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JP5459097B2 - ファスナー打込み機 - Google Patents

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JP5459097B2
JP5459097B2 JP2010140623A JP2010140623A JP5459097B2 JP 5459097 B2 JP5459097 B2 JP 5459097B2 JP 2010140623 A JP2010140623 A JP 2010140623A JP 2010140623 A JP2010140623 A JP 2010140623A JP 5459097 B2 JP5459097 B2 JP 5459097B2
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Description

本発明は、マガジン内に収納された連結ファスナーをファスナーの送り通路から射出口を備えたノーズ部に送り出すファスナー送り機構と、上記ノーズ部に沿って摺動自在に設けられて被打ち込み材に押し付けることによりノーズ部と相対的に移動してファスナーの打ち込み起動操作を有効にするコンタクトアームとを備えたファスナー打込み機に関する。
さらに、本発明は、空気圧、燃料ガス等を駆動源とするファスナー打込み機に使用されるとともに、ファスナー打込み機の射出口にファスナーを送る際に、ファスナーが送り方向と逆に移動するのを確実に阻止するファスナー打込み機に関するものである。
例えば圧縮空気を駆動源とする釘打機は、エアチャンバ内の高圧エアをメインバルブの作動によって打撃シリンダの上端に対して開閉し、打撃シリンダに供給された高圧エアによって内部に収容された打撃ピストンを駆動し、打撃ピストンに一体的に結合したドライバ、ドライバビット等の打撃手段により、マガジンから釘打機本体の下部に設けられた打ち込み用ノーズ部の射出口に供給された釘を打撃して打ち込むように構成されている。
そして、ノーズ部の射出口とマガジンとの間には釘送り通路が設けられ、マガジンに収納された連結釘は釘送り機構により引き出されて釘送り通路から射出口に送られるようになっている。釘の送りは、釘送り通路に釘送り方向に往復動するように設けられた送り爪によって行われる。送り爪は釘送り通路に並んだ連結釘の裏側に配置され、送り爪が往動するときに連結釘の釘軸部に係合して釘1本分だけ送り出し、復動時には連結釘を回避するように釘送り通路の外側に回動しながら後退移動して再び後位の釘軸部に係合するという動作を繰り返すように構成されている(特許文献1参照)。
また、起動用トリガを引き操作したときに、常にファスナーが打ち出されるようにすると非常に危険であるから、ノーズ部に沿ってコンタクトアームを摺動可能に配置し、コンタクトアームの先端部分をノーズ部よりも突出させ、打ち込みに当たりノーズ部を被打ち込み材に押し付けることにより、コンタクトアームが釘打機本体と相対的に移動し、コンタクトアームの上端部がトリガと係合した場合にのみトリガの引き操作が有効となって釘打機が起動するようにする安全装置が設けられている。したがって、ノーズ部を被打ち込み材に押し付けないでトリガを引いても、その引き操作は無効となり、釘打機は起動しない(特許文献2参照)。
なお、上述の釘送り機構やコンタクトアームによる安全機構は、釘打機だけでなく、打込みネジを打ち込むネジ打ち機にも搭載されている。
ところが、従来の釘送り機構は、釘を送る途中で何らかの不具合が発生したり、送られた釘が正常な位置まで送られなかったりした場合、あるいは誤装填したりして連結釘が正規の位置に送られなかった場合でも、コンタクトアームが作動すれば実打が可能で、釘がノーズ部内に詰まったりして不具合が生じるおそれがあった。
そこで、この点を改善するため、送り爪を高くして釘送り通路内に深く進入するようにし、釘装填時に送り爪を押し込んでスイングさせ、正規位置に装填するものとし、送り爪が正規位置にないときは、送り爪が十分にスイングしないため、コンタクトアームが送り爪と干渉し、上死点まで作動することができず、安全装置が解除されない構造も知られている(特許文献3参照)。
また、一般に、連結ファスナーには金属ワイヤで連結するものと合成樹脂材で連結するものとがあるが、合成樹脂材で連結する連結ファスナーには、主に曲げシート連結方式と平シート連結方式の2つの方式のものが知られている。曲げシート連結方式の連結ファスナーは、細長の帯状シート部の両側縁から同じ向きの釘保持片を連続的に折り曲げ形成し、両側に対応する保持片にそれぞれファスナーを嵌合保持させて連結したものである。平シート連結方式の連結ファスナーは、細長の平シート状の連結帯にファスナーを保持する保持部と隣り合う保持部間を連結する幅狭の連結部とを交互に設けたもので、連結帯が複数枚の場合もあり、またファスナーの軸部に頭部とほぼ同径のガイドチューブを嵌合保持させて連結したものもある。ガイドチューブは打ち込み時に射出口内でファスナーが傾かないようにガイドするもので、通常はガイドチューブの上下に連結帯が配置されている。そして、この平シートタイプの連結ファスナーは、ほとんどが真直状に形成されているものであった。
ところで、近年、平シート連結方式の連結ファスナーに、各ファスナー保持部を連結する連結部をオフセット、つまり連結部を連結帯の長手方向の右又は左のいずれかに偏るように設けたものが開発されている(特許文献4〜6参照)。これによれば、合成樹脂製連結帯を使用した連結ファスナーもコイル状に巻き回すことができるとともに、コイル状に巻き回したときにその外径を小さくしやすいので、多数のファスナーを打ち込み工具のマガジン内に装填することができるというメリットがある。
ところで、上記特許文献4〜6記載のように、連結部が連結帯の一側に配置される形態の、ファスナー打込み機には、連結ファスナーを収納したマガジンから打ち込み用ノーズ部の射出口にファスナーを順次供給するファスナーの送り機構が設けられている。この送り機構は、送り爪と逆止爪とから構成され、送り爪はファスナー送り方向に往復動し、往動時に連結ファスナーに係合して射出口側に送り、復動して後位のファスナーに係合する。これに対し、逆止爪は、送り爪が復動する時に連結ファスナーに係合して連結ファスナーが送り爪とともに送りと逆方向に移動するのを阻止する。
特許第2836512 特開2005−81515 特開平8−276378号 特開2009−115212公報 特開2009−115213公報 特開2009−264585公報
しかしながら、特許文献3に示す構成では、送り爪の高さが高いため釘送りは安定するが、連結釘装填時に送り爪を回動させてスイングするという操作が必要であった。
本発明は上記問題点を解消し、送り爪を回動操作することなく、直接に連結ファスナーを装填することができるとともに、連結ファスナーを誤装填したり、その送りに不具合が生じたりした場合にはファスナーの打ち込み作動を確実に防止することができるファスナー打込み機を提供することをその課題とする。
更に、上記したような従来の平シート連結方式の連結ファスナーを使用するファスナー打込み機では、上下に配された連結帯の間に送り爪又は逆止爪を移動させ、その先端をガイドチューブ又はファスナーの軸に係合させるように構成されていた。
しかしながら、送り爪又は逆止爪をガイドチューブ又はファスナーの軸に係合させる構造では、上記爪は連結帯の外側から内側に深く入って係合することになるので、大きく揺動させる必要がある。したがって、必然的にファスナーの送り機構が大きくならざるを得ない。また、特に逆止爪の場合は、連結ファスナーが後退しないように保持するだけであるから、わざわざファスナーの軸に係合させる必要はない。
そこで例えば、上記特許文献4の図2の連結帯は、連結帯の連結部側の外縁部において釘保持部と連結部との境界部が、円弧部分と直線部分との境界に一定の角度を有する凹みが形成されているので、これを利用してここに逆止爪を係合させることが考えられる。しかし、この凹みは角度が浅く、緩やか過ぎて逆止爪が滑ってしまうおそれがある。そして、上記特許文献4の図11〜図13の連結帯は円弧部分と直線部分との境界が2箇所あることから逆止爪が2箇所で係合する可能性があり、係合が安定しないという問題がある。
また、特許文献5の連結帯の場合は、釘保持部に凸部が形成されている。この凸部は線対称に形成された連結帯を中心で切断したときの残余部であるが、これを利用して逆止爪を係合させようとしても、逆止爪は必ずしも凸部に係合するわけではなく、特許文献4と同様に、釘保持部と連結部との境界部の凹みに係合する場合もあり、逆止爪が2箇所で係合する可能性があり係合が安定しない。
さらに、特許文献6の連結帯は平シートタイプではないが、この場合も、特許文献5の場合と同様に、逆止爪が2箇所で係合する可能性があり、係合が安定しない。
送り爪を連結帯の同じ部位に係合させる場合も、同様の問題が発生する。
このように、いずれの場合も、従来の連結帯の形状をそのままにして送り又は逆止に利用しようとしても、そもそも上記凹部は係合させるためのものではないのであり、この部位に爪を係合させようとするものであるから、連結ファスナーの送り又は逆止が安定しないのはむしろ当然の結果である。
そこで、本発明は上記問題点を解消し、合成樹脂製の連結帯を確実に送り方向に送り又は逆方向への移動を阻止することができる係合凹部又は係合凸部を有する異なる種類の連結ファスナーに対して逆止爪の共通化を図ることができる連結ファスナー打込み機を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、請求項に係る発明は、打込み機本体の下部の打ち込み用ノーズ部に開口するように設けられたファスナーの送り通路と、該送り通路に装填された連結ファスナーを送り方向に移動可能に設けられた送り爪に係合させて上記ノーズ部の射出口に送り出すファスナー送り機構と、を備えたファスナー打込み機において、上記連結ファスナーとして、上下の連結シートを介してファスナーを連結し、この上下の連結シートのそれぞれの長手方向の一側において、上下で対応する位置に係合凹部又は係合凸部を形成した連結ファスナーを使用し、上記上下の係合凹部又は係合凸部間の間隔が互いに異なる複数種類の連結ファスナーを個別に装填可能に形成するととともに、上記ファスナー送り機構は、上記送り通路に装填された上記連結ファスナーの送り動作を規制する逆止爪を備え、上記送り爪又は上記逆止爪は、上記複数種類の連結ファスナーのいずれを使用した場合でも、上記上下の係合凹部又は係合凸部に係合可能に形成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、打込み機本体の下部の打ち込み用ノーズ部に開口するように設けられたファスナーの送り通路と、該送り通路に装填された連結ファスナーを送り方向に移動可能に設けられた送り爪に係合させて上記ノーズ部の射出口に送り出すファスナー送り機構と、を備えたファスナー打込み機において、上記連結ファスナーは、ファスナーを保持する軸孔を有するファスナー保持部と、隣り合うファスナー保持部を連結する連結部と、を交互に形成した連結帯を備えるとともに、上記連結部を上記連結帯の中央より左右のいずれか一方の片寄り側に設け、更に、上記連結帯の長手方向の連結部側の外縁部に沿って所定の間隔をおいて係合凹部又は係合凸部を形成したものであって、上記ファスナー送り機構は、上記送り通路に装填された上記連結ファスナーの送り動作を規制する逆止爪を備え、上記逆止爪は、上記係合凹部又は係合凸部に係合可能に形成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明によれば、送り爪又は逆止爪が、複数種類の連結ファスナーのいずれを使用した場合でも、上下の係合凹部又は係合凸部に係合可能に形成されている。このため、逆止爪又は送り爪が係合部に係合する態様は、連結釘の種類の如何にかかわらず全て同じであり、共通の逆止爪でシステムを構成する全ての種類の連結釘の逆止を確実に実行することができる。このように、連結釘毎に逆止爪を変えたり、釘打機を変えたりする必要がないので、全体のコストを格段に抑えることができる。
また、逆止爪又は送り爪の位置精度も要求されないから、逆止爪又は送り爪を板金加工により、また逆止爪又は送り爪を支持する部材を合成樹脂によって構成することができる。したがって、部品コストを低減し、全体を軽量化することができる。
請求項に係る発明によれば、連結部を連結帯の中央より左右のいずれか一方の片寄り側に設けたため、連結部が設けられた側と逆側において送り爪が確実に係合することができ、安定してファスナーを送ることができる。
また、連結部が設けられた側においては、連結帯の長手方向の連結部側の外縁部に沿って所定の間隔をおいて係合凹部又は係合凸部が形成され、この係合凹部又は係合凸部に逆止爪が係合可能に形成されている。このため、逆止爪も確実に係合し、ファスナーの逆方向への移動を確実に阻止することができる。
ファスナー打込み機の一形態である釘打機の縦断面図 (a)(b)(c)は上記釘打機のノーズ部を下から見た図で、送り爪とコンタクトアームとの係合態様を示す説明図 (a)(b)は連結釘の正面図及び連結シートの平面図 (a)(b)(c)(d)は、釘送り機構の作動態様図 コンタクト部材を示した釘打機の側面図 (a)は1本の残り釘を送るために送り爪が後退移動したときの逆止爪の係合状態を示す断面図、(b)はその拡大図、(c)は逆止爪が平坦形状のときの係合状態を示す断面図 安全装置の他の実施形態を示す斜視図 (a)(b)は図7に示す安全装置の作動態様説明図 安全装置のさらに他の実施形態を示す斜視図 (a)(b)は図9に示す安全装置の作動態様説明図 (a)は逆止機構のドア部分を含む斜視図、(b)はドア部分を外した状態の斜視図 逆止爪と連結釘との関係を示す斜視図 逆止爪と連結釘との関係を示す平面図 (a)(b)はそれぞれ共通の逆止爪と異なる連結釘との逆止関係を示した斜視図 (a)(b)はそれぞれ共通の逆止爪と異なる連結釘との逆止関係を示した正面視図
(釘打機)
図1は釘打機を示す。釘打機は釘打機本体1の後部にグリップ2を、釘打機本体1の下部には射出口4を有するノーズ部3をそれぞれ一体に設け、ノーズ部3の後部には射出口4に釘を供給するマガジン5を連設したもので、釘打機本体1内には打撃機構が設けられている。すなわち、打撃シリンダ6内に打撃ピストン7が摺動自在に収容されている。打撃ピストン7の下部にはドライバ8が一体に結合固定され、ドライバ8はノーズ部3の射出口4内を摺動するように構成されている。また、釘打機本体1には図示されないエアコンプレッサ等の圧縮空気供給源(図示せず)から供給された圧縮空気を貯留するエアチャンバ10が形成されている。
マガジン5に収納された連結釘(連結ファスナー)Aは、送り通路11を通ってノーズ部3の射出口4に供給されるように構成されている。なお、連結釘Aは図3に示されるように、軸部に射出口4内径よりも僅かに小さい外径を有するガイドチューブ12を嵌挿した複数の釘aを合成樹脂製の上下2枚の連結シート13を介して連結したものである。連結シート13の一側には係合凹部14が形成されている。
より詳しくは、連結シート13は、図3に示されるように、薄い細長帯状の平シート状で、ガイドチューブ12の中心孔と同じ程度の大きさの軸孔13dが形成されたファスナー保持部13cと、隣り合うファスナー保持部13cを連結する幅狭の連結部13bとを交互に連続して形成したものである。連結部13bは連結シート13の中央よりも左右(図では上方)に偏って形成されている。このため、連結シート13の連結部13b側の外縁部13aは略真直に、他側はファスナー保持部13c間に送り爪係合部60が形成された形状となっている。そして、外縁部13aの各ファスナー保持部13cには、後述の逆止爪28が係合する逆止用の係合部として係合凹部14が形成されている。係合凹部14は全体的にほぼ三角形状で、その一端は連結シート13の長手方向に対して略直角に、他端側は斜めに形成されている。しかし、係合凹部はこの形状に限定されない。凹字状、V字状または凸字状等であってもよい。なお、係合凹部14は2枚の連結シート13に、釘aの軸方向に沿って視たとき、換言すれば平面視において、上下で対応する位置に設けられるとともに、上下の係合凹部14間にガイドチューブ12が露出しないようになっている。
上記連結釘Aによれば、連結シート13の外縁部13aが略真直に形成されているので、後述のように、釘打機の送り機構の係合手段(逆止爪や送り爪)が確実に係合凹部14に係合するので、送りや逆止が安定する。
ここで、釘打機を起動させるときは、トリガレバー15を引き操作する。これにより起動バルブ16が作動するとともに、メインバルブ17が圧縮空気が貯留されたエアチャンバ10を打撃シリンダ6に開くので、圧縮空気が打撃シリンダ6内に急激に供給され、打撃ピストン7とともにドライバ8が駆動され、射出口4内の釘を打撃して打ち出すように構成されている。釘打ち込み時に打撃ピストン7の下方空間で圧縮された空気は打撃シリンダ6の下部のブローバックチャンバ18に貯留され、打撃ピストン7の上方の圧縮空気が排気されたときに打撃ピストン7の下部に供給されてこれを初期位置に復帰移動させ、次の釘打ち込み作動が準備される。
(送り機構)
ところで、送り通路11はマガジン5から連結釘Aを引き出して射出口4に送るための通路で、図4に示されるように、連結釘Aを収納するマガジン5と射出口4との間に配置され、固定壁20とドア21との間に形成されている。送り通路11には釘送り機構が設けられている。すなわち、固定壁20の外側には送りシリンダ22が配置され、送りシリンダ22には送りピストン23が送り方向に往復動自在に配置されている。送りシリンダ22の一端はエア管路24(図1参照)を介してブローバックチャンバ18に連通している。送りピストン23には前方に突出する送りロッド25が一体に設けられ、送りロッド25の先端の軸19には送り爪26が送り通路11から退避回動できるように取り付けられ、図示しないバネにより送り通路11に進入するように付勢されている。送りピストン23はバネ27によって前方に付勢され、所定のタイミング(釘打ち込み直後)でブローバックチャンバ18からエア管路24を経て釘送りシリンダ22内に圧縮空気が送られることにより送りピストン23と送りロッド25と送り爪26が後退し、上記圧縮空気が排出されることにより、送りピストン23と送りロッド25と送り爪26はバネ27によって前進するようになっている。
これに対し、ドア21は釘送り通路11を開閉するもので、箱形に形成され、その内側には逆止爪28が設けられている。逆止爪28はドア21に設けられた支軸30に回動自在に設けられた逆止爪部材29の先端に形成されている。逆止爪28はZ字形に形成され、逆止爪28の先端31はさらに少し送り通路11側に屈曲形成されている。支軸30にはねじりコイルバネ32が巻きつけられ、これにより逆止爪部材29は常時送り通路11の中心側に付勢され、連結釘Aを押圧している。
上記送り機構によれば、連結釘Aがマガジン5に装填された後、釘送り機構が作動すると、送りピストン23はいったん図4(b)に示すように後退した後、同図(c)のように前進する。前進したとき、送り爪26が連結釘Aの上下の連結シート13の送り爪係合部60に係合し、連結釘Aを前方に送り出し、同図(d)のように先頭の釘aを射出口4内に供給する。その後、上記釘aが同図(a)のように打ち出された後、送りピストン23は同図(b)のように再び後退するが、連結釘Aを逆方向に移動しようとすると、同図(b)(c)に示されるように、逆止爪28は連結シート13の係合凹部14に係合するので、連結釘Aは移動できず同じ位置にとどまる。このため、送り爪26は、送り通路11から退避回動して連結シート13から確実に外れる。なお、送りピストン23が前進するときは、連結釘Aも前進するように力を受ける。逆止爪28は係合凹部14に係合することはできないので、連結釘Aは前方に送られる。このようにして送りピストン23が往復動するたびに釘1本がノーズ部3の射出口4に送られる。
なお、ドア21は、図11(a)(b)及び図12に示されるように、ノーズ部3に沿って設けられたドア回動軸70に回動自在に設けられている。ドア21は箱形のドア本体61の開口部を表面板62でカバーしたもので、ドア本体61の上板63と下板64との間には支軸30が設けられ、支軸30には逆止爪部材29が回動自在に取り付けられている。逆止爪部材29は板状の部材で、その中間部から前端部には逆止爪28が形成され、後部は二股に分岐されている。逆止爪部材29の前部はZ字形に形成され、逆止爪28の先端31はさらに少し送り通路11側に屈曲形成されている。逆止爪28も上下に分かれているが、上下一体に形成してもよい。また、逆止爪部材29の後部の上部65と下部66には上下に対向する支持片67が折り曲げ形成され、支持片67は上記支軸30に回動自在に嵌合している。なお、支軸30にはねじりコイルバネ32が巻きつけられ、その一端32aはドアの表面板62の背面に係合し、他端32bは逆止爪部材29の中間部に係合している。これにより、逆止爪部材29は常時送り通路11の中心側に付勢され、連結シート13を押圧している。
また、逆止爪28の先端28aに続く面状部28bは連結シート13の外縁部13aに当接する。このように、逆止爪28と連結シート13とが長く接触し、接触面積も大きいので、係合凹部14に係合したときに連結シート13は先端28との係合部を中心に回動して外れることが抑えられ、連結シート13の姿勢を制御して逆方向に移動するのを確実に防止することができる。
なお、係合凹部14は、図12に示されるように、上下の連結シート13に上下方向に同じ位置に設けられている。そして、上記釘送り機構の逆止爪28が上述のように連結シート13の係合凹部14に係合する場合、図15(a)に示されるように、上下2枚の連結シート13の位置が分岐した逆止爪28の上部28'の幅W1内にあるときは、逆止爪28は確実に係合凹部14に係合することができる。換言すれば、上記幅寸法の範囲内で連結シート13がずれても逆止爪28は係合凹部14に係合する。
しかも、2枚の連結シート13のうち一方の係合凹部14に係合できなくても他方の係合凹部14に係合することができる。すなわち、図15(b)に示されるように、上の連結シート13の位置が分岐した逆止爪28の上部28'の幅W1内にあり、下の連結シート13の位置が分岐した逆止爪28の下部28''の幅W2内にあるときでも、逆止爪28は確実に係合凹部14に係合することができる。
このように、逆止爪28は従来のように上下の連結釘の連結シート13間に挿入する必要がない。板状体であり、多少連結釘の連結シート13の上下位置がずれても、連結シート13の略真直の連結部13b側の端面を押圧していれば、確実に係合凹部14に係合して逆止が機能するから、釘aの位置がほぼ正確に出るので、連結シート13の上下方向の位置ずれによる送り不良がなくなり、信頼性・安全性が向上する。
同様に、逆止爪28の位置精度も要求されないから、ドア21は、逆止爪部材29を板金加工により、ドア本体31を合成樹脂によって構成することができ、部品コストを低減し、ドア21全体を軽量化することができる。
なお、上記では分岐した逆止爪28について説明したが、分岐していない場合でも、上下2枚の連結シート13の位置が逆止爪28の先端31の幅内にあれば、逆止爪28は係合凹部14に係合できることは言うまでもない。
(コンタクト部材)
次に、図5に示すようにノーズ部3に沿ってコンタクト部材33が設けられている。このコンタクト部材33は安全装置で、ノーズ部3の先端から突出するように配置された筒状のコンタクトトップ34と、コンタクトトップ34を釘の打ち込み方向に摺動するように支持する第1アーム35と、第1アーム35とトリガレバー15との間に配置された第2アーム36とから構成されている。第2アーム36の一端36aは第1アーム35に連結され、他端36bは、図1に示すように、トリガレバー15に設けられたコンタクトレバー37に係合可能に配置されている。また、第2アーム36とノーズ部3との間には圧縮バネ53が配置されている。これにより、コンタクト部材33は下方に付勢され、コンタクトトップ34は、ノーズ部3の先端よりも下方に突出する。
そして、コンタクトトップ34がノーズ部3から突出している状態でトリガレバー15を引き操作しても、コンタクトレバー37が作動しないので、操作は無効となり、釘打機は起動しないように構成されている。これに対しコンタクト部材33を被打ち込み材に押し付けることにより、コンタクト部材33が相対的にノーズ部3に沿って圧縮バネ53に抗して押し込まれる方向に摺動したときは、第2アーム36の端部36bがコンタクトレバー37を作動させ、トリガレバー15の引き操作が有効となり、釘打機は起動する。コンタクト部材33の摺動量が不足したときも安全装置が解除されず、トリガレバー15の操作は有効にならない。
(送り爪とコンタクトアーム)
ところで、図1に示すように、送り爪26の射出口4側の側端部42は下方に長く延出形成され、この側端部42とドア21とによって射出口4を送り通路11に対して閉じる(図4(a)参照)ように構成されている。これに対し、コンタクト部材33のコンタクトトップ34の上方には、送り通路11の外側に退避回動した送り爪26の側端部42の先端(下端)部42aに係合可能な係合部43(図5参照)が形成され、送り爪26とコンタクト部材33とによって安全機構が構成されている。なお、係合位置はコンタクト部材33がトリガレバー15の操作を有効にできる位置よりも下方に設定されている。送り爪26が回動しないときは、図2(a)に示されるように、コンタクトトップ34の係合部43は送り爪26の先端部に係合しないように構成されている。
上記構成において、送り通路11に連結釘Aを装填する際に、ドア21を開き、マガジン5から連結釘Aを引出し、送り爪26に先頭の釘を係合させ、図4(a)のように送り通路11に連結釘Aを整列させた状態でドア21を閉じる。連結釘Aが正常に装填されていれば、送り爪26は外側に回動することがないから、送り爪26の爪部44が連結釘Aに入り込み、送り機構が確実に作動して釘送りも正常に行なわれる。また、ノーズ部3の先端を被打込み材に押し付けたときも、コンタクト部材33は十分な量だけ移動するから、トリガレバー15の起動操作も有効に行なわれ、釘の打ち込みも正常に行なわれる。
これに対し、連結釘Aを誤って斜めに装填したり、送り爪26の爪部44に正しく係合させずに装填したりしてドア21を強制的に閉めると、ドア21は連結釘Aを押し出すので、連結釘Aは送り爪26を外側に押圧する。このため、送り爪26は外側に退避回動し、送り爪26の先端42aの位置も、図2(a)の状態から同図(b)のように移動する。この状態で釘打ち込みしようとして、コンタクト部材33の先端を被打込み材に押し付け、コンタクト部材33は釘打機本体に対して相対的に上方に摺動させると、その移動途中に送り爪26の先端部が飛び出しているので、係合部43が送り爪26の先端42aに当接して入り込めなくなり、コンタクト部材33はそれ以上上方に移動することができない。コンタクト部材33の移動が規制されると、トリガレバー5の引き操作は無効となり、釘の打ち込み作動をさせることはできない。同図(c)のように、送り爪26が前進端まで進まないうちに打ち込むような場合も、同様である。したがって、釘がノーズ部3内に詰まったりする不都合を未然に防止することができる。
上述のような不具合は、連結釘Aを正しく装填した後に、連結釘Aの送りの途中で発生することがあるが、このような場合でも、上述と同様に送り爪26は外側に退避回動し、コンタクト部材33の移動は規制されるから、連結釘Aの一部は送り爪26を外側に押圧するから、釘の打ち込み作動を確実に防止することができる。
なお、上記各連結釘Aについて、係合凹部14の高さや釘軸の長さは異なるが、係合凹部14の形状が同じで、釘軸方向に沿って連続的に形成されるいくつかの種類の連結釘と共通の釘打機と組み合わせることもできる。この場合、図14(a)(b)に示されるように、釘打機は組み合わせに供された各連結釘A、A´を個別に装填可能で、図15(a)(b)に示されるように、その逆止爪28は上記連結釘A、A´の係合凹部14のうち上下の係合凹部14間の間隔が最も大きい係合凹部に係合可能に形成されるようにすればよい。すなわち、逆止爪28の先端31を、上下の係合凹部14間の間隔のうちの最大間隔(例えば図15(b)のH2)よりも最大幅が大きくなるように形成するようにすればよい。
これにより、連結釘を送る際に共通の逆止爪28によって種類の異なる連結釘A、A´が逆方向に移動するのを確実に防止することができる。係合部が係合凸部であっても、あるいは係合部が釘軸に対して斜めに設けられていても同様である。
上述のような複数の種類の連結釘A、A´と共通の逆止爪28を有する釘打機との組み合わせによれば、逆止爪28を共通化することができ、連結釘毎に逆止爪28を変えたり、釘打機を変えたりする必要がないので、全体のコストを格段に抑えることができる。しかも、組み合わせの規模が大きくなるので、上記効果もさらに増大する。
(最後の1本)
なお、逆止爪部材29の前部はZ字形に形成され、逆止爪28の先端31はやや送り通路11側に屈曲している。そして、図6(a)のように送り爪26が後退するとき、同図(b)のように逆止爪28の先端31が連結釘Aの連結シート13の三角形状の係合凹部14に係合するとともに、逆止爪28の基部も連結シート13の側縁に係合する。したがって、逆止爪28は釘aの中心をはさんで少なくともその前後2箇所p、qに係合している。したがって、連結釘Aの最後から2本目の釘が打ち出された後、送り爪26が最後の釘aの後方に戻るとき、最後の釘aの側面に沿って後退しながら乗り越えるが、逆止爪28は最後の釘aの釘軸の中心をはさんでその前後2箇所p、qに係合して支持するので、最後の釘aが回転するのは阻止される。したがって、逆止爪28が連結釘Aの係合凹部14から外れることはなく、最後の釘aも確実に送ることができる。これに対し、同図(c)に示されるように、逆止爪28´の先端が真直状で釘の後部を支持しないときは、最後の釘aの後部は送り爪26が後方に移動するときに押し返され、逆止爪28´の先端と係合凹部14との係合部を中心に回転し、ついには逆止爪28´が係合凹部14から外れてしまい、逆止作用できないため、最後の釘を前方に送ることができないことがある。
(係合部の他の態様)
次に、コンタクト部材33の係合部43はコンタクトトップ34に一体的に形成される形態に限定されない。図7のように構成してもよい。すなわち、上端がトリガレバー15に連係するコンタクト部材33のメインアーム46を、コンタクトトップ34を打ち込み方向にガイドするガイド部材47に連結し、上記メインアーム46の中途部から分岐形成されたサブアーム48の下端屈曲部50には係合ピン(係合部)52が設けられ、係合ピン52には、コンタクト部材33を下方に付勢する圧縮バネ53が配置されている。係合ピン52の上端は、送り通路11の外側に退避回動した送り爪26に係合可能に配置されている。係合位置はコンタクト部材33がトリガレバー15の操作を有効にできる位置よりも下方に設定されている。
なお、釘の送り機構等の基本的構成は上述の形態に示したものと同じである。
上記構成の安全機構によれば、ドア21を開き、マガジン5から連結釘Aを引出し、送り爪26に連結釘Aの先頭と2番目の釘を係合させ、図8(a)に示されるように、送り通路11に連結釘Aを整列させた状態でドア21を閉じる。このとき、連結釘Aが正常に装填されていれば、送り爪26は外側に回動することがないから、送り機構が確実に作動して釘送りも正常に行なわれる。そして、釘打ち込みにあたり、ノーズ部3の先端を被打込み材に押し付けたときも、コンタクト部材33は送り爪26と干渉することなく釘打機本体に対して上方に移動するから、トリガの起動操作も有効に行なわれる。したがって、釘の打ち込みも正常に行なわれる。
これに対し、連結釘Aを斜めにして装填したり、送り爪26の爪部に正しく係合させずに装填したりしてドア21を閉めると、図8(b)に示されるように、連結釘Aはドア21に押されて送り爪26を外側に押圧するので、送り爪26は外側に退避回動する。この状態で釘打ち込みするためにコンタクトトップ34を被打込み材に対して下方に押し付けると、コンタクト部材33は釘打機本体に対して相対的に上方に摺動する。ところが、その係合ピン52の移動範囲内に送り爪26が飛び出しているので、係合ピン52は送り爪26に係合する。このため、コンタクト部材33はそれ以上上方に移動することができず、トリガの引き操作は有効にならないから、釘打機を起動させることはできない。したがって、釘がノーズ部3内に詰まるというような不都合を未然に防止することができる。
(コンタクト部材の他の態様)
次に、コンタクト部材33の構成は、コンタクトトップ34を有するものに限定されない。例えば、図9のように、一端がトリガレバー15に係合可能に設けられた第1アーム35の下端に、コンタクトトップ34に代えて可動ノーズ部55を設ける構成でもよい。可動ノーズ部55はノーズ部3に打ち込み方向に摺動自在に設けられているとともに、ノーズ部3の射出口4と連続する射出口4を備えている部材で、釘は可動ノーズ部55から直接に打ち出されるように構成されている。第2アーム36と可動ノーズ部55との連結部分に係合部43が形成されている。この係合部43も、外側に退避回動した送り爪26と係合可能に形成されている。
なお、釘の送り機構等の基本的構成は図1の形態に示したものと同じである。
上記構成において、送り通路11に連結釘Aを装填する際に、ドア21を開き、マガジン5から連結釘Aを引出し、送り爪26に連結釘Aの先頭の釘を係合させ、図10(a)のように送り通路11に連結釘Aを整列させた状態でドア21を閉じる。連結釘Aが正常に装填されていれば、送り爪26は外側に回動することがないから、送り機構が確実に作動して釘送りも正常に行なわれる。また、ノーズ部3の先端を被打込み材に押し付けたときも、可動ノーズ部55は送り爪26と干渉することなく釘打機本体に対して上方に移動するから、トリガレバー15の起動操作も有効に行なわれる。したがって、釘の打ち込みも正常に行なわれる。
これに対し、連結釘Aを斜めにして装填したり、送り爪26の爪部44に正しく係合させずに装填したりしてドア21を閉めると、図10(b)に示されるように、連結釘Aはドア21に押されて送り爪26を外側に押圧するので、送り爪26は外側に退避回動する。この状態で釘打ち込みするためにノーズ部3の先端を被打込み材に押し付けると、可動ノーズ部55は釘打機本体に対して相対的に上方に摺動する。ところが、その係合部43の移動の途中に送り爪26が飛び出しているので、係合部43は送り爪26に係合し、それ以上上方に移動することができない。可動ノーズ部55の移動が規制されると、トリガの引き操作は無効となり、釘の打ち込み作動をさせることはできない。したがって、釘がノーズ部3内に詰まる不都合を未然に防止することができる。
上述のような不具合は、連結釘Aを正しく装填した後も、連結釘Aの送りの途中で発生することがある。このような場合でも、上述と同様にコンタクトアームの移動は規制されるから、連結釘Aの一部は送り爪26を外側に押圧するから、釘の打ち込み作動を確実に防止することができる。
なお、上記実施形態においてコンタクト部材33は打ち出された釘を打ち込み方向に案内可能に構成されているが、必ずしもこれに限定されない。打ち出された釘を案内しない構成のものであってもよい。
なお、上述の実施形態では連結ファスナーとして連結釘の例について述べたが、釘に限らず、ネジ、打ち込みネジ等であってもよい。
A 連結釘
1 釘打機本体
3 ノーズ部
4 射出口
11 送り通路
13 連結シート
13a 外縁部
13b 連結部
13c ファスナー保持部
14 係合凹部
21 ドア
26 送り爪
28 逆止爪
33 コンタクト部材
34 コンタクトトップ
43 係合部
52 係合ピン
55 可動ノーズ部

Claims (2)

  1. 打込み機本体の下部の打ち込み用ノーズ部に開口するように設けられたファスナーの送り通路と、該送り通路に装填された連結ファスナーを送り方向に移動可能に設けられた送り爪に係合させて上記ノーズ部の射出口に送り出すファスナー送り機構と、を備えたファスナー打込み機において、
    上記連結ファスナーとして、上下の連結シートを介してファスナーを連結し、この上下の連結シートのそれぞれの長手方向の一側において、上下で対応する位置に係合凹部又は係合凸部を形成した連結ファスナーを使用し、
    上記上下の係合凹部又は係合凸部間の間隔が互いに異なる複数種類の連結ファスナーを個別に装填可能に形成するととともに、
    上記ファスナー送り機構は、上記送り通路に装填された上記連結ファスナーの送り動作を規制する逆止爪を備え、
    上記送り爪又は上記逆止爪は、上記複数種類の連結ファスナーのいずれを使用した場合でも、上記上下の係合凹部又は係合凸部に係合可能に形成されていることを特徴とするファスナー打込み機。
  2. 打込み機本体の下部の打ち込み用ノーズ部に開口するように設けられたファスナーの送り通路と、該送り通路に装填された連結ファスナーを送り方向に移動可能に設けられた送り爪に係合させて上記ノーズ部の射出口に送り出すファスナー送り機構と、を備えたファスナー打込み機において、
    上記連結ファスナーは、ファスナーを保持する軸孔を有するファスナー保持部と、隣り合うファスナー保持部を連結する連結部と、を交互に形成した連結帯を備えるとともに、上記連結部を上記連結帯の中央より左右のいずれか一方の片寄り側に設け、更に、上記連結帯の長手方向の連結部側の外縁部に沿って所定の間隔をおいて係合凹部又は係合凸部を形成したものであって、
    上記ファスナー送り機構は、上記送り通路に装填された上記連結ファスナーの送り動作を規制する逆止爪を備え、
    上記逆止爪は、上記係合凹部又は係合凸部に係合可能に形成されていることを特徴とするファスナー打込み機。
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