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JP7117337B2 - グロメット、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

グロメット、及び、ワイヤハーネス Download PDF

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Description

本発明は、グロメット、及び、ワイヤハーネスに関する。
車両に搭載される従来のグロメットとして、例えば、特許文献1には、配索材(ワイヤハーネス)が挿通される車体パネルに形成された貫通孔に取付けられるグロメットが開示されている。このグロメットは、小径筒部と、拡径筒部と、閉鎖面部と、補助筒部とを備える。小径筒部は、配索材が挿通される挿通孔を形成する。拡径筒部は、小径筒部から外側に拡がるとともに小径筒部の軸方向に延びるように形成され、その外周部に貫通孔の周縁部を嵌め込み可能な環状溝が形成される。閉鎖面部は、拡径筒部の内周面から径方向内側に延びて拡径筒部を閉鎖する。補助筒部は、閉鎖面部から軸方向一方側に延びており、配索材が挿通される挿通孔を形成する。
特開2017-010638号公報
ところで、上述の特許文献1に記載のようなグロメットでは、貫通孔の周縁部を環状溝に嵌め込むことで止水を行っている。そして、このようなグロメットは、配索材が軸方向に対して傾く力を受けた場合でも、貫通孔の周縁部の環状溝への嵌め込みが外れないような保持力を有することが望まれている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、止水部での保持力を向上することのできるグロメット、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るグロメットは、取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように配置される閉鎖部と、を備え、前記止水部は、軸線方向において前記貫通孔の周縁部の一側に当接可能で環状に形成された当接面と、軸線方向において前記当接面に対向し前記貫通孔の周縁部の他側に当接可能で周方向に断続的に複数設けられた爪部と、を有する。
また、上記グロメットでは、前記爪部は、周方向に沿って等間隔で配置されているものとすることができる。
また、上記グロメットでは、前記貫通孔は、周縁部が軸線方向の一方に突出する立上部を有し、前記止水部は、前記爪部の径方向内側の部分に前記立上部の先端を係止する係止部を有しているものとすることができる。
また、上記グロメットでは、前記止水部は、前記貫通孔の周縁部を嵌め込む環状の凹部を有し、前記爪部は、前記凹部内に設けられ、かつ前記閉鎖部が前記止水部に接続される部分の径方向寸法よりも径方向内側に配置されているものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、前記配索材に設けられるグロメットと、を有し、前記グロメットは、取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように配置される閉鎖部と、を備え、前記止水部は、軸線方向において前記貫通孔の周縁部の一側に当接可能で環状に形成された当接面と、軸線方向において前記当接面に対向し前記貫通孔の周縁部の他側に当接可能で周方向に断続的に複数設けられた爪部と、を有する。
本発明に係るグロメット、及び、ワイヤハーネスは、止水部において、環状の当接面が貫通孔の周縁部の一側に当接することで、貫通孔の全周縁部の止水性能を確保できる。しかも、グロメット、及び、ワイヤハーネスは、当接面が貫通孔の周縁部から離れる方向に止水部に外力が生じた場合、軸線方向において当接面に対向する爪部が、貫通孔の周縁部の他側に当接することで、当接面が貫通孔の周縁部から離れる事態を防ぐ。この結果、グロメット、及び、ワイヤハーネスは、止水部での保持力を向上でき、止水性能を維持できる。
図1は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す断面図である。 図2は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。 図3は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。 図4は、実施形態に係るグロメットの部分拡大断面図である。 図5は、実施形態に係るグロメットの部分拡大断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図3に示す本実施形態のグロメット1は、車両等に配索されるワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各機器に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材Wと、配索材Wに設けられ当該配索材Wが挿通されるグロメット1とを備える。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、コルゲートチューブ、樹脂テープ、プロテクタ等の外装部材、電気接続箱、固定具など種々の構成部品を含んで構成されてもよい。配索材Wは、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性を有する棒状部材の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線束は、当該電線を束ねたものである。ワイヤハーネスWHは、複数の配索材Wを束ねて集約すると共に、束ねられた配索材Wの端末に設けられたコネクタ等を介して各種機器が電気的に接続される。
そして、グロメット1は、取付対象である取付パネル100に形成された貫通孔101を介して当該取付パネル100を境界にして区画される2つの空間に渡って配索材Wを配索する際に当該貫通孔101に適用されるものである。取付パネル100は、例えば、車両のボデー等を構成する金属板であり、貫通孔101は、当該取付パネル100を板厚方向に沿って貫通する。取付パネル100を境界にして区画される2つの空間とは、典型的には、車内空間(例えば、キャビン)と車外空間(例えば、エンジンコンパートメント)である。そして、グロメット1は、当該ワイヤハーネスWHの配索材Wが挿通され当該配索材Wの周囲に外装された状態で貫通孔101に組み付けられることで、貫通孔101を通る配索材Wを保護すると共に当該貫通孔101を止水(防水)するものである。グロメット1は、貫通孔101の防水の他、防塵、遮音等の機能も有する。以下、各図を参照してグロメット1の構成について詳細に説明する。
なお、図1から図3において、図2及び図3は、取付パネル100を省略している。そして、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「軸線方向X」といい、第2方向を「幅方向Y」といい、第3方向を「高さ方向Z」という。軸線方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、典型的には、相互に直交する。ここでは、軸線方向Xは、上述した取付パネル100の板厚方向に相当し、貫通孔101に対する配索材W、グロメット1の挿通方向に相当する。言い換えれば、軸線方向Xは、グロメット1に挿通された配索材Wの延在方向に沿う方向である。幅方向Y、高さ方向Zは、取付パネル100の延在方向に相当する。ここでは、説明をわかり易くするため便宜的に、配索材Wが軸線方向Xに沿って直線状に配索されるものとして説明するがこれに限らず、グロメット1が取付パネル100に取り付けられた状態で、軸線方向Xが屈曲した方向とされ、当該グロメット1、及び、配索材Wが一部で屈曲されて設けられるものであってもよい。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、グロメット1が取付パネル100に組み付けられた状態での方向として説明する。また、貫通孔101の中心を通過する中心軸線Cは、取付パネル100の板面に対して直交し、軸線方向Xに沿って延びる。中心軸線Cに直交する方向を径方向といい、中心軸線Cから離れる側を径方向外側といい、中心軸線Cに近づく側を径方向内側という。また、取付パネル100は、貫通孔101の内縁が軸線方向Xの一方に突出する立上部102を有するバーリング加工を施されている。この立上部102の内側が貫通孔101として形成される。
具体的には、本実施形態のグロメット1は、図1から図3に示すように、内部に配索材Wが軸線方向Xに沿って挿通され、取付パネル100の貫通孔101との間を止水可能なシール部材である。グロメット1は、本体部10、筒部20、及び、筒部30を含んで構成され、これらが一体となって弾性体として形成される。グロメット1は、例えば、ゴムや熱可塑性エラストマー等、剛性が低く高い可撓性を有する絶縁性の弾性樹脂材料(例えば、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EPDM)等)により形成される。グロメット1は、本体部10、筒部20、及び、筒部30の内部空間部が挿通空間部40として機能する。挿通空間部40は、配索材Wが挿通される空間部であり、軸線方向Xに沿って筒部20、本体部10、及び、筒部30に渡って連続する。グロメット1は、筒部20、本体部10、及び、筒部30に渡って連通して形成される挿通空間部40に対して配索材Wが軸線方向Xに沿って挿通される。
本体部10は、貫通孔101に嵌合し当該貫通孔101を止水すると共に内部に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される部分である。本体部10は、第1隔壁部(閉鎖部)11、第2隔壁部(閉鎖部)12、及び止水部13を含んで構成される。
第1隔壁部11、第2隔壁部12は、軸線方向Xに沿って空間をあけ、軸線方向Xの一側及び他側にて対向し止水部13で一体化されている。止水部13は、第1隔壁部11、第2隔壁部12において径方向(中心軸線Cと直交する方向)の外側に位置する端部に環状に設けられた外周部である。第1隔壁部11と第2隔壁部12とは、止水部13の径方向内側に張り出して止水部13の環状を閉鎖するように止水部13の軸線方向Xの一側及び他側にそれぞれ配置される。第1隔壁部11と第2隔壁部12とは、止水部13により一体化された状態で、全体として内部が中空のドーム状に形成される。第1隔壁部11は、軸線方向Xの第2隔壁部12側とは反対側の面に筒部20が接続される。第2隔壁部12は、軸線方向Xの第1隔壁部11側とは反対側の面に筒部30が接続される。
第1隔壁部11は、図1及び図3に示すように、遮音壁部50を構成する。遮音壁部50は、中心軸線Cの周りに沿った円環板状に形成される。遮音壁部50は、円環板状に形成される板状部51、及び、板状部51の軸線方向Xの両面から突出し、中心軸線Cの周りに環状又は弧状に形成されて、径方向に間隔をおいて複数設けられる遮音凸部52を含んで構成される。複数の遮音凸部52は、その間、径方向外側、及び、径方向内側に空隙部53を介在させて設けられる。本実施形態のグロメット1は、遮音壁部50において、遮音凸部52によって軸線方向Xの厚みを部分的に厚くし、遮音性能を確保する。さらに、本実施形態のグロメット1は、遮音凸部52の間や径方向両側の空隙部53により本体部10を拡張変形させる際の良好な作業性を確保する。この結果、グロメット1は、遮音性能の確保と、本体部10を拡張変形させる際の良好な作業性の確保とを両立する。
第1隔壁部11は、図1及び図3に示すように、折返部73を構成する。折返部73は、軸線方向Xに延び、径方向で折り返して再び軸線方向Xに延びて形成される。折返部73は、軸線方向Xに延びる前の端部が、遮音壁部50における板状部51の径方向外側の外端部に一体化して接続される。また、折返部73は、径方向で折り返して軸線方向Xに延びた後の径方向外側端が、止水部13に一体化して接続される。本実施形態のグロメット1は、遮音壁部50と止水部13との間で折返部73が弾性変形し、遮音壁部50側での本体部10の変形が、止水部13に伝わることを抑制し、止水部13の止水性能を維持する。
第2隔壁部12は、図1から図3に示すように、突起部72を構成する。突起部72は、第2隔壁部12において、外側(第1隔壁部11とは軸線方向Xの反対側)に突出する。突起部72は、筒部30の基端部の周りを囲むように、中心軸線Cの周りに環状に形成された環状突起部72Aと、環状突起部72Aから径方向外側に延びて中心軸線Cの周りに複数設けられて放射状に位置する放射突起部72Bと、を有する。放射突起部72Bは、本実施形態では、周方向に等間隔で、8箇所に位置する。本実施形態のグロメット1は、突起部72により、第2隔壁部12の強度を向上し、変形を抑制する。
また、第1隔壁部11及び第2隔壁部12は、図1に示すように、干渉部74を構成する。干渉部74は、第1隔壁部11において挿通空間部40の内側となる面から挿通空間部40の内側に突出する第1干渉凸部74Aと、第2隔壁部12において挿通空間部40の内側となる面から挿通空間部40の内側に突出する第2干渉凸部74Bと、を含んで構成される。第1干渉凸部74Aは、第1隔壁部11において、中心軸線Cを中心として環状に形成されている。第2干渉凸部74Bは、第2隔壁部12において、第1干渉凸部74Aの径方向外側を囲むように、中心軸線Cの周りの周方向に沿って間隔をあけて複数形成されている。本実施形態のグロメット1は、干渉部74により、配索材Wが、軸線方向Xに対して交差する方向に傾いた場合、第1隔壁部11に形成された第1干渉凸部74Aと、第2隔壁部12に形成された第2干渉凸部74Bとが互いに当接することで、本体部10の変形を抑制する。そして、本実施形態のグロメット1は、干渉部74によって、第1隔壁部11及び第2隔壁部12が径方向に変形することを抑えることで、この変形が止水部13に伝わることを抑制し、止水部13の止水性能を維持する。
止水部13は、第1隔壁部11と第2隔壁部12とを、その間で一体化するように形成されている。止水部13は、第1隔壁部11に対して肉厚が変化する位置から径方向外側であって、本実施形態では、折返部73から径方向外側に位置する。また、止水部13は、第2隔壁部12に対して肉厚が変化する位置から径方向外側であって、本実施形態では、突起部72における放射突起部72Bの径方向外側端から径方向外側に位置する。止水部13は、取付パネル100の貫通孔101に挿入されて、貫通孔101との間を止水するシール部材である。止水部13は、貫通孔101の環状に合わせて中心軸線Cを中心とする環状に形成される。本実施形態において、貫通孔101は、円形状に形成されており、合わせて止水部13も円形状に形成される。
止水部13は、図1から図5に示すように、その外周面に環状に連続する溝状の凹部13Aが形成されている。凹部13Aは、貫通孔101の周縁部を嵌め込む部分であり、径方向外側に開口して設けられている。凹部13Aは、図1及び図5に示すように、取付パネル100に取り付けられた状態で、貫通孔101において立上部102が立ち上がる方向とは軸線方向Xの逆を向く板面100aに対して当接する当接面13Aaを有する。また、凹部13Aは、図4に示すように、当接面13Aaの径方向外縁に突起13Aaaが形成されている。突起13Aaaは、中心軸線Cを中心として連続する環状に形成される。突起13Aaaは、図5に示すように、取付パネル100の板面100aと当接し弾性変形によって貫通孔101を形成する周縁部の板面100aに密着し、貫通孔101の全周縁をシールする、いわゆる止水リップ部として機能する。この突起13Aaaを有する当接面13Aaの径方向外縁は、止水部13において最も径方向外側の部分であって、かつグロメット1においても最も径方向外側の部分であり、図4及び図5に示す最大径方向寸法d1をなす。また、凹部13Aは、図1及び図5に示すように、取付パネル100に取り付けられた状態で、貫通孔101の開口縁をなす立上部102の内側に溝底13Abが当接する。
また、凹部13Aは、図4及び図5に示すように、当接面13Aaに対して溝底13Abを間に置いて軸線方向Xで対向する側に、溝底13Abから軸線方向Xの一方(当接面13Aaから離れる方向)及び径方向外側に斜めに張り出した傾斜面13Acを有する。傾斜面13Acの最も径方向外側に張り出した頂部13Acaは、第2隔壁部12が接続される部分で最も径方向外側に位置し、径方向寸法d2をなす。この頂部13Acaの径方向寸法d2は、貫通孔101の内径d3よりも大きいが、上述したグロメット1及び止水部13における最大径方向寸法d1より小さい。そして、溝底13Abから傾斜面13Acを介して頂部13Acaに至る部分は、止水部13を貫通孔101に挿入する途中、貫通孔101の内径d3に合わせて一旦変形し、さらに挿入され弾性力により頂部13Acaの径方向寸法d2に戻り溝底13Abが立上部102の内側に当接するようになる。
また、凹部13Aは、図4及び図5に示すように、傾斜面13Acに爪部13Adを有する。爪部13Adは、傾斜面13Acから当接面13Aaに向けて突出して設けられている。爪部13Adは、図2及び図3に示すように、周方向に沿って断続的に複数設けられている。複数の爪部13Adは、周方向に沿って等間隔で配置されている。また、爪部13Adは、第2隔壁部12が止水部13に接続される部分であり傾斜面13Acの頂部13Acaがなす径方向寸法d2よりも径方向内側に配置され、凹部13Aの内部に設けられている。
また、凹部13Aは、図4及び図5に示すように、傾斜面13Acから溝底13Abに至る途中であって、爪部13Adの径方向内側の部分に係止部13Aeを有する。係止部13Aeは、止水部13を貫通孔101に挿入して取付パネル100に取り付けられた状態で、立上部102により溝底13Abと共に弾性変形することで、立上部102の先端102aが食い込む部分であり、これにより立上部102の先端102aを係止する。
筒部20、30は、本体部10と一体で筒状に形成され、内部に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される。
筒部20は、第1隔壁部11から軸線方向Xに沿って他方側(第2隔壁部12とは反対側)に突出するように形成される。筒部20は、中心軸線Cを中心とした円筒状に形成され、軸線方向Xに沿って延在する。筒部20は、第1隔壁部11より小径の円筒状に形成される。筒部20は、軸線方向Xの他方側の先端部が開口し、一方側の基端部が第1隔壁部11に接続される。筒部20は、内周面にリップ部20aが形成されている。リップ部20aは、周方向に沿って環状に形成される襞状の止水部であり、軸線方向Xに沿って間隔をあけて複数設けられている。各リップ部20aは、筒部20の内部に配索材Wが挿通された状態で当該配索材Wの外表面に接触し当該外表面との間を止水する。
筒部30は、第2隔壁部12から軸線方向Xに沿って一方側(第1隔壁部11とは反対側)に突出するように形成される。筒部30は、中心軸線Cを中心とした円筒状に形成され、軸線方向Xに沿って延在する。筒部30は、第2隔壁部12より小径の円筒状に形成される。筒部30は、軸線方向Xの一方側の先端部が開口し、他方側の基端部が第2隔壁部12に接続される。
また、本実施形態のグロメット1は、第2隔壁部12、及び、第2隔壁部12に設けられた筒部30に切込部60を構成する。切込部60は、筒部30及び第2隔壁部12を分割する。切込部60は、軸線方向Xに沿って形成され、中心軸線Cの周りの周方向に沿って等間隔に複数形成されている。
上記のように構成されるグロメット1は、本体部10、筒部20、及び、筒部30の内部空間部である挿通空間部40に配索材Wを挿通するようにして当該配索材Wに装着された後、配索材Wの末端と共に筒部30側から貫通孔101に挿通される。そして、グロメット1は、本体部10の止水部13に貫通孔101の周縁部を嵌合させるようにして本体部10が貫通孔101に嵌合されることで、取付パネル100に組み付けられる。グロメット1は、貫通孔101の立上部102の先端102aとは軸線方向Xの反対側から、止水部13の傾斜面13Acの頂部13Acaが挿入され、傾斜面13Ac及び爪部13Adが立上部102に沿って弾性変形しながら立上部102を通り過ぎることで、凹部13Aが貫通孔101に嵌合する。そして、この嵌合状態において、グロメット1は、止水部13における凹部13Aの突起13Aaaが弾性変形しつつ貫通孔101の周縁部の取付パネル100の板面100aに当接面13Aaが密着し、これと共に、貫通孔101の周縁部をなす立上部102の内側に溝底13Abが密着し、貫通孔101の全周縁部をシールする。なお、グロメット1は、挿通空間部40に挿通された配索材Wと筒部20、30と配索材Wとに渡って巻きテープ等が巻き回されることで筒部20、30の開口を止水するようにしてもよい。このように、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、取付パネル100に形成された貫通孔101に本体部10が嵌合することで当該貫通孔101を止水すると共に内部に配索材Wが挿通される。
本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHは、取付パネル100に形成された貫通孔101に挿入されて止水する環状の止水部13と、止水部13の径方向内側に張り出して止水部13の環状を閉鎖するように配置される第1隔壁部11や第2隔壁部12をなす閉鎖部と、を備えている。そして、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHの止水部13は、軸線方向Xにおいて貫通孔101の周縁部の一側に当接可能で環状に形成された当接面13Aaと、軸線方向Xにおいて当接面13Aaに対向し貫通孔101の周縁部の他側に当接可能で周方向に断続的に複数設けられた爪部13Adと、を有する。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、止水部13において、環状の当接面13Aaが貫通孔101の周縁部の一側に当接することで、貫通孔101の全周縁部の止水性能を確保できる。しかも、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、当接面13Aaが貫通孔101の周縁部から離れる方向に外力が生じた場合、軸線方向Xにおいて当接面13Aaに対向する爪部13Adが、貫通孔101の周縁部の他側に当接することで、当接面13Aaが貫通孔101の周縁部から離れる事態を阻止する。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、止水部13での保持力を向上でき、止水性能を維持できる。
また、爪部13Adは、周方向全周に連続して配置されていても、止水部13での保持力を向上でき、止水性能を維持できる。ただし、爪部13Adが周方向全周に連続して配置されていると、止水部13の剛性が高まることで、貫通孔101への止水部13の挿入がし難くなるおそれがある。このため、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、爪部13Adが周方向に断続的に複数設けられていることで、貫通孔101への止水部13の挿入を阻害する事態を防止できる。
具体的に、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHは、止水部13において、環状の当接面13Aaが貫通孔101を形成する周縁部の板面100aに当接し、貫通孔101の全周縁部の止水性能を確保できる。しかも、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHは、軸線方向Xにおいて当接面13Aaに対向する爪部13Adを有することで、例えば、配索材Wが中心軸線Cに対して傾くことで、当接面13Aaの一部が貫通孔101の周縁部から離れる方向に外力が生じた場合、爪部13Adが貫通孔101を形成する周縁部の立上部102に当接し、当接面13Aaが貫通孔101の周縁部から離れる事態を阻止する。この結果、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHは、止水部13での保持力を向上でき、止水性能を維持できる。
ここで、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHは、第1隔壁部11の折返部73により止水部13への変形の伝達を抑制して止水部13の止水性能を維持し、かつ第1隔壁部11及び第2隔壁部12の干渉部74により第1隔壁部11及び第2隔壁部12が径方向に変形することを抑え止水部13に伝わることを抑制して止水部13の止水性能を維持する。従って、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHは、例えば、配索材Wが中心軸線Cに対して傾く外力が生じても、この外力を止水部13に伝わらないように構成されており、止水性能を確保できる。本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHにおいて、爪部13Adは、上記折返部73や干渉部74による機能に加えてさらに止水性能を確保できるものである。
また、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHでは、爪部13Adは、周方向に沿って等間隔で配置されている。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、爪部13Adが周方向に沿って等間隔で配置されているため、当接面13Aaが貫通孔101の周縁部から離れる事態を止水部13の周方向で均等に阻止できる。しかも、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、爪部13Adが周方向に沿って等間隔で配置されているため、止水部13を貫通孔101に挿入する際に、この挿入力を止水部13の周方向において均等に付与できる。
また、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHでは、貫通孔101は、周縁部が軸線方向Xの一方に突出する立上部102を有し、爪部13Adの径方向内側の部分に立上部102の先端102aを係止する係止部13Aeを有している。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、爪部13Adの径方向内側において係止部13Aeが立上部102の先端102aを係止することで、当接面13Aaの一部が貫通孔101の周縁部から離れる方向に外力が生じた場合に立上部102の先端102aを係止部13Aeで受けるため、当接面13Aaが貫通孔101の周縁部から離れる事態を阻止する。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、止水部13での保持力をより向上でき、止水性能をより確実に維持できる。
また、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHでは、止水部13は、貫通孔101の周縁部を嵌め込む環状の凹部13Aを有し、爪部13Adは、凹部13A内に設けられ、かつ閉鎖部(本実施形態では第2隔壁部12)が止水部13に接続される部分の径方向寸法d2よりも径方向内側に配置されている。つまり、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHでは、爪部13Adは、第2隔壁部12が止水部13に接続される部分よりも径方向外側に突出していない。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、第2隔壁部12が止水部13に接続される部分を貫通孔101に挿入する際、当該部分の径方向寸法d2よりも爪部13Adが径方向内側に配置されているため、爪部13Adが貫通孔101の周縁部に引っ掛かる事態を防ぐ。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、貫通孔101への止水部13の挿入を阻害する事態を防止できる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。また、本実施形態に係るグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHは、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1 グロメット
10 本体部
11 第1隔壁部(閉鎖部)
12 第2隔壁部(閉鎖部)
13 止水部
13A 凹部
13Aa 当接面
13Ad 爪部
13Ae 係止部
100 取付パネル
101 貫通孔
102 立上部
102a 先端
d2 径方向寸法
W 配索材
WH ワイヤハーネス
X 軸線方向

Claims (5)

  1. 取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、
    前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように配置される閉鎖部と、
    を備え、
    前記止水部は、軸線方向において前記貫通孔の周縁部の一側に当接可能で環状に形成された当接面と、軸線方向において前記当接面に対向し前記貫通孔の周縁部の他側に当接可能で周方向に断続的に複数設けられた爪部と、を有し、
    前記貫通孔は、周縁部が軸線方向の一方に突出する立上部を有し、
    前記止水部は、前記爪部の径方向内側の部分に前記立上部の先端を係止する係止部を有している、
    グロメット。
  2. 取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、
    前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように配置される閉鎖部と、
    を備え、
    前記止水部は、軸線方向において前記貫通孔の周縁部の一側に当接可能で環状に形成された当接面と、軸線方向において前記当接面に対向し前記貫通孔の周縁部の他側に当接可能で周方向に断続的に複数設けられた爪部と、を有し
    前記止水部は、前記貫通孔の周縁部を嵌め込む環状の凹部を有し、
    前記爪部は、前記凹部内に設けられ、かつ前記閉鎖部が前記止水部に接続される部分の径方向寸法よりも径方向内側に配置されている、
    グロメット。
  3. 前記爪部は、周方向に沿って等間隔で配置されている、
    請求項1または2に記載のグロメット。
  4. 導電性を有する配索材と、
    前記配索材に設けられるグロメットと、
    を有し、
    前記グロメットは、
    取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、
    前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように配置される閉鎖部と、
    を備え、
    前記止水部は、軸線方向において前記貫通孔の周縁部の一側に当接可能で環状に形成された当接面と、軸線方向において前記当接面に対向し前記貫通孔の周縁部の他側に当接可能で周方向に断続的に複数設けられた爪部と、を有し、
    前記貫通孔は、周縁部が軸線方向の一方に突出する立上部を有し、
    前記止水部は、前記爪部の径方向内側の部分に前記立上部の先端を係止する係止部を有している、
    ワイヤハーネス。
  5. 導電性を有する配索材と、
    前記配索材に設けられるグロメットと、
    を有し、
    前記グロメットは、
    取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、
    前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように配置される閉鎖部と、
    を備え、
    前記止水部は、軸線方向において前記貫通孔の周縁部の一側に当接可能で環状に形成された当接面と、軸線方向において前記当接面に対向し前記貫通孔の周縁部の他側に当接可能で周方向に断続的に複数設けられた爪部と、を有し、
    前記止水部は、前記貫通孔の周縁部を嵌め込む環状の凹部を有し、
    前記爪部は、前記凹部内に設けられ、かつ前記閉鎖部が前記止水部に接続される部分の径方向寸法よりも径方向内側に配置されている、
    ワイヤハーネス。
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