JP5459097B2 - ファスナー打込み機 - Google Patents
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Description
図1は釘打機を示す。釘打機は釘打機本体1の後部にグリップ2を、釘打機本体1の下部には射出口4を有するノーズ部3をそれぞれ一体に設け、ノーズ部3の後部には射出口4に釘を供給するマガジン5を連設したもので、釘打機本体1内には打撃機構が設けられている。すなわち、打撃シリンダ6内に打撃ピストン7が摺動自在に収容されている。打撃ピストン7の下部にはドライバ8が一体に結合固定され、ドライバ8はノーズ部3の射出口4内を摺動するように構成されている。また、釘打機本体1には図示されないエアコンプレッサ等の圧縮空気供給源(図示せず)から供給された圧縮空気を貯留するエアチャンバ10が形成されている。
ところで、送り通路11はマガジン5から連結釘Aを引き出して射出口4に送るための通路で、図4に示されるように、連結釘Aを収納するマガジン5と射出口4との間に配置され、固定壁20とドア21との間に形成されている。送り通路11には釘送り機構が設けられている。すなわち、固定壁20の外側には送りシリンダ22が配置され、送りシリンダ22には送りピストン23が送り方向に往復動自在に配置されている。送りシリンダ22の一端はエア管路24(図1参照)を介してブローバックチャンバ18に連通している。送りピストン23には前方に突出する送りロッド25が一体に設けられ、送りロッド25の先端の軸19には送り爪26が送り通路11から退避回動できるように取り付けられ、図示しないバネにより送り通路11に進入するように付勢されている。送りピストン23はバネ27によって前方に付勢され、所定のタイミング(釘打ち込み直後)でブローバックチャンバ18からエア管路24を経て釘送りシリンダ22内に圧縮空気が送られることにより送りピストン23と送りロッド25と送り爪26が後退し、上記圧縮空気が排出されることにより、送りピストン23と送りロッド25と送り爪26はバネ27によって前進するようになっている。
次に、図5に示すようにノーズ部3に沿ってコンタクト部材33が設けられている。このコンタクト部材33は安全装置で、ノーズ部3の先端から突出するように配置された筒状のコンタクトトップ34と、コンタクトトップ34を釘の打ち込み方向に摺動するように支持する第1アーム35と、第1アーム35とトリガレバー15との間に配置された第2アーム36とから構成されている。第2アーム36の一端36aは第1アーム35に連結され、他端36bは、図1に示すように、トリガレバー15に設けられたコンタクトレバー37に係合可能に配置されている。また、第2アーム36とノーズ部3との間には圧縮バネ53が配置されている。これにより、コンタクト部材33は下方に付勢され、コンタクトトップ34は、ノーズ部3の先端よりも下方に突出する。
ところで、図1に示すように、送り爪26の射出口4側の側端部42は下方に長く延出形成され、この側端部42とドア21とによって射出口4を送り通路11に対して閉じる(図4(a)参照)ように構成されている。これに対し、コンタクト部材33のコンタクトトップ34の上方には、送り通路11の外側に退避回動した送り爪26の側端部42の先端(下端)部42aに係合可能な係合部43(図5参照)が形成され、送り爪26とコンタクト部材33とによって安全機構が構成されている。なお、係合位置はコンタクト部材33がトリガレバー15の操作を有効にできる位置よりも下方に設定されている。送り爪26が回動しないときは、図2(a)に示されるように、コンタクトトップ34の係合部43は送り爪26の先端部に係合しないように構成されている。
なお、逆止爪部材29の前部はZ字形に形成され、逆止爪28の先端31はやや送り通路11側に屈曲している。そして、図6(a)のように送り爪26が後退するとき、同図(b)のように逆止爪28の先端31が連結釘Aの連結シート13の三角形状の係合凹部14に係合するとともに、逆止爪28の基部も連結シート13の側縁に係合する。したがって、逆止爪28は釘aの中心をはさんで少なくともその前後2箇所p、qに係合している。したがって、連結釘Aの最後から2本目の釘が打ち出された後、送り爪26が最後の釘aの後方に戻るとき、最後の釘aの側面に沿って後退しながら乗り越えるが、逆止爪28は最後の釘aの釘軸の中心をはさんでその前後2箇所p、qに係合して支持するので、最後の釘aが回転するのは阻止される。したがって、逆止爪28が連結釘Aの係合凹部14から外れることはなく、最後の釘aも確実に送ることができる。これに対し、同図(c)に示されるように、逆止爪28´の先端が真直状で釘の後部を支持しないときは、最後の釘aの後部は送り爪26が後方に移動するときに押し返され、逆止爪28´の先端と係合凹部14との係合部を中心に回転し、ついには逆止爪28´が係合凹部14から外れてしまい、逆止作用できないため、最後の釘を前方に送ることができないことがある。
次に、コンタクト部材33の係合部43はコンタクトトップ34に一体的に形成される形態に限定されない。図7のように構成してもよい。すなわち、上端がトリガレバー15に連係するコンタクト部材33のメインアーム46を、コンタクトトップ34を打ち込み方向にガイドするガイド部材47に連結し、上記メインアーム46の中途部から分岐形成されたサブアーム48の下端屈曲部50には係合ピン(係合部)52が設けられ、係合ピン52には、コンタクト部材33を下方に付勢する圧縮バネ53が配置されている。係合ピン52の上端は、送り通路11の外側に退避回動した送り爪26に係合可能に配置されている。係合位置はコンタクト部材33がトリガレバー15の操作を有効にできる位置よりも下方に設定されている。
次に、コンタクト部材33の構成は、コンタクトトップ34を有するものに限定されない。例えば、図9のように、一端がトリガレバー15に係合可能に設けられた第1アーム35の下端に、コンタクトトップ34に代えて可動ノーズ部55を設ける構成でもよい。可動ノーズ部55はノーズ部3に打ち込み方向に摺動自在に設けられているとともに、ノーズ部3の射出口4と連続する射出口4を備えている部材で、釘は可動ノーズ部55から直接に打ち出されるように構成されている。第2アーム36と可動ノーズ部55との連結部分に係合部43が形成されている。この係合部43も、外側に退避回動した送り爪26と係合可能に形成されている。
1 釘打機本体
3 ノーズ部
4 射出口
11 送り通路
13 連結シート
13a 外縁部
13b 連結部
13c ファスナー保持部
14 係合凹部
21 ドア
26 送り爪
28 逆止爪
33 コンタクト部材
34 コンタクトトップ
43 係合部
52 係合ピン
55 可動ノーズ部
Claims (2)
- 打込み機本体の下部の打ち込み用ノーズ部に開口するように設けられたファスナーの送り通路と、該送り通路に装填された連結ファスナーを送り方向に移動可能に設けられた送り爪に係合させて上記ノーズ部の射出口に送り出すファスナー送り機構と、を備えたファスナー打込み機において、
上記連結ファスナーとして、上下の連結シートを介してファスナーを連結し、この上下の連結シートのそれぞれの長手方向の一側において、上下で対応する位置に係合凹部又は係合凸部を形成した連結ファスナーを使用し、
上記上下の係合凹部又は係合凸部間の間隔が互いに異なる複数種類の連結ファスナーを個別に装填可能に形成するととともに、
上記ファスナー送り機構は、上記送り通路に装填された上記連結ファスナーの送り動作を規制する逆止爪を備え、
上記送り爪又は上記逆止爪は、上記複数種類の連結ファスナーのいずれを使用した場合でも、上記上下の係合凹部又は係合凸部に係合可能に形成されていることを特徴とするファスナー打込み機。 - 打込み機本体の下部の打ち込み用ノーズ部に開口するように設けられたファスナーの送り通路と、該送り通路に装填された連結ファスナーを送り方向に移動可能に設けられた送り爪に係合させて上記ノーズ部の射出口に送り出すファスナー送り機構と、を備えたファスナー打込み機において、
上記連結ファスナーは、ファスナーを保持する軸孔を有するファスナー保持部と、隣り合うファスナー保持部を連結する連結部と、を交互に形成した連結帯を備えるとともに、上記連結部を上記連結帯の中央より左右のいずれか一方の片寄り側に設け、更に、上記連結帯の長手方向の連結部側の外縁部に沿って所定の間隔をおいて係合凹部又は係合凸部を形成したものであって、
上記ファスナー送り機構は、上記送り通路に装填された上記連結ファスナーの送り動作を規制する逆止爪を備え、
上記逆止爪は、上記係合凹部又は係合凸部に係合可能に形成されていることを特徴とするファスナー打込み機。
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JP2009242035 | 2009-10-21 | ||
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2010
- 2010-06-21 JP JP2010140623A patent/JP5459097B2/ja active Active
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