JP4650726B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
ガラス基板40の上には陽極41が形成されている。陽極41としては光を透過させるために透明なITO(Indium Tin Oxide)電極が用いられる。ITO電極はインジウムとスズの酸化物で、液晶表示装置などでも広く使用されている。
この従来例では、陽極46から正孔を取り出しやすいように、正孔注入層47と、その正孔を発光層49に輸送する正孔輸送層48とが設けられている。一方、陰極52から電子を取り出しやすいように、電子注入層51と、その電子を効率的に発光層49に輸送するための電子輸送層50とが設けられている。
以上のように役割を分担した構造を用いることによって、有機ELディスプレイはより効率的に発光するようになった。
有機ELディスプレイは、図示したように陽極41、46と陰極43、52との間に有機化合物の蛍光体である発光層42、49を挟み込む構造であり、この挟まれた発光層42、49が発光する。
なお、発光効率を上げるために陰極58側から光を取り出すときには、陰極58に透明なITOを使用する。これを上面光取り出し構造と呼ぶ。
図28は、後述する有機ELとアクティブ素子で構成される画素67を駆動するための表示パネルドライバの一例の構成図を示す。表示パネルには、二次元マトリクス状に複数の画素67が配置されている。
また、垂直方向に複数の発光色を有する発光部を積層して構成する表示装置も提案されている(例えば、特許文献5または6参照)。
また、特許文献4、特許文献5に記載されている発光部を複数積層した構造の表示装置においても、各色をアナログ駆動する場合には、有機発光層に流れる電流量のばらつきによる問題が上記と同様に発生する。
(a)複数のサブ画素(400d〜400f)により1画素が構成され、前記サブ画素は、陽極(421、424、427)と、有機膜発光層を有するマルチフォトン構造の発光部(438〜440)と、陰極(423、426、429)とを順に積層した単位素子を複数積層して形成され、有機膜発光層は、サブ画素毎に異なる材料を用いて形成され、有機膜発光層の層数はサブ画素毎に異なり、単位素子の発光または非発光は単位素子毎に制御されることを特徴とする表示装置。
(b)単位素子を発光又は非発光とするよう駆動するデジタル駆動部を備えたことを特徴とする(a)記載の表示装置。
(c)サブ画素内の複数の単位素子に対して、輝度の重み付けを設定することで階調表現を行なうことを特徴とする(a)または(b)記載の表示装置。
また、発光輝度に応じた電流量が、1つの発光層にすべて流れることがないため、各発光層の負担を分散でき、従来と比較してより長寿命な表示装置を実現することができる。
さらに、材料の特性上の問題により各発光層の発光輝度が異なっていても、各発光層の発光輝度が等しくなるよう各発光層の積層数を設定することで、発光層の負担を減らすことができ、その素子寿命を延ばすことができる。
図1に、本発明の第一実施形態の表示装置における画素の模式図を示す。表示装置は例えば有機ELディスプレイである。第一実施形態では表示装置にてカラー表示を行う際の画素についての具体的な構成を詳述する。ガラス基板1は表示装置の表示面である。ここではガラス基板1としたが、有機膜の層を形成できるものであるならば、プラスチック基板であってもよい。
ガラス基板1の上に発光層群36B,36G,36Rがそれぞれ積層され、画素36を構成している。発光層群36Bは青の発光色を有する発光層群であり、発光層群36Gは緑の発光色を有する発光層群であり、発光層群36Rは赤の発光色を有する発光層群である。
ここで、発光層群36Bについて説明する。なお発光層群36B,36G,36Rは同様の層構成となっているため、発光層群36R,36Gの具体的構成の図示及び説明は省略する。
陽極2の上には有機膜発光層3が形成されている。有機膜発光層3は正孔注入層、正孔輸送層、電子注入層、電子輸送層、そして有機化合物からなる蛍光体である発光層との組み合わせで構成される。この組み合わせは、有機ELの特性によって適切に選択される。
有機膜発光層3の上には陰極4が形成されている。陰極4として透明電極であるITOを使用する場合は、そのままでは陰極として動作しないため、ITOと有機膜発光層3との間に陰極用のリチウムなどを薄く挿入する必要がある。
電源13が、陽極2と陰極4との間に直流電圧を印加するために接続される。陽極2と陰極4との間に挟まれた有機膜発光層3の発光原理は従来例と同じである。
陽極5の上には上記同様に有機膜発光層6、陰極7、シリコン酸化膜12、陽極8、有機膜発光層9、そして陰極10が順次積層形成されている。
それぞれの有機膜発光層3、6、9はそこに流れる電流値に比例した輝度で発光し、光はガラス基板1側から取り出される。なお、この構造は、有機ELだけでなく無機ELでも実現可能であり、アクティブ駆動だけでなくパッシブ駆動の表示装置でも実現可能である。
ここで、ガラス基板1上には、アクティブ素子である薄膜トランジスタ(TFT)16a、16b、16cが形成され、それぞれ陽極2、5、8に接続されている。TFT16a〜16cは有機膜発光層3、6、9を駆動制御可能なものであるならば、p−Si(低温ポリシリコン)、a−Si(アモルファスシリコン)など、どのようなアクティブ素子で作成されていてもよい。
陽極2と有機膜発光層3と陰極4と素子駆動部16cとは単位素子を形成している。同様に、陽極5と有機膜発光層6と陰極7と素子駆動部16bとが単位素子であり、陽極8と有機膜発光層9と陰極10と素子駆動部16aとが単位素子である。図2に示す有機ELディスプレイは、表示装置の表示面に対して垂直方向に3個の発光層が積層された3層構造の発光層群を有する発光素子である。この発光素子で1色の光を発光する。
ここで、各有機膜発光層3、6、9の輝度は電源電圧をオンとした際の発光輝度を表し、各有機膜発光層3、6、9は電源電圧のオン/オフでデジタル駆動される。
図3(c)は、先に述べたように有機膜発光層を5層構造とした場合に、第1層の輝度は「1」、第2層は「2」、第3層は「4」、第4層は「8」、第5層は「16」とする構成である。
本実施形態では、発光層群36R,36G,36Bを全て同じ構成として説明するが、発光層群36R,36G,36B毎に有機膜発光層の積層数を異ならせて構成することもできる。有機膜発光層の材料特性により所定の色の発光層の輝度が他の色より低い場合などに、図3(a)、3(b)のように有機膜発光層の積層数を各色で調整して同じ階調数を実現できるよう構成すればよい。
表示パネルには、二次元マトリクス状に配置された複数の画素36にデータを送るための水平ドライバ37、画素を駆動するための電源回路38と、垂直方向のラインを選択する垂直ドライバ39が備えられている。なおここで、水平ドライバ37と垂直ドライバ39とを第2の駆動部とする。
複数の画素36は、垂直方向に並んだ行Yと水平方向に並んだ列Xとからなる二次元マトリクス状に配置されている。図5では一例としてY1〜Y4の4行で、X1〜X6の6列の表示パネルを示している。実際の表示パネルは図5に示すものよりも多くの行列を有しているが、ここでは便宜上このように示した。
第一実施形態では、水平ドライバ37にはデータドライバ371〜376が、電源回路38には電源部381〜386が、垂直ドライバ39にはゲートドライバ391〜394がそれぞれ組み込まれている。
ここでは、データドライバ371、電源部381、ゲートドライバ391について示したが、図6に示すように、データドライバ372〜376、電源部382〜386、ゲートドライバ392〜394も同様の構成である。データドライバ371〜376、電源部381〜386、ゲートドライバ391〜394は表示パネルの各行Y、各列Xの画素36を駆動する。
先に述べたように、画素36は発光層群36R,36G,36Bを備える。従って各発光層群36R,36G,36Bにそれぞれ3ビットのデータ33が送られるため、画素36に送られるデータ33は図5に示すように9ビットとなる。
データドライバ371に入力されたデータ33は、有機EL発光層18、19、20のうち表示装置に表示する階調に対応した有機EL発光層を発光させるために使用される。
例えば表示装置に階調「5」の映像を表示する場合を説明する。図4より、階調「5」では第1層と第3層の有機EL発光層18と20を点灯させる必要がある。入力されたデータ33は、データドライバ371で対応する有機EL発光層の信号線に繋がるデータ列に変換されるが、この場合、データ保持部350と352に有機EL発光層18と20とを発光させるデータが保持される。
ここで、各有機膜発光層は同一の材料で形成し、各有機膜発光層に与える電流値及び電流を与える時間を異ならせることで所定の輝度での発光を実現させる方法について述べる。輝度の重み付けは図3(a)に従う。なお、有機EL発光層18〜20へ流れる電流値iと電流を流す時間長tとを掛け合わせたものが、それぞれの層の輝度重み付けとなる。設定された電流値iは、電源回路38内の電源部381で供給される。また、それぞれの時間長tを示す時間長データは水平ドライバ371に設定される。
例えば、有機EL発光層18〜20に対して、図3(a)に示した「1」、「2」、「4」の3種類の輝度重み付けを設定するため、電流値iと時間長tとの組み合わせを複数種類設定する方法がある。
図7(a)、7(b)、7(c)はフレーム毎(インターレース駆動時にはフィールド毎)の階調表現方法を説明するためのテーブルを示す。図7(a)〜7(c)共に、第1層〜第3層である各有機EL発光層(発光層)18〜20において、フレーム毎で変化するように設定した電流値iや時間長tの関係を示す。また、いずれも1フレーム内で全ての発光層が発光した場合の合計輝度は等しい。
更に、全てのフレームで全ての有機EL発光層が発光した場合、各有機EL発光層における合計輝度は3フレーム単位でいずれも同じ値である。このように設定することで、各有機EL発光層に流れる電流値の総量が平均化され、各有機EL発光層の寿命が均一化される効果がある。
このように設定することで、各発光層に流れる電流値の総時間量が平均化され、各発光層の寿命が均一化される効果がある。各発光層は時分割(PWM)の発光をするようになっており、よりきめ細かな階調表現ができる。
ここでは3種類の時間長tと電流値iの組み合わせを設定して、3種類の輝度の重み付けを設定した。
次に、本発明の第二実施形態の表示装置における画素236について詳述する。図8は、本実施形態の表示装置におけるカラー表示を実現するための画素236の構成を示す図である。表示装置は例えば有機ELディスプレイである。画素236はサブ画素236a〜236cを有する。
なお図8では、カラー化の構造と手法を簡単に説明するために、電源、陽極、陰極等は省略してある。また、各色の有機膜発光層の厚みを輝度の重み付けに応じて異なるように示しているが、重み付けする方法は有機膜発光層の厚みを変えることに限らない。有機膜発光層の積層構成を異ならせたり、有機膜発光層を形成する材料を異ならせたり、有機膜発光層に流す電流量を変えることで輝度の重み付けが実現されてもよい。
赤色有機膜発光層301をデジタル駆動で発光させた(オン)場合の輝度を相対的な基準値とし、1Rと設定した。赤色有機膜発光層302は、赤色有機膜発光層301の2倍の輝度で発光するようにし、2Rで表す。同様に、赤色有機膜発光層303は、赤色有機膜発光層301の4倍の輝度で発光するようにし、4Rで表す。赤色有機膜発光層301〜303を赤色発光部とする。
白色有機膜発光層304は、アナログ駆動される発光部である。この4層の輝度の合計が基板300から出力されるとともに、デジタル駆動される有機膜発光層(デジタル層)とアナログ駆動される有機膜発光層(アナログ層)の輝度の比率で、再現される色が決定される。
緑色有機膜発光層305をデジタル駆動で発光させた場合の輝度を相対的な基準値として、1Gと設定した。緑色有機膜発光層306は、緑色有機膜発光層305の2倍の輝度で発光するようにし、2Gで表す。同様に、緑色有機膜発光層307は、緑色有機膜発光層305の4倍の輝度で発光するようにし、4Gで表す。緑色有機膜発光層305〜307を緑色発光部とする。
白色有機膜発光層308は、アナログ駆動される発光部である。この4層の輝度の合計が基板300から出力されるとともに、デジタル層とアナログ層の輝度の比率で、再現される色が決定される。
青色有機膜発光層309をデジタル駆動で発光させた場合の輝度を相対的な基準値として設定し、1Bとした。青色有機膜発光層310は、青色有機膜発光層309の2倍の輝度で発光するようにし、2Bで表す。同様に、青色有機膜発光層311は、青色有機膜発光層309の4倍の輝度で発光するようにし4Bで表す。青色有機膜発光層309〜311を青色発光部とする。
白色有機膜発光層312は、アナログ駆動される発光部である。この4層の輝度の合計が基板300から出力されるとともに、デジタル層とアナログ層の輝度の比率で、再現される色が決定される。
本実施形態において白色発光部304、308、312は赤色発光部、緑色発光部、青色発光部に対してそれぞれ積層したが、赤色〜青色発光部のいずれか一つに対して積層してもよいし、一つの白色発光部を赤色〜青色発光部にまたがるように積層してもよい。
有機膜発光層203の上には、陰極204が形成されている。陰極204として透明電極であるITOを使用する場合は、そのままでは陰極として動作しないため、ITOと有機膜発光層203との間に陰極用のリチウムなどを薄く挿入する必要がある。
電源214が、陽極202と陰極204との間に直流電圧を印加するために接続されている。陽極202と陰極204との間に挟まれた有機膜発光層203の発光原理は従来例と同じである。
陽極205の上には上記同様に有機膜発光層206、陰極207、シリコン酸化膜217、陽極208、有機膜発光層209、陰極210、シリコン酸化膜219、陽極211、有機膜発光層212、そして陰極213が順次積層形成されている。本実施形態で用いた陰極213側から光を取り出さない下面光取り出し構造では、陰極213はアルミニウムなどの金属とする。
それぞれの有機膜発光層203、206、209、212はそこに流れる電流値に比例した輝度で発光し、光はガラス基板201側から取り出される。なお、この構造は、有機ELだけでなく無機ELでも勿論実現可能であり、アクティブ駆動だけでなくパッシブ駆動の表示装置でも実現可能である。
従って第二実施形態の素子は、デジタル駆動層が3層、アナログ駆動層が1層の構造である。このようにデジタル駆動層とアナログ駆動層とを組み合わせることで、色再現範囲を拡大することが可能となり、更にはピーク輝度を大きく確保することができる。
ガラス基板201上には、アクティブ素子である薄膜トランジスタ(TFT)222a、222b、222c、222dが形成され、それぞれ陽極202、205、208、211に接続されている。TFT222a〜222dは有機膜発光層203、206、209、212を駆動制御可能なものであるならば、p−Si(低温ポリシリコン)、a−Si(アモルファスシリコン)など、どのようなアクティブ素子で作成されていてもよい。
図3(b)、3(c)は、デジタル駆動される有機膜発光層が5層構造の場合の例を示すので、図9及び図10に示した構造に更に2つの単位素子が設けられた5層構造を考える。5つの有機膜発光層のうち、光が取り出される側に近い方から順に第1層、第2層、第3層、第4層及び第5層とする。
複数の画素236は、垂直方向に並んだ行Yと水平方向に並んだ列Xとからなる二次元マトリクス状に配置されている。図11では一例としてY1〜Y4の4行で、X1〜X6の6列の表示パネルを示している。実際の表示パネルは図11に示すものよりも多くの行列を有しているが、ここでは便宜上このように示した。本実施形態では、水平ドライバ237にはデータドライバ271〜276が、電源回路238には電源部281〜286が、垂直ドライバ239にはゲートドライバ291〜294がそれぞれ組み込まれている。なおここで、水平ドライバ237及び垂直ドライバ239を第2の駆動部とする。
ここでは、データドライバ271、電源部281、ゲートドライバ291について示したが、図11に示すように、データドライバ272〜276、電源部282〜286、ゲートドライバ292〜294も同様の構成である。データドライバ271〜276、電源部281〜286、ゲートドライバ291〜294は表示パネルの各行Y、各列Xの画素236を駆動する。
図12では便宜上、ゲートトランジスタ252〜254とゲートトランジスタ255とに接続するゲートドライバ291(〜294)を別体の如く図示している。
まず、サブ画素236aに表示される所定階調のデータ233(3ビット)がデータドライバ271に入力される。データ233は、デジタルのシリアルデータ又はパラレルデータであることが望ましい。先に述べたように、画素236はサブ画素236a〜236cから構成されている。従って各サブ画素236a〜236cにそれぞれ3ビットのデータ233が送られるため、画素236に送られるデータ233は図11に示すように9ビットとなる。
データドライバ271に入力されたデータ233は、有機EL発光層240〜242のうち表示装置に表示する階調に対応した有機EL発光層を発光させるために使用される。
続いて、ゲートドライバ291は、ゲートトランジスタ252〜254のゲートに所定の第2の電位を印加してこれらをオフ状態にする。ゲートトランジスタ252〜254をオフにすると、コンデンサ256〜258に蓄えられたデータが保持される。コンデンサ256〜258に保持される電荷は、電源248〜250とデータドライバ271の出力電圧との電位差である。
各有機膜発光層に与える電流値及び電流を与える時間を異ならせることで所定の輝度での発光を実現させる方法は、既に第一実施形態で説明した方法に従えばよい。
入力されたデータ233は、データドライバ271で対応する発光層240〜242の信号線に繋がるデータ列に変換されるが、この場合、データ保持部2710と2712に有機EL発光層240と242が発光させるデータが保持される。
ここでは、図8の赤色有機膜発光層301〜303をデジタル駆動することによって、所定の輝度Yrを表現する。一方、白色有機膜発光層304は、アナログ駆動することによって所定の輝度Ywを表現する。
図8の緑色有機膜発光層305〜307をデジタル駆動することによって、所定の輝度Ygを表現する。一方、白色有機膜発光層308は、アナログ駆動することによって、所定の輝度Ywを表現する。
図8の青色有機膜発光層309〜311をデジタル駆動することによって、所定の輝度Ybを表現する。一方、白色有機膜発光層312は、アナログ駆動することによって、所定の輝度Ywを表現する。
図13に示す色度図では、表示装置で表示できる色の再現範囲は、Rw、Gw、Bwを頂点とした実線で示す三角形TR2で囲まれた範囲内となる。なお、Rw、Gw、Bwはそれぞれのサブ画素236a〜236c内のデジタルとアナログの光量比を変えることで、鎖線で示す線分RW、GW、BW上の任意の座標値を選択可能である。このため色再現範囲を表す三角形TR2は任意の広さに調整可能である。線分RW、GW、BWは、R、G、Bそれぞれの色度座標とWの色度座標とを結んだものである。
白色Wを表示する場合、図13に示すように色再現範囲を表す三角形TR2の中で表せるため、それぞれのサブ画素236a〜236c内のR、G、B有機膜発光層の役割を、白色有機膜発光層304、308、312に分担させることができる。そのため従来は光量比に従ってR、G、B有機膜発光層をピーク輝度で発光させてWを表示していたが、R、G、B有機膜発光層を点灯させることなくWを表示できる。従って、R、G、B有機膜発光層をピーク輝度で発光させて素子寿命が短くなっていた問題を解決できる。更に表示装置上の白文字等で発生する焼き付きの問題も同時に解決できる。
このため、特定の有機膜発光層のみが劣化して素子寿命が短くなっていた問題を解決できる。このため焼き付きの問題も同時に解決される。これは、表示する任意の色がWに近いときに特に有効である。
例えば図15に示すように、表示したい任意の色FがW、Gw、Rwを頂点とした三角形TR3の範囲内でWを中心としてBの対称側にある場合、第3サブ画素236c内の青色有機膜発光層(B)309〜311がオフでも、白色有機膜発光層(W)312が担うことで任意の色Fを表示できる。このため青色有機膜発光層309〜311を発光させる必要がなく、青色有機膜発光層309〜311の素子寿命を保つことができる。
以上のように、表示する任意の色Fがxy色度図上で、Rw、Gw、Bwのいずれか2つの色度座標とWを頂点とする三角形の中にあるとき、頂点とならない色度座標を構成する色成分R、G、Bの有機膜発光層を発光させることなく任意の色Fを表示でき、有機膜発光層の素子寿命を保つことができる。
例えば図16に示すように、表示したい任意の色Fが線分GRに近い場合、サブ画素236c内の青色有機膜発光層(B)309〜311がオフでも、白色有機膜発光層(W)312が担うことで任意の色Fを表示できる。このため青色有機膜発光層309〜311を発光させる必要がなく、青色有機膜発光層309〜311の素子寿命を保つことができる。さらにR、G、Bの原色に近い色を再現するときに、白色有機膜発光層304、白色有機膜発光層308をオフすることで色純度を劣化させずに表示できる。
以上のように、表示する任意の色Fがxy色度図上で、R、G、Bのいずれか2つの色とWを頂点とする三角形の中にあるとき、頂点とならない色の有機膜発光層を発光させることなく任意の色Fを表示でき、有機膜発光層の素子寿命を保つことができる。
図17はマルチフォトンを用いた本発明の第三実施形態の表示装置における画素の層構成を示す。表示装置は例えば有機ELディスプレイである。図17において、ガラス基板110は表示装置の表示面である。ここではガラス基板110としたが、有機膜の層を形成できるものであるならば、プラスチック基板であってもよい。このガラス基板110の上に陽極112が形成される。この陽極112としては、例えば透明電極であるITOなどが使用される。
陽極112の上には有機膜発光層113が形成されている。有機膜発光層113は正孔注入層、正孔輸送層、電子注入層、電子輸送層、そして有機化合物の蛍光体である発光層の組み合わせで構成される(後述の有機膜発光層115、117、119も同様)。この組み合わせは、有機ELの特性によって適切に選択される。
有機膜発光層113の上には電荷生成層114が形成されている。電荷生成層114は、電子と正孔の注入層として動作する。電荷生成層114には、ITO又はV2O5などを用いることができる。電荷生成層114の上には有機膜発光層115が形成され、更にその上に電荷生成層116、有機膜発光層117、電荷生成層118、有機膜発光層119が順次に積層されている。そして、有機膜発光層119の上には陰極120が形成され、この陰極120と陽極112との間に電源111が接続されている。
ガラス基板110から光を取り出す場合は、陰極120はアルミニウムなどの光を反射する金属で形成される。この陽極112と陰極120との間に挟まれた各有機膜発光層113、115、117、119の発光原理は従来例と同じである。
本実施形態ではマルチフォトンが4層の有機膜発光層113、115、117、119で構成され、それぞれの有機膜発光層が同じ特性の発光材料を用いて形成されている。4層構造のマルチフォトンのそれぞれの有機膜発光層に、従来の1層の有機膜発光層を有する光記録媒体と同じ電圧を印加すると、従来の光記録媒体と比較して4倍の輝度が得られる。従って本実施形態のマルチフォトンで従来の構成と同じ輝度を得るには、各有機膜発光層に流れる電流を4分の1にすることができるため、有機膜発光層の長寿命化を達成できる。本実施形態では、マルチフォトンの各層に同じ発光材料を使用しているが、同じ発光特性が得られる場合にはこの限りではない。
まず、ガラス基板401の上に陽極412が形成され、その上に有機膜発光層413、陰極414が積層されている。これを第1のサブ画素400aとし、本実施形態では緑色有機膜発光層(G)を用いた。有機膜発光層413は従来例の構成と同じである。陽極412と陰極414には電源415から電圧が印加される。
第1のサブ画素400aの隣には、ガラス基板401の上に陽極407が形成され、その上に有機膜発光層408a、電荷生成層409、有機膜発光層408bおよび陰極410が順次積層されている。陽極407と陰極410との間の構造は有機膜発光層408a、408b、電荷生成層409からなる2層構造のマルチフォトンである。これを第2のサブ画素400bとし、本実施形態では赤色有機膜発光層(R)を用いた。有機膜発光層408a、408bは2層とも同材料であり、それぞれの層に同じ電圧が加えられた場合、同じ特性で発光する。陽極407と陰極410との間には電源411が接続されて電圧が印加される。
更に第2のサブ画素400bの隣には、ガラス基板401の上に陽極402が形成され、その上に有機膜発光層403a、電荷生成層404a、有機膜発光層403b、電荷生成層404b、有機膜発光層403c、電荷生成層404c、有機膜発光層403dおよび陰極405の順で積層されている。陽極402と陰極405との間の構造は、有機膜発光層403a〜403dと電荷生成層404a〜404cとが交互に積層された4層構造のマルチフォトンである。これを第3のサブ画素400cとし、本実施形態では青色有機膜発光層(B)を用いた。有機膜発光層403a〜403dは4層とも同材料であり、それぞれの層に同じ電圧が加えられた場合、同じ特性で発光する。陽極402と陰極405との間には電源406が接続されて電圧が印加される。
上述より、電源406、411、415に、4:2:1の比率で電源電圧を印加すると、各有機膜発光層403a〜403d、408a〜408b、413には等しい電圧が印加され、等しい電流が流れる。つまり、有機膜発光層403a〜403dからは発光効率0.25×4層=1レベルの輝度、有機膜発光層408a〜408bからは発光効率0.5×2層=1レベルの輝度、有機膜発光層413からは発光効率1×1層=1レベルの輝度、のように3つのサブ画素400a〜400cから出力される輝度が全て同じになる。
以上のように各サブ画素400a〜400cを形成する有機膜発光層の発光効率がそれぞれ異なる場合、発光効率が低い有機膜発光層については、複数積層して多層構成のマルチフォトン構造のサブ画素を形成し、各サブ画素400a〜400から出力される輝度が全て同じになるようにサブ画素に印加する電圧値をそれぞれ決めればよい。すなわち、各有機膜発光層に同じ電圧が印加されるように、各サブ画素に印加する電圧値を決めればよい。
本実施形態において各有機膜発光層は、表示装置に出力する映像の階調レベルに合わせて印加する電源電圧の大きさをアナログ的に変化させることで、それぞれ所定の輝度で発光する。
図20(B)に示すグラフは、各サブ画素400a〜400cにおいて有機膜発光層に流れる電流と、有機膜発光層からガラス基板401の下方へ出力される光の輝度の関係を表したものである。なお、各サブ画素400a〜400cに流れる電流と発光輝度の関係を実線Lsa〜Lscで、各有機膜発光層408a〜408b、403a〜403dに流れる電流と発光輝度の関係を破線Ldb、Ldc1〜Ldc3で表した。破線Ldbは、第2サブ画素400bの一層だけに電流を流した場合の輝度を表す。同様に破線Ldc1は、第3サブ画素400cの一層だけに電流を流した場合、破線Ldc2はいずれか二層に電流を流した場合、破線Ldc3はいずれか三層に電流を流した場合の輝度を示す。
同様に第3サブ画素400cは有機膜発光層403a〜403dに使われた発光材料の発光効率レベルは0.25であるが、4層構成のマルチフォトン構造であるため、グラフに示すように第1サブ画素400aと同じ電流量を流した場合でも輝度のダイナミックレンジは同等となる。
そのため階調数を増やしても、第1サブ画素400aの有機発光層413に流れる電流量は広範囲にする必要は無く、かつ、第2サブ画素400bと第3サブ画素400cの有機膜発光層408a、408b、403a〜403dに流れる電流量を高精度にする必要も無い。つまり、画素回路およびドライバが駆動電流を制御するのは比較的容易であり、回路の構成がシンプルになる。
図21において、第1サブ画素400d、第2サブ画素400e、第3サブ画素400fは、有機EL層を模式的に示したものであり、第1サブ画素400d、第2サブ画素400e、第3サブ画素400fの有機膜発光層に使われた発光材料の発光効率レベルはそれぞれ「1」、「0.5」、「0.25」である。
ここで、第1サブ画素400dは一対の陽極と陰極とからなる電源部と電源部の間に挟まれた複数の発光層を積層した発光部とを有する単位素子を3層積層している。基板に接している1層目の単位素子は1層の有機膜発光層を有する構造(1層構造)、その上に形成された2層目の単位素子は2層のマルチフォトン構造の発光部を有し、その上に形成された3層目の単位素子は4層のマルチフォトン構造の発光部を有している。第1サブ画素400dは緑色有機膜発光層(G)を用いる。
第3サブ画素400fは単位素子を3層積層しており、基板に接している1層目の単位素子は4層のマルチフォトン構造の発光部、その上に形成された2層目の単位素子は8層のマルチフォトン構造の発光部、その上に形成された3層目の単位素子は16層のマルチフォトン構造の発光部を有している。第3サブ画素400fは青色有機膜発光層(B)を用いる。
以上より、3つのサブ画素400d〜400fにおいてそれぞれの1層目の単位素子の発光効率レベルを基準とした1層目から3層目の輝度重み付けの関係は、いずれのサブ画素400d〜400fも1:2:4の比率になる。サブ画素400d〜400fは、表示する信号の値に応じて、3層の単位素子を互いに独立して発光/非発光させるデジタル駆動であり、3層の単位素子を構成する各発光部の発光輝度の合計で、画素の階調表現を行う。
ガラス基板420の上に陽極421が形成され、その上に有機膜発光層422(緑色有機膜発光層)が形成されている。有機膜発光層422は従来例の構成と同じであり、1層目の発光部(発光ユニット)である。有機膜発光層422の上に陰極423が形成されて、陽極421と陰極423には電源434から電圧が印加される。
続いてシリコン酸化膜430が形成されている。シリコン酸化膜430はシリコン酸化膜430の上に形成されている陽極424と、下に形成されている陰極423とを電気的に絶縁する効果を持つ。陽極424の上に有機膜発光層425a、電荷生成層432、有機膜発光層425b及び陰極426が順次積層されている。陽極424と陰極426との間の構造は、有機膜発光層425a、電荷生成層432、有機膜発光層425bからなる2層のマルチフォトンである。これが2層目の発光部となる。
有機膜発光層425a、425bは有機膜発光層422と同材料であり、それぞれの層に同じ電圧が加えられた場合、同じ特性で発光する。陽極424と陰極426との間には電源435が接続されて電圧が印加される。
有機膜発光層428a〜428dは有機膜発光層422と同材料であり、それぞれの層に同じ電圧が加えられた場合、同じ特性で発光する。陽極427と陰極429との間には電源436が接続されて電圧が印加される。
なお、本実施形態は基板420側から光を取り出す下面光取り出し構造であるが、陰極429側から光を取り出す上面光取り出し構造の場合は、陰極429は透明電極で構成される。
発光部438は有機膜発光層422に相当し、発光部439は有機膜発光層425a、電荷生成層432及び有機膜発光層425bからなり、2層のマルチフォトン構造である。発光部440は、有機膜発光層428a、電荷生成層433a、有機膜発光層428b、電荷生成層433b、有機膜発光層428c、電荷生成層433c及び有機膜発光層428dからなり、4層のマルチフォトン構造である。
また、ガラス基板420上には、図23に示すように、アクティブ素子である薄膜トランジスタ(TFT)444〜446が形成され、それぞれ陽極421、424、427に接続されている。TFT444〜446は有機膜発光層を駆動制御可能なものであるならば、p−Si(低温ポリシリコン)、a−Si(アモルファスシリコン)、さらには有機トランジスタなどのどのようなアクティブ素子で作成されていてもよい。
シリコン酸化膜437は、ガラス基板420から金属イオンが陽極421に移動していかないようにする膜である。図示していないが、陰極423、陰極426、陰極429は共通電極である。
ここで、ガラス基板420にTFT444〜446が備えられ、ガラス基板420側から光を取り出す下面光取り出し構造と、陰極429を透明電極で形成し、陽極421をアルミニウムなどの金属で形成して、陰極429側から光を取り出す上面光取り出し構造とがあるが、本実施形態ではどちらの構造を用いてもよい。ここでTFTは、後述する図25にて説明するように1つの有機膜発光層に対して複数個接続されていることがある。ここでは便宜上、TFT444〜446のように一つで示した。本実施形態では、TFT444〜446を素子駆動部(第1の駆動部)と呼ぶこととする。
ここで、図23に示した発光部438を第1層、発光部439を第2層、発光部440を第3層とし、第1層の輝度を「1」、第2層が輝度「2」、第3層が輝度「4」と設定する。これは、マルチフォトン構造の各有機膜発光層に印加される電圧が同じである場合、各発光部438〜440から出力される輝度は、各発光部が有する有機膜発光層の数の整数倍となることによる。ここで、各発光部の輝度は電源電圧をオンとした際の発光輝度を表し、各発光部は電源電圧のオン/オフでデジタル駆動される。
複数の画素456は、垂直方向に並んだ行Yと水平方向に並んだ列Xとからなる二次元マトリクス状に配置されている。図24では一例としてY1〜Y4の4行で、X1〜X6の6列の表示パネルを示している。実際の表示パネルは図に示すものよりも多くの行列を有しているが、ここでは便宜上このように示した。
第三実施形態では、水平ドライバ457にはデータドライバ471〜476が、電源回路458には電源部481〜486が、垂直ドライバ459にはゲートドライバ491〜494がそれぞれ組み込まれている。なおここで、水平ドライバ457及び垂直ドライバ459を第2の駆動部とする。
次に、ゲートドライバ491がY1行の各画素456をオフさせることにより、Y1行の1ラインの映像が表示されることになる。続けて同様に、垂直ドライバ459をY2行のゲートドライバ492からY4行のゲートドライバ494まで順番に駆動し、水平ドライバ457から1ライン毎に映像データを出力することにより、すべての表示パネル内の画素456を走査できることとなる。
また、発光部438〜440の各一端(図ではアノード)は、駆動用TFT444〜446の各ソース、ドレインを介して電源部481を構成する電源450〜452に接続されている。また、TFT444〜446の各ゲートは、TFT441〜443の各ソースに接続される一方、コンデンサ447〜449を介して電源450〜452に接続されている。
ここでは、データドライバ471、電源部481、ゲートドライバ491について示したが、図24に示すように、データドライバ472〜476、電源部482〜486、ゲートドライバ492〜494も同様の構成である。データドライバ471〜476、電源部481〜486、ゲートドライバ491〜494は表示パネルの各行Y、各列Xの画素456を駆動する。
データドライバ471に入力されたデータ453は、発光部438、439、440のうち表示装置に表示する階調に対応した発光部を発光させるために使用される。
続いてゲートドライバ491は、ゲートトランジスタ441〜443のゲートに所定の第2の電位を印加してこれらをオフ状態にする。ゲートトランジスタ441〜443をオフにすると、コンデンサ447〜449に蓄えられた電荷が保持される。コンデンサ447〜449に保持される電荷は、電源450〜452とデータドライバ471の出力電圧との電位差である。
また、駆動用TFT444〜446は、オン/オフのスイッチング動作となるために、従来の有機EL表示装置で問題であった、アクティブ素子であるTFTの素子特性による閾値ばらつきの影響の無い飽和領域で動作させることができる。このため、表示装置面内における表示輝度むら、および階調ずれ等の問題を限りなく少なくできる。
更に、表示装置における輝度むらを無くすことができ、かつ、電力損失を低減できると共に、1つの発光層に発光輝度に応じた電流量を全て流す構成の従来の表示装置に比べて、長寿命な表示装置を構成でき、更にデジタル駆動で階調を容易に得ることができる。
また本実施形態は、有機ELだけでなく無機ELでも勿論実現可能であり、アクティブ駆動だけでなくパッシブ駆動の表示装置でも実現可能である。
2、5、8 陽極
3、6、9 有機膜発光層
4、7、10 陰極
11、12、17 シリコン酸化膜
13、14、15 直流電源
16a、16b、16c 薄膜トランジスタ(TFT)(第1の駆動部)
18、19、20 有機EL発光層
21、22、23 コンデンサ
24、25、26 駆動用TFT
27、28、29 ゲートTFT
36 画素
36R、36G、36B 発光素子
37 水平ドライバ(第2の駆動部)
38 電源回路
39 垂直ドライバ(第2の駆動部)
Claims (3)
- 複数のサブ画素により1画素が構成され、
前記サブ画素は、陽極と、有機膜発光層を有するマルチフォトン構造の発光部と、陰極とを順に積層した単位素子を複数積層して形成され、
前記有機膜発光層は、前記サブ画素毎に異なる材料を用いて形成され、前記有機膜発光層の層数は前記サブ画素毎に異なり、
前記単位素子の発光または非発光は単位素子毎に制御されることを特徴とする表示装置。 - 前記単位素子を発光又は非発光とするよう駆動するデジタル駆動部を備えたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
- 前記サブ画素内の複数の前記単位素子に対して、輝度の重み付けを設定することで階調表現を行なうことを特徴とする請求項1または2記載の表示装置。
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