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JP4677661B2 - 動画像受注システム及び方法 - Google Patents

動画像受注システム及び方法 Download PDF

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JP4677661B2
JP4677661B2 JP2000315968A JP2000315968A JP4677661B2 JP 4677661 B2 JP4677661 B2 JP 4677661B2 JP 2000315968 A JP2000315968 A JP 2000315968A JP 2000315968 A JP2000315968 A JP 2000315968A JP 4677661 B2 JP4677661 B2 JP 4677661B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して送信された複数の2次元画像にユーザの注文に応じて画像処理を施し、その画像処理データに基づいた動画像出力をダウンロードするサービスの受注を行う動画像受注システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば登録実用新案第3014733号公報に記載されている映像プリント供給装置のように、被写体の撮影から撮影結果の印刷までのサービスを同一場所で提供可能であるシステムが普及している。
【0003】
また、最近では、静止画像だけではなく、動画像や視差画像を撮影して印刷するシステムが開発されており、視認する方向を変化させることで、視認される画像が変化する印刷物を得ることもできる。
【0004】
このような事業を展開する例としては、レンチキュラ技術を利用して印刷物としての視差画像写真を作成するものがあり、例えば、
○“コニカ株式会社”による3眼式レンズ付きフィルム“撮りっきりコニカ3D(商標)”とその印刷サービス
○“コダック株式会社”による3眼式レンズ付きフィルム“Kodakスナップキッズ3D(商標)”とその印刷サービス
○“松下電器産業株式会社”により開発されたものであり、6枚の画像を合成した商品名“MIP(Motion Image Print)カード”と、このカードを作成する装置“うごい太郎(商標)”
○“株式会社ちきゅう屋”によるサービスであり、上述した“うごい太郎(商標)”により作成されるカードの注文をいわゆるインターネットで受け付けるサービス
○“松下電器産業株式会社”による業務用アミューズメント機器の受注販売であり、撮影した連続写真を視認する角度によって被写体が動いているように見える1枚のカードとして提供する動画カードの自動販売機
といったものが挙げられる。
【0005】
また、同様のシステムとしては、ホログラフィ技術を利用して印刷物を作成するものがあり、このような技術としては、例えば、
○「Akira Shirakura, Nobuhiro Kihara and Shigeyuki Baba, “Instant holographic portrait printing system”, Proceeding of SPIE, Vol. 3293, pp. 246-253, Jan. 1998」
○「木原、白倉、馬場:“高速ホログラムポートレイトプリントシステム”、3次元画像コンファレンス1998、1998年7月」
に記載されているものが挙げられ、これらの文献には、被写体の撮影から撮影結果の印刷までのサービスを同一場所で提供するシステムが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来、ユーザが撮影した画像を画像処理するには、特別のアプリケーションソフトウェアを要し、その操作には専門知識を要した。また計算量の大きな画像処理をするためにはユーザのコンピュータに高い性能を要した。
【0007】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、ユーザにとっては、既に撮影して得ていた2次元画像を複数枚、ネットワークを介して事業者に送るだけで、本システムではユーザは単純な操作と画像データのアップロードのみで、所望の画像処理が施された動画像をダウンロードすることができるとともに、事業者にとっては、システムの稼働率を高めることができ、ユーザ及び事業者の双方に優れた利便を提供することができる動画像受注システム及び方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る動画像受注装置は、上述の課題を解決するために、ユーザ端末と、上記ユーザ端末を接続する第1のネットワークと、上記第1のネットワークを介した上記ユーザ端末からの接続及び注文を受け付ける注文受付装置と、上記注文受付装置で認証され、かつ注文が受け付けられた上記ユーザ端末から上記第1のネットワークを介して送信された2次元画像に画像処理を施す画像処理装置と、上記注文受付装置及び上記画像処理装置を介して上記第1のネットワークと接続される第2のネットワークと、上記画像処理装置が上記2次元画像に画像処理を施して得られた画像処理データとしての動画像データを上記第2のネットワークを介して受け取って蓄積する画像蓄積装置と、上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末からの注文に応じた課金及び決済を行う課金及び決済装置と、上記課金及び決済装置による課金及び決済の完了を上記第1のネットワークを介して上記注文受付装置が把握した後に、上記注文受付装置が既に受け付けていた注文に応じた上記画像処理データからなる動画像出力を上記第2のネットワークを介して受注する受注装置とを備え、上記ユーザ端末は、上記注文受付装置を介して送られてきた画像データを基に、上記2次元画像に簡易画像処理を施して動画像データとしてプレビューし、2次元画像とパラメータを調整して、上記画像処理装置に送信し、上記画像処理装置は、上記ユーザ端末から受け取った上記2次元画像とパラメータを用いて、上記2次元画像に画像処理を施し、得られた画像処理データとしての動画像データを上記画像蓄積装置に蓄積し、上記受注装置からの受注に応じて上記画像蓄積装置に蓄積された上記画像処理データからなる動画像出力を上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末にダウンロードさせる。
【0009】
本発明に係る動画像受注システムは、上記課題を解決するために、第1のネットワークと、上記第1のネットワークを介し接続及び注文を受け付けるとともに、画像処理の補助データを送信する注文受付装置と、上記注文受付装置で接続が認証され、かつ注文が受け付けられた後に、上記第1のネットワークを介して送信された画像処理の補助データを用いて2次元画像に画像処理を施すユーザ端末と、上記注文受付装置を介して上記第1のネットワークと接続される第2のネットワークと、上記ユーザ端末が上記2次元画像に画像処理を施して得られた画像処理データを上記第2のネットワークを介して受け取って蓄積する画像蓄積装置と、上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末からの注文に応じた課金及び決済を行う課金及び決済装置と、上記課金及び決済装置による課金及び決済の完了を上記第1のネットワークを介して上記注文受付装置が把握した後に、上記注文受付装置が既に受け付けていた注文に応じた上記画像処理データからなる動画像出力を上記第2のネットワークを介して受注する受注装置とを備え、上記受注装置からの受注に応じて上記画像蓄積装置に蓄積された上記画像処理データからなる動画像出力を上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末にダウンロードさせる。
【0010】
本発明に係る動画像受注方法は、上述の課題を解決するために、注文受付装置が、第1のネットワークを介したユーザ端末からの接続及び注文を受け付ける注文受付工程と、画像処理装置が、上記注文受付工程で認証され、かつ注文が受け付けられた上記ユーザ端末から上記第1のネットワークを介して送信された2次元画像に画像処理を施す画像処理工程と、画像蓄積装置が、上記画像処理工程上記2次元画像に画像処理を施して得られた画像処理データとしての動画像データを第2のネットワークを介して受け取って蓄積部に蓄積する画像蓄積工程と、課金及び決済装置が、上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末からの注文に応じた課金及び決済を行う課金及び決済工程と、受注装置が、上記課金及び決済工程による課金及び決済の完了を上記第1のネットワークを介して上記注文受付工程が把握した後に、上記注文受付工程が既に受け付けていた注文に応じた上記画像処理データからなる動画像出力を上記第2のネットワークを介して受注する受注工程とを備え、上記ユーザ端末は、上記注文受付工程を介して送られてきた画像データを基に、上記2次元画像に簡易画像処理を施して動画像データとしてプレビューし、2次元画像とパラメータを調整して、上記画像処理工程に送信し、上記画像処理工程では、上記ユーザ端末から受け取った上記2次元画像とパラメータを用いて、上記2次元画像に画像処理を施し、得られた画像処理データとしての動画像データを上記蓄積部に蓄積し、上記受注工程からの受注に応じて、上記画像蓄積工程で蓄積部に蓄積された上記画像処理データからなる動画像出力を上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末にダウンロードさせる。
【0011】
本発明に係る動画像受注システムは、上記課題を解決するために、第1のネットワークを介し接続及び注文を受け付けるとともに、画像処理の補助データを送信する注文受付工程と、上記注文受付工程で接続が認証され、かつ注文が受け付けられた後に、上記第1のネットワークを介して送信された画像処理の補助データを用いて2次元画像に画像処理を施すユーザ端末を用いた画像処理工程と、上記画像処理工程にて、ユーザ端末を用い、上記2次元画像に画像処理を施して得られた画像処理データを第2のネットワークを介して受け取って蓄積する画像蓄積工程と、上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末からの注文に応じた課金及び決済を行う課金及び決済工程と、上記課金及び決済工程による課金及び決済の完了を上記第1のネットワークを介して上記注文受付工程が把握した後に、上記注文受付工程が既に受け付けていた注文に応じた上記画像処理データからなる動画像出力を上記第2のネットワークを介して受注する受注工程とを備え、上記受注工程からの受注に応じて、上記画像蓄積工程で蓄積部に蓄積された上記画像処理データからなる動画像出力を上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末にダウンロードさせる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したいくつかの実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。これらいくつかの実施の形態は、ユーザが既に所持している2次元画像に画像処理を施して得られる動画像を、ネットワークを介してダウンロードするための動画像受注システムである。
【0013】
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。この動画像受注システムは、図1に示すように、動画像の注文を受け付ける注文受付サーバ80と、画像に対する各種処理を施す画像処理サーバ60と、画像を蓄積する画像蓄積サーバ30と、注文された動画像に対する課金及び決済を行う課金・決済サーバ70と、動画像出力の配信を受注する動画像配信受注サーバ20と、ユーザが所持するユーザ端末90とを備える。
【0014】
これらの各装置のうち、動画像配信受注サーバ20及び画像蓄積サーバ30は、いわゆるバックヤードを構成し、画像処理サーバ60、課金・決済サーバ70及び注文受付サーバ80は、ユーザに対応するいわゆるストアフロントとしてのサーバ群を構成する。また、ユーザ端末90と、画像処理サーバ60、課金・決済サーバ70及び注文受付サーバ80とを結ぶ第1のネットワークは、いわゆるインターネット等の万人がアクセス可能とされるネットワーク網を示し、動画像配信受注サーバ20、画像蓄積サーバ30、画像処理サーバ60及び注文受付サーバ80とを結ぶ第2のネットワークは、いわゆるイントラネット等の事業者ベースで構成されるネットワーク網を示している。
【0015】
すなわち、この動画像受注システムは、複数のユーザ端末90が画像処理サーバ60、課金・決済サーバ70及び注文受付サーバ80を結ぶネットワークに接続されるものである。
【0016】
注文受付サーバ80は、ユーザがユーザ端末90を使って行った接続及び注文を受け付けるために、動画像の再注文を含む注文を受け付ける際の処理全般及び各種データの生成等を行う注文コンピュータ部81と、動画像の注文の受付に関する各種情報をデータベースとして保存する注文データベース部82とを有する。
【0017】
注文コンピュータ部81は、再注文を含む注文の内容を示す注文の受付に関する各種情報を生成し、この情報を注文データベース部82に供給する。
【0018】
そして、注文コンピュータ部81は、ユーザ端末90から接続要求がなされると、注文用の所定の初期画面をユーザ端末90の図示しない表示部に表示させる。注文コンピュータ部81は、ユーザ端末90から注文データとして注文の内容を示す各種情報が供給されると、この注文データに基づいて、注文に関する各種処理を行う。具体的には、注文コンピュータ部81は、ユーザ端末90から注文の要求があると、ユーザの照会、認証を行う。その結果、ユーザが適格者であった場合には、注文コンピュータ部81は、注文用の所定のメニュー画面をユーザ端末90の表示画面に表示させ、ユーザ端末90によるこのメニュー画面を介した選択動作に応じて、受付内容を確認し、ユーザに複数の2次元画像データを要求する。そして、注文コンピュータ部81は、ユーザ端末90から複数の2次元画像データが送信されてくると、その画像データを画像処理サーバ60に送る。画像処理サーバ60で画像処理が施された画像処理データは、画像蓄積サーバ30に蓄積される。すると、注文コンピュータ部81は、ユーザ端末90に受付内容を表示し、ユーザから注文する旨を示す確認制御信号が供給されると、料金の支払いに関する所定の支払方法画面をユーザ端末90の表示部に表示させ、ユーザ端末90によるこの支払方法画面を介した選択動作に応じて、課金を指示する課金指示制御信号を課金・決済サーバ70に供給する。さらに、注文コンピュータ部81は、課金・決済サーバ70から課金処理が完了した旨を示す上述した課金完了制御信号が供給されると、注文の受け付けが完了した旨を示す受付完了制御信号をユーザ端末90に供給するとともに、当該注文の内容を示す上述した受注データを動画像配信受注サーバ20に供給する。注文コンピュータ部81は、これらの注文の内容を示す注文に関する情報を注文の受付に関する各種情報として生成し、この情報を注文データベース部82に供給する。
【0019】
注文データベース部82は、例えばハードディスクドライブ等の大容量記憶媒体を有するものであり、注文コンピュータ部81により生成された注文の受付に関する各種情報をデータベースとして保存する。
【0020】
この注文データベース部82に保存される注文の受付に関する各種情報は、例えば、注文毎に固有の識別番号とされる「注文番号」と、画像データに対するアクセス権の適格を認証するための「パスワード」と、注文された日時を示す「注文日時」と、注文を受けた画像の種別を示す「注文出力種別」と、「注文価格」と、料金の請求毎に固有の識別番号とされる「課金番号」と、動画像の配信先を知らせる配信元の「URL]、「送付先アドレス」と、注文番号に対応する画像データを示す「画像データ」とからなる。
【0021】
注文データベース部82は、複数の注文を含む注文に対応して生成されるこのような情報をデータベースとして保存する。注文データベース部82からは、必要に応じて、注文コンピュータ部81によって各種情報が読み出される。
【0022】
このような注文受付サーバ80は、動画像の注文を受け付け、注文の受付に関する情報を生成する。
【0023】
画像処理サーバ60は、注文受付サーバ80で接続が認証され、かつ注文が受け付けれられたユーザ端末90から送信された2次元画像に画像処理を施すため、処理コンピュータ部61を有する。
【0024】
処理コンピュータ部61は、上記2次元画像に、画像のサイズ変換処理、回転処理を施す。また、モーフィング処理を施す。また、テクスチャーマッピング処理、レンダリングによる視差画像生成処理を施す。さらに、画像に対して平面文字や、立体文字を重ねるような処理を行う。これらの各処理については後述する。処理コンピュータ部61で画像処理が施されて生成された画像処理データは、画像蓄積サーバ30に送られる。
【0025】
画像蓄積サーバ30は、画像データを蓄積する際の制御全般及び各種データの生成等を行う画像コンピュータ部31と、画像データの蓄積に関する各種情報をデータベースとして保存する画像データベース部32とを有する。
【0026】
画像コンピュータ部31は、画像処理サーバ60によって各種画像処理の施された画像データを受け取り、この画像処理データを例えばハードディスクドライブ等の図示しない大容量記憶媒体を有する画像データベース部32に蓄積させる。また、画像コンピュータ部31は、上記画像処理データ以外にも、例えばコンピュータグラフィックス(Computer Graphics;CG)により生成された画像データといった、種々の画像データを画像データベース部32に蓄積させる。すなわち、画像コンピュータ部31は、上述した画像処理データの他にも、3D画像や、前景画像データ・背景画像データをも画像データベース部32に蓄積させる。さらに、画像コンピュータ部31は、蓄積した画像データに対応して、これらの画像データの内容を示す画像データに関する各種情報を生成し、この情報を画像データベース部32に供給して保存させる。さらにまた、画像コンピュータ部31は、動画像配信受注サーバ20から供給される画像要求制御信号に対応して要求された画像データを画像データベース部32から読み出し、この画像データをユーザ端末90に供給する。
【0027】
画像データベース部32は、例えばハードディスクドライブ等の大容量記憶媒体を有するものであり、画像コンピュータ部31の制御の下に、各種画像データを蓄積するとともに、画像コンピュータ部31により生成された画像データに関する各種情報をデータベースとして保存する。
【0028】
この画像データベース部32に保存される画像データに関する各種データは、注文毎に固有の識別番号とされる「画像番号(注文番号)」と、画像データに対するアクセス権の適格を認証するための「パスワード」と、画像データが蓄積された日時を示す「登録日時(注文日時)」と、「画像番号(注文番号)」に対応する画像データを示す「画像データ」とからなる。
【0029】
画像データベース部32は、複数の画像データに対応して生成されるこのような情報をデータベースとして保存する。画像データベース部32からは、必要に応じて、画像コンピュータ部31によって各種情報が読み出される。
【0030】
このような画像蓄積サーバ30は、種々の画像データを蓄積するとともに、画像データに関する情報を生成する。
【0031】
課金・決済サーバ70は、ユーザ端末90からの注文に応じた課金及び決済を行うために、課金及び決済のための処理全般、並びに、各種データの生成等を行う課金コンピュータ部71と、課金及び決済に関する各種情報をデータベースとして保存する課金データベース部72とを有する。
【0032】
課金コンピュータ部71は、注文受付サーバ80から課金を指示する課金指示制御信号が供給されると、ユーザ端末90に対して、料金の支払いに必要となる支払方法に関する情報である支払情報を要求する。そして、課金コンピュータ部71は、ユーザ端末90からこの支払情報を注文データとして受け取ると、課金処理を実行し、支払いが完了した旨を示す支払完了制御信号をユーザ端末90に供給するとともに、課金処理が完了した旨を示す課金完了制御信号を注文受付サーバ80に供給する。課金コンピュータ部71は、これらの処理の際、注文データに基づいて、課金処理の内容を示す課金及び決済に関する各種情報を生成し、課金データベース部72に保存させる。
【0033】
課金データベース部72は、例えばハードディスクドライブ等の大容量記憶媒体を有するものであり、課金コンピュータ部71により生成された課金及び決済に関する各種情報をデータベースとして保存する。
【0034】
この課金データベース部72に保存される課金及び決済に関する各種情報は、料金の請求毎に固有の識別番号とされる「課金番号」と、課金処理が開始された日時を示す「課金日時」と、「課金額(注文価格)」と、「支払方法」と、「金融機関名」と、「カード番号・口座番号」と、「決済状態」とからなる。
【0035】
「課金番号」は、料金の請求毎に“JPPAY800”,“JPPAY801”といった固有の識別番号が付与されてなる。「課金日時」は、課金処理が開始された日時を示す。「課金額(注文価格)」は、注文された動画像の料金を示す。「支払方法」は、例えば口座引き落とし等の料金の支払方法を示し、例えば、ユーザがクレジットカードでの支払いを希望した場合には、“クレジットカード”という情報が記録され、ユーザが銀行口座からの引き落としを希望した場合には、“銀行口座”という情報が記録される。「金融機関名」は、支払方法に対応した金融機関名を示し、例えば、ユーザがクレジットカードでの支払いを希望した場合には、そのクレジットカード会社名が記録され、ユーザが銀行口座からの引き落としを希望した場合には、その銀行名が記録される。「カード番号・口座番号」は、支払方法に対応したカード番号を示し、例えば、ユーザがクレジットカードでの支払いを希望した場合には、そのクレジットカードの番号が記録され、ユーザが銀行口座からの引き落としを希望した場合には、その銀行のキャッシュカードの番号が記録される。「決済状態」は、例えば“請求中”、“受収済”といった、課金処理の進行状態を示す。
【0036】
課金データベース部72は、複数の課金処理に対応して生成されるこのような情報をデータベースとして保存する。課金データベース部72からは、必要に応じて、課金コンピュータ部71によって各種情報が読み出される。
【0037】
このような課金・決済サーバ70は、課金及び決済に関する全ての処理を担うとともに、課金及び決済に関する情報を生成する。
【0038】
動画像配信受注サーバ20は、動画像出力の配信に関する処理全般及び各種データの生成等を行う受注コンピュータ部21と、受注に関する各種情報をデータベースとして保存する受注データベース部22とを有する。
【0039】
受注コンピュータ部21は、ユーザ端末90から供給される注文データに基づいて、受注に関する各種情報を生成し、この情報を受注データベース部22に供給する。また、受注コンピュータ部21は、ユーザが注文データに対応する動画像を後日再注文する場合に備え、注文データに基づいて、動画像の再受注に必要となる情報を生成し、再受注時照会データとして注文受付サーバ80に供給する。さらに、受注コンピュータ部21は、画像処理の施された動画像を出力する旨を指示するための出力指示制御信号を生成し、この出力指示制御信号を画像蓄積サーバ30に供給する。さらにまた、受注コンピュータ部21は、再受注時には、注文受付サーバ80から再受注データを受け取り、この再受注データに基づいて、受注に関する各種情報を生成し、この情報を受注データベース部22に供給する。
【0040】
受注データベース部22は、例えばハードディスクドライブ等の大容量記憶媒体を有するものであり、受注コンピュータ部21により生成された受注に関する各種情報をデータベースとして保存する。
【0041】
この受注データベース部22に保存される受注に関する各種情報は、ユーザ端末90から供給される注文データに基づいて受注コンピュータ部21により生成されたものである。
【0042】
また、受注に関する各種情報は、注文受付サーバ80から供給される上述した再受注データに基づいて受注コンピュータ部21により生成されたものもある。
【0043】
受注データベース部22は、複数の受注に対応して生成されるこのような情報をデータベースとして保存する。受注データベース部22からは、必要に応じて、受注コンピュータ部21によって各種情報が読み出される。
【0044】
このような動画像配信受注サーバ20は、動画像の受注に関する処理全般を行い、受注の内容を示す受注に関する情報を生成する。
【0045】
ユーザ端末90は、ユーザが使用するユーザコンピュータ部91を有する。ユーザコンピュータ部91は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機又は携帯情報端末機といった、インターネット等のネットワークに接続可能なユーザの所持品である。ユーザコンピュータ部91は、動画像の注文を行う際に、所定の接続業者を介して注文受付サーバ80に対して接続要求を行い、接続が許可されると、注文受付サーバ80から上述した注文用の所定の初期画面がダウンロードされ、この初期画面を図示しない表示部に表示する。また、ユーザコンピュータ部91は、ユーザがこの初期画面上のボタン等を操作することによって注文の要求を行うと、注文受付サーバ80からの上述した注文データの要求に応じて、注文データを注文受付サーバ80に供給する。この結果、注文が許可されると、ユーザコンピュータ部91は、注文受付サーバ80から注文用の所定のメニュー画面がダウンロードされ、このメニュー画面を表示部に表示する。さらに、ユーザコンピュータ部91は、ユーザが注文を決定する旨を主張する所定の操作を行うと、確認制御信号を注文受付サーバ80に供給する。そして、ユーザコンピュータ部91は、注文受付サーバ80からの画像データ要求に応じて、複数の2次元画像を第1のネットワークを介して送信する。その後、ユーザコンピュータ部91は、注文受付サーバ80から所定の支払方法画面がダウンロードされ、この支払方法画面を表示部に表示する。ユーザコンピュータ部91は、ユーザがこの支払方法画面上のボタン等を操作することによって支払方法を選択し、その旨を示す支払方法制御信号を注文受付サーバ80に供給する。さらにまた、ユーザコンピュータ部91は、課金・決済サーバ70から上述した支払情報が要求されるのに応じて、ユーザが図示しない操作部を介して所定の支払情報を入力し、この支払情報を上述した注文データとして課金・決済サーバ70に供給する。
【0046】
すると、課金・決済サーバ70は、上記注文データに応じて課金額提示制御信号をユーザ端末90に送る。この課金額提示に対してユーザ端末90が了解した旨の確認制御信号を注文受付サーバ80に返すと、注文受付サーバ80の注文コンピュータ部81は、動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21に対して注文データを送信する。
【0047】
動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21は、上記注文データに基づいて画像蓄積サーバ30に動画像の出力指示制御信号を送る。この出力指示制御信号に応じて画像蓄積サーバ30から、画像処理の施された動画像データがユーザ端末90にダウンロードされる。
【0048】
ユーザ端末90が上記動画像データをダウンロードすると、ダウンロードしたということを示すダウンロード確認信号が注文受付サーバ80に供給される。この注文受付サーバ80はダウンロード確認信号の受信を課金・決済サーバ70に知らせる。すると、課金・決済サーバ70は、課金を実行する。
【0049】
そして、ユーザ端末90のユーザコンピュータ部91には、課金・決済サーバ70から支払完了制御信号が供給される。また、注文受付サーバ80には課金完了通知が送られ、完了処理がなされる。
【0050】
上記ユーザ端末90は、上記2次元画像を送信すると共に、注文を行う際のユーザインターフェースとして機能するものであり、ユーザが事業者との間でネットワークを介して情報の受け渡しを行うことを可能とする通信端末である。
【0051】
さて、このような各装置からなる動画像受注システムは、各装置間で図2に示すような情報の受け渡しを行い、動画像出力を受注する。なお、同図は、ユーザによって送信された2次元画像に基づいて得られた動画像出力を注文するプロセスと、動画像を出力するプロセスにて受け渡しされる情報を示す。
【0052】
この動画像受注システムにおいては、まず、ユーザがユーザ端末90を介して注文受付サーバ80にアクセスすることにより処理が開始される。
【0053】
先ず、ユーザがユーザ端末90を介して注文受付サーバ80に、接続及びユーザ照会を行う。ここで、ユーザを照会し、ユーザが適格者であり、接続が認証ができた場合、注文受付サーバ80はユーザ端末90から送信される複数の2次元画像を受け付け、画像処理サーバ60に送る。
【0054】
画像処理サーバ60は、上記複数の2次元画像に所定の画像処理を施し、動画像を生成して画像蓄積サーバ30に送る。画像サーバ30は、画像処理サーバ60からの動画像データを蓄積する。
【0055】
ユーザ端末90は、注文受付サーバ80からの支払い方法画面表示にしたがって支払い方法を選択する。注文受付サーバ80は、支払い方法を確認し、課金・決済サーバ70に課金の準備を行わせる。
【0056】
すると、課金・決済サーバ70は、ユーザ端末90に支払方法情報を要求する。これに対してユーザ端末90から支払い方法情報が送信されてくると、課金・決済サーバ70は、上記注文データに応じて課金額提示制御信号をユーザ端末90に送る。この課金額提示に対してユーザ端末90が了解した旨の確認制御信号を注文受付サーバ80に返すと、注文受付サーバ80の注文コンピュータ部81は、動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21に対して注文データを送信する。
【0057】
動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21は、上記注文データに基づいて画像蓄積サーバ30に動画像の出力指示制御信号を送る。この出力指示制御信号に応じて画像蓄積サーバ30から、画像処理の施された動画像データがユーザ端末90にダウンロードされる。
【0058】
ユーザ端末90が上記動画像データをダウンロードすると、ダウンロードしたということを示すダウンロード確認信号が注文受付サーバ80に供給される。この注文受付サーバ80はダウンロード確認信号の受信を課金・決済サーバ70に知らせる。すると、課金・決済サーバ70は、課金を実行する。
【0059】
そして、ユーザ端末90のユーザコンピュータ部91には、課金・決済サーバ70から支払完了制御信号が供給される。また、注文受付サーバ80には課金完了通知が送られ、完了処理がなされる。
【0060】
より具体的に、動画像受注システムは、図3及び図4に示すような一連の処理を行うことにより、動画像を受注する。この一連の処理は、3つの工程、すなわち、接続及びユーザ照会工程、受付及び受付内容確認工程、ダウンロード及び支払工程に大別される。
【0061】
先ず、動画像受注システムにおいては、図3に示すように、接続及びユーザ照会工程が行われる。始めに、ステップS21において、ユーザ端末90が注文受付サーバ80に対する注文準備処理を行う。この注文準備処理は、例えば、ユーザが、いわゆるウェブサイトを閲覧するためのいわゆるブラウズソフトウェアを起動し、再注文を行うためのウェブサイトを示すURL(Uniform Resource Locator)を図示しない操作部を介して入力し、所定の接続業者を介してユーザ端末90と注文受付サーバ80との通信を確立を試みるような処理である。このシステムにおいては、この注文準備処理に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、接続を要求するための接続要求制御信号C21が供給される。これにともない、このシステムにおいては、接続が許可されると、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、上述した注文用の所定の初期画面IVがダウンロードされ、ユーザ端末90の図示しない表示部に表示される。
【0062】
続いて、このシステムにおいては、ユーザが操作部を介して初期画面IV上の注文の要求を行うための選択ボタンを操作することによって注文の要求を行う。上記システムにおいては、この要求に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、注文を要求するための注文要求制御信号C22が供給される。これにともない、このシステムにおいては、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、ユーザが本システムの適格者であることを確認するため、会員番号を要求する要求制御信号C23が供給される。これに対してユーザ端末90から正しい会員番号UIDが送信されると、注文受付サーバ80は、ユーザの照会を行う(ステップS22)。
【0063】
このように、注文受付サーバ80は、ユーザが予め会員登録した者であるか否かを会員番号を基に照会する。会員番号の入力が無かったり、誤った会員番号入力があったときには、その旨をユーザに知らせ、再入力又は新規登録を促す。再入力も誤りであったり、新規登録が無いときは接続を遮断する。
【0064】
続いて、動画像受注システムにおいては、ユーザの適格が認証されて注文が許可されると、受付及び受付内容確認工程が行われる。このシステムにおいては、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、注文用の所定のメニュー画面MVがダウンロードされ、ユーザ端末90の表示部に表示される。このシステムにおいては、ユーザがメニュー画面MVに表示されたメニューの中から注文する項目を選択し、操作部を介して当該項目を選択するための選択ボタンを操作することによって注文を行う。このシステムにおいては、この選択動作に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、選択された項目を示す選択制御信号C24が供給される。これにともない、上記システムにおいては、ステップS23において、注文受付サーバ80によって選択された受付内容が確認される。
【0065】
続いて、この動画像受注システムにおいては、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して動画像の基礎となる複数の2次元画像データの要求が行われ、要求制御信号C25がユーザ端末90に供給される。
【0066】
この要求制御信号C25に応えてユーザ端末90から複数の2次元画像データVDが画像処理サーバ60に送られる。
【0067】
画像処理サーバ60は、ステップS26にて上記複数の2次元画像データVDに対して、画像のサイズ変換処理、回転処理を施す。また、モーフィング処理を施す。また、テクスチャーマッピング処理、レンダリングによる視差画像生成処理を施す。さらに、平面文字又は立体文字を入れたり、ズーミング処理を施す。これらの各処理については後述する。処理コンピュータ部61で画像処理が施されて生成された画像処理データEVDは、画像蓄積サーバ30に送られる。画像蓄積サーバ30は、上記画像処理データEVDを蓄積する。
【0068】
次に、注文受付サーバ80は、ユーザ端末90に受付内容の表示制御信号C26を送る。これに対してユーザ端末90が確認制御信号C27を返すと注文受付サーバはステップS27にて最終的な受付内容を確認する。
【0069】
続いて、この動画像受注システムにおいては、図4に示すように、ダウンロード及び支払工程が行われる。このシステムにおいては、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、上述した所定の支払方法画面CVがダウンロードされ、ユーザ端末90の表示部に表示される。そして、ユーザが支払方法画面CVに表示されたメニューの中から所望の支払方法を選択し、操作部を介して当該支払方法を選択するための選択ボタンを操作することにより、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、支払方法制御信号C28が供給される。そして、ステップS28において、注文受付サーバ80によって支払方法が確認され、課金を指示する課金指示制御信号C29が課金・決済サーバ70に供給される。
【0070】
続いて、このシステムにおいては、ステップS29において、課金・決済サーバ70によって課金処理を行うための所定の準備処理が行われ、課金・決済サーバ70からユーザ端末90に対して、上述した支払情報を要求するための支払情報要求信号C30が供給される。これにともない、このシステムにおいては、ユーザがユーザ端末90における操作部を介して所定の支払情報を入力することにより、支払情報PIがユーザ端末90により生成され、課金・決済サーバ70に供給される。
【0071】
そして、ユーザ端末90から課金・決済サーバ70に対して、支払情報PIが供給されると、課金・決済サーバ70は、課金額提示制御信号S31をユーザ端末90に送る。この課金額提示に対してユーザ端末90が了解した旨の確認制御信号C32を注文受付サーバ80に返すと、注文受付サーバ80の注文コンピュータ部81は、動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21に対して注文データODを送信する。
【0072】
動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21は、上記注文データODに基づいて画像蓄積サーバ30に動画像の出力指示制御信号C33を送る。この出力指示制御信号C33に応じて画像蓄積サーバ30から、画像処理の施された動画像データがユーザ端末90にダウンロードされる(ステップS30)。
【0073】
ユーザ端末90が上記動画像データEVDをダウンロードすると、ダウンロードしたということを示すダウンロード確認信号C34が注文受付サーバ80に供給される。この注文受付サーバ80はダウンロード確認信号C34の受信を課金・決済サーバ70に知らせる(C35)。すると、課金・決済サーバ70は、ステップS31にて課金を実行する。
【0074】
そして、ユーザ端末90のユーザコンピュータ部91には、課金・決済サーバ70から支払完了制御信号C36が供給される。また、注文受付サーバ80には課金完了通知C37が送られ、ステップS32にて完了処理がなされる。
【0075】
ここで、画像処理サーバ60の処理コンピュータ部61の詳細な構成と、各種画像処理について説明する。
【0076】
図5に示すように、処理コンピュータ部61は、ユーザ端末90の操作部におけるユーザの操作に応じて所望の画像処理を行う中央演算処理ユニット(CPU)12と、複数の画像処理アプリケーションソフトウェアを格納しているアプリケーションソフトウェア格納部13と、画像処理の作業エリアとなるRAM15とを備えている。
【0077】
アプリケーションソフトウェア格納部13には、立体文字入れ処理用アプリケーションソフトウェア141、ズーミング処理用アプリケーションソフトウェア142、モーフィング処理用アプリケーションソフトウェア143,テクスチャマッピング処理用アプリケーションソフトウェア144が格納されている。
【0078】
立体文字入れ処理用アプリケーションソフトウェア141は、画像データVDに重ね書きするように立体文字をオーバーレイするプログラムであり、ユーザの選択により、CPU12で実行される。
【0079】
ズーミング処理用アプリケーションソフトウェア142は、ユーザにより入力された領域指定データに基づいて、画像データVD中の特定領域が徐々にズームするようにするためのプログラムである。領域指定データは、ユーザがモニタ16上に表示されたズーム領域指定画面に従って、図6に示すようにズームしたい領域の2点を選択する(point1,point2)ことによって行える。
【0080】
ユーザにより選択に応じてCPU12がズーミング処理用アプリケーションソフトウェア142の具体例を実行したときの動作について説明する。先ず、画像処理サーバ10は、領域指定データで指定されたズーム範囲を画像データVDから切り出す。次に、指定された領域に徐々にズームされるように複数枚の画像列を生成する。これら複数枚の画像に対して、時間と共にズーム状態が変化するような処理を施してから、生成した動画像を画像蓄積サーバ20に送信する。
【0081】
次に、モーフィング処理用アプリケーションソフトウェア143が行うモーフィング処理について説明する。モーフィング(Morphing)は、ある画像が別の画像へと変化する際に、これらの画像間の空白を埋めることによって、画像が徐々に変化するように見せる技術である。すなわち、モーフィングは、例えば図7の(A)に示す六角形を表す画像が、三角形を表す画像に変化する場合において、図7の(B)に示すように、六角形と三角形との間の形状を補間して、形状の変化が少しづつ進行するように見せるものである。
【0082】
このモーフィング処理においては、2枚の画像間での移動ベクトルに乗算する変化率を変化させることによって、複数の変化率を有する画像列を得ることができる。例えば、図8に示すように、2枚の平面画像である原画像Aと原画像Bとのモーフィング処理において、変化率を0〜1の間で変化させることによって複数枚の画像からなる画像列Pを生成することができる。ここで、画像P1及びP2は、それぞれの変化率が0の場合と1の場合に等しく、原画像A及びBと同一のものであるとする。この画像列Pの諸画像を、時間の経過とともに変化させることによって、モーフィングが変化する平面画像を観察することができる。
【0083】
このようにして、モーフィング処理においては、2枚の画像から複数の中間画像からなる画像列を生成することができる。このようなモーフィング処理を行うアプリケーションソフトウェア144をCPU12が実行することにより、画像処理サーバ10は、ユーザが入力した2枚の画像から複数の中間画像からなる画像列を生成する。それらの画像は、画像蓄積サーバ30に蓄積される。
【0084】
次に、テクスチャマッピング処理用アプリケーションソフトウェア144が行うテクスチャマッピング処理について説明する。テクスチャマッピング処理は、予め用意された3次元被写体の少なくとも一部となる立体画像モデルに対し、ユーザから入力された静止画像VDをマッピングする画像処理である。このテクスチャマッピング処理を行うため、画像処理サーバ10の画像処理コンピュータ部11は、CPU12にて上記テクスチャマッピング処理用アプリケーションソフトウェア144を実行する。このときの画像処理サーバ10内部を機能ブロックで示すと図9のようになる。すなわち、この画像処理サーバ10は、3D画像ソース3DVSにより予め用意された3次元被写体の画像と、ユーザから入力された画像データVDとを合成し、その合成画像から動画像の元となる複数の画像である視差画像列を生成するため、上記テクスチャマッピング処理用アプリケーションソフトウェア144を実行することで、あたかも画像マッピング部51と視差画像列生成部52とを有するように機能する。
【0085】
画像マッピング部51は3D画像ソース3DVSからの3次元被写体の画像とその少なくとも一部となる立体画像モデルに対し、2次元画像VDを合成する。視差画像列生成部52は、画像マッピング部51からの合成画像に対してレンダリング処理等を施して視差画像列を生成する。3D画像ソース3DVSは、コンピュータグラフィックス(CG)又は実写などによる3D画像を格納している。
【0086】
図9に機能を示した画像処理サーバ10の動作について図10を用いて説明する。先ず、3D画像ソース3DVSからの3D画像55と2次元画像VD(図中符号57)を画像マッピング部51により合成する。このとき、3D画像55には人物の立体画像モデル56が、3次元のポリゴンモデルとされた顔56aに眉、目、鼻、口等からなる表情を付けない状態で形成されている。2次元画像57は眉、目、鼻、口等からなる表情を持った人の顔であり、上記3次元のポリゴンモデルとされた顔56aに合成される。この結果、3D画像中の3次元のポリゴンモデル56aに対し、2次元画像57が合成された合成画像58が得られる。この合成画像58に対して動画像生成部52は、レンダリング処理や、ホログラム用の並べ替え処理等を施して画像59a、59b、59cからなる、視差画像列59を生成する。すなわち、この画像処理サーバ10は、テクスチャマッピング処理用アプリケーションソフトウェア144を実行することで、3D画像に静止画2D画像を合成してから、全体をレンダリングして動画像を生成している。
【0087】
なお、画像処理サーバ60が行う画像処理としては、静止画像に平面文字を入れる処理でもよい。この場合にも、静止画像に平面文字を重ね書きするものである。また、画像処理サーバ60は、上記平面文字や上述した立体文字を静止画像上で移動、回転、ズームするような画像処理を行ってもよい。
【0088】
このように、第1の実施の形態となる、動画像受注システムにおいて、ユーザは、既に得ている2次元画像を基礎とする動画像を注文し、ダウンロードすることができる。
【0089】
事業者側では、ユーザが既に得ている2次元画像を、ネットワークを介して受け取り、その2次元画像にユーザの所望の画像処理を施し、その画像処理データを用いて動画像を生成し、ユーザに提供することができる。また、ユーザにとっては、動画像用にわざわざ2次元画像を撮影することなく、所望の画像処理が施された動画像を注文することができる。また、事業者にとっては、システムの稼働率を高めることができ、ユーザ及び事業者の双方に優れた利便をもたらす。
【0090】
つぎに、本発明の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態も、ユーザが既に所持している2次元画像に画像処理を施して得られる動画像を、ネットワークを介して受注する動画像受注システムであるが、上記受付及び受付内容確認工程における、画像処理後に、ユーザ端末90にプレビュー画像を送り、ユーザ端末90に表示させる。これによりユーザはプレビュー画像を見てから受付内容を確認できる。システムの構成は図1及び図2に示したのと同様であるので説明を省略する。ここでは、プレビュー画像を生成する画像処理サーバ60と、この画像処理サーバ60によって生成されたプレビュー画像を表示するユーザー端末90についてあらためて説明する。
【0091】
画像処理サーバ60は、上述したように、処理コンピュータ部61を有する。処理コンピュータ部61は、ユーザ端末90から送信された画像データに対して必要に応じた画像処理を施し、プレビュー画像としてユーザ端末90に供給し、表示部に表示させる。
【0092】
このように画像処理サーバ60は、画像データに対して画像処理を施して得られた動画像と同様の動画像をプレビュー表示するためのプレビュー画像を生成する。
【0093】
ユーザ端末90は、上述したように、ユーザコンピュータ部91を有する。ユーザコンピュータ部91は、画像の注文を行う際に、所定の接続業者を介して上述した処理と同様の処理を行う。さらに、ユーザコンピュータ部91は、ユーザにより注文された動画像のプレビュー画像を、画像処理サーバ60からダウンロードし、このプレビュー画像を表示部に表示する。これに応じて、ユーザがプレビュー画像を確認して注文を決定する旨を主張する所定の操作を行うと、ユーザコンピュータ部91は、確認制御信号を注文受付サーバ80に送る。そして、ユーザコンピュータ部91は、注文受付サーバ80から上述した所定の支払い方法をダウンロードし、この支払い方法画面を表示部に表示する。ユーザコンピュータ部91は、ユーザがこの支払い方法画面上のボタン等を操作することによって選択した支払い方法制御信号を注文受付サーバに供給する。さらにまた、ユーザコンピュータ部91は、課金・決済サーバ70から上述した支払情報が要求されるのに応じて、ユーザが図示しない操作部を介して所定の支払情報を入力し、この支払情報を上述した注文データとして課金・決済サーバ70に供給する。そして、ユーザコンピュータ部91は、課金・決済サーバ70から支払完了制御信号が供給されるとともに、注文受付サーバ80から受付完了制御信号が供給される。
【0094】
より具体的に、この第2の実施の形態の、動画像受注システムは、図11及び図12に示すような一連の処理を行うことにより、動画像を受注する。この一連の処理も、接続及びユーザ照会工程、受付及び受付内容確認工程、ダウンロード及び支払工程という3つの工程に大別される。
【0095】
先ず、この第2の実施の形態となる、動画像受注システムにおいても、図11に示すように、接続及びユーザ照会工程が行われる。始めに、ステップS41において、ユーザ端末90が注文受付サーバ80に対する注文準備処理を行う。この注文準備処理については上記ステップS21に示したものと同様であるので、ここでは説明を省略する。そして、この注文準備処理に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、接続を要求するための接続要求制御信号C41が供給され、このシステムにおいて、接続が許可されると、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、上述した注文用の所定の初期画面IVがダウンロードされ、ユーザ端末90の図示しない表示部に表示される。
【0096】
続いて、ユーザ端末90において、ユーザが操作部を介して初期画面IV上の注文の要求を行うための選択ボタンを操作することによって注文の要求を行うと、この要求に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、注文を要求するための注文要求制御信号C42が供給される。これにともない、このシステムにおいては、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、ユーザが本システムの適格者であることを確認するため、会員番号を要求する要求制御信号C43が供給される。これに対してユーザ端末90から正しい会員番号UIDが送信されると、注文受付サーバ80は、ユーザの照会を行い、接続を認証する。
【0097】
続いて、動画像受注システムにおいては、ユーザの適格が認証されて注文が許可されると、受付及び受付内容確認工程が行われる。このシステムにおいても、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、注文用の所定のメニュー画面MVがダウンロードされ、ユーザ端末90の表示部に表示される。このシステムにおいても、ユーザがメニュー画面MVに表示されたメニューの中から注文する項目を選択し、操作部を介して当該項目を選択するための選択ボタンを操作することによって注文を行う。この選択動作に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、選択された項目を示す選択制御信号C44が供給される。これにともない、上記システムにおいても、ステップS43において、注文受付サーバ80によって選択された受付内容が確認される。
【0098】
この要求制御信号C45に応えてユーザ端末90から2次元画像データVDが画像処理サーバ60に送られる。
【0099】
画像処理サーバ60は、上記2次元画像データVDに対して、ステップS46にて、画像のサイズ変換処理、回転処理を施す。また、モーフィング処理を施す。さらに、テクスチャーマッピング処理、レンダリングによる視差画像生成処理を施す。これらの各処理については上述したとおりである。処理コンピュータ部61で画像処理が施されて生成された画像処理データEVDは、一旦、ユーザ端末90にダウンロードされる。
【0100】
ユーザ端末90は、上記画像処理データEVDをダウンロードし、ステップS47にて表示部にプレビューする。このとき、注文受付サーバ80から、ユーザ端末90には受付内容表示制御信号C46も送信されてくる。
【0101】
これに対して、ユーザ端末90を使い、ユーザがプレビュー画像を確認し、注文を決定する旨の操作を行うと、ユーザ端末90は、確認制御信号C47を注文受付サーバ80に返す。注文受付サーバ80は、ステップS48にて最終的な受付内容を確認し、確認制御信号C47’を画像処理サーバ60に送り、画像処理サーバ60で生成された上記画像処理データEVDを画像蓄積サーバ30に格納させる。
【0102】
続いて、この第2の実施の形態の、動画像受注システムにおいても、図12に示すように、ダウンロード及び支払工程が行われる。
【0103】
このシステムにおいても、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、上述した所定の支払方法画面CVがダウンロードされ、ユーザ端末90の表示部に表示される。そして、ユーザが支払方法画面CVに表示されたメニューの中から所望の支払方法を選択し、操作部を介して当該支払方法を選択するための選択ボタンを操作することにより、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、支払方法制御信号C48が供給される。そして、ステップS49において、注文受付サーバ80によって支払方法が確認され、課金を指示する課金指示制御信号C49が課金・決済サーバ70に供給される。
【0104】
続いて、このシステムにおいても、ステップS50において、課金・決済サーバ70によって課金処理を行うための所定の準備処理が行われ、課金・決済サーバ70からユーザ端末90に対して、上述した支払情報を要求するための支払情報要求信号C50が供給される。これにともない、このシステムにおいても、ユーザがユーザ端末90における操作部を介して所定の支払情報を入力することにより、支払情報PIがユーザ端末90により生成され、課金・決済サーバ70に供給される。
【0105】
そして、ユーザ端末90から課金・決済サーバ70に対して、注文データODが供給されると、課金・決済サーバ70は、課金額提示制御信号S51をユーザ端末90に送る。この課金額提示に対してユーザ端末90が了解した旨の確認制御信号C52を注文受付サーバ80に返すと、注文受付サーバ80の注文コンピュータ部81は、動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21に対して注文データODを送信する。
【0106】
動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21は、上記注文データODに基づいて画像蓄積サーバ30に動画像の出力指示制御信号C53を送る。この出力指示制御信号C53に応じて画像蓄積サーバ30から、画像処理の施された動画像データEVDがユーザ端末90にダウンロードされる。
【0107】
ユーザ端末90が上記動画像データEVDをダウンロードする(ステップS51)と、ダウンロードしたということを示すダウンロード確認信号C54が注文受付サーバ80に供給される。この注文受付サーバ80はダウンロード確認信号C54の受信を課金・決済サーバ70に知らせる。すると、課金・決済サーバ70は、ステップS52にて課金を実行する。
【0108】
ユーザ端末90のユーザコンピュータ部91には、課金・決済サーバ70から支払完了制御信号C56が供給される。また、注文受付サーバ80には課金完了通知C57が送られ、ステップS52にて完了処理がなされる。
【0109】
このように、第2の実施の形態となる、動画像受注システムにおいて、ユーザは、既に得ている2次元画像をネットワークを介して送信し、その2次元画像に画像処理を施した画像処理データを動画像データとして、プレビューすることによって、出来上がりの状態を見ながら注文することができる。
【0110】
つぎに、本発明の第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態も、ユーザが既に所持している2次元画像に画像処理を施して得られる動画像を、ネットワークを介して受注する動画像受注システムであるが、上記受付及び受付内容確認工程における、受付内容確認処理後に、注文受付サーバ80からユーザ端末90に背景などの画像データを送信している。そして、ユーザ端末90にて既に所持している2次元画像に対して上記背景などの画像データを用いた簡易画像処理を行ってプレビュー画像を参照し、そのプレビューの結果から2次元画像データやパラメータを画像処理サーバ60に送る。
【0111】
ユーザはユーザ端末90で簡易画像処理を行った結果をプレビューし、プレビューしながら、2次元の画像データやパラメータを最適なものに調整し、最適な2次元画像データやパラメータを画像処理サーバ60に送ることができる。
【0112】
システムの構成は図1及び図2に示したのと同様であるので説明を省略する。ここでは、注文受付サーバ80から背景等の画像データを送信され、簡易画像処理を行うユーザ端末90についてあらためて説明する。
【0113】
ユーザ端末90は、上述したように、ユーザコンピュータ部91を有する。ユーザコンピュータ部91は、画像の注文を行う際に、所定の接続業者を介して上述した処理と同様の処理を行う。さらに、ユーザコンピュータ部91は、注文受付サーバ80から送信された背景等の画像データを受け取り、送ろうとしている2次元画像に簡易画像処理を施す。そして、簡易画像処理により得られた画像処理データを動画像データとして表示部に映しだしプレビューすることができる。この結果、プレビューが満足するものであり、ユーザがその内容で良いと判断すれば、上記2次元画像データとそのパラメータを送信する。
【0114】
そして、ユーザコンピュータ部91は、注文受付サーバ80から上述した所定の支払い方法をダウンロードし、この支払い方法画面を表示部に表示する。ユーザコンピュータ部91は、ユーザがこの支払い方法画面上のボタン等を操作することによって選択した支払い方法制御信号を注文受付サーバに供給する。さらにまた、ユーザコンピュータ部91は、課金・決済サーバ70から上述した支払情報が要求されるのに応じて、ユーザが図示しない操作部を介して所定の支払情報を入力し、この支払情報を上述した注文データとして課金・決済サーバ70に供給する。そして、ユーザコンピュータ部91は、課金・決済サーバ70から支払完了制御信号が供給されるとともに、注文受付サーバ80から受付完了制御信号が供給される。
【0115】
より具体的に、この第3の実施の形態の、動画像受注システムは、図13及び図14に示すような一連の処理を行うことにより、動画像を受注する。この一連の処理も、接続及びユーザ照会工程、受付及び受付内容確認工程、ダウンロード及び支払工程という3つの工程に大別される。
【0116】
先ず、この第3の実施の形態となる、動画像受注システムにおいても、図17に示すように、接続及びユーザ照会工程が行われる。始めに、ステップS61において、ユーザ端末90が注文受付サーバ80に対する注文準備処理を行う。この注文準備処理については上記ステップS21に示したものと同様であるので、ここでは説明を省略する。そして、この注文準備処理に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、接続を要求するための接続要求制御信号C61が供給され、このシステムにおいて、接続が許可されると、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、上述した注文用の所定の初期画面IVがダウンロードされ、ユーザ端末90の図示しない表示部に表示される。
【0117】
続いて、ユーザ端末90において、ユーザが操作部を介して初期画面IV上の注文の要求を行うための選択ボタンを操作することによって注文の要求を行うと、この要求に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、注文を要求するための注文要求制御信号C62が供給される。これにともない、このシステムにおいては、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、ユーザが本システムの適格者であることを確認するため、会員番号を要求する要求制御信号C63が供給される。これに対してユーザ端末90から正しい会員番号UIDが送信されると、注文受付サーバ80は、ユーザの照会を行い、接続を認証する。
【0118】
続いて、この動画像受注システムにおいては、ユーザの適格が認証されて注文が許可される(ステップS62)と、受付及び受付内容確認工程が行われる。このシステムにおいても、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、注文用の所定のメニュー画面MVがダウンロードされ、ユーザ端末90の表示部に表示される。このシステムにおいても、ユーザがメニュー画面MVに表示されたメニューの中から注文する項目を選択し、操作部を介して当該項目を選択するための選択ボタンを操作することによって注文を行う。この選択動作に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、選択された項目を示す選択制御信号C64が供給される。これにともない、上記システムにおいても、ステップS63において、注文受付サーバ80によって選択された受付内容が確認される。
【0119】
続いて、この第3の実施の形態となる、動画像受注システムにおいては、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して背景などの画像データが送信される(ステップS64)。そして、ユーザ端末90では、既に所持している2次元画像に対して上記背景などの画像データを用いた簡易画像処理を行って(ステップS65)プレビュー画像を参照し(ステップS66)、そのプレビューの結果から2次元画像データやパラメータを画像処理サーバ60に送る。具体的に、ユーザはユーザ端末90で簡易画像処理を行った結果をプレビューし、プレビューしながら、2次元の画像データやパラメータを最適なものに調整し、最適な2次元画像データVDやパラメータを画像処理サーバ60に送る(ステップS67)ことができる。
【0120】
画像処理サーバ60は、上記2次元画像データVDに対して、ステップS68にて、画像処理を施す。このとき、注文受付サーバ80から、ユーザ端末90には受付内容表示制御信号C65が送信されてくる。
【0121】
これに対して、ユーザ端末90を使い、ユーザが注文を決定する旨の操作を行うと、ユーザ端末90は、確認制御信号C66を注文受付サーバ80に返す。注文受付サーバ80は、ステップS69にて最終的な受付内容を確認し、確認制御信号C67を画像処理サーバ60に送り、画像処理サーバ60で生成された上記画像処理データEVDを画像蓄積サーバ30に格納させる。
【0122】
続いて、この第3の実施の形態の、動画像受注システムにおいても、図14に示すように、ダウンロード及び支払工程が行われる。このシステムにおいても、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、上述した所定の支払方法画面CVがダウンロードされ、ユーザ端末90の表示部に表示される。そして、ユーザが支払方法画面CVに表示されたメニューの中から所望の支払方法を選択し、操作部を介して当該支払方法を選択するための選択ボタンを操作することにより、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、支払方法制御信号C68が供給される。そして、ステップS70において、注文受付サーバ80によって支払方法が確認され、課金を指示する課金指示制御信号C69が課金・決済サーバ70に供給される。
【0123】
続いて、このシステムにおいても、ステップS71において、課金・決済サーバ70によって課金処理を行うための所定の準備処理が行われ、課金・決済サーバ70からユーザ端末90に対して、上述した支払情報を要求するための支払情報要求信号C70が供給される。これにともない、このシステムにおいても、ユーザがユーザ端末90における操作部を介して所定の支払情報を入力することにより、支払情報PIがユーザ端末90により生成され、課金・決済サーバ70に供給される。
【0124】
そして、ユーザ端末90から課金・決済サーバ70に対して、支払情報PIが供給されると、課金・決済サーバ70は、課金額提示制御信号C71をユーザ端末90に送る。この課金額提示に対してユーザ端末90が了解した旨の確認制御信号C72を注文受付サーバ80に返すと、注文受付サーバ80の注文コンピュータ部81は、動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21に対して注文データODを送信する。
【0125】
動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21は、上記注文データODに基づいて画像蓄積サーバ30に動画像の出力指示制御信号C73を送る。この出力指示制御信号C73に応じて画像蓄積サーバ30から、画像処理の施された動画像データEVDがユーザ端末90にダウンロードされる。
【0126】
ユーザ端末90が上記動画像データEVDをダウンロードする(ステップS72)と、ダウンロードしたということを示すダウンロード確認信号C74が注文受付サーバ80に供給される。この注文受付サーバ80はダウンロード確認信号C74の受信を課金・決済サーバ70に知らせる。すると、課金・決済サーバ70は、ステップS73にて課金を実行する。
【0127】
ユーザ端末90のユーザコンピュータ部91には、課金・決済サーバ70から支払完了制御信号C76が供給される。また、注文受付サーバ80には課金完了通知C77が送られ、ステップS74にて完了処理がなされる。
【0128】
このように、第3の実施の形態となる、動画像受注システムにおいて、ユーザは、既に得ている複数の2次元画像をネットワークを介して送信し、その2次元画像に簡易画像処理を施し、その結果をプレビューすることで、2次元の画像データやパラメータを最適なものに調整し、最適な2次元画像データやパラメータを画像処理サーバ60に送る。そして、その2次元画像に画像処理を施した画像処理データを動画像データとしてダウンロードすることができる。
【0129】
つぎに、本発明の第4の実施の形態について説明する。この第4の実施の形態も、ユーザが既に所持している2次元画像に画像処理を施して得られる動画像を、ネットワークを介して受注する動画像受注システムであるが、上記受付及び受付内容確認工程における、受付内容確認処理後に、注文受付サーバ80からユーザ端末90に背景などの画像データを送信している。そして、ユーザ端末90にて既に所持している2次元画像に対して上記背景などの画像データを用いた画像処理を行ってプレビューし、プレビュー結果が気に入れば、画像蓄積サーバ30に画像処理データである動画像データを送るものである。すなわち、画像処理はユーザ端末90側で行い、その画像処理結果を画像蓄積サーバ30に記憶させるものである。
【0130】
システムの構成は図1及び図2に示したのと同様であるので全体的な説明を省略する。ここでは、注文受付サーバ80から背景等の画像データを送信され、画像処理を行うユーザ端末90についてあらためて説明する。
【0131】
ユーザ端末90は、上述したように、ユーザコンピュータ部91を有する。ユーザコンピュータ部91は、画像の注文を行う際に、所定の接続業者を介して上述した処理と同様の処理を行う。さらに、ユーザコンピュータ部91は、注文受付サーバ80から送信された背景等の画像データを受け取り、送ろうとしている2次元画像に画像処理を施す。そして、画像処理により得られた画像処理データを表示部に映しだしプレビューすることができる。この結果、プレビューが満足するものであり、ユーザがその内容で良いと判断すれば、画像処理データを画像蓄積サーバ30に送信し、蓄積させる。
【0132】
そして、ユーザコンピュータ部91は、注文受付サーバ80から上述した所定の支払い方法をダウンロードし、この支払い方法画面を表示部に表示する。ユーザコンピュータ部91は、ユーザがこの支払い方法画面上のボタン等を操作することによって選択した支払い方法制御信号を注文受付サーバに供給する。さらにまた、ユーザコンピュータ部91は、課金・決済サーバ70から上述した支払情報が要求されるのに応じて、ユーザが図示しない操作部を介して所定の支払情報を入力し、この支払情報を上述した注文データとして課金・決済サーバ70に供給する。そして、ユーザコンピュータ部91は、課金・決済サーバ70から支払完了制御信号が供給されるとともに、注文受付サーバ80から受付完了制御信号が供給される。
【0133】
より具体的に、この第4の実施の形態の、動画像受注システムは、図15及び図16に示すような一連の処理を行うことにより、動画像を受注する。この一連の処理も、接続及びユーザ照会工程、受付及び受付内容確認工程、ダウンロード及び支払工程という3つの工程に大別される。
【0134】
先ず、この第4の実施の形態となる、動画像受注システムにおいても、図15に示すように、接続及びユーザ照会工程が行われる。始めに、ステップS81において、ユーザ端末90が注文受付サーバ80に対する注文準備処理を行う。この注文準備処理については上記ステップS21に示したものと同様であるので、ここでは説明を省略する。そして、この注文準備処理に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、接続を要求するための接続要求制御信号C81が供給され、このシステムにおいて、接続が許可されると、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、上述した注文用の所定の初期画面IVがダウンロードされ、ユーザ端末90の図示しない表示部に表示される。
【0135】
続いて、ユーザ端末90において、ユーザが操作部を介して初期画面IV上の注文の要求を行うための選択ボタンを操作することによって注文の要求を行うと、この要求に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、注文を要求するための注文要求制御信号C82が供給される。これにともない、このシステムにおいては、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、ユーザが本システムの適格者であることを確認するため、会員番号を要求する要求制御信号C83が供給される。これに対してユーザ端末90から正しい会員番号UIDが送信されると、注文受付サーバ80は、ユーザの照会を終え、接続を認証する(ステップS82)。
【0136】
続いて、動画像受注システムにおいては、ユーザの適格が照会され、接続が認証されて注文が許可されると、受付及び受付内容確認工程が行われる。このシステムにおいても、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、注文用の所定のメニュー画面MVがダウンロードされ、ユーザ端末90の表示部に表示される。このシステムにおいても、ユーザがメニュー画面MVに表示されたメニューの中から注文する項目を選択し、操作部を介して当該項目を選択するための選択ボタンを操作することによって注文を行う。この選択動作に応じて、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、選択された項目を示す選択制御信号C84が供給される。これにともない、上記システムにおいても、ステップS83において、注文受付サーバ80によって選択された受付内容が確認される。
【0137】
続いて、この第4の実施の形態となる、動画像受注システムにおいては、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して背景などの画像データが送信される(ステップS84)。そして、ユーザ端末90では、既に所持している2次元画像に対して上記背景などの画像データを用いた画像処理を行って(ステップS85)プレビュー画像を参照する(ステップS86)。このとき、注文受付サーバ80から、ユーザ端末90には受付内容表示データRDが送信されてくる。
【0138】
これに対して、ユーザ端末90を使い、ユーザが注文を決定する旨の操作を行うと、ユーザ端末90は、確認制御信号C85を注文受付サーバ80に返す。注文受付サーバ80は、ステップS87にて最終的な受付内容を確認する。
【0139】
その後、ユーザ端末90は、ステップS88にて、画像処理によって得られた画像処理データEVDを画像蓄積サーバ30に送信し、蓄積させる。
【0140】
続いて、この第3の実施の形態の、動画像受注システムにおいても、図16に示すように、ダウンロード及び支払工程が行われる。
【0141】
このシステムにおいても、注文受付サーバ80からユーザ端末90に対して、上述した所定の支払方法画面CVがダウンロードされ、ユーザ端末90の表示部に表示される。そして、ユーザが支払方法画面CVに表示されたメニューの中から所望の支払方法を選択し、操作部を介して当該支払方法を選択するための選択ボタンを操作することにより、ユーザ端末90から注文受付サーバ80に対して、支払方法制御信号C86が供給される。そして、ステップS89において、注文受付サーバ80によって支払方法が確認され、課金を指示する課金指示制御信号C87が課金・決済サーバ70に供給される。
【0142】
続いて、このシステムにおいても、ステップS90において、課金・決済サーバ70によって課金処理を行うための所定の準備処理が行われ、課金・決済サーバ70からユーザ端末90に対して、上述した支払情報を要求するための支払情報要求信号C88が供給される。これにともない、このシステムにおいても、ユーザがユーザ端末90における操作部を介して所定の支払情報を入力することにより、支払情報PIがユーザ端末90により生成され、課金・決済サーバ70に供給される。
【0143】
そして、ユーザ端末90から課金・決済サーバ70に対して、支払情報PIが供給されると、課金・決済サーバ70は、課金額提示制御信号C89をユーザ端末90に送る。この課金額提示に対してユーザ端末90が了解した旨の確認制御信号C90を注文受付サーバ80に返すと、注文受付サーバ80の注文コンピュータ部81は、動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21に対して注文データODを送信する。
【0144】
動画像配信受注サーバ20の受注コンピュータ21は、上記注文データRODに基づいて画像蓄積サーバ30に動画像の出力指示制御信号C91を送る。この出力指示制御信号C91に応じて画像蓄積サーバ30から、画像処理の施された動画像データEVDがユーザ端末90にダウンロードされる(ステップS91)。
【0145】
ユーザ端末90が上記動画像データEVDをダウンロードして受け取ると、ダウンロードしたということを示すダウンロード確認信号C92が注文受付サーバ80に供給される。この注文受付サーバ80はダウンロード確認信号C92の受信を課金・決済サーバ70に知らせる(C93)。すると、課金・決済サーバ70は、ステップS92にて課金を実行する。
【0146】
ユーザ端末90のユーザコンピュータ部91には、課金・決済サーバ70から支払完了制御信号C94が供給される。また、注文受付サーバ80には課金完了通知C95が送られ、ステップS93にて完了処理がなされる。
【0147】
このように、第4の実施の形態となる、動画像受注システムにおいて、ユーザはユーザ端末90にて、既に得ている複数の2次元画像に、注文受付サーバ80から送信されてきた背景などの画像データを用いて画像処理を施し、その結果をプレビューし、画像処理結果を画像処理サーバ60に送る。そして、2次元画像にユーザ端末90側での画像処理を施して得た画像処理データである動画像データを画像蓄積サーバ30からダウンロードすることができる。
【0148】
なお、画像処理サーバ10が行う画像処理としては、動画像に平面文字を入れる処理でもよい。この場合にも、動画像に平面文字を重ね書きするものである。また、画像処理サーバ10は、上記平面文字や上述した立体文字を動画像上で移動、回転、ズームするような画像処理を行ってもよい。
【0149】
また、画像処理サーバ10が行う画像処理としては、動画像を縦軸yを中心にめくるようなフリッピング処理を行うものでもよい。さらに、動画像自体を平面上で回転させるような回転処理を行うものでもよい。
【0150】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザにとっては、既に撮影して得ていた2次元画像を複数枚、ネットワークを介して事業者に送るだけで、所望の画像処理が施された動画像をダウンロードすることができるとともに、事業者にとっては、システムの稼働率を高めることができ、ユーザ及び事業者の双方に優れた利便を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態〜第4の実施の形態となる、動画像受注システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記図1に示した動画像受注システムにおける各装置間で受け渡される情報を説明するための図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態となる、動画像受注システムにおける一連の処理工程を説明する図であって、接続及びユーザ照会工程と受付及び受付内容確認工程とを説明する図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態となる、動画像受注システムにおける一連の処理工程を説明する図であって、ダウンロード及び支払確認工程を説明する図である。
【図5】上記動画像受注システムを構成する、画像処理サーバの内部構成を示す図である。
【図6】ユーザによる領域指定データの入力を示す図である。
【図7】モーフィング処理用アプリケーションソフトウェアが行うモーフィング処理を説明するための図である。
【図8】モーフィング処理の具体例を説明するための図である。
【図9】テクスチャマッピング処理アプリケーションソフトウェアの第1の具体例を、画像処理サーバが実行したときの機能ブロック図である。
【図10】テクスチャマッピング処理アプリケーションソフトウェアの第1の具体例を、画像処理サーバが実行したときの処理例を説明するための図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態となる、動画像受注システムにおける一連の処理工程を説明する図であって、接続及びユーザ照会工程と受付及び受付内容確認工程とを説明する図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態となる、動画像受注システムにおける一連の処理工程を説明する図であって、ダウンロード及び支払確認工程を説明する図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態となる、動画像受注システムにおける一連の処理工程を説明する図であって、接続及びユーザ照会工程と受付及び受付内容確認工程とを説明する図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態となる、動画像受注システムにおける一連の処理工程を説明する図であって、ダウンロード及び支払確認工程を説明する図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態となる、動画像受注システムにおける一連の処理工程を説明する図であって、接続及びユーザ照会工程と受付及び受付内容確認工程とを説明する図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態となる、動画像受注システムにおける一連の処理工程を説明する図であって、ダウンロード及び支払確認工程を説明する図である。
【符号の説明】
20 出力受注サーバ、 30 画像蓄積サーバ、60 画像処理サーバ、 70 課金・決済サーバ、 80 注文受付サーバ、 90 ユーザ端末

Claims (16)

  1. ユーザ端末と、
    上記ユーザ端末を接続する第1のネットワークと、
    上記第1のネットワークを介した上記ユーザ端末からの接続及び注文を受け付ける注文受付装置と、
    上記注文受付装置で認証され、かつ注文が受け付けられた上記ユーザ端末から上記第1のネットワークを介して送信された2次元画像に画像処理を施す画像処理装置と、
    上記注文受付装置及び上記画像処理装置を介して上記第1のネットワークと接続される第2のネットワークと、
    上記画像処理装置が上記2次元画像に画像処理を施して得られた画像処理データとしての動画像データを上記第2のネットワークを介して受け取って蓄積する画像蓄積装置と、
    上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末からの注文に応じた課金及び決済を行う課金及び決済装置と、
    上記課金及び決済装置による課金及び決済の完了を上記第1のネットワークを介して上記注文受付装置が把握した後に、上記注文受付装置が既に受け付けていた注文に応じた上記画像処理データからなる動画像出力を上記第2のネットワークを介して受注する受注装置とを備え、
    上記ユーザ端末は、上記注文受付装置を介して送られてきた画像データを基に、上記2次元画像に簡易画像処理を施して動画像データとしてプレビューし、2次元画像とパラメータを調整して、上記画像処理装置に送信し、
    上記画像処理装置は、上記ユーザ端末から受け取った上記2次元画像とパラメータを用いて、上記2次元画像に画像処理を施し、得られた画像処理データとしての動画像データを上記画像蓄積装置に蓄積し、
    上記受注装置からの受注に応じて上記画像蓄積装置に蓄積された上記画像処理データからなる動画像出力を上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末にダウンロードさせ動画像受注システム。
  2. 上記画像処理装置は、上記ユーザ端末から上記第1のネットワークを介して受け取った上記2次元画像に、画像のサイズ変換処理、回転処理を施請求項1記載の動画像受注システム。
  3. 上記画像処理装置は、上記ユーザ端末から上記第1のネットワークを介して受け取った上記2次元画像に、モーフィング処理を施請求項1記載の動画像受注システム。
  4. 上記画像処理装置は、上記ユーザ端末から上記第1のネットワークを介して受け取った上記2次元画像に、テクスチャーマッピング処理、レンダリングによる視差画像生成処理を施請求項1記載の動画像受注システム。
  5. 上記画像処理装置は、上記静止画像に、立体風データ化、動画データ化を選択的に施請求項1記載の動画像受注システム。
  6. 上記画像処理装置は、上記静止画像に立体文字を配置す請求項1記載の動画像受注システム。
  7. 上記画像処理装置は、上記立体文字を移動、回転、ズームす請求項6記載の動画像受注システム。
  8. 上記画像処理装置は、上記静止画像に平面文字を配置す請求項1記載の動画像受注システム。
  9. 上記画像処理装置は、上記平面文字を移動、回転、ズームす請求項8記載の動画像受注システム。
  10. 上記画像処理装置は、上記静止画像にフリッピング処理を施請求項1記載の動画像受注システム。
  11. 上記ユーザ端末は、上記画像処理装置が上記2次元画像に画像処理を施して得られた画像処理データをプレビューす請求項1記載の動画像受注システム。
  12. 上記画像処理装置は、上記ユーザ端末によるプレビューの結果を受けて、上記画像蓄積装置に上記画像処理データを上記第2のネットワークを介して送請求項11記載の動画像受注システム。
  13. 上記ユーザ端末は、料金の支払いに必要となる支払方法に関する情報である支払情報を生成し、この支払情報を上記第1のネットワークを介して上記課金及び決済装置に供給し、上記課金及び決済装置は、上記支払情報に基づいて、注文された動画像に対する課金及び決済を行請求項1記載の動画像受注システム。
  14. 上記課金及び決済装置は、上記支払情報に基づいて、課金処理の内容を示す課金及び決済に関する情報を生成し、複数の課金処理に対応して生成される上記課金及び決済に関する情報をデータベースとして保存す請求項13記載の動画像受注システム。
  15. 上記注文受付装置は、上記課金及び決済装置によって課金処理が完了すると、注文の内容を示す受注データを上記第2のネットワークを介して上記受注装置に供給するとともに、上記注文の受付に関する情報を生成す請求項13記載の動画像受注システム。
  16. 注文受付装置が、第1のネットワークを介したユーザ端末からの接続及び注文を受け付ける注文受付工程と、
    画像処理装置が、上記注文受付工程で認証され、かつ注文が受け付けられた上記ユーザ端末から上記第1のネットワークを介して送信された2次元画像に画像処理を施す画像処理工程と、
    画像蓄積装置が、上記画像処理工程上記2次元画像に画像処理を施して得られた画像処理データとしての動画像データを第2のネットワークを介して受け取って蓄積部に蓄積する画像蓄積工程と、
    課金及び決済装置が、上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末からの注文に応じた課金及び決済を行う課金及び決済工程と、
    受注装置が、上記課金及び決済工程による課金及び決済の完了を上記第1のネットワークを介して上記注文受付工程が把握した後に、上記注文受付工程が既に受け付けていた注文に応じた上記画像処理データからなる動画像出力を上記第2のネットワークを介して受注する受注工程とを備え、
    上記ユーザ端末は、上記注文受付工程を介して送られてきた画像データを基に、上記2次元画像に簡易画像処理を施して動画像データとしてプレビューし、2次元画像とパラメータを調整して、上記画像処理工程に送信し、
    上記画像処理工程では、上記ユーザ端末から受け取った上記2次元画像とパラメータを用いて、上記2次元画像に画像処理を施し、得られた画像処理データとしての動画像データを上記蓄積部に蓄積し、
    上記受注工程からの受注に応じて、上記画像蓄積工程で蓄積部に蓄積された上記画像処理データからなる動画像出力を上記第1のネットワークを介して上記ユーザ端末にダウンロードさせ動画像受注方法。
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