JP6641687B2 - カラーフィルタの製造方法およびブラックマトリクス基板の製造方法 - Google Patents
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Description
このような状況において、フラットディスプレイを構成する部材については、高品質なものが望まれている。特に、フラットパネルディスプレイにおいて、カラーフィルタの品質は表示品位そのものに影響することから、高い品質や意匠性が求められている。
そこで、低反射の遮光層として、カーボンブラックやチタンブラック等の黒色色材がバインダー樹脂に分散された遮光性樹脂層を用いることが提案されている。しかしながら、遮光性樹脂層の反射率には限界があり、外光反射低減の効果は十分とはいえない。
しかしながら、屈折率調整層が透明基板上の全面に形成されている場合、すなわち、遮光層の開口部に形成されている場合、カラーフィルタの画素の透過率が低下してしまい、所望のカラーフィルタの表示特性を示すことが困難であることが判明した。
よって、光硬化性樹脂組成物を用いて屈折率調整層をパターン状に形成することができる。
よって、光硬化性樹脂組成物を用いて屈折率調整層をパターン状に形成することができる。
本発明のカラーフィルタは、透明基板と、上記透明基板上にパターン状に形成され、光硬化性樹脂組成物が硬化した光硬化樹脂を含有し、上記光硬化性樹脂組成物の酸素による硬化阻害が生じる厚みを有する屈折率調整層と、上記屈折率調整層上に上記屈折率調整層と同一のパターン状に形成され、バインダー樹脂および黒色色材を含有する遮光層と、上記透明基板上の上記遮光部の開口部に形成された着色層とを有することを特徴とするものである。
また、光硬化性樹脂組成物の塗膜を上記露光条件および現像条件で露光、現像した場合において、透明基板上に光硬化性樹脂組成物の残渣が残る塗膜の厚みや、透明基板上に光硬化樹脂層が形成される塗膜の厚みについては、光硬化性樹脂組成物の酸素による硬化阻害が生じない厚みとする。
図1は本発明のカラーフィルタの一例を示す概略断面図である。図1に示すように、本発明のカラーフィルタ1は、透明基板2と、透明基板2上にパターン状に形成され、光硬化性樹脂組成物が硬化した光硬化樹脂を含有し、光硬化性樹脂組成物の酸素による硬化阻害が生じる厚みを有する屈折率調整層3と、屈折率調整層3上に屈折率調整層と同一のパターン状に形成され、バインダー樹脂および黒色色材を含有する遮光層4と、透明基板2上の遮光層4の開口部に形成され、赤色着色層5R、緑色着色層5Gおよび青色着色層5Bを有する着色層5とを有している。また、遮光層4は、表示領域11に形成され、画素Pを区分する画素区分用遮光部6と、非表示領域12に形成された額縁遮光部7とを有している。
このようなカラーフィルタ1を表示装置に用いる場合には、カラーフィルタ1の透明基板2が観察者側になるように配置され、透明基板2側から外光が入射することになる。
しかしながら、この場合、光硬化性樹脂組成物を含む屈折率調整層用樹脂組成物の塗膜については、その厚みを従来の樹脂層に比べて薄くする必要があることから、パターン露光に際して、上記塗膜表面において酸素による硬化阻害が生じてしまい、パターニングが困難であるという問題がある。
すなわち、本発明においては、専用の設備を必要とせず、簡単な工程で、光硬化樹脂を含む薄膜の屈折率調整層を形成することができる。よって、安価なカラーフィルタとすることができる。また、遮光層および屈折率調整層の界面を良好に設けることができるため、各層の機能を十分に付与することができる。
本発明における屈折率調整層は、透明基板上にパターン状に形成され、光硬化性樹脂組成物が硬化した光硬化樹脂を含有し、上記光硬化性樹脂組成物の酸素による硬化阻害が生じる厚みを有するものである。
ここで、屈折率調整層の全光線透過率は、JIS K7361−1(プラスチック−透明材料の全光透過率の試験方法)に準拠して測定することができる。
透明屈折率調整層の380nm〜780nmの波長領域の平均反射率は、SCI方式による反射率の測定方法により測定することができる。
SCI方式は、物体色を測定する場合に広く用いられている方式である。反射率の測定方法としては、他にも特定の角度(たとえば5°)での正反射を測定する方法もあるが、我々が物体を視認する場合にはあらゆる角度成分の光を見ているため、SCI方式の分光測色計を用いることが好ましい。分光測色計としては、顕微分光測光装置としてOSP−SP2000(OLYMPUS(株)製)を用いることができる。
屈折率調整層の上記波長領域の平均反射率は、透明基板上に後述する屈折率調整層を形成し、透明基板の屈折率調整層側に黒テープを貼ったものをサンプルとして測定することもできる。
このような高屈折率微粒子としては、例えば、酸化ジルコニウム(ZrO2、屈折率:2.00〜2.10)、酸化アンチモン(Sb2O5、屈折率:1.79〜2.04)、アンチモン錫酸化物(ATO、屈折率:1.75〜2.05)、インジウム錫酸化物(ITO、屈折率:1.95〜2.00)、燐錫化合物(PTO、屈折率:1.75〜1.85)、β−Al2O5(屈折率:1.63〜1.76)、γ−Al2O5(屈折率:1.63〜1.76)、チタン酸バリウム(BaTiO3、屈折率:2.4)、酸化チタン(TiO2、屈折率:2.3〜2.7)、酸化セリウム(CeO2、屈折率:1.95〜2.20)、酸化錫(SnO2、屈折率:2.00)、アルミニウム亜鉛酸化物(AZO、屈折率:1.90〜2.00)、ガリウム亜鉛酸化物(GZO、屈折率:1.90〜2.00)、アンチモン酸亜鉛(ZnSb2O6、屈折率:1.9〜2.0)、酸化亜鉛(ZnO、屈折率:1.90)、酸化イットリウム(Y2O3、屈折率:1.87)等が挙げられる。これらの高屈率微粒子は1種単独で用いてもよく2種以上を混合して用いてもよい。
表面処理された高屈折率微粒子としては、例えば特開2013−142817号公報に記載されているものを挙げることができる。
ここで、高屈折率微粒子の平均粒径は、屈折率調整層の断面の透過型電子顕微鏡(TEM)写真により観察される粒子20個の平均値をいう。
また、屈折率調整層は、所望の物性に応じて各種添加剤を含有していてもよい。添加剤としては、例えば分散助剤、耐候性改善剤、耐摩耗性向上剤、重合禁止剤、架橋剤、赤外線吸収剤、接着性向上剤、酸化防止剤、レベリング剤、チクソ性付与剤、カップリング剤、可塑剤、消泡剤、充填剤等が挙げられる。
屈折率調整層の厚みとしては、光硬化性樹脂組成物の種類に応じて適宜選択することができ、特に限定されないが、通常、100nm以下、中でも20nm〜95nmの範囲内、特に30nm〜85nmの範囲内であることが好ましい。屈折率調整層の厚みが薄すぎると、均一な層を得ることが困難となる可能性があるからである。
本発明における遮光層は、上記屈折率調整層上に上記屈折率調整層と同一のパターン状に形成され、バインダー樹脂および黒色色材を含有するものである。
バインダー樹脂は、例えばアクリレート系、メタクリレート系、ポリ桂皮酸ビニル系、もしくは環化ゴム系等の反応性ビニル基を有する感光性樹脂が用いられる。
遮光層中の黒色色材の含有量としては、所望の遮光性が得ることができればよく、カラーフィルタにおける一般的な遮光層と同様とすることができる。
なお、光学濃度の測定方法としては、例えば分光測色計を用いて分光反射率を測定し、分光反射率からY値を算出し、Y値に基づいて光学濃度を算出する方法を用いることができる。分光測色計としては、例えばオリンパス(株)製の分光測色計等を用いることができる。
本発明における着色層は、上記透明基板上の上記遮光部の開口部に形成されるものである。また、通常、複数色の着色層を有する。
色材としては、各色の顔料や染料等を挙げることができる。赤色着色層に用いられる赤色色材としては、例えば、ペリレン系顔料、レーキ顔料、アゾ系顔料、キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔料、アントラセン系顔料、イソインドリン系顔料等が挙げられる。緑色着色層に用いられる緑色色材としては、例えば、ハロゲン多置換フタロシアニン系顔料もしくはハロゲン多置換銅フタロシアニン系顔料等のフタロシアニン系顔料、トリフェニルメタン系塩基性染料、イソインドリン系顔料、イソインドリノン系顔料等が挙げられる。青色着色層に用いられる青色色材としては、例えば、銅フタロシアニン系顔料、アントラキノン系顔料、インダンスレン系顔料、インドフェノール系顔料、シアニン系顔料、ジオキサジン系顔料等が挙げられる。これらの顔料や染料は単独で用いてもよく2種以上を混合して用いてもよい。
バインダー樹脂としては、例えば、アクリレート系、メタクリレート系、ポリ桂皮酸ビニル系、もしくは環化ゴム系等の反応性ビニル基を有する感光性樹脂が用いられる。
着色層には、光重合開始剤や、必要に応じて増感剤、塗布性改良剤、現像改良剤、架橋剤、重合禁止剤、可塑剤、難燃剤等を含有させてもよい。
隣接する着色層の間には隙間があってもよく無くてもよい。
着色層の形成方法としては、複数色の着色層を同一平面上に配列可能な方法であればよく、例えばフォトリソグラフィ法、インクジェット法、印刷法等が挙げられる。
白色層の膜厚および形成方法は、着色層と同様である。
本発明における透明基板は、上記の屈折率調整層、遮光層および着色層等を支持するものである。
透明基板としては、一般的にカラーフィルタに用いられているものを用いることができ、例えば、石英ガラス、パイレックス(登録商標)ガラス、合成石英板等の可撓性のない無機基板、および、透明樹脂フィルム、光学用樹脂板等の可撓性を有する樹脂基板等を挙げることができる。中でも無機基板を用いることが好ましく、無機基板の中でもガラス基板を用いることが好ましい。さらには、ガラス基板の中でも無アルカリタイプのガラス基板を用いることが好ましい。無アルカリタイプのガラス基板は寸度安定性および高温加熱処理における作業性に優れ、かつ、ガラス中にアルカリ成分を含まないことから、アクティブマトリックス方式による液晶表示装置用のカラーフィルタに好適に用いることができるからである。
本発明のカラーフィルタは、上記の透明基板、屈折率調整層、遮光層および着色層以外に、必要に応じて他の構成を有していてもよい。
オーバーコート層の材料としては、着色層が形成された面を平坦化することができるものであれば特に限定されるものではなく、一般にカラーフィルタに用いられるオーバーコート層と同様とすることができ、有機材料および無機材料のいずれも用いることができる。オーバーコート層が無機材料から構成される場合には、バリア性を付与することができる。
オーバーコート層の膜厚および形成方法としては、一般にカラーフィルタに用いられるオーバーコート層と同様とすることができる。
本発明のカラーフィルタは、外光反射を低減することができるものであり、例えば液晶表示装置、有機EL表示装置に好適に用いることができる。
液晶表示装置の場合、屈折率調整層によって外光反射を低減するとともに、高いコントラストを得ることができる。
有機EL表示装置の場合、屈折率調整層によって外光反射を低減することができるため、外光反射低減のために円偏光板を使用しなくてもよい。そのため、円偏光板による光の利用効率の低下を抑制し、高輝度化を達成することができる。
本発明のブラックマトリクス基板は、透明基板と、上記透明基板上にパターン状に形成され、光硬化性樹脂組成物が硬化した光硬化樹脂を含有し、上記光硬化性樹脂組成物の酸素による硬化阻害が生じる厚みを有する屈折率調整層と、上記屈折率調整層上に上記屈折率調整層と同一のパターン状に形成され、バインダー樹脂および黒色色材を含有する遮光層とを有することを特徴とするものである。
図3は本発明のブラックマトリクス基板の一例を示す概略断面図である。図3に示すように、本発明のブラックマトリクス基板10は、透明基板2と、透明基板2上にパターン状に形成され、光硬化性樹脂組成物が硬化した光硬化樹脂を含有し、光硬化性樹脂組成物の酸素による硬化阻害が生じる厚みを有する屈折率調整層3と、屈折率調整層3上に屈折率調整層と同一のパターン状に形成され、バインダー樹脂および黒色色材を含有する遮光層4とを有している。また、遮光層4は、表示領域11に形成され、画素Pを区分する画素区分用遮光部6と、非表示領域12に形成された額縁遮光部7とを有している。
このようなブラックマトリクス基板10を表示装置に用いる場合には、ブラックマトリクス基板10の透明基板2が観察者側になるように配置され、透明基板2側から外光が入射することになる。
上記効果を奏する理由については、上述した「A.カラーフィルタ」の項で説明した内容と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本発明の表示装置は、上述したカラーフィルタまたはブラックマトリクス基板を備えるものである。
液晶表示装置を構成する各部材については、一般的な液晶表示装置と同様とすることができる。
有機EL表示装置を構成する各部材については、一般的な有機EL表示装置と同様とすることができる。
本発明のカラーフィルタの製造方法は、光硬化性樹脂組成物を含有する屈折率調整層用樹脂組成物を、透明基板上に塗布して、上記光硬化性樹脂組成物における酸素による硬化阻害が生じる厚みを有する塗膜を形成し、大気下にて上記塗膜の全面を露光して、上記光硬化性樹脂組成物が半硬化した屈折率調整層形成用層を形成する屈折率調整層形成用層形成工程と、感光性樹脂組成物および黒色色材を含有する遮光層用樹脂組成物を、上記屈折率調整層形成用層上に塗布して、遮光層形成用層を形成した後、上記遮光層形成用層をパターン露光する露光工程と、露光された上記遮光層形成用層と上記屈折率調整層形成用層とを連続して現像することにより、遮光層および屈折率調整層を同一のパターン状に形成するパターニング工程と、上記透明基板上の上記遮光層の開口部に着色層を形成する着色層形成工程とを有することを特徴とする製造方法である。
図4(a)〜(e)は本発明のカラーフィルタの製造方法の一例を示す工程図である。本発明のカラーフィルタの製造方法においては、図4(a)に示すように、光硬化性樹脂組成物を含有する屈折率調整層用樹脂組成物を、透明基板2上に塗布して、光硬化性樹脂組成物における酸素による硬化阻害が生じる厚みを有する塗膜3”を形成する。次に大気下にて塗膜3”の全面に露光光L1を照射して露光することにより、図4(b)に示すように、光硬化性樹脂組成物が半硬化した屈折率調整層形成用層3’を形成する(屈折率調整層形成用層形成工程)。次に図4(c)に示すように、感光性樹脂組成物および黒色色材を含有する遮光層用樹脂組成物を、屈折率調整層形成用層3’上に塗布して、遮光層形成用層4’を形成した後、フォトマスクMを介して露光光L2を照射することにより、遮光層形成用層4’をパターン露光する(露光工程)。次に図示はしないが、露光された遮光層形成用層と屈折率調整層形成用層とを連続して現像することにより、図4(d)に示すように、遮光層4および屈折率調整層3を同一のパターン状に形成する(パターニング工程)。次に、図4(e)に示すように、透明基板2上の遮光層4の開口部に赤色着色層5R、緑色着色層5G、および青色着色層5Bの着色層5を形成する(着色層形成工程)。以上の工程により、カラーフィルタ1を製造することができる。
よって、光硬化性樹脂組成物を用いて屈折率調整層をパターン状に形成することができる。
本発明における屈折率調整層形成用層形成工程は、光硬化性樹脂組成物を含有する屈折率調整層用樹脂組成物を、透明基板上に塗布して、上記光硬化性樹脂組成物における酸素による硬化阻害が生じる厚みを有する塗膜を形成し、大気下にて上記塗膜の全面を露光して、上記光硬化性樹脂組成物が半硬化した屈折率調整層形成用層を形成する工程である。
また、屈折率調整層用樹脂組成物は、必要に応じて、高屈折率微粒子を含有していてもよい。溶媒としては、各成分を溶解もしくは分散させることが可能であれば特に限定されるものではない。
本発明における露光工程は、感光性樹脂組成物および黒色色材を含有する遮光層用樹脂組成物を、上記屈折率調整層形成用層上に塗布して、遮光層形成用層を形成した後、上記遮光層形成用層をパターン露光する工程である。
本発明におけるパターニング工程は、露光された上記遮光層形成用層と上記屈折率調整層形成用層とを連続して現像することにより、遮光層および屈折率調整層を同一のパターン状に形成する工程である。
本発明における着色層形成工程は、上記透明基板上の上記遮光層の開口部に着色層を形成する工程である。
着色層の形成方法および得られる着色層については、上述した「A.カラーフィルタ」の項で説明した内容と同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
本発明のカラーフィルタの製造方法は、上述した各工程以外にも、必要な工程を適宜選択して行なうことができる。このような工程としては、例えば、オーバーコート層を形成する工程を挙げることができる。
本発明の製造方法により製造されるカラーフィルタについては、上述した「A.カラーフィルタ」の項で説明した内容と同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
本発明のブラックマトリクス基板の製造方法は、光硬化性樹脂組成物を含有する屈折率調整層用樹脂組成物を、透明基板上に塗布して、上記光硬化性樹脂組成物における酸素による硬化阻害が生じる厚みを有する塗膜を形成し、大気下にて上記塗膜の全面を露光して、上記光硬化性樹脂組成物が半硬化した屈折率調整層形成用層を形成する屈折率調整層形成用層形成工程と、感光性樹脂組成物および黒色色材を含有する遮光層用樹脂組成物を、上記屈折率調整層形成用層上に塗布して、遮光層形成用層を形成した後、上記遮光層形成用層をパターン露光する露光工程と、露光された上記遮光層形成用層と上記屈折率調整層形成用層とを連続して現像することにより、遮光層および屈折率調整層を同一のパターン状に形成するパターニング工程とを有することを特徴とする製造方法である。
図5(a)〜(d)は本発明のブラックマトリクス基板の製造方法の一例を示す工程図である。本発明のブラックマトリクス基板の製造方法においては、図5(a)に示すように、光硬化性樹脂組成物を含有する屈折率調整層用樹脂組成物を、透明基板2上に塗布して、光硬化性樹脂組成物における酸素による硬化阻害が生じる厚みを有する塗膜3”を形成する。次に大気下にて塗膜3”の全面に露光光L1を照射して露光することにより、図5(b)に示すように、光硬化性樹脂組成物が半硬化した屈折率調整層形成用層3’を形成する(屈折率調整層形成用層形成工程)。次に図5(c)に示すように、感光性樹脂組成物および黒色色材を含有する遮光層用樹脂組成物を、屈折率調整層形成用層3’上に塗布して、遮光層形成用層4’を形成した後、フォトマスクMを介して露光光L2を照射することにより、遮光層形成用層4’をパターン露光する(露光工程)。次に図示はしないが、露光された遮光層形成用層4’と屈折率調整層形成用層3’とを連続して現像することにより、図5(d)に示すように、遮光層4および屈折率調整層3を同一のパターン状に形成する(パターニング工程)。以上の工程により、ブラックマトリクス基板10を製造することができる。
よって、光硬化性樹脂組成物を用いて屈折率調整層をパターン状に形成することができる。
図1に例示する形態のカラーフィルタを以下の手順により作製した。具体的には、下記の光硬化性樹脂組成物A、屈折率調整層用樹脂組成物、カラーフィルタ形成用の赤色光硬化性樹脂組成物、緑色光硬化性樹脂組成物、青色光硬化性樹脂組成物、遮光層用樹脂組成物を調製し、これらを用いて、フォトリソグラフィ法を行い、屈折率調整層、画素区分用遮光部および額縁遮光部を有する遮光層、ならびにカラーフィルタの各着色層を形成した。また、実施例1においては、屈折率調整層形成用層を形成した後、屈折率調整層および遮光層を同時に形成した。その後、表示領域のカラーフィルタの赤色着色層、緑色着色層、青色着色層を、それぞれフォトリソグラフィ法で形成した。
以下、詳細を説明する。
下記の手順により光硬化性樹脂組成物Aを調製した。
重合槽中にメタクリル酸メチル(MMA)を63質量部、アクリル酸(AA)を12質量部、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル(HEMA)を6質量部、ジエチレングリコールジメチルエーテル(DMDG)を88質量部仕込み、攪拌し溶解させた後、2、2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)を7質量部添加し、均一に溶解させた。
その後、窒素気流下、85℃で2時間攪拌し、更に100℃で1時間反応させた。
得られた溶液に、更にメタクリル酸グリシジル(GMA)を7質量部、トリエチルアミンを0.4質量部、及びハイドロキノンを0.2質量部添加し、100℃で5時間攪拌し、共重合樹脂溶液(固形分50%)を得た。
<光硬化性樹脂組成物Aの組成>
・上記共重合樹脂溶液(固形分50%) :16質量部
・ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(サートマー社 SR399)
:24質量部
・オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社 エピコート180S70):4質量部
・2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン
:4質量部
・ジエチレングリコールジメチルエーテル:52質量部
下記分量の成分を混合し、ビーズミルにて十分に分散し、高屈折粒子分散液を調製した。
<高屈折粒子分散液の組成>
・酸化ジルコニア(TECNAN社製 TECNAPOW−ZRO2):20質量部
・高分子分散材(ビックケミー・ジャパン株式会社 Disperbyk 163)
:5質量部
・溶剤(ジエチレングリコールジメチルエーテル) :75質量部
<屈折率調整層用樹脂組成物の組成>
・上記高屈折粒子分散液 :1.4質量部
・上記光硬化性樹脂組成物A :0.6質量部
・ジエチレングリコールジメチルエーテル :98質量部
屈折率調整層形成用層の膜厚は40nmとなった。
作製した屈折率調整層形成用層の膜面に黒テープを貼り、380nm〜780nmの波長領域での透明屈折率調整層の平均反射率を測定したところ、平均反射率は5.1%であった。
また、上記屈折率調整層用樹脂組成物を用いて屈折率測定用に膜厚1.0μmのサンプルを作製し、屈折率を算出したところ、550nmにおける屈折率は1.64となった。屈折率は、テクノ・シナジー社製DF1030Rにて反射率、透過率を測定し、誘電関数モデルにてスペクトル解析を行うことにより算出した。
下記分量の成分を混合し、ビーズミルにて十分に分散し、黒色顔料分散液を調製した。
<黒色顔料分散液の組成>
・樹脂被覆カーボンブラック(三菱化学社製MS18E) :20質量部
・高分子分散材(ビックケミー・ジャパン株式会社 Disperbyk 163)
:5質量部
・溶剤(ジエチレングリコールジメチルエーテル) :75質量部
<遮光層用樹脂組成物の組成>
・上記黒色顔料分散液 :43質量部
・上記光硬化性樹脂組成物A :19質量部
・ジエチレングリコールジメチルエーテル :38質量部
上記遮光層形成用層から100μmの距離にフォトマスクを配置してプロキシミティアライナにより、2.0kWの超高圧水銀ランプで露光量60mJ/cm2で露光した後、0.05wt%水酸化カリウム水溶液で屈折率調整層形成用層と同時に現像し、その後、基板を230℃の雰囲気下に30分間放置することにより加熱処理を施し、画素区分用遮光部および額縁遮光部を有する遮光層ならびに透明性を有する屈折率調整層を形成した。
なお、画素区分用遮光部の幅は6μmで、開口率は、60%とした。
画素区分用遮光部と額縁遮光部における遮光層の膜厚は1.3μmとなった。
なお、上記の樹脂被覆カーボンブラック(三菱化学社製MS18E)は、平均粒径25nmである。上記平均粒径は、日機装社製のレーザードップラー散乱光解析粒度分析計(商品名「Microtrac934UPA」)を用い、着色組成物に含まれる溶剤(希釈溶剤と呼ぶ)で希釈し、着色組成物の顔料粒径の累積が50%を占める粒径を50%平均粒径とし、その値を測定して求めた。
以上の手順により、ブラックマトリックス基板を得た。
上記ブラックマトリックス基板の遮光層上に、下記組成の赤色光硬化性樹脂組成物をスピンコーティング法により塗布し、その後、70℃のオーブン中で3分間乾燥した。
次いで、赤色光硬化性樹脂組成物の塗膜から100μmの距離にフォトマスクを配置してプロキシミティアライナにより2.0kwの超高圧水銀ランプを用いて赤着色層の形成領域に相当する領域のみに紫外線を露光量60mJ/cm2で照射した。
次いで、0.05wt%水酸化カリウム水溶液(液温23℃)中に1分間浸漬してアルカリ現像し、赤色光硬化性樹脂組成物の塗膜の未硬化部分のみを除去した。
その後、上記透明基板を230℃の雰囲気下に15分間放置することにより、加熱処理を施して赤色着色層(赤色画素パターン)を表示領域に形成した。
赤色着色層の形成膜厚は2.0μmとなった。
・C.I.ピグメントレッド177 :3質量部
・C.I.ピグメントレッド254 :4質量部
・ポリスルホン酸型高分子分散剤 :3質量部
・上記光硬化性樹脂組成物A :23質量部
・酢酸−3−メトキシブチル :67質量部
次に、下記組成の緑色光硬化性樹脂組成物を用いて、赤色着色層の形成と同様の工程で、塗布膜厚を変えて、形成膜厚が2.0μmとなるようにして、緑色着色層を表示領域に形成した。
・C.I.ピグメントグリーン58 :7質量部
・C.I.ピグメントイエロー138 :1質量部
・ポリスルホン酸型高分子分散剤 :3質量部
・上記光硬化性樹脂組成物A :22質量部
・酢酸−3−メトキシブチル :67質量部
更に、下記組成の青色光硬化性樹脂組成物を用いて、赤色着色層の形成と同様の工程で、塗布膜厚を変えて、形成膜厚が2.0μmとなるようにして、青色着色層を表示領域に形成した。
・C.I.ピグメントブルー15:6 :5質量部
・ポリスルホン酸型高分子分散剤 :3質量部
・上記光硬化性樹脂組成物A :25質量部
・酢酸−3−メトキシブチル :67質量部
屈折率調整層の厚み80nm、380nm〜780nmの波長領域での平均反射率は6.1%で、屈折率調整層を形成したこと以外は、実施例1と同様にしてカラーフィルタを作製した。
下記組成の屈率調整層用樹脂組成物を用いたこと以外は実施例1と同様にしてカラーフィルタを作製した。
<屈率調整層用樹脂組成物の組成>
・上記高屈折粒子分散液:2.5質量部
・上記光硬化性樹脂組成物A:0.5質量部
・ジエチレングリコールジメチルエーテル:97質量部
前述の方法に沿って屈折率調整層の屈折率を算出したところ、550nmにおける屈折率は1.72となった。また、屈折率調整層の380nm〜780nmの波長領域での平均反射率は5.8%であった。
下記組成の屈率調整層用樹脂組成物を用いたこと以外は実施例1と同様にしてカラーフィルタを作製した。
<屈折率調整層用樹脂組成物の組成>
・上記高屈折粒子分散液:1.2質量部
・上記光硬化性樹脂組成物A:0.8質量部
・ジエチレングリコールジメチルエーテル:98質量部
前述の方法に沿って屈折率調整層の屈折率を算出したところ、550nmにおける屈折率は1.60となった。また、屈折率調整層の380nm〜780nmの波長領域での平均反射率は4.9%であった。
屈折率調整層の膜厚を110nmとした以外は実施例1と同様にしてブラックマトリクス基板の作製を試みたところ、画素区分用遮光部および額縁遮光部を有する遮光層の形成時の現像工程において、光硬化性樹脂組成物Aを含む屈折率調整層用樹脂組成物の残渣が発生した。そのため、ブラックマトリックス基板およびカラーフィルタを作製することができなかった。
屈折率調整層の膜厚を105nmとした以外は実施例3と同様にしてブラックマトリクス基板の作製を試みたところ、画素区分用遮光部および額縁遮光部を有する遮光層の形成時の現像工程において、光硬化性樹脂組成物Aを含む屈折率調整層用樹脂組成物の残渣が発生した。そのため、ブラックマトリックス基板およびカラーフィルタを作製することができなかった。
2 … 透明基板
3 … 屈折率調整層
4 … 遮光層
5 … 着色層
5R … 赤色着色層
5G … 緑色着色層
5B … 青色着色層
6 … 画素区分用遮光部
7 … 額縁遮光部
10 … ブラックマトリクス基板
11 … 表示領域
12 … 非表示領域
Claims (2)
- 光硬化性樹脂組成物を含有する屈折率調整層用樹脂組成物を、透明基板上に塗布して、前記光硬化性樹脂組成物における酸素による硬化阻害が生じる厚みを有する塗膜を形成し、大気下にて前記塗膜の全面を露光して、前記光硬化性樹脂組成物が半硬化した屈折率調整層形成用層を形成する屈折率調整層形成用層形成工程と、
感光性樹脂組成物および黒色色材を含有する遮光層用樹脂組成物を、前記屈折率調整層形成用層上に塗布して、遮光層形成用層を形成した後、前記遮光層形成用層をパターン露光する露光工程と、
露光された前記遮光層形成用層と前記屈折率調整層形成用層とを連続して現像することにより、遮光層および屈折率調整層を同一のパターン状に形成するパターニング工程と、
前記透明基板上の前記遮光層の開口部に着色層を形成する着色層形成工程と
を有することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。 - 光硬化性樹脂組成物を含有する屈折率調整層用樹脂組成物を、透明基板上に塗布して、前記光硬化性樹脂組成物における酸素による硬化阻害が生じる厚みを有する塗膜を形成し、大気下にて前記塗膜の全面を露光して、前記光硬化性樹脂組成物が半硬化した屈折率調整層形成用層を形成する屈折率調整層形成用層形成工程と、
感光性樹脂組成物および黒色色材を含有する遮光層用樹脂組成物を、前記屈折率調整層形成用層上に塗布して、遮光層形成用層を形成した後、前記遮光層形成用層をパターン露光する露光工程と、
露光された前記遮光層形成用層と前記屈折率調整層形成用層とを連続して現像することにより、遮光層および屈折率調整層を同一のパターン状に形成するパターニング工程と を有することを特徴とするブラックマトリクス基板の製造方法。
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