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JPH08506183A - 多数の無作為に関連する血液試料を自動的選択的に処理する装置 - Google Patents

多数の無作為に関連する血液試料を自動的選択的に処理する装置

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JPH08506183A
JPH08506183A JP6517211A JP51721194A JPH08506183A JP H08506183 A JPH08506183 A JP H08506183A JP 6517211 A JP6517211 A JP 6517211A JP 51721194 A JP51721194 A JP 51721194A JP H08506183 A JPH08506183 A JP H08506183A
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Abstract

(57)【要約】 装置(10)によって自動的に作動し、信号で制御され、試料を混合し、再懸濁させる吸出送給システムを提供する。取り外すことができる回転可能なカルーゼル(20)によって一時的に多数の試料容器(22)を保持する。光センサ(100、106)を有する電気機械手段(86、88、90)をプログラミングして、予め選択した位置にカルーゼルを自動的に動かす。自己心決めボルテキサミキサ(28)によって、カルーゼルから選択した試料容器を上昇させ、試料容器支持体(32)内に試料容器を封鎖掛合させ、次に軌道に沿って動かして試料容器の内容物を混合し再懸濁させる。支持体を通じて吸出探針(214)を試料容器に入れ、試料を受理し、試料容器支持体を通じて試料容器内に導入した圧縮空気によって試料を試料容器の外に強制的に出す。吸出探針を通じて、この試料を関連作動する流動血球計算器(13)に送給し、その後、この探針を洗浄し、次の作動サイクルのための準備をする。

Description

【発明の詳細な説明】 多数の無作為に関連する血液試料を自動的選択的に処理する装置 技術分野 本発明は多数の無作為に関連する血液試料を自動的に処理する装置に関するも のであり、また特に予め準備した血液試料を自動的に混合し、再懸濁させ、吸出 し、このように再懸濁した試料を他の関連作動する血球計算装置に移送する装置 に関するものである。 背景技術 発明の名称が「生物試料混合装置及び方法」である米国特許第4845025号は流 動血球計算装置に使用する自動生物試料混合装置に関するものであり、試料容器 の頂部をマルチ試薬分配ヘッドによって緩やかに取り付け、楕円形に回転する部 材に配置した弾性支持体に容器の底部を取り付け、迅速に、有効に、穏やかに、 そして正確に、反復可能なように試薬を容器内に導入して容器内の試料に十分に 混合する。 クールター・キュー・プレップ(COULTER Q-Prep)についての最近の改良であ って、米国特許第4845025号によって保護されているものはクールター・マルチ ・キュー・プレップ(COULTER Multi-Q-Prep)であり、32個の管を収容できる 取り外し得るカルーゼルと、センサー及びシーケンス装置と、試薬送給システム と、ミキサ装置と、タイミング装置とから成る。順次の試料処理中に、割出しベ ースによってカルーゼルを反時計方向にホームポジションに動かす。管検出リフ ターによってカルーゼル内の試料収容管が混合位置にあることを検知し、この管 を分配ヘッド内に上昇させる。後退可能な分配ヘッドによって正確な量の試薬を 試料に加える。ボルテキサミキサによって試薬を試料内に混合する。 このような従来の技術は、種々の試薬と試料とを有効に、正確に混合すること ができるが、混合した試料、又は予め準備した試料を混合装置(COULTER Q-Prep 又はMulti-Q-Prep)から手動で除去する必要があり、試料アナライザ、例えば( COULTER EPICS Profile又はXLのような)流動血球計算器へ手動で移送する必要 がある。両方の装置は流体を動かすのに加圧注射器を利用している。Q-Prep装置 は単一の操作者が一度に1個づつ手動で送給した試料容器を作動させるから、バ ーコード、又はバーコード読取り器を使用しない。またMulti-Q-Prepカルーゼル は試料の確認のためバーコードで表示した32個の管位置を有する。またこれ等 の2個の特許されている装置は一方向に回転するに過ぎない。更に、その一方の 装置はカムとレバーとで作動する駆動装置を利用しており、他方の装置は容器の 回転及び試薬混合のためにコグベルトを有している。このような装置に使用する にしては真空装置やポンプは比較的高価であり、連続的な管理と保守とが必要で あり、小さな実験室、又は診療所には殆ど使用できない程著しく高価になること が多い。 発明の開示 本発明は自動的に電動機で駆動され、信号で制御される、試料再懸濁吸出送給 システムを設け、多数の個々の試料容器を一時的に保持するよう取り外し得る回 転可能なカルーゼルを設けることによって上述の従来技術の欠点を除去している 。各試料容器は個々の試料を保持し、患者や他のデータを識別するためのバーコ ード式の読取り可能な表示を有している。またカルーゼルは明確な識別用バーコ ードを有し、更にカルーゼル上に配置した各試料容器の位置を示すための一連の 個々の試料容器位置識別バーコードを有する。 カルーゼルを予め選択した位置に動かし、次にカルーゼルから単一の試料容器 を取り外し、この容器を動かして吸出ヘッド探針にシール接触させると共に、こ の選択した試料容器を軌道に沿って回転し、試料容器の内容物を混合し、再懸濁 させる手段を設ける。試料管支持ヘッドに取り付けた空気圧供給手段によって、 このヘッドを通じて加圧空気を強制的に上記選択した試料容器に入れ、試料吸出 探針を通じて容器の内容物、又はその一部を強制的に容器の外に出し、関連作動 する流動血球計算装置又は計算器具に試料ヘッドを接続する手段にこの内容物を 入れる。試料吸出探針をフラッシングし、洗浄する手段を試料管支持ヘッドに組 み込む。 また本発明では、各試料容器上の符号化した表示を読み取ると共に、カルーゼ ル位置コードとカルーゼル上の各試料容器の位置コードとを読み取る高効率、高 速のバーコード読取り器を設ける。本発明装置に関連作動する電子制御サーキッ トリーによって全ての作動はフェイルセーフに行われ、管の不具合、管の破損、 又はカルーゼルからの管の欠損は、装置の停止、破損、又は人員の損傷を生じな いように位置と作用とによって注意され確認される。本発明装置は金属、又はプ ラスチックの適当な蓋部材によって完全に包囲されており、操作者はこの蓋部材 を開いて、試料の積載、操作、保守、修理、清掃、又は部品の交換を行うことが できる。 図面の簡単な説明 この明細書に添付した図面を参照して、例として本発明の好適な実施例を説明 する。 第1図は流動血球計算装置に使用する際の本発明の線図的ブロック線図である 。 第2図は本発明装置の斜視図である。 第3図は本発明に使用する試料保持カルーゼルの上から見た平面図である。 第4図は第3図の4−4線に沿う断面図である。 第5図は上にある機械部分によって実際には見えないが不必要な視的混乱を避 けるため、点線でなく実線で示した、カルーゼル駆動系と、これに関連作動する 位置センサとの上から見た拡大平面図である。 第6図は本発明に使用する自己心決めリフタボルテキサミキサの分解図である 。 第7図は試料管支持ヘッドの断面図である。 第8図は第7図の8−8線に沿う断面図である。 第9図は本発明に使用する種々の検知装置を示す第2図の装置の正面図である 。 第10図、及び第11図は本発明に使用する電気制御装置、及び電子制御装置 の機能ブロック線図である。 発明を実施するための形態 図面に示すような本発明を採用する装置はクールターXL、プロファイル、又は エリートのような関連作動する流動血球計算器に従属作動装置としての完全自己 収納形モジュラ単元集合体として多機能能力の役割を演ずるように構成されてい る。本発明は複数個の関連する機能を達成することができ、別個の構造組立体を 協働的に組み合わせて単一のモジュラ自由直立装置10に統合化している。 この装置10は血液学研究室、血液研究所、病院で使用する血液試料処理のた めに採用することができる。この装置の作動は完全に自動的であり、その進行、 又はその出力結果を監視するために付随する技術者を必要としない。研究室の技 術者は試料移送カルーゼルによって装置に試料を積載し、装置を始動してから、 他の研究室の仕事、又は事務所の仕事をするために立ち去ることができる。 第1図のブロック線図に示すように、このモジュラ装置は4個の主要な組立体 、即ち機械的組立体11、電気制御組立体13、ワークステーション15、及び ソフトウェア組立体17を具える。組立体11〜17を合体して、Multi-Q-Prep Carousel Loader、即ちMCLを構成する。使用者である研究所、実験室、又は病 院の特定の要求に応じて例えばクールターエリート、プロファイル又はXLのよう な任意の流動血球計算器をレセプタ集合体19が包含することができる。 第2図の斜視図に明らかなように機械的組立体11と電気制御組立体13とを モジュラ装置10に構造的に組み込んで、複数個の機能的に統合された機械的電 気的副組立体を構成する。機械的組立体11の垂直に配置した支持部材12のベ ース14をL字状部材16に取り付ける。 装置10に他の構成部材のうち試料管担持カルーゼル20(第3図参照)を設 け、このカルーゼル20に試料管22を設ける。試料管22をガラス、又はプラ スチック製の標準試験管にすることができる。また、装置10内にディスク状カ ルーゼル支持体24(第3図に破線にて示す)と、カルーゼル20とカルーゼル 支持体24とを2頭矢印27(第2図参照)の方向に前後に動かす水平摺動機構 26(第2図参照)と、カルーゼル20によって支持される試料管22の内容物 を再懸濁させるための自己心決めリフタボルテキサミキサ28と、試料管を回転 し定常化させる枢着水平部材30と、試料管支持ヘッド32と、垂直に移動でき る試料吸出部材34とを設ける。 第8図につき後に詳細に説明する複数個の個々の位置設置検知装置を装置10 の種々の固定位置に設置する。上に説明した機械的組立体及び作動機構11の左 に複数個の電子制御構成部分を設け、この構成部分を垂直支持壁12に取り付け て電気制御組立体13を完成し、MCL装置10の自動的作動を制御し指向させる 。電気制御構成部分を2個のプリント回路板278、280上に配置する。 MCL装置10の作動は完全に自動的であり、試料送給管21と、流動血球計算 器19上で作動させ得るソフトウェア組立体17のソフトウェアプロセッサとを 相互に接続することによってレセプタ集合体19(第1図参照)の一部として関 連作動する流動血球計算器からMCL装置10を付勢することができる。 試料管22を支持し輸送するためのカルーゼル20(第4図参照)を浅い円形 の剛強部材36として構成し、中心に垂直に突出するハンドル38と、可なり浅 い一連の33個の周縁の円筒ポケット40とを設け、個々の試料容器管22をこ のポケット内に摺動させて収容する。管22をそれぞれのポケット40から上方 に十分な距離だけ突出させて各管22の表面の周りに取り付けた個々のバーコー ド表示ラベルを露出させる。カルーゼル20の上方に露出する表面に配置した位 置番号44によって各ポケット40を識別する。カルーゼルのポケットに対応す る各位置のカルーゼル20のリム部48にバーコードラベル46を加える。 カルーゼル20を円形のカルーゼル支持部材24(第3図に破線にて示す)に 取り外し得るように取り付ける。この支持部材24はカルーゼル20の内部の中 空コップ状区域52(第4図参照)内に収容されている。支持部材24のリム上 のいわゆる「ホームポジション」に相当する位置に、外方に突出する突起54( 第3図参照)を設け、カルーゼル20の整合切欠56内にこの突起54を掛合自 在に収納できるようにする。支持部材24を短軸60に取り付ける。短軸60の 頂部に水平一体リブ62を設ける(第2、及び3図参照)。支持部材24の底の 中心部の整合リブ状溝孔64にリブ62を収容する。 機械的組立体11の前方に突出する部分68上にベース板66(第2図参照) を配置し、水平摺動機構26のためのベースになるようにする。板74を支持す る4個の受台72を設けたL字状支持体70を摺動機構26に設ける。細長い案 内部材78上に支持体70を摺動可能に取り付け、複動空気シリンダ80によっ て2頭矢印27の方向に支持体70を前後に動かし得るようにする。支持体70 の垂直端の懸垂舌片84にこのシリンダ80のピストン軸82を連結する。ベー ス部材14に取り付けた前方停止部材(図示せず)によって摺動機構26の内方 移動を限定する。 上述したように、第5図は点線でなく実線で示してあるが、これは装置の一部 の詳細を示す点線は装置の他の部分によって不明瞭になり、要部を明らかにせず 、むしろ混乱を招くからである。本明細書は見えている部分でも隠されている部 分でも全ての部分を明瞭に簡明に示し、説明する。第5図に示すように、板74 を垂直に上方に貫通する駆動軸86に円形短軸60の下端を取り付ける。板74 の下にステッパ電動機88を支持する。駆動ベルト90を電動機88の駆動プー リ92から駆動軸86上の被動プーリ94まで掛ける。別個の不透明ディスク9 6に複数個の半径方向光透過区域、又は細条98を設け、このディスク96を駆 動軸86に取り付けてこの駆動軸86と共に回転するようにする。 板74の下方に試料管位置センサ100を取り付ける。この位置センサのヨー ク状、又はU字状センサを外方に突出させてディスク96の周縁をまたぐように し、ディスク96が回転する時、その一側のホトダイオード(第5図に図示せず )からその反対側の光受容体(図示せず)に通る光を遮るようにする。次に説明 する目的のため、光遮断部材102を駆動軸86と共に回転可能とし、U字状カ ルーゼルホームポジションセンサ106の両端間に光遮断部材102を突出させ る。 各管22が中心に対し配列される精度を確保するため、第5図に示す調整部材 108によってMCL装置10を付加的に調整できるようにする。試料管位置セン サ100を摺動部材110に取り付け、摺動部材110を板74の下側に摺動可 能に取り付ける。止めねじ112を設け、ばね114の張力に抗して摺動部材1 10を水平に僅かな距離動かす。調整部材108を調整することによって、管位 置センサ100を僅かに動かし得るようにし、正確にLVミキサ28の中心の上方 に試料管支持ヘッド32の下方に管22が正確に中心を占めるようにする。 カルーゼル支持摺動機構26と後部垂直壁12との間に自己心決めリフタボル テキサミキサ28を設ける。第6図に詳細に示すように、ボルテキサミキサ28 に剛強立方体部材116を設け、小孔120に同心に立方体部材116の頂面か ら完全に貫通して延びる大きな中心孔118を設ける。立方体部材116の一側 に側面123から中心孔118内に延びる楕円形のオリフィス122を設ける。 L字状ブラケット124を表面123に取り付けて、駆動軸130と駆動プーリ 132とを有する駆動モータ128をL字状ブラケット124に支持する。駆動 ベルト134を駆動プーリ132からひし形の開口122を通じて被動プーリ1 36に掛ける。この被動プーリ136は垂直に配置された軸138の下端に取り 付けられている。立方体部材116の底部に取り付けた軸受部材139に軸13 8の下端を回転自在に取り付ける。軸138の上端に支持体140を支持し、ボ ールスライド144を支持体140に取り付ける。支持体140の一端に小さな 直立錘146を設け、反対端に止めブロック148を設け、この止めブロックか ら小さなばね150を直立錘146に向け突出させる。ボールスライド144の 内部152は直立案内レール154間に水平に移動することができる。釣合錘、 即ち不平衡部材156の中心に垂直に配置した軸158を設ける。軸158をカ バー板160から突出し、この軸158に僅かに弾性を有する球状部分がある小 さな中空ノブ、又はボタン162を設け、試料容器管22の底部に掛合しても損 傷しないようにする。 駆動モータ128に電力が供給されていない不作動位置では、ボールスライド 144の一端のばね150は垂直リフテング直立軸158を心決めし、駆動軸1 38に対しこの直立軸を一線にする。このように配列した位置において、球状中 空ノブ又はボタン162を試料管22の底の下方に正確に位置決めすることがで きる。電力を駆動モータ128に加えると、釣合錘156は回転力の結果として 軸158を水平に外方に円形軌道内に動かし、管22の内容物に対してボルテキ シング混合作用を発生する。駆動モータを停止すると、回転トルクが無くなる結 果、軸158は中心位置に戻り、従って軸138、158を自動的に自己心決め する。 第2図において、自己心決めリフタボルテキサミキサ28を垂直案内164に 沿って垂直に摺動できるようにする。立方体部材116の後側に取り付けた案内 ヨーク(図示せず)によって垂直壁12に垂直案内164を取り付ける。複動空 気シリンダ163によってリフタボルテキサミキサ28の垂直運動を行わせる。 このシリンダ163のピストン軸165を立方体部材116の後部(図示せず) に連結する。ボルテキサミキサ28のこの運動によって、管を担持するカルーゼ ル20に対し個々の試料管22を並進運動させる。 リフタボルテキサミキサシャフト158の垂直な配置に対し直角に、しかも所 定位置にある管22の底部のレベルに、管回転定常化部材、即ち指片30を設け る。空気シリンダ168の軸端166から外方に水平にこの指片30を延在する 。指片部材30の中心170を枢着し、一端を空気シリンダの軸166に取り付 ける。指片30の反対側自由端172にゴム、又は類似の弾性材料の可撓性衝撃 吸収パッド174を設ける。複動空気シリンダ176を指片30の後部に取り付 け、MCL装置10の各作動中に、リフタボルテキサミキサ軸158の移動通路の 内外に指片30を突出後退させる。 第2、7、及び8図に示すように、試料管支持ヘッド32は円筒状体178と 、一体の同心取り付け部材180(第8図参照)とを有する。一連の同心孔18 2、184、186は円筒状体178内に下方に延び、最外側の孔186はアン ダーカット188を有する。円筒状体178の最下部190を外方に拡開する。 円筒状体178に更に外方に延び角度的にずれた通路192、194を設け、中 心孔184に開口させると共に導管(図示せず)を取り付ける手段を提供する。 流体を通路192内に導入し、試料管22内に下方に渦を巻いて進行させる。通 路194を真空源に連結し、試料管支持体ヘッド32に真空を加えて、各作動後 に残存するいかなる残留流体をも除去する。 支持ヘッド32の取付け部材180をL字状ブラケット200の円形開口19 8内に配置し、ブラケット200の後部を摺動ブロック206に取り付け(第2 図参照)、壁12の前面に取り付けた案内レール208に沿って摺動ブロック2 06を上下に摺動可能にする。一端を支持ヘッド32に取り付け、反対端を壁1 2に取り付けたコイル状ばね212によって支持ヘッド32を上方に押圧する。 試料吸引部材34を採用し、加圧した試料流体を試料管22から試料送給管2 1を経て流動血球計算器19に指向させる。第2図に示すように、下端に小さな 開口を有する探針214を吸出部材34から懸垂させる。探針214の上端を外 方に拡開して保持リム216を形成し、垂直に摺動し得るブロック218内に取 り外し得るよう探針214を支持する。このブロック218は探針214のため の支持体として作用し、このブロックは案内レール208に沿って上下動する。 シリンダ220のプランジャ222を摺動ブロック218に取り付け、装置の作 動中の要求として吸出探針214を上下に動かすことができるようにする。 MCL装置10はその種々の部分の状態を表示し、監視し、調整するのに使用さ れる種々の電気的機械的センサを採用する。これ等のセンサの全部は詳細に説明 しないが、それはこれ等センサは特定のチップ構成部分の一部を構成しており、 またその作動は一般の作動の説明で明らかなためである。4個のセンサを利用す れば、MCL装置10の作動を有効にし、簡単化し、フェイルセイフを達成し、信 頼性があり安全な自動化を達成することができる。第9図に示すように、これ等 4個のうちの3個のセンサとして、(図面の下部から始めて)LVミキサ上下動検 出センサ224、試料ヘッド検出センサ226、及び試料探針検出センサ228 を設ける。第4のセンサであるカルーゼル内外検出器230は第5図につき後に 説明する。4個のセンサは全て構造と作動とほぼ類似するが、その機能が別個で あるためそれぞれのアクチュエータが僅かに相違している。 LVミキサ上下動検出センサ224はU字状センサ本体232を有し、そのU字 の一方のアーム上に発光ダイオードLED(図示せず)を設け、他方のアーム上に 光受容体(図示せず)を設ける。センサ本体232を支持壁12に取り付ける。 センサ本体232から壁12のはとめ孔238を通じて電気リード線236を配 置し、第10図に示すようにセンサ本体232をLV上下動検出チップ240に相 互に接続する。LV上下動ミキサセンサ232のためのアクチュエータ部材242 は金属、又は類似材料の平坦な不透明条片を具え、この条片をLVボルテキサミキ サ28に取り付けて共に移動するように構成する。各センサのアクチュエータに よってセンサのLEDからその反対側に位置する光受容体まで通る光を遮断する。 このようにして生じた出力信号を使用して、例えばLV上下動検出チップ240を 介してLVミキサ部材28の状態を表示し、制御する。 試料ヘッド検出センサ226にU字状センサ本体244を設け、壁12に取り 付ける。その電気リード線246をはと目孔248に通し、センサ226をプリ ント回路板上のヘッド検出チップ250に相互に接続する。細長い取付け部材2 54に一体の不透明部材を試料ヘッド検出センサ226のためのアクチュエータ 部材252に設け、この取付け部材254を試料管ヘッド支持体32の側部に取 り付ける。 試料探針検出センサ228にセンサ本体256を設け、はと目孔260に電気 リード線258を通してこのセンサ228を試料探針検出チップ262に接続す る。探針アクチュエータ264を細長く構成し、垂直に摺動するブロック218 に取り付ける。 この群の第4センサであるカルーゼル内外検出器230を第5図に示すように 摺動カルーゼル板74の下方に設置してこの板74から懸垂する。センサ本体2 66はそのU字状の2個の対向アーム間に間隙を形成する。アクチュエータ26 8をL字状にし、ベース66(第2図参照)に取り付ける。カルーゼル20を2 頭矢印27の方向に内外に動かす時、アクチュエータ268の直立フランジ27 2をセンサ230の間隙に通し得るようにする。電気リード線(図示せず)によ ってセンサ230をカルーゼル内外検出チップ274に接続する(第10図参照 )。 カルーゼルセンサ230の作動はMCL装置10の全体の作動に非常に重要であ る。センサ230はカルーゼルの位置的状態をカルーゼル内外検出チップ274 に表示する。リフタボルテキサミキサ上下動装置28に対しカルーゼルを正しく 位置させることはMCLの作動にとって必須のことである。そうしないと、試料担 持管22がリフテング直立軸158上の所定位置に来る前に、リフタミキサ28 を作動させてしまうことになる。管22に対し軸158を不正確に心決めすると 、直立軸158を垂直に上昇運動させ、試料管を破損し、押しつぶし、恐らく全 作業区域を汚損し、健康を危険に落とし入れ、又は装置を損傷させる。このカル ーゼル内外検出センサ230はこのような問題の発生を防止する。このセンサの 作動は他の2個のセンサの作動とほぼ類似する。 MCL装置10は2個の位置検知機構106、100を有し、カルーゼル20の 位置を決定する。一方の機構を利用して実際の「ホームポジション」の近くにカ ルーゼルを設置し、他方の機構により33個の管の位置(ホームポジションを含 む)のいずれかにカルーゼルを正確に位置させる。 システムハードウェア、及びソフトウェアによって制御される上述のステッパ 電動機88によりカルーゼルを回転させる。位置決めの精度はほぼ1インチの千 分の0.15である。位置決めセンサ106、100の状態を読みとり、ステッ パ電動機88にパルスを送り、MCL制御器282によってカルーゼルを任意の希 望する位置に位置決めすることができる。管位置検出センサ100とホームポジ ション検出センサ106とを管位置ホーム位置検出チップ276(第10図参照 )に電気的に接続する。両方のセンサ106、100を第5図に示すが、これ等 センサは構造、作動とも上述の他のセンサとほぼ類似する。 少なくともカルーゼル20と試料管22との上に適合するようにMCL装置10 に蝶着カバー(図示せず)を設け、頂部が開いている管からのエーロゾルが作業 区域に入るのを防止し、汚染物質が管の頂部に落ちるのを防止する。この蝶着カ バーによってスイッチ(図示せず)を作動させるが、このスイッチはCPU制御器 282のカバーインターロック検出チップ304に接続されており、カバーを開 く度に、CPU制御器282内のコンピュータプログラムによってステッパ電動機 88によりカルーゼルの支持体24を回転させ、突起54を「積載位置」に停止 させる。第2、3、及び5図に2頭矢印27によって示すように突起54がMCL 装置10の後方に向け指向している「ホームポジション」の左の方に90度の位 置に「積載位置」がある。この時、「積載位置」にある支持体24上にカルーゼ ル20を設置した時、カバーを閉じ、そのスイッチによってCPU制御器を介して ステッパ電動機88によりカルーゼル20を「ホームポジション」に回転させる 。突起54はMCL装置10の後方に位置している。ここに説明するように2個の センサ100、106によってカルーゼル20の回転位置決め運動を制御する。 ホームセンサ機構106は固定光センサ107と、カルーゼル回転軸60に取 り付けた金属フラグ104とから成る。この回転テーブルが回転する時、フラグ 104は光センサを通る。これにより光ビームを遮断し、これにより制御器28 2によって読取り可能な電気信号を発生する。 ホームセンサ機構106を使用してカルーゼル20が「ホームポジション」に ある時を検出する。「ホームフラグ」104が「ホームセンサ」106をブロッ クするまで、ステッパ電動機88によってカルーゼルを回転させる。このセンサ は大体の位置決めを行うのみであり、「ホームポジション」に迅速に動かすため にこのセンサを使用する。 各管の位置の間の距離はステッパ駆動電動機88の32個のステップに相当す る。即ち各管毎の32個の電動機のパルスが次の位置を段歩的に進める。このよ うにして駆動電動機88に32回のパルスを加えることによってカルーゼル20 は1個の管毎に動く。管位置決め機構100は不透明プラスチック光センサディ スク96から成り、その周縁の周りに均一に設置した33個の溝孔を有する。各 溝孔は管の位置、即ち「ホームポジション」を表している。このディスク96を 光遮断器103に通過させ、センサ内のディスク溝孔位置に直接相関する信号を この光遮断器によって発生する。位置決めディスク96は非常に狭い溝孔98を 有し、この溝孔は光遮断器108によって生ずる狭い光ビームと相まって高い回 転位置決めの正確さと精度とを確保することができる。 管位置決めセンサ100を使用して、まず正確な「ホームポジション」に到達 し、次にステッパ電動機88によってカルーゼル20を希望する位置に回転させ た後、位置決めセンサ100によって位置決め精度をチェックする。管が損傷し たり装置が不具合になるのを防止するため、カルーゼル20によって管22を正 確な管位置に動かして、自己心決めリフタボルテキサミキサ28の上方に直接心 決めされたことを確かめるのにスリット98を使用する。 カバーを閉じているものと仮定してMCL装置10を付勢した時、パルスの早い 流れ、即ち急激なパルスをステッパ電動機88に加え、カルーゼル20を回転さ せる。カルーゼル20が回転する際、ホームポジションセンサ106がアクチュ エータ部材102上のアクチュエータフラグ104によって阻止された時、CPU 制御器282はホームポジションセンサ106から信号を受ける。センサ106 からの信号によってステッパ電動機88をはるかに遅く動かし、スリット98が U字状アーム間を通過したことを管位置センサ100が表示するまで、ステッパ 電動機は一度に唯1個のステップだけ回転する。スリット98の先端縁が一旦セ ンサ100内を通過すると、スリットの先端がここに到達するまでに通ったトラ ックを維持しながら、次の溝孔端縁をさがすようにステッパ電動機88は指令を 受ける。この時、制御器282はスリットを横切るのに必要なパルス数を認識す る。次にこのパルスの全数を2で分割し、制御器282がステッパ電動機88の 回転方向を反転し、計算されたパルス数だけステップさせる。これによりカルー ゼル20をスリットの中心に位置させる。そこで全ての位置決め基準をこの点か ら行う。 カルーゼル20が「ホームポジション」に一旦正確に位置決めされると、MCL 制御器282はステッパ電動機88にパルスを送り、カルーゼル20を次の管位 置に前進させる。即ち32個の多数のパルス、即ちステップを行わせる。適正な 位置決めを管位置決め機構100によってチェックする。位置決めの誤差が検出 されなければ、管の間の距離の半分だけカルーゼル20を反対方向に回転させる 。この操作は、管の位置と管の位置との間にあるカルーゼル20上のバーコード 46を読み取るために必要である。好適に読み取った後、回転方向を再び変化さ せ、カルーゼル20をその原管位置に復帰させる。 位置決めの誤差が検出された場合には、カルーゼル20を再び「ホームポジシ ョン」に戻す。このことは最初に達成された原位置の精度を達成することである 。次に制御器282によって、希望する管位置に進むようステッパ電動機88に 指令する。 管位置センサ100とホームポジション検出センサ106とによって、ホーム ポジションと、作用すべき次の管22の位置とに対するカルーゼルの大まかな位 置決めと微細な位置決めとを行う。カルーゼル20が停止した時占めた位置から 或るスリット98までカルーゼル20が回転し終わったことを管位置検出センサ 100がCPU制御器282に対し表示する。管を上昇させその内容物を混合させ るためLVミキサ28の上方にカルーゼルが適正な位置に正確に位置していなけれ ば、LVミキサ上下動アクチュエータソレノイド310(第2、及び10図参照) を作動させない。これにより、カルーゼルが適正な位置にないのにLVミキサが上 昇し、管22をカルーゼル20の外に持ち上げて管を破損し、それにより試料の 内容物を外方にはね飛ばし、操作者の健康を害する恐れを防止する。付加的にこ のセンサを採用し、管を正しい位置、即ち中心位置に配列する。このことは、デ ィスク96に隣接して設置した板74の側端縁に沿って配置した上述の調整部材 108によってセンサ100を僅かに調整し得るようにする理由である。これは 「ホーム基準位置」であり、正確に配列する必要がある。 カルーゼルの「ホームポジション」はカルーゼル支持体の突出ノブ54によっ て第3図におけるように装置の後方(第2図の右側)にあることは明らかである 。しかし、突起54がホームポジションの左側に90度の位置にあるカルーゼル 支持体24上にカルーゼルが積載される。カルーゼル20が「ホームポジション 」にある場合、表示されたカルーゼル位置バーコードと管識別バーコードとを読 み取るように、バーコード読取り走査装置288を配列する。これはまたカルー ゼル上の管群の中の第1管22のホームポジションでもある。従ってホームポジ ションは零「0」位置である。 このMCL装置10は自動的に、しかも他の装置を付随しない状態で作動するよ うに構成されている。前に簡単に述べたように、多数の作動のおのおののための 制御サーキットリーをプリント回路板部材278、280(第2、及び10図参 照)に包含させる。回路板278によってCPU制御器282を支持し、これによ り機械的組立体11(第1図参照)を制御する。第11図の全体の内容は第10 図に概略を示した破線の箱278内に含まれる。第11図の母線279の上方の 全ての構成部分は第10図の箱292内に含まれる。24ボルト直流電源293 を使用して電気サーキットリー278を付勢する。バーコード読取り走査装置( 図示せず)を含むバーコード読取り器のためのバーコード読取り電子制御サーキ ットリーを回路板280は含んでいる。インジケータ290とボタン292とを 関連作動する流動血球計算器19上に設置する。 平行入出力インターフェース294をプリント回路板278に設置し、その電 気入力信号を流動血球計算器19から受信する。このインターフェースは流動血 球計算器からCPU制御器282へのアクセスを提供する。走査装置リレー296 と走査装置パワー入力部298とをインターロック検出器300と共に作動し、 バーコード読取り走査装置(図示せず)をオフにし、注意しないと人員の損傷と なるレーザビームの放出を防止する。 インターロック検出器300も試料管支持ヘッド32と試料吸出部材34との 状態を表示する。試料吸出部材34は装置10の作動のために作動位置にあるこ とが必要である。走査パワー入力部298によって、第10図の符号278の一 連のインターフェースコネクタ302からバーコード走査読取り器(図示せず) を付勢する。カバーインターロック検出器304に一連の接続したスイッチを設 け、1個のスイッチが故障すれば他のスイッチが作動して電源を切る。 探針検出チップ262、ヘッド検出チップ250、LV上下動検出チップ240 、及びカルーゼル内外検出チップ294は全て第9図に示す上述の機械的装置に 関係する。これ等の検出器は装置10の各可動部の状態を示す。例えば、試料探 針34が半分以上の上方位置にはり付くようになれば、これは故障と考えられ、 適切な技術者の操作が必要である。 試料ヘッド検出センサ226は元来、管22が積載されたことを検出する。ま たこのセンサの第2の機能は、試料探針214が吸出をしている時、いかなる走 査シーケンス中でも、又は管の積載手順中でも作動し、管22が破損し、又はカ ルーゼル20の外に投入された場合、このセンサ226が全作動を瞬間的に遮断 することである。この時、流動血球計算器が状態の報告を「尋ね」、MCL10が 検出センサヘッドの故障を「報告」する。 LV上下動検出センサ224は管位置監視装置である。この検出器はソフトウェ アプログラムによって監視される所定の時間に管センサアクチュエータ、又はフ ラグ242が或る上昇位置に達したことを表示する。ソフトウェア組立体17は 時間の経過とこのセンサ224の状態とを維持する。 カルーゼル内外検出センサ230(第5図参照)は自己心決めリフタボルテキ サミキサ28に対するカルーゼル20の水平位置(矢印27参照)を検出する。 管22をカルーゼル20から上昇させて管の内容物を混合するためにカルーゼル 20がボルテックスミキサ28にとって適切な位置にない場合には、ボルテック スミキサを作動させない。 カルーゼル内外アクチュエータソレノイド306、試料探針アクチュエータソ レノイド308、LV上下動ミキサソレノイド310、及び試料管ローテータソレ ノイド312の4個のソレノイド作動弁を第2図の左下に示す。動力駆動装置3 14、及び電動機制御サーキットリー316とを通じてステッパ電動機88を制 御する。リフタボルテキサミキサ28を作動させるLV電動機128を電動機駆動 サーキットリー318によって制御する。一連のインターフェイス320によっ て、不使用の補助ポートのための相互接続部を生ずる。 第11図において、リセットブロック、又はチップ322を設け、供給電圧が 固定の所定プログラムレベル以下に降下した時を検出する。電圧がこのように降 下すると、リセットチップ322が全回路板278のステータスをリセットする 。この作用により、「パワーアップ」中に(第10図の電源293から)供給さ れる電圧が低いために生ずる不確かなロジックレベル、又は誤った状態を避ける ことができる。ブロック322がリセットされなければ、このことは電子サーキ ットリーが適正な電圧レベルにあって、MPUプロセッサ324が正確に定まった シーケンスで指令を発し得ることをMPUプロセッサ324に示している。クロッ クチップ326によって、よく知られているようにマイクロプロセッササポート のためのクロック周波数を提供する。PALにすることができるアドレスデコーダ 328はリニアアドレス機能を有するように構成される。アドレスデータラッチ 330によってメモリへの付加的アドレッシングアクセスを提供する。Eピーロ ム332、及び2個の32Kラムチップ334、336によって電気制御組立体 13のための電流容量を提供する。 第11図において、アドレスデコーダ328からの多数の出力ラインによって このプロセッサボードシステムにおける多くの位置をアドレッシングするための 手段を提供する。電気的組立体13は特定のアドレスにアクセスするため特定の 指令を与えられることが必要である。作動中、2個のラムチップ334、336 によってMCL装置10に種々の作動状態を導入し、また除去する。タイマ338 をクロック326のサイクルに基づいて作動させ、電気制御組立体13に使用さ れる或るタイムシーケンスを作動させるための正確な時間ベースを提供する。 コンフィギュレーションスイッチ340は複数個のLEDディップスイッチであ って、MCL装置10を種々の作動モードに設定するのに使用する。例えば、適切 なコンフィギュレーションスイッチを設定することによって、MCL装置10はそ の指令を単に流動血球計算器19から受けることができ、又はテストの目的で、 又は診断手順のためにラップトップコンピュータ(図示せず)によって作動させ る。流動血球計算器19からの指令入力は平行制御インターフェイスライン34 2を通じる。一連の制御インターフェイスライン344を通じて、その他の形式 の指令入力を導入することができる。 インターラプト制御器346によって、回路板278の他のポートからの他の イベント信号エンタリング入力を監視する。これ等の信号はMCL装置10の内側 、又は外側から、又は他のスイッチから受けることができる。このチップ346 の主要な目的は何であれ、どこであれ割込みを設け、電気組立体に報告すること である。従って適切な整流作用が順序正しく行われる。2個の一連の入出力ポー ト348、350をインターフェイス302、320に設置し、専用の機能を行 わせる。一連の入出力ポート348はバーコード読取り走査装置286の完全に 専用であり、この走査装置への全ての通信はこのポート348を通じて行われる 。第2入出力ポート350を将来の使用のため一連の制御インターフェイス34 4に接続する。 第1平行入出力ポート352を接続し構成配置して平行制御インターフェイス ライン342に入力を提供する。この入出力ポートは電気制御組立体13を通じ て使用されている多くのスイッチのいずれかとインターフェースする。この入出 力ポートは全ての入力データを受理し、流動血球計算器19に送る。第2平行入 出力ポート354はバッファドライバ回路356にインターフェースする。流動 血球計算器19のMCL装置10との全ての通信は入出力ポート354を通じて行 われる。 MCL装置10の作動サイクルの説明 流動血球計算の代表的な使用として、人間の操作者がワークステーション15 を通じて血球計算器19をプリプログラミングし、例えば管22からの試料につ いて1回、又はそれ以上の試験を導入するためのプロトコルを設定する。本発明 、及びカルーゼル20の試料は32個までの試料管を保持することができるから 、人間の操作者がワークプロトコルをプリプログラミングし、又はMCL装置10 に積載すると直ちにカルーゼル上の試料のいずれか、又は全てについてなすべき プログラムをプリプログラミングすることができる。操作者の入力プロトコルに よって必須のことは、或る特定の試験を行うべき試料管であってカルーゼルのポ ケット位置46にある試料管のバーコード表示ラベルの指定である。また、1個 以上のカルーゼルを採用する場合には、その指定試料をプロトコルに入力すべき である。板74上の短軸60上にカルーゼルを取り付ける前、又は後にプロトコ ルを入力することができる。次にMCL装置10のカバーを閉じ、MCL装置により全 自動システムの作動を行わせる。 流動血球計算器19が「オン」であると、MCL装置10は自動的に付勢される 。多数の最初の手順、及び自動的に行われるプロセスが存在する。装置10はCP U制御器282をリセットし、作動を開始するための適正な状態が確実に得られ るようにする。この時、装置10は指令を待つ休止状態にある。流動血球19は その全てのセンサ、及び全てのプロセッサ等をチェックし終わっており、ソフト ウェアのリセットを開始している。MCL10のMPUプロセッサ324は走査ボード 286のリセットを開始しており、同時に機械的組立体11の全ての機構をその 適正な位置に配置することを開始している。カルーゼル支持体24は外方に(矢 印27参照)「積載位置」に動く。この積載位置は管22を担持するカルーゼル 20を積載し、積み降ろすための標準位置である。この時、装置10は流動血球 計算器19からの次の指令を待っている。この時点で流動血球計算器19は管積 載指令を発することができ、積載すべき管を番号で指示することができる。 この時点で、カルーゼルが装置に積載され、装置10のカバーが閉じているも のと仮定し、操作者は流動血球計算器19の「自動始動ボタン」を押す。この時 、流動血球計算器19はMCL装置10に管積載指令を発する。カルーゼル20は 反時計方向に回転する。まずカルーゼル位置44を識別し、次に適正なカルーゼ ル20を識別するためカルーゼル番号を読み取り、次に試験すべき第42番の管 22を識別する。ここでカルーゼルは前方に、即ち「内方に」適正な管位置まで 動き、管を心決めする。指片30を外方に突出し、円形に回転している管の側部 に対し前後に揺動する。サイクルのこの回転部分の間に、バーコード読取り器2 86によって管上のバーコードラベル42を読み取り、特定の試験を行う特定の 管を確認する。多数の読取りが行えるようバーコード読取り電子制御サーキット リー284をプログラミングする。この読取り器が3個のいわゆる「良好読取り 」を生じた時、読取りサーキットリー284は妥当な読取りを表示する。これに より管上の情報データを確認する。次にこのデータを流動血球計算器にフィード バックし、ここでデータのシステムチェックを行う。この時点で管22はなおカ ルーゼル20のポケット40内にある。これにより管積載の指令を終わらせる。 ここで流動血球計算器19は「管上昇指令」を発する。指片30が再び到来す るが、この時、管22のための支持装置として指片30を利用する。リフタボル テキサ28によって管22を(ポケット40から上方に押して)カルーゼル20 から上昇させるから、管が垂直位置から傾いたりそれたりするのを指片30によ って防止する。上昇指令をLV上下動アクチュエータソレノイド310に送り、こ のソレノイドによって管22を上昇させ、管の開放上端を試料管支持ヘッド32 に掛合させる。この「上昇」中に管が移動する距離は管の長さによって定まる。 この時、LV上下動ボルテキサ28を作動させて管を回転させる。電動機駆動サー キットリー318のスイッチを「オン」にし、電動機128によってLVミキサ2 8を回転させて管22を回転させ、その内容物を再び懸濁させ、即ち混合させる 。混合が完了した時、探針アクチュエータソレノイド308を付勢し、細長い探 針214を管内に下降させる。探針検出器262は試料ヘッド32に対する探針 214の位置を示すように作動することができる。探針214の先端を管22内 に入れ、管の底に殆ど達するまでにする。ここで圧縮空気によって管を加圧する が、この圧縮空気は試料ヘッド32のオリフィス、又は通路192を経て管に入 る。所定の時間シーケンス中に、圧縮空気は探針214を通じて特定の容積の流 体試料を垂直に上方に流動血球計算器19内に強制的に入れる。次にオリフィス 、又は通路194に負圧を加え、探針214に残留するいかなる異物質、又は液 滴をも吸い上げる。圧力通路192を通じて導入した流体によって試料管支持ヘ ッド32と探針先端とを洗浄し、同時に洗浄流体と廃棄流体とを負圧通路194 を経て吸い出し、装置のこの部分を洗浄する。次に探針214をその完全後退位 置まで垂直に上方に上昇させる。管22をLVボルテキサミキサ28によって下降 させ、ばね212によって上方に押圧される試料ヘッド32を後退ホームポジシ ョンに強制的に上昇させる。管22が試料ヘッド32内にたまたま付着している 時は、電動機制御サーキットリー316を通じて「振盪指令」を発し、管22が 前に位置していたカルーゼルのポケットまで復帰する前に管22を振盪させ、即 ち振動させる。この時点で、装置10は流動血球計算器19からの他の指令を待 っている。作動サイクルは完了し、カルーゼル20は外方に動き、装填位置に回 転する。この時、MCL装置10は次の作動指令を待っている。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年2月8日 【補正内容】 請求の範囲 1.予め選択され個々に識別できる血液試料をそれぞれ収容する少なくとも1個 の試料容器と、複数個の試料容器を支持する支持手段を含み移動路上に前記試料 容器を動かす試料容器担持手段とを具え、関連作動する血球計算装置に試料群の 中から多数の無作為に関連する血液試料を自動的に選択的に移送する装置におい て、 前記試料を血球計算装置に通す以前に前記試料を加圧する移動可能な試料受理 手段と、 この試料受理手段の移動路に直角に前記試料容器担持手段を動かす手段と、 前記試料容器担持手段から試料容器を自動的に取り外して前記試料受理手段に 掛合させるため前記試料容器担持手段に関連作動しその作動によって前記試料を 再懸濁させ混合させる試料再懸濁混合手段と、 前記試料容器に接触しこの試料容器を前記試料容器担持手段から垂直に上昇さ せて前記試料受理手段に一時的にシール掛合させると共に前記垂直上昇運動を円 形渦流運動に並進させて前記試料容器の内容物に渦流を生ぜしめる接触手段を有 する移動可能部材とを設け、 一端に固着した摺動可能な釣合い錘を有する垂直に配置した垂直部材を前記移 動可能部材に設け、前記移動可能部材が試料容器に対し移動した際、中心を外れ た位置から中心に前記移動可能部材を自動的に調整可能にし、 各試料容器の下方の前記試料容器担持手段の前記支持手段に開口を設け、前記 移動可能部材の前記接触手段をこの開口に通して動かして前記試料容器を前記試 料容器担持手段から上昇させ、 前記試料を加圧することに応動して前記試料容器から前記血球計算装置に前記 試料を送給するため前記試料受理手段に掛合作動する吸出手段を設けたことを特 徴とする血液試料移送装置。 2.各個々の試料容器を識別する予め選択した識別表示を前記試料容器担持手段 に設けたことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 3.カルーゼルを前記試料容器担持手段に掛合させる駆動掛合手段を前記試料容 器担持手段に設けたことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 4.前記駆動掛合手段に連結する駆動手段と、前記カルーゼルを積載ホームポジ ションに指向させる指向手段とを設けたことを特徴とする請求の範囲3に記載の 装置。 5.選択した試料容器を動かして前記試料再懸濁手段に掛合させるよう前記試料 容器担持手段を回転させると共に、前記選択した試料容器を動かして前記試料受 理手段に掛合させる位置表示手段を前記指向手段に設けたことを特徴とする請求 の範囲4に記載の装置。 6.前記試料受理手段から残留試料を除去する一体バックフラッシュ手段をこの 試料受理手段に設けたことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 7.試料容器上の個々の表示を識別する位置に前記試料容器を自動的に回転する と共に、前記試料受理手段に掛合させるため前記試料容器を前記担持手段から除 去した時前記試料容器を支持するために、試料容器に掛合し離脱するよう水平に 移動し得る手段を設けたことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 8.前記試料容器を回転し支持する前記手段には自由端に弾性試料容器掛合部材 を担持する細長い枢着リンクを設けたことを特徴とする請求の範囲7に記載の装 置。 9.前記移動可能部材を垂直に上下動させる駆動手段を設けたことを特徴とする 請求の範囲1に記載の装置。 10.試料容器の下方に前記移動可能部材を同軸に位置決めさせるため前記移動 可能部材に対する前記容器担持手段の位置を表示する信号発生手段を設け、前 記担持手段から離して前記試料容器を垂直に上昇させて前記試料容器を前記試料 受理手段にシール掛合させることを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 11.前記容器担持手段の各1個と前記試料受理手段と前記試料再懸濁混合手段 と前記吸出手段とに関連作動する個々の電気光学位置センサを設け、前記装置の 作動中、前記担持手段と前記試料受理手段と前記試料再懸濁混合手段と前記吸出 手段とが移動する時それぞれの検知部材を遮って作動させるように位置して作動 する細長い不透明部材を前記位置センサのおのおのに設けたことを特徴とする請 求の範囲1に記載の装置。 12.試料群の中から試料を選択的に移送する装置において、 べース端と試料積載吸出端とをそれぞれ有する複数個の試料容器と、 前記複数個の試料容器の少なくとも前記ベース端を保持するベース端保持手段 と前記試料容器を混合ステーションに動かす手段とを有する試料担持体と、 前記試料担持体から離間した吸出位置に前記試料容器の前記試料積載吸出端を 支持する支持手段と、 前記試料担持体から試料容器を取り外して前記支持手段に掛合させるため前記 試料担持体に関連作動しその作動によって前記試料を再懸濁させ混合させる試料 再懸濁混合手段と、 前記試料容器に接触しこの試料容器を前記担持体から垂直に上昇させて前記支 持手段に一時的にシール掛合させると共に前記垂直上昇運動を円形渦流運動に並 進させて前記試料容器の内容物に渦流を生ぜしめる接触手段を有する移動可能部 材とを設け、 一端に固着した摺動可能釣合い錘を有する垂直に配置した垂直部材を前記移動 可能部材に設け、前記移動可能部材が試料容器に対し移動した際、中心を外れた 位置から中心に前記移動可能部材を自動的に調整可能にし、 各試料容器の下方の前記試料容器担持体の前記ベース端保持手段に開口を設け 、前記移動可能部材の前記接触手段をこの開口に通して動かして前記試料容器を 前記担持体から上昇させることを特徴とする試料移送装置。 13.前記試料容器から前記試料を送給するため前記支持手段に掛合作動する吸 出手段を設けたことを特徴とする請求の範囲12に記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.予め選択され個々に識別できる血液試料をそれぞれ収容する少なくとも1個 の試料容器と、複数個の試料容器を支持する支持手段を含み移動路上に前記試料 容器を動かす試料容器担持手段とを具え、関連作動する血球計算装置に試料群の 中から多数の無作為に関連する血液試料を自動的に選択的に移送する装置におい て、 前記試料を血球計算装置に通す以前に前記試料を加圧する移動可能な試料受理 手段と、 この試料受理手段の移動路に直角に前記試料容器担持手段を動かす手段と、 前記試料容器担持手段から試料容器を自動的に取り外して前記試料受理手段に 掛合させるため前記試料容器担持手段に関連作動しその作動によって前記試料を 再懸濁させ混合させる試料再懸濁混合手段と、 前記試料容器に接触しこの試料容器を前記試料容器担持手段から垂直に上昇さ せて前記試料受理手段に一時的にシール掛合させると共に前記垂直上昇運動を円 形渦流運動に並進させて前記試料容器の内容物に渦流を生ぜしめる接触手段を有 する移動可能部材と、 前記試料を加圧することに応動して前記試料容器から前記血球計算装置に前記 試料を送給するため前記試料受理手段に掛合作動する吸出手段とを設けたことを 特徴とする血液試料移送装置。 2.選択された前記試料に対し前記試料再懸濁混合手段を自己心決めする手段を 前記試料再懸濁混合手段に設けたことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 3.各個々の試料容器を識別する予め選択した識別表示を前記試料容器担持手段 に設けたことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 4.カルーゼルを前記試料容器担持手段に掛合させる駆動掛合手段を前記試料容 器担持手段に設けたことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 5.前記駆動掛合手段に連結する駆動手段と、前記カルーゼルを積載ホームポジ ションに指向させる指向手段とを設けたことを特徴とする請求の範囲4に記載の 装置。 6.選択した試料容器を動かして前記試料再懸濁手段に掛合させるよう前記試料 容器担持手段を回転させると共に、前記選択した試料容器を動かして前記試料受 理手段に掛合させる位置表示手段を前記指向手段に設けたことを特徴とする請求 の範囲5に記載の装置。 7.前記試料受理手段から残留試料を除去する一体バックフラッシュ手段をこの 試料受理手段に設けたことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 8.試料容器上の個々の表示を識別する位置に前記試料容器を自動的に回転する と共に、前記試料受理手段に掛合させるため前記試料容器を前記担持手段から除 去した時前記試料容器を支持するために、試料容器に掛合し離脱するよう水平に 移動し得る手段を設けたことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 9.前記試料容器を回転し支持する前記手段には自由端に弾性試料容器掛合部材 を担持する細長い枢着リンクを設けたことを特徴とする請求の範囲8に記載の装 置。 10.一端に固着した摺動可能な釣合い錘を有する垂直に配置した垂直部材を前 記移動可能部材に設け、前記移動可能部材が試料容器に対し移動した際、中心を 外れた位置から中心に前記移動可能部材を自動的に調整可能にしたことを特徴と する請求の範囲1に記載の装置。 11.前記移動可能部材を垂直に上下動させる駆動手段を設けたことを特徴とす る請求の範囲1に記載の装置。 12.試料容器の下方に前記移動可能部材を同軸に位置決めさせるため前記移動 可能部材に対する前記容器担持手段の位置を表示する信号発生手段を設け、前記 担持手段から離して前記試料容器を垂直に上昇させて前記試料容器を前記試料受 理手段にシール掛合させることを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 13.前記容器担持手段の各1個と前記試料受理手段と前記試料再懸濁混合手段 と前記吸出手段とに関連作動する個々の電気光学位置センサを設け、前記装置の 作動中、前記担持手段と前記試料受理手段と前記試料再懸濁混合手段と前記吸出 手段とが移動する時それぞれの検知部材を遮って作動させるように位置して作動 する細長い不透明部材を前記位置センサのおのおのに設けたことを特徴とする請 求の範囲1に記載の装置。 14.各試料容器の下方の前記試料容器担持手段の前記支持手段に開口を設け、 前記移動可能部材の前記接触手段をこの開口に通して動かして前記試料容器を前 記試料容器担持手段から上昇させることを特徴とする請求の範囲1に記載の装置 。 15.試料群の中から試料を選択的に移送する装置において、 ベース端と試料積載吸出端とをそれぞれ有する複数個の試料容器と、 前記複数個の試料容器の少なくとも前記ベース端を保持するベース端保持手段 と前記試料容器を混合ステーションに動かす手段とを有する試料担持体と、 前記試料担持体から離間した吸出位置に前記試料容器の前記試料積載吸出端を 支持する支持手段と、 前記試料担持体から試料容器を取り外して前記支持手段に掛合させるため前記 試料担持体に関連作動しその作動によって前記試料を再懸濁させ混合させる試料 再懸濁混合手段と、 前記試料容器に接触しこの試料容器を前記担持体から垂直に上昇させて前記支 持手段に一時的にシール掛合させると共に前記垂直上昇運動を円形渦流運動に並 進させて前記試料容器の内容物に渦流を生ぜしめる接触手段を有する移動 可能部材とを設けたことを特徴とする試料移送装置。 16.各試料容器の下方の前記試料容器担持体の前記ベース端保持手段に開口を 設け、前記移動可能部材の前記接触手段をこの開口に通して動かして前記試料容 器を前記担持体から上昇させることを特徴とする請求の範囲15に記載の装置。 17.前記試料容器から前記試料を送給するため前記支持手段に掛合作動する吸 出手段を設けたことを特徴とする請求の範囲16に記載の装置。
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