JP5568222B2 - インク組成物、インクジェット記録用インク組成物、インクセット、インクカートリッジ、インクジェット記録方法及び記録物 - Google Patents
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Description
本発明の課題は、以下の手段により解決することができる。
〔1〕
下記一般式(1)で表される化合物と保湿剤とを含むインク組成物であって、前記保湿剤は、グリセリンを除く多価アルコール誘導体、グリコールエーテル誘導体、アルキルアミン誘導体、尿素誘導体、カルボン酸およびその塩の誘導体、アミノ酸およびその塩の誘導体、糖誘導体から選択される少なくとも1種及びグリセリンであり、該一般式(1)で表される化合物の含有率が0.1質量%以上7.0質量%未満であり、水酸基を3個以上有する保湿剤としてグリセリンのみを含有し、グリセリンの含有率が0.01質量%以上8.0質量%以下であり、かつ、前記水酸基を3個以上有する保湿剤/前記一般式(1)で表される化合物のモル比が2.0未満であることを特徴とするインク組成物。
上記一般式(1)中、Ar1およびAr2はそれぞれ独立に芳香族炭化水素環基、非芳香族炭化水素環基、芳香族複素環基または非芳香族複素環基を表し、A1およびA2はそれぞれ独立に、水素原子または置換基を表す。Yは−OMまたは−NR1R2を表し、Mは水素原子または金属イオンを表し、R1およびR2はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アラルキル基、アリール基または複素環基を表す。
〔2〕
前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が0.01質量%以上5.0質量%以下であることを特徴とする〔1〕に記載のインク組成物。
〔3〕
水酸基数が0〜2個である保湿剤を含有することを特徴とする〔1〕又は〔2〕に記載のインク組成物。
〔4〕
前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が全保湿剤の18.0質量%未満であることを特徴とする〔1〕〜〔3〕のいずれか1項に記載のインク組成物。
〔5〕
前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が全保湿剤の10.0質量%未満であることを特徴とする〔1〕〜〔4〕のいずれか1項に記載のインク組成物。
〔6〕
前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が全保湿剤の4.0質量%未満であることを特徴とする〔1〕〜〔5〕のいずれか1項に記載のインク組成物。
〔7〕
前記一般式(1)で表される化合物が一般式(2)で表される化合物であることを特徴とする〔1〕〜〔6〕のいずれか1項に記載のインク組成物。
上記一般式(2)中、A1、A2、Yは一般式(1)におけるA1、A2、Yと同義である。Y1、およびY2はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表し、X1およびX2はそれぞれ独立にハメットのσp値0.20以上の電子求引性基を表す。Z1、Z2はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アラルキル基、アリール基、または複素環基を表す。
〔8〕
前記一般式(2)で表される化合物が一般式(3)で表される化合物であることを特徴とする〔7〕に記載のインク組成物。
上記一般式(3)中、A1、A2、X1、X2、Y1、Y2は一般式(2)におけるA1、A2、X1、X2、Y1、Y2と同義である。W11、W12、W13、W14、W15、W21、W22、W23、W24及びW25はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表し、Mは水素原子または金属イオンを表す。
〔9〕
下記一般式(4)で表される化合物と保湿剤とを含むインク組成物であって、前記保湿剤は、グリセリンを除く多価アルコール誘導体、グリコールエーテル誘導体、アルキルアミン誘導体、尿素誘導体、カルボン酸およびその塩の誘導体、アミノ酸およびその塩の誘導体、糖誘導体から選択される少なくとも1種及びグリセリンであり、該一般式(4)で表される化合物の含有率が0.1質量%以上7.0質量%未満であり、水酸基を3個以上有する保湿剤としてグリセリンのみを含有し、グリセリンの含有率が0.01質量%以上8.0質量%以下であり、かつ、前記水酸基を3個以上有する保湿剤/前記一般式(4)で表される化合物のモル比が5.0未満であることを特徴とするインク組成物。
上記一般式(4)中、A1 およびA2 はそれぞれ独立に、水素原子または置換基を表す。Yは−OMまたは−NR 1 R 2 を表し、Mは水素原子または金属イオンを表し、R 1 およびR 2 はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アラルキル基、アリール基または複素環基を表す。D1およびD2はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表す。
〔10〕
前記一般式(4)で表される化合物が一般式(5)で表される化合物であることを特徴とする〔9〕に記載のインク組成物。
上記一般式(5)中、A1、A2、D1、D2は一般式(4)におけるA1、A2、D1、D2と同義である。Mは一般式(4)におけるMと同義である。
〔11〕
〔1〕〜〔10〕のいずれか1項に記載のインク組成物を使用することを特徴とするインクジェット記録用インク組成物。
〔12〕
インクジェット記録方法に用いるインクセットであって、〔1〕〜〔10〕のいずれか1項に記載のインク組成物を構成成分として含んでなることを特徴とするインクセット。
〔13〕
〔1〕〜〔10〕のいずれか1項に記載のインク組成物を含んでなることを特徴とするインクカートリッジ。
〔14〕
〔12〕に記載のインクセットを一体的に又は独立に収容してなることを特徴とするインクカートリッジ。
〔15〕
インク組成物の液滴を吐出し、該液滴を記録媒体に付着させて記録を行うインクジェット記録方法であって、〔12〕に記載のインクセット又は〔13〕または〔14〕に記載のインクカートリッジを用いて記録することを特徴とするインクジェット記録方法。
〔16〕
〔15〕に記載のインクジェット記録方法によって印刷されたことを特徴とする記録物。
なお、本発明は上記〔1〕〜〔16〕に記載の構成を有するものであるが、以下その他についても参考のため記載した。
<1> 下記一般式(1)で表される化合物を含むインク組成物であって、該一般式(1)で表される化合物の含有率が0.1質量%以上7.0質量%未満であり、水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が8.0質量%以下であり、かつ、前記水酸基を3個以上有する保湿剤/前記一般式(1)で表される化合物のモル比が15.0未満であることを特徴とするインク組成物。
<2> 前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が5.0質量%以下であることを特徴とする<1>に記載のインク組成物。
<3> 前記水酸基を3個以上有する保湿剤/前記一般式(1)で表される化合物のモル比が5.0未満であることを特徴とする<1>または<2>に記載のインク組成物。
<4> 前記モル比が2.0未満であることを特徴とする<1>〜<3>のいずれかに記載のインク組成物。
<5> 水酸基数が0〜2個である保湿剤を含有することを特徴とする<1>〜<4>のいずれかに記載のインク組成物。
<6> 前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が全保湿剤の18.0質量%未満であることを特徴とする<1>〜<5>のいずれかに記載のインク組成物。保湿剤には尿素及び糖類を含む。
<7> 前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が全保湿剤の10.0質量%未満であることを特徴とする<1>〜<6>のいずれかに記載のインク組成物。
<8> 前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が全保湿剤の4.0質量%未満であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のインク組成物。
<9> 前記一般式(1)で表される化合物が一般式(2)で表される化合物であることを特徴とする<1>〜<8>のいずれかに記載のインク組成物。
<10> 前記一般式(2)で表される化合物が一般式(3)で表される化合物であることを特徴とする<9>に記載のインク組成物。
<11> 前記一般式(1)で表される化合物が一般式(4)で表される化合物であることを特徴とする<1>〜<8>のいずれかに記載のインク組成物。
<12> 前記一般式(4)で表される化合物が一般式(5)で表される化合物であることを特徴とする<11>に記載のインク組成物。
<13> <1>〜<12>のいずれかに記載のインク組成物を使用することを特徴とするインクジェット記録用インク組成物。
<14> インクジェット記録方法に用いるインクセットであって、<1>〜<13>のいずれかに記載のインク組成物を構成成分として含んでなることを特徴とするインクセット。
<15> <1>〜<13>のいずれかに記載のインク組成物を含んでなることを特徴とするインクカートリッジ。
<16> <14>に記載のインクセットを一体的に又は独立に収容してなることを特徴とするインクカートリッジ。
<17> インク組成物の液滴を吐出し、該液滴を記録媒体に付着させて記録を行うインクジェット記録方法であって、<14>に記載のインクセット又は<15>または<16>に記載のインクカートリッジを用いて記録することを特徴とするインクジェット記録方法。
<18> <17>に記載のインクジェット記録方法によって印刷されたことを特徴とする記録物。
本発明の好ましい態様として、前記水酸基を3個以上有する保湿剤/前記一般式(1)で表される化合物のモル比が15.0未満、より好ましくは5.0未満、更に好ましくは0.01以上5.0未満、殊更好ましくは0.01以上2.0未満で、特に好ましくは0.01以上0.40未満であるインク組成物が挙げられる。
また、本発明の好ましい態様として、前記水酸基数が0〜2個である保湿剤を含むインク組成物が挙げられ、特に好ましくは、水酸基数が0個または1個である保湿剤を含むインク組成物が挙げられる。
また、本発明の更に好ましい態様として、インク組成物中の全保湿剤に対する水酸基を3個以上有する保湿剤が18.0質量%未満、好ましくは10.0質量%未満、より好ましくは0.01質量%以上10.0質量%未満、更に好ましくは0.01質量%以上4.0質量%未満、殊更好ましくは0.01質量%以上1.0質量%未満のインク組成物があげられる。
以降、本発明のインク組成物について詳しく説明する。
まず、本明細書中で用いられるハメットの置換基定数σp値について若干説明する。
ハメット則はベンゼン誘導体の反応または平衡に及ぼす置換基の影響を定量的に論ずるために1935年 L.P.Hammettにより提唱された経験則であるが、これは今日広く妥当性が認められている。ハメット則に求められた置換基定数にはσp値とσm値があり、これらの値は多くの一般的な成書に見出すことができるが、例えば、J.A.Dean編、「Lange’s Handbook of Chemistry」第12版、1979年(Mc Graw−Hill)や「化学の領域」増刊、122号、96〜103頁、1979年(南江堂)に詳しい。なお、本発明において各置換基をハメットの置換基定数σpにより限定したり、説明したりするが、これは上記の成書で見出せる、文献既知の値がある置換基にのみ限定されるという意味ではなく、その値が文献未知であってもハメット則に基づいて測定した場合にその範囲内に包まれるであろう置換基をも含むことはいうまでもない。本発明の一般式(1)〜(5)で表される化合物はベンゼン誘導体ではないが、置換基の電子効果を表す尺度として、置換位置に関係なくσp値を使用する。本発明においては今後、σp値をこのような意味で使用する。
以下にAr1およびAr2の好ましい例、より好ましい例、更に好ましい例を示すが、Ar1およびAr2のアゾ基と結合する置換位置および、Ar1およびAr2の有しても良い置換基とその置換位置は限定されない。Ar1およびAr2の好ましい例としては、フェニル基、イミダゾリル基、ベンゾイミダゾリル基、ピラゾリル基、ベンゾピラゾリル基、トリアゾリル基、チアゾリル基、ベンゾチアゾリル基、イソチアゾリル基、ベンゾイソチアゾリル基、オキサゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、チアジアゾリル基、ピロリル基、ベンゾピロリル基、インドリル基、イソオキサゾリル基、ベンゾイソオキサゾリル基、チオフェニル基、ベンゾチオフェニル基、フラニル基、ベンゾフラニル基、ピリジニル基、キノリニル基、イソキノリニル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、シンノリニル基、フタラジニル基、キナゾリニル基、キノクサリニル基、またはトリアジニル基が挙げられる。
但し、ここではアリール基が置換したアルキル基(アラルキル基)は含まないものとする。
塩の状態のイオン性親水性基の例としては、スルホン酸リチウム、カルボン酸カリウム、テトラメチルアンモニウムクロリドが挙げられる。
(イ)Ar1およびAr2はそれぞれ独立に、好ましくは、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、またはチアジアゾリル基であり、特に好ましくはピラゾリル基またはチアジアゾリル基である。ピラゾリル基の置換基として好ましくはアルキル基、アリール基、シアノ基、−SO2CH3または−SO2Phであり、最も好ましくはピラゾリル基の置換基がアリール基、またはシアノ基であり、チアジアゾリル基の置換基として好ましくは、アルキル基またはアリール基である。
(ロ)A1およびA2はそれぞれ独立に、水素原子、総炭素数1から8のアルキル基、総炭素数6から12のアリール基が好ましく、水素原子、イソプロピル基、sec−ブチル基、またはtert−ブチル基がより好ましく、tert−ブチル基が最も好ましい。
(ハ)Yは−OMまたは−NR1R2を表し、好ましくはYは−OMである。Mはアルカリ金属イオンが好ましく、アルカリ金属イオンの中でも、リチウムイオンまたはカリウムイオンが更に好ましい。R1およびR2はそれぞれ独立に、好ましくは水素原子またはアルキル基であり、特に好ましくは水素原子である。
なお、一般式(1)で表される化合物は、種々の置換基の少なくとも1つが前記の好ましい基である化合物が好ましく、置換基のより多くが前記の好ましい基である化合物がより好ましく、全ての置換基が前記の好ましい基である化合物が最も好ましい。
(イ)Y1およびY2はそれぞれ独立に、特に水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シアノ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、または複素環基が好ましく、水素原子が最も好ましい。
(ロ)A1およびA2はそれぞれ独立に、水素原子、総炭素数1から8のアルキル基、総炭素数6から12のアリール基が好ましく、イソプロピル基、sec−ブチル基、またはtert−ブチル基がより好ましく、tert−ブチル基が最も好ましい。
(ハ)X1およびX2はそれぞれ独立に、シアノ基、アルキルスルホニル基、またはアリールスルホニル基が好ましくシアノ基が更に好ましい。
(ニ)Z1およびZ2はそれぞれ独立に、アルキル基、アリール基、複素環基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、アリールカルボニル基またはカルバモイル基がより好ましく、置換アリール基が更に好ましい。該置換アリール基は少なくとも2つ(好ましくは2つ)がスルホ基またはカルボキシル基を置換基として有するフェニル基が好ましい。
(ホ)Yは−OMが好ましい。Mはアルカリ金属イオンが好ましく、アルカリ金属イオンの中でも、リチウムイオンまたはカリウムイオンが更に好ましい。
なお、一般式(2)で表される化合物は、種々の置換基の少なくとも1つが前記の好ましい基である化合物が好ましく、置換基のより多くが前記の好ましい基である化合物がより好ましく、全ての置換基が前記の好ましい基である化合物が最も好ましい。
(イ)Y1およびY2はそれぞれ独立に、特に水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シアノ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、または複素環基が好ましく、水素原子、またはアルキル基がより好ましく、水素原子が最も好ましい。
(ロ)A1およびA2はそれぞれ独立に、水素原子、総炭素数1から8のアルキル基、総炭素数6から12のアリール基が好ましく、イソプロピル基、sec−ブチル基、またはtert−ブチル基がより好ましく、tert−ブチル基が最も好ましい。
(ハ)X1およびX2は、シアノ基、アルキルスルホニル基、またはアリールスルホニル基が好ましくシアノ基が更に好ましい。
(ニ)W11、W12、W13、W14、W15、W21、W22、W23、W24及びW25はそれぞれ独立に、水素原子、スルホ基(それらの塩を含む)、カルボキシル基(それらの塩を含む)が好ましく、特にW11、W12、W13、W14及びW15のうち少なくとも1つがスルホ基(それらの塩を含む)、またはカルボキシル基(それらの塩を含む)で、且つW21、W22、W23、W24及びW25のうち少なくとも1つがスルホ基(それらの塩を含む)、またはカルボキシル基(それらの塩を含む)である場合が好ましい。W11〜W15の中の2つ、かつ、W21〜W25の中の2つがカルボキシル基(それらの塩を含む)である場合が好ましい。
(ホ)Mはアルカリ金属イオンが好ましく、アルカリ金属イオンの中でも、リチウムイオンまたはカリウムイオンが更に好ましい。
なお、一般式(3)で表される化合物は、種々の置換基の少なくとも1つが前記の好ましい基である化合物が好ましく、置換基のより多くが前記の好ましい基である化合物がより好ましく、全ての置換基が前記の好ましい基である化合物が最も好ましい。
(イ)A1およびA2はそれぞれ独立に、水素原子、総炭素数1から8のアルキル基、総炭素数6から12のアリール基が好ましく、イソプロピル基、sec−ブチル基、またはtert−ブチル基がより好ましく、tert−ブチル基が最も好ましい。
(ロ)D1およびD2はそれぞれ独立に、置換アルキル基、置換アリール基、置換複素環基、置換アルキルチオ基、置換アリールチオ基、置換複素環チオ基が好ましく、その中でも置換アリール基、置換アリールチオ基が好ましく、特に置換アリール基が好ましい。該置換アリール基は少なくとも2つ(好ましくは2つ)がスルホ基またはカルボキシル基を有するフェニル基が好ましい。
(ハ)Yは−OMが好ましい。Mはアルカリ金属イオンが好ましく、アルカリ金属イオンの中でも、リチウムイオンまたはカリウムイオンが更に好ましい。
なお、一般式(4)で表される化合物は、種々の置換基の少なくとも1つが前記の好ましい基である化合物が好ましく、置換基のより多くが前記の好ましい基である化合物がより好ましく、全ての置換基が前記の好ましい基である化合物が最も好ましい。
(イ)A1およびA2はそれぞれ独立に、水素原子、総炭素数1から8のアルキル基、または総炭素数6から12のアリール基が好ましく、イソプロピル基、sec−ブチル基、またはtert−ブチル基がより好ましく、tert−ブチル基が最も好ましい。
(ロ)D1およびD2はそれぞれ独立に、置換アルキル基、置換アリール基、置換複素環基、置換アルキルチオ基、置換アリールチオ基、または置換複素環チオ基が好ましく、その中でも置換アリール基、または置換アリールチオ基が好ましく、特に置換アリール基が好ましい。該置換アリール基は少なくとも2つ(好ましくは2つ)がスルホ基またはカルボキシル基を有するフェニル基が好ましい。
(ハ)Mはアルカリ金属イオンが好ましく、アルカリ金属イオンの中でも、リチウムイオンまたはカリウムイオンが更に好ましい。
なお、一般式(5)で表される化合物は、種々の置換基の少なくとも1つが前記の好ましい基である化合物が好ましく、置換基のより多くが前記の好ましい基である化合物がより好ましく、全ての置換基が前記の好ましい基である化合物が最も好ましい。
本発明のインク組成物(好ましくはインクジェット記録用インク組成物)100質量部中に、一般式(1)で表される化合物が固形分で0.1質量%以上7.0質量%未満で、即ち、一般式(1)で表される化合物の含有率0.1以上7.0未満質量%で使用される。好ましくは0.1質量%以上6.8質量%以下であり、0.5質量%以上6.7質量%以下が更に好ましい。
一般に保湿剤には、多価アルコール誘導体、グリコールエーテル誘導体、アルキルアミン誘導体、尿素誘導体、カルボン酸およびその塩の誘導体、アミノ酸およびその塩の誘導体、糖誘導体などが挙げられ、好ましくは多価アルコール誘導体、グリコールエーテル誘導体、アルキルアミン誘導体、尿素誘導体、カルボン酸およびその塩の誘導体であり、更に多価アルコール誘導体、グリコールエーテル誘導体、アルキルアミン誘導体、尿素誘導体が好ましい。
ここで誘導体とは、アルキル化、アリール化、複素環化、エステル化、エーテル化、ハロゲン化、アミド化、ヒドロキシル化、アミノ化など置換反応によって適当な置換基が修飾された化合物を言う。
保湿剤の中でも分子量が1000以下の化合物が好ましく、より好ましくは分子量が900以下であり、さらに800以下の保湿剤が好ましい。
保湿剤は水酸基の有無で大別できる。以下に水酸基を有する保湿剤について具体例を挙げて説明する。
水酸基を3個以上有する保湿剤のインク組成物中の含有率は8.0質量%以下であることが好ましく、5.0質量%以下であることがより好ましく、2.0質量%以下であることが更に好ましく、1.0質量%以下であることが特に好ましい。より好ましくは、水酸基を3個以上有する保湿剤のインク組成物中の含有率は0.01質量%以上8.0質量%以下であることが好ましく、0.01質量%以上5.0質量%以下であることがより好ましく、0.01質量%以上2.0質量%以下であることが更に好ましく、0.01質量%以上1.0質量%以下であることが特に好ましい。
水酸基が1もしくは2個の保湿剤のインク組成物中の含有率は0.5以上40以下質量%であることが好ましく、5以上30以下質量%であることがより好ましい。
特に、本発明のより好ましい態様は、上記の条件に加え、インク組成物中の全保湿剤に対する水酸基を3個以上有する保湿剤が18.0質量%未満、好ましくは10.0質量%未満、より好ましくは0.01質量%以上10.0質量%未満、更に好ましくは0.01質量%以上4.0質量%未満、殊更好ましくは0.01質量%以上1.0質量%未満であるインク組成物である。
本発明ではジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル等のグリコールエーテル系浸透促進剤が好ましく用いられる。これらは印字の滲み、紙抜け(プリントスルー)を起こさない添加量の範囲で使用するのが好ましい。
ただし、本発明では浸透促進剤として用いる化合物が保湿剤にも該当する場合は、保湿剤であるとして添加量を換算するため、前記の添加量の制限が適用される。
尚、これらの詳細については「防菌防黴剤事典」(日本防菌防黴学会事典編集委員会編)等に記載されている。
また、防錆剤としては、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオグリコール酸アンモン、ジイソプロピルアンモニウムニトライト、四硝酸ペンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウムニトライト、ベンゾトリアゾール等が挙げられる。これらは、インク中に0.02〜5.00質量%使用するのが好ましい。
前記有機塩基としては、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン等が挙げられる。より好ましくはジエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、ジメチルエタノールアミンであり、更に好ましくはN−メチルジエタノールアミン、ジメチルエタノールアミンである。前記無機アルカリとしては、アルカリ金属の水酸化物(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム等)、炭酸塩(例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等)、アンモニウム等が挙げられる。また、前記有機酸としては、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、アルキルスルホン酸等が挙げられる。
前記無機酸としては、塩酸、硫酸、リン酸等が挙げられる。本発明ではpH調整剤として用いる化合物が保湿剤にも該当する場合は、保湿剤であるとして添加量を換算するため、保湿剤に相当するので前記の添加量の制限が適用される。なおトリエタノールアミンは水酸基を3個以上有する保湿剤に該当するので、前記の添加量の制限が適用される。
本発明で用いるインクの表面張力は動的・静的表面張力のいずれも、25℃において20〜50mN/m以下であることが好ましく、20〜40mN/m以下であることが更に好ましい。表面張力が50mN/mを超えると吐出安定性、混色時のにじみ、ひげ等印字品質が著しく低下する。また、インクの表面張力を20mN/m以下にすると吐出時、ハード表面へのインクの付着等により印字不良となる場合がある。
粘度の調製はインク溶剤の添加量で任意に調製可能である。インク溶剤として例えば、グリセリン、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、トリエタノールアミン、2−ピロリドン、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテルなどがある。より好ましくは、ジエチレングリコール、ブロピレングリコール、2−ピロリドン、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテルであり、更に好ましくはジエチレングリコール、2−ピロリドン、トリエチレングリコールモノブチルエーテルである。グリセリンは水酸基を3個以上有する保湿剤に該当するので、前記の添加量の制限が適用される。
また、粘度調整剤を使用してもよい。粘度調整剤としては、例えば、セルロース類、ポリビニルアルコールなどの水溶性ポリマーやノニオン系界面活性剤等が挙げられる。更に詳しくは、「粘度調製技術」(技術情報協会、1999年)第9章、及び「インクジェットプリンタ用ケミカルズ(98増補)−材料の開発動向・展望調査−」(シーエムシー、1997年)162 〜174 頁に記載されている。これらは5質量%未満での使用が好ましい。ただし、本発明では粘度調整剤として用いる化合物が保湿剤にも該当する場合は、保湿剤であるとして添加量を換算するため、前記の添加量の制限が適用される。
本発明のインクセットは、前記本発明のイエローインク組成物と、マゼンタインク組成物、シアンインク組成物、ブラックインク組成物等の、黄色系以外の他色インク組成物とを一体的に、もしくは独立に収容したインクカートリッジからなり、本発明のインクセットは、前記本発明のイエローインク組成物を収容する以外は従来公知の方法を適宜用いてインクカートリッジとすることができる。
次に、上述のインク組成物を用いた本発明の記録方法について説明する。
本発明のインクは記録媒体に記録される。本発明の好ましいインクジェット記録方法は、前記インクジェット記録用インクにエネルギーを供与して、記録媒体としての公知の受像材料、即ち普通紙、樹脂コート紙、例えば特開平8−169172号公報、同8−27693号公報、同2−276670号公報、同7−276789号公報、同9−323475号公報、特開昭62−238783号公報、特開平10−153989号公報、同10−217473号公報、同10−235995号公報、同10−337947号公報、同10−217597号公報、同10−337947号公報等に記載されているインクジェット専用紙、フィルム、電子写真共用紙、布帛、ガラス、金属、陶磁器等に画像を形成する。なお、本発明のインクジェット記録方法として特開2003−306623号公報段落番号0093〜0105の記載が適用できる。
具体的には、特開2002−166638号公報、特開2002−121440号公報、特開2002−154201号公報、特開2002−144696号公報、特開2002−080759号公報、特開2002−187342号公報、特開2002−172774号公報に記載された方法を好ましく用いることができる。
尚、インク8、12、15、16、20〜23、27、31〜35及び39〜45を用いた実施例は、参考例と読み替えるものとする。
下記の成分に超純水(抵抗値18MΩ以上)を加え1リッターとした後、30〜40℃で加熱しながら1時間撹拌した。その後、平均孔径0.25μmのミクロフィルターで減圧濾過してインク液を得た。このインク液に超純水を加えてインク1の質量を1000gとした。このインク1において、水酸基を3個以上有する保湿剤/前記一般式(1)で表される化合物のモル比は0.31であり、全保湿剤に対する水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率は0.70質量%である。
化合物1 65g/l
尿素 10g/l
トリエチレングリコール 90g/l
グリセリン 1.2g/l
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 90g/l
2−ピロリドン 50g/l
トリエタノールアミン 0.5g/l
サーフィノール465(日信化学工業株式会社製) 10g/l
プロキセルXL2(富士フイルムイメージングカラランツ社製) 5g/l
〔インク2〜39の作成〕
表1及び3に示す化合物および添加剤とそれらの量を変更した以外は、インク1の処方に従いインク2〜66を作成した。表中で「モル比」とは水酸基を3個以上有する保湿剤/前記一般式(1)で表される化合物のモル比を表す。例えば、インク3では、水酸基を3個以上有する保湿剤はグリセリンおよびトリエタノールアミンである。
表1、表2および表3の処方で作成したインク10mLを、サンプル瓶に入れ、70℃で6日間保存した。化合物の残存率は高速液体クロマトグラフィー(HPLC:島津製作所製 LC−20AT)で測定を実施した。残存率がHPLCの面積%で、80%未満をF、80以上84未満%をE、84以上88未満%をD、88以上92未満%をC、92以上96未満%をB、96以上100以下%をAとして評価を行い、表4、表5および表6中には熱安定性として表示した。
表1、表2および表3の処方で作成したインクをEPSON社製インクジェットプリンターPM−G800のカートリッジに装填し、受像シートには、紙aとしてEPSON 写真用紙<光沢>と、紙bとして写真用紙クリスピア<高光沢>、紙cとしてCanon社製PR101を、紙dとしてHewlett−Packard社製アドバンストフォトペーパーを、紙eとして富士フイルム株式会社製画彩を使用し、階段状に濃度が変化した単色画像パターンをPM−G800にて印字させ、画像堅牢性の評価を行った。
[1]光堅牢性は印字直後の画像濃度CiをX−rite 310にて測定した後、アトラス社製ウェザーメーターを用い画像にキセノン光(10万ルックス)を7日照射した後、再び画像濃度Cfを測定し色素の残存率(Cf/Ci)×100を求め評価を行った。色素の残像率について反射濃度が0.7,1.2,2.0の3点にて評価し、いずれの濃度でも色素の残存率が85%以上の場合をA、1点が85%未満の場合をB、2点が85%の場合をC、3点全ての濃度で85%未満の場合をDとした。
[2]耐オゾン性(オゾン堅牢性)については、オゾンガス濃度が5ppmに設定されたボックス内に7日間放置し、オゾンガス下放置前後の画像濃度を反射濃度計(X−Rite310TR)を用いて測定し、色素残存率として評価した。尚、前記反射濃度は、0.7、1.2及び2.0の3点で測定した。ボックス内のオゾンガス濃度は、APPLICS製オゾンガスモニター(モデル:OZG−EM−01)を用いて設定した。何れの濃度でも色素の残存率が85%以上の場合をA、1点が85%未満をB、2点が85%未満の場合をC、全ての濃度で85%未満の場合をDとして、四段階で評価した。
表4、表5および表6に結果をまとめる。表4、表5および表6中で「モル比」とは水酸基を3個以上有する保湿剤/前記一般式(1)で表される化合物のモル比を表す。また、表4、表5および表6中で「質量%(*1)」とは水酸基を3個以上有する保湿剤のインク全量に対する質量%を表し、「質量%(*2)」とは水酸基を3個以上有する保湿剤の全保湿剤に対する質量%を表す。
Claims (16)
- 下記一般式(1)で表される化合物と保湿剤とを含むインク組成物であって、前記保湿剤は、グリセリンを除く多価アルコール誘導体、グリコールエーテル誘導体、アルキルアミン誘導体、尿素誘導体、カルボン酸およびその塩の誘導体、アミノ酸およびその塩の誘導体、糖誘導体から選択される少なくとも1種及びグリセリンであり、該一般式(1)で表される化合物の含有率が0.1質量%以上7.0質量%未満であり、水酸基を3個以上有する保湿剤としてグリセリンのみを含有し、グリセリンの含有率が0.01質量%以上8.0質量%以下であり、かつ、前記水酸基を3個以上有する保湿剤/前記一般式(1)で表される化合物のモル比が2.0未満であることを特徴とするインク組成物。
上記一般式(1)中、Ar1およびAr2はそれぞれ独立に芳香族炭化水素環基、非芳香族炭化水素環基、芳香族複素環基または非芳香族複素環基を表し、A1およびA2はそれぞれ独立に、水素原子または置換基を表す。Yは−OMまたは−NR1R2を表し、Mは水素原子または金属イオンを表し、R1およびR2はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アラルキル基、アリール基または複素環基を表す。 - 前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が0.01質量%以上5.0質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載のインク組成物。
- 水酸基数が0〜2個である保湿剤を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のインク組成物。
- 前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が全保湿剤の18.0質量%未満であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインク組成物。
- 前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が全保湿剤の10.0質量%未満であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインク組成物。
- 前記水酸基を3個以上有する保湿剤の含有率が全保湿剤の4.0質量%未満であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインク組成物。
- 下記一般式(4)で表される化合物と保湿剤とを含むインク組成物であって、前記保湿剤は、グリセリンを除く多価アルコール誘導体、グリコールエーテル誘導体、アルキルアミン誘導体、尿素誘導体、カルボン酸およびその塩の誘導体、アミノ酸およびその塩の誘導体、糖誘導体から選択される少なくとも1種及びグリセリンであり、該一般式(4)で表される化合物の含有率が0.1質量%以上7.0質量%未満であり、水酸基を3個以上有する保湿剤としてグリセリンのみを含有し、グリセリンの含有率が0.01質量%以上8.0質量%以下であり、かつ、前記水酸基を3個以上有する保湿剤/前記一般式(4)で表される化合物のモル比が5.0未満であることを特徴とするインク組成物。
上記一般式(4)中、A1 およびA2 はそれぞれ独立に、水素原子または置換基を表す。Yは−OMまたは−NR 1 R 2 を表し、Mは水素原子または金属イオンを表し、R 1 およびR 2 はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アラルキル基、アリール基または複素環基を表す。D1およびD2はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表す。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載のインク組成物を使用することを特徴とするインクジェット記録用インク組成物。
- インクジェット記録方法に用いるインクセットであって、請求項1〜10のいずれか1項に記載のインク組成物を構成成分として含んでなることを特徴とするインクセット。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のインク組成物を含んでなることを特徴とするインクカートリッジ。
- 請求項12に記載のインクセットを一体的に又は独立に収容してなることを特徴とするインクカートリッジ。
- インク組成物の液滴を吐出し、該液滴を記録媒体に付着させて記録を行うインクジェット記録方法であって、請求項12に記載のインクセット又は請求項13または14に記載のインクカートリッジを用いて記録することを特徴とするインクジェット記録方法。
- 請求項15に記載のインクジェット記録方法によって印刷されたことを特徴とする記録物。
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