JP5207914B2 - 母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 - Google Patents
母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5207914B2 JP5207914B2 JP2008269894A JP2008269894A JP5207914B2 JP 5207914 B2 JP5207914 B2 JP 5207914B2 JP 2008269894 A JP2008269894 A JP 2008269894A JP 2008269894 A JP2008269894 A JP 2008269894A JP 5207914 B2 JP5207914 B2 JP 5207914B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- toughness
- haz
- base material
- steel plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
円相当直径で0.05μm未満のTiNは、圧延時のオーステナイト粒(γ粒)の粗大化を抑制し、母材の靭性を確保するために必要である。この大きさのTiNの個数が1mm2当り5.0×106個(5.0×106個/mm2)より少ないと安定した母材靭性が得られない。
円相当直径で0.05〜1.0μmのTiNは、HAZにおけるγ粒粗大化を抑制して良好なHAZ靭性を確保するために必要である。この大きさのTiNの個数が1mm2当り1.0×105個(1.0×105個/mm2)より少ないと安定したHAZ靭性が得られない。尚、TiNの大きさが0.05μmよりも小さいものでは、母材靭性に寄与するが、大入熱溶接において容易に溶解しHAZ靭性改善への寄与が少なくなる。また、大きさが1.0μmより大きくなると母材およびHAZの靭性に悪影響を及ぼすことになる。
円相当直径で1.0μm超の粗大なTiNは、母材およびHAZの靭性に悪影響を及ぼすので、できるだけ少ない方がよい。こうした観点から本発明では、円相当直径で1.0μm超のTiNは、1mm2当り5個以下(5個/mm2以下)と規定した。
本発明の厚鋼板は、その組織は基本的にフェライトやベイナイトからなるものであるが、島状マルテンサイト(MA)は、脆性破壊起点として作用し母材靭性に悪影響を及ぼすので、島状マルテンサイトの面積割合は5%以下に抑制する必要があり、この面積割合が5%を超えると安定した母材靭性が得られなくなる。尚、島状マルテンサイトの面積割合の規定位置を「表面から深さt/4(t:板厚)の位置」としたのは、鋼板の特性を示す代表的な位置として選んだものである。
これらの元素の添加順序をCa→Alとすると、溶鋼中にCa酸化物およびAl酸化物が生成する。これらの酸化物は、粗大TiNの生成起点となりやすく、円相当直径で1.0μm超の粗大TiN増加による母材およびHAZの靭性劣化を招くことになる。これに対して、Al→Caの順序で添加すると、TiNの生成起点となり難いCa−Al複合酸化物が生成し、粗大TiNの生成が抑制されることになる。
鋳込みまでの保持時間T1は、Ca−Al複合酸化物の生成状況に影響を及ぼす要件であり、この保持時間T1が10分未満ではCa−Al複合酸化物が十分に生成せず、粗大TiNの生成増加による母材およびHAZの靭性劣化を招くことになる。一方、この保持時間T1が90分以上となると、複合酸化物が粗大化して母材およびHAZの靭性に悪影響を及ぼすことになる。
鋳造時の1500〜1400℃における冷却時間T2が600秒を超えると、粗大TiNの生成量が増加し、円相当直径で0.05〜1.0μmのTiNの生成量が減少し、十分な母材靭性およびHAZ靭性が確保できなくなる。
この圧延加熱条件は、TiNの形態に影響を及ぼすものであり、このときの加熱温度Thが1050℃よりも低いと、または加熱時間T3が2時間よりも短いと、円相当直径で0.05〜1.0μmのTiNが十分に得られない。加熱温度Thが1200℃よりも高くなったり、加熱時間T3が5時間よりも長くなると、TiNのオストワルド成長が促進され、円相当直径で0.05μmの未満のTiNが十分に得られない。
粗圧延の温度(粗圧延終了温度Tf)が900℃未満では、円相当直径で0.05μm未満のTiNが十分に得られず、母材靭性が劣化することになる。
圧延後の冷却速度Rcが2℃/秒よりも遅くなると粗大なフェライトが生成して母材靭性が劣化することになり、15℃/秒よりも速くなると島状マルテンサイト(MA)の生成量が増加して母材靭性が劣化することになる。また冷却停止温度Tsが300℃未満では、島状マルテンサイト(MA)の生成量が増加し、母材靭性が劣化することになる。また冷却停止温度Tsが500℃を超えると、軟質組織が増加し、強度が低下することになる。尚、冷却停止温度Tsが300℃未満となる場合であっても、その後500℃程度での焼戻し処理を行なうことによって、安定した靭性を得ることができる。
Cは、鋼板の強度を確保するために欠くことのできない元素である。C含有量が0.03%未満では、鋼板の強度が確保できない。好ましくは0.04%以上である。しかしながら、C含有量が過剰になると、硬質な島状マルテンサイト(MA)が多く生成して母材の靭性劣化を招くことになる。従ってC含有量は0.12%以下(好ましくは0.10%以下)に抑える必要がある。
Siは、固溶強化によって鋼板の強度を確保するのに有用な元素であるが、できるだけ低減することによってTi含有窒化物の粗大化を抑制して母材およびHAZの靭性を良好にすることができる。Si含有量が過剰になると、硬質な島状マルテンサイト(MA)が多く生成して母材の靭性劣化を招くことになる。従ってSi含有量は、少なくとも0.25%以下に抑える必要がある。特に、粗大Ti含有窒化物の生成を低減し、更に良好な母材靭性およびHAZ靭性を確保するためには、Si含有量は0.02%以下にすることが好ましい。
Mnは、鋼板の強度を確保する上で有用な元素であり、こうした効果を有効に発揮させるには、1.0%以上含有させる必要がある。好ましくは1.4%以上である。しかし、2.0%を超えて過剰に含有させるとHAZの強度が上昇し過ぎて靭性が劣化するので、Mn含有量は2.0%以下とする。好ましくは1.8%以下である。
不純物元素であるPは、粒界破壊を起こし易く靭性に悪影響を及ぼすので、その量はできるだけ少ないことが好ましい。靭性を確保するという観点からして、P含有量は0.03%以下に抑制する必要があり、好ましくは0.02%以下とする。しかし、工業的に、鋼中のPを0%にすることは困難である。
Sは、母材の靭性を劣化させる不純物であり、その量ができるだけ少ないことが好ましい。母材靭性を確保するという観点からして、S含有量は0.015%以下に抑制する必要があり、好ましくは0.010%以下とする。しかし、工業的に、鋼中のSを0%にすることは困難である。
前述のごとく、Caに先立ち添加することによって、粗大TiNの晶出を抑制するのに有用な元素である。こうした効果を発揮させるためには、その含有量は0.005%以上とする必要があるが、その含有量が過剰になると粗大TiNが生成して母材およびHAZの靭性が劣化するので、0.05%以下に抑える必要がある。Al含有量の好ましい下限は0.010%であり、好ましい上限は0.04%である。
Tiは、Nと反応して様々な大きさの窒化物を形成して母材およびHAZの靭性向上に寄与する元素である。こうした効果を有効に発揮させるには、Tiは0.010%以上含有させることが必要であり、好ましくは0.012%以上とする。しかし過剰に含有すると、粗大なTiNが多く生成して母材およびHAZの靭性を劣化させるため、0.080%以下に抑えるべきである。好ましくは0.060%以下とするのがよい。
Nbは、炭窒化物として析出し、γ粒粗大化を抑制することで母材靭性を良好にするのに有効に作用する元素である。こうした効果は、Nb含有量が0.002%以上で有効に発揮されるが、それらの効果をより有効に発揮させるためには、0.005%以上含有させることが好ましい。しかしながら、Nb含有量が過剰になると、粗大な炭窒化物の析出を招き、母材靭性が劣化するため、0.10%以下(好ましくは0.08%以下)とする必要がある。
Caは、Alの後に添加することによって、粗大TiNの晶出を抑制するのに有効な元素である。こうした効果を有効に発揮させるには、Caは0.0005%以上含有させる必要がある。好ましくは0.0008%以上である。しかしCa含有量が過剰になると、粗大な酸化物が生成して母材およびHAZの靭性が劣化するため、0.010%以下とする必要がある。好ましくは0.008%以下である。
Nは、高温で溶け残る窒化物(Ti含有窒化物)を形成することによって、母材およびHAZの靭性を確保する上で有用な元素である。N含有量を0.002%以上(好ましくは0.003%以上)とすることによって、所定のTi含有窒化物を確保することができる。しかしN含有量が過剰になると、固溶N量が増大して歪時効によって母材およびHAZの靭性が劣化する。従ってNは0.020%以下に抑える必要があり、好ましくは0.018%以下とする。
Ni,Cu,CrおよびMoは、いずれも鋼板の高強度化に有効な元素であり、その効果はその含有量が増加するにつれて増大するが、こうした効果を有効に発揮させるには、いずれも0.05%以上含有させることが好ましい。より好ましくは0.10%以上とする。しかしこれらの元素の含有量が過剰になると、強度の過大な上昇を招き、母材およびHAZの靭性が劣化するため、いずれも1.5%以下に抑えることが好ましい。より好ましくは1.2%以下である。
Vは、炭窒化物として析出し、γ粒粗大化を抑制することで母材靭性を良好にするのに有効に作用する元素である。こうした効果は、その含有量が増加するにつれて増大するが、こうした効果を有効に発揮させるには、0.002%以上含有させることが好ましい(より好ましくは0.005%以上)。しかしながら、V含有量が過剰になると、粗大な炭窒化物の析出を招き、母材靭性が劣化するため、0.1%以下(好ましくは0.08%以下)である。
Bは、粗大な粒界フェライトの生成を抑制することで、母材およびHAZの靭性を向上させるのに有効な元素である。こうした効果は、その含有量が増加するにつれて増大するが、こうした効果を有効に発揮させるには、0.0010%以上含有させることが好ましい(より好ましくは0.0015%以上)。しかし、B含有量が過剰になると、オーステナイト粒界でのBNの析出を招き、母材およびHAZの靭性が劣化するので、0.0050%以下とすることが好ましい。より好ましくは0.0040%以下とするのがよい。
ZrおよびREM(希土類元素)は、酸化物を微細化することでHAZの靭性向上に寄与する元素である。こうした効果は、その含有量が増加するにつれて増大するが、こうした効果を有効に発揮させるには、いずれも0.0001%以上含有させることが好ましい(より好ましくは0.0005%以上)。しかし過剰に含有させると、酸化物が粗大になって母材およびHAZの靭性を劣化させるため、いずれも0.02%以下に抑えるべきである。好ましくは0.015%以下とする。尚、本発明において、REM(希土類元素)とは、ランタノイド元素(LaからLnまでの15元素)およびSc(スカンジウム)とY(イットリウム)を含む意味である。
各鋼板の表面から深さt/4(t:板厚)の位置から試験片を切り出し(試験片の軸心がt/4の位置を通るように採取)、圧延方向および板厚方向に平行な断面からレプリカTEM試験片を作製し、透過型電子顕微鏡(TEM)で、観察倍率60000倍、観察視野2×2(μm)、観察箇所5箇所の条件で観察した。そして画像解析によって、その視野中の各Ti含有窒化物の面積を測定し、この面積から各窒化物の円相当直径を算出した。尚、Ti含有窒化物であることは、EDX(エネルギー分散型X線検出器)によって判別した。そして、円相当直径が0.05μm未満となるTi含有窒化物の個数を、1mm2当りに換算して求めた。但し、円相当直径が0.01μm以下となるTi含有窒化物については、EDXの信頼性が十分でないため、解析から除外した。
上記レプリカTEM試験片を、透過型電子顕微鏡(TEM)で、観察倍率15000倍、観察視野8×8(μm)、観察箇所5箇所の条件で観察した。そして画像解析によって、その視野中の各Ti含有窒化物の面積を測定し、この面積から各窒化物の円相当直径を算出した。尚、Ti含有窒化物であることは、EDX(エネルギー分散型X線検出器)によって判別した。そして、円相当直径が0.05〜1.0μmとなるTi含有窒化物の個数を、1mm2当りに換算して求めた。
各鋼板の表面から深さt/4(t:板厚)の位置から試験片を切り出し、圧延方向および板厚方向に平行な断面を、Carl Zeiss社製の電界放射式走査電子顕微鏡「SUPRA35(商品名)」を用いて観察し、観察倍率1000倍、観察視野0.06μm2、観察箇所20箇所の条件で観察した。円相当直径が1.0μm超の介在物粒子について、EDXによりTi、Nを含むTi含有窒化物を判別した。そして、円相当直径が1.0m超となるTi含有窒化物の個数を、1mm2当りに換算して求めた。
各鋼板の表面から深さt/4(t:板厚)の位置から試験片を切り出し、圧延方向および板厚方向に平行な断面を、レペラ試薬にて腐食の後、400倍にて光学顕微鏡で3視野を撮影し、画像解析により島状マルテンサイト(MA)の面積割合(分率)を算出した。
各鋼板の表面から深さt/4(t:板厚)の位置から、圧延方向にシャルピー衝撃試験片(JIS Z 2201の4号試験片)を採取し、JIS Z 2242に準拠して、−60℃でシャルピー衝撃試験を行い、吸収エネルギー(vE-60)を測定した。このとき3本の試験片について吸収エネルギー(vE-60)を測定し、その最低値を算出した。この最低値が100Jを超えるもの母材靭性に優れると評価した。
各鋼板の表面から深さt/4(t:板厚)の位置から、圧延方向にシャルピー衝撃試験片(JIS Z 2201の4号試験片)を採取し、大入熱溶接を模擬した熱サイクル試験を行い、HAZ靭性を評価した。このとき熱サイクル試験は、上記試験片を1400℃に加熱して60秒間保持した後、800〜500℃の温度範囲を500秒かけて冷却することにより、溶接入熱量が55kJに相当する熱サイクルを与えた。JIS Z 2242に準拠して、−40℃でシャルピー衝撃試験を行い、吸収エネルギー(vE-40)を測定した。このとき3本の試験片について吸収エネルギー(vE-40)を測定し、その最低値を求めた。そして、vE-40の最低値が100Jを超えるものをHAZ靭性に優れると評価した。
Claims (5)
- C:0.03〜0.12%(「質量%」の意味、化学成分については以下同じ)、Si:0.25%以下(0%を含む)、Mn:1.0〜2.0%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、Al:0.005〜0.05%、Ti:0.010〜0.080%、Nb:0.002〜0.10%、Ca:0.0005〜0.010%およびN:0.002〜0.020%を夫々含有すると共に、円相当直径で0.01μm超、0.05μm未満のTi含有窒化物が1mm2当り5.0×106個以上、円相当直径で0.05〜1.0μmのTi含有窒化物が1mm2当り1.0×105個以上、および円相当直径で1.0μm超のTi含有窒化物が1mm2当り5個以下存在し、且つ表面から深さt/4(t:板厚)の位置での島状マルテンサイトの面積割合が5%以下であることを特徴とする母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板。
- 更に、Ni:1.5%以下(0%を含まない)、Cu:1.5%以下(0%を含まない)、Cr:1.5%以下(0%を含まない)およびMo:1.5%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる1種以上の元素を含むものである請求項1に記載の厚鋼板。
- 更に、V:0.1%以下(0%を含まない)を含むものである請求項1または2に記載の厚鋼板。
- 更に、B:0.005%以下(0%を含まない)を含むものである請求項1〜3のいずれかに記載の厚鋼板。
- 更に、Zr:0.02%以下(0%を含まない)および/またはREM:0.02%以下(0%を含まない)を含むものである請求項1〜4のいずれかに記載の厚鋼板。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008269894A JP5207914B2 (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
KR1020090099040A KR101119378B1 (ko) | 2008-10-20 | 2009-10-19 | 후강판 |
CN2009102053093A CN101724780B (zh) | 2008-10-20 | 2009-10-19 | 厚钢板 |
CN2011102672758A CN102321842A (zh) | 2008-10-20 | 2009-10-19 | 厚钢板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008269894A JP5207914B2 (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010095781A JP2010095781A (ja) | 2010-04-30 |
JP5207914B2 true JP5207914B2 (ja) | 2013-06-12 |
Family
ID=42257664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008269894A Expired - Fee Related JP5207914B2 (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5207914B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5340839B2 (ja) * | 2009-07-17 | 2013-11-13 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靭性に優れた鋼板 |
JP5704706B2 (ja) * | 2011-03-16 | 2015-04-22 | 株式会社神戸製鋼所 | Haz靭性に優れた高強度厚鋼板 |
JP5883369B2 (ja) | 2012-09-19 | 2016-03-15 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
CN103320719B (zh) * | 2013-06-19 | 2015-05-20 | 宝山钢铁股份有限公司 | 低成本可大热输入焊接高强韧性钢板及其制造方法 |
CN106906414A (zh) * | 2015-12-22 | 2017-06-30 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种大线能量焊接热影响区韧性优异的厚钢板及其制造方法 |
JP2018009239A (ja) | 2016-02-15 | 2018-01-18 | 株式会社神戸製鋼所 | 鋼板及びその製造方法 |
WO2017141714A1 (ja) | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 株式会社神戸製鋼所 | 鋼板及びその製造方法 |
CN109161671B (zh) * | 2018-10-10 | 2020-08-11 | 江阴兴澄特种钢铁有限公司 | 一种大线能量焊接用高强度eh36钢板及其制造方法 |
KR102209547B1 (ko) | 2018-12-19 | 2021-01-28 | 주식회사 포스코 | 취성균열개시 저항성이 우수한 구조용 극후물 강재 및 그 제조방법 |
CN112210717A (zh) * | 2020-09-25 | 2021-01-12 | 南京钢铁股份有限公司 | 一种e420-w300超高强船板钢及其制造方法 |
CN112322967A (zh) * | 2020-09-25 | 2021-02-05 | 南京钢铁股份有限公司 | 一种e500-w150超高强船板钢及其制造方法 |
CN112322966A (zh) * | 2020-09-25 | 2021-02-05 | 南京钢铁股份有限公司 | 一种e550-w100超高强船板钢及其制造方法 |
CN112195400A (zh) * | 2020-09-25 | 2021-01-08 | 南京钢铁股份有限公司 | 一种e460-w200超高强船板钢及其制造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4022958B2 (ja) * | 1997-11-11 | 2007-12-19 | Jfeスチール株式会社 | 溶接熱影響部靱性に優れた高靱性厚鋼板およびその製造方法 |
JP4144121B2 (ja) * | 1999-07-06 | 2008-09-03 | Jfeスチール株式会社 | 母材および溶接熱影響部の靱性に優れた非調質高張力鋼材 |
JP4299431B2 (ja) * | 2000-03-08 | 2009-07-22 | 新日本製鐵株式会社 | 高ctod保証低温用鋼 |
JP4356949B2 (ja) * | 2006-11-13 | 2009-11-04 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
JP5103037B2 (ja) * | 2007-03-09 | 2012-12-19 | 株式会社神戸製鋼所 | 母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
-
2008
- 2008-10-20 JP JP2008269894A patent/JP5207914B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010095781A (ja) | 2010-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5207914B2 (ja) | 母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP5201665B2 (ja) | 大入熱溶接時の熱影響部の靭性に優れた溶接用高張力厚鋼板 | |
KR101718275B1 (ko) | 용접 열 영향부의 인성이 우수한 강재 | |
JP5651090B2 (ja) | 溶接熱影響部の靱性に優れた鋼材およびその製造方法 | |
JP4356949B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP4969275B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた高張力厚鋼板 | |
JP2009209401A (ja) | 溶接熱影響部の靭性と均一伸びに優れた鋼板 | |
JP5394785B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性および低温母材靱性に優れた厚鋼板 | |
JP4950529B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性および母材靭性に優れた鋼材およびその製法 | |
JP5824434B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP4656417B2 (ja) | 低降伏比耐火鋼材 | |
JP5320274B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性および強度の均一性に優れた厚鋼板 | |
JP5394849B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
KR101119378B1 (ko) | 후강판 | |
JP5340839B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた鋼板 | |
JP5818343B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP5520105B2 (ja) | 溶接熱影響部の靱性に優れた鋼材およびその製造方法 | |
JP5103037B2 (ja) | 母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
KR101151577B1 (ko) | 후강판 | |
KR101659245B1 (ko) | 용접 열 영향부의 인성이 우수한 후강판 | |
JP5723234B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP2009179868A (ja) | 溶接性に優れた高張力鋼板 | |
JP2009167447A (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた高強度厚鋼板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130219 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5207914 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |