JP5342850B2 - 定着装置 - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態の定着装置14を搭載したプリンタ1の構成を示す概略図である。プリンタ1は、例えば外部から入力された画像情報に基づいて印刷用紙等の印刷媒体の表面にトナー画像を転写して印刷を行う画像形成装置の一例である。ただし、定着装置14が搭載される画像形成装置は、プリンタ1の他に複写機やファクシミリ装置、それらの機能を併せ持つ複合機等であってもよい。
次に、第1実施形態の定着装置14の詳細について説明する。
図2の例では、ヒートローラ46及び加熱ベルト48の円弧状の部分で誘導加熱を行うため、誘導加熱コイル52は円弧状の外面に沿う仮想的な円弧面上に配置されている。実際には、ヒートローラ46及び加熱ベルト48の外側に例えば樹脂製のボビン(図示していない)が配置されており、このボビン上に誘導加熱コイル52が巻線状に配置される構成である。なお図示しないボビンは、ヒートローラ46の外面に沿って半円筒形状に成形されている。またボビンの材質は、耐熱性樹脂(例えばPPS、PET、LCP)であることが好ましい。
図2でみてセンタコア58は中央に位置し、その両側で対をなすように上記のアーチコア54(第1のコア)及びサイドコア56(第1のコア)が配置されている。このうち両側のアーチコア54は、互いに対称をなす断面アーチ形に成形されたフェライト製コア(磁性体コア)であり、それぞれ全長は誘導加熱コイル52の巻線領域よりも長い。また両側のサイドコア56は、ブロック形状に成形されたフェライト製のコア(磁性体コア)である。両側のサイドコア56は各アーチコア54の一端(図2では下端)に連結して設けられており、これらサイドコア56は誘導加熱コイル52の巻線領域の外側を覆っている。
センタコア58(第2のコア)は、例えば断面円筒形状をなすフェライト製コア(磁性体コア)である。センタコア58はヒートローラ46と略同様に、用紙の最大通紙幅に対応するだけの長さを有している。図2には示されていないが、センタコア58は図示しない駆動機構に連結されており、この駆動機構により長手方向の軸線回りに回転可能となっている。なお、駆動機構についてはさらに後述する。
またセンタコア58には、その外面に沿って遮蔽部材60が取り付けられている。遮蔽部材60は薄板状をなし、全体的に円弧状に湾曲して形成されている。なお遮蔽部材60は例えば図示のようにセンタコア58の肉厚部分に埋め込んだ状態に設置されていてもよいし、センタコア58の外面に貼り付けた状態で設置されていていてもよい。遮蔽部材60の貼り付けは、例えばシリコン系接着剤を用いて行うことができる。いずれにしても遮蔽部材60はセンタコア58とともに回転することで、誘導加熱コイル52の発生させた磁界の経路(磁気経路)を切り替える経路切替手段を構成する。なお、センタコア58の回転に伴う磁気経路の切り替えについては後述する。
その他にIHコイルユニット50には、センタコア58と加熱ベルト48(ヒートローラ46)との間を中心として、その両側で誘導加熱コイル52と加熱ベルト48(ヒートローラ46)との間にまで拡がった領域内に磁気調整部材90が固定して配置されている。なお、センタコア58(遮蔽部材60)と磁気調整部材90との間には、センタコア58の回転を阻害しない程度の適度なクリアランスが確保されている。
図4は、磁気調整部材90の構造例を示す斜視図である。磁気調整部材90は、主に3つのリング状部90A,90B,90Cを有しており、これらリング状部90A,90B,90Cは、いずれも角リング形状をなしている。さらに3つのリング状部90A,90B,90Cは、それぞれが独立したリングではなく、これらが相互に連結されることで、磁気調整部材90の全体が一続きとなった無端状の構造を有している。以下、磁気調整部材90の構造について説明する。
中央のリング状部90Aには、長手方向で対になる2つの短辺部90a,90gが含まれるが、これら短辺部90a,90g同士はリング状部90A内で相互に接続されていない。すなわち、中央のリング状部90Aのうち、一方の短辺部90aの両端には、それぞれ長辺部90b,90lの一端が接続されて長手方向に延びているが、このうち一方の長辺部90bの他端には、隣接するリング状部90Bの短辺部90cが接続されており、また他方の長辺部90lの他端には、別の隣接するリング状部90Cの短辺部90kが接続されている。
また、中央のリング状部90Aに隣接してその両側に位置する2つのリング状部90B,90Cのうち、一方側のリング状部90Bについては、長手方向で対になる2つの短辺部90c,90e同士が外側寄りの長辺部90dを介して接続されているが、このうち一方の短辺部90eは中央寄りの1つの長辺部90fを介して中央のリング状部90Aの短辺部90gに接続されている。また、他方の短辺部90cは、中央寄りの別の長辺部90bを介して中央のリング状部90Aの短辺部90aに接続されている。
以上の接続関係から、磁気調整部材90全体は、例えば中央のリング状部90Aの短辺部90aを基点として、その一端から長辺部90b、短辺部90c、長辺部90d、短辺部90e、長辺部90f、短辺部90g、長辺部90h、短辺部90i、長辺部90j、短辺部90k、長辺部90lが順に一続きで接続されることで、全体として無端状をなす構造を有している。なお、短辺部90a,90c,90e,90g,90i,90k及び長辺部90b,90d,90f,90j,90lは、いずれも非磁性金属の線材料(細幅の板材料でもよい)で構成されており、その外面に絶縁被覆が施されていることが好ましい。
図5は、磁気調整部材90の機能を説明するためのモデル図である。なお図5では、磁気調整部材90が単にワイヤモデルとして簡略化して示されているが、各リング状部90A,90B,90Cの接続関係は図4と同じである。また図5では便宜上、各短辺部90a,90g,90c,90e,90i,90kを直線状のものとして示している。
図5中(A):磁気調整部材90をワイヤモデルとして考えると、その構造は1つの大きなリング(環状体)を2箇所で互い違いの方向にねじり、上記のように3つのリング状部90A,90B,90Cを形成したものとして考えることができる。
|i1|=|i2|+|i2’|・・・(1)
なお、|i1|,|i2|,|i2’|はそれぞれ電流(起磁力)の絶対値を示す。
図5中(B):次に上記の状態から、中央のリング状部90Aに入る磁束Φ1だけを取り除いた場合(Φ1=0)を考える。この場合、中央のリング状部90Aで電流は発生しなくなり(i1=0)、磁気調整部材90の内部を流れる電流は条件式(1)の右辺(|i2|+|i2’|)だけとなる。
以上より、磁気調整部材90について以下の結論が明らかとなっている。
(1)Φ1=Φ2+Φ2’の関係式が満たされる場合、磁気調整部材90の内部に生じる電流が0となり、磁気調整部材90は全ての磁束Φ1,Φ2,Φ2’の通過を許容する。この場合、磁気調整部材90は磁界に対して何ら影響を及ぼさない存在となる。
Φ1=Φ2+Φ2’・・・(2)
図7は、磁気調整部材90の配置に関する第2例を示した図である。図7に示す例では、磁気調整部材90が長手方向(用紙の幅方向)に分割されている。このような構造であれば、各通紙幅W1,W2,W3に応じて磁束の遮蔽を行う磁気調整部材90の数と位置が異なる。
次にセンタコア58を軸線回りに回転させる機構、つまり遮蔽部材60を遮蔽位置と退避位置とに移動させて磁気経路を切り替える機構について説明する。
図9は、センタコア58の回転に伴う定着装置14の動作例を示す図である。以下、それぞれについて説明する。
図9中(A):センタコア58の回転に伴い、遮蔽部材60を退避位置に移動させた場合の定着装置14の動作例を示す。この場合、誘導加熱コイル52の発生させる磁界において、その主な磁路はサイドコア56、アーチコア54及びセンタコア58を含む第1の経路(図中の太い実線)を通って加熱ベルト48及びヒートローラ46を通過するものとして形成される。このとき強磁性体である加熱ベルト48及びヒートローラ46に渦電流が発生し、それぞれの材料の持つ固有抵抗によりジュール熱が発生して加熱が行われる。なお、このとき磁気調整部材90の中央のリング状部90A内では、上記の磁束Φ1が通過する。
図9中(B):次に、遮蔽部材60を遮蔽位置に移動させた場合の定着装置14の動作例を示す。この場合、最小通紙領域の外側では磁気経路上に遮蔽部材60が位置するため、そこでの磁気経路はアーチコア54の端面から出てセンタコア58を通らずに加熱ベルト48及びヒートローラ46に至る第2の経路(図中の太い破線)に切り替えられる。これにより、最小通紙領域の外側で発熱量が抑えられ、加熱ベルト48やヒートローラ46の過昇温を防止することができる。
第2の経路に切り替えられた状態では、図示のように磁気調整部材90の中央のリング状部90A内を通過する磁束がゼロの状態(磁束Φ1=0)となっている。このとき、第2の経路にはアーチコア54から漏れようとする弱い磁束(アーチコア54の内側を小さく周回する破線)も発生しているが、磁気調整部材90は、上記のように第2の経路を通る全ての磁束Φ2,Φ2’に対して遮蔽効果を発揮することができる。このため第1実施形態の定着装置14は、遮蔽部材60の面積を過度に拡大しなくても、非通紙領域で充分な磁気の遮蔽効果を得ることができ、それによって加熱ベルト48やヒートローラ46の過昇温を現状よりも抑制することができる。
図10は、定着装置14による総発熱量と遮蔽効果との関係を示す図である。図10中、左側の縦軸は加熱ベルト48及びヒートローラ46全体の発熱量の合計である総発熱量(W)を示しており、これには図中に菱形(◆)で示した点が対応する。この総発熱量が大きいほど、IHコイルユニット50による発熱効率が高いことを意味している。
磁気調整部材90を未装着とした場合、総発熱量(◆点)は高い水準にあるが、遮蔽効果(□点)はパーセンテージが高い水準にあり、あまり端部領域の発熱を抑制できていないことがわかる。
これに対し、磁気調整部材90を装着した場合、総発熱量(◆点)は依然として高い水準にありながら、遮蔽効果(□点)はパーセンテージが低い水準にまで低下している。したがって、第1実施形態の磁気調整部材90を用いれば、IHコイルユニット50の端部領域での発熱を大幅に抑制できることが理解される。
また、理想的な条件で設計された磁気調整部材を用いたシミュレート結果によれば、総発熱量(◆点)を依然として高い水準に維持しつつ、遮蔽効果(□点)のパーセンテージをかなり低い水準にまで低下させることができた。したがって、第1実施形態の磁気調整部材90の形状や大きさ、配置等を理想的な条件に設定することで、IHコイルユニット50による総発熱量を犠牲にすることなく、非加熱領域での過昇温を充分に抑制できることが明らかとなっている。
図11は、第2実施形態の定着装置14の構造例を示す縦断面図である。この第2実施形態では、磁気調整部材90の配置や形態が第1実施形態と異なっている。
図12は、第3実施形態の定着装置14の構造例を示す縦断面図である。この第3実施形態では、上記の加熱ベルトを用いずに定着ローラ45と加圧ローラ44とでトナー画像を定着する。定着ローラ45の外周には、例えば上記の加熱ベルトと同様の磁性体が巻かれており、誘導加熱コイル52によって磁性体を誘導加熱する構成である。この場合、サーミスタ62は定着ローラ45の外側で、磁性体層に対向する位置に設けられる。
図13は、第4実施形態の定着装置14の構造例を示す縦断面図である。この第4実施形態では、ヒートローラ46が非磁性金属(例えばSUS:ステンレス鋼)の材料で構成されており、センタコア58がヒートローラ46の内部に配置されている点が第1実施形態と異なっている。また、合わせてアーチコア54が中央で連結されており、その下部に中間コア55が設置されている。
図14は、第5実施形態の定着装置14の構造例を示す縦断面図である。この第5実施形態は、IHコイルユニット50をいわゆる内包IHタイプとしたものである。具体的には、ヒートローラ46が比較的大径(例えば40mm)の非磁性金属(例えばSUS)で構成されており、その内部に誘導加熱コイル52及びセンタコア58が収容されている。そして、ヒートローラ46の外側には第1〜第4実施形態のようなアーチコア54及びサイドコア56が設けられていない。なおヒートローラ46の表面には、離型層(PFA)が形成されている。また加圧ローラ44については第1〜第3例と同様である。
図15は、第6実施形態の定着装置14の構造例を示す縦断面図である。この第6実施形態では、加熱ベルト48の円弧状の位置ではなく、ヒートローラ46と定着ローラ45との間の平面状の位置で誘導加熱する構成である。この場合も同様に、センタコア58を回転させて磁気経路を切り替えることができる。そして磁気調整部材90は、第1の経路に切り替えられると磁束を良好に通過させ、第2の経路に切り替えられると磁束の遮蔽効果を発揮することができる。
次に図16は、第7実施形態の定着装置14の構造例を示す縦断面図である。この第7実施形態は、センタコア58を用いずに遮蔽部材60だけを移動させて磁気経路の切り替えを行う構成である。このたアーチコア54は両側で相互に連結されており、遮蔽部材60はアーチコア54の内面に沿うようにして図中の矢印方向に移動する。なお、ここでも長手方向でみた磁気調整部材90の配置は、上述した第1例(図6)や第2例(図7)のどちらを適用してもよい。
図16中の2点鎖線で示されているように、遮蔽部材60を誘導加熱コイル52の巻線中心Lからずれた位置で、アーチコア54と誘導加熱コイル52との間の退避位置に移動させると、第7実施形態では第1の経路に切り替えられた状態となる。この場合、磁束はアーチコア54の中央位置から巻線中心Lに沿って加熱ベルト48及びヒートローラ46に到達する。このとき磁気調整部材90は、第1実施形態と同様に磁束を良好に通過させる。
一方、図16中の実線で示されているように、遮蔽部材60を誘導加熱コイル52の巻線中心Lの線上に位置付けると、第1の経路から第2の経路に切り替えられた状態となる。この場合、磁気調整部材90の中央のリング状部90Aに入る磁束Φ1が0になるので、磁気調整部材90はその全体で磁束を遮蔽することができる。
図17は、第8実施形態の定着装置14の構成例を示す部分的な縦断面図である。なお図17中、定着装置14はIHコイルユニット50の部分のみを拡大して示されている。以下、第1実施形態との違いを中心として説明する。
図18は、第9実施形態の定着装置14の構成例を示す縦断面図である。以下、第1実施形態との違いを中心として説明する。
図19は、リング状の遮蔽部材60の構造例を示す斜視図である(センタコア58は図示されていない)。リング状の遮蔽部材60は、全体としてリールのような形状をなしている。すなわち、この構造例では遮蔽部材60が長手方向でみて両端位置に一対のリング部60cを有しており、これらの間を3本の直線部60aで連結した構造である。直線部60aは、リング部60cの周方向に間隔をおいて配置されている。なおリング状の構造例においても、遮蔽部材60はセンタコア58の一端部(最小通紙領域の外側)と他端部にそれぞれ配置されている。
図20は、リング状の遮蔽部材60による磁気経路切り替えの原理を説明するための概念図である。なお図20中、遮蔽部材60は単なるワイヤモデルとして簡略化されており、いずれも1つのリング部分のみを表しているものとする。
具体的には、図18に示されるように、遮蔽部材60の1つの直線部60aを巻線中心L上で加熱ベルト48及びヒートローラ46に最も近接させた状態では、この直線部60aを挟んで両側に形成される2つのリング部分が磁界に対して図20中(B)の状態になる。この場合、磁束は遮蔽部材60に遮蔽されることなく、アーチコア54からセンタコア58を通ってそのまま加熱ベルト48及びヒートローラ46に到達するので、これにより第1の経路への切り替えが実現されていることがわかる。
図18に示される状態から、センタコア58を一方向に60度回転させると、2つの直線部60aが巻線中心Lを挟んで両側で対をなし、これら直線部60aに囲まれたリング状部が巻線中心Lに対して略垂直に位置する。この場合リング部分は磁界に対して図20中(A)の状態になるので、磁束は遮蔽部材60に遮蔽されることになる。これにより、第9実施形態において第2の経路への切り替えが実現されることになる。なお、磁気調整部材90の機能については第1実施形態と同じである。
図21は、リング状の遮蔽部材60の構造例2を示す斜視図である(センタコア58は図示されていない)。構造例2の遮蔽部材60は、最初の構造例をさらに発展させた形態である。すなわち、構造例2では遮蔽部材60が長手方向でみて一端位置に穴あき形状の円盤60Aを有する他、長手方向に間隔をおいて同形状の円盤60Bを有している。この円盤60Bに続いて、遮蔽部材60は長手方向に間隔をおいて約3分の2円で穴あき形状の円盤60Cを有し、他端位置には約3分の1円で穴あき形状の円盤60Dを有している。
図22中(C):円盤60Cは、上記のように約3分の2円の穴あき形状である。
図22中(D):円盤60Dは、上記のように約3分の1円の穴あき形状である。
次に、構造例2の遮蔽部材60を適用した場合の動作例について説明する。図23から図28は、構造例2の遮蔽部材60を用いた6通りの動作例を順番に示す斜視図である。各図中に太線で示される矢印は、発生する誘導電流又は通過する磁界を示している。以下、それぞれについて説明する。
先ず図23は、遮蔽部材60により全面遮蔽(全面で磁束Φ1=0)を行った場合の動作例を示す斜視図である。各動作例においては、遮蔽部材60に対して上方から下方へ貫通する方向に磁界が発生することを想定している。また以下の説明では、図23に示す全面遮蔽の状態を0°とし、そこからの回転角で遮蔽部材60の変位量を表すものとする。
図24は、図23の状態から時計回り方向に遮蔽部材60を60°回転させたときの動作例を示す斜視図である。この場合、直線部60aがコイル52の中心線上に位置するので(図20中(A)の状態)、第1の経路に切り替えられた状態(遮蔽部材60が退避位置)となり、磁気の遮蔽効果が発生しない。
図25は、図23の状態から時計回り方向に遮蔽部材60を120°回転させたときの動作例を示す斜視図である。この場合、円盤60Aと円盤60Cとの間に形成される1つのリング部分で遮蔽効果を発揮し、長手方向の一部分だけを第1の経路に切り替えることができる。この動作例では、例えば中小サイズP3に対応して加熱ベルト48やヒートローラ46の過熱を防止することができる。
図26は、図23の状態から時計回り方向に遮蔽部材60を180°回転させたときの動作例を示す斜視図である。この場合、図24と同様に直線部60aがコイル52の中心線上に位置するので(図20中(A)の状態)、第1の経路に切り替えられた状態(遮蔽部材60が退避位置)となり、磁気の遮蔽効果が発生しない。
図27は、図23の状態から時計回り方向に遮蔽部材60を240°回転させたときの動作例を示す斜視図である。この場合、円盤60Aと円盤60Bとの間に形成される1つのリング部分で遮蔽効果を発揮し、長手方向の一部分だけを第1の経路に切り替えることができる。この動作例では、例えば中サイズP2に対応して加熱ベルト48やヒートローラ46の過熱を防止することができる。
図28は、図23の状態から時計回り方向に遮蔽部材60を300°回転させたときの動作例を示す斜視図である。この場合、図24,図26と同様に直線部60aがコイル52の中心線上に位置するので(図20中(A)の状態)、第1の経路に切り替えられた状態(遮蔽部材60が退避位置)となり、磁気の遮蔽効果が発生しない。なお、遮蔽なし(60°),(180°),(300°)の場合、最大サイズP1に対応して加熱ベルト48やヒートローラ46を誘導加熱することができる。
14 定着装置
50 IHコイルユニット
52 誘導加熱コイル
54 アーチコア
56 サイドコア
58 センタコア
60 遮蔽部材
62 サーミスタ
64 駆動機構
66 ステッピングモータ
68 減速機構
90 磁気調整部材
Claims (6)
- 画像形成部でトナー画像が転写された用紙を加熱部材と加圧部材との間に挟み込んで搬送し、この搬送過程で、少なくとも前記加熱部材からの熱によりトナー画像を用紙に定着させる定着装置であって、
前記加熱部材の外面に沿って配置され、前記加熱部材を誘導加熱するための磁界を発生させるコイルと、
少なくとも前記コイルを挟んで前記加熱部材の反対側に配置され、前記コイルの周囲で磁路を形成することにより前記コイルが発生させた磁界を前記加熱部材へ向けて導く磁性体コアと、
前記磁性体コアにより導かれて前記加熱部材に向かう磁界の経路を、前記加熱部材の誘導加熱が促進される第1の経路と、前記加熱部材の誘導加熱が抑制される第2の経路とのいずれかに切り替える経路切替手段と、
前記経路切替手段による前記第1の経路と前記第2の経路との切り替えに関わらず、前記第1の経路及び前記第2の経路の両方を含む磁界経路の切り替わり領域内に固定して配置され、前記経路切替手段により前記第1の経路に切り替えられた場合は前記切り替わり領域内で前記磁性体コアから前記加熱部材に向かう磁束の通過を許容する一方、前記第2の経路に切り替えられた場合は磁束を通過させることなく遮蔽する磁気調整部材と
を備えたことを特徴とする定着装置。 - 請求項1に記載の定着装置において、
前記磁気調整部材は、
良導電性の線材料がリング状に形成された複数のリング状部を有し、かつ、これら複数のリング状部が磁束の進行方向に対して交差する方向に隣接した状態で相互に連結されることにより、前記線材料の軸線方向でみた全体が一続きの無端形状に形成されるとともに、
前記経路切替手段により前記第1の経路に切り替えられた場合、複数の前記リング状部内をそれぞれ貫通する磁束により生じる誘導電流が互いに隣接する前記リング状部同士でみて逆向きになる構造を有しており、
前記経路切替手段は、
前記第1の経路から前記第2の経路に切り替えた状態で、複数あるうちの一部の前記リング状部を貫通する磁束の量を減少させることを特徴とする定着装置。 - 請求項2に記載の定着装置において、
前記磁気調整部材は、
前記切り替わり領域内で前記第1の経路上に1つの前記リング状部を配置するとともに、前記第2の経路上にその他の隣接する前記リング状部を配置していることを特徴とする定着装置。 - 請求項2に記載の定着装置において、
前記磁性体コアは、
前記コイルの巻線中心を挟んで両側にそれぞれ磁路を形成するべく対をなして配置された第1のコアと、
これら対をなす前記第1のコアの間に配置され、前記コイルの巻線中心を通って前記加熱部材に至る磁路を形成する第2のコアとを有し、
前記経路切替手段は、
前記第1の経路に切り替えた場合、前記第2のコアから前記加熱部材まで前記コイルの巻線中心に沿って磁束を通過させる一方、前記第2の経路に切り替えた場合は前記コイルの巻線中心から逸れた両側の位置でそれぞれ前記第1のコアから前記加熱部材へ磁束を通過させるものであり、
前記磁気調整部材は、
前記切り替わり領域内で前記コイルの巻線中心を通る前記第1の経路上に1つの前記リング状部を配置するとともに、その両側の位置で前記第2の経路上に2つの隣接する前記リング状部をそれぞれ配置していることを特徴とする定着装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載の定着装置において、
前記加熱部材は、
搬送される用紙の幅方向でみて、その最大通紙領域にわたって前記コイルにより誘導加熱されるものであり、
前記磁気調整部材は、
前記加熱部材の長手方向でみて、前記最大通紙領域に対応した最大幅の用紙よりも小さい幅を有する用紙の通紙領域の外側に配置されていることを特徴とする定着装置。 - 請求項5に記載の定着装置において、
前記磁気調整部材は、
前記加熱部材の長手方向に対し、搬送される複数通りの用紙サイズに合わせて複数に分割して配置されていることを特徴とする定着装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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