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JP2001042790A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001042790A
JP2001042790A JP11217976A JP21797699A JP2001042790A JP 2001042790 A JP2001042790 A JP 2001042790A JP 11217976 A JP11217976 A JP 11217976A JP 21797699 A JP21797699 A JP 21797699A JP 2001042790 A JP2001042790 A JP 2001042790A
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JP
Japan
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light
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light emitting
display device
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JP11217976A
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Mutsumi Kimura
睦 木村
Yojiro Matsueda
洋二郎 松枝
Hiroshi Maeda
浩 前田
Kiyobumi Kitawada
清文 北和田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】発光強度の異なる複数の発光素子の配置に起因
して発生する不均一性を低減し、画質の向上を実現す
る。 【解決手段】マトリクス状に形成された画素を備える表
示装置において、各画素は複数の発光素子を備え、前記
複数の発光素子は、各々発光強度が異なり、それぞれ独
立して発光するように構成されており、前記複数の発光
素子の配置が隣接する画素において異なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置に関し、特に、
薄膜トランジスタ及び電流により発光する素子を備えた
表示装置における階調表示技術の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】平面型の表示装置としては液晶表示装置
が知られているが、かかる液晶表示装置は、視野角が狭
い、応答特性が悪いといった問題を有しているため、大
型、高精細、広視野角、低消費電力を実現できる薄膜ト
ランジスタ及び有機エレクトロルミネッセンス素子を用
いた表示装置(以下、「TFT−OELD」(Thin Fil
m Transistor - Organic ElectroLuminescence Displa
y)と呼ぶ。)が開発されてきた。
【0003】TFT−OELDにおける各画素は、例え
ば、図13に示すように、有機EL素子1082と、T
FTで構成される駆動用トランジスタ1072と、TF
Tで構成される選択用トランジスタ1052と、保持容
量1062を含んで構成される。
【0004】シフトレジスタ101からパルスが出力さ
れ、アナログ信号供給線1022のアナログ信号は、伝
送スイッチ1032を通じて、ソース線1042へ伝達
される。ゲート線109が選択されることにより、アナ
ログ信号は、選択用トランジスタ1052を通じて、保
持容量1062に伝達される。アナログ信号により駆動
用トランジスタ1072のコンダクタンスが制御され、
有機EL素子1082はアナログ信号に対応した強度で
発光する。
【0005】図14に、従来のTFT−OELDの駆動
方法を説明するタイミングチャートを示す。第0列のシ
フトレジスタ101のパルスSR0により、アナログ信
号供給線1022のアナログ信号Aは、第0列のソース
線1042の電位S0へと伝達される。また、第1列の
シフトレジスタ101のパルスSR1により、アナログ
信号Aは、第1列のソース線1042の電位S1へと伝
達される。まず、第0行のゲート線109のパルスG0
が印加されているときは、第0列のソース線1042の
電位S0は、第0行・第0列の保持容量1062の電位
C00に伝達され、第1列のソース線1042の電位S
1は、第0行・第1列の保持容量1062の電位C01
に伝達される。次に、第1行のゲート線109のパルス
G1が印加されているときは、第0列のソース線104
2の電位S0は、第1行・第0列の保持容量1062の
電位C10に伝達され、第1列のソース線1042の電
位S1は、第1行・第1列の保持容量1062の電位C
11に伝達される。各保持容量1062の電位、すなわ
ち対応するアナログ信号Aに従って、各有機EL素子1
082が所定の強度で発光する。
【0006】かかる有機EL素子を用いて中間調を表現
する方法の一つとして、駆動用トランジスタ1072の
コンダクタンスを制御することにより発光強度を変化さ
せる方法がある。すなわち、中間調の発光強度を得るた
めに、駆動用トランジスタ1072のコンダクタンスと
有機EL素子1082のコンダクタンスとを同等にし
て、駆動用トランジスタ1072と有機EL素子108
2との電圧分割により、有機EL素子1082に印加さ
れる電圧の制御を行う。
【0007】しかし、かかる方法は、パネル内またはパ
ネル間で駆動用トランジスタ1072のコンダクタンス
に不均一性が生じた場合、そのまま有機EL素子108
2の発光強度の不均一性として視認されてしまうという
問題がある。
【0008】一方、有機EL素子を用いて中間調を表現
する別の方法として、特開平11−73158号公報に
記載された方法がある。かかる方法は、1つの画素につ
いて複数の駆動用トランジスタと複数の発光強度の異な
る発光素子を配し、それら複数の駆動用トランジスタと
複数の発光素子を各々直列に接続させることで、中間調
の表現を実現している。すなわち、各々異なる発光強度
である複数の発光素子のそれぞれを、完全にオン状態あ
るいは完全にオフ状態のどちらかになるように制御し、
それら複数の発光素子の発光状態を組み合わせることで
中間調を表現している。かかる方法においては、各発光
素子の状態はオンかオフに限定されるため、それぞれの
発光強度は駆動用トランジスタのコンダクタンスには直
接影響を受けず、コンダクタンスの不均一性に起因する
発光強度の不均一性を低減させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】発光強度の異なる発光
素子を組み合わせて中間調を表現しようとした場合、そ
れぞれの発光素子の配置をどうするかは、大変重要な問
題である。すなわち、配置の仕方によっては、発光状態
が望ましくない模様、例えば線状の模様を形成してしま
うおそれがあるからである。
【0010】例えば、1つの画素について発光強度が異
なる2つの発光素子が配されており、マトリクス状に並
べられた各画素において図15のように発光素子が配置
されている場合を考える。図15において、各発光素子
に記された値はその発光素子の発光強度を表わしてい
る。
【0011】かかる場合ににおいて、全画素において同
じ中間調を表現しようとすると、図16に示すように、
発光する発光素子が線状に並ぶこととなってしまい、線
を表示させていないにもかかわらず、線状の模様が視認
されてしまうという問題が生じる。
【0012】しかし、従来はこのような発光強度の異な
る発光素子の配置に関わる問題についての検討はなされ
ていなかった。
【0013】そこで、本発明は、異なる発光強度を形成
する複数の発光素子の配置に起因して発生する不均一性
を低減し、画質の向上を実現することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、マトリクス状
に形成された画素を備える表示装置において、各画素は
複数の発光素子を備え、一画素内で前記複数の発光素子
は、点灯及び非点灯による組合せにおいて各々発光強度
が異なるように構成されており、各画素における前記複
数の発光素子の配置が隣接する画素において異なってい
ることを特徴とする。
【0015】前記複数の発光素子の配置は、画素内にお
ける発光素子の並び方向と直交する方向に隣接する画素
において異なっていることが好ましい。又、一画素内に
おいて前記複数の発光素子は、各々発光強度が異なり、
それぞれ独立して発光するように配置されていることが
好ましい。
【0016】本構成によれば、複数の発光素子の配置を
隣接する画素において異ならせることにより、発光素子
の点灯、非点灯の組合せによる等しい発光強度の発光状
態が偏在することを防止することができ、線状の模様等
の発生を防ぐことができる。
【0017】また、本発明は、マトリクス状に形成され
た画素を備える表示装置において、各画素は表示色が異
なる複数の副画素を備え、各副画素は複数の発光素子を
有しており、一副画素内で前記複数の発光素子は、点灯
及び非点灯による組合せにおいて各々発光強度が異なる
ように構成されており、前記複数の発光素子の配置が隣
接する副画素において異なっていることを特徴とする。
【0018】前記複数の発光素子の配置は、副画素内に
おける発光素子の並び方向と直交する方向に隣接する副
画素において異なっていることが好ましい。又、前記一
副画素内において、前記複数の発光素子は各々発光強度
が異なりそれぞれ独立して発光することが好ましい。
【0019】本構成によれば、複数の発光素子の配置を
隣接する副画素において異ならせることにより、等しい
発光強度の発光素子が偏在することを防止することがで
き、線状の模様等の発生を防ぐことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面に基づいて説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例に係る
TFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図であ
る。かかるTFT−OELDでは、1画素について発光
強度が異なる表示素子としての2つの発光素子11、1
2が配されている。図において、各発光素子に記された
値はその発光素子の発光強度を表わしている。
【0021】本実施例の構成では、1画素について4階
調レベルの中間調が表現できる。すなわち、2つの発光
素子がともに発光しない場合、強度1の発光素子のみ発
光する場合、強度2の発光素子のみ発光する場合、2つ
の発光素子がともに発光する場合が、ぞれぞれ階調レベ
ル0,1,2,3に対応することになる。
【0022】図1に示すように、各画素における2つの
発光素子の配置は、横方向(画像内における発光素子の
並び方向に直交する方向)に隣接する画素について比較
すると、互いに転置関係となる配置となっている。
【0023】かかる配置において、各画素において同一
の中間調を表現した場合を図2に示す。図2において、
斜線のかかっている発光素子が発光していることを表わ
しており、図2(a)は全画素について中間調を階調レ
ベル1とした場合、(b)は階調レベル2とした場合を
示している。いずれの場合においても、発光している発
光素子が均一に分散しており、線状の模様の発生が防止
されていることがわかる。あるいは、横方向の模様の空
間周波数が視認限界を超えているため、線状の模様が視
認されにくい、と言うこともできる。
【0024】図3に、本発明の第1の実施例における各
画素の等価回路図を示す。各画素は、有機EL素子10
810〜19811と、TFTで構成される駆動用トラ
ンジスタ10710〜10711と、TFTで構成され
る選択用トランジスタ10510〜10511と、保持
容量10610〜10611とを含んで構成される。
【0025】薄膜トランジスタである駆動用トランジス
タ10710〜10711と、電流素子である有機EL
素子10810〜10811とは、各々直列に接続され
ており、2つの有機EL素子が独立して発光できるよう
に構成されている。
【0026】このときゲート線109が選択されること
により、デジタル信号は、それぞれ第0〜1ビットの選
択用トランジスタ10510〜10511を通じて、そ
れぞれ第0〜1ビットの保持容量10610〜1061
1に伝達される。
【0027】かかる構成において、シフトレジスタ10
1からパルスが出力され、第0〜1ビットのデジタル信
号供給線10210〜10211のデジタル信号は、そ
れぞれ第0〜1ビットの伝送スイッチ10310〜10
311を通じて、それぞれ第0〜1ビットのソース線1
0410〜10411へ伝達される。すなわち、デジタ
ル信号が、各画素まで伝達されることになる。デジタル
信号により第0〜1ビットの駆動用トランジスタ107
10〜10711のオン・オフが制御され、第0〜1ビ
ットの有機EL素子10810〜10811はデジタル
信号に対応して発光または非発光となる。
【0028】図4に、本発明の第1の実施例における各
画素の平面図および断面図を示す。発光素子である第0
〜1ビットの有機EL素子10810〜10811は、
それぞれ面積が異なっており、オン状態において面積に
応じた発光強度で発光する。ここで、面積比は1対2と
なっており、DAコンバータの機能も各画素毎に内蔵し
ている。
【0029】本実施例においては、シフトレジスタ10
1、第0〜1ビットの伝送スイッチ10310〜103
13、第0〜1ビットの選択用トランジスタ10510
〜10511、駆動用トランジスタ10710〜107
11等を構成する薄膜トランジスタは、600℃以下の
低温プロセスで形成された多結晶シリコン薄膜トランジ
スタを用いているが、同等の機能を持つものであれば他
の素子でも構わない。
【0030】また、第0〜1ビットの有機EL素子10
810〜10811は、インクジェットプロセスで形成
されてたものを用いているが、他のプロセスで形成され
ていたり、有機EL素子以外の電流発光素子であっても
かまわない。
【0031】図5に、本発明の第1の実施例に係るTF
T−OELDの駆動方法を説明するタイミングチャート
を示す。第0列のシフトレジスタ101のパルスSR0
により、第0および1ビットのデジタル信号供給線10
210〜10211のデジタル信号D0およびD1は、
第0列・第0および1ビットのソース線10410〜1
0411の電位S00およびS01へと伝達される。ま
た、第1列のシフトレジスタ101のパルスSR1によ
り、第0および1ビットのデジタル信号D0およびD1
は、第1列・第0および1ビットのソース線10410
〜10411の電位S10およびS11へと伝達され
る。
【0032】まず、第0行のゲート線109のパルスG
0が印加されているときは、第0列・第0および1ビッ
トのソース線10410〜10411の電位S00およ
びS01は、第0行・第0列・第0および1ビットの保
持容量10610〜10611の電位C000およびC
001に伝達され、第1列・第0および1ビットのソー
ス線10410〜10411の電位S10およびS11
は、第0行・第1列・第0および1ビットの保持容量1
0610〜10611の電位C010およびC011に
伝達される。
【0033】次に、第1行のゲート線のパルスが印加さ
れているときは、第0列・第0および1ビットのソース
線10410〜10411の電位S00およびS01
は、第1行・第0列・第0、1ビットの保持容量106
10〜10611の電位C100およびC101に伝達
され、第1列・第0および1ビットのソース線1041
0〜10411の電位S10およびS11は、第1行・
第1列・第0および1ビットの保持容量10610〜1
0611の電位C110およびC111に伝達される。
【0034】各有機EL素子は、各保持容量の電位、す
なわち対応するデジタル信号に従って発光または非発光
となる。
【0035】ここで、オン状態の駆動用トランジスタの
抵抗は、オン状態の有機EL素子の抵抗に比べて、無視
できるほど小さくなっている。このため、有機EL素子
を流れる電流は、共通電極110と上側電極111間電
圧に対する有機EL素子の抵抗のみで決定されることに
なり、駆動用トランジスタの抵抗が多少増減しようと影
響を受けずにすむ。そのため、トランジスタのコンダク
タンスの不均一性に起因する発光強度の不均一性は抑制
されることになる。また、オフ状態の駆動用トランジス
タの抵抗は、極めて大きくなっているため、確実に有機
EL素子をオフ状態にすることができる。
【0036】なお、デジタル信号に従って有機EL素子
の発光、非発光を制御する際に、誤差拡散法に基づいて
制御を行うようにしても良い。すなわち、入力画像にお
ける中間調とTFT−OELDにおける中間調の差を周
りの画素に分散させることで、画像全体の累積的な中間
調の誤差を少なくするように、デジタル信号を制御す
る。
【0037】TFT−OELDでは、各画素ごとに入力
画像の階調値に最も近い階調レベル値が選択され、これ
に対応する階調レベルを与えるようにデジタル信号が送
られる。ここで、階調レベル値とは、TFT−OELD
の階調レベルに対応付けた入力画像の階調値である。例
えば、入力画像が255階調の画像だったとすると、第
1の実施例における階調レベル0,1,2,3には、階
調レベル値0〜63、64〜127、128〜191、
192〜255が対応することになる。
【0038】誤差拡散法に基づく場合は、入力画像の階
調値と選択された階調レベル値との誤差は、例えばFl
oyd−Steinbergフィルタを用いて、隣接す
る画素に分配されることになる。図6はFloyd−S
teinbergフィルタを示しており、Xは注目して
いる画素を表わす。Xにおける誤差は、隣接する画素に
フィルタ上の数値の比率で分配される。隣接する画素で
は、当該画素の階調値に分配された値を加えて階調値を
更新し、更新後の階調値に基いて階調レベル値が選択さ
れていくことになる。 (第2の実施例)図7は、本発明の第2の実施例に係る
TFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図であ
る。かかるTFT−OELDでは、1画素が例えばRG
Bの3色に対応する3つの副画素から構成されており、
各副画素について発光強度が異なる2つの発光素子1
3、14が配されている。即ち、本例においてRGBに
よるカラー表示単位を画素とし、それを構成する各色表
示単位を副画素と呼んでいる。
【0039】図7に示すように、各副画素における2つ
の発光素子の配置は、横方向(副画素内における発光素
子の並び方向に直交する方向)に隣接する副画素につい
て比較すると、互いに転置関係となる配置となってい
る。
【0040】かかる配置において、各副画素において同
一の中間調を表現した場合を図8に示す。図8におい
て、斜線のかかっている発光素子が発光していることを
表わしており、図2(a)は全画素全色について中間調
を階調レベル1とした場合、(b)は階調レベル2とし
た場合を示している。いずれの場合においても、発光し
ている発光素子が均一に分散しており、線状の模様の発
生が防止されていることがわかる。 (第3の実施例)図9は、本発明の第3の実施例に係る
TFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図であ
る。かかる実施例においては、第2の実施例と同様に1
画素が3つの副画素から構成されている。各副画素の位
置がずれた状態で配置されている点で第2の実施例と異
なる。このようにずれた状態で副画素を配置することに
より、横方向にのびる走査線100を直線状に配するこ
とができ、配線構造を簡単にすることができる。 (第4の実施例)図10は、本発明の第4の実施例に係
るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図であ
る。かかる実施例においては、第2の実施例と同様に1
画素が3つの副画素から構成されている。各副画素にお
いて発光強度2の状態を実現するのに、発光強度2の発
光素子を1つ用いる代わりに、発光強度1の発光素子を
2つ用いている点で第2の実施例と異なる。即ち、一画
素(副画素)内で同一の発光強度を持つ複数の発光素子
の同等点灯及び非点灯の組合せにより異なる発光強度を
形成している。 有機EL素子の特性上、発光素子の表
面が長方形であっても、実際に発光する部分は長方形と
はならない場合がある。あるいは、その長方形全体が均
一に発光しない場合がある。そのため、発光素子の表面
の面積を1対2としても、発光強度が1対2とはならな
い可能性がある。本実施例においては、発光強度1の発
光素子を2つ同時に発光させることで発光強度2の状態
を実現しているため、正確に発光強度を1対2とするこ
とができる。 (第5の実施例)図11は、本発明の第5の実施例に係
るTFT−OELDの発光素子の配置を示す模式図であ
る。かかる実施例においては、1画素について発光強度
が異なる3つの発光素子20、21、22が配されてい
る。本実施例の構成では、1画素について8階調レベル
の中間調が表現できる。
【0041】図11に示すように、各画素における3つ
の発光素子の配置は、横方向(副画素内における発光素
子の並び方向に直交する方向)に隣接する画素について
比較すると、常に異なった配置となっている。
【0042】かかる配置において、同一の中間調を表現
した場合の例を図12に示す。図12において、斜線の
かかっている発光素子が発光していることを表わしてお
り、発光している発光素子が均一に分散しており、線状
の模様の発生が防止されていることがわかる。 (その他の変形例)表示装置を有する電子機器装置、例
えばビデオカメラ、デジタルカメラ、カーオーディオ、
ビデオCDプレーヤー、携帯端末、ノートパソコンなどに
おいて、本発明の表示装置を用いることができる。
【0043】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ことなく、種々に変形して適用することが可能である。
階調レベル、色数、画素(副画素)形状、発光素子の並
び等について種々の変形を行うことが可能であり、例え
ば、1画素(1副画素)あたり4以上の発光素子を配す
ることにより階調レベルを増やした構成としても良い。
【0044】また、上記実施例においては、発光素子と
して薄膜トランジスタを用いたアクティブマトリクス駆
動方式で有機エレクトロルミネッセンス素子を用いる構
成となっているが、本発明はパッシブマトリクス方式の
表示装置や液晶表示装置に対しても適用することができ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明は、複数の発光素子の配置を隣接
する画素や副画素において異ならせることにより、等し
い発光強度の発光素子が偏在することを防止することが
でき、線状の模様等の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るTFT−OELD
の発光素子の配置を示す模式図である。
【図2】本発明の第1の実施例における発光状態を示す
模式図である。
【図3】本発明の第1の実施例における各画素の等価回
路図である。
【図4】本発明の第1の実施例における各画素の平面図
および断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るTFT−OELD
の駆動方法を説明するための図である。
【図6】Floyd−Steinbergフィルタを表
わす図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るTFT−OELD
の発光素子の配置を示す模式図である。
【図8】本発明の第2の実施例における発光状態を示す
模式図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係るTFT−OELD
の発光素子の配置を示す模式図である。
【図10】本発明の第4の実施例に係るTFT−OEL
Dの発光素子の配置を示す模式図である。
【図11】本発明の第5の実施例に係るTFT−OEL
Dの発光素子の配置を示す模式図である。
【図12】本発明の第5の実施例における発光状態を示
す模式図である。
【図13】従来のTFT−OELDにおける各画素の等
価回路図である。
【図14】従来のTFT−OELDの駆動方法を説明す
るための図である。
【図15】TFT−OELDにおける発光素子の配置を
示す模式図である。
【図16】TFT−OELDにおける発光状態を示す模
式図である。
【符号の説明】
10、11、20、21、22 発光素子
フロントページの続き (72)発明者 前田 浩 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 北和田 清文 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB02 BA06 DA02 GA04 5C094 AA07 AA08 AA55 BA03 BA29 CA19 CA24 EA04 GA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に形成された画素を備える
    表示装置において、 各画素は複数の発光素子を備え、 一画素内で前記複数の発光素子は、点灯及び非点灯によ
    るくみあわせにおいて各々発光強度が異なるように構成
    されており、 前記複数の発光素子の配置が隣接する画素において異な
    っていることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の発光素子の配置が、画素内に
    おける発光素子の並び方向と直交する方向に隣接する画
    素において、異なっていることを特徴とする請求項1記
    載の表示装置。
  3. 【請求項3】 一画素内において、前記複数の発光素子
    は各々発光強度が異なり、それぞれ独立して発光するこ
    とを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 マトリクス状に形成された画素を備える
    表示装置において、 各画素は表示色が異なる複数の副画素を備え、各副画素
    は複数の発光素子を有しており、 一副画素内で前記複数の発光素子は、点灯及び非点灯に
    よるくみあわせにおいて各々発光強度が異なり、それぞ
    れ独立して発光するように構成されており、 前記複数の発光素子の配置が隣接する副画素において異
    なっていることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の発光素子の配置が、副画素内
    における発光素子の並び方向と直交する方向に隣接する
    副画素において、異なっていることを特徴とする請求項
    4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 一副画素内において前記複数の発光素子
    は各々発光強度が異なり、それぞれ独立して発光するこ
    とを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記発光素子が有機エレクトロルミネッ
    センス素子によって構成されることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    表示装置を備えた電子機器装置。
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