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JP5197886B1 - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents

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Abstract

アウトシャープエッジコーナを高精度に加工するために、本発明では、仕上加工で被加工物のコーナ部を加工する際に、コーナ部以外の部分を加工する際よりもワイヤの送り速度を速くするコーナ制御を行いつつワイヤと被加工物との間で放電加工を複数回行うワイヤ放電加工装置において、仕上加工における今回の放電加工でのコーナ制御の開始点及び終了点で示す目標制御区間を加工パラメータに基づいて算出する目標制御区間算出部(82)と、仕上加工における前回の放電加工でのコーナ部の形状誤差の大きさに基づいて、目標制御区間算出部(82)が算出した目標制御区間が示すコーナ制御の開始点及び終了点を補正し、実制御区間を算出する実制御区間算出部(83)と、実制御区間における単位時間当たりの加工量がコーナ部以外の部分を加工する際と同じとなるようにワイヤの送り速度を制御する速度制御部(87)とを有する構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワイヤ放電加工装置に関する。
従来技術では、荒加工コーナ精度向上方法として、コーナ部での形状誤差はワイヤの撓みによって発生していると考え、その対策としてコーナ加工中のワイヤの撓みを抑制するために、放電パワーの調整、張力の増加、ドゥエルの使用、ワイヤの撓みの補正の為の軌跡制御などが行われている(特許文献1、2参照)。
また、仕上加工におけるコーナ精度向上方法として、コーナ部の加工量変化に応じた速度制御を行う方法(特許文献3、4参照)やコーナ部を加工する前に加工量の変化を予測しこの予測結果に基づいてワイヤ電極の側面間隙の変化をコーナ部で補正する方法(特許文献5参照)がある。
特開昭58−114823号公報 特開昭58−120428号公報 特開昭63−229228号公報 特開平06−126536号公報 特開2004−148472号公報
しかし、荒加工ではコーナ加工中のワイヤの撓みを完全に排除することはできないため、被加工物の上面から下面まで形状誤差のないコーナに加工することは困難である。
アウトシャープエッジコーナ(外側に凸となる鋭角の角)は、ワイヤの撓みの影響を最も受けやすく、形状誤差が発生しやすい。従来技術の仕上加工におけるコーナ制御では、アウトシャープエッジコーナ制御区間に関して明確なコーナ制御の区間が示されていない。また、コーナ制御の区間が示されている場合においても、実際には荒加工で形状誤差が発生しているにも関わらず、その形状誤差が発生していないことを前提とした制御区間を算出しているため、仕上加工時に従来技術のコーナ制御を用いても、形状誤差が発生してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高精度なアウトシャープエッジコーナ制御を実現できるワイヤ放電加工装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、仕上加工でコーナ部を加工する際に、コーナ部以外の部分を加工する際よりもワイヤの送り速度を速くするコーナ制御を行いつつワイヤと被加工物との間で放電加工を複数回行うワイヤ放電加工装置であって、仕上加工における今回の放電加工でのコーナ制御の開始点及び終了点で示す目標制御区間を加工パラメータに基づいて算出する目標制御区間算出部と、仕上加工における前回の放電加工でのコーナ部の形状誤差の大きさに基づいて、目標制御区間算出部が算出した目標制御区間が示すコーナ制御の開始点及び終了点を補正し、実制御区間を算出する実制御区間算出部と、実制御区間における単位時間当たりの加工量がコーナ部以外の部分を加工する際と同じとなるようにワイヤの送り速度を制御する速度制御部とを備えることを特徴とする。
本発明にかかるワイヤ放電加工機は、アウトシャープエッジコーナを高精度に加工できるという効果を奏する。
図1は、本発明にかかるワイヤ放電加工装置の実施の形態1の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1のNC制御装置の機能構成を示す図である。 図3は、一般的なワイヤ放電加工装置によるアウトシャープエッジコーナ部分におけるコーナ制御区間の一例を示す図である。 図4Aは、一般的なワイヤ放電加工装置のアウトシャープエッジコーナ制御の一例を示す図である。 図4Bは、一般的なワイヤ放電加工装置のアウトシャープエッジコーナ制御の一例を示す図である。 図4Cは、一般的なワイヤ放電加工装置のアウトシャープエッジコーナ制御の一例を示す図である。 図4Dは、一般的なワイヤ放電加工装置のアウトシャープエッジコーナ制御の一例を示す図である。 図5は、ワイヤ中心位置A〜Eの位置関係を示す図である。 図6Aは、一般的なワイヤ放電加工装置での移動量と加工取り量との関係を示す図である。 図6Bは、一般的なワイヤ放電加工装置での移動量と加工速度との関係を示す図である。 図7は、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置によるアウトシャープエッジコーナ部分におけるコーナ制御区間の一例を示す図である。 図8Aは、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置での移動量と加工取り量との関係を示す図である。 図8Bは、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置での移動量と加工速度との関係を示す図である。 図9は、アウトシャープエッジコーナの加工時のワイヤの動きを示す図である。 図10は、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置の動作の流れを示すフローチャートである。 図11は、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置及び一般的なワイヤ放電加工装置のコーナ誤差を示す図である。 図12は、実施の形態2のNC制御装置の構成を示す図である。 図13Aは、実験から得られた加工エネルギーとコーナ誤差距離の関係を示す図である。 図13Bは、実験から得られた加工エネルギーとコーナ誤差距離の関係を示す図である。 図14Aは、実験から得られたワイヤ張力とコーナ誤差距離の関係を示す図である。 図14Bは、実験から得られたワイヤ張力とコーナ誤差距離の関係を示す図である。 図15は、実施の形態2にかかるワイヤ放電加工装置の動作の流れを示すフローチャートである。 図16は、実施の形態3のNC制御装置の構成を示す図である。 図17は、実施の形態3にかかるワイヤ放電加工装置の動作の流れを示すフローチャートである。 図18Aは、実験から得られたノズル間隙とコーナ誤差距離の関係を示す図である。 図18Bは、実験から得られたノズル間隙とコーナ誤差距離の関係を示す図である。
以下に、本発明にかかるワイヤ放電加工装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかるワイヤ放電加工装置の実施の形態1の構成を示す図である。ワイヤ放電加工装置は、ワイヤ1、テーブル3、加工用電源4、極間検出回路5、サーボモータ6、サーボアンプ7、NC制御装置8、張力付加機構9、ワイヤボビン10、ワイヤ走行装置11、ワイヤ回収容器12及び加工液ノズル13a、13bを有する。実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置は、仕上加工では、被加工物2のコーナ部を加工する際に、単位時間当たりの加工量が一定となるようにワイヤ1の加工送り速度を制御するコーナ制御を行いつつ、ワイヤ1と被加工物2との間で放電加工を複数回行う。
テーブル3は、被加工物2を固定し移動させる。極間検出回路5は、加工中の極間平均電圧を検出する。サーボモータ6は、テーブル3を駆動させる。サーボアンプ7は、サーボモータ6の駆動制御を行う。NC制御装置8は、NCプログラムに基づき、加工中のテーブル送りなどの制御を行う。
ワイヤ1と被加工物2との間には、加工用電源4によって加工電流が供給され、両者の間に放電を発生させることによって加工を進行させる。その際、NC制御装置8に予め与えられたNCプログラムに基づいてテーブル3が駆動されることにより所望形状の加工が可能となる。すなわち、NC制御装置8からの速度信号に応じてサーボアンプ7がサーボモータ6を駆動し、被加工物2の移動が行われ、加工が進行する。
加工中の移動速度は極間の状態によって変化させられる。すなわち、極間の間隙が広がっている場合には移動速度を速くし、極間の間隙が狭くなっている場合には移動速度を遅くすることにより、ワイヤ1と被加工物2との接触を防ぎ、最適な加工を行うことができる。加工中の間隙距離は加工中の平均電圧に基づいて判断できるため、一般には極間平均電圧が所定の目標値に一致するように移動速度の制御が行われる。
図2は、実施の形態1のNC制御装置8の機能構成を示す図である。NC制御装置8は、加工進行方向判別部81、目標制御区間算出部82、実制御区間算出部83、実制御区間記憶部84、制御区間判別部85、コーナ制御速度演算部86及び速度制御部87を有する。加工進行方向判別部81は、アウトシャープエッジコーナの加工をどちら側に向かって行うかをNCプログラムに基づいて判断する。目標制御区間算出部82は、一般的なワイヤ放電加工装置と同様の制御区間を目標制御区間として算出する。目標制御区間は、仕上加工における前回の放電加工において形状誤差が発生していないと仮定した場合のコーナ制御における制御区間である。実制御区間算出部83は、コーナ誤差を考慮した制御区間を実制御区間として算出する。なお、目標制御区間及び実制御区間については後段で詳細に説明する。実制御区間記憶部84は、実制御区間算出部83が算出した実制御区間を記憶する。制御区間判別部85は、アウトシャープエッジコーナの加工時に実制御区間内にワイヤ1が入ったか否かをNCプログラムに基づいて判別する。コーナ制御速度演算部86は、制御区間内において単位時間当たりの加工量が一定となるようにワイヤ1の移動速度を算出する。
実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置によるアウトシャープエッジコーナ部分におけるコーナ制御について説明するのに先立って、一般的なワイヤ放電加工装置によるアウトシャープエッジコーナ部分におけるコーナ制御について説明する。図3は、一般的なワイヤ放電加工装置によるアウトシャープエッジコーナ部分におけるコーナ制御区間の一例を示す図である。一般的なワイヤ放電加工装置は、荒加工又は仕上加工における前回の放電加工で形状誤差が発生していないことを前提としてワイヤ中心位置A〜Eの区間を制御区間として算出し、その区間において加工速度制御を行う。すなわち、放電ギャップ面71と加工前加工面72とが重なる領域78が形成されるように設定したワイヤ中心位置の軌跡77に沿ってワイヤ1を移動させる。これにより、被加工物2には、放電ギャップ面71に沿って加工後加工面76が形成される。
図4A〜図4Dは、一般的なワイヤ放電加工装置のアウトシャープエッジコーナ制御の一例を示す図である。アウトシャープエッジコーナでの加工量は直線加工時のワイヤ中心位置Aまでは一定であるが、ワイヤ中心位置Aを通過後は放電ギャップ面71と加工前加工面72とが重なる領域78が減少してくるので加工量は減少し(図4A)、ワイヤ中心位置Bにて放電ギャップ面71と加工前加工面72とが重ならなくなり、加工量はゼロとなる(図4B)。さらに、ワイヤ中心位置C(方向転換点)までは、放電ギャップ面71と加工前加工面72とが重ならないため、加工量はゼロのまま一定である。進行方向が変わった後もワイヤ中心位置Dまでは放電ギャップ面71と加工前加工面72とが重ならないため、加工量はゼロのままである(図4C)。ワイヤ中心位置Dを通過した後、放電ギャップ面71と加工前加工面72とが再び重なり始めて放電ギャップ面71と加工前加工面72とが重なる領域78が生じ、加工量は徐々に増加してワイヤ中心位置Eにおいて直線加工時の加工量に戻る(図4D)。
図5は、ワイヤ中心位置A〜Eの位置関係を示す図である。図5に示すようにワイヤ半径をr、放電ギャップをh、加工取り代をs、アウトシャープエッジコーナの角度(加工後加工面76がなすコーナの角度)をθ、ワイヤ径+放電ギャップ(r+h)を半径とする放電ギャップ面71と加工前加工面72との交点73とワイヤ中心位置74を結んだ直線75と加工前加工面72とがなす角度をαで表す場合、ワイヤ中心位置の軌跡77上におけるワイヤ中心位置A〜B、B〜C、C〜D及びD〜Eのそれぞれの区間LA−B、LB−C、LC−D、LD−Eは、ワイヤ半径r、放電ギャップh、加工取り代s、アウトシャープエッジコーナの角度θ、ワイヤ径+放電ギャップ(r+h)を半径とする放電ギャップ面71と加工前加工面72との交点73とワイヤ中心位置74を結んだ直線75と加工前加工面72とがなす角度αを加工パラメータとした場合に、加工パラメータに基づいて下記式(1)〜(4)で表すことができる。なお、一般的には、LA−B及びLB−Cは前区間、LC−D及びLD−Eは後区間と呼ばれる。
Figure 0005197886
図6A、図6Bは、一般的なワイヤ放電加工装置の加工条件を示す図であり、図6Aは移動量と加工取り量との関係を示し、図6Bは移動量と加工速度との関係を示している。必要取り量が減少するコーナ部(ワイヤ中心位置A〜Eの区間)でも直線部と同様に加工速度を制御すると加工過多となるため、形状誤差が発生する。これを抑制するために、単位時間当たりの加工量が直線部と同等になるように加工速度を制御する必要がある。具体的には、図6Bに示すようにワイヤ中心位置A〜Bの区間では加工量の減少に従って加工速度を増やし、ワイヤ中心位置B〜Cの区間及びワイヤ中心位置C〜Dの区間では加工量がゼロであるが、ワイヤ中心位置D〜Eの区間で速やかに加工速度を減速できるように所定の加工速度に制御する。ワイヤ中心位置D〜Eの区間では加工量の増加に従って加工速度を低下させ、ワイヤ中心位置Eよりも後の区間ではワイヤ中心位置Aよりも前の区間と同様の加工速度に戻すように速度制御する。
ワイヤ放電加工では、ワイヤ1を上下で支持している箇所同士の間に被加工物2が位置する。被加工物2を加工していく際、放電による熱エネルギーによって、局所的に被加工物2を溶融させるだけでなく、周囲を取り巻く加工液を気化・爆発させる。その爆発によってワイヤ1は外力を受けて撓む。プログラム加工軌跡はワイヤ1を支持している点での軌跡であり、支持点以外の部分ではワイヤ1の撓みにより少なからずプログラム加工軌跡から外れている。被加工物2はワイヤ1を支持している箇所同士の間に位置するため、撓みによりプログラム上の加工軌跡から外れたワイヤ1によって加工される。
直線加工の場合、ワイヤ1の撓みの方向は加工進行方向に対して後方又は斜め後方となる。したがって、ワイヤ1の撓みによる形状誤差は後方又は斜め後方に発生するが、加工進行方向が変わらないため、形状誤差は一律後方又は斜め後方に発生している形となるため、オフセットの調整等で修正可能であり、大きな問題とはならない。
しかし、コーナ加工の場合は加工の進行方向が変わるため、加工進行方向が変わると撓みの方向が加工進行方向の後方又は斜め後方にあることにより、撓んだワイヤ1の軌跡はコーナの頂点をショートカットすることになるため、一律な方向の形状誤差とならず問題となる。
図7は、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置によるアウトシャープエッジコーナ部分におけるコーナ制御区間の一例を示す図である。上記のように、実際のアウトシャープエッジコーナでは形状誤差(以下、コーナ誤差という)31が生じているため、加工量の変化が始まるのは図3におけるワイヤ中心位置Aにワイヤ1が到達した時ではなく、図7におけるワイヤ中心位置A’にワイヤ1が到達した時である。すなわち実際の加工では、荒加工又は仕上加工における前回の放電加工でコーナ誤差31が発生している加工面を加工するため、従来のコーナ制御区間では図7のワイヤ中心位置A’から図3のワイヤ中心位置Aに相当する区間では単位時間当たりの加工量が一定とならず、コーナ誤差31がさらに発生してしまう。したがって、コーナ誤差31を考慮することによって計算される正確なコーナ制御区間A’〜E’(実制御区間)において加工量が一定となる速度制御を行うことにより、アウトシャープエッジコーナ部の仕上げ精度を向上させることができる。
図8A、図8Bは、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置の加工条件を示す図であり、図8Aは移動量と加工取り量との関係を示し、図8Bは移動量と加工速度との関係を示している。実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置は、形状誤差を考慮することにより加工取り量の変化が始まる位置を正確に算出し、その位置から始まる実制御区間において図8A、図8Bに示すように単位時間当たりの加工量が一定となる速度制御を行うことで高精度なアウトシャープエッジコーナ加工を実現する。
図9は、アウトシャープエッジコーナの加工時のワイヤの動きを示す図である。アウトシャープエッジコーナの加工の場合、加工方向の転換点はコーナの頂点であり、プログラム加工軌跡92上のワイヤ1がコーナの頂点を通過する時、撓んだワイヤ1の軌跡93は図9に示すようにコーナの頂点をショートカットすることになるため、コーナの部分では放電ギャップ面91がワイヤ1よりも内側を通過してコーナ誤差を生じ、コーナの頂点から直線加工の2方向にコーナ誤差L、Lが発生している距離が存在する。このコーナ誤差を考慮した制御区間が実制御区間であり、この区間において加工量が一定となる速度制御をすることで高精度なアウトシャープエッジコーナ加工を実現できる。
NC制御装置8は、実制御区間算出部83によって実制御区間を求め、その区間で加工量が一定となる速度制御をするために以下のような動作を行う。
図10は、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置の動作の流れを示すフローチャートである。本実施の形態では、コーナ誤差距離を入力する欄を設け、コーナ誤差距離を指定することで、従来の制御区間と同様の目標制御区間にコーナ誤差距離を加算又は減算することによって求められる実制御区間を記憶し、記憶した実制御区間において加工量が一定となる速度制御を行うことにより高精度なアウトシャープエッジコーナ加工を実現する。
具体的には、ユーザはまずコーナ制御を用いずにアウトシャープエッジコーナ形状の加工を行い、アウトシャープエッジコーナの頂点から直線加工方向の2方向に向かうコーナ誤差距離L、Lを仕上加工の各回の放電加工について測定する。ここで、コーナ誤差距離L、Lは、仕上加工でのアウトシャープエッジコーナの入口側に生じたコーナ誤差距離をL、出口側に生じたコーナ誤差をLとする。このようにして測定したコーナ誤差距離L、Lをアウトシャープエッジコーナ加工に先だって入力欄へ入力する(ステップS101)。
次に、加工進行方向判別部81により加工進行方向を判別する(ステップS102)。さらに目標制御区間算出部82が目標制御区間を従来の制御区間と同様の演算で算出する(ステップS103)。なお、目標制御区間算出部82が行う演算は、一般的なワイヤ放電加工装置における制御区間を算出する場合の演算と同様であり、公知の手法を適用できる。そして、実制御区間算出部83は、コーナ誤差L、Lと目標制御区間とに基づいて、コーナ誤差L、Lを考慮した実制御区間を算出する(ステップS104)。すなわち、コーナ制御の開始点と終了点とコーナ誤差L及びLに基づいて補正する。
測定したコーナ誤差距離L、Lが仕上加工における前回の放電加工の加工結果であるとすると、次回の放電加工が図9のような加工進行方向であった場合、加工量の変化は方向転換点(コーナの頂点)からL手前の位置から始まるので、ワイヤ中心位置Cまでの実制御区間は目標制御区間LA−B、LB−CにLを加算した距離となる。また、ワイヤ中心位置Cを通過後の加工量が直線部の加工量に戻るまでの距離は、Lにより目標制御区間LC−Dが微小量長くなるため、LD−Eがその分短くなるが、LC−D、LD−Eの総和はほとんど変わらない。また、次回の放電加工が図9と反対方向の加工であった場合、実制御区間はLA−B、LB−CにLを加算した距離となる。したがって、加工進行方向が前回の放電加工と同一方向か反対方向かにより目標制御区間に加算又は減算するコーナ誤差距離が変わるため、加工進行方向判別部81により加工進行方向を判別した上で、実制御区間算出部83が実制御区間を計算する。
コーナ部を加工する際の実制御区間は下記式(5)〜(8)によって算出できる。式(5)〜式(8)において、sは式(1)〜式(4)と同様に加工取り代を表している。
Figure 0005197886
なお、加工進行方向が前回の加工方向と同じ場合は、実制御区間算出部83は、式(5)〜式(8)中のLとLとを入れ替えて演算を行う。すなわち、実制御区間算出部83は、実制御区間の前区間を算出するのにLを用い、実制御区間の後区間を算出するのにLを用いて演算を行う。
上記式(5)〜式(8)を使用して算出された正確な制御区間を実制御区間記憶部84にて記憶し(ステップS105)、制御距離に応じて図8A、図8Bに示したように加工量が一定となる制御速度をコーナ制御速度演算部86にて算出し(ステップS106)、仕上加工を行う。仕上加工中は、実制御区間記憶部84に記憶させた実制御区間に達したか否か、すなわちアウトシャープエッジの制御区間の加工中であるか否かを制御区間判別部85で判別する(ステップS107)。記憶された実制御区間に達したと制御区間判別部85が判断したら(ステップS107/Yes)、速度制御部87がワイヤ1の送り速度の制御を行う(ステップS108)。これにより、高精度なアウトシャープエッジコーナを実現できる。実制御区間記憶部84に記憶された実制御区間に達していないと制御区間判別部85が判断した場合は(ステップS107/No)、ステップS107に戻り、実制御区間記憶部84に記憶された実制御区間に達したか否かの判断を繰り返す。
図11は、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置及び一般的なワイヤ放電加工装置のコーナ誤差を示す図である。横軸は仕上加工の実行回数を示している。仕上加工の1回目の場合は、前回の加工が荒加工であり、前回の加工結果に基づいたコーナ制御は行えないため、コーナ誤差は一般的なワイヤ放電加工装置と同程度となっている。しかし、仕上加工2回目以降では、前回の加工結果に基づいたコーナ制御を行うことができるため、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置のコーナ誤差は、従来のワイヤ放電加工装置のコーナ誤差と比べて小さくなっている。
実施の形態1によれば、仕上加工における前回の放電加工で発生しているコーナ誤差に基づいて実制御区間を算出し、その区間において単位時間当たりの加工量が一定となる速度制御を行うことにより、より高精度なアウトシャープエッジコーナ制御を実現できる。これにより、製品歩留まりを向上させることが可能となる。
実施の形態2.
コーナ誤差は、加工条件の内容及び構成、例えば加工エネルギーやワイヤ張力の設定に従い異なる。加工エネルギーが強ければ放電反力が大きくなるためワイヤの撓みが大きくなり、コーナ誤差距離も大きくなる。また、ワイヤ張力が弱ければワイヤの撓み量が大きくなるため、コーナ誤差距離も大きくなる。この関係を調べるため、加工エネルギーとコーナ誤差距離との関係、ワイヤ張力とコーナ誤差距離との関係を実験により求めた。
図12は、実施の形態2のNC制御装置8の構成を示す図である。NC制御装置8は、加工進行方向判別部81、目標制御区間算出部82、実制御区間算出部83、実制御区間記憶部84、制御区間判別部85、コーナ制御速度演算部86及び速度制御部87に加え、第1形状誤差算出部88、第2形状誤差算出部89を有する。第1形状誤差算出部88は、放電加工の加工エネルギーに応じてコーナ部に発生したコーナ誤差距離(第1の形状誤差)を算出する。第2形状誤差算出部89は、ワイヤ張力に応じてコーナ部に発生したコーナ誤差距離(第2の形状誤差)を算出する。
実験は、10mm、20mm、60mmの被加工物を用意し、被加工物にアウトシャープエッジコーナの加工を行い、その時のコーナ誤差距離L、Lを測定して行った。図13A、図13Bは、実験から得られた加工エネルギーとコーナ誤差距離の関係を示す図である。図14A、図14Bは、実験から得られたワイヤ張力とコーナ誤差距離の関係を示す図である。図13A、図13B、図14A及び図14Bから加工エネルギーによるコーナ誤差距離(第1の形状誤差)L_e、L_eとワイヤ張力によるコーナ誤差距離(第2の形状誤差)L_wt、L_wtを得られるテーブルを用意し、加工条件に応じてそのテーブルから仕上加工における前回の放電加工によって発生したコーナ誤差距離L=L_e+L_wt、L=L_e+L_wtを演算する。また、加工進行方向判別部81により次回の放電加工でのワイヤの送り方向である加工進行方向を判別する。上記の加工条件が使用された仕上加工における放電加工が実施された際には制御距離として事前に計算された目標制御区間にコーナ誤差距離を加算又は減算することによって求められる次回の放電加工での正確な制御区間を実制御区間算出部83にて演算する。演算された実制御区間において、それぞれの制御区間で加工量が一定となる制御速度を演算し、制御区間判別部85にてアウトシャープエッジコーナの制御区間と判別されたら速度制御部87が速度制御を行う。これにより、本実施の形態のワイヤ放電加工機は、高精度なアウトシャープエッジコーナ加工を実現する。
図15は、実施の形態2にかかるワイヤ放電加工装置の動作の流れを示すフローチャートである。第1形状誤差算出部88及び第2形状誤差算出部89は、加工エネルギーによるコーナ誤差距離L_e、L_eとワイヤ張力によるコーナ誤差距離L_wt、L_wtをテーブルに基づいて算出する(ステップS131、S132)。
以下、ステップS133〜S139の動作は実施の形態1のステップS102〜S108の動作と同様である。ただしステップS135の処理では、実制御区間算出部83は、仕上加工における前回の放電加工によって発生したコーナ誤差距離L=L_e+L_wt、L=L_e+L_wtを加工条件に応じて演算し、これを、目標制御区間に加減算することにより実制御区間を算出する。
本実施の形態においては、加工エネルギーの大きさやワイヤ張力の強さに応じて高精度のアウトシャープエッジコーナ加工を実現できる。
実施の形態3.
ワイヤ放電加工は上下ノズルと被加工物の隙間(以下、ノズル間隙という。)が0.1mm程度の接近した状態から数十mm離れた状態まで様々な状態で行われる。ノズル間隙が離れているほど、ワイヤを拘束している距離が離れるため、ワイヤの撓みが大きくなり、コーナ誤差距離も大きくなる。したがって、ノズル間隙の状態に合わせたコーナ誤差距離を用いて制御区間を計算し、その区間で速度制御をする必要がある。そのため、実施の形態3ではノズル間隙に応じたコーナ誤差距離を求める。
図16は、実施の形態3のNC制御装置8の構成を示す図である。NC制御装置8は、加工進行方向判別部81、目標制御区間算出部82、実制御区間算出部83、実制御区間記憶部84、制御区間判別部85、コーナ制御速度演算部86、速度制御部87、第1形状誤差算出部88及び第2形状誤差算出部89に加え、第3形状誤差算出部61、被加工物高さ位置検出部62、ノズル間隔検出部63、被加工物板厚演算部64及びノズル間隙演算部65を有する。被加工物板厚演算部64は、被加工物2の位置の判断及び被加工物2の板厚の算出を行う。ノズル間隙演算部65は、ノズル間隙を算出する。
図17は、実施の形態3にかかるワイヤ放電加工装置の動作の流れを示すフローチャートである。まず、被加工物高さ検出部62は、被加工物の高さ位置を判断する(ステップS1601)。この際は、被加工物2が近い側のノズルの加工液圧が高くなることを利用し、上下の加工液圧の差又は比によって判断する。又は、被加工物2がどの位置にあるかをユーザが入力する機能を設け、入力が無い場合は被加工物が中央にあるものとして制御を行うことも可能である。次に、ノズル間隔検出部63が上下ノズル間隔を機械のZ軸高さから認識し、被加工物板厚演算部64で被加工物の板厚tを荒加工時の加工状況から演算する(ステップS1602)。なお、被加工物の板厚tの算出には、特公平2−29453号公報や特開平9−290328号公報等に開示されている公知の手法を適用可能である。上下ノズル間隔と被加工物の板厚との差からノズル間隙演算部65にてノズル間隙を求める(ステップS1603)。そして、予め実験によって求めておいたノズル間隙とコーナ誤差距離との関係からノズル間隙によるコーナ誤差距離L_z、L_zを得られるテーブルに基づいて、第3形状誤差算出部61が、仕上加工における前回の放電加工でのワイヤ間隙に応じてコーナ部に発生したコーナ誤差距離(第3の形状誤差)L_z、L_zを演算する(ステップS1604)。図18A、図18Bは、実験から得られたノズル間隙とコーナ誤差距離の関係を示す図である。
ノズル間隙とコーナ誤差距離との関係についての実験は、板厚20mmの被加工物を任意のノズル間隙に設定してアウトシャープエッジコーナ加工を行い、コーナ誤差距離を測定して行った。加工実施の際、実際の加工において上ノズルが離れている場合、下ノズルが離れている場合、上下ノズルとも離れている場合(上下密着を含む)の3パターンに大別できるため、被加工物の位置を上下ノズル間の上側、中央、下側にした状態でそれぞれ加工を行った。
ステップS1605〜S1613の処理は、実施の形態2でのステップS131〜S139と同様である。ただし、ステップS1609の処理では、実施の形態2に加えてノズル間隙によるコーナ誤差距離L_zをさらに加味して実制御区間を計算する。すなわち、ステップS1604〜S1606において加工エネルギー、ワイヤ張力、ノズル間隙からテーブルに基づいて求めた仕上加工における前回の放電加工のそれぞれのコーナ誤差距離を合計して、コーナ誤差距離L=L_e+L_wt+L_z、L=L_e+L_wt+L_zを算出し、ステップS1608で事前に計算した目標制御区間にコーナ誤差距離L1、を加算又は減算することによって実制御区間を演算する。
本実施の形態においては、ノズル間隙を加味してコーナ誤差距離を求めるため、高精度のアウトシャープエッジコーナ加工を実現できる。
以上のように、本発明にかかるワイヤ放電加工装置は、アウトシャープエッジコーナを高精度に加工できる点で有用である。
1 ワイヤ
2 被加工物
3 テーブル
4 加工用電源
5 極間検出回路
6 サーボモータ
7 サーボアンプ
8 NC制御装置
9 張力付加機構
10 ワイヤボビン
11 ワイヤ走行装置
12 ワイヤ回収容器
13a、13b 加工液ノズル
31 形状誤差(コーナ誤差)
61 第3形状誤差算出部
62 被加工物高さ位置検出部
63 ノズル間隔検出部
64 被加工物板厚演算部
65 ノズル間隙演算部
71、91 放電ギャップ面
72 加工前加工面
73 交点
74 ワイヤ中心位置
75 直線
76 加工後加工面
77 ワイヤ中心位置の軌跡
78 放電ギャップ面と加工前加工面とが重なる領域
81 加工進行方向判別部
82 目標制御区間算出部
83 実制御区間算出部
84 実制御区間記憶部
85 制御区間判別部
86 コーナ制御速度演算部
87 速度制御部
88 第1形状誤差算出部
89 第2形状誤差算出部
92 プログラム加工軌跡
93 ワイヤの軌跡

Claims (4)

  1. 仕上加工で被加工物のコーナ部を加工する際に、該コーナ部以外の部分を加工する際よりもワイヤの送り速度を速くするコーナ制御を行いつつ前記ワイヤと前記被加工物との間で放電加工を複数回行うワイヤ放電加工装置であって、
    前回の放電加工で前記コーナ部に形状誤差が発生していないものとして、前記仕上加工における今回の放電加工での前記コーナ制御の開始点及び終了点で示す目標制御区間を加工パラメータに基づいて算出する目標制御区間算出部と、
    前記仕上加工における前回の放電加工での前記コーナ部の形状誤差の大きさを測定し、該測定した形状誤差の大きさに基づいて、前記目標制御区間算出部が算出した前記目標制御区間が示す前記コーナ制御の開始点及び終了点を補正し、実制御区間を算出する実制御区間算出部と、
    前記実制御区間における単位時間当たりの加工量が前記コーナ部以外の部分を加工する際と同じとなるように前記ワイヤの送り速度を制御する速度制御部とを備えることを特徴とするワイヤ放電加工装置。
  2. 電加工のエネルギーに応じて前記コーナ部に発生した第1の形状誤差を算出する第1形状誤差算出部と、
    前記ワイヤの張力に応じて前記コーナ部に発生した第2の形状誤差を算出する第2形状誤差算出部と、
    を備え、
    前記実制御区間算出部は、前記仕上加工における前回の放電加工での前記コーナ部の形状誤差の大きさを、前記第1の形状誤差と前記第2の形状誤差とを加算して算出することを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。
  3. ノズル同士の間隔を検出するノズル間隔検出部と、
    前記被加工物の厚さを前記仕上加工における前回の放電加工での加工状況に基づいて検出する被加工物板厚演算部と、
    前記ノズル同士の間隔と前記被加工物の厚さとに基づいて、前記ノズルと前記被加工物との間隙であるノズル間隙を算出するノズル間隙演算部と、
    前記ノズル同士の間での前記被加工物の高さ位置を検出する被加工物高さ位置検出部と、
    前記ノズル間隙と前記被加工物の高さ位置とに応じて前記コーナ部に発生した第3の形状誤差を算出する第3形状誤差検出部とを有し、
    前記実制御区間演算部は、前記仕上加工における前回の放電加工での前記コーナ部の形状誤差の大きさを、前記第1の形状誤差及び前記第2の形状誤差に加え、前記第3形状誤差検出部が検出した前記第3の形状誤差をさらに加算して算出することを特徴とする請求項2に記載のワイヤ放電加工装置。
  4. 前記仕上加工における今回の放電加工での加工進行方向を判別する加工進行方向判別部を備え、
    前記実制御区間算出部は、前記仕上加工における前回の放電加工で前記ワイヤが前記コーナ部の頂点を通過する前後の前記コーナ部の形状誤差の大きさを別々に算出し、前記加工進行方向判別部が判別した前記加工進行方向に応じて、前記目標制御区間のうち前記ワイヤが前記コーナ部の頂点を通過する前後の部分に異なる前記形状誤差を加減算して前記実制御区間を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載のワイヤ放電加工装置。
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