JP5292361B2 - 作業機械 - Google Patents
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Description
(3) 請求項3の発明による作業機械は、下部走行体と、下部走行体の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体と、上部旋回体に設けられた運転室と、下部走行体に設けられた複数の下部走行体用アクチュエータと、上部旋回体に設けられた複数の上部旋回体用アクチュエータと、複数の下部走行体用アクチュエータおよび複数の上部旋回体用アクチュエータに圧油を供給する、上部旋回体に設けられた油圧ポンプと、下部走行体に対して上部旋回体が旋回可能となるように下部走行体の油圧回路と上部旋回体の油圧回路とを接続するセンタジョイントと、運転室内に設けられた、複数の下部走行体用アクチュエータをそれぞれ操作するための複数の下部走行体用アクチュエータ操作装置と、運転室内に設けられた、複数の上部旋回体用アクチュエータをそれぞれ操作するための複数の上部旋回体用アクチュエータ操作装置と、複数の下部走行体用アクチュエータに対応して複数の流量制御弁(下部流量制御弁)を有し、下部走行体に設けられた下部走行体用コントロールバルブと、複数の上部旋回体用アクチュエータに対応して複数の流量制御弁(上部流量制御弁)を有し、上部旋回体に設けられた上部旋回体用コントロールバルブと、複数の上部流量制御弁および複数の下部流量制御弁の開度を制御する開度制御信号を出力する開度制御信号出力手段と、下部走行体用コントロールバルブのロードセンシング差圧(下部ロードセンシング差圧)を検出する下部ロードセンシング差圧検出手段とを備え、センタジョイントを介して上部流量制御弁の下流に下部走行体用コントロールバルブのポンプポートを接続し、開度制御信号出力手段は、下部ロードセンシング差圧検出手段で検出した下部ロードセンシング差圧に基づいて、下流に下部走行体用コントロールバルブのポンプポートが接続されている上部流量制御弁へ開度制御信号を出力することを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業機械において、油圧ポンプは、容量可変型の油圧ポンプであり、油圧ポンプの容量を変更する容量変更手段をさらに備え、上部旋回体用コントロールバルブのロードセンシング差圧(上部ロードセンシング差圧)を検出する上部ロードセンシング差圧検出手段をさらに備え、容量変更手段は、上部ロードセンシング差圧検出手段で検出した上部ロードセンシング差圧に基づいて油圧ポンプの容量を変更することを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の作業機械において、下部走行体は、走行体フレームを有する4つの独立した走行体ユニットと、一端が走行体フレームに接続され、他端がセンタフレームの周縁近傍で軸支されて上下方向に独立して揺動可能な4つの揺動フレームと、4つの揺動フレーム毎に設けられて、4つの揺動フレームをセンタフレームに対して上下方向に独立して揺動させることで走行体ユニットをセンタフレームに対して独立して上下動させる、下部走行体用アクチュエータとしての4つの駆動シリンダとを備えることを特徴とする。
図1〜6を参照して、本発明による作業機械の第1の実施の形態を説明する。図1は、本発明による作業機械1を示す概略側面図である。作業機械1には、下部走行体2に上部旋回体3が旋回可能に取り付けられ、上部旋回体3は、図示しない旋回モータによって駆動される。上部旋回体3には、運転室4等が取り付けられている。また、上部旋回体後方にはカウンタウエイト8が設けられている。また、上部旋回体3には、後述する図3で図示するエンジン5、ポンプユニット7、上部用コントロールバルブ(上部コントロールバルブ)30が設けられている。
上部旋回体3には支点40で上下方向に揺動自在にブーム10が設けられており、ブーム10には支点41で上下方向に揺動自在にアーム12が設けられており、アーム12には支点42で上下方向に揺動自在にバケット23が設けられている。ブーム10、アーム12およびバケット23によって作業フロント6が構成される。11は、ブーム10を揺動させるブームシリンダであり、上部旋回体3とブーム10とに連結されている。13は、アーム12を揺動させるアームシリンダ13であり、ブーム10とアーム12とに連結されている。15は、バケット23を揺動させる作業具シリンダで、シリンダロッド先端がリンク16を介してバケット23と連結され、シリンダのボトム側端部がアーム12と連結されている。バケット23は、グラップル、カッタ、ブレーカといった、図示しないその他の作業具のいずれか1つに任意に交換可能である
図2は、作業機械1の下部走行体2を示す概略上面図である。図1,2を用いて下部走行体2の構成について説明する。下部走行体2のセンタフレーム201には、前後左右端部にそれぞれ独立した4つの脚ユニット202a〜202dが設けられている。以下の説明では、左前部の脚ユニット202aについて説明を行うが、残りの3つの脚ユニット202b〜202dについても脚ユニット202aと同様の構成であるので、脚ユニット202b〜202dについての詳細な説明は省略する。なお、脚ユニット202aの各部の構成と対応する脚ユニット202bの各部の構成については、符号の末尾をaからbに代えて記載する。脚ユニット202c,202dについても同様である。
脚先端ブラケット205aには、支点213aで上下方向に揺動自在に走行体フレーム(サイドフレーム)207aが設けられている。脚先端ブラケット205aとサイドフレーム207aの間には、アクチュエータが設けられておらず、サイドフレーム207aは支点213aを中心に受動的に揺動する。なお、支点213aは、脚先端ブラケット205aの前部に設けられた支持部と、サイドフレーム207の支持部とがピンによって軸支されて揺動自在に連結されることで構成されている。
図3は、本実施の形態の作業機械のシステム構成を示す概略図である。図3に示すように、作業機械1の油圧システムは、エンジン5と、エンジン5によって駆動されるポンプユニット7と、ポンプユニット7内に配置した可変容量式のメインポンプ70およびパイロットポンプ71と、メインポンプ70の下流側に設けられた上部コントロールバルブ30と、上部コントロールバルブ30のアクチュエータ油路39の下流側に設けられた複数の上部旋回体用アクチュエータ26とを備えている。また、この油圧システムは、上部コントロールバルブ30のアクチュエータ油路39の下流側のポートである、後述するアクチュエータポート47cに接続された下部用コントロールバルブ(下部コントロールバルブ)50と、上部コントロールバルブ30と下部コントロールバルブ50の間に設けられたセンタジョイント6と、下部コントロールバルブ50のアクチュエータ油路59の下流側に設けられた複数の下部走行体用アクチュエータ27(たとえば、脚上下シリンダ214a〜d等)とを備えている。
図4は本実施の形態における概略油圧回路を示した図である。本実施の形態では、上部コントロールバルブ30と下部コントロールバルブ50の2つが存在するが、これらの基本機能は同等である。そこで、図4に示した上部コントロールバルブ30を用いて、コントロールバルブに関係した基本機能について詳しく説明する。なお、各コントロールバルブ30,50の単体での構成は、ある作業機械に対しコントロールバルブを単独で用いる場合の構成と同等である。言い換えれば、本実施の形態で示したコントロールバルブの直列接続のために、それぞれのコントロールバルブ30,50で新たに加えた構成要件はない。
上部コントロールバルブ30は、上部旋回体3に設けられており、メインポンプポート44と、タンクポート48と、パイロットポンプポート45と、ロードセンシング差圧ポート46と、複数のアクチュエータポート47a,47b,47cとを有している。メインポンプポート44は、メイン供給油路441を介してメインポンプ70と接続されている。パイロットポンプポート45は、パイロット油路451を介してパイロットポンプ71と接続されている。タンクポート48は、タンク油路481を介して作動油タンク(オイルタンク)25と接続されている。
上部コントロールバルブ30は、複数のアクチュエータ油路39a,39b,39cに対応した複数のバルブセクション30a,30b,30cと、コントロールセクション30dとを有する。図4では説明の便宜上、3つのバルブセクション30a,30b,30cだけを示したが、実際には、その他複数の上部旋回体用アクチュエータに対応した数のバルブセクションが設けられている。
上述したように、電磁比例弁82は、電磁弁コントローラ85に接続されている。具体的には、バルブセクション30aの流量制御弁31aには電磁比例弁49aが設けられており、バルブセクション30bの流量制御弁31bには電磁比例弁49bが設けられており、バルブセクション30cの流量制御弁31cには電磁比例弁49cが設けられている。電磁比例弁49a〜49cは、ワイヤハーネス88a〜88cにより、それぞれ電磁弁コントローラ85に接続されている。上述したように、電磁弁コントローラ85は、運転室4内に設けた操作装置80に接続されている。
コントロールセクション30dには、アンロード弁40が設けられている。アンロード弁40は、メインポンプ70の吐出圧と最高負荷圧との差圧を目標ロードセンシング差圧よりも若干大きい値に制限するための弁であり、排出油路38に接続されている。アンロード弁40は、閉方向に作動させるための受圧部40a、閉方向に作動させるためのバネ40c、および開方向に作動させるための受圧部40bを有している。アンロード弁40では、受圧部40aに最高負荷圧ライン33の圧力(最高負荷圧)が作用し、受圧部40bにメインポンプ70の吐出圧が作用する。バネ40cは、メインポンプ70の吐出圧と最高負荷圧との差圧が目標ロードセンシング差圧よりも若干大きい値に制限されるように、その付勢力が設定されている。
コントロールセクション30dには、差圧減圧弁42が設けられている。差圧減圧弁42は、受圧部42aと受圧部42b,42cを有している。受圧部42aにはメインポンプ70の吐出圧が作用する。受圧部42b,42cには、それぞれシャトル弁34aから出力された最高負荷圧と自己の出力圧が作用する。差圧減圧弁42は、これらの圧力のバランスで作動して、メインポンプ70の吐出圧と最高負荷圧との差圧であるロードセンシング差圧の絶対圧を生成して出力する。なお、受圧部42aで受ける圧力が増加すると、差圧減圧弁42からの出力圧、すなわちロードセンシング差圧が増加する。受圧部42b,42cで受ける圧力が増加すると、差圧減圧弁42からの出力圧が減少する。
ポンプユニット7のポンプ傾転制御機構72は、馬力制御傾転レギュレータ72aと、ロードセンシング制御弁73と、ロードセンシング制御レギュレータ72bとを備えている。馬力制御傾転レギュレータ72aは、メインポンプ70の吐出ポートに接続され、メインポンプ70の吐出圧が高くなるとメインポンプ70の傾転量を減らすことでメインポンプ70の吸収トルクがエンジン5の出力トルクを超えないようにメインポンプ70の傾転を制御する。
下部コントロールバルブ50の基本構成は、駆動するアクチュエータ数の違い以外は上部コントロールバルブ30と同じである。下部コントロールバルブ50は、メインポンプポート64と、タンクポート68と、パイロットポンプポート65と、ロードセンシング差圧ポート66と、アクチュエータポート67a、67b、67cとを有する。
センタジョイント6の管路数は、図4に示すように、上部コントロールバルブ30と下部コントロールバルブ50を繋ぐメイン供給油路91と、下部コントロールバルブ50とタンク25を繋ぐタンク油路92と、下部コントロールバルブ50とパイロットポンプ71とを繋ぐパイロット配管93と、図示しないドレン油路との4つである。したがって、センタジョイント6の大きさは、同等クラスの一般的な油圧ショベルに用いられているセンタジョイントと同等となっている。
本実施の形態では、先に説明したように、上部コントロールバルブ30のアクチュエータポート47cと、下部コントロールバルブ50のメインポート64とが接続されている。以下、上部コントロールバルブ30と下部コントロールバルブ50との関係について説明する。
上部コントロールバルブ30内の、下部コントロールバルブ50に供給する圧油を制御する流量制御弁31cの制御について以下に説明する。
流量制御弁31cの制御についての基本原理を説明する。流量制御弁31cにおいて、上部コントロールバルブ30と同様に、下部コントロールバルブ50内の流量制御弁の上流側および下流側の圧力差にあたるロードセンシング差圧PLS1が目標ロードセンシング差圧PLS2となるように制御を行う。つまり、上部コントロールバルブ30から下部コントロールバルブ50へ圧油を供給する流量制御弁31cの開口面積を、下部コントロールバルブ50のロードセンシング差圧PLS1を基に制御する。
i)下部コントロールバルブ50のロードセンシング差圧PLS1が目標ロードセンシング差圧PLS2より高い場合
下部コントロールバルブ50が必要とする以上の流量の圧油が下部コントロールバルブ50に流れることによって、下部コントロールバルブ50内での圧力損失が増大し、結果として、ロードセンシング差圧PLS1が目標ロードセンシング差圧PLS2より高くなる。したがって、下部コントロールバルブ50のロードセンシング差圧PLS1が目標ロードセンシング差圧PLS2より高い場合、上部コントロールバルブ30の流量制御弁31cの開口面積を狭くすることで、下部コントロールバルブ50への圧油の流量を減少させる。この結果、ロードセンシング差圧PLS1が減少し、目標ロードセンシング差圧PLS2と同等となる。
下部コントロールバルブ50が必要とする流量の圧油が下部コントロールバルブ50に流れていないことによって、下部コントロールバルブ50内での圧力損失が低下し、結果として、ロードセンシング差圧PLS1が目標ロードセンシング差圧PLS2より低くなる。したがって、下部コントロールバルブ50のロードセンシング差圧PLS1が目標ロードセンシング差圧PLS2より低い場合、上部コントロールバルブ30の流量制御弁31cの開口面積を拡大することで、下部コントロールバルブ50への圧油の流量を増加させ、ロードセンシング差圧PLS1を上昇させる。この結果、ロードセンシング差圧PLS1が減少し、目標ロードセンシング差圧PLS2と同等となる。
次に、制御システムの構成について説明する。図4に示すように、下部コントロールバルブ50のロードセンシング差圧ポート65には、下部コントロールバルブ50のロードセンシング差圧PLS1を取得するための圧力センサ150が設けられている。下部ロードセンシング差圧PLS1を示す圧力センサ150からの出力信号は、下部走行体用の電磁弁コントローラ86と、スリップリング87とを経由して、上部旋回体用の電磁弁コントローラ85に伝達される。
上部旋回体30の電磁弁コントローラ85における制御内容について説明する。図5は、本実施の形態の流量制御弁31cの制御の処理内容を示すフローチャートである。作業機械1の不図示のイグニッションスイッチがオンされると、この処理を行うプログラムが起動されて、電磁弁コントローラ85で実行される。ステップS400において、ロードセンシング差圧PLS1等といった各種センサ情報を読み込んでステップS401へ進む。ステップS401において、下部走行体3の操作装置81が操作されたか否か、すなわち、操作装置81の操作入力の有無を判断する。
上述した図5に記載のフローチャートのステップS402における詳細な制御内容について説明する。図6は、ステップS402における制御内容を示すブロック線図である。図6に示すように、電磁弁コントローラ85があらかじめ持っている目標ロードセンシング差圧PLS2から、計測された実際のロードセンシング差圧PLS1を減じて、ロードセンシング差圧の差分ΔPLSを算出する。
本実施の形態では、上下部コントロールバルブ30,50が直列に接続されているため、下部コントロールバルブ50の駆動時には、作動油系路の途中に上部コントロールバルブ30のメインリリーフバルブ36が存在することとなる。つまり、下部コントロールバルブ50の駆動圧が上昇した際には上部コントロールバルブ30のリリーフバルブ36から圧油がリリーフさせることも可能である。したがって、下部コントロールバルブ50にメインリリーフバルブ56が設けられていなくてもよい。
(1) センタジョイント6を介して、上部旋回体3に設けられている上部旋回体上部コントロールバルブ30のアクチュエータポート47cと、下部走行体2に設けられている下部コントロールバルブ50のメインポート64とを接続するように構成した。そして、上部コントロールバルブ30から下部コントロールバルブ50へ圧油を供給する流量制御弁31cの開口面積を、下部コントロールバルブ50のロードセンシング差圧PLS1を基に制御するように構成した。これにより、センタジョイント6の管路数を抑制できるので、機体の大きさや作業能力が作業機械1と同等クラスの一般的な油圧ショベル等に用いられているセンタジョイントと同等の大きさのセンタジョイントを採用でき、搭載スペースや製造コストの面で有利である。
図7を参照して、本発明による作業機械の第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、下部走行体用の操作装置81から出力される操作信号に基づいて上部コントロールバルブ30の流量制御弁31cの開口面積制御を行う点で、第1の実施の形態と異なる。
(1) 上述の説明では、ロードセンシング差圧PLS1や、下部走行体用の操作装置81から出力される操作信号に基づいて上部コントロールバルブ30の流量制御弁31cの開口面積制御を行うように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、上部コントロールバルブ30の流量制御弁31cを単なるオンオフ的な制御としてもよい。すなわち、下部走行体用の操作装置81から出力される操作信号に基づいて、操作装置81が操作されたと判断されると流量制御弁31cを全開とし、操作装置81の操作が行われていないと判断されると流量制御弁31cを全閉とするようにしてもよい。
(4) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
また、本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、下部走行体と、下部走行体の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体と、上部旋回体に設けられた運転室と、下部走行体に設けられた複数の下部走行体用アクチュエータと、上部旋回体に設けられた複数の上部旋回体用アクチュエータと、複数の下部走行体用アクチュエータおよび複数の上部旋回体用アクチュエータに圧油を供給する、上部旋回体に設けられた油圧ポンプと、下部走行体に対して上部旋回体が旋回可能となるように下部走行体の油圧回路と上部旋回体の油圧回路とを接続するセンタジョイントと、運転室内に設けられた、複数の下部走行体用アクチュエータをそれぞれ操作するための複数の下部走行体用アクチュエータ操作装置と、運転室内に設けられた、複数の上部旋回体用アクチュエータをそれぞれ操作するための複数の上部旋回体用アクチュエータ操作装置と、複数の下部走行体用アクチュエータに対応して複数の流量制御弁(下部流量制御弁)を有し、下部走行体に設けられた下部走行体用コントロールバルブと、複数の上部旋回体用アクチュエータに対応して複数の流量制御弁(上部流量制御弁)を有し、上部旋回体に設けられた上部旋回体用コントロールバルブと、複数の上部流量制御弁および複数の下部流量制御弁の開度を制御する開度制御信号を出力する開度制御信号出力手段と、下部走行体用コントロールバルブのロードセンシング差圧(下部ロードセンシング差圧)を検出する下部ロードセンシング差圧検出手段とを備え、センタジョイントを介して上部流量制御弁の下流に下部走行体用コントロールバルブのポンプポートを接続し、開度制御信号出力手段は、下部ロードセンシング差圧検出手段で検出した下部ロードセンシング差圧に基づいて、下流に下部走行体用コントロールバルブのポンプポートが接続されている上部流量制御弁へ開度制御信号を出力することを特徴とする各種構造の作業機械を含むものである。
3 上部旋回体 5 エンジン
6 センタジョイント 7 ポンプユニット
10 ブーム 11 ブームシリンダ
12 アーム 13 アームシリンダ
15 作業具シリンダ 23 バケット
26 上部旋回体用アクチュエータ 27 下部走行体用アクチュエータ
30 上部用コントロールバルブ(上部コントロールバルブ)
30a,30b,30c バルブセクション
30d コントロールセクション
31a,31b,31c 流量制御弁(メインスプール)
32a,32b,32c 圧力補償弁
36 メインリリーフ弁 40 アンロード弁
42 差圧減圧弁 49a,49b,49c ソレノイド
50 下部用コントロールバルブ(下部コントロールバルブ)
70 メインポンプ 71 パイロットポンプ
72 ポンプ傾転制御機構 72a 馬力制御傾転レギュレータ
72b ロードセンシング制御傾転レギュレータ
73 ロードセンシング制御弁 80 操作装置
81 操作装置 82 電磁比例弁
83 電磁比例弁 84 通信用コントローラ
85 電磁弁コントローラ 86 電磁弁コントローラ
87 スリップリング 150 圧力センサ
201 センタフレーム 202a〜202d 脚ユニット
Claims (5)
- 下部走行体と、
前記下部走行体の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体と、
前記上部旋回体に設けられた運転室と、
前記下部走行体に設けられた複数の下部走行体用アクチュエータと、
前記上部旋回体に設けられた複数の上部旋回体用アクチュエータと、
前記複数の下部走行体用アクチュエータおよび前記複数の上部旋回体用アクチュエータに圧油を供給する、前記上部旋回体に設けられた油圧ポンプと、
前記下部走行体に対して前記上部旋回体が旋回可能となるように前記下部走行体の油圧回路と前記上部旋回体の油圧回路とを接続するセンタジョイントと、
前記運転室内に設けられた、前記複数の下部走行体用アクチュエータをそれぞれ操作するための複数の下部走行体用アクチュエータ操作装置と、
前記運転室内に設けられた、前記複数の上部旋回体用アクチュエータをそれぞれ操作するための複数の上部旋回体用アクチュエータ操作装置と、
前記複数の下部走行体用アクチュエータに対応して複数の流量制御弁(下部流量制御弁)を有し、前記下部走行体に設けられた下部走行体用コントロールバルブと、
前記複数の上部旋回体用アクチュエータに対応して複数の流量制御弁(上部流量制御弁)を有し、前記上部旋回体に設けられた上部旋回体用コントロールバルブと、
複数の前記上部流量制御弁および複数の前記下部流量制御弁の開度を制御する開度制御信号を出力する開度制御信号出力手段とを備え、
前記センタジョイントを介して前記上部流量制御弁の下流に前記下部走行体用コントロールバルブのポンプポートを接続し、
前記開度制御信号出力手段は、下部走行体用アクチュエータ操作装置の操作量に基づいて、下流に前記下部走行体用コントロールバルブのポンプポートが接続されている前記上部流量制御弁へ開度制御信号を出力することを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、
前記下部走行体用コントロールバルブのロードセンシング差圧(下部ロードセンシング差圧)を検出する下部ロードセンシング差圧検出手段をさらに備え、
前記開度制御信号出力手段は、下部走行体用アクチュエータ操作装置の操作量と、前記下部ロードセンシング差圧検出手段で検出した前記下部ロードセンシング差圧とに基づいて、下流に前記下部走行体用コントロールバルブのポンプポートが接続されている前記上部流量制御弁へ開度制御信号を出力することを特徴とする作業機械。 - 下部走行体と、
前記下部走行体の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体と、
前記上部旋回体に設けられた運転室と、
前記下部走行体に設けられた複数の下部走行体用アクチュエータと、
前記上部旋回体に設けられた複数の上部旋回体用アクチュエータと、
前記複数の下部走行体用アクチュエータおよび前記複数の上部旋回体用アクチュエータに圧油を供給する、前記上部旋回体に設けられた油圧ポンプと、
前記下部走行体に対して前記上部旋回体が旋回可能となるように前記下部走行体の油圧回路と前記上部旋回体の油圧回路とを接続するセンタジョイントと、
前記運転室内に設けられた、前記複数の下部走行体用アクチュエータをそれぞれ操作するための複数の下部走行体用アクチュエータ操作装置と、
前記運転室内に設けられた、前記複数の上部旋回体用アクチュエータをそれぞれ操作するための複数の上部旋回体用アクチュエータ操作装置と、
前記複数の下部走行体用アクチュエータに対応して複数の流量制御弁(下部流量制御弁)を有し、前記下部走行体に設けられた下部走行体用コントロールバルブと、
前記複数の上部旋回体用アクチュエータに対応して複数の流量制御弁(上部流量制御弁)を有し、前記上部旋回体に設けられた上部旋回体用コントロールバルブと、
複数の前記上部流量制御弁および複数の前記下部流量制御弁の開度を制御する開度制御信号を出力する開度制御信号出力手段と、
前記下部走行体用コントロールバルブのロードセンシング差圧(下部ロードセンシング差圧)を検出する下部ロードセンシング差圧検出手段とを備え、
前記センタジョイントを介して前記上部流量制御弁の下流に前記下部走行体用コントロールバルブのポンプポートを接続し、
前記開度制御信号出力手段は、前記下部ロードセンシング差圧検出手段で検出した前記下部ロードセンシング差圧に基づいて、下流に前記下部走行体用コントロールバルブのポンプポートが接続されている前記上部流量制御弁へ開度制御信号を出力することを特徴とする作業機械。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業機械において、
前記油圧ポンプは、容量可変型の油圧ポンプであり、
前記油圧ポンプの容量を変更する容量変更手段をさらに備え、
前記上部旋回体用コントロールバルブのロードセンシング差圧(上部ロードセンシング差圧)を検出する上部ロードセンシング差圧検出手段をさらに備え、
前記容量変更手段は、前記上部ロードセンシング差圧検出手段で検出した前記上部ロードセンシング差圧に基づいて前記油圧ポンプの容量を変更することを特徴とする作業機械。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の作業機械において、
前記下部走行体は、
走行体フレームを有する4つの独立した走行体ユニットと、
一端が前記走行体フレームに接続され、他端が前記センタフレームの周縁近傍で軸支されて上下方向に独立して揺動可能な4つの揺動フレームと、
前記4つの揺動フレーム毎に設けられて、前記4つの揺動フレームを前記センタフレームに対して上下方向に独立して揺動させることで前記走行体ユニットを前記センタフレームに対して独立して上下動させる、前記下部走行体用アクチュエータとしての4つの駆動シリンダとを備えることを特徴とする作業機械。
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