中間位置と称する位置に
達せしめてからローディング機構が情報ディスクの自動
挿入を行うようにしなければならない。この中間位置に
おいては、位置決め孔はもはやハウジングの外側には露
出しておらず、ユーザーは情報ディスクの位置決め孔の
端縁及び周縁を好ましい状態で保持することはできな
い。この結果、ユーザーは情報ディスクを中間位置に送
るためには情報ディスク表面に触らざるを得なくなる。
このことは、情報ディスクを傷付ける可能性を増大す
る。
またディスク表面に触ることなく情報ディスクをローデ
ィンク及びアンローディングすることができる上述のタ
イプのローディング機構を得るにある。
め、本発明によるローディング機構は、第1案内及び第
2案内を移動自在に支持し、第1案内の溝及び第2案内
の溝の各々に、圧力面を設け、これらの圧力面をローデ
ィング平面に対して傾斜させ、また第1案内の溝及び第
2案内の溝の各々に、ローディング平面にほぼ直交する
内側周面を設け、この内側周面の高さを情報ディスクの
厚さよりも小さく選択し、ローディングプロセス中に情
報ディスクの外側端縁が溝の内側周面に接触しないよう
にしたことを特徴とする。
れらの案内は情報ディスクのアウトラインに従って移動
することができ、従って、情報ディスクのディスク端縁
をフレキシブルに案内する。このことにより、情報ディ
スクをほぼ随意に規定したローディング経路に沿ってロ
ーディングすることができる。円形のディスク端縁を持
たない(例えば、楕円形又は他の形状のディスク端縁)
情報ディスクもこのようなローディング機構によって装
置内に取り込むことができる。第1案内及び第2案内の
可動性を得るためには種々の構造が考えられる。例え
ば、第1案内及び第2案内を案内溝孔に案内し、ばね力
又はアクチュエータによってこのような案内溝孔内の情
報ディスクのディスク端縁に圧着することができるよう
にする。更に、第1案内及び第2案内は一方の端部を支
持した回動アームに配置することができる。
し、このU字の少なくとも一方の脚をローディング平面
に対して傾斜させ、少なくとも1個の情報ディスクのた
めの傾斜圧力面を得るようにする。ローディング平面
は、情報ディスクが第1案内及び第2案内によって装置
内に進入することができる平面と規定される。ローディ
ングプロセス中、第1案内及び第2案内は、情報ディス
ク端縁に圧着する。傾斜圧力面によって情報ディスクの
表面に加わる力はこのときローディング平面に直交する
方向に指向する。内側溝高さ即ち、溝の内側周面におけ
る溝の高さは、情報ディスクの厚さよりも小さく選択す
る。情報テクノロジー装置に対して異なる厚さの情報デ
ィスクをローディング又はアンローディングするのにこ
のローディング機構を使用する場合、内側溝高さは最も
薄い情報ディスクの厚さよりも小さくする。このように
して、情報ディスクの外側端縁はローディング中に溝の
内側端縁に接触しないようにすることができる。情報デ
ィスクは傾斜圧力面の位置で溝に点接触する。
は、圧力面の傾斜角を小さくすることができるという利
点がある。このことにより、圧力面の位置で情報ディス
クの表面に加わるローディング平面に直交する方向の力
を相当増大させることができるという利点がある。更
に、U字状の溝は、同一の厚さの情報ディスクに対して
ローディング平面の方向の深さを相当小さくできる。
内の溝及び第2案内の溝の各々に、溝の上側面及び下側
面で前記ローディング平面に対して傾斜する圧力面を設
ける。
により上側からまた下側面での圧力面により下側からの
双方から情報ディスクの表面に対して、ローディング平
面に直交する方向の力を発生させることができる。
ーディングプロセス中に情報ディスクを第1案内及び第
2案内の溝にクランプする。
ほぼU字状の溝によって満足のいくクランプ作用が得ら
れる。極めて小さい傾斜角を圧力面に選択することがで
きるため、圧力面の位置における情報ディスクの表面に
加わるローディング平面に直交する方向の力を極めて大
きなものにし、効果的なクランプ作用が得られる。
は、エジェクト位置において、前記情報ディスクを第1
案内及び第2案内の溝にクランプし、ユーザーが前記情
報ディスクを手で溝から引き出すのに最小の力0.7N
を加えるだけで済むようにする。
2案内はそれぞれの圧力面により情報ディスクの表面に
対して圧着し、ディスクの強固に保持し、従って、情報
ディスクが不慮に装置から抜け出るのを阻止する。情報
ディスクを装置から取り出すためには、ユーザーは第1
案内及び第2案内の溝から情報ディスクを0.7Nの最
小の力で引っ張る。このような最小の力は、ローディン
グ機構を自動車における情報テクノロジー装置に使用す
るとき特に有利である。このような最小の力は、運転中
に例えば、でこぼこ道で衝撃があった場合に装置から抜
け出ることを確実に防止する程度のものとする。
は、第1案内を支持セグメントにより構成する。この実
施例の好適な変更例では、第1案内の圧力面の傾斜角う
4°〜8°の範囲の角度とし、第2案内の圧力面の傾斜
角を3°〜7°の範囲の角度とする。
めて有利であることがわかった。各圧力面の傾斜角が7
°及び8°よりも大きい場合、圧力面の位置における情
報ディスクの表面に加わる法線力は極めて小さくなる。
各傾斜角を3°及び4°より小さく選択すると、ローデ
ィング機構は、所定半径方向方向溝深さに関して情報デ
ィスクの厚さの製造公差の影響を極めて受けやすくな
る。
イールの圧力面の傾斜角よりも大きくなるように選択す
ると有利である。即ち、移送ホイールは情報ディスクを
能動的に駆動するとともに、支持セグメントは 受動的
な支持を行うためである。
は、前記第1案内を回転駆動自在の移送ホイールにより
構成する。
在の移送ホイールとした場合、情報ディスクを装置に出
し入れする際に情報ディスク自体の回転をなくすことが
できる。第1案内の移送ホイールの溝及び第2案内の移
送ホイールの溝の幾何学的寸法を全く同一にする場合、
第1案内の移送ホイール及び第2案内の移送ホイールを
互いに逆向きの同一回転速度で回転させるとき、情報デ
ィスクの装置に対する出し入れを自転なしに移動させる
ことができる。
は、圧力面の表面の弾性率を、情報ディスクの弾性率よ
りも大きくし、圧力面の表面の粗さを、ローディングプ
ロセス中に情報ディスクの表面と圧力面との間に摩擦掛
合を生ずる力で情報ディスクが溝の圧力面に圧着するこ
とができる粗さとする。
面は或る粗さを有する。圧力面の表面の弾性率が情報デ
ィスクの弾性率よりも大きいため、情報ディスクの表面
は部分的に粗い圧力面に相互掛合し、これにより情報デ
ィスクの表面と圧力面との間に摩擦掛合を生ずる。
記移送ホイールの基礎材料をスチールとし、このスチー
ルを少なくとも圧力面の位置で炭化クロム層によりカバ
ーする。
ールから旋盤加工で形成することができる。この旋盤加
工したスチール製の移送ホイールに、各圧力面の位置で
炭化クロム層を設ける。炭化クロムは極めて高い硬度を
有し、好適な成分の場合、800DPN(diamond pyram
id hardness number) 以上の値に達することができる。
炭化クロムの弾性率は極めて大きく、300GPa以上
の値が得られる。更に、炭化クロムはポリカーボネート
に対する接着性が極めて良好であり、コンパクトディス
ク標準に従って製造した情報ディスクを製造することが
できる。
層及び情報ディスクの表面の双方の磨耗を極めて小さく
することができる。炭化クロムとポリカーボネートとの
間の良好な接着性によれば、極めて大きな静的摩擦力が
情報ディスクの表面と炭化クロム圧力面との間に生じ、
この結果、大きな牽引力と保持力をローディング平面の
方向に加えることができる。炭化クロム層の大きな弾性
率により、情報ディスクの表面は炭化クロム層の粗い表
面に部分的に相互掛合し、これにより摩擦掛合を生ず
る。
は、前記移送ホイールの基礎材料をスチールとし、この
スチールを少なくとも圧力面の位置でタングステン−カ
ーボン水素化合物層によりカバーする。
ルから旋盤加工で形成することができる。この旋盤加工
したスチール製の移送ホイールに、各圧力面の位置でタ
ングステン−カーボン水素化合物層を設ける。タングス
テン−カーボン水素化合物は極めて高い硬度を有し、好
適な成分の場合、800DPN(diamond pyramid hardn
ess number) 以上の値に達することができる。タングス
テン−カーボン水素化合物の弾性率は極めて大きく、3
00GPa以上の値が得られる。更に、タングステン−
カーボン水素化合物はポリカーボネートに対する接着性
が極めて良好であり、コンパクトディスク標準に従って
製造した情報ディスクを製造することができる。
い硬度によりタングステン−カーボン水素化合物層及び
情報ディスクの表面の双方の磨耗を極めて小さくするこ
とができる。タングステン−カーボン水素化合物とポリ
カーボネートとの間の良好な接着性によれば、極めて大
きな静的摩擦力が情報ディスクの表面とタングステン−
カーボン水素化合物圧力面との間に生じ、この結果、大
きな牽引力と保持力をローディング平面の方向に加える
ことができる。タングステン−カーボン水素化合物層の
大きな弾性率により、情報ディスクの表面はタングステ
ン−カーボン水素化合物層の粗い表面に部分的に相互掛
合し、これにより摩擦掛合を生ずる。
は、第1案内の基礎材料をスチールとし、このスチール
を少なくとも圧力面の位置で炭化クロム又はタングステ
ン−カーボン水素化合物の層でカバーする。
ステン−カーボン水素化合物層の有利な特性が第1案内
及び第2案内の双方で利用できる。
は、圧力面の最大表面粗さRt を2μm〜15μmの範
囲とし、算術平均粗さRa を0.2μm〜1.5μmの
範囲とする。
場合、表面粗さは不均一になり過ぎ、圧力面によって情
報ディスクの表面に加わる力は局部的な変動を受けるこ
とになる。このことにより、情報ディスクの不均一な滑
り込み、特に、引っ掛かったり滑ったりする作用を生ず
る。圧力面の最大表面粗さRt が15μmを越すと、情
報ディスクの表面に大きな磨耗を生じ、情報ディスクの
表面コーティングが磨滅する。圧力面の最大表面粗さR
t が2μmよりも小さいと、圧力面と情報ディスクの表
面との間の静的摩擦力か極めて小さくなり、この結果、
ローディング平面において情報ディスクに加わる力が小
さくなり過ぎることになる。
−カーボン水素化合物層を蒸着プロセスによって堆積さ
せる。このような蒸着プロセスは、炭化クロム又はタン
グステン−カーボン水素化合物自体がスチールの表面構
造に適合するという利点がある。圧力面の位置において
スチールを所要の表面粗さにしておくと、この表面粗さ
は、炭化クロム層又はタングステン−カーボン水素化合
物層の蒸着の際に維持される。炭化クロム層の蒸着プロ
セスとしてはCVD(Chemical Vapor Deposition) プロ
セスが特に好適であり、タングステン−カーボン水素化
合物層の蒸着プロセスとしてはPVD(Physical Vapor
Deposition) が特に好適である。
キ、デッキを有する情報テクノロジー装置、又はデッキ
を含むカーラジオに使用すると好適である。
実施の形態を説明する。
第1の実施例のエジェクト状態にある状態を示す。ロー
ディング機構はハウジング1内に収容する。ローディン
グ機構は情報ディスク2をハウジング1内に直線的なロ
ーディング経路4に沿って第1ローディング方向5に移
動するため、またこの情報ディスク2を直線的なローデ
ィング経路4に沿って第1ローディング方向5とは逆の
方向に移動するために使用する。情報ディスク2は、円
形端縁2aと、端縁3aを有する円形の位置決め孔3と
を有する。ハウジング1は、前壁6a、後壁6b,側壁
6c,6d,並びに底部プレート6e,ハウジングカバ
ー6fを有する。回動スピンドル8を側壁6cの近傍で
底部プレート6eに取り付け、この回動スピンドル8の
周りに第1回動アーム7を回動自在に取り付ける。スピ
ンドル10を側壁6dの近傍で底部プレート6eに取り
付け、このスピンドル10の周りに第2回動アーム9を
回動自在に取り付ける。第1回動アーム7には、アーム
ピボット11と、第1案内としての溝13を有する支持
セグメント12とを担持する。第2回動アーム9にはア
ームピボット14を担持する。移送ホイール16を第2
回動アーム9に取り付けてスピンドル17の周りに回動
自在にする。この移送ホイール16に溝18を設ける。
ウォーム20を担持するシャフト19aを有するモータ
19をハウジング1の底部プレート6eに取り付ける。
モータ19を正逆両方向に駆動可能にする。ウォーム2
0によって第1の歯付きホイール21を駆動する。この
歯付きホイール21は底部プレート6eに担持したスピ
ンドル21aに回転自在に取り付ける。歯付きホイール
21を歯付きホイール22に噛合させ、この歯付きホイ
ール21は第2回動アーム9のスピンドル10に回転自
在に取り付ける。第2の歯付きホイール22は第3の歯
付きホイール23に噛合させ、この第3の歯付きホイー
ル23は第2回動アーム9のスピンドル23aに回転自
在に取り付ける。この第3の歯付きホイール23は移送
ホイール16の歯付きリング24に噛合させる。このよ
うにして、移送ホイール16は、モータ19、モータシ
ャフト19a、ウォームホイール20、第1歯付きホイ
ール21、第2歯付きホイール22、第3歯付きホイー
ル23によって正逆両方向に駆動することができる。
ィング方向5に直交する方向に延びる第1連結ロッド溝
27と、やはり第1ローディング方向5に直交する方向
に延びる第2連結ロッド溝28と、第1連結ロッドピン
29と、第2連結ロッドピン30とを設ける。第1連結
ロッドピン29及び第2連結ロッドピン30は、ハウジ
ングカバー6fに形成した第1ローディング方向5に延
びるハウジングカバーの溝31に掛合する。第1回動ア
ーム7のアームピボット11を第1連結ロッド溝27に
掛合させ、また第2回動アーム9のアームピボット14
を第2連結ロッド溝28に掛合させる。
に図示しないばねによって回動スピンドル8の周りに予
張力を付与する。第2回動アーム9は、矢印33で示す
方向に図示しないばねによって回動スピンドル10の周
りに予張力を付与する。2個の回動アームのうちの一方
にのみ予張力を付与しておくこともできる。
34,35を担持する。
を担持する。この補助案内36は、ローディング平面2
5に平行に延びる下側支持面36aと、ローディング平
面25に平行に延びる上側案内面36bとを有する。こ
のローディング平面は、情報ディスク2が装置内に第1
ローディング方向5に移動する平面であり、図1の座標
軸線X−Yによって規定される。上側案内面36bは第
1ローディング方向5に関して下側支持面36aよりも
長い。
は、手で情報ディスク2を支持セグメント12の溝13
及び移送ホイール16の溝18に掛合させておく。この
ために、ユーザーは情報ディスク2の端縁2a及び位置
決め孔3の端縁3aで情報ディスク2を保持する。この
ように保持した情報ディスク2を、図1に示すエジェク
ト位置から第2に示す中間位置に移動する。図1に示す
エジェクト位置から図2に示す中間位置へのこの移動
中、第1回動アーム7はスピンドル8の周りに回動し、
第2回動アーム9はスピンドル10の周りに回動する。
これに必要な回動力はユーザーが加える。このとき、情
報ディスク2は、片側を支持セグメント12の溝13に
よって、また他方の側を移送ホイール16の溝18によ
って側方に案内される。ユーザーは情報ディスク2の表
面には触らない。
は、情報ディスク2はローディング機構のハウジング1
の前壁6aからディスク直径の約2/3が突出する。図
2に示すように、制御パネル38をハウジング1の前壁
6aに取り付けることができる。この制御パネル38
は、例えば、情報ディスク2に対する情報の記録及び/
又は再生のための装置を組み込んだカーラジオの制御パ
ネルとすることができる。情報ディスク2の位置決め孔
3は、このとき、制御パネル38の前面38aから突出
する。従って、この中間位置でもユーザーは位置決め孔
3の端縁3a及び端縁2aで情報ディスク2をつかむこ
とができる。
グ1内に中間位置まで挿入するとき、モータ19は図示
しないスイッチを介して動作し、ローディング機構が自
動的にローディングプロセスを完遂する。
又は光学的スイッチ(ライトバリヤ)とすることができ
る。更に、もっと早い時点でモータの動作をスタートさ
せることもできる。
移送ホイール16を時計方向にモータシャフト19a、
ウォーム20、第1歯付きホイール21、第2歯付きホ
イール22、及び第3歯付きホイール23を介して駆動
する。時計方向に回転する移送ホイール16は、このと
き、情報ディスク2の端縁2aに対して接線方向の力を
加え、この結果、支持セグメント12と移送ホイール1
6との間に支持した情報ディスク2は、直線的なローデ
ィング経路4に沿ってハウジング1内に自動的に転がり
込む。このとき、第1回動アーム7はスピンドル8の周
りに回動し、また第2回動アーム9はスピンドル10の
周りに回動する。
グ方向5に止め部34,35まで移動したロールイン位
置にあるローディング機構を示す。回動アーム7,9は
移送ホイール16及び支持セグメント12によってディ
スクの端縁2aから離れる方向に回動しており、補助案
内36の下側支持面36aはもはや情報ディスク2には
作用せず、図示しない下降機構によってこの情報ディス
クは下降させられ、位置決め孔3が図示しないターンテ
ーブル41のクランプ装置40に嵌合して図示しない再
生位置をとることができる。この再生位置では、情報デ
ィスク2はターンテーブル41によって回転することが
でき、このターンテーブルは図示しない駆動手段によっ
て駆動され、情報ディスク2に蓄積された情報、例え
ば、音楽情報を再生することができる。
イン位置までの移送を以下に詳細に説明する。
情報ディスク2の端縁2aに対して接線方向の力を加
え、この結果、支持セグメント12と移送ホイール16
との間に支持された情報ディスク2はハウジング1内に
直線的なローディング経路4に沿ってローディング方向
5に転がり込む。中間位置から再生位置までの移動中、
情報ディスク2の端縁2aは部分的に補助案内36によ
って案内される。この補助案内36は、第1案内をなす
支持セグメント及び第2案内をなす移送ホイール16の
他の第3の案内をなす。図2及び図3に示す補助案内3
6の第1部分42において、情報ディスク2の端縁は、
補助案内36の下側支持面36a及び補助案内36の上
側案内面36bの双方によって案内される。補助案内3
6の第2部分43においては、情報ディスク2は補助案
内36の上側案内面36bによってのみ案内される。情
報ディスク2が第1ローディング方向5に直線的なロー
ディング経路4に沿って転動する移動は、第1連結ロッ
ドピン29及び第2連結ロッドピン30が第1ローディ
ング方向5に延びるハウジングカバー溝31に案内され
ることによって得られる。第1ローディング方向5のロ
ーディングプロセスは情報ディスク2 がハウジング1の
後壁6bの止め部34,35に衝合する時点で終了す
る。情報ディスク2が第1ローディング方向5に止め部
34,35に衝合するまで移動したとき、図示しない駆
動機構が図示しない方法で動作して第1回動アーム7に
作用し、この第1回動アーム7が回動スピンドル8の周
りに時計方向に回動し、また第2回動アーム9に作用
し、この第2回動アーム9が回動スピンドル10の周り
に反時計方向に回動する。この結果、移送ホイール16
の溝18及び支持セグメント12の溝13は情報ディス
ク2の端縁2aから離脱する。この状態においては、も
はや情報ディスク2は補助案内36の下側支持面36a
によっては案内されない。このことにより、情報ディス
ク2は、図示しない方法で、図示しない下降機構によっ
て、ローディング平面25に直交する第2ローディング
方向45の方向にターンテーブル41のクランプ装置4
0上に下降する。アンローディングプロセスはローディ
ングプロセスとは全く逆の動作で行う。
断面図である。移送ホイール16はスチールにより形成
し、周縁に溝18を設ける。この周縁の溝18は内側の
周面50を有する。内側の周面50において、溝18は
内側溝高さ51を有する。周縁の溝18は上側面の圧力
面52と下側面の圧力面53とを有する。圧力面52は
ローディング平面25に対して傾斜角52aをなし、圧
力面53はローディング平面25に対して傾斜角53a
をなす。傾斜した圧力面52,53及び内側周面50を
有する移送ホイール16の溝18はほぼU字状をなす。
の縦断面を示す。移送ホイール16は、スチール製の基
礎素子72を有する。この基礎素子72の基礎輪郭55
は、未加工スチールを例えば、旋盤加工で形成すること
ができる。スチール製の基礎素子72の基礎輪郭55
を、溝18の位置で炭化クロム層56によってカバーす
る。この炭化クロム層56は、例えば、蒸着プロセスに
よって堆積させることができる。この蒸着プロセスとし
ては、例えば、CVD(化学蒸着:Chemical Vapor Dep
osition)がある。蒸着した炭化クロム層56は基礎輪郭
55に沿って平行に延在する。周縁の溝18は、内側溝
高さ58の内側周面57を有する。周縁の溝18は、上
側面の傾斜圧力面59と、下側面の傾斜圧力面60とを
有する。傾斜圧力面59はローディング平面25に対し
て傾斜角61をなし、傾斜圧力面60はローディング平
面25に対して傾斜角62をなす。
ステン−カーボン水素化合物(tungsten-carbon-hydroge
n)層を使用することもできる。
す。支持セグメント12は、スチールで形成しかつ基礎
輪郭63を有する基礎素子73により構成する。この基
礎輪郭63を溝13の位置で炭化クロム層64によりカ
バーする。支持セグメント12の周縁の溝13は内側溝
高さ66の内側周面65を有する。炭化クムロ層64は
例えば、蒸着プロセスによって堆積させ、スチールの基
礎輪郭63に平行に延在せる。溝13は、上側面の傾斜
圧力面67と、下側面の傾斜圧力面68とを有する。傾
斜圧力面67はローディング平面25に対して傾斜角6
9をなし、傾斜圧力面68はローディング平面25に対
して傾斜角70をなす。
図6に示す支持セグメント12と、情報ディスク2との
間の連携動作を示す。情報ディスク2はポリカーボネー
トにより形成し、第1ディスク面2bと、第2ディスク
面2cと、周端縁2dとを有する。ローディングプロセ
ス中、情報ディスク2は移送ホイール16の溝18と支
持セグメント12の溝13にクランプされる。情報ディ
スク2の第1ディスク面2bは移送ホイール16の圧力
面59に掛合し、また支持セグメント12の圧力面67
に掛合する。情報ディスク2の第2ディスク面2cは移
送ホイール16の圧力面60に掛合し、また支持セグメ
ント12の圧力面68に掛合する。移送ホイール16の
圧力面59,60の傾斜及び支持セグメント12の圧力
面67,68の傾斜によって、情報ディスク2の面2
b,2c及び圧力面59,67及び60,68は、それ
ぞれディスク端縁2aの位置でほぼ点接触する。通常
は、ディスク端縁2aの領域には情報は蓄積されない。
情報が蓄積されている情報ディスク2の領域は、移送ホ
イール16の溝18にも、また支持セグメント12の溝
13にも接触せず、このことにより情報を蓄積した情報
ディスク2の領域にダメージを与えることを回避する。
ローディング中、情報ディスク2の外側端縁2dには、
移送ホイール16の内側周面57も、支持セグメント1
2の内側周面65も接触しない。移送ホイール16の内
側溝高さ58及び支持セグメント12の内側溝高さ66
は、情報ディスク2の厚さ71よりも小さく選択する。
斜角61,62は、それぞれ3°〜7°の範囲の角度と
する。支持セグメント12の圧力面67,68の傾斜角
69,70は4°〜8°の範囲の角度とする。これらの
小さい傾斜角によって、高い法線力(ノーマルフォー
ス)が情報ディスク2の表面2b,2cにそれぞれ圧力
面59,60及び67,68によって加わる。このこと
により効果的なクランプ力が加わる。
硬度は800DPN(diamond pyramid hardness numbe
r) の値にまで達する。炭化クロムの弾性率は極めて大
きく、300GPa以上の値が得られる。移送ホイール
16の炭化クロム層56及び支持セグメント12の炭化
クロム層64の高い硬度により、炭化クロム層56,6
4及び情報ディスク2の表面2b,2cの磨耗を極めて
低くすることができる。炭化クロムはポリカーボネート
に対して極めて優れた接着性を有するため、情報ディス
クの表面2b,2cと圧力面59,60及び67,68
との間に極めて大きな静的摩擦力を生ずる。炭化クロム
層56,64の弾性率は、ポリカーボネートの情報ディ
スク2の弾性率よりも相当大きい。この結果、情報ディ
スク2の表面2b,2cは部分的に圧力面59,60及
び67,68に相互掛合し、情報ディスク2と炭化クロ
ム層56,64との間に摩擦掛合を生ずる。圧力面5
9,60及び67,68の最大表面粗さRt は、2μm
〜5μmの間の範囲内にあり、算術平均粗さRa は0.
2μm〜1.5μmの間の範囲内にある。
り、ローディング機構は異なる厚さ71の情報ディスク
2をローディングすることができる。
のエジェクト位置の状態を示す。第1案内の構造を除い
て、この第2の実施例は第1の実施例と同一である。
移送ホイール75を担持し、またこの移送ホイール75
をスピンドル76の周りに回動自在にする。移送ホイー
ル75には溝77を設ける。ウォーム79を担持するシ
ャフト78aを有するモータ78をハウジング1の底部
プレート6eに取り付ける。モータ78を正逆両方向に
駆動可能にする。ウォーム79により歯付きホイール8
0を駆動し、この歯付きホイール80を底部プレート6
eに担持したスピンドル80aに回転自在に取り付け
る。歯付きホイール80は、第1回動アーム7のスピン
ドル8に回転自在に取り付けた歯付きホイール81に噛
合させる。この歯付きホイール81は、第1回動アーム
7に設けたスピンドル82aに回転自在に取り付けた歯
付きホイール82に噛合させる。歯付きホイール82は
移送ホイール75に配置した歯付きリング83に噛合さ
せる。このようにして、移送ホイール75は、正逆両方
向にモータ78、モータシャフト78a、ウォームホイ
ール79、歯付きホイール80、歯付きホイール81、
及び歯付きホイール82によって駆動することができ
る。
第2案内の移送ホイール16の溝18の幾何学的寸法を
全く同一にする。第1案内の移送ホイール75及び第2
案内の移送ホイール16は、互いに逆向きに同一の回転
速度で回転し、この結果、情報ディスク2は自転するこ
となく装置に出入りする。
ン位置へのローディングプロセスは第1の実施例におけ
るプロセスと同一である。
ローディング及びアンローディングのためのローディン
グ機構の第1の実施例であり、情報ディスクの端縁のた
めの第1案内としての溝付き支持セグメント及び第2案
内としての溝付き移送ホイールを有し、情報ディスクを
溝内にクランプしかつ案内によって安定した状態て保持
し、ユーザーが手で取り出すことができるエジェクト状
態を示す平面図である。
ィング機構が自動的にローディッグを実行するポイント
までユーザーが情報ディスクを挿入した中間位置におけ
る状態を示す図1のローディング機構の平面図である。
進入したロールイン位置における状態を示す図1のロー
ディング機構の平面図である。
であることを示す縦断面図である。
で炭化クロム層で化パーした状態を示す縦断面図であ
る。
ルとし、溝の位置で炭化クロム層でカバーした状態を示
す縦断面図である。
メントと第2案内の移送ホイールの情報ディスクとの連
携動作を示し、情報ディスクを移送ホイール及び支持セ
グメントの溝にクランプするが、溝の内側側面には接触
しない状態を示す説明図である。
を示し、第1及び第2の案内の各々が溝付き移送ホイー
ルを有し、情報ディスクを溝内にクランプし、かつ案内
によって安定した状態で保持し、ユーザーが手で取り外
せる状態を示す平面図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 情報テクノロジー装置に対して情報ディ
スク(2)をローディング及びアンローディングするた
め、第1案内(12)と第2案内(16)とを具え、こ
れらの各案内にディスク端縁(2a)を案内するための
溝(13,18)を設け、前記第2案内は、情報ディス
ク(2)をローディング及びアンローディングするため
装置に出し入れする回転駆動可能な移送ホイール(1
6)により構成したローディング機構において、第1案
内(12)及び第2案内(16)を移動自在に支持し、
第1案内の溝(13)及び第2案内の溝(18)の各々
に、圧力面(52,53;59,60;67,68)を
設け、これらの圧力面をローディング平面(25)に対
して傾斜させ、また第1案内の溝(13)及び第2案内
の溝(18)の各々に、ローディング平面(25)にほ
ぼ直交する内側周面(50,57,65)を設け、この
内側周面の高さ(51,58,66)を情報ディスク
(2)の厚さ(71)よりも小さく選択し、ローディン
グプロセス中に情報ディスク(2)の外側端縁(2d)
が溝(13;18)の内側周面(50,57,65)に
接触しないようにしたことを特徴とするローディング機
構。 - 【請求項2】 第1案内の溝(13)及び第2案内の溝
(18)の各々に、溝(13;18)の上側面及び下側
面で前記ローディング平面に対して傾斜する圧力面(5
2,53;59,60;67,68)を設けた請求項1
記載のローディング機構。 - 【請求項3】 ローディングプロセス中に情報ディスク
(2)を第1案内(12)及び第2案内(16)の溝
(13;18)にクランプする請求項1又は2記載のロ
ーディング機構。 - 【請求項4】 エジェクト位置において、前記情報ディ
スクを第1案内(12)及び第2案内(16)の溝(1
3;18)にクランプし、ユーザーが前記情報ディスク
を手で溝(13;18)から引き出すのに最小の力0.
7Nを加えるだけで済むようにした請求項3記載のロー
ディング機構。 - 【請求項5】 第1案内(12)の圧力面(69,7
0)の傾斜角う4°〜8°の範囲の角度とし、第2案内
(16)の圧力面(52a,53a;61,62)の傾
斜角を3°〜7°の範囲の角度とした請求項2乃至4の
うちのいずれか一項に記載のローディング機構。 - 【請求項6】 前記第1案内を支持セグメント(12)
により構成した請求項1乃至5のうちのいずれか一項に
記載のローディング機構。 - 【請求項7】 前記第1案内を回転駆動自在の移送ホイ
ール(75)により構成請求項1乃至5のうちのいずれ
か一項に記載のローディング機構。 - 【請求項8】 圧力面(52,53;59,60;6
7,68)の表面の弾性率を、情報ディスク(2)の弾
性率よりも大きくし、圧力面(52,53;59,6
0;67,68)の表面の粗さを、ローディングプロセ
ス中に情報ディスク(2)の表面と圧力面(52,5
3;59,60;67,68)との間に摩擦掛合を生ず
る力で情報ディスク(2)が溝の圧力面(52,53;
59,60;67,68)に圧着することができる粗さ
とした請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載のロ
ーディング機構。 - 【請求項9】 前記移送ホイール(18)の基礎材料を
スチールとし、このスチールを少なくとも圧力面(5
9,60)の位置で炭化クロム層(56)によりカバー
した請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載のロー
ディング機構。 - 【請求項10】 前記移送ホイール(18)の基礎材料
をスチールとし、このスチールを少なくとも圧力面(5
9,60)の位置でタングステン−カーボン水素化合物
層(56)によりカバーした請求項1乃至8のうちのい
ずれか一項に記載のローディング機構。 - 【請求項11】 第1案内(12)の基礎材料をスチー
ルとし、このスチールを少なくとも圧力面(67,6
8)の位置で炭化クロム又はタングステン−カーボン水
素化合物の層(64)でカバーした請求項1乃至10の
うちのいずれか一項に記載のローディング機構。 - 【請求項12】 圧力面(52,53;59,60;6
7,68)の最大表面粗さRt を2μm〜15μmの範
囲とし、算術平均粗さRa を0.2μm〜1.5μmの
範囲とした請求項1乃至11のうちのいずれか一項に記
載のローディング機構。 - 【請求項13】 炭化クロム層(56,64)又はタン
グステン−カーボン水素化合物層(56,64)を蒸着
プロセスによって堆積させた請求項9乃至12のうちの
いずれか一項に記載のローディング機構。 - 【請求項14】 請求項1乃至13のうちのいずれか一
項に記載のローディング機構を有するデッキ。 - 【請求項15】 請求項14記載のデッキを有する情報
テクノロジー装置。 - 【請求項16】 請求項14記載のデッキを有するカー
ラジオ。
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