JP7296794B2 - 開口部装置 - Google Patents
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Description
また、本発明に係る開口部装置では、前記第1空間形成部と前記第2空間形成部との何れか一方は、前記第1空間形成部と前記第2空間形成部との他方よりも狭小に区画することも特徴とする。
また、本発明に係る開口部装置では、前記第1空間形成部と第2空間形成部とには、それぞれ、上下方向の両端部に前記空間部から前記第1空間と第2空間とを区画して形成するための空間区画片が設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る開口部装置では、前記第2空間形成部に加熱発泡材を設けたことも特徴とする。
そのため、本発明に係る開口部装置によれば、枠または障子を構成する部材における室内側機能部品と室外側機能部品との間の空間部に室内外に連通する空間部があっても、第1空間形成部と第2空間形成部とでその空間部をそれぞれ第1空間と第2空間に狭く区画するので、室内側機能部品または室外側機能部品が設けられた部材の室外側または室内側で火災が発生した場合でも、室内外への延焼を効率良くかつ確実に防止することができる。
縦すべり出し窓1は、周知のもので、例えば、図1(内観図)および図2(外観図)に示すように窓枠11を構成する上枠11aと下枠11bと、障子12を構成する上框12aと下框12bとの間にそれぞれ設けた上下1対のステー(図示せず。)により、障子12を外側(室外側)にすべり出して開けるように構成されている。
このような縦すべり出し窓1の障子12における戸先側の縦框(以下、戸先框)12dの室内側には、例えば障子12を窓枠11にロックする内ハンドル(図示せず。)等と共に、障子12の半開および全開状態を制御する開口制限ストッパー21を室内側機能部品として設ける一方、戸先框12dの室外側には、火災等が発生した際に、室外側から縦すべり出し窓1の障子12を開けることができるよう外ハンドル(図示せず。)等と共に、開口制限ストッパー21を解除する外部ツマミ22を室外側機能部品として設け、さらに戸先框12dにおける開口制限ストッパー21と外部ツマミ22との間の室内外に連通する空間部であるホロー部12d5に、加熱発泡材支持部材23を介し後述する加熱発泡材24a,24b,24cを設けることによって実施形態の開口部装置2を構成している。
開口制限ストッパー21は、障子12の半開および全開を制御すると共に、障子12を半開状態で安定させる機能部品で、詳細な構成や動作は、例えば、特開2008-261152号公報や特開2004-132102号公報等に開示されているため、簡単に説明する。
アーム装置21aは、図3(a)に示すように、縦枠11dの見込み面(図5(b)参照。)11d1にネジやビス等で固定されるベース部21a1と、ベース部21a1に固定された支軸21a2と、支軸21a2に基部が回動可能で、且つ、支軸21a2の軸方向に対して傾動可能にゆるく嵌合するアーム21a3と、アーム21a3を室内側へ付勢している円錐形のねじりコイルばね21a4等を備えており、支軸21a2を回転軸としてアーム21a3が回動可能に構成されている。
ピン装置21bは、アーム21a3のピン案内孔21a31に係合するつば部21b11を有するピン軸21b1(図5(b)参照)と、図5(b)に示すように戸先框12dの外側見込み面12d1に形成されたブッシュ取付孔(図示せず。)に装着され、ピン軸21b1をスライド可能に支持するブッシュ21b2等から構成される。
半開全開切替操作装置21cは、図5(b)に示すように障子12を構成する戸先框12dの室内側見付け面12d2に取付けられるもので、戸先框12dの空間部を形成するホロー部12d5内で先端のピン軸嵌合溝(図示せず。)がピン軸21b1の凹部等に嵌る二又ヨーク21c1と、二又ヨーク21c1と一体で構成され、戸先框12dの外側でユーザの操作によって図3(b)に示すようにスライドして二又ヨーク21c1を介しピン軸21b1を左右方向(見付け方向)にスライドさせる半開全開切替用つまみ21c2を備えている。
外部ツマミ22は、戸先框12dの室外側であって室内側機能部品である開口制限ストッパー21の反対側に設けられる主に樹脂部材から構成された室外側機能部品であって、図4および図5に示すように、外部ツマミ本体22aと、外部ツマミ本体22aに対し左右方向にスライド可能に設けられ、火災等が発生した際に、室外側から開口制限ストッパー21のアーム21a3に係合しているピン軸21b1をスライドさせる室外側操作部としてのスライド体22b等を備えた周知のものである。
加熱発泡材支持部材23は、開口制限ストッパー21の機能を発揮するため戸先框12dの室内側見付け面12d2に形成された室内側部品用孔部12d21(図5(b)参照。)に連通した第1空間23a8(図6(a)参照。)を形成する第1空間形成部としての第1加熱発泡材支持金具23aと、第1加熱発泡材支持金具23aとは別部材であり、外部ツマミ22の機能を発揮するため戸先框12dの室外側見付け面12d3に形成された室外側部品用孔部12d31(図5(b)参照。)に連通した第2空間23b4(図7(a)参照。)を形成する第2空間形成部としての第2加熱発泡材支持金具23b等を備えており、後述する図8(a)~(c)に示すように第2加熱発泡材支持金具23bはネジ23cで第1加熱発泡材支持金具23aに固定されて構成される。
第1加熱発泡材支持金具23aは、金属板を加工して図6(a)~(c)に示すように構成されており、その上下方向中心よりやや上側に外部ツマミ22の二又ヨーク22b2をスライド可能に通すほぼ長方形状の外部ツマミ用貫通孔23a1を有すると共に、その外部ツマミ用貫通孔23a1における図6(a),(b)上、下側の周縁の一辺を長く延ばすと共に90度折り曲げてネジ23cによって第2加熱発泡材支持金具23bを固定する第2支持金具取付片23a2を設けている。
第2加熱発泡材支持金具23bは、上述したように第1加熱発泡材支持金具23aの第2支持金具取付片23a2にネジ23cによって固定されるもので、図7(a)~(c)に示すようにネジ23cが挿入されるネジ孔23b11が形成された固定片23b1と、その固定片23b1に対向する対向片23b2と、固定片23b1と対向片23b2とを連結する連結片23b3とによって第1加熱発泡材支持金具23aの外部ツマミ用貫通孔23a1の周囲三辺を取り囲むようにコ字形状の金具から構成されている。
加熱発泡材24a,24b,24cは、火災が発生した際、発泡して数十倍に膨張する周知のもので、加熱発泡材支持部材23を構成する第1加熱発泡材支持金具23aおよび第2加熱発泡材支持金具23bそれぞれに図8(a)~(c)に示すように設ける。
次に以上のように構成された実施形態の開口部装置2の取付けの一例について説明する。
次に、実施形態の開口部装置2における火災発生時の作用について簡単に説明する。
室内側で火災が発生し、例えば戸先框12dの室内側に設けた樹脂製の室内側機能部品である開口制限ストッパー21の半開全開切替操作装置21cが溶解すると、第1加熱発泡材支持金具23aの外部ツマミ用貫通孔23a1(図6(b)、図8(b)等参照。)が室内側に露出するため、露出した外部ツマミ用貫通孔23a1を介し室内側から戸先框12d内部へ火炎が侵入して室外側へ回ろうとする。
室外側で火災が発生し、例えば戸先框12dの室外側に設けた樹脂製の室外側機能部品である外部ツマミ22が溶解すると、戸先框12dの室外側見付け面12d3に形成された室外側部品用孔部12d31(図5(b)、図9等参照。)を通って、室外側から戸先框12d内部へ火炎が侵入し室内側へ回ろうとする。
以上説明したように、本発明に係る実施形態の開口部装置2では、戸先框12dの室内側見付け面12d2に形成された室内側部品用孔部12d21に連通した第1空間23a8を形成する第1空間形成部としての第1加熱発泡材支持金具23aと、第1加熱発泡材支持金具23aとは別部材であり、戸先框12dの室外側見付け面12d3に形成された室外側部品用孔部12d31に連通した第2空間23b4を形成する第2空間形成部としての第2加熱発泡材支持金具23bとによって加熱発泡材支持部材23を構成し、第1空間23a8と第2空間23b4とは室内外方向に連通するため、第1加熱発泡材支持金具23aには加熱発泡材24a,24bを設ける一方、第2加熱発泡材支持金具23bには加熱発泡材24cを設けている。
11 窓枠
11a 上枠
11b 下枠
11c 戸尻框側の縦枠
11d 戸先框側の縦枠
12 障子
12a 上框
12b 下框
12c 戸尻框
12d 戸先框
12d1 外側見込み面
12d2 室内側見付け面
12d21 室内側部品用孔部
12d3 室外側見付け面
12d31 室外側部品用孔部
12d4 内側見込み面
12d5 ホロー部
2 開口部装置
21 開口制限ストッパー(室内側機能部品)
21a アーム装置
21a1 ベース部
21a2 支軸
21a3 アーム
21a31 ピン案内孔
21a32 ピン逃がし孔
21a33,21a33 突起
21a4 コイルばね
21b ピン装置
21b1 ピン軸
21b11 つば部
21b2 ブッシュ
21c 半開全開切替操作装置
21c1 二又ヨーク
21c2 半開全開切替用つまみ
22 外部ツマミ(室外側機能部品)
22a 外部ツマミ本体
22a1,22a1 嵌合爪
22a2 スライド案内凹部
22a3,22a3 三角マーク
22b スライド体
22b1 ツマミ部
22b2 二又ヨーク
22b21 ピン軸嵌合溝
22b3 スライド部
23 加熱発泡材支持部材
23a 第1加熱発泡材支持金具(第1空間形成部)
23a1 外部ツマミ用貫通孔
23a2 第2支持金具取付片
23a3,23a4 空間区画片
23a5 上側固定片
23a6 下側固定片
23a7 中間固定片
23a8 第1空間
23a9 発泡材取付用ネジ孔
23b 第2加熱発泡材支持金具(第2空間形成部)
23b1 固定片(空間区画片)
23b2 対向片(空間区画片)
23b3 連結片
23b4 第2空間
23c,23d、23e ネジ
24a,24b,24c 加熱発泡材
Claims (3)
- 枠または障子を構成する部材の室内側に取付けられ、室内側操作部の操作によって各種機能を実行させる室内側機能部品と、
前記部材の室外側に取付けられ、室外側操作部の操作によって各種機能を実行させる室外側機能部品と、
前記部材における室内側機能部品と室外側機能部品との間の空間部に取付けられ、加熱発泡材を設けた加熱発泡材支持部材とを備え、
前記加熱発泡材支持部材は、
前記室内側機能部品がその機能を発揮できるよう前記部材に形成された室内側部品用孔部に連通した第1空間を前記空間部に形成する第1空間形成部と、前記室外側機能部品がその機能を発揮できるよう前記部材に形成された室外側部品用孔部に連通した第2空間を前記空間部に形成する第2空間形成部とを有し、前記第1空間と前記第2空間とは室内外方向に連通し、
前記第1空間形成部と前記第2空間形成部との何れか一方は、前記第1空間形成部と前記第2空間形成部との他方よりも狭小に区画することを特徴とする開口部装置。 - 請求項1記載の開口部装置において、
前記第1空間形成部と第2空間形成部とには、それぞれ、上下方向の両端部に前記空間部から前記第1空間と第2空間とを区画して形成するための空間区画片が設けられていることを特徴とする開口部装置。 - 請求項1または請求項2に記載の開口部装置において、
前記第2空間形成部に加熱発泡材を設けたことを特徴とする開口部装置。
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