JP6083996B2 - 開閉装置の設置構造 - Google Patents
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Description
この窓用シャッター装置には、建物開口部の屋外側に設けられるタイプ(特許文献1参照)、建物開口部の室内側に設けられるタイプ(特許文献2、図2参照)、建物開口部の枠内側に設けられるタイプ(特許文献2、図6参照)が知られている。
そして、このような窓用シャッター装置では、火災が発生した場合に、建物内の炎を外部へ出さない、建物外の炎を内部に入れない等、延焼防止のために、不燃性の材料を用いた防火設備(防火戸)として構成するのが好ましい。
そこで、このような設置スペース上の課題を解消する観点からは、特に、建物開口部の枠内側に設けられるタイプ(特許文献2、図6参照)が好ましいことになるが、このタイプの窓用シャッター装置では、開口部内の上下左右の窓額(特許文献2の図6によればサッシ枠21)が通常木製であるために、火災が発生した場合に、前記窓額が燃えて、炎や煙を通過させてしまうおそれがある。
ここで、前記「接触」には、直接接触と、耐火性の枠部材等を介した間接接触とを含む。
前記構成によれば、開閉装置の耐火性部分が耐火構造の建築物の開口部に対し接触する。したがって、火災時に、開閉装置と開口部内縁との間の部材(例えば窓額)等が燃えて、開閉装置の内外に炎や煙が通過するようなことを抑制することができる。
この構成によれば、開口部の上縁、下縁、左縁及び右縁に対し、それぞれ、収納部、左右のガイドレール、全閉状態の開閉体の閉鎖方向端部が接触し、これらの間に炎や煙が通過するのを防ぐことができる。
この構成によれば、開閉装置と開口部内縁との間に炎や煙が通過するのを、これらの間に介在する耐火性の枠部材により防ぐことができる上、前記枠部材によって開閉装置を設置する際の施工性を向上したり、開口部の意匠性を向上したり等することも可能になる。
この構成によれば、収納部と上縁の間、及び左右のガイドレールと左右縁の間に炎や煙が通過するのを、これらの間の直接接触により阻むことができる。また、全閉した際の開閉体の閉鎖方向端部と開口部内縁の間に煙や炎が通過するのを、これらの間に介在する耐火性の枠部材によって阻むことができる。
この構成によれば、開閉体厚さ方向の幅が比較的大きい耐火性の枠部を有するため、収納部と上縁の間に炎や煙が通過するのをより効果的に阻むことができる上、収納部本体から枠部に連通する比較的広い内部空間を利用して開閉体を収納することができる。また、収納部本体を開口部の上縁に設置する際に、別体の枠材等を介在しなくてもよいため、その設置作業性を向上することができる。
この構成によれば、開閉体厚さ方向の幅が比較的大きい枠部により、炎や煙を効果的に阻むことができる上、当該開閉装置を開口部内縁に設置する際に、別体の枠材等を介在しなくてもよいため、その設置作業性を向上することができる。
この構成によれば、従来構造の額材を利用することができる上、収納部及びガイドレールを額材に貫通させて開口部内縁に接触させるようにしているため、万が一火災等により額材が燃えてしまったとしても、収納部又はガイドレールと開口部内縁との間に炎や煙が通過するのを阻むことができる。
この構成によれば、従来構造の額材を取り外すことなくそのまま利用して耐火性の枠部材を構成することができ、この枠部材によって開閉装置と開口部内縁との間に炎や煙が通過するのを防ぐことができる。
この構成によれば、収納部及びガイドレールがサッシ枠と一体に構成されるため、開口部内縁部の防火性をより向上することができる上、開口部にサッシ枠及び開閉装置を設置する際の作業性も良好である。
この構成によれば、開閉体を全閉した際に、該開閉体の閉鎖方向端部が着座対象部位に吸着されるため、開閉体の閉鎖方向端部と着座対象部位との間に隙間が生じるのを防ぐことができ、ひいては、これらの間に炎や煙が通過するのをより効果的に防ぐことができる。
この発明によれば、開閉体が全閉した際に、該開閉体の閉鎖方向端部と着座対象部位との間に隙間が生じるのを防ぐことができ、開閉体による閉鎖性や密閉性等を向上することができる。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」及び「開閉体の横幅方向」とは、上記開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない前記開閉体の幅方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、上記開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
また、本明細書中において開閉体の「面方向」とは、閉鎖状態で開閉体の表面又は裏面が連続する方向を意味し、この方向には、前記開閉体開閉方向及び前記開閉体幅方向を含む。
以下に説明する開閉装置の設置構造は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置の設置構造として適用可能であるが、特に好ましい態様として、窓用シャッター装置の設置構造の一例を示す。
この建築物Aは、建築基準法第2条の5にて定義される主要構造部(壁、柱、床、はり、屋根又は階段等)を、耐火構造としている。
ここで、「耐火構造」とは、建築基準法施行令第107条に規定される技術的基準を満たす耐火構造を意味する。
この座板部材12は、詳細に説明すれば、本体シート部11の下端側に止着固定される固定部材12aと、該固定部材12a及び本体シート部11下端側を厚さ方向の両側から挟む一半部12b1と他半部12b2により構成される座板本体12bと、該座板本体12b内の下端側に必要に応じて設けられる磁石12cとを具備して一体的に構成される(図14参照)。
一半部12a1と他半部12a2の各々は、本体シート部11の横幅方向の略全長にわたるとともに、耐火性を有する長尺状の剛性部材(例えば、アルミニウム合金や鉄、真鍮、ステンレス等の金属材料)である。この固定部材12aを止着する手段は、ねじ止めや、リベット止め、嵌合等とすればよい。
これらの空間のうち、開閉体10最下端に位置する空間12b14は、開閉体10の最下端面に、開閉体幅方向の全長にわたって下方向きに開口する溝を形成している。この構成によれば、開閉体10の全閉時、座板本体12bの下端面は、空間12b14を開閉体厚さ方向の両側から挟む二箇所の縁部分12b21,12b22によって部分的に着座対象部位pに当接する。ひいては、座板本体12bの下端面を厚さ方向(図14によれば左右方向)の全面で着座対象部位pに当接させた場合と比較し、座板本体12bと着座対象部位pの当接状態が安定し、これらの間を厚さ方向へ貫通する隙間を生じ難い。
なお、磁石12cによる吸引力をより効果的に発揮するためには、磁石12cを座板本体12bの最下端部に設けて着座対象部位pに当接させるようにしたり、座板本体12bを磁性体(例えば、鉄や、磁性を有するステンレス等)によって形成したり等してもよい。
また、座板本体12bの重量のみで十分な閉鎖性を得られれば、磁石12cを省くことも可能である。
各ガイドレール20は、耐火性の剛性材料(例えば、アルミニウム合金や、ステンレス、鉄等の金属材料)によって、開閉体10(詳細には本体シート部11及び座板本体12b)の幅方向の端部を囲む断面略コ字状に形成され、前記着座対象部位p(図1及び図2の一例によれば枠部材60)と巻取装置30との間にわたって配設されている。
各ガイドレール20は、図2に示すように、後述する枠部材40を介して、開口部aの左縁a3又は右縁a4に接触している。
ケース部31aと蓋部31bは、それぞれ、耐火性を有する剛性材料(例えば、アルミニウム合金や、ステンレス、鉄等の金属材料)から成形される。
そして、収納部本体31は、ケース部31aを、枠部材50を介して開口部aの上縁a1に接触させている。すなわち、ケース部31aの上端面が枠部材50の枠内側の面に止着され、枠部材50が開口部aの上縁a1に接触するようにして固定される。
この巻取体32の外周部には、開閉体10の上端部を接続するための凹部32a(図15参照)が設けられる。この凹部32aは、巻取体32の外周面から径内方向(換言すれば、該巻取体32の中心へ向かう方向)へ凹設されるとともに、巻取体32の軸方向へ連続する略溝状に形成され、その開口縁部分の幅w1(図15参照)を、その溝内の奥側部分よりも周方向に狭く形成している。また、この凹部32a内は、巻取体周方向の一方側の懐部32a1が、他方側の懐部32a2よりも周方向へ深く形成される。
この凹部32aには、開閉体10上端の固定部材13が嵌め合せられる。固定部材13は、巻取体周方向の幅w2が、凹部32aの開口縁部分の幅w1よりも巻取体周方向へ長く設定される。
この固定部材13を凹部32a内に挿入する手順について説明すれば、先ず、固定部材13の巻取体周方向の一端側が凹部32a内の深い方の懐部32a1の奥まで挿入され、その後に、同固定部材13の巻取体周方向の他端側が凹部32a内の浅い方の懐部32a2に嵌め合せられる。
これら固定部材13及び凹部32aの構成及び嵌合手順によれば、開閉体10の上端部を容易に巻取体32外周部に止着固定することができる。
この枠部材40は、横断面無端枠状に形成され上下方向へ連続する枠本体41と、該枠本体41から開口部縁側へ突出して上下方向へ連続する複数(図示例によれば二つ)の突リブ42,42とから一体に形成される。
そして、この枠部材40は、突リブ42,42を開口部aの左縁a3又は右縁a4に当接させて固定されるとともに、その枠内側の面に、ガイドレール20を止着固定している。
この枠部材50は、横断面無端枠状に形成され開閉体幅方向へ連続する枠本体51と、該枠本体51から開口部縁側へ突出して開閉体幅方向へ連続する複数(図示例によれば二つ)の突リブ52,52とから一体に形成される。
そして、この枠部材50は、突リブ52,52を開口部aの上縁a1に当接させて固定されるとともに、その枠内側の面に、収納部本体31を止着固定している。
この枠部材60は、上記枠部材50と上下対称に形成され、枠部材50と同様に、枠本体61と、該枠本体61から開口部縁側へ突出して開閉体幅方向へ連続する複数(図示例によれば二つ)の突リブ62,62とから一体に形成される。
そして、この枠部材60は、突リブ62,62を開口部aの下縁a2に当接させて固定されるとともに、その枠内側の面に、全閉時の開閉体10の最下端部を当接させる。
なお、設置手順の他例としては、予め矩形枠状に構成した枠部材40,40,50,60を開口部a内に装着し、装着された枠部材40,40,50,60の内側に開閉装置1を設置する方法や、予め枠部材40,40,50,60及び開閉装置1を一体的に構成し、これらを開口部a内に装着する方法等とすることも可能である。
この窓サッシbは、詳細に説明すれば、開口部a内縁に接触するとともに奥側開閉装置1側へ突出する矩形枠状のサッシ枠b1と、該サッシ枠b1内で開閉する窓部b2とを具備してなる。
開閉体10を手動で閉鎖動作し、該開閉体10の閉鎖方向端部を枠部材60に当接させれば、開閉装置1の耐火性部分が耐火構造の建築物Aの開口部aの内縁に対し、耐火性の枠部材40,40,50,60を介して、全周にわたって連続して接触する。
したがって、火災時に、全閉状態の開閉装置1の内外へ炎や煙が通過するようなことを防ぐことができ、特に、開閉装置1と開口部aの内縁との間へ炎や煙が通過するのを、耐火性の枠部材40,40,50,60によって阻むことができる。
また、窓サッシbと並列する開閉装置1を防火設備又は特定防火設備として構成しているため、窓サッシbについては防火設備又は特定防火設備として構成しなくても済む。
そして、この開閉装置2は、収納部30’を開口部aの上縁a1に直接接触させ、左右のガイドレール20,20をそれぞれ開口部aの左縁a3と右縁a4に直接接触させ、全閉状態の開閉体10の閉鎖方向端部を、耐火性の枠部材60を介して間接的に開口部aの下縁a2に接触させる。
そして、収納部本体31’は、上記収納部本体31と同様にして、屋内側における下側の部分に、着脱可能に蓋部31bを有する。
また、枠部33’は、上記枠部材50と同様にして、上端面に突リブ52,52を一体に有する。
また、巻取体32は、図4に示すように、収納部本体31’内の空間から枠部33’内の空間に跨るようにして設けられる。
枠部22’は、上記枠部材40と同様にして、開口部内縁側の面に、突リブ42,42を有する。
なお、この額材cは、難燃性又は耐火性を有することが好ましいが、難燃性及び耐火性を有さない態様とすることも可能である。
この開閉装置3の収納部30は、額材cの上辺部c1の屋外側端部に接触するとともに開口部aの上縁a1に直接接触している(図6参照)。また、同開閉装置3の左右のガイドレール20は、それぞれ、額材cの左辺部c3と右辺部c4の屋外側端部に接触するとともに開口部aの左縁a3と右縁a4に直接接触している(図7参照)。
また、開閉装置3及び枠部材60’等を額材cに貫通させて開口部a内縁に接触させる構造であるため、開閉体10によって開閉される開口(換言すれば開閉体10の開閉ストローク)を比較的大きく確保することができる。
また、木材等の従来の額材を加工して上記額材cを構成したり、既設の額材を再加工して上記額材cを構成したり等することも可能である。
そして、枠部材50”の下端側の露出面(カバー部材52”の下面)には、収納部30が止着される。すなわち、開閉装置4の耐火性部分である収納部30は、カバー部材52”を介して開口部aの上縁a1に接触することになる。
このカバー部材52”は、図8に示すように、例えば、先に開口部aに固定された額材51”に対し、屋内側から被せるようにして装着される。なお、他例としては、予め額材51”とカバー部材52”を一体に構成し、これらを開口部aに装着するようにしてもよい。
そして、装着状態のカバー部材52”の下面には、収納部30上端が接触する。また、カバー部材52”の室内側(図8によれば右端側)の上端部は、屋外側(図8によれば左側)へ曲げられて建築物Aの内壁面(耐火構造)に接する。
カバー部材62”の上面には、全閉時の開閉体10の下端が接触し、同カバー部材62”の室内側の下端部は、屋外側へ曲げられて建築物Aの内壁面(耐火構造)に接する。
各枠部材40”の枠内側の側面には、ガイドレール20の背面部が接触し、各枠部材40”の室内側の枠外側端部は、屋外側へ曲げられて建築物Aの内壁面(耐火構造)に接する。
また、既設の額材41”,41”,51”,61”に対し、後付でカバー部材42”,42”,52”,62”を設置することも可能であり、施工性に優れている。
そして、この枠部材81は、上記収納部30と同様にして収納部本体81b内に巻取体32を具備し、この巻取体32によって開閉体10を巻き取ったり繰り出したりする。
そして、この枠部材82は、開閉体10が全閉した際に、該開閉体10の閉鎖方向端部を当接させる着座対象部位pとして機能する。
そして、この枠部材83は、ガイドレール本体83cによって開閉体10の幅方向端部を囲み上下方向へ案内する。
そして、この枠部材84は、ガイドレール本体84cいよって開閉体10の幅方向端部を囲み上下方向へ案内する。
10:開閉体
20:ガイドレール
21’,84c,83c:ガイドレール本体
22’,33’:枠部
30,30’:収納部
31:収納部本体
32:巻取体
40,40”:枠部材
41”,51”,61”:額材
42”,52”,62”:カバー部材
20’,50,50”,60,60’,60”,71,72,73,74,81,82,83,84:枠部材
81a:開閉装置側枠部
81b:収納部本体
A:建築物
a:開口部
b:窓サッシ
b1:サッシ枠
b2:窓部
c:額材
Claims (11)
- 空間を仕切ったり開放したりして開閉動作する開閉体と、該開閉体を幅方向の両端側で開閉方向へ案内するガイドレールと、該開閉体をその開放方向側で収納したり繰り出したりする収納部とを具備して、耐火性を有する防火設備又は特定防火設備としての開閉装置を構成し、この開閉装置の耐火性部分を、耐火構造の建築物の開口部内縁に対し接触させるようにした開閉装置の設置構造であって、
前記開口部が上縁、下縁、左縁及び右縁からなる矩形状に構成され、前記収納部を上縁に接触させ、左右の前記ガイドレールをそれぞれ左縁と右縁に接触させ、全閉状態の前記開閉体の閉鎖方向端部を下縁に接触させるようにしたことを特徴とする開閉装置の設置構造。 - 空間を仕切ったり開放したりして開閉動作する開閉体と、該開閉体を幅方向の両端側で開閉方向へ案内するガイドレールと、該開閉体をその開放方向側で収納したり繰り出したりする収納部とを具備して、耐火性を有する防火設備又は特定防火設備としての開閉装置を構成し、この開閉装置の耐火性部分を、耐火構造の建築物の開口部内縁に対し接触させるようにした開閉装置の設置構造であって、
前記開口部が上縁、下縁、左縁及び右縁からなる矩形状に構成され、
前記収納部と前記上縁の間、左側の前記ガイドレールと前記左縁の間、右側の前記ガイドレールと前記右縁の間、全閉状態の前記開閉体の閉鎖方向端部と前記下縁の間に、それぞれ耐火性を有する枠部材を設け、前記収納部と左右の前記ガイドレールと全閉状態の前記開閉体の閉鎖方向端部とが、それぞれ前記枠部材を介して前記開口部内縁に間接接触するようにしたことを特徴とする開閉装置の設置構造。 - 空間を仕切ったり開放したりして開閉動作する開閉体と、該開閉体を幅方向の両端側で開閉方向へ案内するガイドレールと、該開閉体をその開放方向側で収納したり繰り出したりする収納部とを具備して、耐火性を有する防火設備又は特定防火設備としての開閉装置を構成し、この開閉装置の耐火性部分を、耐火構造の建築物の開口部内縁に対し接触させるようにした開閉装置の設置構造であって、
前記開口部が上縁、下縁、左縁及び右縁からなる矩形状に構成され、
前記収納部を前記上縁に直接接触させ、左右の前記ガイドレールをそれぞれ前記左縁と前記右縁に直接接触させ、全閉状態の前記開閉体の閉鎖方向端部と前記下縁の間には耐火性を有する枠部材を設け、全閉状態の前記開閉体の閉鎖方向端部を、前記枠部材を介して前記下縁に間接接触させたことを特徴とする開閉装置の設置構造。 - 前記収納部は、前記開閉体を収納する耐火性の収納部本体と、該収納部本体に対し内部で連通するとともに該収納部本体よりも開閉体厚さ方向へ大きく形成されて前記上縁に接触する耐火性の枠部とを有することを特徴とする請求項3記載の開閉装置の設置構造。
- 前記ガイドレールは、前記開閉体の幅方向端部を囲んで開閉方向へ案内するガイドレール本体と、該ガイドレール本体よりも開閉体厚さ方向へ大きく形成されるとともに前記左縁又は前記右縁に接触する枠部とから一体に構成されていることを特徴とする請求項3又は4記載の開閉装置の設置構造。
- 空間を仕切ったり開放したりして開閉動作する開閉体と、該開閉体を幅方向の両端側で開閉方向へ案内するガイドレールと、該開閉体をその開放方向側で収納したり繰り出したりする収納部とを具備して、耐火性を有する防火設備又は特定防火設備としての開閉装置を構成し、この開閉装置の耐火性部分を、耐火構造の建築物の開口部内縁に対し接触させるようにした開閉装置の設置構造であって、
前記開口部が上縁、下縁、左縁及び右縁からなる矩形状に構成され、
前記開口部内に、矩形枠状の額材が嵌め合わせられ、
全閉状態の前記開閉体の閉鎖方向端部と前記下縁の間に、耐火性を有する枠部材が設けられ、
前記収納部は、前記額材の上辺部に接触するとともに前記上縁に直接接触し、左右の前記ガイドレールは、それぞれ、前記額材の左辺部と右辺部に接触するとともに前記左縁と前記右縁に直接接触し、
前記枠部材は、前記額材の下辺部に接触するとともに前記下縁に直接接触していることを特徴とする開閉装置の設置構造。 - 空間を仕切ったり開放したりして開閉動作する開閉体と、該開閉体を幅方向の両端側で開閉方向へ案内するガイドレールと、該開閉体をその開放方向側で収納したり繰り出したりする収納部とを具備して、耐火性を有する防火設備又は特定防火設備としての開閉装置を構成し、この開閉装置の耐火性部分を、耐火構造の建築物の開口部内縁に対し接触させるようにした開閉装置の設置構造であって、
前記開口部が上縁、下縁、左縁及び右縁からなる矩形状に構成され、
前記開口部の上縁、下縁、左縁及び右縁にそれぞれ接触する4つの額材が設けられ、
これら額材が、それぞれ、露出しないように耐火性のカバー部材により覆われ、
前記開閉装置の前記耐火性部分は、前記カバー部材及び前記額材を介して前記開口部内縁に接触することを特徴とする開閉装置の設置構造。 - 前記開口部にサッシ枠と該枠内で開閉する窓部とを具備し、
少なくとも前記収納部及び/又は前記ガイドレールを、前記サッシ枠と一体に構成したことを特徴とする請求項1乃至7何れか1項記載の開閉装置の設置構造。 - 前記開閉体の閉鎖方向端部と、該閉鎖方向端部によって全閉時に当接される着座対象部位とを、磁石の吸引力によって吸着するようにしたことを特徴とする請求項1乃至8何れか1項記載の開閉装置の設置構造。
- 前記開閉体の閉鎖方向端部には、耐火性を有する剛性材料からなる座板本体が設けられ、この座板本体は、開閉体幅方向の端部が前記ガイドレールに内在していることを特徴とする請求項1乃至9何れか1項記載の開閉装置の設置構造。
- 前記座板本体の下端面には、開閉体幅方向へわたって下方向きに開口する溝が設けられていることを特徴とする請求項10記載の開閉装置の設置構造。
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