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JP6145919B2 - 点灯装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、点灯装置及びそれを用いた照明器具に関する。
従来から、光源としてのLEDを冷却する冷却手段の駆動回路を備えたLED点灯装置が知られており、例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1に記載のLED点灯装置は、直流電源と、直流電源の出力端子間に接続され、複数のLEDが接続された直列回路と、LEDが発生する熱を冷却する冷却手段駆動部とを具備する。そして、冷却手段駆動部は、上記直列回路から分岐されて少なくとも1つ以上のLED間に接続されている。これにより、上記直列回路から分岐したLEDの両端に発生する直流電圧を冷却手段駆動部に供給している。
また、冷却手段駆動部には、サーミスタ等の温度検出素子からなる温度検出手段が接続されている。この温度検出手段は、LEDの温度を検出し、その検出信号を冷却手段駆動部に出力する。冷却手段駆動部は、この検出信号を受けてファンモータを駆動制御するようになっている。
特開2011−150936号公報
しかしながら、上記従来例では1つの温度検出手段を用いているが、例えば高出力のLEDを光源とする場合、光源が大型になると光源全体の温度を検知することができないという問題があった。この場合、検知した温度に基づいて光源を冷却したとしても、光源内で温度差が生じてしまい、結果として光出力が不安定になる虞がある。更に、この場合には、光源の温度が局所的に許容動作温度を超え、急激な光速の劣化や寿命の劣化、場合によっては光源の不点灯が生じる虞があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、光源内の温度差を小さくして光出力の安定化を図ることのできる点灯装置及びそれを用いた照明器具を提供することを目的とする。
本発明の点灯装置は、通電により点灯する光源に電力を供給する電源と、前記光源を冷却する複数の冷却器と、前記各冷却器を制御する冷却制御回路とを備え、前記冷却制御回路は、前記各冷却器を駆動するための駆動電圧をそれぞれ出力する複数の出力回路と、周囲の温度を検知する複数の温度検知回路と、前記各温度検知回路で検知した温度に基づく駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御する出力制御回路とを備え、前記各温度検知回路を、前記光源を複数の領域に分割したときに前記各領域の温度をそれぞれ検知するように配置し、前記各冷却器を、前記光源の前記各領域をそれぞれ冷却するように配置し、前記出力制御回路は、前記各温度検知回路で検知した温度の差が小さくなるように前記各出力回路を制御することを特徴とする。
この点灯装置において、前記出力制御回路は、前記各温度検知回路のうち検知した温度が高い方に対応する前記出力回路を制御することが好ましい。
この点灯装置において、前記冷却制御回路は、前記電源の出力電圧を受けて前記各出力回路に供給する電源電圧を生成する電源回路を備え、前記出力制御回路は、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第1温度を超えるまでは、互いに同じ駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御し、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第1温度を超えると、互いに異なる駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御することが好ましい。
この点灯装置において、前記冷却制御回路は、前記電源の出力電圧を受けて前記各出力回路に供給する電源電圧を生成する電源回路を備え、前記出力制御回路は、前記各出力回路を一つずつ順番に駆動するように前記各出力回路を制御することが好ましい。
この点灯装置において、前記電源の出力を可変して前記光源を調光する調光回路を備え、前記調光回路は、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第2温度を超えると、前記電源の出力を低下させることが好ましい。
この点灯装置において、前記各温度検知回路は、温度変化に伴い特性値が変化する感温素子を備えることが好ましい。
この点灯装置において、前記感温素子は、NTCサーミスタ又はPTCサーミスタ又はCTRサーミスタであることが好ましい。
本発明の照明器具は、上記何れかの点灯装置と、前記光源を保持する器具本体とを備えることを特徴とする。
本発明は、光源の各領域の温度を各温度検知回路で検知し、出力制御回路が、光源の各領域の温度に基づいて、各冷却器の出力を制御している。このため、本発明では、光源の各領域の温度がそれぞれ最適な温度となるように冷却することができるので、結果として光源内での温度差を小さくすることができる。また、本発明では、従来例のように冷却手段用電源を確保するためのLEDを必要としないことから、順方向電流の増加に対応したLEDを用意する必要がなく、コストを低減することができる。
本発明に係る点灯装置の実施形態1を示す回路概略図である。 同上の点灯装置における具体的な回路図である。 同上の点灯装置における各出力回路の動作の説明図で、(a)は第1出力回路の動作波形図で、(b)は第2出力回路の動作波形図である。 同上の点灯装置において各温度検知回路を基板に実装した場合を示す図である。 本発明に係る点灯装置の実施形態2を示す回路概略図である。 同上の点灯装置における具体的な回路図である。 同上の点灯装置における各出力回路の動作の説明図で、(a)は第1出力回路の動作波形図で、(b)は第2出力回路の動作波形図である。 (a)は出力制御回路のデータテーブルの一例を示す図で、(b)は出力制御回路のデータテーブルの他の一例を示す図で、(c)は(b)のデータテーブルを用いた場合の各出力回路の動作波形図である。 (a)は出力制御回路のデータテーブルの一例を示す図で、(b)は出力制御回路のデータテーブルの他の一例を示す図で、(c)は(b)のデータテーブルを用いた場合の各出力回路の動作波形図である。 (a)〜(c)は、本発明に係る照明器具の実施形態を示す概略図である。
(実施形態1)
以下、本発明に係る点灯装置の実施形態1について図面を用いて説明する。本実施形態は、図1,2に示すように、直流電源1と、冷却制御回路2とを備える。直流電源1は、商用交流電源AC1からの交流電力を直流電力に変換して出力するように構成され、整流器10と、電圧変換回路11と、電流検出回路12とを備える。なお、直流電源1は、バッテリで構成してもよい。
整流器10は、例えばダイオードブリッジ回路から成り、商用交流電源AC1からの交流電流を全波整流して脈流電圧を出力するように構成される。
電圧変換回路11は、図2に示すように、昇圧チョッパ回路110と、降圧チョッパ回路111とから成る。昇圧チョッパ回路110は、インダクタL1と、スイッチング素子Q1と、ダイオードD1と、平滑用コンデンサC1と、抵抗R1とから成り、力率を改善する目的で用いる。抵抗R1は、スイッチング素子Q1に直列に接続され、スイッチング素子Q1を流れる電流を検出するために用いる。昇圧チョッパ回路110は、この抵抗R1で検出した電流に基づいてスイッチング素子Q1のオン/オフを制御することにより、出力電圧を一定電圧に制御する。なお、昇圧チョッパ回路110の代わりに、平滑用コンデンサC1のみを用いてもよい。
降圧チョッパ回路111は、インダクタL2と、スイッチング素子Q2と、ダイオードD2と、平滑用コンデンサC2とから成り、昇圧チョッパ回路110の出力電圧を降圧して出力するように構成される。電流検出回路12は、抵抗R2から成り、後述する光源3を流れる負荷電流を検知するように構成される。降圧チョッパ回路111は、電流検出回路12で検知した負荷電流に基づいてスイッチング素子Q2のオン/オフを制御することにより、出力電流若しくは出力電力が一定となるように制御する。なお、降圧チョッパ回路111の代わりに、例えばフライバックコンバータのような絶縁型のDC/DCコンバータを用いてもよい。
直流電源1は、その出力電圧を光源3に供給する。すなわち、直流電源1は、通電により点灯する光源に電力を供給する電源である。光源3は、図2に示すように、固体発光素子である複数のLED30を直列又は並列、若しくは直並列に接続して成る。勿論、光源3を構成する固体発光素子の数は1つであってもよい。光源3は、直流電源1の出力端に接続している。光源3は、直流電源1の出力電圧を印加して各LED30に電流を流すことにより点灯する。光源3を調光する場合には、直流電源1の出力電流を変化させて各LED30を流れる電流を変化させればよい。
なお、直流電源1と光源3との間に調光回路を設け、調光回路を用いて直流電源1の出力電圧をPWM制御することにより、直流電源1の出力電圧を光源3に間欠的に供給する構成でもよい。調光回路は、直流電源1の出力を可変して光源3を調光できるものであればよく、このような調光回路は従来周知であるので、ここでは説明を省略する。
光源3は、金属材料をベースにした放熱性能の高い基板4に実装している。なお、基板4は、金属材料をベースとしたものに限定されず、放熱性能が良好で耐久性に優れたセラミックス材料や合成樹脂材料をベースとしたものでもよい。
本実施形態では、光源3のLED30のベアチップを、基板4に直接実装するチップオンボード方式により実装している。なお、本実施形態では、シリコーン樹脂系の接着剤を用いてLED30のベアチップを基板4に接着することで実装している。LED30のベアチップは、例えば透光性を有するサファイア基板に発光層を積層して形成する。発光層は、n型窒化物半導体層とInGaN層とp型窒化物半導体層とを積層して成る。p型窒化物半導体層には、p型電極パッドから成るプラス電極を形成している。また、n型窒化物半導体層には、n型電極パッドから成るマイナス電極を形成している。各電極は、金等の金属材料から成るボンディングワイヤにより基板4上の電極に電気的に接続される。本実施形態では、LED30は、InGanN系の青色LEDと黄色蛍光体とを組み合わせることで、白色光を発する。
ここで、LED30を基板4に実装する方法はチップオンボード方式に限定されるものではない。例えば、LED30のベアチップをパッケージに封入し、パッケージを基板4に表面実装してもよい。
冷却制御回路2は、図2に示すように、第1温度検知回路20及び第2温度検知回路21と、第1出力回路22及び第2出力回路23と、出力制御回路24とを備える。
各温度検知回路20,21は、それぞれ周囲の温度を検知するものである。本実施形態では、図2に示すように、光源3を挟んだ両側に各温度検知回路20,21を配置している。すなわち、光源3を図2に示す左側の領域と右側の領域とに分割したときに、光源3の左側の領域の温度を検知するように第1温度検知回路20を配置し、光源3の右側の領域の温度を検知するように第2温度検知回路21を配置している。なお、本実施形態では光源3を2つの領域に分割しているが、更に複数の領域に分割し、各領域の温度をそれぞれ検知するように温度検知回路を配置してもよい。
第1温度検知回路20は、感温素子RX1及び抵抗R3の直列回路から成る。第1温度検知回路20は、後述する第1出力回路22から供給される電源電圧を分圧し、分圧した電圧を第1検知電圧として後述する出力制御回路24に出力する。第2温度検知回路21は、感温素子RX2及び抵抗R4の直列回路から成る。第2温度検知回路21は、後述する第1出力回路22から供給される電源電圧を分圧し、分圧した第2検知電圧として後述する出力制御回路24に出力する。
本実施形態では、各感温素子RX1,RX2として、温度上昇に伴って抵抗値が減少するNTCサーミスタを用いている。したがって、各検知電圧は、周囲の温度の変化に伴って増減する。なお、感温素子RX1,RX2としては、温度上昇に伴って抵抗値が増大するPTCサーミスタや、一定温度を超えると急激に抵抗値が減少するCTRサーミスタ等を用いてもよい。
第1出力回路22は、直流電源1の出力電圧を受けて、光源3を冷却する冷却器である第1ファン5Aの第1ファンモータ50Aに駆動電圧を供給する。第1ファン5Aの風量は、第1出力回路22の出力する駆動電圧の大小に基づいて増減する。第2出力回路23は、直流電源1の出力電圧を受けて、光源3を冷却する冷却器である第2ファン5Bの第2ファンモータ50Bに駆動電圧を供給する。第2ファン5Bの風量は、第2出力回路24の出力する駆動電圧の大小に基づいて増減する。
本実施形態では、光源3の左側の領域を冷却するように第1ファン5Aを配置し、光源3の右側の領域を冷却するように第2ファン5Bを配置している。勿論、光源3を更に複数の領域に分割する場合には、各領域をそれぞれ冷却するようにファン(冷却器)を配置すればよい。
第1出力回路22は、図2に示すように、半導体素子IC1と、ダイオードD3と、インダクタL3と、コンデンサC3,C4と、フォトダイオードPD1と、フォトトランジスタPT1と、ツェナーダイオードZD1,ZD2とを備える。また、第1出力回路22は、npn型トランジスタであるスイッチング素子Q3を更に備え、フォトダイオードPD1及びツェナーダイオードZD1の直列回路に直列に接続している。また、第1出力回路22は、3端子レギュレータから成る半導体素子IC2と、コンデンサC5とを更に備える。
半導体素子IC1は、例えばPOWER INTEGRATIONS社製のLNK302から成り、図示しないスイッチング素子とその制御回路などから構成される。また、フォトダイオードPD1及びフォトトランジスタPT1は、フォトカプラを構成している。
ここで、第1出力回路22は、第1ファンモータ50Aに駆動電圧を出力する機能の他に、直流電源1の出力電圧を受けて各温度検知回路20,21、出力制御回路24に供給する電源電圧を生成する電源回路としての機能を有する。以下、第1出力回路22の電源回路としての動作について説明する。
半導体素子IC1内のスイッチング素子がオンの状態では、半導体素子IC1、インダクタL3に電流が流れ、コンデンサC4が充電される。ここで、スイッチング素子Q3がオンの状態では、コンデンサC4の両端電圧がツェナーダイオードZD1のツェナー電圧を上回ると、ツェナーダイオードZD1、フォトダイオードPD1に電流が流れ、フォトトランジスタPT1がオンに切り替わる。これにより、半導体素子IC1内のスイッチング素子がオフに切り替わり、半導体素子IC1、インダクタL3への電流の供給が停止する。その後、コンデンサC4が放電し、コンデンサC4の両端電圧がツェナーダイオードZD1のツェナー電圧を下回ると、フォトダイオードPD1に電流が流れなくなる。これにより、フォトトランジスタPT1がオフに切り替わり、半導体素子IC1内のスイッチング素子がオンに切り替わる。
上記の動作を繰り返すことにより、コンデンサC4の両端電圧が一定の直流電圧に保たれる。このコンデンサC4の両端電圧は、半導体素子IC2及びコンデンサC5により、電圧値の異なる一定の直流電圧に変換される。そして、コンデンサC5の両端電圧を、電源電圧として各温度検知回路20,21、及び後述する出力制御回路24に供給する。
第2出力回路23は、半導体素子IC3と、ダイオードD4と、インダクタL4と、コンデンサC6,C7と、フォトダイオードPD2と、フォトトランジスタPT2と、ツェナーダイオードZD3,ZD4とを備える。また、第2出力回路23は、npn型トランジスタであるスイッチング素子Q4を更に備え、フォトダイオードPD2及びツェナーダイオードZD3の直列回路に直列に接続している。
半導体素子IC3は、例えばPOWER INTEGRATIONS社製のLNK302から成り、図示しないスイッチング素子とその制御回路などから構成される。また、フォトダイオードPD2及びフォトトランジスタPT2は、フォトカプラを構成している。
第2出力回路23は、図2に示すように、半導体素子IC2及びコンデンサC5を別にすれば第1出力回路22と同じ構成である。したがって、第2出力回路23では、スイッチング素子Q4がオンの状態であれば、コンデンサC7の両端電圧が一定の直流電圧に保たれる。
なお、本実施形態ではスイッチング素子とその制御回路が一体となった半導体素子IC1,IC3を用いて各出力回路22,23を構成しているが、他の構成であってもよい。例えば、第1出力回路22は、昇圧チョッパ回路110のインダクタL1に補助巻線を設け、補助巻線に誘起される電圧を用いて電源電圧を生成する構成でもよい。また、各出力回路22,23は、半導体素子IC1,IC3を用いる代わりに、スイッチング素子とその制御回路とを個別に設ける構成でもよい。
出力制御回路24は、例えば8ビットマイコンから成り、各温度検知回路20,21で検知した温度に基づく駆動電圧を出力するように各出力回路22,23を制御する。出力制御回路24は、A/Dポート24A,24Bと、CPU24Cと、メモリ24Dとを備える。各A/Dポート24A,24Bは、各温度検知回路20,21から入力される各検知電圧をディジタル値に変換し、CPU24Cに出力する。
CPU24Cは、A/Dポート24Aから入力されるディジタル値の一定期間における平均値を演算し、この平均値を第1検知電圧のディジタル値として用いる。同様に、CPU24Cでは、A/Dポート24Bから入力されるディジタル値の一定期間における平均値を演算し、この平均値を第2検知電圧のディジタル値として用いる。
メモリ24Dには、図2のデータテーブルに示す各検知電圧のディジタル値と、これらに対応する各制御データとを格納したデータテーブルを記憶している。なお、各検知電圧のディジタル値は、各検知電圧に対応する値を示すものであり、必ずしも実際の各検知電圧の値を示すものではない。例えば、データテーブルの第1検知電圧の「5」というデータは、「5V」を示すわけではない。
CPU24Cは、各検知電圧のディジタル値に対応する第1制御データ(「A0」,「A1」,…,「A255」)及び第2制御データ(「B0」,「B1」,…,「B255」)をメモリ24Dから読み出す。そして、CPU24Cは、各制御データに基づくPWM信号を各出力回路22,23のスイッチング素子Q3,Q4にそれぞれ出力する。すなわち、出力制御回路24は、第1温度検知回路20で検知した温度に基づく第1PWM信号を第1出力回路22に出力し、第2温度検知回路21で検知した温度に基づく第2PWM信号を第2出力回路23に出力する。
上述のように、出力制御回路24は、各温度検知回路20,21で検知した温度の一定期間における平均値に基づいて各出力回路22,23を制御する。これにより、検知した温度(検知電圧)に含まれるノイズを低減することができ、誤動作を防止することができる。なお、更にノイズを低減したい場合には、各ディジタル値の一定期間における全データのうち、最大値と最小値を除いたデータの平均値を各検知電圧のディジタル値として用いるのが望ましい。
以下、各出力回路22,23における駆動電圧の出力動作について説明する。先ず、第1出力回路22の動作について図3(a)を用いて説明する。第1出力回路22のスイッチング素子Q3のベース端子には、第1PWM信号が入力される。したがって、スイッチング素子Q3は、当該信号のオンデューティに基づいてオン/オフを切り替える。
スイッチング素子Q3がオンからオフに切り替わると、フォトダイオードPD1、ツェナーダイオードZD1に電流が流れないため、フォトトランジスタPT1がオフに切り替わり、半導体素子IC1内のスイッチング素子がオンに切り替わる。すると、半導体素子IC1、インダクタL3に電流が流れるので、コンデンサC4が充電される。したがって、コンデンサC4の両端電圧は、ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧を上限として上昇する。
次に、スイッチング素子Q3がオンに切り替わると、フォトダイオードPD1、ツェナーダイオードZD1に電流が流れるため、フォトトランジスタPT1がオンに切り替わる。すると、半導体素子IC1内のスイッチング素子がオフに切り替わり、半導体素子IC1、インダクタL3への電流の供給が停止する。したがって、コンデンサC4が放電し、コンデンサC4の両端電圧が下がる。
上記の動作を繰り返すことにより、コンデンサC4の両端電圧VC4(すなわち、第1ファンモータ50Aの駆動電圧)が一定の直流電圧V1に保たれる。第1PWM信号は、第1制御データの値によってそのオンデューティが変化する。第1PWM信号のオンデューティは、第1制御データが「A0」の場合に最も大きく、「A255」の場合に最も小さい。したがって、第1温度検知回路20で検知した温度が増大すれば、第1PWM信号のオンデューティが小さくなり、第1出力回路22は駆動電圧を増大して出力する。これにより、第1ファン5Aの風量が大きくなる。また、第1温度検知回路20で検知した温度が減少すれば、第1PWM信号のオンデューティが大きくなり、第1出力回路22は駆動電圧を減少して出力する。これにより、第1ファン5Aの風量が小さくなる。
次に、第2出力回路23の動作について図3(b)を用いて説明する。第2出力回路23のスイッチング素子Q4のベース端子には、第2PWM信号が入力される。したがって、スイッチング素子Q4は、当該信号のオンデューティに基づいてオン/オフを切り替える。
スイッチング素子Q4がオンからオフに切り替わると、フォトダイオードPD2、ツェナーダイオードZD3に電流が流れないため、フォトトランジスタPT2がオフに切り替わり、半導体素子IC3内のスイッチング素子がオンに切り替わる。すると、半導体素子IC3、インダクタL4に電流が流れるので、コンデンサC7が充電される。したがって、コンデンサC7の両端電圧は、ツェナーダイオードZD4のツェナー電圧を上限として上昇する。
次に、スイッチング素子Q4がオンに切り替わると、フォトダイオードPD2、ツェナーダイオードZD3に電流が流れるため、フォトトランジスタPT2がオンに切り替わる。すると、半導体素子IC3内のスイッチング素子がオフに切り替わり、半導体素子IC3、インダクタL4への電流の供給が停止する。したがって、コンデンサC7が放電し、コンデンサC7の両端電圧が下がる。
上記の動作を繰り返すことにより、コンデンサC7の両端電圧VC7(すなわち、第2ファンモータ50Bの駆動電圧)が一定の直流電圧V2に保たれる。第2PWM信号は、第2制御データの値によってそのオンデューティが変化する。第2PWM信号のオンデューティは、第2制御データが「B0」の場合に最も大きく、「B255」の場合に最も小さい。したがって、第2温度検知回路21で検知した温度が増大すれば、第2PWM信号のオンデューティが小さくなり、第2出力回路23は駆動電圧を増大して出力する。これにより、第2ファン5Bの風量が大きくなる。また、第2温度検知回路21で検知した温度が減少すれば、第2PWM信号のオンデューティが大きくなり、第2出力回路23は駆動電圧を減少して出力する。これにより、第2ファン5Bの風量が小さくなる。なお、各スイッチング素子Q3,Q4のオン/オフの周期は、必ずしも同期している必要はない。
上述のように、本実施形態では、光源3の各領域の温度を各温度検知回路20,21で検知し、出力制御回路24が、光源3の各領域の温度に基づいて、各ファン5A,5Bの出力を制御している。このため、本発明では、光源3の各領域の温度がそれぞれ最適な温度となるように冷却することができるので、結果として光源3内での温度差を小さくすることができる。したがって、本実施形態では、光源3内の温度差を低減して光源3の光出力の安定化を図ることができ、光出力が不安定になるのを防止することができる。また、本実施形態では、光源3の温度が局所的に許容動作温度を超え、急激な光速の劣化や寿命の劣化、場合によっては光源の不点灯が生じるのを防止することができる。更に、本実施形態では、従来例のように冷却手段用電源を確保するためのLEDを必要としないことから、順方向電流の増加に対応したLEDを用意する必要がなく、コストを低減することができる。
なお、出力制御回路24は、各温度検知回路20,21で検知した温度の差分が小さくなるように各出力回路22,23を制御するのが望ましい。例えば、出力制御回路24は、各温度検知回路20,21で検知した温度を比較し、温度の高い方に対応する出力回路22(23)を制御するように構成してもよい。
ここで、図4に示すように、光源3を実装する基板4に各温度検知回路20,21を実装してもよい。この構成では、基板4のスペースを有効に活用することで、装置の小型化を図ることができる。また、各温度検知回路20,21がそれぞれ光源3のより近傍に配置されることから、光源3の温度を精度良く検知することができる。したがって、この構成では、図1,2に示す構成と比較して、光源3の温度をより最適化し易く、高温に起因するLED30の光出力の低下や寿命の劣化をより抑制することができる。なお、各温度検知回路20,21の構成部品の全てを基板4に実装せずに、各感温素子RX1,RX2のみを基板4に実装してもよい。
(実施形態2)
以下、本発明に係る点灯装置の実施形態2について図面を用いて説明する。なお、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略する。本実施形態は、図5に示すように、実施形態1の各出力回路22,23の代わりに、第1出力回路220と、第2出力回路230と、電源回路25とを備える。
電源回路25は、直流電源1の出力電圧を受けて各温度検知回路20,21、各出力回路220,230、出力制御回路24のそれぞれに供給する電源電圧を生成する。電源回路25は、図6に示すように、実施形態1の第1出力回路22からスイッチング素子Q3及びツェナーダイオードZD2を除いた構成である。
以下、電源回路25の動作について説明する。半導体素子IC1内のスイッチング素子がオンの状態では、半導体素子IC1、インダクタL3に電流が流れ、コンデンサC4が充電される。コンデンサC4の両端電圧がツェナーダイオードZD1のツェナー電圧を上回ると、ツェナーダイオードZD1、フォトダイオードPD1に電流が流れ、フォトトランジスタPT1がオンに切り替わる。これにより、半導体素子IC1内のスイッチング素子がオフに切り替わり、半導体素子IC1、インダクタL3への電流の供給が停止する。その後、コンデンサC4が放電し、コンデンサC4の両端電圧がツェナーダイオードZD1のツェナー電圧を下回ると、フォトダイオードPD1に電流が流れなくなる。これにより、フォトトランジスタPT1がオフに切り替わり、半導体素子IC1内のスイッチング素子がオンに切り替わる。
上記の動作を繰り返すことにより、コンデンサC4の両端電圧が一定の直流電圧に保たれる。このコンデンサC4の両端電圧を、各出力回路220,230に電源電圧として供給する。また、コンデンサC4の両端電圧は、半導体素子IC2及びコンデンサC5により、電圧値の異なる一定の直流電圧に変換される。そして、コンデンサC5の両端電圧を、電源電圧として各温度検知回路20,21、出力制御回路25に供給する。
第1出力回路220は、電源回路25の出力電圧を受けて第1ファンモータ50Aに駆動電圧を供給する。第1出力回路220は、図6に示すように、抵抗R5,R6と、ダイオードD5と、スイッチング素子Q5,Q6と、フォトダイオードPD3と、フォトトランジスタPT3と、ツェナーダイオードZD5と、コンデンサC8とから成る。スイッチング素子Q5はn型MOSFETであり、スイッチング素子Q6はnpn型トランジスタである。また、フォトダイオードPD3及びフォトトランジスタPT3は、フォトカプラを構成している。
第2出力回路230は、電源回路25の出力電圧を受けて第2ファンモータ50Bに駆動電圧を供給する。第2出力回路230は、図6に示すように、抵抗R7,R8と、ダイオードD6と、スイッチング素子Q7,Q8と、フォトダイオードPD4と、フォトトランジスタPT4と、ツェナーダイオードZD6と、コンデンサC9とから成る。スイッチング素子Q7はn型MOSFETであり、スイッチング素子Q8はnpn型トランジスタである。また、フォトダイオードPD4及びフォトトランジスタPT4は、フォトカプラを構成している。
以下、各出力回路220,230の動作について図面を用いて説明する。先ず、第1出力回路220の動作について図7(a)を用いて説明する。第1出力回路220において、スイッチング素子Q7のゲート端子には、電源回路25から供給される電源電圧を抵抗R5,R6で分圧した電圧が入力される。このため、スイッチング素子Q5は、通常ではオンの状態にある。ここで、スイッチング素子Q6のベース端子には、第1PWM信号が入力される。したがって、スイッチング素子Q6は、当該信号のオンデューティに基づいてオン/オフを切り替える。
スイッチング素子Q6がオフの場合、ダイオードD5、スイッチング素子Q5に電流が流れ、コンデンサC8が充電される。スイッチング素子Q6がオンに切り替わり、コンデンサC8の両端電圧VC8がツェナーダイオードZD5のツェナー電圧を上回ると、フォトダイオードPD3に電流が流れ、フォトトランジスタPT3がオンに切り替わる。すると、スイッチング素子Q5がオフに切り替わるため、コンデンサC8への電流の供給が停止し、コンデンサC8が放電する。再びスイッチング素子Q6がオフに切り替わると、フォトダイオードPD3に電流が流れなくなることにより、フォトトランジスタPT3がオフに切り替わる。すると、スイッチング素子Q5がオンに切り替わるため、ダイオードD5、スイッチング素子Q5に電流が流れ、コンデンサC8が再び充電される。
上記の動作を繰り返すことにより、コンデンサC8の両端電圧VC8(すなわち、第1ファンモータ50Aの駆動電圧)が一定の直流電圧V1に保たれる。この直流電圧V1は、実施形態1と同様に、第1PWM信号のオンデューティが大きくなると小さくなり、オンデューティが小さくなると大きくなる。したがって、第1温度検知回路20で検知した温度が増大すれば、第1PWM信号のオンデューティが小さくなり、第1出力回路220は駆動電圧を増大して出力する。これにより、第1ファン5Aの風量が大きくなる。また、第1温度検知回路20で検知した温度が減少すれば、第1PWM信号のオンデューティが大きくなり、第1出力回路220は駆動電圧を減少して出力する。これにより、第1ファン5Aの風量が小さくなる。
次に、第2出力回路230の動作について図7(b)を用いて説明する。第2出力回路230において、スイッチング素子Q7のゲート端子には、電源回路25から供給される電源電圧を抵抗R7,R8で分圧した電圧が入力される。このため、スイッチング素子Q7は、通常ではオンの状態にある。ここで、スイッチング素子Q8のベース端子には、第2PWM信号が入力される。したがって、スイッチング素子Q8は、当該信号のオンデューティに基づいてオン/オフを切り替える。
スイッチング素子Q8がオフの場合、ダイオードD6、スイッチング素子Q7に電流が流れ、コンデンサC9が充電される。スイッチング素子Q8がオンに切り替わり、コンデンサC9の両端電圧VC9がツェナーダイオードZD6のツェナー電圧を上回ると、フォトダイオードPD4に電流が流れ、フォトトランジスタPT4がオンに切り替わる。すると、スイッチング素子Q7がオフに切り替わるため、コンデンサC9への電流の供給が停止し、コンデンサC9が放電する。再びスイッチング素子Q8がオフに切り替わると、フォトダイオードPD4に電流が流れなくなることにより、フォトトランジスタPT4がオフに切り替わる。すると、スイッチング素子Q7がオンに切り替わるため、ダイオードD6、スイッチング素子Q7に電流が流れ、コンデンサC9が再び充電される。
上記の動作を繰り返すことにより、コンデンサC9の両端電圧VC9(すなわち、第2ファンモータ50Bの駆動電圧)が一定の直流電圧V2に保たれる。この直流電圧V2は、実施形態1と同様に、第2PWM信号のオンデューティが大きくなると小さくなり、オンデューティが小さくなると大きくなる。したがって、第2温度検知回路21で検知した温度が増大すれば、第2PWM信号のオンデューティが小さくなり、第2出力回路230は駆動電圧を増大して出力する。これにより、第2ファン5Bの風量が大きくなる。また、第2温度検知回路21で検知した温度が減少すれば、第2PWM信号のオンデューティが大きくなり、第2出力回路230は駆動電圧を減少して出力する。これにより、第2ファン5Bの風量が小さくなる。なお、各スイッチング素子Q4,Q6のオン/オフの周期は、必ずしも同期している必要はない。
上述のように、本実施形態では、実施形態1と同様に、光源3の各領域の温度を各温度検知回路20,21で検知し、出力制御回路24が、光源3の各領域の温度に基づいて、各ファン5A,5Bの出力を制御している。したがって、本実施形態では、実施形態1と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態では、各出力回路220,230は、単一の電源回路25からの出力電圧を受けて、各温度検知回路20,21で検知した温度に基づく駆動電圧をそれぞれ出力する。このため、本実施形態では、照明器具毎に電源回路を設計する必要がない。更に、本実施形態では、照明器具の構造や放熱構造に応じて電源回路25の設計を変更する必要がないことから、装置の設計に要する時間を短縮したり部品を共通化したりすることでコストを低減することができる。すなわち、本実施形態では、コストを低減することができ、且つ照明器具の構造や放熱構造に応じて電源回路を設計する必要がない。
ここで、上記各実施形態の出力制御回路24は、図6に示すデータテーブルの代わりに、図8(a)に示すデータテーブルを用いて各出力回路220,230を制御してもよい。このデータテーブルでは、各検知電圧のディジタル値が第1閾値(第1温度に対応。ここでは、「100」)を超えるまでは、各制御データはディジタル値の大小に依らず同じ「A0」である。すなわち、出力制御回路24は、何れかの温度検知回路20,21で検知した温度が第1温度を超えるまでは、互いに同じ駆動電圧を出力するように各出力回路220,230を制御する。これにより、制御を簡素化することができ、また、データテーブルのデータを共用することでデータ容量を低減してコストを削減することができる。更に、低減したデータ容量に他の機能を実現するためのデータを割り当てることで、高機能化を図ることもできる。
そして、第1制御データは、第1検知電圧のディジタル値が第1閾値を超えると、第1検知電圧のディジタル値の増加に伴って「A1」,…,「A155」と対応する値が変化する。また、第2制御データは、第2検知電圧のディジタル値が第1閾値を超えると、第2検知電圧のディジタル値の増加に伴って「B1」,…,「B155」と対応する値が変化する。すなわち、出力制御回路24は、何れかの温度検知回路20,21で検知した温度が第1温度を超えると、互いに異なる駆動電圧を出力するように各出力回路220,230を制御する。
この構成では、高温となった光源3の温度を低下させることで、高温に起因するLED30の不具合を解消し、且つ光源3の長寿命化を図ることができる。
また、上記各実施形態の出力制御回路24は、図6に示すデータテーブルの代わりに、図8(b)に示すデータテーブルを用いて各出力回路220,230を制御してもよい。このデータテーブルには、第1検知電圧のディジタル値に対応する第1制御データ(「TA0」,…,「TA255」)と、第2検知電圧のディジタル値に対応する第2制御データ(「TB0」,…,「TB255」)とを格納している。
ここで、第1制御データは、スイッチング素子Q6のオン時間、オフ時間を規定するものであり、第2制御データは、スイッチング素子Q8のオン時間、オフ時間を規定するものである。そして、各制御データは、図8(c)に示すように、各スイッチング素子Q6,Q8がオフとなるタイミングが重ならないように設定する。例えば、第1制御データの「A0」で規定されるスイッチング素子Q6のオフ時間は、何れの第2制御データで規定されるスイッチング素子Q8のオフ時間とも重ならない。
このため、スイッチング素子Q6がオフであればスイッチング素子Q8はオンであり、電源回路25の出力電圧は第1出力回路220にのみ供給される。また、スイッチング素子Q6がオンであればスイッチング素子Q8はオフであり、電源回路25の出力電圧は第2出力回路230にのみ供給される。すなわち、出力制御回路24は、電源回路25の出力電圧が各出力回路220,230に交互に供給されるように各出力回路220,230を制御する。
この構成では、各出力回路220,230に同時に出力電圧を供給する場合と比較して電源回路25の性能を極力発揮させることができ、電源回路25の小型化を図ることができる。
更に、直流電源1の出力を可変して光源3を調光する調光回路を設け、何れかの温度検知回路20,21で検知した温度が第2温度(>第1温度)を超えると、直流電源1の出力を低下させるように調光回路を構成してもよい。第2温度は、例えばLED30の許容動作温度に設定するのが望ましい。以下では、出力制御回路24が調光回路として機能する場合について説明する。
何れかの検知電圧のディジタル値が第2閾値(第2温度に対応。ここでは、「200」)を超えると、出力制御回路24のCPU24Cは、調光制御データをメモリ24Dから読み出す。そして、CPU24Cは、調光制御データに基づいて直流電源1の出力電圧を低下させるように直流電源1を制御する。例えば、CPU24Cは、降圧チョッパ回路111のスイッチング素子Q2に調光制御信号を与えることで、降圧チョッパ回路111の出力電圧(すなわち、直流電源1の出力電圧)を低下させる。
この構成では、光源3の何れかの領域の温度が過剰に高くなった場合に、光源3の光出力を低下させるように調光できる。したがって、光源3の光出力の変化により光源3に異常が発生したことを利用者に視認させることができる。
なお、調光制御データは、各検知電圧のディジタル値の増加に伴ってより深い調光を行うように設定してもよいし、一定の調光レベルとなるように設定してもよい。また、何れかの検知電圧のディジタル値が一定時間よりも長く第2閾値を超える場合には、出力制御回路24が直流電源1の出力電圧を更に低下させる、若しくは直流電源1の動作を停止させるように制御する構成でもよい。
ここで、上記各実施形態における感温素子RX1,RX2の基板4への実装例について図面を用いて説明する。例えば、図9(a)に示すように、基板4における光源3を挟んだ両側に感温素子RX1,RX2をそれぞれ実装する他、図9(b)に示すように、基板4の対角線上に感温素子RX1,RX2をそれぞれ実装してもよい。
また、図9(c)に示すように、3つの感温素子RX1〜RX3を基板4における光源3の周囲に実装してもよい。この場合は、図示しないが、感温素子RX3に対応する温度検知回路、出力回路、ファンモータ、ファンを新たに設ける必要がある。更に、図9(d)に示すように、4つの感温素子RX1〜RX4を基板4における光源3の周囲に実装してもよい。この場合は、図示しないが、感温素子RX3,RX4それぞれに対応する温度検知回路、出力回路、ファンモータ、ファンを新たに設ける必要がある。勿論、更に多くの感温素子を基板4における光源3の周囲に実装してもよい。
なお、上記各実施形態では、光源3に用いる固体発光素子としてLED30を用いているが、例えば半導体レーザや有機EL素子などの他の固体発光素子を用いて光源3を構成してもよい。また、上記各実施形態は、1つの光源3を対象としているが、対象となる光源の数は1つに限定されるものではなく、複数であってもよい。光源が複数の場合は、各光源に対してそれぞれ複数の温度検知回路を設けるのが望ましい。更に、光源3は必ずしも固体発光素子を含む必要はなく、通電により点灯するものであればよい。
ここで、冷却器としては、例えば電磁コイルと膜とを器体の内部に有し、膜を振動させることで生じる空気の気流をノズルから噴射する、モータを用いないファンを採用してもよい。また、冷却器はファンに限定されるものではなく、例えばペルティエ素子等の熱電素子を用いてもよい。例えば冷却器としてペルティエ素子を用いる場合、各出力回路22(220),23(230)を、それぞれペルティエ素子の駆動回路に電流を供給する構成とすればよい。
上記何れかの実施形態の点灯装置は、例えば図10(a)〜(c)に示すような照明器具に採用することができる。図10(a)〜(c)に示す照明器具は、上記何れかの実施形態の点灯装置6と、光源3を保持する器具本体7とを備えている。ここで、点灯装置6のうち各ファン(冷却器)及び感温素子は、光源3の近傍に配置するのが望ましいため、器具本体7に保持される。なお、図10(a)に示す照明器具はダウンライトであり、図10(b),(c)に示す照明器具はスポットライトである。また、図10(a),(c)に示す照明器具では、点灯装置6と光源3とを配線8を介して接続している。
本実施形態では、上記何れかの実施形態の点灯装置6を用いることで、上記何れかの実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、これらの照明器具は単独で用いるのみならず、複数を組み合わせて照明システムを構築してもよい。
1 直流電源
2 冷却制御回路
20 第1温度検知回路
21 第2温度検知回路
22 第1出力回路
23 第2出力回路
24 出力制御回路
3 光源
30 LED
5A,5B ファン(冷却器)

Claims (8)

  1. 通電により点灯する光源に電力を供給する電源と、前記光源を冷却する複数の冷却器と、前記各冷却器を制御する冷却制御回路とを備え、
    前記冷却制御回路は、前記各冷却器を駆動するための駆動電圧をそれぞれ出力する複数の出力回路と、周囲の温度を検知する複数の温度検知回路と、前記各温度検知回路で検知した温度に基づく駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御する出力制御回路とを備え、
    前記各温度検知回路を、前記光源を複数の領域に分割したときに前記各領域の温度をそれぞれ検知するように配置し、
    前記各冷却器を、前記光源の前記各領域をそれぞれ冷却するように配置し、
    前記出力制御回路は、前記各温度検知回路で検知した温度の差が小さくなるように前記各出力回路を制御することを特徴とする点灯装置。
  2. 前記出力制御回路は、前記各温度検知回路のうち検知した温度が高い方に対応する前記出力回路を制御することを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記冷却制御回路は、前記電源の出力電圧を受けて前記各出力回路に供給する電源電圧を生成する電源回路を備え、
    前記出力制御回路は、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第1温度を超えるまでは、互いに同じ駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御し、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第1温度を超えると、互いに異なる駆動電圧を出力するように前記各出力回路を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の点灯装置。
  4. 前記冷却制御回路は、前記電源の出力電圧を受けて前記各出力回路に供給する電源電圧を生成する電源回路を備え、
    前記出力制御回路は、前記各出力回路を一つずつ順番に駆動するように前記各出力回路を制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の点灯装置。
  5. 前記電源の出力を可変して前記光源を調光する調光回路を備え、
    前記調光回路は、何れかの前記温度検知回路で検知した温度が第2温度を超えると、前記電源の出力を低下させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の点灯装置。
  6. 前記各温度検知回路は、温度変化に伴い特性値が変化する感温素子を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の点灯装置。
  7. 前記感温素子は、NTCサーミスタ又はPTCサーミスタ又はCTRサーミスタであることを特徴とする請求項記載の点灯装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の点灯装置と、前記光源を保持する器具本体とを備えることを特徴とする照明器具。
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