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JP4957372B2 - 動力駆動釘打機 - Google Patents

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JP4957372B2 JP2007127695A JP2007127695A JP4957372B2 JP 4957372 B2 JP4957372 B2 JP 4957372B2 JP 2007127695 A JP2007127695 A JP 2007127695A JP 2007127695 A JP2007127695 A JP 2007127695A JP 4957372 B2 JP4957372 B2 JP 4957372B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

本発明は、圧縮空気等を利用して衝撃的に突出駆動されるドライバを用いて、釘の釘頭等に衝撃を与え、木材やコンクリート等の被打込材に釘を打ち込むことが可能な動力駆動釘打機に関する。
動力駆動釘打機として、シリンダ内に圧縮空気を導入することによって、シリンダ内に収容されるピストンとピストンに結合されるドライバとを衝撃的に突出駆動させ、木材等の被打込材に釘を打ち込む圧縮空気駆動釘打機が知られている。また、ハウジング内に形成される燃焼室で可燃性ガスを燃焼させることにより高圧の燃焼ガスを発生させ、この燃焼ガスによってピストンおよびドライバを衝撃的に突出駆動させて被打込材に釘を打ち込む燃焼ガス駆動釘打機が知られている。
このような動力駆動釘打機には、ハウジング内に設けられるシリンダと、シリンダ内に摺動自在に収容されたピストンと、ピストンに連結されるドライバ等とによって概略構成される衝撃機構部を備えた筐体本体部が設けられている。また、この筐体本体部の先端には、被打込材に向けて打ち出される釘を案内するための射出空間を備えたノーズ部が設けられている。シリンダ内でピストンが摺動されてドライバが突出駆動される場合には、ドライバが射出空間内に案内されて射出空間内にセットされる釘を打撃し、ノーズ部の先端部より釘を打ち出す構造となっている。
この動力駆動釘打機のノーズ部には、射出空間へ釘を連続的に供給するためのマガジンが連結されている。マガジンには、隣設する釘の軸部を平行に整列させて多数釘を連結させた連結釘を充填することが可能となっている。マガジンは、矩形筒状を呈するマガジン本体部を有しており、この前端部がノーズ部に連結されて筒内部より射出空間へと連通された連通空間が形成され、後端部にはこの連通空間へと連結釘を導入するための導入開口が形成されている。
また、マガジンには、導入された連結釘をノーズ部の射出空間へと押し出すためのプッシャ装置が設けられている。プッシャ装置は、マガジン本体部の一側面(この面を上面とする。)において形成される開口部より上面を露出させた状態でスライド移動することが可能となっている。なお、上述したように、マガジン本体部の後端部に導入開口が形成される動力駆動釘打機を、一般に後方装填タイプ(後ろ入れ方式)の動力駆動釘打機という(例えば、特許文献1および非特許文献1参照。)。
図2(a)および図6(a)(b)に示すように、マガジン本体部12の内側部には、プッシャ装置13aのスライド移動を許容するプッシャ用ガイド溝17と、連結釘20の移動を許容する釘用ガイド溝19とが形成されており、釘用ガイド溝19は、プッシャ用ガイド溝17と平行となるようにしてプッシャ用ガイド溝17の下面側に形成されている。
プッシャ装置13aは、プッシャ用ガイド溝17に沿ってスライド移動を行うプッシャホルダ18cと、プッシャホルダ18cに揺動可能に支持される揺動プッシャ21bとを有している。揺動プッシャ21bは、コイルバネ22等の付勢部材により付勢されており、通常は先端部(ノーズ部8a側の端部、当接端部)26cをマガジン本体部12の下面31側に降下させた状態を維持している。この揺動プッシャ21bを揺動させて先端部26cを上側へと上昇させた状態では、揺動プッシャ21bの下端部が釘用ガイド溝19の溝形成位置よりも上側に位置するため、揺動プッシャ21bと連結釘20とが係合しない構造となっている。しかしながら、揺動プッシャ21bを揺動させずに先端部26cを下面31側へと降下させた状態では、図6(a)に示すように、揺動プッシャ21bの下端部が釘用ガイド溝19の溝形成位置にまで下がり、揺動プッシャ21bが連結釘20と係合する構造となっていた。
このため、後方装填タイプの動力駆動釘打機では、揺動プッシャ21bの先端部26cを上方へと揺動させることによって、導入開口14より導入された連結釘20を、プッシャ装置13aの導入開口側からノーズ部8a側へと移動させることができる。その後、揺動プッシャ21bの先端部26cを降下させることによって、先端部26cに連結釘20を係合させつつプッシャ装置13aをスライド移動させることができるので、連結釘20をノーズ部8aの射出空間Saに供給することが可能となる。
ノーズ部8aの射出空間Saは、図6(a)(b)に示すように、略C字状断面を呈する筒体(筒状部材)9aによって構成されており、ノーズ部8aとマガジン本体部12の前端部が連結されることにより、C字状断面の開放部11aとマガジン本体部12内部とが連通する構造となっている。プッシャ装置13aによって射出空間Saに搬送される連結釘20は、プッシャ装置13aによって釘が射出空間Saに1本ずつ押し出される構造となっており、揺動プッシャ21bの先端部26cに当接する最後の釘が射出空間Saに案内される場合には、揺動プッシャ21bの先端部26cが射出空間Saの開放部11aに入り込む構造となっている。このように、揺動プッシャ21bの先端部26cが射出空間Saの開放部11aに入り込むことによって、最後の1本まで釘を確実に射出空間Saへ案内することができると共に、案内された釘が開放部11aの存在によって傾いた状態で射出空間Saに設置されてしまい、打ち出された釘が座屈等を生じたり釘頭のめくれを生じたりすることを防止することができる。
ここで、プッシャ装置13aがノーズ部8a側に移動して揺動プッシャ21bの先端部26cが射出空間Saの開放部11aに入り込んだ状態において、導入開口側からスライド移動された連結釘20が、揺動プッシャ21bの導入開口側側面に当接した場合について説明する。通常、揺動プッシャ21bの底面21cは、先端部26cが上昇した場合において連結釘20が底面21cに対して円滑に摺接するように、先端部26cに向かって傾斜する緩やかな曲面によって構成されている。このため、揺動プッシャ21bの先端部26cが射出空間Saの開放部11aに入り込んだ状態において、連結釘20が揺動プッシャ21bの導入開口側側面に当接した場合には、揺動プッシャ21bの底面21cと釘用ガイド溝19との間のくさび状に間隔が狭くなる箇所に釘が入り込んでしまって、プッシャ装置13aをスライド移動させにくい場合があった。このような場合に、無理矢理にプッシャ装置13aを移動させると、さらに釘が隙間先端に挟み込まれてしまうので、プッシャ装置13aが全く動かせなくなってしまうおそれがあるという問題があった。
このため、ノーズ部8aの開放部11a上方には、図2(a)および図6(a)(b)に示すように、射出空間Saの開放部11aに揺動プッシャ21bの先端部26cが入り込んだ状態において、揺動プッシャ21bの先端部26cを上昇させることができるように、揺動移動空間40が形成されている。連結釘20が揺動プッシャ21bの底面21cと釘用ガイド溝19との間に入り込んでしまった場合には、揺動プッシャ21bを揺動させることによって先端部26cを揺動移動空間40に導くことができるので、揺動プッシャ21bの底面21cと釘用ガイド溝19との間に入り込んでしまった連結釘20を解放することが可能となる。このため、この状態でプッシャ装置13aをスライド移動することによって、プッシャ装置13aを連結釘20の導入開口側へ容易に移動させることができる。
なお、射出空間Saに供給された釘が傾いた状態で充填等されることを防止するために、上述した揺動移動空間40は、極力小さい方が望ましい。このため、一般的な揺動プッシャ21bは、図5(a)に示すように、先端部26cが2本に先割れした形状となっており、揺動移動空間40も、図2(a)に示すように、先割れした揺動プッシャ21bの先端部26c形状に対応させて形成されている。このように、揺動移動空間40が揺動プッシャ21bの先端部26cに対応して形成されているので、開放部11aおよび揺動移動空間40により形成される射出空間Saの開放エリアを低減させることができ、釘が射出空間Saに供給された場合に、釘が斜めに傾いた状態で射出空間に充填されてしまうことを低減させ、打ち出される釘の座屈等の発生を低減させることが可能となっている。
特公平7−32988号公報 マックス株式会社 常圧釘打機KN−510A/KB50T0 取扱説明書 12ページ〜14ページ参照
上述したように、揺動プッシャの先端部を先割れ形状にして揺動移動空間を最小限することによって、揺動プッシャの先端部を先割れ形状にすることなく揺動移動空間が形成された動力駆動釘打機よりも、座屈が生じる釘の割合を低減させることができる。しかしながら、先端部が先割れされた揺動プッシャを備えた動力駆動釘打機では、先割れした中間部分において釘を確実にガイドすることができないため、先割れのない先端部を備えた揺動プッシャを用いる場合に比べて釘が座屈する割合が高くなってしまうという問題があった。
一方で、先端部を先割れ形状にしない場合には、揺動移動空間を大きく確保する必要があるため、ノーズ部の開放部における開放部分の面積が大きくなってしまい、結果的に釘が座屈する割合が高くなってしまうという問題があった。
さらに、先端部を先割れ形状にせず、揺動移動空間を形成しない場合には、上述したように、射出空間の開放部に揺動プッシャの先端部が入り込んだ状態において揺動プッシャの導入開口側に釘が当接すると、プッシャ装置のスライド移動を行うことが困難になるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みて為されたものであり、射出空間の開放部に揺動プッシャの先端部が入り込んだ状態において、揺動プッシャの導入開口側に釘が当接した場合であっても、プッシャ装置のスライド移動を円滑に行うことができ、さらに、打ち出された釘の座屈の発生を効果的に低減させることが可能な動力駆動釘打機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る動力駆動釘打機は、衝撃的に突出駆動されるドライバの駆動軌道を形成する筒状部材を有し、該筒状部材の側壁に前記駆動軌道上に釘を案内するための開放部が形成されたノーズ部と、前記釘のスライド移動を許容する釘用ガイド部を有し、一端部に形成された導入開口より導入される釘を、前記ノーズ部に接続されて前記開放部に連通される他端部へと、前記釘用ガイド部に沿って案内するマガジン本体部と、前記釘用ガイド部に対応するようにして前記マガジン本体部に形成されたプッシャ用ガイド部に沿ってスライド移動を行うことが可能なプッシャホルダと、該プッシャホルダに揺動可能に支持されると共に、前記釘に対して前記導入開口側より当接する当接端部を有する揺動プッシャとを備え、前記揺動プッシャの前記当接端部は、前記開放部に進入可能な一枚板によって形成され、前記揺動プッシャの揺動基軸近傍位置には、前記釘用ガイド部をスライド移動する釘に対して前記ノーズ部側より当接する釘支持部が設けられることを特徴とする。
ここで釘とは、1本の単体釘のみに限定されるものではなく、例えば、樹脂材料等で形成された連結部材により複数の釘が互いに平行となるようにして連結された連結釘などの釘の束をも含むものとする。
本発明に係る動力駆動釘打機では、揺動プッシャの揺動基軸近傍位置には、導入開口より導入された釘に対して前記ノーズ部側より当接する釘支持部が設けられているので、揺動プッシャの底面と釘用ガイド部との間であってくさび状に間隔が狭くなる箇所に釘が入り込んでしまうことを、支持部で防止することができる。このため、揺動プッシャの当接端部がノーズ部の開放部に入り込んだ状態においても、容易にプッシャ装置をスライド移動させることが可能となる。
特に、釘支持部が、揺動プッシャの揺動基軸近傍位置に設けられているので、釘支持部に対してノーズ部方向に向かう力が加わっても、揺動プッシャが容易に揺動駆動されることはない。このため、釘支持部で釘に係合した状態においてプッシャ装置をスライド移動させても、スライド移動中に容易に揺動プッシャが揺動してしまうことがなく、プッシャ装置のスライド移動に伴って釘を導入開口側へスライド移動させることが可能となる。
また、揺動プッシャを揺動させることなくプッシャ装置をスライド移動させることができるので、ノーズ部の開放部上方に揺動移動空間を形成する必要がない。このため、揺動移動空間の形成による射出空間の開放部分が広がることを抑制でき、釘が射出空間に供給された場合に、釘が斜めに傾いた状態で射出空間に充填されてしまうことを低減し、打ち出される釘の座屈等の発生を低減させることが可能となっている。
さらに、揺動射出空間を形成する必要がなく、揺動プッシャの当接端部を先割れ形状に形成する必要がなくなることから、開放部に進入可能な一枚板によって当接端部を形成することにより、駆動軌跡に供給された釘が筒状部材の壁面および当接端部によって射出軌道において位置決めされることとなる。このため、射出軌道上にセットされる釘が斜めになってしまうことを抑制することができ、ドライバの駆動によって射出される釘が座屈等を生じてしまうことを防止することが可能となる。
特に、当接端部は、開放部に進入可能な一枚板によって形成されるため、開放部に入り込んだ当接端部で効果的に開放部を塞ぐことが可能となり、射出軌道における釘の傾き等の発生を効果的に抑制することが可能となる。
さらに、供給される釘が連結釘である場合であっても、駆動軌跡にセットされた釘に隣接する釘が開放部を塞ぐようにして配置されるので、同様にして、釘が座屈等を生じてしまうことを防止することが可能となる。
また、上記動力駆動釘打機の前記釘支持部における前記釘との当接面が、前記ノーズ部側から前記導入開口側に向かって傾斜する傾斜面によって構成されるものであってもよい。
このように、釘支持部における釘との当接面が、ノーズ部側から導入開口側に向かって傾斜する傾斜面によって構成される場合には、傾斜面に対してノーズ部方向に押力を付加することによって、揺動プッシャの当接端部を揺動させやすくなる。このため、釘支持部に釘が係合されたプッシャ部材をスライド移動させて、後方装填タイプの動力駆動釘打機に設けられるネイルストッパにより釘の移動を制限した場合には、この制限により釘支持部の傾斜面に対して押力が付与されて揺動プッシャを揺動させることができ、プッシャ装置を釘の導入開口側へと移動させることが可能となる。
本発明に係る動力駆動釘打機では、揺動プッシャの揺動基軸近傍位置には、導入開口より導入された釘に対してノーズ部側より当接する釘支持部が設けられるので、射出空間の開放部に揺動プッシャの先端部が入り込んだ状態で揺動プッシャの導入開口側に釘が当接した場合であっても、釘支持部が揺動プッシャの底面と本体部の下面との間に入り込んでしまうことを防止することでき、プッシャ装置の円滑なスライド移動を確保することが可能となる。
また、釘支持部の存在によって、釘が揺動プッシャの底面と釘用ガイド部との間に入り込んでしまうことを防止することができるので、揺動プッシャの当接端部を上方へ移動させるための揺動移動空間を形成する必要がない。このため、揺動プッシャの先端部を先割れ形状にすることなく一枚板形状に形成することができるので、射出軌道に供給される釘を筒状部材の内壁および一枚板形状の当接端部により位置決めを行うことができ、ドライバで打撃される釘の座屈の発生を効果的に低減させることが可能となる。
以下、本発明に係る動力駆動釘打機について、図面を用いて詳細に説明する。なお、[背景技術]において説明した従来の動力駆動釘打機と同一の構成部分については、同一符号を附すものとする。
図1は、実施の形態に係る動力駆動釘打機としてのネイラを示した側面図である。
ネイラ1は、筐体本体部2とマガジン3とによって概略構成されている。筐体本体部2は、内部に衝撃機構部(図示省略)を収納するハウジング4によって筐体が構成されており、その下部には、作業者がネイラ1を把持するための把持部5が形成されている。
把持部5の下端には衝撃機構部の駆動に用いられる圧縮空気を吸入するエアプラグ6が設けられている。このエアプラグ6に図示を省略するエアコンプレッサのエアホースを連結することによって、衝撃機構部の動力源を圧縮空気によって確保することが可能となる。
筐体本体部2には、把持部5を把持した状態で操作を行うことが可能なトリガ7が設けられている。操作者が釘の打ち込み作業を行う場合には、次述するコンタクトアーム10のオン操作に加えて、トリガ7を操作する(引く)必要がある。
筐体本体部2の前部には、マガジン3が連結されるノーズ部8が形成されており、ノーズ部8の先端位置には、ノーズ部8先端を釘の打ち込み対象(被打込材)に押し付けることによってオンに設定されるコンタクトアーム10が形成されている。作業者が釘の打ち込み作業を行う場合には、被打込材における釘の打ち込み位置にノーズ部8の先端を押し当ててコンタクトアーム10をオンにした状態でトリガ7を引くことにより、釘の打ち込み作業を行うことが可能となっている。このように、コンタクトアーム10のオン操作とトリガ7操作との両方が実現した場合にのみ釘の射出を行うことによって、意図しない(不用意な)釘の射出を防止する構造となっている。
ノーズ部8は、図3に示すように、略C字状の断面を備えた筒体(筒状部材)9によって構成されている。筒体9によって形成されるノーズ部8の内部空間は、次述するドライバ(図示省略)の突出駆動が行われる射出空間(駆動軌道)Sとしての役割を有しており、この射出空間Sには、釘を1本ずつ装填することが可能となっている。また、略C字状をなる筒体9の開放部11には、後述する揺動アーム21の当接端部26を進入させることが可能となっており、この当接端部26の進入によって略C字状断面の開放部11を塞ぐこととなり、充填された釘の充填位置のズレを抑制する構造となっている。
なお、本実施の形態に示すネイラ1では、図2(b)に示すように、従来のネイラ(図2(a)参照)に備えられていた揺動移動空間40が設けられていない。このため、揺動移動空間40が形成されたネイラのように、揺動移動空間40の形成により筒体9aに大きな開放部11aが形成されてしまうことを抑制することができ、射出空間Sに充填される釘を筒体9の内壁で十分にガイドすることが可能となる。このように、射出空間Sに充填される釘を十分にガイドすることができるので、ノーズ部8の先端から打ち出される釘が座屈等を生じる割合を低減させることが可能となる。
筐体本体部2の内部には、図示を省略したシリンダが設けられており、コンタクトアーム10のオン操作とトリガ7の操作との同時操作(射出操作)によって、圧縮空気がシリンダ内に充填されてピストンがノーズ部8方向に急激に移動する構成となっている。このピストンのノーズ部8側中心には、棒状のドライバが連結されており、ピストンの移動に応じてドライバがノーズ部8内部に形成される射出空間Sへと衝撃的に突出移動する構造となっている。このため、ノーズ部8の射出空間Sに釘を装填することによって突出駆動するドライバの駆動軌道上に釘を供給することができ、ドライバの先端で釘の釘頭を打撃することによって、釘をノーズ部8先端から被打込材に向けて打ち出すことが可能となる。
マガジン3は、図1に示すように、マガジン本体部12とプッシャ装置13とにより概略構成されている。マガジン本体部12は、矩形の筒状を呈して構成されており、その一端部には、マガジン本体部12の内部に釘を導入するための導入開口14が形成されている。また、マガジン本体部12の他端部はノーズ部8に連結され、C字状断面の開放部11を通じてマガジン本体部12の内部から射出空間Sへと連通された空間が確保される構造となっている。なお、この導入開口14より導入された釘は、この連通した空間を介して射出空間Sへと案内される。
マガジン本体部12の一側面(この面を上面とする。)には、図1、図2(b)および図3に示すように、マガジン3の延伸方向へと延びる開口部16が形成されており、また、マガジン本体部12の内側面には、図2(b)、図3に示すように、マガジン本体部12の長尺方向に向けて延設されるプッシャ用ガイド溝17が形成されている。プッシャ装置13は、このプッシャ用ガイド溝17に沿ってマガジン3をスライド移動することが可能となっており、操作者は開口部16より露出するプッシャホルダ18を掴むことによって、プッシャ装置13の移動操作を行うことが可能となっている。なお、プッシャ用ガイド溝17には、図示を省略するバネ部材等によってプッシャ装置13をノーズ部8方向へとスライド移動させる付勢機構が設けられている。
また、マガジン本体部12の内側面には、釘を射出空間へと案内するための釘用ガイド溝(釘用ガイド部)19が形成されている。釘用ガイド溝19は、プッシャ用ガイド溝17と平行になるようにして、プッシャ用ガイド溝17よりも下面31寄りの内側面に設けられている。このため、釘用ガイド溝19により案内される釘は、プッシャ装置13の下側を通るようにしてノーズ部8側へとスライド移動する構造となっている。なお、マガジン本体部12に収納される釘には、樹脂材料等で形成された連結部材により複数の釘が互いに平行となるようにして連結された連結釘20(図3参照)が用いられる。
プッシャ装置13は、図4(a)〜(c)に示すように、プッシャ用ガイド溝17に沿ってスライド移動を行うプッシャホルダ18と、プッシャホルダ18に揺動可能に設けられる揺動プッシャ21とを有している。
プッシャホルダ18は、揺動プッシャ21が設置されるプッシャ本体部18aと、プッシャ用ガイド溝17に係合するスライド脚部18bとによって概略構成されており、スライド脚部18bがプッシャ用ガイド溝17に係合することによって、プッシャ用ガイド溝17の延設方向へとプッシャ装置13をスライド移動させることが可能となっている。プッシャ本体部18aは、プッシャホルダ18がプッシャ用ガイド溝17に係合された状態において、開口部16より上部が露出する構成となっており、この露出部分を作業者が掴むことによってプッシャホルダ18のスライド移動を行うことが可能となっている。
プッシャ本体部18aには、揺動プッシャ21を揺動可能に保持するための揺動軸部23が形成されている。揺動軸部23は、プッシャホルダ18のスライド脚部18bの延伸方向と垂直になるようにしてプッシャ本体部18aに設けられている。このように揺動軸部23をスライド脚部18bの延伸方向と垂直に設けることによって、プッシャ装置13のスライド移動方向に対して揺動軸部23を垂直に設けることができるので、揺動プッシャ21をプッシャ装置13のスライド方向に向けて揺動させることが可能となる。また、プッシャ本体部18aには、揺動プッシャ21の導入開口14側端部をプッシャホルダ18の上面側へと導くための案内孔24が形成されている。
揺動プッシャ21は、ノーズ部8側端部を構成する当接端部(先端部)26と、導入開口14側端部を構成する押下端部27と、プッシャホルダ18の揺動軸部23により揺動支持される支持部28とによって概略構成されている。
揺動プッシャ21の当接端部26は、図4(a)に示すように、プッシャホルダ18の端部幅よりもわずかに幅狭となる幅Rの一枚歯(一枚板)によって先端が構成されており、その端部は、連結釘20との当接を確実に行うための起立面26aが形成されている。連結釘20がプッシャ装置13に対してノーズ部8側に位置する場合には、この起立面26aが連結釘20に当接し、プッシャ用ガイド溝17に設けられる付勢機構の付勢力を用いて、連結釘20をノーズ部8側にスライド移動させる構造となっている。
揺動プッシャ21は、当接端部26から支持部28までほぼ同一幅Rを維持して構成されるが、支持部28より押下端部27に向かうに従って幅が狭くなっており、押下端部27においては、プッシャホルダ18の案内孔24の孔幅に対応する寸法となるように寸法幅が規定されている。このため、揺動プッシャ21は、案内孔24を介して押下端部27がプッシャホルダ18の上面側に露出させることができ、この状態において揺動軸部23を支持部28に形成された支持孔に貫入させることによって、プッシャホルダ18に揺動プッシャ21を揺動支持させることが可能となっている。このように、揺動軸部23を揺動基軸として揺動プッシャ21を揺動させることによって、釘用ガイド溝19の溝形成位置から溝形成位置の上側まで、当接端部26を上下動させることが可能となっている。
揺動プッシャ21を揺動支持するプッシャホルダ18には、図4(b)に示すように、押下端部27を上方向へと付勢するコイルバネ22が設けられており、このコイルバネ22により押下端部27が上方に付勢されることによって、当接端部26が釘用ガイド溝19の溝形成位置まで降下した状態を維持する構造となっている。押下端部27は、プッシャホルダ18の上面に露出されているため、作業者が押下端部27をプッシャホルダ18方向(下方向)へ押下することによって、図4(c)に示すように、揺動プッシャ21を揺動させて当接端部26を上昇させることが可能となる。
また、揺動プッシャ21における当接端部26寄りの底面21aは、図4(b)(c)に示すように、緩やかな曲面によって構成されており、揺動軸部23に対してわずかにノーズ部8側寄りの底面21aには、ノーズ部8側から導入開口14側へとカーブを描くようにして緩やかに傾斜する底面(傾斜面)25aを備えた釘支持部25が形成されている。この釘支持部25の底面25aの角度A1は、図4(b)に示すように、当接端部26が下降する状態において釘用ガイド溝19の延設方向から約45度の角度を維持するようにして規定されており、この角度A1は、当接端部26の底面21aの角度A2よりも広い角度となっている。釘支持部25の底面25aの角度A1が約45度に規定されているので、釘支持部25の底面25aに連結釘20のノーズ部8側端部の釘が当接する場合には、釘に対して斜め上45度の方向から当接することとなる。
当接端部26には、当接端部26が釘用ガイド溝19の溝形成位置まで下降した状態において、側方から連結釘20に係合することができるように、上述した起立面26aが形成されており、連結釘20がプッシャ装置13に対してノーズ部8側に位置する場合には、この起立面26aが連結釘20に当接し、プッシャ用ガイド溝17に設けられる付勢機構の付勢力を用いて、連結釘20をノーズ部8側にスライド移動させる構造となっている。
マガジン本体部12の下面31であって導入開口14の近傍位置には、導入開口14より釘用ガイド溝19に沿って導入された連結釘20が導入開口14へと戻ってしまうことを防止するためのネイルストッパ(戻り防止手段)30(図3(b)(c)参照)が設けられている。
ネイルストッパ30は、弾性を有する金属片(弾性金属片、弾性片部材)によって構成されており、導入開口14より連結釘20が導入された場合には、胴体部30aを撓ませることによって、連結釘20をノーズ部8側に案内すること可能となっている。一方で、上述した釘支持部25に釘が当接した状態でプッシャ装置13が導入開口14側にスライド移動された場合には、図3(b)に示すように、ネイルストッパ30の端部30bが連結釘の導入開口14側端部に当接して連結釘20のスライド移動を制限する。このように連結釘20が制限された状態において、さらにプッシャ装置13をスライド移動させることによって、釘支持部25に対してコイルバネ22の付勢力に勝る押力が加えられるため、図3(c)に示すように、連結釘20に当接する揺動プッシャ21が、釘支持部25の底面25aにおけるカーブ(傾斜)に応じて当接端部26を上昇させる。このため、プッシャ装置13は、連結釘20の上方を通って連結釘20の導入開口14側へとスライド移動することが可能となり、降下された揺動プッシャ21の当接端部26において連結釘20に係合することが可能となる。
次に、上述したようにして構成されるプッシャ装置13の動作について説明する。
上述したように、ネイルストッパ30を利用して連結釘20の導入開口14側に移動されたプッシャ装置13は、プッシャ用ガイド溝17に設けられる付勢機構の付勢力によって、マガジン本体部12のノーズ部8側端部に移動される。プッシャ装置13がノーズ部8側に移動されると、当接端部26に当接する連結釘20もプッシャ装置13に伴って移動されることとなり、図3(a)に示すように、ノーズ部8の射出空間Sに連結釘20が順次供給される。射出空間Sに供給された釘は、トリガ7とコンタクトアーム10とによる射出操作に伴って、ドライバにより釘頭の打撃が行われて被打込材への打ち出しが行われる。
図3(a)は、本実施の形態に係るネイラ1のノーズ部8近傍を示した断面図であり、図6(a)は、従来のネイラのノーズ部近傍を示した断面図である。図3(a)および図6(a)は、プッシャ装置13,13aによって射出空間S,Saに連結釘20の最後の1本が供給された状態を示しており、プッシャ装置13,13aは、揺動プッシャ21,21bの当接端部26をノーズ部8,8aを形成する筒体9,9aの開放部11,11aに侵入させた状態となっている。
図6(a)に示すように、従来のネイラのノーズ部8aには、開放部11aに進入した揺動プッシャ21bの先端部26cが上方へ移動することを許容する揺動移動空間40が設けられているが、本実施の形態に係るネイラ1のノーズ部8には、図3(a)に示すように、揺動移動空間40は設けられていない。
この状態において、導入開口14側よりマガジン本体部12内に連結釘20が導入されてノーズ部8側にスライド移動されると、図3(a)および図6(a)に示すように、揺動プッシャ21,21bの導入開口14側に連結釘20が当接した状態となる場合がある。この場合、従来のネイラでは、図6(a)に示すように、釘用ガイド溝19に対する揺動プッシャ21bの底面21cの傾斜角度A2が鋭角であったために、連結釘20の先端釘が釘用ガイド溝19と揺動プッシャ21bの底面21cとの間に入り込んでしまって、プッシャ装置13aをスライド移動させることができない場合があった。
一方で、本実施の形態に係るネイラ1では、揺動プッシャ21の底面21aに釘支持部25が形成されており、図3(a)に示すように、釘支持部25の底面25aと釘用ガイド溝19とのなす角の角度A1が揺動プッシャ21の底面21aの傾斜角度A2よりも緩やかな角度となっているので、連結釘20が釘用ガイド溝19と揺動プッシャ21の底面21aとの間に入り込みにくい構造となっている。
連結釘20が当接した状態でプッシャ装置13を導入開口14側へとスライド移動させると、釘支持部25によって連結釘20が当接された状態で、連結釘20も導入開口14側へとスライド移動されることとなる。このため、従来のネイラのように筒体9aの開放部11aの上方に対して揺動移動空間40を設けることなく、プッシャ装置13を導入開口14側へと移動させることが可能となる。このように揺動移動空間40を設ける必要がないことから、射出空間Sに供給された釘は、筒体9の内壁と隣接する釘とによって、または、内壁と開放部11を塞ぐ揺動プッシャ21の当接端部26とによって確実にガイドされて真っすぐに位置合わせが行われる。このため、釘の釘頭に対してドライバを確実に衝突させることができ、打ち出される釘の座屈を効果的に低減させることが可能となる。
図5(a)は、従来のネイラにおけるノーズ部8a近傍の水平断面を示しており、図5(b)は、本発明に係るネイラ1におけるノーズ部8近傍の水平断面を示している。本実施の形態に係るネイラ1では、上述したようにノーズ部8に揺動移動空間40が形成されていないため、揺動プッシャ21の当接端部26を先割れ形状に形成する必要がない。このため、揺動プッシャ21の当接端部26を一枚歯(一枚板)によって構成することが可能となるので、射出空間Sに供給された釘を当接端部26の起立面26a全体でガイドすることができ、釘を真っすぐに射出空間Sに装填させることが可能となる。
さらに、従来のネイラでは、ノーズ部8aの開放部11aにおいて揺動プッシャ21bを揺動移動させるために、プッシャホルダ18cに形成される揺動軸部23aの設置角度をノーズ部8aにおける筒体9aの中心軸と平行にする必要があった。しかしながら、本実施の形態に係るネイラ1では、ノーズ部8の開放部11において揺動プッシャ21を揺動移動させる必要がなくなるため、プッシャ本体部18aに形成される揺動軸部23の設置角度を、ノーズ部8における筒体9の中心軸と平行にする必要がなくなり、プッシャ用ガイド溝17に対して垂直に設置することが可能となった。このため、プッシャ装置13のスライド方向に向けて揺動プッシャ21を揺動させることが可能となり、プッシャ装置13の滑走範囲をノーズ部8の近傍位置まで最大限に広げることができるので、連結釘20の搬送および供給を確実に行うことが可能となる。
揺動プッシャ21の釘支持部25に連結釘20が当接した場合、作業者はプッシャホルダ18を掴んで導入開口14側へとプッシャ装置13をスライド移動させることによって、図3(b)に示すように、連結釘20をネイルストッパ30へと移動させることができる。連結釘20がネイルストッパ30に係合した状態でさらにプッシャ装置13をスライド移動させると、図3(c)に示すように、釘支持部25を介して揺動プッシャ21の底面21aに押力が加えられることとなる。この場合、釘支持部25は、底面25aがカーブを描くようにして構成され、さらに揺動プッシャ21の当接端部26が下降した状態において釘用ガイド溝19の延設方向に対して約45度の角度に規定されているので、釘支持部25に加えられる連結釘20からの押力は、揺動プッシャ21の当接端部26を上方へと移動させる方向に作用することとなり、揺動プッシャ21の当接端部26が上昇することとなる。
このように、揺動プッシャ21の当接端部26が連結釘20の上側へと移動されると、揺動プッシャ21と連結釘20のノーズ部8側端部の釘との係合が解除される。このため、連結釘20のスライド移動をネイルストッパ30で制限した状態で、プッシャ装置13がプッシャ用ガイド溝17に沿って連結釘20の導入開口14側へとスライド移動することが可能となる。連結釘20の導入開口14側へとスライド移動したプッシャ装置13では、揺動プッシャ21の当接端部26がコイルバネ22の付勢力によって下降されて連結釘20の導入開口14側に係合することとなり、プッシャ用ガイド溝17に設けられる付勢機構の付勢力によって、連結釘20をノーズ部8側へとスライド移動させて射出空間Sに供給することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態に係るネイラ1では、揺動プッシャ21の底面21aに釘支持部25が形成されているので、連結釘20が釘用ガイド溝19と揺動プッシャ21の底面21aとの間のくさび状の隙間に入り込むことを防止することができる。このため、従来のネイラのように揺動プッシャの当接端部を上方へ移動させる必要がなく、釘支持部25で連結釘20を当接させた状態で、連結釘20を導入開口14側へとスライド移動させることができる。
また、従来のネイラのように揺動プッシャの当接端部を上方へ移動させる必要がなく、揺動移動空間40を設ける必要がないため、射出空間Sに供給された釘は、筒体9の内壁と開放部11に進入する揺動プッシャ21の当接端部26等とによって確実にガイドされて真っすぐに位置合わせが行われる。このため、釘頭に対してドライバを確実に衝突させることができ、打ち出される釘の座屈を効果的に低減させることが可能となる。
さらに、上述したようにノーズ部8に揺動移動空間40を設ける必要がないため、揺動プッシャ21の当接端部26を先割れ形状に形成する必要がなく、揺動プッシャ21の当接端部26を一枚歯(一枚板)によって構成することが可能となる。このため、射出空間Sに供給された釘を当接端部26の起立面26a全体でガイドすることができ、釘を真っすぐに射出空間Sに装填させることが可能となる。
以上、本発明に係る動力駆動釘打機について、図面を示して詳細に説明を行ったが、本発明に係る動力駆動釘打機は上述した実施の形態には限定されない。いわゆる当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属する。
例えば、上記実施の形態では、ドライバを突出駆動させるための衝撃機構部にとして圧縮空気を駆動源として用いる場合を一例として説明したが、衝撃機構部の駆動源は必ずしも圧縮空気を用いるものには限定されず、例えば、可燃性ガスを燃焼室で燃焼させることによって駆動源を確保するものや、電気を用いて衝撃機構部を駆動させるものであってもよい。
実施の形態に係るネイラを示す外観側面図である。 (a)は従来のネイラにおけるノーズ部近傍を示した拡大斜視図であり、(b)は実施の形態に示すネイラにおけるノーズ部近傍を示した拡大斜視図である。 (a)は実施の形態に係るネイラのノーズ部近傍を示した拡大断面図であり、(b)および(c)は、マガジン本体部における導入開口近傍の構成を示す拡大断面図である。 (a)は実施の形態に係るプッシャ装置を示した平面図であり、(b)および(c)はプッシャ装置を示した断面図である。 (a)は従来のネイラにおけるノーズ部近傍を示した拡大水平断面図であり、(b)は実施の形態に示すネイラにおけるノーズ部近傍を示した拡大水平断面図である。 従来のネイラにおけるノーズ部近傍を示した拡大断面図である。
符号の説明
1 …ネイラ(動力駆動釘打機)
2 …筐体本体部
3 …マガジン
4 …ハウジング
40 …揺動移動空間
5 …把持部
6 …エアプラグ
7 …トリガ
8、8a …ノーズ部
9、9a …筒体(筒状部材)
10 …コンタクトアーム
11、11a …開放部
12 …マガジン本体部
13、13a …プッシャ装置
14 …導入開口
16 …開口部
17 …プッシャ用ガイド溝
18、18c …プッシャホルダ
18a …プッシャ本体部
18b …スライド脚部
19 …釘用ガイド溝(釘用ガイド部)
20 …連結釘
21、21b …揺動プッシャ
21a、21c …(揺動プッシャの)底面
22 …コイルバネ
23、23a …揺動軸部
24 …案内孔
25 …釘支持部
25a …底面
26 …当接端部
26a …起立面
26c …先端部
27 …押下端部
28 …支持部
30 …ネイルストッパ
30a …(ネイルストッパの)胴体部
30b …(ネイルストッパの)端部
31 …(マガジン本体部の)下面
A1 …(釘支持部の底面におけるなす角の)角度
A2 …(揺動プッシャの底面におけるなす角の)角度
R …(揺動プッシャの)幅
S、Sa …射出空間(駆動軌道)

Claims (2)

  1. 衝撃的に突出駆動されるドライバの駆動軌道を形成する筒状部材を有し、該筒状部材の側壁に前記駆動軌道上に釘を案内するための開放部が形成されたノーズ部と、
    前記釘のスライド移動を許容する釘用ガイド部を有し、一端部に形成された導入開口より導入される釘を、前記ノーズ部に接続されて前記開放部に連通される他端部へと、前記釘用ガイド部に沿って案内するマガジン本体部と、
    前記釘用ガイド部に対応するようにして前記マガジン本体部に形成されたプッシャ用ガイド部に沿ってスライド移動を行うことが可能なプッシャホルダと、
    該プッシャホルダに揺動可能に支持されると共に、前記釘に対して前記導入開口側より当接する当接端部を有する揺動プッシャと
    を備え、
    前記揺動プッシャの前記当接端部は、前記開放部に進入可能な一枚板によって形成され、
    前記揺動プッシャの揺動基軸近傍位置には、前記釘用ガイド部をスライド移動する釘に対して前記ノーズ部側より当接する釘支持部が設けられる
    ことを特徴とする動力駆動釘打機。
  2. 前記釘支持部における前記釘との当接面は、前記ノーズ部側から前記導入開口側に向かって傾斜する傾斜面によって構成されること
    を特徴とする請求項1に記載の動力駆動釘打機。
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